462: 2012/09/24(月) 06:39:36.38 ID:q359SLkrO



前回はこちら





ちひろ「さてプロデューサー、次のミッションです!」

P「ちひろさん、いい加減もうやめません?」

ちひろ「今までCOOLタイプの娘が少ないので、私が適当に選別して呼んでおきました」

P(こっちの話はスルーかよ)

ちひろ「もうそろそろ来ると思うので、後は頼みましたよプロデューサー!」

P「はぁ……。で、COOLタイプって、誰を呼んだんです?」

ちひろ「それはですね……」



モバP「ガラナチョコ?」シリーズ


アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(12) アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場 (電撃コミックスEX)

463: 2012/09/24(月) 06:43:42.36 ID:q359SLkrO
がちゃっ

P(来た)

P「やあ、待ってたよ。泉」


泉「こんにちは、プロデューサー」

P「まあ、座って座って。いやぁ、学校の後なのに呼び出してすまないね」

泉「別に気にしてないよ。それより……」キョロキョロ

P「どうした?」

泉「亜子とさくらはまだ来ていないの?」

P「ああ……。ええと、今回の企画なんだけどな、いつものメンバーとは違ったユニットでいこうと考えているんだ。だから、今日は泉一人だよ」

泉「……そう」シュン

P「やっぱり、亜子とさくらが一緒じゃないとイヤか?」

泉「いえ、そういうわけではないわ。アイドルをやる以上、いつかはそんな話が来るかも知れないとは思っていたもの。ただ、その……あまりに急だったから」

P「そうか。それならよかったよ」

464: 2012/09/24(月) 06:48:03.45 ID:q359SLkrO
泉「ところで、亜子とさくらも……?」

P「ん?ああ、近いうちにいろいろ……ね。考えてはいるよ」

泉「そう」

P(二人のことがよっぽど好きなんだな……いい笑顔だ。でもまあ、全部ちひろさんの考えた嘘なんだけど)

泉「それで……新しいユニットのメンバーには誰が?」

P「それなんだけど、まだ詳細は決まっていないんだ。今はまだ、新ユニットのメンバー候補を絞り込む段階、といったところかな」

泉「なるほど。それでまずは個人面談、というわけね」

P「そういうこと。泉は話が早くて助かるよ。じゃあ早速話を……と行く前に、チョコレートでもどうかな?」

P「ちひろさんからの差し入れなんだけど、ほら、泉も学校の後で疲れてるんじゃないかと思ってさ」

泉「私は特に疲れを感じてはいないけど……」

P「まあまあチョコレートどうぞ」ズイッ

泉「ふぅん?……そこまで言うなら、お言葉に甘えていただきますか」パクッ

P(食べた……。さて、泉はどうなるか……)

泉「……プロデューサー?」

P「ああ、すまん。じゃあ始めようか」

465: 2012/09/24(月) 06:49:46.41 ID:q359SLkrO
――――

―――

――

P「――で、こういう編成なら、もっと泉のポテンシャルを引き出せるんじゃないかと思うんだ」

泉「……」

P「泉?なんだかぼーっとしてるけど大丈夫か?」

泉「……え?……うん……大丈夫……だと思う」

P(チョコが効いてきたな)

泉「なんだろ……カラダが……熱い……」

P「そりゃ大変だ。風邪でもひいたんじゃないか?」

泉「……そうかも。ごめん、プロデューサ-。やっぱり……大丈夫じゃない……みたい。……んぅっ」

P「ど、どうした?」

泉「なにか……ヘンな感じ……?すごく……ドキドキする……。こんなの……知らない……」

P「泉?」

466: 2012/09/24(月) 06:56:06.39 ID:q359SLkrO
泉「プ、プロデューサー……今日は……ここまでで……」スッ

P「お、おい、ふらふらじゃないか。暫く座ってたほうが……」

泉「ありが……とう。でも……このぐらい……あっ」フラッ

P「泉!」

P(思わず抱き寄せてしまった。おお、これは……意外になかなか大きいな……)

467: 2012/09/24(月) 06:57:33.83 ID:q359SLkrO
泉「ハァハァ……んくっ……ぷろでゅぅさぁ……」

P(な、なんて破壊力の上目遣い……染まった頬も相まって色っぽい……)

泉「こんな時……どうすればいいの……かな……」

P「は、はい?」

泉「私って……勉強ばかりで……こういう経験ないから……」

P「……」ゴクリッ

泉「教えてほしい……プロデューサーさえ良ければ……だけど……」

P「泉……」

泉「プロデューサー……ん……」

P(ヤバい……泉の唇に吸い寄せられる……。ああ、もうどうにでもなれ!)

がちゃっ

ちひろ「はいはい、お楽しみはそこまでですよ~」

468: 2012/09/24(月) 07:00:48.41 ID:q359SLkrO
P「ちひろさん、泉は?」

ちひろ「無事送り届けました。風邪薬飲んで寝るって言ってましたよ」

P「そうか」

ちひろ「それにしてもあの時の泉ちゃん、完全にオンナの顔でしたね~。あのまま私が突入しなかったら、最後までヤっちゃってたんじゃないですか?」クスクス

P「そ、そんなわけないでしょ!泉はまだ15歳ですよ!」

ちひろ「でも輝子ちゃんの時は……」

P「あれは俺が襲われたんですよ!」

ちひろ「はいはい。そういうことにしておきますね」

P「ったく。ちなみに一つ言っておきますが、泉は頭の回転早いから、ちひろさんの企みもそのうち感づかれているかもしれませんよ」

ちひろ「まあ、企むだなんて失礼な。私は事務所の一角を占有する邪魔な物資の始末を、事務員として仕方なく、プロデューサーにお願いしているだけですよ?」

P「はぁ……。もういいです」

ちひろ「わかっていただけたようで何よりです。では、次のアイドルを見繕ってきますね♪」

469: 2012/09/24(月) 07:02:28.66 ID:q359SLkrO
~後日

ちひろ「さて、データの整理を……あら?」

――――

―――

――

ちひろ「ない!どこにも……!なんで!?」

どうやら何者かにクラッキングされたらしいコンピューターからは、盗撮データの一切が消去されていたそうな。

終わり


マイナーなキャラでごめん
でも好きなんだよぉ~

470: 2012/09/24(月) 07:08:18.38 ID:4gndZMbX0
マイナーなキャラなんていない

487: 2012/09/24(月) 10:41:52.76 ID:jMuXk7BU0
泉ちゃんが来るとは
感謝感激

引用: モバP「これって……」ちひろ「ガラナチョコです」