1: ◆YbBkC9JaT. 2015/03/14(土) 21:02:48.73 ID:lEG4xnVj0
夢子「さあ!三倍返ししてもらうわよ!」

涼「いいけど、15日まであと少ししか無いよ」

夢子「構わないわ。まずは>>3から!」

・りょうゆめカップル前提、関係なかったりあんまり鬼畜な安価は安価下。

・制限時間は今日の日付変更まで。

幸せな二人を目指して頑張りましょう。



3: 2015/03/14(土) 21:06:18.23 ID:rDizQJvoo
クッキー作り

4: 2015/03/14(土) 21:12:02.79 ID:lEG4xnVj0
涼「クッキー?」

夢子「そ。ほらほら、早く作るわよ!」

──────────台所──────────────

夢子「材料は揃ってるわ」

涼「それじゃあ、どんなクッキーにするの?」

クッキーの種類(味、形など)……>>6

6: 2015/03/14(土) 21:24:03.33 ID:j2ebI/g10
ハートでチョコ

7: 2015/03/14(土) 21:30:24.27 ID:lEG4xnVj0
夢子「ハートのチョコクッキー!」

涼「バター、薄力粉、オーブン……下準備は出来てるね。
それじゃあ、まずバターを柔らかくしようか」

夢子「えーと、ヘラで崩して………それから泡立て機で、っと!」

涼「そうそう。夢子ちゃんやっぱり上手だね」

夢子「伊達に飴やら何やら作ってきたワケじゃないのよ」

8: 2015/03/14(土) 21:38:51.05 ID:lEG4xnVj0
涼「バターを混ぜたボウルの中にグラニュー糖を入れて、更に混ぜ合わせるよ」

夢子「時間はかけらんないわ!速攻でいくわよ!」

涼「落ち着いて夢子ちゃん。お菓子作りは焦っちゃ駄目だよ」

夢子「むー………。ん?これで大丈夫かしら?」

涼「どれどれ?………うん。じゃあ今度はこの解いた卵黄を入れるよ」

9: 2015/03/14(土) 21:47:26.49 ID:lEG4xnVj0
夢子「だいぶ生地が固まってきたわ」

涼「それではそろそろ今回の成功の鍵、薄力粉(ココアパウダー&コーンスターチ入り)を生地に入れよう!」

夢子「ココアパウダーは分かるけど……コーンスターチ?」

涼「これを入れないと、薄力粉のグルテンが出て生地が必要以上に固まっちゃうんだ」

夢子「へぇ…………知らなかったわ」

10: 2015/03/14(土) 21:53:28.22 ID:lEG4xnVj0
涼「これを入れて……と。混ぜるのは軽ーくでいいからね?」

夢子「OKOK!任せときなさい!……ん?
涼、ちょっと手見せて?」

涼「手?……あ。ココアが付いちゃってたね
ごめんごめん。今洗うから」

夢子「あむっ」

涼「!?」






11: 2015/03/14(土) 22:04:52.85 ID:lEG4xnVj0
夢子「ちゅ……ん……ふぅっ……」

涼「……………………っ!ゆ、夢子ちゃん?」

涼(指!指が!夢子ちゃんの口の中で凄いことに!)

夢子「ぷはっ……。うえぇ、やっぱ苦いわ、ココアパウダーって」

涼「あ、あの」

夢子「何?ほら、早くクッキー焼きましょ?」

涼「そ、そうだね!じゃあ型どりしようか!」

涼(まさかムラっと来たとは言えない)

夢子(どうしようマトモに顔見れないわ!)

12: 2015/03/14(土) 22:11:42.77 ID:lEG4xnVj0
涼「オーブンシートを敷いて、よし!
夢子ちゃん、絞り袋は問題ない?」

夢子「ええ、大丈夫よ。ハートをここに描けばいいのね?」

涼「そうそう。フリーハンドでいいの?」

夢子「この私に型取り器なんて必要無いのよ!見てなさい、私の超絶美技!」

涼「夢子ちゃんそれ失敗フラグ」

夢子「言うなぁ!」

13: 2015/03/14(土) 22:18:43.03 ID:lEG4xnVj0
夢子「どうだ見たか!」

涼「可愛いハート形が2つ………綺麗だ………」

夢子「まっ、ざっとこんなもんよ。それで、だいたい何分くらい焼けばいいの?」

涼「オーブンの予熱は充分だから、だいたい12、3分くらいだね」

夢子「微妙に長いわねー。そのあいだ何してる?」

涼「しりとりでもしてようか」

14: 2015/03/14(土) 22:23:25.04 ID:lEG4xnVj0
夢子「クッキー」

涼「錦糸卵」

夢子「ゴム」

涼「夢中」

夢子「雨季」

涼「……今日、したい」

夢子「………いいよ」

涼「よかった」 

15: 2015/03/14(土) 22:31:00.18 ID:lEG4xnVj0
涼「そうこうしてるうちに焼き上がりました」

夢子「いえーい!」パチパチパチ

涼「団扇で冷まして……さっそく食べてみようか!」

夢子「待った!どうせなら>>16で食べてもらうわ!」

食べ方……>>16

16: 2015/03/14(土) 22:35:00.24 ID:R9HtARcAO
口移し

17: 2015/03/14(土) 22:44:21.49 ID:lEG4xnVj0
夢子「しゃっ!」グッ

涼「ガッツポーズ?どうしたのさ夢子ちゃ……」

夢子「むっ」パクッ

涼(!半分だけ………クッキーの半分だけを咥えて此方を見ている……)

夢子「んー!」チョイチョイ

涼(顔真っ赤で口のクッキーを指差してる……。
恥ずかしいならやらなきゃ良いのに)

18: 2015/03/14(土) 22:50:19.47 ID:lEG4xnVj0
涼「僕も、食べろって?」

夢子「ん!」コクコク

涼「うん……それじゃ………」ギュッ

夢子(あ…肩、掴んで………)

涼「いただきます」

夢子「んぅ………っ」

19: 2015/03/14(土) 23:04:10.69 ID:lEG4xnVj0
涼「……………………………っ」

夢子(くちびる、少しだけ触れて、もどかしい……)

夢子「…………………………!」

涼(夢子ちゃん、薄目でずっとこっちを見てる……)

「……………………………………………」

(止まりそうにない…………………!)

20: 2015/03/14(土) 23:13:17.61 ID:lEG4xnVj0
涼「…………んっ」パキッ

涼(さすがにもう止めとこう………)

夢子「あっ…‥…!」

涼(そんな顔しないでよ……!)

夢子「あー……その、あれ、甘かったわね」

涼「あ、うん!そうだったね。おいしかったよ」

夢子「ココアパウダーの時は、あんなに苦かったのに、ね」

涼「………ねぇ、夢子ちゃん」

21: 2015/03/14(土) 23:17:40.79 ID:lEG4xnVj0
涼「クッキーは、もう一つあるよ?」

夢子「………したいなら、自分で咥えて見せて?」

涼「今度は僕からってこと?いいよ……ほら」

夢子「よろしい。それなら遠慮なく………」

「いただきます」

22: 2015/03/14(土) 23:20:37.40 ID:lEG4xnVj0
夢子「クッキー終わり!」

涼「やっぱり物作ると時間かかるね。
時間的にもこれが最後かな?」

夢子「構わないわ。最後まで突っ走るまでよ!
涼!>>23しなさい!」

24: 2015/03/14(土) 23:34:09.47 ID:lEG4xnVj0
涼「えええええええええええええええええ!」

夢子「拒否権は許さないわ!さあ涼。とっとと着替えてきなさい」

涼「さ、最後の最後で………!」

奉仕の内容……>>26
(服装(女装)も決めてよし。なければDS時のあの服)

25: 2015/03/14(土) 23:44:40.84 ID:R9HtARcAO
メイド服(クラシックなのじゃなく萌系お色気系の)で性的なあれやこれや

27: 2015/03/14(土) 23:53:45.32 ID:lEG4xnVj0
>>25でいきます

涼「な、何だよこれ………」

夢子「おぉう……正直ここまで似合うとは予想外だったわ………。
首輪、犬耳、ミニスカートやら色々ぶっ込んだメイド服、こんな時もあろうかと絵理に頼んどいてよかったわ」

涼「オプションあり過ぎじゃないかな!?
着るのにも脱ぐのにも一苦労だよ!」

29: 2015/03/15(日) 00:08:03.14 ID:/jf/HNRz0
夢子「日付は変わった……………。
が、しかし、奉仕内容は>>26だ。
この意味が分かるかしら?」

涼「ま、まさか………!」

夢子「そう!つまりアンタは3月15日の23:49まで私の言いなりなのよ!」

涼「あ、あんまりだぁぁぁぁぁ!」

という訳で続行決定。アイデアを是非下さい。

34: 2015/03/15(日) 09:41:01.28 ID:/jf/HNRz0
夢子「おはよ。朝ごはん出来てるよ?」

涼「おはようございます………」

涼(結局あの格好で寝てしまった……寝てる間に着替えようにも抱きつかれて身動きも取れなかったし)

涼「今日は……パンケーキ?美味しそうだね」

夢子「当ったり前でしょ?誰が作ったと思ってんのよ」

涼「あはは、分かってるって。いただきまー……」

夢子「ストップ」

涼「え?」

35: 2015/03/15(日) 09:47:16.76 ID:/jf/HNRz0
夢子「よく見なさい。私の皿にもまだ残ってるでしょう?」

そう言って、涼にナイフとフォークを手渡す。

涼「……つまり、どういうこと?」

夢子「分かんないの?鈍いわねー……」

溜め息混じりに呟き、ナイフとフォークをもう一度突き出した。

夢子「これ、食べさせてよ。私に」

36: 2015/03/15(日) 10:01:21.04 ID:/jf/HNRz0
涼「はい、あーん………」

一口大に切ったパンケーキ蜂蜜を絡めて、小さく開かれた口へ運ぶ。

夢子「んふふふ………」

閉じた唇からフォークを引き抜くと、魔法のようにパンケーキは綺麗さっぱり消え失せ、変わりに夢子の至極満足そうな顔が見えた。

涼(もしかして、考え過ぎてたのかもなぁ)

「ご奉仕」の単語と今着ている服からは良からぬことしか考えられなかったが、こういう事ならいくらでも出来そうだ。

白い皿には、あと2、3切れの欠片。そこへ振り下ろされたフォークを止めたのは、やはり夢子の一言だった。

38: 2015/03/15(日) 10:54:07.57 ID:/jf/HNRz0
夢子「私も食べさせたくなったわ」

涼の左手に掴まれたフォークを抜き取り、素早くパンケーキの欠片を刺して涼の口元に差し出した。

涼「……お言葉に甘えればいいの?」

夢子「何よ。やっぱり分かってるじゃない」

どの道、反抗することは出来ない。素直に目を閉じ、口を半ば自棄気味に大きく開く。

次に口内に感じたのは、柔らかなスポンジのような生地、甘いどろりとした蜂蜜の味と、

全く予測し得なかった、蠢く熱を帯びた舌の侵入だった。

39: 2015/03/15(日) 12:00:09.11 ID:/jf/HNRz0
ぐちゅ、ぐちゅっ

普段の食事では絶対に出ることのない不快音が、二人の脳に直接響く。

口内の食物は二つの絡み合う舌に身を削られ、互いの喉に呑まれていく

涼「んぐ…………ふ……んん………」

声は、出せない。やがてケーキが姿を消すと、夢子は一方的に体を離して右手のフォークに次弾を装填する。

夢子「まだ、食事は終わってないわよ」

皿に付いた蜂蜜をフォークの先のパンケーキに塗り、涼に口を開けるよう促した。

少しの躊躇いの後、フォークを受け入れた涼の肩を抱き、再び口付けた。

41: 2015/03/15(日) 12:53:59.26 ID:/jf/HNRz0
夢子「これが、最後のひとつ」

二回目の後、間髪入れずに始めた三回目には、最早食事の意味は存在しなかった。

夢子は肩を、涼は腰を引き寄せて、まるで互いを食べ合おうとする。

涼「夢子……ちゃん、少し………苦しい…………」

夢子「我慢………しなさい。ご奉仕………するんでしょ………?ぅんっ………」

隣同士の二人に聞こえるのは、リップ音と漏れる吐息。
見えるのは、互いの融けきった瞳。
感じるのは甘ったるい蜜の味と暖かい舌の感触のみ。

涼の分のパンケーキは、とっくに熱を手放してしまっていた。

43: 2015/03/15(日) 15:21:22.72 ID:/jf/HNRz0
涼「ごちそうさまでした…………」

夢子「さあ!次は夕食の買い物に行くわよ!」

涼「あれ、昼食は?」

夢子「それは無かったことにしましょう。さっきので朝昼同時ってことで」

涼「はいはい………ちょっと待ってて着替えてくるから」

夢子「何言ってんの?このままに決まってるでしょ」

涼「ぅえっ!?」

44: 2015/03/15(日) 15:29:51.72 ID:/jf/HNRz0
涼「そ、それだけは勘弁してよ!」

夢子「駄目よ。拒否権は無いって言ったわよね?」

涼「そりゃ最初でこそ女装して街中歩いてたけど、今はしっかり男性アイドルで通ってるんだよ!?今女装、それもこんな格好で外出たら確実に変な仕事が回ってくるじゃないかぁ!」

夢子「わ、わかったわよ!何も泣くことないでしょ………。
じゃあ最後のチャンスよ。安価に任せましょ」

1今の格好(犬耳+首輪+メイド服)のまま
2普段の女装姿
3男性用の私服

下5つのレスで安価投票し、最も多かった物で外出。
30分で決まらなかったら、その時点で最も多い格好で外出。
票が割れたらランダムで決定します。

48: 2015/03/15(日) 15:37:08.95 ID:ncRNjLYl0
3

50: 2015/03/15(日) 16:04:36.42 ID:/jf/HNRz0
夢子「もしかして私服ですかーッ!?」

涼「YES!YES!YES!」

夢子「くっ……!安価とはいえ悔しいわね」

涼「良かったぁ………。これも日頃の行いだね。
これからはもっとファンサービスを心がけます……」

夢子「うるさいわね………早く着替えないと棒でも突っ込むわよ」

涼「どこに!?」

51: 2015/03/15(日) 16:30:55.90 ID:/jf/HNRz0
涼「着替えてきました」

夢子「緑のシャツに白のパーカー?
ま、まあ格好いいんじゃないの?」

涼「ありがと。やっぱ「可愛い」より「格好いい」の方が嬉しいや!それじゃ行こうか?」

夢子「ちょっと。これだけ付けなさいよ」

涼「え、首輪?別にいいけど……」ガチャガチャ

夢子(もう抵抗が無くなってきている……!)

涼「鎖は……シャツの下に通して入れとこうか。
はい!準備出来たよ」

52: 2015/03/15(日) 16:36:20.08 ID:/jf/HNRz0
夢子「今から特売中のスーパーに行く訳だけど」

涼「ここからだと少し遠いね」

夢子「ってな訳で、移動手段を決めたいと思います」

夢子「>>53で行くわよ!」

1徒歩
2電車
3その他

53: 2015/03/15(日) 16:43:17.72 ID:K9mvUH5AO

56: 2015/03/15(日) 16:50:13.63 ID:/jf/HNRz0
夢子「おんぶも捨てがたいけど電車で行くわ!ついてきなさい!」

涼「夢子ちゃん、財布持った?」

夢子「あっ」

─────────  駅  ───────────

涼「座れるかなぁ?」

夢子「期待しない方が良いかもね」

『間もなく電車が参ります。白線の内側に下がってお待ちください………』

涼「あぁーやっぱり満員電車で混んでるや」

夢子「むしろ好都合ね」ボソッ

涼「なんか言った?」

夢子「いいえ何も」

57: 2015/03/15(日) 16:58:57.72 ID:/jf/HNRz0
涼「ねぇ夢子ちゃん」

夢子「何かしら涼」

涼「普通こういう時ってさ、僕が夢子ちゃんの守る形になるよね?逆だよね?」

現在の状況……満員電車の壁添いに涼、覆い被さるようにして夢子が立っている。

夢子「つべこべ言わないの。大体あんた私よりそういう連中に狙われやすいじゃないの!」

涼「で、でも夢子ちゃんだって狙われない保証は無いじゃないか!こんなに可愛いんだし!」

夢子「そ、そういう台詞を恥ずかしげもなくサラッと………!じゃあ分かったわ。涼」

58: 2015/03/15(日) 17:06:23.34 ID:/jf/HNRz0
涼「な、何?」

ギュッ

夢子「このまま、手を離さないで?私がはぐれないように。…………お願い。聞いてくれる?」ボソッ

涼「!!」ドキッ

涼「わ、分かった!しっかり手、繋いでるよ!男だもんね!僕!」

夢子「ありがとう………!」



夢子(ちょろいわ)

59: 2015/03/15(日) 17:21:37.45 ID:/jf/HNRz0
涼「…………………」

ガサゴソ………ガサゴソ………

夢子「…………………」ハァハァハァ

『次はー○○駅ー○○駅ー………』

涼(やっぱりね!)

涼(何が『手を離さないで?』だよ!自分から離して体弄ってるじゃないか!)

夢子「次は………胸………胸………ふふふ……」ボソッ

涼(何のアナウンスだよ!怖いよ!しなくていいよ!)

涼(しかしこれはマズいぞ……!電車だから身動きは取れないし、声も出せない。
おまけに目的の駅まではあと10分はかかる!)

夢子「涼ー?ちょっと涼?聞いてんの?」

涼(つまり、駅へ着くまでこの責め苦に声を出さずにひたすら耐えねばならない!)

60: 2015/03/15(日) 17:36:06.78 ID:/jf/HNRz0
夢子「なーに黙ってんのよ……あむっ」

涼「はうっ!?」

涼(み、耳を甘噛みされた!?)

夢子「次無視したら、舐めるから」

涼「う、うん………わかりました………」

夢子「よろしい。じゃ、胸弄るわね」

涼「男の胸なんて触って楽しいの………?」

夢子「すごく楽しいわ。あんたのだけは」

66: 2015/03/15(日) 19:24:37.68 ID:zDM38tsI0
夢子「泣くほど嫌だったの!?」

涼「ち、違うよ………っ。ああまでされて、女の子みたいにっ、されるだけ、だったからぁっ……!くぅ……!悔しくて………っ!」

夢子「し、仕方ないわよ!私がルールで縛ってたんだから!むしろあの時ずっと耐えてる方が男らしかったわ!」

涼「気休めを言わないで!あんな情けない声まで出して……。ごめんなさい………今すぐ帰って女装してもう一回満員電車乗ってきます……」

夢子「ご、ごめん!流石にやりすぎたわ!今日が終わったら何でもしてあげるから!」

涼「もう男物の服は着ません………」

夢子「涼ーーっ!?」

67: 2015/03/15(日) 19:32:50.47 ID:zDM38tsI0
───  時間は過ぎて、スーパー  ────

夢子「あ、あの………涼?」

涼「んー?」

夢子「ぶっちゃけ、怒ってる……よね?」

涼「あはは!ぜーんぜん!怒ってないよ!」ニッコリ

夢子(眩し過ぎる笑顔だ………絶対怒ってるぅ……)

>>69「ん?あの二人は……?」

(モバマス、ミリマス以外で)

68: 2015/03/15(日) 19:36:38.88 ID:K9mvUH5AO
律子

69: 2015/03/15(日) 19:56:11.71 ID:/jf/HNRz0

律子「あの二人は……涼と、確か……桜井さん?
………あー。そういうことね」

律子(面白そうだし、少し話でもしようかしら)

律子「ちょっとそこの新婚さーん?」

涼「うげっ!この声は!」

夢子「涼の親戚の………律子さん?」

律子「いやー奇遇ねぇ。こんな所で会うなんて」

涼「奇遇っていうか不遇だよ………」

律子「何か言った?」

涼「いいえ何も」

70: 2015/03/15(日) 20:46:36.52 ID:/jf/HNRz0
律子「ところでさ」

涼「何?」

律子「その首のやつ、ファッション?」

涼「ん?ああ。ただのチョーカーだよ」

律子「最近のチョーカーって鎖も付いてんのねー。まるで犬の首輪みた」

涼「ふん!」ガシッ

律子「涼!?」

71: 2015/03/15(日) 20:50:48.85 ID:/jf/HNRz0
律子「どうしたのよ急に自分の首絞め出して!」

涼(しまったぁぁぁ!鎖付いてるのすっかり忘れてたぁぁぁぁぁぁ!)

夢子「ち、ちょっと今日は喉の調子が悪いみたいで……」

律子「さっき滅茶苦茶大丈夫そうだったけど」

夢子「突発的なんですよ!」

律子「あ、そう……。それともう一つ」

涼「?」

72: 2015/03/15(日) 20:54:36.27 ID:/jf/HNRz0
律子「涼、あんたベルトは締まってるけどズボンの金具が外れてるわよ?
まさか天下の往来でズボン脱いだりなんか」

夢子「不意打ち御免!」ドゴォ

涼「ぎあ”っ!?」

律子「桜井さん!?」

73: 2015/03/15(日) 21:03:27.01 ID:/jf/HNRz0
律子「す、鋭い金的………大丈夫なの?」

夢子(鋭いのはあなたの洞察力よ!ていうか何で普通に話しててズボンの金具に目が行く訳!?)

涼「うぐぅ………痛たたた……ん?」

夢子「どしたの?」

涼「いや、ズボンの金具…………確認したら普通に留まってるんだけど」

夢子「え?ってことは………………嵌められた?」

74: 2015/03/15(日) 21:10:29.29 ID:/jf/HNRz0
律子「あー………。冗談のつもりだったんだけど、まさか本当にしてたのね……ズボンの金具が外れるようなこと、二人で」

涼「あ…………あのそれは…………誤解で」

律子「涼」

涼「はいっ!」

律子「一つだけ、あんたに言っておくわ…………
『子供の名前は私にも考えさせなさい』」

涼「話がぶっ飛び過ぎてない!?まだそこまでは行ってないよ!」

75: 2015/03/15(日) 21:18:50.78 ID:/jf/HNRz0
律子「桜井さん」

夢子「あ、はい!」

律子「あなたにも一つ言っておくわ。
『飼い犬に手を噛まれないように』とだけ」

夢子「あっ、やっぱり首輪って分かってたんですね?」

律子「……っと。もうこんな時間かぁ。それじゃ涼。籍入れたら教えなさいよ?」

涼「わかった………わかったから早く帰って……」

76: 2015/03/15(日) 21:36:19.07 ID:/jf/HNRz0
夢子「………なんか、イメージと大分かけ離れた人ね」

涼「…………そうかな……………」

夢子「……晩ご飯、何食べたい?」

涼「………………シチューがいいな………」

77: 2015/03/15(日) 21:47:52.24 ID:/jf/HNRz0
※時間の都合上夕食は割愛

夢子「涼!メイド服でお皿洗ってるとこ悪いけど、一緒にお風呂入るわよ!」

涼「やっぱり………。ちょっと待ってよ。流石にお風呂まで縛るのはどうかと」

夢子「嫌ってんなら今ここでそのミニスカートに顔突っ込んで………」

涼「今すぐ皿洗い終わらせます!」

夢子(ふふ………お風呂の中で涼に>>78してもらいましょ!)

78: 2015/03/15(日) 21:59:36.72 ID:ENzExKMWO
全身を素手で洗ってもらう

79: 2015/03/15(日) 22:11:41.11 ID:/jf/HNRz0
涼「お待たせしました……」

夢子「何でタオルを腰に巻いてんのよ。今更そんな仲でもないでしょうに」

涼「夢子ちゃんはもう少し恥じらいを持ったら?普段の服もだけどさ」

夢子「大丈夫よ。……あんた以外には、誰にも見せないからさ」

夢子「……それより涼!のんびり湯船に浸かる余裕は無いわよ!今からあんたには私の体を洗ってもらうから!」

80: 2015/03/15(日) 22:25:59.14 ID:/jf/HNRz0
涼「体を?……うん。じゃあそこのタオルを取っ」

夢子「タオル?使う訳無いでしょ?
使うのはこれだけ。ボディーソープ」

涼「洗剤だけってことは、つまるところ…………手で?」

夢子「exactly(その通りでございます)」

涼「手かぁ………難しそうだなぁ…………って、手!?僕のこの両手で!?直接!?」

夢子「そーよ。役得でしょ?それにほら、昼間散々好き勝手されて、ここで仕返しできなきゃ男が廃るわよ?」

涼「そんなもんかなぁ………?」

81: 2015/03/15(日) 22:44:39.28 ID:/jf/HNRz0
夢子「準備、できた?」

涼「うん。じゃあ、失礼します………」

にゅるっ

夢子「まずは背中から?………意気地なし」

涼「そう言わないでよ。それで、気分はどう?」

夢子「少しくすぐったいけど、気持ち良いわ」

すっ

夢子「ひゃんっ!」

涼「次はお腹だね。夢子ちゃんも脇腹弱いんじゃないか」

82: 2015/03/15(日) 23:05:06.08 ID:/jf/HNRz0
涼「お腹周りは締まってるからやりやすいね」

夢子「ゃん………ちょっ、おへそは駄目だってぇ……」

涼「洗ってるだけなんだけど……。次、胸いくよ」

夢子「え?ん、やぁっ!」

もにゅっ

涼「あー、思い出したよ。確かこうやっていじめてくれたよねぇ」

夢子「ひゃ!あっ、抓らないでぇ………っ」

ぐにゅぐにゅ

夢子「ん………ふぁ………だめだってばぁ、ん………」

涼「君がやれって言ったんだろ?」

夢子「そうだけどぉ…………んんっ!」

85: 2015/03/15(日) 23:25:52.81 ID:/jf/HNRz0
夢子「はぁ、ん……………あぁ……っ」

涼「変な声出さないでよ。今洗ってるの腕だよ?」

夢子「出ちゃうものは、仕方ないでしょ……?」

涼「それもそうか、次、足いくよ」

にゅるにゅる

夢子「ひゃあ…………っ!」

涼「足の指の間でこんなになるって………人のこと言えないね?」

夢子「やっぱ、電車の時のこと、怒ってるでしょ………あぁっ!だからそこ駄目ぇ!」

涼「怒ってないって言ってるでしょ?またお腹なぞっただけでそんな声出して……」

88: 2015/03/16(月) 00:01:53.07 ID:hdKsib5k0
夢子「うそっ………まって、そんなの、あてられたら………!」

涼「まずは、念入りに洗ったここから」

しゃぁぁっっ…………

夢子「ひぃあっ、むりぃ、も、駄目ぇっ、たすけてぇ!涼っ、ぃやあああああっ………!」


涼「……はい、お疲れ様」

夢子「はぁっ、はぁっ、あっ、涼……………りょう……………ゅるしてっ………」

涼「後は体を拭くだけだけど………普通にしてあげるかぁ。
頑張ったね。夢子ちゃん」

89: 2015/03/16(月) 00:04:57.08 ID:hdKsib5k0
ホワイトデー、終了。

以下、自己満足のエピローグ。

・安価なし。
・直接的な行為有り
・内容は短いが時間は長い

以上のことを踏まえて暇な方は付き合ってください。

91: 2015/03/16(月) 00:23:13.02 ID:hdKsib5k0
………………子ちゃん…………夢子………ん………

涼「夢子ちゃん?」

夢子「!」

涼「良かった。気がついたんだね!」

夢子(服、普通のパジャマだ………そっか、終わったんだ。ホワイトデー)

涼「ごめんね無理させて。可愛いかったからつい歯止めが利かなくて………これじゃ僕も人のこと言えないよね」

夢子「………いいよ、利かなくて」

涼「えっ?」

夢子「涼。今から、しよ?」

92: 2015/03/16(月) 00:30:48.78 ID:hdKsib5k0
夢子(今、私の真上にあいつがいる)

夢子(覆い被せられて、もう逃げることは出来ないけど、元から逃げるつもりも無い)

涼「ねえ、夢子ちゃん」

夢子(急に耳元で囁かれて、少し体が強張った)

涼「思えば、僕から自主的なプレゼントは何もあげられなかったね」

夢子「………別に、いいわよ。何だかんだで楽しかったし、幸せだったから」

涼「………夢子ちゃん。今からいいって言うまで、目を閉じてて?」

93: 2015/03/16(月) 01:01:22.24 ID:hdKsib5k0
涼「僕は、桜井夢子が好きです。
長くて綺麗な髪も、鏡のような眼も、可愛らしい鼻も、薄い唇も、抱いたら壊れてしまいそうな身体も、素直になれない性格も、全部ひっくるめて大好きです」

涼「あの時、君と話をした時から、君のことが好きになっていたんだ。だから、今僕は一人のアイドルとして、男として、人間として、ここに居られる」

涼「君がいたから、ここまで来れたんだ。今日だって、君に喜んで貰いたかったから、女装もできた。最後は少し暴走気味だったけど………」

涼「だから、その、あの…………。夢子ちゃんさえ良かったら、僕の全部を渡すから、君の全部を僕にください。まだまだ先かも知れないけど、いつか一緒に歩めるまで、どうか待っていてください」

夢子「…………………………………」

94: 2015/03/16(月) 01:11:38.31 ID:hdKsib5k0
夢子「目開けて、いい?」

涼「………いいよ」

夢子「…………ふふっ………あはははっ!」

涼「な、何で笑うのさ!」

夢子「だ、だって、涼、顔真っ赤っ赤よ!?
やっぱり、恥ずかしかったの!?」

涼「………そういう夢子ちゃんも、泣き顔が真っ赤だよ?」

夢子「は、はぁ?別に泣いてないわよ!これは、あの、その、あくびが出たからで…………」

夢子「………ぐすっ………ありがと…………一番嬉しかった…………ぅうっ……ひぐっ………!」

95: 2015/03/16(月) 01:25:12.22 ID:hdKsib5k0
涼「…………………………………」

夢子「…………………………………」

涼「……………落ち着いた?」

夢子「……ん。もういいわ」

涼「じゃあ…………しようか」

夢子「お好きにどうぞ?」

涼「………優しくするよ」

夢子「激しくても構わないわ」

涼「嫌なら、嫌って言ってね?」

夢子「無理矢理されるのも、悪くないかもね」

涼「なら僕は、どうすればいいかな?」

夢子「そんなの決まってるでしょう?
今度こそ、私を離さないでいて?……それだけ」

109: 2015/03/17(火) 23:07:17.85 ID:SHqJRWE00
エピローグ終了。

こんな内容になったのは深夜のフィールのせいだ。
満足できたら許してください。

引用: 【涼夢】涼「ホワイトデー」夢子「三倍返しよ!」【安価】