658: 2012/09/24(月) 19:14:32.00 ID:dx8Hqj4i0



前回はこちら



P「はぁ・・・疲れた・・・」

ちひろ「お疲れ様です!」

P「はい、ちひろさんもお疲れ様です」

ちひろ「いえいえ、好きでやってることなので!」

P「・・・でも、モニター眺めっぱなしは疲れるでしょう?」

ちひろ「そうですねぇ・・・甘々な映像ばかりでちょっとお腹いっぱいです」

P「(誰の所為だと)あぁ、ならちょうど良かった、コーヒー入れたんですけど要りますか?」スッ

ちひろ「あー、ありがとうございます。いただきます」ゴク

P「・・・」ニィ

ちひろ「あまっ!?・・・ってこれコーヒーじゃないじゃないですか・・・これは・・・ココア?」スンスン

P「あーすいません、俺のと間違えたみたいですねー」しれっ

ちひろ「もう・・・もったいないから飲みますけど・・・」ゴクゴク

P(よし・・・)



モバP「ガラナチョコ?」シリーズ


アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(12) アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場 (電撃コミックスEX)

662: 2012/09/24(月) 19:16:52.64 ID:dx8Hqj4i0
ちひろ「意外とおいしいですねーココアも」ゴクゴク

P「えぇ、疲れた時なんかにいいんで俺も好きなんですよー・・・あ、おかわり要ります?」

ちひろ「はい、いただきます」

P「どうぞ」コポコポ

P(金が掛からないと素直なんだけど・・・ま、それとこれとは別ってことで)

ちひろ「♪」ゴクゴク

P(金を数える時みたいな顔しやがって・・・そんなにココアが気に入ったのかな?)

ちひろ「・・・ふぅ」コト

P「もう少しDo-Dai?」

ちひろ「じゃあ・・・」

P(・・・・・・)ニィ

665: 2012/09/24(月) 19:21:27.14 ID:dx8Hqj4i0
――――――
――――

P(結構疑いもなく飲んでくれたな・・・実はココアじゃなくてチョコレートドリンクなんだけど・・・)

ちひろ「~♪」カタカタ

P(材料は言わずもがなラ)

ちひろ「~♪」ターンッ

P(あれから、ちひろさんは生き残ってる映像データの編集をしている)

P(何故か上機嫌だ)

ちひろ「~♪」カチカチ

P(時間的にそろそろなんだけど―――)

ちひろ「プロデューサーさん・・・?」スッ

P「な!?」

ちひろ「きゃ!?」

P「あーすみません、ボーっとしてました・・・なんですか?」

ちひろ「あ、いえ、さっきから静かなのでどうしたのかな、と」

P(あ、怪しまれてるのか? くっ・・・ここはこう答えておこう・・・ッ)

669: 2012/09/24(月) 19:26:22.81 ID:dx8Hqj4i0
P「いやー楽しそうにしているちひろさんに見惚れてたんですよー・・・」

ちひろ「ッ!?」ガタッ

P「なーんて・・・え?」

ちひろ「え? あ、あはは・・・冗談、ですよね? もう、プロデューサーさんたら・・・」

P(ちょっと様子が変だな・・・効いてきたのか?)

ちひろ「ん・・・あれ・・・? なんだか・・・」フルフル

P「どうしました?」

ちひろ「身体が・・・アツく・・・」

P(来たー!)

P「大丈夫ですか? やっぱり疲れてるんじゃ?」

ちひろ「・・・んっ・・・でもっ、これっ・・・」

P(やっぱり良い身体してるよなぁ・・・エ○イ・・・)



716: 2012/09/24(月) 20:38:57.24 ID:dx8Hqj4i0

ちひろ「ぷ、プロデュ、サ、さんっ・・・これって、もしかしてっ・・・んんっ」ハァハァ

P「(上気した頬に潤んだ瞳・・・いいよね)って、あぁ流石に気付きましたか、そうです、アレです」

ちひろ「どうしてっ・・・こんなっ・・・」ハァハァ

P「実はさっきのココア、例のチョコで作ったヤツだったんですよ」

ちひろ「そうっ・・・じゃなくてっ・・・」ハァハァ

P「あ、理由ですか?」

ちひろ「・・・っ」コクコク

P「ま、簡単に言えばアナタだけにいい思いはさせませんよってコトですかね?」

ちひろ「・・・!」ビク

P「てな、わけでちょっと手足、縛らせてもらいま――――

ちひろ「・・・ッ!!!」バッ

ブシュウウウウウウウ

P「ぐお!?」

ちひろ「・・・わ、わたしだって・・・伊達に危ない・・・橋は・・・渡ってない、ですっ・・・」ハァハァ

P「~~~~ッ」

719: 2012/09/24(月) 20:44:14.25 ID:dx8Hqj4i0
P「て、まぁ、普通ならここで終わりですよね」ガシッ

ちひろ「!!?」

ちひろ「な・・・んで・・・っ」ジタバタ

P「鍛えてますから」クルクル

ちひろ「そ、んな・・・」グタ

P「普通の人間だったらアイツらをプロデュースなんて出来ませんよ」クルクル

ちひろ「・・・」ギロ

P「でもこうなった原因はちひろさん、アナタですよ」ギュッギュ

ちひろ「・・・?」ピクッ

P「毎日毎日、アナタが持って来たのはなんです?」

ちひろ「・・・!!」

P「そ、スタドリとエナドリですよ。俺はとっくに人間やめてるんですよ」

P「よし、できた」

ちひろ「こ・・・これは・・・」ハァハァ

725: 2012/09/24(月) 20:55:39.50 ID:dx8Hqj4i0
P「動けないように手足を縛らせて貰いました。安心してください、暴れなければ跡にはなりませんよ」

ちひろ「・・・なにを・・・するつもり、ですか・・・」ハァハァ

P「俺からは何も」

ちひろ「・・・?」ハァハァ

P「これは言わばアナタへの罰ですから」

ちひろ「意味が・・・わかりませっ・・・んっ」ハァハァ

P「確かに、アナタになら手を出してもアイツらよりは問題にならない」

ちひろ「・・・」

P「でもそれだと、俺にも御褒美になっちゃうのでなしです」

ちひろ「・・・」ハァハァ

P「まぁ正直、これだけ調った据え膳を前に我慢するのも結構キツイんですよ?」

P「ちひろさん美人だし」

ちひろ「っ」ビクッ

P「これが俺への罰です」 

p(ヨンダ?)ムクリ   P(呼んでねぇよ!!)クワッ

733: 2012/09/24(月) 21:06:15.57 ID:dx8Hqj4i0

P「ツライでしょう?」

ちひろ「・・・」ヒクッヒクッ

P「隠さなくてもわかってますよ。効果はアイツらで実証済みですし」

ちひろ「・・・」

P「アイツらの信用に付け込んで俺たちは酷いことをしました」

P「そのことを、俺たちはみを持って知るべきなんですよ」プルプル

ちひろ「・・・?」

ちひろ「まさかっ・・・プロデューサーさんも・・・!?」

P「もちろん」

ちひろ「」ゾクッ

P「10枚程戴きました。正直、効く効かないの前に鼻血が出そうでしたよ。暫く甘い物は要らないですね」ハハハ

ちひろ「・・・」

P「さ、仕上げです」スック

ちひろ「いや・・・っ」ジタバタ

P「酷いことはしませんよ・・・」ニジリニジリ

739: 2012/09/24(月) 21:16:27.71 ID:dx8Hqj4i0

ちひろ「」わおーん

P「いぬ耳です、やっぱ似合いますね(流石運営の犬)」

ちひろ「うぅ・・・(涙目)」わーん

P「流石にしっぽは無理ですね・・・なんでこんなもの・・・」

ちひろ「・・・?」モジモジ

P「いえ、こっちの話です」

P「あとは、自然回復す(効果が切れ)るまで待ちましょうか」

ちひろ「・・・うっ」モジモジ

―――――

ちひろ「ぷ、ぷろ・・・りゅっ・・・さ・・・」ハッハッハッ

P「ダメです」

―――――

ちひろ「おねっが・・・いっ・・・」

P「ダメです――」
―――――
―――

744: 2012/09/24(月) 21:27:50.31 ID:dx8Hqj4i0
P「・・・そろそろですね」

ちひろ「――ッ――ッ――」

P「お疲れ様でした」シュルシュル

ちひろ「ぷ、ぷおりゅーひゃーひゃんは・・・んっ・・・ひどひ・・・ひと・・・れすっ」ヒクヒク

P「なんとでも」

P「手は出さなかったから赦せ、とは言いません。俺はクズです」

P「そして、アナタも同じくらいには、ね」

ちひろ「ひ、ひはいまふ・・・ひょっ・・・と、くはい・・・」

P「呂律回ってなくてわからないです」ハラリ

P「よし、解けた。しかし便利なリボンだなぁ・・・」

ちひろ「うー・・・(ちょっとくらい・・・手を出してくれたって・・・)」

P「あとは・・・ちひろさん、これ、飲めますか?」すっ

ちひろ「ひゃい・・・」コクコク

ちひろ「・・・?」パタリ

P「これでよし、じゃ片付けるか」

751: 2012/09/24(月) 21:35:26.80 ID:dx8Hqj4i0
――
――――

ちひろ「・・・・・・」すぅすぅ

???「ちひろさん、ちひろさーん?」

ちひろ「・・・んん? あ・・・れ・・・?」

P「寝てたんですか?」

ちひろ「わ、わたし・・・?」

P「いい顔で寝てましたけど、良い夢でも見てたんですか?」

ちひろ(わたし、寝て――!?)

ちひろ(あれは――夢!?)カァァァ

P「どうかしまし・・・

バシ

P「うお!?」

ちひろ「お、女の子の寝顔を見るなんて破廉恥ですよプロデューサーさん!!」ペシッペシ

P「痛っイタイですよ、ちひろさん」

754: 2012/09/24(月) 21:42:44.99 ID:dx8Hqj4i0
ちひろ「破廉恥なプロデューサーさんなんて知りません!」ペシッペシッ

P「嘘です、見てないです、ごめんなさい(力入ってないですけどね・・・)」

ちひろ「もう・・・で、どうしたんですか?」

P「あ、もう事務所閉めますんで、それで・・・」

ちひろ「きゃあ!? もうこんな時間!? 時間はお金なのにー!!」

P「あ、仕事類はやっといたんで、戸締りだけお願いします」

ちひろ「え? あ、はい・・・わかりました」

P「それじゃあ、用事があるんでお先です」

ちひろ「あ・・・はいっお疲れ様です」

バタン

ちひろ「夢・・・なのかしら・・・?」

ちひろ「あ、本当に仕事片付いてる・・・」

ちひろ(て、ことは寝顔・・・ッ!?)

キャーバタバタバタ

758: 2012/09/24(月) 21:50:26.55 ID:dx8Hqj4i0
コロン

ちひろ「~~ッ! ・・・何かしら?」カサ

わーん

ちひろ「犬耳・・・ッ!!!・・・偶然・・・よ、ね?」
―――
――
P「ただいま」

???「あ、おかえりなさい、Pさん。どうでしたぁ?」

P「あぁ、なんとかうまくいったよ、これ、リボンありがとな」

???「いいんですよぉこれくらい、Pさんのためなら」

まゆ「まゆ、なんでもするの」

P「はは、まゆは良い娘だなー」ナデナデ

まゆ「うふふ♪」

P「ん? 掃除、終わってるのか・・・?」

まゆ「終わりましたよ、ご飯にしましょう?」

P「あぁ、そうだな」

まゆ「・・・」にこっ             終われ

759: 2012/09/24(月) 21:51:32.93 ID:xqTxXUh00
ままゆさんは来ていた

引用: モバP「これって……」ちひろ「ガラナチョコです」