24: 2013/02/03(日) 02:36:02.26 ID:8teGXFQJ0

春香「ドッキリ企画」

春香「いやー、随分と遺恨を残す企画みたいだけど‥‥次はどうする? 誰のを見ようか」

千早「そうね‥‥我那覇さんに決めてもらえば?」

響「お、いいの?」

千早「まあ、いいんじゃないかしら」

響「別に、他の誰かが、自分と同じような目に逢うのが見れれば、誰でもいいんだけど‥‥」

春香「すっかりやさぐれちゃって‥‥w」

響「じゃあ、貴音にしようかな」

春香「了解! じゃあ、四条貴音さんに登場してもらいましょう! どうぞー!」

ワーワーワー パチパチパチパチ

貴音「皆様、こんばんは。四条貴音です」

春香「貴音さんは、普段あんまりこういう企画に参加しないと思うんですけど‥‥」

貴音「そうですね‥‥わたくし、今回の企画を受けて、実感した事があります」

千早「なんですか?」

貴音「今までの人生で、初めて体験したのですが‥‥人間、過度のすとれすを受けると、体調がおかしくなるという‥‥」

貴音以外「wwwwwww」
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)

26: 2013/02/03(日) 02:37:47.38 ID:8teGXFQJ0
貴音「撮影後、3日間くらいでしょうか‥‥何やら、耳鳴りが止まりませんでした」

春香「wwwwちょ、ちょっとスタッフさん! 体壊しちゃってるじゃないですか!」

千早「私達の仲間に、なんて事をしているんですかw」

美希「あ、カンペなの‥‥『四条さんのドッキリは、軽かったので反省しています』って‥‥wwwww」

千早「あなた達はもう‥‥本気を出したら、ドッキリで人を殺せるんじゃないですか?」

響「いやー‥‥あれだな。なんか、楽しくなってきたぞ」

春香「自分が終わったからって‥‥w まあいいや。そろそろVTR行きましょうか!」

千早「四条さん、お願いします」

貴音「はい。それでは‥‥ぶいてぃあーる、すたーと!‥‥へーい!」

春香「いや、別に面白く言わなくても‥‥w」



『四条 貴音。
 そのミステリアスな雰囲気と、上品な物腰で、世の男性を魅了する彼女。
 また、ラーメン好きという意外な一面を持ち、当番組でも人気コーナー、四条 貴音のラーメン探訪を担当している。
 そんな彼女にドッキリの魔の手が忍び寄る!
 今宵、秘密のベールに包まれた、本当の姿が明らかになる!』

27: 2013/02/03(日) 02:39:07.24 ID:8teGXFQJ0
『過激なグルメ! もしも、取材先のラーメンが激マズだったら?』


春香「あー、なんか、若手の芸人さんが仕掛けられてるの見た事あるかも」


『某日、我々は、ラーメン探訪の打ち合わせの名目で、ターゲットを呼び出した。無論、コーナーの担当スタッフは、全員が仕掛け人』


貴音『おはようございます。本日もよろしくお願いいたします』

スタッフ達『おはようございまーす!』

D『おはよう四条さん。すみませんね。お忙しい中、時間とらせて』

貴音『いいえ、構いません。ですが、不思議ではありますね。普段ならば、事前の打ち合わせはすたっふの皆様だけで行い、わたくしは撮影当日まで何も知らずにいるというのに』

D『ええ。その方が、素直なリアクションが貰えますからね。けど今回は、ちょっと事情がありましてね‥‥』

貴音『事情‥‥ですか?』

D『次の取材先なんすけど‥‥『武藤』ってラーメン屋、聞いた事ありません?』

貴音『武藤‥‥! 残念ながら実際に味わった事はないのですが、雑誌などではよく! いつかは口にしてみたいと‥‥』

28: 2013/02/03(日) 02:40:45.32 ID:8teGXFQJ0
響「貴音、テンション上がってる‥‥w」


D『ええ。テレビや雑誌での人気ラーメン店ランキングでは不動のトップをキープ。平日の朝からでも、数時間待ちの行列は当たり前、ここで一度ラーメンを食ったら、他の店には行けない者までいるという、凄まじい店なんです』

貴音『次回は、その武藤に?』

D『ええ、まあ。でも、問題がありましてね。ここの店主というのが、もの凄く権力を持ってるんですよ。ラーメン業界で』

貴音『権力、ですか?』

D『ええ。何せ、ラーメン界のドン、との異名を持つくらいでして‥‥万が一、武藤の店主の機嫌を損ねてしまった場合ですね‥‥』

貴音『はい』

D『向こう数年‥‥下手をしたら、永久に、この局はラーメンの番組を作れなくなりますね』

貴音『なんと!』

D『現にですね、武藤の店主を怒らせてしまったために、全国のラーメン店に出入り出来なくなって、廃刊に追い込まれた雑誌もあるくらいなんすよ』

貴音『で、ですが‥‥たかだか一軒のらぁめん屋に、そこまでの力があるとは、俄かには信じられません‥‥』


『流石に設定に無理があるのか、疑う四条。このままでは、番組が成立しなくなってしまう。そこで‥‥』


D『お願いします! 知っているかもしれませんけど、テレビにとってラーメンってのは、すごく重要な物なんです! 視聴率の要なんです! もしも何かあったら、俺達全員のクビが飛ぶんです!』ガバッ

貴音『そ、そんな! どうか、顔をお上げください!』

29: 2013/02/03(日) 02:41:38.30 ID:8teGXFQJ0
スタッフ達『お願いします! 四条さん!』ガバッ

貴音『!?』


『アイドル達よ、見るがいい! これが、バラエティに命をかける、男達の生き様だ!』
(arcadiaのサビに合わせて、スタッフ1人1人の土下座姿がクローズアップ)


春香「wwwwwwwww」

美希「くだらないの!www くだらなさすぎるの!wwwwww」

千早「こんなところで私の曲使わないでwwww」

美希「ミキもう、ここのスタッフの人たち大好きwwww」

響「お、お腹痛いぞ!wwwww」

貴音「」イラッ

30: 2013/02/03(日) 02:42:40.12 ID:8teGXFQJ0
貴音『‥‥本当に、もう顔をお上げくださいませ。皆様のお気持ち、しかと受け止めました』

D『じゃあ!』

貴音『はい。私に出来る事ならば、協力は惜しみません』

D『四条さん‥‥じゃあ、ひとつ約束して欲しいんです。今回、四条さんには、武藤の新作ラーメンをいくつか食べてもらう予定になってます』

貴音『はい』

D『それでですね、杞憂だとは思うんですが、万が一口に合わない物が出てきた場合にもですね、それを顔に表さないでもらいたいんです!』

貴音『‥‥それだけでいいのですか?』

D『はい! 名店ですんで、心配はいらないと思うんですが、念のためにお願いしたいんです!』

貴音『承知いたしました。四条 貴音、皆様の熱意を決して無には帰しません』

D『よろしくお願いします!』

スタッフ達『よろしくお願いしまーっす!』

貴音『ふふ‥‥なんと気持ちのいい方達なのでしょう。これは、期待を裏切れませんね』


『自分が裏切られているとは、夢にも思っていない四条』


響「wwwww」

32: 2013/02/03(日) 02:43:57.86 ID:8teGXFQJ0
『そんな彼女が地獄を味わう、撮影当日がやってきた』


貴音『らぁめん。それは最早ただの(ry』

貴音『馬をさえ ながむる雪の あしたかな‥‥雪も降り積もり、寒さが身に凍みる今日この頃。皆さん、如何お過ごしですか? 四条 貴音です』

貴音『本日はここ、誰もが知る名店、武藤へとお邪魔させて頂いています』

店主『しゃーぉらあ! よく来たな!』

貴音『よろしくお願いいたします』

店主『今日はよ! うちで新しく出すラーメンをいくつか食わせてやるからな! 楽しみにしててくれよ!』

貴音『はい。私、今から食欲を抑えるのに大変です』

店主『はっはっは! じゃあよ! 早速食ってもらうとするか!』


【ドッキリラーメン一品目、単純に不味いラーメン】

『当番組のADが、説明書きも読まず、目分量と勘を頼りに作った市販の生ラーメン。麺はふやけ、スープは薄い』


店主『でぃーや! お待ち!』

貴音『では、いただきます。まずはスープから‥‥』ズズッ

33: 2013/02/03(日) 02:45:16.04 ID:8teGXFQJ0
貴音『‥‥次に、麺も頂いてみましょう』ズルルル

貴音『‥‥大変あっさりとしていて、えー‥‥』


美希「いきなりコメントに困ってるのwwww」


貴音『万人に‥‥そう! 小さな子供から、お年を召した方にまで愛される味ではないでしょうか』


『上手くコメントをまとめた四条。だが、こんな物を愛する人間はいない』


貴音『‥‥‥‥』ズルルル ズズッ モグモグ

貴音『ふう‥‥ご馳走様でした。私、武藤のらぁめんは初めて食しましたが、らんきんぐを上り詰めた理由がわかりますね』


『四条、最初の関門をクリア。だが、こんな物はまだまだジャブに過ぎない。本番はこれからである』

店主『いい食いっぷりだな! じゃあよ! 次のラーメンいってみるか!』


【ドッキリラーメン二品目、酢ラーメン】

『スープの代わりに、酢を使用したラーメン。酸味と臭いが、容赦なく襲い掛かる』


店主『これはよ! 疲れた時に元気を出せるように開発したラーメンなんだ!』

36: 2013/02/03(日) 02:47:26.93 ID:8teGXFQJ0
貴音『客に対するその心遣い‥‥素晴らしいですね。では、今度もスープから‥‥』ズズッ

貴音『けほっ! けほっ! こ、これは‥‥!』

貴音『た、確かに、えほっ! 確かに、疲れている時にはうってつけの味ではないでしょうか。夏場にもちょうどいいかも知れませ、けほっけほっ!』

貴音『で、では次に、麺を‥‥』ズルル

貴音『ばぶっ!』


春香「wwwwwwwww」

響「吹いたwwww口に入ったの全部出てきたぞwwwww」

千早「く、苦し‥‥お腹いたいwwwww」


貴音『し、失礼いたしました。気を取り直して‥‥』ズルル

貴音『んぶふっ!』


美希「wwwwwも、もうやめ‥‥wwww息できな‥‥wwwww」

千早「wwwwwwwww」

38: 2013/02/03(日) 02:48:36.08 ID:8teGXFQJ0
店主『おう! 何してんださっきからよ!』

貴音『も、申し訳ありません! 実はその‥‥先日から風邪気味で、喉が少し‥‥あー、あー』


響「wwwwww」

春香「た、貴音さん、面白すぎ‥‥wwwwww」

美希「今まで、そんな素振り全然なかったのwwwww」


店主『それでもお前、これくらいなんともないだろうが! ええ! 貸してみろ!』


『四条の器を奪い取る店主。予定では、ここで平然と食べ、四条の自信を無くさせる筈なのだが‥‥』


店主『ぐぶふっ!』


春香「wwwwwwww」

美希「何してるの!wwww 何してるの!wwwwww」


『仕掛け人が、まさかの自爆』


店主『こ、これはちょっと、失敗だったかも知れないな! 次で口直ししてくれ!』

39: 2013/02/03(日) 02:49:23.00 ID:8teGXFQJ0
【ドッキリラーメン三品目、苦いラーメン】

『苦瓜のペーストをベースに、苦味の強い食材を配合したラーメン。体にはいいが、味は最悪』


貴音『何やら‥‥全体的に、トロトロとしていますね。麺によく絡みそうです』ズズッ

貴音『んんぅん!』


春香「声がwww初めて聞くような声がwwwww」

響「貴音wwwwどっからそんな声出してるんさwwwwww」


貴音『こ、これは‥‥医食同源という言葉がありますが、このらぁめんは、まさにその王道ですね。食べるだけで、体が中からきれいになるようです‥‥』ズルル


『素晴らしいコメントをしているようだが、その表情は暗い。更に‥‥』


店主『次はこいつを食ってくれよ! 世にも珍しい、デザート感覚のラーメンだ!』

貴音『』

40: 2013/02/03(日) 02:50:10.79 ID:WCvRHrW50
酢オンリーとか無理に決まってんだろ

41: 2013/02/03(日) 02:50:17.78 ID:8teGXFQJ0
【ドッキリラーメン四品目、甘いラーメン】

『一品目のまずいラーメンに、プリンと生クリーム、サクランボをトッピング。熱でクリームが溶け出し、その様はまさに地獄絵図』


貴音『これは‥‥』チラッ

D『‥‥‥‥』プルプル

貴音『(あの御姿‥‥小刻みに震えていて、でぃれくたー様の不安が手に取るように感じられますね。私も手助けをせねば!)』

D『‥‥‥‥』←笑いを堪えるのに必氏

貴音『‥‥いただきます』


『何かにとりつかれたかのように、一心不乱に激マズラーメンに挑む四条。だが、よく見ると‥‥』


貴音『もぐもぐ‥‥ぐすっ』


響「貴音、涙目になってる‥‥wwww」

春香「なんで‥‥なんでこんな辛い思いしてラーメン食べなきゃいけないのwww」

42: 2013/02/03(日) 02:51:33.59 ID:8teGXFQJ0
貴音『ふう‥‥ごちそうさまでした』

店主『いい食いっぷりだな! じゃあ、次はこれだ! こいつで最後だからよ!』


【ドッキリラーメン、五品目‥‥酢ラーメン】

春香「ちょwwwwwww」

千早「wwwwwwwwwww」

美希「ひどいwwwwひどすぎるのwwww」


貴音『こ、この香りは‥‥うう‥‥』ズルル

貴音『はぷっ!』ブーッ


響「ダメだwwww自分、貴音が酢ラーメン食べてる映像見せられたら、多分、親の通夜でも笑っちゃうぞwwwww」

美希「ひーっ! く、苦しい! 苦しいの!wwww」

響「こ、これ、もうさ‥‥麺が一回貴音を経て器に還ってるだけだぞ‥‥www」

美希「貴音を経て‥‥」

春香「器に‥‥」

千早「還る‥‥w」

43: 2013/02/03(日) 02:53:12.07 ID:8teGXFQJ0
4人「あはははは! 貴音を経て器に還る!wwwwwwwwww」

貴音「」


『既に、四条に笑顔は無い。だが、番組のために奮闘するその姿に、我々も罪悪感が芽生えたので、ここでネタばらし』


春香「罪悪感生まれるの遅いよwwww」


店主『おい! さっきからよ! まるで、まずい物食ってるみたいな顔じゃねえか!』

貴音『そ、そんな事は決して‥‥!』

店主『こんな映像流されたらな! うちも商売あがったりだからよ! 責任者は誰だよ!』

D『す、すみません! 私です!』

店主『今後、あんたの局はうちに出入りして欲しくねえな! ええ!?』

D『そこをなんとか!』

四条『も、申し訳ありません。全て私の責任なのです。何卒お許しを‥‥』

店主『じゃあよ、最後のチャンスだ。このラーメンを美味そうに食ってみろよ! ええ!』

貴音『‥‥はい』

44: 2013/02/03(日) 02:54:20.66 ID:8teGXFQJ0
【ドッキリラーメン六品目は‥‥美味しいラーメン】

『普段、この店で提供している、正真正銘の看板商品。秘伝の製法で煮込まれた琥珀色のスープ。上質の小麦粉を使用した中華麺。チャーシューは噛み応えのあるしっかりとした嬉しい厚さ』


貴音『いただきます‥‥まずは‥‥』ズズッ

貴音『!?』

貴音『つ、次は、麺をいただいてみます』ズルル

貴音『!!!!!』

店主『おう! どうなんだよ!』

貴音『‥‥しい‥‥』

店主『?』

貴音『おいしい‥‥おいひいれすぅ‥‥!』


響「泣wwwいwwwwたwwww」

千早「四条さんかわいいwwwwww」


貴音『えぅ‥‥濃厚な味でありながら‥‥ぐすっ‥‥上品な後味で、まさしく、らぁめん界の王者にふさわし‥‥ひっく‥‥』モグモグ

45: 2013/02/03(日) 02:55:32.73 ID:8teGXFQJ0
店主『‥‥‥‥』プルプル

D『‥‥‥‥』プルプル

貴音『ふう‥‥ぐすっ‥‥ご主人、ご馳走様でした。私、これほど美味しいらぁめんは、今まで口にした事がありません』

店主『そうかい。それじゃあ仕上げに、丼の底に書いてる文字を大きな声で読んでみてくれよ!』

貴音『はい? あ、確かに、何か文字が‥‥ど‥‥っき‥‥り?』

貴音『え? どっき‥‥え?』

D『し、四条さん、大きい声で』プルプル

貴音『どっきり大成こ‥‥でぃれくたー様!?』

D『wwwwwwww』

貴音『騙したのですか!? 騙したのですね!?』

D『あ、あんなラーメン作ってwwwwランキングトップになるわけないっしょwwwww』

店主『それにお嬢ちゃん。いくら美味いラーメンだからって‥‥全国のラーメン屋からテレビ締め出せないからなwww』

貴音『』

46: 2013/02/03(日) 02:56:38.92 ID:8teGXFQJ0
D『で、でもあの、なんで泣いたんすか? 泣くほど美味しかった的な?w』

貴音『それが‥‥皆様の顔に泥を塗る事が避けられたと安堵した瞬間、何やら抑えが効かなくなりまして‥‥』

D『マジっすか。いやー‥‥四条さんが如何に、我々スタッフの事を考えてくれているかがわかりました! 今後も四条さんのために、美味しい店を探す熱意が沸きましたよ! な!』

スタッフ『うぇーい!』

貴音『な、何やら、きれいに誤魔化されている気もしますが‥‥ここまで騙されては、怒る気にもなりませんね』

D『それじゃあ四条さん! カメラに向かって、改めて!』

貴音『はあ‥‥どっきり、大・成・功!』

チャンチャン♪



春香「はい! というわけで、貴音さんのVTRでした!」

千早「はあ‥‥面白かったわね」

響「もう、後の放送時間は、貴音が麺を吹き出す部分ばっかり流してればいいんじゃない? 自分ならそれで2時間笑ってられるぞ」

49: 2013/02/03(日) 02:57:27.79 ID:8teGXFQJ0
美希「ばぶっ!」

春香「wwwwwww」

千早「美希wwwwやめてwwwww」

響「苦しーっ! お腹いたーい!wwwww」

貴音「」イララッ

春香「はーっ‥‥それで貴音さん。スタッフさん達とは、その後どうなんです?」

貴音「どう‥‥とは?」

響「ああ。自分の場合、仕掛け人は知らない役者さんだったけど、貴音は知り合いに直接騙されたわけだしね」

千早「何かこう‥‥遺恨のようなものは」

貴音「ああ、そういう事ですか。それならば、問題ありませんよ。彼らが番組作りに捧げる熱意は本物だと理解しておりますので」

美希「貴音、大人なの」

貴音「それに‥‥すたっふの皆様も、私以上に苦い思いをされたようですので」

春香「どういう意味です?」

貴音「わたしのどっきりを行う前に、すたっふ総出で試食をしたらしいのです」

春香「ええwwww」

50: 2013/02/03(日) 02:58:27.12 ID:8teGXFQJ0
貴音「あいどるに食べさせられる、ぎりぎりの線を見極めるためだそうです。それに、その段階では、ひどく辛いらぁめんも出される予定だったらしいのですが‥‥」

美希「そういえば、激辛はお約束なの。今回は無かったよね」

貴音「私の喉を気にかけて下さったようです」

春香「ああ、なるほど。スタッフさん達の優しさですね」

貴音「まあ、優しさというならば、こんな事をそもそもしないで欲しいものですが」

春香「wwwww」

貴音「とにかく、私だけでなく、自らをも犠牲にするその精神を知って、怒るわけにもいかなくなりました。こういう言い方はどうかと思うのですが‥‥」

春香「はい」

貴音「所謂、いい意味で頭の悪い方というのは、実在するのですね」

春香「wwwwwww」

美希「あそこにいるの。あそこに立ってる人達が、いい意味で頭の悪い大人達なの」

千早「ちなみに、色々とラーメンが出てきていましたけど、どれが一番辛かったですか?」

貴音「そうですね‥‥映像では酢らぁめんの印象が強いですが、甘いらぁめんが‥‥」

響「あー‥‥www」

51: 2013/02/03(日) 02:59:36.64 ID:8teGXFQJ0
貴音「味を思い出そうとすると、頭が痛くなります」

春香「脳が記憶を封印する味ですかwwww」

美希「ミキ的に面白かったのは、どうでもいいシーンで千早さんの歌が‥‥wwww」

春香「ああwwwあれ、ひどいねwwww」

美希「いい大人が、一所懸命あんな映像考えたと思うと、もうダメなのwww」

春香「千早ちゃんとしては? あんなくだらない場面で、自分の歌流されちゃって‥‥w」

千早「そうね‥‥以前の私なら、気分を悪くしていたかもしれないわ」

春香「今は?」

千早「大好きです」

春香「wwwwww」

響「千早、すっかりバラエティに毒されちゃって‥‥w」

春香「とと、そろそろ次にいかないと!」

貴音「私が決めるのでしたね?」

千早「はい、お願いします」

貴音「では‥‥そうですね。響、私と、強烈なものが続いたので‥‥真美か亜美のどちらかにしてみましょうか」


春香「ドッキリ企画」貴音「真美と亜美を」

引用: 春香「ドッキリ企画」