1: 2014/11/15(土) 18:31:28.57 ID:tCmdosl90
ハリー「…」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
ハリー「…やっぱ家でかいな」
マルフォイ「そうでもない…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ(何しに来たんだ…)
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
ハリー「…やっぱ家でかいな」
マルフォイ「そうでもない…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ(何しに来たんだ…)
2: 2014/11/15(土) 18:32:21.97 ID:tCmdosl90
ハリー「酒を持って来た」
マルフォイ「?」
ハリー「とりあえず飲もう」
マルフォイ「…」
ハリー「ダメか….…?」
マルフォイ「いや、シラフで話す話題もない。しもべ妖精にグラスを持ってこさせよう」
ハリー「ああ」
マルフォイ「グラス二つ」
しもべ妖精「こちらに」
マルフォイ「ああ。下がっていいぞ」
マルフォイ「?」
ハリー「とりあえず飲もう」
マルフォイ「…」
ハリー「ダメか….…?」
マルフォイ「いや、シラフで話す話題もない。しもべ妖精にグラスを持ってこさせよう」
ハリー「ああ」
マルフォイ「グラス二つ」
しもべ妖精「こちらに」
マルフォイ「ああ。下がっていいぞ」
3: 2014/11/15(土) 18:33:03.70 ID:tCmdosl90
ハリー「…」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
4: 2014/11/15(土) 18:36:37.31 ID:tCmdosl90
ハリー「開けるよ」
マルフォイ「…」
ハリー「乾杯」
マルフォイ「……乾杯」
ハリー「………」
マルフォイ「…」
ハリー/マルフォイ(気まずい…)
マルフォイ「…」
ハリー「乾杯」
マルフォイ「……乾杯」
ハリー「………」
マルフォイ「…」
ハリー/マルフォイ(気まずい…)
5: 2014/11/15(土) 18:37:20.85 ID:tCmdosl90
ハリー「…」
マルフォイ「………」
ハリー「マグルの酒だけど、口に合うかな」
マルフォイ「…実のところ、すぐに酔いが回るから酒の良し悪しはよくわからない」
ハリー「……」
マルフォイ「…口当たりはいいと思う」
ハリー「あ、そう?」
マルフォイ「………」
ハリー「マグルの酒だけど、口に合うかな」
マルフォイ「…実のところ、すぐに酔いが回るから酒の良し悪しはよくわからない」
ハリー「……」
マルフォイ「…口当たりはいいと思う」
ハリー「あ、そう?」
6: 2014/11/15(土) 18:37:56.51 ID:tCmdosl90
ハリー「フランスから送ってもらったんだ」
マルフォイ「へぇ…」
ハリー「……」
マルフォイ「……」
ハリー「しもべ妖精の醸造もいいけど、こっちはこっちで趣きがあると思う」
マルフォイ「……マグルは全部手作業で作るのか?」
ハリー「ううん。道具が高度に発達してるはずだから、手作業ばかりではないよ」
マルフォイ「そういうものか」
ハリー「……」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
マルフォイ「へぇ…」
ハリー「……」
マルフォイ「……」
ハリー「しもべ妖精の醸造もいいけど、こっちはこっちで趣きがあると思う」
マルフォイ「……マグルは全部手作業で作るのか?」
ハリー「ううん。道具が高度に発達してるはずだから、手作業ばかりではないよ」
マルフォイ「そういうものか」
ハリー「……」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
7: 2014/11/15(土) 18:38:37.05 ID:tCmdosl90
ハリー「……」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
トン
ハリー「一本飲んじゃったか…」
マルフォイ「うちので良ければ一本開けよう。うわ、お前顔赤いな」
ハリー「飲むとすぐあったまるけど、まだまだ飲めるよ」
マルフォイ「わかった。ぶどう酒を!」
しもべ妖精「お持ちしました」
マルフォイ「うん。下がっていいぞ」
マルフォイ「…」
ハリー「…」
マルフォイ「…」
トン
ハリー「一本飲んじゃったか…」
マルフォイ「うちので良ければ一本開けよう。うわ、お前顔赤いな」
ハリー「飲むとすぐあったまるけど、まだまだ飲めるよ」
マルフォイ「わかった。ぶどう酒を!」
しもべ妖精「お持ちしました」
マルフォイ「うん。下がっていいぞ」
8: 2014/11/15(土) 18:39:20.16 ID:tCmdosl90
ハリー「高そうだな」
マルフォイ「…つまみも出そうか」
ハリー「ヤキトリはある?」
マルフォイ「ねえよ」
ハリー「だろうな〜」
マルフォイ「あ〜やばい。結構酔い回ってきてる」
ハリー「最初からつまみも食べれば良かったじゃん」
マルフォイ「お前がいきなり酒とか言い出すからだって」
ハリー「正直、酒の勢い以外のどんなテンションで顔合わせればいいのかわからん」
マルフォイ「…つまみも出そうか」
ハリー「ヤキトリはある?」
マルフォイ「ねえよ」
ハリー「だろうな〜」
マルフォイ「あ〜やばい。結構酔い回ってきてる」
ハリー「最初からつまみも食べれば良かったじゃん」
マルフォイ「お前がいきなり酒とか言い出すからだって」
ハリー「正直、酒の勢い以外のどんなテンションで顔合わせればいいのかわからん」
9: 2014/11/15(土) 18:40:02.49 ID:tCmdosl90
マルフォイ「じゃあなんでお前宅飲み提案したんだ」
ハリー「それな〜〜」
マルフォイ「マジなんなん?」
ハリー「よし。わかった。話そう」
マルフォイ「はよ」
ハリー「子供できるんだけどさ」
マルフォイ「そうなのか。めでたいな」
ハリー「ありがとう。でも、マグル育ちだから魔法界の教育とか常識とかよくわからなくて…」
マルフォイ「つまり、子育てに不安があると?」
ハリー「それな〜〜」
マルフォイ「マジなんなん?」
ハリー「よし。わかった。話そう」
マルフォイ「はよ」
ハリー「子供できるんだけどさ」
マルフォイ「そうなのか。めでたいな」
ハリー「ありがとう。でも、マグル育ちだから魔法界の教育とか常識とかよくわからなくて…」
マルフォイ「つまり、子育てに不安があると?」
10: 2014/11/15(土) 18:40:35.25 ID:tCmdosl90
ハリー「そうなる」
マルフォイ「そんなもんお前夫婦で相談しろって。人に言われて決めるもんじゃないし、お前ヨメさん純血だろ」
ハリー「でもお前やロンみたいにマグル社会に無知過ぎる子供になっちゃうのも嫌だし……」
マルフォイ「お前喧嘩売りに来たのか」
ハリー「いや、実際マグルについての情報なくて困った経験とかあるんじゃないの?」
マルフォイ「あんまりないな……。ボロが出たら記憶修正すれば良いし、目くらましで避けて通ってもいいし」
ハリー「闇祓いは魔法使うとバレる状況もあるから、マグル学はそれなりに使うんだ」
マルフォイ「子供に闇祓いやらせるって決めてるのか」
ハリー「そうじゃないけど、マグル人口は世界の大多数であるし、無視し続けるのも良くないだろ」
マルフォイ「そんなもんお前夫婦で相談しろって。人に言われて決めるもんじゃないし、お前ヨメさん純血だろ」
ハリー「でもお前やロンみたいにマグル社会に無知過ぎる子供になっちゃうのも嫌だし……」
マルフォイ「お前喧嘩売りに来たのか」
ハリー「いや、実際マグルについての情報なくて困った経験とかあるんじゃないの?」
マルフォイ「あんまりないな……。ボロが出たら記憶修正すれば良いし、目くらましで避けて通ってもいいし」
ハリー「闇祓いは魔法使うとバレる状況もあるから、マグル学はそれなりに使うんだ」
マルフォイ「子供に闇祓いやらせるって決めてるのか」
ハリー「そうじゃないけど、マグル人口は世界の大多数であるし、無視し続けるのも良くないだろ」
11: 2014/11/15(土) 18:41:55.58 ID:tCmdosl90
マルフォイ「お前面倒くさいこと考えてるな。そんなもん子供が知りたいって言ったらしっかり教えてあげればいいし、興味を示さなかったら魔法使いとして育てればいい」
ハリー「ウィーズリー家もそんな感じだったっぽいけど、アーサーおじさんがあんなにマグル好きなのに子供たちはマグルの常識が全然ない」
マルフォイ「別にいいだろ。ウィーズリーはあれで結構大成してるじゃないか」
ハリー「そうかなあ」
マルフォイ「むしろその話ちゃんとヨメさんにしてやれ」
ハリー「ジニーは産前だからか最近ピリピリしてるんだ」
マルフォイ「あー……」
ハリー「あんまり不安について話すと煙たがられそうじゃん」
ハリー「ウィーズリー家もそんな感じだったっぽいけど、アーサーおじさんがあんなにマグル好きなのに子供たちはマグルの常識が全然ない」
マルフォイ「別にいいだろ。ウィーズリーはあれで結構大成してるじゃないか」
ハリー「そうかなあ」
マルフォイ「むしろその話ちゃんとヨメさんにしてやれ」
ハリー「ジニーは産前だからか最近ピリピリしてるんだ」
マルフォイ「あー……」
ハリー「あんまり不安について話すと煙たがられそうじゃん」
12: 2014/11/15(土) 18:42:25.01 ID:tCmdosl90
マルフォイ「……とりあえず一緒に居てやれよ」
ハリー「うーん……」
マルフォイ「というか今日お前一人で出かけてて大丈夫なのか」
ハリー「……」
マルフォイ「……」
ハリー「…………実はロンと会うことになってる」
13: 2014/11/15(土) 18:43:04.06 ID:tCmdosl90
マルフォイ「バカか!」
ハリー「……マズイかな」
マルフォイ「義兄なんだから簡単にバレるに決まってるだろ!! お前もう帰れ!」
リンゴーン
しもべ妖精「ロナルド・ビリウス・ウィーズリー様がいらっしゃいました」
マルフォイ「ああやっぱり!」
マルフォイ「通してやれ。ポッターを持って帰らせる」
ロン「悪いなマルフォイ」
ハリー「……マズイかな」
マルフォイ「義兄なんだから簡単にバレるに決まってるだろ!! お前もう帰れ!」
リンゴーン
しもべ妖精「ロナルド・ビリウス・ウィーズリー様がいらっしゃいました」
マルフォイ「ああやっぱり!」
マルフォイ「通してやれ。ポッターを持って帰らせる」
ロン「悪いなマルフォイ」
14: 2014/11/15(土) 18:43:39.03 ID:tCmdosl90
ロン「おいハリーてめえ!! 僕がジニーにどんだけ問い詰められたと思ってんだ!!」
マルフォイ「まさかポッターはお前に話を通してなかったのか!?」
ロン「そうだよ!! おかげで探すのに時間がかかった!」
ハリー「ロンに情報を与えるよりは全力で隠れた方が時間が稼げると思ってね」
マルフォイ「変なところで闇祓いっぽいプロ意識を発揮するのはやめろ」
ロン「僕のことを舐め過ぎ」
マルフォイ「まさかポッターはお前に話を通してなかったのか!?」
ロン「そうだよ!! おかげで探すのに時間がかかった!」
ハリー「ロンに情報を与えるよりは全力で隠れた方が時間が稼げると思ってね」
マルフォイ「変なところで闇祓いっぽいプロ意識を発揮するのはやめろ」
ロン「僕のことを舐め過ぎ」
15: 2014/11/15(土) 18:44:18.87 ID:tCmdosl90
ハリー「君がジニーに優位なイメージがないんだが…」
ロン「これでも兄だぞ? それに、僕は君にもう少し信頼されてると思ってた」
ハリー「仕事ではロンの嗅覚と機転は役に立つけど、君の立場なんかウィーズリー家では一番弱いじゃないか」
ロン「…」
ハリー「…」
マルフォイ「良いからもうお前ら帰れ」
ハリー「ああ、帰るか」
ロン「送るよ」
ハリー「そうしてくれ」
マルフォイ「もう何かあってもうちに逃げ込むのはやめろよ」
ハリー「わかったわかった。ジニーとも仲良くするよ」
おわり
ロン「これでも兄だぞ? それに、僕は君にもう少し信頼されてると思ってた」
ハリー「仕事ではロンの嗅覚と機転は役に立つけど、君の立場なんかウィーズリー家では一番弱いじゃないか」
ロン「…」
ハリー「…」
マルフォイ「良いからもうお前ら帰れ」
ハリー「ああ、帰るか」
ロン「送るよ」
ハリー「そうしてくれ」
マルフォイ「もう何かあってもうちに逃げ込むのはやめろよ」
ハリー「わかったわかった。ジニーとも仲良くするよ」
おわり
17: 2014/11/15(土) 18:45:38.63 ID:tCmdosl90
オチらしいオチがつかずすみません
ありがとうございました
ありがとうございました
19: 2014/11/15(土) 19:33:05.82 ID:l7AqhT8F0
良かった
乙
乙
21: 2014/11/15(土) 23:24:15.84 ID:IzLOd44/O
割りと本当にこんな感じになるかもな
乙乙とてもよかった
乙乙とてもよかった
引用: ハリー「……」マルフォイ「……」
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