66: 2010/03/21(日) 20:27:53.17 ID:oJneyBi10
9月未明

青ピ「どないしたん、上やん? 頭かかえて」

土御門「にゃー。朝からどうしたんだにゃー?」

上条「……不幸だ」

青ピ・土御門「??」

上条「度重なる入院! 大食らいの居候! その他諸々の事情により上条家の家計は火の車どころの話じゃないんですことよ!」
とある魔術の禁書目録 5巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
67: 2010/03/21(日) 20:29:21.42 ID:oJneyBi10
青ピ「確かに今年度の上やんの入院率はハンパじゃないしな~」

土御門「月一回くらいのペースかにゃー」

上条「そんなこんで、10月はガス、水道、電気のどれかが止められます……」

青ピ「金が無いならバイトをすればええんちゃうの?」


上条「バイトかぁ……」
 

土御門「……(ふむ)」


68: 2010/03/21(日) 20:31:48.90 ID:oJneyBi10


木山「店長ですか……?」

カエル顔「そうだよ。教え子達の体調も順調そうだからね。君もそろそろ何か職についてみるのはどうかな?」

木山「はぁ。考えておきます」

カエル顔「そうそう、なんのお店かというと……」

70: 2010/03/21(日) 20:35:08.91 ID:oJneyBi10

佐天「バイトしようっ!」


初春「急にどうしたんですか?」


佐天「いや、働かざる者喰うべからずって言うじゃない? だから食費代ぐらい稼ごうかなってね」


初春「言っていることは正しいですけど……。また何か影響されたんですか?」


佐天「いや~漫画原作のドラマを昨日みてさ。だから初春……ね?」


71: 2010/03/21(日) 20:35:59.39 ID:oJneyBi10
初春「知りません」


佐天「ういはる~」


初春「知りませんってば」


佐天「……仕方ない。このスペシャル、スペ~シャルチケットは他の人に渡そう」

72: 2010/03/21(日) 20:36:58.98 ID:oJneyBi10



佐天「……仕方ない。このスペシャル、スペ~シャルチケットは他の人に渡そう」


初春「そ、それはっ! とある喫茶店の秋期限定スイーツ試食会招待券!!」


佐天「……あんまり条件ないんだ。中学生でも働けて、時給900円以上、勤務回数が週3でも問題ないところがいいかも」


初春「……。わかりました。ネットで調べてみます(贅沢言い過ぎです!)」


佐天「流石初春! お礼に初任給は奮発しておごっちゃおう!」

73: 2010/03/21(日) 20:39:58.37 ID:oJneyBi10
9月4週目


建宮「五和、学園都市でバイトするのよな」


五和「バイトですか……?」


建宮「後方のアックアが幻想頃しを狙っているのは知っているのよな。で、俺たちは幻想頃しを護衛することになっている」


五和「それは知っていま「そこで!」ひぃっ!」


建宮「幻想頃しは学園都市内の某店でバイトをしているという情報を掴んだ今! 俺たちが五和に提案する企画!」


建宮「『バイトで急接近! 後方から護衛して急接近!? あなたの身も心もお手伝い! 大精霊チラメイドのご奉仕計画』を実行するのよな!!」

74: 2010/03/21(日) 20:40:56.89 ID:oJneyBi10

五和「ななな、何故この服が!?」


建宮「五和」キリッ


五和「は、はい。(この服サイズが私にぴったり……?)」


建宮「護衛する上で最も大切なことはなんなのよ?」


五和「えっと……、体をはって対象者を守ることです」

76: 2010/03/21(日) 20:49:27.96 ID:oJneyBi10

建宮「そうなのよな。しかし今回襲ってくる敵は神の右席の一人でもあり聖人。今までの敵の中でも最悪の相手」


建宮「そして問題なのは幻想頃しはそんな相手だろうと、自分の意志を貫くために自信の拳をふるうのよな」


五和「……」


建宮「もしかすると、護衛対象である者に守られる可能性もあるかもしれないよな」


77: 2010/03/21(日) 20:50:13.17 ID:oJneyBi10

建宮「そ・こ・で! その最悪の状態を考慮したならば、回避するのではなく、幻想頃しと共闘することを想定するのも一つの手! ならば、普段の幻想頃しを知ることが重要! 歩幅、呼吸、目の動き、睡眠時間、普段の食事、好物、タイプ……」


五和「(関係ないカテゴリも入っているような……。納得しそうな自分が怖いです)」


~数十分後


五和「やります! そしてこのチャンスを必ずいかしてみます!!」


建宮「最初に五和には幻想頃しと同じバイト先で働くのよな!(説得成功なのよな。ただ目が……。情報のソースも土御門……なにがおこるか予測がつかないのな)」

78: 2010/03/21(日) 20:59:05.80 ID:oJneyBi10
9月中旬



佐天「このバイトをはじめて一週間かぁ~」


上条「ようやく仕事にも慣れたような気がするな」


佐天「最初の頃はレジ打つのもあたふたしてましたからね~」


上条「俺も佐天もこうやって働くのははじめてだからなぁ」

81: 2010/03/21(日) 21:12:20.19 ID:oJneyBi10
上条「そういえば、佐天が休憩に行っている間こんな客が来たんだよ」

数十分前

上条「いらっしゃいませー」


手製のマフラーをしたおばさん「よいしょ、っと」


上条「商品お預かりしまーす。ポイントカードお持ちですか?」


手製のマフラーをしたおばさん「はい、持ってますよ~」(財布の中を)ゴソゴソ

82: 2010/03/21(日) 21:20:57.17 ID:oJneyBi10
上条「結局、そのおばさんがポイントカードを出すのに1分かかったんだよ」

佐天「あ~いますよね。商品を渡した後にポイントカード探す人」

上条「別にすぐに出せるならいいんだよ。ただ、何十秒も待たされるのはな」

佐天「確かに店員の立場としては、人手が足りない時にレジに行列ができるのは避けたいですからね~」

83: 2010/03/21(日) 21:24:18.74 ID:oJneyBi10
すみませんが、自分の経験と絡んだ、あるあるネタになります。

84: 2010/03/21(日) 21:37:31.41 ID:oJneyBi10
佐天「私も上条さんがいないときに、面倒なお客さんが来ましたよ」



白い服装の人「あのよゥ、コーヒーはどこにあるンだ?」

佐天「(通路上の看板みたら書いてあるんだけどなぁ)8番通路になります」ニコッ

白い服装の人「ありがとよ」テクテク

86: 2010/03/21(日) 21:50:48.84 ID:oJneyBi10
ゴト

佐天「(……同じ種類の缶コーヒーばっかり。あとで補充しないと、棚に商品ないだろうなぁ)商品お預かりします」


佐天「12点で712円になります(1000円札、せめて5000円札出してくれると助かるなぁ)」


白い服装の人「ン」


佐天「(1万円ー!?)1万円お預かりします」苦笑い

88: 2010/03/21(日) 22:05:01.33 ID:oJneyBi10
上条「……はは。確かに売り上げがあんまりない飲食類だけ買って、レジの札と小銭が減るのはレジやっている身としては色々疲れるよな」


佐天「それにお釣りは多いとお札の枚数、小銭の枚数が多くなって、渡すのにも気をつかうんですよね~」


上条「ところで来週から大覇星祭だな」


佐天「開催中はバイトもお休みですね」

90: 2010/03/21(日) 22:09:29.66 ID:oJneyBi10
上条「ところで来週から大覇星祭だな」


佐天「開催中はバイトもお休みですね」


上条「ってことは、しばらく佐天とは会えないのか。残念だな」


佐天「(えっ!?)そ、それって、私と会えないから寂しいってことです、か……?」


上条「そうだけど?」

89: 2010/03/21(日) 22:08:54.40 ID:Mp8tIXp40
白い人の擁護じゃないけど
広い売り場だと天井にジャンルの札があっても見える範囲には限度があるし
目的のものって見つかんないよね。結局どこにるか近くの店員に聞いたほうが早い
それにむしろ同じ種類の品の方が一個バーコードとって数量打ち込んだほうが早くて楽なんじゃないか?

93: 2010/03/21(日) 22:21:47.71 ID:oJneyBi10

>>89 
お客さんの立場から考えるとそうだと思います。
ただ、店員が忙しい時はちょっと困ります。
特にうちの店の場合、店長がせっかちなのでお客さんには丁寧に接客しますけど、イライラしているのが店員には伝わってきます。
でも、確かに時間があればお客さんが探している商品の棚までご案内するのが一番良いと思います。
同じ種類の品だと確かに数量打ち込んで、一発でいいから楽です。
     

94: 2010/03/21(日) 22:40:33.38 ID:oJneyBi10
~♪(入店音)

佐天「!?(なんでさらっと言えるの~っ!?)」

上条「(なんかこんなに穏やかに会話ができる奴がいないからなぁ)佐天と話をしていると凄く和む、ってか、充実した感じになるんだよ」

???「ゲコ太の缶バッジ付きのジュースあるといいなぁ~」入り口付近で

佐天「そ、そんな私癒しキャラじゃないですよ?」アセアセ

97: 2010/03/21(日) 22:52:46.75 ID:oJneyBi10
上条「そうか?(炎天下の時の飲料水と同じくらいだと思うが)」

佐天「そうですよ……私なんて前までただのレベル0で、今もレベル1の能力者」

上条「俺なんてずっとレベル0だぞ?」

佐天「あっ! ご、ごめなさい!」


書くペース遅くてごめんなさい。

105: 2010/03/21(日) 23:04:37.88 ID:oJneyBi10

上条「なんで謝るんだ? 俺は自分がレベル0なんて別に気にしてないぞ? レベル、能力がどうこうじゃなくて、自分自身が何を信じ、貫けるかだと思うからな」


佐天「……自分(自分だけの信念、世界、現実を作るってことかな?)」


上条「おう」


上条はと笑いながら右手で佐天の頭の上にポンと置いた。
店内のBGMと重なって甲高い音が響いた。


佐天さんのレベルが上がっているのは自分の想像です、すみません。

107: 2010/03/21(日) 23:34:28.19 ID:oJneyBi10
上条「だから、レベル0だろうがレベル1だろうが佐天は俺の「お会計お願いします!!!」ってビリビリ!?」


そう言いながら常盤台中学のエース、学園都市第三位の御坂美琴は500㎜リットルのペットボトルが数十本入ったカゴをレジの机に荒々しく置いた。

御坂「(佐天さんとコイツが同じ所でバイトしているなんて! そ・ん・な ことより今の何!? 雰囲気、コイツの言葉、なんでコイツは佐天さんの頭に手を置いているの!? ……佐天さんも嫌そうじゃないみたい)」


御坂「(……なんか嫌だ。早くこの場所から離れたい。こんなの見たくない)ねぇ、早くしてくれない?」


佐天「み、御坂さん?(いつもと雰囲気が違う??)」

111: 2010/03/22(月) 00:15:13.95 ID:dNgVD+Sy0
御坂「佐天さん、その制服のエプロン似合うわね。それに比べてアンタのエプロン何? PIYOPIYOの文字と……ひよこ?」


上条「うっさい、店長から渡されたのがこれなんだから仕方ないだろ。はいよ、14点で1204円だ」


佐天「(この本数なら袋を2つに分けた方がいいかな?)」


御坂「はい、5004円。アンタねぇ、もうちょっと丁寧に接客しなさいよ。あ、佐天さん商品はこの袋に入れてちょうだい」


佐天「は、はい(えぇ~! せ、せっかく入れたのに~!! でも、今の御坂さんにこんなこと言えない……)


上条「ほら、ビリビリ。先に細かいお釣り800円だ」


上条は佐天の方に意識を向けている御坂の腕を握る。そして、引き寄せた後小銭を掌に置いた。

116: 2010/03/22(月) 00:43:18.58 ID:dNgVD+Sy0
御坂「ありがと、う!?」


御坂「えっ? えっ??(は? え? 今、手を握られてる? 誰に? コイツに??)」


たちまち顔が赤くなっていく御坂。それにともなって、体も火照るのが彼女自身理解できた。
内側から溢れていったものが電撃となる。
しかし、普段なら彼女から発せられる電撃は彼女の腕を握っている上条によって打ち消された。
発散したくてもできない状況。
そしてフラストレーションの溜まった御坂が取った行動。


上条「お、おい! ビリビリ、お釣りがまだ……」


その場からの逃避であった。

118: 2010/03/22(月) 00:50:53.30 ID:dNgVD+Sy0

佐天「み、御坂さん!?」


上条「佐天。俺後を追うわ」


佐天「えっ! ま、まだバイト中ですよ??」


佐天が上条の声に反応する前に彼はすでに駆けだしていた。


佐天「ど、どうしよう」


木山「どうかしたのかい?」
佐天「木山せ(んっ)。て、店長! 上条さんがお客さんの後を追いかけて店を出て行ってしまったんです!!」


木山「いまいち背景が読めないな……」



120: 2010/03/22(月) 00:57:47.37 ID:dNgVD+Sy0

佐天は数分前の出来事を木山に説明した。


木山「ふむ。今日、上条君は1時間休憩を取る予定だったからな。彼が店を出て行っている時間を休憩時間に置き換える、と考えれば問題ない」


佐天「な、なるほど(上条さん、9時間勤務なのに休憩無し……不幸だ。私も上条さんともう少しあの雰囲気で話たかったのになぁ。……結局上条さんにとって私はなんだったんだろう)」


木山「あまり客が来ないとはいえ、この人数ではやはり厳しいな。バイトを増やすか……」

126: 2010/03/22(月) 01:25:48.61 ID:dNgVD+Sy0
上条「はぁはぁ、ビリビリの奴商品だけじゃなくお釣りの3000円も忘れていくなんて何考えてんだ?」


上条「てか、河原まで走ってきたのか」


御坂「はぁはぁ」


上条「はぁー。ようやく追いついた」


御坂「……なんで追ってきたのよ(バイト中なのに追いかけてくれたんだ……。走ったおかげで落ち着いたのかな、なんとかコイツの顔を見れる)」


上条「ほら、これだよ」

128: 2010/03/22(月) 01:32:23.82 ID:dNgVD+Sy0

上条「ほら、これだよ」


御坂「3000円?(あぁ……お釣りか。ゲコ太の缶バッチどうしようかな。……あっ。)」


御坂は店に置いてきた商品、というよりおまけの缶バッチのことを思い出した。

そして、店内でのことが思い出す。

上条が佐天の頭に手を置いて……。

御坂はその情景を思い出し、目頭が熱くなり、胸が締め付けられるような思いになった。

131: 2010/03/22(月) 01:38:29.97 ID:dNgVD+Sy0

御坂「(聞こう。二人が何を話していたか)」


御坂は覚悟を決めた。上条が佐天のことをどう思っているか。
どんな答えが返ってくるかわからない。ましてやそれを受け止めることができるかも……。


御坂「……アンタに聞きたいことがあるんだけどいい?」


しかし、御坂は勇気を振り絞り聞くことを決意した。
どうしてそれ程聞きたかったのかは彼女自身わからないまま……。

133: 2010/03/22(月) 01:53:48.02 ID:dNgVD+Sy0
とある店

佐天「いらっしゃいませー って、上条さん、御坂さん!」


上条「佐天、迷惑かけたな」


御坂「さ、佐天さん。ご、ごめんね。変なところ見せちゃって」


佐天「い、いえ。特にお店も忙しくなかったので(な、何か雰囲気が違う)」


木山「あぁ……。上条君戻ってきたのかね?」


上条「は、はいっ。す、すみません。バイト中に勝手に出て行ってしまって」


木山「いいよ、君が外に出て行った48分32秒を休憩時間とするから」


上条「は、はぁ(どういう意味だ)」

134: 2010/03/22(月) 01:59:18.66 ID:dNgVD+Sy0
佐天「つまり、今日の上条さんの休憩時間は11分弱ってことですよ」


上条「……不幸だ」


御坂「って、この店の店長は木山先生!?」


木山「そうだよ。店長と言ってもほとんど形だけどね。ただ店長になって日が浅いが貴重な経験をしたよ」


一同「?」


木山「お釣りも商品も置いて走り出す客が店に来たということだ」


御坂「そ、それは!」アタフタ


上条「はは、確かに!」

135: 2010/03/22(月) 02:02:43.78 ID:dNgVD+Sy0
御坂「当麻は黙っていて! ってか、当麻のせいじゃない!!」


佐天「(とうま……?)」


木山「まあ、そんなことはさておき。ちょっとこれを見てくれないか?」


上条「バイト募集? バイト増やすんですか?」


佐天「そうなんですよー。上条さんが出てる時に店長と話していたんです」


佐天「人が全然来ないとしても、3人で店をまわすのは無理だって」


木山「だからバイトをあと3~4人くらい増やそうかと思ってね」


そのとき御坂に電流走る。

137: 2010/03/22(月) 02:17:30.56 ID:dNgVD+Sy0
御坂「はいっ!」


上条「御坂!? どうした急に手を挙げて!?」

佐天「(良い予感がしないよ~)」


御坂「私ここで働きたいです!!」


上条「はっ? 御坂何言ってんだ? お嬢様のおま「働くの!!」ひぃ!」


木山「君のことは知らない仲では無いし、悪い子じゃないことも知っている……。踏む、来週の予定を教えてくれるかい」


御坂「は、はい! よろしくお願いします]

こうして、後に都市伝説となる店が形づくっていく。
その過程には様々な人物・出来事が関わることで出来上がっていく。
上条と御坂の呼び名が変わった河原での出来事。
後にレベル4となる空力使いの少女。
上条を護衛するためにやってくる少女。
この店で何が起こるかは箱をあけてみるまで分からない……今はこれで終わり。

138: 2010/03/22(月) 02:22:12.43 ID:dNgVD+Sy0
終わりです
五和、佐天さんの伏線なげっぱなし、視点のブレ等様々な反省点がいっぱいでした。
そんな話を読んで下さって、皆さんありがとうございます。


おまけ

フレンダ「おっ! 鯖缶を置いているとはなかなかの店」

麦野「浜面! これもカゴに入れておいて!」

絹旗「マスクの数が超多いです。これだけあっても超小さなウイルスを防ぐことができるマスクが少ない方が超面白いです」

浜面「お前らコンビニより飲食類が安いからって、カゴを二つ分買うのは買いすぎだろ! って、誰だ! 水虫薬なんて入れた奴!!」

滝壺「大丈夫だよ、はまづら。はまづらが水虫でも私ははまづらを応援している」

絹旗「私は超引きますけどね、浜面は絶対靴を脱がないで下さいね」

浜面「誰が水虫持ちだ! あ~結局カゴが全部で3つになっちまった。これを一人でももつのは大変だな……。よっと、会計お願いします」

上条「……不幸だ」

157: 2010/03/22(月) 13:28:56.05 ID:dNgVD+Sy0
9月 とある店 

レジには二人の少女が並んでいる。
店内のスピーカーからは今週のヒットチャートがBGMとして流れていた。


御坂「また、この曲?」


佐天「 一一一と同じ事務所で、むか~しの人気アイドルグループの人ですね」


御坂「今日で3回目よ? この曲歌詞とか意味わからないし、意味のわからないフレーズを何回もいれて自分に酔ってる、自己満足の曲って感じがするわ」

159: 2010/03/22(月) 13:37:05.17 ID:dNgVD+Sy0

佐天「き、きっついですね。でも、昔のアイドルの出す曲なんて需要あるんですかね」


御坂「……とりあえず、他の音楽チャンネルに変えてもらえるように言ってくるわ」


御坂はそう言ってレジの左端の方へ向かう。
左端には客からみえないようにパソコンや金庫、ファックス等の機械類が設置されている。
店長の木山は椅子に座りながらパソコンを用いて業務をしている。


御坂「木山せ(んっ)店長。すみせんが、他の流れている曲変えてもらっていいですか?」


木山「……今は駄目だ」


御坂「えっ?」


木山「今、私が好きなアーティストが歌っているからな」


御坂・佐天「(こ、この人は……)」


御坂さんは書きやすいのです、すみません。

163: 2010/03/22(月) 15:25:31.23 ID:dNgVD+Sy0
9月のいつか


上条と御坂は店のレジが置いてある机の後ろに並んでいる。



上条「御坂は休憩時間なにしてんだ?」


御坂「私? 朝から入っている時はご飯食べて、雑誌読んでるわね」


上条「飯はどうしてんだ? 弁当持ってきてんのか?」


御坂「うち寮だから作るのはちょっと無理なのよ。だからいつも適当に買ってきたもの食べてるわ」

164: 2010/03/22(月) 15:37:52.10 ID:dNgVD+Sy0


御坂「と、当麻はどうなよ? 休憩時間はなにしてんのよ?」


上条「俺は家で作ってきたお握りと、刻んだ野菜、店で特価の時に買ったインスタントのみそ汁が定番だな」


御坂「な、なんか節約している感じが凄いわね」


上条「まあな。ここの時給が850円だろ? コンビニでおにぎり3つ、インスタントのみそ汁、野菜サラダなんて買うと750円くらいになるからな」


上条「そうすると8時間働いたとしても休憩時間が1時間で実際働いているのは7時間だから…日給が5950円くらいか? そこから昼食代として750円引かれるのはかなり痛いからな」


御坂「え~と、あんたの月給が88400円。仮に土日の休憩時間に毎回750円の消費したら6000円になるのね」


上条「ああ。1日の給料分に値するからな、それはちょっとな……」


御坂「なるほどね~。アンタがスーパーの特価品を求めるのが理解できたわ」


上条「まぁ、おれも色々苦労してるんだよ(それなのにあの居候はバクバクと……はぁ)」


おしまい

165: 2010/03/22(月) 16:09:12.71 ID:ZfCW7IPQ0
御坂が来るまで3人で回してたなんて
スーパーじゃなくて売店だろこれwwww

引用: 上条「アルバイトしよう」