1: 2014/08/10(日) 22:14:59.37 ID:KJ3sZIxO0
P「ブロロンブロロン」

美世「んー、お酒飲んで運転しちゃ、だめだってばぁ、Pさん」

P「大丈夫だいじょうぶ」

美世「ちょ、ちょっとトばし過ぎ――っ、きゃあああああああっ」

P「うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

キィ――――――ッ


ドッ



6: 2014/08/10(日) 22:47:14.09 ID:KJ3sZIxO0
ドッ


たぷん、


美世「は、ん……っ」

P「ふ、う……っ」

8: 2014/08/10(日) 22:52:16.55 ID:KJ3sZIxO0
美世「だからぶつかっちゃうってぇ、ん……っ、動かしすぎだよぉ」

P「ごめんごめん、思いの外いいミニカーだったからさぁ……調子に乗っちゃって」

美世「もう……タイヤ痕、付いちゃったよ……?」

P「ごめんごめん、次はセーフティドライブだから」

美世「……ゆっくり、だからね?」

くね……っ、

美世「あたしのおなかの上、そんなに広くないんだから……」ドキドキ

12: 2014/08/10(日) 23:15:57.43 ID:KJ3sZIxO0
―――1時間前


P「ごくごく……ぷはー」

美世「ぷはー……Pさんと二人で寮飲みなんて、他のコに悪いことしちゃってるかな?」

P「今日は遅くなっちゃったからなー。そんな時間に誘うことも無いさ」

美世(実際誘ったらみんな来るんだろうなー)

P「まあ運転手へのねぎらいってやつだ」

美世「そんなの気にしなくていいのに、あたしが好きで運転しただけなんだから。それに、疲れてるのはPさんの方だろうし……まあ、それじゃ役得ということでっ!」

P「ということで……あれ、ウィスキーは買ってなかったかな? もうビールはいいや」ガサゴソ

美世「んー、もういっこの買い物袋に入ってたとおもうよ?」クピ

P「よし、これか……ん?」ガサゴソ

美世「どうしたの? あった?」

P「あったけど別のものも。これは……お酒じゃないな。缶コーヒーか。あ、おまけ付いてる」

15: 2014/08/11(月) 22:51:37.82 ID:6BTc/dY80
美世「あっ、それね? おまけのミニカーが可愛かったからつい買っちゃったんだ! 2本買ったから、1コはPさんにあげるよ!」

P「ほー、ガラスからタイヤ、マフラーまで、よくできてるもんだな……今やこんなのも、100円の飲み物のおまけに付いてる時代か」

美世「赤い方の車、デスクにでも置いておいて……その」モジモジ

P「?」

美世「えと、あたしだと思ってくれると嬉しいな、なんて! ふふっ、恥ずかしいこと言っちゃった」

P(言葉に出来ない感情)ナデナデ

美世「んんんっ」テレテレ



――――10分前



美世「あー、食べて飲んだねー」チラッ

P「そうだなー」チラッ

美世「…………」

P「…………」

ずいっ、

美世「……ど、どうした、の? Pさん……そ、その、カオ、ちかいよ……」ドキドキ

17: 2014/08/11(月) 23:53:48.02 ID:6BTc/dY80
P「…………」

ずいっ、

美世「あ、や……だ、だめだよ……今日、いっぱい汗かいてるから、その……」モジモジ

P「ふーん……だめなのか?」

美世「だ、だめっていうか、だめじゃないけど……」

P「だったら気のせいかな……さっきから、会話が途切れる度に、チラチラ見られてた気がするんだけど」ジリジリ

美世「えっ、あ、そんな、こと……」ジリジリ

P「そうこうしてるうちにベッド際だ。この程度の幅寄せもいなせないなんて、美世らしくもない。いや……幅寄せされたかったのか?」ジリジリ

美世「ち、違うよ、や……ぁ! せめて、シャワー……きゃっ」コテン

どさ……っ、

美世(おしたおされちゃった……)

P「シャワーは、あとで浴びような」

美世「……よごれちゃうから?」

P「そうかもな」

19: 2014/08/13(水) 00:30:29.47 ID:hkIiRNLR0



美世(かわいいブラ付けててよかったなぁ……)

P(かわいいブラ付けるようになったなぁ……)


P「…………」

美世「…………」ドキドキ

P「…………」チラッ

美世「…………」ドキドキ

P「…………」

美世「…………」ドキドキ

P「…………」

美世「…………」ドキドキ

P「……それじゃあ」

美世「あ……っ」


ぶるるんぶるるん、

20: 2014/08/13(水) 04:16:00.91 ID:hkIiRNLR0
ぶるるんぶるるん、


美世「あの、Pさん……?」

P「ん?」


ぶるるんぶるるん、


美世「え、えっと、その……どうして」

P「ん」


ぶーん、


美世「おなかの上にミニカーのせちゃってるの?」

P「そこにミニカーがあったから」

ぶるるんぶるるん、

P「このSEがエンジン音に聞こえなかったキミは心が汚れている証拠だぞ」ブルルンブルルン

美世「え、えと……」

21: 2014/08/13(水) 04:33:12.49 ID:hkIiRNLR0
P「それじゃあ出発」

ぶーん、ぶーん、

美世「んぁっ、んっ!」

美世(ミニカーがおなかの上、ゆっくり撫でまわすみたいに……ヘンなきもち)

美世「もう……だめって言ってるのにぃ……Pさんたら……」

きゅきゅっ、ぶーん、きゅきゅ…………っ、

P「コースに吸い付くグリップ、しかし引っかかることはない絹の様な滑らかさ……」

美世「んふふ…ぁ、んっ」

しゃーっ、

P「いやー、最高の路面だ」

ぐるぐる、ぶーん、

美世「………」

美世(おへそのまわりを、ずーっと回ってる。車ごと、Pさんの手がおっOいに触れそうで……でも、引き返されちゃって)ドキドキ

美世「……もう、Pさん? 飲酒運転はぁ……らめだよぉ? はぁふ……っ」

こくんっ、こくっ、こく……

P「なーに、ここは俺専用の道だから大丈夫だ……ん?」

美世「はーっ、ふぁぅ、んっ、あ……っ」ジーッ

美世(……タイヤが、くるくる回って、せつない、よぉ……あたしのカラダ、昂ぶらされて、これ以上焦らされたら、エンストしちゃうよ……ぉ)ジュン…ッ

P「…………」

22: 2014/08/13(水) 04:44:37.48 ID:hkIiRNLR0
P「…………」

P「よし、トばしてみるか」

美世「と、トばすっ?」

P「勢い余ってどこかにぶつかっちゃうくらい、な」

美世「あ……ぁっ!」


~~冒頭に戻る~~


23: 2014/08/13(水) 10:50:22.10 ID:9h1oV/as0
(こいつやべえ)

34: 2014/08/15(金) 18:58:34.39 ID:VbzjxvML0
ぶーん、きゅきゅっ、ぶーん、


P「鎖骨から喉首を通って……約束通りナデナデする頭までだな」

美世(指がいちいち、あたしのボディを引っ掻いていって、イタズラみたいに……)

P「ホントにつるつるすべすべの柔肌だよ……そりゃスリップ事故も起きちゃうな」

美世「むー……そ、それ……レースのコースとしてはダメって、いみ?」

P「そうだなぁ。危なっかしくて、俺以外の車は走らせられないな」

美世「……ふふっ、プライベートだったら、いくらでも……事故しちゃって、いいよ?」

P「そうか……」ナデナデナデナデ

美世「ん……っ」


P「よし次は……うなじから爪先までのゼロヨンレースだな。美世、あおむけになって」

美世「う……っ」

美世(今度こそ……むね、こぼれちゃうけど……)

美世「……うん」

ごろん

――ぷるん!

美世「こ、こうかな……?」ドキドキ

P(爆乳がふとんにこぼれてやがるっ)

P「ああ……だが、もうひとつ」

美世「?」

P「コースの中間に……障害物があるんだよ。それも取り払ってくれないか?」

35: 2014/08/16(土) 03:09:21.13 ID:llV17SuN0
美世「しょうがい……ぶつ……っ?!」

美世(それって……もしかして)

P「困るなあ……あんなに、ぐっちょぐちょに湿って重そうな布地が置いてあったら走れないよ……美世もそう思うだろう?」ナデナデ

美世「う……うん」ドキドキ

じゅん……っ、

P「俺が直接とっぱらってもいいんだけれど……コースの管理人さんにお願いしたいなー」ナデリナデリ

美世「そ……そう、だね……じゃまだよね……しかた、ないよね」

美世(あたしもPさんも、バカみたいなことしてる……)

きゅっ、



美世(ばかみたい……けど……っ、おさけのせいで、判断力もおちてて、かんがえるもの、めんどくさくなって)

ぽと、ぽと……


美世(やっぱり、お酒のんで、うんてんしたら……あぶないんだね)

37: 2014/08/16(土) 04:47:19.21 ID:Eiay085YO
笑いながら興奮できる珍しいss

38: 2014/08/16(土) 07:06:40.42 ID:llV17SuN0
美世「い、いいよ……? もうあたしのカラダのしょーがいぶつ、ぜんぶ……とっちゃったから」

くいっ、

美世「てっぺんからふもとまで……ノンストップで、ぬいちゃって……っ」フリフリ

P「…………」



※ここからは80sユーロビートでお楽しみください


P「いくぜーッ!!」

ブゥロロロロロロッ

ギュギュッ、
     ギュギューッ!!

P(スタートは上々……路面は湿ってやがるが、いい吸い付きだッ!!)


ギュ―――z_____ッ!!


P(うなじから肩甲骨をなぞるカーブは大したことねぇっ、ブレーキなんざなしで曲がってやるッ!!)

ギュギュ
  ギュギュ
      ギュッ!

P(アウト、イン――アウト!!)

39: 2014/08/16(土) 07:08:01.38 ID:llV17SuN0
グゥ――――――ン!!


P(抜けた――ッ、フルパワーだ!! 下乳から対角線上の腰骨までイッキに……ッ)


美世「きゃぁ……ん」クネッ

P(な?!)


ガクンッ、ガッ、


P(直線が、折れた?! こ、このコース、生きてやがるッ!! マズイッ、マズイッ!!)


ギャコッ、ギュンッギュッキュキュキュキュ―――――!!!!


P(シフトダウンが間に合わね……曲がれッ、曲がれーッ!!)

ドッ、ドドドドド――――ッ、

P(~~~~~~~~~ッ!!)

40: 2014/08/16(土) 07:12:27.16 ID:llV17SuN0
ググ―――――――――――――――ッ!!


P(……はっ、……生き延びた、か……だが、クソッ、臀部ルートを迂回するしかねぇっ! このアップダウンはデカいッ!!)


ブロロロロッ、
      ロロロロ!!!!


P(そこさえ抜けちまえばあとは腿から爪先までブチ抜いて――)

P(――今度は俺自身が、このコースを犯し尽くしてやらぁ!!)


     ブゥロロロロロロロロロ!!


P(そこだぁ!!)

むにっ、むにゅぬにゅ!!

美世「はんぁっ!!」ビクッ


P「くぅあ!!」

         キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!


P(コースは……二度、曲がる……)


ひゅるるるるるるるるる、


P(忘れてたぜ……ライブもレースも同じ……大事なのは冷静と情熱のハイブリッド……アツくなりすぎたら、負けるってコトをよぉ……ッ)



――――GAME OVER――――


41: 2014/08/16(土) 07:19:46.11 ID:lq8ASh6Mo
おう




おう

42: 2014/08/16(土) 13:38:58.94 ID:mWoikYBBO
!?!?!?!?

43: 2014/08/16(土) 16:24:13.63 ID:0wx3zkeeo

引用: モバP「ぶーん、ぶーん」 美世「…………」