1: 2016/06/15(水) 00:12:08.74 ID:SnXKN9nM.net
~放課後、部室~



ガチャ

海未(・・・・・・私が一番乗りのようですね)

海未(みんなが揃うまで、課題でも解きながら待っていましょうか・・・・・・おや?)



箱「」



海未(テーブルの上に・・・・・・箱?)

海未(なんの箱でしょうか・・・・・・)パカッ

3: 2016/06/15(水) 00:13:34.18 ID:SnXKN9nM.net
チョコーン

海未(・・・・・・! これは・・・・・・チョコレート、ですね)

海未(誰かが持ってきて、ここに置いていったのでしょうか)

海未(おや? なにやらメモが・・・・・・)



『もらいものだから、食べていいわよ 真姫』



海未(なるほど。真姫が持ってきたのですね)

海未(それではせっかくですし、お言葉に甘えて、ひとつ・・・・・・)

パクッ

6: 2016/06/15(水) 00:16:16.79 ID:SnXKN9nM.net
海未(・・・・・・!!)ズキュゥゥーン

海未(これは・・・・・・すごく美味しいです!!)

海未(とろけるような甘さ、口の中に広がる芳醇な香り・・・・・・)

海未(こんなに美味しいチョコレートを食べたのは、初めてです!!)

海未(・・・・・・・・・・・・)

海未(・・・・・・たくさんあるのですから、もうひとつ頂いても、大丈夫ですよね・・・・・・?)

10: 2016/06/15(水) 00:19:12.11 ID:SnXKN9nM.net
~しばらくたって~



ガチャ

にこ「さあ、今日も練習頑張るにこ~☆」

真姫「テンション高いわね・・・・・・あら?」



海未「」



にこ「海未じゃない。寝てるの? テーブルに突っ伏して・・・・・・」

真姫「ちょっと海未、起きなさいよ。海未・・・・・・」ユサユサ



海未「」ムクリ

海未「・・・・・・ふぁい?///」

14: 2016/06/15(水) 00:22:21.20 ID:SnXKN9nM.net
海未「・・・・・・///」ポケー

にこ「う・・・・・・海未? なんか、顔赤いし、ボーッとしてるけど・・・・・・」

海未「・・・・・・しょうでふか?」

真姫「な、なんか呂律が回ってないし、大丈夫? 熱でもあるんじゃ・・・・・・」

海未「だぁいじょうぶでふよぉ///」ニヘラー

真姫「・・・・・・!?」

にこ(絶対大丈夫じゃねえ!!)

16: 2016/06/15(水) 00:25:36.42 ID:SnXKN9nM.net
真姫「海未、一体どうしちゃったの・・・・・・!?」

にこ「にこに言われても・・・・・・ん? なに、この空の箱・・・・・・」

真姫「あ、それ、私が持ってきた、もらい物のチョコレートの箱よ」

真姫「でも朝、ここに持ってきた時は中身があったのに・・・・・・」

海未「・・・・・・すいまふぇん。あまりにもおいひかったので、じぇんぶ、いただいてひまいまひた・・・・・・///」

真姫「ぜ、全部!? 食べちゃったの!?」

にこ「・・・・・・ん? ちょっと待って、この香り・・・・・・」クンクン

にこ「・・・・・・ってこれ、ウイスキーボンボンじゃない!!」

真姫「ヴェエエエ!?」

18: 2016/06/15(水) 00:27:09.64 ID:SnXKN9nM.net
にこ「真姫、あんた、気づかなかったの!?」

真姫「お菓子なんてしょっちゅうもらうから、中身なんて見てなかったのよ!」

にこ「・・・・・・でも、ちょっと待って。て、ことは・・・・・・」



海未「・・・・・・///」ニヘラー



にこまき(酔ってる・・・・・・!?)

20: 2016/06/15(水) 00:29:02.50 ID:SnXKN9nM.net
真姫「・・・・・・そうとしか考えられないわね」

にこ「ウイスキーボンボンで酔っ払うとか、ベタすぎて今どき漫画でも無いわよ・・・・・・」

真姫「いえ、あながち珍しい話じゃないわ。アルコールが体質的に受け付けない人の中には、注射の消毒用のアルコールで酔う人もいるくらいで・・・・・・」

にこ「いや、そんな冷静な解説いらないから」



海未「・・・・・・にこ!!」

にこ「ひゃいっ!?」ビクッ

21: 2016/06/15(水) 00:31:48.42 ID:SnXKN9nM.net
海未「にこぉぉ・・・・・・///」ズイッ

にこ「ななな、なによ、海未!? 顔近いわよ! まさか酒乱!?」

にこ「いいから、お、落ち着いて・・・・・・」

海未「・・・・・・前から、ずっと思っていたんれふ」

にこ「なにを!?」

海未「にこはぁ~・・・・・・」



海未「とっても、かわいいれふね///」ニコッ

にこ「!?///」

24: 2016/06/15(水) 00:33:45.81 ID:SnXKN9nM.net
にこ「ななな、なによいきなり!?///」

海未「にこはかわいい服がとってもにあいまふし、にこの女の子らしさは、うらやまひいでふぅ///」

海未「ちっちゃくてかわいらしくって、もう、ぎゅっと抱きひめたくなりまふっ!」

海未「だから、ぎゅってひひゃいまふっ! え~い!///」ギュッ

にこ「に゛ごぉっ!?///」

真姫「ヴェエエエ!?///」

27: 2016/06/15(水) 00:36:04.18 ID:SnXKN9nM.net
にこ「う、ううう海未、ちょっと、やめ///」

海未「やれす~!! ぎゅってしたいんれす~!」モギュー

海未「・・・・・・ん? にこの顔が、こんなに近くにありまふ///」

にこ「え゛///」

海未「にこの、お顔・・・・・・とっても、かわいいれす///」

にこ「ちょ、ま、///」



チュッ



にこ「~~~~!!?///」

真姫「ヴェエエエエエエ!?///」

28: 2016/06/15(水) 00:38:09.17 ID:SnXKN9nM.net
真姫(マウス・トゥ・マウス!?)

海未「・・・・・・えへへ///」ニヘー

にこ「・・・・・・・・・///」グデーン

真姫(にこちゃんが抜け殻みたいになってる)

海未「・・・・・・真姫っ!!」

真姫「!?」ビクッ

29: 2016/06/15(水) 00:40:07.15 ID:SnXKN9nM.net
海未「まぁ~きぃ~・・・・・・」フラー

真姫「え・・・・・・ちょ、まさか」

ガシッ



海未「真姫も、とっへもかわいいれすね///」ニコー



真姫(やっぱりいいいいいい!?///)

31: 2016/06/15(水) 00:42:04.71 ID:SnXKN9nM.net
海未「顔立ちもかわいらひいれすし・・・・・・///」サラッ

真姫「ちょ、髪かき上げないでっ・・・・・・あっ///」

海未「強がっていまふが、ほんとはとっへも優しくて」

真姫「ヴェ!?///」

海未「なかなか素直になれないところとか、すっごくかわいいと思いまふよ///」

真姫「ヴェエエエ!?///」

海未「かわいいれすっ・・・・・・真姫っ///」



チュッ



真姫「~~~~っ!!?///」

33: 2016/06/15(水) 00:44:09.64 ID:SnXKN9nM.net
海未「てへ・・・・・・///」ポッ

真姫「・・・・・・・・・」グデーン



にこ「な、な、な・・・・・・」ピクピク

にこ「なにしてくれんのよコンチクショーが!! にこの初めてがぁ~!!///」

真姫「わ、わ、私だって、あんないきなり・・・・・・!///」

海未「・・・・・・いやだったんれすか?」ウルッ

にこまき(うっ///)

35: 2016/06/15(水) 00:46:16.89 ID:SnXKN9nM.net
にこ「くっ・・・・・・なによ、卑怯よ、あんなの・・・・・・! 普段の海未と全然違うじゃない・・・・・・!///」

真姫「と、とにかく、このままじゃまずいわね・・・・・・///」

海未「・・・・・・?///」ポケー

にこ「仕方ないわねー。にこ、タオルを流し場で絞ってくるから」

真姫「私は、お水を持ってくるわ」

にこ「いい、海未! 大人しくここで待ってなさいよ!!///」

海未「ふぁあ~い・・・・・・///」

37: 2016/06/15(水) 00:48:35.60 ID:SnXKN9nM.net
~5分後~



カラーン



にこ「・・・・・・どこ行ったのよあの酔っ払いはぁ~!?」

真姫「酔っ払ったまま、徘徊してるのかしら・・・・・・」



希「――何か、お困りのようやね?」



にこ「あ! スピリチュアルおっOい!」

希「やかましいわ」

40: 2016/06/15(水) 00:50:58.43 ID:SnXKN9nM.net
にこ「あんたはもう、肝心な時にいないんだから!」

希「そんなんゆうても仕方ないやん。で、どうしたん?」



~説明中~



希「なるほどなあ。ウイスキーボンボンを食べて酔っ払うという、ベッタベタな展開の上」

希「にこっちと真姫ちゃんは、海未ちゃんに唇を奪われてしまった、と」

にこ「・・・・・・///」

真姫「・・・・・・///」

41: 2016/06/15(水) 00:54:22.78 ID:SnXKN9nM.net
にこ「まさか海未が、ここまでお酒に弱いなんて・・・・・・」

真姫「人格変わっちゃってるわよ・・・・・・」

希「人が変わったってゆうか・・・・・・たぶん海未ちゃんは、酔っ払ったことで、心のタガが外れてるんと違うかな」

にこ「タガが?」

希「簡単にゆうと、自分の気持ちにむっちゃ正直になってる、ゆうことやん」

真姫(て、ことは・・・・・・///)

にこ(かわいいって台詞や、キスは、海未の本心からの行動・・・・・・?///)

希「でも確かに、このままやとまずいやんなあ」ムムム

42: 2016/06/15(水) 00:56:34.55 ID:SnXKN9nM.net
希「にこっちや真姫ちゃんに抱きついて、甘い言葉を囁いたり、キスしちゃったりしたみたいに・・・・・・」

真姫「ま・・・・・・まさか・・・・・・」

にこ「同じようなことを、他の生徒にもして回るかもしれないってこと!?」

希「たぶん、そうなるんやない?」

にこ「じょ、冗談じゃないわよ! あのラブターミネーターを探して、止めにいくわよ!!」

真姫「そ、そうよ!! こ、これ以上・・・・・・私たち以外に、あんなこと・・・・・・!///」

希「よーし、それじゃあ海未ちゃん捜索開始や~!」

希(・・・・・・な~んか、すっごく面白そうやし♪)ニシシ

43: 2016/06/15(水) 00:58:20.08 ID:SnXKN9nM.net
~中庭~



海未「う~ん、なんか頭がぷわぷわしまふ~///」フラフラ

海未「でもなんだか、すっごく気持ちいいれふね~///」

海未「・・・・・・んん?」



凛「う~ん、ひなたぼっこ、気持ちいいにゃ~♪」

凛「そろそろ、部室に行こうかな?」

44: 2016/06/15(水) 01:01:00.64 ID:SnXKN9nM.net
海未「り~~ん!!」ダダダ

凛「あ、海未ちゃ・・・・・・って、なんかイノシシみたいに走ってきたにゃ!?」

海未「り~ん、りんり~ん!!」ガバッ

凛「にゃにゃにゃ!? う、海未ちゃん!?///」

海未「う~ん、凛はやっぱりかわいいれすぅ~///」スリスリ

凛「に゛ゃああ~~!?///」

45: 2016/06/15(水) 01:04:43.39 ID:SnXKN9nM.net
凛「う、海未ちゃん、いきなりどうしちゃったの!? か、かわいいなんて///」

海未「なにいってるんれすかぁ、凛はこぉんなにかわいいじゃないれすかっ!」

凛「えっ///」

海未「仕草がとっても女の子らしいれすし、顔もすごくかわいいれすし///」

海未「いっつも元気で素直で、私の妹にしちゃいたいくらいれすっ///」

凛「て、て、照れるにゃ~・・・・・・/// どうしちゃったの、海未ちゃん・・・・・・///」

47: 2016/06/15(水) 01:06:52.29 ID:SnXKN9nM.net
海未「かわいい妹の凛にはぁ・・・・・・///」

凛「あ、あう・・・・・・?///」

海未「海未お姉ちゃんが、ちゅうしちゃいますっ!///」



チュッ



凛(に゛ゃああああ~~~~!!?///)

48: 2016/06/15(水) 01:09:10.29 ID:SnXKN9nM.net
海未「ふふっ・・・・・・凛、とってもかわいかったれすよっ///」

凛「う、う、海未ちゃん・・・・・・///」ヘナヘナ

海未「これからも、海未お姉ちゃんをたよってくらさいねっ!」タタタ



凛「・・・・・・・・・」

凛「///」ポッ

50: 2016/06/15(水) 01:12:14.20 ID:SnXKN9nM.net
~アルパカ小屋~



花陽「アルパカさん、今日もいっぱいご飯食べてね♪」

花陽「ふう。飼育委員の仕事も終わったし、そろそろ部活に行こうかな・・・・・・?」



海未「ああ~! 花陽ぉ~~!!」

花陽「あ、海未ちゃん!」

53: 2016/06/15(水) 01:16:04.45 ID:SnXKN9nM.net
海未「花陽ぉ、会いたかったれふぅ~///」ギュッ

花陽「ピャアアア!?///」

海未「花陽はふわふわでぇ、ぎゅっとするととっても気持ちいいれすぅ~♪///」モギュー

花陽「うううう、海未ちゃんっ!?///」

海未「ほっぺもぷにぷにでぇ、かわいいれすねぇ~///」プニプニ

花陽「や、う、海未ちゃん、ほっぺつつかれると恥ずかしいよぉ///」

海未「なんでですか、花陽はこんなにかわいいのにっ!」

花陽「ふえぇ!?///」

54: 2016/06/15(水) 01:19:24.34 ID:SnXKN9nM.net
海未「声もすっごくかわいいれすし、ふわふわの抱き心地の良い体もかわいいれすしっ!」

海未「ご飯をいっぱいたべるところらって、かわいいれすっ!」

花陽「う、海未ちゃん・・・・・・?///」

海未「なにより花陽は、とっても優しいところと、笑った顔がすごくかわいいと思いまふっ!」

海未「もうお持ち帰りしたいれすっ! もう私のものにしちゃいまふっ!」

花陽「ダ、ダレカタスケt」



チュッ



花陽(ピャアアアアア!!?///)

55: 2016/06/15(水) 01:22:10.85 ID:SnXKN9nM.net
海未「う~ん、花陽のちゅーは、なんだか甘いれす♪///」

花陽「う、う、う、海未、海未、海未ちゃ///」

海未「かわいい花陽、またぎゅってさせてくらさいね~♪///」タタタ



花陽「・・・・・・・・・///」ポーッ

花陽「・・・・・・海未ちゃん///」

91: 2016/06/16(木) 00:27:43.02 ID:ODQsZ/bp.net
~廊下~



絵里「さて、先生に頼まれてた用事も終わったし、そろそろ部活に・・・・・・」

海未「絵里~! 見つけました~!」タタタ

絵里「あら、海未じゃない。どうしたn」

海未「会いたかったれふぅ~~///」ダキッ

絵里「て、ええええ!?///」

92: 2016/06/16(木) 00:34:30.16 ID:ODQsZ/bp.net
絵里「い、いきなりどうしたのよ、海未・・・・・・///」

海未「・・・・・・絵里はわかっていないんれふっ!///」ジトッ

絵里「え?」

海未「絵里は、μ'sのお姉さん役れすっ! よく穂乃果や凛や花陽を妹みたいにかわいがってまふっ!」

海未「でも、私のことは、あんまり妹みたいにしてくれてないれふっ!」

絵里「そ、そうかしら・・・・・・」

93: 2016/06/16(木) 00:40:42.45 ID:ODQsZ/bp.net
海未「私らって、たまには甘えたいんれすっ! 絵里にお姉ちゃんになってほしいんれすっ!」

海未「・・・・・・だめ、れすか?///」ウルウル

絵里「!!!!」ズキューン

絵里「し、仕方ないわね。海未も、甘えていいわよ」デレッ

海未「わーい! 大好きれす、絵里お姉ちゃ~ん///」ギュウッ

絵里(ハラッショォォォォ!!!)

97: 2016/06/16(木) 00:45:41.93 ID:ODQsZ/bp.net
海未「絵里お姉ちゃんの、きれいなお顔も、抜群のスタイルも、さらさらの髪も、みんな大好きれすっ///」

絵里「うんうん///」

海未「それに、優しくてしっかりしたところも大好きれすし、たまにちょっとだけドジしちゃうところもかわいいと思いまふっ!」グイッ

絵里「うんうん・・・・・・て、海未、なんだか顔、近・・・・・・」

海未「・・・・・・ちゅうしちゃいまふよ?///」

絵里「うんうん・・・・・・んんっ!?///」

海未「大好きれすっ!!」



チュッ



絵里「~~~~!!?///」

98: 2016/06/16(木) 00:50:19.67 ID:ODQsZ/bp.net
海未「えへへ・・・・・・絵里と、ちゅうしちゃいました・・・・・・///」

絵里「う、う、海未・・・・・・!?///」

海未「大好きれすよー、絵里お姉ちゃ~ん///」タタタッ



絵里「・・・・・・・・・///」

絵里「・・・・・・ハラショー///」

100: 2016/06/16(木) 00:53:59.37 ID:ODQsZ/bp.net
海未「えへへ。μ'sのみんなは、大好きれす~♪///」



希「見つけたで、海未ちゃん!」ザッ



海未「あ、のじょみ~!///」ダダダ

希「逃がさへんで~・・・・・・って、あっちから向かってきた!?」

101: 2016/06/16(木) 00:58:47.56 ID:ODQsZ/bp.net
海未「のぞみぃ~ん///」ドドド

希「うおっと、危ない!」ヒョイ

希「・・・・・・ふふふ。海未ちゃん、どんどんみんなを陥落させてるみたいやけど、ウチは簡単にはやられへんで?」

海未「むぅ・・・・・・なんへ、よけるのれすかぁ~・・・・・・///」プクッ

希「さあ海未ちゃん、大人しくお縄につくんや・・・・・・!」ジリジリ

海未「のぞみのことも、ぎゅってしたいんれすぅ・・・・・・!」ジリジリ

102: 2016/06/16(木) 01:04:45.91 ID:ODQsZ/bp.net
希(いくら海未ちゃんが武道やってるとはいえ、今は頭ぷわぷわーおでまともに動けんはずや・・・・・・)

海未「・・・・・・///」プワプワーオ

希(ならば勝機は、ウチにある! 海未ちゃんの隙をついて・・・・・・!)

希(――今や! 秘奥義、フロントワシワシ――!)

海未「」キュピーン

フッ

希「!?」

103: 2016/06/16(木) 01:08:02.43 ID:ODQsZ/bp.net
希(なっ消えた!? なんで今の海未ちゃんが、そんなに速く・・・・・・!?)

希(まさかっ・・・・・・酔っ払ってることで、身体能力や反射神経のリミッターまで、解除されてるとでもいうんか・・・・・・!?)

海未「・・・・・・のじょみぃ・・・・・・」ユラリ

希(っ!? バックをとられた――!!)

↑ここまで約1秒

104: 2016/06/16(木) 01:12:43.53 ID:ODQsZ/bp.net
海未「聞き分けの無いのじょみにはぁ・・・・・・」

希「ひぃっ・・・・・・!?」ゾクッ

海未「ワシワシまっくすれすぅ~!!」ワシワシ

希「ひやぁ~~ん!?///」

海未「ふふふ、いつか私も希にこの技をやっへやりはいと思ってたんれすぅ~///」ワシワシ

希「あん、ちょ、海未ちゃ、やめ///」

海未「やっぱり希のおっOいは、柔らかくってふわふわでいい気持ちれす~///」モミモミ

希「あっ・・・・・・だめ、そんなとこ・・・・・・!///」ビクッ

105: 2016/06/16(木) 01:16:42.95 ID:ODQsZ/bp.net
海未「希はいっつもワシワシしへるのに、自分がやられると弱いんれすねぇ~?///」

希「んっ・・・・・・だめ、敏感だからっ・・・・・・!///」ピクッ

海未「・・・・・・希、真っ赤れす。かわいいれすぅ・・・・・・///」

希「ふぇっ!?///」

海未「希はいたずら好きれすけど、とっても優しくて、ちょっと寂しがりやなところもかわいいれす///」

希「な・・・・・・ちょ、///」

海未「その、真っ赤になった顔、すごくかわいいれす///」



チュッ



希「っ!!?///」

106: 2016/06/16(木) 01:20:12.97 ID:ODQsZ/bp.net
希「!? ~~!!? ~~~~!!?///」ビクビクッ

プハッ

海未「う~ん、希は唇も敏感なんれすねぇ~///」

希(あ・・・・・・あかんわ、これ・・・・・・///)ヘナヘナ

海未「いつもと違うのじょみも、かわいいれすよ~!///」タタタッ



希「・・・・・・・・・」

希「ウチを、こんなにして・・・・・・」

希「責任、とってもらわな///」

108: 2016/06/16(木) 01:23:36.33 ID:ODQsZ/bp.net
~保健室~



ことり「忘れられがちだけど、ことりは保健委員なんです」

ことり「さて、今日の当番の時間も、もうすぐ終わりだし・・・・・・この後は、部活に・・・・・・」



海未「ことりっ!!」ガラッ



ことり「あれ、海未ちゃん?」

海未「やっはり、ここにいたんれすねぇ///」ニコー

109: 2016/06/16(木) 01:26:30.12 ID:ODQsZ/bp.net
ことり「って、海未ちゃん、なんだかお顔が真っ赤だよ?」

ことり「ろれつも回ってない感じだし・・・・・・もしかして海未ちゃん、熱があるの!?」

ことり「大変! 大丈夫だよ海未ちゃん、ことりがすぐに看病してあげるから・・・・・・!」

海未「――ことり」

ドサッ

ことり「・・・・・・っ!?///」

ことり(ええ!? ベ、ベッドに押し倒されちゃった!?///)

112: 2016/06/16(木) 01:30:05.80 ID:ODQsZ/bp.net
海未「ことり・・・・・・///」

ことり「ううう海未ちゃん!? う、嬉しいけれどいきなりすぎて心の準備が・・・・・・!」

海未「・・・・・・かわいいれす♪///」ニコー

ことり(ちゅうううううんっ!?///)ズキューン

海未「ことりはほんとにかわいいれすっ! すごく女の子らしいれすし声もかわいいれすし///」

ことり(どどど、どうしちゃったの海未ちゃん!?///)

海未「とっへも優しくていつもみんなのことを考えてて、理想の女の子れす♪///」

ことり(嬉しすぎて鼻血出そう///)

114: 2016/06/16(木) 01:33:36.07 ID:ODQsZ/bp.net
海未「ことり・・・・・・///」

ことり(う、海未ちゃん、潤んだ瞳になんだか顔も上気してて、すっごくセクシー///)

海未「将来、ことりと結婚する人がうらやましいれす・・・・・・///」

ことり「け、けけけ結婚!?」

海未「私らってことりと一緒にいたいれす・・・・・・ことりを、お嫁さんにしたいれす///」

ことり(ちゅうううううんっ!?///)

海未「ことり・・・・・・お嫁さんにしまふ///」



チュッ



ことり「!?!?!?!?!?!?///」

115: 2016/06/16(木) 01:36:19.62 ID:ODQsZ/bp.net
海未「・・・・・・えへへ。かわいいれすよぉ、ことり///」

ことり(うそうそうそ!? あの海未ちゃんから、きききキス!!?///)

ことり「ううう、海未ちゃん! こ、これって、プロポーズ・・・・・・!?」ドキドキ

ことり「海未ちゃんが、そこまで想ってくれるなら・・・・・・ことりも、覚悟を・・・・・・///」スルスル

海未「大好きれすからね~、ことり~!///」タタタッ

ことり「え!? ま、待ってよぉ、ンミチャーン!!」



ことり「・・・・・・・・・」

ことり「・・・・・・プロポーズ///」ポッ

116: 2016/06/16(木) 01:39:33.56 ID:ODQsZ/bp.net
~教室~



穂乃果「はあ、やっと居残りの補習終わったよ・・・・・・さあ、部活行くぞ~!」

ガラッ

海未「・・・・・・///」ボーッ

穂乃果「あれ、海未ちゃん? どうしたの、忘れ物?」

海未「・・・・・・///」フラー

穂乃果「って、なんか海未ちゃん、フラフラしてるけど・・・・・・」

海未「・・・・・・穂乃果」

ドンッ

穂乃果「!!?」

117: 2016/06/16(木) 01:41:54.85 ID:ODQsZ/bp.net
穂乃果(え!? え!?/// なんか、海未ちゃんに壁際まで迫られて・・・・・・///)

穂乃果(こ、これがまさか、世に言う“壁ドン”!?///)

海未「・・・・・・穂乃果」

穂乃果「ど、どうしたの海未ちゃん!? まさか怒ってる!? 穂乃果、なにかした!?///」

海未「・・・・・・ええ。穂乃果、あなたは大罪を犯しました」

海未「その名も・・・・・・」

海未「“ほのかわいい罪”れすっ!///」

穂乃果「はい!?」

118: 2016/06/16(木) 01:44:08.13 ID:ODQsZ/bp.net
穂乃果「な、なに言ってるの海未ちゃん・・・・・・」

海未「その名の通りれす。穂乃果、あなたのかわいさは、もはや天変地異レベルれすっ!!」

穂乃果「えええ!?/// う、海未ちゃん、頭でも打った??」

海未「いっつも無邪気で明るくて、一緒にいるだけで元気がもらえますしっ・・・・・・///」

海未「笑顔もかわいいれすし、無意識に甘えてくるところとか反則れすっ!///」

穂乃果「そ、そんなことないよぉ・・・・・・///」カァーッ

119: 2016/06/16(木) 01:46:08.75 ID:ODQsZ/bp.net
海未「・・・・・・真っ赤になった穂乃果も、かわいいれす♪///」ニコ

穂乃果「っ///」ドキッ

海未「・・・・・・穂乃果」クイッ

穂乃果(あ、あご持ち上げられたっ!?///)

穂乃果(海未ちゃん、すごくイケメン・・・・・・/// とかそういうことじゃなくてっ!///)

穂乃果(ままままさかまさか、ここここれってこれって!!///)

海未「大好きれすよ・・・・・・穂乃果」



チュッ



穂乃果「#$%&@!!??///」

120: 2016/06/16(木) 01:48:47.88 ID:ODQsZ/bp.net
海未「・・・・・・ふふ///」

穂乃果「あ・・・・・・うぁ・・・・・・///」パクパク

穂乃果(ききき、キスしちゃった、ううう海未ちゃんと!!///)

穂乃果(し、しかも、海未ちゃんの方から、ってことはまさかまさか///)

穂乃果「う、うう、海未ちゃん・・・・・・///」

海未「・・・・・・あい?///」プワプワ

穂乃果「あ、あのあの、あのね・・・・・・!/// 穂乃果は・・・・・・!///」

121: 2016/06/16(木) 01:50:10.73 ID:ODQsZ/bp.net
希「そこまでや」ドスッ

海未「きゅう」パタッ

穂乃果「って、うわああああ!?/// 希ちゃん!?」

真姫「首刀を一発、鮮やかな手際ね」

にこ「あんた、一体何者なのよ・・・・・・」

122: 2016/06/16(木) 01:52:35.40 ID:ODQsZ/bp.net
~説明中~



穂乃果「そっか、海未ちゃん、酔っ払ってあんな風に・・・・・・」

にこ「まったくもう、あっちこっちで色々しでかしてくれて、このラブゾンビは!!」

穂乃果「よ、酔っ払ってたからあんな感じになってたんだね、穂乃果焦っちゃったよ、あはあはあはは!!///」

穂乃果(そ、そうだよね・・・・・・ああいう風に穂乃果のことを言ってくれたのは、酔ってたからなんだよね・・・・・・)シュン

希「・・・・・・ま、確かに、あちこちで色んなことしちゃったみたいやけど///」

123: 2016/06/16(木) 01:55:41.02 ID:ODQsZ/bp.net
希「たぶんね、どれもみんな、海未ちゃんにとっての本音なんやないかな」

穂乃果「・・・・・・本音?」

希「酔ってるから、素直に海未ちゃんが、心の中で思ってたことを、みんなに言って回ったんやないかな」

真姫「・・・・・・そうね。酔ってまで嘘がつけるほど、器用な人じゃないし///」

希「きっと、海未ちゃんは・・・・・・本心から、μ'sのメンバーのことが、大好きなんよ」

穂乃果「本心から・・・・・・」

124: 2016/06/16(木) 01:58:19.67 ID:ODQsZ/bp.net
海未「///」クークー

にこ「まったく、気持ちよさそうに寝ちゃって・・・・・・///」



海未「・・・・・・μ'sの・・・・・・みんなは・・・・・・」

海未「・・・・・・大好きれすぅ・・・・・・///」ムニャムニャ



穂乃果「・・・・・・・・・」

穂乃果(・・・・・・海未ちゃん///)クスッ

125: 2016/06/16(木) 02:00:23.73 ID:ODQsZ/bp.net
~次の日の放課後、部室~



海未「・・・・・・・・・」ズキズキ

穂乃果「海未ちゃん、大丈夫?」

海未「ええ。朝から、頭痛がひどいです・・・・・・」

海未「あと、なぜか昨日の放課後の記憶がありません。一体、私に何が・・・・・・」

穂乃果「ま、まあ、あんまり気にしなくていいんじゃないかな」アハハ

穂乃果(海未ちゃん、自分がしたこと知ったら、恥ずかしさで切腹とかしちゃいそうだし)

海未「・・・・・・そして・・・・・・」

126: 2016/06/16(木) 02:02:19.21 ID:ODQsZ/bp.net
凛「海未お姉ちゃ~ん///」ダキッ

絵里「あら、駄目よ凛、海未は私の妹なんだから///」ダキッ

花陽「海未ちゃん、花陽をお持ち帰りしてくれますか・・・・・・?///」ギュッ

ことり「だぁ~めぇ~/// 海未ちゃんは、ことりの旦那さんなのぉ~///」ギュッ

希「海未ちゃん、今度こそウチがワシワシMAXしたるでぇ~///」

にこ「あ、あんた、ちゃんと責任とりなさいよね・・・・・・?///」

真姫「ちょっと、責任とってもらうのは私よ! 横からトラナイデ!!///」



海未「だぁ~、もう、なんなんですかあなた方は~~!!」

海未「なんで私にまとわりついてくるんですかぁ~~!!」

127: 2016/06/16(木) 02:04:19.71 ID:ODQsZ/bp.net
穂乃果(まあ、酔ってたとはいえ、海未ちゃんも罪な女だねぇ)

穂乃果(海未ちゃんの普段のギャップとの破壊力、すごかったもんね。みんなメロメロだよ)

穂乃果(海未ちゃんは責任とって、当分この状況をガマンかな)



海未「まったく、どうしたというのですか、みんなは・・・・・・」

穂乃果「・・・・・・ね、海未ちゃん」

海未「なんですか? 穂乃果」

穂乃果「・・・・・・ううん! なんでもない!」

海未「???」

128: 2016/06/16(木) 02:06:52.97 ID:ODQsZ/bp.net
海未「まったく、穂乃果まで・・・・・・みんな、変ですよ///」

海未「さあ、いつまでも休んでいないで、今日の練習、始めますよ!」



穂乃果(確かに・・・・・・素直で、甘えんぼな海未ちゃんもいいけれど・・・・・・)

穂乃果(やっぱり、穂乃果は・・・・・・凛々しくて、カッコよくて・・・・・・)

穂乃果(ちょっと恥ずかしがりやな、いつもの海未ちゃんが、一番好きだよっ!)



穂乃果「ね・・・・・・海未ちゃん♪///」

海未「???///」





おしまい

129: 2016/06/16(木) 02:07:50.59 ID:ODQsZ/bp.net
なんかもう何も考えずにちゅっちゅする話が書きたかっただけです
μ'sのみんなのことが大好きな海未ちゃんのお話でした

引用: 海未「・・・・・・///」ポケー