1: ◆B8D2U7ksoo   2023/08/23(水) 11:20:10.68 ID:j9oTgwfF0

2: 2023/08/23(水) 11:24:18.56 ID:j9oTgwfF0
ブルーはシリウスへの移籍は考えておらずキタルファで凱旋門を目指すと答える




ブルー「私ができることは勝つことだけ。それはトレーナーじゃないと意味がない」




シリウスで凱旋門を勝ったとしてもトレーナーの手柄にはならない。ブルーはキタルファで走ることに意味があるのだと言う




トレーナー「君というウマ娘のことを考えると良い選択じゃない。けどそこまで言ってくれることは凄く嬉しい」




ゴルシトレと自分では明らかに差がある。それなのにブルーは自分を頼ってくれることがトレーナーは嬉しかった




このことはチームメンバーでも共有しようと緊急の会議を開くことになった

3: 2023/08/23(水) 11:28:51.92 ID:j9oTgwfF0
ネイチャ「本気で言ってる?凱旋門賞を狙う?」




タンホイザ「ほえええ…」




プルメリア「うーん……」




ウララ「プルメリアちゃんが倒れちゃった!」




ブルーが凱旋門を目指すと聞きメンバーは取り乱す。ウィズもやはり夢ではなかったのかと再びおかしくなる




ウィズ「がいのせんのもんのしょう?」




ブレーザー「いいんじゃない」




メンバーの中で唯一冷静だったのはブレーザーでブルーが凱旋門を目指すと聞いても動揺を見せない




トレーナー「ブレーザーは何か聞いてたの?」




ブレーザー「私も目指してるから」




ウィズ「ぎえぇっ!?」



ウィズから聞いたこともない悲鳴が聞こえてくる。まさか自分のチームから二人も凱旋門を狙うウマ娘が居たとは想像できない

4: 2023/08/23(水) 11:35:50.62 ID:j9oTgwfF0
ブレーザー「凱旋門じゃなくても海外で走りたいとずっと思ってた」




ゲート難のせいで海外という夢を諦めていたがそれを克服し、結果を出したことで夢を目指すようになった




ブレーザー「ごめんトレーナー。実は凱旋門を狙ってるチームに移籍まで考えてた」




トレーナー「それは勿論だよ」




シリウスのように凱旋門賞を狙うチームは他にもありブレーザーはそこに移籍を考えていた




ブレーザー「でもブルーの話聞いて考え変わった。私もここで目指す」




ブルー「トレーナーの為に頑張ろう」




二人は凱旋門という目標を掲げるが他のメンバーは話が大きすぎてついていけていない




このあと…


1 先にブルーのG1
2 ついでだしウィズも目指さないかと
3 凱旋門から招待状が来ていたウララ
4 凱旋門狙いのウマ娘がG1を走らないのでチャンスだとタンホイザ
5 凱旋門はやりすぎだとブルーを止めるネイチャ
6 自由安価


下3

7: 2023/08/23(水) 13:26:42.21 ID:OnPIAMb50
6
2+凱旋門に出ればトレーナーを有名にするチャンスだと言う。ならばやると意気込みウィズ
ブルーの中でトレーナーへの好感度が上がっているのを怪しむウィズ

8: 2023/08/23(水) 14:58:06.41 ID:QS7kFfO5O
ブルー「ついでだからウィズも目指さない?」




ウィズ「なんで!?」





凱旋門に出ればトレーナーを有名にするチャンスだというブルーの意見を聞きそれならばと意気込む




ネイチャ「チームから三人も凱旋門を目指すとはね~」




プルメリア「しゅごしゅぎますぅ…」




凱旋門賞を舐めているわけではなく勝ちに行くと言うブルーとブレーザー。ウィズもトレーナーの為にそこを目指すことに




ウィズ(怪しい)



凱旋門を目指すのはいいがブルーがトレーナーへの好感度が上がっていることをブルーは怪しむ

9: 2023/08/23(水) 15:07:22.43 ID:cFGmXqcWO
確かめるのなら早いうちがいいとその日の夜にウィズはブルーを呼び出す




ウィズ「トレーナーと何かあった?」




授業料を出してもらっていることをトレーナーの許可無しには話せないのでブルーは答えを濁す




ブルー「何かはあったけど大丈夫」




ウィズ「私が大丈夫じゃない」




キまりかけているウィズを見たブルーは自分が凱旋門を目指すのは賞金があることだと説明をする




海外レースでは賞金が出ることが普通なので将来は海外に行こうと考えていると話す




ウィズ「……」




その説明を聞きウィズは落ち着き冷静になっていきトレーナーとブルーの間で何があったのか予想が立った



このあと…


1 トレーナーへのお礼に自分の体はどうだとブルー
2 ケシ類を取り上げたのは自分達なので何も言えないウィズ
3 グッズ販売を提案するウィズ
4 トレーナー以外を頼って欲しいと頭を下げるウィズ
5 トレーナーだけでなくチームでどうにかできないか提案するウィズ
6 自由安価


下3

12: 2023/08/23(水) 16:13:21.87 ID:9Ow5GAMI0
6
2+3

13: 2023/08/23(水) 17:11:59.34 ID:2WqZPIW2O
違法とはいえブルーの生活費の元であったケシ類を取り上げたのは自分達なのでウィズは何も言えない




トレーナーに頼るなとは言いたいが、そうすれば彼女は間違いなく体を売るだろう




よからぬことを考えてしまった自分を恥じブルーをなんとかしてあげられないかとウィズは考える




ウィズ「グッズ……ブルーのグッズを出すのは?」




ぱかプチは既に学園が作っている最中だろうが売れて収益が彼女のものになるまではまだまだ時間がかかる




今すぐにでも金になるようなグッズを売ればいいのではないかとウィズは思いつく




ウィズ「トレーナーに電話するからちょっとだけ待って」




ブルーは了承しウィズは急いでトレーナーと連絡をとる

14: 2023/08/23(水) 17:22:53.33 ID:2WqZPIW2O
トレーナー〈こっちは気にしてないから大丈夫だよ〉




ウィズ「気にしてないなら皆の前で言えたよね?」




トレーナー〈いや、それは…〉




ウィズ「私は彼女としてトレーナーに干渉する権利があるから」




ウィズの追求に耐えられずトレーナーは貯金を崩してブルーの支援をしていることを白状する




そんなことは彼女として見過ごせないとウィズは怒るがトレーナーはこれしかないと反論する




トレーナー〈ブルーがお金の問題でトレセンに居られなくなるなんてあんまりだよ〉




ウィズ「トレーナーが一人で背負う必要は無いの!」




またヒートアップしてきたウィズだが深呼吸をし、先程のグッズの件をトレーナーに相談する



相談結果は…


1 メーカーとの話し合いがあるのですぐには厳しい
2 サイン売るくらいしかない
3 ブルーの地元が掃き溜めなのでほぼ無理
4 トレーナーが金を出すよりいい案がない
5 グッズはブルセラショップと同じだろうとブルーの解釈
6 本名ではなくブルーの名ならなんとか
7 ミニライブの円盤を売る
8 動画配信
9 自由安価


下3

17: 2023/08/23(水) 17:54:25.14 ID:xC9QZ6wgo
8

18: 2023/08/23(水) 18:06:58.91 ID:PaRvAS2sO
ブルー「動画配信?」




トレーナーに相談した結果、すぐにグッズを作って売ることは不可能だということがわかった




これから作ってもらうにしてもブルーのところにお金が入ってくるのは随分と後になる




ならば今すぐにできる動画配信をやってみてはどうかとトレーナーから提案された




学園の一部のウマ娘も配信をやっているのでブルーがやっても何も問題はない




動画の内容は考えなければいけないがこれならどうかとブルーに提案してみる




ブルー「動画を売るの?なら一人エOチしてるのを撮れば大丈夫?」




ブルーの常識で動画配信などできるのかウィズが頭を抱えるほど心配になる

19: 2023/08/23(水) 18:12:17.55 ID:PaRvAS2sO
翌日。トレーナー室で仮想の質問をキタルファのメンバーはブルーにぶつけていた



タンホイザ「趣味はなんですか?」




ブルー「勉強」




ブレーザー「特技は?」




ブルー「ケシを枯らせないで育てること」




プルメリア「ひぇっ」




ウィズ「……他には?」




ブルー「マジックマッシュルームを育てるのが好き」




ウララ「キノコがマジックするの?」




タンホイザ「いやぁ使うとマジックされたみたいになっちゃうというか~」




ネイチャ「はーーーい、こんなの動画にできるわけありませーーーーーーん」




最初は生配信を想定していたが地雷原のブルーにそんな危険なことができるはずがない




ブルーは生放送と世界一相性が悪いので動画は必然的に事前に撮ったものになる

22: 2023/08/23(水) 18:18:12.77 ID:PaRvAS2sO
ネイチャ「伸びてる動画といえばゲームしたりとか雑談が多いけどこの子には難しいし」




ウィズ「やっぱり歌になるかな?」




ネイチャ「歌なんてみんなやってるから目新しさは無いよね~」




動画で稼ぐのなら他者とは違うブルーだけの何かが欲しい。それを全員で考えるが良い案が出ない




ブルー(脱いだら早そう)




ネイチャ(裸になればいいとか思ってそうな顔してるし。それだけは絶対阻止するから)




動画に目をつけるのは悪くなかったが肝心の内容にピンと来ていない




動画は…


1 毎日のトレーニング風景
2 何番煎じかの歌
3 むしろ地元のヤバさを動画に
4 水着で際どい動画
5 モフラー動画
6 自由安価


下3

25: 2023/08/23(水) 18:35:21.93 ID:xgEhw3UW0
6
1+4+5

26: 2023/08/23(水) 19:16:33.10 ID:7z8r269R0
はじめは早朝トレーニングの風景を投稿するが反応は微妙。話題になっているブルーでも動画の内容が普通過ぎた




収入を得ようとなるとやはりアレしかないとブルーは感謝祭の水着を使い出す




ブルー「うまぴょいうまぴょい」




感謝祭の時は水着の上に衣服を着ていたが動画ではビキニのみでブルーは踊っている




こぼれ落ちそうな動画はかなり際どいが再生数が一気に伸びる。やはりこれなのだとブルーは確信する




ネイチャ「過度にえOちなのは禁止で~す」




水着でうまぴょい伝説を踊る動画を見たネイチャは水着を使う動画は自分が撮影すると言い出し、極端に際どい動画は撮影されなかった

27: 2023/08/23(水) 19:28:26.52 ID:7z8r269R0
動画の伸びはそこそこだったがブルーのファンが増える要因となる動画がモフる動画だった




いつものようにウィズやプルメリアをモフるのはもちろん、ペットショップでモフるブルーの動画は反響があった




アヤベ「やってるみたいね」



ブルー「師匠!」




カレンチャンの動画には出ていないのにブルーの動画にはモフモフの師匠として度々登場するアヤベも良い話題となる




授業料を全て賄えるわけではないがこの調子で続けていけば収入が得られそうな所までくる




ブルー(これでなんとかなりそう…ぴょんぴょん)




ネイチャ「わざと水着をずらさない!」




このあと…


1 ブルーのG1
2 垢BAN
3 生配信やってみよう
4 グッズ作ってくれるメーカーが
5 自由安価


下3

30: 2023/08/23(水) 21:28:15.32 ID:N3vYW+Vx0
3

31: 2023/08/23(水) 21:42:01.83 ID:7z8r269R0
タンホイザ「そっちはどうですか!?」




ネイチャ「いつでも大丈夫。何かあったらすぐに配信切れる」




動画配信をするならやはり生配信は避けられない。不安しかないブルーの生配信をキタルファの全員でカバーすることに




配信のキルスイッチはネイチャが操作し、少しでも危険を感じればすぐに配信は止まる




カメラに映っているのはブルーだけだが裏ではちゃんと全員が彼女のフォローにあたる




ウィズ「お願いだから無事に終わって!」




ブレーザー「無難な話題だけ拾えばいいから」




生配信についたコメントは全て読む必要はなく答えやすいものや一般的なものだけ返事をすればいいとアドバイスを送る

32: 2023/08/23(水) 21:47:00.75 ID:7z8r269R0
プルメリア「配信前なのにこんなに集まってる!」



ウララ「ブルーちゃん人気なんだね!」



既に待機所には何人ものアクセスがありブルーの生配信を心待ちにしているようだ




タンホイザ「緊張してる?」




ブルー「全くしてない」




ウィズ「…よし、時間になった」



ブレーザー「じゃあ始めるよブルー」




ブルーの生配信が始まる



配信の様子は…


1 即終了
2 だましだましやれる
3 うまくいって人気出る
4 変な質問にしか答えないブルー
5 なぜブルーという名前なのかと質問が多数
6 自由安価


下3

35: 2023/08/23(水) 23:00:50.79 ID:dzqBCMC1o
6なぜかずっとモフってた

36: 2023/08/23(水) 23:17:59.63 ID:qjfhucgt0
ネイチャ〈ブルー!本番始まってるって!〉




ブルー「あぁ……」




ウィズ〈なんでずっとモフモフしてるの!?〉




プルメリア「ひぃん…!」




ブルーはカメラの前で何も喋らず、ひたすらプルメリアをモフっていた




配信に寄せられるコメントには見向きもせずプルメリアをモフり続けるブルー



ブルー「よし、次はウィズ」




ウィズ「なんで!?」



ブルーの意図はわからないが指名されたので仕方なくウィズはプルメリアと入れ替わりモフられる

37: 2023/08/23(水) 23:28:33.54 ID:qjfhucgt0
ブルー「やっぱりウィズもいい…」




相変わらずブルーはモフり続けており配信としての内容はほぼ無い




タンホイザ〈視聴者は増えてる!〉




ブルーがずっとモフっている生配信は需要があるのか。視聴者数は増え続けていく




ネイチャ〈せめて挨拶くらいしない?〉




どれだけ視聴者が増えようがブルーは喋ることなくひたすらモフモフ




ブルー「もういいかな」



ウィズ「はぇ!?」



ウィズをモフり終えると今日の配信を終わると宣言する




生配信は…


1 大好評
2 何かメッセージがあると騒ぎに
3 次は厳しそう
4 スパルタの割に仲が良さそうと話題に
5 自由安価


下3

40: 2023/08/24(木) 00:28:57.08 ID:6xA9Sox80
4

41: 2023/08/24(木) 00:36:59.39 ID:EuKQMdIg0
生配信のコメントを振り返ってみるとチームの仲が良さそうだというコメントが多かった




小声で喋っていたネイチャ達の声も放送には入っており、その仲の良さが知られることに




ネイチャ「ひょっとしてこれが狙い?」




ブルー「そんな感じ」



自分はチームメンバーと仲が良いと言っても口だけなら何とでも言える。本当に仲が良い所を見せるためにブルーはモフっていた




ネイチャ達の声が入ったのは偶然だったがプラスに働いたので結果オーライということになる

42: 2023/08/24(木) 00:45:00.49 ID:EuKQMdIg0
チーム内で競い合う方が伸びるという定説にキタルファは当てはまらない




そもそもあまり一緒のレースを走らないがメンバーの意識としてチームは仲良くというのがある




その部分をアピールできたらそれで良かったとブルーは満足そうにしている




ブレーザー「キタルファがいるってわかってからそれぞれにコメント来てる」




ブルーの配信にキタルファの全員が揃っているのが判明したあたりから個人に向けてのコメントも多く来ていた




ブレーザー「スズカといえば逃げと絶壁とか舐めてるでしょコイツ」




サイレンススズカよりはあるがウィズやブルーに比べる確かに無い





下3まで。誰にどんなコメントがあったか

43: 2023/08/24(木) 01:31:36.65 ID:C/EFQtAIo
プルメリア
オレもモフモフしてぇ!

44: 2023/08/24(木) 02:51:14.26 ID:H5XsEfzz0
ウィズたんすこすこ舐め回したい

45: 2023/08/24(木) 02:53:41.17 ID:rHgh+6ep0
キタルファのトレーナー、なんかイイよね
清潔感がある綺麗なイケメンって感じ

46: 2023/08/24(木) 10:26:54.02 ID:rz5gKhq20
プルメリア「私のこと…オレもモフモフしてぇって……えええぇ…」




ネイチャ「まだ健全な方だから大丈夫」




ウィズ「ウィズたんすこすこ舐め回したい?トレーナーを舐め回したいのは私です!」




ブレーザー「なんでそこでキレてるの」





タンホイザ「キタルファのトレーナーなんかイイよね。清潔感がある綺麗なイケメンって感じ…ほほお、分かる人もいるみたいですねぇ」




多少変なものも混じっていたもののコメントは荒れることがなかったのでブルーの配信は成功といえるだろう




ブルー「今日は協力してくれてありがとう」




ネイチャ「いやいや協力しないとヤバいから」




ウィズ「次に生配信をする時もチームでやるから安心して!」




これでトレーナーの負担が減りそうだとウィズは独り言を漏らしてしまいそれをウララの耳に入る

47: 2023/08/24(木) 10:31:35.43 ID:rz5gKhq20
ウララ「なんでトレーナーさんが関係あるの?」




ウィズ「あっ!」




ネイチャ「ひょっとしてネイチャさん達に黙ってることある?」




ブレーザー「ウィズが隠し事なんて珍しいじゃん」




ブルーの動画や配信はケシで収入を得られなくなった彼女の為だと説明はしたがトレーナーのことは言わなかった




わざわざ言うことではないと思ってのことだが確かに隠し事は良くないとウィズとブルーは全て説明する




タンホイザ「言ってくれればちょっとくらい出したのに~」




ブルー「だから言わなかった」




タンホイザ「う~~」




軽々しく言ってしまえばキタルファのメンバーは全員ブルーの為に金を出すと言っていただろう




それを避けたかったからトレーナーが金を出していることを説明しなかったのだと釈明する

48: 2023/08/24(木) 10:40:58.87 ID:rz5gKhq20
ブレーザー「今回のは黙ってても正解かな」




ネイチャ「いーや知っとかないとダメ。目を離したらこの子速攻で体売るよ?」




ブルー「当たり前」




ネイチャ「だからぁ!!」




ウィズ「今年をなんとかすれば来年からは特待生でかなり楽になるから。できることは全部協力する!」




ウィズ「だ、か、ら!絶っ対に!そんなこと!やめて!」




ブルー「うん」




タンホイザ「心のこもってない返事に不安しかない~~…」




このあと…


1 ウララがかなり持ってた
2 親は本当に頼れないのか
3 迷惑をかけるならと完全に海外移籍を考えるブルー
4 桐生院の囁き
5 なんとかならないかとキタルファは会長に交渉
6 自由安価


下3

51: 2023/08/24(木) 11:15:51.82 ID:poaay6Xy0
5

52: 2023/08/24(木) 12:05:14.90 ID:rz5gKhq20
ブルーはどうにかならないのか。直談判をしにブルーを除くキタルファのメンバーは会長の所に向かった




ルドルフ「結論から言えば彼女は助けられない」




金が原因でトレセンを辞めていくウマ娘は年間に数人存在する。ブルーもその一人で特別扱いはできないと答える




ウィズ「ブルーは特待生になれるのに!」




ルドルフ「残念ながらこちらではどうすることもできない」




トレセンを辞め地方に戻り優秀な成績で再びトレセンに戻ってくるパターンがあるとルドルフは説明する




最初から優秀な成績であれば特待生として入学し卒業までトレセンに所属できると正論を言う




ルドルフ「彼女がどれだけ優秀であっても特別扱いは一切認められない」




ここまでしてもらえる仲間がいてむしろブルーは幸せだろうと話す

53: 2023/08/24(木) 12:26:16.40 ID:rz5gKhq20
過去にブルーと同じ状況のウマ娘にそのトレーナーが金を出すと言ったにも関わらず結局出さなかった




実際に出してもらっているブルーはそのウマ娘と比べてどれだけ幸せかとルドルフは言う




ウララ「幸せなんかじゃない」




睨み付けるような表情でルドルフを見るウララ。彼女のこんな表情が見たことがないとメンバーは驚く




ウララ「ブルーちゃんはいけない植物を育てたりえOちなことをしてお金を稼いでたんだよ」




ルドルフ「生きる為に犯罪に手を染めるのは珍しいことじゃない」




ウララ「ブルーちゃんは幸せになっちゃいけないの?」




ルドルフ「何をどう言われようが返答は変わらない」




トレーナーがなんとかしてくれている時点でブルーは恵まれているというのは間違ってはいない




このあと…

1 トレーナーの給料上げろと交渉
2 グッズ売り上げ増の為に会社作るとウララ
3 一人になったブルーは…
4 そこまでしなくてもいいとブルーが来る
5 ルドルフの言う通り一度辞めるとブルー
6 自由安価


下3

56: 2023/08/24(木) 16:18:54.77 ID:UOVD/HQf0
1

57: 2023/08/24(木) 16:50:03.44 ID:rz5gKhq20
ウィズ「じゃあトレーナーさんのお給料を上げてください!」



貯金を崩す生活は変わらないがトレーナーの収入が増えればその分マイナスも減る




ウィズ達の活躍や感謝祭での活躍があったので上がるはずだとウィズは訴える




ルドルフ「彼が重圧に耐えられるとは思わない」




収入が上がるということはその分期待されるということ。ハッキリ言ってトレーナーはブルーが入ったことにより評価が上がっただけ




彼個人の能力を見た時にとても釣り合うとは思えないとルドルフは忠告する




ルドルフ「私の口添えがあれば給与の件は考慮される。その結果彼が潰れても良いというのだな?」




いくらトレーナーを信頼しているといってもウィズは即答ができない。現時点でウィズに甘えてきているのでトレーナーはギリギリかもしれない



トレーナーとブルーを天秤にかけたとき、どちらの方が重くなるのかは分かり切っている

58: 2023/08/24(木) 16:59:50.29 ID:rz5gKhq20
ルドルフ「私ができることは最大限やってきているんだ」




ブルーのケシを見逃し「彼女」を塀の中から出す。自分のできることは全てやったとルドルフは言う




ルドルフ「私としては一度辞めるのが最善だと考える。彼女なら特待生として戻ってきてくれるだろう」




会長として地方のトレセンでの良い待遇を約束できる。ルドルフは退学を前提に話を進めている




ウララ「そんなのおかしいよ…」




ルドルフ「これが最善だ。この状況が続くことは誰の利益にもならない」




授業料を払えたとしても食堂費や遠征費も重なってくる。ここが限界だとルドルフは言い切る




下3、このあとどうなる?

61: 2023/08/24(木) 18:08:20.38 ID:UWktqrbc0
トレーナーが貯金を全て崩せばブルーの学費を払えるが、それ以外が払えなくなる所か自分の生活も厳しくなるし、ウィズとの今後もあるしと頭を悩ませる。

そこに「お困りですか?」と声を掛けて来る人物が正体はサトノダイヤモンドだった。
何故彼女が自分に話し掛けて来たのか不思議に思っていると「サトノ家のトライアルに招待したのを忘れてしまったのですか」と涙目で言われる、トレーナーは以前招待状を貰ったのを思い出すしかし既にウィズと契約していたので結局行かなかった

62: 2023/08/24(木) 22:04:52.36 ID:O+ZbWQUU0
自分の貯金を全て崩せばブルーの学費を払えるがそれ以外が払えなくなる




それどころか自分の生活も厳しくなるしウィズとの今後もあるとトレーナーは頭を悩ませる





ダイヤ「お困りみたいですね」




そこに声を掛けて来たのはサトノダイヤモンド。彼女とは親交は無かったのにとトレーナーは不思議がる




ダイヤ「ひょっとして忘れてしまったんですか?」




トレーナーの表情を見たダイヤはあのことを忘れてしまったのかと説明する




トレーナーはサトノ家のトレーナー試験に招待されており招待状を直接彼女から受け取っていた




そういえばと思い出すトレーナー。その直後にウィズと契約していたのでトレーナー試験には行っていない

63: 2023/08/24(木) 22:13:03.77 ID:O+ZbWQUU0
ダイヤには優秀なトレーナーがついたはずで自分に未練もないはず。それなのにダイヤは彼に声をかけた




トレーナー「確かに困ってるけど君には関係ないよ」




ダイヤ「その困り事は私が解決できるかもしれません」




サトノ家の財力を借りれば問題は解決できるが縁もゆかりもないダイヤを頼ることはできない




ダイヤにはこれ以上話せないと言うが彼女は引き下がらない




ダイヤ「お金のことで困っていませんか?」




トレーナー「どうかな」




その通りだと言えるはずもなく有耶無耶な返事で誤魔化し会話を終わらせようとする




ダイヤ「貴方が欲しいんです」




ダイヤはトレーナーを自分のトレーナーとしたいと言い出す



トレーナーがいい理由…


1 見た目
2 ブルーの走りを見て
3 トレーナーがセガ教
4 試験に来なかったのがトレーナーだけだから
5 感謝祭での活躍を見て
6 自由安価


下3

66: 2023/08/24(木) 22:25:57.41 ID:ZU2P47iIo
4

68: 2023/08/24(木) 22:42:05.24 ID:zpsIvEzjO
ダイヤ「何人ものトレーナーに招待状を送りましたが来なかったのは貴方だけでした」




サトノ家のトレーナーになれる可能性があるなら誰だって試験に行くだろう。トレーナーのような存在は異端といえる




ダイヤ「招待状を受け取っておいて来ないのは一つのジンクスです!」




トレーナーとなら自分は高みを目指せるとダイヤは興奮しながら話す。彼女には良いトレーナーはついてはいるが結果は出ていない




トレーナーの質が下がれば結果も出ないので冷静になった方がいいとダイヤを嗜めるが聞く様子がない




ダイヤ「私のトレーナーになって下さい!」




どうしたものかとトレーナーはまた頭を抱える



トレーナーは…


1 ダイヤをキタルファに
2 断る
3 担当は無理だが協力はする
4 そのジンクスは意味ないと説得
5 自由安価


下3

71: 2023/08/24(木) 23:07:13.51 ID:EZteGJOe0
5
自分にサトノを担当するのは荷が重過ぎるし、ダイヤの現担当に申し訳無いので断る+しかし3

72: 2023/08/24(木) 23:23:47.41 ID:EuKQMdIg0
トレーナー「悪いけど「サトノ」を担当するのは荷が重過ぎるよ。感謝祭にチームが選ばれただけでプレッシャーが凄かったんだ」




トレーナー「それに今の君のトレーナー申し訳無さ過ぎる。担当になるのは無理だ」




ハッキリとダイヤのトレーナーにはなれないと言うトレーナー。それを聞いたダイヤは悲しそうな顔をしている




トレーナー「担当は無理でも協力することはできるよ」




そっちこそ困ったことがあるはずだとダイヤに促す。実はその通りだとダイヤは素直に答える




ダイヤ「新型VRウマレーターのテスターを募集しているんですが…」




思ったより希望者が少なくデータが集まっていないという。ダイヤは協力してくれるなら謝礼も払うと話す




トレーナー「ウィズ達も一緒でもいいのかな?」




ダイヤ「人数は多ければ多いほど助かります」




これならばとトレーナーはダイヤに協力することを約束する

73: 2023/08/24(木) 23:30:34.22 ID:EuKQMdIg0
翌日、トレーナーはキタルファのメンバーをダイヤに紹介された場所まで案内する




ウィズ「凄い機械…」




ブレーザー「一台ウン千万だって」




ネイチャ「うっげ~絶対壊したらダメじゃん」




ヘッドギアを装着し棺のような機械の中に全員が入る




ダイヤ「私の声が聞こえますか?」




トレーナー「大丈夫聞こえてるよ」




ダイヤ「それでは起動しますね」




ダイヤは既にログインしておりトレーナー達もVRの世界へ向かう



VRは…


1 思想が強すぎてダメ
2 ゲームに慣れていないブルーダウン
3 かなり良い感じ
4 おかしくなるウララ
5 全然ダメ
6 自由安価


下3

76: 2023/08/24(木) 23:59:21.17 ID:Hul2NKRR0
4

77: 2023/08/25(金) 00:25:06.60 ID:Ioo/O63f0
新型というだけあり様々な機能が追加されていた新型ウマレーター。まだまだ荒く完成は先になりそうだった




トレーナー「進行不能って出たよ」



ウィズ「画面が真っ暗に!」



プルメリア「なにも聞こえません!」




ダイヤ「こんなにバグが多いなんて。やっぱりテストプレイは必須ですね」




メンバーが次々とログアウトする中、ウララだけは出てくる様子は無い




ブルー「何かおかしい」




ブルーがそう呟いた直後、ウララの入っているウマレーターから白煙が上がる

78: 2023/08/25(金) 00:38:28.69 ID:Ioo/O63f0
ウララ「あれ?ここどこだろ?」




ウララは先程までVRの中のトレセン学園で三女神像の近くを歩いていた




気がつくとウララは真っ黒な空間、宇宙のような場所に立っていることに気付く




どうしたらいいのか戸惑っていると向こうの方からネイチャとタンホイザが走ってくる




ウララ「一緒に走ろーー!」




追い抜いていった二人を追いかけようとウララも走り出す。すると彼女の体に変化が起きる




ウララ「なんだか強くなった気がする!」




思いや力を託されたような感覚を覚えウララの能力が上がる。これが新型の力だと感動していると更に向こうからウマ娘が走ってくる




ウララ「わーーい!みんな一緒…に?」




走ってくるウマ娘の人数は二人ではない。何十、何百といったウマ娘がウララに迫ってくる




ウララ「あ、え?お、あ、多い、よ?」




戸惑うウララの意思とは関係なく現れた全てのウマ娘がウララに向かっていく

79: 2023/08/25(金) 00:44:42.80 ID:Ioo/O63f0
あああああああああああああああああ




ウララの悲鳴がウマレーターの中から聞こえてくる。停止しようとしてもどうにもならない




ウィズ「線を抜いたのに止まらない!!」




ネイチャ「強制停止はできないの!?」




ダイヤ「こちらの操作を全く受け付けないなんて!」




やがてウララの悲鳴が止み機械も止まる。彼女の状態が心配されたがウララは自分でウマレーターから出てくる




トレーナー「ウララ……?」




ウララ「…………」




彼女の様子はこれまでと明らかに違っていた



下3
全知全能となったウララの台詞

82: 2023/08/25(金) 01:31:19.96 ID:waws59wQ0
この世界は2.5周年を迎える事が出来たんだね…

84: 2023/08/25(金) 18:18:26.33 ID:kn9Zhq5XO
ウララ「この世界は2.5周年を迎える事が出来たんだね」




誰もウララの言っていることが理解できず困惑する。ウマレーターのせいでおかしくなったとダイヤは慌てている




ウララ「私は大丈夫だから安心して」




彼女の顔は慈悲に溢れたような顔をしておりとても中等部のウマ娘とは思えない




ウララ「私は全部知っちゃったんだ」




この世界にはプレイヤーは居ないのかなど彼女の言葉は念仏のように聞こえてくる




ダイヤは彼女を病院で診てもらった方が良いと言うがその必要がないとウララは断る

85: 2023/08/25(金) 18:29:25.43 ID:GpUDZqF3O
ウララ「トレーナーさん、ウララ海外に行ってくるね」




突然どうしたのかとトレーナーが聞くとブルーの為に賞金を稼いでくると言い出す




G1どころか重賞でも勝てないウララが何を言っているのかと普通なら笑われても仕方ない




だがこのウララは、目の前にいるウララはこれまでの彼女とは違う




ウララ「トレーナーさんもブルーちゃんも安心してね」




全てのスキル、全ての能力がカンスト、全ての適正を得たウララ。自分にできることをすると彼女は旅立つことを決める




このあと…

1 引き留めるトレーナー
2 ルドルフとウララが勝負
3 ウララの噂を聞いて「彼女」が来る
4 新型VRウマレーターは封印
5 自由安価


下3

88: 2023/08/25(金) 19:28:29.95 ID:w/jbozu60
5
1+トレーナーがウララの手を掴むウララはトレーナーから彼がこの世界のプレイヤーに近しい存在であるのを感じ取る

89: 2023/08/25(金) 20:31:55.73 ID:rgszjIgV0
トレーナー「ウララ、突然居なくなるのはやめて欲しい」




この場を離れようとしたウララの手をトレーナーが掴む。するとウララは何かを感じとり何度も頷く




ウララ「貴方がこの世界のプレイヤーに近いんだね」




そうなると主人公はウィズになるのかとウララは彼女を見る。ウィズはこの状況についてこれていない




ウララ「二人はきっと幸せになれるよ」




この「ゲーム」にはバッドエンドが存在しないから大丈夫だとその場の誰も理解できないことを口にする




ウララ「ブルーちゃんは主人公じゃないからあんなことになったんだよね」




ウララはブルーのケシや売春に触れる。警察沙汰にならなかったのはウィズのお陰だろうと言う

94: 2023/08/25(金) 23:21:26.91 ID:Ioo/O63f0
ダイヤがトレーナーに興味を持ったのも彼女もまたトレーナーから何かを感じ取ったからだろうと考える





きっと彼女のような存在はこれからも出てくるだろうと思ったところでウララはある矛盾に気付く




ウララ(チームシリウスのトレーナーがゴルシトレさんなのはおかしい)




プレイヤーに近い存在はトレーナーであるはずなのにシリウスのトレーナーはゴルシトレだった




これはどういう事かと考え始めるウララに何があったのかを聞くブルー




ブルー「貴女は本当にウララなの?」




ウマレーターで何が起きたのかブルーは質問するがウララはそれどころじゃないと頭をフル回転させる

95: 2023/08/25(金) 23:27:15.62 ID:Ioo/O63f0
ウララ「私が知ったことは幻だったの?」




あの空間の中で得た力と知識は幻想なのではないかとウララは自分を疑い出す




まさかウマレーターの故障で強くなって全てを知っただけと勘違いしているのではないのか




それを確かめる為にはレースしかない。ウララは病院の受診を勧めるダイヤを無視しウィズに勝負を持ち掛ける




ウララ「これで全部わかるから!」




自分がどうなったのか確認するためにウララはウィズとレースに挑む




レース結果…


1 ウララ勝利
2 ウララ敗北
3 ウララ圧勝
4 ウララ惨敗
5 自由安価


下3

98: 2023/08/25(金) 23:40:35.17 ID:PIgAN/hr0
5
まさかの同着ゴール

99: 2023/08/26(土) 00:17:37.94 ID:QmOtTNC80
レース結果はまさかの同着。この結果にキタルファのメンバーとウララがそれぞれ驚く




タンホイザ「ウララちゃんが芝で走れてる!?」




ウララ「全てのステータスが最大なのに勝てない!?」




キタルファのメンバーはウララが芝の適正がないウララがウィズと引き分けたことに驚き、ウララはウィズに勝てなかったことに驚く




ウララが全てを知り全ての能力を得たのは基本の世界。シナリオによって上限が違うことは知れなかった




ウララの全てのステータスは1200。対するウィズはパワーや根性は負けているがスピードは1200を超えていた




力は間違いなく宿っているのに何が起こっているのかウララは全く理解できない

100: 2023/08/26(土) 00:22:02.68 ID:QmOtTNC80
トレーナー「念の為に確認しておくけど君はウララなんだよね?」




ウララ「うん…」




ブルー「レースが終わったし何が起こったか説明して」




信じてくれないだろうと前提を口にしたあとウララは自分が知った全てを話す




この世界が作られた世界で「ゲーム」の中である。自分たちはキャラクターで結末も用意されている




主人公はウィズとトレーナーで自分達はモブの役割であり二人がハッピーエンドを迎えるように作られている




憶測が混じっているがほぼこの通りだろうとウララは自分の知った全てを伝える



下3
キタルファの反応

103: 2023/08/26(土) 01:14:02.20 ID:YZQBAnFM0
満更でもないウィズ、信用してないVRと現実がごっちゃになったと思っているブレーザー、ネイチャ、タンホイザ。信じられないけどウララが芝を走っているので信じるしかないブルー。

例えウララの言っている事が事実だとしてもウィズはともかく自分が主人公なのはない間違いだと言う

104: 2023/08/26(土) 01:24:55.01 ID:QmOtTNC80
ウィズ「私が主人公…!」




ウィズは満更でもない様子だがブレーザーはVRと現実がごっちゃになっているだけだと疑う




ネイチャとタンホイザは全く信じられずウララが芝を走っているのでブルーは信じるしかない




トレーナー「僕が主人公なのは間違ってる」




例えウララの言っている事が事実だとしても自分が主人公なのはない間違いだとトレーナーは言う




自分はどこにでもいる平凡なトレーナーで実力もなく主人公になりうる要素がないと熱弁する




トレーナー「ウィズが主人公で僕はその恋人なんだよ」




主人公と恋仲になった人物は準主役になるので自分はそれだろうとトレーナーは推理する




しかしこの推理にプルメリアが待ったをかける

105: 2023/08/26(土) 01:36:40.16 ID:QmOtTNC80
プルメリア「ウィズさんは最近まで勝てなかったんですよね?」




ブレーザーやネイチャもそう。あることがきっかけで勝ち出したのではないかとプルメリアはブルーを指差す




プルメリア「主人公はブルーさんじゃないでしょうか」




全てはブルーがキタルファに来てから始まっている。早朝トレーニングを行なっていたブルーをトレーナーは「偶然」見つけた




この「偶然」にキタルファが巻き込まれただけでブルーが別のチームに所属していればウィズ達の活躍は無かった




プルメリアの考えを聞きトレーナーは納得する。ブルーの過去を考えると主人公と言えてしまう




ブレーザーも心当たりがあるのか頷く。ネイチャはだからブルーは今まで捕まらなかったのかと声を出す




ネイチャ「普通に考えてエンコーとケシ売りで生活できるわけないじゃん!」




ウララもまさかとブルーを見る。自分がこの機械に入ることになったのもブルーが居たからでウィズだけではこうはなっていない




ブルーの反応…


1 テンパる
2 だから捕まらなかったのかと納得
3 そんな気がしてた
4 よくわからない
5 それを自分が意識していいのかと困惑
6 無反応
7 自由安価


下3

108: 2023/08/26(土) 02:34:02.46 ID:vJqNu3wL0
7
1+2+5

110: 2023/08/26(土) 10:19:14.73 ID:pdCZMg+10
ブルー「そ、そんなこと、言われ、ても」




急に主人公だと言われても訳がわからずブルーは混乱する。プルメリアまでおかしくなってしまったのかと逆に彼女を疑う




しかしメンバーそれぞれに思い当たる部分があるようでブルーに注目が続いている




ブルー「本当にそうなの?」




特定の誰かに投げかけた疑問ではないその言葉は重くブルーも自覚していくきっかけとなる




ブルー「だから私は捕まらなかったんだ」




ケシを育て売っていたのはそれが当たり前からだと思っていた。捕まることなくここまで来れたのは自分がそういう存在だからだと自覚する

111: 2023/08/26(土) 10:30:11.05 ID:pdCZMg+10
ブルー「それを私が意識していいの?」




プルメリア「多分ダメだと思います」




アニメや小説をよく見ているというプルメリアは自分が主人公だと自覚したキャラクターはもれなく不幸になると指摘する




もちろん例外もありこの物語の主人公だと自分を奮い立たせ壁を超えていく展開もある




プルメリア「知ってしまったことは仕方ありません。なるべく考えないようにしなけば大丈夫だと思います」




そう言われてもとブルーは困惑する。意識するなと言われてしまえば余計に考えてしまうだろう




ブルー「私はどうしたらいいの」




彼女に何かと声をかければいいのか誰もわからない




このあと…


1 これまでと何も変わらないとトレーナー
2 ブルーが海外を意識していたのはそういう物語だからではと
3 全知全能のウララ拳
4 主人公にトレーナーを取られると警戒ウィズ
5 ブルーが意識した途端、警察がやってくる
6 自由安価


下3

114: 2023/08/26(土) 12:22:10.01 ID:kQMx30zXO
1

115: 2023/08/26(土) 17:16:09.66 ID:iIuuhTkAO
トレーナー「これまでと何も変わらないよ」




ウララとプルメリアの言うことが本当だったとしてもブルーはブルーであることに変わりはない




まずはG1を目指しその次に凱旋門を目指す。その為に自分もやれることをやるとトレーナーはブルーを見ながら言う




トレーナー「僕は君のトレーナーとして全力を尽くす。ブルーはどうすればいいと思う?」




ブルー「私は……」




トレーナー、チーム、そして自分の為に走る。自分にできることは「ブルー」が何者であっても変わらない




そのことに気付かせてくれたトレーナーは笑顔でブルーに微笑みかけていた

116: 2023/08/26(土) 17:26:50.03 ID:2iRx4oqfO
ダイヤ「申し訳ありませんでした」




キタルファのトレーナー室にやってきたダイヤは改めて今回のことを謝罪する




ウララに怪我が無かったのが奇跡で最悪の場合は大事故に繋がるような今回の事故




新型VRウマレーターは解体しまた一から作り直すことが決まったらしい




ダイヤ「迷惑料ということではありませんが、それ相応の額をサトノ家から振り込ませて頂きます」




断るつもりでいたが自分の懐具合を考えるともらっておいて損はない。ウィズも受け取るようにと強く言ってきたのでトレーナーは頷く




ダイヤ「ウララさんの具合はどうですか?」




トレーナーやブルーは信じているがウララの言うことは殆どの人物が信じていない




明るく元気だったウララが突然変なことを言い出したことで悪影響が出ていないかダイヤは心配している



ウララは…


1 これまで通り
2 距離を置かれてる
3 陰謀論か何かにハマったと拒否されてる
4 強さと引き換えに明るさを失ったと噂に
5 トレーナーのせいだと悪評広まる
6 自由安価


下3

119: 2023/08/26(土) 17:40:13.12 ID:TXnBv/ty0
1

120: 2023/08/26(土) 18:21:04.60 ID:pdCZMg+10
トレーナー「どうやらキタルファ以外の子には話をしてないみたいなんだ」




なので彼女をとり巻く環境は変わっていないと聞きダイヤはホッと安心する




ネイチャ「でも一部の子は何かあったって気付いた感じ」




ウララと同室で特に仲の良いキングは違和感に気付いたようでキタルファのトレーニングを見に来ていた




キング以外にもウララと特に仲の良かったウマ娘が彼女を心配していると聞きダイヤは立ち上がる




ダイヤ「私に任せて下さい」




サトノの不始末は自分がつけるとダイヤはキング達の所に向かう




キング達の様子


1 心配
2 超心配
3 トレーナーのせいだと怒る
4 泣いてる
5 このウララは別人だと騒ぐ
6 自由安価


下3

123: 2023/08/26(土) 18:41:22.62 ID:ORBr2+mxo
2

124: 2023/08/26(土) 20:44:55.79 ID:pdCZMg+10
キング「ウララさん悩みがあるならこのキングが聞くわよ」




ライス「私もお姉さまに相談してあげるから大丈夫だよ」




ウララ(やっぱりこの二人は誤魔化せないか……)




ウララはこれまで通り学園で過ごそうと決め以前と同じように振る舞っていたつもりだった




しかしキングとライスは異変に気付きなにかあったのではないかと心配している




キング「やっぱりあのトレーナーが悪いのね!」




ライス「でもお姉さまはあのトレーナーは凄いって言ってたから…」




キング「じゃあなにが原因だっていうのよー!」




このままではウララがおかしいと繰り返し発言するキングの方がおかしいことになってしまう




なんとか彼女達を納得させられないかとウララは考えるが良いアイデアが思いつかない

125: 2023/08/26(土) 20:50:53.80 ID:pdCZMg+10
全てを知ったウララはキングとライスもキャラクターの一つであり、自分のことを心から友人だと思っていることを知っている




下手な行動をとってしまうとブルー(主人公)に迷惑をかけてしまうので迂闊に動くことができない





ウララ(突然適正が増えたなんて知ったらもっと騒ぎになっちゃう)




芝と全ての距離、作戦で走れるようになったことはまだキタルファ以外には話していない




このことがキングとライスに知られるとまた騒ぎが大きくなってしまう




どうしたものかと困っているとそこにダイヤが現れる




ダイヤは…


1 札束で黙らせる
2 二人をセガ狂(教)に強制入信
3 サトノパワーで強くなったと説明
4 全部話す
5 サトノ家に落ち度があったと二人に説明
6 自由安価


下3

128: 2023/08/26(土) 21:06:08.64 ID:hoGXbn7U0
5

129: 2023/08/26(土) 21:32:17.52 ID:sTHjQNtMO
ダイヤ「ウララさんのことはサトノ家に落ち度があります」




新型VRウマレーターで事故がありその影響を受けたと二人に説明し、それを聞いたウララはいつもの笑顔をやめる




ウララ「ダイヤちゃんの言う通りだよ」




キング「ウララさんっ!?」




ライス「こんなウララちゃん見たことない……」




どんな時も満天の笑顔だった彼女と今のウララはまるで別人。冷めたような表情の彼女を見て二人は驚愕する




キング「返して!ウララさんを返しなさいよ!!」



キングはダイヤに掴み掛かりウララを治せと叫ぶ。ライスはショックで喋ることができない

130: 2023/08/26(土) 21:36:02.54 ID:bYkXK17UO
ウララ「私は平気だよキングちゃん」




キング「ウララさん……!」




ウララ「どこも痛くないから心配しなくていいよ」




笑顔は消えたが優しい彼女が消えていないことが分かりキングはその場に崩れ落ちる




キング「ううう、うう……」




ウララ「そこまで私のことを思ってくれてたんだね」




「知識」として自分に向けられている感情を知っていたウララ。知っているのと体験することは大きく違うのだとわかる




涙を流していたライスに抱き着き心配してくれてありがとうと礼を言う




下3
このあとどうなる?

131: 2023/08/26(土) 22:51:52.00 ID:ORBr2+mxo
「物語」が終わればこの「バフ」もなくなるだろうとなんとなく感じているウララ
物語を進める上という目的は伏せておいて、もし必要な事があったら協力して欲しいとキングとライスにお願いする

132: 2023/08/26(土) 23:09:31.17 ID:c6jxjZS80
たとえ変わってもウララはウララだと納得するキング、ライス

133: 2023/08/26(土) 23:11:19.49 ID:1nqtNJGZ0
>>131+>>132

134: 2023/08/27(日) 00:10:06.36 ID:j9okdCSc0
「物語」が終わればこの「バフ」もなくなることをウララは知っている。そうなれば自分は元に戻ると予想できる




物語を進める上という目的は伏せもし必要な事があったら協力して欲しいとキングとライスにお願いする





ウララ「二人にしか頼めないの」




表情も仕草もすっかり変わってしまったがウララはウララに変わりないと納得する二人





ダイヤはもし不都合が起こればサトノ家を頼って欲しいと二人にも連絡先を渡す




ダイヤ「もちろんキタルファの皆さんにも渡してあります」




ダイヤは深く頭を下げると三人の前から去っていく

135: 2023/08/27(日) 00:46:42.84 ID:j9okdCSc0
ブルー(トレーナーの言う通りで私は走るしかない)




自分が何者であっても走ることには変わりはないと教えてくれたトレーナーには感謝しかない





意識してしまえばさまざまな部分に疑問を感じる。ブルーは自分の両親のことがわからない




ブルー(親の「設定」がまだ無いんだ)




両親に金銭の支援は期待できないことは知っている。それ以外には何も知らない




顔も名前も。生きているかどうかさえもブルーは分からない




ブルー(そんなことはどうでもいい)




次のG1に向けてブルーはトレーニングを重ねる



このあと…

1 ブルーのG1
2 ウララのG1
3 矛盾に苦しむブルー
4 悩むウィズ
5 自由安価


下3

138: 2023/08/27(日) 00:54:29.82 ID:Ox3p79kC0
1

139: 2023/08/27(日) 01:55:35.61 ID:j9okdCSc0
ブルーは勝負服に身を包みG1の舞台に立とうとしている。トレーナーはいつも通りに彼女を見送る




トレーナー「頑張って、応援してるから」




ブルー「この勝負服で勝ってくる」




トレーナーの幼馴染への気持ちを振り切る為、自分は凱旋門を目指す為にブルーは走る




観客がブルーに向ける期待は凄まじくレース場にいる誰もが彼女の勝利を見たがっていた




期待は歓声と変わりレース場に響き重圧となるもののそんなことは関係ないとブルーはゲートへ向かう




ブルー(緊張は全くない。いつも通り走るだけ)




ブルーのG1が始まる



レース結果…


1 勝利
2 敗北
3 圧勝
4 惨敗
5 故障発生
6 自由安価


下3

142: 2023/08/27(日) 02:07:58.96 ID:JObzwdup0
3+レースを見ていたチームシリウスがまさかブルーがここまでやれるとはと驚き、あのトレーナーもブルーが来てから能力が上がっているようなとも言う

143: 2023/08/27(日) 15:35:03.31 ID:j9okdCSc0
ブルーは二着に大きく差をつけて圧勝する。初めてのG1とは思えない走りに観客は圧倒された




このレースを会場で見ていたゴルトレとチームシリウスもこの結果に驚きを隠せない





スズカ「はじめてのG1であんな走りをするなんて」




ゴルトレ「まさかあの子がここまでやるなんて思わなかったわ」




ゴルトレはブルーが来てからトレーナーの能力が上がっているようだと推察する




ゴルトレ「ますますあの子が欲しいわ」




スペ「向こうは向こうで凱旋門を目指すって言ってませんでしたか?」




ゴルトレ「そんな簡単に諦めるわけないでしょ。女は執念深いのよ」




ナリブ「お前はいつから女になったんだ」



チケゾー「トレーナーさんはゴルシさんが来てからおかしくなっちゃったよぉ!」

144: 2023/08/27(日) 15:56:06.06 ID:j9okdCSc0
ネイチャ「なーんか向こうで騒いでません?」




シリウスの騒ぎはかなり目立っておりキタルファは彼女達とゴルトレを見つける




シリウスに短距離を得意としているメンバーは居ないのでブルーのレースを見にきているのは明らか




トレーナー「向こうは本気で凱旋門を狙っているから当然だと思うよ」




考えたくはないが向こうが強引な手段をとることもあり得る。トレーナーは自分のクビをかけてでもチームは守ると言う




ウィズ「トレーナーが辞めるなら私も辞めます」




トレーナー「そうだね、その時は二人で暮らそうか」




ウィズ「ぉほっ!!??」




予想外の返事にウィズは卒倒しタンホイザがなんとか受け止める。ネイチャはウィズとの将来をそこまで考えていたのかと驚いている




トレーナー(ありがとうブルー)




今日の勝利により幼馴染への気持ちを完全に吹っ切ることができたトレーナー




ウィズは担当であり恋人だったがこれからは恋人であり担当として彼女と付き合っていくことに決めた




このあと…


1 ブルーを再度勧誘ゴルトレ
2 ゴルシ襲来
3 桐生院と手を組むゴルトレ
4 凱旋門に向けてまず海外レースを考える
5 自由安価


下3

147: 2023/08/27(日) 16:24:46.49 ID:zb0qtLfX0
4

148: 2023/08/27(日) 17:26:31.59 ID:j9okdCSc0
ブルーのG1勝利によりキタルファは本格的に凱旋門賞を狙うことになる。その為にはまず海外のレースで走ろうということになった




芝の状態や気候もある上に海外での生活や時差への対応も必須となる




キタルファで凱旋門を狙っているのはウィズ、ブレーザー、ブルー。そしてウララもついて行くという




海外で走るのなら全知全能のことはわかり辛いだろうということもありトレーナーも納得する




トレーナー「海外遠征は学園も推してるから心配いらないよ」




トレセン生が海外のレースに出ることに何も障害はなくむしろ向こうもどんどん受け入れている




トレーナー「とりあえず一度向こうに行ってみるのはありだと思う」




向こうの雰囲気がどうなっているのか確かめる為に遠征に行こうと話はまとまる

149: 2023/08/27(日) 17:34:10.47 ID:j9okdCSc0
ブルー(パスポートをどうしよう)




ウィズやブレーザー達には当然親がいるのでパスポートはちゃんと取得することができる




ブルーの両親がもし氏んでいた場合は親戚を頼らなければいけないが素直に協力してくれるとは限らない




ブルー(私だけ密入国で行けないかな)




プライベートジェットの荷物に紛れる方法は知っているがまずプライベートジェットを持っている友人が居ない




今回の遠征は諦めてパスポートをどうにかする方法を考えるのがベストかとブルーは考える



ブルーのパスポートは…



1 実家に帰るも「家」の設定がない
2 親戚がいるもクズ
3 どうにもならず密入国ルート
4 ダイヤを頼る
5 ゴルトレが何とかすると言い出す
6 自由安価


下3

152: 2023/08/27(日) 17:51:03.09 ID:Ox3p79kC0
4

153: 2023/08/27(日) 19:36:45.62 ID:j9okdCSc0
パスポートが手に入らないので海外遠征はどうにかならないかダイヤに相談するブルー




結論から言えば可能だと答えがダイヤから聞かされる





ダイヤ「サトノ家のプライベートジェットの荷物に紛れてもらえれば可能です」




ブルー「ならお願いしたいです」




荷物としてプライベートジェットに積み込まれたあと客席に戻れば安全に海外に行ける




トレーナー達とは現地で合流すれば問題無いのでその方向でいこうと話がまとまる

154: 2023/08/27(日) 19:54:28.51 ID:j9okdCSc0
「私のチケットは大丈夫だから」




自力で海外に行くとトレーナーにメッセージを送ったあとブルーは自室で荷造りを始める




とはいっても着替えとシューズなどレースに必要なものしか持っていく必要がないのであっという間に終わる




モブ「随分と荷物が小さいけどそれで海外に行くの?」




ブルー「他に必要ないから」




同室のモブが心配しているが趣味も特にないのでこれで充分だと小さめのバッグをベッドの下に置く




これでいつでも海外に行けるのであとは出発の日を待つだけになった




このあと…



1 自力で海外に行くというのが心配過ぎるトレーナー
2 予備も含めて着替えがバッグの中なので暫く着替え無し
3 ブルーが海外に行くと話題に
4 密入国の経験は無いかと「彼女」に聞く
5 自由安価


下3

157: 2023/08/27(日) 20:54:25.92 ID:wWSI5B4M0
1

158: 2023/08/27(日) 21:10:06.97 ID:j9okdCSc0
トレーナー(自力で海外に行くって……)




ブルーからのメッセージを受け取ったトレーナーは困惑し心配していた




海外は自転車や電車で行ける所ではないと彼女は知っているのだろうか。そんな当たり前のことを考えていた




普通ならそんなことは知っているが掃き溜めで育ったブルーに世間の常識は通用しない




ブルーは全ての国が陸続きで繋がっていると勘違いしている。トレーナーは考えた末にその答えに辿り着く




自転車では行けないとブルーに返事をしまた詳しく話さなければとトレーナーは世界地図を用意しておく

159: 2023/08/27(日) 21:18:31.75 ID:j9okdCSc0
ブルー「それくらい知ってるから」



トレーナー「そうだよねごめん……」



世界地図と地球儀をトレーナー室に持ち込み日本は海に囲まれていることを説明したトレーナー




そんなわかりきったことを今更とブルーはそんなことは知っていると若干バカにする




ネイチャ「いやいやいや、自力で海外に行くっていうアンタもおかしいからね?」




プライベートジェットに荷物として積み込まれるという普通では考えられない方法をとるブルー




メンバー全員が心配するが「親」の設定がないブルーはパスポートをどうすることもできない




これしか方法がないと言われメンバーは反論できなかった

160: 2023/08/27(日) 21:28:23.43 ID:j9okdCSc0
ブレーザー「ずっとパスポート無しは無理でしょ」




サトノ家に頼り続けることは不可能でありどこかで終わるというブレーザーに対しブルーは考えがあると言う




ブルー「適当な人と結婚する」




籍を入れてしまえさえすれば夫が保証人となるのでパスポートの心配も無くなる




パスポートの更新の度に相手を見つければスムーズに事は進むと自分の考えを話す




ブルー「もしもの時はトレーナーもいるし」




ウィズ「ぎいっ!」



ウィズから聞いたこともない声が聞こえ全員そちらを向く。彼女は唇を噛み締めながらブルーを睨んでいた




例え冗談でもそんなことを言うなと言いたそうだがブルーは本気で考えていたので引く様子がない




このあと…



1 ウィズブチ切れ
2 喧嘩に発展
3 変な人と結婚するくらいならとトレーナー
4 全知全能拳ウララ
5 結婚ではなくトレーナーとウィズの養子があるとタンホイザ
6 自由安価


下3

163: 2023/08/27(日) 22:33:06.95 ID:y5MVGxch0
4

164: 2023/08/27(日) 22:46:23.59 ID:j9okdCSc0
自分ではなくブルーが主人公であるというプルメリアの説を聞きウィズはある危機を感じていた




主人公には恋人が居て当然。ブルーの周りを見てもトレーナー以外に男性が全く居ない




ブルーにトレーナーを取られる運命なのではないか。そのことがずっと彼女の頭の中で回っていた




トレーナーが頑なに自分と体を重ねようとしないのもそれが原因。ブルーに幼馴染の勝負服を託したのもそう




ブルーは自分からトレーナーを奪う。このことはウィズの中で事実として組み上げられてしまっていた




その事実がある上にブルーのトレーナーとの結婚発言。もはやブルーを消すという選択肢しかウィズの中になかった

165: 2023/08/27(日) 22:52:15.05 ID:j9okdCSc0
ウィズ「○ね!!」



優しいウィズからは考えられない言葉を発しながらブルーに襲いかかる。しかしウィズの拳はブルーには届かない




タンホイザ「いったい何が…?」




プルメリア「ウララさんのカウンターが決まりました」




自分でなければ見逃していたとプルメリアが説明する。ウィズの近くにいたウララが襲い掛かろうとする彼女に一撃を浴びせた




顔面を殴るようなことはせず顎をかすめる一撃。一瞬でウィズの意識は無くなり慣性の法則に従って体は倒れていく




ウララ「ごめんねウィズちゃん」




ウィズが倒れる前にウララが優しく抱き抱える。全知全能の彼女にとって顎への一撃は容易である

166: 2023/08/27(日) 23:00:17.45 ID:j9okdCSc0
ブルー「ごめんなさい」




自分のせいでこうなってしまったとブルーは頭を下げる。ウィズが悪いのだからとフォローされるがブルーは自分が悪いと言い切る




ブルー「私がいると皆に迷惑をかけるから」




ウィズに謝っておいて欲しいと言い残しブルーはトレーナー室から出て行ってしまう




タンホイザが彼女を追いかけるがブルーは無視してどこかに行ってしまった




ネイチャ「ほんっと笑えないんだけど…」




こんなことでは海外遠征なんか言っていられないとネイチャは深いため息をつく



下3
このあとどうなる

167: 2023/08/27(日) 23:18:48.84 ID:FZmHpMKIo
ゴルトレのチームシリウスの下に向かうブルー
仮メンバーとして登録を進めることに

169: 2023/08/27(日) 23:57:14.15 ID:Ekki3svJ0
>>167
それに気が付くトレーナー、ブルーが自分のチームに居続ければウィズとの衝突は避けられない、ブルーとウィズ二人の幸せを願うならブルーをゴルトレに任せるべきだろうと判断する

170: 2023/08/28(月) 00:29:34.80 ID:sqZpvmSh0
ゴルトレ「あらぁ~ブルーちゃん本当に来てくれるの?」




ブルー「ここにお世話になりたい」




ブルーが向かったのはチームシリウス。まだ自分を欲しがっていることを知っていたのでここなら受け入れてくれると考えた




早速仮メンバーとして登録を進めることになりその日のトレーニングにいきなり参加することとなる




ナリブ「どれだけヤれるか見せてみろ」




まずは自分と併走だとナリブがブルーをトレーニング場に連れ出しスペ達はその様子を見ていた

171: 2023/08/28(月) 00:37:17.69 ID:sqZpvmSh0
トレーナー「ブルー……」




ナリブと併走しているブルーに気が付くトレーナー。ブルーが自分のチームに居続ければウィズとの衝突は避けられない




ブルーとウィズ二人の幸せを願うならブルーをゴルトレに任せるべきだろうと判断する




彼女が居ない状態での凱旋門賞はほぼ不可能となるが二人が不幸になるよりはずっといい




ブレーザーは一人でも凱旋門を目指すだろうがウィズは国内のG1を走れば結果も出るはず




トレーナー「綺麗に走るなぁ…」




ナリブと併走しているブルーの姿をトレーナーは目に焼き付けていた



このあと…


1 シリウスのトレーニングに驚くブルー
2 チーム内でバチバチしていることに驚き
3 ゴルシに絡まれる
4 ブルーの走りを認めるパクパク
5 ブルーの良さに喜ぶゴルトレ
6 自由安価


下3

174: 2023/08/28(月) 00:46:20.22 ID:4wmF5ZEW0
6
4+5

178: 2023/08/28(月) 17:55:53.25 ID:o6enQ7ahO
ゴルトレ「あの子は良いわ~これは想像以上ね」




ナリブとブルーの併走を見たゴルトレはご満悦で顔もほころんでいる




力強い走りはシリウスのメンバーも参考になり彼女が加わることで更なるレベルアップが見込める




スズカ「あの子は新入生なのよね、凄いわ」




この時点で既にG1を勝てているのも驚異的でブルーはまだまだ伸びる




将来は海外を見据えるような彼女の走りにシリウスのメンバーは唸り称賛する

179: 2023/08/28(月) 18:04:36.88 ID:v0xC9P7QO
ゴルトレ「あの子はずっと「彼女」と走っていただけあるわね」




ゴルシから「彼女」の情報は得ておりその強さを認識している。ブルーが「彼女」と幼馴染というのも頷ける強さ





本来の世代最強は「彼女」でありブルーはトレセンに来たことで目立っているだけ




ゴルトレはそう考えていてブルーを過小評価していた。しかし彼女の走りを見てその評価は一転した




遠目で見ていても素晴らしい走りだったがこうやって目の前で見ると更に凄さがわかる




ゴルトレ「凱旋門が見えてきたわね」 




夢にまた一歩近付いたとゴルトレの表情はまた緩む

180: 2023/08/28(月) 18:10:45.08 ID:lO3ym8edO
マックイーン「中々やるようですわね」




ナリブとの併走が終わったブルーにマックイーンが話しかけブルーはいつものようにブルーと呼ぶようにと言う




マックイーン「ではブルーさんで宜しくて?」




ブルー「新米だからブルーでいいですマックイーンさん」




ゴルトレがブルーを欲しがっていた理由がわかったとマックイーンは彼女の走りを認める




自分達は本気で凱旋門を目指しているのでその覚悟はあるのかとマックイーンは質問する




ブルー「私も目指してたら問題ありません」




やる気も十分あるとマックイーンは彼女の加入を喜んだ



下3
このあとどうなる

181: 2023/08/28(月) 18:29:13.66 ID:8qZIxv8p0
ゴルトレがブルーの歓迎会を行う事になった

182: 2023/08/28(月) 19:40:58.62 ID:4wmF5ZEW0
>>181
ブルーを遠くから見ていたトレーナー、チームシリウスとは上手くやっていけそうだと安心し、これから以上にウィズ達を育てるのを頑張ろうと吹っ切れる

183: 2023/08/28(月) 19:42:31.13 ID:KcEhfamc0
>>182
トレーナーがトレーナー室に戻る最中に「そこの冴えない顔のトレーナーくん!」「元気なさそうだねこの薬を飲んでみないか」とアグネスタキオンが話し掛けて来た。彼女は変人過ぎて未だにトレーナーが付かないと噂に聞いているトレーナー。「怪しい薬は飲まない」と断るトレーナー

184: 2023/08/28(月) 21:50:26.68 ID:KaM6lE0ZO
ゴルトレがブルーの歓迎会をやろうと言い出しマックイーンがまだ早いと彼を止める




マックイーン「彼女はまだ仮加入ですわよ」




ゴルトレ「祭りは早いに越したことはないでしょ?」




マックイーン「とにかく正式に決まるまで待っていなさい」




ナリブ「肉の話をしたか?」




スペ「歓迎会ならスイーツが出ますよマックイーンさん!」




マックイーン「スイーツ!?」




チケゾー「マックイーンさんがまた太っちゃうよぉぉぉ!!」




スズカ「私ちょっと走ってきますね」



統率がとれているのかいないのか分からないチームではあるが全員同じ高みを目指す強者達である

185: 2023/08/28(月) 21:56:16.36 ID:lSr0eztKO
トレーナー(うまくやっていけそうだね)




ブルーの様子を遠くから見ていたトレーナーはチームシリウスと上手くやっていけそうだと安心する




トレーナー(彼女は僕には過ぎた逸材だったんだ)




これからはウィズ達を育てるのを頑張ろうと吹っ切れる。幼馴染のことを解決してくれただけでも嬉しかった




彼女はきっと頂点に辿り着くだろうと考えながらトレーナー室に戻るその道中であるウマ娘と出会う




タキオン「そこの冴えない顔のトレーナー君、この薬を飲んでみないかい?」




話しかけてきたのはアグネスタキオン。彼女は変人過ぎてトレーナーが付かないと噂に聞いているウマ娘




その話はもちろんトレーナーも知っており怪しい薬に注意するべしとの情報を得ている




トレーナー「そんな怪しいのは飲めないよ」




タキオン「騙されたと思って一本どうだい?」



タキオンはトレーナーに話しかけながら彼の後ろをついていく



下3
このあと

188: 2023/08/29(火) 01:29:41.47 ID:liTSEe9Q0
しつこく進めるタキオンに折れて薬を飲むトレーナー、飲んだ瞬間身体が光り輝く、その結果に上機嫌なタキオン「君は今日から私のモルモットくんだ」と勝手に決めてしまう

190: 2023/08/29(火) 19:06:23.20 ID:9gmu9rwp0
しつこく薬を勧めるタキオンに折れてトレーナーは渡された錠剤を飲んでしまう




トレーナー「んん!?」




薬を飲み込んだ途端にトレーナー身体が光り輝き始める。トレーナーは慌てていふがタキオンは上機嫌でいる




タキオン「君は今日から私のモルモット君だからね」




勝手に言われても困るとタキオンを受け入れない方向で考えていたが彼女しかこの発光現象は治せない




いくら勧められても飲むんじゃなかったと後悔するトレーナーの横でタキオンは機嫌よくトレーナーを見ていた

191: 2023/08/29(火) 19:15:29.89 ID:9gmu9rwp0
発光するトレーナーが学園にいるとの噂が出てきた頃、ブルーはチームシリウスも海外遠征を考えていると知らされる




ゴルトレはブルーにもついてきて欲しいと言われたがブルーは答えを濁しておいた




サトノ家の支援は自分がキタルファのメンバーだからこそ受けられたのであってこの状況ではサトノ家は頼れない




親がいないのでパスポートを作ることができないとゴルトレに言っても解決は望めないだろう




ブルー(本気で密入国を考えないと)




密入国のルートや偽造パスポートの入手方法をブルーは調べ始める



このあと…

1 シリウスメンバーに引かれる
2 メジロ家でどうにかならないか
3 ブルーの親戚がいるとゴルトレ
4 密入国ルート判明
5 ブルーの名で偽造パスポートを
6 自由安価


下3

194: 2023/08/29(火) 19:37:45.18 ID:2YmAw1x/0
6
2+5

195: 2023/08/29(火) 21:56:10.39 ID:ZRItJgKYO
どうせ偽造パスポートを作るなら「ブルー」の名前で作りたいとその筋の情報を調べるブルー




調べた結果は金さえあればなんとかなることはわかったもののこれまで稼いできた金額では無理だった




ケシと春を売り続けても一年はかかる。それくらい桁違いに稼ぐ必要があるようだ




流石にこれは現実的ではないかと他の方法を考えているとシリウスメンバーのマックイーンがいることに気付く




彼女なら偽造パスポートくらいなんとかなるのではないかとブルーはマックイーンに話しがあるともちかける




マックイーン「貴女はメジロ家を何だと思ってますの?」




メジロ家なら偽造パスポートくらい作れるだろうというブルーの前提はそもそもがおかしかった

196: 2023/08/29(火) 22:02:59.16 ID:ZRItJgKYO
マックイーン「プライベートジェットなんてありませんしメジロ家が犯罪などありえません」




一体なにを言っているのかとマックイーンに呆れられてしまったのでブルーはパスポートの件を話す




親が居ないと聞きマックイーンは驚いた表情をするがすぐにいつも通りに戻り親戚を頼ればいいと助言する




ブルー「やっぱりそれしかないですね」




避妊薬を貰ったらすぐにでも親戚を頼ると言い残しブルーはマックイーンの元から立ち去ろうとする




しかしマックイーンが何を言っているのかとブルーの腕を掴み事情を話すよう迫る




ブルー「協力してもらうお返しに生でするから避妊薬が必要なだけです」




マックイーン「あ…あ、貴女……なにを言ってるの…?」



ブルー「言葉の通りですけど」




唖然としているマックイーンにゴルシがいつもようにマックイーンに絡んでくる




それが合図だったかのように残りのシリウスメンバーも集まってきてしまう




このあと…


1 ブルーに説教
2 仕方ないとゴルトレ
3 マックイーンがなんとかするとゴルシ
4 ライス泣く
5 シリウスでブルーの親戚を脅しに
6 自由安価


下3

199: 2023/08/29(火) 22:47:30.67 ID:0G+s1tAFo
1+4の後3

200: 2023/08/29(火) 23:11:02.70 ID:OqLieFFl0
ライス「体を売るなんて悲しいこと言わないで……」




ゴルシ「おいおいライスをお粥にしてんじゃねぇぞ」




スペ「全部冗談ですよね!?」




スズカ「信じたくない話だけど本当なのね」




ナリブ「下衆が」




チケゾー「うぇぇぇん!悲しいよぉぉ!」




ブルーの話を聞いたシリウスのメンバーはそれぞれ反応を起こす。マックイーンは冗談だと思っていたがブルーの反応から事実だと悟る




ゴルトレ「この子の強さは育った環境から来てるのね」




ゴルトレだけはブルーの強さは地元(掃き溜め)から来ているのだと冷静に解析していた

201: 2023/08/29(火) 23:22:03.21 ID:OqLieFFl0
ゴルシ「マックイーンが何とかするから心配するな!」




少しの沈黙のあとゴルシがパスポートのことは心配するなとブルーの肩を抱く




マックイーンは何を言い出すのかとゴルシを見るがその表情は真剣なものだった




ゴルシ「このままだとコイツはヤるぞ」




そういう選択肢があるというわけではなくブルーは必ずその選択をする。彼女の話を聞きそれが明確になった




体を大切しろと言ってもブルーにとって体はお金と引き換えにできるものだという価値観で育っている




この場でなんとかできるのはマックイーンだけだとゴルシは対応するよう求める



ブルーは…

1 メジロ家養子を考える
2 荷物として海外発送
3 どうにもできない
4 チームに入れるかどうか会議
5 シリウスが対策を考えている間にブルーはパスポート入手
6 自由安価


下3

204: 2023/08/30(水) 00:01:59.41 ID:SEV3UG8t0
6
仕方ない自分がなんとかしようと立ち上がるゴルトレ、シリウスでだいぶ稼いでるからパスポートくらい何とかすると言う

205: 2023/08/30(水) 10:41:22.29 ID:CCoUEIDj0
ゴルトレ「シリウスでだいぶ稼いでるから私がなんとかするわ」




自分がなんとかしようと立ち上がるゴルトレ。シリウスメンバーにブルーを教育しておくようにと言い残しどこかに行ってしまう




シリウスの面々はまだ言いたい事が山ほどあるとブルーに詰め寄るが動揺する様子は全くない




ブルー「悪いことだと思ってません」




自分がやってきたことは否定しないで欲しいと言うもキタルファの時とは違いブルーは責められる




マックイーン「施設を頼るとか方法はあるでしょう!?」




ブルー「施設でエンコーしてました」



チケゾー「治安が終わってるよぉぉぉ!!」



ライス「ブルーちゃんみたいなウマ娘が何人もいるなんて…」



ゴルシ「テメーまたお粥炊きやがったな!」




ブルーに寄り添ってくれたキタルファと個人主義のシリウスではかなり考え方が違うようだ

206: 2023/08/30(水) 10:48:32.41 ID:CCoUEIDj0
ナリブ「汚れた体でよく走ろうと思えたものだ」



ブルー「まだ処Oだからまだ汚れてはいません」




スペ「え、でも…」



ブルー「してたのは口とか胸で…」




マックイーン「やめなさい!」




棒をシゴく動きを見せたブルーの手を叩きマックイーンが静止させる。彼女の動きを見たスズカはブルーに嘘がないと悲しい顔をする




スズカ「もうしないって約束できる?」




ブルー「あ……無理になりました」



キタルファのトレーナーに授業料を払ってもらっていたがシリウスに所属するとなるともう彼は頼れない




来年は特待生があるが確定ではないので金を貯める必要がある。なのでまたやるしかないとブルーは平然と語る




ブルー「処Oは高くなる売れるって教わったからここぞという時に」




マックイーン「いい加減になさい!!」




堪えきれずとうとうマックイーンはブルーの頬を平手打ちする




このあと…


1 マックイーンと喧嘩
2 ブルーはやばいとシリウス
3 金はメジロに頼れとゴルシ
4 ファンが悲しむとマックイーン
5 自由安価


下3

209: 2023/08/30(水) 13:07:36.89 ID:UrY1idS00
4

211: 2023/08/30(水) 13:40:59.73 ID:42+iTYkFO
この中の誰もブルーの気持ちを理解できないがそれとこれとは違う。ブルーのやろうとしていることは間違っている




それがメンバー共通の意思であるのでマックイーンを止めずブルーを説得しようとしている




スペ「ファンの人も私達も悲しいです」




スズカ「お願いだからそんなことしないで」




ゴルシ「ここまで言われてもやるってのか?」




ブルー「やりたくてやってるわけじゃない」




生きる為にはこれしか知らないのだとブルーは折れる気配がない



下3
どうなった

213: 2023/08/30(水) 14:31:29.54 ID:tJRdp4he0
ゴルシがそれじゃあファンではなくお前の元トレーナーの事を考えてやれよ、お前にもうそんな事させない為にシリウスにお前を預けたんだ
アイツのそんな気持ちを無下にするのかとブルーに言う

214: 2023/08/30(水) 14:51:22.29 ID:DcWeoY0Co
>>213+金のことならマックちゃんを頼りな、知らんおっさんより気は楽だろと

215: 2023/08/30(水) 17:02:09.53 ID:IbTkuW2MO
ゴルシ「じゃあファンじゃなくてキタルファのトレーナーの事を考えてやれよ」




ブルー「え」




ブルーにそんな事させない為にトレーナーはシリウスに預けたんだと聞きブルーは固まってしまう




トレーナーの気持ちを無下にするのかとゴルシに言われブルーは完全に沈黙する




ゴルシ「金のことならマックちゃんを頼りな!知らんおっさんより気は楽だろ?」




マックイーンは否定するかと思いきやブルーの方を見てその通りだと頷く




マックイーン「融資や貸与という形にはなりますが支援は可能です」




生活に必要な額や授業料もメジロ家が一旦肩代わりできるとマックイーンは言い切る

216: 2023/08/30(水) 17:10:35.36 ID:IbTkuW2MO
ゴルシ「頼れるもんは頼るもんだろ?そもそも…」




喋っている途中でゴルシはあることに気付く。ブルーが大人しくなったと思ったら涙を流していたのだ




ブルー「ヴ……!!」




人前どころか一人でも涙を流したことがなかったブルーの初めてともいえる号泣。泣き方が下手でまるで子供のように涙を流す




ブルー「とれぇなぁ……!」




何の涙なのかそもそも泣いたことのないブルーは泣いているという自覚すらない




掃き溜めに生まれ育ち愛や情を知らずに育ったブルー。そんな彼女にトレーナーの優しさは届いていた




このあと…


1 泣き止まないブルー
2 ブルーの涙を見てイメージが変わるシリウス
3 キタルファに戻るべきかと会議
4 「彼女」からブルーがトレーナーに懐いていると知っていたゴルシ
5 抱き締めるマックイーン
6 自由安価


下3

220: 2023/08/30(水) 18:17:22.04 ID:0jvA8h9l0
6
1+2+5
マックちゃんはこれからはシリウスの一員として頑張りましょうと励ましてくれる

221: 2023/08/30(水) 19:23:33.18 ID:/GGZkAHP0
ブルー「ウっ……ぐ…………!」




涙が止まらないブルーを見たシリウスのメンバーは彼女に抱いていたイメージがガラリと変わる




彼女はきょうだいや親が居ないことにより愛される経験が無かったのでこの性格となっていた




トレーナーからの愛情を受け取っていたブルーはようやく人並みに泣けるようになっていた




友人やファンが悲しんでも何とも思わないのにトレーナーを裏切ると自覚した途端に涙を流すブルー




彼女の涙はシリウスとブルーの溝を埋めるかのように流れ続けていた

222: 2023/08/30(水) 19:33:47.58 ID:/GGZkAHP0
泣き止まない彼女を見たマックイーンはそっとブルーを抱き締める




マックイーン「これからはシリウスの一員として頑張りましょう」




ブルー「がんばる……」




自分の為を思い送り出してくれたトレーナーの為にできることは勝つことしかない




トレーナーとの絆の証でもある勝負服を見に纏い、凱旋門で勝つという具体的な目標が決まった




ブルー「……ぅっ…………く……」





マックイーン「あら…少々お待ちくださいませ」




涙の拭い方を知らないブルーに変わりマックイーンがハンカチで優しく彼女の涙を拭う




その光景は姉妹のようでブルーは姉のマックイーンの優しさにも包まれる





このあと…

1 トレーニングの合間にトレーナーに会いに行くブルー
2 ゴルトレがパスポート入手
3 シリウスに懐くブルー
4 ブルーが少し変わったと噂に
5 マックはブルーがゴルシの影響を受けないように努力
6 自由安価


下3

225: 2023/08/30(水) 19:56:37.20 ID:SEV3UG8t0
2

226: 2023/08/30(水) 21:42:25.82 ID:/GGZkAHP0
ゴルトレが姿を消して数日後、ブルーのパスポートを持ってシリウスのトレーナー室に帰ってくる




ゴルトレ「これでパスポートは心配ないけど他の心配も消えたみたいね」




ゴルトレが去ってからの出来事は知っておりブルーはもうトレーナーの気持ちを裏切るようなことはしない




あの場面はゴルシ達に任せて正解だったとゴルトレは腕を組みながら頷いている




ゴルシ「生まれた時は女じゃないトレーナーにゃ無理だよな」




ゴルトレ「そうよわかってるじゃない」




これで海外遠征に行くことができるとシリウスはその準備を始める

227: 2023/08/30(水) 21:51:00.62 ID:/GGZkAHP0
ブルー「チケット代と遠征費、貸してくれてありがとう」




マックイーン「これくらい当然です」




海外に行くにあたっての費用等をブルーは素直にマックイーンになんとかして欲しいと頼む




ブルーが拒否する可能性があったので貸すという体になっているが実際は全額をメジロ家が負担する




マックイーン(これは施しではなく勝つ為に必要な投資ですわ)




ブルーが遠征に参加することによって自分達にも利益がある。海外に遊びに行くわけではないのでメジロ家の協力を得られた




シリウスが海外で活躍し凱旋門賞を制覇することはメジロ家にとってもプラスなのでブルーの費用を負担した




ブルーを含めたチームシリウスは海外への遠征を始める



このあと…

1 メンバーにトラブル発生
2 ブルー荷物少な過ぎ問題
3 ゴルシのみ現地集合
4 マックイーンのみファーストクラス
5 空港でひっかかるゴルトレ
6 自由安価


下3

229: 2023/08/30(水) 23:16:03.15 ID:DcWeoY0Co
235

233: 2023/08/31(木) 13:31:10.11 ID:hWM1818z0
海外遠征出発の日、シリウスメンバーは空港で集合することになっていた




ブルーは事前にマックイーンから空港までのチケットも渡されていたので問題なく空港には来れた




しかし空港に到着した彼女を見たマックイーン達はその荷物の少なさに困惑する




マックイーン「海外に行くことは理解していますわよね?」




ブルー「そうですけど」




スペ「着替えしか入ってないんですか!?」




スズカ「嘘でしょ……」




マックイーン達はスーツケースと大荷物を抱えているのに対してブルーはリュック一つのみ




着替えとシューズ類しか入っておらずブルーは一泊二日の旅行に行くかのような出立ちだった

234: 2023/08/31(木) 13:35:32.89 ID:hWM1818z0
ナリブ「嗜好品が無いと言っても異常だぞ」




ナリブはメンバーの中で一番無駄なものがなく荷物が少ない彼女でもスーツケースを使っているのでブルーは明らかに少な過ぎる




マックイーン「こんなことなら事前にチェックすべきでしたわ」




ライス「化粧水も持ってきてないの?」




ブルー「……?」




チケゾー「なにそれって顔してるよぉぉ!」




ゴルトレ「ごめんなさいちょっと遅れちゃったわ」




ブルーの荷物の少なさで騒いでいる所にゴルトレがやってくる。彼(彼女)にしては珍しく集合時間に遅れてやってきたがトラブルがあったという

235: 2023/08/31(木) 13:55:59.42 ID:hWM1818z0
ゴルトレ「ゴルシが現地集合な!って昨日言ってたんだけどそこから連絡が取れないのよ」




飛行機のチケットはゴルシに渡してあるがこの時間に空港に来ていないと飛行機には乗れない




自分でチケットの時間を変更した可能性があるがゴルシと連絡がつかないのでどうしようもない




ゴルトレ「ゴルシの言葉を信じるしかないわね」




ゴルシは海外にいると信じシリウスとゴルトレは搭乗準備を始めるがここでもトラブルが発生する




ゴルトレ「男が女の格好して何が悪いのよ!?」




パスポートの性別と見た目が違うということでゴルトレは検査で引っかかってしまう




シリウスのメンバーは問題無く検査を通過したのでゴルトレを心配しつつ飛行機に搭乗する



このあと…

1 ゴルトレ来れず
2 ゴルシが向こうの空港でお出迎え
3 飛行機のトラブルで全く違う空港に着陸
4 ブルーの荷物行方不明
5 無事到着
6 自由安価


下3

238: 2023/08/31(木) 15:21:11.69 ID:uTp9eLiI0
6
5+2で着く前に
飛行機内でブルーがメンバーにゴルトレは男なのか女なのかを聞く

239: 2023/08/31(木) 16:47:02.17 ID:zLDZ0TH9O
ゴルトレはなんとか検査をクリアしゴルシを除く全員が飛行機に乗り込むことができた




飛行機での座席はゴルトレのみシリウスのメンバーと離れていたのでいい機会だからとブルーはメンバーに質問する




ブルー「ゴルトレって男の人なんですか」




その質問にメンバーは頭を抱える。そもそもシリウスはトレセンの猛者が集まるという伝統のあるチーム




ゴルトレはシリウスのトレーナーとして厳しくも確実に実力が伸びるトレーニングを行っていた




彼(彼女)がおかしくなったのはゴルシがチームシリウスに参加してからだという




追込みで走るゴルシの脚は素晴らしくシリウスのメンバーで一番の実力があるといえる




そんなゴルシの強さは有名だったが日常生活がおかし過ぎることでも有名だった

240: 2023/08/31(木) 16:50:39.11 ID:zLDZ0TH9O
ゴルトレが今のようになったのはゴルシがゴルトレの家に泊まりに行ってからだという




ブルー「ゴルシさんがお持ち帰りされたんですか?」




ナリブ「私もそう思って奴(シリウストレ)を軽蔑した」




しかし翌日、トレーニングに現れたのは今のゴルトレ。バッチリ女装とメイクを完璧に仕上げてきていた




その日から彼(彼女)はシリウストレではなくゴルトレとして生まれ変わったように指導し始めた




チケゾー「本当に別人かと思うくらいトレーニングが違ったんだ」




今までのような厳しさが消え、個人の強みを最大限に活かすような理想的なトレーニングになったのだという

241: 2023/08/31(木) 16:56:00.13 ID:Wx9s4S+GO
これは恐らくゴルトレがある問題を抱えていたからだとマックイーンは推測する




マックイーン「あの方はずっと自分の性別に悩んでいたのでしょう」




シリウストレ時代の彼は目つきも厳しく愛想もなかった。しかし性別のしがらみから解放された今とは真逆




ゴルシはシリウストレの家に泊まった時にメイクの仕方などを教えたのではないかとマックイーンとメンバーは考えるようになった





ブルー「体は男だけど心は女ってことですね」




ライス「そういうことだと思うよ。今のお兄……お姉さまの方が毎日楽しそう」




ゴルトレの今の姿しか知らないブルーにとってシリウストレ時代の彼の姿は全く想像できない

242: 2023/08/31(木) 17:02:36.83 ID:XDlcyZU5O
ゴルシ「よーー!待ってたぜお前ら!」




マックイーン「貴女という人は……」




空港ではなぜかゴルシがシリウスを出迎える。一つ前の便どころか数日前から現地に居たのではと思えるほど観光の痕跡がある




ゴルシ「下調べはやっといたから心配すんな!」




例によってゴルトレはまた検査に引っかかっているので彼(彼女)は放っておいてホテルに向かうとゴルシが先導する




ブルー(本当に来たんだ)




ブルーは日本とは違う景色と周りから聞こえてくる外国語を聞きここが海外なのだと興味深そうに見渡す




このあと…


1 ホテルが予定のものと違う
2 ゴルトレ入国検査ひっかかる
3 凱旋門の黄色い人と出会う
4 時差ボケが酷い誰か
5 マックイーンだけ別ホテル
6 とりあえず今日はゆっくり
7 自由安価


下3

245: 2023/08/31(木) 17:29:07.62 ID:FJfYIKX60
3

246: 2023/08/31(木) 17:46:38.55 ID:Z216u/BHO
メイ「お前たちはチームシリウスだな!」




ホテルに移動中シリウスはある人物に話しかけられるがマックイーンが海外で知らない人物と話すべきではないと無視しようする




しかし話しかけてきた人物がURAのバッジを付けていたのでトレセンの関係者ということがわかる




メイ「私は佐岳メイ!所属はURAで君達の強化部門を担当している」




代表者は居ないのかとメイは彼女らを見渡す。ゴルトレはまだ空港なのでチームの代表者は不在になる




ゴルシ「面白そうだから話し聞いてみよーぜ!」




しかしゴルシは独断でメイと話しをしようと決めてしまい近くのカフェにシリウス共々入っていく

247: 2023/08/31(木) 17:54:28.69 ID:fQXDNkYfO
メイは以前に凱旋門賞制覇を目指し行動を起こしていた。残念ながら結果は出なかったが掴んだものはあった





凱旋門賞が各距離のレースを増やし難易度が下がった今が好機だとメイは再び凱旋門賞を目指すのだという




メイ「凱旋門賞制覇に向けたプロジェクト、プロジェクトL'Arcを私は立ち上げる!」




トレセンの協力を得られることになっているので海外での遠征費やかかる費用は全て学園が持ってくれる





この破格の条件があるのは彼女が今度こそ凱旋門賞の制覇を実現するという熱量があってこそ




メイはシリウスの強さを聞いておりプロジェクトに参加しないかと話しを持ちかけてきた



シリウスは…


1 ゴルトレの返事による
2 L'Arcに興味無し
3 L'Arcに興味を示す
4 つまんねーとゴルシ
5 自由安価


下3

250: 2023/08/31(木) 18:19:43.06 ID:dbjy8k4l0
1

252: 2023/08/31(木) 18:30:07.47 ID:r5NfmcgsO
マックイーン「お話しはわかりました、トレーナーに伝えておきますので返事はその時に」




メイから連絡先をもらい一旦は解散となる。ゴルトレ抜きで答えは出せないという結論だった




ゴルトレがすぐに来れるなら待っていたが彼(彼女)はまだ空港。メイも忙しいようなので今日はここまでとなった




スペ「プロジェクトL'Arcって凄いですよね!」




シリウスはカフェを出て再びホテルに向かう道中で先程のメイのことが話題にあがる




自分達と同じように本気で凱旋門賞を狙っているメイからはアツい思いを感じ取っていた




これまで日本のウマ娘が勝ったことのない凱旋門賞で勝つことができれば大きな話題となるだろう

253: 2023/08/31(木) 18:34:47.19 ID:Izpf+A8TO
ナリブ「凱旋門だけというのは気に入らないな」




ナリブは凱旋門賞だけでなく将来は海外のレースに出続けることを目標としている




その為メイが凱旋門だけを見ていることが気に食わないようだった




気に入らないとまでは言わないがスズカもナリブと同じ意見らしい




スズカ「私も海外で走りたいの」




もし凱旋門賞を制覇してもプロジェクトL'Arcに参加していれば国内のトレセンに戻るしかない




ゴルトレの判断に従うがどちらかと言えばプロジェクトL'Arcに否定的のようだ



このあと…

1 プロジェクトL'Arcを考えるゴルトレ
2 参加を決めるゴルトレ
3 不参加
4 空港から出れないゴルトレ
5 強制送還ゴルトレ
6 自由安価


下3

254: 2023/08/31(木) 18:49:53.70 ID:UMSfiwiyO
6 参加不参加はロンシャンの空気を肌で感じてからよねとゴルトレ
なお、その発言にストリップショー開催かと勘違いされ変態の烙印を押され簀巻きにされる

257: 2023/08/31(木) 21:32:44.56 ID:c0sOGPN0O
なんとか空港を突破したゴルトレはマックイーンからプロジェクトL'Arcの説明を受ける




ゴルトレ「参加不参加はロンシャンの空気を肌で感じてからよね」




プロジェクトL'Arcに参加する旨みはありそれを利用するのも手だろうとゴルトレは考える





ゴルトレ「なんだおいストリップショーの開催か!?」




しかしその発言にストリップショー開催かと勘違いされ変態の烙印を押され簀巻きにされる




ブルー「ふーん」



マックイーン「貴女のそのリアクションはなに!?」




ブルー「いや懐かしいなって……」




チケゾー「ブルーちゃんの過去が壮絶過ぎるよぉぉぉ!」




ストリップショーくらいなんでもないというリアクションのブルーに引きつつゴルトレはホテルの部屋に放り込まれる

258: 2023/08/31(木) 21:40:07.54 ID:D7FX/FLBO
ゴルシ「今夜は盛り上がっぞーー!」




マックイーンの部屋に集合したシリウスのメンバーは夜はこれからだと盛り上がろうとしていた




ライス「ブライアンさんは寝ちゃってるよね」




ゴルシ「アイツはノリ悪いからな~」




スペ「ブルーちゃんも来てませんね」




ブルーと同室のライスはマックイーンの部屋に集まることを言ったのだがもう既に寝る準備をしていた




なので連れてこなかったとライスは言うがゴルシはそれを聞き騒ぐ




ゴルシ「新入りがいい度胸だオラ!」




寝ているブルーを襲撃すると宣言しゴルシはブルーとライスの部屋に向かう




ブルーは部屋で…


1 寝てた
2 トレーナーと電話中
3 なぜか裸
4 運動(意味深)してた
5 時差ボケで起きてた
6 自由安価


下3

261: 2023/08/31(木) 22:43:46.15 ID:RCHfhqct0
5

274: 2023/09/07(木) 18:37:36.68 ID:2B7xcnMj0
ブルー「どうしましたかゴルシさん」




ゴルシ「テメー起きてるじゃねぇか!」




ブルー「時差ボケで寝れないです」




ゴルシ「夜はこれからなんだよ来い!」




寝る努力はしていたが時差ボケという経験したことのない環境の変化にブルーは寝れないでいた




万が一寝ることができていてもゴルシに叩き起こされていたのである意味で結果オーライといえる




ゴルシはブルーを連行しチームシリウスの夜ふかしが始まろうとしていた

275: 2023/09/07(木) 18:46:15.10 ID:2B7xcnMj0
まずは新入りから話題を出せと言われたブルーはゴルトレをどう思っているのかを質問する




ブルー「戸籍は男なんですよね」




マックイーン「彼についてはゴルシがよーーく知っているはずですわ」




マックイーンに名指しされたゴルシだが口笛を吹きながら遠くを見ている。事情を知っているが話すつもりは無いのだろう




良い機会だから彼に何があったのか聞かせて欲しいと他のメンバーも突っ込むがゴルシは答えるつもりがない





マックイーン「貴女はどう思いますの?」




ゴルトレに関するこれまでに判明している情報はブルーも同じ。なのでブルーの予想を聞かせて欲しいとマックイーンは質問する




ブルーの考え…


1 ゴルシにしか見せない顔がある
2 ゴルトレは実は女性かも
3 ゴルシとゴルトレは一線超えてる
4 ゴルシもゴルトレも演技してる
5 自由安価



下3

278: 2023/09/07(木) 18:56:24.43 ID:RiSm362V0
5
1+3

279: 2023/09/07(木) 19:12:25.73 ID:2B7xcnMj0
ブルー「ゴルトレはゴルシさんにしか見せない顔があると思います」




ブルーの言葉を聞いてもゴルシは反応を変えない。しかしブルーが続けて語った内容にゴルシは動揺する




ブルー「ゴルトレさんは以前から自分の性別について悩んでいたというのはみなさんと同じ意見です」




ブルー「ゴルトレさんが一線を超えられなかったのは男として生まれた葛藤があったと思います」




ブルー「自分の心は女だから女装をして過ごす。そんな単純な話しじゃなくなってたんです」




ブルー「男として生まれたことも受け入れたい。だからゴルトレさんはゴルシさんと……」




ブルーが核心に触れようとした時、ゴルシは突然ブルーに向かって枕を全力で投げ付ける




そのリアクションを見たシリウスのメンバーはゴルシとゴルトレが一線を超えていたのかと衝撃を受ける

280: 2023/09/07(木) 19:21:11.66 ID:2B7xcnMj0
ブルーはゴルシの一撃で沈むかと思いきや何も気にすることなく続きを語り出す




ブルー「もしかしたら未だに関係はあるかもしれないです」




チケゾー「そういえば……」




ゴルシ「そういえばじゃねぇんだよおらぁぁぁぁぁ!!」




とうとうブチ切れたゴルシは枕を両手に暴れ出す。ナリブが負けじと応戦しプチ乱闘へと発展する




マックイーン「あのリアクションを見る限り貴女の言う通りかもしれませんわね」




ブルー「色々と見てきてますからわかります」




掃き溜めでさまざまなものを見てきたブルーにとってゴルシとゴルトレの関係はまだ綺麗なものだった




このあと…

1 暴れたあとゴルトレの部屋に消えるゴルシ
2 突然寝るブルー
3 ゴルトレは特に触れないシリウス
4 悶々とするシリウスメンバー
5 こういう話題にはブルーがいると認識するシリウス
6 自由安価


下3

283: 2023/09/07(木) 19:50:10.25 ID:Qm3cil3S0
4+5

284: 2023/09/07(木) 20:05:02.35 ID:2B7xcnMj0
ゴルシ「どるらぁぁぁ!!」




ナリブ「いい動きだ」




ゴルシとゴルトレの一線超えを知ったメンバーはただ悶々とすることしかできない




ゴルシの必氏さが事実であると認めているようなもので明日から二人をどう見ればいいのかとシリウスは混乱していた




このままではゴルトレを見ればゴルシとの関係がチラつきトレーニングに集中ができない




こうなればとスペは一人平気そうにしていたブルーに話しを振る





スペ「ブルーちゃんはもっと凄いの見てきてますよね?」




ブルー「人よりは多く見たり聞いたりしてます」




スペ「よければ聞かせてもらえませんか!?」




毒を持って毒を制すしかないとブルーの濃厚な話しを聞きながらシリウスの夜は更けていく

285: 2023/09/07(木) 20:09:45.41 ID:2B7xcnMj0
ゴルトレ「全員寝不足とは以外ねぇ」




翌日、海外でのトレーニングを始めようとしたのだが全員の調子がよくないことにゴルトレは気付く




ゴルシとナリブの乱闘及びブルーの話は夜明けまで続き、シリウスメンバーは全員寝不足となっていた





午前は軽めにして午後から本格的にトレーニングを始めようということになりとりあえずランニングを始める




スペ「ゴルシさんとゴルトレさん……」




スズカ「集中よスペちゃん」




チケゾー「濃厚な…百合と薔薇が……」




ブルー「眠い……」




ゴルシ「……」





チームの雰囲気に疑問を持ちつつもゴルトレは午後からのトレーニングメニューを考える




このあと
下3

287: 2023/09/07(木) 20:46:33.23 ID:a6MG/w4z0
トレーニング中に凱旋門を狙い海外遠征に来ていたシリウスシンボリ、エルコンドルパサー、サトノダイヤモンド、マンハッタンカフェに出会う

288: 2023/09/07(木) 20:52:55.94 ID:FNhpKqW60
>>287
+シリウスシンボリがブルーに突っかかる、ルドルフの真の実力を知らず舐めている『彼女』の知り合いという理由で気に入らないらしい

289: 2023/09/07(木) 21:43:00.26 ID:+9/+jedpO
軽いトレーニングを行っている最中にシリウスシンボリ、エルコンドルパサー、サトノダイヤモンド、マンハッタンカフェと出会う




彼女らもまた凱旋門賞を狙っているがシリウスとは違いプロジェクトL'Arcのメンバーとして遠征にやって来ていた




シリウス「お前が例の奴か」




シリウスはチームシリウスを見つけるといきなりブルーに突っかかってくる。どうやらルドルフの真の実力を知らない『彼女』の知り合いというのがマズイらしい




シリウス「イダテンとは名前ばかりのようだな?」




ブルー「うん……」




いちゃもんを付けられているブルーだが時差ボケのせいで返事は適当に返してしまっている




それがまたシリウスを怒らせることになるがブルーはそもそも誰と話しているかわかっていない

290: 2023/09/07(木) 21:48:49.54 ID:8/KgBNyZO
このままでは喧嘩になってしまうとダイヤが機転を効かせある人物を呼んでくる




トレーナー「時差ボケが辛いみたいだねブルー」




ブルー「とれーなぁだぁ」




トレーナーの姿を見つけたブルーはふらふらとした足取りのまま彼に抱き着く





ダイヤ「トレーナーさんはプロジェクトL'Arcの特別トレーナーとして参加してもらいます」




メイが声をかけていたのはゴルトレだけでなくトレーナーにも声をかけていて彼は特別トレーナーを了承していた




まだトレーナーがプロジェクトL'Arcのトレーナーになると決まったわけではなくあくまでダイヤが希望したので今回だけの特別トレーナーということになっている

291: 2023/09/07(木) 21:54:41.43 ID:CZCSuTg4O
ブルー「とれーなぁすき」




トレーナーに抱きついたままブルーは寝てしまいそうだったので彼は優しくブルーを抱き抱え座る




スペ「普段とはまるで違う……」




ブルーはトレーナーに懐いていることはシリウスも知っていたがここまでとは知らず、スペ達は驚いている





トレーナー「ブルーは僕のことを父親みたいに思ってるんだよ」




ブルー「んふふ」




好きというのも子が親に向けるような愛情と同じもの。ブルーと過ごすうちにトレーナーは彼女のことを理解するようになっていた





このあと…


1 ゴルトレ乱入
2 メイ乱入
3 シリウスとL'Arc組でレース
4 嫉妬狂ウィズ
5 自由安価


下3

294: 2023/09/07(木) 22:39:53.70 ID:RiSm362V0
5
4抜けた癖になんなのだとキレるウィズ、何とか宥めるトレーナー
ブルーはまだキタルファやトレーナーに未練があるのではと疑うゴルトレ

295: 2023/09/07(木) 23:04:13.27 ID:kfMnsoRE0
ウィズ「この…クソアマ……!!」




チームを抜けた癖に一体これはなんなのだとキレるウィズをトレーナーは何とか宥める




ゴルトレ「ちょ~っと話せるかしら?」




トレーナーの姿を見つけたゴルトレは二人で話せないかと持ちかけL'Arc組とチームシリウスはそれぞれ離れていく




ブルーはトレーナーに抱きついたまま眠ってしまったので仕方なくゴルトレはこのまま話し始める





ゴルトレ「この子はキタルファと貴方に未練があるみたいなのよ」




チーム内での言動や態度を見てもブルーはシリウスに馴染めているとは思えない

296: 2023/09/07(木) 23:11:05.81 ID:kfMnsoRE0
トレーナー「無理に仲良くする必要はないですよ」




ゴルトレ「それはそうよ。けど限度ってあるじゃない」




個性の塊であるチームシリウスで遠慮し続けるのは疲れてしまうとゴルトレは懸念している




ゴルトレ「まあそれくらいで潰れるブルーちゃんじゃないわよね」




トレーナー「ならいいじゃないですか」




ゴルトレ「それ本気で言ってるわけ?」




トレーナー「ブルーのことを第一に考えた結果です」




トレーナーとしてゴルトレの方が優秀なのでブルーはシリウスに行くべきだとトレーナーの考えは変わらない




ゴルトレ「本人に聞いてみるのが一番ね」




ブルーは相変わらずトレーナーに抱きついたまま寝てしまっている




ブルーは…


1 答え出せない
2 キタルファがいい
3 シリウスがいい
4 悩むくらいならどっちのチームも辞める
5 シリウスも良いが何よりトレーナーが好き
6 自由安価


下3

299: 2023/09/07(木) 23:25:41.20 ID:ZAedKdOi0
5

300: 2023/09/08(金) 00:04:08.82 ID:kssptX600
トレーナーに促され起きたブルーはゴルトレからシリウスとキタルファのどちらが良いのかと質問される




ブルー「シリウスに不満は無いです」




チームに不満は無いが何よりもトレーナーが好きなのだとブルーは正直な気持ちを吐露する





ゴルトレ「その好きはラブじゃないわよねぇ?」




ブルー「ウィズはここには居ない?」




この場には三人しか居ないと知らされるとブルーはその気持ちもあると答える




ブルー「好きというよりトレーナーには全てを許せる。私の処Oも貰って欲しい」




自分に好意があるのは知っていたがまさかここまでとは思わずトレーナーは困惑してしまう

301: 2023/09/08(金) 00:14:05.04 ID:kssptX600
ブルー「トレーナーはウィズと幸せになって欲しい。けど私のことも忘れないで欲しい」




ゴルトレ「ちょっと~~責任取んなさいよ」




トレーナー「うぅぅぅん……」




ブルーの気持ちの大きさを知ったトレーナーは腕を組み考え込んでしまう。まさか処Oを捧げたいほど慕われているとは予想できなかった




掃き溜めで育ったブルーにとって純血は何よりも価値のあるもの。それを自分に捧げるという意味は誰よりもトレーナーが理解している





ブルー「本気でそう思ってる」




トレーナー「君は嘘を言わないのを知ってるよ」




ブルー「嬉しい」




再びトレーナーに抱き着くブルーを見たゴルトレはどうするのがベストかを考えていた



このあと
下3

303: 2023/09/08(金) 00:59:51.34 ID:w4s4dAGm0
そう思ってくれているのは嬉しいと礼を言いつつ、同時にそう思わせてしまい申し訳無いと謝る。自分にはウィズがいるし、ブルーを勧誘しておきながら実力もお金もなかったから育てる事が出来なかった自分は不甲斐ない駄目なトレーナーだと自分を責める。

304: 2023/09/08(金) 01:08:34.99 ID:gF19bwSt0
>>303
自分の事が好きだと感じているのは吊り橋効果的なモノで時間が解決すると思うと話すトレーナー。君の純血は本当に好きになった人に捧げろと伝え、ゴルシトレにシリウスにブルーを託し去る。

305: 2023/09/08(金) 17:50:25.23 ID:CCmQ+Tlq0
そう思ってくれているのは嬉しいと礼を言いつつそう思わせてしまい申し訳無いとトレーナーは謝る




ブルー「どうして謝るの?」




トレーナー「ブルーを勧誘しておきながら実力もお金もなかったから育てる事が出来なかった事が申し訳なくて」




トレーナーは不甲斐ない駄目な奴だと自分を責める。ブルーはそんなトレーナーに抱きついたままじっと見ている





トレーナー「君の純血は本当に好きになった人に捧げるべきだよ」





このままではお互いにとって良くないからと強引にブルーを引き離しブルーは抵抗することなくトレーナーから離れる

306: 2023/09/08(金) 18:00:25.88 ID:CCmQ+Tlq0
ブルー「私にとってトレーナーは特別なことには変わりない」




トレーナー「僕にはウィズがいるんだ」




ブルー「トレーナーの恋人はウィズなのは知ってる」




自分に対してよくない感情を抱いてしまっていると注意してもブルーは聞く様子がない




ブルーのことを思うとあまり一緒にいるべきではないとトレーナーはL'Arc組の所に帰っていく




ゴルトレ「複雑な関係してるわね~……」




トレーナーと仲違いをしてチームを去ったわけではなく全てはブルーのためを思ってのこと




それをブルーもわかっているのでシリウスで力をつけようとしているが彼女の心は完全にトレーナーにある




ゴルトレ「父親と娘みたいじゃないのよ」




このことはあまり触れない方が良いのかとゴルトレはとりあえずの答えを出す



このあと…

1 トレーナーと会えたのでブルー元気
2 ゴルシとの関係を質問されるゴルトレ
3 本格的にトレーニング開始
4 シリウスメンバー時差ボケに苦しむ
5 自由安価


下3

307: 2023/09/08(金) 18:08:03.65 ID:4j2tNnh9o
1+3+4

310: 2023/09/08(金) 19:14:51.30 ID:rgMusjEV0
ゴルトレ「さぁ~~始めるわよ」




午後になり時差ボケも解消したであろうということでチームシリウスの本格的なトレーニングが始まる





ゴルトレの指示にくらいつき人一倍頑張っているのはブルー。彼女はトレーナーに会えたことでやる気も上がっていた





他のメンバーも全力で頑張っているかと思いきや見るからに調子は良く無さそうに見える




ゴルトレ(全員時差ボケは笑えないわねぇ)




やる気はあるのだが時差というある意味どうしようも無いものにチームシリウスは対応できていない

311: 2023/09/08(金) 19:26:45.74 ID:rgMusjEV0
ゴルトレ(今日のトレーニングは中止でいいわね)




ブルーを除く正規メンバーは体を時差に対応させるため休養。仮メンバーのブルーは引き続きトレーニングということになった




ブルー「私一人だけなんですね」




ゴルトレ「貴女の走りをじ~っくり見せてちょうだい」




ブルー「わかりました」




短距離に特化した彼女の走りと脚をゴルトレは堪能しその仕上がりに驚いている




ゴルトレ「今までの積み重ねが良かったのねぇ」




「彼女」とのほぼ毎日やっていたレースもブルーの脚を作ったのだろう




誰よりも努力を重ねるブルーの走りは唯一無二だとゴルトレは分析している





このあと…

1 ホテルでチームシリウスダウン
2 L'Arc組がブルーの元に
3 チームシリウス観光に
4 みっちりトレーニングブルー
5 自由安価


下3

314: 2023/09/08(金) 19:52:11.99 ID:yvDY5BbC0
5
4+2
+ブルーをずっと睨むシリウス、彼女がルドルフを侮辱した行為が気に入らないらしい。
ブルーはシリウスはルドルフを嫌っていると思っていたが違うのかと考える

315: 2023/09/08(金) 22:59:09.73 ID:MClOsBDL0
ゴルトレのトレーニングを一人で受けているブルーの所にL'Arc組からシリウスシンボリがやってくる




シリウスは「彼女」がルドルフを侮辱した行為が気に入らないらしくブルーを睨み続けている




ブルー(会長を嫌っていると思ってたのに)




シリウスが自分を敵対視するのはルドルフ絡みなのだがまさか二人の仲が良いとはブルーは想像できなかった




友人を馬鹿にされたままのシリウスにとって自分は厄介者だろうということは分かるがブルーにはどうしようもない




ブルー(一度ちゃんと話しておこう)




ブルーはゴルトレに許可を取るとすぐにシリウスシンボリの元に駆け寄る

316: 2023/09/08(金) 23:05:29.24 ID:MClOsBDL0
シリウス「イダテンが何の用だっていうんだよ」




ブルー「彼女のことでしょ」




シリウス「アイツの名前は聞きたくねぇんだよ」





「彼女」の名前は口にしたくないと言うシリウス。そこまで嫌っているのかとブルーは意外に思う




ブルー「「彼女」は純粋に速さを求めてるだけ」




シリウス「それがどうした」




ブルー「悪気はないって言いたかった」




シリウス「そんなこと関係ないな」




シリウスとの会話はぎこちない



このあと…
下3

319: 2023/09/08(金) 23:30:06.44 ID:w4s4dAGm0
シリウスにド直球に「会長が馬鹿にされて拗ねてるのか」「ルドルフと仲良かったの?」と聞く、「アイツとは仲良いとか悪いとかそんなんじゃない」とはぐらかされ結局わだかまりが解けないまま解散した

320: 2023/09/08(金) 23:50:22.60 ID:kssptX600
ブルーはシリウスシンボリに会長が馬鹿にされて怒っているのか、ルドルフと実は仲が良かったのかと質問する




シリウス「アイツとは仲が良いとか悪いとかそんなんじゃない」




質問に対する答えをはぐらかされ結局わだかまりが解けないままシリウスとは別れてしまった





ゴルトレ「シンボリは複雑ってことよ」




シリウスとルドルフの関係は簡単に言葉にできないのだとゴルトレが教えてくれたがブルーはピンと来ていない




ブルー(ツンデレだと思っておこう)




ブルーの中で一番近いものがツンデレだったのでシリウスはルドルフに対してはそうなのだと解釈することにした

321: 2023/09/09(土) 00:05:57.83 ID:2Rtb2K9g0
ブルー(みんな氏んでる)




トレーニングを終えたブルーがホテルに戻ってみるとチームシリウスのメンバーはまだダウンしていた




昨夜の夜更かしも良くなかったようでゴルシでさえも部屋から出てきている様子がない




ブルー(確か一階でご飯が食べれたはず)




ブルーは同室のライスを起こさないよう注意しながら着替え、ホテル一階てビュッフェがあったとそこに向かう




ブルーは…


1 ビュッフェは別料金でブルー撃沈
2 せっかくなのでゴルトレがレストランに
3 なぜかホテルの外に
4 間違ってホテル地下へ
5 自由安価


下3

324: 2023/09/09(土) 00:32:10.87 ID:1GkJVt4i0
5
2+キタルファの面々と会うブルーとゴルトレ
キタルファの中に見慣れないウマ娘アグネスタキオンがいるのに気が付くブルー

325: 2023/09/09(土) 01:18:24.08 ID:2Rtb2K9g0
ゴルトレ「アンタ以外誰も動けないのね……」




ブルー「はい」




ゴルトレ「仕方ないわね~折角だから外で食べましょうか」




シリウスメンバー全員の分は無理だがブルーだけなら問題ないとゴルトレと二人でレストランに向かうことに





ブルーはテーブルマナーは知らないとのことなので若者向けのカジュアルな店をゴルトレは選ぶ





ゴルトレ「あれってキタルファじゃないかしら?」





ブルー「トレーナーとネイチャ達がいる」




偶然にもチームキタルファも同じレストランを訪れていたようで仲良く食事をしている光景をブルーは見つける




ブルー(あれって誰?)



ネイチャやウィズといった見慣れたメンバーの中に一人、見慣れないウマ娘を見つけたブルーはあれは誰なのかとガン見している

326: 2023/09/09(土) 01:28:20.70 ID:2Rtb2K9g0
ゴルトレ「キタルファに新しく入った新人、アグネスタキオンよ」




その様子を見かねたゴルトレが見慣れないウマ娘はタキオンだと説明しブルーと入れ替わる形でチームに入ったことを知る




変人でトレーナーをモルモット扱いする彼女に苦労しているはずだとゴルトレはため息混じりに話す




ゴルトレ「タキオンは真面目に走れば速いけど、ちゃんと走らないのよねぇ」




タキオンはやる気が無いというより走ることより研究を優先しているので今までトレーナーがついていなかった




ゴルトレ「トレーナーとタキオンはどうなるか見ものよ」




ひょっとすると化学変化が起きるのかもしれないとゴルトレは語っていたが既にブルーはゴルトレの前から消えていた




ブルーは…


1 タキオンに殴り込み
2 自分の代わりはこれ(タキオン)なのかと少し怒る
3 トレーナーに懐くタキオン。キレるウィズ
4 タキオンにタイマンしようやとブルー
5 自由安価


下3

329: 2023/09/09(土) 01:39:34.63 ID:qzjFfg1d0
3

330: 2023/09/09(土) 13:09:23.96 ID:gwkdUEVF0
タキオン「モルモットくぅん、私にご飯を食べさせておくれよぉ」




レストランのテーブルにて、タキオンはトレーナーの隣に座り食事を食べさせてくれとせがんでいた




タキオンはトレーナーの左隣に座り右隣にはウィズが陣取っているのだが彼女の表情は凍っている





ウィズ「私のトレーナーだって何度も言ってるよね?」




ブチ切れる寸前のウィズを見てもタキオンはお構い無しにトレーナーに甘え続けている





タキオン「私の面倒を見るのは君の仕事だろう?」




いちいち褒美がないといけないのかとタキオンがトレーナーの手を自分の胸に当てたところでとうとうウィズは切れる




ウィズ「このアバズレが!!」




タキオン「遅いねぇ」




ウィズはトドメを指す気でフォークをタキオンに振り下ろすが軽々と避けわざとらしくトレーナーに抱き着く

331: 2023/09/09(土) 13:18:45.26 ID:gwkdUEVF0
ネイチャ「あー美味しいなーー」




ネイチャ達はというと三人のやり取りをほぼ無視しながら食事を楽しんでいる




タキオンが加入してからはこんなことは日常茶飯のようで止めることはもう諦めたらしい




タキオン「見たまえモルモットくん!ウィズくんが机に突き刺したフォークの深さを!」




ウィズ「トレーナーから離れろ!!」




タキオン「普段の彼女からは考えられないパワーだ!彼女も素晴らしいモルモットだねぇ」





トレーナーはまた騒いでしまって店に申し訳ないと思いながら二人を止めていたが止まる気配がない




近くに誰かが来ていることに気付いたトレーナーはすぐに落ち着かせると言い訳をするが、その人物は店員ではなかった




トレーナー「ブルー……?」




店員ではなくブルーがトレーナー達の目の前に現れる



ブルーは…

1 タキオンぶちのめす
2 トレーナー尋問
3 ウララ拳でブルー止まる
4 泣くブルー
5 自由安価

下3

334: 2023/09/09(土) 13:36:59.52 ID:GSuc6AFF0
2

335: 2023/09/09(土) 15:43:17.43 ID:gwkdUEVF0
ブルー「トレーナーに質問があるんだけど」





トレーナーは言い訳をしようとするが良い台詞が思いつかず頷くことしかできない




ブルー「私よりそれがよかったの?」




トレーナー「あのね違うんだ」




それとブルーが指差したのはタキオン。彼女はトレーナーの腕に抱きついており離れる様子はない




ブルー「私の為にシリウスに送り出してくれたんじゃなかったの?」




トレーナー「その通りなんだよブルー。これはタキオンが勝手にやってることなんだ」




ブルーにとってみればタキオンといちゃつきたいから自分は邪魔者だったと考えても仕方ない状況になっている

336: 2023/09/09(土) 15:51:13.45 ID:gwkdUEVF0
ブルー「これがトレーナーの好みなの?」




トレーナー「それは違うよウィズが一番なことに変わりはないから」




ブルー「ふーん」




納得したのか分からないがブルーはトレーナーから離れネイチャの方に向かう




ネイチャ「お~っとネイチャさんにも話がある感じ?」




ブルー「普段からあんな感じなの?」




ネイチャ「残念ながらそんなんですよねぇ~」




タキオンとウィズの揉め事は一度や二度ではないとネイチャが証言する。それを聞いたブルーは頷き再びトレーナーの方に向かう




ブルー「ねぇウィズ。抜け駆けはしたくないから一緒にどう」




ウィズ「なにが!?」




ブルー「三人でホテル」




タキオンのことを忘れてもらうにはこれしかないとブルーは強行しようとしている



このあと…
下3

339: 2023/09/09(土) 16:39:30.86 ID:aKTJdeKy0
するわけないでしょと怒りを通り越して呆れるウィズ、ゴルトレがレース前なんだから問題起こすなと止めに入る、 同じくレストランに来ていたL'Arc組のカフェがタキオンに店の中でそんな事は止めろと注意

341: 2023/09/09(土) 16:50:43.82 ID:gwkdUEVF0
ウィズ「そんなことするわけないでしょ……?」




怒りを通り越して呆れるウィズとやっと気付いたゴルトレが海外で問題は起こすなと止めに入る
 




カフェ「いい加減にしてください」




タキオン「ん~~カ~フェ~~」




同じくレストランに来ていたL'Arc組のマンハッタンカフェがタキオンに店の中でそんな事は止めろと引き剥がす





タキオンは誰に対してもこんな調子なので悪気があったわけではないとカフェはウィズとブルーに説明する




ウィズはともかくブルーは自分の代わりがコレなのかと納得いっていないがこれ以上踏み入ることもできない




ゴルトレ「アンタの代わりとかじゃないって言ってるでしょ」




タキオンはブルーの代わりなどではないと説明しながらキタルファから遠ざけていく

342: 2023/09/09(土) 17:00:12.66 ID:gwkdUEVF0
ゴルトレ「少しは落ち着いたかしら?」




ブルー「なにが?」




ゴルトレ「アンタねぇ……」




キタルファではブルーはどう過ごしていたのかとゴルトレは彼女の扱いに頭を悩ませていた





ネイチャ達がブルーを受け入れていたのと仲の良さがあってキタルファではうまくやってこれていた




チームは仲良くクラブではないのでチームメイトで仲良くする必要はないがこんなことが何回もあっては困る




ゴルトレ(ルールで抑えつけるしかないかしら)




チームシリウスではこういうことが禁止なのだとルールを明確にすればブルーも大人しくなるのではとゴルトレは考える




しかしブルーは法を守ることが少ない幼少期を送っておりルールができても素直には守ることはないだろう



このあと…

1 シリウスでは揉め事禁止とルールが
2 恋愛禁止が決まる
3 トレーナーに夜這いブルー
4 ストレス発散の為にレース開催
5 自由安価


下3

345: 2023/09/09(土) 17:50:17.54 ID:B2X5xz1M0
1+2

346: 2023/09/09(土) 18:18:21.64 ID:gwkdUEVF0
ホテルに帰ってくるとチームシリウスのメンバーはある程度復活していたので緊急会議だと話し合いが始まる





ゴルトレ「今までちゃんとしたことを決めてなかったわよね」





チームとして揉め事は起こさないようになど改めてルールと注意事項がゴルトレから説明される




揉め事の中にはもちろん喧嘩も入っており無闇矢鱈に敵を作らないようにとゴルトレは釘を刺す




今更当たり前と思える内容ばかりの話であったがルールはあった方がいいとマックイーン達はゴルトレの提案を受け入れる




ゴルトレ「それから最後にこのチームは恋愛禁止よ」




チケゾー「え……」




チーム内での恋愛は無いだろうがシリウスに所属する以上は恋にかまけている暇はないと恋愛禁止を宣言する




これもルールを決めるだけで大した影響がないかと思いきや恋愛禁止を聞きチケゾーは明らかに動揺していた

347: 2023/09/09(土) 18:23:53.88 ID:gwkdUEVF0
チケゾーの様子がおかしいことにスペ達も気付きまさかそうなのかと盛り上がってきてしまう




スペ「相手は誰なんですか!?」




スズカ「誰であっても別れなきゃいけないんですよね?」




ゴルトレ「そのパターンは予想してなかったわちょっと待って」




メンバーのプライベートを全て把握しているわけではないが男の影は無いことをゴルトレは確認していたはずだった




なので恋愛禁止と踏み込んだルールを決めたのだがまさかこうなるとは予想できなかった




ナリブ「もう前言撤回か?」




ゴルトレ「待ちなさいって言ってるでしょ」




恋愛にかまけていればレースで勝てないという台詞を用意していたのだがチケゾーの走りは悪くない




しかしルールを決める以上特別扱いはできないとゴルトレは対処を悩む




このあと…
下3

349: 2023/09/09(土) 18:39:24.42 ID:roqkEVVEo
相手を聞き出そうとするがなかなか口を割らないチケゾー

350: 2023/09/09(土) 18:54:02.42 ID:S6U8wByM0
>>349
答えないならハヤヒデやタイシンに聞くと言うゴルトレ

352: 2023/09/09(土) 19:06:29.46 ID:gwkdUEVF0
スペ達が相手を聞き出そうとするがなかなか口を割らないチケゾー。この反応を見る限り相手とは軽い付き合いではないのだろう





ゴルトレ「答えないならハヤヒデやタイシンに聞くわよ?」




流石にBNWの二人なら事情を知っているはずとゴルトレは彼女らに事情を聞くと軽い気持ちで口にする




チケゾー「…………っ…」




マックイーン「ちょっとちょっと!」




ライス「本気で泣いちゃった…」




いつもの騒がしい泣き方ではなくポロポロと涙を流し始めたのでこれはマズイと止めに入る

353: 2023/09/09(土) 19:13:20.55 ID:gwkdUEVF0
泣いているチケゾーはライスに任せ他のメンバーに何か知らないかとゴルトレは質問する




ナリブ「聞いたことはない」




マックイーン「同じですわ」




スペ「コソコソなんかしてるとこ見たことありません!」




スズカ「いつもBNWの三人でいるものね」




学園内ではいつもの三人で居る所を全員目撃している。そうなると相手は学園外の人物だろうか




まさか何か知っているかとブルーに話を振るが当然なにも知らないと答えるが…




ブルー「チケットさんはこれが何か知ってました」




ブルーがポケットから取り出したのは避妊具でそれを見た瞬間マックイーンがそんなものはしまえとブルーの手からはたき落とす




ゴルトレ「あの子は何て言ってたの?」




ブルー「誤解されるから落としちゃダメだよって言われました」




チケットはブルーが持っていたものが何か知っていて意味も知っていたとなると相手とは相当親密な仲だと想像できる

354: 2023/09/09(土) 19:19:15.31 ID:gwkdUEVF0
ゴルトレ「禁止と言った手前、別れてもらうしかないわね」




チケットもレースと彼氏ならレースを取るはずだとゴルトレは恋愛禁止を撤回しないという




ゴルトレ「変な男に騙されてる可能性だってあるわよね」




マックイーン「生涯を共にするような男性かもしれませんわよ」




ナリブ「相手が分からない以上話は進まないだろう」




ここから先はチケゾーから話してもらう必要があるのでライスを通じて話ができないか様子を伺う




ライス「なんとかできると思うよ」




まだ泣いていたが話くらいならできるとチケゾーは詳細を話す




相手は…

1 幼馴染
2 学園内のトレーナー
3 ネットで知り合った人
4 大学生
5 社会人
6 自由安価


下3

357: 2023/09/09(土) 19:42:54.98 ID:wE/2YHu00
1

358: 2023/09/09(土) 19:55:14.87 ID:gwkdUEVF0
チケゾーがトレセン学園に来る前、普通の学校で過ごしていた時にある幼馴染が居た




BNWとは古い付き合いになるがその幼馴染も知り合いであり長い付き合いとなっていた




BNWの三人がトレセンに合格した後、話があると呼び出されたのはチケゾー




呼び出された場所には幼馴染だけでなくハヤヒデとタイシンの姿が。一体何が起こるのかと思っていると…




ライス「そこで告白されたの?」




チケゾー「ん……」




マックイーン「トレセンに入学前からだというならそこそこ長いですわね」




幼馴染はチケゾーのことをどうすればいいかハヤヒデとタイシンに相談するほど真面目な人物だった




今まで隠し通せてこれたのはBNWの協力があってのことだったのだろう

359: 2023/09/09(土) 20:00:41.45 ID:gwkdUEVF0
ゴルトレ「もしレースと幼馴染ならどっちを取るの?」




チケゾー「……」




ライス「幼馴染だってお姉さま」




ゴルトレ「困ったわねぇ」




恋愛が許されないのならチームを去る覚悟はあるとチケゾーは言いたいようだった




そもそも今までが許されていたのに急にダメになることはおかしいのではとマックイーンは指摘する




ゴルトレ「そりゃ私が悪いけど恋愛を認める気はないわよ」




それとこれとは話が別だとゴルトレも簡単には譲る様子はない



このあと…

1 恋愛は黙認
2 恋愛禁止は譲れない
3 自分との関係をバラすぞとゴルシ
4 幼馴染に電話してみる
5 自由安価


下3

362: 2023/09/09(土) 20:12:01.18 ID:aXroB1Sb0
3+4

364: 2023/09/09(土) 20:34:31.23 ID:gwkdUEVF0
「もしもし?」




電話の向こうから聞こえてきたのは年相応の男子学生の声。チケゾーからの電話だと思っているので嬉しそうにも聞こえる




ゴルトレ「悪いけどチケゾーちゃんじゃないわよぉ」




ゴルシ「誰かわかるか~?」




少しの沈黙のあとチームシリウスの関係者かと幼馴染は言う。どうやら事態は飲み込めたようだった




ゴルトレ「さて、言いたいことはあるかしら?」




まだ泣いているチケゾーを横に幼馴染への詰問が始まろうとしている



このあと…
下3

367: 2023/09/09(土) 22:49:18.58 ID:U3zYK0m00
チケットとの関係を問い質す、チケットもスタイル良いので身体目的じゃないかと尋問

368: 2023/09/09(土) 23:44:07.10 ID:2Rtb2K9g0
ゴルトレは幼馴染とチケゾーとの関係を問い質す。チケゾーのスタイルは良いので身体目的じゃないかとゴルトレは疑っている





「体目的なんかじゃないです」




ゴルトレ「けど一線は超えてるわよねぇ」




「それは……」




清く正しい交際とはいえないのではないかとゴルトレは二人の関係に突っ込んでいく




ゴルトレ「学生でそういうことはまだ早いって自覚はあるわよね?」




「でも……」




ゴルトレ「これはいただけないわね」




ゴルトレの印象は良くなかったようでやはり別れた方が良いと彼(彼女)の中で答えが決まってしまう

369: 2023/09/09(土) 23:53:16.31 ID:2Rtb2K9g0
ゴルシ「いきなりオカマが電話に出て向こうもビビってるだろ」




幼馴染はチケゾーからの電話だと思っていたのでうまく答えられなくても仕方ないとゴルシはフォローを入れる




チケゾー「うあぁぁ……」




ライス「大丈夫だからね」




幼馴染が責められているのに耐えられなかったのかチケゾーは声をあげて泣き出してしまう





その声に気付いた幼馴染はチケゾーはどうなっているのかと質問が聞こえてくる




ゴルシ「また泣き出しちまったけど何もしてねぇぞ」




「それならいいんですけど、貴女達は僕とチケットに別れて欲しいんですよね?」




自分はそう思わないがゴルトレはそう考えているとゴルシは質問に答える




幼馴染は…


1 チケゾーの為なら別れると宣言
2 チケゾーとは別れたくない
3 恋愛禁止は知らなかった
4 BNWで相談したい
5 自由安価


下3

372: 2023/09/10(日) 00:06:25.59 ID:wgoG2CuL0
4

373: 2023/09/10(日) 00:48:04.91 ID:V2E7/R060
「チケットを含むBNWと相談させてもらえませんか?」




チケゾーだけでなくハヤヒデ達とも話したいという幼馴染の意見を聞くが肝心のチケゾーは話せそうにない




チケゾー「別れたくないよぉ…」




グループ通話でなら大丈夫ではないかというライスのアイデアを採用しハヤヒデとタイシンにも連絡が行く




ゴルトレ「BNWでならちゃんと答えが出るでしょ」




やれやれといった態度でゴルトレが安心したのも束の間、マックイーン達がこれはどうなのかとゴルトレに突っ込む




マックイーン「こんなことが続けば私にも考えがありますわよ」




ゴルトレ「言っとくけど学生でヤることヤってるのはアウトなのよ」




自分は教育者として当然だとゴルトレは悪びれる様子は全くない

374: 2023/09/10(日) 00:56:51.76 ID:V2E7/R060
ゴルシ「それ以上言うならわかってんだろうな?」




ゴルトレ「なによ」




ゴルシ「アレはもうバレてるから全部言うぞ」




ゴルトレとゴルシの一線超えは既に知られている。しかしゴルシはそれ以上まだ何かあると言いたげにしている




ゴルトレ「言いたかったら言えばいいじゃない」




ゴルシ「ゴルシ様が言えないと思ってんのか?」




ゴルトレは一歩も引く様子は無い。ゴルシに何かをバラされたとしても仕方ないという覚悟の上なのだろう




結局ゴルシが根負けする形となり後味悪く会議は終わる




このあと…
下3

377: 2023/09/10(日) 01:32:02.88 ID:JPx4iWiy0
ブルーがゴルシにゴルトレの秘密を聞こうとする

378: 2023/09/10(日) 15:34:23.05 ID:V2E7/R060
ブルーとライスの部屋でチケゾー達は話しており、ブルーはどこで寝ればいいかとホテルを彷徨っていた




ゴルシ「何してんだお前」




ブルー「私の部屋でチケットさんが話してます」




ゴルシ「じゃあチケットと部屋交換すりゃいいだろ」




ブルー「ああそうか」




それくらい気付くだろうとゴルシは呆れながら話す。早速部屋に戻ろうとしたときブルーはゴルトレのことが頭をよぎる




さっきゴルシはゴルトレの何を言いかけたのか気になりゴルシにそのことを質問してみる




ゴルシ「お前は何だと思ってんだよ」




ゴルシから言い出したのでゴルトレとの関係についてではないかとブルーは予想を話す

379: 2023/09/10(日) 15:41:36.16 ID:V2E7/R060
ゴルシ「あそこまで言ったらわかるよな」




ブルー「一回だけじゃなく何回もゴルトレと寝てるとかですか」




ゴルシ「そういう約束なんだよ」




ゴルトレが女装するようになってからも定期的に関係があったのだとゴルシは言う




ゴルトレから誘っているので落ち度は向こうにある。しかしゴルトレはそのことをゴルシに話されるのは覚悟の上だった




ゴルシ「アイツがなに考えてるかわかんねぇ」




ゴルシとゴルトレは付き合っているわけではないが親密な関係であり続けていた




そのことをチームに知られたくないのはゴルトレのはずなのにそれでも構わないという態度をとっていた




このあと…


1 ゴルシとゴルトレ揉める
2 チケゾー破局
3 ネイチャを頼ってみるブルー
4 チケゾーと同室のナリブの部屋に行くブルー
5 自由安価


下3

382: 2023/09/10(日) 16:34:10.33 ID:4tszfL1T0

383: 2023/09/10(日) 17:38:07.12 ID:V2E7/R060
ブルー「こういうことなんだけど」




ゴルシとゴルトレのこと、更にチケゾーのこともどうしたら良いのかブルーはネイチャに電話で相談していた




ネイチャはそんな角度の質問がくるとは思わず困惑するも自分を頼ってくれたのだからと真面目に考える




ネイチャ「チームが崩壊しそうな感じはある?」




ブルー「それは無いと思う。ゴルトレはトレーナーとして優秀なのは皆んな知ってるし」




こんな時にネイチャならどうするかとブルーに聞かれ、悩んだ結果自分ならこうするとブルーに伝える

384: 2023/09/10(日) 17:43:13.51 ID:V2E7/R060
ネイチャ「ブルーって仮メンバーでしょ?一旦距離を置いてみるのは?」




ブルー「落ち着いた頃に戻るってこと?」




ネイチャ「そそ。面倒なことは正規メンバーに任せちゃえ~って感じ」




チームシリウスに参加するには試験は無くゴルトレが気に入ればチームに参加することができる




ブルーは現在仮メンバーでゴルトレに言えばすぐに正規メンバーになれるはず




ただ今はこの仮メンバーという立場を最大限に活かした方が良いだろうというのがネイチャの考えだった




ブルー「逃げることにならない?」




ネイチャ「いや~ネイチャさんは逃げるべきだと思うね」




痴話喧嘩には首を突っ込まないのが鉄則だとネイチャなりの理論をブルーに語る

385: 2023/09/10(日) 17:48:25.20 ID:V2E7/R060
ネイチャ「トレーニングはこっちでもやってるし、メイさんも喜ぶと思うけど」




ブルー「L'Arcに参加か……」




明日はちょうどメイが様子を見にくるらしいので飛び入りでトレーニングに参加してみてはとネイチャは誘う




L'Arc組にはウィズがいるのでまた揉める可能性があるがシリウスに居ても同じことだと考えられる




ゴルトレには費用面でL'Arcに参加した方がいいという言い訳はできるなとブルーは考える




ブルーは…

1 L'Arc組に参加
2 シリウスに残る
3 一人でトレーニング
4 単独でレース場に
5 自由安価


下3

388: 2023/09/10(日) 18:26:08.22 ID:wgoG2CuL0
1

389: 2023/09/10(日) 19:00:51.31 ID:V2E7/R060
翌日早朝、部屋にメモを書き残したブルーは荷物をまとめL'Arc組がトレーニングを行なっている場所に向かった




ホテルから距離は離れていたが良い運動になるとブルーは走ってその場所まで向かう




ネイチャ「こっちこっち~」




ブルーがついた頃にはちょうどトレーニングが始まる時間でブルーはそのまま参加することに




タキオン「また会ったねぇブルーくぅん!」




ブルー「宜しく」




タキオン「ふぅん?」




タキオンはあまり相手にしない方がいいとブルーは無視に近い形をとる




ウィズともあまり近づかない方がいいだろうと絶妙な距離を保っているとトレーナーがメイを連れてくる

390: 2023/09/10(日) 19:27:16.10 ID:V2E7/R060
メイ「シリウスから君が参加してくれるのか!」




ブルーからネイチャそしてトレーナーとメイに話が通じていた。メイはブルーがプロジェクトL'Arcに参加することを喜んでいた




シリウスシンボリ「シリウスに見切りをつけてこっちに寝返りか?」




ブルー「私はまだ仮メンバーだから」




エル「こっちの方がいいデーース!」




ブルーは拒絶されることなくL'Arc組のトレーニングに参加できることになる




トレーナー「それじゃあ今日のトレーニングを始めようか」




L'Arc組とキタルファのトレーニングが始まる



このあと…
1 ガッチリトレーニング
2 ゴルトレがやってくる
3 レースをやることに
4 トレーナーに夢中のブルー
5 自由安価


下3

393: 2023/09/10(日) 19:49:04.24 ID:UJsnAvcI0
1+5

395: 2023/09/10(日) 20:22:21.66 ID:V2E7/R060
ゴルトレと比べるとやはり一歩劣るトレーニング内容ではあるがその分熱意はある




海外のトレーニング場という利点を使ったトレーニングはプロジェクトL'Arcにマッチしている




シリウスやエルもトレーナーのトレーニングに文句がないようで黙々とこなしている




ブルー(やっぱりトレーナーのがいい)




ブルーは久しぶりにトレーナーのトレーニングをできるとあって上機嫌でトレーニングをしていた




トレーニング内容がどうこうというより近くにトレーナーがいることがブルーは嬉しかった

396: 2023/09/10(日) 20:32:44.22 ID:V2E7/R060
ウィズ「……」




ブルーがトレーナーを凝視していることに気付いたウィズは視線を遮るようにブルーの前に立つ




ブルー「ごめんなさい」




ウィズ「その謝罪は何に対して?」




ブルー「やっぱり私……」




ウィズ「その先は言わせないから」




自分とトレーナーの邪魔だけはするなとブルーに釘を刺しウィズはトレーニングに戻っていく




チームシリウスに戻ればゴルシとゴルトレの問題に巻き込まれ、キタルファではトレーナーを巡ってウィズと対立する




ブルーは自分には居場所がないのではないかと孤独を感じる




このあと…

1 ブルー失踪
2 トレーナーに泣きつくブルー
3 密入国してきた「彼女」と出会う
4 困ったときのウララ
5 自由安価


下3

399: 2023/09/10(日) 20:58:34.37 ID:pI8StG1r0
2+4

400: 2023/09/10(日) 21:39:45.91 ID:V2E7/R060
メイはダイヤとVRについて話したいことがあるとこの場を離れていくがトレーニングは引き続き行われた




トレーナー「一旦休憩にしようか」




休憩時間になりL'Arc組とキタルファが体を休めていることを確認したトレーナーも休憩する




ブルー「とれーなぁ……」




トレーナーが体を休めていると半泣きになったブルーがウララと共にやってくる




トレーナー「どうしたの?」




ウララ「どうすればいいかわからないんだって」




ブルーはシリウスでのこととウィズのことをウララに相談すると彼女はトレーナーなら解決してくれると判断した

401: 2023/09/10(日) 21:45:45.10 ID:V2E7/R060
トレーナーとしてはブルーが強くたるためにシリウスに送り出したので向こうて頑張って欲しいというのが本音になる




しかしブルーが泣いて助けを求めているのに無視はできないと彼女に寄り添う姿勢を見せる




トレーナー「キタルファにいるとウィズと喧嘩しちゃうよね」




ウララ「ブルーちゃんもトレーナーさんのこと好きみたいだし」




好きのベクトルはウィズとは違うが好意があることは間違いないのでウィズとは揉めるだろう




更にタキオンという不安要素もあるのでウィズは余計に不安定となる




ブルー「とれーなぁが近くに居て欲しい……」




ウララ「ブルーちゃんのことどうにかならない?」




トレーナーは判断を迫られる



このあと…
下3

404: 2023/09/10(日) 22:24:07.05 ID:J7XGov+F0
ゴルトレ達と話を付けて来ると言う話が決裂したらブルーは返して貰う事にする

405: 2023/09/10(日) 22:44:00.91 ID:V2E7/R060
トレーナー「ゴルトレさんと話を付けてくるよ」




チームシリウスのメンバーなら半日もあれば元に戻りトレーニングに打ち込んでいるはず




そうなればブルーが不安に思うこともないので一件落着だろうとトレーナーは考えた




万が一話が決裂すればブルーは引き取るからとブルーを安心させトレーナーはチームシリウスが拠点としているホテルに向かう





トレーナー(ブルーもちゃんと女の子なんだなぁ)




壮絶な幼少期を過ごしてきたブルーでも学生らしい悩みがあるとわかりトレーナーは少し安心していた




ゴルトレと早く話を終わらせてプロジェクトL'Arcのことを詰めようとトレーナーは終わったあとのことを考えながら移動していた




チームシリウスは…


1 普通にトレーニング
2 崩壊
3 ブルーが行方不明と騒ぎに
4 ゴルシとゴルトレだけが部屋から出てこない
5 自由安価



下3

408: 2023/09/10(日) 23:18:11.35 ID:4rb/Rm4x0
4

409: 2023/09/10(日) 23:35:28.14 ID:V2E7/R060
ホテル近くのトレーニング場で練習を行なっているチームシリウスを見つけるも肝心のゴルトレの姿は無かった




トレーナーがマックイーンに事情を聞いてみるとどうやらゴルシとゴルトレだけがホテルから出てこなかったらしい




マックイーン「ブルーさんはそちらにいますわよね?」




トレーナー「こっちで預かってるから心配いらないよ」




マックイーンはブルーのことが心配だったようでトレーナーがちゃんと面倒見ていると聞き安心していた





ゴルトレに話があったのでトレーナーはトレーニング場からホテルに向かうがシリウスの様子をチェックしておく




トレーナー(問題なくトレーニングはしてるみたい)




やはり半日あれば解決するのだろうと考えながらトレーナーはホテルに向かっていく




410: 2023/09/10(日) 23:41:07.20 ID:V2E7/R060
トレーナー(えーっとこの部屋かな)




マックイーンからゴルトレの部屋番号を聞いていたのでトレーナーは部屋の前まで来ていた




起きているのか寝ているのか判断はつかないのでノックをするかどうか躊躇する




トレーナー(先にゴルシの部屋にいってみようかな)




マックイーンとゴルシが同室なのを聞いていたので先にそちらを尋ねようかとトレーナーは悩む




「……」




トレーナー(あ、出てくる)




ゴルトレの部屋の前で迷っているとタイミングよくゴルトレが部屋から出てくる



ゴルトレは…

1 ゴルシとの事後
2 女装してなかった
3 レースの日程を組んでいた
4 ゴルシと夜中まで話していたので寝不足
5 自由安価


下3

413: 2023/09/11(月) 00:01:01.78 ID:b2J05Zgz0
2+3+4

414: 2023/09/11(月) 17:41:29.78 ID:653l2hcoO
ゴルトレ「なんだトレーナーか…こんな所でどうしたんだ?」





部屋から出てきたゴルトレは女装をしておらず元の姿でトレーナーの前に出てくる




トレーニングに出ていなかった理由は海外遠征でのレース日程を組み直していたからだという




ゴルトレ「時差ボケに苦労した分は取り返せそうにない」




トレーナー「そうですか…」




L'Arc組はメイのプログラムがあったので時差ボケに対応できていたがチームシリウスはそれぞれが自力で対応している




トレーナー(ゴルトレさんも苦労してるのかな)




ゴルトレはゴルシと夜中まで話していたので寝不足になっているのだが時差の影響も少なからずあるだろう

415: 2023/09/11(月) 17:54:52.24 ID:BjgEvhCPO
トレーナーはゴルシとの事とチケゾーのことは解決したのかと聞くと勿論だと返事をする




ゴルトレ「チケゾーは別れさせたしゴルシはいつも通りだろう」




トレーナー「別れさせたんですね」




ゴルトレ「ウマ娘にとって何が大切かという話だ」





トレセン学園のウマ娘にとって走ることが全てであり他のことは邪魔であるというのがゴルトレの考え




チームシリウスのメンバーであるならその覚悟もあるはず。だからチケゾーも最終的には受け入れたという




トレーナー(勝つ為には妥協はできないって言いたいのかな)




自分とは考え方が違うがこれがゴルトレの強さなのだろうかとトレーナーは思う

416: 2023/09/11(月) 18:02:21.71 ID:cxXIOqPVO
トレーナー「ブルーのことで話があるんです」




ブルーは書き置きを残しL'Arc組に来ていると説明をするとゴルトレは驚いた表情を見せる




ゴルトレ「聞いてないぞそれは…」




トレーナー「マックイーン達は知ってたみたいですけど」




ゴルトレ「ゴルシか……」




ゴルトレには報告しなくていいとゴルシが止めたのだろうと想像できる




書き置きの内容は見ていないがブルーがトレーナーのところに居るのならそれでいいと話す




ゴルトレ「話はこれで終わりか?」




もう少しブルーの心配しても良いがレースに関係ない事なのでこんなものなのかとトレーナーはゴルトレを見ている



このあと…

1 ブルーはシリウスに戻る
2 ブルーはトレーナーが引き取る
3 プロジェクトL'Arcにブルーは参加
4 ゴルシはL'Arcの方に
5 自由安価


下3

419: 2023/09/11(月) 18:16:06.30 ID:WGEo9z+G0
1

421: 2023/09/11(月) 19:00:52.53 ID:ZC0wgijb0
俯きながらブルーが帰ってくるとチームシリウスは昨日のことが嘘のようにトレーニングに励んでいた




ゴルトレ「ちょうどいい時に帰ってきたわね」




復活したゴルトレはいつもの女装姿になっておりこれからのスケジュールだと紙を配る




ゴルトレ「アンタは出れるレースが少ないから一つ一つ集中しなさい」




チームシリウスは現地のトレセンとレースをやることになりそのスケジュールを教えられる




一番多いのは中距離でメンバーの殆どが走れるので必然的に中距離のレースが多くなっている




ブルーのことも考え短距離レースの予定も組んであるが中距離に比べると数は少ない




将来を海外で走ることを考えれば無駄にできるレースはないとゴルトレは説明する




このあと…
下3

422: 2023/09/11(月) 19:32:32.13 ID:E9M+/toeo
練習中のウイニングチケットのコンディションは目に見えて絶不調
やはりあんまりなのではと思うブルーにゴルトレにはケジメをつけさせたとゴルシ

424: 2023/09/11(月) 19:51:53.97 ID:0r6880j70
落ち込むトレーナーにブレーザーが「仕方ない、改めて引き取っても学費など払えない」「もうあの子はゴルトレ達に任せよう」と言う。 
トレーナーはそれに納得し切り替える+>>422

425: 2023/09/11(月) 21:51:02.49 ID:g2qUhtQUO
トレーナー「はあ…」




ブレーザー「ブルーのことは仕方ないって」




落ち込むトレーナーにブルーを引き取った所でもう学費は払えないだろうと正論を言う




ブルーはゴルトレ達に任せた方がいいとアドバイスしトレーナーはそれに納得する




トレーナー「メジロ家を頼れるのは強いからブルーにとってはベストなんだ」




ブレーザー「そうだと思う」




ブルーに未練があることは仕方ないので、それはそれとして切り替えていこうとトレーナーは決める




シリウスでの活躍を期待しながらトレーナーは自分の仕事に戻る

426: 2023/09/11(月) 21:56:54.97 ID:mv5YqheeO
チケゾー「…………」




レースに向けたトレーニングを行なっていたチームシリウスだがチケゾーののコンディションは目に見えて絶不調だった




やはりあんまりなのではと思っていたブルーの目の前にゴルシが現れ心配しなくてもいいと話す




ゴルシ「アイツにはケジメをつけさせといたからな」




見る限りゴルトレはいつも通りではあるがゴルシが納得できる何かがあったのだろう




下手に突っ込むよりチームでの出来事が解決したのならそれでいいかとブルーは頷く




ブルー(私が集中できるかどうかも大事)




トレーナーに気持ちがあることは今回のことでよくわかり自覚もしてしまった



ただの好きという感情ならばウィズがいるから諦めることができたがブルーのはそんな単純ではない




ブルー(トレーナーの為に頑張れたらいいんだけど)




トレーナーへの気持ちをレースに繋げることができればと模索しながらブルーはトレーニングを行う



このあと…

1 レース遠征開始
2 L'Arc組とレース
3 チケゾー感情爆発
4 ゴルシとゴルトレ喧嘩
5 自由安価


下3

429: 2023/09/11(月) 23:11:39.07 ID:IvLT6wn50
1

430: 2023/09/12(火) 18:32:32.37 ID:gYrYZ60tO
チームシリウスのレース遠征が始まりブルー達はハイペースでレースをすることになる




レース場によってバ場の状態が安定せずその対応に苦労する場面は何度かあった




ほぼダートに近いような芝で走ったことのないシリウスメンバーは苦戦しつつもレースを続ける




ブルー(これくらいなら対応できる)




フリースタイルレース出身のブルーだけはバ場に対応できており普段と同じような走りができていた




それでもブルーの走る短距離はレース数が少ないのでバ場に対応できるメリットを活かしきれないでいた




シリウスメンバーはレース遠征で経験値を貯め凱旋門賞を目指すという目標は変わらない




しかしバ場の状態がここまで荒れているとは想像できずチームシリウスに不穏な空気が立ちこめる

431: 2023/09/12(火) 18:41:57.54 ID:h8qHanpLO
ゴルシ「先行で走る奴らが対応できてねぇな」




スズカ「そうみたいね」




ゴルシは追込みで走るのでパワーには自信がありスズカはどんなバ場でも逃げることができる




ライスやマックイーンなど先行で走るメンバーは苦戦するという結果を受けゴルシ達は軽くミーティングを行っていた




スペは差しでも走れるのでどうかという話になるが先行や逃げなど作戦の話ではないと否定する




スペ「こんなに走りにくいなんて思ってません!」




ナリブ「私が目指す場所ではないかもしれない」




こちらの芝に完全に対応してしまえば国内に帰った時に苦戦してしまうだろう




凱旋門賞を目指すという目的での今回の遠征はバ場の荒れ具合を改めて確認できたので意味があるものにはなった




このあと…

1 チームシリウスは苦戦、L'Arc組は好調
2 シリウスで対応できた三人は遠征日程追加
3 今回の遠征は試しなので気にするなとゴルトレ
4 将来は海外を目指せるとブルー
5 自由安価


下3

434: 2023/09/12(火) 19:14:18.60 ID:vgMXZMX90
3

435: 2023/09/12(火) 19:22:55.87 ID:HO06QAGm0
レースの結果が出ていないことは気にする必要はないとゴルトレはメンバーにアドバイスする




ゴルトレ「今回の遠征はあくまでお試しよ」




結果を求めていないので負け続けても問題ないとアドバイスし、むしろゴルシ達がおかしいのだとまで言う




ゴルトレ「普通はそんな早く対応できないわよ」




スズカ「私はどこでも関係ありません」




ブルー「フリースタイルレースはもっと荒れてました」




ゴルトレ「アンタ達三人は問題ないっていうんなら頑張りなさい」




バ場に対応できたのなら結果を求めて走ってみろと三人を指導しレース遠征は続いていく

436: 2023/09/12(火) 19:30:53.17 ID:HO06QAGm0
遠征の日程が残り二日となりレース遠征は今日は最終日となった




最後はやはりロンシャンで走るしかないとチームシリウスはレース場に来ていた




メイ「奇遇だなチームシリウス!」




ロンシャンにはL'Arc組も偶然来ており折角なのでと急遽レースが行われることになった




ブルー(私は見学かな)




シリウスとL'Arc組で短距離を専門としているのはブルーだけでありレース相手が居ない




ブルーは本来予定していた現地のトレセン生とのレースにだけ参加し、シリウス対L'Arc組には参加できない




ブルー(空き時間にトレーナーの所に行こうかな)




対抗レースに参加しないブルーは自由時間が多くなりレース場をうろついている




このあと…

1 ブルーはトレーナーの元へ
2 L'Arc組には負けられないとシリウス
3 ロンシャンが走りやすかったブルー
4 同じく対戦相手かいないブレーザーと出会う
5 自由安価


下3

439: 2023/09/12(火) 19:41:23.55 ID:6d2LQhmq0
2

440: 2023/09/12(火) 20:02:43.64 ID:HO06QAGm0
ブルーと地元トレセン生とのレースが終わるとこれからが本番だとチームシリウスは集中していた




同じトレセンのL'Arc組には絶対負けられないと闘志を燃やしレースに挑もうとしていた




ナリブ「奴らには負けられないレースになる」




自分達はチームシリウスでありそのプライドがある。特にキタルファの連中には感謝祭での借りもある





ここが借りを返す絶好のチャンスだとチームシリウスは妥当L'Arc組(キタルファ)を掲げる




ゴルトレ(そういえばブルーはどこにいったのかしら)




ブルーのレースは終わったのでミーティングに居なくても問題ないがこの場に居ないのは気になるとゴルトレは辺りを見渡す




結局ブルーはトイレか何かに行っているのだろうと解釈しゴルトレはレースに集中する

441: 2023/09/12(火) 20:08:22.61 ID:HO06QAGm0
一方でL'Arc組は相手はシリウスだとしても別に関係ないとトレーナーはいつも通りに話していた




トレーナー「メイさんのお陰でみんなロンシャンには慣れてるよね」




プロジェクトL'Arcでは海外バ場への適応もプログラムに含まれているので彼女らはシリウスほどバ場に苦労していなかった




まともにレースをすればチームシリウスに勝つことは難しい。ただ海外のこのロンシャンなら話は別




自分達にも勝つチャンスはあるが無理はしないようにとキタルファのメンバーにとってはいつも通りの指示が飛ぶ




シリウス「拍子抜けだな」




エル「そんなことないデース!エルは気合い入りました!」




L'Arc組もシリウスに勝つチャンスがあるのならばと気合いが入っている




このあと…

1 シリウス優勢
2 L'Arc組優勢
3 ゴルシが全てを持っていく
4 ブルー迷子
5 自由安価


下3

444: 2023/09/12(火) 20:33:59.73 ID:IwQRyJGi0
2

446: 2023/09/12(火) 20:46:16.40 ID:HO06QAGm0
トレーナー(これで僕の仕事は終わりかな)




トレーナーはメイからプロジェクトL'Arcの遠征の期間だけの特別トレーナーとして彼女らを指導していた




感謝祭での活躍があったのでトレーナーを選んだだけで恐らく正式なプロジェクトL'Arcのトレーナーにはなれないだろう




自分にはその実力が無いことは知っているので今回の遠征はいい思い出になったとロンシャンを眺めていた




ブルー「トレーナー!」




トレーナー「ブルー…?うわっ!」




レース場を探し回りやっとトレーナーを見つけたブルーは彼に抱き着く。ウィズが見ていれば修羅場になることは間違いない




しかしウィズはレースを走り終えたところなのでブルーに気付くことはないだろう




ブルー「キタルファのみんなとL'Arc組が勝ったね」




トレーナー「そうだね…」




ブルー「流石トレーナー」




トレーナーに抱き着きながら流石はトレーナーだとL'Arc組が勝ったことをブルーは褒め称えている

447: 2023/09/12(火) 20:50:56.33 ID:HO06QAGm0
トレーナー「向こうに戻らなくていいの?」




ブルー「戻らないといけない」




トレーナー「じゃあ……」




ブルー「もう少しこのまま」




チームシリウスは反省会を行うのでブルーも参加しなければならない。しかしブルーは仮メンバーだからとこの場から動こうとしない





そろそろウィズが帰ってくるかもしれないとトレーナーが冷や汗をかき始めた所でブルーが話し出す




ブルー「ウィズ怒るかな」




トレーナー「怒るってレベルじゃないかも…」




ブルー「そこまで独占欲は強くなくていいのに」




トレーナーは自分にとって親なのかもしれないと自分の気持ちを伝えたあとブルーは名残惜しそうにトレーナーから離れる




このあと…

1 遠くから見てたウィズ
2 シリウスの反省会
3 シリウスメンバー、プロジェクトL'Arcに興味が
4 自分は間違っていなかったとメイ
5 自由安価


下3

450: 2023/09/12(火) 21:34:53.34 ID:FrJML1vt0
4+L'Arc組の元に戻った来たトレーナーはエル、ダイヤから短い期間だったが良い経験が出来た、シリウスからも「案外悪くなかったぜ子犬ちゃん」と彼女達から良い評価を貰えた。

451: 2023/09/12(火) 23:02:04.67 ID:9/Dl06vR0
L'Arc組の元に戻った来たトレーナーはエル、カフェから短い期間だったが良い経験が出来たとお礼を言われる




シリウス「案外悪くなかったぜ子犬ちゃん」




L'Arc組から良い評価を貰えたトレーナーはそのままキタルファの元へと向かう




ウィズ「トレーナーの力を見せつけられました!」




チームシリウスに勝ったことでウィズは上機嫌であるがタキオンはトレーナーの力とはいえないと分析する




タキオン「佐岳メイの協力があっての勝利だろうね」




彼女が掲げる凱旋門制覇。そのプロジェクト内容が正確であり的確であったことが大きいだろう

452: 2023/09/12(火) 23:07:52.54 ID:9/Dl06vR0
メイ(あたし様は間違っていなかったんだ)




以前に凱旋門を狙った時はとても届かないと思った頂が手の届くところまできている




プロジェクトL'Arcは成功すると確信したメイは専任のトレーナー探しとサトノ家協力のもとVR機器の完成を目指す




VRを使ったトレセンとロンシャンとの交流レースに定期的な海外遠征。メイのプログラムはほぼ完成していた




シリウスに勝ったとなればトレセン学園の協力も得られるようになり予算も確保できる




メイ(凱旋門賞はもらった!)




メイは何度も確認するようにロンシャンを見ていた



このあと…
下3

454: 2023/09/12(火) 23:44:46.35 ID:IwQRyJGi0
日本に帰るまでの残りの時間はウィズと二人でロンシャンをデートなどして過ごすトレーナー

455: 2023/09/12(火) 23:47:51.71 ID:+NpSfxjL0
>>454+ホテルではシリウスが反省会を行われる

456: 2023/09/13(水) 21:13:32.66 ID:83kWi+6/0
ウィズ「綺麗な街並みですね」



トレーナー「改めて見ると凄いなあ」




L'Arc組も日程はほぼ終わり日本に戻るまで時間があるということでトレーナーとウィズはデートをしていた




まるで新婚旅行のようだとウィズは上機嫌でありトレーナーもそんな彼女を見て顔が緩んでいた




ウィズ「!?」




トレーナー「どうしたの?」




ウィズ「タキオンがいるような気がしたんですけど…」




トレーナー「きっと気のせいだよ」




日頃から敵視しているタキオンもこの時ばかりは側に居ないはずだがウィズのセンサーは敏感になっていてウマ娘に反応するようになっていた




すれ違うウマ娘を見るたびにタキオンではないかと警戒するウィズを見たトレーナーは苦笑いを浮かべている

457: 2023/09/13(水) 21:17:49.63 ID:83kWi+6/0
トレーナー「タキオンはともかくブルーとは会うかもしれないね」




ウィズ「……」




他の女の名前を出すなとウィズはトレーナーを睨む。しかしトレーナーはブルーなら問題ないはずと悪びれる様子はない




トレーナー「ブルーは僕のことは親みたいって言ってたんだ」




ウィズ「普通は親に処Oはあげようとしませんけど」




トレーナー「あれは彼女なりの気持ちの問題だから」




ウィズ「ブルーも私にとっては敵です」




タキオンもブルーもトレーナーを狙う卑しい女だとウィズは警戒しており和解には遠い




タキオンはトレーナーも問題視しているがブルーなら問題ないとウィズとの間に溝ができる




トレーナーがウィズを思う気持ちは本物なのでまだトラブルにはなっていないがブルーも交えた話し合いが必要かとトレーナーは考えている

458: 2023/09/13(水) 21:30:16.89 ID:83kWi+6/0
その頃チームシリウスは帰国までの時間ギリギリまでL'Arc組とのレースの反省会を行なっていた





ゴルトレ「適応力は完全に向こうの方が上だったわね」




いざとなればプロジェクトL'Arcに参加することも考えていたがメイはチームシリウスを踏み台にするつもりなので参加は難しいだろう




自力で海外の芝への対応を迫られる形になったチームシリウスは苦戦が予想される




それ以外にも時差への対応もあり課題が多く見つかった海外遠征となった





このあと…


1 チームシリウス帰国
2 ブルー飛行機に間に合わない
3 ゴルトレまた空港でひっかかる
4 L'Arc組はVR対応でまだ残る
5 L'Arc組のみ帰国。キタルファは観光
6 自由安価


下3

459: 2023/09/13(水) 21:46:17.66 ID:aaRQTnCDo
3

461: 2023/09/13(水) 21:55:51.46 ID:oaLCiasA0
1

462: 2023/09/13(水) 23:14:55.90 ID:jC8UlXA60
全ての日程を終えたチームシリウスは日本に帰国し現地で得た課題を解消する為のトレーニングに取り組む





とはいえやはり時差が敵となり動けるのはブルーだけという状況になってしまう




ゴルトレ「アンタは強いわね」




ブルー「時差くらいなら大丈夫です」




結局ブルーだけがトレーニングを行うことになりトレーニング場で一人メニューをこなしている




ブルー(ひょっとして注目されてる?)




プロジェクトL'Arcではなく独自で海外を目指しているチームシリウス。その動向は嫌でも注目される




特に今回はチームシリウスがL'Arc組に負けたという情報が学園を回っており余計に視線を集めていた

463: 2023/09/13(水) 23:20:09.67 ID:jC8UlXA60
ブルー(どう思われてるんだろ)




仮メンバーのブルーだけがトレーニングを行なっているこの状況は懲罰的なことがあると思われているのではないか




チームシリウスならそういうこともあり得るのかもとブルーはトレーニングをしながら考えていた




懲罰ではなく時差ボケで苦しんでいると真実を話すべきかもしれないが仮メンバーの自分がそこまでする必要はあるだろうか




そんなことを考えながらトレーニングを行なっていると集中していないとゴルトレに呼び止められてしまう





ゴルトレ「キタルファに居た時も注目されてたでしょ?集中なさい」




ブルー「わかりました」




自分が注意されたことで周りの視線とひそひそ話が加速し、やはり良い意味で注目されていないと確信する




ブルー(いつもなら気にならないのに)




なぜか今日は周りの目と声が気になるブルーだった



このあと…
下3

466: 2023/09/13(水) 23:51:53.45 ID:Fb2Lt2eB0
チケゾーの件でゴルトレがハヤヒデとタイシンと揉めている

467: 2023/09/14(木) 17:34:09.12 ID:bPXlfpwy0
ゴルトレ「一体何だってのよ」




ハヤヒデ「覚えがないとは言わせないぞ」




タイシン「チケットのことはこっちもムカついてるから」




ゴルトレはチケゾーのことでハヤヒデとタイシンに呼び出される。ゴルトレはもう終わったことだと話し合うつもりはない




しかしハヤヒデとタイシンは納得できるはずがないとゴルトレに詰め寄っていた




ゴルトレ「幼馴染だか何だか知らないけど向こうが別れるって言ったんじゃない」




ハヤヒデ「あれは言わせたんだろう」




ゴルトレ「なにを分かりきったことを言ってるのよ」




タイシン「悪びれる様子がないとか最悪」




トレセン学園のウマ娘にとってレースより大切なものは無いとゴルトレは言うがハヤヒデとタイシンはそれを否定する

468: 2023/09/14(木) 17:44:59.23 ID:bPXlfpwy0
ハヤヒデ「学園内での恋愛ならともかくチケットと彼は長い付き合いだ」




タイシン「アンタが邪魔するから!」




ゴルトレ「じゃあチケゾーはシリウスをやめてもらって結構よ」




トレセン学園でトップクラスのチームであるシリウスを辞めるというのはかなりのダメージとなる




だがハヤヒデとタイシンはそれでも構わないとゴルトレを睨みながら言う




ハヤヒデ「シリウスは海外遠征では散々だったと聞いている」




タイシン「チケットならアタシ達のチームでも勝てる!」




ハヤヒデとタイシンのチームはプロジェクトL'Arcに参加することを希望しておりチケゾーがチームに加わるのなら歓迎されるだろう




本来ならシリウスを抜けるという事を引き合いに出せば誰でも躊躇するのだが海外遠征の失敗が思わぬところで影響する




海外遠征のことを突っ込まれてしまうと流石のゴルトレも返す言葉がなかった




このあと…

1 チケゾーシリウス脱退
2 チケゾーを説得するハヤヒデとタイシン
3 シリウスに残るとチケゾー
4 恋愛強者のネイチャのアドバイス
5 彼氏持ちでも強いウマ娘はいるとハヤヒデとタイシン
6 自由安価


下3

469: 2023/09/14(木) 17:54:19.10 ID:bjgAN+Wxo
6 喧嘩はやめてとハヤヒデ達の間に入るチケゾー
別れる話で凱旋門に勝てたらまた戻ろうと誓った、だから走りやチームをやめるつもりはないと

471: 2023/09/14(木) 18:40:18.87 ID:/p+2oryE0
>>469
+遠くから隠れてみているシリウス面々、ブルーが「チケットさんに男がいるなんて正直意外だった」「他の皆は彼氏いるのか」と聞く

472: 2023/09/15(金) 00:50:20.12 ID:GDwPDAVY0
チケゾー「喧嘩はやめてよ!!」




ゴルトレとハヤヒデ達の間にチケゾーが割って入る。ハヤヒデ達が怒ってくれるのは嬉しいが喧嘩はして欲しくないと泣きそうな顔で訴える





チケゾー「凱旋門に勝てたらまた戻ろうって約束したから!」





だからチームをやめるつもりはないとチケゾーはハヤヒデとタイシンに宣言する




ゴルトレは勝手にそんなことをと言いたげな表情をしていたがそれに気付いたチケゾーが彼(彼女)を睨む




チケゾー「幼馴染君に別れろって言わせたのは一生許さない」




ウマ娘に恐怖を覚えることなどここ数年は無かったゴルトレだったがチケゾーの雰囲気に気押される

473: 2023/09/15(金) 00:57:27.55 ID:GDwPDAVY0
スペ「チケットさんがあんなに怒ってるの見た事ありません」




遠くから隠れて見ているシリウスメンバーはチケゾーが本気で怒っている所を見てザワついていた




あの時はチケゾーも納得した雰囲気を出していたが一生許さないとまで発言するほど彼女は怒っていた




ブルー「そもそもチケットさんに彼氏が居たのが意外です」




チケゾーに居たのだから他のメンバーに彼氏が居てもおかしくないとブルーは言う




ナリブ「居たとしても言えるわけがない」




目の前で修羅場が繰り広げられているのを見て、実は自分にも彼氏がいるなどと言えるはずもなかった




このあと…
下3

476: 2023/09/15(金) 01:59:52.39 ID:W95wVT+70
ゴルトレは悩むが自分は間違っていないウマ娘にレース以上に大事な事はないと結論づける

477: 2023/09/15(金) 18:12:38.17 ID:HDdGNGa1O
ゴルトレ(殺意を向けられたのは久しぶりね)




チケゾーからの視線に殺意が含まれていることに気付いたゴルトレは自分のやったことは正しいのか悩んでいた




担当と揉めることはこれまで何度もあったものの殺意を向けられる経験はあまりなかった




ゴルトレ(いいえ間違ってないわよ。ウマ娘にレース以上に大事な事はないわ)




レースに集中してもらう為には仕方がないことだったとゴルトレは自分の行為を正当化する




以前であればそれで問題は無かったが今回の海外遠征の失敗が響きシリウスの評判が落ちていることをゴルトレは失念していた

478: 2023/09/15(金) 18:24:38.87 ID:J1L8KYyZO
ゴルトレは理事長に呼び出されるとチケゾーのことについて事実確認が行われる




ゴルトレは自分が別れさせたと事実を言うと理事長は渋い顔をしてしまう





理事長「トレーナーにそこまでの権限はないと考えるが君はどう思う?」





ゴルトレ「ウマ娘にとってレースより大切なものは無いと思うわ」





理事長「ここはトレセン学園だが「学園」でもある!生徒のプライベートを制限する権利はない!」





ゴルトレがやったことはトレーナーとしての権利逸脱だとして処分の対象になると伝えられる




シリウスが最強のままであればゴルトレが責められることはなかったが絶対強者で無くなったシリウスにはそれなりの対応となる




このあと…
1 ゴルトレ謹慎
2 処分と聞きざあまみろとチケゾー
3 ゴルトレが居ないならとキタルファに行くブルー
4 ゴルトレに会いに行くゴルシ
5 自由安価


下3

481: 2023/09/15(金) 18:40:52.24 ID:18/UtFMt0
5
ゴルシが理事長に処分だけはなんとかならないか言い聞かせると言いゴルトレを庇う

482: 2023/09/15(金) 19:19:32.61 ID:9d2VN1XQ0
ゴルトレに処分が下ることが決まってから数日後、トレーナー室ではゴルシとゴルトレが話していた




ゴルシは理事長に処分は無しにしてもらえないか頼みに行くと言っているがゴルトレがそれを止める




ゴルトレ「言い分は理事長が正しいのよ」




ゴルシ「でもよぉ」




ゴルトレ「下手なことすればアンタは謹慎よ」




理事長がやり過ぎだと判断したのならそれに従うとゴルトレは処分を受け入れるつもりでいる




それでも何とかならないかとゴルシはゴルトレを庇いたいが彼(彼女)を擁護する派はゴルシくらいだった

483: 2023/09/15(金) 19:29:14.18 ID:9d2VN1XQ0
スズカに恋人は居なかったがスペを狙っており恋愛禁止は枷になる可能性があった




ナリブはまだ恋人ではないが長い付き合いになる異性が存在し実質付き合っているといってもよかった




ライスとマックイーンはあの明るいチケゾーが恨みを込めた視線をゴルトレに向けたことでチケゾーの味方となった




シリウスで味方がほぼ居ないことを知ったゴルシはブルーを味方にできないかと彼女に話しかける




ブルー「私は仮メンバーです」




しかし自分は仮メンバーだから意見を言ったところで意味がないとゴルトレの味方にはならなかった




自分一人でもゴルトレを庇うしかないとゴルシは動こうとする




このあと…

1 理事長に突撃するゴルシ
2 ゴルシ間に合わずゴルトレに処分
3 処分内容によってはチームを抜けるかもとシリウス会議
4 ゴルトレの処分は当然だと思っているブルー
5 自由安価

下3

485: 2023/09/15(金) 19:41:18.21 ID:hHMVcWB3o
5

1からゴルトレの指導の正しさを証明するためG1総ナメ宣言

486: 2023/09/15(金) 19:50:52.47 ID:YgJZiZxW0
>>485

ゴルシがブルーも来いと言う、パスポートや学費でアイツに借りあるだろとブルーに言う
それを言われると弱いとブルーも付いていく事に

487: 2023/09/16(土) 16:49:34.61 ID:DjoalYlW0
ゴルシ「打ち壊しだおらぁ!」




理事長「何奴っ!?」




ブルー「……」




突如として理事長室に乗り込んだのはゴルシとブルー。たづなの目を掻い潜り二人は理事長に突撃をかました




ゴルシはゴルトレが処分されることに納得がいかず理事長に直談判しようとしていた




シリウスに味方が居ないとわかり一人でも突撃しようとしたがブルーがゴルトレに借りがあることを思い出す




ゴルシ「アイツへの借りを返す為に協力しろ!」




ブルー「うぇぇぇぇ……」




パスポートの件もあり断れなかったブルーはゴルシと共に理事長室に突撃するはめになった

488: 2023/09/16(土) 16:56:39.46 ID:DjoalYlW0
ゴルシ「シリウスは弱くなんかねぇ!G1総ナメしてやっからな!」




チームシリウスが弱くなければ文句は言えないだろうとゴルシは理事長に向かって宣言する




ゴルシ「まずは数日後の短距離のG1でコイツが勝つ!」




ブルー「えええぇ……」




G1には勝ちたいがこんな所で引き合いに出させるとは思わずブルーは気の抜けた返事をする




理事長「いいだろうシリウスの実力を見せてもらおう!」




ブルー「なんでぇ…」




ゴルシの提案にまさかの理事長が乗ってしまい、ブルーはゴルトレの処分がかかったG1を走ることになってしまう




このあと…

1 準備不足のブルー
2 バクシンオーが出ると聞き絶望するブルー
3 遠征から帰ってきて初めてのシリウスのレースで注目されるブルー
4 とりあえず処分までの日にちが伸びたとゴルシとゴルトレ
5 自由安価


下3

491: 2023/09/16(土) 17:28:40.81 ID:UNCR0MLs0
5
3+4+ゴルシが他のメンバーに確かにチケットの件はゴルトレが悪いが、今までトレーニングやらで世話になったのに白状ではないかと説得

492: 2023/09/16(土) 17:45:22.37 ID:DjoalYlW0
ゴルトレのトレーニングをマンツーマンで受けているブルーは周りの視線を集めていた





海外遠征が失敗に終わってからチームシリウスにとって初めてのレースであり理事長との事が知られてしまった




なので余計にブルーは注目されることとなりやり辛さを感じながらもトレーニングに励んでいた





ブルー(なんで私なんだろう)




仮メンバーのブルーにゴルトレの処分がかかるなど普通ならおかしいが今の彼女にそこまで疑う余裕はない




ブルー個人ではG1の連勝がかかっているので気の抜けないレースになることは間違いなかった




ブルー(普通に走りたかった)




変なプレッシャーをかけてほしくなかったと思いながらブルーはレースに向けてトレーニングを続ける

493: 2023/09/16(土) 17:52:41.23 ID:DjoalYlW0
その頃ゴルシはチケゾーを除くシリウスメンバーを呼び出しゴルトレの味方をするよう説得していた




チケゾーのことはゴルトレが悪いがこれまで世話になってきたはずだとゴルシは語るがメンバーの反応は薄い





スズカ「擁護する気にはなれないわ」




ナリブ「これまでのことと今回のことは下手だ」




マックイーン「チケットさんは可哀想で見てられませんでしたわ」




自分たちは薄情なわけではなくゴルトレは一線を超えてしまったとメンバーの意思は変わらない




ブルーのレースまで処分の日にちを伸ばすことには成功したので、これを利用するしかないとゴルシは次の手を考える




このあと…
1 スズカに協力するとゴルシ
2 ナリブの味方をするからとゴルシ
3 マックイーンを引き込むゴルシ
4 ブルーが勝てば問題ないとタキオンドーピングを目論むゴルシ
5 自由安価


下3

496: 2023/09/16(土) 18:11:20.24 ID:su1jL9QS0
3

497: 2023/09/16(土) 18:19:24.76 ID:DjoalYlW0
ゴルシ「なぁマックイーン」




マックイーン「いくら貴女の頼み事でも無理ですわ」




ゴルシ「まだ何も言ってねぇだろ~?」




マックイーン「貴女の言いそうなことくらい分かります」




ゴルトレの味方になってくれないかとマックイーンを引き込むつもりでゴルシは彼女に接触する




簡単に折れることのないマックイーンであることは十分知っていたが彼女が味方になれば強いことも知っている




あの手この手を使いマックイーンをこちら側に引き込めれば勝機はあるとゴルシは目を光らせる

498: 2023/09/16(土) 18:22:54.07 ID:DjoalYlW0
マックイーン「そもそも何故貴女はあの方の味方をしますの?」




ゴルシ「トレーナーなんだから当然だろ?」




マックイーン「嘘おっしゃい」




ゴルシとゴルトレは親密な仲であることを以前から知っていたマックイーン





ゴルシが彼(彼女)の味方をしているのはそれが原因だから自分はゴルトレを擁護しないと言い切る




ゴルシ「それとこれとは違うんだっての」




マックイーン「いいえ同じですわよ」




ゴルシの女の部分が出ているとマックイーンは指摘するがゴルシは一切認めようとしない

499: 2023/09/16(土) 18:29:58.32 ID:DjoalYlW0
マックイーン「認めなければ貴女は誰にでも身体を許す女ということになりますわよ」




ゴルシ「それはアイツとの約束があるからで…」




マックイーン「約束とやらで身体を差し出す気持ちは理解できません」




マックイーンは口に出したことはなかったがゴルシを傷ものにしたゴルトレに憎しみを持っていた




ゴルシに対する感情に答えを出せていない中でゴルシとゴルトレの関係を知ったマックイーンのショックは計り知れない





ゴルトレに処分が下ると聞き実は喜んでいたマックイーン。チケゾーが可哀想というのは建前だった




そんなことを知るはずもないゴルシは絶対に味方にはならないマックイーンに対し無駄に時間を使ってしまう



このあと…
1 マックイーンを強引に味方に
2 ブルーのレースにかけるしかないゴルシ
3 処分は受け入れるとゴルトレ
4 ライスを味方にできないかとゴルシ
5 自由安価


下3

502: 2023/09/16(土) 19:07:39.08 ID:eB6voP3O0
2

503: 2023/09/16(土) 19:22:21.15 ID:DjoalYlW0
結局ゴルシはマックイーンを引き込むことができないままブルーのレース当日となってしまった




ゴルシ「お前だけが頼りだからな!」




ブルー「……」





ゴルトレの為ではなく自分とトレーナーの為に走るのだと言いたかったが必氏なゴルシを前にしてとてもそんなことは言えない




理事長に喧嘩を売った形になっているのでこのレースに勝たなければどうなるかわからない




結局はやるしかないのだと自分を奮い立たせブルーはレースに挑むこととなる




ゴルシ「もし負けたら許さないからな!」




ゴルシの応援はむしろプレッシャーだと感じつつもブルーは静かにパドックに向かう

或る無名のウマ娘 2【後編】

引用: 【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 2