1: 19/10/25(金)22:11:56 ID:ceN
このミリシタSSは、中の人がだだ漏れしています。
苦手な方はバック推奨。

2: 19/10/25(金)22:20:41 ID:ceN
P(エントランスに入ってすぐ、エレナが言ってきたけど……)

田中琴葉「そうかな?」ギュー

エレナ「そうだヨー」

琴葉「……いつもはエレナからハグしてくるのに?」

エレナ「サスガに長いってバ」

P(たしかに、何かおかしい)
ヴァイスシュヴァルツ ミリオンライブ! サンシャイン・スマイル 島原エレナ(BNP) ブランニューレア IMS/S61-032BNP | ミリマス 音楽 サンバ
3: 19/10/25(金)22:29:40 ID:ceN
P「えっと、今日の琴葉はずっとこの感じなの?」

エレナ「そうなノ。すごくあまえんぼだヨ」

琴葉「そんなこと……でも、こうやって居られるなら何でもいいかな」

エレナ「そうそう、最初はあしにハグされてびっくりしたヨー」

P「脚に?」

エレナ「うん、さっきネ……」

4: 19/10/25(金)22:32:52 ID:ceN
……
琴葉『エレナ、サッカー好きよね?』

エレナ『うん! 大好きだヨ!』

琴葉『でも今日は雨で外に出られないし、事務所の中も禁止よね』

エレナ『ツマンナイよネー』

琴葉『そんなエレナに朗報です』

エレナ『なになに?』

5: 19/10/25(金)22:35:12 ID:ceN
琴葉『私がボールになってあげるわ』

エレナ『え??』

琴葉『さぁ、好きにしてくれたらいいわよ』

エレナ『えええ……』

……

エレナ「ということがあったノ」

P「えええ……」

6: 19/10/25(金)22:43:15 ID:ceN
エレナ「サスガに歩きづらいから、ワタシはキーパーってことにしたノ」

P「で、現状こうなってると。琴葉、なんでそんなことを?」

琴葉「だって、好きなんだもん……」

エレナ「それは嬉しいけどネ」

P「今の台詞はかわいいんだけどな」

7: 19/10/25(金)22:49:43 ID:ceN
……
エレナ「結局、腕をくむことで落ち着いたヨ」

P「絵的にはマシになったな。とりあえず事務所の中に入ろうか」

エレナ「そうだネ」

琴葉「ああ、幸せ……」

P「……スルーが正解か」

エレナ「うん、そうしヨ」

ガチャ

8: 19/10/25(金)22:56:19 ID:ceN
P「おはようござ……います?」

エレナ「プロデューサー、どうしたノ?」

P「あれって……星梨花、だよな?」


箱崎星梨花「育ちゃん、育ちゃ~ん」デヘヘ

9: 19/10/25(金)23:02:06 ID:ceN
中谷育「星梨花ちゃん、そろそろ」

星梨花「……お姉ちゃん」

育「え?」

星梨花「星梨花お姉ちゃん、って言って欲しいな」

育「えっと……星梨花お姉ちゃん」

星梨花「はうっ……育ちゃんかわいい!」ウヘヘ


エレナ「別人みたいだネ……」

P「そうだよな……」

10: 19/10/25(金)23:07:21 ID:ceN
P「とりあえず声をかけ……ん?」

所恵美「はふぅ……」

エレナ「あ、メグミ!おはヨー!」

恵美「……ああ、エレナに琴葉、プロデューサーも、おはよー……」

エレナ「どうしたノ? 元気ないヨ?」

恵美「そんなことないよ、ただ浸ってるだけ」

P「……なにに?」

11: 19/10/25(金)23:14:30 ID:ceN
恵美「星梨花がカワイクて」

P「お、おう。今の星梨花もか」

恵美「何言ってるの?当然だよ、わかってないねー、プロデューサーは」

P「そ、そうか」

恵美「育を愛でてる様もサイコーだよ。ずっと見てられるね」

エレナ「話しにいったラ?」

恵美「えー、いーよ。アタシは見てるだけで充分だよ」

P「お、おう」

12: 19/10/25(金)23:20:58 ID:ceN
恵美「はぁ……これは恋……いや、愛……」

P「……そうなのか」

恵美「アタシ、星梨花の姿見になりたいな……」

望月杏奈「杏奈は……星梨花ちゃんの……ペットが……いいな……」

P「……増えたな」

エレナ「……増えたネ」

13: 19/10/25(金)23:36:46 ID:ceN
P「えっと……向こうにいるのは静香と紗代子か」

エレナ「静かだネ。何してるか聞いてこようカ?」

春日未来「やめといた方がいいよ」

P「お、未来、おはよう。来てたのか」

未来「おはようございます!」

エレナ「ミライ、シズカたちが何してるか知ってるノ?」

未来「うん、今朝、静香ちゃんに声かけたら、音楽聞くのをジャマしないでって怒られちゃった」

14: 19/10/25(金)23:40:43 ID:ceN
エレナ「ホントだ。よく見たらイアホンしてる」

P「新曲のチェックかな?」

未来「違いますよー。あそこにCDが積まれてるじゃないですか」

P「……ああ、そうだな」

未来「あれ、ぜーんぶ、風花さんのです」

15: 19/10/25(金)23:45:51 ID:ceN
P「……あれ全部?」

未来「公式も非公式も合わせて、みたいです。白地にペンで書かれただけのCDもあったんで」

エレナ「すごいネー」

P「……未来、この状況はどう思う?」

未来「うーん……みんな、ちょっと変かな、って思います」

P「そうだよな……」

エレナ「やっぱりネ……」

ガチャ

伊吹翼「おはよーございまーすっ」

16: 19/10/25(金)23:53:03 ID:ceN
P「おは……よう?」

エレナ「わぁ、ツバサ、両手に花だネ!」

翼「えへへ、わたしのカレシとカノジョ、だよ」

ジュリア「誰が彼氏だ」

高坂海美「彼女だって!女子力上がってる気がする!」

P「……そうか、良かったな」

17: 19/10/25(金)23:59:31 ID:ceN
未来「翼! あっちにお菓子用意してるよ、一緒に行こう!」

翼「ホント? やった!」

未来「ジュリアさんも海美さんも行きましょう!ほらほら~」

海美「やったね!」

ジュリア「未来、サンキュー」

未来「でへへ~」

P「……未来はいつも通り……かな?」

エレナ「多分……あ、でもコレ……」

18: 19/10/26(土)00:04:34 ID:HT0
P「ん?どうした?」

エレナ「ちょっと見ててネ」

P「?」

エレナ「……ほら、ジュリアをシズカの隣に座らせたヨ」

P「……あ」

エレナ「ミライがアイドルとして、しちゃいけない顔シテル」

P「むしろ重症だったか……」

19: 19/10/26(土)00:10:44 ID:HT0
ガチャ

桜守歌織「おはようございます」イチャイチャ

白石紬「おはようございます」イチャイチャ

P「わかりやすいな」

エレナ「きよきよしいネ」

P「すがすがしい、な」

20: 19/10/26(土)00:15:10 ID:HT0
歌織「紬ちゃん」

紬「桜守さん」

歌織「歌織って呼んで?」

紬「か、歌織」

歌織「まあ……ふふふ」

紬「もう……なんやいね」


P「2人の世界だな」

エレナ「もうケッコンしちゃえばいいノニ」

21: 19/10/26(土)00:21:02 ID:HT0
ガチャ

舞浜歩「おは……って、どういう状況だ、これ」

エミリー「おはようございます……本当ですね」

P「おお……2人もこれが異常事態ってわかってくれるのか」

エレナ「ナカマが増えたヨ」

歩「いったい何が起こってるんだ?」

P「かくかくしかじかで……」

22: 19/10/26(土)00:26:37 ID:HT0
エミリー「……なるほど、それで琴葉さんがこのような状態に」

エレナ「朝からずーっとだヨ」

琴葉「……そんなに変かな?」

歩「まぁ、らしくはないよな」

P「何か原因に思い当たる節はあるか?」

歩「わからない……けど、話したいことならある」

P「なんだ?」

23: 19/10/26(土)00:28:11 ID:HT0
歩「紬の良さについて2時間ほど」

エミリー「あ、それなら私は百合子さんのことを」

P「」

エレナ「」

24: 19/10/26(土)00:32:52 ID:HT0
……
P「逃げてしまった……」

エレナ「そうだネ……」

P「信じられないことが重なりすぎて……俺自身が変になりそう」

エレナ「プロデューサー、しっかりシテ! じゃないとワタシ……困っちゃうヨ……」

P「エレナ……」

25: 19/10/26(土)00:42:18 ID:HT0
P「そうだな。俺がしっかりしないとな」

エレナ「プロデューサー……」

P「どうにかなってしまいそうだったけど、エレナがいてくれたお陰で助かったよ。ありがとう」

エレナ「そ、そんナ……」

琴葉「……プロデューサー、エレナといい雰囲気ですね」

26: 19/10/26(土)00:46:41 ID:HT0
P「そ、そうか?」

エレナ「ワタシがプロデューサーと?」

琴葉「ええ。お互いを信頼してる気がして……正直、少し妬けちゃいます」

P「……今日は素直だな」

エレナ「そっかー。えへへ、嬉しいナ……」

27: 19/10/26(土)00:48:17 ID:HT0
エレナ「あ、でも、ワタシは高木社長×Pの方がいいナ」

P「心の拠り所なんてなかった」

おわり

28: 19/10/26(土)00:56:39 ID:HT0
エレナおめでとう。
拙作が目立たなくなるくらい、生誕祭SSが盛り上がりますように……
完結報告してきます。

引用: 島原エレナ「プロデューサー、コトハが変だヨー」