14: 2012/02/07(火) 23:47:24.88 ID:ks52eXGt0
櫻子「・・・え?」
楓「楓、櫻子お姉ちゃん大好き!」
櫻子「そっか・・・楓はかわいいなぁ」なでなで
櫻子「私も、楓が大好きだよ」
楓「!! えへへ・・・うれしい!」
楓「楓、櫻子お姉ちゃん大好き!」
櫻子「そっか・・・楓はかわいいなぁ」なでなで
櫻子「私も、楓が大好きだよ」
楓「!! えへへ・・・うれしい!」
18: 2012/02/07(火) 23:57:38.76 ID:ks52eXGt0
向日葵「さ、櫻子のお嫁さんは私ですわよ!」
櫻子「へっ?」
楓「お姉ちゃんでも、櫻子お姉ちゃんのお嫁さんは譲れないの!!」
向日葵 楓「むむむー!!」バチバチッ
櫻子「へっ?」
楓「お姉ちゃんでも、櫻子お姉ちゃんのお嫁さんは譲れないの!!」
向日葵 楓「むむむー!!」バチバチッ
22: 2012/02/08(水) 00:08:20.52 ID:nTZU3mBq0
櫻子「え?え?(向日葵、何言っちゃってるの?!)」
楓「櫻子お姉ちゃん!」
櫻子「は、はいぃ?!」
向日葵楓「お嫁さんはどっちですか(なの)?!」
櫻子「うえええ?!!」
向日葵「さぁ!」楓「櫻子お姉ちゃん!」
櫻子「え・・えっと・・・さ、さいなら~!!」ぴゅ~
向日葵楓「あっ!!」
楓「櫻子お姉ちゃん!」
櫻子「は、はいぃ?!」
向日葵楓「お嫁さんはどっちですか(なの)?!」
櫻子「うえええ?!!」
向日葵「さぁ!」楓「櫻子お姉ちゃん!」
櫻子「え・・えっと・・・さ、さいなら~!!」ぴゅ~
向日葵楓「あっ!!」
25: 2012/02/08(水) 00:13:21.12 ID:nTZU3mBq0
櫻子「はぁ・・はぁ・・向日葵のやつ、何妹相手に本気になってるんだ?」
櫻子「わ、私のお嫁さんとか・・・///」
櫻子「そうなったいいいなぁ・・・って、違う!!そんなこと少しも思ってねーし?!///」
花子「櫻子、うるさいし」
櫻子「あ、花子」
花子「さっきからどうしたの?」
櫻子「それがさ・・・」
櫻子「わ、私のお嫁さんとか・・・///」
櫻子「そうなったいいいなぁ・・・って、違う!!そんなこと少しも思ってねーし?!///」
花子「櫻子、うるさいし」
櫻子「あ、花子」
花子「さっきからどうしたの?」
櫻子「それがさ・・・」
30: 2012/02/08(水) 00:22:03.12 ID:nTZU3mBq0
花子「それはおかしいし」
櫻子「だっろ~?おかしいよな、向日葵のやつ」
花子「櫻子のお嫁さんは私だし」
櫻子「そうそう、私のお嫁さんは花子・・・って、え?」
花子「櫻子のお嫁さんになるって、うまれたときから決めてたし!!」
櫻子「だっろ~?おかしいよな、向日葵のやつ」
花子「櫻子のお嫁さんは私だし」
櫻子「そうそう、私のお嫁さんは花子・・・って、え?」
花子「櫻子のお嫁さんになるって、うまれたときから決めてたし!!」
33: 2012/02/08(水) 00:27:31.16 ID:nTZU3mBq0
櫻子「いや、花子が生まれた時は私まだ5歳だし!?」
花子「初めてみたときから、もうこの人しかいないって決めてたの・・・///」ぽっ
櫻子「人の話聞け?!」
撫子「さっきからいったいどーした」
櫻子「あっ、ねーちゃん!」
花子「初めてみたときから、もうこの人しかいないって決めてたの・・・///」ぽっ
櫻子「人の話聞け?!」
撫子「さっきからいったいどーした」
櫻子「あっ、ねーちゃん!」
34: 2012/02/08(水) 00:32:11.98 ID:nTZU3mBq0
櫻子「それがさ・・・かくかくしかじか」
撫子「なるほど・・・それはおかしいな」
櫻子「だろ?!向日葵も花子もおかしいよな?!」
撫子「櫻子お嫁さんは私だ」キリッ
櫻子「そうそう、私のお嫁さんはねーちゃん・・・って、えええ?!!」
38: 2012/02/08(水) 00:37:50.06 ID:nTZU3mBq0
撫子「櫻子が生まれた時から、私はこの子のお嫁さんになるって決めてたんだ///」ぽっ
櫻子「うえええ?!!(ねーちゃんまでおかしくなった?!!)」
櫻子(というか私が生まれた時って、私まだ赤ちゃんだろうが?!!)
撫子「こう、びびっときたっていうかなぁ・・・私はもうその時から櫻子のことしか見てないんだ///」
40: 2012/02/08(水) 00:41:22.75 ID:nTZU3mBq0
花子「ちょっと待つし!!!」
撫子「なんだ?」
花子「櫻子のお嫁さんは私だし!!」
撫子「いや、いくらかわいい妹の花子でも、これは譲れん!!」
櫻子「ねーちゃん落ち着いて?!というか、私も妹でしょ?!」
撫子「いや、櫻子は私の旦那様だ///」ぽっ
41: 2012/02/08(水) 00:44:33.75 ID:nTZU3mBq0
櫻子「ほほ染めて言う事じゃない?!」
花子「櫻子は私の旦那様だし!!」
櫻子「状況がさらに悪化してる?!!」
撫子「いや、私だ!」
花子「私だし!」
撫子「櫻子、いったいどっち・・・って、あれ?」
花子「いなくなっちゃたし?!」
43: 2012/02/08(水) 00:48:40.01 ID:nTZU3mBq0
櫻子の部屋(鍵閉めてます)
櫻子「はぁ・・はぁ・・さっきから、いったい何なんだ?!」
櫻子「みんなの様子がおかしい?!」
櫻子「みんなして私のお嫁さんとか・・・」
櫻子「昨日まで普通だったのになぁ・・・?」
櫻子「うう・・・明日から、いったいどうすれば・・・?」
47: 2012/02/08(水) 00:57:29.94 ID:nTZU3mBq0
櫻子「そうだ!あかりちゃんに相談しよう!」
櫻子「あかりちゃんなら、きっといい答えを教えてくれるはず!」
学校の教室(早朝)
櫻子「・・・」こそこそ
櫻子「よし、向日葵の奴来てないな・・・」
櫻子「あかりちゃーん!」
あかり「あ、櫻子ちゃん!」
48: 2012/02/08(水) 01:01:42.54 ID:nTZU3mBq0
櫻子「助けて!」
あかり「ええ?!いったいどうしたの?!」
櫻子「それがさ・・・かくかくしかじか」
あかり「ええ?!みんなが、櫻子ちゃんのお嫁さんだって?!」
櫻子「そうなんだよ~・・・いったい、どうすればいいと思う?」
あかり「う~ん・・・一昨日までは、普通だったんだよね?」
51: 2012/02/08(水) 01:05:23.86 ID:nTZU3mBq0
櫻子「そうなんだ、急にみんなしておかしくなっちゃって・・・」
あかり「でも、向日葵ちゃんはまんざらでもないんじゃないの?」ニコニコ
櫻子「だ、誰があんな奴!!///」
こつこつ
櫻子「あ、向日葵の足音だ!?あかりちゃん、後は頼む!!」ばっ
窓(ガラッ 櫻子 ひゅ~(飛び降りた しゅたっ!!(着地
53: 2012/02/08(水) 01:08:33.44 ID:nTZU3mBq0
あかり「ええ?何でわかったの?!そして、ここは二階だよ、櫻子ちゃん!!」
ガラッ
向日葵「おはようございます、赤座さん。櫻子見かけませんでしたか?」
あかり「い、いや?!見かけてないよ?!」あせあせ
向日葵「そうですか・・・」しゅん・・
54: 2012/02/08(水) 01:12:28.72 ID:nTZU3mBq0
あかり(あれ・・・?向日葵ちゃん、なんだか落ち込んでる?)
あかり「向日葵ちゃん、どうしたの?」
向日葵「・・・ぐすっ・・」ぽろぽろ
あかり(泣き出しちゃった?!)
向日葵「・・・さ、櫻子に・・嫌われてしまったんです・・・」ぽろぽろ
56: 2012/02/08(水) 01:18:00.90 ID:nTZU3mBq0
あかり「えええ?!」
向日葵「私が、余計なことを言ったから・・・ぐすっ・・・」
あかり「な、なにがあったの?(もしかして、お嫁さんの件?)」
向日葵「・・・妹の言う事に、ついカッとなって・・・」
あかり「うん・・・」
向日葵「櫻子のお嫁さんは私だっていっちゃったんです・・・」
58: 2012/02/08(水) 01:22:19.14 ID:nTZU3mBq0
あかり「う、うん・・・」
向日葵「これじゃあ、告白したも同然ですわ・・・!!」
向日葵「・・・女の子同士でおかしいって・・・」
向日葵「きっと・・・櫻子に、嫌われた・・・!」ぽろぽろ
あかり(う、うわあ?!どうしよう、向日葵ちゃん泣きやまないよう?!)
あかり(たすけて、櫻子ちゃん!)
60: 2012/02/08(水) 01:27:43.39 ID:nTZU3mBq0
そのころの櫻子
屋上
櫻子「はぁ・・・つい、逃げちゃった」
櫻子「今は、向日葵に会うのは・・・なんとなく、気まずい」
櫻子「・・・向日葵が、私の嫁とか言い出すから・・・」
櫻子「つい・・・意識しちゃうじゃんか・・・!///」
櫻子「でも・・・どうして、みんな私のお嫁さんになるとか言い出したんだろ?」
62: 2012/02/08(水) 01:31:09.18 ID:nTZU3mBq0
櫻子「はぁ・・・」
京子「話は聞かせてもらったぜ」
櫻子「うわあ!?と、歳納先輩?!」
京子「みんなから櫻子ちゃんのお嫁さんになる!!って言われたのか、櫻子ちゃんモテモテだね~」
櫻子「いや~それほどでも・・・って、それどころじゃないんですよ、歳納先輩!」
64: 2012/02/08(水) 01:35:01.80 ID:nTZU3mBq0
櫻子「こっちは大変なんですから!」
京子「おう、ごめんごめん」
櫻子「いったい、どうすればいいと思いますか・・・?」
京子「そりゃあ、誰を嫁にするか決めるしかないと思う」きりっ
櫻子「そうですよね、誰を嫁にするか・・・って、ええ?!!」
66: 2012/02/08(水) 01:46:09.84 ID:nTZU3mBq0
櫻子「な、なんですかそれ?!」
京子「いや、そのまんまの意味だけど?」
櫻子「それが問題なんです!だいたい、女の子同士ですよ?!」
京子「うん、それが?」
櫻子「い、いや・・・だから、女同士では結婚できないって・・・」
京子「そんなの、外国に行けばいい!」きりっ
71: 2012/02/08(水) 01:52:31.00 ID:nTZU3mBq0
櫻子「そ、そういう問題でもなくてですね・・・!」
京子「なに、もしかして、女の子同士の恋愛がそもそもおかしいて思ってたりする?」
櫻子「そ、それはそうですよ!だって・・・普通は・・・」
京子「その「普通」は、いったい誰が決めたの?」
櫻子「え・・・?」
72: 2012/02/08(水) 01:56:29.98 ID:nTZU3mBq0
京子「世界が?国が?大人たちが?」
櫻子「え、えっと・・・」
京子「櫻子ちゃん・・・世の中にはねえ・・・「普通」なんてものはないんだよ」
櫻子「・・・」
京子「誰かを好きになるのに、男も女も関係ないんだよ」
京子「櫻子ちゃん・・・櫻子ちゃんは、誰が好き?」
74: 2012/02/08(水) 01:59:59.76 ID:nTZU3mBq0
櫻子「わ、私は・・・!」
ガチャッ
あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃんが!」
櫻子「っ!向日葵・・・!」ダダッ
京子「お~かっこいいねぇ・・・さしずめ、お姫様を助けにいく、王子様ってところかな」
あかり「えへへ・・・そうだね、櫻子ちゃんカッコイイ」
京子「みんながお嫁さんになりたいっていうのもわかるなぁ」
78: 2012/02/08(水) 02:05:00.40 ID:nTZU3mBq0
あかり「うん、私も櫻子ちゃんならお嫁さんになりたいなぁ」にこにこ
京子「だめだぞ、あかり」
あかり「へ?」
京子「櫻子ちゃんのお嫁さんは・・・きっと、世界で一人だけの・・・あの子なんだから」
80: 2012/02/08(水) 02:08:44.81 ID:nTZU3mBq0
櫻子「向日葵!」
教室の扉を開ける。そこには、床に座り込んで泣いている向日葵の姿が
儚い・・・なんて、脆い・・・その姿からは、いつもの大人びた向日葵の姿は想像できなかった
83: 2012/02/08(水) 02:14:30.32 ID:nTZU3mBq0
守ってあげたい。無性にそう思った。ああ・・・そうだ、私は小さなころから・・・
向日葵のことを、守ってあげたかったんだ
櫻子「向日葵・・・」
向日葵「っ・・・!さ、櫻子・・・?」
84: 2012/02/08(水) 02:19:49.31 ID:nTZU3mBq0
櫻子「・・・泣かないで、向日葵」
向日葵「さ、さくらこぉ・・・!」ぽろぽろ
向日葵がぎゅっと抱きついてきた。ふるふると震えて・・・やっぱり、私が守ってあげないと・・・そう、強く思った
85: 2012/02/08(水) 02:22:05.71 ID:nTZU3mBq0
櫻子「・・・ちゅっ・・」
向日葵「んっ・・?!」
櫻子「ほ、ほら!キスしてやったんだから泣きやめよ!///」
向日葵「さ、さくらこ・・・?!///」
櫻子「お嫁さんが泣いている時は・・・旦那さんが泣きやまさしてあげないとね」
88: 2012/02/08(水) 02:26:12.19 ID:nTZU3mBq0
向日葵「さ、さくらこぉ・・・!」ぽろぽろ
櫻子「おっと・・・よしよし」なでなで
向日葵「わ、私・・・櫻子に嫌われたと思って・・・!」
櫻子「・・・嫌いになる訳ないじゃん」
櫻子「だって・・・私は向日葵のこと大好きだから」
向日葵「ほ、ほんとうに・・・?」
櫻子「ほんとうだよ」ぎゅっ
89: 2012/02/08(水) 02:29:58.53 ID:nTZU3mBq0
向日葵「じゃ、じゃあ・・・私を、お嫁さんにもらってくれる・・・?」うるうる
櫻子「・・・っ?!」どきっ
櫻子(なにこの破壊力?!潤んだ瞳&上目遣いの向日葵かわいい・・・!!)
櫻子(今まで意識したことなかったけど・・・向日葵って、こんなにかわいかったんだ・・・)
向日葵「さ、さくらこ・・・?」
櫻子「・・・っ?!」どきっ
櫻子(なにこの破壊力?!潤んだ瞳&上目遣いの向日葵かわいい・・・!!)
櫻子(今まで意識したことなかったけど・・・向日葵って、こんなにかわいかったんだ・・・)
向日葵「さ、さくらこ・・・?」
90: 2012/02/08(水) 02:32:36.41 ID:nTZU3mBq0
不安げの瞳。そんな向日葵ににっこりと笑う
櫻子「・・・うん、もらってあげるよ」
櫻子「私の大切な、お嫁さん」
おわり
本当は櫻子ハーレムでギャグをやろうと思ってたけど、無難にさくひまで終わらせといた
91: 2012/02/08(水) 02:35:45.81 ID:nTZU3mBq0
おまけ
その後。櫻子の部屋
櫻子「うおおお!?///」
櫻子「よくよく考えたら、恥ずかしい・・・!!」
櫻子「向日葵が私のお嫁さんとか!?///」
櫻子「い、いや・・・いいんだけどね///」てれてれ
95: 2012/02/08(水) 02:39:10.68 ID:nTZU3mBq0
こんこん
櫻子「はーい!」
向日葵「櫻子・・・入っても、いいですか?」
櫻子「ひ、向日葵?!」どきっ
櫻子「ど、どーぞ・・・」どきどき
向日葵「あ、あの・・・じゃあ、お邪魔します」
櫻子「う、うん・・・」
96: 2012/02/08(水) 02:43:23.31 ID:nTZU3mBq0
向日葵「あ、あの・・・ふつつか者ですが、よろしくお願いします///」
櫻子「へっ?!い、いや、こちらこそ、よろしく///」
向日葵「・・・///」
櫻子「・・・///」
櫻子「あ、あの!お茶持ってくる!」だっ
97: 2012/02/08(水) 02:47:45.17 ID:nTZU3mBq0
こけっ
櫻子「あっ・・・」
向日葵「きゃっ・・・」どさっ
櫻子「ご、ごめん・・・///」どきどき
向日葵「い、いえ・・・///」どきどき
向日葵のやわらかい感触。向日葵の匂い。なんていうか・・・もうだめだ・・
99: 2012/02/08(水) 02:52:33.84 ID:nTZU3mBq0
櫻子「ちゅ・・」
向日葵「・・ひゃっ///」
櫻子「向日葵・・いいかな?」
向日葵「・・・っ・・・///」
向日葵「・・・あ、あの・・・や、やさしくしてください・・///」
櫻子「・・・っ・・・向日葵!」
この後、私はおいしく向日葵をいただきました
ほんとうにおわり
100: 2012/02/08(水) 02:53:57.31 ID:zM/uW1dv0
乙!!
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