1: 2017/10/02(月) 00:11:43.41 ID:/UtXYiI9.net
千歌「えー!? いいじゃーん」
千歌「ほらほら、たまには果南ちゃんがチカに甘えてよー」
果南「無理無理。千歌のようになんて恥ずかしくてできないよ」
千歌「じゃあ私っていつも恥ずかしいってこと!?」
果南「そうじゃなくて。ほら、千歌はそういう性格で」
果南「おまけにお姉さんがふたりいて自然とそういうふうにできるけど、私は――」
千歌「ほらほら、たまには果南ちゃんがチカに甘えてよー」
果南「無理無理。千歌のようになんて恥ずかしくてできないよ」
千歌「じゃあ私っていつも恥ずかしいってこと!?」
果南「そうじゃなくて。ほら、千歌はそういう性格で」
果南「おまけにお姉さんがふたりいて自然とそういうふうにできるけど、私は――」
2: 2017/10/02(月) 00:12:49.46 ID:/UtXYiI9.net
千歌「だったら練習すればいいよ」
果南「へ?」
千歌「うちにしばらく泊まり込んでさ。志満姉や美渡姉、そして私に甘えようよ」
果南「ていうか、何で甘えさせようとするの?」
千歌「だって、私Aqoursのリーダーだもん」
果南「?」
果南「へ?」
千歌「うちにしばらく泊まり込んでさ。志満姉や美渡姉、そして私に甘えようよ」
果南「ていうか、何で甘えさせようとするの?」
千歌「だって、私Aqoursのリーダーだもん」
果南「?」
3: 2017/10/02(月) 00:13:43.75 ID:/UtXYiI9.net
千歌「リーダーはメンバーを包み込む、ほーよーりょくが必要だって聞いたんだー」
果南「つまり、千歌は自分のために私を利用したいわけだ」
千歌「り、利用なんて人聞き悪いよ」
果南「それは冗談として。そういうことならもっと適任がいるんじゃない?」
果南「それこそマルとかルビィとか」
果南「つまり、千歌は自分のために私を利用したいわけだ」
千歌「り、利用なんて人聞き悪いよ」
果南「それは冗談として。そういうことならもっと適任がいるんじゃない?」
果南「それこそマルとかルビィとか」
4: 2017/10/02(月) 00:14:29.50 ID:/UtXYiI9.net
千歌「ちっちっち、分かってないなあ」
千歌「メンバー随一のほーよーりょくを持つと定評のある果南ちゃんが相手だからこそだよ」
千歌「私が果南ちゃんを甘やかせば、チカがAqoursナンバーワンのほーよーりょくってこと」
果南「そういうもんかな?」
千歌「そういうもんだよ」
千歌「メンバー随一のほーよーりょくを持つと定評のある果南ちゃんが相手だからこそだよ」
千歌「私が果南ちゃんを甘やかせば、チカがAqoursナンバーワンのほーよーりょくってこと」
果南「そういうもんかな?」
千歌「そういうもんだよ」
5: 2017/10/02(月) 00:15:10.27 ID:/UtXYiI9.net
果南「うーん、でもやっぱり――」
千歌「いいから甘えてよー!」
千歌「甘えて甘えて甘えてーーー!」ジタバタ
果南「ああもう、分かった、分かったから大声出さないで」
千歌「わーい!」
果南「ハァ、それじゃおじいに言ってくるね。しばらく千歌の家に泊まるって」
千歌「強化合宿なのだー」
千歌「いいから甘えてよー!」
千歌「甘えて甘えて甘えてーーー!」ジタバタ
果南「ああもう、分かった、分かったから大声出さないで」
千歌「わーい!」
果南「ハァ、それじゃおじいに言ってくるね。しばらく千歌の家に泊まるって」
千歌「強化合宿なのだー」
6: 2017/10/02(月) 00:15:53.77 ID:/UtXYiI9.net
千歌「ただいまー」
果南「お邪魔しまーす」
志満「あら、いらっしゃい」
千歌「果南ちゃん、しばらくウチに泊まるから」
志満「そうなの、じゃあお部屋用意しないと」
千歌「いいのいいの。果南ちゃんは私の部屋で寝泊まりするから」
果南「そうみたいです」
美渡「おお果南。お久しぶりぶりざえもんじゃーん」
果南「こんにちは」
果南「お邪魔しまーす」
志満「あら、いらっしゃい」
千歌「果南ちゃん、しばらくウチに泊まるから」
志満「そうなの、じゃあお部屋用意しないと」
千歌「いいのいいの。果南ちゃんは私の部屋で寝泊まりするから」
果南「そうみたいです」
美渡「おお果南。お久しぶりぶりざえもんじゃーん」
果南「こんにちは」
7: 2017/10/02(月) 00:16:33.65 ID:/UtXYiI9.net
〈千歌の部屋〉
千歌「果南ちゃんはベッドがいい?」
果南「ううん、床でいいよ」
千歌「ブー!」
果南「え?」
千歌「これは甘え合宿だよ!」
果南「うん、それで?」
千歌「果南ちゃんはベッドがいい?」
果南「ううん、床でいいよ」
千歌「ブー!」
果南「え?」
千歌「これは甘え合宿だよ!」
果南「うん、それで?」
8: 2017/10/02(月) 00:17:11.40 ID:/UtXYiI9.net
千歌「わがまま言わなきゃダメじゃん!」
果南「わがままと甘えは違うような……」
千歌「細かいことはいいの」
果南「でも、どうすればいいの?」
千歌「それはもちろん」
果南「わがままと甘えは違うような……」
千歌「細かいことはいいの」
果南「でも、どうすればいいの?」
千歌「それはもちろん」
9: 2017/10/02(月) 00:17:52.16 ID:/UtXYiI9.net
千歌「『チカぁ///果南にベッド譲ってぇ///』って感じで」
果南「……」
千歌「はい!」
果南「///」
果南「無理、できない」
千歌「できないって言わない!」
果南「でもぉ」
果南「……」
千歌「はい!」
果南「///」
果南「無理、できない」
千歌「できないって言わない!」
果南「でもぉ」
10: 2017/10/02(月) 00:18:24.75 ID:/UtXYiI9.net
千歌「早く早く」
果南「ああもう分かったよ」
果南「チカァ、私にベッドゆずってぇ///」
千歌「うーん」
果南「ダメ?」
果南「ああもう分かったよ」
果南「チカァ、私にベッドゆずってぇ///」
千歌「うーん」
果南「ダメ?」
11: 2017/10/02(月) 00:35:31.28 ID:/UtXYiI9.net
千歌「ダメってわけじゃないけど…」
果南「けど?」
千歌「何か違和感があるんだよね」
果南「だから言ったじゃん」
千歌「ねね、もう一回」
果南「えー」
果南「けど?」
千歌「何か違和感があるんだよね」
果南「だから言ったじゃん」
千歌「ねね、もう一回」
果南「えー」
12: 2017/10/02(月) 00:36:05.36 ID:/UtXYiI9.net
千歌「お願い」パン
果南「分かったよ」
果南「チカァ、私にベッドゆずってぇ///」
千歌「あ、今度は譲りたくなった」
果南「え?」
果南「分かったよ」
果南「チカァ、私にベッドゆずってぇ///」
千歌「あ、今度は譲りたくなった」
果南「え?」
13: 2017/10/02(月) 00:36:33.33 ID:/UtXYiI9.net
千歌「果南ちゃん、意外と甘え上手なんじゃない」
果南「やめてよ、恥ずかしい」
千歌「恥は捨てないと!これは甘え合宿だよ!」
果南「うーん、まあそうだね」
果南「やめてよ、恥ずかしい」
千歌「恥は捨てないと!これは甘え合宿だよ!」
果南「うーん、まあそうだね」
14: 2017/10/02(月) 00:37:13.62 ID:/UtXYiI9.net
果南「で、千歌は本当にベッド譲るの?」
千歌「うん!」
果南「じゃ、お言葉に甘えようかな」
千歌「私は床で寝るね」
果南「大丈夫?」
千歌「もちろん!」
果南「ありがと、千歌」
千歌「リーダーなら当然なのだ」
千歌「うん!」
果南「じゃ、お言葉に甘えようかな」
千歌「私は床で寝るね」
果南「大丈夫?」
千歌「もちろん!」
果南「ありがと、千歌」
千歌「リーダーなら当然なのだ」
15: 2017/10/02(月) 00:43:08.14 ID:/UtXYiI9.net
果南「あ、そうだ」
千歌「どうしたの?」
果南「やっぱり床で寝るのは千歌がかわいそうだから」
果南「コホン」
果南「チカァ、私と一緒のベッドで寝よぉ」
千歌「!///」
千歌「どうしたの?」
果南「やっぱり床で寝るのは千歌がかわいそうだから」
果南「コホン」
果南「チカァ、私と一緒のベッドで寝よぉ」
千歌「!///」
16: 2017/10/02(月) 00:43:36.06 ID:/UtXYiI9.net
千歌「か、果南ちゃん!?」
果南「いいじゃん、昔はよく一緒のベッドで寝たでしょ?」
千歌「で、でも…」
果南「おねがぁい」
千歌「///」
果南「いいじゃん、昔はよく一緒のベッドで寝たでしょ?」
千歌「で、でも…」
果南「おねがぁい」
千歌「///」
17: 2017/10/02(月) 00:44:05.10 ID:/UtXYiI9.net
千歌「もう、果南ちゃんは甘えんぼなんだから」
果南「どう?結構いい生徒でしょ?」
千歌「うん!」
果南「この調子で包容力を身につけて、立派なリーダーになってね」
果南「どう?結構いい生徒でしょ?」
千歌「うん!」
果南「この調子で包容力を身につけて、立派なリーダーになってね」
18: 2017/10/02(月) 00:44:40.29 ID:/UtXYiI9.net
千歌「なれるかなあ」
果南「コラ、ならなきゃ私が頑張っている甲斐がないでしょ」
千歌「う、うん、そうだね。頑張るよ」
果南「ふふ、いい子いい子」ナデナデ
千歌「えへへ、果南ちゃ~ん」スリスリ
千歌「――って、私が甘えちゃだめだよ!」
果南「コラ、ならなきゃ私が頑張っている甲斐がないでしょ」
千歌「う、うん、そうだね。頑張るよ」
果南「ふふ、いい子いい子」ナデナデ
千歌「えへへ、果南ちゃ~ん」スリスリ
千歌「――って、私が甘えちゃだめだよ!」
20: 2017/10/02(月) 00:48:07.64 ID:/UtXYiI9.net
《夜》
千歌「じゃ、お休みなさーい」
果南「お休みなさい」
千歌「……」
果南「……」
千歌「ねえ果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「じゃ、お休みなさーい」
果南「お休みなさい」
千歌「……」
果南「……」
千歌「ねえ果南ちゃん」
果南「ん?」
21: 2017/10/02(月) 00:48:57.89 ID:/UtXYiI9.net
千歌「思ったより密着してるね」
果南「そうだね」
千歌「ごめんね、狭いベッドで」
果南「ふふ、全然狭くないよ」
果南「そうだね」
千歌「ごめんね、狭いベッドで」
果南「ふふ、全然狭くないよ」
22: 2017/10/02(月) 00:50:50.88 ID:/UtXYiI9.net
果南「じゃあ千歌、レッスン1だよ」
千歌「え?」
果南「私のことを思いっきり甘やかしてね」
果南「チカ…」
果南「ハグ…して…」
千歌「え?」
果南「私のことを思いっきり甘やかしてね」
果南「チカ…」
果南「ハグ…して…」
24: 2017/10/02(月) 00:53:40.51 ID:/UtXYiI9.net
千歌「ハグぅ!?」
果南「そ」
千歌「できるかなあ」
果南「さ、思いっきり」
果南「そ」
千歌「できるかなあ」
果南「さ、思いっきり」
26: 2017/10/02(月) 00:56:37.19 ID:/UtXYiI9.net
千歌「えい」
ハグ
果南「あはは、いい感じだよ、千歌」
千歌「何か恥ずかしいなあ」
果南「だめだめ、恥ずかしがらない」
千歌「いつも果南ちゃんからしてもらってたから」
千歌「ちょっと新鮮な感じ」
果南「私も、千歌にハグされて同じ気分」
ハグ
果南「あはは、いい感じだよ、千歌」
千歌「何か恥ずかしいなあ」
果南「だめだめ、恥ずかしがらない」
千歌「いつも果南ちゃんからしてもらってたから」
千歌「ちょっと新鮮な感じ」
果南「私も、千歌にハグされて同じ気分」
27: 2017/10/02(月) 01:00:21.56 ID:/UtXYiI9.net
・
・
・
千歌「zzz」
果南「千歌ってば、ずっとハグしたまま寝ちゃったよ」
果南「これじゃあ私が甘やかしてるみたい」
果南「ふふ、まあいいか」
果南「お休み、千歌」ギュ
・
・
千歌「zzz」
果南「千歌ってば、ずっとハグしたまま寝ちゃったよ」
果南「これじゃあ私が甘やかしてるみたい」
果南「ふふ、まあいいか」
果南「お休み、千歌」ギュ
34: 2017/10/03(火) 00:26:19.49 ID:YGAonXYz.net
〈翌日〉
千歌「ふわあ」
果南「zzz」
千歌「あれ?なんで果南ちゃんがベッドに?」
千歌「…あ、そっか、甘え合宿だっけ」
果南「ん……」パチ
千歌「あ、おはよう、果南ちゃん」
果南「おはよう、千歌」
千歌「ふわあ」
果南「zzz」
千歌「あれ?なんで果南ちゃんがベッドに?」
千歌「…あ、そっか、甘え合宿だっけ」
果南「ん……」パチ
千歌「あ、おはよう、果南ちゃん」
果南「おはよう、千歌」
35: 2017/10/03(火) 00:40:14.44 ID:YGAonXYz.net
千歌「ごちそうさまでした」
果南「ごちそうさまでした」
千歌「ねね、今日はどうする?」
果南「ショッピングにでも出かけようか」
千歌「いいね、賛成」
果南「ごちそうさまでした」
千歌「ねね、今日はどうする?」
果南「ショッピングにでも出かけようか」
千歌「いいね、賛成」
37: 2017/10/03(火) 01:05:51.30 ID:YGAonXYz.net
千歌「ふう、いっぱい洋服買っちゃった」
果南「私も」
千歌「そろそろお腹すいてきたね」
果南「もう昼過ぎだもんね」
千歌「あ、あそこのファミレス入ろうよ」
果南「うん、そうしよう」
イラッシャイマセー
千歌「果南ちゃん何にする?」
果南「ハンバーグにしようかな」
千歌「じゃあ私はこのステーキにしよ」
果南「私も」
千歌「そろそろお腹すいてきたね」
果南「もう昼過ぎだもんね」
千歌「あ、あそこのファミレス入ろうよ」
果南「うん、そうしよう」
イラッシャイマセー
千歌「果南ちゃん何にする?」
果南「ハンバーグにしようかな」
千歌「じゃあ私はこのステーキにしよ」
38: 2017/10/03(火) 01:11:22.14 ID:YGAonXYz.net
・
・
・
オマチドウサマデース
千歌「うわあ、おいしそう」
果南「こっちもだよー」
千歌「いただきまーす」
果南「うん、おいしい」
千歌「ほんとだね」
果南「あ、そうだ千歌」
果南「ここでも甘えてみようか?」
千歌「え?」
果南「チカァ、あーん」
千歌「か、果南ちゃん///」
果南「私だって恥ずかしいんだよ」
果南「でもこれも千歌のためだと思って」
千歌「私のため…」
千歌「うん、分かった!」
千歌「はい、果南ちゃん、あーん」
果南「あーむ」
果南「……」モグモグ
果南「うん、いいお肉」
千歌「果南ちゃん私にも」
千歌「あーん」
果南「はい、どうぞ」
千歌「……」パク モグモグ
千歌「うーん、おいしい!」
・
・
オマチドウサマデース
千歌「うわあ、おいしそう」
果南「こっちもだよー」
千歌「いただきまーす」
果南「うん、おいしい」
千歌「ほんとだね」
果南「あ、そうだ千歌」
果南「ここでも甘えてみようか?」
千歌「え?」
果南「チカァ、あーん」
千歌「か、果南ちゃん///」
果南「私だって恥ずかしいんだよ」
果南「でもこれも千歌のためだと思って」
千歌「私のため…」
千歌「うん、分かった!」
千歌「はい、果南ちゃん、あーん」
果南「あーむ」
果南「……」モグモグ
果南「うん、いいお肉」
千歌「果南ちゃん私にも」
千歌「あーん」
果南「はい、どうぞ」
千歌「……」パク モグモグ
千歌「うーん、おいしい!」
41: 2017/10/04(水) 00:28:46.20 ID:qImjS+8t.net
〈夜〉
果南「ねえ千歌」
千歌「なに?」
果南「一緒にお風呂入らない?」
千歌「お風呂?」
果南「そ」
千歌「うん、いいよ」
果南「ねえ千歌」
千歌「なに?」
果南「一緒にお風呂入らない?」
千歌「お風呂?」
果南「そ」
千歌「うん、いいよ」
42: 2017/10/04(水) 00:29:34.93 ID:qImjS+8t.net
カポーン
果南「いいお湯だねー」
千歌「そうだねー」
果南「あ、そうだ千歌。ここでも甘えてみようか」
千歌「なになに」
果南「私の背中ごしごしして」
千歌「おっけー」
果南「こうやってもらうのも久しぶりだね」
千歌「そうだね、小さい頃はよく一緒に入ってたけど」
果南「これからは毎日入りたいなあ」
千歌「ちょ、ちょっと果南ちゃん」
果南「いや?」
千歌「いやじゃないけど」
果南「しょうがないよ、これは甘え合宿なんだから」
千歌「そ、そっか、甘え合宿だもんね」
果南「いいお湯だねー」
千歌「そうだねー」
果南「あ、そうだ千歌。ここでも甘えてみようか」
千歌「なになに」
果南「私の背中ごしごしして」
千歌「おっけー」
果南「こうやってもらうのも久しぶりだね」
千歌「そうだね、小さい頃はよく一緒に入ってたけど」
果南「これからは毎日入りたいなあ」
千歌「ちょ、ちょっと果南ちゃん」
果南「いや?」
千歌「いやじゃないけど」
果南「しょうがないよ、これは甘え合宿なんだから」
千歌「そ、そっか、甘え合宿だもんね」
43: 2017/10/04(水) 00:41:39.16 ID:qImjS+8t.net
〈3日後〉
果南「ふう、甘えた甘えた」
千歌「私も結構甘えられた気がする」
果南「それじゃあ合宿はひとまず終わりでいいかな」
千歌「え?」
果南「合宿で培った包容力を、みんなにも見せるんだよ」
千歌「う、うん」
千歌(なんだろう、終わってほしくないような)
果南「それじゃ、じゃあね」
千歌「うん、また明日ね」
果南「ふう、甘えた甘えた」
千歌「私も結構甘えられた気がする」
果南「それじゃあ合宿はひとまず終わりでいいかな」
千歌「え?」
果南「合宿で培った包容力を、みんなにも見せるんだよ」
千歌「う、うん」
千歌(なんだろう、終わってほしくないような)
果南「それじゃ、じゃあね」
千歌「うん、また明日ね」
44: 2017/10/04(水) 00:56:03.83 ID:qImjS+8t.net
《翌日》
千歌「あ、果南ちゃんだ」
千歌「おーい、果南ちゃ――」
果南「ルビィはかわいいなあ」スリスリ
ルビィ「ど、どうしたんですか?」
果南「ねえルビィ、ハグしてぇ」
ルビィ「か、果南さん///」
善子「ちょっと、どうしたのよこれは」
花丸「果南さんが急に甘えん坊になったずら」
果南「ルビィ、早くぅ」
果南「次は善子に抱いてもらうんだから」
善子「んな!?」
千歌「あ、果南ちゃんだ」
千歌「おーい、果南ちゃ――」
果南「ルビィはかわいいなあ」スリスリ
ルビィ「ど、どうしたんですか?」
果南「ねえルビィ、ハグしてぇ」
ルビィ「か、果南さん///」
善子「ちょっと、どうしたのよこれは」
花丸「果南さんが急に甘えん坊になったずら」
果南「ルビィ、早くぅ」
果南「次は善子に抱いてもらうんだから」
善子「んな!?」
45: 2017/10/04(水) 01:01:48.53 ID:qImjS+8t.net
千歌「ちょっと果南ちゃん、何やってるの!?」
果南「ああ、千歌」
果南「いやさ、甘えるのも結構癖になってきて」
果南「せっかくだからAqoursの下級生たちに甘えようかなって」
千歌「そ、そんな」
千歌「そんなのダメ!」
果南「千歌?」
千歌「果南ちゃんはいつもの通りお姉さんでいて」
果南「まあいいじゃんたまには」
果南「反対する理由もないでしょ?」
千歌「それはそうだけど…」
千歌(何だろう、でも果南ちゃんにはチカだけに甘えてほしい)
果南「ああ、千歌」
果南「いやさ、甘えるのも結構癖になってきて」
果南「せっかくだからAqoursの下級生たちに甘えようかなって」
千歌「そ、そんな」
千歌「そんなのダメ!」
果南「千歌?」
千歌「果南ちゃんはいつもの通りお姉さんでいて」
果南「まあいいじゃんたまには」
果南「反対する理由もないでしょ?」
千歌「それはそうだけど…」
千歌(何だろう、でも果南ちゃんにはチカだけに甘えてほしい)
50: 2017/10/05(木) 01:18:18.00 ID:p1A8ueeH.net
果南「曜、ハグぅ」
曜「わわ、どうしたの果南ちゃん」
果南「ハグしてぇ」
曜「何かよくわかんないけど――はい」ハグ
千歌「……」イライラ
梨子「ち、千歌ちゃん、なんか怒ってない?」
千歌「え、べつにー」
果南「梨子もハグぅ」
梨子「か、果南さん///」
千歌「……」イライラ
曜「わわ、どうしたの果南ちゃん」
果南「ハグしてぇ」
曜「何かよくわかんないけど――はい」ハグ
千歌「……」イライラ
梨子「ち、千歌ちゃん、なんか怒ってない?」
千歌「え、べつにー」
果南「梨子もハグぅ」
梨子「か、果南さん///」
千歌「……」イライラ
51: 2017/10/05(木) 01:19:16.55 ID:p1A8ueeH.net
曜「甘え合宿?」
果南「そう、千歌を包容力あるリーダーにするためにやったの」
果南「それで私が甘えてたんだけど」
果南「なんか甘えるのが癖になってきてさ」
梨子「そうだったんですか」
曜「でも、こういう果南ちゃんは新鮮だよね」
梨子「確かに」
千歌「もう恥ずかしいからよしなよ果南ちゃん」
果南「ええ?そうかな?」
千歌「そうだよ」
果南「まあこれもAqoursメンバーとの交流だと思って」
果南「もうちょっと続けてみるよ」
果南「そう、千歌を包容力あるリーダーにするためにやったの」
果南「それで私が甘えてたんだけど」
果南「なんか甘えるのが癖になってきてさ」
梨子「そうだったんですか」
曜「でも、こういう果南ちゃんは新鮮だよね」
梨子「確かに」
千歌「もう恥ずかしいからよしなよ果南ちゃん」
果南「ええ?そうかな?」
千歌「そうだよ」
果南「まあこれもAqoursメンバーとの交流だと思って」
果南「もうちょっと続けてみるよ」
52: 2017/10/05(木) 01:20:13.49 ID:p1A8ueeH.net
鞠莉「なにを続けるの?」
果南「わ、鞠莉」
・
・
・
鞠莉「あら、それなら果南は私にも甘えていいんじゃない」
果南「同級生に甘えるのはさすがに恥ずかしいよ」
鞠莉「残念ね」
鞠莉「オウ、それなら私が千歌っちに甘えるわ」
千歌「え?」
鞠莉「合宿で培った包容力、発揮してね」
鞠莉「ちかっち~♡」スリスリ
千歌「ちょ、鞠莉さん」
鞠莉「早く甘やかしてよ~」
千歌「わ、分かりました」
果南「わ、鞠莉」
・
・
・
鞠莉「あら、それなら果南は私にも甘えていいんじゃない」
果南「同級生に甘えるのはさすがに恥ずかしいよ」
鞠莉「残念ね」
鞠莉「オウ、それなら私が千歌っちに甘えるわ」
千歌「え?」
鞠莉「合宿で培った包容力、発揮してね」
鞠莉「ちかっち~♡」スリスリ
千歌「ちょ、鞠莉さん」
鞠莉「早く甘やかしてよ~」
千歌「わ、分かりました」
53: 2017/10/05(木) 01:21:06.65 ID:p1A8ueeH.net
千歌「はーい、よしよし」ナデナデ
鞠莉「はあ、気持ちいいわ~」
千歌(私が他の人を甘やかしているのを見て)
千歌(果南ちゃんはどう思っているのかな?)
果南「あはは、その調子だよ千歌」
千歌(やっぱり何とも思ってないみたい)
千歌(私が変なだけなのかなあ)
千歌(でも果南ちゃんが他の人に甘えているのを見たら)
千歌(どうして私の胸は痛むんだろう)
鞠莉「はあ、気持ちいいわ~」
千歌(私が他の人を甘やかしているのを見て)
千歌(果南ちゃんはどう思っているのかな?)
果南「あはは、その調子だよ千歌」
千歌(やっぱり何とも思ってないみたい)
千歌(私が変なだけなのかなあ)
千歌(でも果南ちゃんが他の人に甘えているのを見たら)
千歌(どうして私の胸は痛むんだろう)
54: 2017/10/05(木) 01:25:25.20 ID:p1A8ueeH.net
千歌「じゃ、じゃあ次は果南ちゃんが来て」
果南「え?」
千歌「ほら、包容力を見せるから」
果南「私はいいよ。合宿でいっぱいやったでしょ」
千歌「え……」
果南「マルやルビィに甘えてもらいなよ」
花丸「お、オラですか!?」
ルビィ「ち、千歌ちゃんに///」
千歌「じゃ、じゃあ二人ともきて」
曜「お、千歌ちゃんやる気満々だね」
梨子「頑張って千歌ちゃん。花丸ちゃんやルビィちゃんも」
千歌「う、うん」
千歌(果南ちゃんのバカ…)
果南「え?」
千歌「ほら、包容力を見せるから」
果南「私はいいよ。合宿でいっぱいやったでしょ」
千歌「え……」
果南「マルやルビィに甘えてもらいなよ」
花丸「お、オラですか!?」
ルビィ「ち、千歌ちゃんに///」
千歌「じゃ、じゃあ二人ともきて」
曜「お、千歌ちゃんやる気満々だね」
梨子「頑張って千歌ちゃん。花丸ちゃんやルビィちゃんも」
千歌「う、うん」
千歌(果南ちゃんのバカ…)
58: 2017/10/06(金) 00:36:15.84 ID:aew5bLkO.net
《翌日》
果南「もう1回甘え合宿?」
千歌「うん」
果南「もう必要ないんじゃない?」
千歌「ううん、私、まだまだほーよーりょくが足りないって思い知らされたの」
千歌「そこで果南ちゃんにまた教わりたいなって」
千歌(これなら果南ちゃんはまた私に甘えてくれる)
果南「しょうがないなあ。じゃあ準備してくるね」
千歌「ありがとう、果南ちゃん!」
果南「もう1回甘え合宿?」
千歌「うん」
果南「もう必要ないんじゃない?」
千歌「ううん、私、まだまだほーよーりょくが足りないって思い知らされたの」
千歌「そこで果南ちゃんにまた教わりたいなって」
千歌(これなら果南ちゃんはまた私に甘えてくれる)
果南「しょうがないなあ。じゃあ準備してくるね」
千歌「ありがとう、果南ちゃん!」
59: 2017/10/06(金) 00:37:10.46 ID:aew5bLkO.net
千歌「ねえ果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「ちょっと趣向を変えてみない」
果南「というと?」
千歌「私がお姉ちゃんで、果南ちゃんが妹ってのはどう」
果南「なにそれ、ちょっと面白そうかも」
千歌「でしょでしょ」
千歌「ね、妹は姉に甘えてくるものだし」
果南「それは千歌の場合のような」
千歌「じゃ、早速スタートね、果南ちゃん」
果南「うん、千歌お姉ちゃん」
千歌「///」
千歌「もう一回言って」
果南「? 千歌お姉ちゃん」
千歌(いい///)
果南「ん?」
千歌「ちょっと趣向を変えてみない」
果南「というと?」
千歌「私がお姉ちゃんで、果南ちゃんが妹ってのはどう」
果南「なにそれ、ちょっと面白そうかも」
千歌「でしょでしょ」
千歌「ね、妹は姉に甘えてくるものだし」
果南「それは千歌の場合のような」
千歌「じゃ、早速スタートね、果南ちゃん」
果南「うん、千歌お姉ちゃん」
千歌「///」
千歌「もう一回言って」
果南「? 千歌お姉ちゃん」
千歌(いい///)
60: 2017/10/06(金) 00:52:50.56 ID:aew5bLkO.net
千歌「さ、寝よう」
果南「お休み、お姉ちゃん♪」
千歌「う、うん///」
千歌「……」
果南「……」
千歌「ねえ、果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「お願いがあるんだけど」
果南「なに?」
千歌「私以外の人には甘えないでほしいの」
果南「え、どうして?」
千歌「だってほら、他のみんなが果南ちゃんを甘やかして」
千歌「ほーよーりょくを身につけちゃったら」
千歌「私のほーよーりょくが効かなくなっちゃうかもでしょ」
果南「うーん、確かに」
千歌「だからね――」
果南「うん、分かった」
果南「自分でもやっぱり柄じゃないって思ってたし」
千歌「ありがとう」
千歌(やった、これで果南ちゃんはチカだけに甘えてくれる///)
果南「お休み、お姉ちゃん♪」
千歌「う、うん///」
千歌「……」
果南「……」
千歌「ねえ、果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「お願いがあるんだけど」
果南「なに?」
千歌「私以外の人には甘えないでほしいの」
果南「え、どうして?」
千歌「だってほら、他のみんなが果南ちゃんを甘やかして」
千歌「ほーよーりょくを身につけちゃったら」
千歌「私のほーよーりょくが効かなくなっちゃうかもでしょ」
果南「うーん、確かに」
千歌「だからね――」
果南「うん、分かった」
果南「自分でもやっぱり柄じゃないって思ってたし」
千歌「ありがとう」
千歌(やった、これで果南ちゃんはチカだけに甘えてくれる///)
61: 2017/10/06(金) 00:58:16.11 ID:yh0JBnKY.net
|c||^.- ^||
62: 2017/10/06(金) 01:06:58.42 ID:YTofVlcg.net
少々雰囲気が危うい
63: 2017/10/06(金) 08:09:27.69 ID:pA2nI7aY.net
嫉妬ファイヤー千歌
64: 2017/10/06(金) 08:27:10.31 ID:aeqsuHhg.net
ふむふむ、それでそれで
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