サーバル「ほらほら、アライさん！いつまでも泣いてちゃダメだよー！元気だして！」

アライさん「…………ぐすっ」

サーバル「ほらっ、早く服着てシャワー浴びてハカセのところにいこーよ！」

アライさん「………昨日アライさんに無理矢理あんなひどい事をしておいて…」ｸﾞｽｯ

アライさん「……サーバルは…ひどいフレンズなのだ……！！」ｸﾞｽｯ

サーバル「……………」

サーバル「でもでも！アライさんもイヤだったらイヤだって言えばよかったでしょ！」

アライさん「………………」

サーバル「アライさんが拒否しないから、アライさんもシたいのかなー？と思ってつい……」ﾃﾍﾍﾟﾛ

アライさん(アライさんは………嫌な事を嫌とは言えない性格なのだ……)

アライさん(フェネックにも散々気をつけなよって言われてたのに…また悪いところが出てしまったのだ………)

アライさん「アライさんは……こういう事は……大好きな人と結婚するまでしないって決めてたのだ……」ｸﾞｽｯ

サーバル「へーきへーき！私、アライさん大好きだし！」

アライさん「そういう事じゃないのだ！」

サーバル「それにー…アライさんだって気持ちよさそうにしてたでしょ？」

アライさん「！？」

サーバル「ね？ね？だからこれは合意の上だよー！」ﾆｺﾆｺ

アライさん(違うって言いたいのに…)

サーバル「……ね？アライさん？」ﾆｺﾆｺ

アライさん(言えないのだ………)ｸﾞｽｯ

アライさん「だ、だからって………」

アライさん「そ、それに……いやだって言ったのに………」

アライさん「中…………で…………」ｸﾞｽｯ

サーバル「へーきへーき！」

アライさん「ひ、酷いのだサーバル！」

アライさん「アライさん、聞いた事があるのだ！」

アライさん「そういう事をしちゃったら子供が……」

サーバル「へーきだよー！ちゃんとセルリアンつけてたしさー！」

アライさん「で、でも……」

サーバル「………それに……もしデキちゃったら私、ちゃんと責任とるよ！」

サーバル「だって、私とアライさんの愛の結晶だもん！」ﾆｺｯ

アライさん「…………………」

サーバル「そーだ！私いいこと思いついたー！」ﾎﾟﾝｯ

アライさん「…………え？」

サーバル「ね！なんだったら今から一緒に住もうよ！」

アライさん「……な、何を言ってるのだサーバル……」

サーバル「よし！決まりー！たのしそー！」

サーバル「そうと決まったら私、荷物とってくるねー！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

アライさん「………あっ……」



アライさん(……また…いやだって言えなかったのだ……)

アライさん(ごめんなのだ……フェネック…)


一年後……サーバルとアライさんの間には双子が産まれた





完

病気もらいそう