1: 2010/03/20(土) 23:11:07.04 ID:PyKfV/b70
美琴「な、なんでそんな怒ってるのよぉ……」
黒子「……べつに、わたくしは怒っておりませんの」
美琴「う、嘘よ、嘘、絶対怒ってるわ、呼び捨てだし!」
黒子「……わたくしがあなたをどう呼ぼうが、勝手ではなくて?」
美琴「そ、それはどうかしら」
黒子「ふん、せいぜいあの類人猿といちゃついてればいいんですの」ぷいっ
美琴「あ……」
黒子「……べつに、わたくしは怒っておりませんの」
美琴「う、嘘よ、嘘、絶対怒ってるわ、呼び捨てだし!」
黒子「……わたくしがあなたをどう呼ぼうが、勝手ではなくて?」
美琴「そ、それはどうかしら」
黒子「ふん、せいぜいあの類人猿といちゃついてればいいんですの」ぷいっ
美琴「あ……」
3: 2010/03/20(土) 23:15:27.24 ID:PyKfV/b70
美琴「な、なによ、黒子のやつ!」
美琴「いいわよ、お望み通り当麻のところへ帰るから!!」たっ
・
・
・
美琴「当麻ー、ただいまぁ」
上条「美琴か、どうしたんだ随分早いな、立ち読みはもういいのか?」
美琴「う、うん、読みたいのがそんなになかったの」
上条「ん、そうか。もうすぐ飯だからな、待ってくれ」
美琴「い、いいよ、私がするから!」
上条「なに言ってんだよ、今日は俺が当番じゃないか」
美琴「……そ、そうだけど、今は何かしていたい気分なの!」
美琴「いいわよ、お望み通り当麻のところへ帰るから!!」たっ
・
・
・
美琴「当麻ー、ただいまぁ」
上条「美琴か、どうしたんだ随分早いな、立ち読みはもういいのか?」
美琴「う、うん、読みたいのがそんなになかったの」
上条「ん、そうか。もうすぐ飯だからな、待ってくれ」
美琴「い、いいよ、私がするから!」
上条「なに言ってんだよ、今日は俺が当番じゃないか」
美琴「……そ、そうだけど、今は何かしていたい気分なの!」
5: 2010/03/20(土) 23:20:24.42 ID:PyKfV/b70
上条「じゃあ風呂掃除でもしておいてくれ」
美琴「うん、わかった!」
上条「よし、じゃあまかせたぞ」
美琴「えへへ、じゃあ今日はお風呂一緒に入ろうね」
上条「な、なに言ってんだよ。なんで『じゃあ』になるんだ!?」
美琴「いいじゃない、べつに」
上条「い、いや、さすがにやめておこうぜ……」あたふた
美琴「……ばーか、冗談よ。気付きなさいよ!」
上条「おい……」
美琴「えへへ」
美琴(でも、本当は一緒に入りたいな)
美琴「うん、わかった!」
上条「よし、じゃあまかせたぞ」
美琴「えへへ、じゃあ今日はお風呂一緒に入ろうね」
上条「な、なに言ってんだよ。なんで『じゃあ』になるんだ!?」
美琴「いいじゃない、べつに」
上条「い、いや、さすがにやめておこうぜ……」あたふた
美琴「……ばーか、冗談よ。気付きなさいよ!」
上条「おい……」
美琴「えへへ」
美琴(でも、本当は一緒に入りたいな)
6: 2010/03/20(土) 23:23:36.67 ID:PyKfV/b70
・
・
・
美琴「ごちそうさまー、おなかいっぱいー」
上条「いい食いっぷりだったな、まるでイン……」
美琴「ん?」
上条「い、いや、なんでもない……」
美琴「それじゃあ、先にお風呂はいってきなさいよ」
上条「いいのか、俺が先で」
美琴「いいからいいから、この部屋の主が遠慮しないの!」
上条「んじゃ、お言葉に甘えて」
・
・
美琴「ごちそうさまー、おなかいっぱいー」
上条「いい食いっぷりだったな、まるでイン……」
美琴「ん?」
上条「い、いや、なんでもない……」
美琴「それじゃあ、先にお風呂はいってきなさいよ」
上条「いいのか、俺が先で」
美琴「いいからいいから、この部屋の主が遠慮しないの!」
上条「んじゃ、お言葉に甘えて」
7: 2010/03/20(土) 23:28:08.26 ID:PyKfV/b70
上条「ふぅ、一日の疲れが取れるな」
美琴「ね、ちょうどいい湯加減よね」
上条「うん……っておい!!」
美琴「う、うるさいわね、いいじゃない……」ちゃぷっ
上条「まずいだろ……」
美琴「……今更じゃない。それとも中学生の裸で興奮しちゃう変態なの、当麻は」
上条「……そうだよ、悪いか」
美琴「やっぱアンタ、ケダモノだわ……」
美琴「ね、ちょうどいい湯加減よね」
上条「うん……っておい!!」
美琴「う、うるさいわね、いいじゃない……」ちゃぷっ
上条「まずいだろ……」
美琴「……今更じゃない。それとも中学生の裸で興奮しちゃう変態なの、当麻は」
上条「……そうだよ、悪いか」
美琴「やっぱアンタ、ケダモノだわ……」
9: 2010/03/20(土) 23:35:16.79 ID:PyKfV/b70
上条「の、のぼせた……」
美琴「しっかりしなさいよ」
上条「誰のせいだ!」
美琴「……ふふ、私が魅力的ってことよね」
上条「こいつ……」
美琴「明日も早いし、もう寝ましょ」
上条「しかしいいのかねぇ、全寮制の常盤台に通ってるのに、俺の部屋に住むってのは」
美琴「特例なんだからいいでしょ、これも私がレベル5だからなせる業よ」
上条「余計な心労を抱えて上条さんは不幸ですよ」
美琴「え……」
美琴「しっかりしなさいよ」
上条「誰のせいだ!」
美琴「……ふふ、私が魅力的ってことよね」
上条「こいつ……」
美琴「明日も早いし、もう寝ましょ」
上条「しかしいいのかねぇ、全寮制の常盤台に通ってるのに、俺の部屋に住むってのは」
美琴「特例なんだからいいでしょ、これも私がレベル5だからなせる業よ」
上条「余計な心労を抱えて上条さんは不幸ですよ」
美琴「え……」
11: 2010/03/20(土) 23:37:53.24 ID:PyKfV/b70
美琴「め、迷惑……かな。私がここにいるの……」
上条「あ……いや、そういう意味じゃねえよ……」
美琴「ごめんね当麻……」
上条「す、すまん、失言だった、許してくれ」
美琴「……」
上条「……」
美琴「今日……ね、黒子に会ったの」
上条「!」
上条「あ……いや、そういう意味じゃねえよ……」
美琴「ごめんね当麻……」
上条「す、すまん、失言だった、許してくれ」
美琴「……」
上条「……」
美琴「今日……ね、黒子に会ったの」
上条「!」
12: 2010/03/20(土) 23:40:20.09 ID:PyKfV/b70
美琴「学校ではほとんど会うこともないのに、たまたま外で……」
上条「…………」
美琴「やっぱり、黒子は私たちのこと認めてないんだよね……寮から出た途端態度が変わっちゃったもの」
上条「…………」
美琴「やっぱり、私は……」
上条「そんなこと言うなよ」
美琴「当麻……?」
上条「…………」
美琴「やっぱり、黒子は私たちのこと認めてないんだよね……寮から出た途端態度が変わっちゃったもの」
上条「…………」
美琴「やっぱり、私は……」
上条「そんなこと言うなよ」
美琴「当麻……?」
13: 2010/03/20(土) 23:45:45.65 ID:PyKfV/b70
上条「美琴はここにいていい、ここにいていいんだ」
美琴「……本当に?」
上条「お前はここがいいんだろ?」
美琴「う、うん……」
上条「だったら、胸を張ってここにいろ。さっきの俺の発言は取り消す。お前を守るために俺もがんばるからさ」
美琴「当麻……」
上条「その身体はお前一人の身体じゃないんだからさ……」
美琴「……うん、そうだね」
美琴「……本当に?」
上条「お前はここがいいんだろ?」
美琴「う、うん……」
上条「だったら、胸を張ってここにいろ。さっきの俺の発言は取り消す。お前を守るために俺もがんばるからさ」
美琴「当麻……」
上条「その身体はお前一人の身体じゃないんだからさ……」
美琴「……うん、そうだね」
19: 2010/03/20(土) 23:51:40.24 ID:PyKfV/b70
・
・
・
prrrrrr
ガチャッ
上条「……もしもし……黒子か?」
黒子『あら、上条さんですか。ご機嫌いかが?』
上条「ご機嫌も何もないだろ、なんで美琴にきつく当たるんだ」
黒子『……!そんなの、むかつくからに決まってますの!』
上条「いい加減にしろよ、すでにお前も納得したんじゃなかったのかよ!」
黒子『ええ、ええ、お姉さまとの交際は、断腸の思いで認めましてよ』
上条「だったら……!」
黒子『思いあがらないでくださいまし。わたくし、すべてを認めたわけではありませんから』
・
・
prrrrrr
ガチャッ
上条「……もしもし……黒子か?」
黒子『あら、上条さんですか。ご機嫌いかが?』
上条「ご機嫌も何もないだろ、なんで美琴にきつく当たるんだ」
黒子『……!そんなの、むかつくからに決まってますの!』
上条「いい加減にしろよ、すでにお前も納得したんじゃなかったのかよ!」
黒子『ええ、ええ、お姉さまとの交際は、断腸の思いで認めましてよ』
上条「だったら……!」
黒子『思いあがらないでくださいまし。わたくし、すべてを認めたわけではありませんから』
20: 2010/03/20(土) 23:57:19.41 ID:PyKfV/b70
上条「……あ?」
黒子『交際は、お姉さまのあなたに対する好意があまりにも激しかったので、わたくしが口を挟む余裕すらありませんでした』
黒子『……でも、そこから先は話が別。あなたは交際どころかお姉さまを部屋に連れ込み、身篭らせて……!!』
上条「……」
黒子『あら、言い訳もないんですの?さすがに性欲に支配された類人猿でも、罪悪感はお持ちのようで』
上条「返す言葉もない……そのことは俺も反省してる」
黒子『でしたら、わたくしの怒りはおわかりいただけるのではなくて?』
黒子『お姉さま……いえ、美琴に当たるのは筋違いかもしれませんが、わたくしの気持ちはおさえきれませんの』
黒子『交際は、お姉さまのあなたに対する好意があまりにも激しかったので、わたくしが口を挟む余裕すらありませんでした』
黒子『……でも、そこから先は話が別。あなたは交際どころかお姉さまを部屋に連れ込み、身篭らせて……!!』
上条「……」
黒子『あら、言い訳もないんですの?さすがに性欲に支配された類人猿でも、罪悪感はお持ちのようで』
上条「返す言葉もない……そのことは俺も反省してる」
黒子『でしたら、わたくしの怒りはおわかりいただけるのではなくて?』
黒子『お姉さま……いえ、美琴に当たるのは筋違いかもしれませんが、わたくしの気持ちはおさえきれませんの』
25: 2010/03/21(日) 00:02:16.33 ID:avQ5bXOs0
上条「……だったら、俺だけを恨めばいい、美琴にはそういう態度を取らないでくれ」
黒子『……ええ、わかりました、善処いたしますわ』
黒子『それでは、仕事がありますのでこれで』
上条「…………」
がちゃっ
美琴「……とうまぁ……?」
上条「あ、悪い、起こしてしまったか」
美琴「んんー、だいじょうぶー」
上条「早く寝ろよ」
美琴「……やだぁ、とうまもいっしょがいぃ」
黒子『……ええ、わかりました、善処いたしますわ』
黒子『それでは、仕事がありますのでこれで』
上条「…………」
がちゃっ
美琴「……とうまぁ……?」
上条「あ、悪い、起こしてしまったか」
美琴「んんー、だいじょうぶー」
上条「早く寝ろよ」
美琴「……やだぁ、とうまもいっしょがいぃ」
26: 2010/03/21(日) 00:05:28.98 ID:avQ5bXOs0
上条(こいつと寝ると、寝巻きを脱がされるから嫌なんだよなぁ)
美琴「はやくー」
上条「へいへい、一緒に寝ればいいんでしょ」
美琴「えへへ、とうまぁ」
上条「ん?」
美琴「だいすきぃ」
上条「…………」
美琴「はやくー」
上条「へいへい、一緒に寝ればいいんでしょ」
美琴「えへへ、とうまぁ」
上条「ん?」
美琴「だいすきぃ」
上条「…………」
30: 2010/03/21(日) 00:21:35.89 ID:avQ5bXOs0
・
・
・
上条「……案の定、脱がされてら」
美琴「……にゃぁ、とうまぁ……」
上条「こいつも半裸だし……って、風邪ひくぞ」
美琴「……」すやすや
上条「……」むらむら
上条「やべ、鎮めてこないと……」
・
・
上条「……案の定、脱がされてら」
美琴「……にゃぁ、とうまぁ……」
上条「こいつも半裸だし……って、風邪ひくぞ」
美琴「……」すやすや
上条「……」むらむら
上条「やべ、鎮めてこないと……」
61: 2010/03/21(日) 10:32:30.89 ID:avQ5bXOs0
美琴(……やっぱり、私って魅力ないのかな)
黒子「あぁら、これはこれは美琴お姉さま」
美琴「く、黒子?」
黒子「あぁら、これはこれは美琴お姉さま」
美琴「く、黒子?」
63: 2010/03/21(日) 10:38:41.59 ID:avQ5bXOs0
黒子「ん?どうしたんですの?そんなに驚かなくてもよろしいんじゃなくて?」
美琴「だ、だって……」おどおど
美琴(怖い……黒子の目……怖いよ……)
黒子「ねぇ、お姉さま」
美琴「や、やだ……」びくびく
黒子「!!」いらっ
黒子「なんで黒子をそんな怯えた目で見るんですの!?」
ばちんっ
美琴「いたっ……!?」
黒子「やっぱり、全部あの類人猿が悪いんですの!!お姉さまが、お姉さまが!!」
美琴「や、やめてよ黒子!!」
美琴「だ、だって……」おどおど
美琴(怖い……黒子の目……怖いよ……)
黒子「ねぇ、お姉さま」
美琴「や、やだ……」びくびく
黒子「!!」いらっ
黒子「なんで黒子をそんな怯えた目で見るんですの!?」
ばちんっ
美琴「いたっ……!?」
黒子「やっぱり、全部あの類人猿が悪いんですの!!お姉さまが、お姉さまが!!」
美琴「や、やめてよ黒子!!」
64: 2010/03/21(日) 10:44:55.53 ID:avQ5bXOs0
黒子「やめてほしければ、わたくしの言うことを聞いて欲しいんですのよ」
美琴「い、いや……」ぶるぶる
黒子「……お姉さまは、まだ立場というものがわかっておられないようですわね」
美琴「や、やめて!叩かないで!!」
黒子(電撃で反撃しない……こんなの、こんなのお姉さまじゃありませんわ!)
黒子「ふふふふふふふ、でなれば……あの類人猿がどうなることやら」
美琴「!!」
黒子「いくら能力を無効化するといっても、背後へ気付かれずにテレポートさえできれば、いくらでも……」
美琴「わ、わかった!黒子の言うこときく!だから当麻にはひどいことしないで!!」
黒子「……」いらいら
黒子(ここにきてもあの男のことを優先……どこまでもむかつきますの)
美琴「い、いや……」ぶるぶる
黒子「……お姉さまは、まだ立場というものがわかっておられないようですわね」
美琴「や、やめて!叩かないで!!」
黒子(電撃で反撃しない……こんなの、こんなのお姉さまじゃありませんわ!)
黒子「ふふふふふふふ、でなれば……あの類人猿がどうなることやら」
美琴「!!」
黒子「いくら能力を無効化するといっても、背後へ気付かれずにテレポートさえできれば、いくらでも……」
美琴「わ、わかった!黒子の言うこときく!だから当麻にはひどいことしないで!!」
黒子「……」いらいら
黒子(ここにきてもあの男のことを優先……どこまでもむかつきますの)
67: 2010/03/21(日) 10:48:51.65 ID:avQ5bXOs0
美琴「ね、ねえ、黒子、ここって……」
黒子「……うぶなお姉さまはラOホテルもご存知ありませんの?」
美琴「し、知ってるわよ、それくらい!」
黒子「では、これから黒子が何をしようとしてるかもおわかりですわね?」
美琴「……うん」
黒子「……うぶなお姉さまはラOホテルもご存知ありませんの?」
美琴「し、知ってるわよ、それくらい!」
黒子「では、これから黒子が何をしようとしてるかもおわかりですわね?」
美琴「……うん」
74: 2010/03/21(日) 11:10:27.73 ID:avQ5bXOs0
どさっ
美琴「……」
黒子「あら、抵抗しませんのね」
美琴「……私が抵抗したら、当麻にひどいことするんでしょ?」
黒子「さすがですわ、理解が早くて助かります」
黒子(夢にまで見たお姉さまの御身体……少々不満がありますが、これで……)
しゅるしゅるっ
美琴「……」ぶるぶる
黒子(控えめな胸、細い腕、引き締まった足……どれもこれも、すべてわたくしのものに……)
美琴「……やるなら、早くしてよ……」
黒子「……」じーっ
美琴「……」
黒子「あら、抵抗しませんのね」
美琴「……私が抵抗したら、当麻にひどいことするんでしょ?」
黒子「さすがですわ、理解が早くて助かります」
黒子(夢にまで見たお姉さまの御身体……少々不満がありますが、これで……)
しゅるしゅるっ
美琴「……」ぶるぶる
黒子(控えめな胸、細い腕、引き締まった足……どれもこれも、すべてわたくしのものに……)
美琴「……やるなら、早くしてよ……」
黒子「……」じーっ
76: 2010/03/21(日) 11:13:45.24 ID:avQ5bXOs0
黒子「……違う」
美琴「……え?」
黒子「やっぱり、わたくしが知っているお姉さまでは、ありませんのね……」
黒子「アソコの形が……うう……」めそめそ
美琴「な、なに言ってるのよ!?」
黒子「やはり、あの殿方を制裁しないと、わたくしの気持ちはおさまりませんの」
美琴「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、約束が……!」
黒子「約束?」
美琴「……え?」
黒子「やっぱり、わたくしが知っているお姉さまでは、ありませんのね……」
黒子「アソコの形が……うう……」めそめそ
美琴「な、なに言ってるのよ!?」
黒子「やはり、あの殿方を制裁しないと、わたくしの気持ちはおさまりませんの」
美琴「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、約束が……!」
黒子「約束?」
80: 2010/03/21(日) 11:22:23.69 ID:avQ5bXOs0
黒子「勘違いしないでくださいまし、美琴とわたくしとでは、力に絶対的な差がありますのよ」
美琴「そ、そんな……」
美琴(また呼び捨てに戻ってるし)
黒子「美琴の電撃はたしかに学園都市のレベル5に相当しますが、あの殿方の影響で、能力使用に制限が出てしまったのもまた事実」
黒子「能力測定ではレベル5判定でも、こと戦闘になればレベル3……いや、せいぜいレベル2が妥当というところでしょうか」
黒子「力づくでどうにかできないんですのよ、対等に約束事が取り交わせる間柄ではないことをお忘れなく」
美琴「……じゃあ、いつまで……黒子の言うことを聞けば……」
黒子「そんなの一生に決まってますわ、あなたたちだけ幸せにしてなるものですか」
美琴(いやだ……そんなのってないよ……)
美琴「そ、そんな……」
美琴(また呼び捨てに戻ってるし)
黒子「美琴の電撃はたしかに学園都市のレベル5に相当しますが、あの殿方の影響で、能力使用に制限が出てしまったのもまた事実」
黒子「能力測定ではレベル5判定でも、こと戦闘になればレベル3……いや、せいぜいレベル2が妥当というところでしょうか」
黒子「力づくでどうにかできないんですのよ、対等に約束事が取り交わせる間柄ではないことをお忘れなく」
美琴「……じゃあ、いつまで……黒子の言うことを聞けば……」
黒子「そんなの一生に決まってますわ、あなたたちだけ幸せにしてなるものですか」
美琴(いやだ……そんなのってないよ……)
82: 2010/03/21(日) 11:23:40.76 ID:24efDOQF0
佐天さんー!!はやくきてくれー!!
85: 2010/03/21(日) 11:29:51.54 ID:avQ5bXOs0
黒子「では、とりあえず美琴には寮に戻ってもらいますの」
美琴「え!?だ、だって、そのことはもう……!!」
黒子「……あの男とこれ以上一緒にいたら、どんどんどんどん堕落しますわよ」
美琴「と、当麻のこと悪く言わないで!!」
黒子「あらぁ、ではこれはなんでしょうか?」ひらひらっ
美琴「そ、その写真は……どうして……」
黒子「わたくしが、あなたたちを二人だけで生活させることに、何のアクションも起こさないはずがないですわよね?」
黒子「トイレで自慰行為……そしてそれを美琴に見せ付ける変態行為……度が過ぎてますわね」
美琴「そんなの……盗撮してる黒子が言えたことじゃないわよ!!」
美琴「え!?だ、だって、そのことはもう……!!」
黒子「……あの男とこれ以上一緒にいたら、どんどんどんどん堕落しますわよ」
美琴「と、当麻のこと悪く言わないで!!」
黒子「あらぁ、ではこれはなんでしょうか?」ひらひらっ
美琴「そ、その写真は……どうして……」
黒子「わたくしが、あなたたちを二人だけで生活させることに、何のアクションも起こさないはずがないですわよね?」
黒子「トイレで自慰行為……そしてそれを美琴に見せ付ける変態行為……度が過ぎてますわね」
美琴「そんなの……盗撮してる黒子が言えたことじゃないわよ!!」
87: 2010/03/21(日) 11:34:25.61 ID:avQ5bXOs0
黒子「でもこのままだと、あの性欲魔人にむちゃくちゃ強要されますわよ」
美琴「む、むちゃくちゃ……って……」
美琴「わ、私はそれでもいいかなぁ……なんちゃって!」てれてれ
黒子(やはり……二人を引き離さなければ……)
美琴「む、むちゃくちゃ……って……」
美琴「わ、私はそれでもいいかなぁ……なんちゃって!」てれてれ
黒子(やはり……二人を引き離さなければ……)
88: 2010/03/21(日) 11:41:06.71 ID:avQ5bXOs0
黒子「ではこうしますの。一週間、あの類人猿と今までのように暮らし、何もなければわたくしはもうお二人に干渉しません」
美琴「……盗撮付きで、ってことよね?」
黒子「カメラと集音マイクを取り付けたのは昨日からですから、わたくしを納得させる生活っぷりを見せてくださいな」
黒子「そのかわり、あの男にわたくしが見ている事実は伏せること。それを臭わす発言、誘導は厳禁ですのよ」
美琴「……本当に、これをクリアしたら認めてくれるの?」
黒子「ええ、一生付きまとわないと約束します」
美琴「約束事は取り交わせないんじゃ?」
黒子「……これは、わたくしの心の問題ですの、片はつけます」
美琴「……盗撮付きで、ってことよね?」
黒子「カメラと集音マイクを取り付けたのは昨日からですから、わたくしを納得させる生活っぷりを見せてくださいな」
黒子「そのかわり、あの男にわたくしが見ている事実は伏せること。それを臭わす発言、誘導は厳禁ですのよ」
美琴「……本当に、これをクリアしたら認めてくれるの?」
黒子「ええ、一生付きまとわないと約束します」
美琴「約束事は取り交わせないんじゃ?」
黒子「……これは、わたくしの心の問題ですの、片はつけます」
89: 2010/03/21(日) 11:50:32.97 ID:avQ5bXOs0
一日目
上条「ただいまぁ」
美琴「お、おかえり!!」
上条「ふいー、疲れた疲れた」
美琴「あ、あの、ご飯できてるから!」
上条「お、すまないな」
美琴「か、家事は分担って決めてたからね!」
上条「ただいまぁ」
美琴「お、おかえり!!」
上条「ふいー、疲れた疲れた」
美琴「あ、あの、ご飯できてるから!」
上条「お、すまないな」
美琴「か、家事は分担って決めてたからね!」
90: 2010/03/21(日) 11:52:29.03 ID:avQ5bXOs0
上条「しかし……最初の頃と比べると、随分料理うまくなったよなぁ」
美琴「そ、そうかしら?」
上条「ああ、べつに女だからできないといけないってわけじゃないけど、料理できる女の子は上条さん大好きですよ」
美琴「ほ、ほんと!?」ぱあっ
美琴「そ、そうかしら?」
上条「ああ、べつに女だからできないといけないってわけじゃないけど、料理できる女の子は上条さん大好きですよ」
美琴「ほ、ほんと!?」ぱあっ
99: 2010/03/21(日) 13:40:21.58 ID:avQ5bXOs0
上条(……機嫌直ってるみたいだな)
上条(いやはや、あんな醜態見せて一時はどうなることかと思ったが)
美琴(……やっぱり私、当麻が好きなんだ……)
美琴(このまま……一週間乗り切ってみせる!!)
上条(いやはや、あんな醜態見せて一時はどうなることかと思ったが)
美琴(……やっぱり私、当麻が好きなんだ……)
美琴(このまま……一週間乗り切ってみせる!!)
100: 2010/03/21(日) 13:42:06.91 ID:avQ5bXOs0
二日目
美琴(またお風呂一緒に入りたいけど……我慢しなくちゃ)
上条(今日は一人でゆっくり浸かりたいから、さっさと入ってしまおう)こそこそ
美琴(今日は一人で入ろう……)ぬぎぬぎ
上条(すでに風呂に入ったと知れば、美琴も文句を言わないだろ)
美琴(はぁ、でもやっぱり一緒に入りたかったかも)がらっ
上条「あ」
美琴「あ」
美琴(またお風呂一緒に入りたいけど……我慢しなくちゃ)
上条(今日は一人でゆっくり浸かりたいから、さっさと入ってしまおう)こそこそ
美琴(今日は一人で入ろう……)ぬぎぬぎ
上条(すでに風呂に入ったと知れば、美琴も文句を言わないだろ)
美琴(はぁ、でもやっぱり一緒に入りたかったかも)がらっ
上条「あ」
美琴「あ」
101: 2010/03/21(日) 13:44:41.37 ID:avQ5bXOs0
上条「みみみみみ、美琴!?」
美琴「ななななな、なんでとう……まが」
上条「わ、悪い、俺出るから!!」ざばぁっ
美琴「あ……」
上条「うあ……」ずるっ
・
・
・
上条「いててて……は!」
むにゅっ
上条「す、すまん!不可抗力だ!!」
美琴「……」
美琴「ななななな、なんでとう……まが」
上条「わ、悪い、俺出るから!!」ざばぁっ
美琴「あ……」
上条「うあ……」ずるっ
・
・
・
上条「いててて……は!」
むにゅっ
上条「す、すまん!不可抗力だ!!」
美琴「……」
103: 2010/03/21(日) 13:49:26.28 ID:avQ5bXOs0
美琴「……べつに、いいよ」
上条「す、すまん」がちゃっ
美琴「……」
美琴(あれくらいだったら、黒子も許してくれるよね、不可抗力だもん)どきどき
・
・
・
黒子「……マイナス10万ポイント、と」いらいら
上条「す、すまん」がちゃっ
美琴「……」
美琴(あれくらいだったら、黒子も許してくれるよね、不可抗力だもん)どきどき
・
・
・
黒子「……マイナス10万ポイント、と」いらいら
104: 2010/03/21(日) 13:52:42.39 ID:P3QOm2EX0
マイナスでけぇwwww
106: 2010/03/21(日) 13:55:33.63 ID:avQ5bXOs0
三日目
上条「今日も一緒に寝れない?いや、俺としては異存はないが、またまたどうして」
美琴「な、なんていうか、いつまでも当麻離れできないと、さすがにまずいかなぁって」
上条「なに言ってんだ、俺たち家族だろ?離れるもなにもないんじゃないか?」
美琴「と、当麻……」うるうる
上条「ま、でも一緒に寝るのはちょっとまずいのはたしかだけど」
上条(あんまり一緒に寝てると襲い掛かっちまうからな……)
上条「今日も一緒に寝れない?いや、俺としては異存はないが、またまたどうして」
美琴「な、なんていうか、いつまでも当麻離れできないと、さすがにまずいかなぁって」
上条「なに言ってんだ、俺たち家族だろ?離れるもなにもないんじゃないか?」
美琴「と、当麻……」うるうる
上条「ま、でも一緒に寝るのはちょっとまずいのはたしかだけど」
上条(あんまり一緒に寝てると襲い掛かっちまうからな……)
107: 2010/03/21(日) 13:57:27.05 ID:avQ5bXOs0
・
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黒子「過剰な『上条美琴』アピール……万氏に値しますわ」
黒子「あーあ、たったの三日でマイナス五百七十万ポイント……この調子だと、いずれ……」
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黒子「過剰な『上条美琴』アピール……万氏に値しますわ」
黒子「あーあ、たったの三日でマイナス五百七十万ポイント……この調子だと、いずれ……」
109: 2010/03/21(日) 14:09:13.41 ID:avQ5bXOs0
四日目
上条(なんか、気まずいな……)どきどき
美琴(今日はまだ一言も話してないし……)どきどき
上条(……御坂と付き合い始めたときのこと思い出してしまった)どきどき
美琴(もう……これじゃあ付き合い始めたカップルみたいじゃない……)どきどき
ピンポーン
美琴「きゃう!!」
上条「こ、こんな時間に客かな、ははは」
美琴「そ、そうみたいね、だ、誰かしら」
上条(なんか、気まずいな……)どきどき
美琴(今日はまだ一言も話してないし……)どきどき
上条(……御坂と付き合い始めたときのこと思い出してしまった)どきどき
美琴(もう……これじゃあ付き合い始めたカップルみたいじゃない……)どきどき
ピンポーン
美琴「きゃう!!」
上条「こ、こんな時間に客かな、ははは」
美琴「そ、そうみたいね、だ、誰かしら」
113: 2010/03/21(日) 14:23:09.68 ID:avQ5bXOs0
禁書「私なんだよ!」
上条「……あの、どちら様で?」
禁書「え!?ひどいんだよ!!私のこと忘れたの!?」
上条「わすれたというか、初対面では?」
禁書「!!」がーん
上条「……あの、どちら様で?」
禁書「え!?ひどいんだよ!!私のこと忘れたの!?」
上条「わすれたというか、初対面では?」
禁書「!!」がーん
116: 2010/03/21(日) 14:33:20.39 ID:avQ5bXOs0
禁書「私はインデックスなんだよ!!当麻が短髪と一緒に住むからって追い出されたあのかわいそうなシスターなんだよ!!」
上条「人聞き悪いこと言うな!!あれは自分から出て行ったんだ!!」
禁書「やっぱりおぼえてるんだよ!むー」
上条「や、やべ……」
美琴「……」
上条「人聞き悪いこと言うな!!あれは自分から出て行ったんだ!!」
禁書「やっぱりおぼえてるんだよ!むー」
上条「や、やべ……」
美琴「……」
119: 2010/03/21(日) 14:38:18.83 ID:avQ5bXOs0
美琴「私、もう寝る」
上条「お、おい、美琴……」
美琴「うるさい!勝手にいちゃついてればいいじゃない!」
上条「お前、それは勘違い……」
美琴「うるさいうるさい!!」ばたん
禁書「あれ、短髪ってあんなんだった?」
上条「……」
上条「お、おい、美琴……」
美琴「うるさい!勝手にいちゃついてればいいじゃない!」
上条「お前、それは勘違い……」
美琴「うるさいうるさい!!」ばたん
禁書「あれ、短髪ってあんなんだった?」
上条「……」
120: 2010/03/21(日) 14:43:48.26 ID:avQ5bXOs0
上条「悪いけどインデックス、今日は帰ってくれ」
禁書「で、でも」
上条「頼むよ、俺の家庭をぐちゃぐちゃにしたいのか?」
禁書「う……わかったんだよ……」
禁書「で、でも」
上条「頼むよ、俺の家庭をぐちゃぐちゃにしたいのか?」
禁書「う……わかったんだよ……」
121: 2010/03/21(日) 14:48:12.19 ID:avQ5bXOs0
五日目
上条「なぁ、まだ怒ってるのか?」
美琴「……」
上条「あいつは以前居候してただけなんだって、知ってるだろ?」
美琴「……」
上条「……はぁ」
美琴「わかってる……けど……」
美琴「やっぱり、私じゃダメなんだって、ちょっと現実知っちゃった感じ」
上条「なぁ、まだ怒ってるのか?」
美琴「……」
上条「あいつは以前居候してただけなんだって、知ってるだろ?」
美琴「……」
上条「……はぁ」
美琴「わかってる……けど……」
美琴「やっぱり、私じゃダメなんだって、ちょっと現実知っちゃった感じ」
125: 2010/03/21(日) 15:59:53.68 ID:avQ5bXOs0
上条「……なぁ、やっぱり寮に戻るか?」
美琴「!」
上条「無理して一緒にいても、お互いつらいだろ」
上条「世間的には、やっぱり認められないことだよ」
美琴「……」
美琴「それがいい……かもね」
美琴「!」
上条「無理して一緒にいても、お互いつらいだろ」
上条「世間的には、やっぱり認められないことだよ」
美琴「……」
美琴「それがいい……かもね」
126: 2010/03/21(日) 16:06:57.56 ID:avQ5bXOs0
六日目
その日、二人はお互い一度も顔を合わせず、一日を過ごした
・
・
・
黒子「おほほほ、今までさんざんマイナスポイントでしたが、これならすべて水に流してもいいですわね」
黒子「そうよ、そうなんですの、やっぱりこの二人は一緒にいるべきではないんですのよ」
その日、二人はお互い一度も顔を合わせず、一日を過ごした
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黒子「おほほほ、今までさんざんマイナスポイントでしたが、これならすべて水に流してもいいですわね」
黒子「そうよ、そうなんですの、やっぱりこの二人は一緒にいるべきではないんですのよ」
146: 2010/03/21(日) 18:02:17.24 ID:avQ5bXOs0
そして、七日目
黒子「うふふ、もはや監視の必要もなく美琴が寮に戻ってくるのですから、嬉しい限りですわね」
黒子「あらいやだ、わたくしとしたことが。もう『お姉さま』とお呼びしなくてはなりませんわね」
・
・
・
上条「明日、引越しだろ」
美琴「……うん」
上条「手伝うからな」
美琴「……うん」
黒子「うふふ、もはや監視の必要もなく美琴が寮に戻ってくるのですから、嬉しい限りですわね」
黒子「あらいやだ、わたくしとしたことが。もう『お姉さま』とお呼びしなくてはなりませんわね」
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上条「明日、引越しだろ」
美琴「……うん」
上条「手伝うからな」
美琴「……うん」
156: 2010/03/21(日) 19:48:10.62 ID:avQ5bXOs0
美琴(たぶん、これが当麻と過ごす最後の夜)
美琴(寮に一旦戻れば、私はもう当麻と会えない、愛し合えない……そんな気がする)
美琴(そんなことって……)
美琴「……ねぇ、当麻」
上条「……」
美琴「最後……じゃないよね」
上条「……」
美琴「また……会えるよね?」
上条「……」
美琴「……『ああ』って言ってよ……」ぽろぽろ
美琴(寮に一旦戻れば、私はもう当麻と会えない、愛し合えない……そんな気がする)
美琴(そんなことって……)
美琴「……ねぇ、当麻」
上条「……」
美琴「最後……じゃないよね」
上条「……」
美琴「また……会えるよね?」
上条「……」
美琴「……『ああ』って言ってよ……」ぽろぽろ
159: 2010/03/21(日) 19:53:03.96 ID:avQ5bXOs0
上条「やっぱり無茶だったんだよ、俺みたいなのと……一緒に暮らすって」
上条「よかったじゃないか、寮に戻れば『御坂』姓を名乗れるんだぜ」
美琴「私は……上条美琴だもん……」
美琴「一生……」
上条「……」
美琴「……ダメなんだね、もう」
上条「よかったじゃないか、寮に戻れば『御坂』姓を名乗れるんだぜ」
美琴「私は……上条美琴だもん……」
美琴「一生……」
上条「……」
美琴「……ダメなんだね、もう」
160: 2010/03/21(日) 19:55:24.25 ID:avQ5bXOs0
上条「これからは、俺みたいな奴のことは忘れて、お嬢様ライフを楽しめよ」
美琴「そんなの、無理だよ」
美琴「私には、当麻が必要なんだもん……」
上条「そういうこと、もう言うのやめようぜ」
上条「歯止めがきかなくなるから」
美琴「いいじゃない!もう我慢なんてやめようよ!!」
美琴「ね、最後だし、いいよね?」
美琴「そんなの、無理だよ」
美琴「私には、当麻が必要なんだもん……」
上条「そういうこと、もう言うのやめようぜ」
上条「歯止めがきかなくなるから」
美琴「いいじゃない!もう我慢なんてやめようよ!!」
美琴「ね、最後だし、いいよね?」
164: 2010/03/21(日) 20:03:14.41 ID:avQ5bXOs0
上条「……やめろよ」
美琴「なんで」
上条「そういうことは許されない……だから我慢してきたんだろ」
美琴「いいじゃない、これからは他人なんでしょ!?」
上条「……」
美琴「私のことおかずにするヘンタイのくせに!」
上条「お前じゃないよ」
美琴「……」
美琴「なんで」
上条「そういうことは許されない……だから我慢してきたんだろ」
美琴「いいじゃない、これからは他人なんでしょ!?」
上条「……」
美琴「私のことおかずにするヘンタイのくせに!」
上条「お前じゃないよ」
美琴「……」
165: 2010/03/21(日) 20:08:13.75 ID:avQ5bXOs0
上条「お前じゃない、お前の中にある幻想に俺は惑わされてたんだよ」
上条「そればかりは、俺の幻想頃しでも消せなかったってわけだ」
美琴「……じゃあ、今すぐ消してよ」
美琴「私の中のお母さんの幻想を消してよ!!私だけを見てよ!!!!いつまでもお母さんの幻を見るのはやめてよ、当麻!!」
上条「……たとえ御坂の幻を消せても、お前のことを女性として愛することは……やっぱりダメだ」
上条「だって俺たち、親子だろ?」
美琴「そう……だけど……私は……当麻のこと……」ぽろぽろ
上条「……もう最後だぜ、最後だけでも『お父さん』って呼んでくれ」
おわり
上条「そればかりは、俺の幻想頃しでも消せなかったってわけだ」
美琴「……じゃあ、今すぐ消してよ」
美琴「私の中のお母さんの幻想を消してよ!!私だけを見てよ!!!!いつまでもお母さんの幻を見るのはやめてよ、当麻!!」
上条「……たとえ御坂の幻を消せても、お前のことを女性として愛することは……やっぱりダメだ」
上条「だって俺たち、親子だろ?」
美琴「そう……だけど……私は……当麻のこと……」ぽろぽろ
上条「……もう最後だぜ、最後だけでも『お父さん』って呼んでくれ」
おわり
166: 2010/03/21(日) 20:08:57.90 ID:HcUznNBj0
え?
167: 2010/03/21(日) 20:10:49.92 ID:rgrGspkD0
おっと、とち狂ったか?
168: 2010/03/21(日) 20:11:14.32 ID:iew9lYh30
え?
169: 2010/03/21(日) 20:12:04.89 ID:Fyuv8n/v0
反応に困るんだが
170: 2010/03/21(日) 20:13:19.14 ID:zW7x8ND+0
??????????
178: 2010/03/21(日) 20:20:24.56 ID:pOQjZbgp0
騙されるな!IDをよく見あるぇー?
266: 2010/03/21(日) 23:14:32.98 ID:avQ5bXOs0
分からねェ!! オレってばどうすりゃいい!?
269: 2010/03/21(日) 23:16:16.82 ID:y7iZu14V0
>>1来てたwwwwwwwwwwwwww
278: 2010/03/21(日) 23:22:31.23 ID:avQ5bXOs0
大した奴らだ……語るまでもなく答えを見出している……
288: 2010/03/21(日) 23:41:40.57 ID:avQ5bXOs0
次回作っていうか、少し休憩してから黒子視点で解答編やろうかと思ったけど、
いつのまにか考察されててやることなくなった
まあこういう終わり方もいいじゃないか
いつのまにか考察されててやることなくなった
まあこういう終わり方もいいじゃないか
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