1: 2015/09/24(木) 00:00:18.98 ID:/0qA6yl4.net
海未(ある日、と言いますか昨日、リリホワの純粋無垢な天使たる凛が私にこう言いました)

――凛 「明日、お母さんたちいないんだ、、、だからその、泊めてほしいんだ///」――

海未(大体こんな感じの内容でしたね、はい、というわけで今日凛が家に来るのですが、、、)ソワソワ

海未ママ「海未さん、落ち着きがありませんよ、どうしたのですか?」

海未「実は天使が、、、」

海未ママ「なにっ星空が!」

海未「わかっていますね、母上」

海未ママ「ふふ、精一杯甘やかします」

ピンポーン

海未「どうやら来たようです」

2: 2015/09/24(木) 00:03:00.47 ID:/0qA6yl4.net
海未「で、どうしてこんなことに」

凛 「海未ちゃんのおか―さーん」ギュー

海未ママ「うふふ、今日だけはママとお呼びください」ギュー

凛 「ママ―」ギュー

海未ママ「かわいいかわいい私の凛ちゃん」ギュー

海未「ぐぬぬ」

海未ママ「うへへ、、、」

3: 2015/09/24(木) 00:04:45.90 ID:/0qA6yl4.net
海未「朝っぱらからなんて顔をしてるのですか全く」

凛 「ママ大好きだにゃー」

海未「り、凛、そんなことよりも朝ごはんは食べてきたのですか?」

凛 「ううん、凛料理できないし」ギュー

海未ママ「ダイジョブですよ凛ちゃん、これから覚えていけば」ギュー

海未「ええい、いい加減離れなさい二人とも」

海未ママ「あらら、海未さんが怒ってしまいましたよ凛ちゃん」

凛 「どうしようね」

海未「、、、」

4: 2015/09/24(木) 00:06:01.00 ID:/0qA6yl4.net
海未ママ「海未さんがこれ以上怒らないうちに私は朝ごはんを作って参りますわ」

凛 「あ、じゃあ凛も手伝うよ!」

海未ママ「うふふ、私の凛ちゃんは大事なお客様ですもの、ゆっくりしててくださいな」

凛 「ママー!」

海未「支離滅裂なことに気付いていますか?」

―――

凛 「これは、、、」

海未(ふっ、やってしまいましたね母上、これであなたたちの関係は終わりです)

6: 2015/09/24(木) 00:07:09.76 ID:/0qA6yl4.net
海未ママ「どうかしましたか私の凛ちゃん」

凛 「お、お魚」

海未(そう、園田家の朝食は決まって和食、そして和食といえばそう、焼き鮭!定番ですねしかし凛は魚が苦手、そんなことも知らずに私の凛などと、片腹痛いです母上)

海未ママ「、、、、、」

凛 「あわわ、、、ごめんなさい凛頑張るから、、、」

海未(言葉も出ませんか母上、そうでしょうそうでしょう、しかし凛の魚妙にほぐれている気が・・・)

海未ママ「、、、くふ、くふふふふふ、ふはははははです」

海未「な、なにを笑っているのですか」

凛 「たくましいにゃ」

海未「あなたはいい加減目を覚ましなさい」

9: 2015/09/24(木) 00:09:07.60 ID:/0qA6yl4.net
海未ママ「凛ちゃんがお魚苦手なのを私が知らなかったとでも、、?」

海未「なんですって」

凛 「知ってて出したの?」

海未ママ「ぁ、ちがうの、違うのよ凛ちゃん」

海未「お魚が嫌いだとわかっていてあえて出した、、はっまさか」

凛 「もういいよ、凛頑張って食べるし、、、」

海未ママ ニヤリ

海未「い、いけません凛、それは、、、!」

10: 2015/09/24(木) 00:10:59.15 ID:/0qA6yl4.net
パク

凛 「、、、」モグモグ

凛 「こ、これは、、、!骨が入っていないにゃ!」

海未ママ「ふふ、凛ちゃんのお魚嫌いの原因は小さな骨がたくさん入っていること、つまりそれさえ抜いてあげれば、凛ちゃんはお魚をおいしく召し上がれる!」

海未「くっ、、、」

凛 「ママ、文句言っちゃってごめんなさい、すごくお魚おいしいよ!」

海未ママ「そうでしょうそうでしょう、どんどん食べてください私の凛ちゃん」ギュー

凛 「そんなにくっつかれたら食べられないよママー」ギュー

海未(、、、あほらしいです、私も食べましょう)パク

海未「ちょっと!凛のお魚しか骨抜かなかったんですか!」

11: 2015/09/24(木) 00:12:38.44 ID:/0qA6yl4.net
――――

海未ママ「ちょっと私の凛ちゃん、こっちへいらっしゃい」

凛 「なになにどうしたのー?」

海未「凛に変なことしないでくださいよ」

海未ママ「わかってますとも、さ、こっちよ」


 凛『ま、ママ、そんなとこ触っちゃ、、、ひゃう』

 海未ママ『あら、くすぐったかったかしら、もう少しで終わりますから我慢ですよ』


海未「何をやっているのですかあのふたりは」ソワソワ


 凛『こ、こんなの、恥ずかしいよ』

 海未ママ『とてもかわいいです、あぁ食べちゃいたい』


海未「んなっ」

凛 「ふぅ、大変だったにゃ」

海未「母上!あなたはなにを、、、ってそれは」

12: 2015/09/24(木) 00:15:28.52 ID:/0qA6yl4.net
凛 「えへへ、似合うかな」

海未(淡い桃色のかわいい着物、可愛く括られたサラサラの髪、持っているだけでなぜかかわいいうちわ)

海未「すなわち!全部かわいい!」

海未ママ「完璧です!」

凛 「そうかなぁ、えへへ」

海未「今回ばかりは母上に感謝しなければなりませんね」

海未ママ「うふふ、それじゃあ海未さん、私と私の凛ちゃんはこれからお散歩に行ってまいりますから、お留守番頼みましたよ」

ガラガラ ピシャリ

海未「、、、え?」

13: 2015/09/24(木) 00:16:37.86 ID:/0qA6yl4.net
凛 「海未ちゃん一人にしてよかったのかなぁ」

海未ママ「ふふ、きっと今ごろ寂しがっているでしょう」

凛 「ちょっとかわいそうだにゃ」

海未ママ「いつもは海未さんが凛ちゃんを独り占めしてますからね、今日くらいは凛ちゃんのかわいさを存分に堪能させてもらいますわよ、ふふ」

凛 「そんなおおげさだよ、学校にいるときなんて海未ちゃん怒ってばかりだもん」

海未ママ「怒るということは、その人のことを一番に考えているということなんですよ」

凛 「そうかなぁ」

海未ママ「海未さん、家では凛ちゃんのことばかり話しているんですよ」

凛 「そうなの?」

海未ママ「すぐふざけるだの元気がありすぎるだの、それはもうたくさんね」

凛 「う、、、それは嫌な話だにゃ」

海未ママ「でも、全部楽しそうに話すんですよ、私にはわかります、海未さんはあなたや同じμ’sのメンバーさんのことが大好きなんだってね」

凛 「そうなんだ、、、」

海未ママ「さて、そろそろ帰りますか、海未さんが拗ねてしまわないうちに」

凛 「はーい」

14: 2015/09/24(木) 00:17:58.15 ID:/0qA6yl4.net
海未「おーいおいおい」※遅かった

凛 「う、海未ちゃんなきやんでよ」

海未「おーいおいおい」

凛 「あわわわ」

海未「私だってぇ、凛が家に来た時からずっと抱きしめたかったんです!抱きしめてほおずりして、あわよくば事故に見せかけてキスしたかったのに!」

凛 「海未ちゃんのママもそこまではしなかったよ」

海未「おーいおいおい」

凛 「困った先輩だにゃ」

海未「先輩とか後輩とかは関係ありません!かわいいと思ったら天使なんです、凛は天使なんです!おーいおいおい」

凛 「わかったよ」

海未「呆れました!凛に呆れられましたぁ!もぅだ

ギュ

海未「、、、へ?」

15: 2015/09/24(木) 00:21:28.59 ID:/0qA6yl4.net
凛 「凛、海未ちゃんのこと大好きだよ」

海未「、、、なら何故」

凛 「だって、、、」

凛 「だって、恥ずかしいもん、いつも一緒にいる人に素直に甘えるのってさ///」

海未「うぅ、、、凛、、、」ギュゥゥ

凛 「はいはい、しょうがないなぁ海未ちゃんは、、、」ナデナデ

海未「、、、、、って、、、ください、、、」ボソッ

凛 「え?」

海未「お姉ちゃんって呼んでください!///」

凛 「、、、うん、大好きだよ、お姉ちゃん」

海未「私も、、、大好きです、、、凛」

凛 「ん?海未ちゃん?おーい海未ちゃん?」

海未「、、、」スヤスヤ

凛 「寝ちゃってる、ほんとにしょうがないお姉ちゃんだなぁ」ナデナデ

海未「んふふ、、、」

凛 「、、、かわいい」

凛 「凛も眠くなってきちゃったよ、、おやすみ海未ちゃん」

――――

海未ママ「あらあら」

うみりん スヤスヤ

海未ママ「うふふ」

おわり

16: 2015/09/24(木) 00:22:08.82 ID:/0qA6yl4.net
海未ママここまで出すつもりじゃなかったんだ、、、

17: 2015/09/24(木) 00:22:40.49 ID:4tmY4BXT.net
あらあらうふふ

引用: 海未「凛がやってきます」