879:◆hCBYv06tno 2013/09/20(金) 01:36:25.49 ID:Eg6t4O+FO


モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ



投下しますー

880: 2013/09/20(金) 01:37:04.74 ID:Eg6t4O+FO
祟り場となった街のとある一角。

コンクリートから植物が生え、街中にも関わらず、草原のように草木が生い茂る場所。

そこだけ、強い暴風が吹き荒れている。

木の葉が飛び、瓦礫が飛び、メガネが飛び、妖怪達が飛ぶ。

まるで、この場所だけ台風が来てるような状況だ。


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それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。


~中略~


「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。

・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。





881: 2013/09/20(金) 01:38:39.18 ID:Eg6t4O+FO

「うぅ……どうしよう……」
その原因であるナチュルスカイこと白菊ほたるは精霊の力の暴走に振り回され、涙目になっていた。

制御しようと、集中し力を入れると、風が更に吹き付ける。

更に顔に新聞紙やら木の葉やらが舞って視界を塞いだり、メガネが上から落ちて来たり、飛んでる妖怪達がほたるの邪魔をしてくる。

882: 2013/09/20(金) 01:40:11.17 ID:Eg6t4O+FO
「けど……なんとなくわかったような…」

だが、ほたるもただ失敗してるわけじゃなかった。

何回もやってくうちに彼女はある事に気づいた。

「制御しようとすればするほど、逆に力が暴走しちゃうみたい…」

そう。いつものように力を制御しようとすると、それに反発するように、自然の力が暴走してしまう。

だが、それがわかったところで、まだ彼女にはこの状況をなんとかする方法がわからない。

883: 2013/09/20(金) 01:42:51.43 ID:Eg6t4O+FO
「こんな時にみんながいたら……」

きっと、イヴさんや裕美ちゃんがいたら何かアドバイスをしてくれるかもしれない。

乃々ちゃんや巴ちゃんがいたら、みんなで協力してなんとかできるかもしれない。

自分一人じゃ何もできない……
そう、ほたるが落ち込んでいる時だった。

「………協力?」

ほたるはある事を思いついた。

「けど、うまくいくのかな?」

不安気な表情で悩むが、このまま何もしないよりは何かした方がいい。

そう思い、ほたるは目をつぶり祈るように手をあわせた。

884: 2013/09/20(金) 01:44:06.58 ID:Eg6t4O+FO
「空よ」

彼女が考えてた方法。それは…

「どうか、私に協力してください」

強すぎる自然の力を制御するのではなく、自然の力じたいに協力を求める事だった。

「私はみんなに迷惑かけちゃったり、心配ばかりかけてしまいます。」

「……けど、こんな私でもこの街の状況をなんとかしたいんです…」

真剣な表情で、声で、彼女は祈る。

「だから……どうか協力してください!お願いします!!」

885: 2013/09/20(金) 01:46:12.34 ID:Eg6t4O+FO
祈りを終え、ゆっくりと目を開け、何か変化がでたかどうか待って見る。

しばらくしても、何も変化は感じられなかった…….

やはりダメだったか…

そう諦めている時だった。

『♪~♪~♪~♪~♪~♪~~』

「こ、コレって……」

突然、ほたるの耳に綺麗な歌声が聞こえる。

聞いた事もない歌詞だが、何故か懐かしく感じる。

その歌声の主も、まるで心の底から楽しんでるようなそんな歌が。

「………なんか、聞いてて落ち着いてくる」

ほたるは、目を閉じ、その歌に聞き惚れていた。

『♪~♪~♪~♪~~♪~~♪~』

「♪~♪~♪~♪~~♪~~♪~」

気づいたら、自然とほたるも歌を口ずさんでいた。

聞いた事もない歌の筈だが、自然と歌詞が出て、音程もあっている。

まるで、今まで歌って練習してきていたかのようだ。

886: 2013/09/20(金) 01:47:11.37 ID:Eg6t4O+FO
気づけば、嵐のように吹き荒れていた風は収まり、心地良い風が吹いていた。

そこら一帯の瘴気も薄まっていき、あれほどはしゃいでいたイタズラ妖怪達も大人しくその歌を聞いていた。

そして、ほたる---ナチュルスカイの衣装もまた変化していた。

プリキュアのような白いフリフリの衣装で、背中や靴には白い翼がくっついているのは変わらない。
髪の左右に翼のような髪飾りがつき、腕を覆うような翼のような袖みたいな布が追加されている。

そして、左腰には一対の翼のアクセサリーがついていた。

だが、ほたるがそれに気づくのは歌い終わってからであったりするのはまた後ほど。

887: 2013/09/20(金) 01:48:38.41 ID:Eg6t4O+FO
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オトハ「空の歌声が聞こえたのね。ナチュルスカイ」

全身を動物まみれになりながら、自然の大精霊・オトハはほたるが遠く放たれたほたるがいるであろう方角を見る。

オトハ「貴女の歌声とあわさり、調和し、心地良い旋律を作り、新たな力を手に入れた。コレは貴女と空が奏でた音。きっと正しい音色を産みだすでしょう」

恐らく、真面目な事を言ってるんだろうが、はたから見たら、動物達の山から独り言がブツブツ聞こえるようにしか見えず、色々と台無しである。

「………こちらに私と同じで違う音色が向かってくる。彼女は果たしてこの星をどうしたいのか、見極めましょう」

別の方角を向くと、この星の自然の大精霊は、別の星から来た大精霊を待つ事にした。

「それにしても……地の悲しみの声より海の悲しみの声が強く聞こえる。この海からの不協和音は一体………いずれなんとかしないと」

不吉な気配を感じながら、彼女はその場で佇んだ。

更に小動物や小鳥が集まり、動物の山は大きくなるのはまた別の話。



終わり

888: 2013/09/20(金) 01:50:10.85 ID:Eg6t4O+FO
・ナチュルスカイ・リズミカル

ナチュルスカイが空の歌声を聞き、共に歌うことに生みだされた旋律により変身できる強化形態。

プリキュアのような白いフリフリの衣装で、背中や靴には白い翼がくっついているのは変わらない。
髪の左右に翼のような髪飾りがつき、腕を覆うような翼のような袖みたいな布が追加されている。

そして、左腰には一対の翼のアクセサリーがついている。

空の力と共に協力することにより、力を引き出し制御する事ができ、今までとは違い、弓を使った戦いもできる。

空を飛ぶことや速さをいかし、敵を錯乱させる戦い方もできるだろう。

ただ、やっぱりまだ使い来れてないらしく、長時間でこの姿ではいられず、体力の消費も激しい為、ここぞという時や祟り場のような精霊の力が活発になる場所しか使わないようにしている。

近々ベテラン魔法少女さんに力の使い方や戦い方などを教えてもらいにいくかもしれない。


・精霊弓 スカイルノート

歌を歌う事により、一対の翼のアクセサリーが変化する左右に翼がついた弓。

空の力が込められている。

精密性に優れた風の矢とスピードに優れた雷の矢。さらにその二つを合わせる事によりできる破壊力に優れた嵐の矢を放つ事ができる。

889: 2013/09/20(金) 01:53:54.02 ID:Eg6t4O+FO
イベント情報追加

とある場所の一角の瘴気が薄まり、優しい風が吹いています

オトハが誰かを待ってるようだ

890: 2013/09/20(金) 01:56:18.87 ID:Eg6t4O+FO
以上です。

ナチュルスカイのパワーアップ回でした。
ただ、余り使いこなせいと思うので、ベテラン魔法少女さんに特訓してもらおうかな?と考えてます。

そして、大精霊ェ……

891: 2013/09/20(金) 05:22:59.87 ID:tg9jSGyZo
>>890
おっつ!

力を無理矢理操ろうとするのではなくて、それに同調する…
ほたるちゃんらしい力の扱い方で良いね




【次回に続く・・・】



引用: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6