1:◆UFNnDwMYPk 2015/12/26(土) 15:15:48.56 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「ん?」
ことり「というわけで、いつもお世話になっている穂乃果ちゃんに」
ことり「ことりからの恩返しです」
穂乃果「えーと……ことりちゃん?」
ことり「うん?」
穂乃果「どうしてメイド服?」
ことり「今日は穂乃果ちゃんの専属メイドだからだよ?」
ことり「というわけで、いつもお世話になっている穂乃果ちゃんに」
ことり「ことりからの恩返しです」
穂乃果「えーと……ことりちゃん?」
ことり「うん?」
穂乃果「どうしてメイド服?」
ことり「今日は穂乃果ちゃんの専属メイドだからだよ?」
2: 2015/12/26(土) 15:17:10.82 ID:z3bhTh2r0.net
花陽母みたいな限りなくオリキャラに近いキャラ出ます
ダメな人はブラウザバックお願いします
サクサク予定
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サクサク予定
3: 2015/12/26(土) 15:19:35.00 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「なんか急だね」
ことり「ダメ……かな?」
穂乃果「ダメって事はないけど……」
ことり「あはっ。よかった♪」
ことり「あ、そうだ。ことりチーズケーキ焼いてきたの」
穂乃果「えっ!?食べる食べるっ!」
ことり「ダメ……かな?」
穂乃果「ダメって事はないけど……」
ことり「あはっ。よかった♪」
ことり「あ、そうだ。ことりチーズケーキ焼いてきたの」
穂乃果「えっ!?食べる食べるっ!」
4: 2015/12/26(土) 15:21:19.01 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「お皿とってくるね」
穂乃果「うんっ!…‥‥あ、ことりちゃん。そのお母さんには…」
ことり「内緒。だよね?わかってますお嬢様」
ことり「一緒に紅茶も淹れてくるね」
ガラッ
穂乃果「おじょ……ことりちゃんなんだかノリノリだね」
穂乃果「うんっ!…‥‥あ、ことりちゃん。そのお母さんには…」
ことり「内緒。だよね?わかってますお嬢様」
ことり「一緒に紅茶も淹れてくるね」
ガラッ
穂乃果「おじょ……ことりちゃんなんだかノリノリだね」
5: 2015/12/26(土) 15:23:51.13 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「おまたせぇー」
ことり「アップルティーと……はい♪」
穂乃果「わぁー!おいしそう!」
ことり「残りは冷蔵庫に入れてるから、明日も食べてくださいね」
穂乃果「うんっ。ありがとうことりちゃん!」
ことり「アップルティーと……はい♪」
穂乃果「わぁー!おいしそう!」
ことり「残りは冷蔵庫に入れてるから、明日も食べてくださいね」
穂乃果「うんっ。ありがとうことりちゃん!」
6: 2015/12/26(土) 15:25:26.90 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「いただきま――――」
ことり「はい、お嬢様。あーんっ」
穂乃果「こ、ことりちゃん…?」
ことり「ことりがあーんしてあげます♪」
穂乃果「うぇ…いいよぉ……」
ことり「だーめ。お嬢様は口を開けるだけでいいんですっ」
穂乃果「そ、それじゃぁ……あーん」
ことり「はい、お嬢様。あーんっ」
穂乃果「こ、ことりちゃん…?」
ことり「ことりがあーんしてあげます♪」
穂乃果「うぇ…いいよぉ……」
ことり「だーめ。お嬢様は口を開けるだけでいいんですっ」
穂乃果「そ、それじゃぁ……あーん」
7: 2015/12/26(土) 15:27:23.71 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「はーい♪」
穂乃果「んぐ……もぐもぐ」
穂乃果「はぁ……とろけるよぉ…」ウットリ
穂乃果「なにこれ、お店のみたい……ううん。お店のより美味しいかも」
ことり「お嬢様の為に一生懸命作りました」
ことり「さぁ、まだまだあるから、どーぞ」
穂乃果「うんっ」
穂乃果「んぐ……もぐもぐ」
穂乃果「はぁ……とろけるよぉ…」ウットリ
穂乃果「なにこれ、お店のみたい……ううん。お店のより美味しいかも」
ことり「お嬢様の為に一生懸命作りました」
ことり「さぁ、まだまだあるから、どーぞ」
穂乃果「うんっ」
8: 2015/12/26(土) 15:29:22.20 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「はいあーんっ」
穂乃果「あー………」
ガラッ
雪穂「おねーちゃん漫画貸して……って何してるの?」
穂乃果「ん……ひゅきほ」モグモグ
ことり「あ、雪穂ちゃんこんばんはー」
雪穂「こんばんは」
雪穂(どうしてメイド服着てるんだろう?………ってあれっ!?)
穂乃果「あー………」
ガラッ
雪穂「おねーちゃん漫画貸して……って何してるの?」
穂乃果「ん……ひゅきほ」モグモグ
ことり「あ、雪穂ちゃんこんばんはー」
雪穂「こんばんは」
雪穂(どうしてメイド服着てるんだろう?………ってあれっ!?)
10: 2015/12/26(土) 15:30:55.85 ID:z3bhTh2r0.net
雪穂「あぁぁぁああぁぁぁぁっ!?」
雪穂「お、おねっ、お姉ちゃん何食べてるのっ!?」ガシッ
雪穂「私に内緒でことりさんとケーキ食べて!」
雪穂「私なんかこの前のお母さんの誕生日の日にケーキ食べたのが最後なのにーっ!」
穂乃果「んぐっ!?ちょ、ちょっと雪穂静かにっ!」
穂乃果「お母さんにばれちゃう!」
雪穂「ばれて怒られちゃえばいいんだよっ」
雪穂「お、おねっ、お姉ちゃん何食べてるのっ!?」ガシッ
雪穂「私に内緒でことりさんとケーキ食べて!」
雪穂「私なんかこの前のお母さんの誕生日の日にケーキ食べたのが最後なのにーっ!」
穂乃果「んぐっ!?ちょ、ちょっと雪穂静かにっ!」
穂乃果「お母さんにばれちゃう!」
雪穂「ばれて怒られちゃえばいいんだよっ」
11: 2015/12/26(土) 15:35:15.11 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「あぁ…えと、ことりちゃん。雪穂の分も」
ことり「はぁーい。持ってくるからちょっと待っててね。雪穂ちゃん。穂乃果お嬢様」タッ
雪穂「お嬢様……?」スッ
穂乃果「あ、いや、これはことりちゃんが勝手に…」
穂乃果「って引かないでっ」
雪穂「なんですか穂乃果さん。こっち来ないでください」
穂乃果「ゆきほぉー!」
ことり「はぁーい。持ってくるからちょっと待っててね。雪穂ちゃん。穂乃果お嬢様」タッ
雪穂「お嬢様……?」スッ
穂乃果「あ、いや、これはことりちゃんが勝手に…」
穂乃果「って引かないでっ」
雪穂「なんですか穂乃果さん。こっち来ないでください」
穂乃果「ゆきほぉー!」
12: 2015/12/26(土) 15:37:48.83 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
雪穂「はぁ……とろけるよぉ…」ウットリ
穂乃果「だよねぇ……」ウットリ
ことり(同じ反応……)
ことり「ふふ、気にいってくれて嬉しいなぁ」
雪穂「ホント美味しいです。お店で売ってるみたい…。ううんお店のより美味しい」
穂乃果「だよねだよねー」
ことり「姉妹っていいなぁー」
雪穂「はぁ……とろけるよぉ…」ウットリ
穂乃果「だよねぇ……」ウットリ
ことり(同じ反応……)
ことり「ふふ、気にいってくれて嬉しいなぁ」
雪穂「ホント美味しいです。お店で売ってるみたい…。ううんお店のより美味しい」
穂乃果「だよねだよねー」
ことり「姉妹っていいなぁー」
13: 2015/12/26(土) 15:42:09.72 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「どうしたの急に?」
ことり「ふたり見てるとそう思っちゃう」
穂乃果「そうかなぁ?色々大変だよ?おかずの取り合いとか」
雪穂「そうそう、お姉ちゃんが食いしん坊から」
穂乃果「食いしん坊は雪穂の方じゃん」
雪穂「嘘を教えないの。おかずで思い出したんだけど、お姉ちゃんいつも私のお皿にピーマン移すのやめてよ。お母さんにばれないように処理するの大変なんだよ?」
穂乃果「いいじゃん。代わりにセ口リ食べてあげてるんだからさ」
雪穂「それは……お姉ちゃんが勝手に……」ゴニョゴニョ
ことり「ふふっ」ニコニコ
ことり「本当にいいなぁ」
ことり「ふたり見てるとそう思っちゃう」
穂乃果「そうかなぁ?色々大変だよ?おかずの取り合いとか」
雪穂「そうそう、お姉ちゃんが食いしん坊から」
穂乃果「食いしん坊は雪穂の方じゃん」
雪穂「嘘を教えないの。おかずで思い出したんだけど、お姉ちゃんいつも私のお皿にピーマン移すのやめてよ。お母さんにばれないように処理するの大変なんだよ?」
穂乃果「いいじゃん。代わりにセ口リ食べてあげてるんだからさ」
雪穂「それは……お姉ちゃんが勝手に……」ゴニョゴニョ
ことり「ふふっ」ニコニコ
ことり「本当にいいなぁ」
14: 2015/12/26(土) 15:44:01.26 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
雪穂「それじゃあお休みお姉ちゃん。ことりさん」
穂乃果「お休みー」
ことり「おやすみなさい雪穂お嬢様♪」
雪穂「おじょ……むぅ…なんだか慣れないなぁ」
穂乃果「大丈夫雪穂!穂乃果も慣れてないからっ!」
雪穂「威張っていう事じゃないでしょ。まったく…それじゃことりさん。ごゆっくりー」ガラッ
雪穂「それじゃあお休みお姉ちゃん。ことりさん」
穂乃果「お休みー」
ことり「おやすみなさい雪穂お嬢様♪」
雪穂「おじょ……むぅ…なんだか慣れないなぁ」
穂乃果「大丈夫雪穂!穂乃果も慣れてないからっ!」
雪穂「威張っていう事じゃないでしょ。まったく…それじゃことりさん。ごゆっくりー」ガラッ
15: 2015/12/26(土) 15:46:01.71 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「…………」
ことり「…………」
穂乃果「………寝よっか?」
ことり「はいっ」
ことり「あ、でも………」
穂乃果「どうかしたの?」
ことり「さすがに寝るときはパジャマに着替えないと……」
穂乃果「あ、そっか。それじゃあ穂乃果の貸すね」
ことり「うん。ありがとう穂乃果ちゃん」
ことり「…………」
穂乃果「………寝よっか?」
ことり「はいっ」
ことり「あ、でも………」
穂乃果「どうかしたの?」
ことり「さすがに寝るときはパジャマに着替えないと……」
穂乃果「あ、そっか。それじゃあ穂乃果の貸すね」
ことり「うん。ありがとう穂乃果ちゃん」
16: 2015/12/26(土) 15:48:03.49 ID:z3bhTh2r0.net
十数分後
ことり「それじゃあ明かり消しますね」
穂乃果「うん」
カチッ
ことり「おじゃましまーす」モゾモゾ
穂乃果「いらっしゃいことりちゃん」
ことり「はぁ……あったかぁい…♪」
ことほの「ふふっ、くすくす」クスクス
ことり「それじゃあ明かり消しますね」
穂乃果「うん」
カチッ
ことり「おじゃましまーす」モゾモゾ
穂乃果「いらっしゃいことりちゃん」
ことり「はぁ……あったかぁい…♪」
ことほの「ふふっ、くすくす」クスクス
17: 2015/12/26(土) 15:50:03.41 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「そういえば、ことりちゃんがお泊りなんて何年ぶりかな?」
ことり「先月泊まったよ?」
穂乃果「違うよ。ことりちゃんと2人でって意味」
穂乃果「いつもはほら、海未ちゃんと3人でしょ」
ことり「あぁ、そうだね。えーと……確か中学生二年生の時に穂乃果ちゃんと2人でお泊りしたような…」
穂乃果「あ、それってことりちゃんちで?」
ことり「うん。あの時は穂乃果ちゃんがビーフシチューをこぼしてお洋服を……あっ!」
穂乃果「ど、どうしたの?」
ことり「先月泊まったよ?」
穂乃果「違うよ。ことりちゃんと2人でって意味」
穂乃果「いつもはほら、海未ちゃんと3人でしょ」
ことり「あぁ、そうだね。えーと……確か中学生二年生の時に穂乃果ちゃんと2人でお泊りしたような…」
穂乃果「あ、それってことりちゃんちで?」
ことり「うん。あの時は穂乃果ちゃんがビーフシチューをこぼしてお洋服を……あっ!」
穂乃果「ど、どうしたの?」
18: 2015/12/26(土) 15:52:53.40 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「えと…あの時は穂乃果お嬢様がビーフシチューを──── 」
穂乃果「ふふっ」クスクス
穂乃果「メイドさんのことりちゃんも好きだけど、やっぱりいつものことりちゃんのが好きだな」
穂乃果「いつも通りにしててよ。そっちの方が楽でしょ?」
ことり「穂乃果ちゃん…」
ことり「ううん。だめっ。決めたの!今日は穂乃果ちゃんだけのミナリンスキーなんですっ」
穂乃果「こ、ことりちゃん?」
穂乃果「ふふっ」クスクス
穂乃果「メイドさんのことりちゃんも好きだけど、やっぱりいつものことりちゃんのが好きだな」
穂乃果「いつも通りにしててよ。そっちの方が楽でしょ?」
ことり「穂乃果ちゃん…」
ことり「ううん。だめっ。決めたの!今日は穂乃果ちゃんだけのミナリンスキーなんですっ」
穂乃果「こ、ことりちゃん?」
19: 2015/12/26(土) 15:54:10.38 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「でもお嬢様の意思に背くことはできないので……」
ことり「話し方とかはいつも通りにするね」
ことり「さ、穂乃果ちゃん。ミナリンスキー本日最後のお勤めです」
穂乃果「最後のお勤め…?」
ことり「うんっ。穂乃果ちゃんの為に子守唄を歌います」
ことり「ことりの子守唄はとっても気持ちよく眠れるって評判なんですよ?」
ことり「話し方とかはいつも通りにするね」
ことり「さ、穂乃果ちゃん。ミナリンスキー本日最後のお勤めです」
穂乃果「最後のお勤め…?」
ことり「うんっ。穂乃果ちゃんの為に子守唄を歌います」
ことり「ことりの子守唄はとっても気持ちよく眠れるって評判なんですよ?」
20: 2015/12/26(土) 15:56:21.38 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり「穂乃果ちゃん。ほーのーかーちゃん」ユサユサ
穂乃果「うーん……」
ことり「朝ですよー?起きてくださーい」ユサユサ
穂乃果「ふぇ……ことりちゃん…」
ことり「おはようございます。穂乃果ちゃん」
穂乃果「ふぁ……おはよぅ…」
ことり「穂乃果ちゃん。ほーのーかーちゃん」ユサユサ
穂乃果「うーん……」
ことり「朝ですよー?起きてくださーい」ユサユサ
穂乃果「ふぇ……ことりちゃん…」
ことり「おはようございます。穂乃果ちゃん」
穂乃果「ふぁ……おはよぅ…」
21: 2015/12/26(土) 15:59:35.99 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「朝からメイド服なんだね」
ことり「うん。次に行かなきゃ行けないし」
穂乃果「次?」
ことり「うん。あのね穂乃果ちゃん。穂乃果ちゃん専属のミナリンスキーはここまでなの」
ことり「ことりは次のお嬢様にお仕えしに行かなければなりません」
穂乃果「え……そう、なんだ」
ことり「ごめんね。本当はもっと早く伝えなきゃだったんだけど…」
ことり「うん。次に行かなきゃ行けないし」
穂乃果「次?」
ことり「うん。あのね穂乃果ちゃん。穂乃果ちゃん専属のミナリンスキーはここまでなの」
ことり「ことりは次のお嬢様にお仕えしに行かなければなりません」
穂乃果「え……そう、なんだ」
ことり「ごめんね。本当はもっと早く伝えなきゃだったんだけど…」
22: 2015/12/26(土) 16:01:16.39 ID:z3bhTh2r0.net
穂乃果「そっか……寂しくなるね」
ことり「たった1日だったけど、幸せをプレゼントできていたらことりはしあわせです」
穂乃果「とっても幸せな気持ちになれたよ」
ことり「ふふ、ならことりはもっともーっと幸せです」
ことほの「くすくす……ふふっ」
穂乃果「疲れたらいつでも穂むらに来てね?甘い和菓子で精一杯おもてなしするから」
ことり「ありがとう穂乃果ちゃん。疲れたら必ず訪れるね」
ことり「たった1日だったけど、幸せをプレゼントできていたらことりはしあわせです」
穂乃果「とっても幸せな気持ちになれたよ」
ことり「ふふ、ならことりはもっともーっと幸せです」
ことほの「くすくす……ふふっ」
穂乃果「疲れたらいつでも穂むらに来てね?甘い和菓子で精一杯おもてなしするから」
ことり「ありがとう穂乃果ちゃん。疲れたら必ず訪れるね」
23: 2015/12/26(土) 16:13:13.20 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
絵里「ことり…?何?その恰好…ハロウィン?」
ことり「こんばんは絵里お嬢様。本日絵里お嬢様のお世話させていただく南ことりです」
絵里「え?どういうこと…?」
ことり「今宵はあなただけのミナリンスキーです♪」
絵里「えと……よくわからないんだけど、とりあえず入って。冷えるでしょ?」
ことり「ありがとうございます絵里お嬢様」
絵里「お嬢様…?」
絵里「ことり…?何?その恰好…ハロウィン?」
ことり「こんばんは絵里お嬢様。本日絵里お嬢様のお世話させていただく南ことりです」
絵里「え?どういうこと…?」
ことり「今宵はあなただけのミナリンスキーです♪」
絵里「えと……よくわからないんだけど、とりあえず入って。冷えるでしょ?」
ことり「ありがとうございます絵里お嬢様」
絵里「お嬢様…?」
25: 2015/12/26(土) 16:16:32.44 ID:z3bhTh2r0.net
絵里「えと………これはいったい何かしら?凛や希とイタズラでも」
ことり「違うよ絵里ちゃん」
ことり「いつもお世話になってるから、皆に恩返しをしてるの」
絵里「恩返しって…別にいいのに」
絵里「というよりも、私たちがことりにお世話になりっぱなしな所もあるし」
絵里「そのうち私もことりに恩返ししなきゃいけないわね」
ことり「違うよ絵里ちゃん」
ことり「いつもお世話になってるから、皆に恩返しをしてるの」
絵里「恩返しって…別にいいのに」
絵里「というよりも、私たちがことりにお世話になりっぱなしな所もあるし」
絵里「そのうち私もことりに恩返ししなきゃいけないわね」
26: 2015/12/26(土) 16:18:51.61 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「だ、だめだよ?今日はことりがお世話するもん」
絵里「はいはい。ことりってば意外と頑固な所あるのよね。それじゃあ、今日はことりに甘えようかしら?」
ことり「ふふっ。なんなりとご命令を♪」
絵里「って言っても何をお願いしたらいいのかしら…?」
ことり「んー……絵里お嬢様は──── 」
絵里「あ、決まったわ。まずはその呼び方。いつも通りにしてくれないかしら?」
ことり「うぅ………」
絵里「どうしたの?」
絵里「はいはい。ことりってば意外と頑固な所あるのよね。それじゃあ、今日はことりに甘えようかしら?」
ことり「ふふっ。なんなりとご命令を♪」
絵里「って言っても何をお願いしたらいいのかしら…?」
ことり「んー……絵里お嬢様は──── 」
絵里「あ、決まったわ。まずはその呼び方。いつも通りにしてくれないかしら?」
ことり「うぅ………」
絵里「どうしたの?」
27: 2015/12/26(土) 16:25:10.19 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「お嬢様って人気ないのかなぁ…?穂乃果ちゃんも嫌がってたし…」
絵里「それは…ことりだからよ」
絵里「呼ばれ慣れてないから変な感じになっちゃうのよね」
絵里「いつもみたいに接してくれると助かるわ」
ことり「……うん。じゃあ絵里ちゃん」
絵里「なぁに?」
ことり「ふふっ」
ことえり「くすくす」
絵里「それは…ことりだからよ」
絵里「呼ばれ慣れてないから変な感じになっちゃうのよね」
絵里「いつもみたいに接してくれると助かるわ」
ことり「……うん。じゃあ絵里ちゃん」
絵里「なぁに?」
ことり「ふふっ」
ことえり「くすくす」
28: 2015/12/26(土) 16:27:44.02 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり「…………」
絵里「……」カキカキ
ことり「………」
絵里「………」カキカキ
ことり「………」ソワソワ
絵里「…………あ」
ことり「!」
絵里「………」カキカキ
ことり「もー。絵里ちゃぁーん」
絵里「ん?なぁにことり」
ことり「…………」
絵里「……」カキカキ
ことり「………」
絵里「………」カキカキ
ことり「………」ソワソワ
絵里「…………あ」
ことり「!」
絵里「………」カキカキ
ことり「もー。絵里ちゃぁーん」
絵里「ん?なぁにことり」
29: 2015/12/26(土) 16:29:10.41 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「ことりに何か言ってよぉー」
絵里「って言っても……勉強中だし、特にお願いしてもらうようなことも…」
ことり「絵里ちゃん喉乾いてない?お茶入れてくるよ?」
絵里「さっきお願いしたばかりよ」
ことり「それじゃあ、お腹空いてない?何か作るよ?」
絵里「大丈夫よ。ありがとうことり」
ことり「も~」プクー
絵里「ええっ!?」
絵里(なんでかことりがむくれてる…!?)
絵里「って言っても……勉強中だし、特にお願いしてもらうようなことも…」
ことり「絵里ちゃん喉乾いてない?お茶入れてくるよ?」
絵里「さっきお願いしたばかりよ」
ことり「それじゃあ、お腹空いてない?何か作るよ?」
絵里「大丈夫よ。ありがとうことり」
ことり「も~」プクー
絵里「ええっ!?」
絵里(なんでかことりがむくれてる…!?)
30: 2015/12/26(土) 16:31:12.61 ID:z3bhTh2r0.net
絵里「そ、それじゃあ、もう少しで一区切りつくし、亜里沙を呼んで遊びましょうか」
絵里「きっと亜里沙も喜ぶわ」
ことり「えっ、本当!?」パアァ
絵里(なんだか今日のことりカワイイ)
ことり「それじゃあことり待ってるね」
絵里「ええ。できるだけ早く終わらせるわ」
ことり「ふんふーん♪」
絵里「きっと亜里沙も喜ぶわ」
ことり「えっ、本当!?」パアァ
絵里(なんだか今日のことりカワイイ)
ことり「それじゃあことり待ってるね」
絵里「ええ。できるだけ早く終わらせるわ」
ことり「ふんふーん♪」
31: 2015/12/26(土) 16:40:02.14 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
亜里沙「はい、亜里沙のかちー」
ことり「きゃあー。ことりまた負けちゃった」
絵里「ふふ、これで亜里沙の三連勝ね」
亜里沙「亜里沙、雪穂に鍛えられたのでババ抜きには自信あるんですっ」
ことり「ことりも海未ちゃん相手なら負け知らずなんだけどなぁ」
絵里「それは対戦相手が……」
亜里沙「はい、亜里沙のかちー」
ことり「きゃあー。ことりまた負けちゃった」
絵里「ふふ、これで亜里沙の三連勝ね」
亜里沙「亜里沙、雪穂に鍛えられたのでババ抜きには自信あるんですっ」
ことり「ことりも海未ちゃん相手なら負け知らずなんだけどなぁ」
絵里「それは対戦相手が……」
32: 2015/12/26(土) 16:44:48.71 ID:z3bhTh2r0.net
亜里沙「今日はことりさんがお泊りに来てくれてとても嬉しいです」
ことり「ふふ、そう?そう言ってもらえると、ことりとっても嬉しいなぁ」
亜里沙「明日も泊まってくれるんですよね!」
絵里「ちょっと亜里沙……」
ことり「ごめんね。ことり明日には別のところに行かなきゃいけないの」
ことり「もちろん亜里沙ちゃんや絵里ちゃんの事が嫌だからじゃないよ?」
亜里沙「そう……なんですか」
ことり「今度また遊びに来るから…ね?」
ことり「ふふ、そう?そう言ってもらえると、ことりとっても嬉しいなぁ」
亜里沙「明日も泊まってくれるんですよね!」
絵里「ちょっと亜里沙……」
ことり「ごめんね。ことり明日には別のところに行かなきゃいけないの」
ことり「もちろん亜里沙ちゃんや絵里ちゃんの事が嫌だからじゃないよ?」
亜里沙「そう……なんですか」
ことり「今度また遊びに来るから…ね?」
33: 2015/12/26(土) 16:46:42.97 ID:z3bhTh2r0.net
亜里沙「………はい」
亜里沙「その時は海未さんや皆さんと一緒に来てください」
亜里沙「その方がもーっと、楽しいです。だよねお姉ちゃん?」
絵里「えっ?そうね。楽しそうね」
亜里沙「その時は皆で楽しくわいわいできるお鍋がしたいです」
ことえり「えっ!?」
亜里沙「え?」
絵里「あ、いや……楽しみね」
ことり「あはは……」
亜里沙「?」
亜里沙「その時は海未さんや皆さんと一緒に来てください」
亜里沙「その方がもーっと、楽しいです。だよねお姉ちゃん?」
絵里「えっ?そうね。楽しそうね」
亜里沙「その時は皆で楽しくわいわいできるお鍋がしたいです」
ことえり「えっ!?」
亜里沙「え?」
絵里「あ、いや……楽しみね」
ことり「あはは……」
亜里沙「?」
34: 2015/12/26(土) 16:48:30.47 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
花陽「いらしゃ──── どうしたの?その恰好」
ことり「花陽ちゃん♪今日はことりが花陽ちゃんのお手伝いさんです♪」
花陽「ぇえっ!?」
ことり「なんでもお願いしてね♪」
花陽「えと……………」
ことり「あ、花陽ちゃん。あのね、いつもお世話になってるから、ことりの恩返しなの」
花陽「いらしゃ──── どうしたの?その恰好」
ことり「花陽ちゃん♪今日はことりが花陽ちゃんのお手伝いさんです♪」
花陽「ぇえっ!?」
ことり「なんでもお願いしてね♪」
花陽「えと……………」
ことり「あ、花陽ちゃん。あのね、いつもお世話になってるから、ことりの恩返しなの」
36: 2015/12/26(土) 16:50:12.60 ID:z3bhTh2r0.net
花陽「恩返し……?」
ことり「うんっ。恩返し。だからなんでも言ってね♪」
花陽「えと……それじゃあお願い、いいかな?」
ことり「うん?なにかな?」
花陽「うんと………ええと……」モジモジ
ことり「ん?」
花陽「な、なんでもない!そ、そうだ。これからクッキー焼こうかなって思ってたの!ことりちゃん一緒に作ろ?」
ことり「うんっ。りょうかいー」
ことり「うんっ。恩返し。だからなんでも言ってね♪」
花陽「えと……それじゃあお願い、いいかな?」
ことり「うん?なにかな?」
花陽「うんと………ええと……」モジモジ
ことり「ん?」
花陽「な、なんでもない!そ、そうだ。これからクッキー焼こうかなって思ってたの!ことりちゃん一緒に作ろ?」
ことり「うんっ。りょうかいー」
37: 2015/12/26(土) 16:55:45.50 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「小麦粉とーバターとー♪」
花陽「ふふっ」
ことり「どうしたの?」
花陽「ううん。なんでもないよ?あ、ことりちゃんのエプロン持ってくるね」
ことり「大丈夫だよ?メイド服だから──── 」
花陽「なおさらだよ。こんな綺麗なメイド服がもし汚れちゃったら大変!」
花陽「ちょっと待っててね。お母さんの借りてくるから」
花陽「ふふっ」
ことり「どうしたの?」
花陽「ううん。なんでもないよ?あ、ことりちゃんのエプロン持ってくるね」
ことり「大丈夫だよ?メイド服だから──── 」
花陽「なおさらだよ。こんな綺麗なメイド服がもし汚れちゃったら大変!」
花陽「ちょっと待っててね。お母さんの借りてくるから」
39: 2015/12/26(土) 17:00:09.29 ID:z3bhTh2r0.net
ガチャ
花陽母「あら?」
花陽「あ、お母さん」
ことり「お邪魔してます」
花陽母「いらっしゃい。ゆっくりしてね。これからお料理?」
花陽「うん。ことりちゃんとクッキー作るんだ」
花陽母「それは楽しそうね」
花陽「それでね。お母さんのエプロンちょっと借りてもいいかな?」
花陽母「ええいいわよ。向こうの棚に予備があるわ」
花陽「うんっ」タッ
花陽母「あら?」
花陽「あ、お母さん」
ことり「お邪魔してます」
花陽母「いらっしゃい。ゆっくりしてね。これからお料理?」
花陽「うん。ことりちゃんとクッキー作るんだ」
花陽母「それは楽しそうね」
花陽「それでね。お母さんのエプロンちょっと借りてもいいかな?」
花陽母「ええいいわよ。向こうの棚に予備があるわ」
花陽「うんっ」タッ
40: 2015/12/26(土) 17:02:13.61 ID:z3bhTh2r0.net
花陽母「ふふっ」クスッ
ことり「?」
花陽母「南さん。あの子をよろしくお願いしますね」
ことり「ふぇ?は、はいっ!」
花陽母「あの子甘えん坊だから南さんに甘えたいんだと思うの」
ことり「そうなんですか?」
ことり「?」
花陽母「南さん。あの子をよろしくお願いしますね」
ことり「ふぇ?は、はいっ!」
花陽母「あの子甘えん坊だから南さんに甘えたいんだと思うの」
ことり「そうなんですか?」
41: 2015/12/26(土) 17:04:35.57 ID:z3bhTh2r0.net
花陽母「ええ。あの子癖があるの。あの眼の動き、甘えたいみたい。恥ずかしがって逃げちゃったけど」
花陽母「こうやって手をもじもじさせるのは嘘をついてたり…」
ことり「くすっ、やっぱりお母さんってなんでも知ってるんですね」
花陽母「ええ。母、ですから」
ことり「くすっ」クスクス
花陽母「ふふっ」クスクス
花陽「お待たせぇ。ってお母さん何話してたの?」
花陽母「こうやって手をもじもじさせるのは嘘をついてたり…」
ことり「くすっ、やっぱりお母さんってなんでも知ってるんですね」
花陽母「ええ。母、ですから」
ことり「くすっ」クスクス
花陽母「ふふっ」クスクス
花陽「お待たせぇ。ってお母さん何話してたの?」
42: 2015/12/26(土) 17:07:35.09 ID:z3bhTh2r0.net
花陽母「花陽ちゃんのお姉ちゃんかお兄ちゃん、頑張って作ってたらよかったかな。って話をしてたの」
花陽「ふぇっ!?」
花陽「な、なに話してるのお母さぁん///」
花陽母「ふふっ」クスクス
ことり「花陽ちゃん。ことりの事お姉ちゃんって呼んでいいよ?たくさん甘えてねっ」
花陽「ぇえっ……///」
花陽母「あら、花陽ちゃんにお姉ちゃんが出来てよかったわー」
花陽「も、もうっ///」
花陽「ふぇっ!?」
花陽「な、なに話してるのお母さぁん///」
花陽母「ふふっ」クスクス
ことり「花陽ちゃん。ことりの事お姉ちゃんって呼んでいいよ?たくさん甘えてねっ」
花陽「ぇえっ……///」
花陽母「あら、花陽ちゃんにお姉ちゃんが出来てよかったわー」
花陽「も、もうっ///」
43: 2015/12/26(土) 17:09:57.77 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり「それじゃあ、あとは型でくり抜いて焼くだけだね」
花陽「うんっ」
ことり「花陽ちゃんはーどの型が好きなの?」
花陽「うーん…ハートもすきだけど、お星様かなぁ」
ことり「ことりもお星様好きだよ」
花陽母「」ニコニコ
花陽「うぅ……おかーさんあっちいっててよぉー///」
ことり「それじゃあ、あとは型でくり抜いて焼くだけだね」
花陽「うんっ」
ことり「花陽ちゃんはーどの型が好きなの?」
花陽「うーん…ハートもすきだけど、お星様かなぁ」
ことり「ことりもお星様好きだよ」
花陽母「」ニコニコ
花陽「うぅ……おかーさんあっちいっててよぉー///」
44: 2015/12/26(土) 17:11:43.83 ID:z3bhTh2r0.net
花陽母「あら?私はお邪魔かしら?」
花陽「ほら、あっちでテレビ!」グイグイ
ことり「だめだよ?お母さんなんだよ?」
花陽「でもぉ…///」
花陽母「そうよ。お姉ちゃんのいう事聞かないとね?」
ことり「ねー?」
花陽「うぅ……うぅ…///」
花陽「ほら、あっちでテレビ!」グイグイ
ことり「だめだよ?お母さんなんだよ?」
花陽「でもぉ…///」
花陽母「そうよ。お姉ちゃんのいう事聞かないとね?」
ことり「ねー?」
花陽「うぅ……うぅ…///」
45: 2015/12/26(土) 17:13:11.95 ID:z3bhTh2r0.net
花陽母(そろそろ退散しないと、花陽ちゃんむくれちゃうわね)
花陽母「あ、そうだ。見たい番組あったんだわ。ことりお姉ちゃん。あとはお願いね」
ことり「はぁいお母さん♪」
ことり「それじゃあ花陽ちゃん続きしよっか?」
花陽「う、うん」
ことり「ことりお姉ちゃん」
花陽「え?」
ことり「ことりお姉ちゃんだよ?」
花陽母「あ、そうだ。見たい番組あったんだわ。ことりお姉ちゃん。あとはお願いね」
ことり「はぁいお母さん♪」
ことり「それじゃあ花陽ちゃん続きしよっか?」
花陽「う、うん」
ことり「ことりお姉ちゃん」
花陽「え?」
ことり「ことりお姉ちゃんだよ?」
46: 2015/12/26(土) 17:17:04.20 ID:z3bhTh2r0.net
翌日
ことり「一日お世話になりました」
花陽母「本当残念だわ。また遊びに来てね?」
ことり「はいっ。また遊びに来ますね」
花陽「えと…その、またね。ことり……お姉ちゃん///」
ことり「うんっ」
花陽母「花陽ちゃんもお気に入りみたいだし、今度来るときはそのままお姉ちゃんになってくれないかしら」
花陽「おかぁさんっ!///」
ことり「ふふ、考えておきます♪」
花陽「ことりちゃんもぉー……///」
ことり「一日お世話になりました」
花陽母「本当残念だわ。また遊びに来てね?」
ことり「はいっ。また遊びに来ますね」
花陽「えと…その、またね。ことり……お姉ちゃん///」
ことり「うんっ」
花陽母「花陽ちゃんもお気に入りみたいだし、今度来るときはそのままお姉ちゃんになってくれないかしら」
花陽「おかぁさんっ!///」
ことり「ふふ、考えておきます♪」
花陽「ことりちゃんもぉー……///」
47: 2015/12/26(土) 17:21:48.60 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり「きゃあー。ことりまた負けちゃったー」
虎太郎「うぃなー」
ここあ「ことりお姉ちゃんよわーい」
ことり「ことりが弱いんじゃないんですー。虎太郎君達が強いんですー」
ここあ「ふふ、なにそれ」クスクス
ことり「くすくす」
ことり「きゃあー。ことりまた負けちゃったー」
虎太郎「うぃなー」
ここあ「ことりお姉ちゃんよわーい」
ことり「ことりが弱いんじゃないんですー。虎太郎君達が強いんですー」
ここあ「ふふ、なにそれ」クスクス
ことり「くすくす」
49: 2015/12/26(土) 17:25:12.57 ID:z3bhTh2r0.net
こころ「はーい。そろそろお皿並べるので机の上片づけてください」
ことり「あ、はーい」
にこ「こころー。こっちちょっと手伝ってー」
こころ「はーいお姉さま」
ことり「あ、にこちゃん。ことりも手伝うよー」
にこ「別にいいわよ。それよりもここあ達の面倒見ててちょうだい」
ことり「あ、はーい」
にこ「こころー。こっちちょっと手伝ってー」
こころ「はーいお姉さま」
ことり「あ、にこちゃん。ことりも手伝うよー」
にこ「別にいいわよ。それよりもここあ達の面倒見ててちょうだい」
50: 2015/12/26(土) 17:33:06.98 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「でも……」
にこ「そっちのほうがありがたいのよ」
ことり「……うん。じゃあ虎太郎君たちともう少し一緒にいるね」
ことり「さぁ、にこちゃんに机を奪われたけど、二回戦始めよっかー」
ここあ「よぅし、次も勝つぞー」
虎太郎「負けないー」
ことり「ふふ、ことりも負けませんよー?」
にこ「そっちのほうがありがたいのよ」
ことり「……うん。じゃあ虎太郎君たちともう少し一緒にいるね」
ことり「さぁ、にこちゃんに机を奪われたけど、二回戦始めよっかー」
ここあ「よぅし、次も勝つぞー」
虎太郎「負けないー」
ことり「ふふ、ことりも負けませんよー?」
51: 2015/12/26(土) 17:38:55.57 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
こころ「それでは──── 」
「いただきまーす」
ことり「もぐもぐ……うん。やっぱりにこちゃんの作ったご飯美味しいなぁ」
ことり「こんな美味しいご飯毎日食べれるなんて、こころちゃんたち幸せだね」
こころ「はいっ。お姉さまの手料理は世界一です」
ここあ「ママは?」
こころ「………同率一位ですっ」
ことり「ふふっ」
こころ「それでは──── 」
「いただきまーす」
ことり「もぐもぐ……うん。やっぱりにこちゃんの作ったご飯美味しいなぁ」
ことり「こんな美味しいご飯毎日食べれるなんて、こころちゃんたち幸せだね」
こころ「はいっ。お姉さまの手料理は世界一です」
ここあ「ママは?」
こころ「………同率一位ですっ」
ことり「ふふっ」
52: 2015/12/26(土) 17:40:17.65 ID:z3bhTh2r0.net
にこ「あ、こら。虎太郎。トマトだけ残さなの」
虎太郎「きらーい」
こころ「だめですよ。お姉さまが虎太郎が食べやすいようにって、こんなに小さくしたんですから」
こころ「それにお姉さまの愛の手料理を食べないなんて。罰が当たります」
ことり「罰って……」
虎太郎「やーだー」
ここあ「虎太郎虎太郎。トマト口に入れて、すぐお茶で流してみて」
虎太郎「きらーい」
こころ「だめですよ。お姉さまが虎太郎が食べやすいようにって、こんなに小さくしたんですから」
こころ「それにお姉さまの愛の手料理を食べないなんて。罰が当たります」
ことり「罰って……」
虎太郎「やーだー」
ここあ「虎太郎虎太郎。トマト口に入れて、すぐお茶で流してみて」
53: 2015/12/26(土) 17:43:51.60 ID:z3bhTh2r0.net
ここあ「トマトの味しないよ」
虎太郎「んー………」
もぐ……ごくごく……
虎太郎「たべたー」
にこ「!?」
ここあ「おー、食べたー。えらいぞーこたろー」ナデナデ
こころ「……少々不本意ですが、そのうちちゃんと味わって食べるようにしてみせます」
虎太郎「んー………」
もぐ……ごくごく……
虎太郎「たべたー」
にこ「!?」
ここあ「おー、食べたー。えらいぞーこたろー」ナデナデ
こころ「……少々不本意ですが、そのうちちゃんと味わって食べるようにしてみせます」
54: 2015/12/26(土) 17:48:28.25 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「賑やかだね」
にこ「あんなに嫌がって食べなかったトマトを……虎太郎が…」
ことり「にこちゃん…?」
にこ「え?…な、なにかしら?」
ことり「ううん。なんでもないよ?いい妹さんたちだなーって」
にこ「当り前じゃない。自慢の妹たちなんだから」
にこ「あんなに嫌がって食べなかったトマトを……虎太郎が…」
ことり「にこちゃん…?」
にこ「え?…な、なにかしら?」
ことり「ううん。なんでもないよ?いい妹さんたちだなーって」
にこ「当り前じゃない。自慢の妹たちなんだから」
55: 2015/12/26(土) 17:51:36.81 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ここあ「いっちばーん」
ことり「きゃあー。また負けちゃいましたー」
虎太郎「よわいー」
にこ「あんたそれ本気でやってるの?」
ことり「え?うん本気だけど……」
にこ(ことりに負けるって海未はどんだけトランプ弱いのよ)
ここあ「いっちばーん」
ことり「きゃあー。また負けちゃいましたー」
虎太郎「よわいー」
にこ「あんたそれ本気でやってるの?」
ことり「え?うん本気だけど……」
にこ(ことりに負けるって海未はどんだけトランプ弱いのよ)
56: 2015/12/26(土) 18:04:45.52 ID:z3bhTh2r0.net
こころ「ふぁ……」
にこ「あれ…もうこんな時間なのね」
ことり「あ、そろそろお休みする時間?」
ここあ「えー。せっかくことりお姉ちゃん来てるんだからさ、もっと遊ぼうよー」
にこ「だーめ。明日が大変でしょ?お布団敷くわよ」
ここあ「………はーい」
ことり「にこちゃん。そろそろお暇するね?」
にこ「え?」
にこ「あれ…もうこんな時間なのね」
ことり「あ、そろそろお休みする時間?」
ここあ「えー。せっかくことりお姉ちゃん来てるんだからさ、もっと遊ぼうよー」
にこ「だーめ。明日が大変でしょ?お布団敷くわよ」
ここあ「………はーい」
ことり「にこちゃん。そろそろお暇するね?」
にこ「え?」
57: 2015/12/26(土) 18:07:10.75 ID:z3bhTh2r0.net
にこ「絵里たちの家には泊まって、にこの家には泊まらないって言うの?」
ことり「あ、いや、違うよ?その………あのね」
ことり「にこちゃんの家が嫌だとかじゃないんだよ?」
ことり「にこちゃん達とっても仲が良くて、ことりがいない方がいいのかな。お邪魔なんじゃないかな。なんて……」
にこ「はぁー……まったく、無理矢理家に上がり込んだのに、帰ろうとして…」
にこ「ダメよ。許可しないわ。今日はママ返ってこれないみたいだし、あんたにはまだまだお願いしなきゃいけない事があるんだから」
ことり「あ、いや、違うよ?その………あのね」
ことり「にこちゃんの家が嫌だとかじゃないんだよ?」
ことり「にこちゃん達とっても仲が良くて、ことりがいない方がいいのかな。お邪魔なんじゃないかな。なんて……」
にこ「はぁー……まったく、無理矢理家に上がり込んだのに、帰ろうとして…」
にこ「ダメよ。許可しないわ。今日はママ返ってこれないみたいだし、あんたにはまだまだお願いしなきゃいけない事があるんだから」
58: 2015/12/26(土) 18:09:39.94 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「え…?」
にこ「そうね……まずはここあ達と一緒に寝ることね。もちろんことりが真ん中よ」
にこ「覚悟しなさいよー。ここあの寝相酷いんだから」
ここあ「酷くないよーっ」
こころ「さ、ことりさん。この服に着替えてください。ママのなので少し大きいかもしれませんが……」
ことり「う、うん……」
にこ「そうね……まずはここあ達と一緒に寝ることね。もちろんことりが真ん中よ」
にこ「覚悟しなさいよー。ここあの寝相酷いんだから」
ここあ「酷くないよーっ」
こころ「さ、ことりさん。この服に着替えてください。ママのなので少し大きいかもしれませんが……」
ことり「う、うん……」
59: 2015/12/26(土) 18:11:05.36 ID:z3bhTh2r0.net
クイクイ
ことり「?」
虎太郎「となりでねるー」
ここあ「あ、ずるいー!ことりお姉ちゃんの隣はここあがいいのにー!」
にこ「こらこらこら、喧嘩しないの」
こころ「お姉さまの隣はこころのものですっ」
ワイワイ
ワイワイ
ことり「…………くすっ」
ことり「ふふっ、本当。にこちゃんの家って温かいなぁ」
ことり「?」
虎太郎「となりでねるー」
ここあ「あ、ずるいー!ことりお姉ちゃんの隣はここあがいいのにー!」
にこ「こらこらこら、喧嘩しないの」
こころ「お姉さまの隣はこころのものですっ」
ワイワイ
ワイワイ
ことり「…………くすっ」
ことり「ふふっ、本当。にこちゃんの家って温かいなぁ」
60: 2015/12/26(土) 18:13:09.11 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
凛母「よし、似合ってるわよ。うん」
凛「本当…?似合ってる……かな?」
ことり「似合ってるよ?」
凛「でも……こんなフリフリなの…」
凛母「もー、せっかくことりちゃんが遊びに来てるんだから、目一杯おめかしするんだ!って言ったの凛じゃない」
凛「そうだけど……」
凛母「よし、似合ってるわよ。うん」
凛「本当…?似合ってる……かな?」
ことり「似合ってるよ?」
凛「でも……こんなフリフリなの…」
凛母「もー、せっかくことりちゃんが遊びに来てるんだから、目一杯おめかしするんだ!って言ったの凛じゃない」
凛「そうだけど……」
61: 2015/12/26(土) 18:15:34.31 ID:z3bhTh2r0.net
凛母「ほら、お小遣いあげるから、そのお洋服に合うアクセサリーをことりちゃんと買ってきなさい」
凛「えっ…?」
ことり「ということで、行ってきます。凛ちゃんのお母さん」
凛母「いってらっしゃい。楽しんできてね」
凛「え、ちょ、ちょっと…!?待って、ことりちゃん引っ張らないで…!」
ことり「ふふー。凛ちゃんとデート楽しみだなーー♪」
凛「えっ…?」
ことり「ということで、行ってきます。凛ちゃんのお母さん」
凛母「いってらっしゃい。楽しんできてね」
凛「え、ちょ、ちょっと…!?待って、ことりちゃん引っ張らないで…!」
ことり「ふふー。凛ちゃんとデート楽しみだなーー♪」
62: 2015/12/26(土) 18:20:30.70 ID:z3bhTh2r0.net
凛「なんか聞いてたのと違うにゃ……」テクテク
ことり「え?」テクテク
凛「ことりちゃんメイドさんの洋服脱いじゃうし」
ことり「お出かけ先は秋葉じゃないし、さすがに外でメイド服は…ね?」
凛「じゃあ帰ったら着てくれるの?」
ことり「うんっ。もちろん!」
ことり「え?」テクテク
凛「ことりちゃんメイドさんの洋服脱いじゃうし」
ことり「お出かけ先は秋葉じゃないし、さすがに外でメイド服は…ね?」
凛「じゃあ帰ったら着てくれるの?」
ことり「うんっ。もちろん!」
63: 2015/12/26(土) 18:24:37.77 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり「あ、あっちのお店も見てみよっか?」
凛「ことりちゃん待ってよー」
ことり「凛ちゃん遅いよー」
凛「だって…どれもピカピカでキラキラで、どれを選んだらいいか迷っちゃって」
ことり「大丈夫。ことりがちゃんと凛ちゃんに似合うもの選んであげるから安心してね」
凛「うんっ。ことりちゃんと一緒に来てよかったにゃ」
ことり「ということで、あそこのお店に入ってみよっか」
ことり「あ、あっちのお店も見てみよっか?」
凛「ことりちゃん待ってよー」
ことり「凛ちゃん遅いよー」
凛「だって…どれもピカピカでキラキラで、どれを選んだらいいか迷っちゃって」
ことり「大丈夫。ことりがちゃんと凛ちゃんに似合うもの選んであげるから安心してね」
凛「うんっ。ことりちゃんと一緒に来てよかったにゃ」
ことり「ということで、あそこのお店に入ってみよっか」
64: 2015/12/26(土) 18:27:50.72 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「んー……凛ちゃんには赤色系より青色系のほうが似合ってるから…」ブツブツ
凛「…………」ボー
ことり「凛ちゃん。このピアスどうかな?穴を開けないタイプなんだけど」
凛「………」
ことり「凛ちゃん?」
凛「あ、ごめんね。ちょっとボーってしちゃった。それでなに?」
ことり「あ、うん。これなんだけど」
凛「わわっ、とっても綺麗!」
ことり「ふふ、凛ちゃんが気に入ってくれたのならこれにしよっかなって思うんだけど」
凛「うん。少し恥ずかしいけど……」
ことり「大丈夫だよ?すっごく可愛いし、変っていう人なんていないよ」
凛「…………」ボー
ことり「凛ちゃん。このピアスどうかな?穴を開けないタイプなんだけど」
凛「………」
ことり「凛ちゃん?」
凛「あ、ごめんね。ちょっとボーってしちゃった。それでなに?」
ことり「あ、うん。これなんだけど」
凛「わわっ、とっても綺麗!」
ことり「ふふ、凛ちゃんが気に入ってくれたのならこれにしよっかなって思うんだけど」
凛「うん。少し恥ずかしいけど……」
ことり「大丈夫だよ?すっごく可愛いし、変っていう人なんていないよ」
65: 2015/12/26(土) 18:32:27.24 ID:z3bhTh2r0.net
凛「そ、そう?それじゃ……これしよっかな」
ことり「うん。良いの見つかってよかったね」
凛「そうだね。それじゃあ買ってくるね」
ことり「はぁい。外で待ってるね」
凛「了解にゃ」タッ
ことり(さっき凛ちゃんが見てたのって、このネックレスだよね?)
ことり「………」
ことり「うん。良いの見つかってよかったね」
凛「そうだね。それじゃあ買ってくるね」
ことり「はぁい。外で待ってるね」
凛「了解にゃ」タッ
ことり(さっき凛ちゃんが見てたのって、このネックレスだよね?)
ことり「………」
66: 2015/12/26(土) 18:39:16.98 ID:z3bhTh2r0.net
凛「お待たせー。ってあれ…?いない」
凛「ことりちゃーん。どこにいったのー?」
ことり「ふふー♪凛ちゃんお待たせ」
凛「あ、ことりちゃんどこ行ってたの?」
ことり「うん。ちょっと、ね」
ことり「凛ちゃん。ちょっといいかな?」スッ
凛「うん?」
モゾモゾ
凛「ことりちゃーん。どこにいったのー?」
ことり「ふふー♪凛ちゃんお待たせ」
凛「あ、ことりちゃんどこ行ってたの?」
ことり「うん。ちょっと、ね」
ことり「凛ちゃん。ちょっといいかな?」スッ
凛「うん?」
モゾモゾ
67: 2015/12/26(土) 18:43:16.05 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「よし♪」
凛「これって……」
ことり「うん。凛ちゃんずっと見てたし、欲しいのかなーって」
凛「でもこれ凛に似合わないし…」
ことり「ううん、そんなことないよ?そのネックレスとっても似合ってる」
ことり「ことりの目に狂いはありませんっ」
ことり「いつも素直で元気いっぱいでことりにパワーをくれる凛ちゃんに、ことりからのささやかなプレゼントですっ♪」
凛「ことりちゃん……ありがとう」
凛「これって……」
ことり「うん。凛ちゃんずっと見てたし、欲しいのかなーって」
凛「でもこれ凛に似合わないし…」
ことり「ううん、そんなことないよ?そのネックレスとっても似合ってる」
ことり「ことりの目に狂いはありませんっ」
ことり「いつも素直で元気いっぱいでことりにパワーをくれる凛ちゃんに、ことりからのささやかなプレゼントですっ♪」
凛「ことりちゃん……ありがとう」
68: 2015/12/26(土) 18:47:06.26 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「どういたしましてっ」ニコニコ
ことり「さあ、そろそろ帰ろっか?」
凛「うん。早く帰らないと真っ暗になっちゃうし」
ことり「そうだね。結構時間かかっちゃったし」
凛「ふふ、ことりちゃん。ありがとうね」
ことり「どういたしまして♪」
ことり「さあ、そろそろ帰ろっか?」
凛「うん。早く帰らないと真っ暗になっちゃうし」
ことり「そうだね。結構時間かかっちゃったし」
凛「ふふ、ことりちゃん。ありがとうね」
ことり「どういたしまして♪」
69: 2015/12/26(土) 18:49:12.13 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
希「…………」サッサッサッ
ことり「」ニコニコ
希「………なぁ、ことりちゃん?」
ことり「ん?なぁに希ちゃん」
希「ここ寒いでしょ?あっちに休憩所あるよ?」
ことり「うん。でもあそこからじゃ希ちゃん見れないから」
希「そ、そう…?」
希「じゃあ、早く終わらせるからちょっと待っててな?」
ことり「うんっ」
希「…………」サッサッサッ
ことり「」ニコニコ
希「………なぁ、ことりちゃん?」
ことり「ん?なぁに希ちゃん」
希「ここ寒いでしょ?あっちに休憩所あるよ?」
ことり「うん。でもあそこからじゃ希ちゃん見れないから」
希「そ、そう…?」
希「じゃあ、早く終わらせるからちょっと待っててな?」
ことり「うんっ」
70: 2015/12/26(土) 18:53:19.03 ID:z3bhTh2r0.net
十数分後
希「お待たせ。ごめんな。待たせちゃって」
ことり「ううん。ことりが勝手に待ってたんだもん。謝らなくていいよ」
ことり「あ、冷えたでしょ?水筒に温かなお茶入れてきたんだ」
ことり「ええと……あった」
トポトポ
ことり「はい、どーぞ♪」
希「ありがとう……ってことりちゃんは飲んだん?」
希「お待たせ。ごめんな。待たせちゃって」
ことり「ううん。ことりが勝手に待ってたんだもん。謝らなくていいよ」
ことり「あ、冷えたでしょ?水筒に温かなお茶入れてきたんだ」
ことり「ええと……あった」
トポトポ
ことり「はい、どーぞ♪」
希「ありがとう……ってことりちゃんは飲んだん?」
71: 2015/12/26(土) 18:56:16.23 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「ううん。希ちゃんの後に飲もうかなって」
希「なんでウチの後なんよ。さ、ほら早く飲んで」
ことり「ううん。希ちゃんから先に飲んでよ」
希「いやいや。ことりちゃん手冷たいやん。ほら」
ことり「大丈夫だって。希ちゃん」
希「なんでウチの後なんよ。さ、ほら早く飲んで」
ことり「ううん。希ちゃんから先に飲んでよ」
希「いやいや。ことりちゃん手冷たいやん。ほら」
ことり「大丈夫だって。希ちゃん」
72: 2015/12/26(土) 19:03:04.12 ID:z3bhTh2r0.net
希「んー……やっぱことりちゃん飲んで」
希「ことりちゃんが飲まな、ウチ飲まんから」
ことり「ええっ!?」
希「ふふん、どう?これならことりちゃんが飲まないけなくなったよ?」
ことり「ええと……じゃあ…お先に…」ゴクッ
ことり「ふはぁ~……///」
希「美味しい?」
ことり「うん。とっても温まるよ。はいどうぞ希ちゃん」
希「ことりちゃんが飲まな、ウチ飲まんから」
ことり「ええっ!?」
希「ふふん、どう?これならことりちゃんが飲まないけなくなったよ?」
ことり「ええと……じゃあ…お先に…」ゴクッ
ことり「ふはぁ~……///」
希「美味しい?」
ことり「うん。とっても温まるよ。はいどうぞ希ちゃん」
73: 2015/12/26(土) 19:06:14.28 ID:z3bhTh2r0.net
希「ありがとうな。それじゃあウチも──── 」
希「あっ!」
ことり「どうしたの?」
希「い、いや……なんでもないよ?」
ことり「ん?うん。それじゃあお茶を」
希「それより帰ろ?早くしないと日も暮れるし」
ことり「お茶……飲まないの?」
希「あっ!」
ことり「どうしたの?」
希「い、いや……なんでもないよ?」
ことり「ん?うん。それじゃあお茶を」
希「それより帰ろ?早くしないと日も暮れるし」
ことり「お茶……飲まないの?」
74: 2015/12/26(土) 19:08:15.15 ID:z3bhTh2r0.net
希「えと……ちょっと……あれで…」
ことり「……?あ、もしかして間接キス?」
希「ぅえっ……ことりちゃん///」
ことり「ことりは気にしないよ?むしろ気にしてくれて嬉しいかも」
希「嬉しっ……!」カアァ
ことり「あ、希ちゃん顔紅くなってる。ふふっ、お茶飲まなくてもあったかだねっ」
希「そっ、そんなこと言ってないで帰るよ!」テクテク
ことり「あ、まってよー希ちゃーん」
ことり「……?あ、もしかして間接キス?」
希「ぅえっ……ことりちゃん///」
ことり「ことりは気にしないよ?むしろ気にしてくれて嬉しいかも」
希「嬉しっ……!」カアァ
ことり「あ、希ちゃん顔紅くなってる。ふふっ、お茶飲まなくてもあったかだねっ」
希「そっ、そんなこと言ってないで帰るよ!」テクテク
ことり「あ、まってよー希ちゃーん」
75: 2015/12/26(土) 19:10:53.86 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり「希ちゃん何か食べたいものある?」テクテク
希「んー……ウチはお肉…ってそうじゃなくて、ことりちゃんお客様なんだから、ウチが作るよ」
ことり「だーめっ。お客様だとしても、ことりが作るの」
ことり「神社のお手伝いで希ちゃん疲れてるでしょ?」
ことり「今日はことりにたくさん甘えていいんですよ?」
希「んー……なんだかぜんぜん慣れないけど。それじゃあご飯はお願いしようかな」
ことり「希ちゃん何か食べたいものある?」テクテク
希「んー……ウチはお肉…ってそうじゃなくて、ことりちゃんお客様なんだから、ウチが作るよ」
ことり「だーめっ。お客様だとしても、ことりが作るの」
ことり「神社のお手伝いで希ちゃん疲れてるでしょ?」
ことり「今日はことりにたくさん甘えていいんですよ?」
希「んー……なんだかぜんぜん慣れないけど。それじゃあご飯はお願いしようかな」
76: 2015/12/26(土) 19:17:20.17 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「ふふっ、ことりにお任せあれ」
ことり「………くしゅんっ!」
希「ほら、あったかくせんと、風邪ひくよ?ウチのマフラー貸すよ」
ことり「うん、ありがとう」
希「今年の風邪は厄介って聞くし、帰ったら先にお風呂やね」
ことり「お風呂………あ、ことりあれやりたいなぁ」
希「あれ?」
ことり「………くしゅんっ!」
希「ほら、あったかくせんと、風邪ひくよ?ウチのマフラー貸すよ」
ことり「うん、ありがとう」
希「今年の風邪は厄介って聞くし、帰ったら先にお風呂やね」
ことり「お風呂………あ、ことりあれやりたいなぁ」
希「あれ?」
77: 2015/12/26(土) 19:19:15.55 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「一緒に湯船に浸かるの」
希「ウチの浴槽狭いからふたり入らんかもよ?」
ことり「それがいいんです。こう、肩を寄り添い合って……」トン
希「ふふ、なんか心まであったくなりそうやね」
ことり「でしょ?」
希「それじゃあそれやってみよっか」
ことり「うんっ」
希「ウチの浴槽狭いからふたり入らんかもよ?」
ことり「それがいいんです。こう、肩を寄り添い合って……」トン
希「ふふ、なんか心まであったくなりそうやね」
ことり「でしょ?」
希「それじゃあそれやってみよっか」
ことり「うんっ」
79: 2015/12/26(土) 19:21:58.23 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
希「ほぉー……メイド服のことりちゃん。うちで見るとなんかすごいなぁ」
ことり「えへへ。希ちゃんなんなりとご命令を♪」
希「じゃあわしわしさせて?」
ことり「はいっ!……………だ、だめですっ!」
希「なーんだ残念」クスクス
ことり「もぅ……希ちゃんってば」クスクス
希「ほぉー……メイド服のことりちゃん。うちで見るとなんかすごいなぁ」
ことり「えへへ。希ちゃんなんなりとご命令を♪」
希「じゃあわしわしさせて?」
ことり「はいっ!……………だ、だめですっ!」
希「なーんだ残念」クスクス
ことり「もぅ……希ちゃんってば」クスクス
80: 2015/12/26(土) 19:23:22.62 ID:z3bhTh2r0.net
希「んと……じゃあ皆になにしてあげたん?」
ことり「んとね……穂乃果ちゃんにケーキ作って、絵里ちゃんと遊んで、花陽ちゃんとお菓子作って」
ことり「にこちゃんたちと川の字になって一緒に寝て、凛ちゃんとお買い物行ったよ」
希「なんだいつものことりちゃんやん」
ことり「………本当だ。特別な何かをしてあげたかったのに…」
希「大丈夫。いつものことりちゃんならきっと皆満足してると思うよ」
ことり「んとね……穂乃果ちゃんにケーキ作って、絵里ちゃんと遊んで、花陽ちゃんとお菓子作って」
ことり「にこちゃんたちと川の字になって一緒に寝て、凛ちゃんとお買い物行ったよ」
希「なんだいつものことりちゃんやん」
ことり「………本当だ。特別な何かをしてあげたかったのに…」
希「大丈夫。いつものことりちゃんならきっと皆満足してると思うよ」
81: 2015/12/26(土) 19:26:13.28 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「本当…?」
希「うん。ウチをなんやと思ってるん?μ'sのお母さんよ。皆の事なんて手を取るようにわかる」
希「穂乃果ちゃんやエリちら、嬉しそうにしてたんやろ?」
希「それはきっと自分の為に一生懸命になってることりちゃんを見たからなんよ」
希「もちろんウチも。神社でお手伝いが終わるまで待っててくれたのはとっても嬉しかった」
希「他人の為に一生懸命になれることりちゃんを──── 」
ぐぅー
希「………とりあえずご飯をお願いします。お腹ぺこぺこ…」
ことり「………ふふっ。くすくす…」
希「も、もう……笑わんでよ…///」
ことり「ごめんなさい。それじゃあお詫びに最高なお夕食を作らせてもらいますっ♪」
希「うん。ウチをなんやと思ってるん?μ'sのお母さんよ。皆の事なんて手を取るようにわかる」
希「穂乃果ちゃんやエリちら、嬉しそうにしてたんやろ?」
希「それはきっと自分の為に一生懸命になってることりちゃんを見たからなんよ」
希「もちろんウチも。神社でお手伝いが終わるまで待っててくれたのはとっても嬉しかった」
希「他人の為に一生懸命になれることりちゃんを──── 」
ぐぅー
希「………とりあえずご飯をお願いします。お腹ぺこぺこ…」
ことり「………ふふっ。くすくす…」
希「も、もう……笑わんでよ…///」
ことり「ごめんなさい。それじゃあお詫びに最高なお夕食を作らせてもらいますっ♪」
82: 2015/12/26(土) 19:27:57.83 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
真姫「………けほっけほっ」
真姫(まさか風邪をひくなんて……)
真姫(ママはパパの仕事の関係で家を空けてるし、和木さんも体調崩して数日休んでるし……)
真姫(……別に、小さな子どもじゃないんだから、ひとりで平気……なんだから…)
真姫「けほっ!けほっ!」
真姫(だめ……なんだか頭が……ぼーってしてきた…)
真姫「………けほっけほっ」
真姫(まさか風邪をひくなんて……)
真姫(ママはパパの仕事の関係で家を空けてるし、和木さんも体調崩して数日休んでるし……)
真姫(……別に、小さな子どもじゃないんだから、ひとりで平気……なんだから…)
真姫「けほっ!けほっ!」
真姫(だめ……なんだか頭が……ぼーってしてきた…)
83: 2015/12/26(土) 19:32:29.11 ID:z3bhTh2r0.net
真姫「…み………ず……」
真姫(体……痛い……コップまで……こんなに遠かったっけ…?)
真姫(もう……少し…で……)
グラッ
バタン
真姫(ベッド……落ちた……戻らなきゃ……)
真姫「はぁ……はぁ…」
真姫(体……痛い……コップまで……こんなに遠かったっけ…?)
真姫(もう……少し…で……)
グラッ
バタン
真姫(ベッド……落ちた……戻らなきゃ……)
真姫「はぁ……はぁ…」
84: 2015/12/26(土) 19:34:25.82 ID:z3bhTh2r0.net
真姫(ちから……入らない……だめ……もう…)
真姫(ま……ま………ぱ…ぱ……)
真姫「………」
ピンポーン
ピンポーン
真姫(ま……ま………ぱ…ぱ……)
真姫「………」
ピンポーン
ピンポーン
85: 2015/12/26(土) 19:36:28.22 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
真姫(…………あ……れ…?)
真姫(わたし………確か…ベッドから……)
真姫(額……何かのってる………タオル…?)
ガチャ
ことり「あ、真姫ちゃん目が覚めたんだ」
真姫「こ……とり…?」
真姫(…………あ……れ…?)
真姫(わたし………確か…ベッドから……)
真姫(額……何かのってる………タオル…?)
ガチャ
ことり「あ、真姫ちゃん目が覚めたんだ」
真姫「こ……とり…?」
86: 2015/12/26(土) 19:39:31.15 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「ごめんね。勝手に上がり込んじゃって」
真姫「どう……して……」
ことり「あ、タオル新しいのにするね?」
真姫「………」コクッ
ことり「お母さんから聞いたよ?今真姫ちゃんのお母さんたちいないんだよね?」
ことり「大変だよね?でも安心してね?ことりがついてるから」
真姫「どう……して……」
ことり「あ、タオル新しいのにするね?」
真姫「………」コクッ
ことり「お母さんから聞いたよ?今真姫ちゃんのお母さんたちいないんだよね?」
ことり「大変だよね?でも安心してね?ことりがついてるから」
87: 2015/12/26(土) 19:41:19.28 ID:z3bhTh2r0.net
真姫「だい…じょうぶ…よ」
ことり「ダメですっ。ベッドから転げ落ちちゃうくらい寝相の悪い真姫ちゃんには、ことりがついていてあげますっ」
真姫「に……それ……意味わかんな……」ムクッ
真姫「けほっ!けほっ!」
ことり「あっ、ダメだよ。無茶しないで」
ことり「ちゃんと寝てなきゃ、ね?」
ことり「ダメですっ。ベッドから転げ落ちちゃうくらい寝相の悪い真姫ちゃんには、ことりがついていてあげますっ」
真姫「に……それ……意味わかんな……」ムクッ
真姫「けほっ!けほっ!」
ことり「あっ、ダメだよ。無茶しないで」
ことり「ちゃんと寝てなきゃ、ね?」
88: 2015/12/26(土) 19:43:29.38 ID:z3bhTh2r0.net
真姫「………ごめん」
ことり「食欲ある…?」
真姫「………」フルフル
ことり「うん……そっか。でも何か食べなきゃ、体に悪いし…」
ことり「あ、リンゴをすりおろしたのはどうかな?風邪ひいた時、お母さんがよくしてくれたんだ」
ことり「少しだけでもいいから……ね?」
真姫「………うん」
ことり「それじゃ、ちょっと待っててね?」
真姫「………あり…がと」
ことり「食欲ある…?」
真姫「………」フルフル
ことり「うん……そっか。でも何か食べなきゃ、体に悪いし…」
ことり「あ、リンゴをすりおろしたのはどうかな?風邪ひいた時、お母さんがよくしてくれたんだ」
ことり「少しだけでもいいから……ね?」
真姫「………うん」
ことり「それじゃ、ちょっと待っててね?」
真姫「………あり…がと」
89: 2015/12/26(土) 19:45:07.62 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
真姫「…………ん」
真姫(あれ……私……眠ってたみたいね)
真姫(真っ暗……今何時かしら…?)
モゾモゾ
真姫(………なにか、重みを感じるわ)
ことり「すぅ………すぅ………」
真姫「…ことり…?」
真姫(まさかずっと……?)
真姫「もう………ばか」
ナデナデ
ことり「ふひぃ……」
真姫「ありがと」
真姫「…………ん」
真姫(あれ……私……眠ってたみたいね)
真姫(真っ暗……今何時かしら…?)
モゾモゾ
真姫(………なにか、重みを感じるわ)
ことり「すぅ………すぅ………」
真姫「…ことり…?」
真姫(まさかずっと……?)
真姫「もう………ばか」
ナデナデ
ことり「ふひぃ……」
真姫「ありがと」
91: 2015/12/26(土) 19:48:03.68 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
チュンチュン
ことり「…………ふぇ」
ことり「ごめっ、真姫ちゃっ!?」ガバッ
真姫「なに?」
ことり「真姫ちゃん大丈夫!?横になってないと…!」
真姫「もう平気よ」
ことり「でも……!」
真姫「別に無理してないわ」
チュンチュン
ことり「…………ふぇ」
ことり「ごめっ、真姫ちゃっ!?」ガバッ
真姫「なに?」
ことり「真姫ちゃん大丈夫!?横になってないと…!」
真姫「もう平気よ」
ことり「でも……!」
真姫「別に無理してないわ」
92: 2015/12/26(土) 19:52:10.60 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「ごめんなさい。徹夜で看病しようかと思ってたんだけど……」
真姫「どうしてことりが謝るのよ。感謝してるくらいなのに」
真姫「ありがとう。ひとりだったらどうなってたか…考えたくないわ」
ことり「ふふっ」
真姫「どうしたの?」
ことり「真姫ちゃんが素直になったぁー♪」
真姫「どうしてことりが謝るのよ。感謝してるくらいなのに」
真姫「ありがとう。ひとりだったらどうなってたか…考えたくないわ」
ことり「ふふっ」
真姫「どうしたの?」
ことり「真姫ちゃんが素直になったぁー♪」
93: 2015/12/26(土) 19:55:38.41 ID:z3bhTh2r0.net
真姫「もうっ、茶化さないで。本当に感謝してるんだから」
真姫「誰かがすぐ近くにいるってだけで、とても元気になったのよ?」
ことり「ごめんごめん。あ、お腹空いてない?お粥作るね」
真姫「…そうね。すこし減ったかも。おねがいしてもいいかしら?」
ことり「うんっ!ちょっと待っててね」スクッ
クラッ
ことり「とと……」
真姫「大丈夫?」
ことり「あはは…。急に立ち上がったからかな?ちょっと立ちくらみしちゃった。大丈夫だよ」
真姫「そう…?ならいいんだけど」
真姫「誰かがすぐ近くにいるってだけで、とても元気になったのよ?」
ことり「ごめんごめん。あ、お腹空いてない?お粥作るね」
真姫「…そうね。すこし減ったかも。おねがいしてもいいかしら?」
ことり「うんっ!ちょっと待っててね」スクッ
クラッ
ことり「とと……」
真姫「大丈夫?」
ことり「あはは…。急に立ち上がったからかな?ちょっと立ちくらみしちゃった。大丈夫だよ」
真姫「そう…?ならいいんだけど」
94: 2015/12/26(土) 19:58:27.90 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
真姫「あ……」
ことり「どうしたの?」
真姫「ママからメール。そろそろ帰ってくるみたい」
ことり「そうなんだ。それじゃあことりはそろそろお暇しようかな?」
真姫「帰っちゃうの?」
ことり「うん。勝手に上がり込んじゃったし」
真姫「そういえば………どうやって上がり込んだの?鍵かかっていたはずよ?」
真姫「あ……」
ことり「どうしたの?」
真姫「ママからメール。そろそろ帰ってくるみたい」
ことり「そうなんだ。それじゃあことりはそろそろお暇しようかな?」
真姫「帰っちゃうの?」
ことり「うん。勝手に上がり込んじゃったし」
真姫「そういえば………どうやって上がり込んだの?鍵かかっていたはずよ?」
95: 2015/12/26(土) 20:01:46.08 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「うーん………」
真姫「………?」
ことり「秘密♪」
真姫「うぇっ!?何で言わないのよ!?」
ことり「女の子は秘密で出来てるんですよ?」
真姫「そういうのいいから、言いなさいよ。怖いじゃない」
ことり「それじゃあことり帰るね?真姫ちゃんお大事にー」ガチャ
真姫「あっ、ちょっと待ちなさいよー!ことりー!」
真姫「………?」
ことり「秘密♪」
真姫「うぇっ!?何で言わないのよ!?」
ことり「女の子は秘密で出来てるんですよ?」
真姫「そういうのいいから、言いなさいよ。怖いじゃない」
ことり「それじゃあことり帰るね?真姫ちゃんお大事にー」ガチャ
真姫「あっ、ちょっと待ちなさいよー!ことりー!」
96: 2015/12/26(土) 20:04:38.26 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ピンポーン
海未「はい……ってことり?どうしました?メイド服なんか着て……」
ことり「えへへ……」ポー
海未「ことり……?」
ことり「今日はぁ…ことりが海未ちゃんのメイドさんでぇ……」フラフラ
海未「ことり…?大丈夫ですか?」
ことり「海未ちゃんの為に──── 」クラッ
海未「ことりっ!?」ダキッ
ピンポーン
海未「はい……ってことり?どうしました?メイド服なんか着て……」
ことり「えへへ……」ポー
海未「ことり……?」
ことり「今日はぁ…ことりが海未ちゃんのメイドさんでぇ……」フラフラ
海未「ことり…?大丈夫ですか?」
ことり「海未ちゃんの為に──── 」クラッ
海未「ことりっ!?」ダキッ
97: 2015/12/26(土) 20:10:58.69 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「ふぇ…?」
海未「大丈夫ですかことり!?ってすごい熱…!」
ことり「ふへへ……海未ちゃんつめたぁい…」ポー
海未「そんなこと言ってる場合じゃありません!早く中に入ってください!」
ことり「海未ちゃぁーん……」
海未「大丈夫ですかことり!?ってすごい熱…!」
ことり「ふへへ……海未ちゃんつめたぁい…」ポー
海未「そんなこと言ってる場合じゃありません!早く中に入ってください!」
ことり「海未ちゃぁーん……」
98: 2015/12/26(土) 20:14:49.02 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり(あれ………?ここ……どこ…?)
ことり(海未ちゃんの……部屋…?)
海未「気が付きましたか?」
ことり「海未ちゃん……?」
海未「驚きましたよ。急にやってきて急に倒れて」
ことり「ごめん………なさい」
ことり(あれ………?ここ……どこ…?)
ことり(海未ちゃんの……部屋…?)
海未「気が付きましたか?」
ことり「海未ちゃん……?」
海未「驚きましたよ。急にやってきて急に倒れて」
ことり「ごめん………なさい」
99: 2015/12/26(土) 20:21:02.05 ID:z3bhTh2r0.net
海未「穂乃果や希から聞きました。皆のところに行っては色々しているんですよね?」
ことり「………うん」
海未「無理し過ぎです。穂乃果には常々言っていますが、ことりも時々無茶をしています」
海未「少しは自分の限界を知っていてください」
ことり「……ごめんなさい」
海未「とにかく今は休んでください」
海未「家の人は出張でいないんですよね?今日はうちでゆっくりしてくださいね」
ことり「………うん」
海未「無理し過ぎです。穂乃果には常々言っていますが、ことりも時々無茶をしています」
海未「少しは自分の限界を知っていてください」
ことり「……ごめんなさい」
海未「とにかく今は休んでください」
海未「家の人は出張でいないんですよね?今日はうちでゆっくりしてくださいね」
100: 2015/12/26(土) 20:23:56.99 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
海未「お待たせしました。園田家伝統の梅粥です。風邪といえばこのお粥が一番です」
ことり「……美味しそう」
海未「起こしますよ。いいですね?」
ことり「うん………」
海未「ふー……ふー……どうぞ召し上がってください」
ことり「あーん………もぐもぐ……」
ことり「あったかぁい……」
海未「出来立てですので。まだ食べれますか?」
ことり「うん……ちょうだい」
海未「はい。ふー…ふー……どうぞ」
ことり「あーん……♪」
海未「お待たせしました。園田家伝統の梅粥です。風邪といえばこのお粥が一番です」
ことり「……美味しそう」
海未「起こしますよ。いいですね?」
ことり「うん………」
海未「ふー……ふー……どうぞ召し上がってください」
ことり「あーん………もぐもぐ……」
ことり「あったかぁい……」
海未「出来立てですので。まだ食べれますか?」
ことり「うん……ちょうだい」
海未「はい。ふー…ふー……どうぞ」
ことり「あーん……♪」
101: 2015/12/26(土) 20:25:02.93 ID:z3bhTh2r0.net
海未「思ったより元気そうでよかったです」
ことり「うん…海未ちゃんのおかげかな?」
海未「私のおかげ…ですか?」
ことり「うん。あぁ……やっぱり傍に誰かいるって幸せなんだね」
ことり「ことり…希ちゃんや真姫ちゃんを幸せにできてよかったなぁ」
ことり「うん…海未ちゃんのおかげかな?」
海未「私のおかげ…ですか?」
ことり「うん。あぁ……やっぱり傍に誰かいるって幸せなんだね」
ことり「ことり…希ちゃんや真姫ちゃんを幸せにできてよかったなぁ」
102: 2015/12/26(土) 20:28:16.94 ID:z3bhTh2r0.net
海未「なら……」
ことり「………?」
海未「なら一日でも早く風邪を治して、私を希や真姫みたいに幸せにしてください」
海未「今日はそのつもりで来たんですよね?」
ことり「うん……早く治して精一杯恩返しするからね」
海未「その意気です。食べ終わったら汗を拭きますので、服を脱いでくださいね」
ことり「うん……♪」
ことり「………?」
海未「なら一日でも早く風邪を治して、私を希や真姫みたいに幸せにしてください」
海未「今日はそのつもりで来たんですよね?」
ことり「うん……早く治して精一杯恩返しするからね」
海未「その意気です。食べ終わったら汗を拭きますので、服を脱いでくださいね」
ことり「うん……♪」
103: 2015/12/26(土) 20:31:32.75 ID:z3bhTh2r0.net
翌日
チュンチュン
海未「やあーーーーっ!めーんっ!」
海未「………ふぅ。今日の朝稽古はここまでにしましょう」
海未「さて、今日も一日頑張りましょう」
テクテク
海未「そろそろことりは起きているでしょうか?まずは体温を計って……」
ガラッ
チュンチュン
海未「やあーーーーっ!めーんっ!」
海未「………ふぅ。今日の朝稽古はここまでにしましょう」
海未「さて、今日も一日頑張りましょう」
テクテク
海未「そろそろことりは起きているでしょうか?まずは体温を計って……」
ガラッ
104: 2015/12/26(土) 20:33:49.76 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「おはよう海未ちゃん」
海未「ことり……その恰好…って」
海未「風邪はもう治ったのですか?」
ことり「うん。海未ちゃんのおかげですっかり」
海未「本当ですか?嘘を言って無理をしても良い事なんて──── 」
ことり「海未ちゃん」グイ
海未「えっ──── きゃあっ!?」
海未「ことり……その恰好…って」
海未「風邪はもう治ったのですか?」
ことり「うん。海未ちゃんのおかげですっかり」
海未「本当ですか?嘘を言って無理をしても良い事なんて──── 」
ことり「海未ちゃん」グイ
海未「えっ──── きゃあっ!?」
105: 2015/12/26(土) 20:35:52.68 ID:z3bhTh2r0.net
海未「こ、ことり……?どうしたのですか…?」
ことり「海未ちゃん言ったよね?」
ことり「私を幸せにして。って」
ことり「ことり考えたの。どうしたら海未ちゃんを幸せにできるかって……」
ことり「答えは簡単だった」シュルシュル
海未「こ、ことり……?」
ことり「ミナリンスキー……ううん。南ことり。精一杯ご奉仕させていただきます♪」
海未「やっ、やああああっ!?」
この後一日中ご奉仕したみたい
ことり「海未ちゃん言ったよね?」
ことり「私を幸せにして。って」
ことり「ことり考えたの。どうしたら海未ちゃんを幸せにできるかって……」
ことり「答えは簡単だった」シュルシュル
海未「こ、ことり……?」
ことり「ミナリンスキー……ううん。南ことり。精一杯ご奉仕させていただきます♪」
海未「やっ、やああああっ!?」
この後一日中ご奉仕したみたい
107: 2015/12/26(土) 20:38:14.80 ID:z3bhTh2r0.net
──── ☆────
ことり「ただいまー」
理事長「あ、お帰りことり」
ことり「お母さんお帰りなさい。いつ帰ってきたの?」
理事長「ついさっきよ。不自由してなかった?」
ことり「もぉー…おかーさん。ことりこれでも高校生なんですよー?」
理事長「そうね、ごめんなさい。一週間以上家を空けるなんて久しぶりだったから」
ことり「ただいまー」
理事長「あ、お帰りことり」
ことり「お母さんお帰りなさい。いつ帰ってきたの?」
理事長「ついさっきよ。不自由してなかった?」
ことり「もぉー…おかーさん。ことりこれでも高校生なんですよー?」
理事長「そうね、ごめんなさい。一週間以上家を空けるなんて久しぶりだったから」
108: 2015/12/26(土) 20:40:37.87 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「それじゃあ、お仕事で疲れてるお母さんの為に、ことり精一杯親孝行するね?」
理事長「どうしたの?なにかいい事あった?」
ことり「うん。たっくさんあったよ」
理事長「何があったの?」
ことり「ふふ~、色々だよ」
理事長「気になるわねー。ちょこっとでいいから教えて、ね?」
理事長「どうしたの?なにかいい事あった?」
ことり「うん。たっくさんあったよ」
理事長「何があったの?」
ことり「ふふ~、色々だよ」
理事長「気になるわねー。ちょこっとでいいから教えて、ね?」
109: 2015/12/26(土) 20:42:40.78 ID:z3bhTh2r0.net
ことり「うーん……それじゃあ、ちょこっとだけだよー?」
ことり「あ、でもその前に……」
理事長「?」
ことり「肩揉んであげるねっ」モミモミ
理事長「ふふ、ありがとう♪」
ことり「ふふー♪あのねあのね、お母さん。穂乃果ちゃんちでね──── 」
おしまい
ことり「あ、でもその前に……」
理事長「?」
ことり「肩揉んであげるねっ」モミモミ
理事長「ふふ、ありがとう♪」
ことり「ふふー♪あのねあのね、お母さん。穂乃果ちゃんちでね──── 」
おしまい
110: 2015/12/26(土) 20:43:40.66 ID:z3bhTh2r0.net
疲れた。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。
今年はこれで最後だと思います。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。
今年はこれで最後だと思います。
111: 2015/12/26(土) 20:45:08.61 ID:z3bhTh2r0.net
今年の下半期にラブライブ板で書いたのまとめて載せます。そちらも読んでくれると嬉しいです。
希「夏休みにお泊り」
このスレの>>62-66に上半期に書いたSSのURLあります
真姫「凛と花陽とカンフー映画」
ことり「凛ちゃんと遊園地」
【SS】真姫ちゃんが保健室でなんか色々話すSS
希「マキちゃんが指をペロって舐めてなー」真姫「」ガタッ
希「夏休みにお泊り」
このスレの>>62-66に上半期に書いたSSのURLあります
真姫「凛と花陽とカンフー映画」
ことり「凛ちゃんと遊園地」
【SS】真姫ちゃんが保健室でなんか色々話すSS
希「マキちゃんが指をペロって舐めてなー」真姫「」ガタッ
112: 2015/12/26(土) 20:45:34.68 ID:z3bhTh2r0.net
希「みかん色の猫神様」
海未「やめてください……う、後ろは…ダメなんです」にこ「往生際が悪いわねぇっ!」グググ
海未「プラトニックな関係なんて知りません!」
にこ「雨の日に」
希「なぁ…真姫ちゃんそろそろおしまいにしよ?」
花陽『甘いお星様』
海未「やめてください……う、後ろは…ダメなんです」にこ「往生際が悪いわねぇっ!」グググ
海未「プラトニックな関係なんて知りません!」
にこ「雨の日に」
希「なぁ…真姫ちゃんそろそろおしまいにしよ?」
花陽『甘いお星様』
113: 2015/12/26(土) 20:46:00.03 ID:z3bhTh2r0.net
114: 2015/12/26(土) 20:46:20.71 ID:z3bhTh2r0.net
115: 2015/12/26(土) 20:51:26.80 ID:jAJvYi/c0.net
乙です
116: 2015/12/26(土) 20:54:57.26 ID:9KQf+sBm0.net
リリホワすごろくのひとか!
結構読んだことあるやつばかりで同じ人って初めて知りました
乙です
次回作楽しみに待ってます
良いお年を
結構読んだことあるやつばかりで同じ人って初めて知りました
乙です
次回作楽しみに待ってます
良いお年を
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