1: 2010/12/29(水) 23:10:42.77 ID:a8zib4dq0
ミーナ「あら?宮藤さん、タイが曲がっていてよ?」スッ
宮藤「え、えぇえ!!!」アワワワ
ミーナ「ほら、じっとして――はい、よくなった」
宮藤「っあぅう///」モジモジ
ミーナ「?宮藤さん、どうかしたの?」
宮藤「――お、お姉様…///」ポッ
ミーナ「お姐ぇ?あの、宮藤さぁん?どういう意味かしらぁ~?」
宮藤「えっ?!!あぁっ!!そそそ、そうですよねっ!!……つい///」
宮藤「え、えぇえ!!!」アワワワ
ミーナ「ほら、じっとして――はい、よくなった」
宮藤「っあぅう///」モジモジ
ミーナ「?宮藤さん、どうかしたの?」
宮藤「――お、お姉様…///」ポッ
ミーナ「お姐ぇ?あの、宮藤さぁん?どういう意味かしらぁ~?」
宮藤「えっ?!!あぁっ!!そそそ、そうですよねっ!!……つい///」
2: 2010/12/29(水) 23:11:40.13 ID:a8zib4dq0
ミーナ「ついって??」
もっさん「はっはっはっ!そうかそうか、そういえば宮藤の服はは学生服でもあったな!」
ミーナ「えーっと、どういうことなのかしら?」
もっさん「そうだな。扶桑では女学生同士が制服の乱れを直すのは特別な意味がある行為なのだ」
ミーナ「特別な意味?」
もっさん「即ち、主従と寵愛だ!」
ミーナ「ちょっ、しかも女学生同士って///」
宮藤「///」カーッ
もっさん「はっはっはっ!そうかそうか、そういえば宮藤の服はは学生服でもあったな!」
ミーナ「えーっと、どういうことなのかしら?」
もっさん「そうだな。扶桑では女学生同士が制服の乱れを直すのは特別な意味がある行為なのだ」
ミーナ「特別な意味?」
もっさん「即ち、主従と寵愛だ!」
ミーナ「ちょっ、しかも女学生同士って///」
宮藤「///」カーッ
3: 2010/12/29(水) 23:16:26.94 ID:a8zib4dq0
もっさん「扶桑では忍ぶ事や慎む事を良しとするからな。他の国よりも暗黙の了解の文化が多い。
もちろん恋愛事に関しても然り。学生や同姓同士の恋愛なら尚更細かい慣習があるのだ」
ミーナ「つまり――」
宮藤「す、すみません……一瞬、そういった意味だと勘違いしてしまいました///」
ミーナ「えぇええ!あの、ね?み、宮藤さん」
宮藤「わかってます!わかってますぅ!!ミーナ隊長は扶桑の慣習をご存知なかったんですよね?!
すみません、あまりに様になっていたものですから……///」プシュー
ミーナ「あ、はは、そうよね?うん大丈夫よ。ご免なさいね?勘違いさせるようなことしちゃって」
もちろん恋愛事に関しても然り。学生や同姓同士の恋愛なら尚更細かい慣習があるのだ」
ミーナ「つまり――」
宮藤「す、すみません……一瞬、そういった意味だと勘違いしてしまいました///」
ミーナ「えぇええ!あの、ね?み、宮藤さん」
宮藤「わかってます!わかってますぅ!!ミーナ隊長は扶桑の慣習をご存知なかったんですよね?!
すみません、あまりに様になっていたものですから……///」プシュー
ミーナ「あ、はは、そうよね?うん大丈夫よ。ご免なさいね?勘違いさせるようなことしちゃって」
6: 2010/12/29(水) 23:18:18.46 ID:a8zib4dq0
もっさん「はっはっはっ!これも異文化交流の一つだ!扶桑文化だと思って大目に見てやってくれミーナ」
宮藤「あぅぅ~(もぅ、穴があったら入りたい……ミーナ隊長のおっOいが大きいから勘違いしちゃったよ///)」
ミーナ「はぁ…(そういえば、どっかのウィッチは部下に自分のことをお姉様と呼ばせていたって言ってたけど、まさか)」
ゲルト&リーネ「「ほぅ、今日も宮藤(芳佳ちゃん)をストーキングしてたら……中々興味深い話を聞いてしまった」」コソコソ
ゲルト「(つまり!宮藤の服装の乱れを正すと、宮藤のお姉s…お姉ちゃんになるという意味か!!)」
リーネ「(つまり!芳佳ちゃんの服装の乱れを直すと、芳佳ちゃんが主従…性奴隷になるという意味か!!)」
ゲルト&リーネ「「これは、使える!!」」ニヤリ
7: 2010/12/29(水) 23:34:28.35 ID:a8zib4dq0
ゲルト「しかし」コソコソ
ゲルト「(あれからもずっと宮藤を見詰めているが……)」ジーッ
リーネ「(なかなか服装が乱れる気配がありません)」ジーッ
リーネ「(芳佳ちゃんは抜けているところもあるけど、あれで結構几帳面だからなぁ)」
宮藤「今日はなんだか視線を感じるなぁ~」
ゲルト「(いっそ、自分から仕掛けてみるか……っ)」ヒョイ
ゲルト「お、おい!宮藤!」
宮藤「あっ、バルクホルンさん。今日は何の用ですか?」
9: 2010/12/29(水) 23:50:55.73 ID:a8zib4dq0
ゲルト「えっ?えぇっと~(しまった、痺れを切らして出てきたものの完全にノープランだ!)」
ゲルト「あの~、あぁ~///」カーッ
ゲルト「!そうだっ!きょ、今日は暑いよな~?」アセアセ
宮藤「?そうですか?すごしやすいですけど」
ゲルト「いやいや、暑い。暑いんだ!」
ゲルト「こう暑いと、なんかこう……服が鬱陶しくならないか?」
宮藤「えっと、どうでしょうかねぇ?」
ゲルト「いや、ほら布が!布が、纏わりついてくるんだよ!な?鬱陶しいだろ?!」ハァハァ
宮藤「(バルクホルンさんの視線が纏わりつくようです)」
ゲルト「だから!こう、ほらっ!鎖骨を出してみたくならないか?!鎖骨を!!!」ハァハァ
宮藤「(鎖骨フェチ?いや、露出フェチかな……露出は人に隠れてやるからいいのに)」
10: 2010/12/30(木) 00:01:39.24 ID:eiOuQzw60
ゲルト「(完璧だっ!これでゆとりが欲しくなった宮藤はガッチリ締めた首元をゆるくするはず!)」
ゲルト「(そこで私が宮藤の服装の乱れを正してやるのだ!カールスラント軍人として!お姉ちゃんとして!)」フフフフ
ゲルト「ほぉ~ら、だんだん暑くなってくる~」ミョンミョンミョンミョン
宮藤「あ、あの…催眠術の練習ですか?固有魔法にそんなのありましたっけ?」
ゲルト「違ぁあう!もっとだ!もっと暑くなれよぉおお!!」クワッ
宮藤「ひぃいいっ!ね、熱血ですかぁああ?!」ビクッ
シャーリー「おいっ!なにしてるんだ、バルクホルン!」
ゲルト「ちぃっ、リベリアンかっ」
13: 2010/12/30(木) 00:20:27.81 ID:eiOuQzw60
シャーリー「さっきから宮藤に絡んでたけど、宮藤が怯えてるじゃないか。そろそろ落ち着けって」
ゲルト「絡む?それは貴様のほうだろリベリアン。私はただ宮藤の服装を正そうとしているだけだ」
シャーリー「服装?宮藤はきっちりしているじゃないか?それと服装のことをいうのなら――」スッ
ゲルト「?」
シャーリー「――ほら、お前の方が首元が緩くなっているだろ」ゴソゴソ
ゲルト「あっ、お、おい!こら、離せ!あぁん!」
シャーリー「――じっとしてろよ――ほぉら、どうだキッチリ第一ボタンまで留めてやったぞ?」
ゲルト「あ、あぁっ」ワナワナ
シャーリー「人に注意するなら自分がしっかりしておけよ?いくら暑いからってだらしない服装だとカッコがつかないぞ?カールスラント軍人として」フッ
ゲルト「ああぁぁ」ガクガク
シャーリー「ど、どうしたんだよ、バルクホルン?!」
16: 2010/12/30(木) 00:30:56.13 ID:eiOuQzw60
ゲルト「(宮藤の前で、私はリベリアンに服装を正されてしまった……)」ガクガク
ゲルト「(扶桑の文化では同性同士で服装を正すことはすなわち姉妹の契りを交わしたということで)」ガクンッガクンッ
ゲルト「(正した方が、姉で。正された方が妹……っ)」ピタッ
ゲルト「(こ、こここここれは、えっとえっと、宮藤の目には私とリベリアンは――つまり、)」ガバッ
ゲルト「シャーリーお姉ちゃん…………?」
シャーリー「え」
ゲルト「(扶桑の文化では同性同士で服装を正すことはすなわち姉妹の契りを交わしたということで)」ガクンッガクンッ
ゲルト「(正した方が、姉で。正された方が妹……っ)」ピタッ
ゲルト「(こ、こここここれは、えっとえっと、宮藤の目には私とリベリアンは――つまり、)」ガバッ
ゲルト「シャーリーお姉ちゃん…………?」
シャーリー「え」
25: 2010/12/30(木) 00:52:42.31 ID:eiOuQzw60
ゲルト「き、き、貴様が私のお姉ちゃんになって」ワナワナ
シャーリー「おい、バルクホルン!どうしたんだ?」
ゲルト「私はシャーリーの妹で、えっと」プスプス
シャーリー「お、おい、様子がおかしいぞ?大丈夫か?」
ゲルト「や、やさしい……よな……お姉ちゃんっぽい……よ、な///」
シャーリー「意味不明だぞ?!おい、宮藤!お前確か治癒魔法の他にも実家が診療所だったよな?!」
宮藤「は、はぃいい!」
シャーリー「おい、バルクホルン!どうしたんだ?」
ゲルト「私はシャーリーの妹で、えっと」プスプス
シャーリー「お、おい、様子がおかしいぞ?大丈夫か?」
ゲルト「や、やさしい……よな……お姉ちゃんっぽい……よ、な///」
シャーリー「意味不明だぞ?!おい、宮藤!お前確か治癒魔法の他にも実家が診療所だったよな?!」
宮藤「は、はぃいい!」
27: 2010/12/30(木) 01:03:23.25 ID:eiOuQzw60
シャーリー「もしかしたら、この症状は病気…なのか?医務室に連れて行くべきか?」
ゲルト「 」プスプス
宮藤「え、えっと~これはですね~」
宮藤「(まさかここで話を振られるとは)」
シャーリー「まさか、深刻なのか?」
宮藤「キ、キラーパスにもほどがありますよ~」
宮藤「えっと、うぅ~ん」
宮藤「(シャーリーさんがバルクホルンさんの妹?どうして?前フリ?)」
宮藤「(さっき何かにショックを受けた後、急に目が覚めたかのように……思い出したかのように意味不明な発言を)」
宮藤「(思い出したかのように……思い出す……)」
宮藤「ま、まさかこれはっ!!!」クワッ
シャーリー「宮藤!」ゴクリッ
宮藤「失われていた記憶が戻ったっ!……とか、かも」
ゲルト「 」プスプス
宮藤「え、えっと~これはですね~」
宮藤「(まさかここで話を振られるとは)」
シャーリー「まさか、深刻なのか?」
宮藤「キ、キラーパスにもほどがありますよ~」
宮藤「えっと、うぅ~ん」
宮藤「(シャーリーさんがバルクホルンさんの妹?どうして?前フリ?)」
宮藤「(さっき何かにショックを受けた後、急に目が覚めたかのように……思い出したかのように意味不明な発言を)」
宮藤「(思い出したかのように……思い出す……)」
宮藤「ま、まさかこれはっ!!!」クワッ
シャーリー「宮藤!」ゴクリッ
宮藤「失われていた記憶が戻ったっ!……とか、かも」
29: 2010/12/30(木) 01:24:35.04 ID:eiOuQzw60
シャーリー「えっと…えぇ~?!」
宮藤「昔、生き別れた妹とかいませんでしたか?」
シャーリー「いやいやいや」
宮藤「近所に可愛がっていた、懐かれていた年の近いコは?」
シャーリー「あっ、あぁ~いたかも」
宮藤「そうでしょうとも!シャーリーさんは近所でも人気者だったんでしょう?」
シャーリー「まぁ、うん」
宮藤「近所の子供たちを引き連れてに遊んだりしていた。ときにはリーダーシップをとって」
シャーリー「あ、当たってる……!子供の頃から女のくせにガキ大将だったんだよ!」
宮藤「そう!シャーリーさんは昔から活発な子供だった!友達もたくさんいて懐いている子も大勢いた!」
シャーリー「すげぇ!なんでわかるんだ?!」
宮藤「その大勢の子の中にバルクホルンさんもいたんですよぉおお!」ズバーン
シャーリー「な、なんだってーー!!!」
30: 2010/12/30(木) 01:41:45.74 ID:eiOuQzw60
宮藤「そう、つまりバルクホルンさんはシャーリーさんと幼馴染だったんですよ」
シャーリー「そ、そうだったのか…?」
宮藤「共に駆けた遊び場、一緒に見た夕日、そして遠い日の小さな約束……」
シャーリー「あぁ……なんだか、懐かしいな……」ウルッ
宮藤「バルクホルンさんは両親の仕事の都合でカールスラントに引っ越したんですよ」
シャーリー「そうだったんだな」グスッ
宮藤「いやだいやだって、泣きながら引っ越していったんですよ…『忘れないよ、シャーリーお姉ちゃん』なんて泣きながら」
シャーリー「バルk…トゥルーデのやつ……」ブワッ
宮藤「そして、全てを忘れた」
シャーリー「忘れてんじゃねぇかよ」
シャーリー「そ、そうだったのか…?」
宮藤「共に駆けた遊び場、一緒に見た夕日、そして遠い日の小さな約束……」
シャーリー「あぁ……なんだか、懐かしいな……」ウルッ
宮藤「バルクホルンさんは両親の仕事の都合でカールスラントに引っ越したんですよ」
シャーリー「そうだったんだな」グスッ
宮藤「いやだいやだって、泣きながら引っ越していったんですよ…『忘れないよ、シャーリーお姉ちゃん』なんて泣きながら」
シャーリー「バルk…トゥルーデのやつ……」ブワッ
宮藤「そして、全てを忘れた」
シャーリー「忘れてんじゃねぇかよ」
32: 2010/12/30(木) 02:09:47.12 ID:eiOuQzw60
宮藤「そして思い出した、ついさっき」
シャーリー「かなり強引な展開だな」
宮藤「バルクホルンさんは日頃からシャーリーさんに厳しかった」
シャーリー「確かにそうだ」
宮藤「たとえ記憶はなくしても、心は覚えていたのかも知れません」
シャーリー「いや、しかし」
宮藤「シャーリーさん、私はここまでに嘘を言っていますか?」
シャーリー「わ、わからないけど、私に関しては全て言い当てていた。嘘は言ってない……と思う」
宮藤「私のプロファイリングは信用できませんか?」
シャーリー「……」
宮藤「私は『あの』宮藤博士の娘ですよ?」
シャーリー「な、なんか発言に説得力が……」
宮藤「そういった経緯がないと、『あの』バルクホルンさんが誰かを、ましてやシャーリーさんをお姉ちゃんなどと呼びません!」
シャーリー「そうだ、そうんな過去でもないと『あの』トォルーデが人をお姉ちゃんだなんて呼ばない!」
シャーリー「かなり強引な展開だな」
宮藤「バルクホルンさんは日頃からシャーリーさんに厳しかった」
シャーリー「確かにそうだ」
宮藤「たとえ記憶はなくしても、心は覚えていたのかも知れません」
シャーリー「いや、しかし」
宮藤「シャーリーさん、私はここまでに嘘を言っていますか?」
シャーリー「わ、わからないけど、私に関しては全て言い当てていた。嘘は言ってない……と思う」
宮藤「私のプロファイリングは信用できませんか?」
シャーリー「……」
宮藤「私は『あの』宮藤博士の娘ですよ?」
シャーリー「な、なんか発言に説得力が……」
宮藤「そういった経緯がないと、『あの』バルクホルンさんが誰かを、ましてやシャーリーさんをお姉ちゃんなどと呼びません!」
シャーリー「そうだ、そうんな過去でもないと『あの』トォルーデが人をお姉ちゃんだなんて呼ばない!」
33: 2010/12/30(木) 02:19:48.78 ID:eiOuQzw60
宮藤「さっきのあの様子……急に記憶が戻って、バルクホルンさん本人も混乱しているんです!」
シャーリー「そうか!あれはそういった挙動だったんだな!」
ゲルト「――うっ、うぅ~ん」
シャーリー「あっトゥルーデが意識を取り戻すぞ!どどど、どうしよう!どう接すればいいんだ宮藤ぃ!!」アワワワ
宮藤「今はただ……過去とか経緯とか展開とかそういったものはとっぱらって、目覚めるバルクホルンさんを優しく歓迎しましょう」
シャーリー「うん!…うん、そうだな!」
シャーリー「そうか!あれはそういった挙動だったんだな!」
ゲルト「――うっ、うぅ~ん」
シャーリー「あっトゥルーデが意識を取り戻すぞ!どどど、どうしよう!どう接すればいいんだ宮藤ぃ!!」アワワワ
宮藤「今はただ……過去とか経緯とか展開とかそういったものはとっぱらって、目覚めるバルクホルンさんを優しく歓迎しましょう」
シャーリー「うん!…うん、そうだな!」
35: 2010/12/30(木) 02:52:54.27 ID:eiOuQzw60
ゲルト「ぅうっ(あれ?わたしは、いったい?)」
シャーリー「目が覚めたか?」
ゲルト「わ、たしは、夢を。確か、貴様を、お姉ちゃん、と」
シャーリー「あぁっ、私がお姉ちゃんだ、トゥルーデ」ダキッ
宮藤「夢じゃないんです。全て、思い出したんですよ、バルクホルンさん」
ゲルト「夢じゃない?あ、れ、宮藤?」
シャーリー「そうだ、覚えているか?思い出せたか?トゥルーデ?」ナデナデ
ゲルト「(覚えている……思い出せる……この暖かくて、やわらかい、この匂い)」
ゲルト「(そう、ジェットストライカーで無茶をしたときだ……そうか、そうだったんだ。あれは――)」
ゲルト「覚えている……思い出したよ……お前、だったんだな、シャーリー」
シャーリー「目が覚めたか?」
ゲルト「わ、たしは、夢を。確か、貴様を、お姉ちゃん、と」
シャーリー「あぁっ、私がお姉ちゃんだ、トゥルーデ」ダキッ
宮藤「夢じゃないんです。全て、思い出したんですよ、バルクホルンさん」
ゲルト「夢じゃない?あ、れ、宮藤?」
シャーリー「そうだ、覚えているか?思い出せたか?トゥルーデ?」ナデナデ
ゲルト「(覚えている……思い出せる……この暖かくて、やわらかい、この匂い)」
ゲルト「(そう、ジェットストライカーで無茶をしたときだ……そうか、そうだったんだ。あれは――)」
ゲルト「覚えている……思い出したよ……お前、だったんだな、シャーリー」
37: 2010/12/30(木) 02:57:59.30 ID:eiOuQzw60
シャーリー「あぁ、そうなんだよ」
ゲルト「やわらかくて、暖かい」
宮藤「そうです。それがおっぱ…ゲフンゲフン…お姉ちゃんなんです」
ゲルト「これが、お姉、ちゃん…?」
ゲルト「そうか……いいものだ、な///」
シャーリー「トゥルーデ……///」ジッ
ゲルト「シャーリー……お姉ちゃん///」ジッ
リーネ「(すっげぇえええ!扶桑文化すっげぇええええ!!!)」コソコソ
ゲルト「やわらかくて、暖かい」
宮藤「そうです。それがおっぱ…ゲフンゲフン…お姉ちゃんなんです」
ゲルト「これが、お姉、ちゃん…?」
ゲルト「そうか……いいものだ、な///」
シャーリー「トゥルーデ……///」ジッ
ゲルト「シャーリー……お姉ちゃん///」ジッ
リーネ「(すっげぇえええ!扶桑文化すっげぇええええ!!!)」コソコソ
76: 2010/12/30(木) 22:58:07.93 ID:eiOuQzw60
リーネ「(バルクホルンさんが無茶やって芳佳ちゃんの服を乱すかとスタンバっていたけど……)」コソコソ
リーネ「(いつの間にやらバルクホルンさんとシャーリーさんが姉妹になっちゃったよ」
エーリカ「トゥルーデとシャーリーが?」
リーネ「はい。なんだか、小さなすれ違いはあるみたいだけど」
エーリカ「ほぅほぅ、あの二人がねぇ~」
リーネ「扶桑の慣習はどうやら本物のようですね……」
エーリカ「慣習?それであの二人が仲良くなったの?」
リーネ「これは、ますます芳佳ちゃんを私の性奴隷にする――って、ハルトマンさん?!いつから?!」
エーリカ「さっきからだよ~リーネってば心の声が外に漏れているんだもん」
リーネ「え?マジっすか?」
エーリカ「それよりもその話kwsk」ワクワク
リーネ「(いつの間にやらバルクホルンさんとシャーリーさんが姉妹になっちゃったよ」
エーリカ「トゥルーデとシャーリーが?」
リーネ「はい。なんだか、小さなすれ違いはあるみたいだけど」
エーリカ「ほぅほぅ、あの二人がねぇ~」
リーネ「扶桑の慣習はどうやら本物のようですね……」
エーリカ「慣習?それであの二人が仲良くなったの?」
リーネ「これは、ますます芳佳ちゃんを私の性奴隷にする――って、ハルトマンさん?!いつから?!」
エーリカ「さっきからだよ~リーネってば心の声が外に漏れているんだもん」
リーネ「え?マジっすか?」
エーリカ「それよりもその話kwsk」ワクワク
80: 2010/12/30(木) 23:12:33.05 ID:eiOuQzw60
リーネ「は、話って、わわわたしは決して芳佳ちゃんを性奴隷にしてニャンニャンなんか、考えてないんだからねっ」アワワワ
エーリカ「違ーう。そっちじゃなくてぇ!」
リーネ「あ、えぇっと、なんのこt」
エーリカ「トゥルーデをああした扶桑のなんとかってほうだよ」ガシッ
リーネ「あ、あの、それは…(どうしよう、芳佳ちゃんとのムフフの為に少しでも内密に)」
エーリカ「オフレコに、す・る・か・らぁ~」ズズィッ
リーネ「うぅ……なんか近い、おっかないっす」ガタガタ
エーリカ「ふふふ~ぅ」
リーネ「っあ、あぁああ――」
エーリカ「違ーう。そっちじゃなくてぇ!」
リーネ「あ、えぇっと、なんのこt」
エーリカ「トゥルーデをああした扶桑のなんとかってほうだよ」ガシッ
リーネ「あ、あの、それは…(どうしよう、芳佳ちゃんとのムフフの為に少しでも内密に)」
エーリカ「オフレコに、す・る・か・らぁ~」ズズィッ
リーネ「うぅ……なんか近い、おっかないっす」ガタガタ
エーリカ「ふふふ~ぅ」
リーネ「っあ、あぁああ――」
85: 2010/12/30(木) 23:57:28.96 ID:eiOuQzw60
翌日、食堂
芳佳「いただきま~す」
リーネ「…………」
エーリカ「♪」
ルッキーニ「(扶桑人の前で同性同士で服装の乱れを正すと)」
エイラ「(相手を篭絡させて妹にでも奴隷にでもできる)」
サーニャ「(扶桑のお呪い……)」
ミーナ「(まさかあれが、そんな強力なギアスのある儀式だったなんて……でも)」チラリ
87: 2010/12/30(木) 23:58:45.94 ID:eiOuQzw60
シャーリー「ほら、トゥルーデ。お前この料理好きだったろ?やるよ」
ゲルト「っむ」
シャーリー「お前は今まであまり人に甘えることがなかったからな、ほら」ヒョイ
ゲルト「……」
シャーリー「この程度で構えるなよ、階級的にも私には気負うこともないだろ?……それに、な?」
ゲルト「あ、ありがと……お姉ちゃん///」ボソッ
もっさん「はっはっは、二人はすっかり仲良しだな!」
「「「「(これは、マジもんだ)」」」」ゴクリ
91: 2010/12/31(金) 00:25:36.22 ID:+4gn+1Vh0
リーネ「(どうしよう、ハルトマンさんにはオフレコってことで話しちゃったけど)」
リーネ「(この食堂のピリピリとした空気は……もしかしてハルトマンさんは誰かに話した、のか?)」チラリ
エーリカ「今日もご飯がおいしいな~♪」
リーネ「(まさか全員に?いや、さすがにそれは……)」
芳佳「どうしたの、リーネちゃん?あまり食事すすんでないよ?」
リーネ「よっ芳佳ちゃん、そんあnことないっスよ?」ニコッ
芳佳「?(なんか挙動不審だなぁ~)」
97: 2010/12/31(金) 01:27:08.33 ID:+4gn+1Vh0
ミーナ「(トゥルーデは朝からあの調子だし……やっぱり実の所は宮藤さんも?)」
ミーナ「///」
エイラ「(サーニャは例のお呪いの事をハルトマン中尉から聞いているのか?)」チラッ
サーニャ「……」パクパク
エイラ「(どうなんだろう、悔しいけど中尉はサーニャと結構仲がいいからなぁ)」
サーニャ「……」モグモグ
エイラ「(サーニャが、妹かぁ~)」
エイラ「///」
ルッキーニ「(シャーリーを我が物にすると、もれなくバルクホルンも付いてくる……か)」
ルッキーニ「うじゅ」
ペリーヌ「すみません、少し遅れましたわ」テテテテ
宮藤「あっペリーヌさん、どうも」
104: 2010/12/31(金) 05:07:03.37 ID:+4gn+1Vh0
ペリーヌ「みなさんは もう召し上がってらっしゃるの?」
もっさん「はっはっは、まぁみんなまだ食べ始めたばかりだ。気にすることはない」パクパク
ペリーヌ「あっ、少佐ぁ///」テテテテ
ツルッ ドタッ
ペリーヌ「きゃんっ」
もっさん「おいおい、そんなに慌てるなよ?」モグモグ
ペリーヌ「痛っ~……す、すみません!情けないところをお見せしてしまぃ!」アセアセ
ペリーヌ「(……あ、見えない……メガネを落としてしまいましたわ)」キョロキョロ
ペリーヌ「メガネ、メガネ、メガネ~」ゴソゴソ
エイラ「(ん?メガネってこれカ?)」ヒョイ
もっさん「はっはっは、まぁみんなまだ食べ始めたばかりだ。気にすることはない」パクパク
ペリーヌ「あっ、少佐ぁ///」テテテテ
ツルッ ドタッ
ペリーヌ「きゃんっ」
もっさん「おいおい、そんなに慌てるなよ?」モグモグ
ペリーヌ「痛っ~……す、すみません!情けないところをお見せしてしまぃ!」アセアセ
ペリーヌ「(……あ、見えない……メガネを落としてしまいましたわ)」キョロキョロ
ペリーヌ「メガネ、メガネ、メガネ~」ゴソゴソ
エイラ「(ん?メガネってこれカ?)」ヒョイ
105: 2010/12/31(金) 05:08:36.19 ID:+4gn+1Vh0
エイラ「おい、ツンツンメガネ。お前のメガネをh」
ゴゴゴゴゴ
エイラ「っ?!!!!」キュピーン
エイラ「こ、このプレッシャーはっ!!」
ざわ…
ざわ…
エイラ「(私のNT能力が確かに命の危険を知らしている…なんだ?なんだというノダっ!)」
ミーナ&ルッキーニ&リーネ「……」
ゴゴゴゴゴ
エイラ「っ?!!!!」キュピーン
エイラ「こ、このプレッシャーはっ!!」
ざわ…
ざわ…
エイラ「(私のNT能力が確かに命の危険を知らしている…なんだ?なんだというノダっ!)」
ミーナ&ルッキーニ&リーネ「……」
106: 2010/12/31(金) 05:10:48.74 ID:+4gn+1Vh0
宮藤「エイラさん?急に棒立ちになってどうしたんですか?」
エイラ「(はっ!そうかっ、今ここでツンツンメガネにメガネを拾ってあげるということは、ツンツンメガネの服装を正すということにならないか?)」
エイラ「(宮藤や坂本少佐の前でそういった行為をすることは、つまりツンツンメガネと愛の契りを交わすことで)」
エイラ「(是即ち、浮気であり、今まで示してきたサーニャ一筋だっていう愛に対する裏切りで――)」チラリ
サーニャ「…………」ゴゴゴゴゴ
エイラ「(見える!サーニャからの殺気が見えるぞ!サーニャはお呪いのことを知っているんダナ?!)」
エイラ「(……ということは!な、なんてものを拾ってしまったんだ私は!とんだ爆弾じゃなイカ!)」プルプル
ペリーヌ「メガネメガネ」ヒョコヒョコ
エイラ「(はっ!そうかっ、今ここでツンツンメガネにメガネを拾ってあげるということは、ツンツンメガネの服装を正すということにならないか?)」
エイラ「(宮藤や坂本少佐の前でそういった行為をすることは、つまりツンツンメガネと愛の契りを交わすことで)」
エイラ「(是即ち、浮気であり、今まで示してきたサーニャ一筋だっていう愛に対する裏切りで――)」チラリ
サーニャ「…………」ゴゴゴゴゴ
エイラ「(見える!サーニャからの殺気が見えるぞ!サーニャはお呪いのことを知っているんダナ?!)」
エイラ「(……ということは!な、なんてものを拾ってしまったんだ私は!とんだ爆弾じゃなイカ!)」プルプル
ペリーヌ「メガネメガネ」ヒョコヒョコ
107: 2010/12/31(金) 05:16:19.70 ID:+4gn+1Vh0
エイラ「(どうする、どうする私!!)」キョロキョロ
リーネ&ミーナ&ルッキーニ「…(この状況は彼女にとって非常に辛いところだな)」ジーッ
シャーリー「ククク、あーんしてやろうか?」 ゲルト「それは、さすがに///」
もっさん&エーリカ「飯がうまい」パクパク
エイラ「(畜生っ!いつもの戦友達は完全に外野を決め込んでるっ!この孤独な戦場をどう切り抜ければいいんダ!)」
サーニャ「……」ゴゴゴゴゴゴ
ペリーヌ「メガネメガネ」カサカサ
108: 2010/12/31(金) 05:17:27.77 ID:+4gn+1Vh0
宮藤「あれ?エイラさん、手に持ってるのペリーヌさんのメガネじゃないですか?拾ってあげてたんですか?」
ペリーヌ「あら、そうでしたの?」
エイラ「(ここで伏兵がきたかぁあああ!!)」
サーニャ「……っ!」
ペリーヌ「あら、そうでしたの?」
エイラ「(ここで伏兵がきたかぁあああ!!)」
サーニャ「……っ!」
110: 2010/12/31(金) 05:25:49.18 ID:+4gn+1Vh0
ペリーヌ「エイラさん?わたくしのメガネを返してくださらないかしら?」
エイラ「え!えぇっ~と、ダ、ダメだ!」
ペリーヌ「はぁ?なにをおっしゃってますの?いいから、返しなさい!!」
エイラ「ヤダ!」
ペリーヌ「返しなさい!」ガバッ
エイラ「ヤダね!」ヒョイ
ペリーヌ「キーっ!!近所の悪ガキじゃあるまいし!おとなしく返しなさい!」
エイラ「お、お前にこのメガネを返すくらいなら私がかけるんダナ!」スチャッ
サーニャ「(エイラ……)」
エイラ「え!えぇっ~と、ダ、ダメだ!」
ペリーヌ「はぁ?なにをおっしゃってますの?いいから、返しなさい!!」
エイラ「ヤダ!」
ペリーヌ「返しなさい!」ガバッ
エイラ「ヤダね!」ヒョイ
ペリーヌ「キーっ!!近所の悪ガキじゃあるまいし!おとなしく返しなさい!」
エイラ「お、お前にこのメガネを返すくらいなら私がかけるんダナ!」スチャッ
サーニャ「(エイラ……)」
111: 2010/12/31(金) 05:29:33.90 ID:+4gn+1Vh0
サーニャ「……エイラっ」グィッ
エイラ「さ、サーニャ!」
サーニャ「意地悪は……ダメよ、エイラ」
エイラ「!うぅっ、しかしダナ…」
サーニャ「エイラには、メガネなんか似合わないよ」
エイラ「で、でも」
サーニャ「それに、度が合わないメガネをかけるのは目に悪いわ……間違った服装よ?」クスッ
エイラ「!」
エイラ「さ、サーニャ!」
サーニャ「意地悪は……ダメよ、エイラ」
エイラ「!うぅっ、しかしダナ…」
サーニャ「エイラには、メガネなんか似合わないよ」
エイラ「で、でも」
サーニャ「それに、度が合わないメガネをかけるのは目に悪いわ……間違った服装よ?」クスッ
エイラ「!」
112: 2010/12/31(金) 05:35:51.75 ID:+4gn+1Vh0
サーニャ「だから、私が正してあげる――じっとして――」ヒョイッ
エイラ「ちょっ!あぁっ!メガネ……」
サーニャ「ふふっ、エイラもあのお呪いの事知っていたんでしょ?」 ポイッ グシャ
エイラ「で、でも、私は年上だし、エイラを妹のように……ずっと、守ってやらなきゃって」モジモジ
サーニャ「エイラ……」グイッ
エイラ「うっ、サササーニャ?!近っ」
サーニャ「これからは……わたしが可愛がってあげる(囁き声)」
エイラ「っ、あぅあぅ///」カーッ
エイラ「(た、た、たたたまらんわぁああああぃ!!!/////)」ボシュッー
エイラ「ちょっ!あぁっ!メガネ……」
サーニャ「ふふっ、エイラもあのお呪いの事知っていたんでしょ?」 ポイッ グシャ
エイラ「で、でも、私は年上だし、エイラを妹のように……ずっと、守ってやらなきゃって」モジモジ
サーニャ「エイラ……」グイッ
エイラ「うっ、サササーニャ?!近っ」
サーニャ「これからは……わたしが可愛がってあげる(囁き声)」
エイラ「っ、あぅあぅ///」カーッ
エイラ「(た、た、たたたまらんわぁああああぃ!!!/////)」ボシュッー
113: 2010/12/31(金) 05:42:29.13 ID:+4gn+1Vh0
サーニャ「私、ご飯も済んだし……ふふっ、部屋に行きましょ?エイラ」
エイラ「は、はいっ…///」タタタタ
ルッキーニ「うじゅ(うまくやりおったな)」
ミーナ「(あれが、お姉様である者のとるべき態度なの、ね///)」
リーネ「(あれは確実にエイラさんはサーニャちゃんの奴隷コースっすね)」ゴクリ
宮藤「ご飯冷めちゃいますよ?」
ペリーヌ「……わたくしのメガネは?」
エイラ「は、はいっ…///」タタタタ
ルッキーニ「うじゅ(うまくやりおったな)」
ミーナ「(あれが、お姉様である者のとるべき態度なの、ね///)」
リーネ「(あれは確実にエイラさんはサーニャちゃんの奴隷コースっすね)」ゴクリ
宮藤「ご飯冷めちゃいますよ?」
ペリーヌ「……わたくしのメガネは?」
おわり
127: 2010/12/31(金) 11:33:49.33 ID:+SMf2+k80
シャーゲルにエイラーニャ
坂本大佐はわたくしがもらっていきますわ
坂本大佐はわたくしがもらっていきますわ
130: 2010/12/31(金) 13:41:47.98 ID:ISmKHcE30
サーニャさんかっけえwww
引用: 宮藤「お、お姉様…///」
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