1: 2012/04/22(日) 23:04:25.26 ID:ag67LWp00
二人「ハッ!!!!!」

~~ボワワーン~~

宮藤咲「…おおう…」

5: 2012/04/22(日) 23:13:45.09 ID:ag67LWp00
ー少し時間を遡るー
~神奈川県~
芳佳「ゴンゾ同窓会ですか?でもあそこって、なくなっちゃったんじゃ…」

坂本美緒「ああ。どうやら我々の活劇で少しだけ盛り返したそうだ。行くか?宮藤!」

芳佳「はい!」

~長野県~
咲「同窓会?」

京太郎「ああ。咲はこーいうの行ったことないだろ?」ヒラヒラ

咲「うん…でも、私なんかが行っていいのかな…」

優希「おーおー、なんなんだじぇ?」

京太郎「えーっと、ゴンゾが(y」

優希「おーっし、なんかよくわかんないけど楽しそうだから行こうじぇー!」

和「いってらっしゃい、みなさん」

優希「のどっちも強制参加なのだー」ダキッ

和「ふわわわ」



11: 2012/04/22(日) 23:22:21.91 ID:ag67LWp00
ー会場ー
ワイワイガヤガヤ

芳佳「ふわー、すっごくたくさん人がいますねー」キョロキョロ

坂本「うーむ…こいつら全員、扶桑の人間なのか?金髪の子供や緑色の子供までいるとはな…」

芳佳「それを言ったら501のみんなもすごい髪の色ですよー」

坂本「あいつらは扶桑人じゃないだろう。」

芳佳「それはそうですけどー。あ!坂本さん、あの綺麗な女の人って、人魚らしいですよ~」

瀬戸嫁チーム「ああん?!?!」ギロリ

13: 2012/04/22(日) 23:28:55.44 ID:ag67LWp00
瀬戸嫁チーム「おうお嬢ちゃん、今なんつったんだゴルぁぁぁぁぁぁ!!!」

芳佳「あああああの、ごめんなさい!」ペコリ

瀬戸嫁チーム「謝って済む問題じゃねーーーーんだよぁぁぁぁぁ?!」

坂本「おい」

瀬戸嫁チーム「あんじゃああああ、・・・」

坂本「私の部下が失礼な発言をしたならば、私も共に謝罪しよう。だが貴様ら、それ以上に何かをするっていうのなら…」

燦「なにさらしとんじゃボケェ!!!」ドゴボカバキボカゴスッ

瀬戸嫁チーム「ぐへええ」

燦「ふう…、すんませんでした。うちの若い衆がご迷惑をおかけいたしました」

坂本「ああ、まあいいさ、なあ宮藤?」

芳佳「ふぁ、ふぁい!」

15: 2012/04/22(日) 23:32:19.73 ID:ag67LWp00
燦「ところでそちらのお嬢様、今私の事についてなにか仰っておりませんでしたか?」

芳佳「ギクッ」

燦「ひょっとして、魚…に関わることですか?」

芳佳「あ、、あの、あの…」

燦「ああ、ええんです。正体知ったからにはどうのこうのっていうのはありません。じゃけん、ちーっとこの後に開く余興に出ていただければ嬉しいなーって」チラッ

芳佳「余興…ですか?」

燦「おお!」

18: 2012/04/22(日) 23:36:40.23 ID:ag67LWp00
芳佳「さ…坂本さん、どうしましょう?」オロオロ

坂本「うーん、お前なら多少のいざこざは自分でなんとかなるだろう。生身でネウロイを倒すくらいなんだからな。たまには遊んでくるのもいいぞ」

芳佳「じゃ…じゃあ、ちょっと行ってきます!」

燦「ほな、ステージ裏に行こーな!」


ー清澄チームー
優希「着いたじぇー!」

和「はぁ…やはり東京は遠いですね…」

咲「ふわー、人がいっぱいだー」

19: 2012/04/22(日) 23:42:01.16 ID:ag67LWp00
優希「おー、そこの金髪の子!メイドと執事を二人も連れてるなんて実に粋だねー!」

ナギ「あ?なんだこのガキは…」

優希「ガキじゃないじぇ!高校生だじぇ!お前は小学生だろー!」

ハヤテ「お嬢様が二人いるようですね」

マリア「本当に」

ナギ「こっこのガキャア…」ワナワナ

咲「あはは…」

京太郎「なんかあの執事さん、染谷先輩っぽいんだが…」

和「なんだか不思議ですね…」

20: 2012/04/22(日) 23:48:37.87 ID:ag67LWp00
ナギ「ゴルぁ!」ポカポカ

優希「なんだじぇー!」ポカポカ

ハヤテ「あーあ」

マリア「あらあら」

咲「なんというか…すいません…」

ハヤテ「いえいえ、こちらこそ…」

ハヤテ(なんかこの方、咲夜さんぽいですね)ヒソヒソ

マリア(そうねー。それに、主催者の方が連れてきて欲しいという容姿にぴったりよ)ヒソヒソ

咲「?」

ハヤテ「僕は綾崎ハヤテと申します。失礼ですが、宮永咲さまでいらっしゃいますか?」

咲「えっ…どうして、私の名前を?」

24: 2012/04/22(日) 23:57:06.39 ID:ag67LWp00
ハヤテ「実は、このパーティーであなたにお願いしたいことがあったんです」キラッ

咲「は…はぁ…」

ハヤテ「これからステージで余興が行われるのですが、あなたに是非出演をしていただきたいのです!」キラッ

和「そ…そんなのダメですっ!」

ハヤテ「いえ、出演とは言っても、10秒だけなんですよ。」

和「で…でもでもダメなんですっ」

ハヤテ「それに、会場には咲さんのお姉様もいらし

咲「お姉ちゃんがきてるんですか!?!?!?」

ハヤテ「あ、はい。ただこの人数ですから、探すのは困難です。なので是非ステージに立っていただければ見つかるかもしれないと思い、お声をおかけいたしました」

咲「出ます!」

和「宮永さん…」

優希「なんだよー」ギニュウウウウ

ナギ「なんだこらぁー」ウニュウウウウ

26: 2012/04/23(月) 00:04:46.17 ID:ag67LWp00
ーステージ裏ー
燦「こっちやでー」

ハヤテ「こちらです」

芳佳「はい」

咲「はあ」

宮x宮「!?」

中田譲治「お待ちしておりました。宮藤芳佳少尉。宮永咲雀士。」

譲治「お二方にはご足労いただき、誠に感謝いたします。」

宮x宮「あ・・・あのー、なにがなにやら」

譲治「どうぞ、御二方、互いを御覧になってください。」

宮x宮(にてる・・・)

27: 2012/04/23(月) 00:11:28.91 ID:QTinZBak0
譲治「そう。貴方方こそが、我等ゴンゾが産み出した至高の伽羅なのです!」

譲治「そして貴方方がいれば、かの強大な東映を打ち負かすことが出来る!本日は是非、御二方に伝説の“フュージョン”を行っていただくため、お呼び立てを致しました次第でございます。」

宮x宮「は…はぁ…」

譲治「それではミーナ中佐、説明を頼むよ」

ミーナ「はい、閣下。」

芳佳「ミーナ中佐?!」

ミーナ「お久しぶりね、宮藤さん。」

29: 2012/04/23(月) 00:19:44.53 ID:QTinZBak0
ミーナ「宮藤さん、魔法力の回復したあなたの力をさらに強めるため、私たちはある作戦を立案したの」

ミーナ「それが“フュージョン"よ。ある簡易な舞を舞うことで、あなたの力をさらに高めることが出来る。そして、そのために必要な人材が宮永咲さん、あなたです。」

咲「へっ…?」

ミーナ「あなたは宮藤さんとの身体的特徴一致率が極めて高く、さらにはこと勝負事について、もはやウィッチを超えうる可能性を秘めている。」

咲「はぁ…ウィッチ?」

ミーナ「そこで、宮永さんと宮藤さんがフュージョンすることにより、世界に巣食うネウロイを一掃する切り札になって欲しいの」

31: 2012/04/23(月) 00:27:33.12 ID:QTinZBak0
咲「あ、あのー、私はお姉ちゃんに会えればいいんですけど…」

ミーナ「心配しないで。ほら」パッ

モニター照「…」

咲「お姉ちゃん?!」

モニター照「…」プイッ

咲「うう…」

ミーナ「彼女にもぜひ立ち会って欲しかったんだけど、頑なに断られてしまって…なんとか会場に来てもらうのが精一杯だったの」

咲「私…やります!フュージョンを!」

ミーナ「ありがとう宮永さん。宮藤さんもいいかしら?」

芳佳「グスッ…かわいそう…ふぁい!宮藤芳佳、頑張ります!」

32: 2012/04/23(月) 00:31:31.00 ID:QTinZBak0
ミーナ「舞はこう…フュー、と唱えながら指を…」

~指導中~

芳佳「ふー」

咲「大丈夫…かな?」

譲治「ええ、二人とも完璧です。では早速ステージへどうぞ」

芳佳「よろしくね、宮永さん!」

咲「はい!宮藤さん!」

~~>>1に至る

34: 2012/04/23(月) 00:42:33.23 ID:QTinZBak0
宮藤咲「おおう」

譲治「ブラボーーーーーーーーー!!!!ブラボーーーーーーーーー!!!!」パチパチパチパチ

優希「咲しゃん…!?」

坂本「宮藤?!…ミーナ、いたのか?!なんだこれは?!」

ミーナ「宮藤さんの強化よ。ネウロイに対抗する手段として、最も安全な方法を行ったの。」

坂本「安全だと?!」

宮宮「坂本さん!」

坂本「み…宮藤…なのか?!」

宮宮「はい!」ギラッ

坂本「グゥウ…なんだ…このプレッシャーは…お前、本当に宮藤なのか?!」ガクガク

宮宮「ええ!私は私です!見た目もあまり変わっていないでしょう?!」グワアアアア

坂本「こっ…これは…ネウロイどころか…地球も危ないのではないか…ミーナ?!」

ミーナ「ええ、まさかここまでとは思わなかったわ」

35: 2012/04/23(月) 00:42:56.27 ID:QTinZBak0
和「宮永さん!?」

宮宮「あ、原村さん」ゴオオオオオオ

和「ひっ」ぽよん

宮宮「ギラーーーーーーーーーーーーーン」ドドドドドドドドドドドドドドド

和「ひいいいいい」

宮宮「原村さん、私は私だよ」ダキッ

和「あ・・・」ぽわー

芳佳(ハァハァ)

咲(あー!宮藤さん!めっ!)

37: 2012/04/23(月) 00:47:25.79 ID:QTinZBak0
咲(そうだ宮藤さん、私の…お姉ちゃんの所へ行ってもいいですか?)

芳佳(うん!)

和「はわー」ぽわわ

宮宮「原村さん、私、お姉ちゃんの所へ行ってくるね。」

和「あ…ええ、気をつけて。」

宮宮「お姉ちゃん!」

トゥルーデ「宮藤いいいいい!?」

エーリカ「はいはいあんたじゃないあんたじゃない」ズルズル

ゲルト「こ、こらハルトマン、はなせえええ!!!」

照「・・・」

39: 2012/04/23(月) 00:52:21.64 ID:a4j3P6p/0
トゥルーデはブレないなぁ

40: 2012/04/23(月) 00:55:01.11 ID:QTinZBak0
宮宮「あ…あの…」

照「化物に姉と呼ばれたくないわね。」

宮宮「そ…そんな…」フルフル

咲(ううっ)メソメソ

芳佳(化物…?!宮永さん!私が!)グッ

宮宮「お姉さん!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ

照「グゥウゥゥ…な…なに…?!」

宮宮「私たちは化物なんかじゃありません!宮永さん…咲さんは、あなたのことが大好きなんです!!!それなのに、なぜあなたはそんな事を言うんですか?!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

照「ウグウウウウウウウ…あ、、、、あたしより優れた妹など、、、」

41: 2012/04/23(月) 00:56:27.66 ID:SrAP0mgJi
ジョジョ絵が思い浮かぶ

42: 2012/04/23(月) 01:02:29.37 ID:QTinZBak0
宮宮「どっちが優れているとか劣っているとか、そんなことはあなたと咲さんが仲良くする事に関係ありません!!!」グオオオオオオオオ

照「な……なか…よくって……いまさら、、、」

宮宮「今からだって、人は変えられるんです!!たとえどんなに傷ついても、人はそれを治す力がある!!!あなたにだって!!!」ボオオオオオオオオオオオオ

照「あ…あたしは…もう…」

宮宮「これは咲さんの言葉じゃない…けど、咲さんの言葉なんです!!!」ズドオオオオオオオオオオン

照「グウウウウ!!!あああああああ!!!」パリーン(コアの音)

バルクホルン「イイハナシダナー ;∀;」

エーリカ「そうかー、私にゃただの喧嘩の仲直りにしか見えないよー」

43: 2012/04/23(月) 01:09:36.59 ID:QTinZBak0
咲(宮藤…芳佳さん、もう大丈夫です。あとは、私が。)

芳佳(うん!頑張って!咲ちゃん!)

宮宮「お姉ちゃん…」

ゲルト「ああ」ゴフッ

エーリカ「邪魔だよトゥルーデ」ボカドカゴスッ

照「あんた…」

宮宮「あのね、お姉ちゃん。わ…私、お姉ちゃんと、、その、、一緒に麻雀をやりたい!」

照「そ、、そんなこと言うために、、こんなこと…」

宮宮「本当はね、、お母さんとお姉ちゃん、お父さんと私、もう一度皆で一緒に暮らしたいなー、って思ってるんだけど、それは難しいってことくらい、私にも分かるんだ。だから、麻雀で楽しむならいっかなって思ってるの。」

照「…姉より優れた妹など存在しない事を証明してやろう…」

宮宮「うん!!!」

44: 2012/04/23(月) 01:15:37.15 ID:QTinZBak0
バルクホルン「( ´;ω;`)」ブワワッ

エーリカ「あーあ、、トゥルーデ、映画のせいでもうネタキャラになっちゃったね…」

バルクホルン「うるさい!こんなにも素晴らしい愛を目の前にして感動しない奴は、カールスラント軍人にはいない!eine wunderbare Liebe!!!!!!!」

宮宮「ところでミーナ中佐、この後ってどうするんです?」

ミーナ「まずはオラーシャへ向かいましょう。」

咲(オラーシャ?)

芳佳(北方の国だよ)

47: 2012/04/23(月) 01:30:10.32 ID:QTinZBak0
和「ちょと・・・待ってください!宮永さんを外国へ連れ出すつもりですか?」

ミーナ「ええ」シレッ

和「そ・・・そんな勝手なこと、許されません!」ワナワナ

宮宮「原村さん、私は大丈夫」

和「宮永さん・・・」

ミーナ「原村和さん、もしよければあなたにも話があるの。聞いてもらえる?」

和「?」

シャーリー「おーっす、遅れた遅れたー」

和「私と…似た声の方ですね…」

宮宮(その胸の物もとっても似てる…)ウズウズ

52: 2012/04/23(月) 01:38:53.70 ID:QTinZBak0
ミーナ「シャーロット・イェーガー大尉、原村和さん、あなた達にはフュージョンを行う適性があります」

宮宮(おもに胸部だね!)

ミーナ「原村さん、あなたも宮永さんいっしょに戦える?」

和「はい!」

シャーリー「???」

ミーナ「シャーリーさん、さらなる速さへ至る覚悟はあるかしら?」

シャーリー「それはまあ、もちろんあるさ」

ミーナ「では、舞のレクチャーを始めます。」

54: 2012/04/23(月) 01:47:29.19 ID:QTinZBak0
シャーリー「じゃ、いいかな、原村?」

和「ええ」

シャーリー「フュー」

和「ジョン」

二人「ハッ!!!!!」

~~ボワワーン~~

Nodoka・Charlotte「What…?!」boooooobs

宮宮「wooow!!Glamorous」

和シャーリー「日本語も話せる…」ぽよーーーーん

宮宮「うわわわわ」

シャーリー(日本語ってなんだ?)

和(私の国の言葉です)

56: 2012/04/23(月) 01:52:54.91 ID:QTinZBak0
譲治「中佐。オラーシャ解放作戦の前に君にも渡す物があるんだが」

ミーナ「なんですか?閣下。」

譲治「これさ」つ ニンジン

ミーナ「Karotte…?」

譲治「それを食べ、ジュージツ!と唱えたまえ」

おしまい

57: 2012/04/23(月) 01:59:31.93 ID:QTinZBak0
ミーナ「どうなさったのですか。幼児退行ならば、軍医か宮藤さんに治療をさせるべきです」

譲治「なにを言っている!キミは“ミーナ”なんだぞ!」

ミーナ「はあ…私はカールスラント空軍第3戦闘航空団所属、第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ隊長ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐であります。それが、何か?」

譲治「肩書きなんかじゃないんだ!キミは、ミーナなんだ!それだけでジュウジツするために必要な要素を満たしているじゃないか!」バブー

59: 2012/04/23(月) 02:06:59.36 ID:SrAP0mgJi
月面兎兵器ミーナか
>>1はなかなかやりおる

66: 2012/04/23(月) 03:06:28.07 ID:6rpI2Re0O
この発想はなかった

67: 2012/04/23(月) 03:17:37.74 ID:xFTMnA9pO
容姿が似ている
声と体型が似ている
ネーミングが同じである

あとフュージョンできそうなのは…

引用: 宮藤芳佳「フュー」 X 宮永咲「ジョン」