1: 2016/02/12(金) 23:51:07.52 ID:cz1i81Gx.net
ことり「う、海未ちゃんっ!」
海未「は、はいっ! な、なんですか突然……」
ことり「そそそそのっ……そろそろアレだよね、”アレ”!」
海未「”アレ”、ですか? はぁ……アレ……」
ことり「そうそう、アレだよ”アレ”!」
海未「……あ、ああ! ”アレ”ですか!」
ことり「うん、そうそう! それ!」
海未「も、もうそんな時期ですか……建国記念日は」
ことり「それそれ――じゃないよ海未ちゃん! それは昨日だよ!」
海未「あ、あれ、そうでしたっけ……?」
海未「は、はいっ! な、なんですか突然……」
ことり「そそそそのっ……そろそろアレだよね、”アレ”!」
海未「”アレ”、ですか? はぁ……アレ……」
ことり「そうそう、アレだよ”アレ”!」
海未「……あ、ああ! ”アレ”ですか!」
ことり「うん、そうそう! それ!」
海未「も、もうそんな時期ですか……建国記念日は」
ことり「それそれ――じゃないよ海未ちゃん! それは昨日だよ!」
海未「あ、あれ、そうでしたっけ……?」
2: 2016/02/12(金) 23:55:09.97 ID:cz1i81Gx.net
ことり「いやいや、そうじゃなくてさ……ほら、週末にさ……あるでしょ?」
海未「え、えーっと……お休み、ですかね?」
海未「あ、ああー、なるほど、どこかへ出かけたいのですか、ことりは」
ことり「違うよ! あ、いや、一緒にお出かけは嬉しんだけど……そうじゃなくて!」
海未「そ、そうではなくて……?」
ことり「……本当に思いつかない?」
海未「う、うーん……ど、どうでしょうねぇ……」
ことり「……バレンタインだよ」
海未「……ば、バレンタイン、ですか」
ことり「うん、バレンタイン……もう今週末なんだよ」
海未「そ、そうですか……そういえば、そうでしたね……」
海未「え、えーっと……お休み、ですかね?」
海未「あ、ああー、なるほど、どこかへ出かけたいのですか、ことりは」
ことり「違うよ! あ、いや、一緒にお出かけは嬉しんだけど……そうじゃなくて!」
海未「そ、そうではなくて……?」
ことり「……本当に思いつかない?」
海未「う、うーん……ど、どうでしょうねぇ……」
ことり「……バレンタインだよ」
海未「……ば、バレンタイン、ですか」
ことり「うん、バレンタイン……もう今週末なんだよ」
海未「そ、そうですか……そういえば、そうでしたね……」
4: 2016/02/13(土) 00:01:10.71 ID:mXTd39uV.net
ことり「むぅ……本当に知らなかったの?」
海未「え、えーと……ま、まぁ私はこういうのに疎いですからね……」
ことり「……まぁいいか。それで、海未ちゃんは誰に渡すとか、決めてる?」
海未「だ、誰に、ですか……え、えと、その私は……」
海未「と、とりあえずμ'sのみんなには渡すつもりですよ」
ことり「ふーん、そうなんだぁ……」
海未「そ、それから、あとは……渡したい人が……」チラチラ
ことり「えっ!? だ、誰か他に渡す人いるの!?」
海未「ちちち違います! 嘘です! そんなのはいないです! ヒフミたちに渡そうかなと思ってただけです!」
海未「そ、そういうことりこそ誰に渡すのですか?」
ことり「ことり? ことりはねぇ……とりあえずμ'sのみんなに手作りチョコは作るつもりだよ」
海未「ああ、やっぱりそうなのですね……」
海未「え、えーと……ま、まぁ私はこういうのに疎いですからね……」
ことり「……まぁいいか。それで、海未ちゃんは誰に渡すとか、決めてる?」
海未「だ、誰に、ですか……え、えと、その私は……」
海未「と、とりあえずμ'sのみんなには渡すつもりですよ」
ことり「ふーん、そうなんだぁ……」
海未「そ、それから、あとは……渡したい人が……」チラチラ
ことり「えっ!? だ、誰か他に渡す人いるの!?」
海未「ちちち違います! 嘘です! そんなのはいないです! ヒフミたちに渡そうかなと思ってただけです!」
海未「そ、そういうことりこそ誰に渡すのですか?」
ことり「ことり? ことりはねぇ……とりあえずμ'sのみんなに手作りチョコは作るつもりだよ」
海未「ああ、やっぱりそうなのですね……」
6: 2016/02/13(土) 00:08:35.44 ID:mXTd39uV.net
海未「ことりにはいないのですか? 誰か1人渡したい人とか……」
ことり「渡したい人? それはね――」
ことり「…………ひ、秘密ですっ!」
海未「溜めておいてそれですかっ!」
海未「というか、やっぱり渡す人がいるのですね……誰なのですか、ことり!」
ことり「と、とにかく秘密! 秘密なの! 海未ちゃんだって教えてくれないじゃん!」
海未「そ、それはその……私も秘密です……」
ことり「ほーらおあいこだ」
ことり「でもそっかぁ……やっぱり渡す人いるんだ、海未ちゃん……」
海未「え、ええ、まぁ……」
ことり「そっか……そうだよね……ことり、応援するよ! 何かお手伝いしようか?」
海未「え゛っ! い、いえお気持ちは嬉しいのですが……じ、自分一人の力でやってみたくて……」
ことり「そっか……分かった、でも応援はするからね」
海未「はい、ありがとうございます。私も、ことりのことを陰ながら応援してます」
ことり「うん、ありがとう、海未ちゃん……」
ことり「渡したい人? それはね――」
ことり「…………ひ、秘密ですっ!」
海未「溜めておいてそれですかっ!」
海未「というか、やっぱり渡す人がいるのですね……誰なのですか、ことり!」
ことり「と、とにかく秘密! 秘密なの! 海未ちゃんだって教えてくれないじゃん!」
海未「そ、それはその……私も秘密です……」
ことり「ほーらおあいこだ」
ことり「でもそっかぁ……やっぱり渡す人いるんだ、海未ちゃん……」
海未「え、ええ、まぁ……」
ことり「そっか……そうだよね……ことり、応援するよ! 何かお手伝いしようか?」
海未「え゛っ! い、いえお気持ちは嬉しいのですが……じ、自分一人の力でやってみたくて……」
ことり「そっか……分かった、でも応援はするからね」
海未「はい、ありがとうございます。私も、ことりのことを陰ながら応援してます」
ことり「うん、ありがとう、海未ちゃん……」
9: 2016/02/13(土) 00:25:39.15 ID:mXTd39uV.net
ことり「――ということで海未ちゃんは渡したい人がいるそうです……」
穂乃果「えーっ! 海未ちゃんがーっ! 結構びっくりかも……」
穂乃果「あれ、でもことりちゃんの渡したい人って……」
ことり「(こくり)……どうしよう、穂乃果ちゃぁん……」
穂乃果「うーん、でもちゃんと渡した方がいいと思うな」
穂乃果「ことりちゃんからチョコ貰えたら、きっと大喜びするに決まってるよ! だからことりちゃん、ファイトだよ!」
ことり「穂乃果ちゃん……うん、ことりがんばる!」
穂乃果「えーっ! 海未ちゃんがーっ! 結構びっくりかも……」
穂乃果「あれ、でもことりちゃんの渡したい人って……」
ことり「(こくり)……どうしよう、穂乃果ちゃぁん……」
穂乃果「うーん、でもちゃんと渡した方がいいと思うな」
穂乃果「ことりちゃんからチョコ貰えたら、きっと大喜びするに決まってるよ! だからことりちゃん、ファイトだよ!」
ことり「穂乃果ちゃん……うん、ことりがんばる!」
11: 2016/02/13(土) 00:39:14.08 ID:mXTd39uV.net
海未「――ということで、ことりには渡したい人がいるそうです……」
穂乃果「えーっ! ことりちゃんに渡したい人が……ちょっと意外かも……」
穂乃果「あれ、でも海未ちゃんの渡したい人って……」
海未「(こくり)……穂乃果、私はいったいどうすれば……」
穂乃果「うーん、やっぱりちゃんと渡すべきじゃないかな」
穂乃果「想いだけでも相手に伝えないと、きっと後悔するだけだよ……当たって砕けろだよ!」
海未「……そうですね、迷っていても仕方ありません。穂乃果、私はやってみせます!」
穂乃果「うん、ファイトだよっ!」
穂乃果「……あれ?」
穂乃果「えーっ! ことりちゃんに渡したい人が……ちょっと意外かも……」
穂乃果「あれ、でも海未ちゃんの渡したい人って……」
海未「(こくり)……穂乃果、私はいったいどうすれば……」
穂乃果「うーん、やっぱりちゃんと渡すべきじゃないかな」
穂乃果「想いだけでも相手に伝えないと、きっと後悔するだけだよ……当たって砕けろだよ!」
海未「……そうですね、迷っていても仕方ありません。穂乃果、私はやってみせます!」
穂乃果「うん、ファイトだよっ!」
穂乃果「……あれ?」
13: 2016/02/13(土) 00:56:54.47 ID:mXTd39uV.net
穂乃果「――というわけなんだけども」
真姫「はぁ……なんか変なことになってるけど、つまりそれって……」
絵里「ええ……つまり両想いってことよね?」
穂乃果「おおー両想い! ことりちゃんと海未ちゃんが両想い! やったね!」
穂乃果「それで、2人がうまいことチョコ渡し合えればなーって思うんだけど、どうかな?」
にこ「それってほっといてもいいんじゃないの……あとは本人たち次第でしょ?」
穂乃果「そうやってほっといて10年以上経ってるんだよね」
にこ「……意外と鋭いわね」
希「まぁでもあれや、多分きっかけさえあればどうにかなると思うで。そのきっかけをウチらでうまいこと作ってあげればええんよ」
花陽「でも、どうやってきっかけを作れば……」
凛「あれ~、そういえば今年のバレンタインって何曜日だったかにゃ?」
穂乃果「あ、そういえば……」
真姫「はぁ……なんか変なことになってるけど、つまりそれって……」
絵里「ええ……つまり両想いってことよね?」
穂乃果「おおー両想い! ことりちゃんと海未ちゃんが両想い! やったね!」
穂乃果「それで、2人がうまいことチョコ渡し合えればなーって思うんだけど、どうかな?」
にこ「それってほっといてもいいんじゃないの……あとは本人たち次第でしょ?」
穂乃果「そうやってほっといて10年以上経ってるんだよね」
にこ「……意外と鋭いわね」
希「まぁでもあれや、多分きっかけさえあればどうにかなると思うで。そのきっかけをウチらでうまいこと作ってあげればええんよ」
花陽「でも、どうやってきっかけを作れば……」
凛「あれ~、そういえば今年のバレンタインって何曜日だったかにゃ?」
穂乃果「あ、そういえば……」
14: 2016/02/13(土) 01:16:44.72 ID:mXTd39uV.net
穂乃果「というわけで日曜日はみんなでバレンタインパーティーだよっ!」
海未「と、唐突ですね……どうしたのですかいったい」
穂乃果「だってせっかくのバレンタインなのに日曜日だから、みんなで集まれないかなーと思って」
穂乃果「当日はみんなチョコを持ち寄って交換会だよ? ことりちゃん、いいよね?」
ことり「へっ? う、うん、ことりは別にいいけど……」
穂乃果「よしっ! じゃあ日曜日はみんな部室に集合だよっ!」
みんな「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
明日へ続く
海未「と、唐突ですね……どうしたのですかいったい」
穂乃果「だってせっかくのバレンタインなのに日曜日だから、みんなで集まれないかなーと思って」
穂乃果「当日はみんなチョコを持ち寄って交換会だよ? ことりちゃん、いいよね?」
ことり「へっ? う、うん、ことりは別にいいけど……」
穂乃果「よしっ! じゃあ日曜日はみんな部室に集合だよっ!」
みんな「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
明日へ続く
31: 2016/02/13(土) 08:33:34.71 ID:mXTd39uV.net
ことり(なんか急にバレンタインにみんなで集まることになったけど……これって渡すチャンスだよね?)
ことり(みんなの分も手作りで作るとして、海未ちゃんには……)
ことり(でも、うまく海未ちゃんに渡せるか自信ないよぅ……)
ことり(……でも穂乃果ちゃんも応援してくれたし、このチャンスを逃す手はないよね)
ことり(よーし、ことりがんばっちゃう!)
ことり(海未ちゃん、喜んでくれるかな……)
ことり(みんなの分も手作りで作るとして、海未ちゃんには……)
ことり(でも、うまく海未ちゃんに渡せるか自信ないよぅ……)
ことり(……でも穂乃果ちゃんも応援してくれたし、このチャンスを逃す手はないよね)
ことり(よーし、ことりがんばっちゃう!)
ことり(海未ちゃん、喜んでくれるかな……)
32: 2016/02/13(土) 08:38:32.11 ID:mXTd39uV.net
海未(バレンタインにみんなで集まるのですか……)
海未(こ、これはもしやことりに直接渡せるチャンスなのでは……)
海未(……しかし、ことりには渡したい人がいるのですよね……)
海未(……ものすごく気にはなりますが、迷っていても仕方ありません)
海未(私はただ、ことりに自分の気持ちを受け取ってもらえれば、それで……)
海未(……ことり)
海未(こ、これはもしやことりに直接渡せるチャンスなのでは……)
海未(……しかし、ことりには渡したい人がいるのですよね……)
海未(……ものすごく気にはなりますが、迷っていても仕方ありません)
海未(私はただ、ことりに自分の気持ちを受け取ってもらえれば、それで……)
海未(……ことり)
35: 2016/02/14(日) 00:54:09.72 ID:q1eSeLtL.net
ことり「よ~し、できたっ! ことり特製の手作りチョコレート!」
ことり「これは絵里ちゃんの分で、これはかよちゃんの分……これは穂乃果ちゃんの分!」
ことり「そしてこれは……海未ちゃんの分……」
ことり「……μ's分と別にもう一個海未ちゃんの作ったけど……ちゃんと渡せるかな」
ことり「明日、うまく2人きりになれたら……」
ことり「…………」カーッ
ことり「もうっ! 海未ちゃんのばかーっ!」
海未「――ふぅ、こんなところでしょうか。何とか形になった、という感じですけども……」
海未「さすがにみんなの分は作れなかったので、ことりに渡すものだけ手作りですが……いいんでしょうか、こんなので」
海未「ことりだったらきっと、もっと上手に作れるんでしょうね。それを貰える人は幸せ者以外の何者でもないでしょう」
海未「…………」
海未「……想像したら何だかすごい悔しくなってきました」
海未「ことり……私をこんな風にしたのは、あなたのせいなのですよ……」
ことり「これは絵里ちゃんの分で、これはかよちゃんの分……これは穂乃果ちゃんの分!」
ことり「そしてこれは……海未ちゃんの分……」
ことり「……μ's分と別にもう一個海未ちゃんの作ったけど……ちゃんと渡せるかな」
ことり「明日、うまく2人きりになれたら……」
ことり「…………」カーッ
ことり「もうっ! 海未ちゃんのばかーっ!」
海未「――ふぅ、こんなところでしょうか。何とか形になった、という感じですけども……」
海未「さすがにみんなの分は作れなかったので、ことりに渡すものだけ手作りですが……いいんでしょうか、こんなので」
海未「ことりだったらきっと、もっと上手に作れるんでしょうね。それを貰える人は幸せ者以外の何者でもないでしょう」
海未「…………」
海未「……想像したら何だかすごい悔しくなってきました」
海未「ことり……私をこんな風にしたのは、あなたのせいなのですよ……」
36: 2016/02/14(日) 01:24:26.00 ID:q1eSeLtL.net
穂乃果「というわけでバレンタイン当日だよっ!」
絵里「みんな、チョコは持ってきた?」
凛「もちろんにゃ~! 凛は色んな種類のチョコ、たっくさん買ってきたよ?」
花陽「うわぁ~本当に色んなチョコがある~」
凛「はい、かよちんにはこれ! みんな大好きア〇フォート!」
花陽「わぁい〇ルフォート、花陽ア〇フォート大好き!」
凛「そして真姫ちゃんにはこれにゃ」
真姫「なにこの小さいの……〇ロルチョコ?」
凛「真姫ちゃん、こういう安いチョコ食べたことないかぁと思って」
真姫「何そのイメージ……食べたことないけど」
絵里「みんな、チョコは持ってきた?」
凛「もちろんにゃ~! 凛は色んな種類のチョコ、たっくさん買ってきたよ?」
花陽「うわぁ~本当に色んなチョコがある~」
凛「はい、かよちんにはこれ! みんな大好きア〇フォート!」
花陽「わぁい〇ルフォート、花陽ア〇フォート大好き!」
凛「そして真姫ちゃんにはこれにゃ」
真姫「なにこの小さいの……〇ロルチョコ?」
凛「真姫ちゃん、こういう安いチョコ食べたことないかぁと思って」
真姫「何そのイメージ……食べたことないけど」
37: 2016/02/14(日) 01:40:04.53 ID:q1eSeLtL.net
にこ「ふん、買ってきたもの渡すだけなんて、味気ないわねぇ」
希「ほぉ~う、そういうにこっちはどんなん?」
にこ「ふっふっふ……じゃじゃーん、矢澤家特製ロールケーキよ!」
穂乃果「うおーっ、にこちゃんすごい! おいしそう!」
絵里「ハラショー! さすがにこね!」
凛「早く食べたいにゃ!」
にこ「落ち着きなさい、ちゃんと人数分あるんだから、味わって食べなさいよね」
にこ「ほら、真姫、あんたの分もあるわよ」
真姫「ん……あ、ありがと……」
ことり「うわぁ、みんなすごいすごい!」
海未「そうですね……そういうことりは、どんなチョコを作ってきたのですか?」
ことり「うーん……にこちゃんのに比べたらすごくないかもだけど……作ってきたの、これ」
海未「こ、これは――」
希「ほぉ~う、そういうにこっちはどんなん?」
にこ「ふっふっふ……じゃじゃーん、矢澤家特製ロールケーキよ!」
穂乃果「うおーっ、にこちゃんすごい! おいしそう!」
絵里「ハラショー! さすがにこね!」
凛「早く食べたいにゃ!」
にこ「落ち着きなさい、ちゃんと人数分あるんだから、味わって食べなさいよね」
にこ「ほら、真姫、あんたの分もあるわよ」
真姫「ん……あ、ありがと……」
ことり「うわぁ、みんなすごいすごい!」
海未「そうですね……そういうことりは、どんなチョコを作ってきたのですか?」
ことり「うーん……にこちゃんのに比べたらすごくないかもだけど……作ってきたの、これ」
海未「こ、これは――」
38: 2016/02/14(日) 02:03:40.98 ID:q1eSeLtL.net
ことり「ことりはね……ガトーショコラ、作ってきたんだ」
穂乃果「おーっ、すごい! ことりちゃんもにこちゃんに負けないくらいすごいね!」
絵里「ハラショー! さすがことりね!」
ことり「そ、そんなことないよ……」
海未「いいえ、とてもすごいです、ことり。おいしそうですよ」
ことり「そうかな、えへへ、ありがとう海未ちゃん」
穂乃果(お~なんかいい雰囲気だね、これはいい感じなんじゃない?)パクパク
希(せやね……あとはどうやって2人きりにするか、やね)モグモグ
絵里(こう、自然と私たちだけ立ち去る、とか……?)モグモグ
にこ「ちょっと! めっちゃポロポロこぼしてるわよ!」
穂乃果「おーっ、すごい! ことりちゃんもにこちゃんに負けないくらいすごいね!」
絵里「ハラショー! さすがことりね!」
ことり「そ、そんなことないよ……」
海未「いいえ、とてもすごいです、ことり。おいしそうですよ」
ことり「そうかな、えへへ、ありがとう海未ちゃん」
穂乃果(お~なんかいい雰囲気だね、これはいい感じなんじゃない?)パクパク
希(せやね……あとはどうやって2人きりにするか、やね)モグモグ
絵里(こう、自然と私たちだけ立ち去る、とか……?)モグモグ
にこ「ちょっと! めっちゃポロポロこぼしてるわよ!」
42: 2016/02/14(日) 21:55:12.26 ID:q1eSeLtL.net
凛「うまぁ! ことりちゃん、やっぱりお菓子作りの天才にゃ!」モグモグ
ことり「凛ちゃん、そんなに急がなくてもまだたくさんあるよ」
真姫「さすがことりね……今度私にも教えてよ」
ことり「いいよ。真姫ちゃん、誰かにプレゼントしたいのかな?」
真姫「べ、別にっ! そういうわけじゃ、なくて……」カミノケクルー
穂乃果「うーんおいしい! ……あー、飲み物ほしくなっちゃたなー」チラチラ
凛「むぐっ……あ、凛も一緒に行くにゃ!」
ことり「あっ、じゃあことりも――」
穂乃果「あ、大丈夫大丈夫、ことりちゃんはここで待っててよ」
ことり「えっ、うん……」
凛「ほらほら、かよちんも一緒に行くにゃ!」
花陽「ちょ、ちょっと凛ちゃん!」ダレカタスケテー
ことり「凛ちゃん、そんなに急がなくてもまだたくさんあるよ」
真姫「さすがことりね……今度私にも教えてよ」
ことり「いいよ。真姫ちゃん、誰かにプレゼントしたいのかな?」
真姫「べ、別にっ! そういうわけじゃ、なくて……」カミノケクルー
穂乃果「うーんおいしい! ……あー、飲み物ほしくなっちゃたなー」チラチラ
凛「むぐっ……あ、凛も一緒に行くにゃ!」
ことり「あっ、じゃあことりも――」
穂乃果「あ、大丈夫大丈夫、ことりちゃんはここで待っててよ」
ことり「えっ、うん……」
凛「ほらほら、かよちんも一緒に行くにゃ!」
花陽「ちょ、ちょっと凛ちゃん!」ダレカタスケテー
43: 2016/02/14(日) 22:23:34.14 ID:q1eSeLtL.net
絵里(穂乃果たちが行ったわね……じゃあ私たちも)
絵里「希、学校に来たついでに、ちょっと生徒会で手伝ってほしいことがあるんだけど」
希「生徒会の……? あ、ああ、ええよ、ほないこか~」
海未「あ、じゃあ私もお手伝いに――」
絵里「ああ~海未は大丈夫よここで待ってて! すぐに戻ってくるから!」
海未「? そ、そうですか……?」
絵里「じゃあ行くわよ、希」
希「ほーい」
海未「……」
にこ「……」
真姫「……」
にこ「真姫……ちょっと2人で話がしたいんだけど」
真姫「えっ……! ……な、何話って……」
にこ「ちょ……海未とことりを2人にするって話でしょうが」コショコショ
真姫「あ、そういうこと……分かったわ、行きましょ」
ことり「あ、あれ、真姫ちゃんとにこちゃんもどっかに……」
にこ「ええ、ちょっと真姫と野暮用、すぐ戻ってくるわ」
ことり「う、うん、分かった、けど……」
絵里「希、学校に来たついでに、ちょっと生徒会で手伝ってほしいことがあるんだけど」
希「生徒会の……? あ、ああ、ええよ、ほないこか~」
海未「あ、じゃあ私もお手伝いに――」
絵里「ああ~海未は大丈夫よここで待ってて! すぐに戻ってくるから!」
海未「? そ、そうですか……?」
絵里「じゃあ行くわよ、希」
希「ほーい」
海未「……」
にこ「……」
真姫「……」
にこ「真姫……ちょっと2人で話がしたいんだけど」
真姫「えっ……! ……な、何話って……」
にこ「ちょ……海未とことりを2人にするって話でしょうが」コショコショ
真姫「あ、そういうこと……分かったわ、行きましょ」
ことり「あ、あれ、真姫ちゃんとにこちゃんもどっかに……」
にこ「ええ、ちょっと真姫と野暮用、すぐ戻ってくるわ」
ことり「う、うん、分かった、けど……」
45: 2016/02/14(日) 23:05:20.61 ID:q1eSeLtL.net
ことり「……」
海未「……」
ことり「……みんな、どこか行っちゃったね……」
海未「……え、ええ」
ことり「……2人きりになっちゃったね」
海未「……そ、そうですね……」
ことり「……」
海未「……」
ことり「……えと、その――」
海未「み、みんな遅いですね、ちょっと探してきま――」
ことり「ま、待って海未ちゃん! ことりも、海未ちゃんにお話があるのっ!」
海未「は、はいっ……な、なんでしょうか……」
ことり「あの……あのね、海未ちゃん……海未ちゃんにね……」
ことり「……渡したいものが、あるの」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
海未「……」
ことり「……みんな、どこか行っちゃったね……」
海未「……え、ええ」
ことり「……2人きりになっちゃったね」
海未「……そ、そうですね……」
ことり「……」
海未「……」
ことり「……えと、その――」
海未「み、みんな遅いですね、ちょっと探してきま――」
ことり「ま、待って海未ちゃん! ことりも、海未ちゃんにお話があるのっ!」
海未「は、はいっ……な、なんでしょうか……」
ことり「あの……あのね、海未ちゃん……海未ちゃんにね……」
ことり「……渡したいものが、あるの」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
48: 2016/02/14(日) 23:27:35.19 ID:q1eSeLtL.net
海未「渡したいもの、ですか……? いったい何を……」
ことり「あの……これ、受け取ってください!」
海未「えと……これは……?」
ことり「……手作りチョコレート、なんだけど……もらってくれるかな?」
海未「も、もちろんもらいます……けど、さっきのガトーショコラは……」
ことり「え、えと、その……海未ちゃんのだけ、別に作ってたの……」
海未「はぁ、私のだけ、別にですか……?」
ことり「う、うん……」
海未「…………」
海未「……ええーっ!」
ことり「ちゅん!?」
ことり「あの……これ、受け取ってください!」
海未「えと……これは……?」
ことり「……手作りチョコレート、なんだけど……もらってくれるかな?」
海未「も、もちろんもらいます……けど、さっきのガトーショコラは……」
ことり「え、えと、その……海未ちゃんのだけ、別に作ってたの……」
海未「はぁ、私のだけ、別にですか……?」
ことり「う、うん……」
海未「…………」
海未「……ええーっ!」
ことり「ちゅん!?」
49: 2016/02/14(日) 23:48:09.33 ID:q1eSeLtL.net
海未「えっ、えっ、ことりが……私に、チョコを……?」
ことり「海未ちゃん、とりあえず落ち着いて?」
海未「そ、そんなことが……これは夢なのですか、そうなのですね?」
ことり「夢じゃないよ! ことりが海未ちゃんことが大好きで、だからチョコあげたんだよ!」
海未「ことりが……私のことを……”大好き”?」
ことり「あっ…………」カーッ
海未「…………」
ことり「…………」
海未「すいません、取り乱しました……」
ことり「う、ううん、ごめん、こっちもいきなり変なこと言って……」
ことり「でも、この気持ちは本物だから……海未ちゃん、他に渡したい人がいるから迷惑かもしれないけど……」
海未「…………」
海未「ことり、私もあなたに大事なものを渡さなくてはいけませんでした」
海未「はい、ことり、私からの手作りチョコレートです」
ことり「……へ?」
ことり「海未ちゃん、とりあえず落ち着いて?」
海未「そ、そんなことが……これは夢なのですか、そうなのですね?」
ことり「夢じゃないよ! ことりが海未ちゃんことが大好きで、だからチョコあげたんだよ!」
海未「ことりが……私のことを……”大好き”?」
ことり「あっ…………」カーッ
海未「…………」
ことり「…………」
海未「すいません、取り乱しました……」
ことり「う、ううん、ごめん、こっちもいきなり変なこと言って……」
ことり「でも、この気持ちは本物だから……海未ちゃん、他に渡したい人がいるから迷惑かもしれないけど……」
海未「…………」
海未「ことり、私もあなたに大事なものを渡さなくてはいけませんでした」
海未「はい、ことり、私からの手作りチョコレートです」
ことり「……へ?」
51: 2016/02/15(月) 00:30:31.43 ID:OqegW5jY.net
ことり「海未ちゃん、これ……」
海未「ええ、チョコレートです」
ことり「そ、そうじゃなくて……渡す人、いるんじゃないの?」
海未「はい、だから渡しました」
ことり「えっと、つまり……」
海未「はい。私が渡したい人というのは……ことり、あなたのことです」
ことり「え……ええーっ!」
海未「そ、そんなに驚くことですか!」
ことり「驚くよ! だってことりが貰えると思ってなかったし……」
海未「私だってことりから貰えるとは思ってませんでしたよ……てっきり別の誰の為に作ってるものだと思ってましたから」
ことり「き、気が付かなかった?」
海未「ことりこそ、気づかなかったではないですか」
ことり「……」
海未「……」
ことり「ふふっ……お互い様、だったんだね」
海未「ええ、まったくです。こうも気が付かないものだとは……」
海未「それはそうとことり、チョコ、食べてもいいですか?」
ことり「もちろん! あ、でも待って……いいこと思いついたから」
海未「はい?」
ことり「……はい海未ちゃん、あ~ん」
海未「なっ!」
海未「ええ、チョコレートです」
ことり「そ、そうじゃなくて……渡す人、いるんじゃないの?」
海未「はい、だから渡しました」
ことり「えっと、つまり……」
海未「はい。私が渡したい人というのは……ことり、あなたのことです」
ことり「え……ええーっ!」
海未「そ、そんなに驚くことですか!」
ことり「驚くよ! だってことりが貰えると思ってなかったし……」
海未「私だってことりから貰えるとは思ってませんでしたよ……てっきり別の誰の為に作ってるものだと思ってましたから」
ことり「き、気が付かなかった?」
海未「ことりこそ、気づかなかったではないですか」
ことり「……」
海未「……」
ことり「ふふっ……お互い様、だったんだね」
海未「ええ、まったくです。こうも気が付かないものだとは……」
海未「それはそうとことり、チョコ、食べてもいいですか?」
ことり「もちろん! あ、でも待って……いいこと思いついたから」
海未「はい?」
ことり「……はい海未ちゃん、あ~ん」
海未「なっ!」
53: 2016/02/15(月) 00:44:47.51 ID:OqegW5jY.net
ことり「ほら海未ちゃ~ん、はやく口開けて?」
海未「い、いやそれは、恥ずかし……」
ことり「誰も見てないから大丈夫だよ、ほら、あ~ん」
海未「あ、あ~ん……」
ことり「……おいしい?」
海未「……はい、おいしいです。とてもおいしいですよ、ことり」
ことり「えへへ……ことりから海未ちゃんへの好きって気持ち、伝わったかな?」
海未「は、はい……」カーッ
ことり「うふふ、それじゃことりも、海未ちゃんのチョコ食べようかな?」
海未「ええ、どうぞ。……む、もしやこの流れは……」
ことり「あ~ん……」
海未「ああ、やっぱりそうなのですね……」
ことり「海未ちゃん、早くことりにも、して……?」
海未「は、恥ずかしいですが……はい、あ~ん」
ことり「あ~ん……モグッ」
海未「ど、どうでしょうか……ことりみたいにうまく作れてはいませんが……」
ことり「ううん、すっごくおいしいよ! ありがとう、海未ちゃん」
海未「そ、そうですか! 良かったです……」ホッ
海未「い、いやそれは、恥ずかし……」
ことり「誰も見てないから大丈夫だよ、ほら、あ~ん」
海未「あ、あ~ん……」
ことり「……おいしい?」
海未「……はい、おいしいです。とてもおいしいですよ、ことり」
ことり「えへへ……ことりから海未ちゃんへの好きって気持ち、伝わったかな?」
海未「は、はい……」カーッ
ことり「うふふ、それじゃことりも、海未ちゃんのチョコ食べようかな?」
海未「ええ、どうぞ。……む、もしやこの流れは……」
ことり「あ~ん……」
海未「ああ、やっぱりそうなのですね……」
ことり「海未ちゃん、早くことりにも、して……?」
海未「は、恥ずかしいですが……はい、あ~ん」
ことり「あ~ん……モグッ」
海未「ど、どうでしょうか……ことりみたいにうまく作れてはいませんが……」
ことり「ううん、すっごくおいしいよ! ありがとう、海未ちゃん」
海未「そ、そうですか! 良かったです……」ホッ
54: 2016/02/15(月) 01:00:38.65 ID:OqegW5jY.net
にこ「な、何なのよこの甘々な空間は……見てるだけでなんかお腹いっぱいだわ」
真姫「でも作戦は成功、ってところかしら。2人が幸せそうで良かったけど」
希「ふふっ、やっぱり2人に必要やったんはほんの些細なきっかけやったみたいね」
絵里「ハラショー! さすが希ね!」
希「さ、2人はこのままにしておいて、ウチらは退散しよか?」
にこ「そうね、これ以上見てるのも、なんかアレだし……」
穂乃果「おーいみんなー! どう? うまくいった?」
真姫「ちょっと穂乃果、あんまり大きい声出さないでよ。見てたのがバレちゃ――」
凛「凛もどうなったのか気になるにゃ~」
花陽「ちょ、ちょっと凛ちゃん、あんまり押さないで……」
にこ「わ、バカッ、そんなに押したら――」
\ドッシャーン/
ことり・海未「…………」
真姫「でも作戦は成功、ってところかしら。2人が幸せそうで良かったけど」
希「ふふっ、やっぱり2人に必要やったんはほんの些細なきっかけやったみたいね」
絵里「ハラショー! さすが希ね!」
希「さ、2人はこのままにしておいて、ウチらは退散しよか?」
にこ「そうね、これ以上見てるのも、なんかアレだし……」
穂乃果「おーいみんなー! どう? うまくいった?」
真姫「ちょっと穂乃果、あんまり大きい声出さないでよ。見てたのがバレちゃ――」
凛「凛もどうなったのか気になるにゃ~」
花陽「ちょ、ちょっと凛ちゃん、あんまり押さないで……」
にこ「わ、バカッ、そんなに押したら――」
\ドッシャーン/
ことり・海未「…………」
55: 2016/02/15(月) 01:10:55.08 ID:OqegW5jY.net
ことり・海未「…………」
他一同「…………」
海未「……いつからいたのですか」
絵里「違うの! 違うのよ、これはね、海未……」
海未「……いつからいたのですか?」
希「あかん……えりち、白状しよ。お互いに渡しあってるところ辺から見てたって」
海未「……ということは食べさせあってるところも……」
穂乃果「え!?」 なになに、2人でチョコ食べさせあってたの!? お熱いねぇ~」
海未「だぁーーっ! 恥ずかしい! 恥ずかしすぎます!」
ことり「海未ちゃん落ち着いて、どうどう……」
海未「ううっ……穴があったら入りたい……」
他一同「…………」
海未「……いつからいたのですか」
絵里「違うの! 違うのよ、これはね、海未……」
海未「……いつからいたのですか?」
希「あかん……えりち、白状しよ。お互いに渡しあってるところ辺から見てたって」
海未「……ということは食べさせあってるところも……」
穂乃果「え!?」 なになに、2人でチョコ食べさせあってたの!? お熱いねぇ~」
海未「だぁーーっ! 恥ずかしい! 恥ずかしすぎます!」
ことり「海未ちゃん落ち着いて、どうどう……」
海未「ううっ……穴があったら入りたい……」
56: 2016/02/15(月) 01:20:34.39 ID:OqegW5jY.net
穂乃果「まぁまぁ、でもよかったじゃない、2人とも渡したい人に渡せて」
ことり「えっ、穂乃果ちゃん知ってたの……?」
穂乃果「うん、だってどっちからも相談受けてたからね、私。だから何とか2人きりにできるチャンスを作れないかなーと思ってたんだよね」
海未「そうだったのですか……してやられましたね……」
穂乃果「ふっふっふ……2人とも穂乃果に感謝するといいよ!」
穂乃果「いや~でもよかったね海未ちゃん、ことりちゃんから”も”チョコもらえて」
ことり「えっ……どういうこと、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「ん? 海未ちゃんね、この前1年生の子からチョコもらってたんだよ? しかも何人も海未ちゃんに渡してたような……」
海未「ほ、穂乃果っ、それは内緒の約束――」
ことり「海未ちゃん、それ本当かな?」
海未「……」
ことり「えっ、穂乃果ちゃん知ってたの……?」
穂乃果「うん、だってどっちからも相談受けてたからね、私。だから何とか2人きりにできるチャンスを作れないかなーと思ってたんだよね」
海未「そうだったのですか……してやられましたね……」
穂乃果「ふっふっふ……2人とも穂乃果に感謝するといいよ!」
穂乃果「いや~でもよかったね海未ちゃん、ことりちゃんから”も”チョコもらえて」
ことり「えっ……どういうこと、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「ん? 海未ちゃんね、この前1年生の子からチョコもらってたんだよ? しかも何人も海未ちゃんに渡してたような……」
海未「ほ、穂乃果っ、それは内緒の約束――」
ことり「海未ちゃん、それ本当かな?」
海未「……」
57: 2016/02/15(月) 01:33:13.30 ID:OqegW5jY.net
海未「いえ、あのこれは違うのです……どうしても受け取ってくれと言われて断れなくて……」
海未「でもっ、本当に欲しかったのはことりのチョコですから! これは本当ですから!」
ことり「うん、それは嬉しいけど……その話、もっと詳しく聞きたいかな?」
海未「え、えと、その……ことり、怒ってます?」
ことり「ううん、怒ってないよ? ただお話が聞きたいだけだよ?」
ことり「だから海未ちゃん、もっと詳しく聞かせてね?」
海未「……はい」プルプル
凛「あ~あ、穂乃果ちゃんが爆弾落としてったにゃ」
穂乃果「あちゃ~……まさかこうなるとは」
真姫「まぁでもいいんじゃない? とりあえず作戦は成功したし、あとは2人に任せましょうよ」
絵里「そうね、2人の邪魔しちゃなんだし、私たちは帰りましょうか」
希「そうやね。ほな、お2人ともお幸せにな~」
海未「こ、ことり、話せば分かります、話せば分かるのです……!」
ことり「うん、そしたらことりが満足行くまでお話してもらおうかな、海未ちゃん?」
おしまい
海未「でもっ、本当に欲しかったのはことりのチョコですから! これは本当ですから!」
ことり「うん、それは嬉しいけど……その話、もっと詳しく聞きたいかな?」
海未「え、えと、その……ことり、怒ってます?」
ことり「ううん、怒ってないよ? ただお話が聞きたいだけだよ?」
ことり「だから海未ちゃん、もっと詳しく聞かせてね?」
海未「……はい」プルプル
凛「あ~あ、穂乃果ちゃんが爆弾落としてったにゃ」
穂乃果「あちゃ~……まさかこうなるとは」
真姫「まぁでもいいんじゃない? とりあえず作戦は成功したし、あとは2人に任せましょうよ」
絵里「そうね、2人の邪魔しちゃなんだし、私たちは帰りましょうか」
希「そうやね。ほな、お2人ともお幸せにな~」
海未「こ、ことり、話せば分かります、話せば分かるのです……!」
ことり「うん、そしたらことりが満足行くまでお話してもらおうかな、海未ちゃん?」
おしまい
58: 2016/02/15(月) 01:35:00.05 ID:OqegW5jY.net
時間すぎちゃったけど、何とかおしまいよ!
最後の方に溜まっちゃってすんません。
最後の方に溜まっちゃってすんません。
60: 2016/02/15(月) 01:55:07.77 ID:nL/xLEgM.net
乙やねん
やんこといいよね
やんこといいよね
62: 2016/02/15(月) 04:56:26.40 ID:jOIriB6B.net
乙乙
甘いな
甘いな


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