1: 2016/07/01(金) 00:59:46.35 ID:HxQbq3rQ.net
※短編

>>1期4話の後ぐらいのイメージ



真姫「ちょっと花陽!次当たるわよ!」ヒソヒソ

花陽「えへへ…」スヤスヤ

真姫「もう…どうなっても知らないわよ」

「小泉!!!」

花陽「ひゃあ!!!」

花陽「あ…あれ…?おにぎりは…?」

真姫(なんの夢見てたのよ…)

「おにぎりなら廊下にあるから立ってなさい…」

花陽「は…はい…」

2: 2016/07/01(金) 01:00:15.41 ID:HxQbq3rQ.net
真姫「全く…起こしてあげたのに…」

花陽「ご…ごめんね…」

真姫「凛が休みだからって気を抜いてるんじゃないの?」

花陽「そ…そんなことないよ…」

花陽「昨日の夜に練習で失敗したところ家でやり直してたら遅くなっちゃって…」

真姫「花陽…」

真姫「でも、遅くまで起きて授業中に寝るのはダメじゃない」

花陽「う…うん…」

真姫「それに、体調崩したら元も子もないでしょ」

3: 2016/07/01(金) 01:00:46.20 ID:HxQbq3rQ.net
花陽「ううっ…」

真姫「だから…その…」

真姫「私だって完璧にできるわけじゃないけど…」

真姫「少しぐらい付き合ってあげても…良いわよ」カミノケクルクル

花陽「えっ…?」

真姫「だから、一緒に練習すれば失敗したところだって直ぐに良くなるでしょ!」

花陽「真姫ちゃん…」

真姫「な…何よ…」

4: 2016/07/01(金) 01:01:15.89 ID:HxQbq3rQ.net
花陽「えへへ…」

花陽「真姫ちゃんが練習に付き合ってくれるなんてうれしいな」

真姫「~~///」

真姫「わ…私、先に部活行くから!」

花陽「あっ…行っちゃった…」

花陽「でも…真姫ちゃん…やさしいな…」

5: 2016/07/01(金) 01:01:47.97 ID:HxQbq3rQ.net
――練習後――

真姫「ふぅ…今日も疲れたわね…」

花陽「そ…その…真姫ちゃん…」

花陽「これから…時間あるかな?」

真姫「当たり前じゃない」

真姫「私が約束忘れると思ったの?」

花陽「えへへ…良かった…」

真姫「ほ…ほら、さっさと行くわよ!」

6: 2016/07/01(金) 01:02:28.11 ID:HxQbq3rQ.net
花陽「行くってどこに?」

真姫「私の家でいいでしょ」

花陽「いいの?」

真姫「気にしないでいいわ」

花陽「その…花陽が言い出したことなのに」

真姫「全く…遠慮なんていらないわよ」

真姫「それに、私の家の方が広いから少しぐらい動いたって問題ないわよ」

花陽「う…うん…じゃあ、お邪魔します」

8: 2016/07/01(金) 01:03:19.58 ID:HxQbq3rQ.net
――真姫宅――

真姫「ただいま」

花陽「お…お邪魔します…」

真姫ママ「おかえりなさい…あら?」

真姫ママ「真姫ちゃんのお友達の…」

花陽「こ…小泉花陽です…」

10: 2016/07/01(金) 01:04:21.99 ID:HxQbq3rQ.net
真姫ママ「また来てくれたのね♪」

花陽「は…はい」

真姫「ちょっとママ!」

真姫ママ「小泉さんはケーキ好きかしら?」

花陽「は…はい…」

真姫ママ「良かったわ、後で持っていくわね」

真姫「もう!ママはあっち行ってよ!!」

11: 2016/07/01(金) 01:05:07.55 ID:HxQbq3rQ.net
真姫ママ「真姫ちゃんは意地っ張りなところもあるけど」

真姫ママ「本当は優しい子なの」

真姫ママ「だから、仲良くしてね」

花陽「こ…こちらこそ…よろしくお願いします」

真姫「二人とも何してるのよ!」

真姫「ほら!花陽!!行くわよ!!!」

花陽「真姫ちゃん…引っ張らないで…」

12: 2016/07/01(金) 01:06:33.50 ID:HxQbq3rQ.net
真姫ママ「あらあら、下の名前で呼ぶ仲なのね」ウフフ

真姫「ママは来ないでよ!」

真姫ママ「はいはい」

真姫「花陽も、ママに構わなくていいから!」

花陽「えっ…で…でも…」

真姫「いいから!」

花陽「う…うん…」

13: 2016/07/01(金) 01:07:25.23 ID:HxQbq3rQ.net
――真姫部屋――

真姫「入って」

花陽「し…失礼します…」

真姫「まあ、適当にくつろいでいいわよ」

14: 2016/07/01(金) 01:09:26.97 ID:HxQbq3rQ.net
花陽「は…はい…」

真姫「立ったままなにしてるのよ?」

花陽「そ…その…」

真姫「くつろいでいいって言ったじゃない」

花陽「そ…そうだよね…じゃあ…座るね」

真姫「なんで背筋伸ばしてるのよ…」

花陽「ご…ごめんね…」

真姫「そうやってすぐ謝らないの」

花陽「う…うん…」

15: 2016/07/01(金) 01:10:43.67 ID:HxQbq3rQ.net
花陽「…」ソワソワ

真姫「?」

真姫「まあ、一息ついてから練習しましょうか」

花陽「そ…そうだね」

16: 2016/07/01(金) 01:11:47.91 ID:HxQbq3rQ.net
真姫「ええっとね…花陽」

花陽「どうしたの?」

真姫「もしかして…私の家で練習するの嫌だった?」

花陽「ええっ!?なんで!?」

花陽「そんな事ないよ!」

17: 2016/07/01(金) 01:12:35.72 ID:HxQbq3rQ.net
真姫「なんか…さっきから落ち着きないし…」

花陽「ご…ごめんね…」

花陽「真姫ちゃんの部屋まで来るの初めてだから、ちょっと緊張しちゃって」

真姫「花陽…」

真姫「そんな事考えなくてもいいじゃない…」

真姫「と…友達の家…なんだから…」

18: 2016/07/01(金) 01:14:28.71 ID:HxQbq3rQ.net
花陽「と…友達…」

花陽「真姫ちゃんと…えへへ…うれしいな…」

真姫「な…何よ…」

花陽「真姫ちゃんは花陽と違ってかっこいいし…」

花陽「スタイルもいいし、歌も上手で…」

花陽「音楽室で歌ってる姿を見てからずっと憧れてたの」

花陽「だから、真姫ちゃんと友達になれてうれしいなって…」

19: 2016/07/01(金) 01:15:41.02 ID:HxQbq3rQ.net
真姫「な…何よ…///」

真姫(本当に…花陽は…)

真姫「何回も言ってるけど、少しぐらい自信持ってもいいのよ」

真姫「花陽だって別にスタイル悪くないし」

真姫「私と違って愛想もあってかわいいし」

真姫「それに、綺麗な声って誰にも真似できないものもあるんだから」

花陽「そんなこと…」

20: 2016/07/01(金) 01:16:24.25 ID:HxQbq3rQ.net
真姫「そ…それに…花陽は」

真姫「学院に入学して、初めて家に来てくれた…」

真姫「大事な…友達なんだから…」

真姫「そんなに自分を低く見なくていいじゃない…」

21: 2016/07/01(金) 01:17:14.69 ID:HxQbq3rQ.net
花陽「真姫ちゃん…」

花陽「あのね…」

花陽「まだ自分に自信持てるかわからないけど…頑張るから…」

花陽「これからよろしくね」ニコッ

真姫「…っ///」

23: 2016/07/01(金) 01:18:07.40 ID:HxQbq3rQ.net
真姫「ま…まあ…と…友達だから…付き合ってあげるわよ」

花陽「ふふっ」

真姫「な…何よ…」

花陽「真姫ちゃんのお母さんも言ってたけど、真姫ちゃんってやっぱりやさしいね」

真姫「~~~~//////」

真姫「ほ…ほら!さっさと練習するわよ!!」

花陽「一緒に頑張ろうね、真姫ちゃん!」

24: 2016/07/01(金) 01:19:33.75 ID:HxQbq3rQ.net
ちょっと短いけどおわり

25: 2016/07/01(金) 01:30:05.82 ID:HNGDZ2Yq.net
まきぱないいね

26: 2016/07/01(金) 01:31:42.11 ID:NN38nbtp.net
あと1人誰か忘れてないかにゃ?

27: 2016/07/01(金) 01:46:01.90 ID:gR4BMH9L.net
そうにゃそうにゃ

29: 2016/07/01(金) 05:38:32.76 ID:cdqVrzm1.net
???「どうして西木野さんが凛とかよちんの仲に入ってくるのお!?」

引用: 真姫「花陽は学院で初めてできた大切な友達なの」