善子「いやいや、そんなわけないでしょ？」

ルビィ「だめ？｣ｽｯ

善子「近い近い///」

ルビィ「ヨハネ様ぁ、キスの仕方もわからない無知なリトルデーモンに堕天使の導きを与えてください」

善子「くっ、今そういうこと言うのはズルいわよ///」

ルビィ「だめなのぉ？♡」

善子「ちょっ！？ いつも以上に声のトーンが甘いんですけど！？///」

ルビィ「ヨハネ様ぁ♡」

善子「教える！ 教えるから耳元で囁かないで！」

ルビィ「わぁーい、ルビィわからないけど一応目を閉じとくね｣ﾊﾟﾁ

善子「……あのね？」

ルビィ「わくわく」


善子「キスっていうのは、その……好きな人同士で口と口をくっつけることなのよ///」

ルビィ「は？」

ルビィ「おかしいよね？ ルビィ目を閉じてたんだよ？」

善子「え？」

ルビィ「これって完全にキス待ちだよ？ どうして善子ちゃんは口頭での説明をしようなんて判断をしたの？」

善子「ルビィ…… ？」

ルビィ「ねえ？ ルビィ、これで善子ちゃんとキスできるんだってわくわくしてたのに裏切られてさ」

ルビィ「どうしてくれるの？ ルビィのわくわくは」

善子「ごめんなさい……って！ 違うでしょ！？」

善子「ルビィ！ 貴女やっぱりキスのこと知ってるじゃない！？」


ルビィ「…………あっ！」

善子「…………｣ｼﾞﾄｰ

ルビィ「ひゅ～ひゅ～」

善子「吹けてないし」

善子「何か言うことは？」

ルビィ「…………そうだよ、知ってたよ、キスの仕方くらいわかるよ常識だもん」

善子「じゃあどうしてこんなこと」

ルビィ「…………きだから｣ﾎﾞｿ


ルビィ「善子ちゃんのことが好きだからキスしたかったの！？ 悪い！？」

善子「は？？？////」

ルビィ「……もういいや、善子ちゃんにしてほしかったけどこうなったらルビィからするもん」

ルビィ「目、閉じて｣ｽﾞｲｯ

善子「はぁ！？！？！？////」

ルビィ「ホラ、善子ちゃん？｣ｸﾞｸﾞｯ

善子「落ち着きなさい///｣ｸﾞｸﾞｯ

ルビィ「抵抗しないでよ、諦めてルビィとキスしよ？｣ｸﾞｸﾞｸﾞｯ

善子「いやいや///｣ｸﾞｸﾞｸﾞｯ


ルビィ「ヨハネ様ぁ♡｣ｸﾞｸﾞｯ

善子「もうその手には乗らないわよ！？｣ｸﾞｸﾞｯ

ルビィ「もう！ なんで受け入れてくれないの！？」

善子「言ったでしょ！？キスは好きな人同士でするものって！」

ルビィ「…………善子ちゃんはルビィのこと嫌い？」

善子「きら……いじゃないけど」

ルビィ「エヘヘ///」

ルビィ「ルビィは善子ちゃんが好き、善子ちゃんはルビィのこと嫌いじゃない、つまり好き｣

ルビィ「ほら、好き同士だよキスしても問題ないよね？｣

善子「あ、あれ？そうだっけ……？」

ルビィ「そうだよ(迫真)、ルビィがしっかりリードするから善子ちゃんは安心して身を委ねてね？」

善子「う、うん……優しくしてね？」

ルビィ「じゃあ、目を瞑って」

善子「はい……｣ｽｳｯ

ルビィ「かわいいね善子ちゃん……ううん、よっちゃん｣ﾎｵｻﾜｻﾜ

善子「ん///｣ﾋﾟｸﾝ

ルビィ「いくよ？」

善子「…………///｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ



ルビィ「えいっ！｣ｸﾞﾆｰ

善子「いひゃい！？」

ルビィ「エヘヘー、引っかかった～｣ｸｽｸｽ

善子「は？？？｣ｷﾞﾛ

善子「どういうこと？」

ルビィ「ちょっと暇だったから善子ちゃんのことからかってみたの」

善子「へぇ」

ルビィ「善子ちゃんがアタフタしてるところとっても可愛かったよ♡」

善子「…………それでルビィは満足したの？」

ルビィ「うん！ それはもう！」

善子「そう……それはよかったわね」


善子「それなら思い残すこともないでしょう！？｣ﾄﾞｻｯ

ルビィ「……………………え？｣ﾊﾟﾁｸﾘ

善子「リトルデーモンのクセしてこのヨハネをからかうだなんてちょっとオフザケが過ぎるわよ？」

ルビィ「あの……善子ちゃん、お顔がちょっと怖い……」

善子「なんて言ってたっけ？ 『ルビィは善子ちゃんが好き、善子ちゃんはルビィのこと嫌いじゃない、つまり好き』だったかしら？」

善子「と言うことは私達がキスをするのに問題は何もないわね」

ルビィ「え……え？」


善子「ヨハネに楯突いた罰よ、ギルティなキスを与えてアゲル♡」

ルビィ「は？？？////」

ルビィ「う、ウソだよね？」

善子「ルビィと違ってヨハネは本気よ｣ｸﾞｸﾞ...

ルビィ「じょ、冗談はよしこちゃん｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

善子「じっとしてなさい｣ｶﾞｼ

ルビィ(腕の自由が……)

善子「フフ……いい格好ねルビィ、腕を上げてるから袖から可愛い腋が丸見えよ｣ﾂﾂｰ

ルビィ「ひゃぁ！///」

善子「唇もぷっくりツヤツヤ♡｣ﾂｩ...

ルビィ「んっ///｣ﾋﾟｸﾝ

善子「それじゃあ、いただきます♡｣ﾆﾔ



ルビィ「…………ん♡」

善子「蕩けた顔ね、そんなのお姉さんには見せられないわ｣ｸｽｸｽ

ルビィ「あぅ……///｣ﾄﾛｰﾝ

善子「さてと、罰は与えたしそろそろ帰ろうかしら｣ﾆﾔﾆﾔ

ルビィ「……………………///｣ｷｭｯ


善子「あら？ どうしたの？ ヨハネの服を掴んだりなんかして｣ﾆﾔﾆﾔ

ルビィ「……もっと」

善子「もっと？」

ルビィ「もっとルビィにちゅーしてください、ヨハネしゃまぁ♡」

善子「よく言えました♡｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ルビィ「♡」

善子「だけどあれで満足してていいのかしら？ あんなのは言わば子供のキス、もっと凄いものがあるのよ？」

ルビィ「もっと…………しゅごい？」

善子「ねえ、ルビィ？｣ｸｽｸｽ



善子「大人のキスの仕方って…………知ってる？」

ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ マルの(書いた)物語はこれでおしまい

(*` △ ´*)ゞはやく書くんだヨーソロー！

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ライブ中に何しとるんや…