193: ◆zvY2y1UzWw 2013/10/01(火) 00:52:12.44 ID:niySqRwm0
モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです
前回はコチラ
涼さん誕生日だからちょっと投下するヨー
194: 2013/10/01(火) 00:53:28.74 ID:niySqRwm0
本日は松永涼の誕生日である。
涼は今日は大学に行った後、バンドの練習をしてそのままバンドメンバーによる小さなバースデーパーティに行く。その為今日は帰宅が遅い。
だから―
「…今日涼さんのお誕生日なの?」
『えー知らなかったのカヨー』
『あずきは新入りだからナー仕方ないネ』
「ううー!みんなが冷たい!」ジタバタ
あずきは涼の部屋の物達と会話していた。
なお、付喪神だから話せるので、普通の人から見れば盛大な独り言である。
「知らなかったよー!だって今日涼さん帰り遅いって事しか言わなかったし!!」ジッタバッタ
『帰ってきたら祝えばええやないカ』
「だがしかし!あずきには今お金がないの!」
『あずきにお金があった時期が果たしてあっただろうカ…』
『やーいニートー』
「うるさいよ!あたしは涼さんにご飯作るお仕事してるの!…掃除とか涼さんが皆に命令してやってるからできないんだもん!!」ジタバタ
『涼はお前が来る前から…こうして自室を出かけている間に掃除終わらせてるからナー』
「…涼さんの能力絶対弱くないよね…?」
『あずき、仕事さがぞうゼ?』
「むー!あずきは和服だから着られるのが仕事なの!」
『…涼は着てないよナ』
「だって涼さん『意思もった和服着たら憑かれそうだから却下』ってー!」ジタバタ
『で、実際どうなのヨ』
「…どうなるか?…わかんないよ?」キョトン
『着なくて正解だわコリャ…』
「あーん、何かないかなー!『誰か』使われてない子いなかったっけー?」
裁縫箱を弄りながら、あずきはちょっと必氏にいろいろ探し始めた。
涼は今日は大学に行った後、バンドの練習をしてそのままバンドメンバーによる小さなバースデーパーティに行く。その為今日は帰宅が遅い。
だから―
「…今日涼さんのお誕生日なの?」
『えー知らなかったのカヨー』
『あずきは新入りだからナー仕方ないネ』
「ううー!みんなが冷たい!」ジタバタ
あずきは涼の部屋の物達と会話していた。
なお、付喪神だから話せるので、普通の人から見れば盛大な独り言である。
「知らなかったよー!だって今日涼さん帰り遅いって事しか言わなかったし!!」ジッタバッタ
『帰ってきたら祝えばええやないカ』
「だがしかし!あずきには今お金がないの!」
『あずきにお金があった時期が果たしてあっただろうカ…』
『やーいニートー』
「うるさいよ!あたしは涼さんにご飯作るお仕事してるの!…掃除とか涼さんが皆に命令してやってるからできないんだもん!!」ジタバタ
『涼はお前が来る前から…こうして自室を出かけている間に掃除終わらせてるからナー』
「…涼さんの能力絶対弱くないよね…?」
『あずき、仕事さがぞうゼ?』
「むー!あずきは和服だから着られるのが仕事なの!」
『…涼は着てないよナ』
「だって涼さん『意思もった和服着たら憑かれそうだから却下』ってー!」ジタバタ
『で、実際どうなのヨ』
「…どうなるか?…わかんないよ?」キョトン
『着なくて正解だわコリャ…』
「あーん、何かないかなー!『誰か』使われてない子いなかったっけー?」
裁縫箱を弄りながら、あずきはちょっと必氏にいろいろ探し始めた。
----------------------------------------
それは、なんでもないようなとある日のこと。
それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。
~中略~
「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。
195: 2013/10/01(火) 00:55:09.39 ID:niySqRwm0
「涼!誕生日おめでとー!」
「おめでとう!」
「めでたいねー」
「はは、ありがとなー」
放課後、涼はバンドのメンバーとともにカラオケ店へ来ていた。
「そしてそして~もうすぐよ!例の学園祭!!気合い入れていかないとね!!」
ベーシストがぐわっと宣言するように言う。
秋炎絢爛祭。京華学院にて行われる大型行事。そこのライブステージに、彼女達のバンドが参加できたのだった。
国内最大規模の学園祭。観客も大量にいるだろう。緊張もあるがそれ以上に彼女達が今までやってきたライブでも最大規模だ。ワクワクが止まらない。
「どどど、どうしよう…意識したら今から緊張する~!」
「アンタはホントに…」
「まぁ、ステージに立てば吹っ切れるからいいでしょ。」
ギタリストの少女が少し青ざめるのをベーシストの少女とドラマーの少女がなだめる。
こんな子だがステージに立てば本当に吹っ切れて人が変わるから大したものだと思う。
「おめでとう!」
「めでたいねー」
「はは、ありがとなー」
放課後、涼はバンドのメンバーとともにカラオケ店へ来ていた。
「そしてそして~もうすぐよ!例の学園祭!!気合い入れていかないとね!!」
ベーシストがぐわっと宣言するように言う。
秋炎絢爛祭。京華学院にて行われる大型行事。そこのライブステージに、彼女達のバンドが参加できたのだった。
国内最大規模の学園祭。観客も大量にいるだろう。緊張もあるがそれ以上に彼女達が今までやってきたライブでも最大規模だ。ワクワクが止まらない。
「どどど、どうしよう…意識したら今から緊張する~!」
「アンタはホントに…」
「まぁ、ステージに立てば吹っ切れるからいいでしょ。」
ギタリストの少女が少し青ざめるのをベーシストの少女とドラマーの少女がなだめる。
こんな子だがステージに立てば本当に吹っ切れて人が変わるから大したものだと思う。
196: 2013/10/01(火) 00:57:10.88 ID:niySqRwm0
カラオケで思い切り歌い、別の店で夕飯を食べ…夜になってしまった。
帰宅し、ドアをあける。
「ただいまー」
返事は帰って来ない。もうすでに寝てしまったのだろうか。
「むにゃ…りょーさん…zzz」
部屋に入り明かりをつけると、机に伏してあずきが寝ていた。
「…待ってたのか?」
少し申し訳なくなり頭を撫で…机の上のあるものに気付いた。
…黒い布に花の柄のシュシュだ。…非常に見覚えがある。机の上には裁ち鋏や糸や針。
「…一応、貰っておくか…」
布団まで連れて行って毛布をかける。彼女の誕生日は実にいつも通りに始まり、少しいつもと違う様に幕を閉じた。
帰宅し、ドアをあける。
「ただいまー」
返事は帰って来ない。もうすでに寝てしまったのだろうか。
「むにゃ…りょーさん…zzz」
部屋に入り明かりをつけると、机に伏してあずきが寝ていた。
「…待ってたのか?」
少し申し訳なくなり頭を撫で…机の上のあるものに気付いた。
…黒い布に花の柄のシュシュだ。…非常に見覚えがある。机の上には裁ち鋏や糸や針。
「…一応、貰っておくか…」
布団まで連れて行って毛布をかける。彼女の誕生日は実にいつも通りに始まり、少しいつもと違う様に幕を閉じた。
197: 2013/10/01(火) 00:58:52.02 ID:niySqRwm0
和柄シュシュ
あずきが身を削る思い(物理)で作ったシュシュ。人間だったらホラーだった。僅かながら人体に影響が出ない程度の妖力を秘めている。
本人曰く「着物は大体大きめに作られてるし、あずきは強いから大丈夫だよー」との事。
・イベント情報
涼さんの所属する4人組ガールズバンドが学園祭に出演します
あずきが身を削る思い(物理)で作ったシュシュ。人間だったらホラーだった。僅かながら人体に影響が出ない程度の妖力を秘めている。
本人曰く「着物は大体大きめに作られてるし、あずきは強いから大丈夫だよー」との事。
・イベント情報
涼さんの所属する4人組ガールズバンドが学園祭に出演します
199: 2013/10/01(火) 00:59:57.99 ID:niySqRwm0
以上です
涼さんはかっこいいしかわいい
ヘアバンドとシュシュのどちらを取るかでしばらく悩んだのは内緒
涼さんはかっこいいしかわいい
ヘアバンドとシュシュのどちらを取るかでしばらく悩んだのは内緒
198: 2013/10/01(火) 00:59:41.08 ID:hT0IlEEd0
乙ー
涼さん誕生日おめでとー
涼さん誕生日おめでとー
【次回に続く・・・】
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります