1:◆m1/9P3R/Ihfa 2013/07/08(月) 20:44:39.39 ID:A5P34QJa0
ケース1・古澤頼子の場合
茨城県・某駅
モバP「終電が無くなってしまった…」
モバP「打ち合わせが長引いて…くそ」
モバP「あー給料日、来週だからなぁ…どうしたら」
モバP「…夏だから、風邪は引かないよな、ハハ」
頼子「…Pさん?」
モバP「終電が無くなった…」シリーズ
茨城県・某駅
モバP「終電が無くなってしまった…」
モバP「打ち合わせが長引いて…くそ」
モバP「あー給料日、来週だからなぁ…どうしたら」
モバP「…夏だから、風邪は引かないよな、ハハ」
頼子「…Pさん?」
モバP「終電が無くなった…」シリーズ
2: 2013/07/08(月) 20:45:41.00 ID:A5P34QJa0
モバP「えっ…頼子か?どうしてこんな所に?」
頼子「Pさんが大声で話してたから…それに私の実家…この近くだから…」
モバP「ああ、そうか…いや、こんな時間に女の子の一人歩きは良くないぞ」
頼子「うん…、そうですね、気をつけます」
頼子「ところで、…Pさん、もう終電ないんじゃ?」
モバP「ああ、そうなんだ…仕事が長引いてな」
頼子「Pさん…泊まる所あるの?」
頼子「Pさんが大声で話してたから…それに私の実家…この近くだから…」
モバP「ああ、そうか…いや、こんな時間に女の子の一人歩きは良くないぞ」
頼子「うん…、そうですね、気をつけます」
頼子「ところで、…Pさん、もう終電ないんじゃ?」
モバP「ああ、そうなんだ…仕事が長引いてな」
頼子「Pさん…泊まる所あるの?」
3: 2013/07/08(月) 20:46:16.89 ID:A5P34QJa0
モバP「いやー、それがな、ああ、近くにビジネスホテルないか?」
頼子「この季節の週末は…安い所はどこも満員ですね」
モバP「だよな…」
頼子「Pさん、う、うちに…泊まりませんか…?」カァァ
モバP「何言ってるんだ、担当アイドルの家に泊まるなんて」
モバP「それにほら、タクシーで帰るよ」
頼子「さっき、給料日前で厳しいって…言ってたの」
頼子「この季節の週末は…安い所はどこも満員ですね」
モバP「だよな…」
頼子「Pさん、う、うちに…泊まりませんか…?」カァァ
モバP「何言ってるんだ、担当アイドルの家に泊まるなんて」
モバP「それにほら、タクシーで帰るよ」
頼子「さっき、給料日前で厳しいって…言ってたの」
4: 2013/07/08(月) 20:46:43.86 ID:A5P34QJa0
モバP「うっ…」
頼子「…女の子の一人歩きは良くない…でしょ?」
モバP「じゃあ、家まで送っていくよ」
頼子「それに、私は実家暮らしだから…、部屋はいくつもあるよ」
モバP「うう…」
頼子「スカウトしてくれた後、両親に挨拶してくれたから…」
頼子「…女の子の一人歩きは良くない…でしょ?」
モバP「じゃあ、家まで送っていくよ」
頼子「それに、私は実家暮らしだから…、部屋はいくつもあるよ」
モバP「うう…」
頼子「スカウトしてくれた後、両親に挨拶してくれたから…」
5: 2013/07/08(月) 20:47:20.85 ID:A5P34QJa0
頼子「父も…、母も…、Pさんのことは信頼してくれてるの…」
モバP「ううう…よ、よろしくお願いします」
モバP「ご両親に連絡しておいてくれよ」
頼子「はい………ふふ」
モバP「ううう…よ、よろしくお願いします」
モバP「ご両親に連絡しておいてくれよ」
頼子「はい………ふふ」
6: 2013/07/08(月) 20:47:48.52 ID:A5P34QJa0
・・・
頼子の実家
頼子「つきましたよ、Pさん」
モバP「ああ、久しぶりだな、あの時以来か…」
頼子「うん…父はすごく反対したけど…、Pさんが説得してくれて」
モバP「娘の将来を心配する気持ちは当然だよな」
頼子「あの時のPさん、カッコ…良かったよ……」
頼子の実家
頼子「つきましたよ、Pさん」
モバP「ああ、久しぶりだな、あの時以来か…」
頼子「うん…父はすごく反対したけど…、Pさんが説得してくれて」
モバP「娘の将来を心配する気持ちは当然だよな」
頼子「あの時のPさん、カッコ…良かったよ……」
7: 2013/07/08(月) 20:48:44.52 ID:A5P34QJa0
モバP「大人をからかうんじゃない」
頼子「…はい、じゃあ、上がってPさん」
モバP「ああ、何だか静かだな…」
頼子「それは…父も母も仕事で今日は帰れませんから」
モバP「ッッッ、な、なんだってッ」
頼子「Pさん、近所迷惑だから、お静かに…」
頼子「…はい、じゃあ、上がってPさん」
モバP「ああ、何だか静かだな…」
頼子「それは…父も母も仕事で今日は帰れませんから」
モバP「ッッッ、な、なんだってッ」
頼子「Pさん、近所迷惑だから、お静かに…」
8: 2013/07/08(月) 20:49:09.93 ID:A5P34QJa0
モバP「いや、頼子、話が違うぞ」
頼子「両親がいたら問題なくて、いないと問題ないの?」
モバP「それは…」
頼子「私もPさんのこと…信じてるの」
モバP「わ、わかった」
頼子「両親がいたら問題なくて、いないと問題ないの?」
モバP「それは…」
頼子「私もPさんのこと…信じてるの」
モバP「わ、わかった」
9: 2013/07/08(月) 20:49:43.94 ID:A5P34QJa0
頼子「うん…、あ…お風呂使って、汗落としてください」
モバP「何だか、悪いな…」
頼子「私は…もう入ったから、上がったら…抜いてね」
モバP「ああ、わかった」
モバP「何だか、悪いな…」
頼子「私は…もう入ったから、上がったら…抜いてね」
モバP「ああ、わかった」
10: 2013/07/08(月) 20:50:22.77 ID:A5P34QJa0
・・・
浴室
モバP「つい、言葉に甘えてしまったが…ああ、疲れがどこかに飛んでいくな」
モバP「頼子はもう入ったって言ってたな…」
モバP「この湯に頼子が……イカンイカン」
頼子「何がいけないの…、Pさん…?」
モバP「い、いや、ただの一人言だ」
浴室
モバP「つい、言葉に甘えてしまったが…ああ、疲れがどこかに飛んでいくな」
モバP「頼子はもう入ったって言ってたな…」
モバP「この湯に頼子が……イカンイカン」
頼子「何がいけないの…、Pさん…?」
モバP「い、いや、ただの一人言だ」
11: 2013/07/08(月) 20:51:21.41 ID:A5P34QJa0
頼子「おかしい、Pさん。湯加減は…どうですか?」
モバP「ああ、最高だよ、それで何しに来たんだ」
頼子「うん…、着替え持ってきたの、父の予備だけど…」
モバP「ああ、何から何まですまないな」
頼子「じゃあ、ここに置いておきます…」
頼子「ねぇ…Pさん……」
モバP「どうした、頼子?」
モバP「ああ、最高だよ、それで何しに来たんだ」
頼子「うん…、着替え持ってきたの、父の予備だけど…」
モバP「ああ、何から何まですまないな」
頼子「じゃあ、ここに置いておきます…」
頼子「ねぇ…Pさん……」
モバP「どうした、頼子?」
12: 2013/07/08(月) 20:52:08.49 ID:A5P34QJa0
頼子「ううん、何でもないの。のぼせないでね」
モバP「ありがとう、頼子」
頼子「うん、ごゆっくり…」
モバP「(…ちょっと色々期待してしまった)」
モバP「(イカンイカン、頼子はあくまでも担当アイドルだ)」
頼子「(背中流してあげたかったな…でも、まだ…)」
モバP「ありがとう、頼子」
頼子「うん、ごゆっくり…」
モバP「(…ちょっと色々期待してしまった)」
モバP「(イカンイカン、頼子はあくまでも担当アイドルだ)」
頼子「(背中流してあげたかったな…でも、まだ…)」
13: 2013/07/08(月) 20:52:36.10 ID:A5P34QJa0
・・・
リビング
モバP「ああ、いいお湯だった」
頼子「あ、Pさん…、待ってたの…」
モバP「頼子、まだ寝てなかったのか?」
頼子「お客様をおいて寝たりしません」
モバP「いくら若いからって…」
頼子「少しだけ、お話したいの」
リビング
モバP「ああ、いいお湯だった」
頼子「あ、Pさん…、待ってたの…」
モバP「頼子、まだ寝てなかったのか?」
頼子「お客様をおいて寝たりしません」
モバP「いくら若いからって…」
頼子「少しだけ、お話したいの」
14: 2013/07/08(月) 20:53:03.75 ID:A5P34QJa0
モバP「少しだけ、だからな」
頼子「うん…」
頼子「ねぇ、Pさん、私、春から一人暮らししようと思うの」
モバP「え、どうしたんだ、急に…」
頼子「実は前から考えていたんだけど、春から大学生だし、ちょうどいいかなって」
頼子「せっかく、大学にも行くんだし、自分が勉強したいことしっかり勉強したいの」
頼子「ここからだと遠いけど…、大学の近くに住めば…、通いやすいし」
頼子「うん…」
頼子「ねぇ、Pさん、私、春から一人暮らししようと思うの」
モバP「え、どうしたんだ、急に…」
頼子「実は前から考えていたんだけど、春から大学生だし、ちょうどいいかなって」
頼子「せっかく、大学にも行くんだし、自分が勉強したいことしっかり勉強したいの」
頼子「ここからだと遠いけど…、大学の近くに住めば…、通いやすいし」
15: 2013/07/08(月) 20:53:35.09 ID:A5P34QJa0
モバP「頼子はすごいな…俺の学生時代は…まぁ、ハハハ」
頼子「ううん、こんな風に思えるのはPさんのおかげ…」
モバP「いや、実際に頑張ったのは頼子だよ、それに変わったよな」
頼子「うん、Pさんが私を信じてくれたから…私も自分を信じられるようになったの…」
モバP「ハハ、何だか照れるな…、一人暮らしって不安じゃないのか?」
頼子「うん、少し…でもそれ以上に新しいことが始まりそうで、ドキドキしてるの」
頼子「ううん、こんな風に思えるのはPさんのおかげ…」
モバP「いや、実際に頑張ったのは頼子だよ、それに変わったよな」
頼子「うん、Pさんが私を信じてくれたから…私も自分を信じられるようになったの…」
モバP「ハハ、何だか照れるな…、一人暮らしって不安じゃないのか?」
頼子「うん、少し…でもそれ以上に新しいことが始まりそうで、ドキドキしてるの」
16: 2013/07/08(月) 20:55:22.81 ID:A5P34QJa0
モバP「ハメを外すのと、いかがわしいサークル活動は禁止な」
頼子「うん、わかってる…私はアイドルだから、それに…ふふ」
モバP「うん、どうした?」
頼子「いいえ、何でもありません」
頼子「今度一人暮らしの事、色々教えて下さいね」
頼子「うん、わかってる…私はアイドルだから、それに…ふふ」
モバP「うん、どうした?」
頼子「いいえ、何でもありません」
頼子「今度一人暮らしの事、色々教えて下さいね」
17: 2013/07/08(月) 20:56:33.16 ID:A5P34QJa0
モバP「ああ、俺で教えられることならな」
モバP「そうだ、女子寮に入るか?」
頼子「うーん、それはゆっくり考えますね」
頼子「あ、そろそろお休みになりますか?」
モバP「ああ、そうだな…」
頼子「じゃあ、書斎が空いてるので使ってください、案内しますね…」
モバP「そうだ、女子寮に入るか?」
頼子「うーん、それはゆっくり考えますね」
頼子「あ、そろそろお休みになりますか?」
モバP「ああ、そうだな…」
頼子「じゃあ、書斎が空いてるので使ってください、案内しますね…」
18: 2013/07/08(月) 20:57:12.93 ID:A5P34QJa0
・・・
書斎
頼子「どうぞ、こちらです…」
モバP「へぇ、すごいな…さすが頼子のお父さんだ」
頼子「うん、ねぇ、見て…Pさん」
モバP「月、よく見えるんだな…」
頼子「父がこだわったんです…私も好きでよくここで月を…見てます」
書斎
頼子「どうぞ、こちらです…」
モバP「へぇ、すごいな…さすが頼子のお父さんだ」
頼子「うん、ねぇ、見て…Pさん」
モバP「月、よく見えるんだな…」
頼子「父がこだわったんです…私も好きでよくここで月を…見てます」
19: 2013/07/08(月) 20:59:03.91 ID:A5P34QJa0
モバP「……」
頼子「Pさん?」
モバP「いや…、なんでもない(月明かりに照らされた頼子…綺麗だな)」
頼子「今日は月が…それで散歩してたんです」
モバP「夜は気をつけろよ」
頼子「Pさん?」
モバP「いや…、なんでもない(月明かりに照らされた頼子…綺麗だな)」
頼子「今日は月が…それで散歩してたんです」
モバP「夜は気をつけろよ」
20: 2013/07/08(月) 20:59:40.24 ID:A5P34QJa0
頼子「はい、気をつけます…」
モバP「じゃあ、そろそろ休めよ…今日はありがとうな」
頼子「いえ、お休みなさい、Pさん」
モバP「ああ、お休み、頼子」
モバP「じゃあ、そろそろ休めよ…今日はありがとうな」
頼子「いえ、お休みなさい、Pさん」
モバP「ああ、お休み、頼子」
21: 2013/07/08(月) 21:00:32.65 ID:A5P34QJa0
・・・
モバP「頼子…、俺の担当アイドル…、俺の…」
モバP「俺は何を考えているんだ…」
モバP「何だか、眠れないな…」
モバP「いや…そうも行かないな…早く寝ないと…」
モバP「頼子…、俺の担当アイドル…、俺の…」
モバP「俺は何を考えているんだ…」
モバP「何だか、眠れないな…」
モバP「いや…そうも行かないな…早く寝ないと…」
22: 2013/07/08(月) 21:01:36.49 ID:A5P34QJa0
・・・
頼子の部屋
頼子「Pさん…もう寝たかな…」
頼子「Pさん…Pさんは気づいてる?私の…本当の気持ち…」
頼子「それに…Pさんのたった一つの大切な…」
頼子「今宵は月が…綺麗ですね、Pさん」
頼子「眠れないよ……」
頼子の部屋
頼子「Pさん…もう寝たかな…」
頼子「Pさん…Pさんは気づいてる?私の…本当の気持ち…」
頼子「それに…Pさんのたった一つの大切な…」
頼子「今宵は月が…綺麗ですね、Pさん」
頼子「眠れないよ……」
24: 2013/07/08(月) 21:02:36.16 ID:A5P34QJa0
・・・
翌日、Pは頼子の両親が帰ってくる前に始発で帰宅し、着替えて出社した
事務所で頼子と会ったPは昨日の夜の事を思い出して挙動不審になる
それを見た凛やまゆに詰め寄られるのはまた別の話
おしまい
翌日、Pは頼子の両親が帰ってくる前に始発で帰宅し、着替えて出社した
事務所で頼子と会ったPは昨日の夜の事を思い出して挙動不審になる
それを見た凛やまゆに詰め寄られるのはまた別の話
おしまい
26: 2013/07/08(月) 21:05:52.45 ID:A5P34QJa0
某所で宣言しました「終電が無くなったシリーズ」を投下します
次は早苗さんを考えていますが、その先は…
このアイドルで見たいっていうのがあれば教えてください
果たして早苗さんパートは今日中に出来るんでしょうか
ちなみにこんなのも書いてます
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs
次は早苗さんを考えていますが、その先は…
このアイドルで見たいっていうのがあれば教えてください
果たして早苗さんパートは今日中に出来るんでしょうか
ちなみにこんなのも書いてます
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs
引用: モバP「終電が無くなった…」
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