1: 2011/12/22(木) 01:20:53.58 ID:0pDQWofv0
キルア「なんとか辿り着いた…ここが学園都市か」


時はさかのぼる キルア「ゴンはオレが助ける!」 そう言って走り出したキルアにはあてがあった。
グリードアイランド共にプレイした仲間ゴレイヌからある情報を手にしていたからだ。
「どんな能力でも無効化する除念師」が、学園都市という場所にいるということを。
ハンター専門サイト「狩人の酒場」でできる限りの情報を手に入れた。
「イマジンブレイカー」そう呼ばれている男が学園都市にいると。
もしかしたらゴンの状態をその人間が救うことができるかもしれない。そう思いキルアは学園都市へと向かった。



キルア「とりあえず到着はしたけどこれからどうするか…」

途方に暮れるキルアに後ろから声が聞こえた

??「ジャッジメントですの!」
とある魔術の禁書目録 4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

2: 2011/12/22(木) 01:23:47.84 ID:0pDQWofv0

キルア「…?何、なんか用?」

黒子「侵入者がいるとの情報を受けましたのでちょっとパトロールに。見かけない顔ですがあなた、この都市のIDはお持ちで?」

キルア(なんかよくわかんないけど、ハンターライセンスでいっか)「はい」

黒子「…なんですの、このカード?」

学園都市にはハンターが訪れることはめったにないので、黒子はもちろんアンチスキルの人たちもハンターライセンスの価値を理解できる人はほとんどいない。

黒子「よくわかりませんが、とりあえず身柄を確保させていただきますわ!」

そう言うと黒子は慣れた手つきで太ももに装備してある鉄の杭をキルアに向けてテレポートさせる

キルア「!?」(なんだこれ、いきなり出てきたぞ!?なんでオレに刺さってるんだ?)

3: 2011/12/22(木) 01:26:47.82 ID:0pDQWofv0
キルアの脳裏にはダツDEダーツが浮かんできたが、それほど殺傷力もなくその気になればいつでもこの拘束を解くことができるため放っておくことにした。

キルア(物質の移動系の能力か?確か情報によるとここの人たちは「超能力」とかいう念と似てるけど少し違う能力を使うんだったな。)

黒子「初春、侵入者の捕獲は完了しましたわ」

黒子はケータイで初春との連絡を取っているようだ。

初春「白井さん、情報によると侵入者はその人ではないようです」

黒子「なんですって!?では、私は間違いを?」

ドォォォォン!!

突然の爆発音が響き渡る

黒子「あちらが本物の侵入者ですね?」

ひゅんっ

黒子はテレポートで爆発音のした方へ進む。

キルア「さっきのは…念弾!まさかあいつが言う侵入者って念能力者か!?」

拘束を剥ぎ取りキルアも爆発現場に向かう。

7: 2011/12/22(木) 01:29:04.13 ID:0pDQWofv0
黒子「ジャッジメントですの!あなたを…」

敵「あなた…達だろ?」

黒子の後ろに張り付くように立っている男が言う

黒子(体が…動きませんわ)

敵「冥途の土産に教えてやるよ!俺は操作系能力者で相手の影を踏むことによって対象者の動きを拘束でき…
『ブシューッ』

キルア「悪い、俺の爪ナイフより切れるから」

黒子「!!?」

敵「」

その場に崩れ落ちる敵、返り血を浴びる黒子
キルア「心配ないよ、すぐに手当てすれば氏なないように傷は浅くしてあるから」

驚く黒子に冷静にキルアは伝えた


??「私の後輩に、何してるんだぁぁぁぁ」

8: 2011/12/22(木) 01:31:25.34 ID:0pDQWofv0
バシューン

キルアに向かってコインが飛んでくる

キルア「物騒だなぁ(このスピードなら避けれる)」

ズドォォォン!!!

キルアの避けたコインは民家にぶち込まれた

キルア(な、なんだこの破壊力…しかも大量の電気を帯びていた…?にしても、コインを武器にするのなんてゴトーくらいだと思ってたけど他にいたんだ)

美琴「よく、避けたわね!でも次はどうかしら?」

キルアに向けて美琴はもう一発コインを放つ

キルア(別にこれも避けられるけど、まぁ電気が無効ってことを証明して戦意喪失させるか…)

どおぉぉぉん!

9: 2011/12/22(木) 01:32:57.51 ID:0pDQWofv0
美琴「よしっ、クリーンヒッt…あれ?なんで無傷なの?」

キルア「ごめんねお姉さん、オレ電気は効かないんだ…っていうより我慢できるんだ」

黒子「お姉さま!そちらの方は私に危害を加えていません!侵入者はあちr…」

美琴のレールガンの音で我に返った黒子が侵入者を目で追うが、時すでに遅し

黒子「…逃がしてしまいましたわ」

10: 2011/12/22(木) 01:35:21.11 ID:0pDQWofv0
とあるファミレス


美琴「ふ~ん…キルアくんって言うんだ、さっきはごめんね」

キルア「別にいいよ、この通り無傷だしね。でも、そっちのお姉さんの言う侵入者ってのは逃げちゃったみたいだね」

黒子「…それより、こちらのカードは何ですの?どうしてこのカードで学園都市に入れたのですか?」

キルア「あぁ、これ、ハンターライセンス。オレはプロのハンターなんだ」

初春「ハンターというのは…あった。はい、白井さん、これがハンターに関する情報のようです。」

初春は慣れた手つきでネット上からハンターという仕事の情報を探し出した。
黒子はその内容に目を通す

美琴「キルアくんはなんで私の電撃をくらっても無傷だったの?まさかキルアくんも私と同じ電撃使いの能力者?」

キルア「まぁ、オレも電気を扱うことに変わりはないんだけど…うん、幼いころから強力な電気を浴びせられていたんだ、家庭の事情でね」

美琴「え、よくわかんないけどすごいね…」

12: 2011/12/22(木) 01:41:27.75 ID:0pDQWofv0
黒子「それで、そのプロのハンターさんがこの学園都市になんの要件かしら?」

パソコンの情報に目を通し終わった黒子がキルアに話しかける

キルア「ある人を探しているんだ…イマジンブレイカーって言うんだけど知らない?」

初春「…っと、そのような目立つ名前の人はバンクに目を通してる時に気付くはずなのですが、記憶にありませんね。」

黒子「私も、そのようなお名前の方は聞いたことがありませんわ」

キルア「そっか、ありがとね」

美琴「でも、黒子の動きを止めたあいつ、なんだっけ、念能力~とか言ってたわよね?」

黒子「私たちの超能力とは違うのかしら?」

キルア「あ~…そっか、念っていうのは体の中にある力(オーラ)を操作する能力で、お姉さんたちの超能力とあんまり変わらないものだよ。オレもその能力者」

佐天「えっ、じゃあ超能力以外にも不思議な力ってあるんだね!」

14: 2011/12/22(木) 01:46:57.95 ID:0pDQWofv0
キルア「お姉さんたちのは脳の開発、念能力は体の開発みたいな感じだな。お姉さんたちの超能力の仕組みをあまり知らないから何とも言えないけどそれが一番言いえて妙な表現かな?」

佐天「じゃぁ、キルアくんは超能力はレベル0ってこと?」

キルア「レベルってのがよくわからないけど超能力は使えないから…まぁ、そういうことになるかな。
「ちなみに念能力は自分があるルールやリスクを背負うことによってその力を爆発的に高めることができるんだ。まぁ、麻雀とかポーカーと一緒だよね。」
「だからこんどあいつらと対峙するときは気をつけなよ」

黒子「ご忠告ありがとうですわ。」

初春「私たちもそのイマジンブレイカーって人を見つけられましたら連絡いたしますね」

キルア「ん、よろしくね。んじゃまた」

佐天「ばいばーいキルアくん」

15: 2011/12/22(木) 01:50:29.53 ID:0pDQWofv0
キルア「すっかり日が暮れてきたな…今日中にイマジンブレイカーを探し出すのは無理そうだな…どこかのホテルに泊まるとするかな」

徐々に街灯が灯り始めた道をキルアが歩いていると後ろから小さい子供がぶつかってきた

どんっ

??「ごめんなさい~とミサカはミサカは素直に謝ってみたり~」

キルア「あぁ、そっちこそケガはない?」

打ち止め「うん!大丈夫とミサカはミサカは飛び跳ねてケガをしてないことを証明してみる~」

??「おい、ラストオーダーなにやってんだよォ!」

キルアが声のする方を見るとずいぶんと線の細い男が体を揺らしながらこちらに向かってくる

20: 2011/12/22(木) 01:56:12.36 ID:0pDQWofv0
一方通行「おイ、誰だァ?テメェわァ?」

キルア「ちょっと人を探してるんだけどね、イマジンブレイカーって人を探してるんだけど、知らない?」

一方通行「知らねエなァ」

キルア「もしかして、お兄さんがそうとか?」

一方通行「あァ?ずいぶんつっかかって来るじゃねェか三下ァ…そんなに知りたきゃ自分で確かめなァ!」

ズドォォォォン!!

一方通行がその場で地面を蹴るとものすごい力がキルアに襲い掛かる

キルア「ッ!(なんだ、この力?これも超能力か?まぁいい、どっちにしてもこれで眠らせる)」

ヒュンッ!

キルアはものすごい速さで一方通行の背後に周り込み、手刀を一方通行の首めがけてはなつ…が

バシュィィィン!

その手刀は一方通行に当たらずに跳ね返ってくる

22: 2011/12/22(木) 02:01:04.08 ID:0pDQWofv0
一方通行(な、こいついつの間にオレの後ろに…)

キルア「(攻撃が跳ね返ってきた?あらゆる攻撃を反射する能力か?次で見極める)肢曲!」

すっすっすっすっす

打ち止め「うわぁ~分身したよ~ってミサカはミサカは感嘆の声を上げてみたりする!」

一方通行「(いったいこいつの能力はなんなんだァ?)しらみつぶしに片っ端から攻撃してやるぜェ!」

一方通行はたくさんに見えるキルアの何人かに石を飛ばす

キルア「残念、はずれ…雷掌!」

25: 2011/12/22(木) 02:03:39.07 ID:0pDQWofv0
ババババババドンッ!!

キルア「うおぉ!!」

キルアは一方通行に攻撃したのと同時に後方へと吹っ飛んだ。もちろん電撃と共に

一方通行「ヒャッハー!残念だったなァ!オレの能力はあらゆるもののベクトル操作!てめェみたいな三下の攻撃は効かないのよォ!」

キルア「(厄介な能力だなおい、でもこいつがイマジンブレイカーじゃないとしたら用無しだ…退くか)電光石火!!」

ヒュンッ

キルアは目にもとまらぬスピードでその場から離れてく

一方通行「なんだァあいつ、すげースピードで消えちまった…」

打ち止め「あの人、あくせられーたーと同じ髪の色だったねとミサカはミサカはちょっとした共通点について言及してみたり~」

一方通行「くだらねぇこと言ってないで帰るぞ、ラストオーダー」

打ち止め「あっ、待ってよ~とミサカはミサカは走って追いかける~」

28: 2011/12/22(木) 02:11:31.65 ID:0pDQWofv0
次の日


キルア「さて…イマジンブレイカーへ繋がる情報を集めなきゃ。今一番有力なのはこの『どんな能力も効かない能力者』か…でも、このソースは都市伝説の本だしな…」

美琴「あ、キルアくんだ、おーい」

キルア「あ、昨日の…どうもこんにちは」

初春「こんにちは、キルアくん」

黒子「どうです、探してる人は見つかりましたか?」

キルア「いや、まだ…とりあえずこの『どんな能力も効かない能力者』って路線で調べてるんだけどね」

佐天「あ~それ、都市伝説の本!私も見たよ~」

美琴「…そいつなら、もしかしたら心あたりあるかも」

キルア「え?マジ?」

プルルルルルルルルル!

二人の会話を裂くように黒子の電話が鳴る

30: 2011/12/22(木) 02:14:17.67 ID:0pDQWofv0
黒子「まったく、なんですの?…はい、ええ、はい、わかりましたわ」ピッ

初春「白井さん、もしかして…」

黒子「ええ、例の侵入者ですわ。行きますよ初春!」

初春「はいっ!」

キルア「そいつらたぶん念能力者だぜ、餅は餅屋ってね。オレも行くよ」

美琴「私もっ」

佐天「あっ待って私も行く」

5人はその現場へと足を急がせた

31: 2011/12/22(木) 02:19:56.91 ID:0pDQWofv0
とある街中


ドォォォン!バッァァァン!!ドカァァアン!

多数の爆発音が街中に響き渡る

敵1「ひゃっはーー!どうよどうよ俺様の念弾の威力はえぇ~?」

??「こんなことしちゃいけないんだよ!てかあなたたち誰よ!?」

敵2「俺たちはただの悪者だよ、お前こそへんな服着てなんだっつぅの」

禁書「私はインデックスって言うんだよ」

??「インデックス―――――!!!」

33: 2011/12/22(木) 02:22:20.71 ID:0pDQWofv0
禁書「あっ、とーまだ!」

上条「おいっ!インデックス大丈夫かっ?」

禁書「なんか、人質にされちゃったみたいなの」

敵3「なんでお前そんなに余裕なんだよ…」

美琴「あっ、なんであんたがこんなところにいるのよ?」

上条「げっ、ビリビリ!!」

黒子「敵は3人のようですわね」

美琴「敵が何人いようが、私が全員ぶっ飛ばす!はやくどきなさい」

敵に放電準備をする美琴に禁書目録が言う

禁書「違うんだよ短髪、なんか体が動かないんだよ」

38: 2011/12/22(木) 02:23:37.02 ID:0pDQWofv0
キルア「あの修道服の後ろに立ってるのは…」

黒子「ええ、昨日のあいつのようですね」

敵2「気づいたか?こいつはオレの能力で拘束してある!むやみに攻撃するとこいつも巻き込むことになるぞ!」

黒子「困りましたわね、あんなに密着されていると私の鉄杭も飛ばしにくいですし…」

敵3「こいつを助けたかったら俺たちの要求を呑むことだなぁ!」

上条「…女の子人質にとって、街を破壊しまくって何が要求だぁ?まずはオレがその幻想をぶっ壊す!」

39: 2011/12/22(木) 02:26:57.88 ID:0pDQWofv0
敵に向かって走り出す上条

キルア「おいっバカっ!」

敵1「バカが何のための3人組だと思っている?オレが遠距離攻撃するわけですよぉぉぉぉ!!」

上条に向かって念弾が飛んでくる

上条「うらぁぁぁ!」

ぱしゅうぃぃぃん!

上条の右手が念弾を消し去った

敵1「なっ!?消えた!!」

敵2「だがなぁ、オレの能力は影を踏んだ対象を拘束するだけでなく、操ることもできるんだ!」

禁書「うわぁぁ!体が勝手に…」

上条に向かって襲い掛かる禁書目録

そしてキルアは驚いていた

43: 2011/12/22(木) 02:32:47.42 ID:0pDQWofv0
なぜ、あの少年が先刻念弾を消し去ることができたのか…
キルアは凝をおこたわってはいなかった。
確かにあの少女はあいつが踏んでいる影から出ているオーラに操られているようだ。
だが、驚愕すべきはあの少年の手!
人間が普段から微弱に出しているオーラ、もちろん彼も例外ではない…だが、右手だけは、彼の右手だけはなぜか絶の状態であった

上条「インデックス、どいてろ!」

ぱしゅうぃぃぃぃん!

禁書目録に軽く触れると彼女の拘束は解けた
もちろんキルアはそれを凝で確認していた

上条「おらぁぁぁぁ!!」

ドコッ

敵2「」

上条のパンチが敵を撃つ!
その場に悶絶する敵!
そしてキルアが悟る!
この上条という少年がイマジンブレイカーであることを!

44: 2011/12/22(木) 02:37:10.23 ID:0pDQWofv0
キルア(あいつが…イマジンブレイカーか)

美琴「さぁ、これで何も枷がなくなったわ!ぶっ飛びなさい!」

どしゅぅぅぅぅぅん!

放たれる超電磁砲

敵3「…。」

バァァン!

跳ね返ってくる超電磁砲

美琴「なっ!?」

上条「危ない!ビリビリ!」

ぱしゅうぃぃぃん!

上条がそれを右手で相頃する

敵3の周りをオーラが囲んでいる

46: 2011/12/22(木) 02:39:48.18 ID:0pDQWofv0
キルア「なんだ、あれは?昨日のあいつと同じ能力か?でも念でできてるぞあれ」

禁書「あれは…まさかミラー・フォース!?」

黒子「なんですのそれは?」

禁書「どんな攻撃もあのバリアーの前では無効、しかも跳ね返す、神を守る伝説の防御術式『聖なるバリアー、ミラー・フォース』だよ」

上条「なんだって!?じゃぁ、あいつも魔術師か!?」

キルア「違うな、あいつは念能力者。あれは念能力で具現化されたものだ」

上条「念能力?なんだそれは?」

キルア「またあとで詳しく話すよ。まずはあいつを倒さないとね」

51: 2011/12/22(木) 02:42:51.12 ID:0pDQWofv0
禁書「たぶんとーまの右手でもあれは壊せると思うけど…」

上条「うぉぉぉぉぉぉ!」

ぱしゅうぃぃぃぃん!ぱしゅうぃぃぃん!
敵1の念弾をすべて消す上条

黒子「あの後ろで遠隔的に攻撃をしてくるお方が邪魔でうかつに動けませんわね…」

上条「冷静に考察してないで、早く加勢してくれぇぇぇ!不幸だぁぁぁ!!」

キルア「電光石火!」

ひゅっ!

敵1の前へと高速移動するキルア

54: 2011/12/22(木) 02:45:24.72 ID:0pDQWofv0
敵1(なんだこいつ、速ぇ!いつのまに)

キルア「あのさぁ、大人しくしてくれない?次攻撃してきたら頃すよ?」

敵1「(なんだ…この威圧感は!?)…ってミロやこr「疾風迅雷!!」

キルア「あっそ、忠告したのに」

ぶしゅぅぅぅぅぅ

あっけなくやられる敵1

57: 2011/12/22(木) 02:49:45.05 ID:0pDQWofv0
敵3「なんなんだよぉぉぉ!邪魔するなよぉ!!学園都市で永遠にレベル0!ずっと馬鹿にされてきた」
「だから、外の世界に出て、念能力を習得してこの学園都市に仕返ししてやろうとした!」
「せっかくいいところなのに邪魔しやがってぇぇぇ!だから能力者は嫌いなんだ!レベル0の気持ちなんて一生わからないんだろよぉぉ!!」

佐天「…。」

美琴「笑わせるんじゃないわよ!それはあんたのただの八つ当たりでしょ!!私はレベル0でもいつも前を向いて何度躓いたって立ち上がる人間を知ってる」
「自分の無力さを嘆き、悔しがる人間を知ってる!でもその人は…彼女はいつでも前を向いて、前に進むために頑張り続けてるのを私は知ってる!」

佐天(御坂さん…)

御坂「精神的に向上心のないあんたの幻想を、私がぶっ壊す!!」

上条「それ、オレの仕事!!」

59: 2011/12/22(木) 02:51:52.26 ID:0pDQWofv0
美琴「レベル5の私の超電磁砲にあんたみたいなヘタレのバリアーが耐えきれるかしらっ?」

ずどぉぉぉぉっぉぉぉぉん!

美琴の放つ超電磁砲がミラー・フォースにぶつかる

敵3「バカめ!念と超能力の概念を一緒にすんじゃねぇよぉ!!」

どぉぉっぉおん!

美琴の電撃ははるか上空へと飛ばされる

美琴「うそ…」

61: 2011/12/22(木) 02:53:51.52 ID:0pDQWofv0
キルア「だから、念能力者と戦うときは気をつけろって言ったじゃん」

ずどぉぉぉぉぉぉん!!

黒子によって上空へと飛ばされたキルアが美琴が放ち敵に跳ね返された超電磁砲にぶつかりながら言う

キルア「電気が効かないってのは我慢できるってことだから痛いのには変わりないのに…」
「まぁいいや。お姉さんの放ったこの気持ちも無駄にできないし、充電も完了したし…あとは」

62: 2011/12/22(木) 02:55:56.75 ID:0pDQWofv0
上条「よくわかんないけどなんでもいいや!ぶっ壊す」

ぱしゅうぃぃぃぃん!

敵3「なっ」

禁書「聖なるバリアーが…」

佐天「消えた!!」

キルア「ナイスっ!くらえ超電磁砲分の電力をも含んだ…落雷!!」

敵3「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ビクンビクン

黒子「あなたたちを侵入及び器物破損の容疑で逮捕します!」

初春「任務完了です!」

65: 2011/12/22(木) 02:58:27.93 ID:0pDQWofv0
それから…

とある病院で


上条「ごめんな、オレの右手でもお前の友達は治らなかったみたいだ…」

禁書「私の魔術の知識でもお友達を治せるものは無さそうなんだ…」

キルア「まぁ、しょうがないさ、オレの方こそいきなり連れ出してごめんなさい」

上条「いいってことよ!困ったときはお互い様だもんな」

禁書「とーまはてっきり女の子しか助けないと思ってたよ」

上条「なっ…お前んなわけあるか!…ってなんだその目は!」

キルア「また学園都市で念能力者の問題が出たら連絡くれな。ハンターとしてじゃなくて友達として手伝いに行くから」

上条「ああ!よろしくな!」

キルア「お姉さんたちにもよろしく伝えておいてね」

68: 2011/12/22(木) 02:59:45.38 ID:0pDQWofv0
キルア「ふぅ…イマジンブレイカーでも駄目だったか。やっぱ除念系の能力じゃだめかな」
「でもまぁ、学園都市何気に楽しかったからな…」
「…さて、アルカに会いに家に戻るか。なるべくアルカを利用するようにしたくなかったんだけどな」
「いづれにせよ、アルカは助け出そうと思ってたし…行くか!」

キルアは勢いよく病院を飛び出しアルカ救出へと向かった。

69: 2011/12/22(木) 03:01:52.20 ID:0pDQWofv0
そのころ学園都市では…

黒子「お姉さまぁぁぁぁぁぁ

美琴「疾風迅雷!!」

黒子「ごへぁはぁぁぁぁっ!」

美琴「キルアくんのおかげでこの能力のほかの使い道に気付いたわ!」

黒子「お姉さま…いつにもましてお早い反応で…」

美琴「電光石火!!」

黒子「お姉さまお待ちになってぇぇぇぇぇぇぇ!」

70: 2011/12/22(木) 03:03:30.67 ID:0pDQWofv0
ひゅんっ!

上条「あ…よぉビリビリ!どこから出てきたんだ?まぁいいや!キルアがお前によろしk…

美琴「ふふふ…さぁ、新たな力の使い道を手にした私と勝負しなさい!」

上条「おぃ…ちょっと待t…

美琴「逃がすか!!落雷!!」

上条「やっぱり不幸だぁーーーーーーーーーー!!」



END

71: 2011/12/22(木) 03:05:22.06 ID:tPzdMF070
上条が何でもかんでも無効にできるから戦略もクソもないよね

72: 2011/12/22(木) 03:05:28.01 ID:pGRABikg0
アクセラレータと決着つけてよ

74: 2011/12/22(木) 03:11:24.79 ID:0pDQWofv0
これで終了です

場所が学園都市なのでオチもとある系っぽくしたかったのでキルアのキャラがグダグダになってしまってすみませんでした

正直、戦闘シーンは色々考えてましたが書いてて面倒になったのと、ラストはみんなで協力する形にしたかったのでこちらもグダグダです…

とあるシリーズ(アニメ)をこの前全話一気に見終わってその反動でこんな学園都市寄りの日和ったストーリー考えました

初のSSで見苦しい点が多かったと思いますが読んで下さった方ありがとうございます

引用: キルア「ここが学園都市か」