1: 2016/06/21(火) 09:28:45.85 ID:Dmfyx4+A.net
海未「歯ブラシ…?花陽は歯ブラシが好きなのですか?」

花陽「うん!ほら歯ブラシってお米と一緒でかためとやわらかめがあるでしょ?」

海未「はぁ…かためとやわらかめ…」

花陽「かためとやわらかめを選べるものって好きなの…二つを選べることで、なんだかとっても大切にされてるみたいで」

海未「なるほど」

花陽「かためとやわらかめがあるものって、他に何があるかなぁ?」

海未「そうですね…>>4とか」

4: 2016/06/21(火) 09:42:59.91 ID:U5JSUwIP.net
ラーメンにゃ!

6: 2016/06/21(火) 09:50:44.76 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…ラーメンとか」

花陽「あぁー…注文するときかためとやわらかめ選べるお店あるもんね」

海未「ええ。でも大半の人は選べる場合はかためを選ぶらしいです」

花陽「そうなんだ。花陽はやわらかめを選ぶかな」

海未「珍しいですね」

花陽「うん。かためだとお腹壊しちゃいそうだから…」

海未「なるほど…つまり花陽の腸はやわらかめってことですね!あっはっは!」

花陽「はは…」

海未(スベりましたか…)

7: 2016/06/21(火) 09:55:15.22 ID:Dmfyx4+A.net
花陽「五本指ソックスって素敵ですよね!」

海未「五本指ソックス…ことりがたまに履いてますが…」

花陽「五本指ソックスって、普通の靴下と違って左右の区別があるでしょ?」

海未「親指が大きくデザインされてますからね」

花陽「左右の区別があるものって、なんだか高級感があって好きなの…イボ付きの軍手とか」

海未「なるほど」

花陽「左右の区別があるものって、他に何があるかなぁ?」

海未「そうですね…>>9とか」

9: 2016/06/21(火) 10:00:30.35 ID:tXQELLdY.net
わたしのおっOい

10: 2016/06/21(火) 10:05:03.40 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…わたしのおっOいとか」

花陽「あぁー…おっOい…」

海未「ええ。やはり風呂あがりなどで鏡で見ても右左で違うなぁと思いますからね」

花陽「そうなんだ…」

海未「花陽のおっOいはどうですか?右左で違いますか?」

花陽「うーん…あんまりじっくり見比べたことないから…」

海未「そうですか…」

花陽「…」

海未(なんだか気まずいですね…)

11: 2016/06/21(火) 10:16:58.09 ID:Dmfyx4+A.net
花陽「パンダって素敵ですよね!」

海未「パンダ…まぁ可愛いとは思いますが」

花陽「パンダってどうして白と黒なんでしょう?」

海未「さぁ…体温調節のためとか…あと目の周りが黒いのはまぶしさを防ぐためだというのも聞いたことがあります」

花陽「へぇ…野球選手と一緒だね!」

海未「まぁそうですね」

花陽「白と黒のものって、不思議な感じがして好きなの…ペンギンとか」

海未「なるほど」

花陽「白と黒ものって、他に何があるかなぁ?」

海未「そうですね…>>13とか」

13: 2016/06/21(火) 10:21:10.79 ID:9ciRu47E.net
わたしの性格

14: 2016/06/21(火) 10:25:29.49 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…わたしの性格とか」

花陽「えっ…?海未ちゃんの性格…?」

海未「ええ…白と黒があるんです」

花陽「今はどっちなの…?」

海未「今は白ですね。よっぽど親密な人間以外には黒の私は見せませんからね」

花陽「そうなんだ…黒の海未ちゃんってどんな感じなの…?」

海未「…知りたいですか?」

花陽「うっ…うん!」

海未「黒の海未は…こんな感じですっ!!」コチョコチョ

花陽「ちょっ…!あははっ!ちょっと海未ちゃん~!くすぐったいよ~っ!あはははっ!!」

海未(花陽とじゃれつくのは楽しいです!)

15: 2016/06/21(火) 10:40:25.91 ID:Dmfyx4+A.net
花陽「観覧車って素敵ですよね!」

海未「観覧車ですか…まぁ遊園地の定番と言えばそうですが…」

花陽「私ね、初めて地平線を見た時が観覧車に乗った時だったの!観覧車って誰が考えたのかなぁ?」

海未「さぁ…何でもアメリカがエッフェル塔より高い建造物を作ろうとして思いついたと聞いたことがありますが」

花陽「そうなんだ…私ね、小さい頃はガリレオ・ガリレイが観覧車を作ったと思ってたの。地球が丸いって皆に分かってもらうために」

海未「ガリレオの時代では難しかったでしょうね」

花陽「まわるものってなんだか好きなの…離れ離れになってもまた戻ってこれる気がして」

海未「なるほど」

花陽「まわるものって、他に何があるかなぁ?」

海未「そうですね…>>17とか」

17: 2016/06/21(火) 10:47:50.48 ID:KQ8ROqg2.net
ほむまん

18: 2016/06/21(火) 10:55:41.44 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…ほむまんとか」

花陽「ほむまん…?穂乃果ちゃんちのおまんじゅうってまわるの…?」

海未「あれ…?なぜ私はほむまんなどと言ったのでしょう…?」

花陽「変な海未ちゃん~!」

海未「あっ!思い出しました!」



海未「小さい頃…私はほむまんをこうやってまわして食べていたんです」クルッ パクッ

花陽「へぇ…どうして?」

海未「すると…ほらっ!」

花陽「あっ!『ほ』の文字だけが残ったね♪」

海未「『ほ』の文字を最後に一口で食べたくてそうしていたんです」

海未(懐かしいですね…)

21: 2016/06/21(火) 11:23:29.27 ID:Dmfyx4+A.net
花陽「冷蔵庫って素敵ですよね!」

海未「また食べ物の話ですか」

花陽「そっそうじゃないよぉ!ほら、冷蔵庫って開けるとオレンジの光がつくでしょ」

海未「オレンジとは限りませんがつきますね」

花陽「今まで光ってなかったのに、花陽が開けたから花陽のために照らしてくれてるんだなぁって思うと、優しくて良いなぁって思うの」

海未「優しいですか…」

花陽「でも、冷凍庫を開けた時は光らないのはなんでだろう…?」

海未「夜中にアイスを食べ過ぎないようにじゃないですか」

花陽「そっか…光るものって、他になにがあるかなぁ?」

海未「そうですね…>>23とか」

23: 2016/06/21(火) 11:30:59.00 ID:O+2laUDU.net

25: 2016/06/21(火) 11:44:23.60 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…眼とか」

花陽「眼かぁ…確かに動物とかは夜に本当に眼が光ったりするもんね」

海未「実は私も眼が光るんですよ」

花陽「ええっ?本当に?」

海未「ええ。夜に集中して弓道をやっている内に光るようになったんです。私の目をよく見てみて下さい」

花陽「へぇ…どれどれ」ジー

海未「…」ジー

花陽「…///」

海未「…そろそろ前髪切りますかねぇ」

花陽「私の瞳を鏡代わりにしないでくださいっ…!」

海未(花陽はからかい甲斐がありますねぇ)

28: 2016/06/21(火) 12:40:06.73 ID:Dmfyx4+A.net
花陽「ガシャポンって素敵ですよね!」

海未「ガシャポンですか…小さい頃に何度かやったきりですね」

花陽「でもね…ディスカウントショップとかにガシャポンの中身がそのまま売ってることがあるの。でもあれは違うと思うんだ」

海未「違うとは?」

花陽「ガシャポンってね…おみくじと同じだと思うの。例えば神社に大吉のおみくじがそのまま売ってても誰も買わないでしょ?」

海未「はぁ…」

花陽「ガシャポンも同じで…どうしてこれが当たったんだろうって…花陽がこれを手に入れたのは何かの意味があるのかなって…そういうのを考えるのが楽しいんだ!」

海未「わかるようなわからないような…」

花陽「中身が分からないものって好きなの…想像がふくらんでいくから」

海未「なるほど」

花陽「中身が分からないものって、他に何があるかなぁ?」

海未「そうですね…>>30とか」

30: 2016/06/21(火) 12:46:12.96 ID:AmmYtcuy.net
えりちか

32: 2016/06/21(火) 13:00:10.25 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…えりちかとか」

花陽「えっ…絵里ちゃん?どういうこと?」

海未「最初は何か…とても冷たくて固いガラスのようなものに思いました」

花陽「…そっか。最初は絵里ちゃん、心を開いてくれてなかったから…」

海未「でも一度触れてみると…とても柔らかくて…あたたかくて…」

花陽「うんうん…」

海未「だから最近では肉まんか何かかと思ってるんです」

花陽「えっ…もしかしておっOいの話っ!?」

海未「花陽の胸の中身はなんなんでしょう?」

花陽「なっ…なんにもないよぉ…」

海未(天は二物を与えずと言いますがじゃあ目の前にあるあの膨らみは何なんでしょう…)

33: 2016/06/21(火) 14:25:01.44 ID:Dmfyx4+A.net
花陽「子守唄って素敵ですよね!」

海未「私は嫌いですね」

花陽「ええっ!?なんでぇ!?」

海未「子守唄を作詞しても…最後まで聞いてもらえないじゃないですか。途中で寝てしまうんですから」

花陽「そっか…私のお母さんもよく寝る前に子守唄を歌ってくれてて…やっぱり最後まで聞いたことはなかったな」

海未「でしょう」

花陽「でも…だからこそ安心できたの。最後まで聞けないってことは、ずっと終わらないってことだから」

海未「はぁ…」

花陽「終わらないものって好きなの…何でもいつかは終わっちゃうと思うと寂しいから」

海未「なるほど」

花陽「終わらないものって、他に何があるかなぁ?」

海未「そうですね…>>35とか」

35: 2016/06/21(火) 14:35:32.82 ID:Y1TL+tD2.net
パーティ

36: 2016/06/21(火) 14:46:22.97 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…パーティとか」

花陽「ああー…終わらないパーティ…でも、実際にパーティって開いたことある?」

海未「たこ焼きパーティくらいですね」

花陽「あー…たこ焼きパーティ」

海未「この前も穂乃果の家でたこ焼きパーティをしようとしたのですがタコがなかったのです。その代わりあるものを入れたら、頬が落ちるほど美味しかったんですよ」

花陽「へぇー!なになに?」

海未「パリッパリに乾いたお米です」

花陽「えーっ!?そうなんだ!へぇー…」キラキラ

海未(花陽は何でも信じますね…こんな調子ではこの先不安です)

41: 2016/06/21(火) 19:20:13.80 ID:Dmfyx4+A.net
花陽「ソムリエって素敵ですよね!」

海未「ソムリエですか…やはり料理に関係する職業だからですか?」

花陽「うん!料理に相性ぴったりのお酒を見つけるのって…なんだか二人を引き寄せる恋のキューピットみたいで凄く格好いいなぁって思うの」

海未「そうですか…そういえばむかし穂乃果も、将来はソムリエになりたいと言っていたことがあります」

花陽「へぇー!じゃあ穂乃果ちゃんも花陽と同じ気持で…!」

海未「いいえ。二十歳になるまでは何の努力もしなくていいだろうと思っていたからだそうです」

花陽「あっそう…」

海未「実際は紅茶などで訓練するそうです」

花陽「ふーん…花陽も誰かの恋の手助けをしてみたいなぁ」

海未「なるほど」

花陽「恋の手助けになるものって、何かあるかなぁ?」

海未「そうですね…>>43とか」

43: 2016/06/21(火) 19:25:31.42 ID:ISjkID2O.net
スピリチュアルパワー

44: 2016/06/21(火) 19:32:26.32 ID:Dmfyx4+A.net
海未「そうですね…スピリチュアルパワーとか」

花陽「希ちゃんの得意なスピリチュアルパワーかぁ。本当にそういう不思議な力があったら楽しいのにね」

海未「ぷっ…うふふっ…あははあっ!」

花陽「なっ…何がおかしいのっ!?」

海未「まさか花陽…スピリチュアルパワーが現実に存在しないなんてこと、まだ信じてるんですか?」

花陽「ええっ!?あるのっ!?」

海未「ありますよ!その証拠を見せてあげましょう。この鉛筆をよく見ててください…」

花陽「うん…」

海未「…ほら見てください!鉛筆がぐにゃぐにゃに!」プルプル

花陽「あー…ラバーペンシルイリュージョン…」

海未(マジックの正式な名前まで知ってるとは…)

52: 2016/06/22(水) 07:21:49.98 ID:60Z5Jd3t.net
花陽「打ち上げ花火って素敵ですよね!」

海未「花火ですか。言われてみればもうそんな季節ですね」

花陽「子供の頃ね、夏祭りの日に凛ちゃんが、打ち上げ花火を打ち上げてる場所を見つけようって言い出して凄くびっくりしたの」

海未「はぁ。びっくりとは?」

花陽「この町に花火を打ち上げてる場所があるなんて、想像したこともなかったの。もし本当にそんな場所に行けるなら…夢みたいな冒険だなって思ったんだ」

海未「そんなものですか…それで、打ち上げてる場所を見つけることはできたんですか?」

花陽「ううん。花火が打ち上がってる方に向かって歩いていったんだけど全然近づけてる感じがしなくて…結局迷子になってお母さんに迎えに来てもらっちゃった」

海未「花陽達の想定よりは、ずっと遠くで打ち上げていたんでしょうね」

花陽「そうかも…でも遠くからでも分かるものって好きだな…寂しい気持ちが消えていく気がして」

海未「なるほど」

花陽「遠くからでも分かるものって、他に何があるかなぁ?」

海未「そうですね…>>54とか」

54: 2016/06/22(水) 07:32:15.48 ID:m+cgn3Qe.net
富士山

55: 2016/06/22(水) 07:49:36.03 ID:60Z5Jd3t.net
海未「そうですね…富士山とか」

花陽「ふっ…富士山かぁ…そ、そうだよねぇ…東京からでも見えたりするし…」

海未「花陽、どうしたんですか?」

花陽「いや…海未ちゃんのことだから、花陽を連れて富士山に山頂アタックとか言い出すんじゃないかなぁと思って…」

海未「ふふっ。さすがに私でも富士山にはそう簡単に山頂アタックできませんよ」

花陽「そっか…よかった」

海未「富士山ともなると途中の山小屋で仮眠したりするのですが、男女共同でこれくらいの近さで眠らなきゃならないんです」ズイ

花陽「こ…こんなに近いんだ?」

海未「ええ。ある時私は山小屋の寝具の固さに苦しんでいたのですが…ふと寝返りをうったら急に寝心地が良くなり、ぐっすりと眠ることができたんです」

花陽「へぇ…寝返りをうったら?」

海未「そして目を覚ますと私は何と…隣で寝ていた肥満体の男性のお腹の上で寝ていたことがわかったんです!」

花陽「ひ…ひえーっ///」

海未(冗談のような本当の話…ではなく冗談です)

63: 2016/06/22(水) 20:46:24.37 ID:60Z5Jd3t.net
花陽「海って素敵ですよね!」

海未「あれ…私のことですか」

花陽「ちっ違うよぉ!あっ…いや、海未ちゃんが素敵じゃないって意味じゃないけど…!」

海未「ふふっ。冗談ですよ。青くて広い水たまりのほうですね」

花陽「うん。私の部屋の押し入れにね、海辺で拾ったガラクタがいっぱい入ってる箱があって…それがなんかいつまでも捨てられないの」

海未「はぁ」

花陽「世界中の作家の中に海について書いたことがない人っているのかなぁ。どうしてみんな海が好きなんだろう?」

海未「うーん…まぁ青くて広いですからね」

花陽「海未ちゃんには、好きだけどどうして好きかわからないものってある?」

海未「そうですね…>>65とか」

65: 2016/06/22(水) 20:47:41.88 ID:+1vOZiLA.net
幼馴染み

67: 2016/06/22(水) 21:05:43.82 ID:60Z5Jd3t.net
海未「そうですね…幼馴染みとか」

花陽「幼馴染みかぁ。穂乃果ちゃんやことりちゃん?どうして好きかわからないの?」

海未「ええ。人に説明するのは難しいですね」

花陽「そっか。花陽も凛ちゃんのことは大好きだけど…どこが好きかって言われると難しいかも」

海未「お互いのことをよく知ってるからこそかもしれませんね」

花陽「幼馴染みっていつから幼馴染みって言っていいんだろう?」

海未「いつから?」

花陽「うん…いくつまでに出来た友達を幼馴染みって言っていいのかなぁ」

海未「うーん…論語では三十にして立つと言いますからね。それまでは私達は幼いと言ってもいいんじゃないでしょうか」

花陽「そっか!それじゃあ花陽と海未ちゃんも…幼馴染みだね!」

海未「ふふっ。そうですね」

海未(花陽と話すのは…楽しいです!)

68: 2016/06/22(水) 21:06:54.30 ID:60Z5Jd3t.net
花陽・海未「終わりです!」

69: 2016/06/22(水) 21:10:52.57 ID:WR9FzwEO.net
第二部始まるドン!

70: 2016/06/22(水) 21:10:59.45 ID:9v2/O7dM.net
そうですね……乙です

引用: 花陽「歯ブラシって素敵ですよね!」