898: ◆3Y/5nAqmZM 2013/08/15(木) 01:33:23.09 ID:RLpDwfW2o
モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです
前回はコチラ
イベントに乗っかって投下するよー!
899: 2013/08/15(木) 01:33:49.26 ID:RLpDwfW2o
「……今って季節的にはいつだっけ」
「夏まっさかりっすね。扇風機が恋しい季節っす」
「あー、真っ正面から声だすと面白いアレだ」
「なーんかやっちゃうんすよねー……」
アパートの一室から外を眺めながら、伊吹と沙紀は気だるげに呟いた。
「あははっ、おーい、二人ともー!こっち来て一緒に遊ぼうよーっ!」
窓の外には、いつぞや見せてくれた和服姿で満面の笑みを浮かべる忍の姿。
「……ねぇ沙紀」
「なんすか伊吹」
「夏まっさかりっすね。扇風機が恋しい季節っす」
「あー、真っ正面から声だすと面白いアレだ」
「なーんかやっちゃうんすよねー……」
アパートの一室から外を眺めながら、伊吹と沙紀は気だるげに呟いた。
「あははっ、おーい、二人ともー!こっち来て一緒に遊ぼうよーっ!」
窓の外には、いつぞや見せてくれた和服姿で満面の笑みを浮かべる忍の姿。
「……ねぇ沙紀」
「なんすか伊吹」
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それは、なんでもないようなとある日のこと。
それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。
それと同じ日に、宇宙から地球を侵略すべく異星人がやってきました。
地球を守るべくやってきた宇宙の平和を守る異星人もやってきました。
異世界から選ばれし戦士をが悪のカリスマが
突然超能力に目覚めた人々が未来から過去を変えるためにやってきた戦士が。
他にも隕石が降ってきたり、先祖から伝えられてきた業を目覚めさせた人がいたり。
それから、それから――
「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。
901: 2013/08/15(木) 01:35:45.77 ID:RLpDwfW2o
「雪ってさ、確か冬に降るもんじゃなかったっけ?」
「……まぁ、雪女さんっすからね、忍」
アパート周辺には、真夏だというのに、深々と雪が降り積もっていた。
902: 2013/08/15(木) 01:36:22.97 ID:RLpDwfW2o
しばらくぶりに纏まった休みを取れた忍の家で、伊吹と沙紀はお泊まり会をしていた。
急用で仕事に出られなくなった先輩の代役として忙しく駆け回っていた忍にとって、久し振りに思い切り羽を伸ばせる時間であった。
想像以上に話が弾んだこと、忍にとって初めての友人とのお泊まり会だったこともあり、三人が寝付いたのはすっかり深夜になった頃。
その時にはまだ、三人に均等に風がいきわたるよう絶妙な位置に扇風機を配置するのに苦心した熱帯夜だったはずだ。
急用で仕事に出られなくなった先輩の代役として忙しく駆け回っていた忍にとって、久し振りに思い切り羽を伸ばせる時間であった。
想像以上に話が弾んだこと、忍にとって初めての友人とのお泊まり会だったこともあり、三人が寝付いたのはすっかり深夜になった頃。
その時にはまだ、三人に均等に風がいきわたるよう絶妙な位置に扇風機を配置するのに苦心した熱帯夜だったはずだ。
903: 2013/08/15(木) 01:36:52.00 ID:RLpDwfW2o
それが起きてみるとどうだろう。
辺り一面見渡す限りに銀世界。伊吹は忍の分の毛布も使わないと寒くて仕方がないほどの寒気。
そして、目を覚ました時には外ではしゃぎまわっていた忍。
「明らかに原因あの子よね……」
「明らかにテンションおかしいっすからね……」
どうしてそうなったかはともかく、周囲の雪景色は忍のフィーバーのおかげであろうことだけは疑う余地もなかった。
辺り一面見渡す限りに銀世界。伊吹は忍の分の毛布も使わないと寒くて仕方がないほどの寒気。
そして、目を覚ました時には外ではしゃぎまわっていた忍。
「明らかに原因あの子よね……」
「明らかにテンションおかしいっすからね……」
どうしてそうなったかはともかく、周囲の雪景色は忍のフィーバーのおかげであろうことだけは疑う余地もなかった。
904: 2013/08/15(木) 01:37:29.19 ID:RLpDwfW2o
「伊吹ちゃーん、沙紀ちゃーん!ほらー、一緒に雪だるま作ろうよー!」
「……なんでこんな寒い中で平気な顔してられるのさ、忍は……へくちっ」
「昨日の夜、寝苦しそうにしてたのと同一人物とは思えないっすね……元々こういう気候の方が得意なんでしょうけど」
よく見れば周辺にわらわらと何かが集まって、雪合戦だったりかまくら作ってみたりと好き放題やっているようだが、とりあえずこっちに害は無さそうだ。
「……とりあえず、落ち着くまで好きにさせたげよっか」
「っすね。……ところで伊吹、そろそろ毛布返してもらっていいっすか?」
「やだ。寒い」
「あたしも寒いんっすよ……くちゅん」
「あはははっ!!」
こうして、ハイテンションな妖怪と、ローテンションな友人二人を巻き込んで、真夏の雪祭りが始まった。
「……なんでこんな寒い中で平気な顔してられるのさ、忍は……へくちっ」
「昨日の夜、寝苦しそうにしてたのと同一人物とは思えないっすね……元々こういう気候の方が得意なんでしょうけど」
よく見れば周辺にわらわらと何かが集まって、雪合戦だったりかまくら作ってみたりと好き放題やっているようだが、とりあえずこっちに害は無さそうだ。
「……とりあえず、落ち着くまで好きにさせたげよっか」
「っすね。……ところで伊吹、そろそろ毛布返してもらっていいっすか?」
「やだ。寒い」
「あたしも寒いんっすよ……くちゅん」
「あはははっ!!」
こうして、ハイテンションな妖怪と、ローテンションな友人二人を巻き込んで、真夏の雪祭りが始まった。
905: 2013/08/15(木) 01:37:58.11 ID:RLpDwfW2o
◆方針
伊吹・沙紀:とりあえず忍が落ち着くまで様子見。寒い。
忍:すっかり楽しくなっちゃったらしい。特に何か考えてるわけではない。
イベント情報
・忍がフィーバーしたため、町の一角に雪が積もっています。(宴が開かれている公園からは少々離れている模様?)
・涼しいを通り越して寒いくらいです。人間組は薄着だと少々つらそう。
・かまくらが作れる位に積もっているため、雪道慣れしていない人物には行動しにくいかも?
伊吹・沙紀:とりあえず忍が落ち着くまで様子見。寒い。
忍:すっかり楽しくなっちゃったらしい。特に何か考えてるわけではない。
イベント情報
・忍がフィーバーしたため、町の一角に雪が積もっています。(宴が開かれている公園からは少々離れている模様?)
・涼しいを通り越して寒いくらいです。人間組は薄着だと少々つらそう。
・かまくらが作れる位に積もっているため、雪道慣れしていない人物には行動しにくいかも?
906: 2013/08/15(木) 01:38:49.70 ID:RLpDwfW2o
以上です
ほぼ1スレ分投下サボってたらとんでもない誤字をしてしまった……
ほぼ1スレ分投下サボってたらとんでもない誤字をしてしまった……
907: 2013/08/15(木) 01:45:37.97 ID:LDe9u8AQ0
乙ー
真夏の雪……いいな
真夏の雪……いいな
908: 2013/08/15(木) 02:38:23.12 ID:/sHFf3Hg0
乙
忍ちゃんが楽しそうでなによりです
今更ながら憤怒の街に参戦した新人チーム+αを投下します
忍ちゃんが楽しそうでなによりです
今更ながら憤怒の街に参戦した新人チーム+αを投下します
【次回に続く・・・】
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