1: 2011/10/07(金) 19:43:19.68 ID:UrsTKUtC0
王子「長かったな……私が幼い頃から続いていた、内紛も」
侍従長「さようでございます。ついに亡き母上さまとのお約束を果たすことができましたな」
王子「ああ。もっとも、紛争で傷ついた土地と民を復活させ、乱れた国を狙っている外国とやりあわなければならない」
侍従長「ですが、今、こうして父王さまの玉座に、王子が再び座られたことは、まことにめでたいことです」
王子「うむ……」
侍従長「いえ、もう、王子ではありませんな。陛下」
王子「うむ……」
王「これでよし」
侍従長「さようでございます。ついに亡き母上さまとのお約束を果たすことができましたな」
王子「ああ。もっとも、紛争で傷ついた土地と民を復活させ、乱れた国を狙っている外国とやりあわなければならない」
侍従長「ですが、今、こうして父王さまの玉座に、王子が再び座られたことは、まことにめでたいことです」
王子「うむ……」
侍従長「いえ、もう、王子ではありませんな。陛下」
王子「うむ……」
王「これでよし」
3: 2011/10/07(金) 19:51:44.09 ID:UrsTKUtC0
王「それで、侍従長。略してじい」
じい「はっ」
王「内政は大臣に聞いたし、外交は将軍に指示を飛ばした」
じい「そのようですな」
王「後は何をすべきだろうか」
じい「そうですな。やはりここは、結婚相手をお探しになるのがよろしいかと」
王「なぜだ?」
じい「父王さまは勇猛な方でしたが、女性関係にはおくてで、かなりお年を召されてからご結婚なさいました」
王「そうだな。そのため、父上がなくなったときは私はまだ幼く、叔父上と親類の間で対立が起こった」
じい「内乱もそれが始まり。根を絶つためにも、また祖国の再生を誓う意味でも、嫁探しほど重要なことはありますまい」
王「なるほど……それで、じいはどのような相手がふさわしいと考える」
じい「それはもちろん、妹キャラが鉄板でございましょう」
じい「はっ」
王「内政は大臣に聞いたし、外交は将軍に指示を飛ばした」
じい「そのようですな」
王「後は何をすべきだろうか」
じい「そうですな。やはりここは、結婚相手をお探しになるのがよろしいかと」
王「なぜだ?」
じい「父王さまは勇猛な方でしたが、女性関係にはおくてで、かなりお年を召されてからご結婚なさいました」
王「そうだな。そのため、父上がなくなったときは私はまだ幼く、叔父上と親類の間で対立が起こった」
じい「内乱もそれが始まり。根を絶つためにも、また祖国の再生を誓う意味でも、嫁探しほど重要なことはありますまい」
王「なるほど……それで、じいはどのような相手がふさわしいと考える」
じい「それはもちろん、妹キャラが鉄板でございましょう」
4: 2011/10/07(金) 20:02:56.44 ID:UrsTKUtC0
王「妹キャラか……」
じい「それも、尽くす系の妹キャラ、でございます」
王「しかし、いまどき、妹キャラは流行らないのではないか?」
じい「何をおっしゃいますか」
王「いまはツンデレではないのか」
じい「まったくおかしな物言いでございます。ツンデレの流行はもう過ぎたもの、なおかつツンデレは精神的未成熟の象徴」
王「しかし、ツンとしたところとデレっとしたところ、メリハリのある女性は魅力的ではないか?」
じい「メリハリとは真逆なのです。感情を制御できないから、針が振り切れたように行動してしまう」
王「なるほど」
じい「王を困らせるばかりになるでしょう」
王「しかし、妹キャラというのはどうかな」
じい「妹君のリリーさまを思い出してください」
王「うむ……リリーは兄上様と私を慕い、慕うだけでなく、時に身を投げ出して私を助けてくれた」
じい「なおかつ豊満なお身体をお持ちでございます」
王「確かに……だが、近親相姦をするつもりはないぞ、じい」
じい「例としてご登場願っただけでございます。尽くす系妹キャラは、そのまま妻、母、そして強力な助言者に替わります」
王「うむ。古くて新しい、それが妹キャラなのだな」
じい「さようでございます」
じい「それも、尽くす系の妹キャラ、でございます」
王「しかし、いまどき、妹キャラは流行らないのではないか?」
じい「何をおっしゃいますか」
王「いまはツンデレではないのか」
じい「まったくおかしな物言いでございます。ツンデレの流行はもう過ぎたもの、なおかつツンデレは精神的未成熟の象徴」
王「しかし、ツンとしたところとデレっとしたところ、メリハリのある女性は魅力的ではないか?」
じい「メリハリとは真逆なのです。感情を制御できないから、針が振り切れたように行動してしまう」
王「なるほど」
じい「王を困らせるばかりになるでしょう」
王「しかし、妹キャラというのはどうかな」
じい「妹君のリリーさまを思い出してください」
王「うむ……リリーは兄上様と私を慕い、慕うだけでなく、時に身を投げ出して私を助けてくれた」
じい「なおかつ豊満なお身体をお持ちでございます」
王「確かに……だが、近親相姦をするつもりはないぞ、じい」
じい「例としてご登場願っただけでございます。尽くす系妹キャラは、そのまま妻、母、そして強力な助言者に替わります」
王「うむ。古くて新しい、それが妹キャラなのだな」
じい「さようでございます」
5: 2011/10/07(金) 20:12:16.91 ID:UrsTKUtC0
王「しかしどうだろう。尽くす系妹キャラは、我の強い君主には合っているのだろうが」
じい「王もまた、強力なリーダーシップの持ち主であることは疑いいれません」
王「だが、私は父上よりも、多くの臣下の声を聞いていくことに力を裂いた」
じい「なるほど。パートナーよりも、母性を追い求めていると」
王「うむ。亡き母上の影を追ってしまうのかも知れぬ」
じい「さすがに未亡人キャラは王にはハードルが高いように思われます」
王「うむ。熟女は嫌いではない。しかし子作りという使命もあるしな……」
じい「それでは台頭著しい、姉キャラというのはいかがでしょう」
王「姉キャラ、だと」
じい「年上のお姉さん系とは違い、少し横暴ですが、弟のことをしっかり考えてくれる、姉キャラでございます」
じい「王もまた、強力なリーダーシップの持ち主であることは疑いいれません」
王「だが、私は父上よりも、多くの臣下の声を聞いていくことに力を裂いた」
じい「なるほど。パートナーよりも、母性を追い求めていると」
王「うむ。亡き母上の影を追ってしまうのかも知れぬ」
じい「さすがに未亡人キャラは王にはハードルが高いように思われます」
王「うむ。熟女は嫌いではない。しかし子作りという使命もあるしな……」
じい「それでは台頭著しい、姉キャラというのはいかがでしょう」
王「姉キャラ、だと」
じい「年上のお姉さん系とは違い、少し横暴ですが、弟のことをしっかり考えてくれる、姉キャラでございます」
6: 2011/10/07(金) 20:20:03.92 ID:UrsTKUtC0
王「姉と言えば、ルルー姉さんを思い出す」
じい「なるほど。ルルーさまと言えば、年の差ひとつ違いの姉君さま」
王「決して無条件に優しくはなかった。好きな男性と私を比べたりもしていた。だが……」
じい「いざというとき、ご決断を促されたり……」
王「そうだ。臣下の声をよく聞くべきだ、と強く言い聞かせてくれた」
じい「まったく姉キャラの真髄のようなお方です」
王「姉君は確か思い人が私と敵対することになっても、私を支持してくれた」
じい「気丈なお方です」
王「戦地から戻ったとき、涙をこらえて震えていた姉君を思わず抱きしめてしまった」
じい「じいは近親相姦も時としてやむなしと」
王「誰が性的に抱きしめたと言った」
じい「なるほど。ルルーさまと言えば、年の差ひとつ違いの姉君さま」
王「決して無条件に優しくはなかった。好きな男性と私を比べたりもしていた。だが……」
じい「いざというとき、ご決断を促されたり……」
王「そうだ。臣下の声をよく聞くべきだ、と強く言い聞かせてくれた」
じい「まったく姉キャラの真髄のようなお方です」
王「姉君は確か思い人が私と敵対することになっても、私を支持してくれた」
じい「気丈なお方です」
王「戦地から戻ったとき、涙をこらえて震えていた姉君を思わず抱きしめてしまった」
じい「じいは近親相姦も時としてやむなしと」
王「誰が性的に抱きしめたと言った」
8: 2011/10/07(金) 20:35:05.69 ID:UrsTKUtC0
じい「ですが、ルルーさまも大層さびしがっていることでしょう」
王「うむ。姉として、恥ずかしいところは見せまいとする。だが気丈さは寂しさの裏返しだ」
じい「姉キャラはその強さが魅力的なのですが、弱点でもありますな」
王「うむ。姉君のために、けじめをつける意味でも敵方を含めた慰霊祭を行う必要があるな」
じい「さすがは、陛下。キャラ萌えのみしている私とは違いますな」
王「分かってるなら真面目に話せ」
じい「きわめて真剣でございます」
王「しかし、姉キャラは姉君を思い出してしまうな」
じい「ルルーさまも、その点はかえってお喜びになられるでしょう」
王「そうだろうか」
じい「弟が立派になって、自分のような女性を求めてくれた。これは姉キャラとしてはひとつの頂点です」
王「理解できんな」
じい「弟の成長をうれしく思い、また弟の相手に自分を重ね、さらに嫉妬する。複雑な感情から、笑顔でおめでとうというその美しさ」
王「セリフが長いぞ。それに、真剣に気持ち悪い」
じい「これは失礼いたしました」
王「うむ……しかし、そうだな。早く戴冠式、できれば結婚式もして、姉君に晴れ姿を見せてやりたいのは確かだ」
じい「では、姉キャラになさいますか」
王「うむ。姉として、恥ずかしいところは見せまいとする。だが気丈さは寂しさの裏返しだ」
じい「姉キャラはその強さが魅力的なのですが、弱点でもありますな」
王「うむ。姉君のために、けじめをつける意味でも敵方を含めた慰霊祭を行う必要があるな」
じい「さすがは、陛下。キャラ萌えのみしている私とは違いますな」
王「分かってるなら真面目に話せ」
じい「きわめて真剣でございます」
王「しかし、姉キャラは姉君を思い出してしまうな」
じい「ルルーさまも、その点はかえってお喜びになられるでしょう」
王「そうだろうか」
じい「弟が立派になって、自分のような女性を求めてくれた。これは姉キャラとしてはひとつの頂点です」
王「理解できんな」
じい「弟の成長をうれしく思い、また弟の相手に自分を重ね、さらに嫉妬する。複雑な感情から、笑顔でおめでとうというその美しさ」
王「セリフが長いぞ。それに、真剣に気持ち悪い」
じい「これは失礼いたしました」
王「うむ……しかし、そうだな。早く戴冠式、できれば結婚式もして、姉君に晴れ姿を見せてやりたいのは確かだ」
じい「では、姉キャラになさいますか」
9: 2011/10/07(金) 20:48:32.99 ID:UrsTKUtC0
じい「>>7殿。ツンデレは陛下のお妃には不適当ということです。いいとこ愛人ですな」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王「ふむ……姉キャラといえば年上。年上といえば近しいところではアリッサだな」
じい「アリッサさまは姉キャラとは言いがたいですな」
王「さしずめ、元気系少女、と言ったところか」
じい「将軍の娘で、女の身でありながら馬を駆り、戦闘に立ってたたかっておられた」
王「確かにさきの戦闘ではそうだった。だが私が思い出すのは、幼い頃だ」
じい「おお、そういえば幼い頃はアリッサさまとよくお二人でお出かけに」
王「そうだ。同年輩の友人もないとき、よく連れ出してくれた」
じい「元気系キャラは周りを明るくしてくれますからな」
王「考えるより先に行動するタイプと自分で言いつつ、いつも私を気にかけてくれた」
じい「強く優しい姉キャラとの対比で言えば、いわば『優しく強い』のが元気系キャラですな」
王「そうだな……断じてアホの子元気キャラとは区別されねばなるまい」
じい「アリッサさまは将才もおありの方でした」
王「作戦会議では、将軍と同席してしていたが、分析も鋭かった」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王「ふむ……姉キャラといえば年上。年上といえば近しいところではアリッサだな」
じい「アリッサさまは姉キャラとは言いがたいですな」
王「さしずめ、元気系少女、と言ったところか」
じい「将軍の娘で、女の身でありながら馬を駆り、戦闘に立ってたたかっておられた」
王「確かにさきの戦闘ではそうだった。だが私が思い出すのは、幼い頃だ」
じい「おお、そういえば幼い頃はアリッサさまとよくお二人でお出かけに」
王「そうだ。同年輩の友人もないとき、よく連れ出してくれた」
じい「元気系キャラは周りを明るくしてくれますからな」
王「考えるより先に行動するタイプと自分で言いつつ、いつも私を気にかけてくれた」
じい「強く優しい姉キャラとの対比で言えば、いわば『優しく強い』のが元気系キャラですな」
王「そうだな……断じてアホの子元気キャラとは区別されねばなるまい」
じい「アリッサさまは将才もおありの方でした」
王「作戦会議では、将軍と同席してしていたが、分析も鋭かった」
10: 2011/10/07(金) 20:50:01.64 ID:UrsTKUtC0
じい「>>7殿。ツンデレは陛下のお妃には不適当ということです。いいとこ愛人ですな」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王「ふむ……姉キャラといえば年上。年上といえば近しいところではアリッサだな」
じい「アリッサさまは姉キャラとは言いがたいですな」
王「さしずめ、元気系少女、と言ったところか」
じい「将軍の娘で、女の身でありながら馬を駆り、戦闘に立ってたたかっておられた」
王「確かにさきの戦闘ではそうだった。だが私が思い出すのは、幼い頃だ」
じい「おお、そういえば幼い頃はアリッサさまとよくお二人でお出かけに」
王「そうだ。同年輩の友人もないとき、よく連れ出してくれた」
じい「元気系キャラは周りを明るくしてくれますからな」
王「考えるより先に行動するタイプと自分で言いつつ、いつも私を気にかけてくれた」
じい「強く優しい姉キャラとの対比で言えば、いわば『優しく強い』のが元気系キャラですな」
王「そうだな……断じてアホの子元気キャラとは区別されねばなるまい」
じい「アリッサさまは将才もおありの方でした」
王「作戦会議では、将軍と同席してしていたが、分析も鋭かった」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王「ふむ……姉キャラといえば年上。年上といえば近しいところではアリッサだな」
じい「アリッサさまは姉キャラとは言いがたいですな」
王「さしずめ、元気系少女、と言ったところか」
じい「将軍の娘で、女の身でありながら馬を駆り、戦闘に立ってたたかっておられた」
王「確かにさきの戦闘ではそうだった。だが私が思い出すのは、幼い頃だ」
じい「おお、そういえば幼い頃はアリッサさまとよくお二人でお出かけに」
王「そうだ。同年輩の友人もないとき、よく連れ出してくれた」
じい「元気系キャラは周りを明るくしてくれますからな」
王「考えるより先に行動するタイプと自分で言いつつ、いつも私を気にかけてくれた」
じい「強く優しい姉キャラとの対比で言えば、いわば『優しく強い』のが元気系キャラですな」
王「そうだな……断じてアホの子元気キャラとは区別されねばなるまい」
じい「アリッサさまは将才もおありの方でした」
王「作戦会議では、将軍と同席してしていたが、分析も鋭かった」
15: 2011/10/08(土) 12:34:00.06 ID:eP0759SS0
じい「ですが、陛下。アリッサさまには問題がございます」
王「なんだと」
じい「あの方は、お身体が貧相でおられる」
王「……いや、彼女は鍛えているが」
じい「正確に申し上げれば、貧Oなのでございます」
王「貧Oの何が悪いのだ? 近年は貧Oもムーブメントと聞くが」
じい「陛下にはご理解いただきたいのですが、子作りを使命のひとつとする女性において、貧Oは致命的なのです」
王「なんだと……」
じい「母性は豊かな胸とぴちぴちのヒップに宿ります。豊かなものを見れば男性はハッスル」
王「ハッスルとはなんだ」
じい「元気溌剌になることでございます」
王「溌剌になってどうするというのだ」
じい「もちろん、一発と言わず、数回の行為に及ばれることは間違いありません。これが貧Oではどうでしょう」
王「うむ……一発出したところで冷静になり、満足してしまうかもしれん」
じい「ご理解いただけましたか」
王「しかし、私はそれほどデカパイが好きというわけではない」
じい「それは陛下が女性を胸のみで判断するような愚か者ではないからです」
王「ならば、よいのではないか」
じい「陛下。貧Oでは、山の頂に登りきる前に満足してしまいます。巨Oとはまったく違うのです」
王「子作りを考えれば、豊満な女性を検討すべきだというのか……」
じい「さよう。なおかつ、これはツンデレに反対した理由のひとつでもあります」
王「なんだと」
じい「あの方は、お身体が貧相でおられる」
王「……いや、彼女は鍛えているが」
じい「正確に申し上げれば、貧Oなのでございます」
王「貧Oの何が悪いのだ? 近年は貧Oもムーブメントと聞くが」
じい「陛下にはご理解いただきたいのですが、子作りを使命のひとつとする女性において、貧Oは致命的なのです」
王「なんだと……」
じい「母性は豊かな胸とぴちぴちのヒップに宿ります。豊かなものを見れば男性はハッスル」
王「ハッスルとはなんだ」
じい「元気溌剌になることでございます」
王「溌剌になってどうするというのだ」
じい「もちろん、一発と言わず、数回の行為に及ばれることは間違いありません。これが貧Oではどうでしょう」
王「うむ……一発出したところで冷静になり、満足してしまうかもしれん」
じい「ご理解いただけましたか」
王「しかし、私はそれほどデカパイが好きというわけではない」
じい「それは陛下が女性を胸のみで判断するような愚か者ではないからです」
王「ならば、よいのではないか」
じい「陛下。貧Oでは、山の頂に登りきる前に満足してしまいます。巨Oとはまったく違うのです」
王「子作りを考えれば、豊満な女性を検討すべきだというのか……」
じい「さよう。なおかつ、これはツンデレに反対した理由のひとつでもあります」
16: 2011/10/08(土) 12:48:50.34 ID:eP0759SS0
王「どういう意味だ」
じい「ツンデレには貧Oが多いのです」
王「そんなバカな」
じい「豊かに育つ女性は、好奇、愛情、多くの視線を注がれます」
王「まあ、そうかもしれんな」
じい「これが貧Oではどうでしょう。愛情の不足、経験の不足、それらがツンデレを生み出してしまうのです」
王「そうなのか?」
じい「さよう。貧相な肉体に注がれる視線は、残念、がっかり、哀れみです」
王「なるほど……そのような目で見られて、まっすぐに育てず、ツンデレになってしまうと」
じい「ご理解いただけましたか」
王「確かに、私もツンデレと聞いて、豊満な女性をイメージできなかった」
じい「では」
王「だが、子作りで燃え上がるのに、おっOいを重視するのには反対だ」
じい「なんと」
王「私はどちらかと言えば尻派であるし、大体、巨Oには淫乱な者が多いと聞く」
じい「ふむ。いわゆるビXチキャラですな」
王「それだ。女のような女は好かん」
じい「陛下。女はむしろ計算高いものが多いのです。ただわれわれと異なる理屈で動いているだけで」
王「ほう? じいは巨OであればビXチキャラでもかまわないというのか?」
じい「ツンデレには貧Oが多いのです」
王「そんなバカな」
じい「豊かに育つ女性は、好奇、愛情、多くの視線を注がれます」
王「まあ、そうかもしれんな」
じい「これが貧Oではどうでしょう。愛情の不足、経験の不足、それらがツンデレを生み出してしまうのです」
王「そうなのか?」
じい「さよう。貧相な肉体に注がれる視線は、残念、がっかり、哀れみです」
王「なるほど……そのような目で見られて、まっすぐに育てず、ツンデレになってしまうと」
じい「ご理解いただけましたか」
王「確かに、私もツンデレと聞いて、豊満な女性をイメージできなかった」
じい「では」
王「だが、子作りで燃え上がるのに、おっOいを重視するのには反対だ」
じい「なんと」
王「私はどちらかと言えば尻派であるし、大体、巨Oには淫乱な者が多いと聞く」
じい「ふむ。いわゆるビXチキャラですな」
王「それだ。女のような女は好かん」
じい「陛下。女はむしろ計算高いものが多いのです。ただわれわれと異なる理屈で動いているだけで」
王「ほう? じいは巨OであればビXチキャラでもかまわないというのか?」
17: 2011/10/08(土) 13:18:27.95 ID:eP0759SS0
じい「そうではございません。大体、陛下のおっしゃりようでは、姉君さま、妹君さまはどうなります」
王「うぬ……確かにリリーも姉上も、巨Oだが」
じい「さよう。それに巨Oにもさまざまなタイプがございます」
王「申してみよ」
じい「口リ巨O、でございます」
王「口リ巨O……!」
じい「童顔であるため、男性からは直接避けられつつ、好奇の視線を受けやすい女性です」
王「確かに、口リコンに厳しい風潮では、同年齢でも隣を歩くのが恐ろしくなる」
じい「そのような女性は、覚めた目で男性を見ることが多いのですが」
王「うむ。真正面からぶつかる、という男はむしろ少ないだろうからな」
じい「陛下のご想像のようなビXチキャラにはなりません」
王「そうなのか?」
じい「そうです。ただ、陛下の周りには口リ巨Oというのは……」
王「うむ……確か、敵方の貴族の娘にエルシーというのがいたが」
じい「父親の助命を嘆願してきた方ですな。しかし、口リ巨Oというより、口リでしたな」
王「幼くして一家の先頭に立つ気力はすばらしいが、口リはいかんな」
じい「そうですな。あと数年は待つ必要がありましょう」
王「うぬ……確かにリリーも姉上も、巨Oだが」
じい「さよう。それに巨Oにもさまざまなタイプがございます」
王「申してみよ」
じい「口リ巨O、でございます」
王「口リ巨O……!」
じい「童顔であるため、男性からは直接避けられつつ、好奇の視線を受けやすい女性です」
王「確かに、口リコンに厳しい風潮では、同年齢でも隣を歩くのが恐ろしくなる」
じい「そのような女性は、覚めた目で男性を見ることが多いのですが」
王「うむ。真正面からぶつかる、という男はむしろ少ないだろうからな」
じい「陛下のご想像のようなビXチキャラにはなりません」
王「そうなのか?」
じい「そうです。ただ、陛下の周りには口リ巨Oというのは……」
王「うむ……確か、敵方の貴族の娘にエルシーというのがいたが」
じい「父親の助命を嘆願してきた方ですな。しかし、口リ巨Oというより、口リでしたな」
王「幼くして一家の先頭に立つ気力はすばらしいが、口リはいかんな」
じい「そうですな。あと数年は待つ必要がありましょう」
20: 2011/10/08(土) 19:57:00.72 ID:XtiGf26Ro
王「しかし、そうなると、どのような女性がふさわしいものか……」
じい「では無難に、おっとり系キャラというのはいかがでしょう」
王「ふむ……地味な印象を受けるが」
じい「とんでもございません。これは尽くし系妹キャラと並ぶほどの安定感があるのです」
王「そうなのか?」
じい「さよう。そもそもおっとり系自体が安定しているということですからな」
王「そうだな、ころころと表情の変わる女性はかわいらしいが、かえって恐ろしくもある」
じい「変化しにくい、ということはこれまでの困難の際には邪魔なものだったかもしれませんが」
王「こうして、平和を取り戻そうという時には、これほど安心するものはない」
じい「たとえば戦功のあった貴族の娘である、シオーネさまなどは」
王「ああ、シオーネか。よくリリーと出迎えをしてくれたな」
じい「ご存知でしたか」
王「うむ。戦局が傾いた時も、彼女は変わらず出迎えてくれた」
じい「それはそれは」
王「豊かな体つきをしているしな。しばらくはリリーに似ていると思っていたが」
じい「尽くし系に近いところはありますからな」
王「しかし、一度敗走して戻ってきたときも、私を信じてくれていた」
じい「すばらしい」
じい「では無難に、おっとり系キャラというのはいかがでしょう」
王「ふむ……地味な印象を受けるが」
じい「とんでもございません。これは尽くし系妹キャラと並ぶほどの安定感があるのです」
王「そうなのか?」
じい「さよう。そもそもおっとり系自体が安定しているということですからな」
王「そうだな、ころころと表情の変わる女性はかわいらしいが、かえって恐ろしくもある」
じい「変化しにくい、ということはこれまでの困難の際には邪魔なものだったかもしれませんが」
王「こうして、平和を取り戻そうという時には、これほど安心するものはない」
じい「たとえば戦功のあった貴族の娘である、シオーネさまなどは」
王「ああ、シオーネか。よくリリーと出迎えをしてくれたな」
じい「ご存知でしたか」
王「うむ。戦局が傾いた時も、彼女は変わらず出迎えてくれた」
じい「それはそれは」
王「豊かな体つきをしているしな。しばらくはリリーに似ていると思っていたが」
じい「尽くし系に近いところはありますからな」
王「しかし、一度敗走して戻ってきたときも、私を信じてくれていた」
じい「すばらしい」
21: 2011/10/08(土) 20:10:03.02 ID:XtiGf26Ro
王「だが、じいよ」
じい「なんでございましょう」
王「彼女は先日結婚していたのではなかったかな」
じい「…・・・これは失念しておりました」
王「よい女性は別の男性に見初められていることも多いな」
じい「まったくでございます」
王「権力によって奪うこともできるかもしれんが」
じい「お止めになったほうがよろしいでしょう」
王「うむ。それでは淫蕩だった祖父王と同じになってしまう」
じい「もちろん、陛下が熱心に口説くという手もございましょうが」
王「おっとり系の心を動かすのは、なかなか困難だと思う」
じい「ふーむ」
王「じい。市井の者たちがうわさしておるではないか」
じい「それは?」
王「ヤンデレやクーデレといったキャラだ」
じい「ふむ」
王「このようなキャラではいかんのか」
じい「なんでございましょう」
王「彼女は先日結婚していたのではなかったかな」
じい「…・・・これは失念しておりました」
王「よい女性は別の男性に見初められていることも多いな」
じい「まったくでございます」
王「権力によって奪うこともできるかもしれんが」
じい「お止めになったほうがよろしいでしょう」
王「うむ。それでは淫蕩だった祖父王と同じになってしまう」
じい「もちろん、陛下が熱心に口説くという手もございましょうが」
王「おっとり系の心を動かすのは、なかなか困難だと思う」
じい「ふーむ」
王「じい。市井の者たちがうわさしておるではないか」
じい「それは?」
王「ヤンデレやクーデレといったキャラだ」
じい「ふむ」
王「このようなキャラではいかんのか」
22: 2011/10/08(土) 20:17:18.64 ID:XtiGf26Ro
じい「率直に申し上げますと、ヤンデレは論外でございます」
王「ほう、なぜだ」
じい「王妃さまは国母たらねばなりませぬ」
王「それはそうだな」
じい「情愛に染まって全体を見通せぬ女性が、国母足りえるでしょうか」
王「しかし、じい。私は気づいたぞ」
じい「何を、でございましょう」
王「シオーネのような例だ。私を好いてもらわねば、結局、結婚相手になりえないのではないか」
じい「なるほど、ヤンデレは病んでしまうほど、相手を愛してしまう者」
王「少なくとも、私を愛してくれることは間違いあるまい」
じい「ですが、危険ですぞ」
王「妻を正しく愛し、導けば、それでよいのではないか」
じい「それは不可能ごとでございます」
王「なんだと……」
じい「ヤンデレは、究極のところ自己愛なのです」
王「バカな。なんのためのデレだと思っている」
王「ほう、なぜだ」
じい「王妃さまは国母たらねばなりませぬ」
王「それはそうだな」
じい「情愛に染まって全体を見通せぬ女性が、国母足りえるでしょうか」
王「しかし、じい。私は気づいたぞ」
じい「何を、でございましょう」
王「シオーネのような例だ。私を好いてもらわねば、結局、結婚相手になりえないのではないか」
じい「なるほど、ヤンデレは病んでしまうほど、相手を愛してしまう者」
王「少なくとも、私を愛してくれることは間違いあるまい」
じい「ですが、危険ですぞ」
王「妻を正しく愛し、導けば、それでよいのではないか」
じい「それは不可能ごとでございます」
王「なんだと……」
じい「ヤンデレは、究極のところ自己愛なのです」
王「バカな。なんのためのデレだと思っている」
23: 2011/10/08(土) 20:24:33.16 ID:XtiGf26Ro
じい「なぜなら、ヤンデレは相手が自分を愛しているときにのみ、愛を実感するのです」
王「つまり、自分を構ってくれればデレる、というわけか」
じい「いえ、自分を構ってくれるときのみデレるのです」
王「ほう」
じい「これでは国政にも影響しかねません」
王「確かに」
じい「王、ご存知でしょうが、リーチャさま……」
王「ああ、あの女か」
じい「あの方など、まさにヤンデレと言えましょう」
王「一度あいさつに言っただけで、翌日からなぜ来ないのかと問い合わせてきたな……」
じい「そればかりか、陛下に暗殺者をけしかけましたな」
王「同時に自殺未遂を起こすし、何の迷惑かと思えば」
じい「あれが愛情表現だったのでしょう」
王「デレに気づかなかったぞ」
じい「ヤンデレにはよくあることでございます」
王「だが、それならクーデレはどうだ」
王「つまり、自分を構ってくれればデレる、というわけか」
じい「いえ、自分を構ってくれるときのみデレるのです」
王「ほう」
じい「これでは国政にも影響しかねません」
王「確かに」
じい「王、ご存知でしょうが、リーチャさま……」
王「ああ、あの女か」
じい「あの方など、まさにヤンデレと言えましょう」
王「一度あいさつに言っただけで、翌日からなぜ来ないのかと問い合わせてきたな……」
じい「そればかりか、陛下に暗殺者をけしかけましたな」
王「同時に自殺未遂を起こすし、何の迷惑かと思えば」
じい「あれが愛情表現だったのでしょう」
王「デレに気づかなかったぞ」
じい「ヤンデレにはよくあることでございます」
王「だが、それならクーデレはどうだ」
24: 2011/10/08(土) 20:42:28.72 ID:XtiGf26Ro
じい「これはなかなかの難問ですな」
王「つまり、じいもクーデレはよしとするのか」
じい「悪いとは申しません」
王「含みのある言い方だ」
じい「クーデレは陛下のお傍にすでにいらっしゃるかもしれません」
王「ほう、そうかね」
じい「クーデレは、表現が淡白であるがゆえに、気づかれにくいのです」
王「つまり、私が気づかねばならないということか?」
じい「そのとおりでございます」
王「うむ。私に無関心であるかに見えるものが、実は愛に満ちているということか」
じい「ご理解がお早い」
王「なるほどな」
王「つまり、じいもクーデレはよしとするのか」
じい「悪いとは申しません」
王「含みのある言い方だ」
じい「クーデレは陛下のお傍にすでにいらっしゃるかもしれません」
王「ほう、そうかね」
じい「クーデレは、表現が淡白であるがゆえに、気づかれにくいのです」
王「つまり、私が気づかねばならないということか?」
じい「そのとおりでございます」
王「うむ。私に無関心であるかに見えるものが、実は愛に満ちているということか」
じい「ご理解がお早い」
王「なるほどな」
25: 2011/10/08(土) 20:55:52.67 ID:XtiGf26Ro
そろそろおしまいでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~
じい「しかし、陛下」
王「なんだ?」
じい「尽くし系妹キャラ、姉キャラ、元気系、口リ巨O、おっとり系等々の女性をご助言いたしました」
王「うむ。そうだな」
じい「しかし、座しても立っても、探さねば結婚相手は現れません」
王「確かにそうだな。それも私に愛を注いでくれる相手がほしい」
じい「それでしたら、各地をめぐるなり、王都にお呼びするなりして、多くの女性にお会いになるがよろしいでしょう」
王「それもそうだな」
じい「あわせて姉君さま、妹君さまともお会いして、ご助言いただくのはいかがでしょう」
王「なるほど。姉上やリリーも一言あるかもしれぬ」
じい「それでは早速手配いたしたいと思います」
王「うむ。よろしく頼む」
~~~~~~~~~~~~~~~~
じい「しかし、陛下」
王「なんだ?」
じい「尽くし系妹キャラ、姉キャラ、元気系、口リ巨O、おっとり系等々の女性をご助言いたしました」
王「うむ。そうだな」
じい「しかし、座しても立っても、探さねば結婚相手は現れません」
王「確かにそうだな。それも私に愛を注いでくれる相手がほしい」
じい「それでしたら、各地をめぐるなり、王都にお呼びするなりして、多くの女性にお会いになるがよろしいでしょう」
王「それもそうだな」
じい「あわせて姉君さま、妹君さまともお会いして、ご助言いただくのはいかがでしょう」
王「なるほど。姉上やリリーも一言あるかもしれぬ」
じい「それでは早速手配いたしたいと思います」
王「うむ。よろしく頼む」
26: 2011/10/08(土) 21:06:12.82 ID:XtiGf26Ro
王「しかし、じいよ」
じい「なんでございましょう」
王「お前は自分を売り込んだりしないのか?」
じい「ふむ」
王「じいも妙齢の女性であろう」
じい「さようで」
王「侍従長として私を支えてくれるのは分かる」
じい「もったいないお言葉」
王「だが、女としてはどうなのだ?」
じい「私は陛下を敬愛しております。女性としても」
王「ほうほう」
じい「ですが、あいにく私は貧Oでして」
王「私はおっOいで選んだりはせんよ」
じい「なんでございましょう」
王「お前は自分を売り込んだりしないのか?」
じい「ふむ」
王「じいも妙齢の女性であろう」
じい「さようで」
王「侍従長として私を支えてくれるのは分かる」
じい「もったいないお言葉」
王「だが、女としてはどうなのだ?」
じい「私は陛下を敬愛しております。女性としても」
王「ほうほう」
じい「ですが、あいにく私は貧Oでして」
王「私はおっOいで選んだりはせんよ」
27: 2011/10/08(土) 21:11:03.25 ID:XtiGf26Ro
じい「でしたら、私はいつでもお待ちしております」
王「そうか」
じい「……」
王「私が気づいていなかっただけだったか」
じい「……」
王「よし、じい。姉上とリリーを呼ぶ理由は、結婚式も行うことにしよう」
じい「かしこまりました」
王「それと、お前の侍従長の任を解く」
女「はい」
王「代わって、告げる。私の妻になってくれないか」
女「……」
妻「……はい、陛下」
おしまい
王「そうか」
じい「……」
王「私が気づいていなかっただけだったか」
じい「……」
王「よし、じい。姉上とリリーを呼ぶ理由は、結婚式も行うことにしよう」
じい「かしこまりました」
王「それと、お前の侍従長の任を解く」
女「はい」
王「代わって、告げる。私の妻になってくれないか」
女「……」
妻「……はい、陛下」
おしまい
28: 2011/10/09(日) 09:28:46.68 ID:na7v6tZIO
次回もどこかでがんばって書きます
29: 2011/10/09(日) 12:34:06.72 ID:34/uKvduo
乙
30: 2011/10/09(日) 12:34:53.09 ID:34/uKvduo
乙



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