1: 2011/07/01(金) 16:52:32.43 ID:5OBpA+vY0
力「新しいプロレスのスターを発掘しないと不味いな~」

力「何か良い手はないかな~・・・」

力「そういえば何処かで学園都市には強い奴がゴロゴロいるって聞いたな」

力「よしっ!行くとするか!」
とある魔術の禁書目録(3) (電撃文庫)

2: 2011/07/01(金) 16:55:30.28 ID:5OBpA+vY0
力「その前に学園都市について調べないとな」

力「え~と何々・・・科学が発達してどうたらこうたら・・・面倒臭えな~」

力「んっ!?入るのに許可が必要!?テメーこの野郎!」

力「しょうがない。猪木さんのパイプで何とかしよう」

3: 2011/07/01(金) 17:02:39.37 ID:5OBpA+vY0
力「猪木さん学園都市に行って新しいスターを見つけたいんです。力を貸して下さい」

猪木「ハッハッハッ!面白いこと言うじゃねえか長州!よっしゃ!何とかしてやろう!」

力「ありがとうございます!猪木さん」

猪木「しかし本当に面白そうだな。学園都市か・・・」

力(猪木さんもしかして変なこと考えてるのか?UWFの時みたにならなきゃいいけど・・・)

4: 2011/07/01(金) 17:09:49.13 ID:5OBpA+vY0
しならくして

猪木「おい長州。学園都市の許可書が出来たぞ」

力「本当ですか!ありがとうございます!」

猪木「それじゃあ学園都市で暴れてこい!」

力「別に暴れに行くんじゃないんですよ猪木さん」

猪木「どっちでもいいじゃねえか!まあ頑張れ!」

6: 2011/07/01(金) 17:15:56.61 ID:5OBpA+vY0
力「さてと。遂に今日が学園都市に行く日か」

力「しかし学園都市って車で行ける距離なんだ。意外と近いな」

しばらくして

力「何じゃコラ!?昔のベルリンみてーにデッケエ壁があるぞ!」

運転手「そうなんですよ。警備が非常に厳重なんですよ」

運転手「技術で飯食ってる街ですからね。スパイとか何とかで神経質でしてね・・・」

力「なるほどね~」

7: 2011/07/01(金) 17:18:20.91 ID:5OBpA+vY0
門番「許可書を見せて下さい」

力「ああ、これだよ」

門番「はい。確認終わりました。どうぞ中へ」

力「どうも」

力「じゃあ運ちゃん。俺はここで降りるよ。ちょっと散歩してえから」

運転手「そうですか。では気をつけて」

8: 2011/07/01(金) 17:21:36.46 ID:5OBpA+vY0
力「パッと見は普通の街だな~ん!?」

力「すげー!ロボットがゴミを吸い込んでる!」

力「しかもあちこちにいるぞ・・・コイツはすげー!」

力「これは期待出来るぞ・・・プロレスの未来は明るい!」

9: 2011/07/01(金) 17:23:33.90 ID:5OBpA+vY0
力「しかし興奮したら喉が渇いたな」

力「ホテルまで我慢出来えや。自販機でお茶でも買うか」

力「おっあっちに自販機があるな・・・ん?」

力「何か変だぞ・・・」

10: 2011/07/01(金) 17:27:19.90 ID:5OBpA+vY0
ガシッガシッガシッガシッ!

ビリビリ「糞!この自販機め!糞!糞!糞!出ろー!糞!」

力(うわ~何て下品な女だ。しかもまだガキじゃねえか!)

力(しょうがない。注意するか・・・)

力「おい!そこのお嬢ちゃん!そんなことしたら駄目だろ!」

ビリビリ「はっ!?」

13: 2011/07/01(金) 17:35:11.16 ID:5OBpA+vY0
力「はっ!?じゃねーよ!テメーそんなこといいのか!?本当にいいのか!?」

ビリビリ「なっ何のことよ!?」

力「テメーこれに蹴り入れてたろ!キッタネーもん吐きながらよー!」

ビリビリ「だから何よ!あんたには関係ないでしょ!」

力「何が関係ないだこの野郎!テメー1人の街じゃねーんだよコラ!」

15: 2011/07/01(金) 17:40:00.44 ID:5OBpA+vY0
ビリビリ「だってしょうがないでしょ!この自販機が悪いんだから!壊れたのよ!」

力「だから何なんだこの野郎!テメーよく考えてみろコラ!」

力「蹴り入れて直るんだったら俺がいくらでも入れてやるよ!」

力「でもよー!古いテレビじゃねんだぞコラ!何がしょうがないだコラ!」

力「頭冷やせバカ!」

16: 2011/07/01(金) 17:47:40.97 ID:5OBpA+vY0
>>14すみません。ちがいます

ビリビリ「だからってそこまで怒る必要ないじゃない!」

力「何が必要ないだこの野郎!それに怒ってるだ!?」

力「必要だからこうなってんだろうがコラ!それに怒ってんじゃねえぞコラ!」

力「叱ってんだよバカ!俺がキレてたら女でかち食らわすぞコラ!」

18: 2011/07/01(金) 17:52:33.88 ID:5OBpA+vY0
ビリビリ「ちょっちょっと!私を脅してるの!?」

力「脅してるだー!?テメーいい加減にしねえとキレるぞ!」

力「いいか!俺をキレさせたら大変なことになるぞ!俺をキレさせるってのはスゲーこと何だぞ!」

ビリビリ「・・・オッサン。そのセリフそっくりそのまま返すわ」

19: 2011/07/01(金) 17:56:19.80 ID:5OBpA+vY0
力「ああっ!?」

ビリビリ「いいオッサン。私をキレさせたら大変なことになるわよ」

力「テメー脅しか!?それがテメーのやりかたか!?それがテメーのやりかたなのか!?」

ビリビリ「そうよ!これが私のやりかたよ!学園都市第3位で常盤台のエースのやりかたよ!」

20: 2011/07/01(金) 18:02:58.34 ID:5OBpA+vY0
力「3位?エース?何のことだあ!?テメーコラ!」

ビリビリ「オッサンもしかして学園都市の外から来たでしょ?」

力「それが何の関係があるんだテメー!」

ビリビリ「この街には能力者ってのが存在するの」

ビリビリ「まあ分りやすく言うと超能力者みたいなもんよ」

ビリビリ「そして私は電気を操ることが出来る能力を持ってるの」

ビリビリ「しかもパワーは最上級のレベル5よ!」

22: 2011/07/01(金) 18:09:37.86 ID:5OBpA+vY0
力「な~に訳の分らないこと言ってんだコラ!何が超能力だ!?ホラほざいてんじゃねえコラ!」

ビリビリ「信じられないならこの手を見なさいよ!」

バチッバチッバチッバチ!

力「テメー何だこれは!?」

ビリビリ「言ったでしょ・・・能力って」

力「そうか・・・どうやら本当みたいだ。でもな!この俺に電気何か効かねえぞ!」

力「俺を誰だか分ってんのか!俺はプロレスラーだぞ!電気何か屁でもねえんだよ!」

力「それによー!俺は大仁田との戦いで電気は慣れてんだよコラ!」

23: 2011/07/01(金) 18:15:11.27 ID:5OBpA+vY0
ビリビリ「ゴチャゴチャと五月蝿いわね!本気で真っ黒こげしてやるわよ!」

力「何が真っ黒こげだコラ!やってみろコラ!」

ビリビリ「そこまで言うならやってやるわよ!」

力「やってみろコラ!」

上条「ちょっとー!そこの2人まったー!」

25: 2011/07/01(金) 18:18:21.50 ID:5OBpA+vY0
ビリビリ「ちょっと何であんたがここに!?」

上条「何でも糞も無い!お前は今とんでもないことをしようとしたんだぞ!」

力「おい兄ちゃん!邪魔してんじゃねーぞコラ!」

上条「お取り込み中すみません!でも止めなきゃ駄目なんです!」

ビリビリ「止める必要はないわよ!ちょっとあのオッサンを懲らしめるだけなんだから!」

上条「何が懲らしめるだ!お前はあのオジサンを殺そうとしたくせに!」

26: 2011/07/01(金) 18:22:51.01 ID:5OBpA+vY0
力「おい兄ちゃんいいかげんそこどけ!」

ビリビリ「そうよどきないさいよ!」

上条「でも!」

力「これは俺とこの野郎との問題なんだよ!」

力「それにこのまま引いたら俺があの女の変な電気に逃げたことになるんだよコラ!」

上条「でっでもあの電気は本当に危険で・・・」

力「テメーいい加減黙れコラ!危なくて逃げるんだったらとっくにプロレス辞めてんだよコラ!」

27: 2011/07/01(金) 18:26:14.39 ID:5OBpA+vY0
力「そういうことだ!おい糞女!全力でその電気をよこせ!」

ビリビリ「言われなくてもやってやるわよ!」

バチッバチッバチッバチ!

上条「やめろー!!!!!」

ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!

プシュ~・・・・・・・・・・・・・・・

上条「ほっ本気でやりやがった・・・」

28: 2011/07/01(金) 18:32:23.48 ID:5OBpA+vY0
上条「お前本気でやりやがったな!」

ビリビリ「ちょっちょっと強かっただけよ・・・」

上条「あれでちょっとだあ!?本当にあれがちょっとかー!!!」

ビリビリ「・・・もしかしたら氏んじゃったかも」

上条「・・・・・・」

30: 2011/07/01(金) 18:36:13.68 ID:5OBpA+vY0
ビリビリ「あっ見て!動いてるのが見える!」

上条「まで生きてるんだ!助けないと!」

力「・・・・・・プハァ~」

上ビリ「・・・!?」

力「テメー人のこと勝手に頃してんじゃねーぞこの野郎!」

ビリビリ「あっありえない!こんなことありあえない!」

上条「無傷だと!?」

31: 2011/07/01(金) 18:40:19.85 ID:5OBpA+vY0
力「テメーこの野郎どんな攻撃かと思えば大したこと無いじゃねーか」

力「こんな電気なんざ大仁田と戦った時の電流の10分の1にもなんねーぞコラ!」

力「プロレスラー舐めてんじゃねーぞ!」

ビリビリ「ひっ!・・・」

力「言ったはずだぞ。俺をキレさせたら大変なことになるって」

33: 2011/07/01(金) 18:44:52.28 ID:5OBpA+vY0
上条「ちょっと待って下さい!」

力「何だ兄ちゃん!?」

上条「この通りです!どうかこいつを許してやって下さい!」

ビリビリ「ちょっと!何あんた土下座なんかしてるのよ!」

上条「お願いします!」

35: 2011/07/01(金) 18:48:15.77 ID:5OBpA+vY0
力「・・・・・・」

上条「・・・・・・」

力「分ったよ。テメーがそこまでするなら許してやるよ」

上条「本当ですか!?」

力「嘘じゃねーよバカ!いいから早く頭を上げろ!みっともない!」

力「男が簡単に土下座なんかしてんじゃねーよ!見るに耐えねーんだよ!」

36: 2011/07/01(金) 18:54:21.97 ID:MUCBUnLn0
上条「あっありがとうございます!」

力「おい!そこの糞女!」

ビリビリ「・・・・・・」

力「今回は見逃してやる。でも次合う時はパワーホールをガンガンに鳴らしてやるからな!」

力「覚えとけ!パワーホールを流すんだぞ!分ったな!」

ビリビリ「・・・ごめんなさい」

力「その言葉が遅いんだよバカ!」

37: 2011/07/01(金) 18:59:28.81 ID:MUCBUnLn0
力「たくっ!俺はもう行くからな!」

上条「助かったー」

ビリビリ「ちょっとあんた何で土下座なんかしたのよ!?」

上条「お前を守るにはあれしかなかっただろうが!」

ビリビリ「えっ守る」(そっそんな守る!?私を!?こいつが!?守る!?大切ってこと!?)

上条「もうあんなことになるなよ」

ビリビリ「・・・うん」

38: 2011/07/01(金) 19:02:55.01 ID:MUCBUnLn0
ビリビリ「ねえ。ちょっとこのあと時間・・。ってあれ?」

上条(あの人は何か怪しい!あいつの電撃を食らって無傷だと!?)

上条(間違いなくただの人間じゃない!もしかして魔術をつかってるんじゃあ・・・)

上条(とにかく知らべなくちゃ!)

39: 2011/07/01(金) 19:09:14.00 ID:RsAQCdsA0
力「はあ~しかし着いてそうそう疲れたな・・・」

力「ホテルでゆっくりするか~!」

ウーウーウーウー!

力「んっ何だ!?火事か?」

力「なあ姉ちゃん。火事か?」

女「そこのホテルで火事みたいですよ」

力「なに!?」

42: 2011/07/01(金) 19:57:47.37 ID:RsAQCdsA0

長州「まいったな~泊まるところ無くなっちまったよ!」

長州「一体どうしたら・・・」

長州「んっ?あそこにいるのはさっきの兄ちゃん」

長州「そうだ!いいこと思いついたぞ!」

43: 2011/07/01(金) 20:13:14.03 ID:RsAQCdsA0
長州「おい兄ちゃん!さっきの兄ちゃん!」

上条「はっはい!何ですか!?」(怪しんでるのがバレたか?)

長州「一生のお願いがあるんだ!」

上条「なっ何でしょう!」

長州「兄ちゃんの家に泊めさせてくれ!」

上条「へっ!?」

44: 2011/07/01(金) 20:31:47.08 ID:RsAQCdsA0
長州「かくかくしかじかでどーたらこうたら・・・」

上条「なるほど、そういうことですか」

長州「もちろんタダとは言わない。頼む!泊めさせてくれ!」

上条「えーとですね・・・」

上条(不味いなーどうしよう。こんなよく分らない人を泊まらせるだなんて)

上条(でもさっきの件もあるし下手に断ったらどうなることやら・・・)

上条(あーでもタダじゃないって言ってるしな~)

上条(でももし魔術の関係の人間だったらインデックスが危ないんじゃあ・・・)

上条(・・・・・・う~ん!)

46: 2011/07/01(金) 21:49:46.06 ID:RsAQCdsA0
もののけ姫おもしれーな

長州「頼むよ!兄ちゃん!」

上条(ええい!なむさん!)

上条「狭いくてもよければ」

長州「おー!ありがとう兄ちゃん!」

上条(ああ不幸だ・・・)

52: 2011/07/01(金) 23:46:33.51 ID:RsAQCdsA0
もののけ姫スゲー!感動した!

長州「いや~しかしさっきの土下座といい泊めるといい兄ちゃんはいい男だな!」

上条「いえ、そんな・・・」

上条「着きましたよ。ここが寮です」

長州「おっ男の臭っせえ匂いがプンプンするなー!」

53: 2011/07/01(金) 23:51:46.00 ID:RsAQCdsA0
上条「ただいまー」

インデックス「遅いんだよとうまー!って何そのメスカブト!?」

上条「嫌、これには訳があってだな・・・」

長州「何だよテメー!?これお前の彼女か!?」

上条「いやいやいや!違いますから!」

長州「テメー嘘ついたら承知しねーぞ!」

上条「わ~!説明しますから待って下さい!」

54: 2011/07/01(金) 23:55:26.86 ID:RsAQCdsA0
しばらくして

上条「かんかんがくがくかくかくしかじかどーたらこうたら・・・」

長州「てことは彼女じゃねんだな?」

上条「そうです!」

長州「じゃあ昼間の電気女が彼女か?」

上条「それも違います!」

長州「じゃあどの女がテメーのちゃんとした女なんだコラ!?」

上条「彼女なんていませんよ!」

長州「何だとテメー!おいコラ!たこコラ!」

55: 2011/07/01(金) 23:57:46.49 ID:RsAQCdsA0
長州「じゃあテメーはあれか!?女を弄んでるのかコラ!?」

上条「そっそんな弄んでるだなんてとんでもない!」

長州「俺の目にはそう映るんだよ!テメーこの野郎!」

上条「ふっ不幸だー!!!」

56: 2011/07/02(土) 00:01:41.81 ID:FimrrNk80
更にしばらくして

長州「あ~テメーの性格とか境遇はよ~く分った」

長州「まあ確かにこの真っ白けっけのお嬢ちゃんも電気女も色気がねえな!」

インデックス「とうまーこのメスカブト凄く失礼なんだよ」

上条「しっ!黙ってなさい!」

長州「礼儀もなってねーみたいだし」

上条「すっすみません!」

58: 2011/07/02(土) 00:03:44.19 ID:FimrrNk80
インデックス「とうまー!お腹空いたんだよー!」

長州「まあいいや。泊めてくれるお礼に飯を奢ってやるよ!」

上条「ほっ本当ですか!?」

長州「それ位は出来ますよ。うん」

上条「こっ幸福だ・・・」

59: 2011/07/02(土) 00:07:12.04 ID:FimrrNk80
長州「若いから肉がいいだろ!あそこのすき焼き屋なんてどうだ!?」

上条「いいんですか!?」

長州「いいっていいって!」

インデックス「神様より有り難く見えるんだよ・・・」

61: 2011/07/02(土) 00:10:41.85 ID:FimrrNk80
長州「さあ食え食え!」

上条・イン「いただきまーす!」

インデックス「ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ・・・」

インデックス「ムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャ・・・」

上条「はふっはふっはふっはふっはふはふっはふっはふっはふっはふっはふっはふ・・・!」

長州「お前ら普段どんな生活してんだよ・・・」

62: 2011/07/02(土) 00:14:09.05 ID:FimrrNk80
しばらくして

インデックス「あ~お腹が爆発しそうなんだよ・・・」

上条「これで1年は食べなくてすむかも・・・」

長州「嘘だろ!この2人だけで若手のレスラー20人分食っちまった!」

長州「そのうち15人分はこの真っ白けっけの女が食べやがった・・・」

63: 2011/07/02(土) 00:17:04.69 ID:FimrrNk80
上条「いや~本当にありがとうございます!」

長州「それはいいとして普段から飯は食ってるか?」

上条「大丈夫ですよ!もやしとか食べてますから!」

長州「・・・・・・」

長州(可哀想に・・・そういや昔は飯を食うために相撲部屋やプロレスに入った奴もいたな・・・)

64: 2011/07/02(土) 00:20:09.16 ID:FimrrNk80
上条「そうだ!明日は休みだから学園都市を色々と案内しますよ!」

長州「そりゃいい!ありがたい!」

上条「それぐらいお安い御用ですよ」

長州「いや~悪いな~」

上条「じゃあ明日にそなえて早く寝ましょう」

65: 2011/07/02(土) 00:24:08.30 ID:FimrrNk80
長州「そーいやどうやって寝るんだ?あの女もいるし」

上条「あ~普段はあいつがベッドで寝て俺は風呂で寝てるんですよ」

長州「風呂!?」

上条「ええ風呂です」

長州「せめて床で寝ろよ!」

上条「いや~男と女ですし一応・・・」

66: 2011/07/02(土) 00:28:38.40 ID:FimrrNk80
長州「・・・・・・」

長州「おい!真っ白女テメーこっちこい!」

インデックス「なんなんだよデッカイの?」

長州「テメーはこのままでいいのか!?」

インデックス「なんのことなんだよ?」

長州「寝床だバカ野郎!テメーは小さいナリしてでけーとこで寝やがってコラ!」

67: 2011/07/02(土) 00:38:32.26 ID:FimrrNk80
上条「あっあのちょっと・・・」

長州「そんでもって主は縮こまってんだぞ!テメーはそれで良いと思ってんのかコラ!?」

インデックス「別にいいんだよ」

長州「な~にがいいんだよだタココラ!」

インデックス「だって、とうまが・・・」

68: 2011/07/02(土) 00:44:41.77 ID:FimrrNk80
長州「だっても糞もねえぞコラ!」

長州「てめー1人で住んでんじゃねんだぞ!な~に勝手に1人暮らししてんだコラ!」

インデックス「とうまは男と女は別々って・・・」

長州「テメーお泊まりと同居は違うんだよ馬鹿コラ!」

長州「同居はタッグなんだよ!シングルとは違うって言ってんだよコラ!」

69: 2011/07/02(土) 00:52:57.99 ID:FimrrNk80
長州「部屋を考えろ馬鹿!一緒に寝れば済む話なんだよバカ!」

上条「いっいっ一緒に寝る!?」

長州「そうだテメー!コノヤロー!寝ちまえばいいんだ!」

上条「でっでもそれは道徳上・・・」

長州「な~にが道徳だコラ!じゃあテメー軽々しく同居なんかするなよタココラ!」

長州「良いか悪いかで言ったら同居の時点で悪いんだよ!コラ!」

70: 2011/07/02(土) 00:54:29.36 ID:FimrrNk80
すみません寝ます。もしかしたら真夜中に携帯から書くかもしれません。
まあ、おやすみ。もし暇なら昔の私の作品でも読んで下さい。では

75: 2011/07/02(土) 13:54:43.09 ID:FimrrNk80
上条「あの・・・一緒に寝ます」

長州「だから言っただろう!タッグは違うって!」

長州「もうさっさと寝ろ!こんなくだらない話をするな!」

長州「俺は風呂で寝る!分ったかコラ!」

上条・イン「はっはい!」

76: 2011/07/02(土) 13:59:33.04 ID:FimrrNk80
長州「ぐご~ぐご~ぐご~・・・」

上条・イン「・・・・・・」

上条・イン(どうしてこうなった!?)

長州「ぐご~ぐご~ぐご~・・・」

77: 2011/07/02(土) 14:18:36.11 ID:FimrrNk80
朝になった

上条・イン(結局寝れなかった・・・)

長州「あ~風呂でも寝れるもんだな~」

長州「おいテメーらちゃんと寝たか!?」

上条「えっまっまあなんとか・・・」

長州「まあタッグってやつは難しいもんだよ。うん」

78: 2011/07/02(土) 14:31:59.79 ID:FimrrNk80
長州「んじゃあ兄ちゃん。悪いけど学園都市を案内させてくれ」

上条「そうですね。いきましょう」

土御門「あれ!?カミやんその人誰だにゃー!?」

上条「ああ、この人はプロレスラーの長州力さんだ」

土御門「プロレスラー?な~んだ筋肉芸人か・・・」

ブン!バキ!

79: 2011/07/02(土) 14:42:57.71 ID:FimrrNk80
長州「おいコラテメー今なんって言った!?」

上条「ふっ吹っ飛んだ!人が吹っ飛んだ!空中で2回転した!右腕一本で吹っ飛んだ!・・・」

土御門「・・・・・・」グッタリ

長州「テメー寝てねーで答えろタココラ!」

ガシ!ゲシ!ドカ!バキ!

上条「ちょっちょっと!長州さん!止めて下さい!蹴り入れないで下さい!」

長州「テメーこれで終わりか!?このまま寝て終わりかコラ!?」

長州「喧嘩売ったくせして潰し合わずに終わりかコラ!?」

長州「そんなんで何が喧嘩だ!?潰されやがって!」

80: 2011/07/02(土) 15:18:05.19 ID:FimrrNk80
上条「もう止めて下さい!氏んじゃいますよ!」

長州「・・・ハア、ハア、ハア」

土御門「・・・・・・」

長州「生意気な気持ちだけで身体をデッカク膨らめせやがってコノヤロー!」

長州「ちゃんとデカクなれってんだタココラ!」

81: 2011/07/02(土) 15:21:19.57 ID:FimrrNk80
長州「ふう・・・兄ちゃんいくぞ」

上条「ちょっと!放っといていいんですか!?」

長州「あいつは頑丈だよ。ちょっと気無くしてるだけだよ。うん」

長州「しかし。この俺をキレさせるとは大したもんだよ」

上条「ハハハ。そうみたいですね・・・」

上条(こっ怖~!やっぱりこの人は危険かもしれない・・・)

82: 2011/07/02(土) 15:32:14.31 ID:FimrrNk80
長州「しかし。学園都市ってのは本当にSFみたいな街だな」

上条「そうですねーまあそれが売りですし」

長州「そういや能力ってやつは科学の力と関係あるのか?」

上条「ありますね。基本的には能力は開発するものですし」

長州「つまり努力ってことか?」

上条「一言で言うとそうかもしれませんね」

長州「やっぱり努力は大事ですよ。うん」

84: 2011/07/02(土) 15:40:35.49 ID:FimrrNk80
長州「なあ兄ちゃん。知り合いに格闘技とかやってる様な強いやつはいねえか?」

上条「えっ?すみません。いませんね」

長州「そうか~学園都市には強いやつがゴロゴロいるって聞いたんだけどな~」

上条「格闘技とかじゃなくて能力で滅茶苦茶強いやつはいることはいるんですけどね」

長州「そうかーそういう強さも面白いな」

85: 2011/07/02(土) 15:43:24.99 ID:FimrrNk80
通行人「キャー強盗よー!」

長州「んっなんだあ?」

強盗「はあはあはあはあ!」

強盗(糞!このままじゃ捕まっちまう!)

強盗(こんな重いバックなんか捨てちまおう!)

強盗「え~い!」

ポイッ!

長州「お~っと!おい!このバック俺に渡せても困るんだけど!」

86: 2011/07/02(土) 15:47:22.69 ID:FimrrNk80
長州「このバックどうすりゃいいんだよ・・・」

黒子「ジャッジメントですの!そこの醜い強盗!おとなしくお縄になるのですの!」

長州「はあ!?」

上条「おい!もしかして長州さんを強盗と勘違いしてるんじゃあ・・・」

黒子「はっどうして猿人類が!?もしかして生活苦で犯罪に手を染めた・・・」

黒子「見損ないましたわ!あなたは猿以下!まとめてお縄ですわ!」

87: 2011/07/02(土) 15:58:03.46 ID:FimrrNk80
長州「おい。聞いてくれよ。これは誤解なんだ。バックはポ~ンと渡されただけで・・・」

黒子「問答無用ですの!」

ヒュンッ!

長州「消えた!?」

長州(後ろか!?)

ヒュンッ!バキッ!

長州「むっ!」

黒子「ふっお馬鹿さんですわね。振り向いて膝蹴りが顔面にめり込みましたわ」

88: 2011/07/02(土) 16:00:40.91 ID:FimrrNk80
長州「ふう~」

黒子「きっ聞いてない!?」

長州「動きはいいけどパワーは無いな」

長州「形だけメキシコ流ってのはただの曲芸だよ」

黒子「中々やるよで・・・」

89: 2011/07/02(土) 16:10:39.68 ID:FimrrNk80
黒子「こうなったら無理やり拘束させていただきますわ!」

ジャキン!

長州「釘だと!?」

ヒュン! カッ!カッ!カッ!カッ!

長州(釘を俺の服と壁に打ち付けただと!?)

長州「テメー何て危ないことするんだコラ!シンもブッチャーも椅子は投げても釘は投げねえぞ!」

黒子「これ以上騒ぐとお腹の中に釘を打ち込みますわよ」

91: 2011/07/02(土) 16:13:54.57 ID:FimrrNk80
長州「それがテメーのやり方か!?」

長州「人の話もろくに聞かずにこんなことするのか!?」

長州「腹に釘を打ち付けるだあ!?その前にテメーの腹に打ち付けてやるよ!」

黒子「せいぜいほざきなさい」

長州「テメーコノヤロー!」

ブチブチブチッ!

黒子(拘束を解いた!?)

92: 2011/07/02(土) 16:46:46.12 ID:FimrrNk80
長州「テメーがその気ならこっちだってその気だコノヤロー!」

黒子(ひっ足を掴まれた!演算が間に合わない・・・)

長州「決めるぞオラー!」

グキッ!

黒子「痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!」

長州「このサソリは釘のお返しだコラ!」

黒子「うぅ~!!!!!」

上条「ちょっと長州さん!不味いですよ!ジャッジメントにそんなことするのは!」

長州「喧嘩売ったのはこの女だぞ!潰しあいしてんだ!邪魔するんじゃねえ!」

93: 2011/07/02(土) 16:50:56.24 ID:FimrrNk80
上条「でっでも長州さん!もう気を失ってますよ!」

黒子「・・・・・・」

長州「糞!なんなんだこの街は!?弱い癖して喧嘩売りやがって!」

長州「すぐ負けるぐらいなら最初から負ければいいんだ」

上条「どうするんですかこれから!?」

長州「とりあえず目が覚めるのを待つか」

95: 2011/07/02(土) 17:17:54.15 ID:FimrrNk80
しばらくして

黒子「・・・う~ん」

長州「おっ目が覚めたか!」

黒子「はっ!強盗!」

長州「だから違うって言ってんだろうがコラ!」

通行人「その人の言うとおりです。私見ましたから」

黒子「なんですって・・・」

96: 2011/07/02(土) 17:25:14.73 ID:FimrrNk80
長・上・通「かくかくしかじかぺらぺらペー」

黒子「防犯カメラの映像を見てもあなた達の言ってるとうりですわ・・・」

黒子「とんだ無礼を・・・何と言ったらいいか・・・」

長州「喧嘩はちゃんと売れってことだ」

黒子「しかし、あなんたは何か能力者で?」

長州「能力?いや~俺は外から来た人間だから無いよ。うん」

黒子「そうですの・・・」

黒子(おかしい。わたくしが無能力者に負けるだなんて。調べてみる価値はある・・・)

100: 2011/07/02(土) 18:14:31.17 ID:FimrrNk80
長州「かあ~しかし疲れた・・・」

上条「本当ですね」

長州「強いやつもいないし・・・」

長州「そういえば電気女が自分は第3位とかエースとか言ってたけど。あれはどういう意味だ?」

上条「あ~第3位ってのは学園都市で3番目に強いって意味で、エースはそのまんまの意味です」

長州「あれでトップ3なのか!?」

上条「この間の電撃は手加減してたと思いますよ。本気でやればとんでもないことになりますよ」

101: 2011/07/02(土) 18:17:36.56 ID:FimrrNk80
長州「つまり本気を出せばスゲーんだな?」

上条「ええ凄いですよ」

長州「そうか・・・なら一度戦って見る価値はあるな」

上条「へっ?」

長州「俺に考えがある。明日手伝ってくれないか?」

上条「明日ですか!?明日は学校が・・・」

長州「礼ははずむからさ。頼む!」

上条「えっ!?」

102: 2011/07/02(土) 18:20:47.37 ID:FimrrNk80
上条(う~ん・・・どうしよう)

上条(学校を休むのはちょっとな~でも礼ははずむか・・・)

上条(でもこの間の太っ腹ぶりを見るとかなり凄いことになりそうだ)

上条「「手伝います!手伝いますよ!」

長州「ありがとう兄ちゃん!じゃあ打ち合わせをするから寿司屋にでも行くか!」

上条「こっ幸福だ・・・!」

104: 2011/07/02(土) 18:30:16.58 ID:FimrrNk80
次の日

長州「じゃあ昨日の打ち合わせどうりにやってくれ」

上条「わかりました」

上条(常盤台の放送室に乗り込むだなんて何を考えているんだろう?)

長州「よし!じゃあ行くぞ!」

上条「はい!」


105: 2011/07/02(土) 18:33:24.94 ID:FimrrNk80
長州「案外すんなりと侵入できたな」

上条「ここは生徒が全員協力すればホワイトハウスを制圧できるって言われてますからね」

上条「だからきっと余裕というか油断があるんでしょう」

長州「常盤台は緊張感がないな」

上条「んで長州さん。これからどうするんですか?」

長州「まあ見てろ」

106: 2011/07/02(土) 18:38:56.90 ID:FimrrNk80
マイク トントン・・・

長州「いいかテメーらよく聞けコラ!」

長州「この常盤台に学園都市第3位のエースの電気女がいるはずだ!」

長州「その女を今すぐ表に出せ!他の生徒!テメーらも表に出ろ!以上だ!」

上条「ちょっ長州さん!?大胆すぎますよ!」

長州「あれでいいんだよ。じゃあコレを流してくれ」

上条「このCDですね分りました」

上条(パワーホール・・・?なんだこれ)

111: 2011/07/02(土) 23:28:31.55 ID:FimrrNk80
生徒たち「なにが起きたの?何のなの?変質者?・・・」

ビリビリ「ちょっと!もしかしてこの間のオッサン!?」

ビリビリ「糞!この間は手加減しちゃったけど今回は本気で頃してやるわ!」

ビリビリ「絶対にね!」

112: 2011/07/02(土) 23:29:11.28 ID:FimrrNk80
生徒たち「なにが起きたの?何のなの?変質者?・・・」

ビリビリ「ちょっと!もしかしてこの間のオッサン!?」

ビリビリ「糞!この間は手加減しちゃったけど今回は本気で頃してやるわ!」

ビリビリ「絶対にね!」

114: 2011/07/02(土) 23:44:54.25 ID:FimrrNk80
生徒たち「わいわいがやがや」

上条「ちょっと長州さん・なんか不味くないですか?」

長州「いや。今のところ予定どうりですよ。うん」

生徒たち「ねえ白井さん。ジャッジメントでしょ何とかしてよ・・・」

黒子「・・・まだ動くべき時じゃありませんわ」

黒子(あんなメスカブトともう一回関わるだんてごめんですわ!)

黒子(しかし。こんな騒ぎを起こすだなんて何を考えているのかしら・・・)

115: 2011/07/02(土) 23:51:56.98 ID:FimrrNk80
婚后「どうやら私の出番のようね」

生徒たち「あっ婚后さんだ!」

婚后「ちょっとそこのオッサン!痛い目に合わないうちに立ち去りなさい!」

長州「なんだテメーは!?」

婚后「婚后光子といいます。警告します。今すぐにここから立ち去りなさい」

長州「電気女と会うまでは帰らねえぞコラ!」

116: 2011/07/03(日) 00:03:46.37 ID:/d5K5o340
婚后「どうやら痛い目に合わないと分らないようね・・・」

ビュンッ!ドーンッ!ドカッ!

生徒たち「出たー空力使い(エアロハンド)!」

婚后「ふっ大したこと無かったわね」

婚后「多分。嫌、絶対にアバラ骨が何本か折れてるから誰か手当てしてあげて」

婚后「さっさと立ち去ればいいものを。全く・・・」

長州「ふう~」

婚后「・・・!?」

117: 2011/07/03(日) 00:07:34.11 ID:/d5K5o340
長州「まさか壁に叩きつけられるとはね。うん」

婚后「嘘でしょ!ピンピンしてる!?」

長州「おいテメー!テメーはこれでロープに振ったつもりか?」

婚后「はっはい!?ロープ!?」

長州「テメーこれで俺をロープに振った気でいるのかって聞いてんだよコラ!」

婚后「いや、壁だし・・・」

長州「こんな雑なやり方がテメーのやり方か!?そうなのか!?どうなんだだコラ!?」

119: 2011/07/03(日) 00:14:57.65 ID:/d5K5o340
長州「振って帰ってきて何かするまでが技ですよ。うん」

長州「でもテメーは振りっぱなしだ!仕事を捨てたんだぞコラ!」

長州「振って壁に埋め込ませたままで何が技だタココラ!」

長州「テメーはプロレスを舐めてんのかコラー!」

婚后「へっ!?へっ!?へっ!?」

122: 2011/07/03(日) 00:20:29.49 ID:/d5K5o340
長州「テメー!コノ野郎!コラー!」

ブン!バキ!ドッカーン!

婚后「グハッ!・・・・・・」

生徒たち「キャー婚后さんが血まみれよー!」

長州「おいテメーら!こんな噛ませ犬なんか出してんじゃねえぞ!」

長州「こんなやり方で逃げてんじゃんねぞコラ!さっさと電気女を出せコノヤロー!」

123: 2011/07/03(日) 00:30:47.08 ID:/d5K5o340
食蜂(とんでもないことになっちゃてるねぇ・・・)

食蜂(ここは私の能力でなんとするかなぁ・・・)

むんっ!・・・・・・

長州「オイコラタココラナニコラドウタラ!・・・」

食蜂(きっ効かない!?)

食蜂(まさか能力者!?いやっそんなはずは・・・)

食蜂(でも、あのオッサンの発する言葉に重みがある!事実として生徒たちが引き込まれてる!)

食蜂(一体なんなのあのオッサンはぁ!?)

124: 2011/07/03(日) 00:39:01.50 ID:/d5K5o340
長州「早く電気女を出せコノヤロー!」

ビリビリ「来たわよ!オッサン!」

生徒たち「来たー!やっと来たー!いいぞーオッサンをぶちのめせー!}

長州「ほお^やっと来たか・・・」

ビリビリ「あんたが五月蝿いからよ!」

125: 2011/07/03(日) 00:43:14.15 ID:/d5K5o340
長州「しかし本当によく来たな・・・さすがに第3位だ」

長州「天下を取り損ねた女だけあるよ・・・」

ビリビリ「はっ!?」

長州「オメーは天下を取り損ねた人間だよ。うん。素直にスゲーよ。第3位だ」

ビリビリ「・・・・・・」

126: 2011/07/03(日) 00:49:42.51 ID:/d5K5o340
長州「おい。いいかテメーらよく聞けよ!」

長州「この状況がどういうことを意味してるのかテメーらに分るか!?分るのか!?」

長州「俺は!今!この!学園都市の!一番の学校の!ど真ん中に立ってんだぞ!」

長州「分るかテメーら!?」

127: 2011/07/03(日) 00:55:35.19 ID:/d5K5o340
長州「いいか!俺はこの学園都市の中の人間に手を貸して貰った!」

長州「中にいる人間が中の人間にてを貸さずに!外から来た人間に手を貸したんだぞ!」

長州「中にいる人間が信用されずに外から来た人間が信用されている!」

長州「この理由が分るかテメー!」

ビリビリ「・・・・・・」

128: 2011/07/03(日) 01:01:48.58 ID:/d5K5o340
長州「ど真ん中に立ってる俺が罪を背負うのか!?それとも立たせたテメーが罪を背負うのか!?」

ビリビリ「・・・・・・」

長州「・・・もう1つ言ってやる!」


長州「いいか!テメーら!もしだ!もし!」

長州「こんな物!見たくもねえ聞きたくもねえ!そうだとしてもだ!」

長州「俺はこいつにパワーホールをガンガン全快に鳴らす!そう言ったんだ!」

129: 2011/07/03(日) 01:07:32.54 ID:/d5K5o340
ビリビリ「・・・何が望みなの?」

長州「ああ!?」

ビリビリ「何が望みかって聞いてるのよ!?」

長州「望みか!?俺はテメーと戦いたいだけだ!」

ビリビリ「・・・ならお安い御用よ!」

長州「吐いた唾は飲めねえぞ!」

ビリビリ「飲む気なんてサラサラ無いわよ!この糞親父!」

133: 2011/07/03(日) 12:12:23.75 ID:/d5K5o340
長州「本当の本気で来い!」

ビリビリ「言われなくても!」

生徒たち「キャー!ついにあの2人が戦うわよー!」

ビリビリ「よ~く味わいなさい。これが私の本気よ・・・」

スッ・・・キラーン!

長州「コイン?」

134: 2011/07/03(日) 12:21:24.98 ID:/d5K5o340
生徒たち「出すんだ・・・レールガンを!」

長州(レールガン・・・列車砲・・・)

長州(まさか電位をドカンと太く飛ばす気か?)

長州(面白い!全部受け取ってやる!)

139: 2011/07/03(日) 12:54:17.65 ID:/d5K5o340
ビリビリ「真っ黒こげ・・・いや!消えて無くなれー!!!!!」

どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!

長州「ムゥッ!?」

チュドーン!・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビリビリ「決まった・・・・・・」

141: 2011/07/03(日) 12:56:40.50 ID:/d5K5o340
ビリビリ「あ~あ遂に人頃しか~」

ビリビリ「まあいいや。あんなオッサン氏んでも」

ビリビリ「正当防衛でしょ」

生徒たち「・・・うっ動いてる!何かが動いてる!」

ビリビリ「!?・・・・・・まさか・・・そんな・・・」

143: 2011/07/03(日) 13:07:10.62 ID:/d5K5o340
長州「・・・・・・」

長州「・・・ぷは~!かあ~!効いた!効いた!」

ビリビリ「嘘でしょ!?ちょっとしか火傷してないじゃない!?」

生徒たち「ザワ ザワ ザワ ザワ ザワ ザワ ザワ・・・・・・」

長州「やっぱり電気は大仁田が1番だよ。うん」

ビリビリ「そっそんな・・・」

144: 2011/07/03(日) 13:10:42.34 ID:/d5K5o340
長州「本気で来るっていうから構えたよ。うん。流石に効いたよ」

長州「でも、大したことは無いね。うん」

長州「大仁田だったら屁こいて鼻くそほじってるよ。うん」

長州「よ~く考えてみると電気だけってのは優しすぎるよ。うん」

長州「有刺鉄線も爆薬も無いもんな・・・」

146: 2011/07/03(日) 13:20:39.69 ID:/d5K5o340
長州「電気女・・・覚悟は出来てるか!」

長州「この!俺の!本気を見せてやるぞコラ!」

ビリビリ「ひっ!」

長州「いいか!これが天下の長州力のラリアットだー!!!!!」

ブンッ!・・・・・・ドーンッ!!!!!!

ビリビリ「ガはっ!・・・・・・」

ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン

・・・・・・べチャッ・・・・・・!

151: 2011/07/03(日) 13:51:14.85 ID:/d5K5o340
黒子「おっお姉さまー!!!!!!!!!!!!」

黒子「はぁ~・・・・・・・・」

バタン!

生徒たち「きゃー白井さんが倒れたー!」

長州「何だ?もうくたばったのか電気女?」」

長州「それでも天下を取り損ねた女かテメーは!」

長州「立てオラ!コラ!」

152: 2011/07/03(日) 14:10:28.44 ID:/d5K5o340
上条「もうヤメロー!」

長州「何だ兄ちゃん!?」

上条「本当にこんなんでいいのか!?これが望んだことなのか!?」

長州「なんだとタココラ!?」

153: 2011/07/03(日) 14:15:53.27 ID:/d5K5o340
上条「何が本気を見せてみろだ!何が天下の長州力だ!ふざけやがって、そんなつまんねえ事はどうでも良い!理屈も理論もいらねえ、たった一つだけ答えろ長州!テメーはプロレスの未来を明るく照らしたくないのか!?テメーはずっと夢見てるんだろ!?こんな残虐な先の見えない破壊行為なんかせずにすむ誰もが笑って誰もが望む最っ高に最っ高な幸福な結末(ハッピーエンド)ってやつを!ずっと待ち焦がれてたんだろ、こんな展開を!英雄がやってくるまでの場つなぎじゃねえ!主人公が登場するまでの時間稼ぎじゃねえ!他の何者でもなく他の何物でもなく!テメェのその手で、プロレスの未来を助けてみせるって誓ったんじゃねえのかよ!?ずっとずっと主人公になりたかったんだろ!絵本みてえに映画みてえに、命を賭けてプロレスを守る、そんなレスラーになりたかったんだろ!だったらそれは全然終わってねえ!!始まってすらいねえ!!ちっとぐらい長いプロローグで絶望してんじゃねえよ!!手を伸ばせば届くんだ。いい加減に始めようぜ、長州!」

157: 2011/07/03(日) 15:57:22.86 ID:/d5K5o340
長州「テメーな~にを言い出すかと思えばくだらねえ!」

上条「くだらないだと!?」

長州「長々と糞みてーにしょっぱい説教垂れやがってこのタコ!」

長州「テメーみてーな青臭いガキに長州力とプロレスのな~にが分るっていうんだコラ!」

159: 2011/07/03(日) 16:27:41.20 ID:/d5K5o340
長州「いいか!プロレスってのは常に潰しあいだ!血と汗にまみれながら潰しあうんだ!」

長州「そしてだ!誰かが幸せな時は誰かが!涙を流してる!」

長州「幸も不幸もぜ~んぶ!合わせてプロレスなんだ!」

長州「そしてこの俺もど真ん中の!最先端を!常に突っ走って!潰しあってきた!」

長州「酸いも甘いも全部吸ってきた!」

長州「それがプロレスなんだ!それがこの俺!長州力という男なんだ!」

161: 2011/07/03(日) 17:12:37.94 ID:/d5K5o340
上条「・・・ふざけやがって!」

長州「なに~!」

上条「ふざけやがって!プロレスという幻想に囚われているだけだ!」

上条「この右手で!お前のそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!」

長州「なにコラ!タココラ!」

長州「テメーの右手!俺の右腕でぶち[ピーーー]ぞコラ!」

164: 2011/07/03(日) 18:04:57.35 ID:/d5K5o340
上条「その幻想をぶち[ピーーー]!」

上条「長州~!!!!!!!!!!!!!」

長州「上条~!!!!!!!!!!!!!」

ブン! ブン! グシャリ!・・・・・・・・・

165: 2011/07/03(日) 18:09:04.07 ID:/d5K5o340
上条「あ~!!!!腕がー!腕がー!腕がー!!!!!!!!」

生徒たち「おえ~!腕がいけない方向に曲がって取れかかってる!」

上条「腕が!俺の腕が!幻想頃しが!ああ~!何故だ~!?なぜ幻想頃しが効かないんだ~!?」

長州「テメーは結局プロレスのことを何一つ分ってない!」

上条「げっ幻想じゃないのか・・・!?」

166: 2011/07/03(日) 18:13:53.07 ID:/d5K5o340
長州「確かにレスラーはリングの上では夢を見せてる!」

長州「でも!その裏では。何の誤魔化しもない本物の苦しみを味わってる!」

長州「血も汗も涙も痛みも努力も!そして強さも!幻想なんかじゃねえ!何もかも本物だ!」

長州「テメーはそれを分ってなかったんだ!」

上条「・・・・・・」

168: 2011/07/03(日) 18:28:39.28 ID:/d5K5o340
長州「はあ~しかし、これでまた最初からか・・・」

長州「今度は学園都市第1位のやつを探してみるとするか・・・」

?「その必要はないぞ長州」

長州「だっ誰だ!?」

169: 2011/07/03(日) 18:31:51.64 ID:/d5K5o340
猪木「俺だよ俺!」

長州「いっ猪木さん!?どうして学園都市に!?それに何か変ですよ?」

長州「妙に肌つやが良いというか・・・若返ったというか・・・」

猪木「その通りだ長州!これを見てみろ!」

バッ!

長州「なっ何だこれは!?」

長州「10いや20いや!30歳は若返っている!昔の猪木さんの身体そのものだ!」

170: 2011/07/03(日) 18:34:04.85 ID:/d5K5o340
猪木「はっはっはっはっは!そうだよ長州!俺は若返ったんだ!」

猪木「学園都市の科学の力でね!」

長州「こんなことがありえるのか!?」

猪木「ありえるんだな。これが」

猪木「なあ長州。これでもうプロレスの未来は明るいぞ!」

171: 2011/07/03(日) 18:37:07.03 ID:/d5K5o340
長州「どういう意味ですか猪木さん?」

猪木「若返ったんだ。俺は現役に復帰する!」

長州「何ですって!?何の冗談ですか!?」

猪木「長州・・・俺は本気だ」

猪木「わざわざ新しいスターを探す必要なんか無い。皆で若返ってもう一度昔に戻ればいい!」

猪木「あの熱かった時代にそっくりそのまま戻せばいいんだ!」

172: 2011/07/03(日) 18:41:25.13 ID:/d5K5o340
長州「いくらなんでも無茶ですよ猪木さん!それにまだ俺は学園都市で仕事が残ってるんです!」

長州「これから学園都市第1位のやつと戦わなきゃいけないんです!」

猪木「だから言っただろう。その必要はないって」

猪木「だって学園都市第1位はこの俺が倒したからな」

長州「なんだって!?」

174: 2011/07/03(日) 18:46:13.46 ID:/d5K5o340
ビリビリ「・・・嘘よ!そのアゴ男は嘘をついてる!」

猪木「なんだいお嬢ちゃん?そんなボロボロで?」

ビリビリ「あいつの能力は幻想頃しが無い限り打ち破るのは不可能よ」

上条「ああそうさ!幻想頃しで能力を無効化しない限り勝つのは不可能だ!」

猪木「はっはっはっはっはっはっはっはっはっは!」

175: 2011/07/03(日) 18:51:59.91 ID:/d5K5o340
ビリビリ「な~に笑ってるのよ!?嘘がばれておかしくなったの!?」

猪木「はっはっは!そう言うだろうと思って持って来たよ」

猪木「学園都市第1位!一方通行を!」

ドサッ!

一方「・・・・・・」

ビリ・上「・・・!?」

176: 2011/07/03(日) 18:56:14.71 ID:/d5K5o340
猪木「な~に心配するな。生きてるよ」

ビリビリ「そんな・・・ありえない!一体どうやって!?」

猪木「・・・元気ですか~!!!!!!!!」

ビリ・上・生徒・長「!?」

猪木「元気があれば何でも出来る!元気があれば一方通行にも勝てる!」

猪木「行くぞ~!いーち!にー!さんっ!ダー!!!!!!!!!!!」

猪木「ありがとー!!!!」

178: 2011/07/03(日) 19:08:20.79 ID:/d5K5o340
ビリ・上・生徒「・・・・・・」

猪木「ん~滑ったか~?はっはっはっは!まあいいや」

猪木「まあ、そういうことだ。一方通行は俺に負けた」

猪木「それが事実だ」

179: 2011/07/03(日) 20:22:10.99 ID:/d5K5o340
猪木「強い奴はこの街にはもういない」

猪木「でも!この街の科学には夢がある!」

猪木「この街の科学なら馬場や橋本をクローンで復活させることも出来る!」

猪木「なあ長州!もう一度あの時代に皆で帰ろう!」

長州「・・・間違ってる!」

猪木「・・・ん?」

180: 2011/07/03(日) 20:25:31.13 ID:/d5K5o340
長州「こんなの間違ってますよ猪木さん!」

猪木「何が間違ってるんだ長州!?」

長州「昔、昔って言ってるけど今のファンはどうなるんですか!?」

長州「今のファンは今の時代の今の選手の今の試合を見てるんですよ!」

猪木「そんなのしったこっちゃない!」

181: 2011/07/03(日) 20:29:15.17 ID:/d5K5o340
長州「・・・テメーいい加減にしろよコラ!」

長州「テメーは外道だ!テメーがやろうとしてることは今の若手に対する殺人だ!」

長州「今の時代でもがき苦しんでる若手たちはテメーの噛ませ犬じゃねーぞ!」

長州「俺は今の時代の今のプロレスの道を作る!」

182: 2011/07/03(日) 20:45:45.17 ID:/d5K5o340
猪木「・・・そうか。それがお前の道か」

長州「そうだ!それが俺の道だ!」

猪木「進みたければ俺を倒すしかないぞ・・・」

長州「・・・望むところだよ」

猪木「全盛期の身体の俺に勝てるのか?」

長州「勝負はその時にならねえと分らねえよ・・・」

183: 2011/07/03(日) 21:47:20.19 ID:/d5K5o340
長州「ガチンコでいくぞオラ!」

猪木「・・・後悔するなよ」

長州「するわけねえだろ!」

猪木「よしこいよしこい!」

184: 2011/07/03(日) 22:26:04.12 ID:/d5K5o340
長州「・・・・・・」

長州(この戦いはガチンコだ・・・)

長州(リングのパフォーマンスも糞もねえ)

長州(お互いのレスリングの腕だけだ・・・)

長州(レスリングの腕なら負ける気はしない。だが、相手は若返った猪木・・・)

長州(五分五分か!?)

185: 2011/07/03(日) 22:29:22.54 ID:/d5K5o340
猪木「おいおい!どうした!どうした!腰が引けてるぞ!」

長州(糞!余裕たっぷりだ!)

長州(でも、この隙をついてラリアットを・・・)

長州(いや、ここは何としても寝技に持ち込む!)

195: 2011/07/04(月) 11:54:14.47 ID:A894zEZ50
長州「おりゃ~!」

ガシ!

猪木「むっ!?」

長州(よし!何とか足を掴んだ!)

長州(そして、このままの流れで・・・)

長州(サソリ固めだオラー!)

196: 2011/07/04(月) 12:18:02.93 ID:A894zEZ50
猪木「むううううううう!!!!!!」

猪木(しまった!油断した!)

長州「これはガチンコだー!折るぞコラー!」

猪木「ぐぎぎぎぎっぎ!!!!!!!」

197: 2011/07/04(月) 12:32:20.09 ID:A894zEZ50
長州「折るぞ!折るぞ!折るぞー!」

猪木「・・・元気があれば何でも出来る!」

長州「・・・!?」

猪木「元気があれば技も外せる!」

猪木「いっくぞー!!!!!!!!」

みしみしみしみし!

長州「そんなバカば!完璧に決まってるはずなのに!?」

199: 2011/07/04(月) 13:02:43.83 ID:A894zEZ50
猪木「だっしゃオラー!」

長州「はっ外れた!?」

猪木「言っただろう。俺は全盛期なんだ!」

猪木「しっかし流石にサソリ固めを決められた時はヒヤッとしたよ」

猪木「でも抜けられた。俺の心に火を付けただけだな・・・」

200: 2011/07/04(月) 13:08:22.99 ID:A894zEZ50
長州「・・・・・・」

猪木「次は自慢の右腕でラリアットでも出すのか?ん!?」

猪木「なら潰してやるよ!」

猪木「覚悟しろ!」

バッ!ガシッ!

長州「しまった!腕をとられた!」

201: 2011/07/04(月) 13:23:55.72 ID:A894zEZ50
猪木「はっはっは!行くぞー!」

猪木「い~よいしょ~!」

グキ!

長州「があ~!!!!」

猪木「丈夫な腕だな。まだ折れないか?」

202: 2011/07/04(月) 13:30:39.31 ID:A894zEZ50
ビリビリ「ちょっと何で逃げないのよ!?あんな簡単な技!?」

猪木「お嬢ちゃん。アームブリーカーのことを何も分ってないな」

ビリビリ「はあ~!?」

猪木「この技は掌を押え、肘の関節を外に開く方向で力を加えているから、逃げようとするともっと痛い!蟻地獄なんだよ!」

長州「・・・その通りだ。あ~!」

203: 2011/07/04(月) 14:19:37.34 ID:A894zEZ50
猪木「どうだ痛いか!?辛いか!?」

長州「ううあああ!!!」

猪木「もっと痛くしてやる!行くぞー!」

猪木「ダー!!!!!!!!!!!!!」

バキッ!!!!!!!!!

204: 2011/07/04(月) 14:38:01.63 ID:A894zEZ50
長州「があ~!糞!ああ~!!!!」

猪木「折ったぞ~!!!!!!!!!」

長州「糞!糞!糞!」

猪木「はっはっは!これで邪魔者はいなくなったな」

猪木「俺はこの学園都市でプロレスの黄金時代を復活させるぞ!」

猪木「そして学園都市はプロレスの街になる!いや!させるんだ!」

猪木「はっはっはっはっはっはっは!!!!!」

206: 2011/07/04(月) 14:56:59.96 ID:A894zEZ50
ビリビリ「くっ狂ってる!」

上条「そんな幻想なんかぶっ頃してやりてえ・・・」

猪木「何とでも言え糞ガキ!俺はやってやるんだ!」

猪木「プロレスを輝かせるんだ!この手で!」

?「そうはさせねーぞ!」

猪木「だっ誰だ!?」

209: 2011/07/04(月) 17:49:49.85 ID:A894zEZ50
蝶野「俺ですよ猪木さん」

猪木「ちょっ蝶野!?どうしてここに!?」

蝶野「俺だけじゃないですよ」

大谷「俺もいますよ。そしてこいつも・・・」

橋本「もう父さんの時代は帰って来ないんですよ猪木さん・・・」

猪木「お前は大地!?」

211: 2011/07/04(月) 18:07:01.49 ID:A894zEZ50
蝶野「猪木さん・・・あなたの気持ちは分りますよ・・・」

大谷「でも、プロレスを作るのは大地のような若いやつらの仕事なんです!」

猪木「こんなガキに何が出来るんだ!?」

橋本「確かに自分はまだまだ未熟ですよ」

蝶野「でも俺たちがしっかりと育ててる!」

大谷「そしてこいつがプロレスの未来を明るくするんだ!」

212: 2011/07/04(月) 18:41:46.42 ID:A894zEZ50
橋本「悪いけど猪木さんには静かにしてもらいます」

猪木「はっ!静かにしてもらうだと!?」

猪木「全盛期の身体になった今の俺を止められるわけないだろ!青二才が!」

橋本「あんたの若さは偽りの若さだ!本物の若さを見せてやる!」

猪木「はっ!やってみろ!」

213: 2011/07/04(月) 19:40:52.27 ID:A894zEZ50
橋本「やってみるさ!」

猪木「はっはっはっは!まあいい。ここはチャンスやろうじゃないか」

橋本「なに!?」

猪木「先に仕掛けてこい。こっちは堂々と受け止めてやる!」

214: 2011/07/04(月) 20:03:46.42 ID:A894zEZ50
橋本(さっき長州さんは関節で負けた・・・)

橋本(ならこっちは打撃で攻める!)

バッ!ゲシッ!

橋本「大谷さん直伝!フライング・ニールキック!」

猪木「・・・・・・」

215: 2011/07/04(月) 20:06:25.10 ID:A894zEZ50
大谷「いいぞ大地!綺麗に決まったぞ!」

蝶野「いや!何か変だ!」

橋本「そっそんなバカな!?」

猪木「・・・効かないな~ちっとも効かない」

猪木「やっぱりまだガキだな。重みがないよ・・・」

猪木「本物の蹴りがなんなのかを味あわせてやる!」

216: 2011/07/04(月) 20:08:24.57 ID:A894zEZ50
猪木「行くぞー!」

大・蝶「大地!後ろだ!」

橋本「へっ!?」

猪木「これが蹴りだー!」

ガキッ!!!!!!!!

橋本「ぐはっ!!!!!!!」

大・蝶「延髄が決まっちまった・・・」

217: 2011/07/04(月) 20:13:10.52 ID:A894zEZ50
橋本「ぐううううう~!!!!!」

猪木「どうした!どうした!?それでお終いか?」

猪木「今度は絞め技でやるとするかな!」

ガシッ!ガシッ!ガシッ!

蝶野「大地!早く猪木さんから離れるんだ!」

大谷「あの技がかかってしまう!」

猪木「もう遅い!」

218: 2011/07/04(月) 21:03:21.48 ID:A894zEZ50
橋本「しまった!」

猪木「これが卍固めだー!!!!!」

ギリッギリッギリッ!

橋本「あああああ~!!!!!」

大・蝶「橋本~!!!!!」

猪木「ははは!全身をバラバラにしてやる!」

223: 2011/07/05(火) 12:24:38.69 ID:cLdj/c830
橋本「ぐううううううううう!!!!!!」

蝶野「耐えろ!大地!」

大谷「大地~!頑張れ!頑張るんだ!」

猪木「無駄!無駄!このままバラバラになるのを待つだけだ!」

橋本「くうううううううう!!!!!!」

224: 2011/07/05(火) 12:28:11.06 ID:cLdj/c830
上条「・・・橋本」

上条「・・・頑張れ」

猪木「・・・なに?」

猪木「この俺ではなく橋本にエールだと!?」

ビリビリ「そうよ!頑張りなさいよちっこいの!」

猪木「ん~!?」

225: 2011/07/05(火) 12:40:41.23 ID:cLdj/c830
黒子「橋本~!お姉さまの仇を取るのです!」

婚后「橋本~!!!!!!」

食蜂(・・・・・頑張れ)

生徒たち「橋本!橋本!橋本!橋本!橋本!橋本!橋本!橋本!」

226: 2011/07/05(火) 12:57:48.76 ID:cLdj/c830
猪木「何が起きてるんだ!?」

猪木「何で俺がヒールなんだ!?」

蝶野「これが世代交代ってやつですよ」

大谷「これが若さなんですよ!」

猪木「俺だって若いぞ!」

橋本「偽物の若さと本物の若さは違う!」

227: 2011/07/05(火) 15:09:32.07 ID:cLdj/c830
橋本「このやろ~!!!!!」

ギギギギギギギギギギ!!!!!

猪木「バカな!?俺の卍固めが外れてきてるだと!?」

橋本「こらが若さだ~!!!!!」

グイッ!グイッ!グイッ!

猪木「なっ!」

橋本「抜けたぞー!猪木~!!!!!]

228: 2011/07/05(火) 15:14:07.17 ID:cLdj/c830
上条「いいぞ~!橋本!」

ビリビリ「そのままぶっ殺せ~!」

黒子「さあ決めるのです!」

蝶野「大地~!ここで決めなきゃ不味いぞ!」

大谷「いけ~いくんだ~!」

229: 2011/07/05(火) 15:18:14.45 ID:cLdj/c830
猪木「なんでもこい!今度も受け止めてやる!」

橋本「・・・今度はさっきのとは違うぞ!」

ガシッ!

蝶・大「あっあの形は!」

橋本「喰らえ!親子2代の必殺技を~!」

猪木(しまった!この技は不味い!)

230: 2011/07/05(火) 15:25:22.69 ID:cLdj/c830
橋本「垂直落下式DDT!」

グシャリッ!

猪木「グふっ!!!!!!・・・・・・」

グッタリ・・・・・・・・・・・・・・・・

橋本「・・・勝った・・・勝ったぞ~!!!!!!」

橋本「あのアントニオ猪木に勝ったぞ~!!!!!!」

蝶・大「大地~!良くやった!!!!!」

231: 2011/07/05(火) 15:29:41.92 ID:cLdj/c830
上条「・・・ハッシモト・・・ハッシモト!」

ビリビリ「ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!」

黒子「ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!」

婚后「ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!」

食蜂「ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!」

生徒たち「ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!ハッシモト!」

猪木「・・・糞!どうして!?」

232: 2011/07/05(火) 15:39:34.89 ID:cLdj/c830
橋本「だからいったでしょう。これが若さなんです」

猪木「・・・負けたよ。しばらくは大人しくしとくかな・・・」

蝶野「それはそれで困りますよ猪木さん」

大谷「そうですよ。道を作ってもらわないと困りますよ」

猪木「・・・道か・・・」

233: 2011/07/05(火) 15:44:23.66 ID:cLdj/c830
猪木「なあ皆、聞いてくれ。今、俺は詩を読む」

猪木「とても大事な詩だよ~く聞いてくれ」

猪木「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ」

猪木「ありがとー!!!!!」

234: 2011/07/05(火) 16:04:37.81 ID:cLdj/c830
学園都市のみんな「・・・・・」

ポカーン

上条(・・・まあいいか。これで学園都市に平和が戻る!)

上条「幸福だー!!!!!」

橋本「俺も皆に言いたいことがある」

上条「へっ!?」

235: 2011/07/05(火) 16:06:41.49 ID:cLdj/c830
橋本「俺はこれから学園都市を破壊する!」

学園都市のみんな「・・・・・・はっ!?」

橋本「これは父の言葉です」

橋本「破壊なくして創造はなし、悪しき古きが滅せねば誕生もなし、時代を開く勇者たれ!」

237: 2011/07/05(火) 16:43:45.73 ID:cLdj/c830
学園都市のみんな「・・・・・」

ポカーン

橋本「だから俺は学園都市を破壊する!創造する!そして!勇者になる!」

橋本「残ってるレベル5を全員だ!破壊するぞー!!!!!」

上条「ふっ不幸だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

238: 2011/07/05(火) 16:52:07.94 ID:cLdj/c830
学園都市は橋本大地の手によって破壊された!

そして学園都市理事長はアントニオ猪木となり!名を学園都市改め格闘都市となった!

格闘都市は学園都市時代の科学力を存分に活用し優秀な格闘家の育成を大成功させている!

今日も格闘都市は若い人間が元気です!

終わり!

239: 2011/07/05(火) 16:59:03.92 ID:cLdj/c830
何だかんだで終わりました。思ってた以上に好評で凄く嬉しかったです。

もし普通のVIPだった違う結果になってたと思います。というか直ぐ落ちちゃうし。

でも、もう書き終えたしまとめてVIPに乗っけてみるのも面白いかな。

あと長州力は非常に使いやすいキャラだと分りました。

そのうち長州力でハルヒやけいおん!のSSを書こうと思います。

皆ありがとー!

244: 2011/07/05(火) 19:09:33.04 ID:wRfQjIbC0
乙ww

40: 2011/07/01(金) 19:21:58.63 ID:RsAQCdsA0

引用: 長州力「学園都市には強い奴がいるのか・・・」