1: 2017/06/15(木) 02:43:13.41 ID:2aP+P5q70
2: 2017/06/15(木) 02:44:03.70 ID:2aP+P5q70
6/14 23:30
カタカタカタカタ……
ッタ-ン!
モバP(以下P表記)「ふぅ。もう一息か」
P「うわ、こんな時間か。日付変わるまでには終わらせたいなぁ……」
肇「お疲れ様です、Pさん」
P「あれ、肇か?まだ残ってたのか」
肇「はい。Pさんに少し、お話があったので」
P「なにもこんなに遅くまで待たなくても……明日じゃダメだったのか?」
肇「ダメというわけではなかったんですが……」
P「まぁいい。もうこんな時間だし、寮まで送るから、もう少し待っててくれ」
肇「すみません」
P「気にするな」
カタカタカタカタ……
ッタ-ン!
モバP(以下P表記)「ふぅ。もう一息か」
P「うわ、こんな時間か。日付変わるまでには終わらせたいなぁ……」
肇「お疲れ様です、Pさん」
P「あれ、肇か?まだ残ってたのか」
肇「はい。Pさんに少し、お話があったので」
P「なにもこんなに遅くまで待たなくても……明日じゃダメだったのか?」
肇「ダメというわけではなかったんですが……」
P「まぁいい。もうこんな時間だし、寮まで送るから、もう少し待っててくれ」
肇「すみません」
P「気にするな」
3: 2017/06/15(木) 02:45:28.98 ID:2aP+P5q70
23:46
カタカタカタカタ……
肇「……いつもこんな遅くまで、お仕事してるんですか?」
P「いや、たまたまだよ。今日中に片付けたくてな」
肇「あまり、無理はしないでくださいね?」
P「やりたくてやってるからな、大丈夫だよ」
肇「……お仕事だから、こんなに頑張るんですか?」
P「大事な担当アイドルのためだから、頑張れるんだよ」
肇「大事な、ですか」
P「大事な、だ」
肇「……そうですか♪」
カタカタカタカタ……
肇「……いつもこんな遅くまで、お仕事してるんですか?」
P「いや、たまたまだよ。今日中に片付けたくてな」
肇「あまり、無理はしないでくださいね?」
P「やりたくてやってるからな、大丈夫だよ」
肇「……お仕事だから、こんなに頑張るんですか?」
P「大事な担当アイドルのためだから、頑張れるんだよ」
肇「大事な、ですか」
P「大事な、だ」
肇「……そうですか♪」
4: 2017/06/15(木) 02:48:25.50 ID:2aP+P5q70
6/15 0:02
カタカタカタカタ……
ッタ-ン!
P「よし!終わったぞー!」
肇「お疲れさまでした」
P「おー、待たせて悪かったなー」ナデナデ
肇「いえ、待つのは嫌いじゃありませんから」テレテレ
P(犬みたい)
肇「あ、お茶、淹れてきたんです」
P「お、さんきゅな。肇は気が利くなぁ」ナデナデ
肇「いえ、そんな……」テレテレ
P(かわいい)
カタカタカタカタ……
ッタ-ン!
P「よし!終わったぞー!」
肇「お疲れさまでした」
P「おー、待たせて悪かったなー」ナデナデ
肇「いえ、待つのは嫌いじゃありませんから」テレテレ
P(犬みたい)
肇「あ、お茶、淹れてきたんです」
P「お、さんきゅな。肇は気が利くなぁ」ナデナデ
肇「いえ、そんな……」テレテレ
P(かわいい)
5: 2017/06/15(木) 02:53:25.30 ID:2aP+P5q70
P「あの、それで、ですね、Pさん」
P「ん?どうした?」
肇「私に、何か言うことはありませんか?」
P「言うこと?」
肇「はい」
P「……あ、このお茶すごく美味しいです」
肇「あ、わかりますか?実は、この間共演させていただいた先輩が、お茶の大好きな方で。淹れ方を教わったんです」
P「ほー、どうりで。疲れた身体によく沁みるよ……」ズズッ
肇「気に入っていただけてよかったです」
P「ありがとうな」ナデナデ
肇「どういたしまして」テレテレ
P(かわいい)
P「ん?どうした?」
肇「私に、何か言うことはありませんか?」
P「言うこと?」
肇「はい」
P「……あ、このお茶すごく美味しいです」
肇「あ、わかりますか?実は、この間共演させていただいた先輩が、お茶の大好きな方で。淹れ方を教わったんです」
P「ほー、どうりで。疲れた身体によく沁みるよ……」ズズッ
肇「気に入っていただけてよかったです」
P「ありがとうな」ナデナデ
肇「どういたしまして」テレテレ
P(かわいい)
6: 2017/06/15(木) 02:55:43.92 ID:2aP+P5q70
肇「ではなくてですね」
P「あ、違うのか」
肇「他に、何かありませんか?」
P「他に、か」
肇「はい」ワクワク
P「そういえば、次の新曲CD、出ることが決まったぞ」
肇「本当ですか!?」
P「あぁ。次はユニット曲になる」
肇「……また歌えるんですね。今度は、みなさんと一緒に」
P「忙しくなるぞ。頑張ろうな」ナデナデ
肇「はい!」
P「あ、違うのか」
肇「他に、何かありませんか?」
P「他に、か」
肇「はい」ワクワク
P「そういえば、次の新曲CD、出ることが決まったぞ」
肇「本当ですか!?」
P「あぁ。次はユニット曲になる」
肇「……また歌えるんですね。今度は、みなさんと一緒に」
P「忙しくなるぞ。頑張ろうな」ナデナデ
肇「はい!」
7: 2017/06/15(木) 02:56:23.87 ID:2aP+P5q70
肇「そうでもなくて」
P「あれ、これも違うのか。ちひろさん辺りから聞いたのかと思った」
肇「いえ、知りませんでしたし嬉しいんですけど、あの、そうではなく……」
P「……わかったよ。誤魔化すのはやめだ」
肇「!……そ、そうですか」ソワソワ
P「……事務所の冷蔵庫に入ってたお前のハーゲンダッツを食べたのは俺だ」
肇「えっ、食べちゃったんですか!?」
P「あ、やっべ。バレてなかった」
肇「明日のレッスン終わりにって楽しみにしてたのに……」
P「……代わりを買って入れておくから許してくれ」
肇「……3つで手を打ちましょう」
P「多くない?」
肇「………」プク-
P「わかったわかった、買ってくるから機嫌直してくれ」ナデナデ
肇「わかればいいです」
P「あれ、これも違うのか。ちひろさん辺りから聞いたのかと思った」
肇「いえ、知りませんでしたし嬉しいんですけど、あの、そうではなく……」
P「……わかったよ。誤魔化すのはやめだ」
肇「!……そ、そうですか」ソワソワ
P「……事務所の冷蔵庫に入ってたお前のハーゲンダッツを食べたのは俺だ」
肇「えっ、食べちゃったんですか!?」
P「あ、やっべ。バレてなかった」
肇「明日のレッスン終わりにって楽しみにしてたのに……」
P「……代わりを買って入れておくから許してくれ」
肇「……3つで手を打ちましょう」
P「多くない?」
肇「………」プク-
P「わかったわかった、買ってくるから機嫌直してくれ」ナデナデ
肇「わかればいいです」
8: 2017/06/15(木) 02:57:45.43 ID:2aP+P5q70
肇「だからそうではなくて」
P「だろうな。気づいてなかったもんな」
肇「……もしかして、本当にわかりませんか?」シュン
P「……あー、わかったよ。降参だ。だからそんな落ち込むな」
肇「……本当にわかってますか?」
P「もちろん。大事なアイドルの誕生日を忘れるわけがない」
肇「!」
P「サプライズのつもりで色々準備してたからな。できる限りとぼけようと思ったんだが」
肇「もう、わかっててからかってたんですね?」
P「途中から楽しくなってな」
肇「ひどいです」プク-
P「悪かったって」ナデナデ
P「だろうな。気づいてなかったもんな」
肇「……もしかして、本当にわかりませんか?」シュン
P「……あー、わかったよ。降参だ。だからそんな落ち込むな」
肇「……本当にわかってますか?」
P「もちろん。大事なアイドルの誕生日を忘れるわけがない」
肇「!」
P「サプライズのつもりで色々準備してたからな。できる限りとぼけようと思ったんだが」
肇「もう、わかっててからかってたんですね?」
P「途中から楽しくなってな」
肇「ひどいです」プク-
P「悪かったって」ナデナデ
9: 2017/06/15(木) 03:00:51.94 ID:2aP+P5q70
肇「じゃあ、改めて聞きますね?」
P「おう」
肇「Pさん、私に何か言うことはありませんか?」
P「……誕生日、おめでとうな、肇」
肇「ありがとうございます」
P「まぁ、あれだ。一番に伝えられてよかったよ」
肇「私も、一番にPさんに祝ってもらえて嬉しいです」
P「おう」
肇「Pさん、私に何か言うことはありませんか?」
P「……誕生日、おめでとうな、肇」
肇「ありがとうございます」
P「まぁ、あれだ。一番に伝えられてよかったよ」
肇「私も、一番にPさんに祝ってもらえて嬉しいです」
10: 2017/06/15(木) 03:01:19.31 ID:2aP+P5q70
P「えっと、今年でいくつに」
肇「16です」
P「えっ」
肇「16です」
P「あの」
肇「ワタシハジューロクサイニナリマシタ」
P「アッ、ハイ」
肇「16です」
P「えっ」
肇「16です」
P「あの」
肇「ワタシハジューロクサイニナリマシタ」
P「アッ、ハイ」
11: 2017/06/15(木) 03:02:46.07 ID:2aP+P5q70
P「ま、まぁ、今日は遅いし、そろそろ帰るか」
肇「そうですね。すみません、こんな時間までお手間を取らせて」
P「俺も楽しかったから気にするな」
肇「ありがとうございます」
P「明日はもっと楽しくなるぞ。みんな祝う気満々だからな」
肇「本当ですか?楽しみです!」
P「おし、じゃあ出るぞ。送ってくから車乗っとけ」
肇「はい。お願いしますね」
肇「そうですね。すみません、こんな時間までお手間を取らせて」
P「俺も楽しかったから気にするな」
肇「ありがとうございます」
P「明日はもっと楽しくなるぞ。みんな祝う気満々だからな」
肇「本当ですか?楽しみです!」
P「おし、じゃあ出るぞ。送ってくから車乗っとけ」
肇「はい。お願いしますね」
12: 2017/06/15(木) 03:03:48.49 ID:2aP+P5q70
肇「ねぇ、Pさん」
P「ん?」
肇「最後にもうひとつ、いいですか?」
P「なんだ?」
肇「『16歳になった私』に、何か言うことはありませんか?」
P「…………それへの答えは、もう少し待ってもらえるか?」
肇「ふふっ、もちろん、いいですよ」
P「ん?」
肇「最後にもうひとつ、いいですか?」
P「なんだ?」
肇「『16歳になった私』に、何か言うことはありませんか?」
P「…………それへの答えは、もう少し待ってもらえるか?」
肇「ふふっ、もちろん、いいですよ」
13: 2017/06/15(木) 03:05:42.15 ID:2aP+P5q70
肇「私、待つのは嫌いじゃありませんから」
14: 2017/06/15(木) 03:08:42.83 ID:2aP+P5q70
以上になります。
肇ちゃん誕生日おめでとう。
総選挙CDも楽しみですね。
HTML化依頼出してきます。
ありがとうございました。
肇ちゃん誕生日おめでとう。
総選挙CDも楽しみですね。
HTML化依頼出してきます。
ありがとうございました。
15: 2017/06/15(木) 05:06:09.37 ID:ah7vGSbMO
オイオイなんで俺と嫁のなれそめ知ってんだよ
16: 2017/06/17(土) 08:14:34.37 ID:kSssaiaUO
期待してる肇ちゃんかわいい
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