279: 2011/02/06(日) 23:41:23 ID:HyDhtLqw0
SS投下します
お題『お弁当』
タイトル『お昼のおべんとう』
お題『お弁当』
タイトル『お昼のおべんとう』
280: 2011/02/06(日) 23:42:58 ID:HyDhtLqw0
律「第一回!チキチキ軽音部の料理上手は誰だ!?お昼のお弁当対決~」
唯紬「わー」パチパチ
梓「なんですかそれ……」
律「タイトルつけた方がそれっぽいじゃん?」
梓「そうですかね……」
梓(というのも、なんでこんなことになったかというと)
――
梓「それにしても、律先輩が料理できるなんで意外でした」
律「そういう梓は料理できるのか?」
梓「まぁ、人並みくらいにはできますよ」
律「本当か~?じ・つ・わ、鍋とか爆発させるタイプだったり?」
梓「そ、そんなことありません!」
律「ふーん。んじゃあ来週!来週のお昼は各自お弁当を作って持ってくること!それでお昼は部室で食べることにしよーぜ」
唯「おー面白そう」
律「で、お弁当を交換して食べる!これなら梓の腕がいかほどのものか分かるしな」
紬「みんなのお弁当が食べられるなんて楽しみだわぁ~」
澪「うう、本当にやるのか……」
梓「やってやるです!」
――
律「と、いうことがあったのさ」
梓「勝手に人の回想に割り込まないでください……」
唯「あー!」
律「どうした?」
唯「お弁当わすれた……」
澪「おいおい……」
律「唯のことだから忘れるかもと思ってたけど、まさか本当に忘れるとは……」
唯「ち、ちがうよぉ。教室に忘れてきたってこと!」
律「そういうことならさっさととってこーい」
唯「いってくるよー」ピュー
律「……ま、唯が戻ってくるのも時間がかかるし、先に始めてようか」
唯紬「わー」パチパチ
梓「なんですかそれ……」
律「タイトルつけた方がそれっぽいじゃん?」
梓「そうですかね……」
梓(というのも、なんでこんなことになったかというと)
――
梓「それにしても、律先輩が料理できるなんで意外でした」
律「そういう梓は料理できるのか?」
梓「まぁ、人並みくらいにはできますよ」
律「本当か~?じ・つ・わ、鍋とか爆発させるタイプだったり?」
梓「そ、そんなことありません!」
律「ふーん。んじゃあ来週!来週のお昼は各自お弁当を作って持ってくること!それでお昼は部室で食べることにしよーぜ」
唯「おー面白そう」
律「で、お弁当を交換して食べる!これなら梓の腕がいかほどのものか分かるしな」
紬「みんなのお弁当が食べられるなんて楽しみだわぁ~」
澪「うう、本当にやるのか……」
梓「やってやるです!」
――
律「と、いうことがあったのさ」
梓「勝手に人の回想に割り込まないでください……」
唯「あー!」
律「どうした?」
唯「お弁当わすれた……」
澪「おいおい……」
律「唯のことだから忘れるかもと思ってたけど、まさか本当に忘れるとは……」
唯「ち、ちがうよぉ。教室に忘れてきたってこと!」
律「そういうことならさっさととってこーい」
唯「いってくるよー」ピュー
律「……ま、唯が戻ってくるのも時間がかかるし、先に始めてようか」
281: 2011/02/06(日) 23:45:15 ID:HyDhtLqw0
律「というわけで…… 言い出しっぺの私から!」カパッ
梓「むむ…… きちんとしてますね」
紬「りっちゃんお弁当おいしそう~」
澪「彩りも完璧だな」
律「ま、完璧りっちゃんにかかればこんなもんよ!」
梓「否定できないのが悔しい……」
律「次は…… 澪だな」
澪「うう…… 笑うなよ」カパ
律「……プ」
梓「これは……」
紬「タコさんウインナーね」
梓「それにしても多すぎないですか?」
律「多すぎるというか、端っこにちょこっと添えられたミックスベジタブル以外全部だからな」
澪「し、しかたないだろ!…… これしか作れないんだし」
澪「それに、今の時代は旦那も料理が作れないとダメだからな!私が作れなくっても問題ないんだよ」
紬「澪ちゃんは旦那さんに作ってもらう予定なのね~」チラ
律「なぜそこで私を見る」
律「ま、澪の料理の腕に関しては期待してなかったというか予想通りだったな」
澪「うう……」
律「じゃあ次は……」
紬「はい!りっちゃん!頑張って作ってきました!」ドンッ
梓「重箱って…… お弁当ってサイズじゃないですよね」
紬「力使うからいっぱい食べないといけないのよ~」
梓「そうなんですか……」
澪「それムギが全部作ったのか?」
紬「うちのシェフに監修してもらいながら作ったんだけど……」カパッ
梓「これは……」
律「トリュフ」
澪「フォアグラ」
紬「キャービア♪」
律「お弁当ってレベルじゃないだろー!」
紬「張り切りすぎちゃった」テヘ
梓「……で、次は私ですか」
梓「むむ…… きちんとしてますね」
紬「りっちゃんお弁当おいしそう~」
澪「彩りも完璧だな」
律「ま、完璧りっちゃんにかかればこんなもんよ!」
梓「否定できないのが悔しい……」
律「次は…… 澪だな」
澪「うう…… 笑うなよ」カパ
律「……プ」
梓「これは……」
紬「タコさんウインナーね」
梓「それにしても多すぎないですか?」
律「多すぎるというか、端っこにちょこっと添えられたミックスベジタブル以外全部だからな」
澪「し、しかたないだろ!…… これしか作れないんだし」
澪「それに、今の時代は旦那も料理が作れないとダメだからな!私が作れなくっても問題ないんだよ」
紬「澪ちゃんは旦那さんに作ってもらう予定なのね~」チラ
律「なぜそこで私を見る」
律「ま、澪の料理の腕に関しては期待してなかったというか予想通りだったな」
澪「うう……」
律「じゃあ次は……」
紬「はい!りっちゃん!頑張って作ってきました!」ドンッ
梓「重箱って…… お弁当ってサイズじゃないですよね」
紬「力使うからいっぱい食べないといけないのよ~」
梓「そうなんですか……」
澪「それムギが全部作ったのか?」
紬「うちのシェフに監修してもらいながら作ったんだけど……」カパッ
梓「これは……」
律「トリュフ」
澪「フォアグラ」
紬「キャービア♪」
律「お弁当ってレベルじゃないだろー!」
紬「張り切りすぎちゃった」テヘ
梓「……で、次は私ですか」
282: 2011/02/06(日) 23:47:47 ID:HyDhtLqw0
唯「やっほー」ガチャ
澪「お、戻ってきたな」
唯「おまたせしやした」
律「待たせたからには、ちゃんとしたもの作ってきたんだろうな?」
唯「もちろん、このとーり。頑張って作ったんだよぉ」カパッ
梓「あ、かわいい……」
紬「ネコ型のおにぎりにハートマークに切り抜かれたニンジンやらのオカズたち」
澪「これっていわゆる……」
律「愛妻弁当ってやつだな……」
唯「えへへ」
律「なんつーか…… すごい弁当作ってきたな、唯」
唯「え?みんなこんな感じじゃないの?」
澪「いや、こんな感じ」
唯「おおう……」
唯「なんだか恥ずかしくなってきたよ」
紬「唯ちゃんらしくていいわよぉ~」
律「ま、料理ってもんは食べてもらう人のことを考えながら作るもんだしな」
唯「だよねーだよねー」
澪「つまり、あず」
唯「べ、別にあずにゃんの愛妻になりたいとか思いながら作ったわけじゃないんだからねっ」
紬「おういぇーす……」
澪「いや、言わなくても分かってったけどな」
律「それでは大取り。梓さんどーぞ」
梓「別に普通なんですけど……」カパッ
律「……ああ、これは」
澪「まぁ予想できてたけど……」
紬「これも愛妻弁当ね……」
唯「あずにゃん…… えへへ」
梓「へ?いや、ふつーのお弁当じゃないですか?」
澪「見た目は、な」
梓「……?」
澪「お、戻ってきたな」
唯「おまたせしやした」
律「待たせたからには、ちゃんとしたもの作ってきたんだろうな?」
唯「もちろん、このとーり。頑張って作ったんだよぉ」カパッ
梓「あ、かわいい……」
紬「ネコ型のおにぎりにハートマークに切り抜かれたニンジンやらのオカズたち」
澪「これっていわゆる……」
律「愛妻弁当ってやつだな……」
唯「えへへ」
律「なんつーか…… すごい弁当作ってきたな、唯」
唯「え?みんなこんな感じじゃないの?」
澪「いや、こんな感じ」
唯「おおう……」
唯「なんだか恥ずかしくなってきたよ」
紬「唯ちゃんらしくていいわよぉ~」
律「ま、料理ってもんは食べてもらう人のことを考えながら作るもんだしな」
唯「だよねーだよねー」
澪「つまり、あず」
唯「べ、別にあずにゃんの愛妻になりたいとか思いながら作ったわけじゃないんだからねっ」
紬「おういぇーす……」
澪「いや、言わなくても分かってったけどな」
律「それでは大取り。梓さんどーぞ」
梓「別に普通なんですけど……」カパッ
律「……ああ、これは」
澪「まぁ予想できてたけど……」
紬「これも愛妻弁当ね……」
唯「あずにゃん…… えへへ」
梓「へ?いや、ふつーのお弁当じゃないですか?」
澪「見た目は、な」
梓「……?」
283: 2011/02/06(日) 23:50:07 ID:HyDhtLqw0
律「なぁ、梓も作るときは食べてもらう人のことを考えながら作ったんだよな?」
梓「そうですけど…… 先輩方のことを」
律「ハンバーグ」
澪「たまご焼き」
紬「そら豆とベーコンソテー」
律「アスパラとニンジンの塩ふり」
澪「のりたまふりかけ」
紬「ごはん!」
律「以上の品々の共通点はなんでしょーか?」
梓「共通点もなにも私のお弁当の中身じゃないですか」
律「ぶっぶー、違います。正解は?」
唯「私の好物…… でした」
梓「あ」
律「先輩方って言ったわりに、特定人物だけやないかーい」
梓「ち、違います!そんなつもりじゃ……!」
紬「いつも唯ちゃんのこと考えてる梓ちゃんなら、しかたないわよね♪」
唯「あずにゃん…… あずにゃーん!」ギュウー
唯「やっぱり私たちって相思相愛だったんだねー」
梓「ちょ、抱きつかないでっ…… 澪先輩助けてくださいよ」
澪「じゃあ私たちで弁当を交換するか」
律「ムギのは量が多いから私と澪で分け合って…… 私らのはムギに食べてもらうか」
紬「りっちゃんお弁当とみおちゃんお弁当を食べられるなんて夢のようだわ~」
唯「一緒に食べさせあいっこしようね!」ギュー
梓「ちょ、スルーですか!スルーですかぁ!」
――
唯「あずにゃん、はい、あーん」
梓「あーん」モグモグ
梓(結局押しに負けてしまった…… ということにしておこう)
梓「あ、おいしい……」
唯「ほんと!頑張って作ったかいがあったよー」
梓「じゃあ唯先輩も、あ、あーん」
唯「あーん」モグモグ
唯「んー、おいひいよぉ♪」
唯「おいひいけど…… ハンバーグに隠れて入っているのは……」
梓「はい、ピーマンですよ」
唯「うへ、やっぱりー……」
梓「好き嫌いしちゃダメですよ!はい、あーん」
唯「ああ!そんなことされちゃ嫌と分かっていてもオートマティックに口が開いちゃうよぉ!」アーン
律「将来はいいお嫁さんになれるな…… 梓」
澪「まだ食べてないけどなんだかおなか一杯になってきたゾ」
紬「うふふ…… ごちそーさまでした」
おわり。
梓「そうですけど…… 先輩方のことを」
律「ハンバーグ」
澪「たまご焼き」
紬「そら豆とベーコンソテー」
律「アスパラとニンジンの塩ふり」
澪「のりたまふりかけ」
紬「ごはん!」
律「以上の品々の共通点はなんでしょーか?」
梓「共通点もなにも私のお弁当の中身じゃないですか」
律「ぶっぶー、違います。正解は?」
唯「私の好物…… でした」
梓「あ」
律「先輩方って言ったわりに、特定人物だけやないかーい」
梓「ち、違います!そんなつもりじゃ……!」
紬「いつも唯ちゃんのこと考えてる梓ちゃんなら、しかたないわよね♪」
唯「あずにゃん…… あずにゃーん!」ギュウー
唯「やっぱり私たちって相思相愛だったんだねー」
梓「ちょ、抱きつかないでっ…… 澪先輩助けてくださいよ」
澪「じゃあ私たちで弁当を交換するか」
律「ムギのは量が多いから私と澪で分け合って…… 私らのはムギに食べてもらうか」
紬「りっちゃんお弁当とみおちゃんお弁当を食べられるなんて夢のようだわ~」
唯「一緒に食べさせあいっこしようね!」ギュー
梓「ちょ、スルーですか!スルーですかぁ!」
――
唯「あずにゃん、はい、あーん」
梓「あーん」モグモグ
梓(結局押しに負けてしまった…… ということにしておこう)
梓「あ、おいしい……」
唯「ほんと!頑張って作ったかいがあったよー」
梓「じゃあ唯先輩も、あ、あーん」
唯「あーん」モグモグ
唯「んー、おいひいよぉ♪」
唯「おいひいけど…… ハンバーグに隠れて入っているのは……」
梓「はい、ピーマンですよ」
唯「うへ、やっぱりー……」
梓「好き嫌いしちゃダメですよ!はい、あーん」
唯「ああ!そんなことされちゃ嫌と分かっていてもオートマティックに口が開いちゃうよぉ!」アーン
律「将来はいいお嫁さんになれるな…… 梓」
澪「まだ食べてないけどなんだかおなか一杯になってきたゾ」
紬「うふふ…… ごちそーさまでした」
おわり。
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