1: 2017/08/23(水) 10:04:06.22 ID:Qn+xBaTA0.net
よしルビ
|c||σ.-σ|| 長いのでのんびり読んで下さいね
2: 2017/08/23(水) 10:04:41.76 ID:Qn+xBaTA0.net
◆1人の時間の始まり◆
8月下旬 津島家 朝
善子母「それじゃ、お母さん行くわね」
善子「うん」
善子母「急にこんなことになって本当にごめんね善子」
善子「仕方ないわよ。お婆ちゃん、大丈夫だよね……?」
善子母「初期とは言え、まさか認知症の症状だなんてね……」
善子「ついこないだ会った時は何とも無さそうだったのに……」
善子母「本当にね。お婆ちゃんももうそういう歳なのかしら―――」ハァ
8月下旬 津島家 朝
善子母「それじゃ、お母さん行くわね」
善子「うん」
善子母「急にこんなことになって本当にごめんね善子」
善子「仕方ないわよ。お婆ちゃん、大丈夫だよね……?」
善子母「初期とは言え、まさか認知症の症状だなんてね……」
善子「ついこないだ会った時は何とも無さそうだったのに……」
善子母「本当にね。お婆ちゃんももうそういう歳なのかしら―――」ハァ
4: 2017/08/23(水) 10:05:14.57 ID:Qn+xBaTA0.net
善子母「ねぇ、やっぱり善子も一緒に行かない?」
善子「うー。……それはダメ。Aqoursの練習あるもん」
善子母「―――そうよね。部活、大切だもんね♪」
善子「部活っていうか……。まぁ、いいわ」
善子母「とにかく、戸締りだけは絶対に!もういっそインターホンとか出なくていいからね!」
善子「もう!ヨハネだって高校生なんだからぁ!子ども扱いしないで!心配いらないってばぁ!」
善子母「お父さんも長期の出張だし、心配なんだってば……」
善子「1人でも普通に生活できるわよ!家事だってしっかりやる!」
善子母「……」
善子「いい機会よ!何なら花嫁修業とでも思って全部完璧にやってやるわ!」
善子「うー。……それはダメ。Aqoursの練習あるもん」
善子母「―――そうよね。部活、大切だもんね♪」
善子「部活っていうか……。まぁ、いいわ」
善子母「とにかく、戸締りだけは絶対に!もういっそインターホンとか出なくていいからね!」
善子「もう!ヨハネだって高校生なんだからぁ!子ども扱いしないで!心配いらないってばぁ!」
善子母「お父さんも長期の出張だし、心配なんだってば……」
善子「1人でも普通に生活できるわよ!家事だってしっかりやる!」
善子母「……」
善子「いい機会よ!何なら花嫁修業とでも思って全部完璧にやってやるわ!」
5: 2017/08/23(水) 10:05:49.55 ID:Qn+xBaTA0.net
善子母「……本当?」
善子「本気!ヨハネがいつの日か迎える伴侶を虜にするための力をこの機会に得てやるんだから!」
善子母「そう……。よし、分かった♪ それじゃ、自炊をはじめ1人暮らし頑張ってちょうだいね」
善子「やってやるわよ!」
善子母「フフ、娘の成長を見せて貰いましょうか♪ でも、宣言したからにはダラダラしたり、必要の無いもの買って無駄遣いしちゃダメよ?」
善子「うんっ!」
善子母「うん。とにかく、戸締りだけは注意してね。いつ頃帰ってこられそうになるかはまた連絡するから」
善子「はーい」
善子母「お金も置いたし……。よし、それじゃあ行ってきます」ガチャ
善子「行ってらっしゃーい」
善子「本気!ヨハネがいつの日か迎える伴侶を虜にするための力をこの機会に得てやるんだから!」
善子母「そう……。よし、分かった♪ それじゃ、自炊をはじめ1人暮らし頑張ってちょうだいね」
善子「やってやるわよ!」
善子母「フフ、娘の成長を見せて貰いましょうか♪ でも、宣言したからにはダラダラしたり、必要の無いもの買って無駄遣いしちゃダメよ?」
善子「うんっ!」
善子母「うん。とにかく、戸締りだけは注意してね。いつ頃帰ってこられそうになるかはまた連絡するから」
善子「はーい」
善子母「お金も置いたし……。よし、それじゃあ行ってきます」ガチャ
善子「行ってらっしゃーい」
6: 2017/08/23(水) 10:06:22.15 ID:Qn+xBaTA0.net
ガチャン
善子「……」
こうして私、津島ヨハネは―――夏休みに1人自堕落な生活をする絶好の好機をついうっかり自ら放棄してしまった。
善子「取り敢えず、Aqoursの練習行こ……」
やってしまったわね。どうしましょう……。
善子「……」
こうして私、津島ヨハネは―――夏休みに1人自堕落な生活をする絶好の好機をついうっかり自ら放棄してしまった。
善子「取り敢えず、Aqoursの練習行こ……」
やってしまったわね。どうしましょう……。
7: 2017/08/23(水) 10:06:55.15 ID:Qn+xBaTA0.net
◆1人から2人へ◆
浦の星屋上 お昼過ぎ
果南「よし、クールダウンも終わり~。今日の練習はここまで~」
ダイヤ「ふぅ、気温が高いわ。皆さんもきちんと水分を摂って下さいね」
『はーい』
善子「(結局お昼ご飯はコンビニのおにぎりにしちゃった……)」
善子「(花嫁修業は家に帰ってから開始ね!)」
「よ……ゃん……」
善子「(でも、夕ご飯何にしようかしら……。冷蔵庫に何あるか見忘れちゃったし、一度帰宅してから買い物に―――)」
ルビィ「よっちゃん!」
善子「わっ!」
善子「あ、ルビィ。ゴメン気付かなかったわ」
ルビィ「大丈夫?体調良くないの?何か今日はずっと考え事してるみたい……」
善子「あー、実はね―――」
浦の星屋上 お昼過ぎ
果南「よし、クールダウンも終わり~。今日の練習はここまで~」
ダイヤ「ふぅ、気温が高いわ。皆さんもきちんと水分を摂って下さいね」
『はーい』
善子「(結局お昼ご飯はコンビニのおにぎりにしちゃった……)」
善子「(花嫁修業は家に帰ってから開始ね!)」
「よ……ゃん……」
善子「(でも、夕ご飯何にしようかしら……。冷蔵庫に何あるか見忘れちゃったし、一度帰宅してから買い物に―――)」
ルビィ「よっちゃん!」
善子「わっ!」
善子「あ、ルビィ。ゴメン気付かなかったわ」
ルビィ「大丈夫?体調良くないの?何か今日はずっと考え事してるみたい……」
善子「あー、実はね―――」
8: 2017/08/23(水) 10:07:36.34 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「今朝そんなことが」
善子「そ。あ~失敗したわ~……1人で悠悠自適な生活をするチャンスだったのにぃ」
ルビィ「あはは。ルビィも絶対ダラダラしちゃいそう」
善子「ねー」
善子「さっきお母さんから連絡あったんだけど、検査とかで1週間くらい帰ってこられないみたいで―――」
ルビィ「えぇっ。じゃあ1週間も1人暮らし?」
善子「1人なのはいいけれど、家事をきちんとすると宣言しちゃったのは本当失敗。ちょっぴり気が重くなってきたわ」
ルビィ「そっかぁ……」
善子「そ。あ~失敗したわ~……1人で悠悠自適な生活をするチャンスだったのにぃ」
ルビィ「あはは。ルビィも絶対ダラダラしちゃいそう」
善子「ねー」
善子「さっきお母さんから連絡あったんだけど、検査とかで1週間くらい帰ってこられないみたいで―――」
ルビィ「えぇっ。じゃあ1週間も1人暮らし?」
善子「1人なのはいいけれど、家事をきちんとすると宣言しちゃったのは本当失敗。ちょっぴり気が重くなってきたわ」
ルビィ「そっかぁ……」
10: 2017/08/23(水) 10:08:09.64 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「(そっか。善子ちゃん、1週間お家で1人なんだ……)」
ルビィ「……あ、あのっ。よっちゃん!」
善子「?」
ルビィ「その花嫁修業、ルビィも一緒にしちゃダメかなぁ?」
善子「えっ?」
ルビィ「―――あ、でもご飯のお買い物とかお金掛かっちゃう……」
善子「いや、そこは別に……。お母さんに相談になるけど、1人分が2人分になろうとあまり変わらないと思うし―――」
善子「えっと。ヨハネ的にはとっても素敵な提案だけど、ルビィはいいの……?」
ルビィ「……あ、あのっ。よっちゃん!」
善子「?」
ルビィ「その花嫁修業、ルビィも一緒にしちゃダメかなぁ?」
善子「えっ?」
ルビィ「―――あ、でもご飯のお買い物とかお金掛かっちゃう……」
善子「いや、そこは別に……。お母さんに相談になるけど、1人分が2人分になろうとあまり変わらないと思うし―――」
善子「えっと。ヨハネ的にはとっても素敵な提案だけど、ルビィはいいの……?」
11: 2017/08/23(水) 10:08:43.22 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「うん。ルビィよっちゃんと一緒に修行したい!それとね―――」
ルビィ「この時期ね。あんまりお家に居たくないんだぁ……」
善子「えっ……」
ミーンミーンミン
ルビィ「……」
善子「……」
ミーンミーンミンミン
ルビィ「お姉ちゃんが宿題しなさいってうるさくて」
善子「ダイヤー!1週間ほどこの子ヨハネの家に泊めていいー!?」
ルビィ「キャーーー!!!何でお姉ちゃんに言うのー!?」
善子「黙りなさい!ちょっと深刻な事情でもあるのかと思ったじゃない!!」ムキィ
ルビィ「うううう……」
ダイヤ「えっと、何の話かしら……?」
ルビィ「この時期ね。あんまりお家に居たくないんだぁ……」
善子「えっ……」
ミーンミーンミン
ルビィ「……」
善子「……」
ミーンミーンミンミン
ルビィ「お姉ちゃんが宿題しなさいってうるさくて」
善子「ダイヤー!1週間ほどこの子ヨハネの家に泊めていいー!?」
ルビィ「キャーーー!!!何でお姉ちゃんに言うのー!?」
善子「黙りなさい!ちょっと深刻な事情でもあるのかと思ったじゃない!!」ムキィ
ルビィ「うううう……」
ダイヤ「えっと、何の話かしら……?」
12: 2017/08/23(水) 10:09:22.94 ID:Qn+xBaTA0.net
◆するとは言っていない◆
ダイヤ「成程。分かったわ。まず善子さんのご家族の方さえ良いと言って下されば、こちらもお母様に伺ってみます」
善子「抜かりはないわ!今ちょうど返事来たけどOKですって!」
ダイヤ「あら、話が早いわね。私もこの子には毎年手を焼いていたから、善子さんと一緒に課題を終わらせてくれたら助かるわ」
善子「あー……。えぇ、しっかりやるわ」
ダイヤ「そこ、歯切れ悪い返事しないで欲しいのだけど……」
善子「任せなさい!」
ダイヤ「……。では、お母様に聞いてみるわね」prrrr
善子「ありがとう。よろしくね」
ダイヤ「成程。分かったわ。まず善子さんのご家族の方さえ良いと言って下されば、こちらもお母様に伺ってみます」
善子「抜かりはないわ!今ちょうど返事来たけどOKですって!」
ダイヤ「あら、話が早いわね。私もこの子には毎年手を焼いていたから、善子さんと一緒に課題を終わらせてくれたら助かるわ」
善子「あー……。えぇ、しっかりやるわ」
ダイヤ「そこ、歯切れ悪い返事しないで欲しいのだけど……」
善子「任せなさい!」
ダイヤ「……。では、お母様に聞いてみるわね」prrrr
善子「ありがとう。よろしくね」
13: 2017/08/23(水) 10:10:03.91 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「うぅ、善子ちゃぁん……」
善子「まぁちょっと待ってなさいって。誰が宿題やるなんて言ったかしら。ヨハネ達がするのは花嫁修業よ?」ヒソッ
ルビィ「えっ」
善子「ルビィがヨハネと一緒に修行したいって言ってくれて嬉しい―――。やるわよ。花嫁修業♪」ニッ
ルビィ「よっちゃん……!」パァッ
善子「厳しそうなルビィの家に許可を貰わないことには始まらないもの。説得に使えそうな材料は何でも使ってやるわ!」
ルビィ「流石ヨハネ様ぁ!」⌒°( >ω<)° ⌒
善子「まぁちょっと待ってなさいって。誰が宿題やるなんて言ったかしら。ヨハネ達がするのは花嫁修業よ?」ヒソッ
ルビィ「えっ」
善子「ルビィがヨハネと一緒に修行したいって言ってくれて嬉しい―――。やるわよ。花嫁修業♪」ニッ
ルビィ「よっちゃん……!」パァッ
善子「厳しそうなルビィの家に許可を貰わないことには始まらないもの。説得に使えそうな材料は何でも使ってやるわ!」
ルビィ「流石ヨハネ様ぁ!」⌒°( >ω<)° ⌒
14: 2017/08/23(水) 10:10:43.82 ID:Qn+xBaTA0.net
ダイヤ「2人とも。お母様、快諾してくれたわ」
よしルビ「―――! やったー!」
ダイヤ「ただし、目的である家事をきちんと行って、課題も終わらせることが条件です。いいわね?」
よしルビ「(前者のみに対して)はぁーい!!」
ダイヤ「……。先ほど、2人で何か話していたようだけど、本当に大丈夫なの?」
よしルビ「(ギクッ)だ、大丈夫!」
ダイヤ「……そう。ならルビィはきちんと準備をして、気を付けて行ってらっしゃい」
ルビィ「うんっ。ありがとうお姉ちゃん!」
よしルビ「―――! やったー!」
ダイヤ「ただし、目的である家事をきちんと行って、課題も終わらせることが条件です。いいわね?」
よしルビ「(前者のみに対して)はぁーい!!」
ダイヤ「……。先ほど、2人で何か話していたようだけど、本当に大丈夫なの?」
よしルビ「(ギクッ)だ、大丈夫!」
ダイヤ「……そう。ならルビィはきちんと準備をして、気を付けて行ってらっしゃい」
ルビィ「うんっ。ありがとうお姉ちゃん!」
15: 2017/08/23(水) 10:11:15.92 ID:Qn+xBaTA0.net
◆天使の来訪◆
善子「(取り敢えず簡単に掃除機かけて洗濯機も回したし、あとはルビィを待つだけね―――)」
善子「(柄でも無いけど、何かワクワクしてきちゃった♪)」
ピンポーン
善子「来たっ♪」
善子『いらっしゃい。開けるわね』ポチッ
ルビィ『おねがいしまぁす』ウィーン
善子「……」ソワソワ
善子「(フフ、ドアの前で待っちゃおう♪)」
善子「(取り敢えず簡単に掃除機かけて洗濯機も回したし、あとはルビィを待つだけね―――)」
善子「(柄でも無いけど、何かワクワクしてきちゃった♪)」
ピンポーン
善子「来たっ♪」
善子『いらっしゃい。開けるわね』ポチッ
ルビィ『おねがいしまぁす』ウィーン
善子「……」ソワソワ
善子「(フフ、ドアの前で待っちゃおう♪)」
16: 2017/08/23(水) 10:11:51.48 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「んしょ、んしょ」ガラガラゴロゴロ
善子「ルビイ、お疲れ様♪」ガチャ
ルビィ「わぁっ、よっちゃん!」
善子「待っていたわ。どうぞ」
ルビィ「えへへ。お邪魔します」
善子「はー。流石に大きな荷物ね。入れるわよ」
ルビィ「うん。ありがとう」
ルビィ「あ、コレお母さんがお世話になるからって」
善子「これはご丁寧にどうも」
ルビィ「と言っても2人で食べていいものだけどね♪」
善子「フフッ。夕食の際に一緒に頂きましょ♪」
ルビイ「うんっ♪」
善子「ルビイ、お疲れ様♪」ガチャ
ルビィ「わぁっ、よっちゃん!」
善子「待っていたわ。どうぞ」
ルビィ「えへへ。お邪魔します」
善子「はー。流石に大きな荷物ね。入れるわよ」
ルビィ「うん。ありがとう」
ルビィ「あ、コレお母さんがお世話になるからって」
善子「これはご丁寧にどうも」
ルビィ「と言っても2人で食べていいものだけどね♪」
善子「フフッ。夕食の際に一緒に頂きましょ♪」
ルビイ「うんっ♪」
17: 2017/08/23(水) 10:12:35.77 ID:Qn+xBaTA0.net
◆食糧調達の打ち合わせ◆
善子「それじゃ、早速だけど夕食の買い出しに行きましょうか」
ルビィ「はーい」
善子「今回の修行、最大の目標!食事は全て自炊!出来あいのものは可能な限り避けるわ!」
ルビィ「おぉ!」
善子「と言ってもヨハネ、普段から料理してる訳ではないのよね……。ルビィは?」
ルビィ「ルビィもお母さんが作ってくれるからあんまり……。たまーにお手伝いするくらいかなぁ」
善子「まぁ、そんなものよね」
ルビィ「ねー」
善子「でも、2人でやれば出来るハズ!魔界最強の2人なら不可能は無いわ!」
ルビィ「はい!ヨハネ様!」
善子「それじゃ、早速だけど夕食の買い出しに行きましょうか」
ルビィ「はーい」
善子「今回の修行、最大の目標!食事は全て自炊!出来あいのものは可能な限り避けるわ!」
ルビィ「おぉ!」
善子「と言ってもヨハネ、普段から料理してる訳ではないのよね……。ルビィは?」
ルビィ「ルビィもお母さんが作ってくれるからあんまり……。たまーにお手伝いするくらいかなぁ」
善子「まぁ、そんなものよね」
ルビィ「ねー」
善子「でも、2人でやれば出来るハズ!魔界最強の2人なら不可能は無いわ!」
ルビィ「はい!ヨハネ様!」
18: 2017/08/23(水) 10:13:08.18 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「それで買う物なんだけど、買い出し前だったみたいで冷蔵庫の中ほとんど空だったのよね……」
善子「まぁでも、取り敢えず2日分くらいの食材を購入しましょうか」
ルビィ「お任せします」
善子「むっ。待ちなさいルビィ」
善子「この1週間、ヨハネとルビィは運命共同体よ。だからあなたもきちんと意見を出すこと。いいわね?」
ルビィ「は、はいっ!」
善子「まぁでも、取り敢えず2日分くらいの食材を購入しましょうか」
ルビィ「お任せします」
善子「むっ。待ちなさいルビィ」
善子「この1週間、ヨハネとルビィは運命共同体よ。だからあなたもきちんと意見を出すこと。いいわね?」
ルビィ「は、はいっ!」
19: 2017/08/23(水) 10:13:41.04 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「えっと、冷蔵庫には食材何が残ってたの?」
善子「本当に空だったのよ……。お父さんも出張だし―――」ガチャ
善子「豆腐と、野菜がピーマンにネギ、玉ネギ。ジャガイモ―――フルーツに貰い物の桃があるくらいね(お母さんって買い溜めタイプなのかな?)」
ルビィ「取り敢えずメモメモ……(おイモ♪ 桃~♡)」
ルビィ「よっちゃんは何か食べたいものある?」
善子「そうねぇ……特には無いけど、練習もあったし割とお腹空いてるわね」
ルビィ「そっかぁ。むー……」
善子「うーん……」
善子「―――取り敢えず、スーパーに行きましょうか」
ルビィ「あはは、そうだね。見ながら決めよう」
善子「本当に空だったのよ……。お父さんも出張だし―――」ガチャ
善子「豆腐と、野菜がピーマンにネギ、玉ネギ。ジャガイモ―――フルーツに貰い物の桃があるくらいね(お母さんって買い溜めタイプなのかな?)」
ルビィ「取り敢えずメモメモ……(おイモ♪ 桃~♡)」
ルビィ「よっちゃんは何か食べたいものある?」
善子「そうねぇ……特には無いけど、練習もあったし割とお腹空いてるわね」
ルビィ「そっかぁ。むー……」
善子「うーん……」
善子「―――取り敢えず、スーパーに行きましょうか」
ルビィ「あはは、そうだね。見ながら決めよう」
20: 2017/08/23(水) 10:14:30.42 ID:Qn+xBaTA0.net
◆肩を並べて◆
ルビィ「なんだか2人でこんな風にお買い物するのって不思議な感じだね」
善子「そうね。でもこれも花嫁修業よ!こうして肩を並べてカートを押す。まるで新婚さんみたい♪」
ルビィ「ふえっ。新婚さん?!///」
善子「フフッ、何照れてるのよ~」
ルビィ「だ、だって!よっちゃんが新婚さんなんて言うんだもんっ」
善子「本気にしちゃダメよー?」
ルビィ「ふーんだ。しませんよー♪」
キャッキャッ
ルビィ「なんだか2人でこんな風にお買い物するのって不思議な感じだね」
善子「そうね。でもこれも花嫁修業よ!こうして肩を並べてカートを押す。まるで新婚さんみたい♪」
ルビィ「ふえっ。新婚さん?!///」
善子「フフッ、何照れてるのよ~」
ルビィ「だ、だって!よっちゃんが新婚さんなんて言うんだもんっ」
善子「本気にしちゃダメよー?」
ルビィ「ふーんだ。しませんよー♪」
キャッキャッ
21: 2017/08/23(水) 10:15:06.31 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「さて、と……」
善子「非常に安直だけど、玉ネギとジャガイモがあったからカレールーは確定ね」
ルビィ「ニンジンさんも入れまーす」
善子「はいどうぞ」
善子「ルビィのお家はお肉何使ってるの?」
ルビィ「ルビィのお家は鶏肉かなぁ」
善子「へぇ~(ちょっと意外)」
ルビィ「よっちゃん家は?」
善子「ヨハネの一族は肉の王―――魔王、牛よ!」
ルビィ「ビーフかぁ。どうする?」
善子「折角の機会だし、お互いの家の味を作ってみない?カレーなら作れるでしょう?」
ルビィ「うんっ。お手伝いもしたことあるから味付けも分かるよ!多分……」
善子「決まりね。じゃあ今夜は早速カレーかしら?」
善子「非常に安直だけど、玉ネギとジャガイモがあったからカレールーは確定ね」
ルビィ「ニンジンさんも入れまーす」
善子「はいどうぞ」
善子「ルビィのお家はお肉何使ってるの?」
ルビィ「ルビィのお家は鶏肉かなぁ」
善子「へぇ~(ちょっと意外)」
ルビィ「よっちゃん家は?」
善子「ヨハネの一族は肉の王―――魔王、牛よ!」
ルビィ「ビーフかぁ。どうする?」
善子「折角の機会だし、お互いの家の味を作ってみない?カレーなら作れるでしょう?」
ルビィ「うんっ。お手伝いもしたことあるから味付けも分かるよ!多分……」
善子「決まりね。じゃあ今夜は早速カレーかしら?」
22: 2017/08/23(水) 10:15:48.40 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「あっ、あのねよっちゃん。ピーマンと豆腐で思いついたんだけど、チンジャオロースと麻婆豆腐はどうかなっ?」
善子「―――! ルビィ、あなた天才。名案だわ」
ルビィ「えへへ♪」
善子「なら今夜はまずそれにして、あと食パンと牛乳買ってっと。それと、明日のお弁当用のおかずかしら……」
ルビィ「買い物するだけでも色々考えなくちゃいけなくて大変だね……」
善子「そうね……」
善子「こればかりは、冷凍食品の力を借りましょう。普段のお弁当にも割と入ってるし」
ルビィ「うんっ……!」
善子「よし、お会計しましょう」
ルビィ「本当に、お金いいの……?」
善子「えぇ、お母さんもいいって言ってくれたからそこは気にしないで」
ルビィ「―――うん。ありがとう」
善子「―――! ルビィ、あなた天才。名案だわ」
ルビィ「えへへ♪」
善子「なら今夜はまずそれにして、あと食パンと牛乳買ってっと。それと、明日のお弁当用のおかずかしら……」
ルビィ「買い物するだけでも色々考えなくちゃいけなくて大変だね……」
善子「そうね……」
善子「こればかりは、冷凍食品の力を借りましょう。普段のお弁当にも割と入ってるし」
ルビィ「うんっ……!」
善子「よし、お会計しましょう」
ルビィ「本当に、お金いいの……?」
善子「えぇ、お母さんもいいって言ってくれたからそこは気にしないで」
ルビィ「―――うん。ありがとう」
23: 2017/08/23(水) 10:16:22.43 ID:Qn+xBaTA0.net
◆初めての♡◆
善子「中華って案外簡単に出来そうね。材料切って、お肉が入ってる味付けのコレを入れればいいんでしょう?」
ルビィ「本当だったら味付けとかお肉とかも自分でやるんだよね……」
善子「ぐっ……。いいの!ヨハネ達はまだ初心者だもの!さぁやるわよ!」
ルビィ「はいっ!」
善子「中華って案外簡単に出来そうね。材料切って、お肉が入ってる味付けのコレを入れればいいんでしょう?」
ルビィ「本当だったら味付けとかお肉とかも自分でやるんだよね……」
善子「ぐっ……。いいの!ヨハネ達はまだ初心者だもの!さぁやるわよ!」
ルビィ「はいっ!」
24: 2017/08/23(水) 10:16:55.08 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「まずはお米炊かないと。ルビィ出来る?」
ルビィ「う、うん。えっと……カップ一杯で一合だよね」
善子「そうね。普段お母さんって何合ずつ炊いているのかしら……。何となくだけどいつも2、3杯くらい入れてる気がする……」
ルビィ「ルビィとよっちゃんだけだから、2合でいいかなぁ?」
善子「そうね。余ったらそのままにしておいて明日お昼のお弁当に回せばいいかも」
ルビィ「うんっ!」
ルビィ「んしょ。んしょ」ザッザッ
善子「ルビィ……あなた結構手馴れてない?」
ルビィ「そんなことないよ?ルビィお料理したの家庭科の授業とか、お家で何度かお手伝いするくらいだもん」ザー
善子「そう(でもこれは、負けてられないわね……!)」トントン
ルビィ「う、うん。えっと……カップ一杯で一合だよね」
善子「そうね。普段お母さんって何合ずつ炊いているのかしら……。何となくだけどいつも2、3杯くらい入れてる気がする……」
ルビィ「ルビィとよっちゃんだけだから、2合でいいかなぁ?」
善子「そうね。余ったらそのままにしておいて明日お昼のお弁当に回せばいいかも」
ルビィ「うんっ!」
ルビィ「んしょ。んしょ」ザッザッ
善子「ルビィ……あなた結構手馴れてない?」
ルビィ「そんなことないよ?ルビィお料理したの家庭科の授業とか、お家で何度かお手伝いするくらいだもん」ザー
善子「そう(でもこれは、負けてられないわね……!)」トントン
25: 2017/08/23(水) 10:17:28.05 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「よっ。ふっ……!」ジャッジャッ
ルビィ「よっちゃん上手だよ!チンジャオロース美味しそう♡」
善子「ありがとっ♪ こんなものかしらね。お弁当の分にちょっと分けておこっと」
善子「よっ。ふっ……!」ジャッジャッ
ルビィ「よっちゃん上手だよ!チンジャオロース美味しそう♡」
善子「ありがとっ♪ こんなものかしらね。お弁当の分にちょっと分けておこっと」
26: 2017/08/23(水) 10:18:01.28 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「豆腐ってどうやって切るのよ……」
ルビィ「手の平に乗せて切るんだよね?」
善子「あー。それじゃあやってみるわね……!」
ルビィ「が、がんばルビィ……!」
スッ……スッ……
善子「結構上手く切れたんじゃない?!あとはこれを鍋に―――」
ツルッ ベシャッ
よしルビ「……」
ルビィ「―――形が悪くてもお腹に入れば一緒だよ」
善子「ありがと……」
善子「豆腐ってどうやって切るのよ……」
ルビィ「手の平に乗せて切るんだよね?」
善子「あー。それじゃあやってみるわね……!」
ルビィ「が、がんばルビィ……!」
スッ……スッ……
善子「結構上手く切れたんじゃない?!あとはこれを鍋に―――」
ツルッ ベシャッ
よしルビ「……」
ルビィ「―――形が悪くてもお腹に入れば一緒だよ」
善子「ありがと……」
27: 2017/08/23(水) 10:18:34.00 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「ルビィ。マーボー味見してみて」スイッ
ルビィ「うん。あーん♡」パクッ
ルビィ「(……あれ、辛くなくて美味しい)うん。美味しく出来てるよ。でもコレ―――」
善子「あなた辛いの得意じゃないものね。甘口のを買っておいたの」
ルビィ「そうだったんだ……。ありがとう♡」
善子「リトルデーモンの主として、これくらい当然よ♪」
善子「ルビィ。マーボー味見してみて」スイッ
ルビィ「うん。あーん♡」パクッ
ルビィ「(……あれ、辛くなくて美味しい)うん。美味しく出来てるよ。でもコレ―――」
善子「あなた辛いの得意じゃないものね。甘口のを買っておいたの」
ルビィ「そうだったんだ……。ありがとう♡」
善子「リトルデーモンの主として、これくらい当然よ♪」
28: 2017/08/23(水) 10:19:07.02 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「ふぅ。完成!」
ルビィ「わー」パチパチ
善子「ここに中華料理によくある卵スープ?みたいなのと、さらにもう1品でもあれば完璧だけど―――まぁ、初日だし?」
ルビィ「だしー」
善子「お米は―――炊けるまでもう少しかかるみたいね。ルビィ、テーブル拭いて貰える?ヨハネ洗濯物干しちゃうから」
ルビィ「はーい」
善子「ふぅ。完成!」
ルビィ「わー」パチパチ
善子「ここに中華料理によくある卵スープ?みたいなのと、さらにもう1品でもあれば完璧だけど―――まぁ、初日だし?」
ルビィ「だしー」
善子「お米は―――炊けるまでもう少しかかるみたいね。ルビィ、テーブル拭いて貰える?ヨハネ洗濯物干しちゃうから」
ルビィ「はーい」
29: 2017/08/23(水) 10:19:41.41 ID:Qn+xBaTA0.net
◆お約束◆
善子「洗濯物よーし」
ルビィ「洗濯物よしこー」
善子「……お風呂よーし」
ルビィ「お風呂よしこー」
善子「……。……夕食よーし」
ルビィ「夕ご飯よしk」
善子「だからヨハネでしょおおおお!!!?」コチョコチョ
ルビィ「ひゃああああん♡ ごっ、ごめんなさぁああいぃぃ♡」⌒°( >ω<)° ⌒
善子「洗濯物よーし」
ルビィ「洗濯物よしこー」
善子「……お風呂よーし」
ルビィ「お風呂よしこー」
善子「……。……夕食よーし」
ルビィ「夕ご飯よしk」
善子「だからヨハネでしょおおおお!!!?」コチョコチョ
ルビィ「ひゃああああん♡ ごっ、ごめんなさぁああいぃぃ♡」⌒°( >ω<)° ⌒
30: 2017/08/23(水) 10:20:13.94 ID:Qn+xBaTA0.net
◆最初の晩餐◆
善子「それでは」
よしルビ「いただきます」
善子「さてと……」モグ
善子「―――! フフッ♪」
ルビィ「美味しく出来たねよっちゃん♡」
善子「ま、ヨハネとルビィに掛かれば当然ね」
ルビィ「ご飯もきちんと炊けててよかったぁ」
善子「そうね。ご飯がよく進むわ♪」
よしルビ「♪♪」モグモグ
よしルビ「(でも、美味しいって感じる一番の理由は―――)」
よしルビ「(2人で食べてるから、かな♡)」
善子「それでは」
よしルビ「いただきます」
善子「さてと……」モグ
善子「―――! フフッ♪」
ルビィ「美味しく出来たねよっちゃん♡」
善子「ま、ヨハネとルビィに掛かれば当然ね」
ルビィ「ご飯もきちんと炊けててよかったぁ」
善子「そうね。ご飯がよく進むわ♪」
よしルビ「♪♪」モグモグ
よしルビ「(でも、美味しいって感じる一番の理由は―――)」
よしルビ「(2人で食べてるから、かな♡)」
31: 2017/08/23(水) 10:20:49.02 ID:Qn+xBaTA0.net
======
よしルビ「ごちそうさまでした」ハァ~♡
善子「次は食器洗いね……」ハァ……
ルビィ「ルビィ今、お母さんのありがたみを噛み締めてるよ……」
善子「そうね。でも2人でやればすぐ終わるハズ。やるわよ!」
ルビィ「うんっ」
ジャァァ……
カチャカチャゴシゴシ……
ルビィ「―――よっちゃん。花嫁修行、ルビィも一緒にさせてくれてありがとね」
ルビィ「よっちゃんと一緒にご飯作って、食べて、洗って―――楽しいし美味しい♡」
善子「それはヨハネの台詞よ。ヨハネ1人だったらすぐサボっちゃってたと思う」
善子「でも、ルビィと2人なら、この調子でしっかりやれるんじゃないかしら♪」
ルビィ「うんっ。頑張ろうね!」
善子「えぇ!」
善子「―――フフ。ほら、もう洗い物終わり♪」
よしルビ「ごちそうさまでした」ハァ~♡
善子「次は食器洗いね……」ハァ……
ルビィ「ルビィ今、お母さんのありがたみを噛み締めてるよ……」
善子「そうね。でも2人でやればすぐ終わるハズ。やるわよ!」
ルビィ「うんっ」
ジャァァ……
カチャカチャゴシゴシ……
ルビィ「―――よっちゃん。花嫁修行、ルビィも一緒にさせてくれてありがとね」
ルビィ「よっちゃんと一緒にご飯作って、食べて、洗って―――楽しいし美味しい♡」
善子「それはヨハネの台詞よ。ヨハネ1人だったらすぐサボっちゃってたと思う」
善子「でも、ルビィと2人なら、この調子でしっかりやれるんじゃないかしら♪」
ルビィ「うんっ。頑張ろうね!」
善子「えぇ!」
善子「―――フフ。ほら、もう洗い物終わり♪」
32: 2017/08/23(水) 10:21:22.28 ID:Qn+xBaTA0.net
◆NY◆
善子「さ、後はお風呂ね」
ルビィ「うん」
善子「ルビィ先に入っていいわよ」
ルビィ「えぇっ。いいの……?」
善子「遠慮しないで。ヨハネはネットでも見てるから」
ルビィ「うん……。それじゃあ、お先に頂きます」
善子「コラコラ畏まってるわよ。自分の家だと思っていいってば」
ルビィ「うん。ありがとう」トテテ
ルビィ「(……でも、やっぱりちょっとだけ申し訳ないなぁ)」
善子「さ、後はお風呂ね」
ルビィ「うん」
善子「ルビィ先に入っていいわよ」
ルビィ「えぇっ。いいの……?」
善子「遠慮しないで。ヨハネはネットでも見てるから」
ルビィ「うん……。それじゃあ、お先に頂きます」
善子「コラコラ畏まってるわよ。自分の家だと思っていいってば」
ルビィ「うん。ありがとう」トテテ
ルビィ「(……でも、やっぱりちょっとだけ申し訳ないなぁ)」
33: 2017/08/23(水) 10:22:06.06 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子『お婆ちゃん元気そうなら良かったわ』
善子母『うん。元気も元気よ(笑)。まぁ、この機会にきちんと検査しておこうって話になったわ』
善子母『ご飯もきちんと食べていてよろしい―――と言いたいところだけど、ちょっと品数が少ないかしらねぇ……?』
善子『(ぐっ、やっぱり……)えー?美味しく出来たのにー』
善子母『んー。まぁ確かに普段料理しない善子にしては、だけど。お母さん的にはもっと頑張って欲しいかなぁ』
善子『むー』ムスッ
善子母『フフ、ゴメンね。善子は要領良いんだから色々挑戦してみて。失敗も成功の母よ♪』
善子『はーい。ま、明日はカレーの予定なんだけどね。カレーなら品数少なくても仕方ないわね~♪』
善子母『あらら……(笑)。まぁお友達と一緒だからバランス良く、何より3食きちんと摂ってくれればいいわ』
善子母『お友達は?』
善子『今お風呂』
善子母『そう―――。フフ、仲良しのお友達が出来て良かったわね♪』
善子『まぁね……///』
善子『お婆ちゃん元気そうなら良かったわ』
善子母『うん。元気も元気よ(笑)。まぁ、この機会にきちんと検査しておこうって話になったわ』
善子母『ご飯もきちんと食べていてよろしい―――と言いたいところだけど、ちょっと品数が少ないかしらねぇ……?』
善子『(ぐっ、やっぱり……)えー?美味しく出来たのにー』
善子母『んー。まぁ確かに普段料理しない善子にしては、だけど。お母さん的にはもっと頑張って欲しいかなぁ』
善子『むー』ムスッ
善子母『フフ、ゴメンね。善子は要領良いんだから色々挑戦してみて。失敗も成功の母よ♪』
善子『はーい。ま、明日はカレーの予定なんだけどね。カレーなら品数少なくても仕方ないわね~♪』
善子母『あらら……(笑)。まぁお友達と一緒だからバランス良く、何より3食きちんと摂ってくれればいいわ』
善子母『お友達は?』
善子『今お風呂』
善子母『そう―――。フフ、仲良しのお友達が出来て良かったわね♪』
善子『まぁね……///』
34: 2017/08/23(水) 10:23:01.86 ID:Qn+xBaTA0.net
善子母『ちょっぴり長めのお泊り会だけど、しっかり―――』
善子『ちょっと待って!お泊り会じゃないわ!花嫁修業!』
善子母『あらあら。そうだったわね。じゃあ、同棲生活とでも言った方がいいかしら?』クスクス
善子『ちょっ。ど、同棲って……///』
善子母『同棲って一緒に住むってだけの意味よ?どうしたのかな~?』
善子『あー!もう切るからね!宣言通りしっかりやってやるんだから!』
善子母『うん♪頑張って。戸締り、火の元、事故やケガ。くれぐれも気を付けるのよ』
善子『はーい!』プツン
善子『ちょっと待って!お泊り会じゃないわ!花嫁修業!』
善子母『あらあら。そうだったわね。じゃあ、同棲生活とでも言った方がいいかしら?』クスクス
善子『ちょっ。ど、同棲って……///』
善子母『同棲って一緒に住むってだけの意味よ?どうしたのかな~?』
善子『あー!もう切るからね!宣言通りしっかりやってやるんだから!』
善子母『うん♪頑張って。戸締り、火の元、事故やケガ。くれぐれも気を付けるのよ』
善子『はーい!』プツン
35: 2017/08/23(水) 10:23:33.87 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「まったく……///」
ルビィ「よっちゃん。お風呂あがったよ」ホカホカ
善子「っ―――!」
善子「お、おかえりっ/// じゃあヨハネも入るわね!」イソイソ
ルビィ「う、うん?」
ルビィ「よっちゃん。お風呂あがったよ」ホカホカ
善子「っ―――!」
善子「お、おかえりっ/// じゃあヨハネも入るわね!」イソイソ
ルビィ「う、うん?」
36: 2017/08/23(水) 10:24:09.94 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「ふぅ……」パサッ
善子「―――あっ」
脱衣カゴの中には、ヨハネの分のスペースを空けつつきちんと畳まれたルビィの衣服が―――
何故かヨハネに見せつけるように下着を上にして置いてあった……。
善子「ぐぅ……///(何で同棲……もとい同性の友達の下着見て顔が熱くなるのよ……!もう!お母さんのバカァ!)」
善子「あああーー!冷たああああーい!!!」シャワアアアアア!
ルビィ「(よっちゃんのお風呂、賑やかだなぁ……)」
善子「―――あっ」
脱衣カゴの中には、ヨハネの分のスペースを空けつつきちんと畳まれたルビィの衣服が―――
何故かヨハネに見せつけるように下着を上にして置いてあった……。
善子「ぐぅ……///(何で同棲……もとい同性の友達の下着見て顔が熱くなるのよ……!もう!お母さんのバカァ!)」
善子「あああーー!冷たああああーい!!!」シャワアアアアア!
ルビィ「(よっちゃんのお風呂、賑やかだなぁ……)」
37: 2017/08/23(水) 10:24:55.64 ID:Qn+xBaTA0.net
◆膝枕◆
善子「はー……」
ルビィ「おかえりなさい」
善子「ただいま///」
善子「……そう言えば、可愛いパジャマね」
ルビィ「新しいのをおろしてみました♡」
善子「ふぅん」ジー
ルビィ「どう、かな……?」
善子「よいしょっと」コロン
ルビィ「えっ!?」
善子「はぁ~~~~」
ルビィ「よっちゃん……///」
善子「一度してみたかったのよね。膝枕」
善子「―――パジャマ、とっても可愛いわよ。やっぱりあなたはピンク色ね」
ルビィ「えへへ。ありがと」
善子「はー……」
ルビィ「おかえりなさい」
善子「ただいま///」
善子「……そう言えば、可愛いパジャマね」
ルビィ「新しいのをおろしてみました♡」
善子「ふぅん」ジー
ルビィ「どう、かな……?」
善子「よいしょっと」コロン
ルビィ「えっ!?」
善子「はぁ~~~~」
ルビィ「よっちゃん……///」
善子「一度してみたかったのよね。膝枕」
善子「―――パジャマ、とっても可愛いわよ。やっぱりあなたはピンク色ね」
ルビィ「えへへ。ありがと」
38: 2017/08/23(水) 10:25:45.11 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「……お風呂入る前に、何かあったの?」
善子「お母さんと電話してたら、同棲って言われた」
ルビィ「それは、何か照れちゃうね……///」
善子「まったく。花嫁修業だってば」
ルビィ「でも、同棲かぁ……」
善子「悪い気はしない?」
ルビィ「うん♡ よっちゃんとならルビィは嬉しいかなぁ」
善子「そう……」
善子「お母さんと電話してたら、同棲って言われた」
ルビィ「それは、何か照れちゃうね……///」
善子「まったく。花嫁修業だってば」
ルビィ「でも、同棲かぁ……」
善子「悪い気はしない?」
ルビィ「うん♡ よっちゃんとならルビィは嬉しいかなぁ」
善子「そう……」
39: 2017/08/23(水) 10:26:26.26 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「(ルビィとこんなに長い時間2人っきりだなんて初めてだからちょっと意識しちゃったけど、あんまり気にしなくてもいいのかな……)」
善子「(折角の楽しい時間だもの。楽しまなきゃ損よねっ―――♪)」
ルビィ「―――明日の朝ご飯はどうしよっか」
善子「朝食はパンで、問題は学校に持っていくお弁当ね」
ルビィ「お弁当箱に入れるにはお米がちょっと少ないかも」
善子「お米はおにぎりにして使い切っちゃって、おかずは残しておいたチンジャオロースと、冷食の唐揚げと惣菜かしら」
ルビィ「うん。明日も半日練習だしそれで大丈夫じゃないかなぁ」
善子「じゃ、今日はもう寝るだけね」
ルビィ「寝ちゃう……?」
善子「まさか」
ルビィ「えへへっ。何しよっか♪」
――――――
――――
――
善子「(折角の楽しい時間だもの。楽しまなきゃ損よねっ―――♪)」
ルビィ「―――明日の朝ご飯はどうしよっか」
善子「朝食はパンで、問題は学校に持っていくお弁当ね」
ルビィ「お弁当箱に入れるにはお米がちょっと少ないかも」
善子「お米はおにぎりにして使い切っちゃって、おかずは残しておいたチンジャオロースと、冷食の唐揚げと惣菜かしら」
ルビィ「うん。明日も半日練習だしそれで大丈夫じゃないかなぁ」
善子「じゃ、今日はもう寝るだけね」
ルビィ「寝ちゃう……?」
善子「まさか」
ルビィ「えへへっ。何しよっか♪」
――――――
――――
――
40: 2017/08/23(水) 10:27:05.42 ID:Qn+xBaTA0.net
◆朝は時間が無い◆
翌朝
善子「まさかあなたがここまで寝起き良くないとは思わなかったわ!!」ドタバタ
ルビィ「ごめんなさいぃぃぃ」ヒーン
善子「パン焼けたわ!ジャム出しておくわね!」
ルビィ「ありがとう……!おにぎりも出来たよっ!」
善子「アルミで包んで、おかずは弁当箱に入れて……!」
ルビィ「お母さんって凄いよぉ……!」
善子「全くだわ!!ハイ!パン食べたら出るわよ!」
ルビィ「はーい!」
翌朝
善子「まさかあなたがここまで寝起き良くないとは思わなかったわ!!」ドタバタ
ルビィ「ごめんなさいぃぃぃ」ヒーン
善子「パン焼けたわ!ジャム出しておくわね!」
ルビィ「ありがとう……!おにぎりも出来たよっ!」
善子「アルミで包んで、おかずは弁当箱に入れて……!」
ルビィ「お母さんって凄いよぉ……!」
善子「全くだわ!!ハイ!パン食べたら出るわよ!」
ルビィ「はーい!」
41: 2017/08/23(水) 10:27:44.83 ID:Qn+xBaTA0.net
◆宿題をやる気も無い◆
ダイヤ「いきなり遅刻なんてしたらどうしようかと思ったわ」ニコッ
善子「遅刻はしなかったからセーフでしょ……」ハァハァ
ダイヤ「そうね。昨日はどうでした?」
善子「早速楽しくやらせてもらってるわ。ルビィって意外と料理出来るのね」
ダイヤ「うーん……。女性としてあのレベルを出来ると言っていいものなのかしら……」
善子「むー!いいの!修行なんだからぁ!」
ダイヤ「フフッ、頑張ってね―――。課題の方も着手出来た?」
善子「えっ」
ダイヤ「は?」
善子「あー。一応軽く進めたわよ。でも、練習の無い日に一気に進めちゃおうかなって……」
ダイヤ「ふぅん……。まぁそこは2人のペースに任せるわ」
善子「そうねー」ダラダラ
ダイヤ「今日も暑いわねぇ」
善子「そうねー……」ダラダラ
ダイヤ「いきなり遅刻なんてしたらどうしようかと思ったわ」ニコッ
善子「遅刻はしなかったからセーフでしょ……」ハァハァ
ダイヤ「そうね。昨日はどうでした?」
善子「早速楽しくやらせてもらってるわ。ルビィって意外と料理出来るのね」
ダイヤ「うーん……。女性としてあのレベルを出来ると言っていいものなのかしら……」
善子「むー!いいの!修行なんだからぁ!」
ダイヤ「フフッ、頑張ってね―――。課題の方も着手出来た?」
善子「えっ」
ダイヤ「は?」
善子「あー。一応軽く進めたわよ。でも、練習の無い日に一気に進めちゃおうかなって……」
ダイヤ「ふぅん……。まぁそこは2人のペースに任せるわ」
善子「そうねー」ダラダラ
ダイヤ「今日も暑いわねぇ」
善子「そうねー……」ダラダラ
42: 2017/08/23(水) 10:28:31.38 ID:Qn+xBaTA0.net
◆楽しくなってることを最優先◆
ブロロロ……
善子「やっぱ、きちんと宿題やっておかないとヨハネ達は2学期を迎えられないかもしれないわ」
ルビィ「そっかぁ」
善子「他人事ねぇ!?」
ルビィ「それよりも帰ったらまずお洗濯かなぁ?」
善子「(こ、この子……!姉の目が届かないからって完全に解放された気になってる……!)」ガビーン
ルビィ「それでお掃除して、今日はカレー作りだねっ♪」
善子「……」
善子「……そうね!(ま、いっか!)」ケロッ
ブロロロ……
善子「やっぱ、きちんと宿題やっておかないとヨハネ達は2学期を迎えられないかもしれないわ」
ルビィ「そっかぁ」
善子「他人事ねぇ!?」
ルビィ「それよりも帰ったらまずお洗濯かなぁ?」
善子「(こ、この子……!姉の目が届かないからって完全に解放された気になってる……!)」ガビーン
ルビィ「それでお掃除して、今日はカレー作りだねっ♪」
善子「……」
善子「……そうね!(ま、いっか!)」ケロッ
43: 2017/08/23(水) 10:29:32.55 ID:Qn+xBaTA0.net
◆汗の匂い◆
よしルビ「ただいまー」
善子「はぁー!あっつい!練習着も汗びっしょ!洗濯機回しましょう!」
ルビィ「うん!」
善子「下は洗濯機入れちゃう?上は各自手洗いでいいかしら?」
ルビィ「そうだね」
ルビィ「あ、よっちゃん先にシャワー浴びていいよ」
善子「あらやだ。ルビィにそんな台詞言われるなんて♡」
よしルビ「ただいまー」
善子「はぁー!あっつい!練習着も汗びっしょ!洗濯機回しましょう!」
ルビィ「うん!」
善子「下は洗濯機入れちゃう?上は各自手洗いでいいかしら?」
ルビィ「そうだね」
ルビィ「あ、よっちゃん先にシャワー浴びていいよ」
善子「あらやだ。ルビィにそんな台詞言われるなんて♡」
44: 2017/08/23(水) 10:30:07.60 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「ちょっ、そういう意味で言ったんじゃないよぉ!昨日先にお風呂貰ったからぁ!!///」
善子「分かってるわよ。何を真に受けてるのよ~」ニヤニヤ
ルビィ「もぉ~!」プクー
善子「ゴメンゴメン。それじゃお言葉に甘えるわね。早めにあがるから」
ルビィ「うん。ありがと」
善子「あ。ヨハネの洗濯物もお願いして、いい……?」
ルビィ「勿論。いいよ」ニコッ
善子「ありがと♪」
善子「分かってるわよ。何を真に受けてるのよ~」ニヤニヤ
ルビィ「もぉ~!」プクー
善子「ゴメンゴメン。それじゃお言葉に甘えるわね。早めにあがるから」
ルビィ「うん。ありがと」
善子「あ。ヨハネの洗濯物もお願いして、いい……?」
ルビィ「勿論。いいよ」ニコッ
善子「ありがと♪」
45: 2017/08/23(水) 10:30:50.01 ID:Qn+xBaTA0.net
ガチャッ
善子「もう脱衣所入っていいわよ~」
ルビィ「はぁい」
ルビィ「(練習着と、今着てるのも汗かいちゃってるから……)」スルスル
ルビィ「(それで、よっちゃんの―――)」
ルビィ「(わぁ。よっちゃんの、紺色だ……)」
ルビィ「(って!ジロジロ見るなんてダメだよねっ!///)」
ルビィ「(ネットに入れて―――)」
善子「もう脱衣所入っていいわよ~」
ルビィ「はぁい」
ルビィ「(練習着と、今着てるのも汗かいちゃってるから……)」スルスル
ルビィ「(それで、よっちゃんの―――)」
ルビィ「(わぁ。よっちゃんの、紺色だ……)」
ルビィ「(って!ジロジロ見るなんてダメだよねっ!///)」
ルビィ「(ネットに入れて―――)」
46: 2017/08/23(水) 10:31:47.28 ID:Qn+xBaTA0.net
その時不意に、よっちゃんの洗濯物からムァっとした汗の匂いが、ルビィの鼻をついちゃったの―――。
ルビィ「っっ!///」ビクン
ルビィ「ひゃ、ひゃああああ……!」
バサッ!センザイザッ!パタン!ピッ!!
善子「(ルビィ、随分と賑やかね……)」
ルビィ「お、お洗濯機回したよぉ~///」
善子「ありがとー」
ガチャ
ルビィ「はふ……(距離が近くなると、こういう部分も見えちゃったりするんだね……///)」ドキドキ
ルビィ「……///」頭ブンブン
ルビィ「―――ふぅ。お掃除機かけちゃおっと!」
ルビィ「っっ!///」ビクン
ルビィ「ひゃ、ひゃああああ……!」
バサッ!センザイザッ!パタン!ピッ!!
善子「(ルビィ、随分と賑やかね……)」
ルビィ「お、お洗濯機回したよぉ~///」
善子「ありがとー」
ガチャ
ルビィ「はふ……(距離が近くなると、こういう部分も見えちゃったりするんだね……///)」ドキドキ
ルビィ「……///」頭ブンブン
ルビィ「―――ふぅ。お掃除機かけちゃおっと!」
47: 2017/08/23(水) 10:32:29.33 ID:Qn+xBaTA0.net
◆ドキドキは続く◆
善子「掃除機もかけてくれてありがとね」
ルビィ「どういたしまして♪」
善子「それじゃルビィもシャワーどうぞ」
ルビィ「うんっ」
善子「(ヨハネは何をしようかしら……。あ、昨日干した自分の洗濯物畳んどこうっと)」
善子「掃除機もかけてくれてありがとね」
ルビィ「どういたしまして♪」
善子「それじゃルビィもシャワーどうぞ」
ルビィ「うんっ」
善子「(ヨハネは何をしようかしら……。あ、昨日干した自分の洗濯物畳んどこうっと)」
48: 2017/08/23(水) 10:33:02.63 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「はぁ……冷たい……♡」シャワァァァ……
ルビィ「―――ん?」
そこには手洗いされ干された、よっちゃんの紺色下着(上)がありました。
ルビィ「よっちゃんの、大人っぽいなぁ……///」ドキドキ
ルビィ「―――ハッ!?」
ルビィ「も、もうー!気にしないのー!」
ルビィ「ピギィィィィ!!」シャワァァァァ!!!!
善子「あの子本当に賑やかね!?」
お前もずら善子ちゃん
ルビィ「―――ん?」
そこには手洗いされ干された、よっちゃんの紺色下着(上)がありました。
ルビィ「よっちゃんの、大人っぽいなぁ……///」ドキドキ
ルビィ「―――ハッ!?」
ルビィ「も、もうー!気にしないのー!」
ルビィ「ピギィィィィ!!」シャワァァァァ!!!!
善子「あの子本当に賑やかね!?」
お前もずら善子ちゃん
49: 2017/08/23(水) 10:33:34.79 ID:Qn+xBaTA0.net
◆今夜はカレーだよ◆
善子「―――よし、炊飯開始っと」ピッ
善子「さて、それじゃカレー作り始めましょうか」
ルビィ「うんっ♪」
善子「ただ、サラダの野菜が足りなかったわね。今日も買い物行こっか」
ルビィ「はーい」
善子「―――よし、炊飯開始っと」ピッ
善子「さて、それじゃカレー作り始めましょうか」
ルビィ「うんっ♪」
善子「ただ、サラダの野菜が足りなかったわね。今日も買い物行こっか」
ルビィ「はーい」
50: 2017/08/23(水) 10:34:10.37 ID:Qn+xBaTA0.net
~~~~~~
善子「えっと、レタスと……あと何入れましょうか?」
ルビィ「あ、あのねっ。この間マルちゃんと3人で映画見たよね?」
善子「あー。きんぷり?」
説明するずら!きんぷりとは!
正式名KING OF PURISAN。高槻きんちゃんさんと降幡あいあいさんがダブル主演を務める、この夏話題持ち切り!女子高生に大人気の青春ストーリー映画ずら~!
ルビィ「あの映画で出てきたカレーの付け合わせ、七色サラダ作りたいなぁ」
善子「いいわね♪ まぁ、完全に再現出来なくても……ほうれん草みたいなあおい野菜とアスパラ、それと―――」
よしルビ「セ口リ!」
よしルビ「えへへっ♪」
キャッキャッ
善子「えっと、レタスと……あと何入れましょうか?」
ルビィ「あ、あのねっ。この間マルちゃんと3人で映画見たよね?」
善子「あー。きんぷり?」
説明するずら!きんぷりとは!
正式名KING OF PURISAN。高槻きんちゃんさんと降幡あいあいさんがダブル主演を務める、この夏話題持ち切り!女子高生に大人気の青春ストーリー映画ずら~!
ルビィ「あの映画で出てきたカレーの付け合わせ、七色サラダ作りたいなぁ」
善子「いいわね♪ まぁ、完全に再現出来なくても……ほうれん草みたいなあおい野菜とアスパラ、それと―――」
よしルビ「セ口リ!」
よしルビ「えへへっ♪」
キャッキャッ
51: 2017/08/23(水) 10:34:43.48 ID:Qn+xBaTA0.net
~~~~~~
善子「さぁここからは各自、己が一族における漆黒の混沌(カレー)を再現するため最善を尽くすわよっ!」
ルビィ「う、うんっ」
善子「とは言え、何かあったら手伝うからね」
ルビィ「ありがとう♪」
善子「さぁ、料理修行2日目の本番よ!」
ルビィ「おー!」
善子「さぁここからは各自、己が一族における漆黒の混沌(カレー)を再現するため最善を尽くすわよっ!」
ルビィ「う、うんっ」
善子「とは言え、何かあったら手伝うからね」
ルビィ「ありがとう♪」
善子「さぁ、料理修行2日目の本番よ!」
ルビィ「おー!」
52: 2017/08/23(水) 10:35:11.46 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「ぅゅ……玉ネギ……」ウルウル
善子「はい。ゴーグル」スッ
ルビィ「フフッ。何となく出てくると思ってた……(笑)」
ルビィ「ぅゅ……玉ネギ……」ウルウル
善子「はい。ゴーグル」スッ
ルビィ「フフッ。何となく出てくると思ってた……(笑)」
53: 2017/08/23(水) 10:35:43.80 ID:Qn+xBaTA0.net
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善子「へー。お肉炒めるのにマーガリン使うのね?」
ルビィ「あっ。ゴメンね。今日は普通の油に―――」
善子「遠慮しないで使っていいってば。ルビィのお家カレーを再現するのよ?」
ルビィ「―――うん。ありがとう♡」
善子「へー。お肉炒めるのにマーガリン使うのね?」
ルビィ「あっ。ゴメンね。今日は普通の油に―――」
善子「遠慮しないで使っていいってば。ルビィのお家カレーを再現するのよ?」
ルビィ「―――うん。ありがとう♡」
54: 2017/08/23(水) 10:36:09.46 ID:Qn+xBaTA0.net
======
グツグツ
善子「……」
グツグツ
ルビィ「……」
よしルビ「あっつ!!」
善子「って、しまった!冷房入れてないじゃない!!」
ルビィ「あ~……それは暑いよね」
善子「作り終ったら入れましょ……」
ルビィ「うんっ。よーし、もう少しがんばルビィ!」
グツグツ
善子「……」
グツグツ
ルビィ「……」
よしルビ「あっつ!!」
善子「って、しまった!冷房入れてないじゃない!!」
ルビィ「あ~……それは暑いよね」
善子「作り終ったら入れましょ……」
ルビィ「うんっ。よーし、もう少しがんばルビィ!」
55: 2017/08/23(水) 10:36:41.77 ID:Qn+xBaTA0.net
======
よしルビ「出来た~!」
善子「流石に完璧に再現って訳にはいかないだろうけど、でもこれがヨハネ特製オリジナルカレーよ!」
ルビィ「えへへ♡ おイモ上手に柔らかくできてよかったぁ♡」
善子「どっちも食べるのが楽しみねっ。サラダも出来たし、早速頂きましょう♪」
ルビィ「うんっ!」
よしルビ「出来た~!」
善子「流石に完璧に再現って訳にはいかないだろうけど、でもこれがヨハネ特製オリジナルカレーよ!」
ルビィ「えへへ♡ おイモ上手に柔らかくできてよかったぁ♡」
善子「どっちも食べるのが楽しみねっ。サラダも出来たし、早速頂きましょう♪」
ルビィ「うんっ!」
56: 2017/08/23(水) 10:37:14.46 ID:Qn+xBaTA0.net
テーブルに並ぶ4つのカレーと2つのサラダ―――
よしルビ「いただきまーす!」パクッ
善子「……! よしっ!ヨハネってば天才♪」
ルビィ「んー。お家の味とはちょっと違うけど……でも、美味しい♡」
善子「それじゃルビィのも頂くわね」パク
ルビィ「……」ドキドキ
善子「フフッ♪ ルビィのも美味しいわ♡」
ルビィ「―――! よかったぁ……♡」
よしルビ「いただきまーす!」パクッ
善子「……! よしっ!ヨハネってば天才♪」
ルビィ「んー。お家の味とはちょっと違うけど……でも、美味しい♡」
善子「それじゃルビィのも頂くわね」パク
ルビィ「……」ドキドキ
善子「フフッ♪ ルビィのも美味しいわ♡」
ルビィ「―――! よかったぁ……♡」
57: 2017/08/23(水) 10:37:47.10 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「ヨハネの一族は毒の芽を持つ実(ジャガイモ)は滅多に入れないから新鮮~」
ルビィ「そうなんだぁ―――。じゃあ、ルビィもよっちゃんのいただきまぁ―――」
善子「あ、待った。控えめにしたけど、それでもルビィには少し辛いかも―――」
ルビィ「っ! ~~~!!」ヒー
善子「わー!!ゴメン!!!」
ルビィ「ううん……!ちょっとだけピリッとしたけど、美味しい……っ!」ニコッ
善子「ホッ……。なら良かった……」
ルビィ「サラダも美味しい~」
善子「やっぱり夏はカレーね!」
ルビィ「ねー♡」
よしルビ「(今日は―――お互いのお家の味、好きな味を美味しく頂きました♪)」
ルビィ「そうなんだぁ―――。じゃあ、ルビィもよっちゃんのいただきまぁ―――」
善子「あ、待った。控えめにしたけど、それでもルビィには少し辛いかも―――」
ルビィ「っ! ~~~!!」ヒー
善子「わー!!ゴメン!!!」
ルビィ「ううん……!ちょっとだけピリッとしたけど、美味しい……っ!」ニコッ
善子「ホッ……。なら良かった……」
ルビィ「サラダも美味しい~」
善子「やっぱり夏はカレーね!」
ルビィ「ねー♡」
よしルビ「(今日は―――お互いのお家の味、好きな味を美味しく頂きました♪)」
58: 2017/08/23(水) 10:38:19.80 ID:Qn+xBaTA0.net
◆三度ドキドキ◆
善子「桃も美味しいわねぇ」モグモグ
ルビィ「うん」モムモム
よしルビ「(何か忘れてる気がする……)」
善子「あっ、洗濯物干していないわ!」
ルビィ「それだー。気が付かなくてごめんね」
善子「お互い様よ。ササッと干しちゃいましょうか」
ルビィ「はーい」
スタスタ トテトテ
善子「桃も美味しいわねぇ」モグモグ
ルビィ「うん」モムモム
よしルビ「(何か忘れてる気がする……)」
善子「あっ、洗濯物干していないわ!」
ルビィ「それだー。気が付かなくてごめんね」
善子「お互い様よ。ササッと干しちゃいましょうか」
ルビィ「はーい」
スタスタ トテトテ
60: 2017/08/23(水) 10:38:51.93 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「よっと」パチンパチン
ルビィ「……///」ドキドキ
善子「―――何ヨハネの下着ジロジロ見てるのよ~」
ルビィ「あぅっ。うぅ、大人っぽいなぁって思って……」
善子「そう?ヨハネ割とこんなのばっかりだけど」
ルビィ「よっちゃんはやっぱり大人だなぁ」
善子「ヨハネから言わせればルビィみたいな可愛いヤツも羨ましいけどね」
ルビィ「きゃー。見ないでぇ~///」
善子「あなたばっかり見てそれはズルいでしょー」
ルビィ「やーん♡」
キャイキャイ
善子「よっと」パチンパチン
ルビィ「……///」ドキドキ
善子「―――何ヨハネの下着ジロジロ見てるのよ~」
ルビィ「あぅっ。うぅ、大人っぽいなぁって思って……」
善子「そう?ヨハネ割とこんなのばっかりだけど」
ルビィ「よっちゃんはやっぱり大人だなぁ」
善子「ヨハネから言わせればルビィみたいな可愛いヤツも羨ましいけどね」
ルビィ「きゃー。見ないでぇ~///」
善子「あなたばっかり見てそれはズルいでしょー」
ルビィ「やーん♡」
キャイキャイ
61: 2017/08/23(水) 10:39:29.43 ID:Qn+xBaTA0.net
◆明日の予定と大量の混沌◆
善子母『今日も何事も無く楽しくやれたみたいね♪』
善子『えぇ。ヨハネってば津島一族における漆黒の混沌の味を、早くも再現出来ちゃったんだから!』
善子母『(特に大した味付けとかしてないけどね……)そっか。流石善子ちゃんね~♪』
善子『ヨハネよぉ!』
善子母『はいはい。カレーは食べきった?それとも残ってる?』
善子『勿論一晩寝かせるために残したわ!』
善子母『だったら夜の間、絶対にコンロの上に放置はダメよ』
善子『ふぇ、そうなの?』
善子母『腐るわよ』
善子『え、腐るの?』
善子母『腐る』
善子『腐る……』ガタッ
善子母『今日も何事も無く楽しくやれたみたいね♪』
善子『えぇ。ヨハネってば津島一族における漆黒の混沌の味を、早くも再現出来ちゃったんだから!』
善子母『(特に大した味付けとかしてないけどね……)そっか。流石善子ちゃんね~♪』
善子『ヨハネよぉ!』
善子母『はいはい。カレーは食べきった?それとも残ってる?』
善子『勿論一晩寝かせるために残したわ!』
善子母『だったら夜の間、絶対にコンロの上に放置はダメよ』
善子『ふぇ、そうなの?』
善子母『腐るわよ』
善子『え、腐るの?』
善子母『腐る』
善子『腐る……』ガタッ
62: 2017/08/23(水) 10:40:08.80 ID:Qn+xBaTA0.net
すぐさまキッチンへ向かう善子
善子『えっと、どうすればいいの……?』オロオロ
善子母『そんなに慌てなくても大丈夫よ。タッパーに入れるか……まぁ冷蔵庫に鍋のまま入れてもいいし』
善子『分かった!』ガチャ ソォイ
善子母『明日の朝もカレーね♪』
善子『えぇ、まだまだたっぷり残っているわ!』
善子母『……えっと。どのくらい?』
善子『―――?ルビィのもあるから鍋2つ分そこそこ』
善子母『そっか……。頑張って』
善子『???』
善子『えっと、どうすればいいの……?』オロオロ
善子母『そんなに慌てなくても大丈夫よ。タッパーに入れるか……まぁ冷蔵庫に鍋のまま入れてもいいし』
善子『分かった!』ガチャ ソォイ
善子母『明日の朝もカレーね♪』
善子『えぇ、まだまだたっぷり残っているわ!』
善子母『……えっと。どのくらい?』
善子『―――?ルビィのもあるから鍋2つ分そこそこ』
善子母『そっか……。頑張って』
善子『???』
63: 2017/08/23(水) 10:40:47.48 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「今日もお先にお風呂ありがとう」
善子「はーい。それじゃヨハネも、っと」
ルビィ「そう言えば、明日は練習無い日だね」
善子「そうね。今日こそ思い切り夜更かしかしら♪」
ルビィ「えへへ。ルビィたち悪い子だね」
善子「堕天使とリトルデーモンだもの!悪魔の申し子なんだからトーゼン!」
ルビィ「今日もお先にお風呂ありがとう」
善子「はーい。それじゃヨハネも、っと」
ルビィ「そう言えば、明日は練習無い日だね」
善子「そうね。今日こそ思い切り夜更かしかしら♪」
ルビィ「えへへ。ルビィたち悪い子だね」
善子「堕天使とリトルデーモンだもの!悪魔の申し子なんだからトーゼン!」
64: 2017/08/23(水) 10:41:21.63 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「ふふ♪ でも、明日はよっちゃんと遊びにも行きたいなぁ」
善子「そう?だったら遅寝早起きね!」
ルビィ「うんっ!頑張って起きる!」
善子「安心なさい。ヨハネはダイヤとは違うわ。目が覚めるまで叩き起こしてあ・げ・る♡」
ルビィ「きゃー♡」
善子「ククク……。それじゃゆっくりしてなさい。テレビ見ててもいいし」
ルビィ「うん。あ、昨日よっちゃんがしてたゲームまた見たいなぁ」
善子「分かったわ。ヨハネの華麗なテクをまた見せてあげる」スタスタ
ルビィ「やったぁ♪」
善子「そう?だったら遅寝早起きね!」
ルビィ「うんっ!頑張って起きる!」
善子「安心なさい。ヨハネはダイヤとは違うわ。目が覚めるまで叩き起こしてあ・げ・る♡」
ルビィ「きゃー♡」
善子「ククク……。それじゃゆっくりしてなさい。テレビ見ててもいいし」
ルビィ「うん。あ、昨日よっちゃんがしてたゲームまた見たいなぁ」
善子「分かったわ。ヨハネの華麗なテクをまた見せてあげる」スタスタ
ルビィ「やったぁ♪」
65: 2017/08/23(水) 10:41:50.72 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「(一緒にゲームしたがるんじゃなくて、ヨハネの隣で見てるだけで満足するのよねあの子……)」
善子「(可愛い♡)」
善子「(フフ。明日はどこ行こうかしら。ヨハネ自慢のデートコースにエスコートしてあげなくっちゃ♡)」
――――――
――――
――
善子「(可愛い♡)」
善子「(フフ。明日はどこ行こうかしら。ヨハネ自慢のデートコースにエスコートしてあげなくっちゃ♡)」
――――――
――――
――
66: 2017/08/23(水) 10:42:21.88 ID:Qn+xBaTA0.net
◆ヨハネってばいつもこう。なのにこの子は―――◆
翌朝
ザァァァァ……
善子「……」
ルビィ「おはよぉ善子ちゃん……」ネムネム
善子「……ヨハネよ」ホッペムニムニ
ルビィ「うー♡」
翌朝
ザァァァァ……
善子「……」
ルビィ「おはよぉ善子ちゃん……」ネムネム
善子「……ヨハネよ」ホッペムニムニ
ルビィ「うー♡」
67: 2017/08/23(水) 10:42:53.10 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「って、あっ―――。今日は雨、だね……」
善子「ゴメン、ルビィ……」
ルビィ「どうして謝るの?」クスッ
善子「だって、ヨハネと遊びに行くなんて約束したばっかりに……」シュン……
ルビィ「……」
ルビィ「きっと、お天道様がルビィ達に遊びに行ってないできちんと修行しなさーい!って言ってくれてるんだよ」
善子「ルビィ……」
ルビィ「だから、まずは家事をお片付けして、それから今日はお家で一緒に遊ぼう?ねっ♡」ニコッ
善子「……。そうね。ありがとう」
ルビィ「えへへ。それじゃ朝ご飯にしよっか♪」
善子「ゴメン、ルビィ……」
ルビィ「どうして謝るの?」クスッ
善子「だって、ヨハネと遊びに行くなんて約束したばっかりに……」シュン……
ルビィ「……」
ルビィ「きっと、お天道様がルビィ達に遊びに行ってないできちんと修行しなさーい!って言ってくれてるんだよ」
善子「ルビィ……」
ルビィ「だから、まずは家事をお片付けして、それから今日はお家で一緒に遊ぼう?ねっ♡」ニコッ
善子「……。そうね。ありがとう」
ルビィ「えへへ。それじゃ朝ご飯にしよっか♪」
68: 2017/08/23(水) 10:43:30.74 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「一晩寝かせたカレーってどうしてこう味わい深いのかしらね。不思議~」
ルビィ「ね~♡ 美味しい♡」
善子「ただね、ルビィ」
ルビィ「どうしたの?」
善子「まだ、物凄く残ってるのよ。カレー」
ルビィ「ものすごくって、どのくらい……?」
善子「今日3食全部カレーになるくらい……」
ルビィ「」
善子「一晩寝かせたカレーってどうしてこう味わい深いのかしらね。不思議~」
ルビィ「ね~♡ 美味しい♡」
善子「ただね、ルビィ」
ルビィ「どうしたの?」
善子「まだ、物凄く残ってるのよ。カレー」
ルビィ「ものすごくって、どのくらい……?」
善子「今日3食全部カレーになるくらい……」
ルビィ「」
69: 2017/08/23(水) 10:44:02.97 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「お母さんが言ってたのってコレだったんだ……」
ルビィ「張り切って、作り過ぎちゃったんだね……」
善子「くっ……!こうなったら、なんとか多少アレンジしつつ平らげるわよ!」
ルビィ「はいっ!ヨハネ様!」
ルビィ「張り切って、作り過ぎちゃったんだね……」
善子「くっ……!こうなったら、なんとか多少アレンジしつつ平らげるわよ!」
ルビィ「はいっ!ヨハネ様!」
71: 2017/08/23(水) 10:44:34.71 ID:Qn+xBaTA0.net
◆まだまだ未熟何とやら◆
その後、洗濯物を畳んだり、色々な所掃除したり、ヨハネの部屋の片付けをしていたらあっという間に午前中が終わっちゃった。
善子「昨日も思ったのだけど、洗濯物畳むのって地味に時間かかるのね」
ルビィ「1日分だけでもちょっぴり量があるし、丁寧に畳んでると時間かかっちゃうね」
善子「世の中のマザー達は時間を止める能力でも持ってるかしらね」
ルビィ「ふふっ。そう思っちゃうくらいお母さんって凄いね」
善子「そうね~」
その後、洗濯物を畳んだり、色々な所掃除したり、ヨハネの部屋の片付けをしていたらあっという間に午前中が終わっちゃった。
善子「昨日も思ったのだけど、洗濯物畳むのって地味に時間かかるのね」
ルビィ「1日分だけでもちょっぴり量があるし、丁寧に畳んでると時間かかっちゃうね」
善子「世の中のマザー達は時間を止める能力でも持ってるかしらね」
ルビィ「ふふっ。そう思っちゃうくらいお母さんって凄いね」
善子「そうね~」
72: 2017/08/23(水) 10:45:09.75 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「お昼ご飯なんだけど、ご飯も食べきっちゃったし、うどんを茹でてカレーうどんはどうかしら?」
ルビィ「さんせーい♪」
善子「それじゃ早速作りましょ」
善子「(ただ……ちょっと今日は料理としては手抜きが続いてしまってるわね)」
ルビィ「さんせーい♪」
善子「それじゃ早速作りましょ」
善子「(ただ……ちょっと今日は料理としては手抜きが続いてしまってるわね)」
73: 2017/08/23(水) 10:45:34.61 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「グツグツ煮込むとアツアツになっちゃうから、おつゆだけ温かいカレーにして、ざるうどんみたいにしてみる?」
善子「はい天才」
ルビィ「えへへ♪」
ルビィ「グツグツ煮込むとアツアツになっちゃうから、おつゆだけ温かいカレーにして、ざるうどんみたいにしてみる?」
善子「はい天才」
ルビィ「えへへ♪」
75: 2017/08/23(水) 10:46:08.14 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「♡」ツルツル
善子「……」ズルル……!
善子「(美味しいけど、修行にはなってないわよね……)」
ルビィ「♡」ツルツル
善子「……」ズルル……!
善子「(美味しいけど、修行にはなってないわよね……)」
76: 2017/08/23(水) 10:46:40.27 ID:Qn+xBaTA0.net
◆一念発起◆
ルビィ「あっ、よっちゃん!雨やんで曇り空になったよ」
善子「……!」
ルビィ「午後はお外に遊びに行っちゃう?」
善子「いいえ。まずは食材の買い物よ」
ルビィ「あっ……そっか。ついつい修行のことを忘れちゃうなぁ」
善子「そう。この生活は花嫁修業なのよルビィ……!」コォォ……!
ルビィ「よっちゃん!?」
ルビィ「あっ、よっちゃん!雨やんで曇り空になったよ」
善子「……!」
ルビィ「午後はお外に遊びに行っちゃう?」
善子「いいえ。まずは食材の買い物よ」
ルビィ「あっ……そっか。ついつい修行のことを忘れちゃうなぁ」
善子「そう。この生活は花嫁修業なのよルビィ……!」コォォ……!
ルビィ「よっちゃん!?」
77: 2017/08/23(水) 10:47:12.41 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「今日はカレーを消化しなければならないとして、明日はもっときちんと料理をするわ!」
善子「こんな休日のマザー達が適当に作る様な手抜き料理でこの修行生活を過ごしてはいけないのよ!!」
ルビィ「!!!」
ルビィ「そうだね!その通りだねよっちゃん!」
善子「そうと決まれば行くわよォ!!」
ルビィ「はいっ!」
善子「こんな休日のマザー達が適当に作る様な手抜き料理でこの修行生活を過ごしてはいけないのよ!!」
ルビィ「!!!」
ルビィ「そうだね!その通りだねよっちゃん!」
善子「そうと決まれば行くわよォ!!」
ルビィ「はいっ!」
78: 2017/08/23(水) 10:47:47.28 ID:Qn+xBaTA0.net
◆猪突猛進◆
よしルビ「おりゃああああ!」カート シャァァァァ
善子「味噌汁の材料!」
ルビィ「ルビィ作りたいお味噌汁がありますっ!買うのはわかめだけで大丈夫です!」
善子「よし次!肉!白滝!卵!納豆!」
ルビィ「お肉が続いてますヨハネ様!お魚も買いましょう!」
善子「そうね!鯵が安いわ!」
ルビィ「アジィ!!」
よしルビ「おりゃああああ!」カート シャァァァァ
善子「味噌汁の材料!」
ルビィ「ルビィ作りたいお味噌汁がありますっ!買うのはわかめだけで大丈夫です!」
善子「よし次!肉!白滝!卵!納豆!」
ルビィ「お肉が続いてますヨハネ様!お魚も買いましょう!」
善子「そうね!鯵が安いわ!」
ルビィ「アジィ!!」
79: 2017/08/23(水) 10:48:19.73 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「鯵と言えば鯵の開きよ!明日の朝はコレで決まりね!」
ルビィ「よっちゃん!アジの開きって干物だよね!?」
善子「確か!多分!」
ルビィ「干物ってお家で作れるものなのかなぁ!?」
善子「……!?」スマホッ
よしルビ「……」ジー
善子「うん。自宅で干物はちょっと難しそう……」
ルビィ「アジは普通に干物の方を買おっか」
善子「そうね」
ルビィ「よっちゃん!アジの開きって干物だよね!?」
善子「確か!多分!」
ルビィ「干物ってお家で作れるものなのかなぁ!?」
善子「……!?」スマホッ
よしルビ「……」ジー
善子「うん。自宅で干物はちょっと難しそう……」
ルビィ「アジは普通に干物の方を買おっか」
善子「そうね」
80: 2017/08/23(水) 10:48:50.41 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「(まだジャガイモと玉ネギは余ってたし……)」
善子「よし、こんなものかしら」
ルビィ「もちろん全部は使い切らないけど、明日の分だけだよね。これだけで幾らしちゃうんだろう……」
善子「そういうのも含めて勉強ね」
ルビィ「うんっ」
善子「(まだジャガイモと玉ネギは余ってたし……)」
善子「よし、こんなものかしら」
ルビィ「もちろん全部は使い切らないけど、明日の分だけだよね。これだけで幾らしちゃうんだろう……」
善子「そういうのも含めて勉強ね」
ルビィ「うんっ」
81: 2017/08/23(水) 10:49:28.10 ID:Qn+xBaTA0.net
◆イケよしこ◆
善子「(買ったものを袋詰めするのにも慣れてきた)」カサゴソ
善子「よし、それじゃ帰りましょうか」ヒョイ
ルビィ「あっ……。袋、ルビィ持つよ?」
善子「んー?別にいいわよ。重いもの買ってないし」
ルビィ「そっか……」
ルビィ「ん……」モジモジ
ルビィ「(手持ち無沙汰……)」
善子「……」
善子「(買ったものを袋詰めするのにも慣れてきた)」カサゴソ
善子「よし、それじゃ帰りましょうか」ヒョイ
ルビィ「あっ……。袋、ルビィ持つよ?」
善子「んー?別にいいわよ。重いもの買ってないし」
ルビィ「そっか……」
ルビィ「ん……」モジモジ
ルビィ「(手持ち無沙汰……)」
善子「……」
82: 2017/08/23(水) 10:50:01.18 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……!」ピーン
善子「フフッ♪」ギュッ
ルビィ「ほえっ!?」
善子「なんとなーく♪ さ、帰りましょ♡」
ルビィ「よ、よっちゃああん/// 手繋いで帰るなんて……!ま、周りの人にすっごい笑われちゃってるよぉっ!」
善子「あ!アイスクリームの屋台だなんて珍しい!ルビィ!食べながら帰りましょうっ」
ルビィ「お話聞いてよぉぉ~~///」
善子「フフッ♪」ギュッ
ルビィ「ほえっ!?」
善子「なんとなーく♪ さ、帰りましょ♡」
ルビィ「よ、よっちゃああん/// 手繋いで帰るなんて……!ま、周りの人にすっごい笑われちゃってるよぉっ!」
善子「あ!アイスクリームの屋台だなんて珍しい!ルビィ!食べながら帰りましょうっ」
ルビィ「お話聞いてよぉぉ~~///」
83: 2017/08/23(水) 10:50:33.85 ID:Qn+xBaTA0.net
◆カレー地獄◆
夕方
善子「ちょっと早いけど夕食作っちゃいましょうか」
ルビィ「はぁい」
善子「とにかくこの漆黒の混沌とは今日でおさらばよ。その為に……!」
ルビィ「今日のメニューはカレー on カレーピラフですっ!」
よしルビ「うううぅぅぅ……!」
夕方
善子「ちょっと早いけど夕食作っちゃいましょうか」
ルビィ「はぁい」
善子「とにかくこの漆黒の混沌とは今日でおさらばよ。その為に……!」
ルビィ「今日のメニューはカレー on カレーピラフですっ!」
よしルビ「うううぅぅぅ……!」
84: 2017/08/23(水) 10:51:04.65 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ホカホカ
善子「はい出来た」
ルビィ「チーズとかあればよかったね」
善子「あああああああ……。そうね……」
ルビィ「ふふっ。これも勉強だね。食べよっか♪」
善子「……えぇ!最後まで美味しく頂きましょう♪」
善子「あー。やっぱりカレー粉で作ってないからピラフと言うよりドリアっぽい……」
ルビィ「あはは……。でも美味しいよ♡」モグモグ
善子「そうね。よし、食べきってやるわ!」ガツガツ!
よしルビ「(作る量はきちんと気を付けなきゃいけないと勉強しました……!)」
ホカホカ
善子「はい出来た」
ルビィ「チーズとかあればよかったね」
善子「あああああああ……。そうね……」
ルビィ「ふふっ。これも勉強だね。食べよっか♪」
善子「……えぇ!最後まで美味しく頂きましょう♪」
善子「あー。やっぱりカレー粉で作ってないからピラフと言うよりドリアっぽい……」
ルビィ「あはは……。でも美味しいよ♡」モグモグ
善子「そうね。よし、食べきってやるわ!」ガツガツ!
よしルビ「(作る量はきちんと気を付けなきゃいけないと勉強しました……!)」
85: 2017/08/23(水) 10:51:45.29 ID:Qn+xBaTA0.net
◆日曜日のゴールデンタイム◆
強敵だったカレーを見事倒したヨハネとルビィ。洗い物も済ませて―――
よしルビ「ふー」
ルビィ「あっ」
善子「どうしたのよ?」
ルビィ「えっと……見たいテレビがあるの」
善子「……。『鉄腕ダフルRUSH』?」
ルビィ「!!」パァッ!
ルビィ「うんっ!」
善子「よかったわ。『もやもやあらいず』だったらルビィとチャンネル争奪戦だったもの」
ルビィ「あれは全然違う芸人さんの番組だもんっ!」
善子「フフッ。家事も片付けたし、のんびり見ましょっか」
ルビィ「うんっ!えへへ。普段あんまり見られないからすっごく楽しみだなぁ♪」
強敵だったカレーを見事倒したヨハネとルビィ。洗い物も済ませて―――
よしルビ「ふー」
ルビィ「あっ」
善子「どうしたのよ?」
ルビィ「えっと……見たいテレビがあるの」
善子「……。『鉄腕ダフルRUSH』?」
ルビィ「!!」パァッ!
ルビィ「うんっ!」
善子「よかったわ。『もやもやあらいず』だったらルビィとチャンネル争奪戦だったもの」
ルビィ「あれは全然違う芸人さんの番組だもんっ!」
善子「フフッ。家事も片付けたし、のんびり見ましょっか」
ルビィ「うんっ!えへへ。普段あんまり見られないからすっごく楽しみだなぁ♪」
86: 2017/08/23(水) 10:52:19.96 ID:Qn+xBaTA0.net
======
専門家『わー!これは……!あっはっは!大変だああああ大事件ですよっ(笑)』
農家アイドル『えっ!?これは一体何なんですか!?』
専門家『珍しいよぉおぉぉ。こんなっ。見られるなんて思わなかったぁぁぁ(笑)』
善子「また!また絶滅危惧種を見つけてしまったって言うの!?このアイドルは!」
ルビィ「わー!すごいすごーい!!」キャッキャッ
専門家『わー!これは……!あっはっは!大変だああああ大事件ですよっ(笑)』
農家アイドル『えっ!?これは一体何なんですか!?』
専門家『珍しいよぉおぉぉ。こんなっ。見られるなんて思わなかったぁぁぁ(笑)』
善子「また!また絶滅危惧種を見つけてしまったって言うの!?このアイドルは!」
ルビィ「わー!すごいすごーい!!」キャッキャッ
87: 2017/08/23(水) 10:52:50.80 ID:Qn+xBaTA0.net
ナレーション『―――絶滅危惧種とはお別れ。そして、その直後!』
専門家『あー!きたー!釣れましたよ!!これです!』
農家アイドル『ピャアァァ!ちょ、ちょっと気持ち悪いですっ……!!』
ルビィ「ピギィィィ!!?」
善子「これはっ!!深海に眠るあの伝説のキメラね!」
ルビィ「きゃぁ~……」善子の腕にギュッ
善子「っ///」
ルビィ「あ。ごめん」パッ
善子「別にいいわよ。くっ付いても///」
ルビィ「えへへ♡」
専門家『あー!きたー!釣れましたよ!!これです!』
農家アイドル『ピャアァァ!ちょ、ちょっと気持ち悪いですっ……!!』
ルビィ「ピギィィィ!!?」
善子「これはっ!!深海に眠るあの伝説のキメラね!」
ルビィ「きゃぁ~……」善子の腕にギュッ
善子「っ///」
ルビィ「あ。ごめん」パッ
善子「別にいいわよ。くっ付いても///」
ルビィ「えへへ♡」
88: 2017/08/23(水) 10:53:32.14 ID:Qn+xBaTA0.net
ナレーション『こうして釣り上げたレアな深海魚を……』
農家アイドル『それでは、お願いします』
料理人『これは……流石に初めて捌きますね……』
よしルビ「……」
ナレーション『しかし、流石のプロ。あっという間に捌いていく……!』
料理人『あぁ、綺麗な白身ですねぇ』
農家アイドル『はぁ~本当だぁ~』
よしルビ「……!」ゴクリ
農家アイドル『それでは、お願いします』
料理人『これは……流石に初めて捌きますね……』
よしルビ「……」
ナレーション『しかし、流石のプロ。あっという間に捌いていく……!』
料理人『あぁ、綺麗な白身ですねぇ』
農家アイドル『はぁ~本当だぁ~』
よしルビ「……!」ゴクリ
89: 2017/08/23(水) 10:54:12.87 ID:Qn+xBaTA0.net
ナレーション『こうして、レア深海魚が美味しい料理に変身っ!』
農家アイドル『んー!美味しいですねぇ!』
専門家『これは、美味しい……』
料理人『凄い食感ですね。新鮮です』
よしルビ「……」
善子「夕飯食べた直後なのに、お腹空いちゃいそう……」
ルビィ「うん。美味しそ~♡」
農家アイドル『んー!美味しいですねぇ!』
専門家『これは、美味しい……』
料理人『凄い食感ですね。新鮮です』
よしルビ「……」
善子「夕飯食べた直後なのに、お腹空いちゃいそう……」
ルビィ「うん。美味しそ~♡」
90: 2017/08/23(水) 10:54:38.09 ID:Qn+xBaTA0.net
ナレーション『続いては!出張RUSH村!今回は、山梨県!』
善子「あら、ご近所ね」
ルビィ「だねー」
農家アイドル『この桃とっても甘いです……。糖度は何度くらいなんでしょう?』
善子「甘い野菜や果物についてまず糖度の話になるのね。このアイドルは……」
ルビィ「ふふっ」クスクス
善子「あら、ご近所ね」
ルビィ「だねー」
農家アイドル『この桃とっても甘いです……。糖度は何度くらいなんでしょう?』
善子「甘い野菜や果物についてまず糖度の話になるのね。このアイドルは……」
ルビィ「ふふっ」クスクス
91: 2017/08/23(水) 10:55:09.67 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「あー!というかもう限界!桃ならヨハネの家にもあるもん!剥いてくるわね!」
ルビィ「あっ。ならルビィも―――」
善子「あなたは見ていていいわよ。折角見られるんだから」
ルビィ「……うん。ありがとう♡」
善子「テレビに映ってるものと一緒のものを食べるのってなかなか贅沢に感じられるわね♪」
ルビィ「うんっ♪」
善子「はー面白かった。でも、さらに続けてモッテQよ!」
ルビィ「ルビィこれも楽しみだったんだぁ♪」
ルビィ「あっ。ならルビィも―――」
善子「あなたは見ていていいわよ。折角見られるんだから」
ルビィ「……うん。ありがとう♡」
善子「テレビに映ってるものと一緒のものを食べるのってなかなか贅沢に感じられるわね♪」
ルビィ「うんっ♪」
善子「はー面白かった。でも、さらに続けてモッテQよ!」
ルビィ「ルビィこれも楽しみだったんだぁ♪」
92: 2017/08/23(水) 10:55:48.77 ID:Qn+xBaTA0.net
山登り女『みなさーん!私は今どこに居るでしょうかー!?』
山登り女『そうでーす!富士山頂剣ヶ峰でーす!見つけられましたかー?』
司会『このV撮るだけのためにどこまで行ってるのよ!』
善子「凄過ぎるわよこの人……」
ルビィ「すごい……」
陽気な外国人『ノゾミン!あれを見ろ!』
お祭り女『えーーーーーー!!!!!?』
よしルビ「ふふっ。あははっ」クスクスクッスン
――――――
――――
――
山登り女『そうでーす!富士山頂剣ヶ峰でーす!見つけられましたかー?』
司会『このV撮るだけのためにどこまで行ってるのよ!』
善子「凄過ぎるわよこの人……」
ルビィ「すごい……」
陽気な外国人『ノゾミン!あれを見ろ!』
お祭り女『えーーーーーー!!!!!?』
よしルビ「ふふっ。あははっ」クスクスクッスン
――――――
――――
――
93: 2017/08/23(水) 10:56:26.88 ID:Qn+xBaTA0.net
◆深夜のお茶会◆
善子「明日は練習で、朝食とお弁当作りもあるし、早めに寝ましょうか」
ルビィ「はぁい」
善子「明日は料理頑張るわよっ」
ルビィ「うんっ!おやすみっ」
善子「お休みなさい」
善子「明日は練習で、朝食とお弁当作りもあるし、早めに寝ましょうか」
ルビィ「はぁい」
善子「明日は料理頑張るわよっ」
ルビィ「うんっ!おやすみっ」
善子「お休みなさい」
94: 2017/08/23(水) 10:56:56.82 ID:Qn+xBaTA0.net
======
深夜
ルビィ「……ん」パチ
ルビィ「……ふぅ(なんか、暑い……)」ムクリ
ルビィ「(あれ、冷房切れちゃってる。どうしようかな……。窓開けておけばいいかな―――)」
深夜
ルビィ「……ん」パチ
ルビィ「……ふぅ(なんか、暑い……)」ムクリ
ルビィ「(あれ、冷房切れちゃってる。どうしようかな……。窓開けておけばいいかな―――)」
95: 2017/08/23(水) 10:57:28.05 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「むう゛んっ!!」ガバッ
ルビィ「ひゃああ!」ビックリ
善子「あっつい!何!?何で冷房切れてんのよ!あれっリモコンどこよ!?」
善子「……」
善子「―――リモコンあった。ヨハネの身体の下に……ゴメン」ポチー
ルビィ「あはは……」
善子「はぁ……。部屋涼しくなるまで何か飲み物でも飲みましょうか」
ルビィ「うん。いただきます」
ルビィ「ひゃああ!」ビックリ
善子「あっつい!何!?何で冷房切れてんのよ!あれっリモコンどこよ!?」
善子「……」
善子「―――リモコンあった。ヨハネの身体の下に……ゴメン」ポチー
ルビィ「あはは……」
善子「はぁ……。部屋涼しくなるまで何か飲み物でも飲みましょうか」
ルビィ「うん。いただきます」
96: 2017/08/23(水) 10:58:05.65 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「でーきた。はい、アイスココア」
ルビィ「ありがとう」
コクコク―――
善子「……もう3日が過ぎたのね。この生活」
ルビィ「そうだね」
善子「なんか、ルビィってもう少しだらしない所あると思ってた。ダイヤの話聞く限り」
ルビィ「うぅっ。そ、そんなことないもん!」
善子「フフ。でも、そのうちボロが出ちゃったりして?」ニヤ
善子「でーきた。はい、アイスココア」
ルビィ「ありがとう」
コクコク―――
善子「……もう3日が過ぎたのね。この生活」
ルビィ「そうだね」
善子「なんか、ルビィってもう少しだらしない所あると思ってた。ダイヤの話聞く限り」
ルビィ「うぅっ。そ、そんなことないもん!」
善子「フフ。でも、そのうちボロが出ちゃったりして?」ニヤ
97: 2017/08/23(水) 10:58:37.08 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「む~!そういうよっちゃんだって最初は自信なーい!って言ってたのに!」
善子「それは……っ!で、でもっ!しっかり出来てるでしょう!?」
ルビィ「……。そうだね……。ルビィ、リードされてばっかりだもん」
ルビィ「やっぱりよっちゃんの方が、しっかりしてるもんね……」コクコク……
善子「……」
善子「(ルビィにだけは格好悪いところを見せたくないから―――なんて、言えないわよ……///)」
善子「それは……っ!で、でもっ!しっかり出来てるでしょう!?」
ルビィ「……。そうだね……。ルビィ、リードされてばっかりだもん」
ルビィ「やっぱりよっちゃんの方が、しっかりしてるもんね……」コクコク……
善子「……」
善子「(ルビィにだけは格好悪いところを見せたくないから―――なんて、言えないわよ……///)」
98: 2017/08/23(水) 10:59:13.29 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「ま、まぁ。引き続きお互い助け合いながら修行に励みましょう?それに、ヨハネもルビィに助けられているもの。安心しなさい」
ルビィ「ぷは。……うんっ!ルビィもがんばる!がんばルビィ!」
善子「えぇ。それじゃ一服もしたし、もう一眠りしましょうか」
ルビィ「うん―――。あっ!コップはルビィが洗う!」
善子「フフ。お願いするわ♪」
――――――
――――
――
ルビィ「ぷは。……うんっ!ルビィもがんばる!がんばルビィ!」
善子「えぇ。それじゃ一服もしたし、もう一眠りしましょうか」
ルビィ「うん―――。あっ!コップはルビィが洗う!」
善子「フフ。お願いするわ♪」
――――――
――――
――
99: 2017/08/23(水) 10:59:41.06 ID:Qn+xBaTA0.net
◆早起きしない者食うもの無くなるずら◆
朝5時30分
よしルビ「……」
よしルビ「(ねっむい……)」
善子「(でも、ご飯作らないと……)顔洗って気合い入れるわよ……」
ルビィ「ぅゅ……」ボケー
善子「……。その可愛いバスト触っちゃうわよ」
ルビィ「ゃー♡ だめぇー♡」トテトテ
善子「まったく―――」
朝5時30分
よしルビ「……」
よしルビ「(ねっむい……)」
善子「(でも、ご飯作らないと……)顔洗って気合い入れるわよ……」
ルビィ「ぅゅ……」ボケー
善子「……。その可愛いバスト触っちゃうわよ」
ルビィ「ゃー♡ だめぇー♡」トテトテ
善子「まったく―――」
100: 2017/08/23(水) 11:00:37.60 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「まずはお味噌汁ね」
ルビィ「あのね、ルビィ。ジャガイモと玉ネギ、ワカメのお味噌汁が好きなの。作ってみたいなぁ」
善子「美味しそうね。なら、お味噌汁はルビィにほとんど任せようかしら」
ルビィ「うんっ!がんばるねっ」
善子「お味噌汁で大切なのは、ズバリ出汁よね」
ルビィ「えっと……味の素入れるのかな?」
善子「え……?」
ルビィ「ち、違うよねっ。ゴメンナサイ」
善子「とは言えヨハネもハッキリとは分からないわね……」スマホッ
善子「まずはお味噌汁ね」
ルビィ「あのね、ルビィ。ジャガイモと玉ネギ、ワカメのお味噌汁が好きなの。作ってみたいなぁ」
善子「美味しそうね。なら、お味噌汁はルビィにほとんど任せようかしら」
ルビィ「うんっ!がんばるねっ」
善子「お味噌汁で大切なのは、ズバリ出汁よね」
ルビィ「えっと……味の素入れるのかな?」
善子「え……?」
ルビィ「ち、違うよねっ。ゴメンナサイ」
善子「とは言えヨハネもハッキリとは分からないわね……」スマホッ
101: 2017/08/23(水) 11:01:08.11 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「煮干し、かぁ……。あるかなぁ?」ガサゴソ
善子「あ、見っけ」
善子「頭と腹ワタを取って、水に浸す。で、この出汁からお味噌汁を作っていけばいいんだって」
ルビィ「そうだったんだ~」
善子「よしっ。今のうちに鯵の開きを焼いて―――」
ルビィ「お弁当のおかずも作るよっ」
善子「お願いするわ!」
善子「あ、見っけ」
善子「頭と腹ワタを取って、水に浸す。で、この出汁からお味噌汁を作っていけばいいんだって」
ルビィ「そうだったんだ~」
善子「よしっ。今のうちに鯵の開きを焼いて―――」
ルビィ「お弁当のおかずも作るよっ」
善子「お願いするわ!」
102: 2017/08/23(水) 11:01:59.07 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「えっと、豚肉の生姜焼き……。麺つゆと、しょうがと、ちょっぴりのお醤油で味付け―――」ジュウウウ
ルビィ「しょうがのチューブにゅる~」
ニュルー……
ブボハッ!
ルビィ「きゃぁー!」
善子「何!?大丈夫!?」
ルビィ「あぅ、ちょっとしょうが多く入っちゃったかも……」
善子「あー……。まぁ、生姜って身体にいいし、ちょっとくらいならいいんじゃない?」
ルビィ「そ、そう……?」
善子「へーきへーきよっ!」
ルビィ「よっちゃんが、そう言うなら……」
ルビィはお昼に後悔します。あの時きちんと多く入ってしまった分を取り除いておけばよかったと―――。
横着して味見をしないのはイケないコトだって、痛感するのでした―――。
ルビィ「しょうがのチューブにゅる~」
ニュルー……
ブボハッ!
ルビィ「きゃぁー!」
善子「何!?大丈夫!?」
ルビィ「あぅ、ちょっとしょうが多く入っちゃったかも……」
善子「あー……。まぁ、生姜って身体にいいし、ちょっとくらいならいいんじゃない?」
ルビィ「そ、そう……?」
善子「へーきへーきよっ!」
ルビィ「よっちゃんが、そう言うなら……」
ルビィはお昼に後悔します。あの時きちんと多く入ってしまった分を取り除いておけばよかったと―――。
横着して味見をしないのはイケないコトだって、痛感するのでした―――。
103: 2017/08/23(水) 11:02:34.02 ID:Qn+xBaTA0.net
======
テーブルに並ぶ温かいご飯とルビィ特製のお味噌汁。ヨハネが焼いた鯵の開き。納豆と目玉焼き。あと冷蔵庫から発掘したお漬物。
パンばっかりだった朝食から、一気に豪華になった気分♪
よしルビ「朝ご飯いただきまーす」
善子「早速だけど、ルビィの作ったお味噌汁……」ズズッ
ルビィ「……」
善子「ほっ。凄いわルビィ―――美味しく出来てるじゃない!」
ルビィ「本当!?やったぁ……!」ホッ
ルビィ「ん……(コクッ)。うんっ!ちゃんとお出汁取れてる~♡」
テーブルに並ぶ温かいご飯とルビィ特製のお味噌汁。ヨハネが焼いた鯵の開き。納豆と目玉焼き。あと冷蔵庫から発掘したお漬物。
パンばっかりだった朝食から、一気に豪華になった気分♪
よしルビ「朝ご飯いただきまーす」
善子「早速だけど、ルビィの作ったお味噌汁……」ズズッ
ルビィ「……」
善子「ほっ。凄いわルビィ―――美味しく出来てるじゃない!」
ルビィ「本当!?やったぁ……!」ホッ
ルビィ「ん……(コクッ)。うんっ!ちゃんとお出汁取れてる~♡」
104: 2017/08/23(水) 11:03:12.38 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「ジャガイモがホクホクで美味しい……」
ルビィ「そうなの!作ってすぐはおイモがホクホクで、少し経った後に飲む頃にはホロホロに柔らかくなっててそれも美味しいんだぁ♡」
善子「ふぅん。なるほどねぇ」
ルビィ「お母さんがたまに作ってくれるから材料だけは覚えてたの♪」
善子「それだけで作れるなんてやるじゃない。夕飯の時にも飲むのが楽しみだわ♡」
ルビィ「うんっ♡」
ルビィ「そうなの!作ってすぐはおイモがホクホクで、少し経った後に飲む頃にはホロホロに柔らかくなっててそれも美味しいんだぁ♡」
善子「ふぅん。なるほどねぇ」
ルビィ「お母さんがたまに作ってくれるから材料だけは覚えてたの♪」
善子「それだけで作れるなんてやるじゃない。夕飯の時にも飲むのが楽しみだわ♡」
ルビィ「うんっ♡」
105: 2017/08/23(水) 11:03:44.53 ID:Qn+xBaTA0.net
======
よしルビ「ごちそうさまでしたぁ……」
ルビィ「むんっ!今日は練習とっても頑張れそう!」
善子「パンの方が楽なのは確かだけど、米と味噌汁は堕天使にも確かな力を与えてくれるわ!」
ルビィ「マルちゃんや千歌ちゃんって朝はご飯派なんだよ。あと果南さんもかな?」
善子「胸が大きい要因って、朝にご飯を食べてるからなのかしら……」
よしルビ「……」
ルビィ「明日も朝はご飯にしよっか……!」
善子「そうね……!!」
よしルビ「ごちそうさまでしたぁ……」
ルビィ「むんっ!今日は練習とっても頑張れそう!」
善子「パンの方が楽なのは確かだけど、米と味噌汁は堕天使にも確かな力を与えてくれるわ!」
ルビィ「マルちゃんや千歌ちゃんって朝はご飯派なんだよ。あと果南さんもかな?」
善子「胸が大きい要因って、朝にご飯を食べてるからなのかしら……」
よしルビ「……」
ルビィ「明日も朝はご飯にしよっか……!」
善子「そうね……!!」
106: 2017/08/23(水) 11:04:26.79 ID:Qn+xBaTA0.net
◆焼ける辛さ◆
浦の星 昼
ようちかなん「「「お昼ご飯の時間だあああああ!お先―!!」」」モグー
ダイヤ「あら?今日は大きめのお弁当箱ね。感心だこと」
鞠莉「Wow!凄いわ、2人で作ったのよね?上手に出来たのかしら?」
ルビィ「うん。頑張って作った……んだけど……」
ダイヤ「?」
善子「卵焼きが上手くいかなかったのよね。意外と難しかったわ……」
梨子「あぁ、分かるなぁ。難しいよね」
梨子「でも、慣れれば色々卵に混ぜてアレンジも出来るし……。練習あるのみだよ、頑張って♪」
善子「えぇ!」
ルビィ「うんっ!ありがとう梨子さんっ」
ダイヤ「ふふっ―――」
浦の星 昼
ようちかなん「「「お昼ご飯の時間だあああああ!お先―!!」」」モグー
ダイヤ「あら?今日は大きめのお弁当箱ね。感心だこと」
鞠莉「Wow!凄いわ、2人で作ったのよね?上手に出来たのかしら?」
ルビィ「うん。頑張って作った……んだけど……」
ダイヤ「?」
善子「卵焼きが上手くいかなかったのよね。意外と難しかったわ……」
梨子「あぁ、分かるなぁ。難しいよね」
梨子「でも、慣れれば色々卵に混ぜてアレンジも出来るし……。練習あるのみだよ、頑張って♪」
善子「えぇ!」
ルビィ「うんっ!ありがとう梨子さんっ」
ダイヤ「ふふっ―――」
107: 2017/08/23(水) 11:05:14.29 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「料理漬けの毎日だもの!さらなる高みを目指すわ!」
ルビィ「他の家事除いたらお料理しかしてないもんねルビィ達!がんばルビィ!」
ダイヤ「」
ルビィ「他の家事除いたらお料理しかしてないもんねルビィ達!がんばルビィ!」
ダイヤ「」
108: 2017/08/23(水) 11:05:45.82 ID:Qn+xBaTA0.net
======
花丸「花嫁修業、頑張ってるみたいだね」
ルビィ「マルちゃん♡ ルビィ頑張ってるよ!」
花丸「ふふふ。ルビィちゃんは出来る子だもん。きっとどんどん素敵な女性になっちゃうずら♡」
ルビィ「えへへ♡ 生姜焼きもね、初めての割には上手く―――」パク
ルビィ「コホッッッ!!コホン!!きゃ、きゃらあああああい!!!」
花丸「る、ルビィちゃーん!?」ガビーン
花丸「花嫁修業、頑張ってるみたいだね」
ルビィ「マルちゃん♡ ルビィ頑張ってるよ!」
花丸「ふふふ。ルビィちゃんは出来る子だもん。きっとどんどん素敵な女性になっちゃうずら♡」
ルビィ「えへへ♡ 生姜焼きもね、初めての割には上手く―――」パク
ルビィ「コホッッッ!!コホン!!きゃ、きゃらあああああい!!!」
花丸「る、ルビィちゃーん!?」ガビーン
109: 2017/08/23(水) 11:06:17.17 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「」チーン
花丸「ルビィちゃん。善子ちゃん。これは、生姜入れ過ぎだよ……」ケホケホ
善子「時間の無い朝だからって味見しなかったのは完全に失敗だったわね……。初めて作る料理も上手くいってたからちょっと過信してしまっていたわ」モグモグ
善子「(でも、個人的にはこの辛さ―――アリね♡)」
辛くなってしまった生姜焼きはよっちゃんが美味しく頂きました……。
花丸「ルビィちゃん。善子ちゃん。これは、生姜入れ過ぎだよ……」ケホケホ
善子「時間の無い朝だからって味見しなかったのは完全に失敗だったわね……。初めて作る料理も上手くいってたからちょっと過信してしまっていたわ」モグモグ
善子「(でも、個人的にはこの辛さ―――アリね♡)」
辛くなってしまった生姜焼きはよっちゃんが美味しく頂きました……。
110: 2017/08/23(水) 11:06:46.92 ID:Qn+xBaTA0.net
◆要刺客◆
花丸「でも、2人ともきちんと花嫁修業しているみたいで偉いね。オラ、ルビィちゃんばっかり家事して善子ちゃんはダラダラしている図ばっかり思い浮かべていたなぁ」
善子「はぁー!?ヨハネもちゃんとやってるし!見てもいないくせに失礼よずら丸!!」
花丸「ごめんごめん。冗談ずら」
善子「イヤ。許さない。アンタ明日にでもヨハネの元へ来なさい」
ルビィ「―――!! マルちゃん遊びに来るの!?」フッカツ
花丸「でも、2人ともきちんと花嫁修業しているみたいで偉いね。オラ、ルビィちゃんばっかり家事して善子ちゃんはダラダラしている図ばっかり思い浮かべていたなぁ」
善子「はぁー!?ヨハネもちゃんとやってるし!見てもいないくせに失礼よずら丸!!」
花丸「ごめんごめん。冗談ずら」
善子「イヤ。許さない。アンタ明日にでもヨハネの元へ来なさい」
ルビィ「―――!! マルちゃん遊びに来るの!?」フッカツ
111: 2017/08/23(水) 11:07:16.68 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「えっと。お邪魔してもいいの……?」
善子「勿論よ!元々誘うつもりだったけど、こうなったら思い切りもてなしてやるわ!」
花丸「そっか……。ありがとう。明日は何も用事無いから是非お招き頂きます♪」
善子「決まりね!ルビィ!今日はこの後買い出しよ!」
ルビィ「うんっ!えへへ。ご飯は何にしよっか♪」
善子「クックックッ……。ずら丸には内緒にしちゃうんだから!」
花丸「ふふ。楽しみにしてるね♪」
善子「勿論よ!元々誘うつもりだったけど、こうなったら思い切りもてなしてやるわ!」
花丸「そっか……。ありがとう。明日は何も用事無いから是非お招き頂きます♪」
善子「決まりね!ルビィ!今日はこの後買い出しよ!」
ルビィ「うんっ!えへへ。ご飯は何にしよっか♪」
善子「クックックッ……。ずら丸には内緒にしちゃうんだから!」
花丸「ふふ。楽しみにしてるね♪」
112: 2017/08/23(水) 11:07:42.75 ID:Qn+xBaTA0.net
ダイヤ「……」
ダイヤ「マルちゃん。ちょっと―――」
花丸「ダイヤちゃん?」
ダイヤ「折角善子さんのお家に遊びに行く約束をしているところに、こんなお願いするのは酷なのだけど……」
花丸「???」
ダイヤ「多分、あの2人ね―――」
花丸「……。ふぅん……」コォォォォォ
ダイヤ「マルちゃん。ちょっと―――」
花丸「ダイヤちゃん?」
ダイヤ「折角善子さんのお家に遊びに行く約束をしているところに、こんなお願いするのは酷なのだけど……」
花丸「???」
ダイヤ「多分、あの2人ね―――」
花丸「……。ふぅん……」コォォォォォ
113: 2017/08/23(水) 11:08:20.13 ID:Qn+xBaTA0.net
◆明日への準備◆
善子「掃除も済ませたし、アレの材料買いに行きましょう」
ルビィ「はーい♪」
======
善子「よし、こんなものね。あとは炭酸飲料も買ってっと♪」
ルビィ「楽しみだねー♪」
善子「フフ、そうね。でも、今日の夕飯も勿論しっかり作るわよ?」
ルビィ「うんっ」
善子「掃除も済ませたし、アレの材料買いに行きましょう」
ルビィ「はーい♪」
======
善子「よし、こんなものね。あとは炭酸飲料も買ってっと♪」
ルビィ「楽しみだねー♪」
善子「フフ、そうね。でも、今日の夕飯も勿論しっかり作るわよ?」
ルビィ「うんっ」
114: 2017/08/23(水) 11:08:51.78 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「(流石にちょっとだけ大荷物ね)ルビィ、こっち持ってもらっていいかしら?」
ルビィ「はーい!貰いまぁす!」
ルビィ「(―――って、ルビィの方はとっても軽くて)」
ルビィ「(よっちゃんの方は飲み物とかで重たそう……)」
ルビィ「むー。よっちゃあん……」
善子「んー?なーにー?」シランカオ
ルビィ「……ううん。ありがとう///」
善子「フフン♪」
ルビィ「はーい!貰いまぁす!」
ルビィ「(―――って、ルビィの方はとっても軽くて)」
ルビィ「(よっちゃんの方は飲み物とかで重たそう……)」
ルビィ「むー。よっちゃあん……」
善子「んー?なーにー?」シランカオ
ルビィ「……ううん。ありがとう///」
善子「フフン♪」
115: 2017/08/23(水) 11:09:28.00 ID:Qn+xBaTA0.net
◆芋大使◆
ルビィ「それじゃあ、お夕飯作ろっか!」
善子「あら、張り切ってるわね!」
ルビィ「うん!今日のメインは肉じゃがですっ」
善子「定番よね♪ ヨハネも作り方覚えたいから一緒に作っていきましょう」
ルビィ「うんっ。でも、おイモ大好きなルビィとしては、ここはよっちゃんをリードしたいと思います!」
善子「フフ。がんばルビィよ♡」
ルビィ「よぉし……!」
善子「(もう、ルビィったら言い訳が下手っぴなんだから)」クスクス
ルビィって意外と義理堅いというか、借りは作らないというか―――。
ホント、真面目な子……♡
ルビィ「それじゃあ、お夕飯作ろっか!」
善子「あら、張り切ってるわね!」
ルビィ「うん!今日のメインは肉じゃがですっ」
善子「定番よね♪ ヨハネも作り方覚えたいから一緒に作っていきましょう」
ルビィ「うんっ。でも、おイモ大好きなルビィとしては、ここはよっちゃんをリードしたいと思います!」
善子「フフ。がんばルビィよ♡」
ルビィ「よぉし……!」
善子「(もう、ルビィったら言い訳が下手っぴなんだから)」クスクス
ルビィって意外と義理堅いというか、借りは作らないというか―――。
ホント、真面目な子……♡
116: 2017/08/23(水) 11:10:10.66 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「でっきたぁ!」
善子「今回は味見もこまめにしたから味付けもバッチリね♪」
ルビィ「あぅ……」ショボン
善子「あ……。その、今朝はヨハネも味見を促さなかったのが悪かったわ。ゴメンね」
善子「でもまぁその失敗があったから、今回の肉じゃがはとっても美味しく出来たんじゃない」
ルビィ「うん……。うんっ!そうだね!」
善子「ねっ♪ さ、後はおひたしと―――」
ルビィ「でっきたぁ!」
善子「今回は味見もこまめにしたから味付けもバッチリね♪」
ルビィ「あぅ……」ショボン
善子「あ……。その、今朝はヨハネも味見を促さなかったのが悪かったわ。ゴメンね」
善子「でもまぁその失敗があったから、今回の肉じゃがはとっても美味しく出来たんじゃない」
ルビィ「うん……。うんっ!そうだね!」
善子「ねっ♪ さ、後はおひたしと―――」
117: 2017/08/23(水) 11:10:43.28 ID:Qn+xBaTA0.net
======
今朝のルビィ特製お味噌汁と肉じゃが、ほうれん草のおひたしに冷奴。
まだまだシンプルだけど、きっと美味しく作れた自信作―――♡
よしルビ「いただきます♪」
ルビィ「―――ほあぁ。全部美味しい♡」
善子「えぇ。美味しく出来ているわ。それと所謂一汁三菜ってヤツもクリア出来てる……もんね!」
ルビィ「そういうところも気を遣わなくちゃいけないし、お料理は本当に果てしないね……」
善子「それでも、これまでの夕食に比べればこれは確かな一歩よ」
善子「明日はアレを作るけど、それ以外にも品数を少しでも増やせるように頑張りましょう」
ルビィ「うん!そうだねっ」
よしルビ「(今日は、初めて一汁三菜をクリアできました!)」
今朝のルビィ特製お味噌汁と肉じゃが、ほうれん草のおひたしに冷奴。
まだまだシンプルだけど、きっと美味しく作れた自信作―――♡
よしルビ「いただきます♪」
ルビィ「―――ほあぁ。全部美味しい♡」
善子「えぇ。美味しく出来ているわ。それと所謂一汁三菜ってヤツもクリア出来てる……もんね!」
ルビィ「そういうところも気を遣わなくちゃいけないし、お料理は本当に果てしないね……」
善子「それでも、これまでの夕食に比べればこれは確かな一歩よ」
善子「明日はアレを作るけど、それ以外にも品数を少しでも増やせるように頑張りましょう」
ルビィ「うん!そうだねっ」
よしルビ「(今日は、初めて一汁三菜をクリアできました!)」
118: 2017/08/23(水) 11:11:27.34 ID:Qn+xBaTA0.net
◆一緒にNY◆
善子「そろそろお風呂が沸くわね」
ルビィ「あ、あの、よっちゃん」
善子「んー?」
ルビィ「初日からずっと思ってたんだけど、一緒に作って食べるお料理とは違って、お風呂は別々に入ると、その、お水が勿体ないかなって……思って……えっと……」モジモジ
善子「……。ん?えっ?」
ルビィ「そのっ!一緒にお風呂入っちゃえば節約になるってよく聞くよね!?」
ルビィ「今日から一緒にお風呂入りませんか!?」キッ
善子「ええっ///」
善子「そろそろお風呂が沸くわね」
ルビィ「あ、あの、よっちゃん」
善子「んー?」
ルビィ「初日からずっと思ってたんだけど、一緒に作って食べるお料理とは違って、お風呂は別々に入ると、その、お水が勿体ないかなって……思って……えっと……」モジモジ
善子「……。ん?えっ?」
ルビィ「そのっ!一緒にお風呂入っちゃえば節約になるってよく聞くよね!?」
ルビィ「今日から一緒にお風呂入りませんか!?」キッ
善子「ええっ///」
119: 2017/08/23(水) 11:12:01.65 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……」
ルビィ「……」
ルビィ「ご、ごめんなさい……変なこと言って……」
ルビィ「やっぱりイヤだよね。一緒に生活してるからこそ、1人になれる時間も必要だよね。ごめんね。やっぱり―――」
善子「待って。待ちなさい」
ルビィ「……」
善子「何1人で話し始めて終わらせようとしてるのよ。……嫌ではないわよ」
ルビィ「!」
ルビィ「……」
ルビィ「ご、ごめんなさい……変なこと言って……」
ルビィ「やっぱりイヤだよね。一緒に生活してるからこそ、1人になれる時間も必要だよね。ごめんね。やっぱり―――」
善子「待って。待ちなさい」
ルビィ「……」
善子「何1人で話し始めて終わらせようとしてるのよ。……嫌ではないわよ」
ルビィ「!」
120: 2017/08/23(水) 11:12:28.79 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「はぁ、もう……。またそういうこと気にしてたのね……」
ルビィ「うん……」
善子「何よ。我が一族の生活がそんなに心配?」
ルビィ「そんなことないよっ!ただ、やっぱり申し訳ないなぁって……」
善子「はー。あなたってほんっと真面目……」
ルビィ「ごめんなさい……」
善子「謝らないの。そこはあなたの良い所」
ルビィ「は、はい……///」
ルビィ「うん……」
善子「何よ。我が一族の生活がそんなに心配?」
ルビィ「そんなことないよっ!ただ、やっぱり申し訳ないなぁって……」
善子「はー。あなたってほんっと真面目……」
ルビィ「ごめんなさい……」
善子「謝らないの。そこはあなたの良い所」
ルビィ「は、はい……///」
121: 2017/08/23(水) 11:13:08.52 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……」
善子「―――いいわ。一緒に、入りましょうか」
ルビィ「いいの……?」
善子「いーの!ホラ、そうと決まれば入るわよ!照れが出てくる!!」グイッ
ルビィ「きゃっ///」
善子「てか、ここに来てやっぱ恥ずかしいとか無しよ!?」
ルビィ「ひゃ、ひゃい……///」
善子「―――いいわ。一緒に、入りましょうか」
ルビィ「いいの……?」
善子「いーの!ホラ、そうと決まれば入るわよ!照れが出てくる!!」グイッ
ルビィ「きゃっ///」
善子「てか、ここに来てやっぱ恥ずかしいとか無しよ!?」
ルビィ「ひゃ、ひゃい……///」
122: 2017/08/23(水) 11:13:41.12 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「ふぅ……」チャプ
ルビィ「よっちゃん……。入ります……」ガラッ
善子「っ!えぇ……」
ルビィ「……///」
善子「……///」メソラシ
善子「軽く流して、ルビィも湯船に入りなさい」
ルビィ「うん///」
善子「ふぅ……」チャプ
ルビィ「よっちゃん……。入ります……」ガラッ
善子「っ!えぇ……」
ルビィ「……///」
善子「……///」メソラシ
善子「軽く流して、ルビィも湯船に入りなさい」
ルビィ「うん///」
123: 2017/08/23(水) 11:14:17.78 ID:Qn+xBaTA0.net
シャワァァァ……
善子「(ヨハネの真横で、ルビィが全裸でシャワー浴びてる……)」
善子「(なんか、凄い……)」ドキドキ
キュッ……
善子「(ヨハネの真横で、ルビィが全裸でシャワー浴びてる……)」
善子「(なんか、凄い……)」ドキドキ
キュッ……
124: 2017/08/23(水) 11:14:54.16 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「えっと、失礼します―――」チャプ
善子「あ、うん―――」チラッ
善子「(うあ゛っ!モロ……見……///)」プイッ!!
ルビィ「うぅ……。やっぱり恥ずかしいね……///」
善子「い、言わないのっ!」
善子「(る、ルビィ……。ゴメン……///)」
善子「あ、うん―――」チラッ
善子「(うあ゛っ!モロ……見……///)」プイッ!!
ルビィ「うぅ……。やっぱり恥ずかしいね……///」
善子「い、言わないのっ!」
善子「(る、ルビィ……。ゴメン……///)」
125: 2017/08/23(水) 11:15:27.52 ID:Qn+xBaTA0.net
チャプ……
よしルビ「……」
よしルビ「……///」
善子「っ……!のぼせちゃいそう……!背中、流すわよ」
ルビィ「ふぇ」
善子「背中を洗いっこしましょうって言ってるのっ!」
ルビィ「ふぁい……」
よしルビ「……」
よしルビ「……///」
善子「っ……!のぼせちゃいそう……!背中、流すわよ」
ルビィ「ふぇ」
善子「背中を洗いっこしましょうって言ってるのっ!」
ルビィ「ふぁい……」
126: 2017/08/23(水) 11:16:03.76 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「(正直、ここまで妙な空気になるなんて思わなかったわ……)」
善子『背中を流すわよルビィ!』
ルビィ『お願いしまぁす♡』
善子『こしこしこし~♪』
ルビィ『こしこしこし~♡』
善子「(―――的な感じになると思ったのに。何よコレ……)」ドキドキ
善子『背中を流すわよルビィ!』
ルビィ『お願いしまぁす♡』
善子『こしこしこし~♪』
ルビィ『こしこしこし~♡』
善子「(―――的な感じになると思ったのに。何よコレ……)」ドキドキ
127: 2017/08/23(水) 11:16:37.70 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……」コシコシコシ
善子「肌、綺麗ね」
ルビィ「そんな、こと……」
善子「……このまま、優しくするからね」
ルビィ「うん……」
善子「肌、綺麗ね」
ルビィ「そんな、こと……」
善子「……このまま、優しくするからね」
ルビィ「うん……」
128: 2017/08/23(水) 11:17:26.93 ID:Qn+xBaTA0.net
ザパー
ルビィ「えっと、今度はルビィが」
善子「よろしく……」
ルビィ「うん……」
ペタッ
善子「にゃー!!!?」
善子「は!?何で手で直接!?」
ルビィ「わあああゴメンナサイ!」
ルビィ「その、手でやるのが肌を傷つけないって……。よっちゃんの綺麗な肌、ゴシゴシしたくない……」
善子「普段もタオルだから気にしなくて大丈夫よォ!」
ルビィ「あぅ。はぁい……///」コシコシ
善子「はあああ……」ドキドキ
善子「(ルビィと2人なら何でも出来る。大丈夫。なんて思っていたけど、流石にこれは心臓に悪いわ……)」
善子「(明日以降も一緒に入るつもりなのかな。ルビィ……///)」
ルビィ「えっと、今度はルビィが」
善子「よろしく……」
ルビィ「うん……」
ペタッ
善子「にゃー!!!?」
善子「は!?何で手で直接!?」
ルビィ「わあああゴメンナサイ!」
ルビィ「その、手でやるのが肌を傷つけないって……。よっちゃんの綺麗な肌、ゴシゴシしたくない……」
善子「普段もタオルだから気にしなくて大丈夫よォ!」
ルビィ「あぅ。はぁい……///」コシコシ
善子「はあああ……」ドキドキ
善子「(ルビィと2人なら何でも出来る。大丈夫。なんて思っていたけど、流石にこれは心臓に悪いわ……)」
善子「(明日以降も一緒に入るつもりなのかな。ルビィ……///)」
129: 2017/08/23(水) 11:18:12.85 ID:Qn+xBaTA0.net
◆パニックパニックパニック◆
善子「はぁ、冷房が沁みる……。色んな意味で温まったわ」
ルビィ「ほあぁ……///」ボケー
ルビィ「ぅゅ……」コテン
善子「ちょっ、大丈夫?」
ルビィ「うん……」
ルビィ「ルビィから言ったことなのに、ゴメン……」
善子「……」
善子「盟友と共に2人だけで地獄の釜に入るだなんて、初めての経験。終わってみれば楽しかったわ」
善子「―――大丈夫?今日も早めに休みましょうか」
ルビィ「はぁい……」
善子「はぁ、冷房が沁みる……。色んな意味で温まったわ」
ルビィ「ほあぁ……///」ボケー
ルビィ「ぅゅ……」コテン
善子「ちょっ、大丈夫?」
ルビィ「うん……」
ルビィ「ルビィから言ったことなのに、ゴメン……」
善子「……」
善子「盟友と共に2人だけで地獄の釜に入るだなんて、初めての経験。終わってみれば楽しかったわ」
善子「―――大丈夫?今日も早めに休みましょうか」
ルビィ「はぁい……」
130: 2017/08/23(水) 11:18:53.69 ID:Qn+xBaTA0.net
トテトテ……
善子「明日、ずら丸凄く早く来るのよね?」
ルビィ「うん。朝から来るって」
善子「ならヨハネ達も早起きして少し掃除しておきましょう」
ルビィ「うん」
善子「さ、お布団入って」
ルビィ「ん……」コロン
善子「お休み、ルビィ」
ルビィ「おやすみなさいよっちゃん……」
善子「明日、ずら丸凄く早く来るのよね?」
ルビィ「うん。朝から来るって」
善子「ならヨハネ達も早起きして少し掃除しておきましょう」
ルビィ「うん」
善子「さ、お布団入って」
ルビィ「ん……」コロン
善子「お休み、ルビィ」
ルビィ「おやすみなさいよっちゃん……」
131: 2017/08/23(水) 11:19:30.39 ID:Qn+xBaTA0.net
======
深夜
善子「……ん」
善子「あっつ……」パチ
善子「……」
善子「(2日連続で冷房止めるとか何やってんのよヨハネ……)」ポチー
善子「(あっつい……キャミ替えちゃお)」ヌギッ
善子「(タンス……)」
その時、ルビィの布団に足が引っ掛かって完全にバランスを崩した―――。
深夜
善子「……ん」
善子「あっつ……」パチ
善子「……」
善子「(2日連続で冷房止めるとか何やってんのよヨハネ……)」ポチー
善子「(あっつい……キャミ替えちゃお)」ヌギッ
善子「(タンス……)」
その時、ルビィの布団に足が引っ掛かって完全にバランスを崩した―――。
132: 2017/08/23(水) 11:20:08.85 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「うわっ!(ヤバッ!)」
ルビィの身体にのしかからないように身体をズラしながら着地したけど、見事に上半身裸のヨハネがルビィを押し倒しているかのような姿勢になっちゃって―――
しかもそのタイミングで……
ルビィ「ん……??」パチ
ルビィ「」
ルビィ「きゃ、きゃああああああん!!!///」
ペチーン
善子「いったぁっ!!」
ルビィの身体にのしかからないように身体をズラしながら着地したけど、見事に上半身裸のヨハネがルビィを押し倒しているかのような姿勢になっちゃって―――
しかもそのタイミングで……
ルビィ「ん……??」パチ
ルビィ「」
ルビィ「きゃ、きゃああああああん!!!///」
ペチーン
善子「いったぁっ!!」
133: 2017/08/23(水) 11:20:45.87 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「よ、よしこちゃん!!な、何で!?そんなカッコで!何!?ルビィに何するつもり!?」
善子「だー!落ち着きなさいこのおバカ!だっ、誰があなたみたいなペチャパイ」
ベチーン
善子「ルビィはきちんと女子高生として成長著しい魅力溢れる女の子です申し訳ありませんでした」ヒリヒリ
ルビィ「はい」
善子「だー!落ち着きなさいこのおバカ!だっ、誰があなたみたいなペチャパイ」
ベチーン
善子「ルビィはきちんと女子高生として成長著しい魅力溢れる女の子です申し訳ありませんでした」ヒリヒリ
ルビィ「はい」
134: 2017/08/23(水) 11:22:03.73 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「……」
ルビィ「……うぅ///」ドキドキ
善子「改めて謝るわ。ゴメン」
ルビィ「……」コクン
善子「何か、ルビィとなら何があっても平気だと思ってたけど……」
ルビィ「うん。一緒に暮らして、距離が近くなると、とってもドキドキしちゃうことが沢山あって……」
善子「最近はスキンシップなんて日常茶飯事だったのにね。変なの」
ルビィ「普段見えないよっちゃんの部分を見ちゃったりして……。やっぱりドキドキだね」
善子「そ、そうね……///」
ルビィ「……うぅ///」ドキドキ
善子「改めて謝るわ。ゴメン」
ルビィ「……」コクン
善子「何か、ルビィとなら何があっても平気だと思ってたけど……」
ルビィ「うん。一緒に暮らして、距離が近くなると、とってもドキドキしちゃうことが沢山あって……」
善子「最近はスキンシップなんて日常茶飯事だったのにね。変なの」
ルビィ「普段見えないよっちゃんの部分を見ちゃったりして……。やっぱりドキドキだね」
善子「そ、そうね……///」
136: 2017/08/23(水) 11:22:50.40 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「―――取り敢えず、もう一度寝ましょうか。ずら丸が来てくれるのに寝坊して迎えるなんて許されないわ」
ルビィ「うん。もういっかいおやすみ……」
善子「お休み」
よしルビ「……」
よしルビ「(―――ドキドキして落ち着かない。でも、何だろう)」
ルビィ「(よっちゃんと)」
善子「(ルビィと一緒に居るのは―――)」
よしルビ「(落ち着かないこともあるんだけど、凄く落ち着く……)」
――――――
――――
――
ルビィ「うん。もういっかいおやすみ……」
善子「お休み」
よしルビ「……」
よしルビ「(―――ドキドキして落ち着かない。でも、何だろう)」
ルビィ「(よっちゃんと)」
善子「(ルビィと一緒に居るのは―――)」
よしルビ「(落ち着かないこともあるんだけど、凄く落ち着く……)」
――――――
――――
――
137: 2017/08/23(水) 11:23:28.20 ID:Qn+xBaTA0.net
◆マル、襲来◆
善子「掃除も済んだし」
ルビィ「マルちゃんは済ませてくるって言ってたから、朝ご飯も食べちゃったし」
善子「あとはずら丸を待つだけね」
ルビィ「だねー」
善子「掃除も済んだし」
ルビィ「マルちゃんは済ませてくるって言ってたから、朝ご飯も食べちゃったし」
善子「あとはずら丸を待つだけね」
ルビィ「だねー」
138: 2017/08/23(水) 11:24:06.22 ID:Qn+xBaTA0.net
ピンポーン
よしルビ「!」
善子「あ、来た来た♪フフフ、部屋番号を押すまでは出来たみたいだけどオロオロしているわね♪」
ルビィ「もー!イジワルしちゃだめっ!早くお返事して開けてあげて!」
善子「はいはい」
善子『ずら丸おはよう』
ルビィ『マルちゃんおはよー!』
花丸「わっ!2人ともおはよう……!」
善子『今開けるわね。入ってきて~』ポチッ
花丸「わあああ扉が開いた!未来ずら……」
善子「クックック……」
よしルビ「!」
善子「あ、来た来た♪フフフ、部屋番号を押すまでは出来たみたいだけどオロオロしているわね♪」
ルビィ「もー!イジワルしちゃだめっ!早くお返事して開けてあげて!」
善子「はいはい」
善子『ずら丸おはよう』
ルビィ『マルちゃんおはよー!』
花丸「わっ!2人ともおはよう……!」
善子『今開けるわね。入ってきて~』ポチッ
花丸「わあああ扉が開いた!未来ずら……」
善子「クックック……」
139: 2017/08/23(水) 11:24:48.87 ID:Qn+xBaTA0.net
ガチャ
よしルビ「いらっしゃい!」
花丸「お邪魔します」
善子「フフフ♪ こんなに朝早くから来るなんて、そんなに楽しみだったのかしら?」
ルビィ「えへへ♪ お掃除も朝ご飯も済ませてあるし、今日はたくさん遊ぼうねマルちゃん!」
よしルビ「いらっしゃい!」
花丸「お邪魔します」
善子「フフフ♪ こんなに朝早くから来るなんて、そんなに楽しみだったのかしら?」
ルビィ「えへへ♪ お掃除も朝ご飯も済ませてあるし、今日はたくさん遊ぼうねマルちゃん!」
140: 2017/08/23(水) 11:25:16.97 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「……コホン」
花丸「早速なんだけどね。2人に聞きたいことがあります」
よしルビ「なーにー?」
花丸「宿 題 は 終 わ っ た の か な ?」
よしルビ「」
花丸「早速なんだけどね。2人に聞きたいことがあります」
よしルビ「なーにー?」
花丸「宿 題 は 終 わ っ た の か な ?」
よしルビ「」
141: 2017/08/23(水) 11:25:50.81 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……は?」
花丸「こっちの台詞ずら」
ルビィ「ま、マルちゃん一体何を言っているの……?」
花丸「こっちの台詞だよルビィちゃん♡」
花丸「やってないんでしょう?宿題」
よしルビ「……」
花丸「ダイヤちゃんから『断言するわ。あの2人絶対にやっていない』とのお墨付きずら。観念しなさい」
よしルビ「やってません……」
花丸「はい。と言うことで今日は宿題をやるずら」
よしルビ「ええええええー!!!!???」
花丸「こっちの台詞ずら」
ルビィ「ま、マルちゃん一体何を言っているの……?」
花丸「こっちの台詞だよルビィちゃん♡」
花丸「やってないんでしょう?宿題」
よしルビ「……」
花丸「ダイヤちゃんから『断言するわ。あの2人絶対にやっていない』とのお墨付きずら。観念しなさい」
よしルビ「やってません……」
花丸「はい。と言うことで今日は宿題をやるずら」
よしルビ「ええええええー!!!!???」
142: 2017/08/23(水) 11:26:30.90 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「今日マルが来たのはそのためだもん。ご飯もお掃除も済ませてあるんだよね。さっさと始めるずら」
よしルビ「やだー!3人で遊ぶー!!」ギャーギャー
花丸「……」
ルビィ「いっつも最終日になるけど何とかしてるもん!」
善子「ヨハネはそもそもあんなのやる気なんてハナっから無いわよぉ!!!」
花丸「……っ!!いい加減にしなさい2人とも!」
よしルビ「!!」ビクッ
よしルビ「やだー!3人で遊ぶー!!」ギャーギャー
花丸「……」
ルビィ「いっつも最終日になるけど何とかしてるもん!」
善子「ヨハネはそもそもあんなのやる気なんてハナっから無いわよぉ!!!」
花丸「……っ!!いい加減にしなさい2人とも!」
よしルビ「!!」ビクッ
143: 2017/08/23(水) 11:27:09.18 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「家事を勉強する花嫁修業と同時に、きちんと宿題を終わらせるって条件でこの生活許して貰ったんだよね!?」
花丸「ルビィちゃんのお家は厳しいずら!大切な娘を余所のお家に1週間も預けるだなんて、心配だし、申し訳ないって思ってるハズだよ!」
花丸「だけどお許しを貰えたのは、きちんと家事と宿題を両立するからと2人が言ったからなんだよ?」
花丸「なのに2人は……!」
よしルビ「……」
花丸「ルビィちゃんのお家は厳しいずら!大切な娘を余所のお家に1週間も預けるだなんて、心配だし、申し訳ないって思ってるハズだよ!」
花丸「だけどお許しを貰えたのは、きちんと家事と宿題を両立するからと2人が言ったからなんだよ?」
花丸「なのに2人は……!」
よしルビ「……」
144: 2017/08/23(水) 11:27:59.68 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「……ふぅ。2人だけで家事をするから、初めのうちは宿題する時間をなかなか取れなかったと思うよ?」
よしルビ「(ごめんなさい初日から空いた時間で遊んでいました)」
花丸「でも今日まで2人で頑張ったから、今日はもうこのように時間取れてるでしょう?だから、宿題やろう?」
よしルビ「うー……」
よしルビ「(ごめんなさい初日から空いた時間で遊んでいました)」
花丸「でも今日まで2人で頑張ったから、今日はもうこのように時間取れてるでしょう?だから、宿題やろう?」
よしルビ「うー……」
145: 2017/08/23(水) 11:28:31.03 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「あとね、ダイヤちゃんはマルより怒ってるよ」
花丸「『もしも本当に宿題を終えていない。それどころか全くの手付かずだったら―――ルビィを連れて帰ります』とのことです」
善子「えっ」
ルビィ「……」
花丸「『もしも本当に宿題を終えていない。それどころか全くの手付かずだったら―――ルビィを連れて帰ります』とのことです」
善子「えっ」
ルビィ「……」
146: 2017/08/23(水) 11:29:00.11 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「いいの?折角今日まで頑張ってきたのに、この生活終わっちゃうよ……?」
善子「嫌よ」
ルビィ「ヤダ……」
花丸「うん♪ それじゃ始めよう!」
よしルビ「うん」
善子「嫌よ」
ルビィ「ヤダ……」
花丸「うん♪ それじゃ始めよう!」
よしルビ「うん」
147: 2017/08/23(水) 11:29:29.51 ID:Qn+xBaTA0.net
======
花丸「そもそも今回の宿題は国語数学英語社会の4教科だけで、全部1学期にやった単元の復習。量だって国語と社会はほとんど無いようなものずら」
花丸「オラ、コツコツやって1週間掛からなかったよ?」
善子「つまりヨハネとルビィの最強コンビなら今日1日で終えられると言う訳ね!」
花丸「うんうん。がんばルビィだよ2人とも♪」
ルビィ「よぉし……!」
花丸「そもそも今回の宿題は国語数学英語社会の4教科だけで、全部1学期にやった単元の復習。量だって国語と社会はほとんど無いようなものずら」
花丸「オラ、コツコツやって1週間掛からなかったよ?」
善子「つまりヨハネとルビィの最強コンビなら今日1日で終えられると言う訳ね!」
花丸「うんうん。がんばルビィだよ2人とも♪」
ルビィ「よぉし……!」
148: 2017/08/23(水) 11:30:22.95 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「ずら丸!アンタ、終わらせたノートは!?持ってきてないの!?」
花丸「おまん何言っとるでぇ」コォォォッ
善子「はいスミマセン(ガチ甲州弁になった……)」
花丸「本気でやらないと終わらないよ?ルビィちゃん強制帰還されてもいいのかな、善子ちゃん?」
善子「っ!」
善子「煽ってくれるじゃない……。やってやるわよ!!」
ルビィ「よっちゃん……」
善子「ルビィ。あなたとのこの生活、守ってみせるわ。こんな下らない宿題、さっさと一緒に片付けるわよ」
ルビィ「……うんっ!」
その後の2人は凄い集中力でした。特に善子ちゃんはみるみるうちに終わらせていき―――
花丸「おまん何言っとるでぇ」コォォォッ
善子「はいスミマセン(ガチ甲州弁になった……)」
花丸「本気でやらないと終わらないよ?ルビィちゃん強制帰還されてもいいのかな、善子ちゃん?」
善子「っ!」
善子「煽ってくれるじゃない……。やってやるわよ!!」
ルビィ「よっちゃん……」
善子「ルビィ。あなたとのこの生活、守ってみせるわ。こんな下らない宿題、さっさと一緒に片付けるわよ」
ルビィ「……うんっ!」
その後の2人は凄い集中力でした。特に善子ちゃんはみるみるうちに終わらせていき―――
149: 2017/08/23(水) 11:31:10.17 ID:Qn+xBaTA0.net
◆真面目に不真面目かいけつよしルビ◆
もう少しで夕方に差し掛かる。そんな時間に―――
善子「よしっ!!!おしまいっ!!」バンッ
ルビマル「えっ!終わったの!?」
善子「ハッ。こんな授業1回聞けば(聞いてない)覚えてる(うろ覚え)ような内容。教科書見れば分からない所なんて無いでしょう」フン
ルビィ「よっちゃんすごぉい……」
花丸「……(ペラペラ)。適当にはやってないみたいだね……」
善子「とーぜんよ。ヨハネを誰だと思っているの」
花丸「これは恐れ入りました……。善子ちゃん凄いずら!」
もう少しで夕方に差し掛かる。そんな時間に―――
善子「よしっ!!!おしまいっ!!」バンッ
ルビマル「えっ!終わったの!?」
善子「ハッ。こんな授業1回聞けば(聞いてない)覚えてる(うろ覚え)ような内容。教科書見れば分からない所なんて無いでしょう」フン
ルビィ「よっちゃんすごぉい……」
花丸「……(ペラペラ)。適当にはやってないみたいだね……」
善子「とーぜんよ。ヨハネを誰だと思っているの」
花丸「これは恐れ入りました……。善子ちゃん凄いずら!」
150: 2017/08/23(水) 11:32:00.21 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「フフン♪ さぁて、ちょっと疲れたからゲームでもして休憩しましょ」
ルビマル「(ゲームって休憩になるのかな……)」
善子「てか、ずら丸。アンタもやるのよ」
花丸「えっ」
善子「さっきまで煽ってくれた仕返しよ。ボコボコにしてやるわ」
花丸「ずら~~~~!?」
ルビマル「(ゲームって休憩になるのかな……)」
善子「てか、ずら丸。アンタもやるのよ」
花丸「えっ」
善子「さっきまで煽ってくれた仕返しよ。ボコボコにしてやるわ」
花丸「ずら~~~~!?」
151: 2017/08/23(水) 11:32:38.28 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「(うぅ……いいなぁ、2人とも……)」グスッ
ルビィ「(ルビィも頑張らなきゃ……。がんばルビィ。がんばルビィ……)」
善子「おりゃー!!」
花丸「あー!オラのかーびぃちゃんがー!」
ルビィ「(うぅ……いいなぁ、2人とも……)」グスッ
ルビィ「(ルビィも頑張らなきゃ……。がんばルビィ。がんばルビィ……)」
善子「おりゃー!!」
花丸「あー!オラのかーびぃちゃんがー!」
152: 2017/08/23(水) 11:33:05.66 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「……」
ルビィ「(あれっ?)」
ふと横を見ると、よっちゃんの終わらせたノートの上にメモ書きがあって―――
『答え全部合ってるかまでは自信無いけど、上手いこと写しなさい ヨハネ』
と書いてありました……。
ルビィ「(よっちゃん!)」バッ
善子「……♪」`¶cリ˘ヮ˚ル
ルビィ「……!」
お姉ちゃん。マルちゃん。ごめんなさい……。
ルビィはヨハネ様のリトルデーモン。ちょっぴり悪いことも、やっちゃうんですっ!
ルビィ「(あれっ?)」
ふと横を見ると、よっちゃんの終わらせたノートの上にメモ書きがあって―――
『答え全部合ってるかまでは自信無いけど、上手いこと写しなさい ヨハネ』
と書いてありました……。
ルビィ「(よっちゃん!)」バッ
善子「……♪」`¶cリ˘ヮ˚ル
ルビィ「……!」
お姉ちゃん。マルちゃん。ごめんなさい……。
ルビィはヨハネ様のリトルデーモン。ちょっぴり悪いことも、やっちゃうんですっ!
153: 2017/08/23(水) 11:33:41.86 ID:Qn+xBaTA0.net
◆至福の時間の始まり◆
ルビィ「お、終わった……よ?」
花丸「本当!?ルビィちゃあああん!!」
ルビィ「わぷ」
花丸「偉い!えらいよルビィちゃん♡♡」ナデナデナデナデ
ルビィ「あ、ありがとう……」
ルビィ「(流石に罪悪感が……あります……)」
ルビィ「お、終わった……よ?」
花丸「本当!?ルビィちゃあああん!!」
ルビィ「わぷ」
花丸「偉い!えらいよルビィちゃん♡♡」ナデナデナデナデ
ルビィ「あ、ありがとう……」
ルビィ「(流石に罪悪感が……あります……)」
154: 2017/08/23(水) 11:34:10.88 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「ルビィ。お疲れさま」ピトッ
ルビィ「ひゃんっ!?」
善子「冷たい飲み物」
ルビィ「もぉ、普通に渡してよぉ///」
善子「この衝撃で今、あなたの罪の意識は消え失せた筈よ」
ルビィ「っ!」
ルビィ「よっちゃんには何もかもお見通しだね……」
善子「フフッ♪」
花丸「??」
ルビィ「ひゃんっ!?」
善子「冷たい飲み物」
ルビィ「もぉ、普通に渡してよぉ///」
善子「この衝撃で今、あなたの罪の意識は消え失せた筈よ」
ルビィ「っ!」
ルビィ「よっちゃんには何もかもお見通しだね……」
善子「フフッ♪」
花丸「??」
156: 2017/08/23(水) 11:34:44.14 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「ダイヤ、何だって?」
ルビィ「怒られたけど……。でも、この後も修行続けていいって!」
善子「よしっ!」
花丸「よかった。これでめでたしめでたしずら♪」
よしルビ「それじゃあ改めて。満を持して……」
善子「夕食作りよおおお!」
ルビマル「わーい♪」パチパチ
善子「ダイヤ、何だって?」
ルビィ「怒られたけど……。でも、この後も修行続けていいって!」
善子「よしっ!」
花丸「よかった。これでめでたしめでたしずら♪」
よしルビ「それじゃあ改めて。満を持して……」
善子「夕食作りよおおお!」
ルビマル「わーい♪」パチパチ
157: 2017/08/23(水) 11:35:24.15 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「本日のメニューは……ギョウザですっ!」
花丸「わぁい!餃子ずらー!!」
善子「浮かれるのは早いわ!黄金の翼を持つ純白爆弾(餃子)を作成するにおいてまず必要なことはその源である材料をひたすら刻むこと!さぁ、始めるわよ!!」
ルビマル「おー!!」
花丸「わぁい!餃子ずらー!!」
善子「浮かれるのは早いわ!黄金の翼を持つ純白爆弾(餃子)を作成するにおいてまず必要なことはその源である材料をひたすら刻むこと!さぁ、始めるわよ!!」
ルビマル「おー!!」
158: 2017/08/23(水) 11:36:13.69 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ザックザック ジュッワジュッワ コネテコネテコネ……
善子「ふぅ、こんなものかしら。タネ完成」
善子「続いてこれを皮で包んで火薬装填よ……♡」
ルビィ「キレイに作れるように頑張らなくっちゃ!」
花丸「ふふふ。皆で作るのって楽しいね」
よしルビ「そうでしょ!?」
よしルビ「ねー!」
花丸「……ふふっ♪」
ザックザック ジュッワジュッワ コネテコネテコネ……
善子「ふぅ、こんなものかしら。タネ完成」
善子「続いてこれを皮で包んで火薬装填よ……♡」
ルビィ「キレイに作れるように頑張らなくっちゃ!」
花丸「ふふふ。皆で作るのって楽しいね」
よしルビ「そうでしょ!?」
よしルビ「ねー!」
花丸「……ふふっ♪」
159: 2017/08/23(水) 11:36:50.51 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「えっと……」トテトテ
善子「あっ、ルビィ。小皿に水と、別に大きなお皿を―――」
ルビィ「うん。これでいいよね?」
善子「えぇ、ありがと」
ルビィ「うんっ」
花丸「(お~……)」
ルビィ「えっと……」トテトテ
善子「あっ、ルビィ。小皿に水と、別に大きなお皿を―――」
ルビィ「うん。これでいいよね?」
善子「えぇ、ありがと」
ルビィ「うんっ」
花丸「(お~……)」
160: 2017/08/23(水) 11:37:20.22 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「フフ、見なさいよルビィ。ルビィ型餃子よ♪」
ルビィ「わぁ、上手♡ でも、あんまり変なのばっかり作っちゃダメだよ?」
善子「いひひ。分かってるわよ♪」
花丸「(ふむふむ……)」
善子「フフ、見なさいよルビィ。ルビィ型餃子よ♪」
ルビィ「わぁ、上手♡ でも、あんまり変なのばっかり作っちゃダメだよ?」
善子「いひひ。分かってるわよ♪」
花丸「(ふむふむ……)」
162: 2017/08/23(水) 11:37:53.77 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「よいしょ。ルビィはそろそろチャーハン作りの方に―――」
善子「えー。ヨハネも炒飯作りたーい」
ルビィ「よっちゃんはタマゴの中華スープ作るって張り切ってたでしょ」
善子「どっちも一緒に作りましょうよー。ねぇずら丸?」
ルビィ「マルちゃんを取り込まないで~。それに台所に3人は流石に狭いと思うなぁ……」
花丸「ふふふ……♡」
ルビィ「マルちゃん?」
ルビィ「よいしょ。ルビィはそろそろチャーハン作りの方に―――」
善子「えー。ヨハネも炒飯作りたーい」
ルビィ「よっちゃんはタマゴの中華スープ作るって張り切ってたでしょ」
善子「どっちも一緒に作りましょうよー。ねぇずら丸?」
ルビィ「マルちゃんを取り込まないで~。それに台所に3人は流石に狭いと思うなぁ……」
花丸「ふふふ……♡」
ルビィ「マルちゃん?」
163: 2017/08/23(水) 11:38:42.41 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「なんだか、2人ともとってもいい感じだね♪」
ルビィ「ほ、本当……?」
花丸「最近はどんどん仲良しさんになっていたけど、この数日間で絆のようなものも感じられるよ」
花丸「距離も何だか近くなって遠慮が無い場面も見られるねっ♪」
善子「距離が近い……///」
ルビィ「近い……///」
花丸「ずらっ?」コォ……
ルビィ「ほ、本当……?」
花丸「最近はどんどん仲良しさんになっていたけど、この数日間で絆のようなものも感じられるよ」
花丸「距離も何だか近くなって遠慮が無い場面も見られるねっ♪」
善子「距離が近い……///」
ルビィ「近い……///」
花丸「ずらっ?」コォ……
164: 2017/08/23(水) 11:39:16.78 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「あー!いや!なんでもないわ!」
ルビィ「う、うんっ!」
花丸「ルビィちゃんにえOちなことでもしていたらぶっ飛ばすずらよ善子ちゃん」
善子「し、してないわよっ!!」
ルビィ「されてはいないです……///」
善子「含みのある様な言い方しないでよルビィ!!」
花丸「ずら~~~。ダイヤちゃんに怪しいと報告ずら~~~~」
善子「ギャー!!やーめーてーよー!!!」
ルビィ「う、うんっ!」
花丸「ルビィちゃんにえOちなことでもしていたらぶっ飛ばすずらよ善子ちゃん」
善子「し、してないわよっ!!」
ルビィ「されてはいないです……///」
善子「含みのある様な言い方しないでよルビィ!!」
花丸「ずら~~~。ダイヤちゃんに怪しいと報告ずら~~~~」
善子「ギャー!!やーめーてーよー!!!」
165: 2017/08/23(水) 11:40:00.18 ID:Qn+xBaTA0.net
◆至福の時間◆
善子「色々あったけど―――」
ルビィ「このホットプレートを開けたら……ギョーザさん出来てるんだよね?」
花丸「うんっ……!」ゴクリ
善子「それじゃ、開けるわね……」
パカッ ブワッ ジュウウウウウゥゥ……
善子「色々あったけど―――」
ルビィ「このホットプレートを開けたら……ギョーザさん出来てるんだよね?」
花丸「うんっ……!」ゴクリ
善子「それじゃ、開けるわね……」
パカッ ブワッ ジュウウウウウゥゥ……
166: 2017/08/23(水) 11:40:31.28 ID:Qn+xBaTA0.net
よしまるびぃ「ふわああぁぁ……♡♡♡」
善子「ゴクッ……焦げ過ぎな部分も無いようだし、上手く焼けてるんじゃない?」
ルビィ「すっごい……。美味しそう……」
花丸「生唾が出てきちゃう……」ゴキュッ
善子「さ、頂く準備一気にするわよ!」
ルビマル「うんっ!」
善子「ゴクッ……焦げ過ぎな部分も無いようだし、上手く焼けてるんじゃない?」
ルビィ「すっごい……。美味しそう……」
花丸「生唾が出てきちゃう……」ゴキュッ
善子「さ、頂く準備一気にするわよ!」
ルビマル「うんっ!」
167: 2017/08/23(水) 11:41:13.87 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「醤油!ポン酢!お酢!ラー油!」
ルビマル「よしこー!」
善子「ヨハネよっ!!」
善子「まったく……炒飯も卵スープもおっけい。簡単にサラダも作ったし―――それじゃ!」
ルビマル「はい!」
よしまるびぃ「いただきまあああす!!」
善子「醤油!ポン酢!お酢!ラー油!」
ルビマル「よしこー!」
善子「ヨハネよっ!!」
善子「まったく……炒飯も卵スープもおっけい。簡単にサラダも作ったし―――それじゃ!」
ルビマル「はい!」
よしまるびぃ「いただきまあああす!!」
168: 2017/08/23(水) 11:41:49.18 ID:Qn+xBaTA0.net
パクッ
よしまるびぃ「んんん~~~~~~~~♡♡♡」
ルビィ「はふっ。あひゅいっ!でも、おいひいい!」
花丸「美味しく出来てるよ~~~。肉汁が溢れてきてるずらぁ~♡」
善子「くうぅぅ……!そしてすかさず炭酸!」ゴクー
花丸「わぁ、善子ちゃんお酒飲んでるお爺ちゃんみたい」
善子「ひひっ。大人気分を味わうのも悪くないでしょう?」
花丸「今からお酒を飲む気分だなんて気が早いずら」
よしまるびぃ「んんん~~~~~~~~♡♡♡」
ルビィ「はふっ。あひゅいっ!でも、おいひいい!」
花丸「美味しく出来てるよ~~~。肉汁が溢れてきてるずらぁ~♡」
善子「くうぅぅ……!そしてすかさず炭酸!」ゴクー
花丸「わぁ、善子ちゃんお酒飲んでるお爺ちゃんみたい」
善子「ひひっ。大人気分を味わうのも悪くないでしょう?」
花丸「今からお酒を飲む気分だなんて気が早いずら」
169: 2017/08/23(水) 11:42:45.84 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「でもヨハネ。4年後に3人でお酒飲むの、今からとっても楽しみにしてるのよ!」
ルビマル「……」
ルビィ「ふふっ♡」
花丸「そうだね♡」
善子「な、何よぉ……」
ルビマル「んーん♡ 何でもないよ♪」ニコニコ
ルビィ「(4年後もずっと仲良しでいることが当たり前って思ってくれているよっちゃん……♡)」
花丸「(嬉しいことずら♡)」
ルビマル「……」
ルビィ「ふふっ♡」
花丸「そうだね♡」
善子「な、何よぉ……」
ルビマル「んーん♡ 何でもないよ♪」ニコニコ
ルビィ「(4年後もずっと仲良しでいることが当たり前って思ってくれているよっちゃん……♡)」
花丸「(嬉しいことずら♡)」
170: 2017/08/23(水) 11:43:15.07 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「2人が何考えてるかなんて大体見当つくんだからっ!4年後も、この3人は固い絆で結ばれているのよ!」
善子「今ここに契約を結ぶわ!ずら丸が20歳になる3月4日に必ず3人で杯を交わすの!いいわよね!?」
ルビマル「……ふふっ。うんっ!」
善子「へへっ!」
そうやって無邪気な笑顔を浮かべるよっちゃんを見て、ルビィは一瞬だけふと「将来かぁ……」と思うのでした―――。
善子「今ここに契約を結ぶわ!ずら丸が20歳になる3月4日に必ず3人で杯を交わすの!いいわよね!?」
ルビマル「……ふふっ。うんっ!」
善子「へへっ!」
そうやって無邪気な笑顔を浮かべるよっちゃんを見て、ルビィは一瞬だけふと「将来かぁ……」と思うのでした―――。
171: 2017/08/23(水) 11:44:02.24 ID:Qn+xBaTA0.net
◆国木田花丸はくーるに去るずら◆
夜
善子「さぁずら丸ー♪ お風呂入りなさーい♪」
花丸「えっ?」
善子「クックック……。夜のお楽しみはまだまだこれからよ?まずは身体を清めてらっしゃい」
花丸「いや、オラ自分の家でお風呂入るよ?」
善子「」
夜
善子「さぁずら丸ー♪ お風呂入りなさーい♪」
花丸「えっ?」
善子「クックック……。夜のお楽しみはまだまだこれからよ?まずは身体を清めてらっしゃい」
花丸「いや、オラ自分の家でお風呂入るよ?」
善子「」
172: 2017/08/23(水) 11:44:57.89 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「は?泊まっていかないの?」
花丸「えぇっ。泊まるつもり無いけど……」
ルビィ「え~。マルちゃんお泊りしないの……?」
花丸「うぅ、ルビィちゃんごめんね……?」ギュー
ルビィ「マルちゃああん……」ギュー
善子「折角アンタに丁度いいネグリジェ引っ張り出しておいたのに」
花丸「ぎゃー!なんずらその透け透け!」バッ
善子「んー?まぁ、いつかこんな機会があると思って?(つい変なテンションで買ってしまってそのままクローゼットに眠らせていたなんて言えない……)」
花丸「えぇっ。泊まるつもり無いけど……」
ルビィ「え~。マルちゃんお泊りしないの……?」
花丸「うぅ、ルビィちゃんごめんね……?」ギュー
ルビィ「マルちゃああん……」ギュー
善子「折角アンタに丁度いいネグリジェ引っ張り出しておいたのに」
花丸「ぎゃー!なんずらその透け透け!」バッ
善子「んー?まぁ、いつかこんな機会があると思って?(つい変なテンションで買ってしまってそのままクローゼットに眠らせていたなんて言えない……)」
173: 2017/08/23(水) 11:45:36.26 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「オラ寝間着持ってきてないし、そんなもの着せられるなら尚更帰るよぉ!」
花丸「それにっ、明日は午前中から予定があるんだ。本当にごめんね?」
ルビィ「そっかぁ……」
花丸「2学期が始まればまた毎日会えるよ」
ルビィ「うん……そうだよね」
花丸「と言うことでもう暫くしたらお暇するね。お電話だけ借りてもいいかな?お家に電話するずら」
善子「残念だけど仕方ないわね……。ずら丸、電話はこっちよ」
花丸「ありがとう善子ちゃん」
善子「ヨハネっ!」
花丸「それにっ、明日は午前中から予定があるんだ。本当にごめんね?」
ルビィ「そっかぁ……」
花丸「2学期が始まればまた毎日会えるよ」
ルビィ「うん……そうだよね」
花丸「と言うことでもう暫くしたらお暇するね。お電話だけ借りてもいいかな?お家に電話するずら」
善子「残念だけど仕方ないわね……。ずら丸、電話はこっちよ」
花丸「ありがとう善子ちゃん」
善子「ヨハネっ!」
174: 2017/08/23(水) 11:46:44.13 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「はい。アンタの家ってまさかまだ黒電話?」
花丸「そうだけど、流石に使い方が分からないなんてことないよ」
善子「安心したわ」
花丸「―――善子ちゃん」
善子「何よ。ヨハネだってば」
花丸「オラ、善子ちゃんとルビィちゃんが凄く仲良しになっていくのを一番近くで見ててね、何だかとっても幸せな気分なんだ」
善子「……」
善子「はい。アンタの家ってまさかまだ黒電話?」
花丸「そうだけど、流石に使い方が分からないなんてことないよ」
善子「安心したわ」
花丸「―――善子ちゃん」
善子「何よ。ヨハネだってば」
花丸「オラ、善子ちゃんとルビィちゃんが凄く仲良しになっていくのを一番近くで見ててね、何だかとっても幸せな気分なんだ」
善子「……」
175: 2017/08/23(水) 11:47:29.07 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「ルビィちゃんって凄く、すっごーく良い子だよね」
善子「えぇ。知ってる」
花丸「ふふ。だからね、大切に傍に寄り添ってあげて欲しい」
善子「……。ちょっと意味深過ぎない?」
花丸「えへ。そうかな?」
善子「……」
花丸「とにかく、オラは善子ちゃんとルビィちゃん、とってもお似合いだと思うよ♪」
善子「なっ!?///」
花丸「お幸せにずら~♡」
善子「ちょっ、ずら丸アンタねぇ!」
花丸「あ、お爺ちゃん?ごめんね。車でお迎えに来て欲しいの―――」
善子「ぐっ……!こんの……」
善子「えぇ。知ってる」
花丸「ふふ。だからね、大切に傍に寄り添ってあげて欲しい」
善子「……。ちょっと意味深過ぎない?」
花丸「えへ。そうかな?」
善子「……」
花丸「とにかく、オラは善子ちゃんとルビィちゃん、とってもお似合いだと思うよ♪」
善子「なっ!?///」
花丸「お幸せにずら~♡」
善子「ちょっ、ずら丸アンタねぇ!」
花丸「あ、お爺ちゃん?ごめんね。車でお迎えに来て欲しいの―――」
善子「ぐっ……!こんの……」
176: 2017/08/23(水) 11:48:12.59 ID:Qn+xBaTA0.net
======
花丸「それじゃあお邪魔しました。2人とも今日はお疲れさま。それにとっても美味しくて楽しかったよ。ありがとう♪」
ルビィ「マルちゃん。また学校でね」
花丸「うん!」
善子「……。ヨハネの家の前に来てくれてるのよね?車。そこまででも見送るわよ?」
善子「(ヨハネとルビィはそんなんじゃないっての。一言文句言ってやらないと)」
花丸「それじゃあお邪魔しました。2人とも今日はお疲れさま。それにとっても美味しくて楽しかったよ。ありがとう♪」
ルビィ「マルちゃん。また学校でね」
花丸「うん!」
善子「……。ヨハネの家の前に来てくれてるのよね?車。そこまででも見送るわよ?」
善子「(ヨハネとルビィはそんなんじゃないっての。一言文句言ってやらないと)」
177: 2017/08/23(水) 11:49:08.87 ID:Qn+xBaTA0.net
花丸「お気遣いありがとう。でも大丈夫だよ。それより―――」
花丸「善子ちゃん。残りの時間もそうだけど……ルビィちゃんのこと、よろしくね♪」
善子「っ……。あーもー!分かったわよ!任せておきなさいっ///」
ルビィ「?」
花丸「ふふ♪ それじゃあお邪魔虫はこの辺で退散するずら♪」
善子「気を付けて帰りなさいこのバカ丸!」
ルビィ「ど、どうしたのよっちゃん……?バカなんて言っちゃダメだよ……?」
花丸「ふふふ。それじゃあねっ2人とも。バイバイッ♪」ガチャ
花丸「善子ちゃん。残りの時間もそうだけど……ルビィちゃんのこと、よろしくね♪」
善子「っ……。あーもー!分かったわよ!任せておきなさいっ///」
ルビィ「?」
花丸「ふふ♪ それじゃあお邪魔虫はこの辺で退散するずら♪」
善子「気を付けて帰りなさいこのバカ丸!」
ルビィ「ど、どうしたのよっちゃん……?バカなんて言っちゃダメだよ……?」
花丸「ふふふ。それじゃあねっ2人とも。バイバイッ♪」ガチャ
178: 2017/08/23(水) 11:49:41.60 ID:Qn+xBaTA0.net
◆将来◆
善子「まったく……。お風呂にしましょうルビィ!」
ルビィ「う、うんっ」
ルビィ「―――あっ、あの……」
善子「……。ずら丸が居たら流石に無しにするつもりだったけど、今日も一緒に入るんでしょう?」
ルビィ「―――!」
ルビィ「……///」コクン
善子「……早く入りましょう///」
ルビィ「うん……///」
善子「まったく……。お風呂にしましょうルビィ!」
ルビィ「う、うんっ」
ルビィ「―――あっ、あの……」
善子「……。ずら丸が居たら流石に無しにするつもりだったけど、今日も一緒に入るんでしょう?」
ルビィ「―――!」
ルビィ「……///」コクン
善子「……早く入りましょう///」
ルビィ「うん……///」
179: 2017/08/23(水) 11:50:25.99 ID:Qn+xBaTA0.net
======
チャプン……
善子「(流石に昨日に比べれば……だけど)」
ルビィ「(何かお話しないとちょっぴり気まずい……)」
善子「ね、ねぇ、ルビィ―――」
ルビィ「な、なぁに……?」
チャプン……
善子「(流石に昨日に比べれば……だけど)」
ルビィ「(何かお話しないとちょっぴり気まずい……)」
善子「ね、ねぇ、ルビィ―――」
ルビィ「な、なぁに……?」
180: 2017/08/23(水) 11:51:01.76 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「あなたって、高校卒業したら……」
ルビィ「うん……」
善子「……いや、何でもないわ」
ルビィ「……。そっか」
善子「背中、流しましょうか」
ルビィ「うん」
ルビィ「(将来、かぁ……。だめだ、全然思い浮かばないや……)」
ルビィ「うん……」
善子「……いや、何でもないわ」
ルビィ「……。そっか」
善子「背中、流しましょうか」
ルビィ「うん」
ルビィ「(将来、かぁ……。だめだ、全然思い浮かばないや……)」
181: 2017/08/23(水) 11:51:33.53 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「そろそろ寝よっか」
善子「えぇ。明日は練習無いわよね」
ルビィ「そうだね。どうしよっか、明日」
善子「一応宿題写したのがバレないように確認したり―――。まぁ、のんびりしましょう。今日はやることやったし楽しかったしで流石に疲れたわ……」
ルビィ「うん。おやすみなさい」
善子「お休み」
――――――
――――
――
ルビィ「そろそろ寝よっか」
善子「えぇ。明日は練習無いわよね」
ルビィ「そうだね。どうしよっか、明日」
善子「一応宿題写したのがバレないように確認したり―――。まぁ、のんびりしましょう。今日はやることやったし楽しかったしで流石に疲れたわ……」
ルビィ「うん。おやすみなさい」
善子「お休み」
――――――
――――
――
182: 2017/08/23(水) 11:52:17.77 ID:Qn+xBaTA0.net
◆よっちゃんのお家の味◆
翌日。午前中に家事や宿題の確認をあらかた片付け、さらに最後の買い物を済ませて昼食の時間になった―――。
善子「ルビィ。ちょっと作りたいものがあるの。手抜きご飯かもだけど―――いいかしら?」
ルビィ「うんっ」
翌日。午前中に家事や宿題の確認をあらかた片付け、さらに最後の買い物を済ませて昼食の時間になった―――。
善子「ルビィ。ちょっと作りたいものがあるの。手抜きご飯かもだけど―――いいかしら?」
ルビィ「うんっ」
183: 2017/08/23(水) 11:52:45.73 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「さっきお母さんから教えて貰った汁のレシピをっと―――」
ルビィ「ルビィは何すればいい?」
善子「このうどんを茹でておいて」
ルビィ「おうどんさん♡」
善子「可愛い言い方ね」
ルビィ「あっ。やっぱり?!そうだよねっ!」
善子「えぇ。誰かの真似なの?」
ルビィ「えへへ♪」
ルビィ「ルビィは何すればいい?」
善子「このうどんを茹でておいて」
ルビィ「おうどんさん♡」
善子「可愛い言い方ね」
ルビィ「あっ。やっぱり?!そうだよねっ!」
善子「えぇ。誰かの真似なの?」
ルビィ「えへへ♪」
184: 2017/08/23(水) 11:53:31.55 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「椎茸で出汁を取って、鍋で豚肉と玉ネギを炒める。あとは出汁をお湯でのばして醤油と麺つゆで味付けして、仕上げに三つ葉……」
ルビィ「美味しそうなお汁だね♡」
善子「簡単な材料で作れる鴨葱風の汁よ。お母さんがよく作ってくれるの」
善子「いつか友達を家に招いた時に、お昼ご飯にこれを一緒に食べるのがヨハネのちょっとした夢だったのよ―――」
ルビィ「そうだったんだ……」
善子「椎茸で出汁を取って、鍋で豚肉と玉ネギを炒める。あとは出汁をお湯でのばして醤油と麺つゆで味付けして、仕上げに三つ葉……」
ルビィ「美味しそうなお汁だね♡」
善子「簡単な材料で作れる鴨葱風の汁よ。お母さんがよく作ってくれるの」
善子「いつか友達を家に招いた時に、お昼ご飯にこれを一緒に食べるのがヨハネのちょっとした夢だったのよ―――」
ルビィ「そうだったんだ……」
185: 2017/08/23(水) 11:54:14.76 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「明日で、この生活は終わりを迎えるわ。……とっても楽しかった」
善子「だから、そのお礼も兼ねて―――津島一族自慢の味をあなたにご馳走するわ」
ルビィ「よっちゃん家の味……」
ルビィ「うん。ありがとう―――♡」
よっちゃんのお家の味。特製のおうどんさんは、勿論美味しくて―――
それと、とてもホッとする幸せな味がしました……♡
善子「だから、そのお礼も兼ねて―――津島一族自慢の味をあなたにご馳走するわ」
ルビィ「よっちゃん家の味……」
ルビィ「うん。ありがとう―――♡」
よっちゃんのお家の味。特製のおうどんさんは、勿論美味しくて―――
それと、とてもホッとする幸せな味がしました……♡
186: 2017/08/23(水) 11:54:51.76 ID:Qn+xBaTA0.net
◆昼寝中の独白◆
ルビィ「ごちそうさまでした♡」
善子「口には合ったかしら……?」
ルビィ「うんっ!とっても美味しかった!」
善子「それなら、よかったわ……」
ルビィ「ごちそうさまでした♡」
善子「口には合ったかしら……?」
ルビィ「うんっ!とっても美味しかった!」
善子「それなら、よかったわ……」
187: 2017/08/23(水) 11:55:23.97 ID:Qn+xBaTA0.net
======
善子「さて、これで少しゆっくり出来るわね」
ルビィ「ふわ……」
善子「あら、眠い?」
ルビィ「ちょっぴり……」
善子「今日も外は暑いし―――折角冷房効かせているのだから、お昼寝しましょうか?」
ルビィ「おひるね、さんせい……」
善子「ルビィの布団と干してあるタオルケット持ってくるわね」
ルビィ「ルビィも一緒に行く……」
善子「フフッ。そうね。一緒に用意しましょう」
ルビィ「うん……」
善子「さて、これで少しゆっくり出来るわね」
ルビィ「ふわ……」
善子「あら、眠い?」
ルビィ「ちょっぴり……」
善子「今日も外は暑いし―――折角冷房効かせているのだから、お昼寝しましょうか?」
ルビィ「おひるね、さんせい……」
善子「ルビィの布団と干してあるタオルケット持ってくるわね」
ルビィ「ルビィも一緒に行く……」
善子「フフッ。そうね。一緒に用意しましょう」
ルビィ「うん……」
188: 2017/08/23(水) 11:56:24.50 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「すぅ……すぅ……」
善子「(ルビィ、すぐに寝ちゃった)」
善子「(疲れてたのかな。それとも安心してくれてるからかな……?)」
善子「ねぇ、ルビィ?どっちなのかしら?」
ルビィ「ん……。よ……ちぁ……」
善子「……フフ」ナデナデ
ルビィ「すぅ……すぅ……」
善子「(ルビィ、すぐに寝ちゃった)」
善子「(疲れてたのかな。それとも安心してくれてるからかな……?)」
善子「ねぇ、ルビィ?どっちなのかしら?」
ルビィ「ん……。よ……ちぁ……」
善子「……フフ」ナデナデ
189: 2017/08/23(水) 11:57:05.08 ID:Qn+xBaTA0.net
ヨハネの目の前には、可愛いルビィの寝顔。
それを眺める、ヨハネの心に湧くこの感情は何かしら。
ドキドキ?違うわね。
恋心?フフ、まさか♡
安心―――なのかな。
それを眺める、ヨハネの心に湧くこの感情は何かしら。
ドキドキ?違うわね。
恋心?フフ、まさか♡
安心―――なのかな。
190: 2017/08/23(水) 11:57:35.80 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィとは……出会いから気が付けばルビィの方から何か、懐いてくれて―――。
この子ってば、ヨハネのこといつでも受け入れてくれて、どこまでも優しくて―――。
でも、たまにツッコミを喰らったり、お互いふざけあったりするのも楽しくて―――。
真面目過ぎる所があるから、ちょっぴりイケないコトも教えてあげたら、意外とノリノリだったり―――♡
そして今回、長い時間を共に過ごして……。
まぁ色々あったけれど、それでもルビィとの共同生活は―――凄く安心して過ごすことが出来たの。
理由は、やっぱりルビィがヨハネのことを変わらずに受け入れてくれたからかしら。
ルビィはヨハネにリードされっ放しだった、なんてことを言ってた気もするけど、寧ろルビィの優しい所にヨハネは今回も助けられちゃったわね……。
そんな優しいあなたに、堕天使としては不本意だけど―――応えてあげたくなっちゃって、結構頑張っちゃった♡
この子ってば、ヨハネのこといつでも受け入れてくれて、どこまでも優しくて―――。
でも、たまにツッコミを喰らったり、お互いふざけあったりするのも楽しくて―――。
真面目過ぎる所があるから、ちょっぴりイケないコトも教えてあげたら、意外とノリノリだったり―――♡
そして今回、長い時間を共に過ごして……。
まぁ色々あったけれど、それでもルビィとの共同生活は―――凄く安心して過ごすことが出来たの。
理由は、やっぱりルビィがヨハネのことを変わらずに受け入れてくれたからかしら。
ルビィはヨハネにリードされっ放しだった、なんてことを言ってた気もするけど、寧ろルビィの優しい所にヨハネは今回も助けられちゃったわね……。
そんな優しいあなたに、堕天使としては不本意だけど―――応えてあげたくなっちゃって、結構頑張っちゃった♡
191: 2017/08/23(水) 11:58:27.89 ID:Qn+xBaTA0.net
前々から思っていたけど、ヨハネとルビィって―――結構相性いいのかも♡
だから、こんなこと考えてしまうのかな……。
ねぇルビィ。あなたさえ、良ければなんだけどね―――。
高校を卒業したら、ヨハネと一緒に……またこんな生活を―――。
だから、こんなこと考えてしまうのかな……。
ねぇルビィ。あなたさえ、良ければなんだけどね―――。
高校を卒業したら、ヨハネと一緒に……またこんな生活を―――。
192: 2017/08/23(水) 11:59:08.67 ID:Qn+xBaTA0.net
◆最後の晩餐◆
夕方
ルビィ「ん……」パチ
善子「スースー……」
ルビィ「おはよぉ。よっちゃん……♡」
ルビィ「あれ、おねぇちゃんから何か来てる……」スマホッ
ルビィ「―――そっか。明日も出来るだけよっちゃんと一緒に居たかったけど……しょうがないかな」
ルビィ「最後の夕ご飯。よっちゃんと楽しく作ろうっと♡」
夕方
ルビィ「ん……」パチ
善子「スースー……」
ルビィ「おはよぉ。よっちゃん……♡」
ルビィ「あれ、おねぇちゃんから何か来てる……」スマホッ
ルビィ「―――そっか。明日も出来るだけよっちゃんと一緒に居たかったけど……しょうがないかな」
ルビィ「最後の夕ご飯。よっちゃんと楽しく作ろうっと♡」
193: 2017/08/23(水) 11:59:25.74 ID:Qn+xBaTA0.net
======
夕食を作っている最中にルビィから明日の昼前には自宅に帰らなければならないことを告げられた―――。
善子「お母さんが戻ってくるまで居て、ルビィのこと紹介したかったんだけどな……」
ルビィ「ごめんね。日付ずらしてもらっていたお琴の習い事が、お昼前になっちゃった」
善子「仕方ない、わよね」
ルビィ「うん……」
善子「暗くなっても仕方ないわ。最後の晩餐。しっかり美味しく作ってキメるわよ」
ルビィ「うんっ!」
夕食を作っている最中にルビィから明日の昼前には自宅に帰らなければならないことを告げられた―――。
善子「お母さんが戻ってくるまで居て、ルビィのこと紹介したかったんだけどな……」
ルビィ「ごめんね。日付ずらしてもらっていたお琴の習い事が、お昼前になっちゃった」
善子「仕方ない、わよね」
ルビィ「うん……」
善子「暗くなっても仕方ないわ。最後の晩餐。しっかり美味しく作ってキメるわよ」
ルビィ「うんっ!」
194: 2017/08/23(水) 12:00:29.21 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィと作った最後の晩餐は、ルビィの好きなおイモを最後まで使ったポトフ。パスタ。サラダと……ちょっとだけ残っていた餃子(笑)。
善子「これも一応一汁三菜よ」
ルビィ「そうだねっ。でも、洋中折衷……ふふっ」クスクス
善子「フフッ。いーの!頂きましょう!」
ルビィ「はぁい♪」
よしルビ「(振り返ってみれば、物凄く料理の腕をレベルアップさせることが出来た訳ではないかもしれないけど―――それでも、1週間全部自分達の料理で過ごすことが出来ました!)」
ルビィと作った最後の晩餐は、ルビィの好きなおイモを最後まで使ったポトフ。パスタ。サラダと……ちょっとだけ残っていた餃子(笑)。
善子「これも一応一汁三菜よ」
ルビィ「そうだねっ。でも、洋中折衷……ふふっ」クスクス
善子「フフッ。いーの!頂きましょう!」
ルビィ「はぁい♪」
よしルビ「(振り返ってみれば、物凄く料理の腕をレベルアップさせることが出来た訳ではないかもしれないけど―――それでも、1週間全部自分達の料理で過ごすことが出来ました!)」
195: 2017/08/23(水) 12:01:19.63 ID:Qn+xBaTA0.net
◆明日の約束◆
善子「それじゃ電気消すわよ」
ルビィ「今日は、眠りたくないなぁ……」
善子「気持ちはよく分かるわ。眠ってしまうのが惜しい……」
ルビィ「うん……」
善子「でも、明日の朝はちょっと早起きしてお散歩しない?海が見える所まで行きましょう」
ルビィ「うんっ!行こ!」
善子「決まりね♪ じゃあ、眠りましょうか」
ルビィ「えへへ。楽しみだなぁ。おやすみぃ」
善子「お休み。ルビィ」
――――――
――――
――
善子「それじゃ電気消すわよ」
ルビィ「今日は、眠りたくないなぁ……」
善子「気持ちはよく分かるわ。眠ってしまうのが惜しい……」
ルビィ「うん……」
善子「でも、明日の朝はちょっと早起きしてお散歩しない?海が見える所まで行きましょう」
ルビィ「うんっ!行こ!」
善子「決まりね♪ じゃあ、眠りましょうか」
ルビィ「えへへ。楽しみだなぁ。おやすみぃ」
善子「お休み。ルビィ」
――――――
――――
――
196: 2017/08/23(水) 12:02:31.97 ID:Qn+xBaTA0.net
◆最後の朝。幸せな朝◆
善子「……」パチ
ルビィと同棲する夢を見た―――我ながら単純ね。
高校を卒業したあと、Aqoursのお陰で好きになれたこの町を出て、東京へ……。
ルビィはアイドルを目指して毎日頑張っていて、ヨハネは何をしているのかよく分からなかったけど―――帰宅するルビィを必ず迎えていた。
そんな夢。幸せな夢……。
善子「……」パチ
ルビィと同棲する夢を見た―――我ながら単純ね。
高校を卒業したあと、Aqoursのお陰で好きになれたこの町を出て、東京へ……。
ルビィはアイドルを目指して毎日頑張っていて、ヨハネは何をしているのかよく分からなかったけど―――帰宅するルビィを必ず迎えていた。
そんな夢。幸せな夢……。
197: 2017/08/23(水) 12:03:17.35 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……」チラッ
夢から覚めても隣にルビィが居る……。
ヨハネってばいっつも不幸なのに、今だけは―――とっても幸せ。
ルビィ。やっぱりあなたは幸運のリトルデーモンね。
善子「……♡」ナデナデ
夢から覚めても隣にルビィが居る……。
ヨハネってばいっつも不幸なのに、今だけは―――とっても幸せ。
ルビィ。やっぱりあなたは幸運のリトルデーモンね。
善子「……♡」ナデナデ
198: 2017/08/23(水) 12:03:48.94 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「ふぁ? ―――あ、よっちゃんおはよぅ……」
善子「おはようルビィ。ごめん、起こしちゃったわね」
ルビィ「んーん。お散歩行く約束だもん」ムクッ
善子「そうね。準備しましょうか」
善子「おはようルビィ。ごめん、起こしちゃったわね」
ルビィ「んーん。お散歩行く約束だもん」ムクッ
善子「そうね。準備しましょうか」
199: 2017/08/23(水) 12:04:26.08 ID:Qn+xBaTA0.net
======
早くも気温が上がりつつある朝。今日も暑くなりそう―――。
でも、海が近づくにつれ涼しい海風が吹いてきた。
善子「着いた―――」
ルビィ「わぁ。朝日で海がキラキラして、キレイ……」
善子「そうね……」
早くも気温が上がりつつある朝。今日も暑くなりそう―――。
でも、海が近づくにつれ涼しい海風が吹いてきた。
善子「着いた―――」
ルビィ「わぁ。朝日で海がキラキラして、キレイ……」
善子「そうね……」
200: 2017/08/23(水) 12:05:25.04 ID:Qn+xBaTA0.net
よしルビ「……」
ギュッ
どちらからともなく、自然と手を繋いでいた―――。
そのままのんびり海辺を歩く……。
ルビィ「そういえばね、ルビィ今日幸せな夢見ちゃった」
善子「っ!どんな、夢?」
ルビィ「えへへ。大人になってからよっちゃんと一緒に暮らす夢♡」
ギュッ
どちらからともなく、自然と手を繋いでいた―――。
そのままのんびり海辺を歩く……。
ルビィ「そういえばね、ルビィ今日幸せな夢見ちゃった」
善子「っ!どんな、夢?」
ルビィ「えへへ。大人になってからよっちゃんと一緒に暮らす夢♡」
201: 2017/08/23(水) 12:06:06.65 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……。そう///」
ルビィ「この1週間楽しかったなぁ。だからかなぁ」
善子「本当に、楽しかったわね」
ルビィ「……よっちゃん。ありがとね」
善子「こちらこそありがとう。ルビィ」
よしルビ「ふふっ―――♡」
ルビィ「この1週間楽しかったなぁ。だからかなぁ」
善子「本当に、楽しかったわね」
ルビィ「……よっちゃん。ありがとね」
善子「こちらこそありがとう。ルビィ」
よしルビ「ふふっ―――♡」
202: 2017/08/23(水) 12:06:48.74 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「そう言えば、ルビィはどうしてヨハネと一緒に花嫁修業したいだなんて言ってくれたの?」
ルビィ「んー……。どうしてだろう。よっちゃんが1週間も1人でなんて、って思ったのもあったけど―――やっぱり」
ルビィ「よっちゃんと、もっとたくさん一緒に居たいって思ったから……かな?」
善子「……そっか」
ルビィ「えへへ♡」
ルビィ「んー……。どうしてだろう。よっちゃんが1週間も1人でなんて、って思ったのもあったけど―――やっぱり」
ルビィ「よっちゃんと、もっとたくさん一緒に居たいって思ったから……かな?」
善子「……そっか」
ルビィ「えへへ♡」
203: 2017/08/23(水) 12:07:27.82 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「ね、ねぇっ!ルビィ」
ルビィ「なぁに?」
善子「まだ、数年後の話になるからどうなるか分からないけど……。もし、もしもよ!?」
善子「ヨハネとルビィ。2人ともどこか別の町へ行くことになったら、またこうして一緒に……生活してみない?」
ルビィ「なぁに?」
善子「まだ、数年後の話になるからどうなるか分からないけど……。もし、もしもよ!?」
善子「ヨハネとルビィ。2人ともどこか別の町へ行くことになったら、またこうして一緒に……生活してみない?」
204: 2017/08/23(水) 12:08:20.29 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「……!うんっ。そうなったらとっても素敵だね!」
善子「分からないわよ!?ヨハネもルビィもずっとこの町に居続けるかもしれないし!」
ルビィ「そうだね。ルビィもまだ将来の夢とか決まってないし。それに―――」
ルビィ「今こうしてよっちゃんと、Aqoursのみんなと一緒にスクールアイドルしているのが楽しくって♪毎日楽しすぎてこれからのことがあんまり考えられないんだ♪」
善子「分からないわよ!?ヨハネもルビィもずっとこの町に居続けるかもしれないし!」
ルビィ「そうだね。ルビィもまだ将来の夢とか決まってないし。それに―――」
ルビィ「今こうしてよっちゃんと、Aqoursのみんなと一緒にスクールアイドルしているのが楽しくって♪毎日楽しすぎてこれからのことがあんまり考えられないんだ♪」
205: 2017/08/23(水) 12:08:58.50 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「そ、そうよね。いきなり先のこと話したりしてごめん……」
ルビィ「ううん!そんなことないよ!」
ルビィ「えへへ。これはルビィとよっちゃんの秘密の約束だね♡」
善子「……本当にいいの?」
ルビィ「うんっ!約束っ!」ユビキリ
善子「ありがとう……」ゲンマン
善子「~~~!なんか大分暑くなってきたわね!帰って朝食摂って準備しましょうか!」
ルビィ「はぁーい♡」
ルビィ「ううん!そんなことないよ!」
ルビィ「えへへ。これはルビィとよっちゃんの秘密の約束だね♡」
善子「……本当にいいの?」
ルビィ「うんっ!約束っ!」ユビキリ
善子「ありがとう……」ゲンマン
善子「~~~!なんか大分暑くなってきたわね!帰って朝食摂って準備しましょうか!」
ルビィ「はぁーい♡」
206: 2017/08/23(水) 12:10:33.77 ID:Qn+xBaTA0.net
◆暫しのお別れ◆
帰宅したあとは、最後の朝食を美味しく頂いて、既にある程度済ませておいたルビィの荷物の準備もすぐに終えて―――
ルビィ「えっと……そろそろバスの時間だね―――」スクッ
善子「見送るわ」
ルビィ「うん」
帰宅したあとは、最後の朝食を美味しく頂いて、既にある程度済ませておいたルビィの荷物の準備もすぐに終えて―――
ルビィ「えっと……そろそろバスの時間だね―――」スクッ
善子「見送るわ」
ルビィ「うん」
207: 2017/08/23(水) 12:11:09.40 ID:Qn+xBaTA0.net
======
ルビィ「バス停到着~」
善子「あ、あそこの信号で止まってるバスね。すぐ来るわよ」
ルビィ「えぇっ。もうちょっとお話していたかったなぁ……」
善子「また、学校で逢えるわ」
ルビィ「うん……。帰ったら連絡するから」
善子「えぇ―――」
ルビィ「バス停到着~」
善子「あ、あそこの信号で止まってるバスね。すぐ来るわよ」
ルビィ「えぇっ。もうちょっとお話していたかったなぁ……」
善子「また、学校で逢えるわ」
ルビィ「うん……。帰ったら連絡するから」
善子「えぇ―――」
208: 2017/08/23(水) 12:11:42.76 ID:Qn+xBaTA0.net
ブロロロロ……キキィ……プシュー
ルビィ「んしょ……。それじゃ、よっちゃん」
善子「ルビィ。また学校でね」
ルビィ「うんっ!バイバイ♡」
善子「……」バイバイ
ブロロロロロ……
こうして、ルビィとの1週間に渡る同棲生活もとい花嫁修業は幕を閉じた。
ルビィ「んしょ……。それじゃ、よっちゃん」
善子「ルビィ。また学校でね」
ルビィ「うんっ!バイバイ♡」
善子「……」バイバイ
ブロロロロロ……
こうして、ルビィとの1週間に渡る同棲生活もとい花嫁修業は幕を閉じた。
209: 2017/08/23(水) 12:14:52.90 ID:Qn+xBaTA0.net
◆母帰宅◆
ガチャッ
善子母「ただいま~!善子~~~~!!」
善子「あ、お帰りお母さん」
善子母「もぉ!3日目からは作ったご飯の画像だけ送って電話してくれないなんて!かと思えばうどんのレシピだけ教えろだもん!寂しかったわ!」
善子「……ヨハネの方が寂しいもん」
善子母「……? あら―――」
ガチャッ
善子母「ただいま~!善子~~~~!!」
善子「あ、お帰りお母さん」
善子母「もぉ!3日目からは作ったご飯の画像だけ送って電話してくれないなんて!かと思えばうどんのレシピだけ教えろだもん!寂しかったわ!」
善子「……ヨハネの方が寂しいもん」
善子母「……? あら―――」
210: 2017/08/23(水) 12:15:49.74 ID:Qn+xBaTA0.net
善子母「どうやら家事の方は、しっかりこなしていたみたいね♪」
善子「料理も掃除も洗濯もきちんとしたわ」
善子「勿論、ヨハネ1人の力では無いけれど」
善子母「―――そうよ。1人では出来ないこと、大変なことも2人でやれば簡単になったり、楽しくなってしまうものなの」
善子「うん。でもお母さんは1人でやってるのだから凄いわ」
善子母「そこは単純に慣れよ、慣れ。もう10年以上もやってるんだから♪」
善子「うん……。ねぇ、お母さん―――」
善子母「んー?」
善子「料理も掃除も洗濯もきちんとしたわ」
善子「勿論、ヨハネ1人の力では無いけれど」
善子母「―――そうよ。1人では出来ないこと、大変なことも2人でやれば簡単になったり、楽しくなってしまうものなの」
善子「うん。でもお母さんは1人でやってるのだから凄いわ」
善子母「そこは単純に慣れよ、慣れ。もう10年以上もやってるんだから♪」
善子「うん……。ねぇ、お母さん―――」
善子母「んー?」
211: 2017/08/23(水) 12:16:21.46 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「いつも、ありがとね……」
善子母「……フフッ。ありがとう」ナデナデ
善子「うー///」
善子母「これからは一緒に買い物したりお料理手伝ってくれるとお母さんもっと嬉しいな~♪」
善子「考えとく……」
善子母「あっ!そうそう!お婆ちゃんにね、善子の作った料理の画像見せたらすっごい感心して喜んでたわよ~!」
善子母「また早く顔を見せて、是非料理の腕を披露して欲しい。だって♪」
善子「うん。分かった……///」
善子母「……フフッ。ありがとう」ナデナデ
善子「うー///」
善子母「これからは一緒に買い物したりお料理手伝ってくれるとお母さんもっと嬉しいな~♪」
善子「考えとく……」
善子母「あっ!そうそう!お婆ちゃんにね、善子の作った料理の画像見せたらすっごい感心して喜んでたわよ~!」
善子母「また早く顔を見せて、是非料理の腕を披露して欲しい。だって♪」
善子「うん。分かった……///」
212: 2017/08/23(水) 12:17:11.21 ID:Qn+xBaTA0.net
◆抜け殻◆
翌日―――
善子母「善子~。一緒に昼食作らない?」
善子「……。今ゲームしてる」カチャカチャ
善子母「あ、あらっ!?」ズルッ
善子「……」ボーッ
翌日―――
善子母「善子~。一緒に昼食作らない?」
善子「……。今ゲームしてる」カチャカチャ
善子母「あ、あらっ!?」ズルッ
善子「……」ボーッ
213: 2017/08/23(水) 12:17:48.76 ID:Qn+xBaTA0.net
善子母「うぅ……。頑張ってたみたいだし、反動かしら……。あ、ところで宿題―――」
善子「もうやった」
善子母「あら本当?!」
善子「ホント」
善子母「(本当に、頑張ったのね……)お昼、美味しいの作ってあげるから、それまでにゲームは一段落させてね♪」
善子「はーい」
ゲームは全然面白くなかったけど、久しぶりに食べるお母さんのご飯は、とっても美味しかった―――。
善子「もうやった」
善子母「あら本当?!」
善子「ホント」
善子母「(本当に、頑張ったのね……)お昼、美味しいの作ってあげるから、それまでにゲームは一段落させてね♪」
善子「はーい」
ゲームは全然面白くなかったけど、久しぶりに食べるお母さんのご飯は、とっても美味しかった―――。
214: 2017/08/23(水) 12:18:29.80 ID:Qn+xBaTA0.net
======
黒澤家
ルビィ「」ボケーッ
ダイヤ「……」
ルビィ「」コロコロコロン
ダイヤ「ルビィ……」
ルビィ「あ、おねぇちゃ……」
黒澤家
ルビィ「」ボケーッ
ダイヤ「……」
ルビィ「」コロコロコロン
ダイヤ「ルビィ……」
ルビィ「あ、おねぇちゃ……」
215: 2017/08/23(水) 12:19:15.83 ID:Qn+xBaTA0.net
ダイヤ「まぁ、心中察するところはあるけど―――でも、すぐに2学期が始まるのよ?あまりダラダラしないでシャキッとしなさい」
ルビィ「はぁい……」
ルビィ「って……そっか。そっか!2学期もうすぐだもんね!」
ダイヤ「そうよ。また皆にも会えるでしょう?」
ルビィ「うんっ!えへへ……♡」
ダイヤ「まったく……」
ダイヤ「(まぁでも、少しだけ大人びたように―――見えなくもないかしら?)」フフッ
ルビィ「はぁい……」
ルビィ「って……そっか。そっか!2学期もうすぐだもんね!」
ダイヤ「そうよ。また皆にも会えるでしょう?」
ルビィ「うんっ!えへへ……♡」
ダイヤ「まったく……」
ダイヤ「(まぁでも、少しだけ大人びたように―――見えなくもないかしら?)」フフッ
216: 2017/08/23(水) 12:20:55.73 ID:Qn+xBaTA0.net
◆ただいま。おかえり◆
2学期 浦の星 1年教室
ルビィ「おはよう~!」
ルビィ「って、1番乗りかぁ。早く来過ぎちゃった」
ルビィ「(お姉ちゃんにも『そんなに早起きできるなら毎朝普通に起きて』って言われちゃったし……)」
ルビィ「ま、いっか♪ えへへ。皆早く来ないかなぁ……♡」
2学期 浦の星 1年教室
ルビィ「おはよう~!」
ルビィ「って、1番乗りかぁ。早く来過ぎちゃった」
ルビィ「(お姉ちゃんにも『そんなに早起きできるなら毎朝普通に起きて』って言われちゃったし……)」
ルビィ「ま、いっか♪ えへへ。皆早く来ないかなぁ……♡」
217: 2017/08/23(水) 12:21:34.35 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「……おはよ」ガラッ
ルビィ「あっ!よっちゃん!!」
善子「あ、ルビィ……!」
ルビィ「わーい!おはよしこー!!!」ダキッ
善子「……」ツンツン
ルビィ「きゃー♡ 待って!無言でおデコツンツンしないで~♡」
ルビィ「あっ!よっちゃん!!」
善子「あ、ルビィ……!」
ルビィ「わーい!おはよしこー!!!」ダキッ
善子「……」ツンツン
ルビィ「きゃー♡ 待って!無言でおデコツンツンしないで~♡」
218: 2017/08/23(水) 12:22:15.33 ID:Qn+xBaTA0.net
善子「2学期早々テンション高過ぎよ」
ルビィ「だって!皆に久しぶりに会えるんだもん!えへへ。でも一番はよっちゃんだよ♡」
善子「……あっそ///」
ルビィ「よっちゃんはルビィと会えて嬉しくなぁい?」
善子「そんなこと聞くの、ちょっとズルいわよ」
ルビィ「だって!皆に久しぶりに会えるんだもん!えへへ。でも一番はよっちゃんだよ♡」
善子「……あっそ///」
ルビィ「よっちゃんはルビィと会えて嬉しくなぁい?」
善子「そんなこと聞くの、ちょっとズルいわよ」
219: 2017/08/23(水) 12:23:34.87 ID:Qn+xBaTA0.net
ルビィ「えへへ♡ ただいま。よっちゃん♡」
善子「フフッ。学校でその挨拶は変でしょう」
ルビィ「あはっ♡」
善子「……おかえり?ルビィ」
ルビィ「~~~~♡♡」ギュウウ
善子「フフッ。学校でその挨拶は変でしょう」
ルビィ「あはっ♡」
善子「……おかえり?ルビィ」
ルビィ「~~~~♡♡」ギュウウ
220: 2017/08/23(水) 12:27:35.50 ID:Qn+xBaTA0.net
今日から、ワクワクの2学期が始まります―――!!
そして、もしかしたら、いつの日かまた2人で……。
―終―
そして、もしかしたら、いつの日かまた2人で……。
―終―
221: 2017/08/23(水) 12:28:10.10 ID:Qn+xBaTA0.net
おまけ
花丸「おはよう~」ガラッ
クラスメイト「あぁっ!国木田さん!」
花丸「どうしたの?」
クラスメイト「そ、それが……。教室がとっても暑くて……」
花丸「確かに暑いね……」
花丸「―――ん?」
ルビィ「えへへ♡よっちゃーん♡」
善子「待った。ルビィ。暑い……離れて……///」
花丸「……」
花丸「バケツに水汲んで打ち水でもするずら」テクテク
内浦はまだまだ暑い日が続きそうです―――。
花丸「おはよう~」ガラッ
クラスメイト「あぁっ!国木田さん!」
花丸「どうしたの?」
クラスメイト「そ、それが……。教室がとっても暑くて……」
花丸「確かに暑いね……」
花丸「―――ん?」
ルビィ「えへへ♡よっちゃーん♡」
善子「待った。ルビィ。暑い……離れて……///」
花丸「……」
花丸「バケツに水汲んで打ち水でもするずら」テクテク
内浦はまだまだ暑い日が続きそうです―――。
223: 2017/08/23(水) 12:30:31.96 ID:Qn+xBaTA0.net
|c||σ.-σ|| おしまいです。長かったり読み辛かったりしたらごめんなさいね。
|c||σ.-σ|| 読んで下さった方、お礼申し上げますわ。それでは失礼致します。
|c||σ.-σ|| 読んで下さった方、お礼申し上げますわ。それでは失礼致します。
230: 2017/08/23(水) 13:46:19.48 ID:x+LxrjgD0.net
すごい良かった
乙
乙
239: 2017/08/24(木) 06:58:08.66 ID:KCO/Oc2S0.net
|c||σ.-σ|| 週末に読むと言って下さってる方が居るので保守を兼ねてもう1つだけおまけ……
240: 2017/08/24(木) 07:23:54.89 ID:KCO/Oc2S0.net
おまけ2
善子母「そう言えば、善子のお友達ってどんな子なの?」
善子「えっとね!ヨハネよりちょっとだけ背が低くて、なんかもう全体的に可愛い子!名前は黒澤ルビィ!内浦の方に住んでるのよ!」
善子母「―――!?」
善子母「う、内浦の……黒澤さん……!?」
善子「えっ。何。どうしたの?」
善子母「そう言えば、善子のお友達ってどんな子なの?」
善子「えっとね!ヨハネよりちょっとだけ背が低くて、なんかもう全体的に可愛い子!名前は黒澤ルビィ!内浦の方に住んでるのよ!」
善子母「―――!?」
善子母「う、内浦の……黒澤さん……!?」
善子「えっ。何。どうしたの?」
241: 2017/08/24(木) 07:25:14.29 ID:KCO/Oc2S0.net
善子母「どっどうしましょう!?と、取り敢えず娘さんをお預かりしたご挨拶しなきゃ!!」ドタバタ
善子母「ご挨拶の品も用意しないと……あーもう!もっと早く聞けばよかったー!何やってるのよ私~!」バタバタ
善子「えっ。えっ?」
善子母「善子、黒澤さんの電話番号分かる?」
善子「う、うん……。はい」スマホッ
善子母「ご挨拶の品も用意しないと……あーもう!もっと早く聞けばよかったー!何やってるのよ私~!」バタバタ
善子「えっ。えっ?」
善子母「善子、黒澤さんの電話番号分かる?」
善子「う、うん……。はい」スマホッ
242: 2017/08/24(木) 07:26:29.52 ID:KCO/Oc2S0.net
善子母「違う違う!お家の方の番号!」
善子「いや、そっちは知らない……」
善子母「お願い今すぐ聞いて~~~~!あと出来れば住所も~~~~!」
善子「はぁい……」
善子「???」
善子「いや、そっちは知らない……」
善子母「お願い今すぐ聞いて~~~~!あと出来れば住所も~~~~!」
善子「はぁい……」
善子「???」
243: 2017/08/24(木) 07:27:19.05 ID:KCO/Oc2S0.net
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ピロン
ルビィ「―――?」
ルビィ「わ、よっちゃんからだ♡」スマホッ
よっちゃん『いきなりだけど、家の方のTEL番教えて?』
ルビィ「??」
ルビィ「……どういう///」
ルビィ「えっと『○○○-○○○-○○○ノcノ,,・o・,,ノレ』だよっと……」
ピロン
ルビィ「―――?」
ルビィ「わ、よっちゃんからだ♡」スマホッ
よっちゃん『いきなりだけど、家の方のTEL番教えて?』
ルビィ「??」
ルビィ「……どういう///」
ルビィ「えっと『○○○-○○○-○○○ノcノ,,・o・,,ノレ』だよっと……」
244: 2017/08/24(木) 07:28:03.91 ID:KCO/Oc2S0.net
よっちゃん『ありがと。それと、後でいいから住所も教えてもらっていい?』
ルビィ『うん。分かった』
よっちゃん『ありがとね』
ルビィ「……」
ルビィ「ま、いっか」
ルビィ「~~~♪」脚パタパタ
ルビィ『うん。分かった』
よっちゃん『ありがとね』
ルビィ「……」
ルビィ「ま、いっか」
ルビィ「~~~♪」脚パタパタ
245: 2017/08/24(木) 07:30:49.78 ID:KCO/Oc2S0.net
ご機嫌な様子で「2人暮らしのためのお家ごはん」と言うタイトルの本を読むルビィと―――
善子母「あっもしもし?黒澤様のお宅でよろしいでしょうか?あの、津島と申します。はい!先日ウチの娘が―――。いいえ!とんでもございません!!それで―――」
善子「(もしかして……ルビィの家ってヨハネが思っている以上に厳しくて―――ヤバいのかも……)」
善子「(で、でもっ!この気持ちも!野望も!今更止められないんだからぁ!)」
善子「(ルビィのこと、絶対に堕天させて―――!一緒に暮らすんだからー!!)」
―――黒澤家と言う壁に立ち向かうことを決意する善子さんなのでした。
果たして2人は今後どのような未来を歩むのでしょう……。
|c||σ.-σ|| 今度こそ本当におしまいです。
善子母「あっもしもし?黒澤様のお宅でよろしいでしょうか?あの、津島と申します。はい!先日ウチの娘が―――。いいえ!とんでもございません!!それで―――」
善子「(もしかして……ルビィの家ってヨハネが思っている以上に厳しくて―――ヤバいのかも……)」
善子「(で、でもっ!この気持ちも!野望も!今更止められないんだからぁ!)」
善子「(ルビィのこと、絶対に堕天させて―――!一緒に暮らすんだからー!!)」
―――黒澤家と言う壁に立ち向かうことを決意する善子さんなのでした。
果たして2人は今後どのような未来を歩むのでしょう……。
|c||σ.-σ|| 今度こそ本当におしまいです。
251: 2017/08/25(金) 15:12:25.15 ID:/eZr0kkUp.net
おまけも乙
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