42:◆H97.geL.RM 2013/11/15(金) 16:57:47.98 ID:1WBaFvgOo

43: 2013/11/15(金) 16:58:13.69 ID:1WBaFvgOo
P「ちひろさんも出て行ったし、とりあえず書類確認するかー」

P「えーっと、確かラジオの書類は――ってまたここにいたのか輝子」

輝子「フヒッ!?」

P「いや、驚かなくてもデスクの下にいたらわかるだろそりゃ」

輝子「そ、そうか…流石私の親友だ…フヒヒ」

P「……ちなみに何時からいた?」

輝子「フヒ…朝から」

P「えー、つまり小梅と俺が何してたのかも?」

輝子「……はい」

P「そっかー」

輝子「……プロデューサー」

P「な、なんだ?」

輝子「し、親友として…フヒ、頼みがある」

P「お、おう」

輝子「――み、耳触っていい?」

P「えっ」
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 第3巻 [Blu-ray]
44: 2013/11/15(金) 16:58:39.33 ID:1WBaFvgOo
P「ど、どういうこと?」

輝子「フヒ、聞いた限り…絆を深める行為だって……」

P「え、あ、まぁそうだけど」

輝子「だ、だから、その……し、親友ともっと…その、仲良くなり……ウォォオオオオゴートゥゥゥヘェェエエエルッ!!!」

机「ゴンッ」

P「あぁ、そんな机の下で暴れるから」

輝子「うぅ…ま、まぁ…フヒ、耳触っていい?」

P「うーん、まぁいいか、いいぞ。俺も輝子と仲良くなりたいからな」

輝子「じゃ、じゃあ――」

45: 2013/11/15(金) 16:59:06.69 ID:1WBaFvgOo
「――俺も輝子と仲良くなりたいからな」

 そう放った言葉は本心であった。できれば輝子の耳を触りたいし、輝子の反応も知りたい。普段感情がオーバーするとメタル化してしまうのが、どうなるのか、知的好奇心に溢れる題材だ。

 魂胆としては、適当に触らせた後に触ってやろうと思っている。たかだか15歳程度の愛撫に負けるほど軟ではない。彼女の稚拙な行動をじっくりと楽しんでやろう。

「じゃ、じゃあ――」

 そう彼女が言い、腕を伸ばす。引っ張り上げようと手を握ると、予想以上の力で引っ張られる。

「うぉ!?」

 連れ込まれたのはデスクの下、輝子のスペース。お隣は空きのようだ。中は薄暗く、ジメジメしている(気がする)。なるほど、これはキノコが育ちそうだ。だけれどもデスクの下のスペースなど大人一人と少女一人が入るにはいささか狭すぎる。

46: 2013/11/15(金) 16:59:32.72 ID:1WBaFvgOo
「しょ、輝子? ちょっと狭いんじゃないか?」

「大丈夫…この方が近くなれるから……フフフ」

 妖しげな笑みを漏らす輝子。あれ、この娘こんな表情するかなと疑問に思う傍ら、右耳に冷たさを感じる。

「……お前、手ぇ冷たいな」

「フヒ…心が暖かいから」

 軽口を叩きながら彼女は耳を弄る。その動きはやはり熟練されているものではなく、俺を満足させるには経験が足りないものであった。だが、状況を考えるとそうとも言えない。密着した身体。いつも室内では薄着な故、輝子の体躯はしっかりと感じる。

 輝子は体勢を変え、しなだれかかるように俺に乗ってくる。柔らかい、まずそう感じた。吐息がかかる程の距離感。相手が一回り年下といえど、これは恥ずかしい。

47: 2013/11/15(金) 17:00:07.25 ID:1WBaFvgOo
「親友、暖かい……フヒヒ」

 正面から彼女が抱きついてくる。いや、首に手を回してくると言ったほうが早いか。

「耳弄るの、やめるのか?」

「や、止めない…」

 そう言うと彼女は俺の首筋に頭を落とすと思うと、はむっと耳を啄む。その瞬間、ゾクリと背筋に電流が走り、声が漏れる。

「お、お前、んっ、何してんだ」

「ほえのほうが…ふひ、ひもひよはほーひゃはら…」

「ばっ、喋りながら、はっ、止めろ」

 一度、輝子が吸血鬼の衣装を着ていた時を思い出した。薄暗い部屋の中、こいつは様になった滑降していた。その名残かとも覆われる現在のシチュエーション。彼女は耳を啄んでいる。

 彼女が口で耳を弄んでいる最中、空いた彼女の手で俺の胸や腹、首筋を撫でる。最早テクニックの問題ではなかった。15歳の、陰気な少女が積極的に愛撫をする。その状況が俺の脳髄を蕩けさせるには十分だった。

 無意識の内に彼女を抱きしめていた。やはり小梅と同じく細い身体つき、少女特有の暖かさ、そして何よりその長い髪の触感は、とても柔らかかった。小さいとはいえ、出ているところは出始めている。その柔らかいものが俺の身体を蹂躙し、淫靡な気分にさせる。

48: 2013/11/15(金) 17:00:33.36 ID:1WBaFvgOo
「ひんゆう…ひもひいい?」

「じゅ、十分にっ、な」

 その言葉に満足したのか、更に責めの手を激しくしてくる。耳を啄むだけの口が、舌を伸ばし、俺の穴を蹂躙し始める。脳から足の指の先まで、大きな雷が通ったかのような感覚に陥り、声にならない声をあげる。

 そして数分間その拷問のような、ご褒美のような時間がすぎると、輝子は満足したのか口を離す。そうすると妖艶な笑みを浮かべたまま、首筋、鎖骨、胸とくちづけを繰り返す。

「しょ、輝子、もういいだろ……?」

「フヒ、プロデューサー…キノコと同じように私を愛でても良い」

「何言って……っ」

 そう言うが矢先に、ぎゅっと輝子は抱きついてくる。

「親友だから…もうちょっと遊んでくれても…良いと思うんだ……フヒ、ヒ……」

 あぁそうか、ごめんよ輝子、あんまし構ってやれてなかったか。そう思いながら彼女の頭を撫でる。

「ごめんな輝子、じゃあさ――」

「フヒ?」

 彼女は少し潤んだ瞳で、きょとんとした顔をしている。こんな顔もできるんだな、お前はもっと感情を出しても良いんだぞ。

「――耳、触ってもいいか?」

49: 2013/11/15(金) 17:00:59.46 ID:1WBaFvgOo
――――――
――――
――

 こうして触ってみると、星輝子という少女の髪は綺麗なものだった。色合いもさながら、手で梳くだけで心地良い。そんな彼女の頭を撫でながら頬に頬をつける。彼女は冷静になったのか、少し恥ずかしそうにしているが、こちらとしては倍返しをしたい気分でもある。

「し、親友…ちょっと恥ずかしい……」

 そんな彼女の言葉を無視して、左手で腰、臀部と撫でていく。

「輝子はあったかいなぁ」

「うぅ…」

 密着している身体を感じつつも、輝子を撫でていく。恥ずかしさのピークに達するその時まで。そのうち撫でていると、「も、もう」と声を漏らす輝子を見計らい、耳を軽く啄む。

「ひゃっ」

 輝子は舐めるのは良くても、舐められるのは苦手らしい。両手で彼女の身体を愛撫しながら、耳を舐める。耳介筋、耳介軟骨、耳たぶ、耳の裏までところあますことなく舌で蹂躙する。

50: 2013/11/15(金) 17:01:25.90 ID:1WBaFvgOo
「んっ…ぁっ、だっ、だめんぅっ」

その周りを焦らすように舐める。輝子の身体がびくびくと震えあがる。それをぎゅっと抱きしめ、抑えると彼女の息遣いがどんどんと荒くなる。

 内心、彼女はTシャツだけで寒くはないのだろうかと思いつつ背中や腰、脇腹やお腹を撫で回す。薄着故に刺激も強いのだろう。腕の中で輝子は身悶える。

「だ、だめっ、んぅ…し、親友」

 そろそろだろう、そう確信して、耳の穴に舌を捩じ込む。腕の中で大きく跳ね、びくびくと震える輝子に興奮を覚えながら穴を弄る。

51: 2013/11/15(金) 17:01:52.54 ID:1WBaFvgOo
「ふぁっ、んぅ、熱っ…はぁ、んんっ」

 身体が跳ねる度、どんどんとまくれ上がるTシャツ、素肌が晒される。白く柔らかい肌、そこに指を這わせると、輝子は今までにないほど嬌声をあげ、悶える。

 もう限界と察すると、耳から唇を離す。輝子は息も絶え絶えで、真っ赤でないところはないというくらいには全身が火照っていた。

「だ、大丈夫か輝子?」


52: 2013/11/15(金) 17:02:18.91 ID:1WBaFvgOo
ちひろ「あれ、プロデューサーさんいないんですかー?」

机「ゴンッ」

P「あぁ、机の下で飛び上がるから……」

輝子「……フ、フヒ」

ちひろ「……そんなところで何やってるんですか」

P「ん? あぁいや、輝子が良い具合にトモダチが育ってきたって言うもので。な、輝子?」

輝子「……」

P「輝子?」

輝子「と、といれ!」

P「あっ、ちょ」

ちひろ「……」

P「……」

ちひろ「ナニやってたんですか?」

P「いえ、ナニも」

53: 2013/11/15(金) 17:02:50.23 ID:1WBaFvgOo
――――――
――――
――

P「よーし揃ったなー。今から局行ってラジオ収録だからなー。ちゃんと台本読んでるかー?」

幸子「フフーン! ボクが忘れるわけないじゃないですか!」

小梅「う、うん…大丈夫…だよ」

輝子「フヒ…問題ない…」

P「よしよし、じゃあ車に乗れー」

幸子「……」

小梅「……」

輝子「……」

P「どうしたー?」

幸子「なんで二人共助手席に手を伸ばしてるんですか?」

輝子「フヒ、そういう幸子こそ…」

小梅「ぷ、プロデューサーさん…の隣は、渡さない…」

幸子「!?」

輝子「フヒヒ」

54: 2013/11/15(金) 17:03:16.79 ID:1WBaFvgOo
幸子「フ、フフーン! 良いですよ、ボクは大人なので譲ります!」

P(いつもの幸子らしくないことを言ってるぞ)

幸子「だってボクは世界で一番カワイイ”プロデューサーさんの”アイドルですからね!」

輝子「!?」

小梅「え…」

P「何言ってんだ。みんな俺のアイドルに決まってるだろう」

幸子「えっ」

P「いいから乗れ乗れ。聞き分けの悪い子は嫌いだぞー」

輝子「フヒ…小梅に譲る」

小梅「え、えっと、良い…の?」

輝子「私は、その…満足したからな…フヒヒ」

小梅「? あ、ありがと…」

P「よーし乗ったなー。出発するぞー」

55: 2013/11/15(金) 17:03:43.00 ID:1WBaFvgOo
「プロデューサーさん!! 結局誰が一番なんですか!!」

「わ、私も…気になる…。あの子も…そう言ってる……」

「フヒ、親友は親友だから…私の一番……フフ」


「えー? あー、そうだな――」



「――耳を触らせてくれた娘、かな」


                   fin.

56: 2013/11/15(金) 17:05:11.38 ID:1WBaFvgOo
以上で終わりです。お疲れ様でした。期待に答えられぬレスも何点かあり申し訳ないです。
耳を弄るだけで何人も書けるほどの構成は流石に生まれませんでした。

今日の夜にでもhtml化を依頼してきます故。

57: 2013/11/15(金) 17:10:12.97 ID:0HZkHwQ/o
きみはじつにばかだな
こうふんする

引用: モバP「耳を触らせてくれ」 幸子「は?」