979: 2022/01/08(土) 21:15:45 ID:DeRyX3KY




前回はこちら


雪美さんといっしょシリーズ


1261

雪美「……あけまして……おめでとう……」

モバP「あけましておめでとうございます」

ちひろ「今年もよろしくお願いしますね」

雪美「……P……」(つ゜-゜)つ

モバP「ああ。じゃあいくぞ」

ヒョイッ ポスン

雪美「……♪」

モバP「神様がお帰りになった」

ちひろ「出雲にでも行っていたんですかね? 神無月は10月ですけど」

雪美「……私が……いない間……寂しく……なかった……?」

モバP「寂しかったよ。雪美様が帰られる日をペチュニアおばさん並に首を長くして待っておりました」 ハリー・ポッターカ

モバP「それまでは実家が地元とかでちょうど良く事務所に残っていた留守神のアイドルたちに、交替で膝を温めてもらっていた」

りあむ「ついにぼくも神になったよ! 女神じゃないよ!」 リアムモ……カミ……オメデトウ……


ちひろ「ここは神格の多い事務所ですね」

980: 2022/01/08(土) 21:25:31 ID:DeRyX3KY
1262

モバP「さあ、ライブだ。景気良く行こうぜ、Y」

雪美「そうね……今日の私は……絶好調……」

雪美「……Pの方は……どう……? 付いて来れる……?」

モバP「外は生憎のバッドウェザーだが、この直前の高揚感は悪くない」

雪美「……よし……後ろは……任せた……」

モバP「ああ、Yのクールなパフォーマンスに期待しているぜ」

杏「……トレバーとマイケルみたいな呼び合い方してるなあ」

モバP「俺がPと呼ばれるなら雪美をYと呼んでも違和感はないのではないかと思って」

杏「というかさ、Pってイニシャルだったの?」

モバP「いや、プロデューサーのPだぞ。日本人で頭文字Pはいない……いないよな?」

杏「キラキラなネームならあり得るんじゃないかな」

雪美「P……実は……本名……Phoenix……だったり……する……?」キラキラ

モバP「当て字で不氏鳥とでも書くのか、それとも外国系か……この顔でフェニックスは名前負けするわ」


杏「キラキラネームが嫌でPを名乗ってる疑惑」 ソンナンチャウワ

981: 2022/01/08(土) 21:27:55 ID:DeRyX3KY
1263

モバP「雪美さん」

雪美「……なぁに……?」

モバP「お年玉をください」

雪美「……えっ」

ちひろ「雪美ちゃんにねだるな」

モバP「桃華ならセーフなんですかね」

ちひろ「桃華ちゃんにもですよ。あなた何歳ですか」

モバP「しかし桃華からは貰ってしまいましてね。これは他の子からも貰うのが筋なのかと思って」

ちひろ「えぇ……」

モバP「勿論、桃華にはこちらからくれとは言っていませんよ?」

ちひろ「桃華ちゃん、気前がいいですね……」

雪美「……私も……あげる……」

ちひろ「張り合わなくても良いんですよ?」

雪美「……元々……あげるつもりだった……。……はい」

982: 2022/01/08(土) 21:35:06 ID:DeRyX3KY
モバP「おおきに。……あらまあ、素敵」

雪美「……このポチ袋……どう……?」

モバP「良いセンスだな。これは雪美のチョイスか?」

雪美「……」コク

モバP「こういうのは一人一人個性が出るな」

ちひろ「小学生が、渡すポチ袋を自分で選ぶってなかなかないと思いますけどね」

モバP「中身は何かな? おっ、これは……」

ちひろ「いくらですか? ちょっと見せてもらっても」

モバP「ダメです。こういうのは中身はおまけ――と言っては逆に失礼ですが、“ほんの気持ち”だから良いんです」

ちひろ「えー」

雪美「……ちひろさんの分も……ある……」ハイ

ちひろ「えっ、それは予想外です。良いんですか?」ドウモ

ちひろ「開けますね……。……!」

ちひろ「……いくらだなんて失礼でした。雪美ちゃん、ありがとうございます」 ……ドウイタシマシテ


モバP「お年玉は現金でなくてはいけない決まりはないですからね」 モウテンデシタ

983: 2022/01/08(土) 21:38:03 ID:DeRyX3KY
1264

モバP「菜々さんとカラオケをすると困ることが一つ」

菜々「えっ、何ですか? まさか懐メロ、歌いすぎ……?」

モバP「それは今に始まったことではないので構わないのですが」

菜々「うぅ……もしかして呆れられています?」

モバP「いえ、最近の曲から懐かしい曲まで、レパートリーが幅広いなといつも感心しています」

雪美「知らない……良い曲……たくさん……知っている……」

菜々「そういえば何故だかよく物知りと言われますねぇ」

モバP「菜々さんをよく知らない人ですら、そういう印象を持っている人は意外と多いようですね」

菜々「私の雰囲気、そんなに物知りそうに見えます?」

モバP「不思議と見えるんですよね。街でやたらと声をかけられて道を聞かれる人っていますが、それと近い感じというか」

菜々「確かによく道も聞かれますね……あれっ?」

モバP「単に詳しそうというよりは親切そう、話しかけやすいオーラみたいなものをひっくるめて物知りのイメージがある感じです」

モバP「そんな菜々さんがカラオケで歌う“Wind Climbing ~風にあそばれて~”は何故か心に深く刺さってくるから困ります」


雪美「……歌に……深みが出る……感じ……?」 ソウソウ、セットクリョクガ チョッ、マッテクダサイ!

984: 2022/01/08(土) 21:51:27 ID:DeRyX3KY
1265

ちひろ「一年の計は元旦にあり、と言いますね」

モバP「はい」

ちひろ「プロデューサーさんは今年の目標は立てましたか?」

モバP「現状維持ですね」

ちひろ「それ割と目標としては一番ダメなやつですよね」

モバP「では、問題には高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処する――が目標で」

ちひろ「行き当たりばったりですね」

モバP「では、柔軟剤を使って優しい肌触りを目指す――とかは」

ちひろ「何に対する目標ですか」

雪美「P……目標……まだ……決めてないの……?」

モバP「おや、雪美さん。この寒い中でも元気そうで何より」

ちひろ「こんにちは、雪美ちゃん」

雪美「……今日も……Pと……ちひろさんに……会いに来た……」

モバP「直帰出来る時でもわざわざ来てくれるのがとても嬉しい」

985: 2022/01/08(土) 22:13:03 ID:DeRyX3KY
雪美「……今日は……お仕事……上手くできた……」

雪美「私を……褒める……?(期待の眼差し)」

モバP「褒めます」ナデナデ

雪美「……♪」ムフー

ちひろ「褒めてほしそうにする雪美ちゃんも良いですね」

モバP「何か尻尾を振る子犬を連想しますね」

モバP「そういえば目標……一つは決めているんだよ」

雪美「……?」

モバP「雪美との一年の締めはイチゴ大福だから、一年の幕開けはイチゴ始めをやろうという」

ちひろ「一年の目標というかただ年始にやりたいことじゃないですかそれは」

モバP「まあまあ。ということで、こちらから用意させてもらったよ。はい」

雪美「……これは……幻の……白いイチゴ……淡雪……!」キラキラ

モバP「せっかくだから珍しい物をと思ってな。良かったら一緒に食べてみないか?」

雪美「うん……!」


ちひろ「早めに次の目標を考えることをお勧めしますよ」

986: 2022/01/08(土) 22:20:17 ID:DeRyX3KY
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モバP「大晦日にPaのアイドルたちと一緒にアウトレイジでも見て盛り上がりたかった僕です」

ちひろ「アウトレイジはアイドルたちと見るべき映画じゃないと思いますよ」

モバP「もしくはバカンスで南の島に行きたかった」

ちひろ「アウトレイジかバカンスかだったらバカンス一択ですね」

モバP「実際はどちらも無理でした」

モバP「毎年、年末年始は休みを取ってハワイやセーシェルに行きます、なんて言う人が羨ましい」

ちひろ「バカンスって長期休暇ですからね。二泊三日くらいの旅行とは訳が違います」

雪美「……代わりに……事務所で……バカンス……」

ちひろ「まるで休暇を取っている気がしないでしょうね」

モバP「ああ、出社してルームの扉を開けたらそこだけ南国のリゾートビーチみたいに改装されていたりしないかなあ」

モバP「勿論、ちひろさんや雪美や他のアイドルたちは水着姿で過ごしていて……」

ちひろ「しないし着ない――はずなんですけど、何故かかき氷作ってる私がイメージ出来てしまうんですよねえ……」

雪美「……冬なのに……夏の砂浜セットで……過ごす……。考えたら……わくわく……」


モバP「でもそんなのを作ったらいよいよ仕事にならなくなりそうだ」 ゴモットモ

987: 2022/01/08(土) 22:21:52 ID:DeRyX3KY
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雪美「……P……」

モバP「おう」

雪美「……今年は……お雑煮……食べた……?」

モバP「食べましたよ。自分で作ったシンプルな物をだがな」

ちひろ「プロデューサーさんは自分で作れますからね」

雪美「……作れるの……?」

モバP「ああ。年始は事務所だったからちひろさんの分とかも一緒に作ったな」

雪美「……私も……Pのお雑煮……食べたかった……」

モバP「そう言われたらまた作らざるを得ないな」

モバP「俺の方としても、佐城家の白味噌仕立ての雑煮は食べてみたいんだがなあ」

雪美「Pのは……おすまし……?」

モバP「そう。こっちは別に家の味というわけではなく、適当なレシピが元だ」

ちひろ「雪美ちゃんは食べなくて良かったかもしれませんよ? 何故かお餅が餡子入りでしたし」


モバP「そこはちょっと香川リスペクトでした」 カガワハシロミソデスヨ

988: 2022/01/08(土) 22:24:39 ID:DeRyX3KY
1268

モバP「雪美さん、お餅が焼けましたよ」

雪美「……おお……お餅……」

モバP「鏡開きはもう少し後だが、正月の料理に使う餅がちょうど残っていた」

雪美「……Pも……いっしょに……食べよう……」

モバP「そうだな。きな粉で食べるか? それとも磯部にするか? 揚げて塩でってのも良いが」

雪美「……3つとも……食べてみたい……」

モバP「おっいくねぇー、欲張りセットか。食べきれるかな~?」

雪美「……少し……小さくして……」

モバP「了解。そういうちょっとわがままさを出してくれる雪美さんが好きだよ」

雪美「……迷惑……しない……?」

モバP「寧ろやる気が出る。……はいまずはきな粉餅一丁」

雪美「ありがとう……。……いただきます……」ハム

モバP(お餅を食べる雪美さんのもち肌ほっぺ……良いわぁ)ジーッ


雪美(……のどに、詰まらせないように……見守って、くれてる……のかな……?)ミョーン

989: 2022/01/08(土) 22:28:14 ID:DeRyX3KY
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雪美「……♪」クルンッ フワッ

モバP「いやあ、お上手です」パチパチパチ

モバP「雪美さんはポールダンスも出来るんだなあ」

雪美「……撮影の時に……教えてもらった……」

雪美「まだ……アクロバティックな……ことはできない……けど……」

モバP「いや、突然予想を超えて曲芸みたいなレベルを披露されると却って怖いからこれで充分だ」

モバP「自分は心得があるわけじゃないが、既に足の動かし方は滑らかだし、遠心力も上手く味方にしていると思うよ」

雪美「Pも……やってみる……? 少しなら……教えられる……」

モバP「……でもここ、公園の登り棒なんだよなあ」

雪美「……登り棒……元々……好き……だから……」

モバP「なるほどな。俺は小学校の頃なんて登り棒に近寄ったこともなかった気がするから、馴染みもないわけだ」

モバP「体育館の肋木と壁の隙間に挟まって遊んでいたことはよくあったが」

雪美「ふふっ……、それ……想像すると……面白い……」


モバP「しかしこうなると雪美のポールダンス衣装を見たいような見たくないような葛藤が」

990: 2022/01/08(土) 22:32:07 ID:DeRyX3KY
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モバP「……」パクパクムシャムシャ

ちひろ「プロデューサーさんは今日のお昼はハンバーガーですか」

モバP「ですね」

モバP「ハンバーガーと言っても具材は定番のパティじゃなくてファミチキ――フライドチキンですが」

雪美「紗南と……いっしょに……バーガーバーガー……プレイしてたら……」

ちひろ「食べたくなった、と」

モバP「プレイしたのは結構前ですが、それからよくハンバーガーが食べたくなりまして」

ちひろ「影響を受けやすいタイプですね」

雪美「でも……Pは……バンズと……具材……別々に買う……」

モバP「これもフライドチキンにハチミツをかけたバーガー、アボカドバーガー、ポテトサラダバーガーですからね」

ちひろ「バーガー多いですね。サラダはサラダで良いのでは……」

ちひろ「フライドチキンにハチミツは、コロンビア風の食べ方だとかで少し前に流行りましたね。でも今やるか? っていう」

モバP「今でしょ」

ちひろ「せやろか」

991: 2022/01/08(土) 22:35:35 ID:DeRyX3KY
モバP「ご飯と惣菜を個別に買うより同じ量の弁当を買う方が大抵安くなるように、ハンバーガーもそのまま買う方がいくらか安上がりなんですが」

モバP「自分で好きな物を挟んで食べる、というのも楽しみ方だなと」

雪美「……それは……そう……」

ちひろ「いわゆるMとかMとかLとかはそんなに食べないんですか?」

モバP「Mが2つありますね……食べないですねえ。Sみたいなご当地バーガーは好きですが」

雪美「サイズの話……みたいになってる……」

モバP「Mと言ったらドナとモバで分かるから良いんですがね」

ちひろ「独特な略称を使いますね……それにSって何です」

雪美・モバP『佐世保バーガー』

ちひろ「颯ちゃんと凪ちゃんみたいに綺麗にハモりましたね」

モバP「まあフィッシュバーガーとフライドポテトという好物があるからドナも捨てがたいのですが」

法子「ドナドナドーナードーナーッツ♪ ドナと聞いて参上しました!」

ちひろ「ドーナツじゃないですよ?」

ちひろ「そういえば最近、ポテトは品薄による大きいサイズの販売休止で、加蓮ちゃんが嘆いていましたね」


モバP「代わりに芋けんぴを勧めたらとても悲しい顔をされました」 アタリマエデショ

992: 2022/01/08(土) 22:41:23 ID:DeRyX3KY
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「ぴにゃ! ぼく、ぴにゃこら太!! 346プロは、今日も、いい天気!」

「もちろん、きのうも、いい天気だったよ!」

ピコッ

「ぴにゃ~、たたかないでよ~」

――

「ぴにゃにゃ~、ぼくは、ぴにゃこら太……だったかな?」

「なんだか、さいきん、ものわすれが、ひどくなったような気がするんだ」

「今日、あさごはん、たべたっけ?」

――

「ぴ~にゃにゃぴ~にゃ、にゃ~ぴにゃ~ぴにゃぴ~ん♪」

――

モバP「……幼い頃は無心で楽しめたモグラ叩きってさ、今思うと結構動物虐待の罪悪感が湧くな」

穂乃香「えっ、突然どうしたんですか? Pさん」


雪美「……コブロンは……叩けない……」 ソレナラ、グサァーッ! ユズチャン!?

993: 2022/01/08(土) 22:47:05 ID:DeRyX3KY
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モバP「雪美さんに着せても良いよね? 服シリーズー」

ちひろ「いけないのか着せたいのかはっきりしてください」

モバP「今日は、プチ・マドモアゼルに近いかもしれません。ドリームクラブの魔璃の衣装です」

雪美「……(検索中)」カチカチ

雪美「おお……これが……」

ちひろ「仕事用のPCでギャルゲーの画像検索する膝上アイドルよ」

雪美「左目隠れ……」

モバP「美玲ほどパンクな感じではないが、いつもの感じに一手間を加えて、包帯なんかで目や、或いは頭や付け耳や片腕を装飾するのは好物だ」

雪美「包帯は……ライラが……ミイラで……やってた……ね」

モバP「あの裸包帯みたいなのもどっくーんと来るが、ドレスwith包帯も少し重厚でダークでニヒル」

雪美「……これなら……コスプレ……してみたい……」

ちひろ「まあ、良いんじゃないですか? 体型に結構差異がありますけど」

モバP「では、こっちのるい先生や理保やアイリみたいなスリット紐パンな方は着せても良いですかね?」


ちひろ「そっちが目当てか。許可すると思いますか?」 イイエ? ワカッテルナラキクナ

994: 2022/01/08(土) 22:51:20 ID:DeRyX3KY
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モバP「自分がまだ野球のルールを知らなかった頃、親に尋ねたんだ」

モバP「サヨナラって何? と」

友紀「サヨナラはサヨナラだよ」

モバP「それが聞いても分からなくて、何? 選手が引退でもするのか? と思っていた」

雪美「それも……さよなら……」

モバP「まず攻守交替制を理解していないと何で9回表で試合が終わるのかも分からない」

友紀「あたしは物心がついた頃? いつの間にか分かってたなあ」

友紀「今となっては何で分からなかったのかが分からないね! あははは!」

モバP「勉強や仕事の“何が分からないのか分からない”状態みたいだな、それ」

瑞樹「アナウンサーの頃はそういうのは致命的だったわ。正しい知識が無いと説得力のある、わかる伝え方が出来ないもの」

モバP「分かります。野球中継の実況とか相当詳しくないと、もしやれと言われても完遂出来る気がしません」

瑞樹「そんな、わかる女を目指していたのが、アイドルになってからはわか(がえ)る女に」

雪美「……分かる……。瑞樹……どんどん……可愛く……なってる……」 ワカル?


ちひろ「何かよく分からない会話をしていますねえ」

995: 2022/01/08(土) 22:53:27 ID:DeRyX3KY
1274

モバP「雪美さん、いつも俺に付いてきてくれてありがとう」

雪美「……?」

モバP「思えば雪美さんを、俺の一存で振り回してばかりだなと」

雪美「……いいの……」

雪美「あなたの……望み……私が……叶える……。そう、約束……した……」

モバP「それは雪美をトップアイドルにしたい、ということであって、個人的に雪美ともっと親密になりたい、とかそういうことまでは……」

雪美「それも……ひっくるめて……叶えたい……。変……?」

モバP「なら嬉しいんだが……良いのか? 雪美は俺の近くにばかりいることで本当に楽しいのか、時々心配になるんだ」

雪美「……きっと……私が……楽しくなかったら……P……分かる……はず」

雪美「それに……Pが……楽しいから……私も……楽しい……」

モバP「雪美……」

雪美「……Pは……今の……Pで……いて……」

モバP「……ああ! 改めてありがとう。俺はどうやらすっかり雪美の虜だ」 ……ウン


ちひろ「今までは何だったんですかね」

996: 2022/01/08(土) 22:54:42 ID:DeRyX3KY
1275

モバP「雪美様がゆく――そんな時間も、あっという間でしたね」

雪美「私より……Pが……やりたい放題……だった……」

モバP「でも雪美といろんなことをやれて僕は幸せです」

雪美「Pが……幸せなら……それでよし……」

モバP「えへへ」

雪美「ふふふ……」

モバP「さて、新年早々ですがそろそろお別れとなります」

雪美「みんな……ありがとう……さようなら……」

   THANK YOU 346
       and
GOOD-BYE 346 WORLD!

  またどこかで会おうね

モバP「このお話の出演は、モバP、雪美、ちひろ……でした」テーテーテテッ テッ!

雪美「……おやすみなさい……」


ちひろ「民放時代のきかんしゃトーマスかな? というか勝手に346プロを終わらすな」

997: 2022/01/08(土) 23:26:59 ID:DeRyX3KY
おまけ25

モバP「全然関係が無い話なんですが、初夢で橋をかける夢を見まして」

ちひろ「縁起が良さそうな夢ですね」

モバP「それでふと思い出したんですが、大工と鬼六という昔話がありましたよね」

ちひろ「大工にはとても橋をかけられそうにない急流の川に鬼が橋をかけてくれる話でしたっけ」

雪美「……本当の名前……当てないと……目……食べられる……」

モバP「そうです。あれ、途中で鬼の名前は鬼六だってネタバレの歌が聴こえてくるんですよね」

モバP「何というご都合主義で解決してしまうんだ、と子ども心に腑に落ちなかったのを思い出しまして」

雪美「……良い夢……見たのに……モヤモヤ……してるの……ね」


おまけ26

モバP「雪美さん、今日は何でも好きな物を食べさせてあげるよ」

雪美「……ほんま……?」

モバP「ホンマもホンマ、大間の本マグロよ」

雪美「ふふっ……じゃあ……マグロ……食べたい……」

ちひろ「そんな地口に釣られちゃうんですか?」

998: 2022/01/08(土) 23:28:12 ID:DeRyX3KY
おわり
沈没船より愛を込めて

引用: モバP「雪美様がゆく」