533: 2009/12/10(木) 17:12:06.99 ID:W2ouL4PPO
まだ残ってるなんて!

部活でちょっと遅くなったのにどうもありがとう!

じゃあ今から始めます

【化物語】戦場ヶ原「さっさと一つ目の質問を読み上げて欲しいのだけど」【前編】

534: 2009/12/10(木) 17:13:00.78 ID:W2ouL4PPO
02:01

戦場ヶ原「阿良々木君、お疲れさま。良かったわ。

目の下に隈が出来ているみたいだけど、オネムかしら」

暦「ぼくはもうだめだ」

戦場ヶ原「寝てもいいわ、私が許可を出すことにしたから」

暦「ありがとう…戦場ヶ原…おやすみー…」

戦場ヶ原「…おやすみ」

戦場ヶ原「…あら阿良々木君、30分延長らしいわ」

暦「…」

戦場ヶ原「おはようございまーす」

暦「えっ」

化物語(22) (週刊少年マガジンコミックス)

500: 2009/12/10(木) 08:22:16.12 ID:W2ouL4PPO
学校行く前に何気なく覗いてみたら落ちてなくてスゲーびっくりした

自分>>1だけど
帰ってきても落ちてなかったら延長分30分書きます
お便りとかまた書いてくれたら答えます

でも全然無理して保守しなくてもいいです
落としてくれても全然構いません
こっちが一番十分感動させられました
ありがとうございました

いってきます

536: 2009/12/10(木) 17:14:04.08 ID:W2ouL4PPO
02:02

『私は一度アOルを体験してみたいのだが、阿良々木先輩はどうだ?』

暦「P.N.おちゃめな後輩さんからあああ
いきなりイライラするなあもぉぉぉ!!」

駿河「なあ、我慢するのはよくないぞ阿良々木先輩!」

暦「眠たいのを、だろ?眠たいのをだよな神原後輩!」

駿河「む?」

暦「もしお前が次に人間の性に関する言葉を発した場合僕はたくさんの石を投げる」

駿河「性?関係ないぞ阿良々木先輩!」

暦「ほう…」

駿河「アOルは万国共通だからな!!!」

暦「気持ち悪い言い方すんじゃねー!!!」


538: 2009/12/10(木) 17:16:24.70 ID:W2ouL4PPO
02:03

暦「眠気が覚めたっての」

駿河「気にするな、誰にでもある」

暦「こんな事ねーよ」

駿河「いや、アOルの話だ」

暦「その話はいい!」

駿河「分かった…下ネタは封印する…反省しよう…今まです!」

暦「してねー!お前わざとだろ!?」

駿河「わざとではない!噛んだのだ!」

暦「いいやわざとだ!」

駿河「しつれい!噛み!」

暦「わざとじゃない!!?」


539: 2009/12/10(木) 17:18:05.23 ID:W2ouL4PPO
02:04

『ボララギさんは戦場ヶ原ちゃんと結婚を前提としてお付き合いしてるの?』

暦「PNが原さんかわいいよさんからのお便りだ。ボララギさんって誰だよ」

戦場ヶ原「あなたのことでしょ、…パパ」

暦「わあー!!」

戦場ヶ原「結婚前提なのよね?」

暦「それすらも前提です。結婚を前提に付き合う事すら前提で出会った気さえします」

戦場ヶ原「照れるわ。さすがね、…パパ」

暦「こっちのが照れるわ!!」


540: 2009/12/10(木) 17:21:26.31 ID:W2ouL4PPO
02:05

『神原に襲われた(性的に)ことあるんだけど どう対処すればいいですか?』

暦「PN 全部妄想だけどさんからのお便りだ…ペンネームで質問を打消したな」

戦場ヶ原「そうね。でも一応答えておきましょ」

暦「そうだな…うーん。
全てを受け止めてみてもいいと思うよ僕は。神原ならまあ…良いリードしてくれるだろ」(僕は何を言っているんだろうか)

戦場ヶ原「…とりあえずは、色々なお医者さんに見てもらいなさいね」

暦「妄想を否定しやがったー!」


543: 2009/12/10(木) 17:27:36.23 ID:W2ouL4PPO
02:06

『神原さんの将来設計はやっぱり妻妾同衾ですか?
それともお爺さん達の事もあるので他に伴侶探すんですか?』

暦「PN恋愛と結婚って別問題?さんからのお便りだ、神原」

駿河「うむ。また3Pの話か」

暦「違う」

駿河「私はまだまだ遊びたいのだ!私の頭は、将来の事をそんなに深く考えないようになっている!」

暦「イラつく程に快活な語調と笑顔で話してくれたな」

駿河「戦場ヶ原先輩や阿良々木先輩には、一ヶ月に三回程度でもいいから会わせて欲しい」

暦「離婚後のパパかよお前は」

駿河「出来た子供は、私に食べさせろ!」

暦「指一本触れさせーん!!」


547: 2009/12/10(木) 17:38:53.05 ID:W2ouL4PPO
02:07

『撫子ちゃんがCMでAHAHA木さんにツイスターゲームを体で教えてあげるって言ってたけど工口い意味でだよね?』

暦「P.N. 撫子ちゃんにスネークしたれす><さんからのお便りだけど…」

撫子「ミーはそんなつもりで言ったのではないぞぉ」

暦「ところでなんでニャンちゅうなんですか」

撫子「撫子にツイスターゲームを教えてくれたのがニャンちゅうだから」

暦「なにい!?」

撫子「…だから今度は暦お兄ちゃんにたたきこむね」

暦「おねがいしまーす!」

撫子「うそだよ」

暦「どこからどこまで嘘なのか分からないのがまた千石らしいぜ」


549: 2009/12/10(木) 17:44:09.90 ID:W2ouL4PPO
02:08

『絶望した、ラジオでイチャつくマハラギ君とヶ原ちゃんに絶望した』

暦「PN 糸色望さんからのお便りだぜ…どうもなにか…クる名前だな」

戦場ヶ原「マハラギには突っ込まないのね。
ねえ、ちょっとくっつけて読んでみて、このPN」

暦「なんとなく嫌だな」

戦場ヶ原「絶望!」

暦「知ったなぁぁぁ」

戦場ヶ原「?」

メメ「おいおい質問に答えないのかい君たち?
色んな意味でイライラとしてるんだけどね、ボクも」

暦「ん?嫉妬か忍野?」

戦場ヶ原「こらダメよ阿良々木君ったら。
ごめんなさい忍野さん。

私、幸せです」

メメ「世界一めんどくさいなあ君たちは」


552: 2009/12/10(木) 17:53:45.08 ID:W2ouL4PPO

02:09

『阿良々木さんがいい男なのか真剣に議論したらどうなるのか教えてください』

暦「P.N. アホ毛を特徴にするのは甘えさんからです。うるせえーっ!」

翼「こうやって、お便りを出してくれた人に暴言を吐く辺り、いけないなあって思うの」

暦「え?」

駿河「私にも最近冷たいぞ…」

暦「お前が熱いんだよ!この松岡修子!」

八九寺「この前なんか私、セクハラされました!アッラー木さんに」

暦「あれは再会の儀式なの!」

戦場ヶ原「レス」

暦「ちょっと待てー!!」


554: 2009/12/10(木) 17:59:48.47 ID:W2ouL4PPO
02:10

『バサ姉の3サイズ教えてくだしあ><』

暦「PN プラチナむかつくさんからのお便りだ…だってよバサ姉」

翼「え?…っとそれは私なんだね。」

暦「さあ早く」

翼「阿良々木君、耳貸して」

暦「お…おう。ほら」


ブラック羽川「違うにゃ、こーだよ!!」ブチブチブチ

暦「ぎゃあああああああ!!」

ブラック羽川「きっひひひひひひひwww」

暦「なんか今回顔がやばいぞ!!!」


559: 2009/12/10(木) 18:11:19.20 ID:W2ouL4PPO
02:11

『ガハラさんは金髪で天才で先生だったって本当ですか?』

暦「PNこんにちわちわさんからのお便りだ…ってえ?」

戦場ヶ原「私の声を担当している、超優秀な声優さんの仕事経歴の中のものでしょう」

暦「そ…そうなんですか…」

戦場ヶ原「オホン…ベッキーだよ!」

暦「どっちのだよそれは!」

戦場ヶ原「"よくみりゃブス"の方」

暦「有吉のつけたあだ名で呼ぶな」


563: 2009/12/10(木) 18:18:38.79 ID:W2ouL4PPO
02:12

『あららぎさんがあまりにもモテているので、同じ髪型にしてみたところ酷評で更に印象が悪くなってしまいました。
 あららぎさんのことは好きなので憎めないのが悔しいです!』

暦「P.N. クソソ木テメーいつかぶっ飛ばすさんからのお便りだ」

駿河「阿良々木先輩は恐らく、めちゃくちゃ恨まれているな」

暦「ああ、恨まれているな」

駿河「殺されても文句は言えないぞ」

暦「まず髪型だけでモテると思うんじゃねえ!
人生そんなに甘くないじゃん!
失敗しても人にあたるなよ!ちくしょう!神原くたばれ!」

駿河「たいへんだ!今阿良々木先輩が人にあたったぞ!」


565: 2009/12/10(木) 18:26:01.32 ID:W2ouL4PPO
02:13

『ばさ姉のそのわがままボディの成分はなにですか?』

暦「P.N ばさ姉!僕を叱ってくだしあさんからのお便りだ、羽川」

翼「わがままかなあ?」

暦「すっごくわがままです」

翼「どうしよう阿良々木君」

暦「ま…まあ、そのわがままボディの成分を分析したいからそこに…横になってみろよ」

翼「…ん?こ…こう?」

暦「そうそう」

翼「見え…ちゃうよ…」

暦「見なきゃダメだろ?」

翼「えー…」

戦場ヶ原「ねえ阿良々木君、ところであなたは一体なにをやっているのかしら?」

暦「」


567: 2009/12/10(木) 18:29:55.44 ID:W2ouL4PPO
02:14

『フ…フヒヒヒ…ヒヒッwwwブヒャーwwwうひょぉぉおひょひょっあばばばばばばばwwwアヒャー!!!!』

暦「P.N.ごめんなさい本当にごめんなさいさんからのお便りだ」

戦場ヶ原「さぞかし読むのも大変だったでしょうね、阿良々木君」

暦「そうだな」

戦場ヶ原「でも毎日言ってるじゃない、こんなの…」

暦「言ってねえよ!!」

戦場ヶ原「阿良々木君…ここ…弱かったわよね」チョンッ

暦「ちょ…やめ…フ…フヒヒヒ…ヒヒッwwwブヒャーwwwうひょぉぉおひょひょっあばばばばばばばwwwアヒャー!!!!」


569: 2009/12/10(木) 18:36:52.63 ID:W2ouL4PPO
02:15

『忍野さん、私を嫁にもらってくださいっ!』

暦「P.N.あれれ木くんにはガハラさんが居るからね……さんからの救いの便りだ、忍野」

メメ「全く失礼しちゃうな阿良々木君は。何かいいことでもあったのかい?」

暦「せっかくだから嫁に貰えよ」

メメ「うん、そうだねえ。
五臓六腑に染み渡る優しさを寒い冬に有難いもんだとは思うけど、ボクはもっと遊びたいんだよね」

暦「お前なんかもう遊ばれる年だろ」


573: 2009/12/10(木) 18:47:24.93 ID:W2ouL4PPO
02:16

『撫子さんが可愛すぎて生きてるのがつらいです・・・
責任とってくだしあ』

暦「P.N.撫子へ届け、この想いさんからのお便りだ、千石」

撫子「だったら氏ねばいいと思うよ」

暦「ひでえー!!」

撫子「なでこがね」

暦「氏んじゃだめー!!」

撫子「でもなでこは二次元なの…」

暦「それが一番ひでえー!!」

戦場ヶ原「阿良々木君は、低次元よ。低次元アニメ」

暦「なにそれ!?」


578: 2009/12/10(木) 18:54:40.79 ID:W2ouL4PPO
02:17

『阿(ryさんみたいな人が周りにいたら頃したくなると思うんですけど、皆さんは我慢してるんですか?』

暦「P.N 最近鼻クソが赤いさんからの危険なお便りだ…」

戦場ヶ原「阿良々木君は、実は何度も殺されかけているのよ」

暦「え?そうなの…!?」

戦場ヶ原「いつも誰が影で救ってあげていると思っているのかしら」

暦「すいません」

戦場ヶ原「…ほんとに誰なのかしらね」

暦「それはそれでこわい!!」

駿河「阿良々木先輩危ない!!ビーチクボンバーだ!!」

暦「そんな愉快な名前の兵器があってたまるか!!」


579: 2009/12/10(木) 19:01:19.36 ID:W2ouL4PPO
02:18

『りゃりゃりゃ木さんりゃりゃりゃ木さん。先程からあなたの社会の窓が空いているのですが、どうされたのです?』

暦「P.N 迷い牛さんからのお便り…え?あ!本当じゃないか!」

駿河「よし、ここはぜひ、私に閉めさせてくれ!」

暦「気付いた八九寺ちゃんに閉めさせるべきだぞ」

八九寺「絶対いやです。むしろそのままでいてくたざい」

暦「そんな事言わずにほら八九寺ちゃん!閉めてよ!ほれ!ほれ!」

八九寺「やめてください!!」ガブッ

暦「にゃあぉ!!」

駿河「まったく…だからあれほど私がしゃぶると…!」

暦「いつ言った!!」


587: 2009/12/10(木) 19:11:40.34 ID:W2ouL4PPO
02:19

『阿良々木さんは短小と早漏という二重苦を負っていますが、
もしかして包茎だったりもするんですか?』

暦「PN マララギさんからのお便りだ、帰りたい」

戦場ヶ原「こよみタートルのことかしら?」

暦「その言い方だけはやめろ!」

戦場ヶ原「言っても結構、立派なモノよ

見ると敬語になってしまうもの」

暦「…」

戦場ヶ原「最近は言葉を教えてあげているのだけれど…喋ったりしないかしら」

暦「…この前喋ってたな」

戦場ヶ原「あら、なんて?」

暦「あついよー!うずくよー!って」

戦場ヶ原「暗いよー!」

暦「包茎じゃねぇよ!!」


593: 2009/12/10(木) 19:20:33.18 ID:W2ouL4PPO
02:20

『真宵ちゃんのおっOいの感触はいかがなものでしたか?』

暦「PN 口リリギさんからのお便りだ…まあ、可能性を秘める感じではあったな」

八九寺「早く忘れてください」

暦「発展途上なところが何とも言えない…こうさ…マニアック向けなんだよ、お前の乳は」

八九寺「そんなアドバイス世界一いりませんけど」

暦「O房の方は、どうなんだ?元気にしてるか?」

八九寺「阿良々木さんは私のO房とお友達か何かなんですか?」

暦「あいつ取っ付きにくいよな」

八九寺「…セクハラで訴えます」


595: 2009/12/10(木) 19:29:59.56 ID:W2ouL4PPO
02:21

『忍√はいつ攻略するんですか?』

暦「PN アグネスは無敵さんからのお便りだ…うーん」

忍「…」

暦「僕、おじいちゃんになってるかもな」

忍「…」

暦「見ててくれるか?僕を」

忍「…」

暦「…一緒にいような」

忍「…」

戦場ヶ原「なに、阿良々木君?独り言?」

暦「…こいつ、別に無視してる訳じゃないんだ、戦場ヶ原

誰よりも、僕を聞いてくれてる。誰よりも、僕を知ってんだぜ」

戦場ヶ原「…そんな目で言われると、この子に嫉妬しちゃうわ」


597: 2009/12/10(木) 19:38:24.06 ID:W2ouL4PPO
02:22

『忍が一番好きなミスドのドーナツは何ですか?』

暦「PN 阿良々木氏ねさんからのお便り…なんでこんなに僕は嫌われて…まあいいや…忍野、頼む」

メメ「忍ちゃんは何買ってきてもとりあえずは食べてくれるよ」

暦「そうなのか」

メメ「フレンチクルーラーがね…甘いからクドくなったらしく最近はよく余ってる」

暦「あいつヤケに人間臭くなったな」


603: 2009/12/10(木) 19:44:54.10 ID:W2ouL4PPO
02:23

『ゼットンの必殺技の一兆度の火球は存在するだけで地球が終わるらしいよマハラギダインさん』

暦「P.N. さっきご5、6発打ってたさんからのお便りだ。地球がヤバい!」

八九寺「マハラギダインさんてっwwwあははwwwははwww」

暦「八九寺ちゃん、地球が無くなるってさ」

八九寺「あははwwwはいwww大変ですよねwww」

暦「僕地球最後の日は案外八九寺ちゃんと添い遂げるかもしれないな」

八九寺「マハラギダインさんとですかwww氏んでもごめんですよwwwあははwww」

暦「ちょっともうやめて」


609: 2009/12/10(木) 20:11:31.10 ID:W2ouL4PPO
02:24

「戦場ヶ原さんの胸の感触、感想を100文字以上で表してください」

暦「PNが原ちゃんかわいいよさんからのお便りだ!よし!」

戦場ヶ原「阿良々木君、一応私も女の子なのだけれど。」

暦「ソフトにいきます!」

戦場ヶ原「…」

暦「ソフトと言えばおっOい…おっOいと言えば戦場ヶ原ひたぎ、そう言ってしまってもいいだろう、いいハズだ…あの形、ツヤ、色、感触全てが"おっOい"という美術品の代名詞を担うに相応しい…

いやむしろ、美術品というより美術館とでも言おうか!時にモナリザ、時にゲルニカ、時代の波を彩る彼らを何かに例えたい!

そう例えるなら戦場ヶ原ひたぎのおっOい!激しく揺れ躍る生きのいい、まるで命…!

鷲掴みにすればそう…何を感じる…?無限をその手に感じるのさ!そして…ユニバース!!!!!世界平和にドッキング!!!!!」

戦場ヶ原「243文字なんだけど」


612: 2009/12/10(木) 20:20:54.61 ID:W2ouL4PPO
02:25

「お二人はクリスマス、どう過ごすんですか?」

暦「P.N. 僕は一日中恋愛サーキュレーション聴くだけですさんからのお便り…なんだけど」

戦場ヶ原「寂し過ぎて涙が出てきたわ…なんて哀しいの」

暦「リスナーを哀れむな」

戦場ヶ原「私たちは朝までサンタとトナカイしましょうね。」

暦「…なんだよそれ」

戦場ヶ原「ホワイトクリスマス…白い明日が待ってるぜ」

暦「絞りとられそ~う」

戦場ヶ原「すごく楽しみね」

メメ「こんなだから阿良々木君は色んな人に氏ねとか言われるんだよ…。まったく…。


…氏ね…」ボソッ


616: 2009/12/10(木) 20:32:33.29 ID:W2ouL4PPO
02:26

『2009年アニメではいいライバルでしたね!来年以降もよろしくお願いします』

暦「P.N.桜高軽音部一同さんからの質問だ。これは…?」

戦場ヶ原「宣戦布告かしら」

暦「読んで二秒でケンカ腰かよ」

戦場ヶ原「歳は同じなのに、何か違うわね」

暦「なんだろうな」

戦場ヶ原「でも私の方が可愛いわよね」

暦「も…もちろんです。

ところで戦場ヶ原、ちょっと髪の毛黒く染めてみたらどうだ?」

戦場ヶ原「なぜかしら」


619: 2009/12/10(木) 20:50:29.41 ID:W2ouL4PPO
02:27

「神原さんは頑張ったら戦場ヶ原さんの声が出せるはずだよね、戦場ヶ原さんになりきって一言どうぞ」

暦「PNあの芹沢には感動しましたさんからのリクエストだ、神原」

駿河「出来るが一つ問題があるな」

暦「大体分かるから、気にせず一言もらえるかな」

駿河「…何か恥ずかしいのだ」

暦「いつももっと恥ずかしい生き方してるだろ」

駿阿「…阿良々木君、うしろの穴くらいならは神原に譲ってあげても

暦「言わせねーよ」

624: 2009/12/10(木) 20:59:13.62 ID:W2ouL4PPO
02:28

『ぶっちゃけ放送時間被ってたので咲を見てました。だから化物語はちょい見逃してる箇所が…』

暦「P.N.いおりょぎさんかわいいさんからのお便りだ」

戦場ヶ原「だから何?」

暦「…お前友達いなくなるぞ」

戦場ヶ原「もともとそんなに居ないのだけれど。
阿良々木君だけ世界に余ってくれれば私は寄り添うわよ」

暦「石田純一の如く甘い言葉を日常的に吐いてくるな」

戦場ヶ原「あんな太郎の何が甘いの、名前かしら?」

暦「相変わらずキッツいな」


629: 2009/12/10(木) 21:07:44.01 ID:W2ouL4PPO
02:29

『撫子ちゃんは、暦お兄ちゃんが戦場ヶ原さんとやることやったと思いますか?』

暦「P.N.口リコン吸血鬼さんからのお便りだ。
千石、"やること"というのはトランプとかそういう類いだ。
そこ勘違いするなよ?」

撫子「うん、暦お兄ちゃん。なでこ分かってるよ」

戦場ヶ原「あら、の事じゃなかったのかしら」

暦「たわばッッッ!!」

撫子「せっくすってなに?暦お兄ちゃん」

暦「…トランp

戦場ヶ原「こよみタートルとひたぎアワビの取っ組み合いよ」

暦「あべしッッッ!!」

撫子「?」

戦場ヶ原「それはそれはのワンダーランドなのよ」


634: 2009/12/10(木) 21:22:29.50 ID:W2ouL4PPO
02:30

「真宵ちゃんの、大きいバッグの中には夢や希望が詰まっていますか?」

暦「P.N.>>1000まで届けさんからのお便りだ!教えて!八九寺ちゃん!」

八九寺「これは教えられませんね」

暦「あれ?」

八九寺「黙秘権を発動します」

暦「あの…」

八九寺「ごめんなちゃい♪かみまみた><」

暦「噛んだ…!!」

八九寺「実は私の氏体が詰まってます」

暦「リアルな冗談やめて!!」


戦場ヶ原「なんて微妙なオチなの

延長よ、延長だわ阿良々木君!
今あるハガキを全部読みなさい!」

暦「鬼かよ!!!!!!」

635: 2009/12/10(木) 21:24:01.74 ID:W2ouL4PPO
お便り締め切るの忘れてた

おわりー

なんか悪いから今出てるお便り全部採用させてもらっちゃいます

それだけ分、延長しますとも!


だけどしばらく休ませて…w
戻ってきます

また、残ってたら書きます

またまたありがとうございました

637: 2009/12/10(木) 21:25:10.87 ID:Fhou/96W0
とりあえず>>1乙ー

658: 2009/12/10(木) 23:55:58.94 ID:W2ouL4PPO
たびたび本当にありがとう!

遅くなってごめん
色々やってた

残りの分の書き貯めもある程度しておきました

さてラストスパートだ

659: 2009/12/10(木) 23:56:50.17 ID:W2ouL4PPO
02:31

『阿LaLa木さんはいつもなんのワックスをどのようにセットしてるのですか?』

暦「PNただし阿羅々木、テメーは黙ってろさんからのお便り…なんだけど…

こういう場合、僕はどうすればいいんだろう…黙ってた方がいいのかなあ」

戦場ヶ原「一発ギャグをすればいいと思うわ」

暦「さっそく意味が分からねえ!」

戦場ヶ原「早く」

暦「…

ねことアヒルが力を合わせてセカンドインパクトー♪」






戦場ヶ原「は?」

暦「パクってスベッたー!!」


660: 2009/12/10(木) 23:57:47.17 ID:W2ouL4PPO
02:32

『忍ちゃんはあろん木さんの一人プレイを見てると思いますが手伝ったりしないんですか?』

暦「PN忍ちゃんの頭なでなでしてファブルスコファてゆわせたいさんからのお便りだ。」

忍「…」

暦「忍が手伝ったら二人プレイになってしまうよな」

メメ「んじゃ、よかったらボクが手伝ってあげようか?」

暦「きっと最悪の想い出になるからやめろ!」


661: 2009/12/10(木) 23:59:08.40 ID:W2ouL4PPO
02:33

『吸血鬼になる前を100とすると、今現在の人間強度(笑)はいくつですか?』

暦「P.N.普通は普通だから普通ですさんからの若干カチンとくるが図星なお便りだ」

八九寺「人間強度…ですか…プフッ」

暦「おい八九寺!人間強度なめんなよ!」

八九寺「ちなみに今はどれくらいなんですかねっ?」

暦「…それが…」

八九寺「それが?」

暦「…もはや分からなくなっちまったのさ」

八九寺「まさかの測定不能ですか!!」


662: 2009/12/11(金) 00:00:27.27 ID:3X0ztGNkO
02:34

『忍ちゃんの一番好きなミスドのドーナツを教えてください。忍ちゃん以外は答えないでください』

暦「PN 阿良々木氏ねを『阿良々木氏+ね』ではなく『阿良々木+氏ね』と捉えるのは被害妄想なのでは?さんからのお便りだ。

大丈夫だよ。僕、人に氏ねって言われるのには慣れてるんだ!」

忍「…フロッキーシューじゃ」

忍「一度にあれだけ4つは買うたのう」

暦「>>1が原作全然読んでないから危なっかしくて忍がなんだか微妙な言葉しか発しねえ!!」


666: 2009/12/11(金) 00:08:44.24 ID:W2ouL4PPO
02:35

『姉が化物語を見て大きいお友達の仲間入りをしてしまいました。
 阿々々木さんどうしましょう?』

暦「PN.正直姉に勧められてアニメみましたさんからのお便りだ。

大きいお友達なんて沢山居るんだから、お姉さんに胸を張って生きるよう伝えてくれよ」

翼「この人も、なんだかんだでアニメ好きなんだろうね」

暦「ああ、きっと姉に負けないくらいな」

翼「勧められた側の方が深くハマっちゃう話って、よくあるもんね」

暦「ああ、それも大きなお友達ウイルスは移るからな」

翼「こればっかりは治療も予防も、出来なさそうだね」

暦「ああ…それは誰にも出来ないよ…」


667: 2009/12/11(金) 00:10:28.40 ID:3X0ztGNkO
02:36

「撫子さんに質問です。最終回のCパートでお腹に居たのはキョウちゃんの子ですよね?」

「P.N.あの頃と比べたら中の人上手になったよねさんからのお便りだ…千石、面白いお便りが来てるな」

撫子「ペンネームのほうが気になるよ暦お兄ちゃん」

暦「そこは僕からは何も言えねえ」

撫子「なでこの事、よく見ててくれてるのかな」

暦「…さあ」

戦場ヶ原「一緒にちゅープリでも撮ってくればいいんじゃないかしら」

暦「こら!!!!!!」


672: 2009/12/11(金) 00:24:24.09 ID:3X0ztGNkO
02:37

『ぼくはブサイクなのですが、アララギくんはすきなケーキとかあるんですか?とどけます。』

暦「P.Nケーキ屋さんからのお便りだけど…とりあえずブサイクのくだりいらねえ!」

戦場ヶ原「ブサイクなくせにケーキ屋なの…哀れモンブラン野郎ね…腐れミルフィーユ野郎よ」

暦「そこはいいだろ別に!言い過ぎだぁ!」

戦場ヶ原「もうすぐクリスマスなんだし…こいつに頼めばどうかしら」

暦「ガハラさんが悪魔にしか見えない」

戦場ヶ原「こいつも一緒にクリスマスパーティーに参加させたらどうかしら」

暦「あ、やっぱり優しいんだね」

戦場ヶ原「見せつけてやりましょ」

暦「閻魔でした!」


675: 2009/12/11(金) 00:34:16.10 ID:3X0ztGNkO
02:38

暦「これが最後のお便りか」

『お疲れ様でした、阿良々木君。
今からはゆっくり休みなさい。

いつもあなたを見ています。
ずっとあなたを想っています。』

暦「このお便りは…」

戦場ヶ原「ふふ」

暦「ガハラさん…」

戦場ヶ原「P.N 礒田淑子さんからのお便りでした」

『今度佃煮送ります』

暦「誰だよ!!」



676: 2009/12/11(金) 00:36:11.35 ID:3X0ztGNkO
02:39

戦場ヶ原「阿良々木君、お疲れ様。

これでおしまいよ」

暦「マジだろうな?」

戦場ヶ原「ええ、マジよ」

暦「そうかあ…僕はやったんだな…。

ところで神原は?」

戦場ヶ原「ああ…あのコなら

『何か徐々に私の出番が少なくなってないか!?確かめてくるぞ!』

だとか言って出て行ったわ」

暦「あ、そうなんだ…(どこへ何をしに行ったんだ…)」


678: 2009/12/11(金) 00:41:26.53 ID:3X0ztGNkO
02:40
♪BGM~staple stable

戦場ヶ原「とにかくお疲れ様。ゆっくり休むといいわ」

暦「戦場ヶ原、お前もなんだかんだで疲れてるの、知ってるぞ」

戦場ヶ原「へえ、気が利くのね」

暦「まあお前も楽しめたんなら、僕はある程度無理しても良かったと思えるぜ」

戦場ヶ原「ふふ。リスナーが可愛らしかったんだもの、それは楽しかったわよ」

暦「また、出来るといいな」

戦場ヶ原「そうね、と言っておくわ…ねぇ阿良々木君」

暦「ん?」


戦場ヶ原「…今度は24時間テレビでもやってみない?一人で…ね」zZZ


暦「それは勘弁してくれえええ!!

…おやすみ…。」zZZ


Fin.

681: 2009/12/11(金) 00:46:34.77 ID:3X0ztGNkO
おしまい

ホントに長々と付き合ってくれてありがとう!!

たくさんの保守とお便りもありがとうございました
さすがに感動しちゃうわ

言えば>>1000まで行きたかったけど俺じゃ無理だったw
けど気持ち的にはもう十分、お腹いっぱいです!



また変な事やるから、よかったらそん時も見に来てね

化物語のSS書く時は、原作、出来るだけ読んどくw

683: 2009/12/11(金) 00:47:43.03 ID:5afocVLQO

楽しかった!

695: 2009/12/11(金) 01:05:31.20 ID:3X0ztGNkO
乙乙乙乙って…涙出るわ
本当は一人一人に礼を言いたいくらい

>>688
正直次に何をやるのか俺自身、微塵も分からない…ごめん

あ、大喜利とかやってみたいな
何だか数ヶ月後に
メメ「忍ちゃん、阿良々木君の座布団全部持っていっちゃってよ」
なんてスレタイで立てる自分が居そうだw
いやわかんないけどさ

ただ普通に話一本とかで書いてもみたいし、他の作品でも書いてみたいし、まだ分からないや

762: 2009/12/11(金) 19:25:42.20 ID:3X0ztGNkO


せっかくだから一緒に>>1000まで行こう


04:00

暦「ん…ああ」

暦「僕は…そうだ、寝ちゃってたのか」

暦「夜中の4時か…どうりで静かだよ」


暦「ああ…散らかってるぜ…」

暦「…」

暦「帰るか」



763: 2009/12/11(金) 19:26:27.49 ID:3X0ztGNkO
04:01

暦「あっ、戦場ヶ原…」

戦場ヶ原「…」

暦「…これまたぐっすり入ってんなあ」

暦「…よし」

暦「じゃあ

散歩にでも」



764: 2009/12/11(金) 19:27:07.16 ID:3X0ztGNkO
04:02

戦場ヶ原「すぐ戻ってくるのよ…」

暦「っ!起きてたのかよ!」

戦場ヶ原「…パトラッシュ」zZZ

暦「どんな夢を見てんだ」


暦「行ってきます」



765: 2009/12/11(金) 19:27:56.96 ID:3X0ztGNkO
04:10

~外

暦「…ふぃー…さみっ」

暦「…それにしても今日は色んな意味で大変だったぜ」

暦「戦場ヶ原は甘えてくるわ、神原は途中から居なくなるわ…」

暦「僕は僕で工口い妄想ばかりしていた気がする」

暦「…まともなやつが一人も居ないラジオだったな」



766: 2009/12/11(金) 19:29:05.26 ID:3X0ztGNkO
04:11

暦「戦場ヶ原たちと話すのは楽しい

けれども、独り言だって楽しいと僕は思う」

暦「だって…深いじゃないか」

暦「…こういうのが分かるようになると、人間深度ってものが新しく身についてくる

…はあ」


暦「そんな事考える自分が

やっぱりちょっと気持ち悪いぜ!」



767: 2009/12/11(金) 19:29:54.88 ID:3X0ztGNkO
04:12

暦「やれやれ…もう眠れないな」

駿河「おや、阿良々木先輩ではないか!」ザッ

暦「神原!おまえ!」

駿河「こんな夜遅くに身も心もか弱い人間が出歩くのは非常に危ないぞ」

暦「そっくりそのままお前に返すぞ神原!」

駿河「む、困った」

暦「…心配したんだぞ?」

駿河「…ありがとう、阿良々木先輩…

では心配をかけてしまった事を、私は深く謝らなくてはいけないな」

暦「もういいよ、無事ならな」

駿河「…そうか」



768: 2009/12/11(金) 19:30:45.88 ID:3X0ztGNkO
04:13

暦「大丈夫か?顔赤くなってきてないか?」

駿河「え、えOちな事を想像していたのだ!それだけだ!」

暦「はは…全開だな、神原後輩」

駿河「…朝は…油断してしまうな、うむ…」


769: 2009/12/11(金) 19:31:50.12 ID:3X0ztGNkO
04:14

暦「ところで…お前は何をしてるんだ?」

駿河「ただの散歩にすぎないのだ」

暦「僕もただの散歩かな」

駿河「戦場ヶ原先輩はどうした?」

暦「今か?寝てるよ」

駿河「なに!?誰とだ!?」

暦「一人に決まってんだろ!!」



770: 2009/12/11(金) 19:35:47.20 ID:3X0ztGNkO
04:15

駿河「心配するな阿良々木先輩!
戦場ヶ原先輩が阿良々木先輩以外の異性と寝るなんて、ありえない事なのだ」

暦「それは一番僕がよく分かってるよ」

駿河「流石というか…何というか…」

暦「愛の深さだ」

駿河「でも阿良々木先輩は他の女の子に簡単になびきそうだ」

暦「失礼なやつだ!!」



772: 2009/12/11(金) 19:40:58.64 ID:3X0ztGNkO
04:16

暦「まったく…」

駿河「はは、大丈夫なのだ!

私が本気で誘惑しない限りは…なのだが」

暦「マジ顔で言ってんじゃねえ」

駿河「愛は素晴らしいな…時に醜い…」

暦「なんかいやだなこいつ」


785: 2009/12/11(金) 20:06:45.37 ID:3X0ztGNkO
04:17

駿河「じゃあな阿良々木先輩!これにて私は帰る」

暦「あ、おい神原」

駿河「…さらばだ!」

気付けば神原はいつもの笑顔で走り出していて

その表情が僕の目でギリギリ確認出来るくらいの距離でぴたっと止まって

地球を割ってしまいそうなくらいの迷惑な大声でなにやら叫び始めた

駿河「阿良々木先輩!ありがとう!今日は楽しかった!というかむしろ!

阿良々木先輩に出逢えて人生が何倍も楽しくなったと…私は思っているー!」


786: 2009/12/11(金) 20:08:03.60 ID:3X0ztGNkO
04:18

暦「…」

若干の"今更どうした"感を滲み出しながら
神原は最高の笑顔で最高の褒め言葉を僕にくれた。

暦「『学校へ行こう!』じゃ…無えんだからさあー!!!」

という言葉に包んだ「こちらこそありがとうよ」を、僕も神原に少し早いクリスマスプレゼントだ!

駿河「何を言っているのかよくわからないから帰るのだー!」

…届きはしなかったみたいで

どうも僕はサンタには向いていないようだ。

788: 2009/12/11(金) 20:14:13.44 ID:3X0ztGNkO
04:20

暦「さて、肉まんが無性に食べたくなってきたぞ」

暦「コンビニに行こう…」


ピポピポピポピポ

暦「>>1がコンビニの入店音を表現しきれなくてやっぱりなんか微妙な感じになってる!」

店員「しゃっせえー」

暦「…」(チャラい…)

暦「…肉まん一つ…で、いいです」
(何も遠慮すること無かったのに)

店員「さーせんいまぁ、ちょっとぉ、蒸し上がってないんすよぉ…」

暦「…へえ…どうしよ」

いま恐らく此処が、世界で一番微妙な空気を醸している場所だ。


暦「…ん?」


791: 2009/12/11(金) 20:21:53.77 ID:3X0ztGNkO
04:21

暦「おい!よく見たら携帯の充電に使ってんじゃねえか!」

店員「チッ」

暦「チッじゃねぇ!!」

店員「なんなんすか」

暦「ナンナンスカって何だよ!何語だ!」

店員「そんなに肉まんにマジになるんすか」

暦「ああ!マジになるさ!僕は今無性に肉まんが食べたい!
譲れないんだあ!」

店員「マジ落ち着いて下さい」

暦「うるせえ!だいたいお前の声、DAIGOでしか再生出来ねえんだよ!」

店員「マジすかぁ!」


792: 2009/12/11(金) 20:23:18.40 ID:3X0ztGNkO
04:22

暦「腹立つから別のコンビニに来たもんだけど」

撫子「へい、いらっしゃい」

暦「いなせだな千石!!」

撫子「何がほしいの?暦お兄ちゃん」

暦「お前、こんな時間にバイトなんかしてたのかよ!」

撫子「この時間は、あんまり人が来ないから」

暦「来たぞ」

撫子「暦お兄ちゃんなら大丈夫」

暦「だが色々突っ込みたいな…ここ、中学生禁止だろう千石ちゃん」

撫子「…なでこは背伸びしたら、まあ大丈夫でしょ、だって」

暦「なんだこのコンビニ!!」


794: 2009/12/11(金) 20:27:36.72 ID:3X0ztGNkO
04:23

暦「…まあいいや、肉まん頂戴」

撫子「…ふたつだね」

暦「おう」

撫子「幸せになってね」

暦「ああ」

撫子「…」

暦「どうした?」

撫子「ううん…なでこも肉まん食べたくなってきちゃっただけ…ピザまんも」

暦「仕事向いてねー!!」


796: 2009/12/11(金) 20:28:34.64 ID:3X0ztGNkO
04:24

暦「じゃあな千石」

撫子「じゃあね、暦お兄ちゃん」

暦「頑張れよ」

撫子「うん、また来てね」

暦「ああ」(ってももうこんな時間にこんな所来ねえだろうなあ…ごめん千石)

ピポピポピポピポ

撫子「ありがとう…ございましたっ」


799: 2009/12/11(金) 20:35:18.99 ID:3X0ztGNkO
04:25

暦「よし」

コンビニの袋の間から少し見える二つの肉まんが
なんだかかわいらしくて…

暦「このやろっ」

つっついたりしてる奴がそこにいた。
―――ていうか僕だった。

八九寺「阿良々々木サン、一体おひとりで何を?通報してもいいんですか?」

暦「わあ!八九寺!」


800: 2009/12/11(金) 20:42:13.50 ID:3X0ztGNkO
04:26

八九寺「肉まんですかあ…じゅる」

暦「やらんからなぁ!」

八九寺「くださいよぉ…ぷ~…」

暦「…太るぞ」

八九寺「なんてこと言うんですか!」

暦「お前が太ったら、僕は許さない!」

八九寺「急にキレないでください!!」


802: 2009/12/11(金) 20:49:26.62 ID:3X0ztGNkO
04:27

八九寺「どうせ工口ラ木さんのことですから、肉まんを女性のO房に脳内変換して楽しんでいたのでしょう!」

暦「今回はほんとに違う!!」

八九寺「今回は、という事は以前にもしていたと」

暦「僕をナメてもらっては困るぜ?
…もっと凄い事してるよ」

八九寺「阿良々木さんから肉まんを貰おうとするのはもうやめます!!」

暦「やるよ、ほら」

八九寺「きゃああああ!!」


805: 2009/12/11(金) 21:03:14.34 ID:3X0ztGNkO
04:28

暦「八九寺まんを拝ませてくれよ」

八九寺「落ち着いて下さい。その発言はアウトです」

暦「あっ、肉まんが冷めちまう」

八九寺「…やっぱり一個下さい!」

暦「え?」

八九寺「今回は食べます!」

暦「…ほら、やるよ」

八九寺「今回は特別ですよ?」

暦「うん」

八九寺「まったく…仕方ないお人です…はもはも」

暦「待て!なんか逆だろ!なんか!」


806: 2009/12/11(金) 21:05:36.30 ID:3X0ztGNkO
04:29

八九寺「では私は戻ります!
肉まんさん、肉まんありがとうございました!」

暦「肉まんさんって誰だよ」

八九寺「ひひっ…はもはも」

暦「…」

僕は遠ざかりさらに小さくなっていく八九寺の背中をぼーっと見つめながら
残った肉まんの事を考えていた。

暦「もう一個買って来ようかなこれ…」

メメ「おや、阿良々木クンじゃないか、どうしたんだい。一人で。」

暦「…忍野」


807: 2009/12/11(金) 21:12:12.22 ID:3X0ztGNkO
04:30

メメ「今日は大変だったそうじゃない、阿良々木クン」

暦「側でニヤニヤしながら見てたクセに何だってんだ」

メメ「阿良々木クンは可愛い女の子達にモテモテで羨ましいなあ」

暦「なんだよ急に…お前もそろそろ彼女…いや結婚しろよ」

メメ「はは…僕には忍ちゃんがいるから」

暦「物騒な事言うんじゃねえ!」


809: 2009/12/11(金) 21:18:55.00 ID:3X0ztGNkO
04:31

メメ「もう4時半なんだねえ」

暦「お前こんな時にこんなとこでなにしてんだ?
忍はどうした?」

メメ「ボクはほら、毎日これくらいの時間に目が覚めると散歩に出掛けてるからね

忍ちゃんはボクの帰りを待ってるよ」

暦「そうか。」

メメ「娘が待ってるみたいで、なにやら興奮しちゃうね」

暦「いちいち物騒なんだよお前は!!」


811: 2009/12/11(金) 21:22:48.00 ID:3X0ztGNkO
04:32

メメ「もうすぐ日の出だよ、阿良々木クン」

暦「だからなんだってんだ?」

メメ「なかなか綺麗だからね、ツンデレちゃんと見るといいよ」

暦「戦場ヶ原は今ぐっすり快眠中だよ
肉まんを持って返ってやるんだ」

メメ「ん…ああ、そう。青春だねェ…ツンデレちゃんのマン●ねえ…ボクもうっかり拝んでみたいよ」

暦「お前人の話全然聞いてねぇだろ」


812: 2009/12/11(金) 21:29:08.44 ID:3X0ztGNkO
04:33

メメ「さて、ボクはそろそろ戻るとするよ」

暦「ああ」

メメ「娘が待ってるからねえ」

暦「一切待ってねー!!」

メメ「…阿良々木クン、また何かあったら頼るといいよ」

暦「…言われなくとも、そうするさ」

メメ「ふ、そ。

じゃあね」

暦「…おう」


暦「…公園にでも行くか」


813: 2009/12/11(金) 21:36:22.26 ID:3X0ztGNkO
04:40

~公園

暦「夜の公園は…何かが始まりそうだ」

翼「え?何が始まるの?」

暦「どぅわっ!羽川!」

翼「そんなに驚くことないでしょ」

暦「…今日はよく人に会うなあと思ってさ」

翼「二回目だね、今日阿良々木くんの顔見るの」

暦「僕も羽川の顔を見るのは二回目だよ」

翼「…お疲れ様」

暦「ホントにな」


816: 2009/12/11(金) 21:40:13.33 ID:3X0ztGNkO
04:41

翼「阿良々木くん、進行上手だったよ」

暦「そうか?なんだかずっと振り回されて流れてきた気がするぜ」

翼「それが似合うんだよ、阿良々木くんは」

暦「これは喜んでいいのか…?」

翼「戦場ヶ原さん、ずっとお便り読んでる阿良々木くんの顔見てニコニコしてたよ」

暦「え!?」

翼「本当に好かれてるんだね」

暦「…なんだか無駄に照れてきた」


817: 2009/12/11(金) 21:43:19.70 ID:3X0ztGNkO
04:42

翼「なんだか戦場ヶ原さんに嫉妬しちゃうな」

暦「え!?」

翼「私は面白いお話とか出来ないから
いつも阿良々木くんに退屈な顔されちゃう

戦場ヶ原さんはユニークな性格してるから、阿良々木くんの表情を退屈させちゃうことも、ないでしょ」

暦「そんな事ねえよ!
何回も言ってるだろ?『羽川とこうして喋ってる時間が凄く楽しい』って!
ほら、僕は、生まれつき退屈な顔なんだ!
だけど羽川は全然気にしなくていいんだこんなこと!

僕に気なんか遣わなくていいからさ
自然体で居てくれよ」

翼「…。

ほんとに…嫉妬しちゃうよ」


819: 2009/12/11(金) 21:52:52.03 ID:3X0ztGNkO
04:43

翼「そういえば、戦場ヶ原さんは?」

暦「スタジオで寝てるよ」

翼「毛布とか、かけてあげた?」

暦「い…いえ」

翼「こら」

暦「すみません。てもこの肉まんをお土産にしようと思ったんです。」

翼「でもこれ…冷めてるよ?」

暦「…まあ…色々あったしな」

翼「察するわ」


820: 2009/12/11(金) 22:10:17.67 ID:3X0ztGNkO
04:44

暦「僕そろそろ、戦場ヶ原のところに戻るよ」

翼「うん、そうしなよ」

暦「じゃあな羽川」

翼「うん」

暦「…あ、気をつけて帰れよ」

翼「うん、ありがと」

暦「…なあ羽川」

翼「ん?」

暦「なんだか皆が僕に会う為に夜中わざわざ居てくれたのかな、なんてあり得ない妄想してみたんだけど」

翼「あり得ないね…」


821: 2009/12/11(金) 22:11:43.08 ID:3X0ztGNkO
04:45

暦「でも、嬉しかったんだ」

翼「そっか、あはは」

暦「…羽川だけでも、そういう事にしといていい?」

翼「え?いいよ全然?」

暦「ありがとう」


翼「…なんか、へんなの


でも、嬉しいな」


833: 2009/12/11(金) 22:34:13.43 ID:3X0ztGNkO
04:50

暦「もうすぐ5時になるのか…」

暦「…さすがに明るくなってきてるぜ」

暦「ああ…肉まん…冷てぇなあ…」

暦「これじゃ肉パンだ」

暦「食べちゃお」



835: 2009/12/11(金) 22:37:38.47 ID:3X0ztGNkO
04:51

暦「どうせこんなの渡しても

戦場ヶ原『なにこれ?阿良々木君、肉まんの気持ちが何も分かっていないみたいね。
私の気持ちも分かっていないんじゃないかしら?』

とか言われてしまって」


戦場ヶ原「私はそんなに冷たい人間に、見えているのかしら?阿良々木君にとって」


柔らかで静かで儚げな声が近付いてきたら

それはきっと雪か

戦場ヶ原ひたぎだ。


戦場ヶ原「おはようございます」


今回は、戦場ヶ原ひたぎだったみたいだ。


836: 2009/12/11(金) 22:39:18.41 ID:3X0ztGNkO
04:52

暦「おっ…おはようございます…戦場ヶ原…さん…」

戦場ヶ原「阿良々木君は私を置いて一人散歩に行ったのね」

暦「いっ…いけないのかよ」

戦場ヶ原「別の女のニオイだわ」

暦「げっ…」

戦場ヶ原「…乱交でもしたのかしら」

暦「こんな早朝からするかよ!!

ってしないからな!!」


837: 2009/12/11(金) 22:46:49.99 ID:3X0ztGNkO
04:53

暦「それより…ごめん戦場ヶ原
肉まん買ってきて二人で一緒に食べようなんて考えてニヤニヤしてたらバチが当たったよ」

戦場ヶ原「なに?」

暦「二つの温かい肉まんが一つの冷たい肉パンになってしまった」

戦場ヶ原「不思議な話ね。」

暦「今からまた買いに行こうぜ」

戦場ヶ原「…はんぶんこ」

暦「?」

戦場ヶ原「はんぶんこをしましょう?」

暦「お…おう」


839: 2009/12/11(金) 22:52:50.66 ID:3X0ztGNkO
04:54

戦場ヶ原「阿良々木くん、あーん」

暦「え!?」

戦場ヶ原「私の口から口移しよ」

暦「いやいや!」

戦場ヶ原「汚いかしら。歯は磨いてきたのだけれど」

暦「滅相もござ…ってよくお前肉まんくわえて普通に喋れるな」

戦場ヶ原「あら…いつも肉棒

暦「言わせねーよ」


841: 2009/12/11(金) 23:01:14.88 ID:3X0ztGNkO
04:55

戦場ヶ原「おいしい?」

暦「はい、おいしいです」

戦場ヶ原「私にも食べさせてくれるかしら」

暦「ごめん…もう食べ終えちゃったぜ」

戦場ヶ原「次は私の肉まんに手を出す気?」

暦「…どっちの…肉まんをですか」

戦場ヶ原「…何でも、あげるわ」

暦「出血大サービスだぁああ!!」



845: 2009/12/11(金) 23:09:16.59 ID:3X0ztGNkO
04:56

戦場ヶ原「阿良々木君、ぎゅっとして。とても寒いから」

暦「は…はい」

戦場ヶ原「私、さっきまで阿良々木君の夢を見てたのよ」

暦「そうなんだ」

戦場ヶ原「…出てきて五分で氏んでしまったわ」

暦「ひでぇー!!」

戦場ヶ原「私は馬鹿みたいに泣いていたわ」

暦「…」

戦場ヶ原「でも五分後には爆笑していたわ」

暦「どうしてだあああ!!」


849: 2009/12/11(金) 23:24:07.47 ID:3X0ztGNkO
04:57

戦場ヶ原「けれど…」

暦「ん?」

戦場ヶ原「起きた時、阿良々木君が居なかった時、ハッとしたわ」

暦「…」

戦場ヶ原「寂しかったわ」

暦「置き手紙でも置いておけば良かったんだよな」

戦場ヶ原「…寂しかったのよ」

暦「あ…う…ごめんな、戦場ヶ原…」

こういう時僕は、どうしたらいいんだよ?


850: 2009/12/11(金) 23:37:04.83 ID:3X0ztGNkO
04:58

暦「お前を寂しくさせる事もあるけど、僕は戦場ヶ原が大好きなんだ」

戦場ヶ原「子供みたいね。何の真似かしら」

暦「じゃあ失礼します」

戦場ヶ原「なに?…あっ…ねえ待って…ちょっと…ん…あ………」

暦「…この気持ちを指の動きに表すとこんな感じになる」

戦場ヶ原「…そう」

暦「再び失礼します」

戦場ヶ原「まっ…阿良々木…く…んっ…はっ…やっ…もう」

暦「僕の気持ちを唇で表すと、こうなる」

戦場ヶ原「…激しいのね…」



よく考えてみると、僕は一体何をやっているんだろう( ^ω^)?




854: 2009/12/11(金) 23:46:14.79 ID:3X0ztGNkO
04:59

戦場ヶ原「阿良々木君に暴走されると
いつも私ドMになってしまうのだけれど」

暦「一応僕は欲望のままに動く野獣として生きてるからさ!」

戦場ヶ原「…ちょっと濡れちゃったじゃないの」

暦「家に帰ったら大洪水起こしてやんよ!
ひたぎダム倒壊しまーす!」

戦場ヶ原「なんだか声のトーンが高過ぎて怖いわよ、阿良々木君」

暦「今日は朝からこよみタートルで愛を表現していいですか?」

戦場ヶ原「ねえ、ちょっと阿良々木君…一回やめてくれる?
恥ずかしくなってきたから…」

暦「戦場ヶ原はかわいいなあ!!
かわいいよぉぉぉ!!」

戦場ヶ原「…私今顔真っ赤になってないかしら」


855: 2009/12/11(金) 23:47:01.27 ID:3X0ztGNkO
05:00

戦場ヶ原「今日を境に性格がひかえめになってしまうわ」

暦「ふふ…ふははは」

戦場ヶ原「ねえ阿良々木君…?
…いい加減…胸を揉むのを…やめて…くれると…助かるのだけれど…ふっ…は…声が出てしまうわ…?ねえ?」

暦「声がプルプル震えてんじゃねえか!
おっOいもプルプルだなおい!!」

戦場ヶ原「明け方五時に何をしているのかしら…ほんとに…ふっあ…ああ…もう…」

暦「ふはははは!!!!!!」

戦場ヶ原「ねえ…あっ…阿良々木君、あれ…朝日よ…んっ…」

暦「そんなの知らない知らない!知るか知るか!!
だってここにもっと柔らかくて素敵なものが…

あるんだから!!!」

戦場ヶ原「いやああああああんっ!!!」


Fin.


859: 2009/12/11(金) 23:52:51.92 ID:3X0ztGNkO
おまけ!

『化物のメンバーで、徒競走したらどうなりますか?
一番速いのは、やはりひたぎですか?それとも現役の駿河でしょうか?』

暦「PN1が戻ってきたよ。あれ、目から汗が…さんからのお便りだ…どうなんだ?」

戦場ヶ原「わたしだ」

駿河「おまえだったのか」

戦場ヶ原「暇を持て余した」

駿河「神々の」

戦場ヶ原&駿河「遊び」

暦「なんだお前らは!!」

戦場ヶ原「ああ、でも早いのはこよみタートルだったわ」

暦「こよみタートルでオトすなあああ!!」

駿河「…ほんとに見てて飽きない二人なのだ」


860: 2009/12/12(土) 00:07:12.46 ID:DE60tDmcO
ありがとうございました
図々しく戻ってきたのに温かく迎え入れてもらえて嬉しかった

ただ本当に感動したよ
まさかこんなに長く残ってるなんてさ

本当にありがとう
またどっかで会おう

861: 2009/12/12(土) 00:07:55.22 ID:A67rJjXyO
乙!
オチはこよみタートルかよwww

865: 2009/12/12(土) 00:18:46.84 ID:IwT+Btfc0
>>1 乙
また機会があったら書いてくれ
楽しみに待ってるよ

引用: 戦場ヶ原「さっさと一つ目の質問を読み上げて欲しいのだけど」