女「結婚するなら年収800万以上」俺「で、それに見合うリターンは？」 : SSまにあっくす！

女「納得した？」

俺「いいやダメだ、料理なんて特訓すれば誰でもできる」

俺「アピールポイントとしては足りんな」

女「そういう貴方のアピールポイントはなんなの」

俺「俺は年収2000万だから」

女「ふーん・・・」

俺「そんな程度じゃ誰も結婚なんてしないだろうな」

女「洗濯もできる」

俺「ダメダメ、洗濯なんて日本語の説明書が読めれば誰にでも出来る」

女「洗濯機とか無駄に高価で電気代もかかってスペースも取るからいらない」

俺「ま、まさか・・・」

女「」ｼﾞｬﾌﾞｼﾞｬﾌﾞｺﾞｼｺﾞｼ

俺「なんという速さ・・・しかも水道代しかかからないとは・・・」

女「」ﾃｷﾊﾟｷ

俺「干すのも速い・・・」

～数時間後～

女「」ﾃｷﾊﾟｷ

俺「どんどん洗濯物が畳まれていく・・・分類も完璧・・」

俺「どこでこの技術を？」

女「以前洗濯屋で働いてた」

俺「ほーん・・・」

女「ご満悦？」

俺「はっ！」

俺「ダメダメ、こんなの諸々の費用ケチらなければ全部機械でできるし」

俺「高年収の人間はケチらなくても大丈夫」

俺「それにいくら洗濯機より速いからって風呂場占領されちゃたまらないね」

女「裁縫得意」

俺「裁縫？あんなの高校生の俺でもできたわ甘い甘い」

女「」ｶﾞｼｮﾝｶﾞｼｮﾝ

俺「ミシンを使いこなしている・・・針にビビることすらなく高速で稼働を・・・」

女「はい」

俺「あっという間に手提げ袋が・・・子供ができても安心という訳か」

俺「どこでこの技術を？」

女「以前服屋で働いてた」

俺「ほーん・・・」

女「そろそろ認めたらどう？」

俺「・・・よし、いいだろう」

俺「でも自分で稼ぐことは出来ないのに相手に年収求めるのっておかしいよね」

女「それ相当のスキル求めてたのはどっちだよ」

俺「いや家事なんて誰でもできるけどたくさんお金を稼ぐのは誰でも出来るわけじゃないし」

女「ふーん」

俺「で、年収は？」

女「3000万」

俺「あああああああああああああああ！！！！！」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！

★★★THE　END★★★

ワロタ
短くてもオチがちゃんとしてる高評価

洗濯屋で働いてたのに3000万てどうやって出世したんだよ