1: 2010/06/09(水) 12:41:49.44 ID:d1S5OCZj0
梓「まぁ、猫にあんな事する唯センパイが悪いんだけどね」
澪「やぁ、どうした梓。1人でブツブツと。」
「頭がヘンになっちゃったのか?」
梓「チッ。違いますよ」
「トンちゃんとお話してただけです」
澪「『ちっ違いますよ!』か『チッ…違いますよ』かで
私のお前への今後の対応が随分変わるよ?」
梓「めんどくさい人だなぁ」
トンちゃん「…」プクプク
澪「やぁ、どうした梓。1人でブツブツと。」
「頭がヘンになっちゃったのか?」
梓「チッ。違いますよ」
「トンちゃんとお話してただけです」
澪「『ちっ違いますよ!』か『チッ…違いますよ』かで
私のお前への今後の対応が随分変わるよ?」
梓「めんどくさい人だなぁ」
トンちゃん「…」プクプク
2: 2010/06/09(水) 12:43:36.63 ID:d1S5OCZj0
澪「亀と話してたんだ?」
梓「えぇ、人には言えない事も話せたりして
わりと気分転換になるんです」
澪「ふぅん、
王様のチ○ポはロバのチ○ポみたいな話か」
梓「王様の…まるでロバのチ○ポみたいだよぉぉぉ!!」
「ってどんな話ですか!!」
澪「そもそもソイツは
ロバともヤったコトあるのかって話だよなー!!」
「…と、こういう、人には言えない話を亀に聞かせてるって事?
まったく怖いやつだよ お前は」
梓「その言葉、そっくりそのまま速達でお返しします」
3: 2010/06/09(水) 12:45:36.49 ID:d1S5OCZj0
梓「澪センパイも試してみませんか?」
センパイみたいに表面上では
『怖いぃぃ見えない聞こえないぃぃ律ぅぅぅん』なんて
ブリっコぶってる女ほど腹の中にはドス黒くて汚らしい臓物が
カッつまってるもんでしょ」
澪「お前、亀と話す必要あるの?」
4: 2010/06/09(水) 12:46:14.00 ID:d1S5OCZj0
澪「うーん、私は動物に話しかけるって
ダメなんだよなぁ」
梓「人見知りは理解できますが
犬や猫が相手でも怖いんですか?」
澪「アハハ、違うよ」
「犬猫に「おいで!」とか「ごはんだよ~」とか
話しかけるのが こっぱずかしいんだ」
言葉の分からない動物とおしゃべりだなんて
気が触れてるとしか思えない」
「ムツゴロウさんとか放送しても
大丈夫な人なのかなって思っちゃう」
梓「今まさにドス黒くて汚らしい臓物が
口からハミ出てますよ」
ダメなんだよなぁ」
梓「人見知りは理解できますが
犬や猫が相手でも怖いんですか?」
澪「アハハ、違うよ」
「犬猫に「おいで!」とか「ごはんだよ~」とか
話しかけるのが こっぱずかしいんだ」
言葉の分からない動物とおしゃべりだなんて
気が触れてるとしか思えない」
「ムツゴロウさんとか放送しても
大丈夫な人なのかなって思っちゃう」
梓「今まさにドス黒くて汚らしい臓物が
口からハミ出てますよ」
5: 2010/06/09(水) 12:46:48.10 ID:d1S5OCZj0
紬「コニャニャちわ~♪」ガラッ
澪「やぁムギ」
梓「どうもです」
紬「何か会話がはずんでたけど何の話かしらぁ~」
「また梓ちゃんが糞尿まきちらした系のトラブル?」
梓「そんな系統のトラブルはマジで記憶にないんですが」
澪「いや、実際、梓の口はケツの穴と変わらないよ。
汚い言葉しか出てきやしない。」
梓「冷静さを装ってますが
今、私…結構、半泣きですよ…?」ジワ
6: 2010/06/09(水) 12:47:22.11 ID:d1S5OCZj0
紬「トンちゃんとお話?
実は私も結構してるのよ~」
澪「えっ、そうなのか?」
梓「さっき澪センパイ、動物と話すヤツは
気がふれてるって…」
澪「いや、ムギは女神だからな。
動物の言葉くらい分かるさ」
紬「ふふふ、澪ちゃん。
ケーキ食べる?」
澪「うん、ありがとう。
じゃあ紅茶くらい私が淹れるよ」コポコポ
紬「ありがとう♪」
「梓ちゃんは切干し大根でいいわよね」
梓「えぇ。
切干し大根好きですから」モシャモシャ
7: 2010/06/09(水) 12:47:54.44 ID:d1S5OCZj0
澪「ムギはどんな事を亀に話してるんだ?」
「やっぱり後輩の悪口とか?」
梓「そろそろガン泣き 入りますよ?」
紬「そうねぇ、日経平均株価とか
昨今の中国企業の動向とか…
学校のお友達には話すだけムダなことって
あるじゃない?」
澪「ですよねー」
梓「澪センパイの底の浅さが露呈されましたね」
8: 2010/06/09(水) 12:48:42.85 ID:d1S5OCZj0
律「となりのトットロ♪ドッロ~ドロ♪
メイィィィィィィ!!!!!!!!」ガラッ
澪「メイちゃんどうなっちゃたの?」
紬「ごきげんよう、りっちゃん」
梓「どうもです」
澪「なあ律、
お前も亀に話しかけたりするのか?」
律「うん?聡の亀にはよく話しかけてるよ」
澪「そっちじゃなくて」
律「あー トンさんの方か?」
「用があったらお話する程度だけどなー」
澪「亀にどんな用事があるってんだ」
10: 2010/06/09(水) 12:49:55.80 ID:d1S5OCZj0
律「ガッカリ弁当ってあるだろ?
フタを開けてみたらイモの煮っ転がしや
切干し大根しか入ってなくてさ」
梓「切干し大根の何が悪いんですか」
澪「まぁ分かるよ。
弁当に肉類が一切入ってないと少しヘコむ。
タコさんウィンナーの2つ3つでもあれば
ハッピーだってのにな」
律「そうそう!!そんなとき
トンさんのお食事を分けていただけないか
頼みに行くってワケさ」
11: 2010/06/09(水) 12:50:28.54 ID:d1S5OCZj0
澪「亀のエサなんて腹の足しになるのか?」
律「そりゃお前、今日のトンさんの昼メシなんて
伊勢エビとキャビアだぞ?」
澪「え!?」
梓「それってまさか」チラッ
紬「いつも話し相手になってもらってるお礼に
差し入れしてるの」
「ウニやイクラも大好物なのよ」
「ねっ?」
トンちゃん「…」プクプク
澪「亀…お前、私よりいいモノ食べてるのか!!」
律「まったくトンさんには頭が上がらないよ」
律「そりゃお前、今日のトンさんの昼メシなんて
伊勢エビとキャビアだぞ?」
澪「え!?」
梓「それってまさか」チラッ
紬「いつも話し相手になってもらってるお礼に
差し入れしてるの」
「ウニやイクラも大好物なのよ」
「ねっ?」
トンちゃん「…」プクプク
澪「亀…お前、私よりいいモノ食べてるのか!!」
律「まったくトンさんには頭が上がらないよ」
12: 2010/06/09(水) 12:51:00.23 ID:d1S5OCZj0
唯「胸のエンジンに~♪
火~をつ~けろ~♪」ガラッ
律「オレはここだぜ♪ひと足お先♪」
紬「光の速さであしたへ~~~♪
ダーッシュさー!!!」
澪「若さぁ!!若さってなーんだッッ!!!!」
梓「…さぁ?」
唯「ぶー!あずにゃんノリ悪いー」
澪「寛大な心で許してやろう?無知は悪じゃないんだ」
律「これがジェネレーションギャップってヤツか…」
梓「1コしか違わないんだけどなぁ」
13: 2010/06/09(水) 12:51:59.94 ID:d1S5OCZj0
梓「そういえば唯センパイ、アタマ大丈夫ですか?」
唯「ほぇほえ~なんのこと~?」ぽわぽわぁ
律「おい梓!!いきなりなんだよ!!
言っていい事と悪いことがあるぞ!!」ダァン
澪「そうだ、そりゃ確かに唯は存在自体アレだろうが
放課後ティータイムの大事なメンバーなんだ!!」ジャジャーン
紬「はい、名セリフ『HTTの大事なメンバー』
いきなりキマシタワー!!」ムギュウゥゥン
14: 2010/06/09(水) 12:52:36.98 ID:d1S5OCZj0
梓「センパイ達が何を誤解しているか
まったく検討がつきませんが
私は唯センパイの頭のケガを心配しているんです」
澪「おい澪!!お前サイアクなヤツだな!!
言っていい事と悪いことがあるぞ!!」ダァン
澪「そうだった、そりゃ確かに唯は存在自体アレだが
放火後ティータイムの大事なメンバーだったよな!!」ジャジャーン
紬「放火現場へピクニックなんて楽しそ~」キラッ
15: 2010/06/09(水) 12:53:19.25 ID:d1S5OCZj0
唯「あたま…?」
梓「ほら、さっき猫に
アルティメット阿修羅バスターくらって
泣いてたじゃないですか」
唯「あっ、思い出したよ!!
わーん、くやしい~!!」ウェーン
澪「よしよし
頭に赤チン塗ってやるからな」チョンチョン
唯「わぁえへへ~赤チン赤チン!」ポワン
梓「なんなんですか、その赤い液体」
16: 2010/06/09(水) 12:54:20.54 ID:d1S5OCZj0
澪「それより
さっきパイルドライバーって
言ってなかったっけ」
梓「あいつらなんでもアリですよ」
「最後なんて棒立ちの唯センパイに2匹がかりで
オプティカル・ファイバー・クロスボンバーまで
かましてましたから」
律「猫かっけぇー!!」
澪「2人がかりでラリアットをかます至高のコンビ技か!!」
紬「私、一度クロスボンバー決めるのが夢だったの~!!」
19: 2010/06/09(水) 12:55:14.93 ID:d1S5OCZj0
紬「でも怖いねこさん達よねぇ」
梓「唯センパイの自業自得ですよ」
「大体、あんな丸そうなヌ
唯センパイはトンちゃんに
話しかけたりしますか?」
唯「そりゃモチのロンだよ~」
「トンちゃん、意外と大人でね、
なんでも相談できるんだ~」テレッ♪
律「へー、相手が大人じゃなきゃ
相談できない唯の話って
興味あるよなー」ヒヒッ
紬「ひょっとして恋愛相談とか?」キマシタワァ+*
唯「でへへ~ヒ・ミ・ツ!」
澪「今、会話の流れに不自然なところなかった?」
21: 2010/06/09(水) 12:56:16.18 ID:d1S5OCZj0
澪「でも、そっかー」
「みんな結構、この亀に話しかけてるんだなぁ~」
「あぶない連中だね?」
律「おぃぃぃぃぃぃィィ!?
お前こそ
コミニュケーション能力が
決定的にあ・ぶ・な・い・よ!?」
梓「この流れなら
『私も話しかけてみようかなぁ☆テヘッ』とか
そういう発言が鉄板でしょうに!!」
澪「えっ、なんで?」
「私、変なこと言った?
変なのはゼッタイ貴様らでしょ?」
唯「ついに貴様ら呼ばわりキタアアアアアアアアアアァァ!!」
紬「おやつあげないわよ!?」
「みんな結構、この亀に話しかけてるんだなぁ~」
「あぶない連中だね?」
律「おぃぃぃぃぃぃィィ!?
お前こそ
コミニュケーション能力が
決定的にあ・ぶ・な・い・よ!?」
梓「この流れなら
『私も話しかけてみようかなぁ☆テヘッ』とか
そういう発言が鉄板でしょうに!!」
澪「えっ、なんで?」
「私、変なこと言った?
変なのはゼッタイ貴様らでしょ?」
唯「ついに貴様ら呼ばわりキタアアアアアアアアアアァァ!!」
紬「おやつあげないわよ!?」
23: 2010/06/09(水) 12:58:12.67 ID:d1S5OCZj0
澪「ムギ!!
おやつ『あげない』ってどういう事だよ」
紬「えっ」
澪「得意の上から目線か?腹ン中じゃ
どうせ私たちの事なんて甘いモン目当てで群がる
スイーツ餓鬼のようにしか思ってないんだろ?」アァン?
紬「あっ…
ご、ごめんなさい…!!ごめんなさい…!!
私、そんなつもりじゃ…」オロオロ
おやつ『あげない』ってどういう事だよ」
紬「えっ」
澪「得意の上から目線か?腹ン中じゃ
どうせ私たちの事なんて甘いモン目当てで群がる
スイーツ餓鬼のようにしか思ってないんだろ?」アァン?
紬「あっ…
ご、ごめんなさい…!!ごめんなさい…!!
私、そんなつもりじゃ…」オロオロ
24: 2010/06/09(水) 12:59:36.93 ID:d1S5OCZj0
澪「あばばばばばばwww
見えない聞こえないwwwあばばばばばwww」
律「あばばばばばwwww」
唯「うんたんwwwうんたんwww」
紬「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいwwwww」ゲラゲラゲラゲラ
梓「なんだコイツら」
27: 2010/06/09(水) 13:09:33.59 ID:d1S5OCZj0
律「じゃあ海にでも行くか」
澪「話の流れが全く見えない聞こえない伝わらない」
律「ほら、トンさんも
常にこの水槽の中じゃ窮屈だろー?」
「たまには広いひろ~い無限の海で
泳がせてさしあげたいってね!」
紬「いいわね!」
澪「話の流れが全く見えない聞こえない伝わらない」
律「ほら、トンさんも
常にこの水槽の中じゃ窮屈だろー?」
「たまには広いひろ~い無限の海で
泳がせてさしあげたいってね!」
紬「いいわね!」
28: 2010/06/09(水) 13:10:11.45 ID:d1S5OCZj0
梓「でもこの水槽の水って
ただの水じゃないですか」
律「そりゃそうだ。
オレンジジュースにでも見えんのか?」
紬「バカなの?梓ちゃんは」
梓「はあスミマセン。
しかし、ただの水で飼ってる亀を
海水で泳がせていいものか、と
バカなりに疑問を抱いたものでして」
律「あっ」
律「本当に大切なことって案外気付かないものだよね?」
紬「クソバカなの?りっちゃんは」
ただの水じゃないですか」
律「そりゃそうだ。
オレンジジュースにでも見えんのか?」
紬「バカなの?梓ちゃんは」
梓「はあスミマセン。
しかし、ただの水で飼ってる亀を
海水で泳がせていいものか、と
バカなりに疑問を抱いたものでして」
律「あっ」
律「本当に大切なことって案外気付かないものだよね?」
紬「クソバカなの?りっちゃんは」
29: 2010/06/09(水) 13:11:49.00 ID:d1S5OCZj0
唯「ただの水で飼ってるトンちゃんを
海で泳がせちゃいけないって…なんで?」ハテナ?
律「おまえ…」
澪「オーケーオーケー、いいか唯」
「月曜の夜が明ければ次の日は何曜日だか覚えてるか?」
唯「え、えっと、えーっと、か、火曜日…だっけ」
澪「オーライお前にしちゃ上出来だ」
「月曜の次は火曜日。火曜日の前の日は月曜日。
これは雨が降ろうとイエスキリストが口からアナルビーズを吐き出そうと
昔から変わることのない絶対的常識だ。ここまでは理解できるよな?
たとえ理解できなくてもそういうことだと脳味噌にナイフで刻み付けておけ」
唯「う、うん」
海で泳がせちゃいけないって…なんで?」ハテナ?
律「おまえ…」
澪「オーケーオーケー、いいか唯」
「月曜の夜が明ければ次の日は何曜日だか覚えてるか?」
唯「え、えっと、えーっと、か、火曜日…だっけ」
澪「オーライお前にしちゃ上出来だ」
「月曜の次は火曜日。火曜日の前の日は月曜日。
これは雨が降ろうとイエスキリストが口からアナルビーズを吐き出そうと
昔から変わることのない絶対的常識だ。ここまでは理解できるよな?
たとえ理解できなくてもそういうことだと脳味噌にナイフで刻み付けておけ」
唯「う、うん」
30: 2010/06/09(水) 13:13:59.45 ID:d1S5OCZj0
澪「そしてここらが本題だが、淡水生物は海水に入れたら氏ぬし
海水は淡水生物をまもなく確実にブッ頃す。
これは雪が降ろうとブッダがケツからゲロを喰い散らかそうと
未来永劫変わることの無い宇宙規模の法則だ」
「なぜ?なんておこがましいことを考えるなよ」
「この亀は海水に入れちゃあ いけない」
「それさえ知ってりゃ亀はとりあえずすぐには氏なないし、
誰かが悲しむこともないオールハッピーウィアザワールドってなもんさ」
唯「…」
「…」
「…?」ポカーン
海水は淡水生物をまもなく確実にブッ頃す。
これは雪が降ろうとブッダがケツからゲロを喰い散らかそうと
未来永劫変わることの無い宇宙規模の法則だ」
「なぜ?なんておこがましいことを考えるなよ」
「この亀は海水に入れちゃあ いけない」
「それさえ知ってりゃ亀はとりあえずすぐには氏なないし、
誰かが悲しむこともないオールハッピーウィアザワールドってなもんさ」
唯「…」
「…」
「…?」ポカーン
32: 2010/06/09(水) 13:15:03.95 ID:d1S5OCZj0
澪「返事はどうした」
唯「あっ、わかった。わかったよ」
「えっと、月曜の次は…火曜日だもんね」エヘヘ
澪「よーしよし
いいコだアメあげるよ」コロン
唯「あっ、おいしー♪」コロコロ
33: 2010/06/09(水) 13:17:24.11 ID:d1S5OCZj0
唯「じゃあ川に行こーよ!」
「川ならいいよね?トンちゃんも楽しいんだよね?」
梓「そこに気付くとは大した成長ぶりです」
唯「えへへ~あずにゃんに褒められちゃったぁ」キャルン♪
梓「うっ…(家に連れて帰って一生お世話したい…)」ドキドキ
澪「ふふ、唯ももう一人前だな」
唯「う、うん。あはは」
「澪ちゃんに褒められるとなんだかドキドキするよ~…」
澪「うっ…(部屋に監禁して私だけの女にしたい…)」ドキドキ
律「よっし、唯の提案採用!!
今度の休みに川に行くぞー!!」
唯「わぁ~ありがとー!!りっちゃん大好き~!!」ダッ
律&紬「クロス!!ボンバアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ」ドゴオォォッ!!!!
唯「…ぐぇあッ!?」バターン!!
36: 2010/06/09(水) 13:19:03.07 ID:d1S5OCZj0
─教室─
唯「というワケで今度の休みに川に行くんだー♪」
和「…というワケで、じゃないわよ」
「唯。アンタ、ひょっとしてイジメられてない?」
唯「えっ、誰に?」
和「律たちに、よ」
「友達同士のじゃれあいにしては
度が過ぎるわ」
38: 2010/06/09(水) 13:27:00.05 ID:d1S5OCZj0
唯「そんな事ないよ?」
「みんな、いつも私の顔見て笑ってくれるもん」テヘヘ
和「だから!!
それがバカにされてるっていうのよ!!」ガタン
唯「わ、和ちゃん…?」
和「わじゃねぇっつってんだろうがああああああああああああ
このスポンジ頭がああああああああああああああ!!」ガシャアアアン
39: 2010/06/09(水) 13:27:32.31 ID:d1S5OCZj0
風子「あっ、ビXチが窓を突き破って飛び降りた!!」
唯「すごくわかりやすい説明だね…えっと…誰?」
風子「名前知らねぇのかよおおおおおおおおおおおおおおおおお
このプリン頭がああああああああああああああイマイチかな?」ガシャアアアン
律「あっ、・・・?が窓を突き破って飛び降りた!!」
唯「すごくわかりやすい説明だねみっちゃん!」
律「みっちゃんみっちみち!!ウOコ垂ぁれてえええ~~~~~~~~~!!!!!!
紙ぃぃぃぃが無いからあああああああああああああああああブリッ★」ガシャアアアン
唯「すごくわかりやすい説明だね…えっと…誰?」
風子「名前知らねぇのかよおおおおおおおおおおおおおおおおお
このプリン頭がああああああああああああああイマイチかな?」ガシャアアアン
律「あっ、・・・?が窓を突き破って飛び降りた!!」
唯「すごくわかりやすい説明だねみっちゃん!」
律「みっちゃんみっちみち!!ウOコ垂ぁれてえええ~~~~~~~~~!!!!!!
紙ぃぃぃぃが無いからあああああああああああああああああブリッ★」ガシャアアアン
41: 2010/06/09(水) 13:28:31.64 ID:d1S5OCZj0
澪「あっ、ウOコが窓を突き破って飛び降りた!!」
唯「すごくわかりやすい説明だねみっちゃん!」
澪「わたしもみっちゃんかああああああああああああああああいいいいいいいいい!!!!!
ファック ユア マザー」ガシャアアアン
紬「あっ、見えない聞こえないが窓を突き破って飛び降りたわぁ!!」
唯「すごくわかりやすい説明だねムギちゃん!」
紬「はい正解イイイイイイイイイィィィィィィィイイイィィィィ!!!!!!!!
えーっと、えーっと、何も思いつかないぃぃぃぃぃぃ!!!」ガシャアアアン
女生徒「あっ、沢庵が・・・!!以下略ガシャアアアン
ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン
ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン
ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン ガシャアアアン
唯「そして誰もいなくなった」
42: 2010/06/09(水) 13:34:28.30 ID:I3J5JAnY0
窓何枚あるんだ・・・
そしてまさか終わり?
そしてまさか終わり?
43: 2010/06/09(水) 13:36:09.72 ID:d1S5OCZj0
キーンコーンカーンコーン
さわ子「はい、みんな席についてー」ガラッ
シーン
唯「あ、さわちゃんだー」
さわ子「あれ、みんなはどこ?
そして窓ガラスが割れまくってるのは何故?」
44: 2010/06/09(水) 13:37:46.12 ID:d1S5OCZj0
─部室─
唯「というワケで
みんな今日は部活休むんだってー」
梓「こんな状況でも
とびきりの笑顔の唯センパイが
少しだけ遠い存在に感じますよ?」
45: 2010/06/09(水) 13:42:27.60 ID:d1S5OCZj0
─平沢邸─
憂「お姉ちゃあん、パスタ作るけど
ミートソースと私の体液カルボナーラと私盛り明太子の
どれがいいかなぁ」
唯「う~ん、迷うなぁ…
ど・れ・に・し・よ・う・か・な?か・み・さ・ま・
憂「(ワホッ!?これは私盛り明太子のヨカン!?)」
唯「なんていなかった」スッ
憂「ミートソース!?おかしいですよカテジナさん!?
あの調子なら私盛り
唯「だまれ」
憂「お姉ちゃあん、パスタ作るけど
ミートソースと私の体液カルボナーラと私盛り明太子の
どれがいいかなぁ」
唯「う~ん、迷うなぁ…
ど・れ・に・し・よ・う・か・な?か・み・さ・ま・
憂「(ワホッ!?これは私盛り明太子のヨカン!?)」
唯「なんていなかった」スッ
憂「ミートソース!?おかしいですよカテジナさん!?
あの調子なら私盛り
唯「だまれ」
46: 2010/06/09(水) 13:44:24.88 ID:d1S5OCZj0
憂「チッ」グツグツ モリモリ
「はい、お待たせー♪」
唯「わぁい、いただきー♪」チュルチュル
憂「(ふふ、ちっちゃいお口で
一生懸命パスタをすするお姉ちゃんかわゆい♪)」ムラムラ
唯「ん…んんッ」ズゾゾッ
憂「くわえさせたいなぁ」
「はい、お待たせー♪」
唯「わぁい、いただきー♪」チュルチュル
憂「(ふふ、ちっちゃいお口で
一生懸命パスタをすするお姉ちゃんかわゆい♪)」ムラムラ
唯「ん…んんッ」ズゾゾッ
憂「くわえさせたいなぁ」
50: 2010/06/09(水) 13:49:24.01 ID:d1S5OCZj0
唯「そういえばさ、けいおん部の部室の
トンちゃんって知ってるでしょ」ズゾッ
憂「あー、あのフェラ…へらぶな」
唯「違うよー
琵琶湖ゲンゴロウブナ巨大変異種を
選択飼育した飼育種のヘラブナじゃなくって
トンちゃんは亀さんだよー」
51: 2010/06/09(水) 13:51:49.33 ID:d1S5OCZj0
憂「ふふ、お姉ちゃん、8時の次が
何時かも分からないことがあるのに
ヘラブナにはやけに詳しいんだねー」
唯「えっ///」テレッ
憂「!!」
唯「もう憂ってばー!
この話はおしまい!」ゴチソウサマー
憂「(普段、私にも見せない嬉しそうな表情を…)
(ヘラブナ君め~!やるじゃん!!)」
53: 2010/06/09(水) 13:54:57.50 ID:d1S5OCZj0
─平沢邸 風呂場─
ザー シャカシャカ
憂「ビXチビXチ♪ラブラブ♪いんらんらん♪」シャカシャカ
憂「ふー、お姉ちゃんが体を洗ったスポンジで
体を洗えるなんて最高だなー」
「お姉ちゃんのお姉ちゃん毛穴から染み出たお姉ちゃん成分が
お姉ちゃんスポンジにお姉ちゃん付着して
私の肌にお姉ちゃん浸透してくるようなお姉ちゃん感覚に
お姉ちゃん支配され、これはお姉ちゃん役得と言わざるをえないお姉ちゃん
ヘルァブナアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」プッツゥゥゥンル
─平沢邸 唯の部屋─
フェラブナアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!
唯「」ビクッ
「な、なに今の…怖いよぉ」ドキドキ
ザー シャカシャカ
憂「ビXチビXチ♪ラブラブ♪いんらんらん♪」シャカシャカ
憂「ふー、お姉ちゃんが体を洗ったスポンジで
体を洗えるなんて最高だなー」
「お姉ちゃんのお姉ちゃん毛穴から染み出たお姉ちゃん成分が
お姉ちゃんスポンジにお姉ちゃん付着して
私の肌にお姉ちゃん浸透してくるようなお姉ちゃん感覚に
お姉ちゃん支配され、これはお姉ちゃん役得と言わざるをえないお姉ちゃん
ヘルァブナアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」プッツゥゥゥンル
─平沢邸 唯の部屋─
フェラブナアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!
唯「」ビクッ
「な、なに今の…怖いよぉ」ドキドキ
55: 2010/06/09(水) 13:58:29.13 ID:d1S5OCZj0
─学校─
憂「というワケで今度の休みに
銀河系中のヘラブナを絶滅の危機に
追いやろうと思うんだけど手伝ってくれるよね?」
純「えっ、なんでそんな事
手伝ってもらえると思ったの?」
梓「平沢姉妹が口にする『というワケで』は
内容が確実にヘビーで笑顔なんだけど
何かそれに関する家訓でもあるの?」
憂「なんで質問を質問で返すの?」
純「質問したくなるような事を
発言するからじゃないの?」
憂「そんな事ないよ?」
純「そんな事あるよ?」
梓「いつまで続けるの?」
憂「というワケで今度の休みに
銀河系中のヘラブナを絶滅の危機に
追いやろうと思うんだけど手伝ってくれるよね?」
純「えっ、なんでそんな事
手伝ってもらえると思ったの?」
梓「平沢姉妹が口にする『というワケで』は
内容が確実にヘビーで笑顔なんだけど
何かそれに関する家訓でもあるの?」
憂「なんで質問を質問で返すの?」
純「質問したくなるような事を
発言するからじゃないの?」
憂「そんな事ないよ?」
純「そんな事あるよ?」
梓「いつまで続けるの?」
56: 2010/06/09(水) 14:03:26.24 ID:d1S5OCZj0
─部室─
澪「まったく昨日はヒドイ目にあったよ」
律「まぁでも下に植え込みがあって助かったなー」
紬「私も胸ポケットにお守りを入れておいて
心臓を貫通せずにすんだわー」
律「なにが?」
唯「でも和ちゃんは残念だったね…」
律「そだな」
澪「うん」
紬「はぁ…」
57: 2010/06/09(水) 14:07:03.72 ID:d1S5OCZj0
梓「乙です」ガラッ
唯「あっ、梓ちゃん
キミは誰とキスをする?」
梓「えっ、ゅゅ唯センパイかな」ドキドキ
澪「わーわーっ!なんだよお前ら大人だなー!」
唯「えへへ、トンちゃんのおかげだよ~」
澪「例の大人な相談ってヤツかー」
59: 2010/06/09(水) 14:09:31.08 ID:d1S5OCZj0
紬「私もトンちゃんに相談したおかげで
株で2000兆円儲かったのよ~」
梓「国の借金が返せますね!!」
律「私もトンちゃんの恩恵で
今日のお昼はエビだったぜー!!」
梓「よいことです」
60: 2010/06/09(水) 14:11:35.35 ID:d1S5OCZj0
澪「うーん、亀め。
あなどれないヤツ」
唯「もう~。
澪ちゃんも「亀」ってゆってないで
トンちゃん♪って呼ぼうよ~」
澪「…」
トンちゃん「…」プクプク
あなどれないヤツ」
唯「もう~。
澪ちゃんも「亀」ってゆってないで
トンちゃん♪って呼ぼうよ~」
澪「…」
トンちゃん「…」プクプク
61: 2010/06/09(水) 14:12:33.86 ID:d1S5OCZj0
澪「いや、コレやっぱ亀だよ」
律「かたくななヤツだなー」
梓「甲羅に閉じこもっているのは
トンちゃんではなく
澪センパイの方だというワケですね」
唯「えっ、人間に甲羅なんかあるワケないよ?バカなの?」
梓「すいません、唯センパイには難しい話でした」
63: 2010/06/09(水) 14:16:25.58 ID:d1S5OCZj0
律「じゃあ澪のことは置いといて
4人で川に行くか」
紬「そうね!」
澪「えっ、川なんか行きたくないけど
置いてかれるのはなんだか寂しいなぁ」
唯「澪ちゃんも行こうよ!」
律「でもソイツ、人気を妬んで
トンさんの暗殺を謀ろうとするかも知れないだろ?」
唯「あー」
澪「しないよ!
そもそも そこまでその亀に興味ないよ!」
トンちゃん「…」プクプク
64: 2010/06/09(水) 14:19:09.66 ID:d1S5OCZj0
─川─
サラサラチョロチョロ
紬「うーーん、耳になじむ川のせせらぎ」
澪「目を閉じると濃厚な緑のニオイが
鼻腔をくすぐるよ」スゥゥッ ハァー
唯「わたし、オシッコしてくるねー」タタッ ガサガサ
紬「集中…」シャー チョロロッ…
澪「集中…」クンクン
律「もうやだこの変態たち」
梓「我々の業界ではホメ言葉です」ゴクリ
66: 2010/06/09(水) 14:20:57.67 ID:d1S5OCZj0
梓「でも本当にいい感じのトコですね」
「まるで『渓流』で
画像をググったら出てくるような風景だなー」
律「本当だな。
確かに『渓流』で
画像をググったら出てくるような風景だよ」
紬「ふふ、サイテーな風景描写表現ね」
梓&律「えへへ」
67: 2010/06/09(水) 14:21:55.06 ID:d1S5OCZj0
唯「結構、水の流れ強そうだねぇ」
「トンちゃんどこかに流されちゃわないかなー」
トンちゃん「…」プクプク
紬「こんなこともあろうかと
ヒモをもってきたから!」キュッ
唯「そっか!
ヒモで結んでおけば大丈夫だ!」
「さっすがムギちゃん♪」
紬「ふふ♪」
69: 2010/06/09(水) 14:25:10.00 ID:d1S5OCZj0
梓「でも泳いでる最中にヒモ
ハズれないですかね?」
紬「大丈夫!こんなこともあろうかと
子供の頃から亀甲縛りの特訓受けてたからぁ♪」ギュギュームギュムギュ
澪「クールだな」
律「何を想定していたんだ
お前の幼少時代は」
唯「うん、これならハズれないよ~!」クイクイッ
「よかったね、トンちゃん♪」
トンちゃん「…」パシャッ
70: 2010/06/09(水) 14:26:02.18 ID:d1S5OCZj0
トンちゃん「…」スイスイ~
律「お~ スイスイ泳いでいらっしゃる」
梓「案外、泳ぐスピード早いですね」
紬「トンちゃん気持ちよさそう♪」
唯「よかったね~トンちゃん!」
澪「しかし、その亀には丁度よくても
私たちが泳いで楽しむには浅すぎるな」
梓「下の小屋で釣竿でも借りてきますか?」
「ニジマスが釣れるらしいですよ」
唯「ヘラブナ!!ヘラブナは釣れないの?」ムハー!!
71: 2010/06/09(水) 14:26:44.00 ID:d1S5OCZj0
梓「さぁ?」
唯「じゃ、じゃあ、ハアハアここ小屋の人に聞いてみようよ!!
ヘラヘラブバブアwwwwききききwwwwwwww」ハァハァブルブル
梓「憂も言ってたけど、ヘラブナの何がそんなに
唯センパイをかりたてるんですか」
唯「え、味 かな。
おいしーじゃんヘラブナ」
梓「思いのほか、単純な理由だった」
73: 2010/06/09(水) 14:32:08.21 ID:d1S5OCZj0
澪「さて、唯と梓は釣竿を借りに行ったワケだが」
「私たちはどうする?」
律「アタシ、ちょっとその辺、探検してくるよー!」
「おもしろスポットがあるかもしれないし!!」タタッ
澪「転ぶなよー」
律「へーきへーき!」
澪「クマに気をつけろよー!」
律「だいじょーぶだって!」
74: 2010/06/09(水) 14:33:21.75 ID:d1S5OCZj0
澪「これは冗談じゃなくて
年間で最低2人は山でクマに襲われ
確実に氏亡してるんだ。」
「お前がその2人のうちの1人にならないことを
本当に祈ってるからな」
律「そういうリアルな数字出すの
やめてくれる?」
紬「…念のためナイフもってく?」
律「うん…」
75: 2010/06/09(水) 14:38:25.90 ID:d1S5OCZj0
紬「澪ちゃん」
澪「ん?」
紬「2人っきりね…」フルフル
澪「え、あぁ」
「(ムギ…震えてる?)」
76: 2010/06/09(水) 14:38:58.34 ID:d1S5OCZj0
紬「こんな時にしか言えないことがあるんだけど」
「何があっても私のことキライにならない?」
澪「…」
紬「私ね…」
「何があっても私のことキライにならない?」
澪「…」
紬「私ね…」
77: 2010/06/09(水) 14:39:44.40 ID:d1S5OCZj0
紬「さっきからウOコ漏れそうなの」ブルブル
澪「マジかよ」
紬「実はもう先っちょが頭を出して…」ググッ
紬「ウOコしたい!ウOコしたい!!ウOコしたいぃぃ!!!」ウァァァァァァァ
澪「喚いてないで してくればいいだろ!?」
紬「でも、澪ちゃん…絶対にニオイを嗅ぐでしょ!?」ウル…
澪「嗅がない嗅がない!!」
78: 2010/06/09(水) 14:40:41.00 ID:d1S5OCZj0
紬「ウソ!さっき唯ちゃんがオシッコしたとき
クンカクンカしてたじゃない!!」
澪「お前こそ聞き耳立ててたクセに
自分のニオイは嗅がれたくないってのか?」
紬「そんなのイヤに決まってるでしょ!!」
澪「ワガママなヤツ…」
79: 2010/06/09(水) 14:44:05.58 ID:d1S5OCZj0
紬「うぇ…お願い許して…
ホントにイヤなのぉ」グスッ
澪「わかったわかった。
まぁそんなに不安なら
どこか離れた場所でやればいいだろ?」
「荷物番もあるし、私はここから動かないよ」
紬「み、澪ちゃん…」
「ありがとう、私、けいおん部に入って本当に良かった…」キラッ
澪「そうか」
80: 2010/06/09(水) 14:44:49.27 ID:d1S5OCZj0
紬「うっ、はぐぅぅぅ」ギュギュギュッ
澪「早く行けって」
紬「あの…トンちゃんのことお願いできるかしら?」ハァハァ
澪「え?あぁ、いいよ」
逃げださないように見張っとけばいいんだろ?」
紬「絶対に石に叩きつけたりしないって約束できる!?」
澪「お前の中の秋山澪のイメージはどうなってるんだ」
紬「それじゃお願い…はぎゅぅッ…!!」ヨロヨロ
81: 2010/06/09(水) 14:52:32.82 ID:d1S5OCZj0
澪「ふぅ…期せずして
1人ぼっちになってしまった」
トンちゃん「…」
澪「…」
サラサラサラ
澪「…」
トンちゃん「…」パシャッ
サラサラ
トンちゃん「…」スイスイ
澪「…」
サラサラサラ
澪「…ヒマだなぁ」
トンちゃん「…」パシャッ
82: 2010/06/09(水) 14:53:05.74 ID:d1S5OCZj0
トンちゃん「…」ヨタヨタ グイッ
澪「おっと、ヒモが引っ張られる…
おい、遠くに行くなって」グイッ
トンちゃん「…」ピタ
澪「ん、この亀
言う事聞いたぞ」
トンちゃん「…」ヨタヨタ グイッ グイッ ジタバタ
澪「またヒモが引っ張られる…
落ち着きのないヤツだなぁ」グイッ
トンちゃん「…」ピタッ
澪「おっと、ヒモが引っ張られる…
おい、遠くに行くなって」グイッ
トンちゃん「…」ピタ
澪「ん、この亀
言う事聞いたぞ」
トンちゃん「…」ヨタヨタ グイッ グイッ ジタバタ
澪「またヒモが引っ張られる…
落ち着きのないヤツだなぁ」グイッ
トンちゃん「…」ピタッ
83: 2010/06/09(水) 14:53:37.35 ID:d1S5OCZj0
トンちゃん「…」ジタバタ
澪「…」クィッ
トンちゃん「…」ピタッ ジタバタ…
澪「ふ~ん、ヒモを引っ張れば
一瞬動きが止まるのか」クイッ
トンちゃん「…」ピタッ
澪「どうせまた暴れだすんだろ?」
トンちゃん「…」ジタバタ
澪「はは、やっぱりw」
トンちゃん「…」クイッ クィッ
澪「ふふ…」
澪「さーそろそろ石に叩きつけるか」
84: 2010/06/09(水) 14:58:42.89 ID:d1S5OCZj0
梓「なんでそーなるんですかああああああああああ!!」ガサガサッ
唯「ト、トンちゃん大丈夫!?」パシッ
澪「あれ、もう戻ったの?
ドサクサに紛れて
2人でファックしてたんじゃないの?」
梓「まだしてません!!」
86: 2010/06/09(水) 14:59:46.41 ID:d1S5OCZj0
唯「(まだ…?)
ちょっと前に戻ってたけど
澪ちゃんとトンちゃんが
いいふいんきだったから
木陰から様子見してたんだよぉ!」
澪「まったく、のぞきなんて趣味の悪いヤツらだな…」
梓「その言葉、トリプルクロスカウンターでお返ししますよ」
87: 2010/06/09(水) 15:00:33.44 ID:d1S5OCZj0
梓「大体…」
>澪「ふふ…」
←この間
>澪「さーそろそろ石に叩きつけるか」
梓「この間に一体どんな心境の変化があったんですか」
澪「ん、ホラ。
実際にやらないけど
でも、絶対やっちゃいけない事を
ふと考えついちゃうことってあるだろ?」
88: 2010/06/09(水) 15:01:13.46 ID:d1S5OCZj0
澪「例えばお葬式でお経を読むお坊さんの頭を
木魚を叩くヤツでいきなりポクポク殴ったら
どんな空気になっちゃうんだろう、とか?」
唯「あー!」ポム -3
梓「いやいや、あー!じゃなくて」
「お2人は絶対マイノリティですからね?」
89: 2010/06/09(水) 15:01:56.74 ID:d1S5OCZj0
唯「よしよし~」ナデナデ
トンちゃん「…」スリスリ
梓「ところで律センパイたちの姿が
見えませんけど…」
澪「ん、律は山へ熊狩りに、
ムギは川へ
クソしに行ったよ?」
90: 2010/06/09(水) 15:02:56.52 ID:d1S5OCZj0
梓「見え透いたウソを」
「あの清らかで優しくて女神なムギ先輩が
野グソなんてするワケないじゃないですか」
澪「はは、バレたか」
「ムギなら向こうの方にいるから
呼んで来てくれないか」
梓「まったく…」トコトコ
91: 2010/06/09(水) 15:03:36.40 ID:d1S5OCZj0
紬「く…んく…」
「はぁ…はぁ…」
「うくっ…んんんんんんん…」ググッ
紬「はぁぁぁぁ…ダメ、最後の
ヒトカタマリが出ないの…」
「いっそ、このまま みんなの所へ…」
「でも、中途半端に戻って もしも漏らしたりしたら…
きっとみんな、私の事をキライに…」ゾッ
92: 2010/06/09(水) 15:04:58.45 ID:d1S5OCZj0
紬「(中学を卒業するまで、私はいつも1人だった…)
(お話するお友達はいても、でもやっぱり私は一人ぼっち)
(みんな琴吹家の娘と話していただけで
ただの「紬」には誰も…)
(でもりっちゃん達は違う。
私が琴吹家の人間だと知らずにけいおん部に誘ってくれた…)
(私のことを紬様でもお嬢様でもなく「ムギ」って呼んでくれた…)
(けいおん部を成立させるためには部員なんて誰でもよかったんだと思う)
「だけど、私にはその『誰でもよかった』がたまらなく心地よかった」ミチッ
95: 2010/06/09(水) 15:05:49.73 ID:d1S5OCZj0
紬「失いたくないよ…せっかく手に入れた自分の居場所…」
「だから、今ここで・・・!!
全てを断ち切る・・・!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ミチッ
「つらぬけええええええええええええええええッッッッ!!!!!!」ミチッ ミチミチ
ガサッ
梓「ムギセンパ
紬「ぎゃああああああああああああずさちゃあああああああああああああ
はぁ・・・あっ!ああああっ!はあぁぁあああああっ!
ああああぁうぅああ ああぁぁあっ!!」
101: 2010/06/09(水) 15:22:29.59 ID:d1S5OCZj0
梓「あ、あの…」
紬「う、うぅぅ…」
「見られたぁ…後輩に見られちゃったよおおおぉぉ」ブプッ
梓「…」
紬「うっ、うぅ…もう何もかも終わりよ…
明日からもう部活に…学校にもいけない…」
梓「い、いや、何もそこまで思いつめなくても…」
紬「だって梓ちゃん、この事、嬉々として
みんなにバラすんでしょ…?
『今月のお友達料金まだ?』とか言って
お金を巻き上げようとするんでしょ?」
梓「ムギセンパイの中の中野梓はどんなイメージなんですか」
102: 2010/06/09(水) 15:23:40.79 ID:d1S5OCZj0
梓「…よいしょっと」ズル
紬「梓ちゃん、下半身丸出しで何やってるの?」
梓「ん…く」ググッ
紬「あ、梓ちゃん?」
梓「は、恥ずかしいから見ないでください」グググ
「は…」ミチ
「んッ…」ブツッ ポトリ
「はぁ…はぁ」
紬「な…」
103: 2010/06/09(水) 15:25:55.13 ID:d1S5OCZj0
梓「…これでおあいこです」
「ムギセンパイが何をしようと
ムギセンパイはムギセンパイです。
でも言葉では伝わりそうになかったから
行動あるのみです」
紬「あ、梓ちゃん…」ウル
梓「私がこんな事したって
絶対バラしちゃダメですよ?」
紬「うん!」グス
104: 2010/06/09(水) 15:26:38.75 ID:d1S5OCZj0
紬「梓ちゃん、良かったら今からウチに遊びに来ない?」
梓「え」
「ムギセンパイが家に誘うなんて珍しい…」
紬「小学校の頃、友達を呼んだ事があったんだけど
それからみんなの接し方が変わっちゃって」
紬「でも、梓ちゃんなら私の全てを
見せても変わらないと思うから…」
「うぅん、梓ちゃんに私の事
もっと知ってほしいから!」
梓「ムギセンパイ…」
106: 2010/06/09(水) 15:28:09.40 ID:d1S5OCZj0
─学校 教室─
唯「ムギぢゃあああああんんん!!!」ウアァァァ
澪「おいムギ!昨日はどういうつもりだよ!!
何も言わずに帰っちゃって!!」
唯「わたしだぢ夜までムギちゃんだぢのごど、
ざがじでだんだよ~!!」ヴェェェン
紬「ご、ごめんなさい。唯ちゃん達のこと
決して忘れてたワケじゃないの。
でも、梓ちゃんとすごく仲良くなっちゃって
そうしたらなんていうかその…唯ちゃん達が…だんだんあの、
正直もうただのサルの集団みたいに感じてきたというか」
澪「忘れてた方がマシじゃないか!!」
108: 2010/06/09(水) 15:30:56.26 ID:d1S5OCZj0
唯「うえぇぇ~」ウェーン
「で、でもムギちゃん達が無事で良かったよぉぉ」グス
紬「ゆ、唯ちゃん…」
澪「ムギ。
まぁ私はアレだけど唯だけには謝っとけ」
「コイツ、ホントに心配してたんだからな」
紬「唯ちゃん、ごめんね…」
唯「うっ」ゴシゴシ
「うん、えへへ、いいよ~♪」
109: 2010/06/09(水) 15:32:15.30 ID:d1S5OCZj0
紬「ふふ、今度、唯ちゃんの好きなヘラブナいっぱい持ってくるね?」
唯「!!」
「っしゃあああああああああああああああああああああああ
うおおおおあおおおあおおおおおおあおおおおおお
ヘッへらぶなぶあなあなんあばばばば
はっはやく食べたいなぁぁぁっぁあああ
へhhhhひひひwwwwwwwwwwwうきょきょきょwww」
澪「ヘラブナの何がコイツをそんなに駆り立てるんだ」
和「ふふ、まったく唯は相変わらずね」
「アハハハハハハハハハハハハハハ」
112: 2010/06/09(水) 15:35:19.41 ID:d1S5OCZj0
─部室─
ギュィギュィギュィベベベベギュィ~♪
梓「っしゃ~!!」
唯「すごい!!すごい!!」
澪「なかなかだ!!」
紬「ウフフフ♪」
澪「みんな今日はノリノリだったな」
「特にムギは なんか吹っ切れた感じがするよ」
紬「そ、そうかしら?」
114: 2010/06/09(水) 15:36:30.07 ID:d1S5OCZj0
澪「ムギのサウンドはキレイで器用だけど
自分の殻をブチ破って訴えかけるものがなかった」
「でも今のはシッカリ感情が伝ってきたよ」
紬「ふふ、梓ちゃんにブチ破ってもらったかしら?」
梓「にゃあ!?ム、ムギセンパイ…!!」
紬「うふふ」
115: 2010/06/09(水) 15:37:41.27 ID:d1S5OCZj0
澪「おい、亀、元気か?」
トンちゃん「…」プクプク
梓「あれっ、澪センパイ
動物とは話さない主義だったんじゃ」
唯「えへへ~それがね
あずにゃん達がいなくなったあと
トンちゃんが色々と指示を出してくれてね」
116: 2010/06/09(水) 15:38:14.79 ID:d1S5OCZj0
澪「急に喋りだした時には驚いたけど
頼りになるヤツだって分かってね」
「今じゃすっかりマブダチってワケさ」
梓「はぁ」
「(2人ともヤクでも
やってるのかなぁ)」
118: 2010/06/09(水) 15:40:01.30 ID:d1S5OCZj0
─学校 夕方─
唯「ふぃー、ちかれたー」ダラ~
澪「帰りにアイスでも食べてくか?」
唯「おほぉ!?いいねぇ~」
梓「澪センパイから買い食いに誘うの珍しいですね」
澪「ん、そういえば。
なんでだろうな?」
119: 2010/06/09(水) 15:41:15.63 ID:d1S5OCZj0
紬「あっ、みんな先に 帰っててくれる?」
唯「どうしたの?」
紬「うん、ちょっと図書室で調べ物したいことがあって」
梓「じゃあ付き合いますよ」
紬「…でも時間もかかりそうだし悪いわ」
梓「私も借りたい本があるんです」
紬「…」
澪「はは、おアツいヤツらだね」
唯「ひゅーひゅーっ」
梓「ちょ///そんなじゃありませんよ///」
紬「…」
120: 2010/06/09(水) 15:43:05.55 ID:d1S5OCZj0
澪「じゃあ、私らは帰ってるから
ごゆっくり」
唯「あずにゃん、ムギちゃん、バイバーイ!!」
紬「えぇ、また明日」
梓「じゃあな」
・・・
梓「じゃあムギセンパイ、図書室に行きましょうか」
「もう18時ですから あまり時間も…」
紬「…」
梓「ムギセンパイ?」
121: 2010/06/09(水) 15:44:36.15 ID:d1S5OCZj0
紬「梓ちゃん」
梓「はい?」
紬「2人っきりね…」フルフル
梓「え…」
「(ムギセンパイ…震えてる?)」
122: 2010/06/09(水) 15:48:05.09 ID:d1S5OCZj0
紬「こんな時にしか言えないことがあるんだけど」
「何があっても私のことキライにならない?」
梓「モチのロンです!」
紬「私ね…」
「さっきからウOコ漏れそうなの」ブルブル
123: 2010/06/09(水) 15:48:36.22 ID:d1S5OCZj0
梓「マジかよ」
紬「実はもう先っちょが頭を出して…」ググッ
「ウOコしたい!ウOコしたい!!ウOコしたいぃぃ!!!」ウァァァァァァァ
124: 2010/06/09(水) 15:49:18.48 ID:d1S5OCZj0
梓「ひょっとして図書室というのはウソ…」
紬「みんなの前でウOコしたいって言い出せなかったの…」ウクッ
「だから、梓ちゃんも先に帰ってて…」グルルルルルッ
梓「それならそれで待ってます…というのもイヤですよね」
「わかりました、今日は帰りますね」
紬「うごぉぉあっ!!」ビクッ
「じゃあ、ごめ゙んね゙っ!!」ダダッ
梓「…」
125: 2010/06/09(水) 15:50:19.71 ID:d1S5OCZj0
─玄関─
唯「あっいす~♪あっいす~♪」
澪「…さて、そろそろ戻るぞ唯」
唯「忘れ物?」
澪「ばか、ムギと梓の様子を見に行くんだ」
唯「えっ、ムギちゃんたちの?」
澪「あの2人、オクテそうだからな」
「図書室でモジモジモジモジ
甘酸っぱそうな光景が目撃できそうじゃないか」
126: 2010/06/09(水) 15:52:08.18 ID:d1S5OCZj0
唯「おぉ~!」ドキドキ
澪「くくっ!その様子を歌詞にしてからかってやる」
唯「行きましょう!!澪ちゃん隊長!!」
澪「隊長?そういうノリは苦手だな…」
唯「つれねーなー関羽のあにきー!」
澪「フッ張飛め。いつまでも子供みたいにはハシャギおって」
127: 2010/06/09(水) 15:52:49.89 ID:d1S5OCZj0
─図書室─
ソロ~
唯「あれ、ムギちゃんもあずにゃんもいないよ?」
澪「そんなハズないだろ、張飛。もっと注意深く探せ」
唯「(自分でフッといてなんだけど
三国志の何がそんなに澪ちゃんを
駆り立てるのかな…)」
唯「うーん、やっぱりいないよ」
「せっかく2人きりになったから
別の場所でおしゃべりでもしてるのかな~」
128: 2010/06/09(水) 15:53:54.44 ID:d1S5OCZj0
澪「!! しまった!!孔明の罠か!!」
唯「関羽のあにきー!!」
澪「校舎の他の場所を探すぞ!!」
唯「マジレスすると関羽は孔明と同じ蜀軍だから
関羽になりきってる澪ちゃんが『孔明の罠か!』とか
言うのは本当はおかしいんだよ」
澪「ごめん、私、レッドクリフ見ただけのニワカだから」
129: 2010/06/09(水) 15:54:25.54 ID:d1S5OCZj0
─校門前─
梓「歌い始めたこーろの♪鼓動揺さぶるおーもいっ♪」ジャンジャカジャカジャカ
梓「ムギセンパイ、まだかなー」
「帰ると思わせておいて
実は待ってたってシチュエーションは
かなり嬉しいと思ったけど」
「(…来ない、という事はこの学校のどこかで
ムギセンパイはみっともない穴をひろげてムギセンパイの中にたまった
ムギチョコを出そうと生まれたての子鹿のように震えてるんだ…)」ドキドキ
「(蝶よ花よと育てられた汚れ無き美しい令嬢のムギセンパイが…)」ヒヒッ
「」ヨロヨロ
130: 2010/06/09(水) 15:55:59.17 ID:d1S5OCZj0
─玄関─
梓「」ヒクヒク
─校舎─
梓「どこだ…」スー
─1階─
梓「(ムギセンパイのニオイは…)」スー
─2階─
梓「(反応が強くなってきた…)スー
131: 2010/06/09(水) 15:56:35.78 ID:d1S5OCZj0
─3階─
梓「(そろそろ消えよう…)シュウゥゥゥ
─3階 社会科資料室─
梓「
─3階 社会科資料室前 トイレ─
こんなひとけのないところで…
ふふふ…かわいいです…
スー カチャ…
132: 2010/06/09(水) 15:57:15.51 ID:d1S5OCZj0
─3階 社会科資料室前 トイレ内 個室─
カチャ…
紬「!!」ビクッ
「(隣の個室のドア…一度開いて閉まった音が…)」
「(この時間にこんな目立たない場所のトイレを
わざわざ使う人がいるなんて…)」
「(うぅ…イヤだわ…)」ミチ…
紬「(ナッパ!!待ていっ!!!!!)」
ウOコ「!!」ビタッ!!
133: 2010/06/09(水) 15:58:59.65 ID:d1S5OCZj0
ウOコ「(な なんだよベジータ…!
なんで出させない…?)」ググッ
紬「(まあ そう あわてるな)」
(隣のヤツが出てゆくまで待つだけだ)」
ウOコ「バカバカしい!!
オレは いま あそぶぞおぉッ!!」ブォッ
紬「ナッパ!!!!!!!!!」
「オ レ の い う こ と が き け ん の かあああああああッ!!!!!!!!!!!」
ウOコ「!!」ビクッ
ウOコ「(す…すまねぇ…)
(つ…つい ちょうしに のっちまって……)」スッ…
紬「ハァ…ハァ…(あのバカめ…どういう状況か見切れんのか)」
154: 2010/06/09(水) 18:40:37.82 ID:d1S5OCZj0
─トイレ 隣の個室─
梓「(ナッパ?)」
「(排便している気配は無いし
聞こえるのはムギセンパイの荒い息遣いだけ…)」
「(もしやトイレの中で、ナッパなる人物と
情事にフケっているのでは…)」
紬「ハア…ハア…んっ(うっ…辛い)」ググッ
梓「ハア…ハア…(最高だ私…
(ムギセンパイが男に蹂躙される息遣いに
欲情するなんて…)」
155: 2010/06/09(水) 18:41:32.86 ID:d1S5OCZj0
─トイレ前─
唯「2人ともいないねー」
澪「ん、あそこのトイレはまだ見てなかったな」
─トイレの中─
「うっ…んく」
「ハア…ハア」
唯「(ん、これって…?)」
唯「2人ともいないねー」
澪「ん、あそこのトイレはまだ見てなかったな」
─トイレの中─
「うっ…んく」
「ハア…ハア」
唯「(ん、これって…?)」
157: 2010/06/09(水) 18:43:10.91 ID:d1S5OCZj0
カチャ…
紬「(また、誰かやってきた!?)」
梓「(こんな時間、こんな場所のトイレにやってくるなんて…
澪「(どどどどうしよう唯~!)」
唯「(えっ
2人の様子を見ようって言ったのは
澪ちゃんだよ?)」
160: 2010/06/09(水) 18:47:44.83 ID:d1S5OCZj0
唯「…」パサッ
澪「(ゆ、唯?
髪留めハズしてどうしたの…?)」
唯「(フフ…
澪ちゃんはかわいいね)」ナデナデ
澪「(ふぁっ…!?アタマなでるなよ…
ん…((なんかキモチいい…))」
唯「」ギュッ…
澪「((あぅ…なにこのやさしい抱き方))」ドキドキ
「((唯がおかしくなっちゃった!!))」
161: 2010/06/09(水) 18:48:40.04 ID:d1S5OCZj0
唯「(ん…澪ちゃんの頭、ギュッと抱くの
気持ちいいね…)」ダキッ
澪「(そ、そうかな)」テレッ
唯「(うん、頭の抱き心地にはおおいに
自信をもっていいよ?)」ニコ
澪「(は、はは…なんだか変なホメられ方だな)」
唯「(ふふ…落ち着いてきた?)」スリスリ
気持ちいいね…)」ダキッ
澪「(そ、そうかな)」テレッ
唯「(うん、頭の抱き心地にはおおいに
自信をもっていいよ?)」ニコ
澪「(は、はは…なんだか変なホメられ方だな)」
唯「(ふふ…落ち着いてきた?)」スリスリ
162: 2010/06/09(水) 18:49:30.74 ID:d1S5OCZj0
澪「((あ…私を落ち着かせるためにこんな事を…))」スリスリ シャワシャワ
「(…)」
「(…落ち着かないって言ったら続けてくれる?)」
唯「(!)」
「(嬉しい事言ってくれるじゃないの)」シュリシュリ
澪「(私…唯みたいな人 好きだから)」シャワシャワ
163: 2010/06/09(水) 18:50:10.21 ID:d1S5OCZj0
シュリシュリ…
梓「(わゎっ、なんか…隣の衣擦れ音が激しく…)」
紬「(ぅぐっ、こんなの聞かせられたら
ガマンできない!!(?))」
「はぅっ」ビチビチビチビチビチ
(そして奏でる私とムギセンパイのハーモニー)」ミチミチミチミチミチ
ビチビチ♪ミチミチ♪ビチミチ♪ビチミチ♪
紬「この音は…梓ちゃん!?」ゼッタイオンカン!!
梓「バレたがぜよ!!!!」ドギュウウウウウウゥゥン ブポッ
167: 2010/06/09(水) 18:56:45.51 ID:d1S5OCZj0
紬「いやあああああああああ」ガッ スタッ
梓「うわぁあ!!ムギセンパイ、いやああああとか言いながら
個室の壁を乗り越えて侵入しないでください!!」
紬「梓ちゃん、帰ってって言ったでしょ?」
梓「ご、ごめんなさい…」カタカタ
紬「あら、震えているの?」
梓「うわぁあ!!ムギセンパイ、いやああああとか言いながら
個室の壁を乗り越えて侵入しないでください!!」
紬「梓ちゃん、帰ってって言ったでしょ?」
梓「ご、ごめんなさい…」カタカタ
紬「あら、震えているの?」
168: 2010/06/09(水) 18:59:18.17 ID:d1S5OCZj0
紬「部活では強がっているけど
案外、怖がりなのね」クス
梓「ち、違います…
実はさっきから小便が
したかったんです」プルプル
「トイレに来たのもこのためで…(ウソだけど)」
170: 2010/06/09(水) 19:00:29.69 ID:d1S5OCZj0
─平沢邸─
唯「ただいま」
憂「お姉ちゃんおかえり~」パタパタ
「今日はカ…ほぉぁ!?」
唯「どうかした?」
憂「(お姉ちゃん、前髪が垂れてて けだるそう…)」ドキドキ
171: 2010/06/09(水) 19:01:17.02 ID:d1S5OCZj0
唯「憂、アイス」
憂「えっ、ダメだよ、ご飯のあとでね」
唯「アイス…」
憂「ダメ…」
唯「チェッ」
憂「(けだるそうなまま
口をとがらせるお姉ちゃんかわいい…!!)」ウヒョッ
172: 2010/06/09(水) 19:02:36.21 ID:d1S5OCZj0
憂「ところで今日の夕飯なんだけど
カレー味のうんことうんこ味のカレー
どっちがいいかなぁ?」
唯「カレー味のうどんがいいかな」
憂「サラリとかわされた!?」
「(やっぱり今日のお姉ちゃんは一味違う…)」
「(こうなったらお姉ちゃんの食事にヨダレを
入れなきゃ!!
ララァなら分かってくれるよね!?)」タラリ
173: 2010/06/09(水) 19:03:33.68 ID:d1S5OCZj0
憂「(ふふ…ヘヘハハwwwありきたりだなぁwww)
(うどん入れてる場合じゃねぇ!!)」ダッ
憂「(何がうどんだああああアアアア!!!!!!!!!!
うんこ喰えええええええええオラアアアアアアア!!」モリモリモリモリッ
「(何がカレーかああああああああああああああ!!!!!!!!!
ウOコ喰えええええええゴルァアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアァァァォォオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!」ビチビチビチビチ
憂「出来たよー♪」トン
唯「それは ただの うんこ です」
176: 2010/06/09(水) 19:12:18.07 ID:d1S5OCZj0
─学校─
梓「唯センパイの様子がおかしい?」
純「憂のお姉ちゃんがおかしいのはおかしいことなの?」
憂「違うよ!おかしくないからおかしいの! !」
純「(憂の様子がおかしい…)」ゴクリ
梓「クス…まぁ唯センパイだからね」
純「(なんか勝手に納得しちゃってるし!!)」
177: 2010/06/09(水) 19:13:12.24 ID:d1S5OCZj0
憂「というワケでお姉ちゃんを
元に戻す方向で協力してほしいの」
純「まぁ、こないだのヘラブナを絶滅とか
いうのに比べれば、協力してもいいかなって思うけど」
憂「ありがとう金玉!!感謝するよ!!」
梓「具体的に何をする気?」
純「ちょっと待って、そいつ今、私のこと金玉って呼ばなかった?」
憂「それでね」
178: 2010/06/09(水) 19:15:08.37 ID:d1S5OCZj0
憂「たぶんお姉ちゃんのことだから
拾い喰いして悪いもの食べて気がヘンになっちゃんだよ」
「だから純ちゃんと梓ちゃんでお姉ちゃんを押さえつけて
正気に戻るまで私が腹パンしまくって
そうしたらいくらクールになっちゃったお姉ちゃんでも
「やめて…」って涙目で言うと思うんだよね
大人な表情と弱気のギャップに私がメロメロになったスキに
私はガマンできずにお姉ちゃんのパンツをひきおろして
「妹に舐められてこんなになっちゃうんだぁっていいながら
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ
179: 2010/06/09(水) 19:17:52.74 ID:d1S5OCZj0
─部室─
梓「そんな感じで憂がおかしくなっちゃったんだよ」
トンちゃん「…」プクプク
トンちゃん「こうなったら歌でも歌うしかないね、梓」
梓「ひぃっ!?亀がしゃべった!?」
181: 2010/06/09(水) 19:21:20.79 ID:d1S5OCZj0
トンちゃん「ああ 空はこんなに青いのに♪」
唯「澪ちゃん、今日、ウチに泊まらない?」
トンちゃん「風はこんなにあたたかいのに♪」
澪「うん…♪唯、愛してるよ…」
トンちゃん「太陽はとってもあかるいのに♪」
紬「はあおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ブチミチビチ
トンちゃん「どうしてこんなにねむいの♪」
律「クマ──────────!!!!!!!!!!!!!」
トンちゃん「すいみんすいみんすいみんすいみんすいみん不足♪」
梓「ハッ!?」
182: 2010/06/09(水) 19:21:55.53 ID:d1S5OCZj0
─朝─
チュンチュン…
梓「…夢?」
「そっか、昨日は寝不足だったから…」
「でも、どこまでが夢だったんだろう」
183: 2010/06/09(水) 19:22:30.67 ID:d1S5OCZj0
梓「唯センパイが色っぽくなったりムギセンパイがウOコを漏らしたり
口の悪い澪センパイがいたりなんかオデコがいなくなったり
唯センパイをとりあって憂と包丁で腕に名前を刻みあったり
ゾンビと戦ったり澪センパイがゲロを吐いたり唯センパイにおちOちんが生えたり
色んなことがあったような気がするけど…」カララ…
梓「ん、外にいるのは唯センパイ?」
「あ、ダメですよ…猫にそんなことしちゃ!!」
ブゥン ドシャッ
梓「唯センパイが猫にパイルドライバーかけられて泣いてる」
「きっとこれも夢だ」
おわり
184: 2010/06/09(水) 19:23:46.63 ID:30SFcBSA0
まさかの夢オチwww乙
185: 2010/06/09(水) 19:28:12.91 ID:17++TNQH0
しかしひどかったwwwwww乙
190: 2010/06/09(水) 19:37:48.58 ID:S7bLTMsu0
ネタ切れうち切りエンド乙
192: 2010/06/09(水) 19:49:17.07 ID:hybCvcQ5O
乙
けいおん!の世界も破壊されてしまった
おのれ>>1
けいおん!の世界も破壊されてしまった
おのれ>>1
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