1: 2016/06/30(木) 21:59:45.78 ID:Cqhd/4Rh.net
海未「では明日は合宿最終日ですが、練習は早朝から行いますからね」

ことり「はーい」

穂乃果「じゃあ電気消すね~」

絵里「穂乃果、お手洗いに起きた人が危なくないように小さい電気はつけててね」キリッ

凛「えー!凛は真っ暗なほうがいいなぁ」

絵里「だめよ」

希「えりちは暗いの苦手やもんね」

絵里「の、希っ」

真姫「最初からそう言いなさいよ」

凛「それならしょうがないにゃあ……いいよ」

希「見抜きかな?」

にこ「やめなさい」

花陽「んふっ」

凛「?」

穂乃果「はい、消しまーす」

パチッ

2: 2016/06/30(木) 22:01:36.97 ID:Cqhd/4Rh.net
穂乃果「……」

穂乃果「……いやー、今日も疲れたねぇ」

海未「早く寝なさい」

穂乃果「えー、せっかくお泊まりなんだしなんか話そうよぉ」

希「修学旅行トークやね」

穂乃果「そうそう」

真姫「合宿でしょ」

ことり「でも楽しいよねぇ」

にこ「にこは嫌よ。夜更かしは美容の敵なんだから」

凛「にこちゃんはまず成長ホルモン出すのが先にゃ」

にこ「ぬわぁんですってぇ」モゾモゾ

凛「?」

凛「ふにゃあ!?」

にこ「ふふん」

真姫「なにしたのよ」

希「えOちぃこと?」

にこりん「違う!」


花陽「////」

3: 2016/06/30(木) 22:03:02.27 ID:Cqhd/4Rh.net
ことり「……」

真姫「……」

希「いうても皆眠そうやな」

海未「だから早く寝なさい」

穂乃果「もう、海未ちゃんそればっか」

ことり「でもちょっと眠いかも」

凛「ここで希ちゃんから眠気の覚める一言」

希「愛していますよ、ことり」

ことり「きゃっ」

海未「なっ、」

穂乃果「ふふっ海未ちゃんの真似?」

海未「私はそんなこと言いません!」

ことり「え~」

海未来「あ、いえ、そうではなく……」

希「ちょっと男子ぃ?ことりちゃん泣いてるじゃーん」

凛「謝りなよー」

海未「やめなさい!」

にこ「たち悪いわこいつら」

真姫「はぁ、寝かせなさいよ」

穂乃果「まだ早いよぉ」

4: 2016/06/30(木) 22:04:12.86 ID:Cqhd/4Rh.net
絵里「……」

希「えりち」

絵里「……なによ」

希「生きてる?」

絵里「なにがよ」

希「いや、全然しゃべらんから」

絵里「生きてるわよ」

希「トイレ行くとき起こしてくれていいからね」

絵里「……ありがと」

真姫「なによその会話」

花陽「ふふっ」

7: 2016/06/30(木) 22:12:14.98 ID:Cqhd/4Rh.net
にこ「‥‥‥」

希「にこっち」

にこ「……」

希「にこっち」

にこ「……なによ」

希「初潮きた?」

花陽「くふっ」

穂乃果「ふふっ、さいてー」

にこ「だから返事したくなかったのよ」

希「以心伝心やね」

にこ「やかましい」

海未「まぁ……穂乃果も中三まで来ませんでしたからね」

穂乃果「うん……え、いきなりなに?なんで言ったの?」

海未「……」

にこ「穂乃果もって、にこはきてるわよ?」

穂乃果「ねえ、なんで言ったの?今必要なかったよね?」

海未「‥‥‥」

にこ「なんか言いなさいよ」

海未「・・・・・」

凛「だんまり(笑)」

ことり「ね、寝ぼけてるんだよ」

真姫「私も寝るからちょっと静かにしなさいよ」

穂乃果「えー」

9: 2016/06/30(木) 22:14:58.92 ID:Cqhd/4Rh.net
凛「……西木野ぉ?」

真姫「は?」

凛「なあ、西木野ぉ?」

真姫「なによ……西木野言うな」

穂乃果「ふふっ」

10: 2016/06/30(木) 22:17:30.23 ID:Cqhd/4Rh.net
凛「西木野ってさ、好きな人いるの?」

真姫「は、はあ!?」

穂乃果「教えなよ西木野」

凛「あ、高坂先輩」

希「そうだぞ西木野」

凛「東條先輩も」

真姫「い、いないわよ!」

凛「はい、いないだめ~」

希「恋ばなの基本やろ~」

穂乃果「中学とかで修学旅行トークしたことないのぉ?」

真姫「……悪かったわね」

穂乃果「あれ?」

希「別にそれはええやろ」

穂乃果「えっと」

にこ「ぼっち舐めんじゃないわよ」

穂乃果「うっ」

絵里「今のは穂乃果が悪いわね」

穂乃果「ご、ごめんなさい」

凛「驚異の元ぼっち率(笑」

花陽「り、凛ちゃん」

三年「」

三年「……」モゾモゾ

凛「?」

凛「にゃにゃにゃあ!?」

ことり「またやられてる……」

11: 2016/06/30(木) 22:19:46.46 ID:Cqhd/4Rh.net
凛「ちょっと待って、誰か変なとこ触ったよね!?」

希「下腹部を撫で回すとはけしからん奴やな」

にこ「誰かおまわり呼びなさい」

ことり「ふふっ」

穂乃果「……でも希ちゃんってさぁ」

希「ん?」

穂乃果「警察につきだしたら捕まっちゃうのかな」

希「なんてこと言うんや」

穂乃果「だってすぐえOちなことするし」

にこ「胸揉んだりね」

希「あー、あれ背中やと思ってたわ」

にこ「よし、明日つきだすわ」

真姫「つきだしてもせいぜい補導されるだけで帰ってくるわよ」

希「帰ったらもっとひどいで」

にこ「普通に怖いんだけど」

凛「完全にチンピラのそれだにゃ」

穂乃果「で」

花陽「え?」

穂乃果「真姫ちゃんの好きな人はいるの?」

真姫「ヴェッ!?」

12: 2016/06/30(木) 22:21:01.55 ID:Cqhd/4Rh.net
ことり「まだ続いてたんだね」

真姫「もういいでしょ」

凛「だめ」

希「はよ」

真姫「だからいないってば」

穂乃果「えー……じゃあ真姫ちゃんが男の子でμ’sとクラスメイトだったらっていうのは?」

ことり「誰を好きになるかってこと?」

花陽「あ、面白そう」

真姫「二人まで……」

穂乃果「ちなみに海未ちゃんもしれっと聞き耳立ててるからね」

海未「……」

凛「でも服は着たほうがいいよ」

希「くふっ、もう夜は冷えるしな?」

海未「脱いでません!」

穂乃果「ほらね」

海未「はっ……」

のぞりん「wwwww」

13: 2016/06/30(木) 22:23:48.71 ID:Cqhd/4Rh.net
ゴチンッ

のぞりん「」プシュー

海未「……まったく」

穂乃果「真姫ちゃんに合いそうな人は誰かな~?」

ことり「年上の余裕がある希ちゃんとかいいかも」

希「ふふん」

花陽「リードしてくれるのは穂乃果ちゃんとか?」

穂乃果「いぇい」

真姫「その二人は疲れそうだからないわね」

希「なんやて」

穂乃果「じゃあにこちゃん」

真姫「論外」

にこ「えー?こっちから願い下げですけどぉ」

真姫「なによ!」

にこ「なんなのよ!」

凛「あ、パターン入ったにゃ」

14: 2016/06/30(木) 22:25:30.97 ID:Cqhd/4Rh.net
穂乃果「じゃあ花陽ちゃんだったら誰がいい?」

花陽「うーん、みんな魅力的だけど……男の子でも幼なじみだったら凛ちゃんがいいかなぁ」

凛「かよちん……!り、凛もかよちんだよっ!」

希「真姫ちゃん別室用意したげて」

絵里「やめなさい」

花陽「穂乃果ちゃんは?」

穂乃果「んー、穂乃果はきっとモテないから付き合ってくれるなら誰でもいいよ。みんな可愛いし!」

希「いや、高坂くんは絶対モテるタイプやわ」

花陽「うんうん」

穂乃果「え、そ、そうかなぁ」

にこ「男になったほうがモテそうよね」

穂乃果「複雑だよ……」

15: 2016/06/30(木) 22:27:10.47 ID:Cqhd/4Rh.net
希「えりちは今でさえとっかえひっかえやしね」

絵里「人聞きが悪いこと言わないでよっ」

穂乃果「海未ちゃんもだよ」

海未「ちがいます」

海未「というか流石にもう寝ませんか?」

絵里「そうね、明日も早いんだから」

にこ「にこも賛成」

穂乃果「えー、あとちょっとだけ!」

海未「ダメです」

穂乃果「お願い!」

海未「穂乃果」

穂乃果「わかったよ……じゃあさっきの男の子だったらのやつ、全員言おう?そしたら寝るから」

海未「ですがことりを見てください」

(Θ8Θ)

海未「半分寝ていますよ?」

16: 2016/06/30(木) 22:28:18.02 ID:Cqhd/4Rh.net
穂乃果「むー……」

希「まぁええやん、ぱぱっと言ってって寝よ?」

にこ「そうね、適当でいいんだから」

海未「……はー、わかりましたよ」

穂乃果「やった!でもちゃんと考えて答えてね?じゃあ眠っちゃいそうなことりちゃんからっ!」

ことり「ん、むぅ……ことりはぁ……」

穂乃果「うん!」

17: 2016/06/30(木) 22:30:20.30 ID:Cqhd/4Rh.net
にこ「ほとんど寝てるわね、これ」

海未「そうでしょう?」

ことり「ことりは……男の子、より……」

穂乃果「うんうん、男の子より?」

ことり「女の子のまま……ぜ、んいん……おやつに……」

穂乃果「……」

ことり「シたい……です……」

(‐8‐)zzZ

希「……」

絵里「……」

にこ「……」

花陽「……」

凛「……」

真姫「……」


海未「……寝ますよ」

穂乃果「……はい」



おしまい

18: 2016/06/30(木) 22:31:59.79 ID:UCAd1sXK.net


引用: ことり「合宿の夜の女子トーク」