1: 2008/11/17(月) 17:53:41.48 ID:Ruw8mVcS0
パパス「やめてくれないか?」

ビアンカ「うるちゃいうるちゃいうるちゃい!!」

パパス「むぅ・・・困ったものだ。ゆうじ、お前も何か言ったらどうだ?」

ゆうじ「・・・・・」

ビアンカ「ゆうじは私といなきゃダメなの!おじ様はすっこんでて!!」

パパス「・・うーむ・・・・・」

3: 2008/11/17(月) 17:59:49.76 ID:Ruw8mVcS0
パパス「・・いかん!もうこんな時間だ!ゆうじ、父さんは用事で出掛けるが、くれぐれも無茶な真似はするなよ!」たったったった

ビアンカ「いってらっしゃい、おじ様!・・・・・・・フフフ、さぁゆうじ!遊びにいくわよ!!」

ゆうじ「・・・・・・・?」

ビアンカ「いいからついてきなさいよ!!もう!」

5: 2008/11/17(月) 18:03:32.52 ID:Ruw8mVcS0
ゆうじ「・・・ニャーン!!」

ビアンカ「猫がいじめられてるわね・・ちょっとアンタたち!!みっともないからやめなさいよ!!」

男の子A「あんだよお前www真面目ぶっちゃってさwwwっうぇwww」

ビアンカ「いいからその猫を放しなさいよ!!」

男の子B「イヤだよ。僕達はこうして遊んでいるんだ。みすみす遊び道具を手放したりはしない。」

男の子A「そうだよなwwwレヌール城のお化けでも退治してきたら考えてやるよww」

ビアンカ「お断りよ!!!さっ行きましょゆうじ。」

猫「・・・・・・・・」

6: 2008/11/17(月) 18:06:50.46 ID:Ruw8mVcS0
ゆうじ「・・・・・・・・・ニャーン」

ビアンカ「何よゆうじ。あんな猫どうでもいいじゃない。」

ゆうじ「・・・・・フルフル」

ビアンカ「・・アンタまさか行くつもりじゃないでしょうね?!」

ゆうじ「コクリ」

ビアンカ「全く・・・・お化け退治なんてすっごい危険よ?!それでも行くの?!」

ゆうじ「コクリ」

ビアンカ「行ってらっしゃい」

ゆうじ「・・・・・・・・・・・・・・・・」

7: 2008/11/17(月) 18:09:46.45 ID:Ruw8mVcS0
ゆうじ「・・・・・・テクテク」

村の守衛「おっと、村の外は危ないよ。ダメダメ。」

ゆうじ「・・・・・」

ゆうじ は 夜まで待った!

村の守衛「ぐー・・・すかー・・・ぐー・・」

ゆうじ「・・・テクテク」ザッザッザッザ!

8: 2008/11/17(月) 18:14:10.64 ID:Ruw8mVcS0
ゆうじ「・・・・・・テクテク・・・・・・!」

グリーンワーム があらわれた!
せみもぐら があらわれた!
スライム があらわれた!

ゆうじ「・・・・・・・」

せみもぐら「おいおい、こんな夜中に出歩いてちゃ危ないよ。早く村に戻りなさい。」

ゆうじ「・・・フルフル」

グリーンワーム「何か事情がありそうですね。もしよろしければ話して頂けませんか?」

ゆうじ は 事情を説明した!

9: 2008/11/17(月) 18:19:29.67 ID:Ruw8mVcS0
スライム「そんなことがあったんだぁ・・」

せみもぐら「よし!俺は坊主に協力するぜ!!仲間に呼びかけてみる!」

グリーンワーム「そうですね。私も仲間を集めてみます。レヌール城は貴方一人では危険な場所ですから。」

そして十数分後。

せみもぐら「・・・・・うーん・・・誰も来ないな・・・」

グリーンワーム「そうですね・・私の仲間も・・・誰も来ません・・・」

ゆうじ「・・・テクテク」

スライム「僕達だけで行こうよ!」ピョンピョーン

せみもぐら「そうだな・・」ノソノソ

グリーンワーム「仕方ありませんね・・」ズリズリ

10: 2008/11/17(月) 18:23:00.29 ID:Ruw8mVcS0
せみもぐら「おっ!見えてきたぜ!」

スライム「あれがレヌール城だよ」ブルブル

グリーンワーム「ここまでは何とか来れましたが・・ここからのモンスターは強いですよ・・」

ゆうじ「・・・テクテク」

せみもぐら「!!!早速お出ましだぜ・・・!」

火の玉小僧Aがあらわれた!
火の玉小僧Bがあらわれた!
火の玉小僧Cがあらわれた!

11: 2008/11/17(月) 18:26:06.39 ID:Ruw8mVcS0
ゆうじ の攻撃!

ミス!火の玉小僧Aにダメージを与えられない!

スライム の攻撃!

ミス!火の玉小僧Cにダメージを与えられない!

火の玉小僧A の攻撃!

ドゴン!グリーンワームに8のダメージ!

グリーンワーム は火の息を吐き出した!

火の玉小僧Aにはきかなかった!
火の玉小僧Bにはきかなかった!
火の玉小僧Cにはきかなかった!

12: 2008/11/17(月) 18:28:47.60 ID:Ruw8mVcS0
火の玉小僧B の攻撃!

バスッ!ゆうじは7のダメージをうけた!

せみもぐら は身を守っている!

火の玉小僧C の攻撃!

ドゴッ!せみもぐら に3のダメージ!

スライム「・・強すぎだよぉ・・プルプル」

グリーンワーム「これは辛いですね・・・どうしたものか・・」

14: 2008/11/17(月) 18:43:08.23 ID:Ruw8mVcS0
火の玉小僧は 火の息を吐き出した!

ゆうじ は5のダメージをうけた!
スライム は5のダメージをうけた!
せみもぐら は3のダメージをうけた!
グリーンワーム は4のダメージをうけた!

グリーンワーム「カハッ・・・・はぁはぁ・・・」

せみもぐら「もうダメかもな・・」

???「待たせたな!!」

15: 2008/11/17(月) 18:47:52.08 ID:Ruw8mVcS0
??? の攻撃!

火の玉小僧Aに17のダメージ!火の玉小僧Aを倒した!

せみもぐら「全く・・遅いっての・・」

?「少し遠くにいたもんで・・少々手間取りましたよ。」

? の攻撃!
火の玉小僧Bに15のダメージ!火の玉小僧Bを倒した!

火の玉小僧C は逃げ出した!

ゆうじ「・・・ハァハァ」

?「さぁ、皆さん薬草をどうぞ」

16: 2008/11/17(月) 18:51:57.73 ID:Ruw8mVcS0
せみもぐら「トンネラーと・・ラーバキングか。」

トンネラー「俺らはこれでも早く着いたんだぜ!」

ラーバキング「後からもっと仲間が集まりますよ。」

グリーンワーム「それは助かります。城に入る前からこの有様でしたからね・・」

ゆうじ「・・・・テクテク」

せみもぐら「坊主はタフだよなぁ。」

ラーバキング「あの少年のお手伝いですね。」

トンネラー「まぁあの城の連中には頭にきてたからな!いっちょやったるか!」

17: 2008/11/17(月) 18:55:40.65 ID:Ruw8mVcS0
「ワイワイ・・・ガヤガヤ・・・」

トンネラー「!!!何だ・・・・これは・・・!?」

グリーンワーム「どうやら、皆さんとっくに駆けつけてくれていたようですね。」

スライム「あっ!キングのおじさんもいる!嬉しいなぁ!」

キングスライム「ほっほっほっほ。スライムは元気だねぇ。」

スライム「うん!みんな集まってくれたから僕もう怖くないや!」

18: 2008/11/17(月) 18:59:50.52 ID:Ruw8mVcS0
せみもぐら「よーし!突入だ!!行くぞ!」

「ドヤドヤ・・ガヤガヤ・・」

トンネラー「おぉ!城の奴らみんな逃げていくぞ!ワッハハハハこりゃあいい!」

ゆうじ「・・・・・テクテク」

グリーンワーム「まぁこっちは100以上集まってますからね。無理もないでしょう。」

スライム「あっ!ここが悪の親玉の部屋だね!いっくぞー!!」

???「・・・ゴゴゴ・・ゴゴゴゴ・・・・・」

19: 2008/11/17(月) 19:03:21.79 ID:Ruw8mVcS0
せみもぐら「何だコイツ・・?随分でっけぇなぁ・・」

???「・・・ゴゴゴゴゴ・・・・・・」

スライムキング「こんな地方の城主にしては迫力がありますなぁ。ほっほっほ」

???「我が名は・・・エスターク・・・それ以外は何も思い出せぬ」

グリーンワーム「・・・何でしょうか、この威圧感は・・」

エスターク「自分が・・善なのか・・悪なのか・・・それすらもわからぬ・・」

21: 2008/11/17(月) 19:10:25.74 ID:Ruw8mVcS0
スライム「大丈夫だよこんなヤツ!おい!こっちにはなぁ100人以上仲間がいるんだぞっ」

エスターク「・・お前達は・・・我が眠りを・・妨げるのか・・?」

グリーンワーム「・・・これはダメです。戦ってはいけない相手な気がします・・」

せみもぐら「・・あぁ、俺もそう思うぜ・・逃げないとヤバいだろこれは・・・」

キングスライム「選択肢を与えられただけでも幸いですな。とても勝てそうにないです。ほっほ」

せみもぐら「坊主!選択しろ!『いいえ』を選べよ!」

22: 2008/11/17(月) 19:20:08.07 ID:Ruw8mVcS0
ゆうじ「・・・・・コクリ」

エスターク「今一度問う・・・お前達は・・我が眠りを妨げにきたのか?」

ゆうじ「」
スライム「そうだっ!謝るなら今のうちだぞっ!!」

せみ・グリーン・キング「―――!!!!!!」

エスターク「そうか。我は倒されるわけにはいかぬ。―――かかってこい。」

35: 2008/11/17(月) 22:00:54.62 ID:uDR51Zhz0
エスターク があらわれた!

ゆうじ は震えて動けない!
せみもぐら は身を守っている!

スライム の攻撃!

ミス!エスターク にダメージを与えられない!

エスターク は輝く息を吐いた!

せみもぐら は120のダメージを受けた!
せみもぐら は氏んでしまった!
グリーンワーム は156のダメージを受けた!
グリーンワーム は氏んでしまった!

ゆうじ は167のダメージを受けた!
ゆうじ は気絶してしまった!


37: 2008/11/17(月) 22:06:17.92 ID:uDR51Zhz0
ビアンカ「起きて!ねぇったら!!」

ゆうじ「・・・・・・ポロポロ」

ビアンカ「やっと起きたわね・・って?何泣いてるのよ?」

ゆうじ「・・・・・グスッ・・・グス」

ビアンカ「とにかく!もうあんなところに一人で行ったらダメなんだからね!」

ゆうじ「・・・・・・」

ビアンカ「そういえば・・パパスおじ様っていつもどこに行ってるのかしらね?」

ゆうじ「・・・・・」

ビアンカ「後であの洞窟に行ってみましょうよ!ね?」

ゆうじ「・・・・・コクリ」

41: 2008/11/17(月) 22:19:47.86 ID:uDR51Zhz0
洞窟内

ビアンカ「・・思ったより広いわね・・でもモンスターの気配が全然無いのが不思議ね・・」

ゆうじ「・・・・・・・・」

ビアンカ「ん?ここ・・部屋みたいになってるわ」

ビアンカ「これは・・剣ね。それと・・・手紙?」

「ゆうじへ」

お前がこの手紙を見ているということは、私は既に氏んでいるのだろう。
いや、殺されているのだろう。

お前の敵は、サンチョだ。
気をつけろ。奴はどんな手段でも使ってくる。
私のことも何か言い聞かされているかもしれんが一切耳を貸すな。アイツは王位を狙って動いている。
これを読んでいるとき、既に何もかもが遅いかもしれないが、私の無念を晴らしてくれることを願う。
                        パパス

44: 2008/11/17(月) 22:26:41.47 ID:uDR51Zhz0
ビアンカ「なになに・・・?お・・がこの・・・を・・ているということは・・?」

ゆうじ「・・・・ハラハラ」

ビアンカ「うーん・・まだ習ってない文字が多いわね・・おじ様は何をゆうじに伝えたかったのかしら?」

ゆうじ「ウーンウーン」

サンチョ「おや?坊ちゃんたち・・こんなところで何をしているんですか?」

ビアンカ「あら、おじさん。いい所に来たわ。この手紙なんだけど、難しい字が多くて読めないのよね」

サンチョ「どれどれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ゆうじ「・・・・・・」

ビアンカ「ねぇなんて書いてあるの?」

サンチョ「ここに来るまでに旦那様には会いませんでしたか?」

ビアンカ「え?あぁ、会わなかったわ」

サンチョ「誰にも見られませんでしたか?」

46: 2008/11/17(月) 22:31:49.57 ID:uDR51Zhz0
ビアンカ「ん~・・洞窟の入口のおじさんと・・川の近くの家のおじいさんに会ったわ・・ってどうしてそんなこと聞くのよ?」

サンチョ「いえいえ、何となくですよ。この手紙のことは旦那様には決して言ってはなりませんよ。いいですね?」

ゆうじ「・・・コクリ」

サンチョ「さぁお二人とも家にお戻り下さい。もう夕方ですぞ」

ビアンカ「ちぇーっ。つまんないの!いきましょ!ゆうじ!」スタスタスタ

サンチョ「・・・・・・・・・・・チッ・・あの野郎・・・!」

49: 2008/11/17(月) 22:39:26.76 ID:uDR51Zhz0
パパス「おっ!二人とも遅かったじゃないか!どこ行ってたんだ?」

ビアンカ「まぁちょっと洞窟までね。」

パパス「洞窟・・?なんでまた・・」

ビアンカ「まぁ暇つぶしよ。それよりご飯はまだなのかしら?」

パパス「ん、あぁ。そういえばサンチョが見当たらんな。ゆうじ、心当たりは無いか?」

ゆうじ「・・・フルフル」

ビアンカ「サンチョおじさんなら洞窟で見たわよ。」

ゆうじ「!!」

パパス「洞窟だと?」

ビアンカ「なんかおじ様の手紙見てじっと黙りこくってたわ。」

ゆうじ「!!!!!!」

パパス「手紙・・・だと・・?!」

50: 2008/11/17(月) 22:45:49.40 ID:uDR51Zhz0
パパス「(まさか・・・見られたのか?いや、だとしたらこの子らを無事に帰すわけがない・・)」

サンチョ「いや~皆さんお待たせしました。買い物に手間取ってしまって。」

ゆうじ「!!」

パパス「ん・・あ、あぁ、遅かったな。そんなに買い込んだのか?」

サンチョ「えぇそりゃもう!アルカパは品物が豊富でつい嬉しくなっちゃいまして」

ビアンカ「おじさん、その買い物かごはアルカパのじゃないわ。アルカパは椎の木で編んだものだもの。」

サンチョ「なな、何を言ってるんですか!私は確かにアルカパで買い物をしましたよ?!」

ビアンカ「そう、別にそんなにムキにならなくてもいいんじゃない?」

サンチョ「ふ、あはははは、た確かにそうですよね!!」

パパス「・・・・・・」

53: 2008/11/17(月) 22:51:27.74 ID:uDR51Zhz0
サンチョ「では早速作りますから、ゆっくりしててください」

パパス「待て。」

サンチョ「はい?」

パパス「今日から食事は私が作ろう」

サンチョ「・・・・・どうしてです?」

パパス「普段からお前には色々してもらってるからな。食事ぐらい私もやろう。」

ビアンカ「さんせーい!!おじさまの料理食べてみたいわぁ!」

サンチョ「・・・・・・・・わかりました」

ゆうじ「・・・・・ドキドキ」

55: 2008/11/17(月) 22:58:09.61 ID:uDR51Zhz0
その晩。

ビアンカ「起きて。ゆうじ!起きなさいったら!」

ゆうじ「・・・・・ムクリ」

ビアンカ「行くわよ」

ゆうじ「??」

ビアンカ「早く!見つかるといけないわ。」

ゆうじ「・・??コクリ」

ビアンカ「詳しいことは後で話すわ。今はこの村からできるだけ遠くへ離れるわよ」

階段を降り、居間を抜ける。とてつもなく生臭い匂いがして、ゆうじは顔をしかめた。
パパス「・・・・・・・・」

ゆうじ「!!!!!!!」

ビアンカ「(ダメよ!音を立てたら!アイツは次に私たちを殺そうとしてるわ!)」

58: 2008/11/17(月) 23:11:10.44 ID:uDR51Zhz0
ゆうじ「ガタガタガタガタ」

ビアンカ「ひどい・・・村の人まで殺されてるわ・・・」

ゆうじ「プルプルプル」

「きゃああああああああああああ!!!」

ビアンカ「!!また・・!悲鳴が・・今アイツはあの家にいるみたいね。今のうちに逃げるわよ!」

ゆうじ「ドテッ」

ビアンカ「!!何やってんのよ?!早く!!」

サンチョ「ん~??今こっちから声が聞こえましたねぇ・・」

ビアンカ「しまっ・・!!」

サンチョ「おやおや・・こんな所に隠れてたんですか。随分探しましたよ~」

ビアンカ「・・・どうして・・何の関係も無い村の人まで頃すのよ!!」

サンチョ「くふふふ・・最後ですから教えてあげましょう。実は、ラインハット国王直々の命令なんですよ」

61: 2008/11/17(月) 23:15:03.55 ID:uDR51Zhz0
ビアンカ「ライン・・ハットですって・・?!」

サンチョ「そうですよ。ラインハットと私の利害がたまたま一致しましてねぇ。くふふ」

ゆうじ「・・・プルプル」

サンチョ「おやぁ?ぼっちゃん。いっちょ前に怒ってるんですか?父親を殺されて。くひひひ」

ゆうじ「ギリッ」

ビアンカ「もう怒ったわ!覚悟なさい!!」

サンチョ があらわれた!

62: 2008/11/17(月) 23:17:28.61 ID:uDR51Zhz0
ゆうじ の攻撃!バシィッッ!

サンチョ に12のダメージ!

ビアンカ はメラを唱えた!

サンチョ に15のダメージ!

サンチョ はニヤニヤと笑っている!

64: 2008/11/17(月) 23:19:37.05 ID:uDR51Zhz0
ゆうじ の攻撃!ドバシィッッ!!

かいしんのいちげき!

サンチョ に27のダメージ!

ビアンカ の攻撃!

サンチョ に8のダメージ!

サンチョ は不敵な笑みを浮かべている!

65: 2008/11/17(月) 23:21:07.84 ID:uDR51Zhz0
サンチョ「くふふふ・・可愛い可愛い!」

サンチョ の攻撃!ドゴォン!

ビアンカ は68のダメージを受けた!
ビアンカ は気絶した!

ゆうじ はうろたえている!

66: 2008/11/17(月) 23:22:34.73 ID:uDR51Zhz0
サンチョ「さぁほら坊ちゃん!!父親の敵を取らないのですか?!」

サンチョ は大きく息を吸い込んだ!

ゆうじ の攻撃!ビシィッ!

サンチョ に16のダメージを与えた!

67: 2008/11/17(月) 23:23:33.42 ID:uDR51Zhz0
サンチョ の攻撃!ドゴォン!!

ゆうじ は127のダメージを受けた!
ゆうじ は気絶した!

68: 2008/11/17(月) 23:25:09.87 ID:uDR51Zhz0
パパス「待て・・!!っはぁ・・っはぁ・・・!」

サンチョ「おや?まだ生きていたんですね・・私も詰めが甘いなぁ・・」

パパス「貴様ぁ・・うちの息子に何をしたぁ!!」

サンチョ があらわれた!

71: 2008/11/17(月) 23:27:59.60 ID:uDR51Zhz0
パパス はベホイミを唱えた!
パパス のHPが回復した!

パパス の攻撃!
サンチョ に89のダメージを与えた!

サンチョ はニタニタと笑っている!

73: 2008/11/17(月) 23:30:42.67 ID:uDR51Zhz0
パパス の攻撃!
かいしんのいちげき!

サンチョ に154のダメージを与えた!

パパス の攻撃!
サンチョ に88のダメージを与えた!

サンチョ「さすがですね・・では・・これならどうですか?!」

サンチョ は ゆうじ の首に果物ナイフを当てがった!

77: 2008/11/17(月) 23:35:25.23 ID:uDR51Zhz0
パパス「・・・貴様・・!!」

サンチョ「それと切り札がね、もう一つあるんですよ」

パパス「・・・はぁっ・・はぁ」

サンチョ「村一つ滅ぼす訳ですからねぇ。ラインハットから助っ人が来てるんです。おい、出て来い」

「はい、サンチョ様」
「お呼びでしょうか」

サンチョ「シャギさん、ゴンザさん、この男を頃してください。」

80: 2008/11/17(月) 23:37:52.39 ID:uDR51Zhz0
シャギ があらわれた!
ゴンザ があらわれた!

シャギ の攻撃!
パパス に65のダメージ!
ゴンザ の攻撃!
パパス に70のダメージ!

パパス はじっと耐えている!

81: 2008/11/17(月) 23:39:22.98 ID:uDR51Zhz0

シャギ の攻撃! 痛恨のいちげき!
パパス に130のダメージ!
ゴンザ の攻撃!
パパス に64のダメージ!

パパス はじっと耐えている!

82: 2008/11/17(月) 23:42:32.86 ID:uDR51Zhz0
サンチョ「しぶといですねぇ・・」

パパス「ゆうじ・・は・・私が守・・る・・!!」

サンチョ「おっほっほっほ。いつでも子を想う親の気持ちというのは素晴らしいですねぇ。おい、とどめをさせ」

シャギ・ゴンザ「はい」

シャギ「メラゾーマ!!」
ゴンザ「メラゾーマ!!」

パパス「・・!!!ぬわぁぁぁあああーーー!!!」

83: 2008/11/17(月) 23:47:08.52 ID:uDR51Zhz0
サンチョ「・・さて、坊ちゃんは頃すとして・・このお嬢ちゃんはどうしたものか」

ゴンザ「サンチョ様、その娘は風俗にでも売り飛ばしましょう。で、息子の方なのですが・・」

サンチョ「ふむ・・ただ頃すよりはそちらのほうが良さそうですね。そうしましょうか。」

―――こうして ゆうじ は奴隷に ビアンカ は風俗嬢になった!

10年後。

85: 2008/11/17(月) 23:56:04.03 ID:GKO7ixat0
ビアンカ(´;ω;`)ウッ…

87: 2008/11/18(火) 00:01:12.68 ID:jnQ6pLSt0
男「うへへへ!カジノで8万ゴールド儲けちゃった♪よし!行くぞ!!」

店員「いらっしゃいませ」

男「ビアンカちゃんいる?」

店員「ビアンカちゃんはちょっと出勤確認が取れなくてですね・・」

男「いいよ何時間でも待つからビアンカちゃんに連絡とってみて」

店員「はい、少々お待ち下さいね」

男「ビアンカちゃん・・ハァハァ・・」

店員「ビアンカちゃん2時間後なら平気だそうですけど・・どうします?」

男「待つよ待つ待つ!」

店員「ではこの宿屋に2時間後に・・」

男「ふへへへやったぜ」

88: 2008/11/18(火) 00:04:54.33 ID:jnQ6pLSt0
2時間後

ピーンポーン

男「はいはい、ガチャ」

ビアンカ「あっお邪魔します」

男「んー入って入って!」

ビアンカ「じゃあシャワー浴びるので服を脱いで下さい」

男「ガバッ!ほらほら早く!ビアンカちゃんも脱いで脱いで!!」

ビアンカ「はい、少し待っててね」

男「ズッキンズッキン」

89: 2008/11/18(火) 00:11:22.42 ID:jnQ6pLSt0
事後。

男「そーいやなんでビアンカちゃんはこの仕事やってるの?」

ビアンカ「・・それは・・・・・」

男「あ・・ごめん・・気にしないでくれ」

ビアンカ「いえ・・こちらこそ・・すみません」

男「しっかし人気あるよねービアンカちゃんは!今日もビアンカちゃんのこと必氏に探してるヤツがいたよ。街ん中でキラーパンサー連れてた変なヤツだったなぁ」

ビアンカ「キラーパンサー・・・・・」

ビアンカは昔、ゆうじがキラーパンサーの子供を助けようと必氏だったことを思い出してクスリと寂しげに笑った。

男「いまどき紫のターバンにマントだぜ。変なヤツだったなぁ」

ビアンカ「!!!!!!」

91: 2008/11/18(火) 00:17:42.26 ID:jnQ6pLSt0
ビアンカ「ドコ?!その人はドコに行ったの?!!」

男「え?あぁ、確か同じ宿だったぜ。ここの下の―――」

ビアンカ「ありがとうございます!」

男「ええ?まだ時間残って・・ってちょっ?!」

ビアンカ「はぁ、はぁ、ゆうじが・・まだ生きてる・・!私を・・探してくれてた・・!」

ビアンカ「ここね!」ピーンポーン

「・・・」

ビアンカ「?おかしいわね」ピーンポーン

ビアンカ「勝手に・・お邪魔しちゃおっと」がちゃ

女「あふぅ!ゆうじ様ぁ!もっと!もっときてぇ!!」

93: 2008/11/18(火) 00:21:33.99 ID:jnQ6pLSt0
ビアンカ「は?!」

ゆうじ「・・・・・ギシギシギシギシ」

女「そうそう!そこよそこ!!あぁぁあああイイぃぃい!!」

ビアンカ「おい」

ゆうじ「・・・・・・」

ビアンカ「おい!!」

ゆうじ「・・・・・ギシギシギシギシ」

ビアンカ「何続けてるのよ!!お構いなしかよ!」

女「なぁに?この女」

ゆうじ「・・・・・」

95: 2008/11/18(火) 00:28:24.33 ID:jnQ6pLSt0
ビアンカ「アンタねぇ・・この女は誰よ?!」

女「あらぁ、私はゆうじ様の妻よ。フローラと申しますわ」

ビアンカ「つっ妻ぁ?!どういうことよ!アンタ結婚してたの?!」

ゆうじ「・・・コクリ」

ビアンカ「なんてことかしら・・信じられないわ・・」

フローラ「それで、貴方はどこのどなたかしら?」

ビアンカ「わっ私は・・ゆうじの・・幼馴染よ・・・」

フローラ「まぁ!ゆうじ様の幼馴染!幼馴染だと勝手に部屋に入ってきてもいいんですのね!」

ビアンカ「・・ぐっ・・・また明日の朝・・話をするわよ・・」

フローラ「では私たちは続きを楽しみますわ♪」

ビアンカ「・・・・んぎぎ・・・また明日!」

97: 2008/11/18(火) 00:34:48.50 ID:jnQ6pLSt0
翌朝、ビアンカはゆうじがどのように奴隷生活から逃げ出してきたか、
フローラとの馴れ初め、今は何をしているのかを矢継ぎ早に聞きだした。

ビアンカ「ふーん・・じゃあ私もついていくわ」

フローラ「なっ何をおっしゃるんですか?これは新婚旅行も兼ねてるんですよ?!」

ビアンカ「まぁまぁ、私ももう風俗の分の借金は払い終わっててさ、暇なのよ」

ゆうじ「・・・ハラハラ」

フローラ「私は反対ですわ!ねぇ貴方!貴方はどう思いますか?」

ビアンカ「もちろん賛成よね?!」

ゆうじ「・・・・・コクリ」

フローラ「そっそそそんなの、認めませんからね!」

ビアンカ「まぁいいじゃない。私だってアンタ達の結婚認めてないし、お互いさまね!」

100: 2008/11/18(火) 00:43:48.49 ID:jnQ6pLSt0
こうして男一人、女二人(モンスター多数)の旅が始まった。

フローラは「認めません」の一点張りだったが、ビアンカのしつこい説得により、渋々同行を認めた。
ビアンカは一夫多妻制の話をしきりに持ち出しては、フローラの怒りを買っていたが、
ゆうじは正直どっちも好きなので、二人の関係は曖昧にして旅を続けた。

そして―――

フローラ「貴方!私・・出来たみたいなの!」

ゆうじ「!!!!」

ビアンカ「あら、奇遇ね。ゆうじ!私も赤ちゃん出来たみたいよ!」

ゆうじ「!!!!」

フローラ「ちょちょっちょっとちょっと!!!何で貴方に子供が出来て、それをゆうじ様に報告するんですか?!」

ビアンカ「そんなの決まってるじゃない。私たちの子供だからよ。」

フローラ「!!!!!!!」

103: 2008/11/18(火) 00:55:35.14 ID:jnQ6pLSt0
ビアンカの爆弾発言にフローラは卒倒しかけたが、なんとか持ち直して現状を把握する。

フローラ「つつつつまり、貴方は私の他に彼女とも子作りをなさってたんですね?!」

ゆうじ「・・・・コクリ」

フローラ「ななななな何ということでしょうか・・不倫ですわ・・」

ビアンカ「まぁいいじゃないのフローラさん。私は2番目でいいからさ」

フローラ「・・うわぁぁぁん!!悔しいですぅぅう!!」

ゆうじ「・・・オロオロ」

ビアンカ「ゆうじ!こういう時男は黙って胸張ってればいいのよ!」

ゆうじ「・・・ムン」

ビアンカ「そうよ!後は子供の名前、よろしくね!」

そして―――
若干ノイローゼ気味のフローラには二人とも苦心したが、ついに出産日を迎える二人。

106: 2008/11/18(火) 01:00:34.89 ID:jnQ6pLSt0
ビアンカ「出産日まで同じとは、何か運命的なものを感じるわよね!」

フローラ「・・・はぁ・・・全然思いませんわ・・・」

ビアンカ「・・うっ!!来たわ・・!!」

フローラ「・・!!私も・・ですわ・・!」

ゆうじ「オロオロ」

看護婦「ほら旦那さん!邪魔!ボーっとしてないで!そこに座ってなさい!」

フローラ「・・はぁ・・はぁ・・・あなた・・・愛してるわ・・」

ビアンカ「・・はぁ・・はぁ・・私のほうが愛してるわよ・・」

フローラ「・・何よ・・・」

ビアンカ「・・・ふふふ・・・」

「「ぽんっ!!」」

「「おぎゃあ!おぎゃあ!」」

ビアフロ「・・ふぅ・・すっとした」

109: 2008/11/18(火) 01:04:16.89 ID:jnQ6pLSt0
婦長「えーっと・・ビアンカさんの方が・・双子ですね。男の子と女の子」

ビアンカ「あらヤダ!双子だなんて!」

婦長「んで、フローラさん・・も双子ですね。男の子と女の子」

フローラ「まぁ!双子!素敵ですわ!」

ビアフロ「さぁあなた、名前を」

ゆうじ「・・・・・」

111: 2008/11/18(火) 01:09:09.65 ID:jnQ6pLSt0
ビアンカ の男の子の名前
【ヘカテー】ピッ
ビアンカ の女の子の名前
【シャナ】ピッ

フローラ の男の子の名前
【シエスタ】ピッ
フローラ の女の子の名前
【ルイズ】ピッ

これでよろしいですか?

→はい ピッ
 いいえ

199: 2008/11/19(水) 10:45:52.11 ID:gfmwCaC2O
子供が生まれ一週間。ゆうじが紙オムツを買い出しに行ってる間に事件は起きた。

看護師「ゆうじさん!奥さんが!奥さん二人が・・・!」

ゆうじ「・・・・・・ガーン」

看護師「婦長が・・急におかしくなって・・・!魔物みたいな姿に!」

なんとビアンカ とフローラ は連れ去られてしまった!

200: 2008/11/19(水) 10:59:06.25 ID:gfmwCaC2O
看護師「赤ちゃんは四人共無事です・・・ビアンカさんとフローラさんが隠してくれたんです・・・」

ゆうじ「・・・・・ギリ」

看護師「北の山に・・・行くとか言ってました」

ゆうじ「・・・テクテク」ざっざっざっざっ!

はなす
じゅもん
どうぐ
→ さくせん ピッ


→ さくせん へんこうピッ
ならびかえ

 めいれいさせろ
バッチリがんばれ
いのちだいじに
→ガンガンいこうぜ ピッ
おれにまかせろ
じゅもんつかうな

203: 2008/11/19(水) 11:03:08.28 ID:gfmwCaC2O
 はなす
じゅもん
どうぐ
→さくせんピッ

さくせんへんこう
→ならびかえピッ

1 ゆうじ ピッ
2 ピエール ピッ
3 ゲレゲレ ピッ
4 アーサー ピッ

206: 2008/11/19(水) 11:17:26.09 ID:gfmwCaC2O
そして北の山に着いた一行。そこに待ち構えていたのは三体のモンスターと、縄で木にくくられた嫁二人だった。

婦長「ククク・・のこのこやってきたな・・・お前達は我が盟主の邪魔なんだとよ・・・ククク」

なんと婦長 は頼んでもないのに語り出した!

婦長「それにしてもあの時のお前が伝説の勇者のキーパーソンだったとはな・・やはりあの時頃すべきだったかもしれん。」

そう言うと婦長 は姿を変えた。
なんと婦長 はシャギ だった!

ゆうじ「!!!」

シャギ「久しぶりだな。親父は元気かい?ククク」

ピエール「うりゃっ!そいや!」

ゲレゲレ「グルルルルル・・・」

シャギ「ふん。おい!やっちまえ!」

魔物二匹「はい」

オークLv.20 があらわれた!
キメラLv.35 があらわれた!

208: 2008/11/19(水) 11:35:15.71 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「私も戦うわ!」

フローラ「私もですわ!」

なんと二人が縄をほどいて参戦してきた!

シャギ「おっおい・・・卑怯だz・・」

フローラ はイオナズン を唱えた!

シャギ「ちょっ・・・・・!」

ビアンカ はメラゾーマ を唱えた!

シャギ「ンギッ・・・・・!!」

魔物の群れを倒した!

211: 2008/11/19(水) 11:51:13.25 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「さっゆうじ!帰りましょ!」

ゆうじ「・・・・コクリ」

フローラ「・・・・ゆうじ様・・・・戻ったら話があります・・・」

ゆうじ「・・・?」

そして村に戻った一行。

フローラ「ゆうじ様・・・私と別れてほしいのです・・・」

ゆうじ「?!」

213: 2008/11/19(水) 11:56:10.09 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「・・・えぇ?!どうしてまた?!ま、私としては嬉しい限りだけど」

フローラ「あなたには関係ありません!・・・ゆうじ様、私・・貴方といると子供達まで危険な目に遭うんじゃないかと・・・不安で・・・!」

ゆうじ「・・・・・」

ビアンカ「・・・・・それもそうねぇ・・・」

ゆうじ「!!」

フローラ「だからゆうじ様!私と別れてください!」

ビアンカ「私もそうするわ!」

ゆうじ「?!!」

215: 2008/11/19(水) 12:01:21.07 ID:gfmwCaC2O
そしてゆうじ は新たな戦い――親権争いに巻き込まれる!

数日後。

フローラ「ではゆうじ様、シエスタは私にお任せください。」

ゆうじ「フルフル」

フローラ「ではルイズは私に・・」

ゆうじ「フルフル」

フローラ「そんな!どちらかだけでも私にお任せください!」

ゆうじ「フルフル」

218: 2008/11/19(水) 12:06:23.73 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「んもう!アンタ達は後ね!話が一向に進まないじゃない!」

フローラ「・・・」

ビアンカ「・・で、ヘカテーかシャナ、どっちがいいの?」

ゆうじ「・・・」

ビアンカ「・・・アンタまさか四人みんな引き受けようってつもり?」

ゆうじ「コクコク」

ビアンカ「ばっかばかしい!実家に帰ります。子供は私が預かるわ。」

フローラ「私もそうさせてもらいますわ。」

ゆうじ「・・・・・ガーン」

220: 2008/11/19(水) 12:11:05.34 ID:gfmwCaC2O
そして――誰もいなくなった。

ゆうじは酒に溺れ、博打でできた借金に追われ、堅苦しい思いをして惨めな生活を余儀なくされた。

借金取り「おらぁ!早く金返せよ!みっともないと思わないのかコラァ!!」ガンッ!ガンッ!

ゆうじ「・・・・・プルプル」

―――そして、8年の歳月が過ぎた。

222: 2008/11/19(水) 12:18:45.38 ID:gfmwCaC2O
借金取り「ちくしょう!またあの野郎逃げやがった!デボラさん、どうしますか?」

デボラ「まぁまぁ、どうせこの街から離れられやしないよ。夜になれば必ず出てくるさ。酒場と街の出入口を固めな」

借金取り「はい!」

ゆうじは相変わらず借金まみれの生活を送っていた。
この8年間、ゆうじは何度も氏ぬことを考えたが、いよいよとなるとあと一歩の勇気が出なかった。

そんなある日。

225: 2008/11/19(水) 12:27:38.53 ID:gfmwCaC2O
借金取り「いたぞ!あそこだ!取っ捕まえろ!!」

ゆうじ「ハァヒィハァヒィ!」

借金取り「くっ!この!」

ゆうじ はバギマ を唱えた!

借金取り「フハハハ!何度も同じ手を食うか!」

ゆうじ「?!」

なんとバギマが跳ね返ってきた!

借金取り「ついに捕まえたぞ!フハハハ!今日はな、姉さんにマホカンタをかけて貰ったんだよ!フハハハ!!」

デボラ「ゆうじを捕えたって?どれどれ・・」

ゆうじ「ドキドキ」

デボラ「ふん!汚いし臭いし小魚みたいな顔だね!」

ゆうじ「ガーン」

デボラ「じゃ、海に行こうか」

ゆうじ「!!」

デボラ「ずっと前から準備してたんだから。受取人も用意したし。アンタの年収もいじくった。覚悟を決めな」

226: 2008/11/19(水) 12:32:08.97 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ「アワワワワワ・・・」

そして海に連れてこられるゆうじ。

デボラ「今日は風も強いし良い日だね。」

ゆうじ「・・・・・」

デボラ「釣りの最中に足を滑らせて・・ってとこかしらね」

ゆうじ「・・ガクブル」

デボラ「さぁ、お別れね。アンタには中々苦労したわ。さよなら」

ゆうじ「・・・・・プルプルプル」

?「お待ちっ!!!」

228: 2008/11/19(水) 12:36:08.23 ID:gfmwCaC2O
デボラ「誰だいっ?!」

?「その者の借金はアタシが持ちましゅ。手を放しなしゃい」

デボラ「どこの誰だか知らないけど、コイツの借金は3万ゴールドだよ。払えんの?」

?「しゃっ・・しゃんまんごーるど・・?!」

デボラ「払えもしないのにノコノコ来ちゃったの?仕方ないなぁ・・」

229: 2008/11/19(水) 12:41:20.40 ID:gfmwCaC2O
借金取り「姉御、どうしますか?思いっきり顔見られちゃいましたけど・・」

デボラ「この娘の口だけ封じれば良いだけのことじゃない。やるわよ」

借金取り「じゃあこの娘は・・?」

デボラ「適当に始末するなり売るなりすれば良いじゃない」

借金取り「じ、じゃあその前にイタズラしてもいいッスか?」

デボラ「足がつかないようにね。変態。」

231: 2008/11/19(水) 12:49:44.66 ID:gfmwCaC2O
借金取り「と、いうわけで・・ゲヘへ、おとなしくしててね~」

?「やっ!放しなしゃい!」
借金取り「ん~?お嬢ちゃん、お名前なんていうの?」

?「・・・シャナ」

借金取り「シャナちゃんかぁ~大丈夫、痛くしないから、ね?」カチャカチャ・・

シャナ「・・・・ヒック・・クスン」

235: 2008/11/19(水) 13:10:43.11 ID:gfmwCaC2O
?「お待ち!」

借金取り「今度は何だぁ?」

?「その者の借金はアタシが持ちましゅ!手を放しなしゃい!」

デボラ「・・・3万ゴールド払えるの?」

?「3万ね!ほらっ!」ドサッ

デボラ「まぁそれなら文句は無いわ。おい、変態!行くよ!」

借金取り「そんなぁ・・・」

デボラ「ゆうじ、これに懲りたらもう自堕落な生活はやめるんだね。そいじゃ」

?「今日もお金で万事解決!アドルフ家に不可能はありましぇん!」

236: 2008/11/19(水) 13:14:25.44 ID:gfmwCaC2O
シャナ「ありがとぉ・・・あなたは?」

?「アタシはルイズ!アドルフ・ルドマンの孫よ!そしてそこの情けない人の娘なの!」

ゆうじ・シャナ「!!!」

シャナ「アタシのお父さんもこの人だよぉ?どうしてだろ?」

ルイズ「それは不思議ね?ちょっと!説明して下さる?」

ゆうじ は大人の事情を二人の子供に躊躇いなく話した!

238: 2008/11/19(水) 13:19:40.54 ID:gfmwCaC2O
ルイズ「そう・・・そんなことお母さん話してくれなかったわ」

シャナ「でもこれでわかったね!お父さん苦労したんだぁ・・」

ゆうじ「・・・・・」

ルイズ「そうそう、何で助けにきたかというとね、お母さんのことなのよ」

ゆうじ「?」

ルイズ「お母さん・・変な宗教にはまってて・・お父さんに助けて欲しいの」

239: 2008/11/19(水) 13:27:00.21 ID:gfmwCaC2O
シャナ「!!!うちのお母さんと同じだぁ・・・!」

ゆうじ「!!」

ルイズ「ね?お願いお父さん。お母さんを助けてあげて!」

ゆうじ「(゚ω゚)」

ルイズ「?な、なによ?その顔」

240: 2008/11/19(水) 13:29:19.40 ID:gfmwCaC2O
シャナ「お父さん!うちのお母さんがお父さんに酷いことをしたのは知ってましゅ。でも!助けてあげてくだしゃい!」

ゆうじ「(゚ω゚)」

シャナ「?お父さん?」

244: 2008/11/19(水) 13:46:01.11 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ「お断りします(゚ω゚)」

シャナ・ルイズ「!!!」

ルイズ「・・・決して言葉を話さないお父さんと聞いていたけど・・・」

シャナ「喋りましゅたね・・・しかも・・・」

ルイズ「『お断りします(゚ω゚)』ですって」

シャナ「ガッカリでしゅ」

ルイズ「来て損したわ。助けて損した。話して損した」

シャナ「アタシ達だけで助けにいきましぇんか?」

ルイズ「そうね。そうしましょ。そうそう、私双子の兄もいるのよ。」

シャナ「えー私もいましゅよぉ!しゅごい偶然でしゅねぇ!」

ルイズ「まさか母親のはまってる宗教も同じだったりしてね」

シャナ「・・光の教団でしゅ」

ルイズ「!!」

246: 2008/11/19(水) 13:53:59.12 ID:gfmwCaC2O
ルイズ「・・凄いわね・・・全く同じよ」

シャナ「やっぱり運命を感じましゅ!」

ルイズ「そうね・・否定はできないわ」

ゆうじ「・・・・・・」

こうして二人の娘はいなくなった!

ゆうじ は光の教団 に入信しようと心に決めた!

ゆうじ は光の教団 のパンフレット を探した!

ゆうじ は光の教団 のパンフレット を見つけた!

ゆうじ は光の教団 のパンフレット に書いてある番号に電話をした!

ゆうじ は明日、光の教団 の人 と面接が決まった!

249: 2008/11/19(水) 14:02:40.18 ID:gfmwCaC2O
翌日。

美人信者「あ、昨日お電話してくれたゆうじさんね?初めまして」

ゆうじ「コクリ」

巨O信者「まぁうちの教団は夢のような国よ。貴方のような男性が性欲を持て余さないようにソレ用の女の子が常に20人ぐらいいるし――」

ゆうじ はこれ以上説明を聞かずに契約書 にサイン をした!

ゆうじ は光の教団 に入信した!

252: 2008/11/19(水) 14:08:37.31 ID:gfmwCaC2O
そしてゆうじ は光の教団本部である高い山の頂上にルーラで連れていってもらった!

美人信者「これから教祖様にご挨拶に行くわよ。くれぐれも粗相の無いようにね」

ゆうじ「コクリ」

巨O信者「さぁついたわ。失礼します」

?「どうぞ」

253: 2008/11/19(水) 14:13:24.70 ID:gfmwCaC2O
美人信者「本日入信しましたゆうじさんです」

ゆうじ「!!!」

?「お久し振りですね、ゆうじさん。ちょっと貴女達は席を外して貰えますか?」

信者二人「はい」

?「お元気そうで何よりです。」

ゆうじ「・・・プルプル」

257: 2008/11/19(水) 14:22:39.39 ID:gfmwCaC2O
?「そう怖い顔をしないで下さい。私もグランバニアの王となってからはあの時のことを悔いてるんです。」

ゆうじ「イライラ」

サンチョ「許してくれとは言いませんが、お互い過去のことは忘れて今を楽しみましょうよ。ここには世界中の美女が集まっていますよ?パチン」

女「お呼びでしょうか?」

サンチョ「この方を満足させてあげてください」

女「はい、ではこちらへ」

ゆうじ「チェンジ」

260: 2008/11/19(水) 14:25:41.80 ID:gfmwCaC2O
女「?!」

サンチョ「・・・そ、そう・・ですか・・・あまりそういったシステムは無いんですがね・・ゆうじさんは特別ですよ?すまないが君、他の子を」

女「・・・はい」

数分後

フローラ「お呼びでしょうか」

ゆうじ「チェンジ」

265: 2008/11/19(水) 14:35:09.82 ID:gfmwCaC2O
フローラ「!!!あなたは・・・!」

ゆうじ「チェンジ」

サンチョ「おや?お知り合いでしたか?・・・それにしてもフローラさんをチェンジとは・・確かに歳はアレではありm」

フローラ「イオナz」

サンチョ「いやっ待って!嘘うそうそです!ではもっと・・ゴホンもう少しだけ若い子を、ね?お願いします」

フローラ「・・・はい」

269: 2008/11/19(水) 14:45:18.05 ID:gfmwCaC2O
マリア「しつれいしまぁす」

ゆうじ「ギンッ」

サンチョ「おや?お気に入りですか?クフフ、ではごゆっくり・・」

マリア「こちらへどうぞぉ」

ゆうじ「ギンギンッ」


事後。

マリア「私ね、ラインハットの王妃だったの」

ゆうじ「・・・ボケェー」

マリア「でも・・旦那の浮気癖に耐えられなくて逃げ出してきちゃった。きっとそのうちここへ攻め込んでくるわ。アイツはそういう男なの」

274: 2008/11/19(水) 15:02:09.60 ID:gfmwCaC2O
マリア「えぇ?!奥さんに捨てられて借金で追われて挙げ句の果てに子供にも見捨てられたって?それで10年近くもしてなかった訳ね。」

ゆうじ は更に話を続けた!

マリア「はぁあ?!奥さんが二人いたぁ?!しかもビアンカさんとフローラさん?!二人共私の先輩じゃない!・・なんだか凄い話ね」

ゆうじ はまだ続けた!

マリア「なっ?!それぞれに双子の息子と娘がいて近々母親を助けにくるですって?!・・・ちょっとこれはカオスよ。これでラインハットまで攻めてきたら教団が危ないわ。今までラインハットのことはあまり言いたくなかったけど・・教祖様に相談したほうが良いかもね。」

そして二人はサンチョに事情を話した!

280: 2008/11/19(水) 15:11:38.21 ID:gfmwCaC2O
サンチョ「ふむ・・そうですか。しかし現在グランバニアはラインハットとは友好な関係にありますし・・グランバニア国王が教祖であるこの教団は大丈夫なのでは?」

マリア「そんなことはありません!アイツは・・ヘンリーは世界征服を企んでいます!」

サンチョ「なんと・・!しかし、貴女はなぜそんなに詳しいのでしょうか?」

マリア「・・・・・・」

サンチョ「いや、すみません。過去のことに触れられたくないからこの教団にいるんですものね。失礼しました。」

マリア「・・・いえ」

282: 2008/11/19(水) 15:19:12.23 ID:gfmwCaC2O
そしてサンチョ は緊急集会を開いた!

サンチョ「えー皆さん・・・どうやら私達の夢の国を侵略せしめようという連中がいるようです。」

「ざわ・・・・ざわ・・・
・・・ざわ・・・・ざわ」

サンチョ「まだ可能性の段階ですが、近々ここに攻め込んでくるかもしれません。」

「ざわざわ・・・・ざわざわ・・・ざわざわ・・・・・・」

サンチョ「しかし安心して下さい。私は協力な用心棒を雇いました。種族は違うものの、その力はこの国を必ずや守り通してくれることでしょう!それではどうぞ!!出てきて下さい!」

287: 2008/11/19(水) 15:33:18.18 ID:gfmwCaC2O
魔物3体「どうもー」

サンチョ「えーお名前が・・・こちらから、ゲマさん、ジャミさん、ゴンズさんですね」

ゲマ「はいーそうですー」

サンチョ「ゲマさんはもう魔物になられて長いんですか?」

ゲマ「そうですねー初めは人間だったんですけど、色んな魔物を経て今に至ります」

サンチョ「へぇー今まではどんな魔物だったんですか?」

ゲマ「そうですねーグリーンワームとかやってましたねー」

サンチョ「何かその時のエピソードとかあれば教えて頂けませんか?」

ゲマ「そうですねー、一回人間の少年とお化け退治に行ったんですけどね、」

291: 2008/11/19(水) 15:38:54.97 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ「!!」

ゲマ「出てきたのがお化けどころかとんでもない化け物でして、あっという間に皆頃しにされた、なんてことはありましたねー」

ゆうじ「!!!」

ゲマ「あ、ちなみに後ろの二人も当時お化け退治に行ったんですよ」

サンチョ「ほぉー・・・壮絶な魔物人生を送ってらっしゃるんですねー」

ゲマ「いえいえ、どうせ魔物なんで。今回こうして皆さんのお役に立てるということでとても嬉しく思ってます」

サンチョ「はい!どうもありがとうございました!以上、魔物の皆さんでしたー!」

「わぁー!パチパチパチパチ!!」

294: 2008/11/19(水) 15:46:45.31 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ「・・・ジーン」

マリア「・・あんた、何泣いてるのよ?気持ち悪い」

ゆうじ「カクカクシカジカ」

マリア「うそぉ?!あんたがその時の少年だっていうの?!信じられないわ・・・こんなのって・・・」

そして数日が過ぎ、サンチョの元に一通の手紙が届いた。
差出人はラインハット国王 ヘンリーとある。

ついにこの日がきた。サンチョは大きく溜め息をつく。
そして厳戒体制を敷く用皆に命じた。

295: 2008/11/19(水) 15:54:45.35 ID:gfmwCaC2O
光の教団本部の山に、大勢の軍隊が集まっていた。

ヘンリー「フッ・・マリアめ。この俺から逃げようなんざ許してなるものか。目障りなグランバニアも叩けて一石二鳥だな!フハハハハハ!」

デール「兄さん・・何で僕まで出陣なの?」

ヘンリー「何を情けないことを。我が一族は戦いの血を引いているのだ。自ら戦地へ赴き、生意気なゴミムシ共を蹴散らしてやるのだ!さぁ!本部はすぐそこだ!進め!全軍進め!」

298: 2008/11/19(水) 16:02:18.15 ID:gfmwCaC2O
同時刻、山の反対側。

シャナ「ハァハァ、随分と凄い所にお城立てたんでしゅねぇ」

ルイズ「ハァハァ、全く!結局私達二人だけなんてね!男のクセに根性無いんだから!」

シャナ「ハァハァ、まさかお互い双子の片割れがバックレなんて思いもしませんでしたねぇ」

ルイズ「ハァハァ・・あっ!あの建物じゃないかしら?!」

シャナ「ハァハァやっと着きましゅた」

302: 2008/11/19(水) 16:11:31.14 ID:gfmwCaC2O
ルイズ「ん?なんか騒がしいわね」

シャナ「兵隊さんが大勢でしゅ!」

ヘンリー「突撃ぃぃぃ!!!皆頃しにしろぉ!!!ヒャッハァ!!」

ルイズ「何よアイツ・・気持ち悪い」

シャナ「!こっちに来ましゅ!隠れましょう!」

ヘンリー「ヒャーッハハハァ!!オラオラオラオラァ!!」

ルイズ「あの家紋・・ラインハットだわ!ラインハットが攻めてきたのよ!」

シャナ「お母さんが・・早く行きましょう!」

305: 2008/11/19(水) 16:18:06.64 ID:gfmwCaC2O
サンチョ「それではお三方・・・よろしくお願い致します」

ゲマ「はい、貴方は皆さんを安全な場所へ誘導してくださいね」

サンチョ「ええ、しかしあの軍勢です。危なかったらすぐに逃げてしまって構いませんよ」

ゲマ「大丈夫ですよー、また別の魔物に転生しちゃいますから」

ゴンズ「あんな奴等僕一人でへっちゃらだいっ!」

ゲマ「こらこら、そうやって貴方が調子に乗るから前回あんな目にあったんですよ」

ジャミ「へっ、バカは氏んでも治らないってか」

306: 2008/11/19(水) 16:24:54.39 ID:gfmwCaC2O
ゴンズ「なんだとーっ?プルプル」

ジャミ「おい、プルプルすんなって。そんなでかい体でやっても可愛くねぇよ」

ゲマ「いつまで経っても前回のスライムの癖が抜けないですねぇ」

ジャミ「おっと!お喋りはここまでみたいだぜ・・・」

ヘンリー「フン、お強そうなのが3匹・・我々が来ることは知ってたって訳か」

ジャミ「いやお前宣戦布告したじゃねぇか」

307: 2008/11/19(水) 16:28:05.52 ID:gfmwCaC2O
ヘンリー「おいデール!確かキラーマシーンの『簡単組み立てキット』が3つあっただろ。ちょうどいい、お手並み拝見といこうぜ」

デール「え?今ここで作るの兄さん?」

ヘンリー「作れ今すぐ」

デール「えっあぁ・・うん」カチャカチャ

ゲマ「・・・・・」

308: 2008/11/19(水) 16:33:28.91 ID:gfmwCaC2O
30分後。

ゴンズ「ズズーッ!うわぁこのお茶おいしーぃっ!」

ヘンリー「だろ?うちの国じゃお茶も盛んだからな」

ジャミ「いやいや、このマフィンも凄い旨いぜ!柔らかくてモチモチしてて!」

ヘンリー「そうか?そう言われると早起きして作った甲斐があったな」

デール「カチャカチャ・・カチャカチャ・・・!」

ヘンリー「おいデール!早くしないか!!」

デール「う、うん兄さん・・ごめんね・・・」

313: 2008/11/19(水) 16:39:26.81 ID:gfmwCaC2O
更に一時間後。

ジャミ「あっ!また落とし穴だよ。やんなっちゃうなぁこれ」ピコピコ

ヘンリー「だろ?何回やってもクリア出来ないんだよ、このスゴロク」

ゴンズ「ちょっと!次交代でしょ?!ずるいよ一人で何回も!」

ジャミ「わかった。後一回だけ、な?頼む」

ゴンズ「もう・・絶対次で交代だからね!」

ゲマ「・・・・・・・・・・」

316: 2008/11/19(水) 16:44:36.16 ID:gfmwCaC2O
デール「出来た!出来たよ兄さん!」

ヘンリー「は?ちょっと黙ってろ!今ゴール手前だから」

ジャミ「これで5が出れば・・・」

ゴンズ「やっとゴールだね・・・!」

デール・ゲマ「・・・・・・・・」

→サイコロ ピッ
マップ
つよさ
やめる

ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ・・・・・パッ


ピッ
ピッ
なんと!落とし穴だ!

319: 2008/11/19(水) 16:51:42.49 ID:gfmwCaC2O
ヘンリー「うわぁぁぁぁぁああああああ!!!!
ざけんなぁぁぁぁあああああああ!!!!
ぶっ頃してやるぁぁぁあああああああ!!!!!」

ゴンズ「あーあ、滅多にゴール前まで行けないのに」

ヘンリー「はぁぁぁ?!何言ってんだ貴様?!お前だって何十回もプレイしてんだから責任あんだぞ?!」

デール「ヘンリー!!!いい加減にしないか!!!」

ヘンリー「ビクッ!!!・・・ヘヘ、すまねぇデール・・つい調子に乗っちまって・・・」

322: 2008/11/19(水) 16:55:38.04 ID:gfmwCaC2O
ヘンリー「さて、こっちのキラーマシーン3体と、お前らとで戦ってもらおうか」

ジャミ「く・・!なめた真似を・・!」

ヘンリー「さぁそっちは誰だ!少しは楽しませてくれよ!」

ゴンズ「僕がいくよ!奴等にそろそろ遊びは終わりだってことを教えてやりたい」

325: 2008/11/19(水) 17:00:17.70 ID:gfmwCaC2O
ヘンリー「ほぉ・・貴様か。さて、見せて貰おうか。全力でやれよ!」

キラーマシーン「・・・」

キラーマシーン があらわれた!

ゴンズ の攻撃!
痛恨のいちげき!

キラーマシーン に128のダメージを与えた!

キラーマシーン の攻撃!
ミス!ゴンズにダメージを与えられない!

キラーマシーン の攻撃!
ミス!ゴンズ はひらりと攻撃をかわした!

327: 2008/11/19(水) 17:05:44.89 ID:gfmwCaC2O
ゴンズ の攻撃!
痛恨のいちげき!

キラーマシーン に130のダメージを与えた!

キラーマシーン をたおした!

ゴンズ「へんっ!残る2体も僕が倒しちゃうよ!」

ヘンリー「フッ・・・そいつはどうかな?」

ジャミ「おい!後ろだ!まだ生きてるぞ!」

ゴンズ「?!」

キラーマシーン があらわれた!

329: 2008/11/19(水) 17:07:16.88 ID:gfmwCaC2O
キラーマシーン はメガンテ を唱えた!

しかしMPがたりない!

キラーマシーン はメガンテ を唱えた!

しかしMPがたりない!

ゴンズ の攻撃!
キラーマシーン に69のダメージ!

キラーマシーン を倒した!

ヘンリー「・・・・・・・・・」

331: 2008/11/19(水) 17:15:33.88 ID:gfmwCaC2O
ゲマ「・・・・・・・残りも倒しますね」ボッ

キラーマシーンA に182のダメージ!
キラーマシーンA を倒した!

キラーマシーンB に185のダメージ!
キラーマシーンB を倒した!

ヘンリー「な・・なんて威力のメラゾーマだ・・!」

ゲマ「今のはただのメラです」

ヘンリー「なっ・・ん・・だと・・?!」

ジャミ「さぁ次はお前らの番だな」

ヘンリー「・・・・・ガタガタガタガタ」

ヘンリーは恐怖した。
まさかここまで強いとは・・・今まで見たこともない強敵を前に生まれて初めて涙も流した。

ジャミ「フハハ、笑えよヘンリー」

334: 2008/11/19(水) 17:30:11.89 ID:gfmwCaC2O
ゲマ「それでは、トドメです」

シャナ「お待ちなしゃーい!!」

ルイズ「バッ?!アンタ何してんのよ?!」

シャナ「今までのことを全て隠れながら見させてもらいましゅた!むやみやたらに生き物を頃しゅのは許しまてさせましぇん!」

ルイズ「言い切ったわね。というわけで魔物さん。その二人を助けてあげてくれませんか?」

ゲマ「・・しかし・・・うーん・・・まぁ私達も出来れば頃したくはないですが」

ルイズ「じゃあいいじゃない!決まりね!」

ヘンリー「・・・・・・」

335: 2008/11/19(水) 17:35:43.07 ID:gfmwCaC2O
デール「・・・・兄さん・・・助かったねぇ・・?」

ヘンリー「え?・・・・あ、あぁ」

デール「涙まで流しちゃって。そんなに氏ぬのが怖かったの?」

ヘンリー「い・・・いや、そんなつもりは・・・なかったんだが」

デール「嘘だッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

ヘンリー「ビクッ!」

デール「このまま生き恥晒していくつもり?そんなんでラインハット国王は務まるわけ?」

ヘンリー「・・・・・・」

338: 2008/11/19(水) 17:45:31.72 ID:gfmwCaC2O
デール「どうしてもこいつら滅ぼしたいんでしょ?」

ヘンリー「・・・・・・・」

デール「だったら兄さんの行く場所は一つだね・・・レヌール城だ」

ヘンリー「!!!・・・それだけは・・・・・・!」

デール「僕は奴等をここに留めとくから明日中にお願いね」

ヘンリー「そんな・・・本気・・なのか・・・?」

デール「なに?これ以上グダグタ言うの?」

ヘンリー「わ、わかった・・・じゃあ・・・お別れだな、デール」

デール「兄さんが氏ぬ代わりにアレを手に出来るんだから。本望でしょう?」

ヘンリー「では・・・行ってくる。」

デール「王族としての最後の仕事、きちんとやってね。」

341: 2008/11/19(水) 17:53:10.68 ID:gfmwCaC2O
ルイズ「?何コソコソ話してるの?」

デール「いえ!何でもないんですよ、あははははは」
ルイズ「ふーん。まぁ別にいいけど」

こうして光の教団は勝利を勝ち取った!
その日は夜通し宴が行われ、酒池肉林の乱痴気騒ぎとなった!

―――そして明け方

343: 2008/11/19(水) 17:56:36.41 ID:gfmwCaC2O
ズシン。

ズシン。

ズシン。

ビアンカ「ムニャムニャ・・・うーん・・・何かしら?凄い足音がするわ」

ズシン。

ズシン。

ズシン。

ルイズ「ん?何の音かしら?・・・アイタタタタ・・・・まだ痛むわね」

344: 2008/11/19(水) 17:59:08.19 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ「・・・ムクッ・・・・?」テクテクテク

ズシン。

ズシン。

ズシン。

フローラ「ニャムニャム・・・・ピクッ!・・この足音は・・・!」

ズシン!

ズシン!

ズシン!

345: 2008/11/19(水) 18:02:57.27 ID:gfmwCaC2O
ゲマ「・・・!!この強大な魔力は・・・!」

ジャミ「なんで・・・こんな所に・・・」

ゴンズ「行ってみよう!」

ズシン!

ズシン!

ズシン!

シャナ「・・・ふぃー、ズキズキして眠れましぇん!・・ん?何の音でしょうか?」

ズシン!!

ズシン!!

ズシン!!

351: 2008/11/19(水) 18:15:11.21 ID:gfmwCaC2O
表に集まった一同が見たものは
二本の巨大な剣を持つ、黄金に輝く巨躯だった。

エスターク「・・・王族の者が命を献上して我を従えた。お前達を滅ぼす。」

ゲマ・ゆうじ「・・・・・!!!」

ジャミ「やっぱりあの時の・・・」

ゴンズ「どうして・・・・?!」

フローラ「とにかく!戦うしかありませんわ!」

ビアンカ「・・ゆうじ?シャナ?何でアンタ達ここに・・?」

シャナ「お喋りは後でしゅ!今は目の前の敵に集中しなしゃい!」

353: 2008/11/19(水) 18:17:20.43 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「クスッ・・随分見ない間に逞しくなったわね!さぁいくわよ!」

ゆうじ「ガタガタガタ」

エスターク があらわれた!

360: 2008/11/19(水) 18:23:33.16 ID:gfmwCaC2O
エスターク はつめたくかがやく息を吐き出した!

ジャミ「ぐっ・・ぐわぁ!!」

ゴンズ「ヒィェエ・・・!」

ジャミ は氏んでしまった!
ゴンズ は氏んでしまった!

ゲマ「・・・そんな・・・一瞬で・・・くっそぉぉぉ!!!」

ゲマ はメラゾーマ を唱えた!

キィン!

光の壁が魔法を跳ね返した!

ゆうじ「ゴフッ!!!」

ゲマ「ごめんなさい!」

362: 2008/11/19(水) 18:29:11.52 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ はベホマ を唱えた!
ゆうじ のHPが回復した!

ゆうじ「・・イライラ」

フローラ の攻撃!
エスターク に19のダメージ!

ビアンカ「武器じゃまるで歯が立たないみたいね!」

ビアンカ はメラゾーマ を唱えた!

キィン!

光の壁が魔法を跳ね返した!

ゆうじ「グブルッッ!!」

ビアンカ「ごめん!相手がマホカンタ状態なの忘れてた」

366: 2008/11/19(水) 18:33:13.41 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ「ハァハァ・・・・イライライライラ」

シャナ「ひぇぇぇ・・・とても敵いそうにありましぇん」オタオタ

ゆうじ「イライライライライライラ」

ルイズ「みんな落ち着いて!しっかり!」

ルイズ は 水の羽衣 を道具として使った!

しかし効果はなかった!

ゆうじ「イライライライライライライライラ」

367: 2008/11/19(水) 18:37:45.15 ID:gfmwCaC2O
ルイズ「アワワワワ・・・」

ゆうじ「・・・めいれいさせろぉぉぉい!!!」

ビアンカ「ビクッ」

フローラ「喋った・・・?!」

シャナ「前回喋った時は・・・『お断りします(゚ω゚)』でしゅた」

ビアンカ「二度目の発言ね・・・!」

ゆうじ「めいれいさせろぉぉぉい!!!」

374: 2008/11/19(水) 18:47:36.68 ID:gfmwCaC2O
ゲマ は フバーハ を唱えた!

ゆうじ達をやさしい光が包み込んだ!

エスターク の攻撃!

ゆうじ は127のダメージを受けた!

エスターク は灼熱の炎を吐き出した!

ビアンカ「キャア!ってアラ?あんま熱くないわね」

フローラ「あの方の呪文のおかげですわ」

ビアンカ「まぁ!」キラキラ

ゆうじ「・・・・チッ」

380: 2008/11/19(水) 18:54:23.29 ID:gfmwCaC2O
フローラ はマホカンタ を唱えた!

ゆうじ の前に光の壁ができた!

フローラ「まず自分がっていう所は変わってませんわね・・・」

ゆうじ「・・・・・」

エスターク の攻撃!
ゆうじ は130のダメージを受けた!

ゆうじ「・・・・ンギッ!」

エスターク のマホカンタ が解けた!

384: 2008/11/19(水) 18:58:58.48 ID:gfmwCaC2O
ゲマ「はぁはぁ、やっとチャンスが巡ってきましたね」

ゲマ はメラゾーマ を唱えた!

ビアンカ「私も援護するわ!」

ビアンカ はメラゾーマ を唱えた!

エスターク に376のダメージを与えた!

ゆうじ はベホマを唱えた!

390: 2008/11/19(水) 19:14:51.79 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ のHPが回復した!

シャナ はバイキルト を唱えた!
ルイズ の攻撃力が2倍になった!

ルイズ はバイキルト を唱えた!
シャナ の攻撃力が2倍になった!

ルイズ「知恵のルイズと!」

シャナ「勇気のシャナぁ!」

ルイズ・シャナ「たぁぁぁぁ!」

エスターク に132のダメージを与えた!

391: 2008/11/19(水) 19:20:33.33 ID:gfmwCaC2O
エスターク は剣を大きく振りかぶって降り下ろした!
痛恨のいちげき!

フローラ「キャァッ!!!」

フローラ は氏んでしまった!

エスターク の攻撃!

ルイズ「・・・グッ!!」

シャナ「あぁっ?!ルイズさぁん!!」

ルイズ は氏んでしまった!

ゲマ「これは困りましたね・・・もう残っているのは四人だけですか・・・」


393: 2008/11/19(水) 19:26:19.22 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「ねぇゆうじ・・アレ使いなさいよ・・」

ゆうじ「ピクッ」

ビアンカ「私知ってるんだからね!アンタがあの呪文・・・覚えてるの」

ゆうじ「ブンブン」

シャナ「そうやって、嫌なことから逃げているのね」

ゆうじ「!!」

ビアンカ「さぁ、使いなさいよ!使えば勝てるかもしれないのよ!」

ゆうじ「・・・ブンブン」

ビアンカ「アンタバカァ?!こんな状況でもまだ自分だけが大事なの?」

エスターク の攻撃!

シャナ「きゃう!!」

シャナ は氏んでしまった!

396: 2008/11/19(水) 19:28:45.86 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「ゆうじ・・お願い!」

ゆうじ「(゚ω゚)」

ビアンカ「何よ?・・その顔・・・」

ゆうじ「(゚ω゚)・・・・・」
ビアンカ「何とか言いなさいよ?!」

403: 2008/11/19(水) 19:34:53.89 ID:gfmwCaC2O
ゆうじ「・・・・・(゚ω゚)メガザル」

ビアンカ「!!」

全員生き返った!
HPも回復した!

ゆうじ は砕け散った!

?「そこまでだ」

シャナ「来てくれたんでしゅねぇ!」

??「いやぁ探すのに苦労しちゃった!」

ルイズ「遅いわよ!もう!」

411: 2008/11/19(水) 19:44:01.76 ID:gfmwCaC2O
ビアンカ「ヘカテー!何でアンタが・・」

フローラ「シエスタまで・・・!」

ヘカテー「詳しくは姉に聞くと良い。今はアレを倒すことに専念。」

シエスタ「じゃあいっちょやりますかぁ!」

エスターク の攻撃!

ミス!シエスタ はひらりと攻撃をかわした!

ヘカテー はギガデイン を唱えた!

エスターク に213のダメージを与えた!

シエスタ はいきりたって エスターク に襲いかかった!

エスターク に203のダメージを与えた!

エスターク を倒した!

418: 2008/11/19(水) 19:47:58.20 ID:gfmwCaC2O
ゲマ「なんという強さでしょうか・・・」

フローラ「さすが自慢の息子だわ!もちろんあなたもね、ルイズ」

ルイズ「・・・えへへ」

ビアンカ「さっ!悪者も倒したことだし、みんな!帰ろっか!」

シャナ「はぁい!お母さん!」

ゲマ「私たちも・・帰りますか。」

ジャミ「そうだな!」
ゴンズ「またみんなで暮らせるねっ!」

ゲマ「ふふっ、そうですね」

426: 2008/11/19(水) 19:58:55.59 ID:gfmwCaC2O
こうして世界の平和は守られた!
ビアンカは光の教団アルカパ支部、
フローラは光の教団サラボナ支部を任され、
今日も所狭しと大暴れ!

頑張れ光の教団!
負けるな光の教団!
光の教団に栄光あれ!

431: 2008/11/19(水) 20:04:01.29 ID:gfmwCaC2O
魔王「我が名はミルドラース・・・一体人間が何の用だ・・・」

ゆうじ「手下にしなさい(゚ω゚)」

ミルドラース「なんと!魔物になりたいと申すか?まぁそれもよかろう。」

ゆうじ「強いのにしたまえよ(゚ω゚)」

ミルドラース「いやいや、初めはみんなスライムからなの。頑張り次第でボス昇格もあるから。頑張って。じゃ」

ゆうじ「!!!・・・ピキーッ!」

433: 2008/11/19(水) 20:05:56.67 ID:gfmwCaC2O
終わりですwwwやっぱ携帯からはしんどいwww
付き合ってくれた方ありがとまん!(゚ω゚)

434: 2008/11/19(水) 20:05:58.99 ID:Hs6W3C750
のちのモンスター物語である

436: 2008/11/19(水) 20:07:28.76 ID:WCeF4TOsO
>>1おつかれ&おもしろかったよ(゚ω゚)

またなんか頼むよ(゚ω゚)www

437: 2008/11/19(水) 20:08:20.52 ID:06OlkCCX0

441: 2008/11/19(水) 20:10:07.76 ID:gfmwCaC2O
結構色んなものをパロディ的に入れたんだがわかりづらかったかな

447: 2008/11/19(水) 20:19:12.84 ID:gfmwCaC2O
>>444
途中で規制かかって携帯からしか無理だったwww
適当に書き溜めて規制解除されたらまたなんか投下します(゚ω゚)

463: 2008/11/19(水) 21:53:00.23 ID:gfmwCaC2O
1年後。

ミルドラース「やぁ君か。どうだい?調子は。」

スライムベス「どうも何も全然強くならないではないか(゚ω゚)どうなっているのかね(゚ω゚)」

ミルドラース「まぁ魔物人生も長いからさ、気長にやってよ」

スライムベス「・・・・・・」

466: 2008/11/19(水) 21:57:30.68 ID:gfmwCaC2O
更に2年後。

ミルドラース「おっ!少し強くなってきたんじゃないか?」

マッドプラント「はぁ?(゚ω゚)こんなペースじゃまるでダメだよ君ぃ(゚ω゚)こんなんじゃ復讐する前にアイツラ氏んじゃうよ(゚ω゚)」

ミルドラース「そんなこと言われてもねぇ・・・気長にやってもらうしかない訳さ。」

マッドプラント「フン(゚ω゚)」

468: 2008/11/19(水) 22:05:31.33 ID:gfmwCaC2O
更に2年後。

ミルドラース「おぉ!大分見違えたね!もう十分復讐出来るんじゃないの?」

ドロヌーバ「無理だよまだまだ(゚ω゚)アイツらは多分アンタより強いヤツを倒すぐらいだから(゚ω゚)」

ミルドラース「私より強い魔物を・・・!?・・・それ勇者レベルじゃん。」

ドロヌーバ「そう勇者(゚ω゚)天空のなんちゃらだとさ(゚ω゚)」

ミルドラース「・・!!あのー、アレだ・・・諦めたほうがいいんじゃないのか?」

ドロヌーバ「フン(゚ω゚)」

469: 2008/11/19(水) 22:07:18.81 ID:gfmwCaC2O
>>467
ドラクエもFFも好きだぜ!だがサガフロンティアが一番好きなんだ・・・

471: 2008/11/19(水) 22:13:03.84 ID:gfmwCaC2O
更に2年後。

クックルー「ゴォラァァァァァァ!!!」

ミルドラース「おっ!どうした?」

クックルー「どうしたもこうしたも、弱くなってるではないか、ええ?(゚ω゚)」

ミルドラース「本当だwwwwwまぁ、なんだ・・・いいキッカケになったじゃんwww諦めなって。」

クックルー「許さない、絶対にだ(゚ω゚)」

472: 2008/11/19(水) 22:22:49.16 ID:gfmwCaC2O
更に2年後。

ホースデビル「おい(゚ω゚)」

ミルドラース「ズルーッ!ズゾッハフハフ!」

ホースデビル「なぁ(゚ω゚)」

ミルドラース「お?いたの?ちょっと待っててスープ飲んじゃうから・・ンクッンクッンクッ・・プハーッ!で、どったの?」

ホースデビル「初めさぁ、ボス昇格がどうとか言ってたではないか(゚ω゚)あれ何?」

ミルドラース「あぁボスなりたいの?確かに転生ポイント貰えるし強くなれるけど大変だよ?出向先によっては50年近く待たされ」

ホースデビル「やっぱいいや(゚ω゚)」

476: 2008/11/19(水) 22:31:58.97 ID:gfmwCaC2O
更に2年後。

ミルドラース「しっかし暇だなぁ・・・世界征服でもしよっかなぁ」

はぐれメタル「なぁ(゚ω゚)これ強くなったんじゃなくてレア度上がっただけではないか(゚ω゚)」

ミルドラース「あ?何いたの?いいじゃんはぐれメタル。勇者んとこ行って仲間にしてもらえば?喜ぶよきっとwww」

はぐれメタル は逃げ出した!

478: 2008/11/19(水) 22:39:59.17 ID:gfmwCaC2O
更に2年後。

ミルドラース「こいつが満点大笑いかよ・・・もう中学生は出ないのか?」

グレイトドラゴン「おい(゚ω゚)」

ミルドラース「おっ!一気に強くなったじゃんか!」

グレイトドラゴン「だろ、ふふ(゚ω゚)」

ミルドラース「でも1ターンでやられるけどね」

グレイトドラゴン「フン(゚ω゚)後何年かすればお前と同じぐらいになるぜ(゚ω゚)」

ミルドラース「そしたら代わってね。頼むからさ」

グレイトドラゴン「フン、考えといてやろう(゚ω゚)」

482: 2008/11/19(水) 22:54:50.07 ID:gfmwCaC2O
更に2年後。

ミルドラース「な、何それ?見たことないんだけど」

ダークドレアム「朝起きたらこんなんだった(゚ω゚)」

ミルドラース「なぁこれ勇者倒せんじゃね?」

ダークドレアム「君もそう思うか(゚ω゚)」

ミルドラース「行くしかないでしょ!あっちの世界を征服しようよ!」

ダークドレアム「よし、では準備したまえよ(゚ω゚)あと、征服より復讐のが大事だから。そっちを優先したまえよ(゚ω゚)」

487: 2008/11/19(水) 23:03:46.63 ID:gfmwCaC2O
ミルドラース「よーし!魔王軍集合ーっ!!」

魔物達「えぇぇ・・・」

ミルドラース「つべこべ言わない!あっちの世界征服に行くよ!」

魔物達「うわぁぁ・・・無理っすよ・・・」

ミルドラース「いや、コイツを見てみろ!どうだ?!凄い強そうだろ?!」

魔物達「おい・・・アレは・・ざわざわ・・」

ダークドレアム「フフフ(゚ω゚)」

魔物A「自分知ってるっすよ!コイツ、別次元の魔王、いや・・それ以上の存在ッス!」

魔物B「おい、これ・・勝てるんじゃないか?」

ミルドラース「な?だろ?!今こそ積年の恨みを晴らそうよ!」

魔物達「おぉぉーっ!!」

491: 2008/11/19(水) 23:14:34.32 ID:gfmwCaC2O
ミルドラース「よーしみんな!準備しな!40分ぐらいしたら行くよ!」

魔物達「おぉーっ!」

ダークドレアム「フフフ、15年ぶりぐらいか。びっくりする間も無いくらいに瞬頃してくれよう(゚ω゚)」

そして一時間後。

ミルドラース「みんな揃ったなー?!はぐれるんじゃないぞー?」

魔物達「ワイワイ・・・ガヤガヤ・・・」

魔物A「魔王様ー!バズズ君がバナナ持ってきてますー!」

ミルドラース「まぁまぁ。おやつもバナナも自由に持ってきてていいからさ。」

494: 2008/11/19(水) 23:23:50.77 ID:gfmwCaC2O
魔物B「魔王様ーっ!ガメゴンロード君が全然ついてこれてませーん!」

ミルドラース「よし、みんな少しペース落とすか。」

魔物C「魔王様ーっ!ばくだん岩君がこっち見ながらニヤついてて怖いですー!」

ミルドラース「ほっとけ。ちょっかい出すと危ないぞ」

そうこうしてる内に向こうの世界の入り口に辿り着く。

496: 2008/11/19(水) 23:31:54.82 ID:gfmwCaC2O
ミルドラース「じゃあ皆覚悟はいいな?・・・行くぞ」

魔物達「・・・・ゴクリ」

ミルドラース「とぉおおおう!!!」

シュインシュインシュインシュイン!!

魔物A「ここが・・・」

魔物B「あっちの世界・・・!」

ダークドレアム「さぁ行くよ、勇者のもとへ(゚ω゚)」

ミルドラース「場所の見当はついてんの?」

ダークドレアム「大体ね(゚ω゚)まずは勇者の回りの雑魚から蹴散らすよ(゚ω゚)」

ミルドラース「よ、よし、頼んだよ・・・何せこっちの世界は初めてだからさ・・・みんな緊張してるみたい」

499: 2008/11/19(水) 23:37:05.81 ID:gfmwCaC2O
一方その頃サラボナでは―――

ビアンカ「久しぶりー!元気してた?」

フローラ「あらぁ!ビアンカさん!ご無沙汰ですわ!」

シャナ「シエスタ君、ルイズちゃん!お久しぶりでしゅ!」

シエスタ「おっ!シャナちゃんまた可愛くなったねっ!」

シャナ「えへへ・・///」

ヘカテー「さぁ焼き肉パーティを始めよう。お腹が空いた」

こうして魔王軍全滅の条件は整ってしまった!

503: 2008/11/19(水) 23:43:40.22 ID:gfmwCaC2O
シエスタ「見てよシャナちゃんコレ!」

シャナ「うわぁしゅごーい!全部メタルキング製でしゅかぁ?!」

シエスタ「苦労したんだよー、全部メタルキングで揃えるのは」

ヘカテー「だから天空装備を寄越してきたわけか」

シエスタ「あぁ、盾と兜だけだとバランス悪くってさ!」

ヘカテー「確かに。剣と鎧だけというのも中々に苦労した。こう・・見た目的に」

507: 2008/11/19(水) 23:49:22.44 ID:gfmwCaC2O
フローラ「さぁみんなー!ご飯にしましょー!」

ビアンカ「まぁ素敵なお肉!高かったでし・・!」

ヘカテー「・・・!」

ルイズ「・・・・・何かくるわね・・!」

シエスタ「あぁ・・しかし・・・数も強さも大したこと無さそうだよ」

シャナ「シエスタはこの数年で異常に強くなりましゅたからねぇ」

ヘカテー「シエスタと共に戦うのは久しぶりだな。その腕が落ちてないか見せてもらおう」

シエスタ「へっ!お前こそ自信ありげじゃねぇか!こりゃ楽しみだぜ!」

514: 2008/11/19(水) 23:57:04.88 ID:gfmwCaC2O
ミルドラース「・・・・ねぇ・・・やっぱりヤメにしない?」

ダークドレアム「は(゚ω゚)何を言っているわけ?」

ミルドラース「いや・・・やっぱ怖いよ・・・しかも・・・アイツらでしょ?」

ダークドレアム「おぉ!あの村だあの村(゚ω゚)って何アイツらって。こっから姿見えてるの?」

ミルドラース「うん・・・特殊な能力なんだけどね・・・でさ、さっきからずぅっとこっち見てくんだけど・・・怖いよありえないよ。20キロくらい離れてるのに・・・目が合うとか・・・」

516: 2008/11/20(木) 00:06:39.57 ID:gfmwCaC2O
ダークドレアム「はぁーそう。ならいいよ、一人で行くから。その代わりお前達はここで氏ぬことになります(゚ω゚)」

ミルドラース「わっわかったよ!怖いこと言うのやめてよ・・・もう・・・」

魔物達「・・・・・(´・ω・`)ショボーン」

ミルドラース「みっみんな!元気出せって!いざとなったら魔王様が守ってあげるからさ!ね?」

魔物達「・・・・魔王様・・・(´・ω・`)」

引用: パパス「なあビアンカちゃん、うちの息子にちょっかい出すのは」