945:◆C/mAAfbFZM   2013/09/22(日) 14:19:20.38 ID:oy4LtXNAO


モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ



キヨミ超☆騎士団長の方で投下いたします。

946: 2013/09/22(日) 14:20:40.74 ID:oy4LtXNAO
騎士A「早速『地点』に着いたのはいいのですが……何処から攻め落とします?」

キヨミ「そうね……騎士B、特に魔力が高い場所わかる?」

騎士B「はっ!……恐らくこの四カ所かと(地図を見せながら)」

騎士A「流石は騎士B……調査に関しては右に出る者はいないな」

騎士B「騎士A様こそ、切り払い技能では右に出る者はおりません」

騎士A「ハハハ!いつか『踏み込みが甘い!』と言って敵の攻撃を捌きだいモノだな!」

キヨミ「……ここからすぐ近くにチェックしている場所があるわね――まずはここから攻め落とすわよ!」

騎士A・B「はっ!――全軍出撃!」

~『紅月の騎士団』移動~

騎士A「……で到着したのは良いのですが――」

騎士B「どうやら、先客がいるようですなキヨミ超☆騎士団長」

そう言って騎士Bが指差した先に三人の女性――チナミ、聖來、紗南の三人のエージェント――がいた。

キヨミ「……」

騎士A「キヨミ超☆騎士団長……?」

キヨミ「騎士A・B……私達はついているわ――初出撃でこんな大物に出会えるなんてね!」

と、キヨミは少々興奮気味に語っていく。


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それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。


~中略~


「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。

・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。





947: 2013/09/22(日) 14:21:35.27 ID:oy4LtXNAO
騎士A・B「……」

一方、部下である二人の騎士は上司のあんまりな変わりように絶句してしまう。

キヨミ「フフフ……そこの三人!」

そして何を思ったのかキヨミは大声で三人を呼び止めてきたのだ。

聖來「えっ?」

紗南「えっ?」

チナミ「えっ?」

騎士A・B「えっ?」

突然の出来事に三人のエージェントはおろか、部下の騎士達でさえ困惑の表情を浮かべてしまう。

キヨミ「はじめまして――私はキヨミ、『紅月の騎士団』の超☆騎士団長をしているわ」

そんな彼女達にキヨミは意にも介さず話を続ける。

紗南「『紅月の騎士団』?――セイラさん、チナミさんは知ってますか?(超☆騎士団長って……)」

聖來「……知らないわね(ちょっと……)」

チナミ「……セイラに同じく(ネーミングセンスを少し疑いたくなるわね……)」

色々な意味で当然の反応示した三人に対して、少し眉をひくつかせながらそれでもキヨミは話を続けていく。

キヨミ「……まぁ当然の反応ね、なんせ今回が初戦闘なんですもの、知名度なんてたかが知れてるわ――ただね、あなたの名前位は知ってるわ……『利用派』のチナミさん」

948: 2013/09/22(日) 14:22:44.50 ID:oy4LtXNAO
チナミ「へぇ……その名を知っていると言う事はあなたも吸血鬼かしら?」

キヨミ「ええ、私は『家畜派』頭首『将軍』の娘、キヨミよ」

チナミ「ふ~ん、で『家畜派』の大御所がいったい私達に何のよう?」

キヨミ「フッ、当然あなた達『利用派』や『共存派』共を打ち倒し、吸血鬼界の風紀を正す為よ!……と言うわけで攻撃――「いまよ!」――えっ?」

チナミの号令と共に物陰に隠れていた彼女の眷族達が待機していた『紅月の騎士団』に一斉射撃――銀の弾丸入りの――を行う。

たちまち辺りは銃撃による煙に包まれていく。

紗南「……今とんでもない外道を見た気がする」

チナミ「戦場で隙だらけなのがいけないの、そんなんだから他の派閥に遅れを……えっ?」

しかし煙が晴れるとそこにいたのは――無傷の『紅月の騎士団』及び超☆騎士団長キヨミ達であった。

949: 2013/09/22(日) 14:24:22.32 ID:oy4LtXNAO
キヨミ「いきなり攻撃されたのは驚いたけど……その程度の攻撃なんて効かないわ!なぜなら――」

ドンッ☆

キヨミ「我が『紅月の騎士団』が装備している鎧――『紅月の鎧』――には自動再生機能付き!」

ドンッ☆

キヨミ「更に盾――『紅月の盾』――には自動防壁機能付き!」

ドンッ☆

キヨミ「更に更に剣――『紅月の剣』――には吸収攻撃機能付き!」

チナミ「どんだけレア装備で固めてきているのよ!」

キヨミ「これも勝つ為よ――さぁ、この絶望的な状況、どう切り抜けるのかしら?」

チナミ「こうするのよ!」

と、今度は眷族の一人が『紅月の騎士団』に向けて何かを投げつけてくる。

キヨミ「フッ、何度やっても――」

すぐさま騎士団はそれに対応して防御の姿勢をとる。

キヨミ「――えっ?」

しかし、投げつけて来たモノから出たのは真っ白い煙。

キヨミ(しまった、これは煙幕!)

気付いた時には辺りは白煙に包まれ周りの視界を確保する事が困難になる。

キヨミ「くっ……!姑息なマネを!」

そして視界が晴れた先には三人の姿はおらず残されたのは『紅月の騎士団』とキヨミ達だけであった。

950: 2013/09/22(日) 14:25:22.79 ID:oy4LtXNAO
キヨミ「うまく逃げたつもりだけど奴らの匂いは覚えたは――増援を呼ばれる前に叩くわよ!」

騎士A「オッー!皆、キヨミ超☆騎士団長に続け!」

騎士B「ハッ!全軍出撃!」

騎士C「やってやる!やってやるぞ!」

騎士D「落ちろ!蚊とんぼ共が!」

騎士E「手加減ってなんだ……?」

こうして『紅月の騎士団』達は三人のエージェントを追撃する為に移動を行う。

――彼らは知らない。

――キヨミ超☆騎士団長が初出撃の緊張と祟り場の影響で判断力が著しく低下していると言う事実を……

951: 2013/09/22(日) 14:27:02.98 ID:oy4LtXNAO
●紅月の騎士団の装備

●紅月の鎧:HP自動回復(小)

●紅月の盾:ダメージ10%カット

●紅月の剣:吸収攻撃(所謂ブラッ○ソード)

952: 2013/09/22(日) 14:31:54.66 ID:oy4LtXNAO
と言う訳でキヨミ超☆騎士団長とチナミちゃんを鉢合わせしました。
チナミ、聖來、紗南の三人をお借りしました、ありがとうございます。
この後、騎士団をどう料理しても構いません(エッ)。

953: 2013/09/22(日) 14:42:52.86 ID:8feX/V5V0
乙です
武器レアなのはわかるんだ、うん。でも何故かするかませ臭…ww
…がんばれ!!

955: 2013/09/22(日) 15:20:15.60 ID:XDwMVkaNO
乙ー

それだったら超☆騎士団長!大物がいっぱいいる公園に突撃したほうがいいですよ!(ニコッ




【次回に続く・・・】



引用: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6