38: 2013/04/23(火) 22:50:40.81 ID:T0o57frf0


前回はこちら

モバP「対象の潜在意識を覗く機械?」シリーズ

池袋晶葉 スリーブ




東郷あい「おはよう。おや、まだ誰も来ていないのか?」

晶葉「いやいや、いるよ」

あい「晶葉君か。君が会議室から出てきたと言う事は、P君も中かな?」

P「おう、いるぞ。あぁ、あいにも見せたいものがあるから、ちょっと来い」

晶葉「私の発明品だ。あいもきっと驚くはずだぞ」

あい「晶葉君の発明か…フッ、それは楽しみだね」






41: 2013/04/24(水) 00:04:32.27 ID:hW4MrmPj0
あい「これは…映写機かなにかかな?スクリーンも出ているようだし…ん?そこにいるのはちひろさん?」

晶葉「ウサちゃんロボ確保!」ビシッ

あい「なっ!?」

晶葉「P!」

P「はいはい」ペタッ

あい「ひゃうっ!?な、何を…?って、これなんの真似だね。P君に晶葉君?」

P「流石はあい。こんな状況でも冷静だな」

あい「いきなりの事に混乱して、頭での処理が追いついてないだけだよ…で、なんの真似だと聞いているんだが?」

P「だから先に言っただろ?晶葉の発明品を見せるって。大丈夫だよ。ロボが抑えはしたけど、あいに危害を加えるなんてことは絶対にないし、例え晶葉だろうとさせないからな」

あい「…分かった。P君がそう言うのであれば、信じよう。私は大人しく、されるがままでいおうじゃないか」

P「ありがとな」

あい「なに、他でもない君の言うのだからな。ちゃんと意義のある事なのだろうと思うとするよ」

P「あい…」ジーン

晶葉「…良い雰囲気のところ悪いけど、解析が終わったよ。初めてもいいかな?」

P「あ、あぁ、そうか…うん、いいぞ」

あい「始まるのかい?」

晶葉「あぁ、準備は整ったよ…さぁ、東郷あいの潜在意識に宿る願望を…Cue!」

パッ

42: 2013/04/24(水) 00:08:23.96 ID:hW4MrmPj0
あい『…』

P「おぉ?これまた駅か…晶葉と同じで待ち合わせか?まぁ、服装はいつも通りのボーイッシュな感じだが…」

晶葉「私のは思い出さんでいい。むっ?誰かが駆け寄ってくるな…女だな」

P「蘭子ばりのゴス口リ…」

あい「! これは…」

女『はぁはぁ、あい!遅れてごめん!ま、待ったか?』

あい『ん?いや、私も今来たところだ。気にしなくていいから、息を整えるといい』

女『あ、ありがと…すぅ…はぁ…』

P「えっ?待って待って…いや、これって…えっ?まさかあいって、本当はそっちのけが?」

あい「言っておくが私は女には興味はないぞ。いたってノーマルだ。それにこれは女ではないぞ?」

P「えっ?いやいや、どっからどう見たって女だろ…それも美少女と言っても差支えのない…」

晶葉「も、もしや…」

女『ふぅ…もう大丈夫!』

あい『そうか?では行くとしようか…P君』

P「………えっ?」

P(女)『おう!』

P「えっ…えええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!??」

43: 2013/04/24(水) 00:11:20.64 ID:hW4MrmPj0
あい「ほら」

晶葉「や、やはり…良く見れば、目元とか口元がPのそれだ…」

あい「くくっ…晶葉君。さしずめその機械は、私の潜在的な願望でも映し出す機械なのだろう?」

晶葉「取り乱してなければ、本人ならすぐ分かるか。あぁ、その通りだ」

P「ちょっと待てよ!なのになんで、それで俺の女装姿が映し出されるんだよっ!?ってか自分の女装に対して美少女とか言っちゃったぞ俺!?」

あい「フフッ、まったく面白い反応をしてくれるね君は。そんなの簡単だろう?私は常日頃から、P君には女装の才があると思っていたからだよ」

晶葉「まぁ…確かにPは中性的な顔立ちと言えるが…いや、待てよ…良く見れば結構イケるかもしれんぞコレは…むむむ、磨けば十二分に光るやも…」

あい「そうだろう?君もイケる口の様だね、晶葉君」

P「ねーよ!俺が実際にゴス口リで女装なんてしても、ただただキモイだけだからっ!!もういい晶葉!止めだ止め!こんなの消せ!」

晶葉「むぅ?しかしまだ…」

P「俺が恥ずかしくて見てらんねーよ!良いからもう消せ!」

晶葉「うむむ、Pがそう言うなら…」チラッ

あい「…」ホッ

晶葉「!」キラーン

晶葉「…ウサちゃんロボ!Pを拘束せよ!」

P「んなっ!?あ、晶葉っ、お前何を…ぐっ!離せこのっ!なんの真似だ晶葉っ!」

あい「!?」

晶葉「うるさい口は適度に封じてしまおうかウサちゃんロボ」

P「むぐっ!?むぐーっ!もがーっ!」ジタバタ

晶葉「ふっふっふっ…では、上映を続けようか」

あい「ま、待ちたまえ晶葉君?P君もこう言っているのだし、これはこの辺で終わらせた方が…」

晶葉「ふっ、助手が何と言をおうと私の知ったことではない!それにこのまま続けた方が、中々に面白い事になりそうだしな」ニヤッ

あい「くっ…し、しかしだな…そこからは…」

晶葉「ではリスタート!」ピッ

51: 2013/04/24(水) 08:33:19.83 ID:Dv2BJzBa0
P(女)『な、なぁ…今さらなんだが、俺はおかしくないよな?男だってバレてないよな?』

あい『安心したまえよ。君の今の姿を見て、男だと思う者なんていないさ…まぁしかし、その恰好で一人称が「俺」で口調も男口調なのは、些かおかしいとは思うがね』

女(P)『あっ、ご、ごめんつい…えっと、変じゃ、ないかな?』

あい『フフッ…そんなに気になると言うなら』グイッ

女(P)『あっ…』

あい『また、君がいかに女性的かと言う事を…じっくりと体に教え込んであげようか?』キリッ

女(P)『ば、馬鹿…///』フイッ

P「…」

あい「や、やめてくれ…そんな目で見ないでくれP君…君にそんな目で見られると私は…///」

晶葉「こ、これは中々…こちらまでこっぱずかしくなるような、むず痒くなるような…///」

あい『フフフッ…君は本当に可愛い反応をしてくれるね。私はそれに狂わされてばかりだよ…まさに『魔性の女』だね、君は』ゴソゴソ

女(P)『ひゃっ!あ、あいっ、やめっ、こんな外で色々と弄らないで…ひ、人も一杯いるのに…やぁ、バレちゃう///』

あい『そういう割には、随分と抵抗が弱いようだが?君の力なら、私をはねのけるとこなんて、造作もないはずだが…やはり、期待しているんじゃないかな?』

あい「ご、後生だ…お願いだからこれ以上、私の恥部を晒すのは…///」

女(P)『そんなっ、ことぉ…やんっ///』

あい『どうするP?デート開始早々ではあるが…少しばかり休憩と行こうか?』パッ

女(P)『あっ、止めちゃ…って休憩?それって…あっ…し、知らないっ!行先はあいに任せるっ!///』プイッ

あい『フフッ、素直なんだか素直じゃないんだか…本当に愉快だよ君は。まぁ、そこがまた可愛いのだがね』

女(P)『///』

あい『では、私の可愛い可愛いPには、女の喜びを再び刻み込んであげるとしようか』キリッ

女(P)『う、うん…///』キュン

あい「も、もう…やめてぇ…///」

晶葉「う、うむ、もう良いだろう…これ以上はたぶんアダルティな展開そうだし…私にはまだ早い」ピッ

P「…」

晶葉「あー…ウサちゃんロボ、Pとあいを離してやれ」

あい「違うんだ…これは違うんだよP君…これは表裏一体と言うか、確かに私がP君にあぁしたいというのもまた事実だが、それは裏を返せば私もP君にあぁされたいと言う願望でもあって…だからお願いだからそんな白けた目で私をみないでくれ…///」ブツブツ

晶葉「混乱するあまり、これまた興味深いことが垂れ流されているな…何とかしてそちらも見れないモノか?」

P「…」グイッ

あい「ひゃっ!?」

P「じゃあ今度は俺があいに、女の喜びを教え込んでやるよ。それに、いかに俺が男かもな…覚悟しろよ?」ボソッ

あい「はうっ!は、はい…よ、よろしく、たのみまふ…///」パタッ

P「これでいいだろ。あー、恥ずかしかった」

晶葉「その割には、途中から随分と大人しくなっていたが?」

P「いやもう、アレは俺じゃないって言い聞かせたら、ギリギリ何とかなった」

晶葉「自己暗示ということか」

54: 2013/04/24(水) 11:15:25.95 ID:FcGKiO860
ちひろ「///」ブツブツ

あい「///」キュー

晶葉「しばらくしたらこの会議室、氏屍累々たる有様になりそうだな」

P「怖いこと言うなよ…でも、あいですらこれだからな…十分にあり得るな。そうなったら再起しない奴を全員、自宅か女子寮に送り届るとかしち面倒だな…手伝えよ?」

晶葉「憂慮するべきはそこじゃないと思うが…まぁ、ウサちゃんロボを貸そうじゃないか」

P「ホント便利だなウサちゃんロボ」

晶葉「へへん♪そうだろう?そんなロボを作った私を、頭を撫でて褒めても良いのだぞ?特別に許可しよう」

P「はいはい晶葉は凄いなー」ナデナデ

ガチャッ!

P「っと、次が来たか…今度は俺を巻き込まないで欲しいものだな」

晶葉「はふぅ…まぁそれは叶わぬ願いだと思うがね」


To be continued...

引用: モバP「対象の潜在意識を覗く機械?」