1: 2023/10/26(木) 23:02:23.02 ID:CxcGHz9X.net
きな子「なら>>6っすね~」

4: 2023/10/26(木) 23:04:23.05 ID:VZctpigZ.net
ちぃちゃんの本当の家

6: 2023/10/26(木) 23:06:18.01 ID:PRk7RgEx.net
廃墟

9: 2023/10/26(木) 23:08:41.54 ID:CxcGHz9X.net
かのん「ちぃちゃんの本当の家だよ」

きな子「なら廃墟っすね~」

かのん「……どういうこと?」

きな子「だって、こんなボロボロの家……どう見ても廃墟っすよ!」

きな子「これが廃墟じゃなきゃなんなんすか?」

かのん「ちぃちゃんの本当の家だよ」

きな子「えっと……」

10: 2023/10/26(木) 23:10:19.08 ID:CxcGHz9X.net
きな子「この廃墟が千砂都先輩の本当の家だとして、なんでかのん先輩はきな子をここに連れてきたっすか?」

かのん「きな子ちゃんには教えておかなきゃいけないと思って」

かのん「ちぃちゃんはね、実は」

かのん「>>11」

13: 2023/10/26(木) 23:14:20.49 ID:CxcGHz9X.net
かのん「もう氏んでるんだよ」

きな子「っっ!?」

きな子「ひどいっす! いくらかのん先輩でもそんな嘘つかないで欲しいっす!」

かのん「そうかな?」

きな子「え?」

かのん「本当に嘘だと思う?」

14: 2023/10/26(木) 23:19:03.08 ID:CxcGHz9X.net
きな子「嘘に決まってるっすよ! 昨日だって一緒に練習したのに!」

かのん「そうだね、確かにちぃちゃんは居るよ」

かのん「一緒にスクールアイドルやってるもんね」

かのん「でも、あのちぃちゃんは>>15なの」

17: 2023/10/26(木) 23:24:00.76 ID:CxcGHz9X.net
かのん「でも、あのちぃちゃんはアンドロイドなの」

きな子「アンドロイド!??」

かのん「そう、精巧なアンドロイド」

きな子「どう見ても人間っすけど……」

かのん「きな子ちゃんは不自然に思わなかった?」

かのん「ちぃちゃんの無尽蔵な体力に。朝練、放課後の練習、さらに夜はアルバイトしてダンスの自主練までして、まったく疲れる様子がない」

かのん「おかしいと思わない?」

20: 2023/10/26(木) 23:29:26.65 ID:CxcGHz9X.net
きな子「確かにすごい先輩だと思ってたっすけど……」

かのん「本当のちぃちゃんもすごかったけど、疲れることはあったよ」

きな子「じゃ、じゃあ本当の千砂都先輩は……!?」

きな子「いつ、アンドロイドと入れ替わったんすか?」

かのん「あれはそう、きな子ちゃんが1年の時の夏休みだったかな」

25: 2023/10/26(木) 23:39:55.12 ID:CxcGHz9X.net
きな子「あの夏休みに!? 全然気が付かなかったっすけど……!」

かのん「あ、ちぃちゃんが亡くなったのがその時期ってことね。きな子ちゃんが会ってたちぃちゃんはずっとアンドロイドだよ?」

きな子「っっ?!」

かのん「ちぃちゃんはね、小さい頃すごく病弱だったの」

かのん「白髪も赤い瞳も病気のせいなんだよね」

きな子「千砂都先輩が病弱なんて想像もつかないっすけど……」

26: 2023/10/26(木) 23:43:49.29 ID:CxcGHz9X.net
かのん「ちぃちゃんは努力家で、病気にも負けずにダンスも勉強も頑張った。それで結女の音楽家にも合格した」

かのん「そして、私達はスクールアイドルを初めて、東京大会で2位にまでなった」

きな子「それはもちろん知ってるっすよ!」

かのん「でも、無理が祟ったんだね……東京大会が終わって、新学期になる少し前の練習中にちぃちゃんは倒れたの」

27: 2023/10/26(木) 23:49:13.04 ID:CxcGHz9X.net
かのん「私達4人はお見舞いに行ったんだけど、ちぃちゃんは弱々しい笑顔で『ごめんね』って言うだけで……」

かのん「悔しくて、悲しくて……ずっと泣いてたなぁ」

きな子「……」

かのん「2回目のお見舞いに行った時……」

……………………………………

千砂都「えへへ……全然チカラが出ないや。もうダメかも」

かのん「何言ってるの! また一緒に頑張ろうよ!」

28: 2023/10/26(木) 23:52:32.19 ID:CxcGHz9X.net
可可「そうデス! 千砂都が居ないと練習になりマセン!」

すみれ「早く元気になって戻ってきなさいよ」

恋「ええ、また千砂都さんとご一緒に歌えるのを楽しみにしています」

千砂都「ありがとね、みんな……でもわかるんだ」

千砂都「この1年、全力を出しきれた。奇跡的なくらい。もう、一生分の体力を使い切っちゃったんだと思うの」

かのん「やめてよ!」

29: 2023/10/26(木) 23:57:17.87 ID:CxcGHz9X.net
千砂都「優勝できなかったのは悔しいけど、すごく楽しかったから。人よりもずっと病弱な私が、かのんちゃん達と一緒にあんなに輝けたんだもん」

千砂都「ほんとに……ゴホッ!」

かのん「ちぃちゃん!」

千砂都「ふふ、練習メニューは、ちゃんと作っておくから……私が居なくなってもLiella!は続けて欲しいなあ」

すみれ「何言ってんのよ……千砂都が居なかったら……」

可可「ぅぅえ……」グスッ

30: 2023/10/27(金) 00:02:26.58 ID:nPJqEh2u.net
千砂都「ふふ、私が居なくなってもみんなの練習をみてくれる、私型のロボットがあれば良いんだけどなぁ」

かのん「だから、そんなこと冗談でも言わないで……」

恋「……いえ、それは良い案かもしれません」

恋「千砂都さんの代わりになるマシーンがあれば、千砂都さんはゆっくりと療養できます!」

31: 2023/10/27(金) 00:04:39.51 ID:nPJqEh2u.net
かのん「本気で言ってるの?」

すみれ「そもそもそんなもの作れないでしょう」

可可「形まではククでも作れるかもデスが……」

すみれ「作れるの!?」

可可「ハードは作れてもソフトまで作る自信は無いデス……」

恋「わたくしに心当たりがあります」

32: 2023/10/27(金) 00:10:02.59 ID:nPJqEh2u.net
恋「生徒会長として来年度に入ってくる新入生の情報を見せてもらったのですが……」
 
恋「受験で理数系科目ですべて満点を取ったとんでもない生徒がいるのです」

恋「調べてみたら、彼女は中学生ながら科学コンクールで何度も入賞し、特許を取るレベルの発明もしている秀才です」

恋「間違いなく日本、いや世界レベルの頭脳の持ち主。彼女ならあるいは……」


……………………………………


かのん「……それで、その新入生に頼んで可可ちゃんと一緒にちぃちゃんのアンドロイドを作ってもらったの」

かのん「本物のちぃちゃんの遺伝子を使ったんだって」

33: 2023/10/27(金) 00:19:26.52 ID:nPJqEh2u.net
きな子「その新入生って四季ちゃんっすよね?」

かのん「わかっちゃった?」

きな子「そんな芸当が出来るのなんて四季ちゃんくらいっすよ」

かのん「そうだね……それで、きな子ちゃんにお願いがあるの」

かのん「ここに連れてきたのはそのため」

きな子「お願い?」

34: 2023/10/27(金) 00:30:50.67 ID:nPJqEh2u.net
かのん「ラブライブにアンドロイドは出場出来ない。もしバレたら私達は終わる」

かのん「だから、このことはずっと秘密にして……私達が卒業した後も、ちぃちゃんのアンドロイドは結女に隠し続けて欲しいの」

かのん「ちぃちゃんのために、お願い!」

きな子「>>35」

35: 2023/10/27(金) 00:31:59.69 ID:ib/DiKsW.net
聞いて欲しかったら私の言うことも聞いて欲しいっす

37: 2023/10/27(金) 00:33:57.10 ID:nPJqEh2u.net
きな子「聞いて欲しかったら私の言うことも聞いて欲しいっす」

かのん「……何? 言ってみてよ」

きな子「>>38」

38: 2023/10/27(金) 00:37:07.19 ID:LcB4e3lL.net
かのん先輩の人生くれっす

40: 2023/10/27(金) 00:42:54.76 ID:nPJqEh2u.net
きな子「かのん先輩の人生くれっす」

かのん「えっ!? 私の人生……?」

きな子「かのん先輩と千砂都先輩が愛し合ってたことは知ってるっす……でも、ずっと過去を見たままじゃ先には進めないっす」

きな子「だからかのん先輩、きな子と一緒に人生を歩んでください!///っす」

かのん「うっ……うん///」ポッ

きな子「ありがとうっす!///」

かのん「一緒に、ちぃちゃんのお墓参りに行って、報告してよね?//」

きな子「もちろんっす!」

41: 2023/10/27(金) 00:48:14.18 ID:nPJqEh2u.net
きな子「ところで……四季ちゃんが関わってるってことはメイちゃんも知ってるんすかね、このこと」

かのん「四季ちゃんからはバラしてないみたいだけど……」

かのん「メイちゃん何度も私達が1年の時の映像見てるから、たぶん薄々気づいてるんじゃないかって四季ちゃんが言ってたよ」

きな子「そうっすか……夏美ちゃんは?」

かのん「あー……」 

きな子「そういえばこの前、『謎に包まれてる千砂都先輩の家に突撃しますの!』って動画企画をやってたような……」

かのん「うーん……えーと、大丈夫だよ。夏美ちゃんも黙ってくれてるよ」

きな子「そうだったんすね……」

42: 2023/10/27(金) 00:49:49.38 ID:nPJqEh2u.net
次の日

きな子「夏美ちゃんおはようっす!」

夏美「オハヨウデスノ!」

きな子「実はきな子、高校卒業したらかのん先輩と結婚するっす//」
 
夏美「オメデトウデスノ!」

きな子「ありがとうっす!」

きな子「今日も練習頑張るっすよ~!」

夏美「ガンバリマスノ!」



おわり

43: 2023/10/27(金) 00:50:47.61 ID:nPJqEh2u.net
安価協力してくれた人、読んでくれた人ありがとうございます

44: 2023/10/27(金) 00:53:33.46 ID:0p9I2NkK.net
ホラー路線から感動路線に軌道修正したと思ったら結局オチがホラーで草

45: 2023/10/27(金) 00:55:11.48 ID:ib/DiKsW.net
おつ

46: 2023/10/27(金) 01:06:43.72 ID:d4bStsxi.net
これはナッツも…面白かったわ乙

引用: きな子「ここどこっすか?」>>2「>>4」