女騎士「また魔王討伐にいってくる」村娘(実は魔王)「お帰りお待ちしてます」 : SSまにあっくす！

村娘「今日も水晶で女騎士様見守ろう♥」

女騎士「くそお……魔王どころか魔物にさえ出会わない」

村娘「そりゃそうだよ、ケガしないようにわたしが護ってあげてるんだから♪」

女騎士「わたし向いてないのかも……」

村娘「いかん、女騎士様が自信喪失してる！おいお前ら！」

魔物「へい」

村娘「お前ら適当にやられてこい」

魔物「へ……へい」

村娘「あ、あと適当に土産も置いていけ」

魔物「へい……」

女騎士「ただいまー……」

村娘「お帰りなさい♥」

女騎士「何度か魔物と戦ったんだけど……結局魔王に繋がる手がかりは得られなかった」

村娘「先は長いですよ！自信もって！……むむッ！それはなんですか？」

女騎士「ああ、このキジ肉は倒した魔物が偶然持ってて、村娘やみんなのために持ってきたんだ」

村娘「まあ素敵！早速お料理しますね！みんなも呼んで無事に帰ってきたお祝いしましょう！」

女騎士「ははは……村娘と祝えるだけで十分だよ、肉の残りは明日村の人に配ろう」

村娘「そうですね、今晩はゆっくりしてください♥」

女騎士「…………最近村娘から邪悪な気配がすることに気づいた、信じたくはないが確かめるべきか」

村娘「お料理できましたよー♥」

女騎士「うわっ……美味しそうな匂い」

村娘「女騎士様幸せそうですね」

女騎士「もちろんだよ、村娘がいるからね」

村娘「きゃあー☆もうっ！！」

女騎士「ﾊﾌﾊﾌｯ!!(うわーこの料理まじうま！幸せ！……あれさっき何考えてたんだっけ？)」

おしまい

乙！

また勝てなかったよ。。。

ふむ、続けたまえ