1: 2010/03/30(火) 19:12:32.03 ID:ItDy5No0
麻琴「ちょっと待って~」
ドタドタッ
麻美「今日の図工の準備は出来てるの?」
麻琴「えぇ~!今日、図工あったの~!」
麻美「…もう、先行ってるわよ」
麻琴「待ってよ~!お姉ちゃ~ん!!」
ドタドタッ
麻美「今日の図工の準備は出来てるの?」
麻琴「えぇ~!今日、図工あったの~!」
麻美「…もう、先行ってるわよ」
麻琴「待ってよ~!お姉ちゃ~ん!!」
2: 2010/03/30(火) 19:23:34.01 ID:ItDy5No0
ドタドタドタッ
麻琴「お姉ちゃん、お待たせ~!」
麻美「もう、遅いわよ!」
麻琴「いってきま~す!」
麻美「いってきます」
美琴「いってらっしゃい」
麻琴「お姉ちゃん、お待たせ~!」
麻美「もう、遅いわよ!」
麻琴「いってきま~す!」
麻美「いってきます」
美琴「いってらっしゃい」
9: 2010/03/30(火) 19:41:43.11 ID:sStcC4co
同じくVIP規制されてるし助かるわ
>>1乙
>>1乙
21: 2010/03/30(火) 21:47:10.15 ID:ItDy5No0
上条「やれやれ、いつもながらあの二人は元気だな」
美琴「いいことじゃない。当麻もそろそろ会社行く時間よ」
上条「おっと、もうこんな時間か」
美琴「当麻、いってらっしゃい」
ダキッ
上条「ああ、いってくるぜ」
チュ
美琴「いいことじゃない。当麻もそろそろ会社行く時間よ」
上条「おっと、もうこんな時間か」
美琴「当麻、いってらっしゃい」
ダキッ
上条「ああ、いってくるぜ」
チュ
23: 2010/03/30(火) 21:59:35.18 ID:ItDy5No0
タッタッタッタ…
麻美「ハァ…ハァ…ちょっと麻琴!待ちなさいよ!!」
麻琴「だって、このままじゃ遅刻しちゃうよ~」
麻美「アンタが準備に時間かけてたからでしょ!」
麻美「…ってか、もう少しゆっくり走りなさい!」
タッタッタッタ…
麻美「ハァ…まったく、運動神経だけは良いんだから……」
麻美「ハァ…ハァ…ちょっと麻琴!待ちなさいよ!!」
麻琴「だって、このままじゃ遅刻しちゃうよ~」
麻美「アンタが準備に時間かけてたからでしょ!」
麻美「…ってか、もう少しゆっくり走りなさい!」
タッタッタッタ…
麻美「ハァ…まったく、運動神経だけは良いんだから……」
24: 2010/03/30(火) 22:02:40.42 ID:bXVBbh2o
上条「やれやれ、いつもながらあの二人は元気だな」
美琴「いいことじゃない。当麻もそろそろ会社行く時間よ」
上条「おっと、もうこんな時間か」
美琴「当麻、いってらっしゃい」
ダキッ
俺「ああ、いってくるぜ」
チュ
美琴「いいことじゃない。当麻もそろそろ会社行く時間よ」
上条「おっと、もうこんな時間か」
美琴「当麻、いってらっしゃい」
ダキッ
俺「ああ、いってくるぜ」
チュ
25: 2010/03/30(火) 22:04:39.96 ID:sStcC4co
俺「やれやれ、いつもながらあの二人は元気だな」
俺「いいことじゃない。当麻もそろそろ会社行く時間よ」
俺「おっと、もうこんな時間か」
俺「当麻、いってらっしゃい」
ダキッ
俺「ああ、いってくるぜ」
チュ
俺「いいことじゃない。当麻もそろそろ会社行く時間よ」
俺「おっと、もうこんな時間か」
俺「当麻、いってらっしゃい」
ダキッ
俺「ああ、いってくるぜ」
チュ
28: 2010/03/30(火) 22:32:34.84 ID:ItDy5No0
木山「おい、上条姉妹、遅刻だ」
麻琴「ごめんなさ~い。ほら、お姉ちゃんが走るの遅いから」
麻美「アンタが速すぎるのよ。それ以前に準備が遅いから!」
木山「言い訳する暇があるならさっさと席に着け」
麻美「はぁい」
麻琴「は~い」
麻琴「ごめんなさ~い。ほら、お姉ちゃんが走るの遅いから」
麻美「アンタが速すぎるのよ。それ以前に準備が遅いから!」
木山「言い訳する暇があるならさっさと席に着け」
麻美「はぁい」
麻琴「は~い」
35: 2010/03/30(火) 23:07:00.66 ID:ItDy5No0
木山「よし、今日はこの前テストした鶴亀算の応用だ」
木山「上条姉、この132ページの問題を解いてみろ」
麻美「えっと……」
麻美「『50円切手と80円切手を合わせて8枚買ったら代金の合計は550円になりました。50円切手は何枚買いましたか?』ですね」
木山「そうだ」
木山「上条姉、この132ページの問題を解いてみろ」
麻美「えっと……」
麻美「『50円切手と80円切手を合わせて8枚買ったら代金の合計は550円になりました。50円切手は何枚買いましたか?』ですね」
木山「そうだ」
38: 2010/03/30(火) 23:18:49.56 ID:ItDy5No0
麻美「50x+80y=550」
麻美「x+y=8だから」
麻美「80x+80y=640で」
麻美「30x=90」
麻美「x=3だから」
麻美「50円切手は3枚ね」
麻美「因みに80円切手は5枚でしょ」
木山「あ、ああ。正解だが……」
木山「小学生なら鶴亀算で解くぐらいの可愛らしさを見せたらどうだ?」
麻美「だって、こっちの方が解きやすいんだもん」
麻美「x+y=8だから」
麻美「80x+80y=640で」
麻美「30x=90」
麻美「x=3だから」
麻美「50円切手は3枚ね」
麻美「因みに80円切手は5枚でしょ」
木山「あ、ああ。正解だが……」
木山「小学生なら鶴亀算で解くぐらいの可愛らしさを見せたらどうだ?」
麻美「だって、こっちの方が解きやすいんだもん」
41: 2010/03/30(火) 23:25:44.60 ID:ItDy5No0
麻琴「ね~ね~、青子ちゃ~ん」
青子「なんですの?」
麻琴「XとYてな~に?」
青子「Xが女でYが男ですの」
麻琴「そ~なんだ」
麻美「ちょっと、青子!もしかして、また麻琴に変なこと教えてんじゃないでしょうね!?」
青子「なんですの?」
麻琴「XとYてな~に?」
青子「Xが女でYが男ですの」
麻琴「そ~なんだ」
麻美「ちょっと、青子!もしかして、また麻琴に変なこと教えてんじゃないでしょうね!?」
57: 2010/03/31(水) 01:14:48.87 ID:Lyl0GDE0
プルルルル、プルルルル
ガチャ
上条「はい、上条異能探偵事務所です」
黄泉川「おう、上条、事件が起きたじゃん」
上条「またですか?小さい事件だったら風紀委員に回してくださいよ」
黄泉川「いや、今日は大きい事件なんじゃん」
ガチャ
上条「はい、上条異能探偵事務所です」
黄泉川「おう、上条、事件が起きたじゃん」
上条「またですか?小さい事件だったら風紀委員に回してくださいよ」
黄泉川「いや、今日は大きい事件なんじゃん」
59: 2010/03/31(水) 01:23:41.09 ID:Lyl0GDE0
黄泉川「なんでも能力者による立てこもり事件があったそうじゃん」
黄泉川「至急、15学区に応援に来てくれ」
上条「はいよ。15分程で着きます」
ガチャン
上条「はぁ。なんでこうも事件ばっか起こるんだよ、この都市は」
黄泉川「至急、15学区に応援に来てくれ」
上条「はいよ。15分程で着きます」
ガチャン
上条「はぁ。なんでこうも事件ばっか起こるんだよ、この都市は」
69: 2010/03/31(水) 16:01:00.29 ID:Lyl0GDE0
黄泉川「お前らは完全に包囲されてんじゃん」
犯人A「うるせぇ!人質がどうなってもいいのか!?」
上条「やれやれ、テレビ局で人質を取って立てこもりか…こりゃ大変そうだな」
黄泉川「おう、上条じゃん」
上条「ちょっと状況を詳しく説明してくれませんか?」
犯人A「うるせぇ!人質がどうなってもいいのか!?」
上条「やれやれ、テレビ局で人質を取って立てこもりか…こりゃ大変そうだな」
黄泉川「おう、上条じゃん」
上条「ちょっと状況を詳しく説明してくれませんか?」
74: 2010/03/31(水) 16:36:58.17 ID:Lyl0GDE0
黒子「犯人は5人。能力は不明ですが、いずれも能力者ですの」
上条「お、白井!特殊部隊のお前までいるってことは相当苦戦してるんだな」
黒子「ええ……」
黄泉川「犯人はどうやら新興宗教の信者らしいじゃん」
上条「宗教ですか…胡散臭い宗教なら沢山知ってるんですけどね……」
上条「お、白井!特殊部隊のお前までいるってことは相当苦戦してるんだな」
黒子「ええ……」
黄泉川「犯人はどうやら新興宗教の信者らしいじゃん」
上条「宗教ですか…胡散臭い宗教なら沢山知ってるんですけどね……」
75: 2010/03/31(水) 16:50:37.41 ID:Lyl0GDE0
黒子「とりあえず、解析班が犯人の能力を特定するまで暫くお待ちくださいな」
上条「ああ。でも、そんなに苦戦してる相手なら美琴も呼ぶか?」
黒子「そんな!わざわざお姉様が出るほどの相手ではありませんわ!!」
黒子「それに人質の中には芸能プロデューサーの能力者もいますし」
上条「青髪か!」
上条「ああ。でも、そんなに苦戦してる相手なら美琴も呼ぶか?」
黒子「そんな!わざわざお姉様が出るほどの相手ではありませんわ!!」
黒子「それに人質の中には芸能プロデューサーの能力者もいますし」
上条「青髪か!」
77: 2010/03/31(水) 17:00:15.42 ID:Lyl0GDE0
上条「あいつがいるなら心強いぜ!」
黒子「そうですわね」
黒子「痛みを快感に変える能力…良い盾になりますの」
上条「黒子、それ能力じゃない!ドMなだけだ!!」
黒子「原石ですの」
上条「世界最低の原石だぁ!」
黒子「そうですわね」
黒子「痛みを快感に変える能力…良い盾になりますの」
上条「黒子、それ能力じゃない!ドMなだけだ!!」
黒子「原石ですの」
上条「世界最低の原石だぁ!」
81: 2010/03/31(水) 18:34:32.09 ID:Lyl0GDE0
青髪「やあ、かみやん、黒子。なんだか楽しそうやないか」
上条「ああ、青髪。白井がなお前の能力を……」
上条「……」
上条「…ってなんでお前がここにいるんだぁぁあああ!!」
黒子「あなた、今日はこのテレビ局に行くのではなかったんですの?」
青髪「ああ、今日はスケジュールの変更があってなぁ」
青髪「これから第4学区でロケなんや」
上条「おいおい、マジかよ……」
上条「ああ、青髪。白井がなお前の能力を……」
上条「……」
上条「…ってなんでお前がここにいるんだぁぁあああ!!」
黒子「あなた、今日はこのテレビ局に行くのではなかったんですの?」
青髪「ああ、今日はスケジュールの変更があってなぁ」
青髪「これから第4学区でロケなんや」
上条「おいおい、マジかよ……」
82: 2010/03/31(水) 18:39:40.37 ID:Lyl0GDE0
青髪「それにしても、えらい厳重な警戒やな」
青髪「どうやら大事件みたいやな。頑張ってな」
青髪「ほな、かみやん、またな~」
上条「あ…ああ……」
上条「……」
黒子「……」
上条「ど、どうするよ……」
黒子「作戦変更…ですわね……」
青髪「どうやら大事件みたいやな。頑張ってな」
青髪「ほな、かみやん、またな~」
上条「あ…ああ……」
上条「……」
黒子「……」
上条「ど、どうするよ……」
黒子「作戦変更…ですわね……」
83: 2010/03/31(水) 19:16:50.79 ID:Lyl0GDE0
上条「とりあえず、人質の解放が優先だな」
黒子「そうですわね。私が代わりに人質となるのはどうですの?」
上条「確かに、外側と内側から挟み込んだ方がいいかもな」
上条「でも、白井、大丈夫か?」
黒子「任せてくださいまし」
黒子「ちょっと、このメガホン借りますわよ」
黄泉川「ああ」
黒子「そうですわね。私が代わりに人質となるのはどうですの?」
上条「確かに、外側と内側から挟み込んだ方がいいかもな」
上条「でも、白井、大丈夫か?」
黒子「任せてくださいまし」
黒子「ちょっと、このメガホン借りますわよ」
黄泉川「ああ」
84: 2010/03/31(水) 19:19:00.67 ID:Lyl0GDE0
黒子「人質の交換ですの!」
黒子「私が人質になる代わりにそちらの人質を解放してくださいまし!」
犯人A「うるせぇ!ババァはすっ込んでろ!!」
黒子「バ…バ…ア……?」
プツンッ
黒子「私が人質になる代わりにそちらの人質を解放してくださいまし!」
犯人A「うるせぇ!ババァはすっ込んでろ!!」
黒子「バ…バ…ア……?」
プツンッ
89: 2010/03/31(水) 19:29:50.18 ID:Lyl0GDE0
黒子「キィィイイイ!!」
黒子「絶対に許しませんわよ虫けらども!じわじわとなぶり頃しにしてやりますの!!」
ガシッ
上条「おい、落ち着け!白井!!」
黒子「放してくださいまし!奴らの視覚と聴覚を潰して、それから……」
上条「だぁあ!やめろ、やめてくれぇ!!」
黒子「絶対に許しませんわよ虫けらども!じわじわとなぶり頃しにしてやりますの!!」
ガシッ
上条「おい、落ち着け!白井!!」
黒子「放してくださいまし!奴らの視覚と聴覚を潰して、それから……」
上条「だぁあ!やめろ、やめてくれぇ!!」
92: 2010/03/31(水) 19:43:50.89 ID:Lyl0GDE0
プルルルル…プルルルル…
上条「ほら白井、携帯鳴ってるぞ」
黒子「ガルルルル……」
上条「ほら、早く出ろよ」
ピッ
黒子「もしもし?」
初春『あ、白井さん!犯人の能力が判りました!!』
上条「ほら白井、携帯鳴ってるぞ」
黒子「ガルルルル……」
上条「ほら、早く出ろよ」
ピッ
黒子「もしもし?」
初春『あ、白井さん!犯人の能力が判りました!!』
141: 2010/04/02(金) 03:49:49.41 ID:CN60Biw0
初春『まず、巨大モニタを通じて交渉に応じてるタンクトップに短髪の犯人なんですが……』
初春『レベル4の肉体強化(アイアンボディ)の能力者です』
黒子「レベル4!?」
上条「それは…どんな能力なんだ?」
初春『単純に筋肉を増強させる能力なんですが……』
初春『その強度は銃弾を防ぎ、熊を一撃で殺せると言われています』
初春『レベル4の肉体強化(アイアンボディ)の能力者です』
黒子「レベル4!?」
上条「それは…どんな能力なんだ?」
初春『単純に筋肉を増強させる能力なんですが……』
初春『その強度は銃弾を防ぎ、熊を一撃で殺せると言われています』
142: 2010/04/02(金) 03:56:31.72 ID:CN60Biw0
初春『次に、細身で長身の男なんですが……』
初春『レベル3の障害無視(ノンストップ)の能力者です』
黒子「なんですの?その能力は」
初春『壁や物などのあらゆる障害を通り抜けることができます』
初春『また、能力者が触れている相手も同様に通り抜けさせることができる能力です』
上条「つまり脱出要員というわけか」
黒子「厄介な能力ですわね」
初春『レベル3の障害無視(ノンストップ)の能力者です』
黒子「なんですの?その能力は」
初春『壁や物などのあらゆる障害を通り抜けることができます』
初春『また、能力者が触れている相手も同様に通り抜けさせることができる能力です』
上条「つまり脱出要員というわけか」
黒子「厄介な能力ですわね」
145: 2010/04/02(金) 04:03:24.18 ID:CN60Biw0
初春『そして、ゴス口リ風のドレスを着た女性はレベル2の人形使い(チャイルドプレイ)です』
黒子「人形!?」
初春『ええ、人形一体を意のままに操ることができる能力者です』
上条「その能力は人間や他の物にも有効なのか?」
初春『精神系ではないので人間は無理なはずです』
初春『折りたたみ椅子のように可動式の物であれば操ることも出来るんですが……』
上条「なるほど。残りの二人は?」
黒子「人形!?」
初春『ええ、人形一体を意のままに操ることができる能力者です』
上条「その能力は人間や他の物にも有効なのか?」
初春『精神系ではないので人間は無理なはずです』
初春『折りたたみ椅子のように可動式の物であれば操ることも出来るんですが……』
上条「なるほど。残りの二人は?」
146: 2010/04/02(金) 04:11:41.09 ID:CN60Biw0
初春『残りの二人はレベル0の無能力者です』
黒子「そうですの…それならば問題無いですわね」
上条「例外もいるから油断はできないけどな」
初春『そうですね』
初春『とりあえず、犯人の写真はメールで送っておきます』
黒子『お願いしますわ』
黒子「そうですの…それならば問題無いですわね」
上条「例外もいるから油断はできないけどな」
初春『そうですね』
初春『とりあえず、犯人の写真はメールで送っておきます』
黒子『お願いしますわ』
147: 2010/04/02(金) 04:16:09.54 ID:CN60Biw0
初春『それと、犯人の居場所なんですが……』
初春『テレビ局の管理室にハッキングして防犯カメラを見てみたところ』
初春『犯人はお昼の生放送番組のスタジオにいることがわかりました』
黒子「生放送…犯人は12時に要求を伝えると言ってたので…おそらくは……」
上条「ああ、その番組で伝えるんだろうな」
黒子「宗教の宣伝も兼ねてってことですわね」
上条「まあ、逆効果だとは思うけどな」
初春『テレビ局の管理室にハッキングして防犯カメラを見てみたところ』
初春『犯人はお昼の生放送番組のスタジオにいることがわかりました』
黒子「生放送…犯人は12時に要求を伝えると言ってたので…おそらくは……」
上条「ああ、その番組で伝えるんだろうな」
黒子「宗教の宣伝も兼ねてってことですわね」
上条「まあ、逆効果だとは思うけどな」
148: 2010/04/02(金) 04:21:17.78 ID:CN60Biw0
初春『人質は生放送番組のカメラマンやADを除いて、全て別のスタジオに隔離されています』
初春『おそらくキャパシティダウンが使われているかと……』
黒子「キャパシティダウン…あれは嫌いですわ……」
初春『とりあえず、今判ることはこのぐらいです』
上条「ああ、ありがとな。ここまで判れば十分だぜ」
初春『おそらくキャパシティダウンが使われているかと……』
黒子「キャパシティダウン…あれは嫌いですわ……」
初春『とりあえず、今判ることはこのぐらいです』
上条「ああ、ありがとな。ここまで判れば十分だぜ」
149: 2010/04/02(金) 04:33:58.45 ID:CN60Biw0
上条「とりあえず、俺と白井が裏から侵入して犯人の拘束と人質の解放をするってことで良いか?」
黒子「そうですわね。警備員はここで犯人の注意を引きつけつつ睨みあいをしてくださいまし」
黄泉川「ああ、わかった。とっとと終わらせて美味い酒でも飲みに行こうじゃん」
上条「ああ」
黒子「そうですわね」
黒子「そうですわね。警備員はここで犯人の注意を引きつけつつ睨みあいをしてくださいまし」
黄泉川「ああ、わかった。とっとと終わらせて美味い酒でも飲みに行こうじゃん」
上条「ああ」
黒子「そうですわね」
150: 2010/04/02(金) 05:01:17.62 ID:CN60Biw0
上条「…ここが裏口か」
黒子「ドアは鍵がかかってるようですわね」
黒子「ここは私が先に中へテレポートして解錠しますわ」
上条「ああ、頼むぜ」
ヒュンッ
黒子「ドアは鍵がかかってるようですわね」
黒子「ここは私が先に中へテレポートして解錠しますわ」
上条「ああ、頼むぜ」
ヒュンッ
151: 2010/04/02(金) 05:04:32.48 ID:CN60Biw0
ガチャン
黒子「あともう一つ下にありますわね…ん?」
上条「……!……!!」
黒子「…何を言ってますの?」
上条「…らい!…しろ!!」
上条「白井!後ろ!!」
黒子「!?」
黒子「あともう一つ下にありますわね…ん?」
上条「……!……!!」
黒子「…何を言ってますの?」
上条「…らい!…しろ!!」
上条「白井!後ろ!!」
黒子「!?」
152: 2010/04/02(金) 06:38:00.76 ID:CN60Biw0
ザシュ
黒子「っ!?」
ヒュンッ
黒子「着ぐるみ…ですの?」
着ぐるみ「……」
黒子「斧を持ったゲコ太の着ぐるみなんて悪趣味ですわね……」
黒子(お姉様でしたら、それでも歓喜の声を上げそうですけど……)
黒子「っ!?」
ヒュンッ
黒子「着ぐるみ…ですの?」
着ぐるみ「……」
黒子「斧を持ったゲコ太の着ぐるみなんて悪趣味ですわね……」
黒子(お姉様でしたら、それでも歓喜の声を上げそうですけど……)
153: 2010/04/02(金) 06:53:21.20 ID:CN60Biw0
着ぐるみ「……」
ザッザッザッザ…
黒子「あの斧は厄介ですわね」
黒子「不本意ですがこれ(鉄矢)を腕にテレポートさせて……」
ヒュンッ
ドスッ
着ぐるみ「……」
ザッザッザッザ…
黒子「!?」
ザッザッザッザ…
黒子「あの斧は厄介ですわね」
黒子「不本意ですがこれ(鉄矢)を腕にテレポートさせて……」
ヒュンッ
ドスッ
着ぐるみ「……」
ザッザッザッザ…
黒子「!?」
154: 2010/04/02(金) 06:55:29.92 ID:CN60Biw0
黒子「なぜ武器を放さないんですの?」
黒子「それよりも痛がるそぶりを見せませんわ……」
着ぐるみ「……」
黒子「もしかして……」
黒子「人形使い!?」
黒子「それよりも痛がるそぶりを見せませんわ……」
着ぐるみ「……」
黒子「もしかして……」
黒子「人形使い!?」
155: 2010/04/02(金) 07:09:26.43 ID:CN60Biw0
黒子(能力者を叩かないと意味が無さそうですわね……)
黒子(まずは能力者を探さないといけませんわね……)
着ぐるみ「……」
ザッザッザッザ…
黒子(レベル2程度の能力者なら、そう離れた場所で操作できないはずですわ)
着ぐるみ「……」
グワッ
黒子(まずは能力者を探さないといけませんわね……)
着ぐるみ「……」
ザッザッザッザ…
黒子(レベル2程度の能力者なら、そう離れた場所で操作できないはずですわ)
着ぐるみ「……」
グワッ
156: 2010/04/02(金) 07:16:14.78 ID:CN60Biw0
ヒュンッ
人形使い(また消えた!)
人形使い(どこ?どこにいるの?)
黒子(助かりましたわ。吹き抜けになってるお陰で上空から一望できますの)
黒子(見つけましたわ!)
人形使い(また消えた!)
人形使い(どこ?どこにいるの?)
黒子(助かりましたわ。吹き抜けになってるお陰で上空から一望できますの)
黒子(見つけましたわ!)
157: 2010/04/02(金) 07:21:41.60 ID:CN60Biw0
人形使い(どこに……)
ヒュンッ
人形使い「!?」
人形使い「後ろ!?」
ドスッ
黒子「残念でしたわね」
ヒュンッ
人形使い「!?」
人形使い「後ろ!?」
ドスッ
黒子「残念でしたわね」
158: 2010/04/02(金) 07:24:44.02 ID:CN60Biw0
黒子「拘束させていただきますわ」
ヒュンッ
ドスッドスッドスッ…
人形使い「くっ!」
ヒュンッ
ドスッドスッドスッ…
人形使い「くっ!」
159: 2010/04/02(金) 07:28:45.90 ID:CN60Biw0
着ぐるみ「……」
ザッザッザッザ……
黒子「あれ、邪魔ですわね」
黒子「止めてくださいな」
人形使い「誰が止めるか!」
黒子「止めていただけないなら、これ(鉄矢)を体内にテレポートさせますわよ」
人形使い「くっ……」
ザッザッザッザ……
黒子「あれ、邪魔ですわね」
黒子「止めてくださいな」
人形使い「誰が止めるか!」
黒子「止めていただけないなら、これ(鉄矢)を体内にテレポートさせますわよ」
人形使い「くっ……」
160: 2010/04/02(金) 08:00:18.93 ID:CN60Biw0
着ぐるみ「……」
ピタッ
カランカラン…
黒子「止まりましたわね」
黒子「この武器は危ないのでテレポートさせておきますわ」
ヒュンッ
黒子「あなたは外の警備員に引き渡します」
人形使い「くそっ……」
ピタッ
カランカラン…
黒子「止まりましたわね」
黒子「この武器は危ないのでテレポートさせておきますわ」
ヒュンッ
黒子「あなたは外の警備員に引き渡します」
人形使い「くそっ……」
161: 2010/04/02(金) 08:02:25.98 ID:CN60Biw0
黒子「お待たせしましたの」
黒子「今、開けますわ」
ガチャ
上条「白井!大丈夫か!!」
黒子「ええ、この程度なら相手にもなりませんわ」
黒子「今、開けますわ」
ガチャ
上条「白井!大丈夫か!!」
黒子「ええ、この程度なら相手にもなりませんわ」
202: 2010/04/02(金) 23:43:12.60 ID:CN60Biw0
上条「さてと、残るは4人だな」
黒子「能力者は二人ですわね」
上条「…っと、2階に着いたな」
黒子「人質がいる階はこの上の階ですわね」
黒子「…ですが、先にこの階の音響室でキャパシティダウンを解除した方が良いですの」
上条「演算能力を阻害する装置だっけか?」
黒子「ええ」
黒子「今では小型化してデータを再生するだけで通常の音響機器を通じて使うことができるみたいですわ」
黒子「能力者は二人ですわね」
上条「…っと、2階に着いたな」
黒子「人質がいる階はこの上の階ですわね」
黒子「…ですが、先にこの階の音響室でキャパシティダウンを解除した方が良いですの」
上条「演算能力を阻害する装置だっけか?」
黒子「ええ」
黒子「今では小型化してデータを再生するだけで通常の音響機器を通じて使うことができるみたいですわ」
203: 2010/04/02(金) 23:48:18.55 ID:CN60Biw0
黒子「おそらく今回は音響機器を通じて特定の部屋だけにキャパシティダウンを使ってるみたいですの」
上条「じゃあ、そのデータの入ってる媒体を破壊すれば済むってことか」
黒子「そういうことになりますわね」
上条「わかった。それじゃあ、ここからは別れて行動しよう」
上条「白井はキャパシティダウンの破壊、俺は人質の解放をする」
黒子「わかりましたわ」
上条「じゃあ、そのデータの入ってる媒体を破壊すれば済むってことか」
黒子「そういうことになりますわね」
上条「わかった。それじゃあ、ここからは別れて行動しよう」
上条「白井はキャパシティダウンの破壊、俺は人質の解放をする」
黒子「わかりましたわ」
204: 2010/04/03(土) 02:05:39.17 ID:FJwmbJs0
上条「人質のいる部屋はDスタジオだったよな?」
黒子「ええ。既に初春がロックを解除しているはずですの」
上条「わかった。とりあえずキャパシティダウンの破壊が完了したら連絡してくれ」
黒子「了解ですの」
黒子「ええ。既に初春がロックを解除しているはずですの」
上条「わかった。とりあえずキャパシティダウンの破壊が完了したら連絡してくれ」
黒子「了解ですの」
207: 2010/04/03(土) 02:08:14.65 ID:FJwmbJs0
上条「…ふぅ、ここが3階か」
上条「たしかDスタジオはこの奥だったよな」
上条「見張りもいないみたいだし、このまま行くか」
…ズズ
上条「!?」
バキッ
上条「たしかDスタジオはこの奥だったよな」
上条「見張りもいないみたいだし、このまま行くか」
…ズズ
上条「!?」
バキッ
208: 2010/04/03(土) 02:12:11.00 ID:FJwmbJs0
上条「…っつ!」
上条「壁から人が!?」
上条「まさか障害無視か?」
障害無視「おやおや、よくご存じで」
障害無視「さすがは私の不意打ちを避けただけはありますね」
上条「壁から人が!?」
上条「まさか障害無視か?」
障害無視「おやおや、よくご存じで」
障害無視「さすがは私の不意打ちを避けただけはありますね」
211: 2010/04/03(土) 02:25:02.94 ID:FJwmbJs0
上条「壁を通過できる能力か。確かに奇襲には向いている能力だな」
障害無視「おやおや、私の能力がその程度の能力だとお思いですか?」
カランカラン
上条「持っていた金属バットを捨てた!?」
障害無視「フフフ。こんな物に頼らなくても、私の能力は応用すればこんなことも出来るんですよ」
ズズズ
上条「!?俺の腕を引っ張って何をするつもりだ!?」
上条「まさか!?」
障害無視「そう。相手を壁に閉じ込めることも出来るんです」
上条「てめぇ!」
障害無視「おやおや、私の能力がその程度の能力だとお思いですか?」
カランカラン
上条「持っていた金属バットを捨てた!?」
障害無視「フフフ。こんな物に頼らなくても、私の能力は応用すればこんなことも出来るんですよ」
ズズズ
上条「!?俺の腕を引っ張って何をするつもりだ!?」
上条「まさか!?」
障害無視「そう。相手を壁に閉じ込めることも出来るんです」
上条「てめぇ!」
212: 2010/04/03(土) 02:26:56.86 ID:FJwmbJs0
障害無視「フフフ。ほら、もう少しで壁ですよ」
上条「コイツ、意外に力が強い!」
障害無視「そぉら!」
上条「!?」
ゴンッ
障害無視「あれ……?」
上条「コイツ、意外に力が強い!」
障害無視「そぉら!」
上条「!?」
ゴンッ
障害無視「あれ……?」
213: 2010/04/03(土) 02:30:41.67 ID:FJwmbJs0
上条(そうか、この右手がコイツの能力を打ち消してるから壁に入らないんだ)
障害無視「えいっ!えいっ!!」
上条「…ということは」
ガシッ
障害無視「!?」
障害無視「髪の毛を掴んで何をするつもりです!?」
上条「こうするんだよ!」
バキッ
障害無視「えいっ!えいっ!!」
上条「…ということは」
ガシッ
障害無視「!?」
障害無視「髪の毛を掴んで何をするつもりです!?」
上条「こうするんだよ!」
バキッ
214: 2010/04/03(土) 02:35:09.18 ID:FJwmbJs0
障害無視「くそっ!ここは一旦壁の向こうに…あれ?」
障害無視「肩から下が入らない……」
上条「残念だったな」
障害無視「私をどうするつもりです!」
障害無視「まさか……」
上条(ニヤリ…)
障害無視「肩から下が入らない……」
上条「残念だったな」
障害無視「私をどうするつもりです!」
障害無視「まさか……」
上条(ニヤリ…)
215: 2010/04/03(土) 03:01:25.95 ID:FJwmbJs0
上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ……!!」
障害無視「ぼげぶげぺぷちゃべはぶらぼらびィえかぴぶあぶたびぎょへ!!」
上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァアアア!!」
障害無視「……」
ズルッ
障害無視「ぼげぶげぺぷちゃべはぶらぼらびィえかぴぶあぶたびぎょへ!!」
上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァアアア!!」
障害無視「……」
ズルッ
217: 2010/04/03(土) 03:05:23.97 ID:FJwmbJs0
上条「壁に入ったまま気絶しちまったか……」
上条「まあ、あとで白井にテレポートで出してもらえばいいか」
上条(そういえば、コイツにとっては俺も白井も相性の悪い相手だったんだよな……)
上条「白井の方は上手くやってるのか?」
上条「まあ、あとで白井にテレポートで出してもらえばいいか」
上条(そういえば、コイツにとっては俺も白井も相性の悪い相手だったんだよな……)
上条「白井の方は上手くやってるのか?」
218: 2010/04/03(土) 03:10:37.04 ID:FJwmbJs0
カタカタカタカタカタカタカタ
トンッ
黒子「これで機器内のデータは削除できましたわね」
黒子「あとは、この元データの入ってるディスクを破壊して……」
パキッ
黒子「…これで完了ですわね」
ポンッ
??「お前、何してるんだブヒッ?」
黒子「!?」
トンッ
黒子「これで機器内のデータは削除できましたわね」
黒子「あとは、この元データの入ってるディスクを破壊して……」
パキッ
黒子「…これで完了ですわね」
ポンッ
??「お前、何してるんだブヒッ?」
黒子「!?」
220: 2010/04/03(土) 03:17:56.65 ID:FJwmbJs0
黒子「あなたは…犯人の一人のレベル0……」
犯人B「そうだブヒッ」
黒子「今すぐ大人しく拘束されるか、気絶したところを警備員に引き渡されるか、好きな方を選びなさい」
犯人B「拘束されるのは嫌だブヒッ」
黒子「そうですの。では少々手荒になりますが勘弁なさいませ」
バキィッ
犯人B「そうだブヒッ」
黒子「今すぐ大人しく拘束されるか、気絶したところを警備員に引き渡されるか、好きな方を選びなさい」
犯人B「拘束されるのは嫌だブヒッ」
黒子「そうですの。では少々手荒になりますが勘弁なさいませ」
バキィッ
222: 2010/04/03(土) 03:40:08.46 ID:FJwmbJs0
上条「痛てて…左手が赤くなっちまってるぜ……」
上条「左手だけで100発ぐらい殴ったからな……」
上条「…っと、Dスタジオはここかな?」
ガチャ
上条「キャパシティダウンは止まってるのか?」
上条「左手だけで100発ぐらい殴ったからな……」
上条「…っと、Dスタジオはここかな?」
ガチャ
上条「キャパシティダウンは止まってるのか?」
223: 2010/04/03(土) 03:43:37.36 ID:FJwmbJs0
上条「とりあえず、人質の縄を外すか」
スルッスルッ
上条「大丈夫ですか?」
人質A「はい、大丈夫です」
人質B「ありがとうございます」
上条「立てますか?」
人質C「はい」
上条「では、誘導しますので裏口から脱出してください」
上条「裏口に警備員がいますので、後は指示に従ってください」
人質D「わかりました」
スルッスルッ
上条「大丈夫ですか?」
人質A「はい、大丈夫です」
人質B「ありがとうございます」
上条「立てますか?」
人質C「はい」
上条「では、誘導しますので裏口から脱出してください」
上条「裏口に警備員がいますので、後は指示に従ってください」
人質D「わかりました」
224: 2010/04/03(土) 03:55:26.52 ID:FJwmbJs0
上条「はい、このままあそこの裏口から逃げてください」
人質E「わかりました。ありがとうございます」
タッタッタッタ…
上条「よし、これで生放送番組のスタジオにいる人質以外は全員脱出したか……」
上条「それにしても、白井の奴、連絡遅いな……」
上条「キャパシティダウンは止まってたみたいだけど……」
上条「もしかして…敵か!?」
人質E「わかりました。ありがとうございます」
タッタッタッタ…
上条「よし、これで生放送番組のスタジオにいる人質以外は全員脱出したか……」
上条「それにしても、白井の奴、連絡遅いな……」
上条「キャパシティダウンは止まってたみたいだけど……」
上条「もしかして…敵か!?」
225: 2010/04/03(土) 03:58:16.23 ID:FJwmbJs0
黒子「キャアアアァァアアアアア!!」
犯人B「ブヒヒヒ、どうしたんだブヒッ?」
黒子「あなた…いったい何をしましたの?」
犯人B「ブヒヒヒ、オデは何もしてないブヒッ」
犯人B「ただ、お前が勝手に痛がってるだけだブヒッ」
犯人B「ブヒヒヒ、どうしたんだブヒッ?」
黒子「あなた…いったい何をしましたの?」
犯人B「ブヒヒヒ、オデは何もしてないブヒッ」
犯人B「ただ、お前が勝手に痛がってるだけだブヒッ」
226: 2010/04/03(土) 04:10:10.90 ID:FJwmbJs0
黒子「あなた…もしかして能力者?」
犯人B「ブヒヒヒヒヒッ、ブヒヒヒヒヒッ!」
黒子「そうなのでしょ、答えなさい!」
犯人B「ブヒヒヒ、そうだブヒッ」
犯人B「オデの能力は感覚共有(フィールシェアー)」
犯人B「オデが触れた相手と一定時間感覚を共有するんだブヒッ」
犯人B「ブヒヒヒヒヒッ、ブヒヒヒヒヒッ!」
黒子「そうなのでしょ、答えなさい!」
犯人B「ブヒヒヒ、そうだブヒッ」
犯人B「オデの能力は感覚共有(フィールシェアー)」
犯人B「オデが触れた相手と一定時間感覚を共有するんだブヒッ」
227: 2010/04/03(土) 04:16:41.52 ID:FJwmbJs0
黒子「つまり…どういうことですの?」
犯人B「お前がオデを攻撃したら、それと同等の痛みをお前が味わうんだブヒッ」
犯人B「能力の効果は約24時間。つまりお前は今日1日オデに攻撃出来ないんだブヒッ」
黒子「そんな……」
犯人B「ブヒヒヒヒヒッ、ブヒヒヒヒヒッ!」
犯人B「お前がオデを攻撃したら、それと同等の痛みをお前が味わうんだブヒッ」
犯人B「能力の効果は約24時間。つまりお前は今日1日オデに攻撃出来ないんだブヒッ」
黒子「そんな……」
犯人B「ブヒヒヒヒヒッ、ブヒヒヒヒヒッ!」
237: 2010/04/03(土) 23:58:31.16 ID:FJwmbJs0
スタジオの防音を利用して
人質のいるスタジオだけにスタジオ内のスピーカーを使って
音響室からキャパシティダウンを流す
というつもりで書いた
20年も経ってるんだから小型化も進んでデータとスピーカーがあれば
あんな馬鹿デカいスピーカー持ち運ばなくても流せるようになってるという設定で
人質のいるスタジオだけにスタジオ内のスピーカーを使って
音響室からキャパシティダウンを流す
というつもりで書いた
20年も経ってるんだから小型化も進んでデータとスピーカーがあれば
あんな馬鹿デカいスピーカー持ち運ばなくても流せるようになってるという設定で
240: 2010/04/04(日) 00:23:28.43 ID:EGn4SBg0
犯人B「ブヒヒヒヒヒ」
カチカチカチッ
黒子「ちょっと!カッターなんて取り出して何をするおつもりですの?」
犯人B「オデはリストカットが趣味なんだブヒッ」
黒子「おやめなさい!」
犯人B「ブヒヒヒヒヒ」
スパッ
黒子「いやぁぁぁあああああ!!」
カチカチカチッ
黒子「ちょっと!カッターなんて取り出して何をするおつもりですの?」
犯人B「オデはリストカットが趣味なんだブヒッ」
黒子「おやめなさい!」
犯人B「ブヒヒヒヒヒ」
スパッ
黒子「いやぁぁぁあああああ!!」
241: 2010/04/04(日) 00:28:00.49 ID:EGn4SBg0
黒子「うぅ……」
犯人B「痛みは感じる直前に視覚で認識することによって、ある程度和らげているんだブヒッ」
犯人B「自信が傷つけられない場合、視覚で認識できないから和らげることが出来ないんだブヒッ」
スパッスパッ
黒子「いやぁぁあああ!あああぁぁぁあああああ!!」
犯人B「痛みは感じる直前に視覚で認識することによって、ある程度和らげているんだブヒッ」
犯人B「自信が傷つけられない場合、視覚で認識できないから和らげることが出来ないんだブヒッ」
スパッスパッ
黒子「いやぁぁあああ!あああぁぁぁあああああ!!」
242: 2010/04/04(日) 00:31:42.74 ID:EGn4SBg0
上条「!?」
上条「あの声は白井!?」
上条「白井ぃぃいいい!!」
タタタタタタッ…
犯人B「仲間が来たようだブヒッ」
黒子「うぅ……」
上条「白井ッ!」
上条「あの声は白井!?」
上条「白井ぃぃいいい!!」
タタタタタタッ…
犯人B「仲間が来たようだブヒッ」
黒子「うぅ……」
上条「白井ッ!」
243: 2010/04/04(日) 00:34:43.38 ID:EGn4SBg0
上条「大丈夫か!白井!!」
黒子「うぅ……」
犯人B「ブヒヒヒッ」
上条「テメェ……」
黒子「うぅ…おやめくださいまし!」
バキッ
犯人B「ブヒヒーン」
ドサッ
黒子「うぅ……」
犯人B「ブヒヒヒッ」
上条「テメェ……」
黒子「うぅ…おやめくださいまし!」
バキッ
犯人B「ブヒヒーン」
ドサッ
244: 2010/04/04(日) 00:37:42.59 ID:EGn4SBg0
黒子「いやぁぁぁあああああ!!」
上条「どうしたんだ!白井!!」
黒子「ああ…ああああ……」
上条「大丈夫か!」
黒子「うぅ…ううう……」
上条「テメェ!白井に何をした!?」
犯人B「ブヒ…ブヒヒ……」
上条「どうしたんだ!白井!!」
黒子「ああ…ああああ……」
上条「大丈夫か!」
黒子「うぅ…ううう……」
上条「テメェ!白井に何をした!?」
犯人B「ブヒ…ブヒヒ……」
245: 2010/04/04(日) 00:53:00.48 ID:EGn4SBg0
黒子「こ…この方の能力は感覚共有……」
黒子「この方が触れた者はこの方が受けた攻撃と同等のダメージを受けるんですの……」
犯人B「そうだブヒッ」
犯人B「約24時間経って能力が切れるか、オデが能力を解除しない限りはずっとだブヒッ」
黒子「!?」
上条「!?」
黒子「この方が触れた者はこの方が受けた攻撃と同等のダメージを受けるんですの……」
犯人B「そうだブヒッ」
犯人B「約24時間経って能力が切れるか、オデが能力を解除しない限りはずっとだブヒッ」
黒子「!?」
上条「!?」
246: 2010/04/04(日) 00:56:27.22 ID:EGn4SBg0
上条「つまり…打ち消すことも可能だってことか……?」
黒子「ええ…絶対とは言い切れませんが……」
上条「白井…ちょっと頼みがある」
上条「~~~~」
黒子「ええ、わかりましたの」
黒子「ええ…絶対とは言い切れませんが……」
上条「白井…ちょっと頼みがある」
上条「~~~~」
黒子「ええ、わかりましたの」
247: 2010/04/04(日) 01:02:45.37 ID:EGn4SBg0
犯人B「何話してるんだブヒッ、お前らは何やっても無駄だブヒッ」
上条「無駄だって!?感覚共有と言ってもテメェもダメージは受けるんだろ!?」
犯人B「でも、そんなことしたらそいつもダメージを受けるブヒッ」
上条「関係ねぇよ!」
犯人B「!?」
黒子「!?」
上条「ああ、今度は全力でいかせてもらうぜ」
上条「無駄だって!?感覚共有と言ってもテメェもダメージは受けるんだろ!?」
犯人B「でも、そんなことしたらそいつもダメージを受けるブヒッ」
上条「関係ねぇよ!」
犯人B「!?」
黒子「!?」
上条「ああ、今度は全力でいかせてもらうぜ」
249: 2010/04/04(日) 01:08:28.23 ID:EGn4SBg0
犯人B「ブヒヒヒヒッ、そいつはさっきから見えない攻撃を何度も受けてるブヒッ」
犯人B「次あたり精神崩壊しちゃうかもしれないブヒッ」
犯人B「それでも良ければいくらでもオデに攻撃するブヒッ」
上条「ああ、じゃあ、お言葉に甘えてさせてもらうぜ」
黒子「おやめくださいまし!」
犯人B「ブヒヒヒヒヒッ!ブヒヒヒヒヒッ!」
上条「いくぜっ!!」
バキィィィイイイイイ
犯人B「次あたり精神崩壊しちゃうかもしれないブヒッ」
犯人B「それでも良ければいくらでもオデに攻撃するブヒッ」
上条「ああ、じゃあ、お言葉に甘えてさせてもらうぜ」
黒子「おやめくださいまし!」
犯人B「ブヒヒヒヒヒッ!ブヒヒヒヒヒッ!」
上条「いくぜっ!!」
バキィィィイイイイイ
250: 2010/04/04(日) 01:20:50.70 ID:EGn4SBg0
犯人B「ブヒヒひっ!ひでぶっ!!」
犯人B(あれ…なんで痛がってないん……)
ドサッ
上条「ふぅ…良い演技だったぜ、白井!」
黒子「もちろんですの」
上条「ああ、お陰であいつは逃げも防ぎもしない良い的になってくれたぜ」
犯人B(あれ…なんで痛がってないん……)
ドサッ
上条「ふぅ…良い演技だったぜ、白井!」
黒子「もちろんですの」
上条「ああ、お陰であいつは逃げも防ぎもしない良い的になってくれたぜ」
251: 2010/04/04(日) 02:34:30.10 ID:EGn4SBg0
黒子「あなたの右手で触って感覚共有を打ち消しつつ、私がそれを隠すように演技をする」
黒子「それによって相手は自ら攻撃を受けに来る」
黒子「あなたにしては良い発想ですの」
上条「『あなたにしては』は余計だ」
黒子「さて、あとは2人でしたわよね」
上条「ああ、4階のスタジオに急ごう」
黒子「それによって相手は自ら攻撃を受けに来る」
黒子「あなたにしては良い発想ですの」
上条「『あなたにしては』は余計だ」
黒子「さて、あとは2人でしたわよね」
上条「ああ、4階のスタジオに急ごう」
252: 2010/04/04(日) 04:21:34.72 ID:EGn4SBg0
タッタッタッタッタ…
黒子「ここですわね」
上条「ああ……」
黒子「先に私が中にテレポートして様子を見てきますわ」
上条「わかった。相手はレベル4の能力者だ、気を抜くなよ」
黒子「もちろんですわ」
ドゴォォン
黒子「!?」
上条「!?」
黒子「ここですわね」
上条「ああ……」
黒子「先に私が中にテレポートして様子を見てきますわ」
上条「わかった。相手はレベル4の能力者だ、気を抜くなよ」
黒子「もちろんですわ」
ドゴォォン
黒子「!?」
上条「!?」
253: 2010/04/04(日) 04:24:48.34 ID:EGn4SBg0
黒子「壁が……」
上条「吹き飛んだ!?」
犯人A「ククク、よく来たな」
上条「こいつは…肉体強化の能力者!?」
犯人A「ほぅ、さすがに能力は知られていたか」
上条「吹き飛んだ!?」
犯人A「ククク、よく来たな」
上条「こいつは…肉体強化の能力者!?」
犯人A「ほぅ、さすがに能力は知られていたか」
254: 2010/04/04(日) 04:34:39.07 ID:EGn4SBg0
犯人A「ちょうど良い。貴様らを軽く捻りつぶして外にいる警備員共の戦意を削いでやる」
犯人A「生放送番組が始まる前の良いウォーミングアップにもなるしな」
黒子「あなたたち…何が目的ですの!?」
犯人A「生放送番組を通じて視聴者を洗脳し、偉大なる教祖様の信者にさせる」
犯人A「人質を取ったのも立てこもりに見せかけるためのフェイクだ」
犯人A「どうせなら身代金という名のお布施も頂きたいところだがな、ククク」
上条「テメェ……」
犯人A「生放送番組が始まる前の良いウォーミングアップにもなるしな」
黒子「あなたたち…何が目的ですの!?」
犯人A「生放送番組を通じて視聴者を洗脳し、偉大なる教祖様の信者にさせる」
犯人A「人質を取ったのも立てこもりに見せかけるためのフェイクだ」
犯人A「どうせなら身代金という名のお布施も頂きたいところだがな、ククク」
上条「テメェ……」
255: 2010/04/04(日) 04:42:32.26 ID:EGn4SBg0
犯人A「おっと、オレの能力は知ってるんだよな」
犯人A「だったら下手に手を出さない方が良いぜ。お前らに勝ち目はないんだからな」
犯人A「じっとしてたら骨折ぐらいで許してやろう」
黒子「あなたは絶対に許しませんわ!」
黒子「こんな事件を引き起こしたことも、私をババァ呼ばわりしたことも!」
犯人A「だったら下手に手を出さない方が良いぜ。お前らに勝ち目はないんだからな」
犯人A「じっとしてたら骨折ぐらいで許してやろう」
黒子「あなたは絶対に許しませんわ!」
黒子「こんな事件を引き起こしたことも、私をババァ呼ばわりしたことも!」
256: 2010/04/04(日) 05:01:01.74 ID:EGn4SBg0
犯人A「そうかい、それなら……」
ブンッ
ヒュン
犯人A「ほぅ、オレのパンチを避けるとは」
犯人A「それがお前の能力か」
黒子「えぇ、勝ち目が無いとも限りませんの」
犯人A「ククク、だがその能力だと逃げるのが精一杯だな」
黒子「こういうことも出来ますわよ」
ヒュン
ブンッ
ヒュン
犯人A「ほぅ、オレのパンチを避けるとは」
犯人A「それがお前の能力か」
黒子「えぇ、勝ち目が無いとも限りませんの」
犯人A「ククク、だがその能力だと逃げるのが精一杯だな」
黒子「こういうことも出来ますわよ」
ヒュン
257: 2010/04/04(日) 05:04:28.08 ID:EGn4SBg0
犯人A「グッ…腕に鉄矢をテレポートさせたか……」
黒子「観念したらどうですの?」
犯人A「…ククク、貴様は何を言ってるんだ?」
犯人A「オレの肉体は銃弾をも弾く肉体」
犯人A「この程度の鉄矢なんぞ…フンッ」
スポンッ
犯人A「力を入れれば簡単に抜けてしまう」
黒子「観念したらどうですの?」
犯人A「…ククク、貴様は何を言ってるんだ?」
犯人A「オレの肉体は銃弾をも弾く肉体」
犯人A「この程度の鉄矢なんぞ…フンッ」
スポンッ
犯人A「力を入れれば簡単に抜けてしまう」
259: 2010/04/04(日) 07:28:05.33 ID:EGn4SBg0
黒子「くっ……」
上条(そうだ!俺の右手で殴れば……)
上条「うぉぉおおお!!」
犯人A「あぁん?」
ブンッ
犯人A「先に貴様が氏にたいのか?」
上条「ダメだ…リーチに差がありすぎて殴る前にやられちまう……」
上条(そうだ!俺の右手で殴れば……)
上条「うぉぉおおお!!」
犯人A「あぁん?」
ブンッ
犯人A「先に貴様が氏にたいのか?」
上条「ダメだ…リーチに差がありすぎて殴る前にやられちまう……」
260: 2010/04/04(日) 07:33:49.76 ID:EGn4SBg0
犯人A「いいだろう。貴様から先にやってやる」
犯人A「食らえっ!」
ブンッ
上条(ダメだ…パンチが速すぎてかわせない……)
バシッ
上条「!?」
犯人A「!?」
犯人A「食らえっ!」
ブンッ
上条(ダメだ…パンチが速すぎてかわせない……)
バシッ
上条「!?」
犯人A「!?」
261: 2010/04/04(日) 07:40:53.11 ID:EGn4SBg0
犯人A「なんだぁ!?オレのパンチを受けとめただと!?」
犯人A「…!?俺の肉体が戻っている!?」
上条(そうか…右手で受け止めたお陰で肉体強化を戻したんだ……)
上条「今だ!白井!!」
黒子「わかってますの!」
ヒュン
犯人A「くそっ!」
ドスッドスッ
犯人A「…!?俺の肉体が戻っている!?」
上条(そうか…右手で受け止めたお陰で肉体強化を戻したんだ……)
上条「今だ!白井!!」
黒子「わかってますの!」
ヒュン
犯人A「くそっ!」
ドスッドスッ
262: 2010/04/04(日) 07:47:10.73 ID:EGn4SBg0
犯人A「危なかったぜ」
犯人A「何が起こったか分からないが、反射的に腕を引いて、もう一度肉体強化をしていなければやられていた……」
犯人A「ククク、残念だったな」
上条「ちっ……」
犯人A「なんだか知らないが、貴様は俺のパンチを受けとめることができるようだな」
犯人A「だが、それもガードされなければ良いだけの話」
犯人A「二度も同じミスはしない」
上条「くそっ……」
犯人A「何が起こったか分からないが、反射的に腕を引いて、もう一度肉体強化をしていなければやられていた……」
犯人A「ククク、残念だったな」
上条「ちっ……」
犯人A「なんだか知らないが、貴様は俺のパンチを受けとめることができるようだな」
犯人A「だが、それもガードされなければ良いだけの話」
犯人A「二度も同じミスはしない」
上条「くそっ……」
263: 2010/04/04(日) 07:48:39.12 ID:EGn4SBg0
上条「白井!一旦退くぞ!!」
黒子「そうですわね!」
タタタタタタッ……
犯人A「ククク、そんなに簡単に逃げれると思うか?」
黒子「そうですわね!」
タタタタタタッ……
犯人A「ククク、そんなに簡単に逃げれると思うか?」
264: 2010/04/04(日) 07:56:22.92 ID:EGn4SBg0
┣¨┣¨┣¨┣¨ドドドッ……
黒子「追って来ましたわ」
上条「あいつ…速いぞ……」
犯人A「オレが強化出来るのは腕の筋肉だけだと思ってたのか?」
犯人A「足の筋肉だって強化出来るんだぜ」
犯人A「今の俺は競走馬とほとんど同じ速さ」
犯人A「そう簡単には逃げられねぇんだよ」
黒子「追って来ましたわ」
上条「あいつ…速いぞ……」
犯人A「オレが強化出来るのは腕の筋肉だけだと思ってたのか?」
犯人A「足の筋肉だって強化出来るんだぜ」
犯人A「今の俺は競走馬とほとんど同じ速さ」
犯人A「そう簡単には逃げられねぇんだよ」
269: 2010/04/05(月) 02:03:28.06 ID:rj7gXyU0
黒子「万事休すですわね……」
上条「ああ…そうだな……」
上条「なあ白井、一か八かで賭けに出たいんだが、協力してくれないか?」
黒子「万に一つでも勝てる方法があるのでしたら協力いたしますわ」
上条「わかった。じゃあ、頼むぜ」
上条「ああ…そうだな……」
上条「なあ白井、一か八かで賭けに出たいんだが、協力してくれないか?」
黒子「万に一つでも勝てる方法があるのでしたら協力いたしますわ」
上条「わかった。じゃあ、頼むぜ」
270: 2010/04/05(月) 02:05:31.97 ID:rj7gXyU0
犯人A「おっと、ようやく逃げ切れないと理解したか」
犯人A「そうだ。大人しくしてれば一瞬で終わらせてやる」
上条「……」
犯人A「まずは、そこの男!貴様からだ!!」
ブンッ
上条「くっ……」
犯人A「そうだ。大人しくしてれば一瞬で終わらせてやる」
上条「……」
犯人A「まずは、そこの男!貴様からだ!!」
ブンッ
上条「くっ……」
271: 2010/04/05(月) 02:07:23.69 ID:rj7gXyU0
ヒュン
ストンッ
犯人A「なんだ、目の前に鉄矢なんか落としやがって、小賢しい真似を」
ガシッ
犯人A「なんだぁ?」
上条「捕まえたぜ」
ストンッ
犯人A「なんだ、目の前に鉄矢なんか落としやがって、小賢しい真似を」
ガシッ
犯人A「なんだぁ?」
上条「捕まえたぜ」
272: 2010/04/05(月) 02:12:42.09 ID:rj7gXyU0
犯人A「くそっ!また肉体強化が戻っていく」
ヒュン
黒子「これでおしまいですの」
バキィィイイ
犯人A「うわっ、うわああ、うわらば!!」
黒子「いくら肉体を強化しても頭は強化できないみたいですわね」
犯人A「くそ…後ろに……」
バタンッ
ヒュン
黒子「これでおしまいですの」
バキィィイイ
犯人A「うわっ、うわああ、うわらば!!」
黒子「いくら肉体を強化しても頭は強化できないみたいですわね」
犯人A「くそ…後ろに……」
バタンッ
273: 2010/04/05(月) 02:15:33.45 ID:rj7gXyU0
上条「…やったか?」
黒子「ええ、気を失ってるみたいですの」
上条「ふぅ…危なかったぜ」
黒子「まさか、あなたと協力して戦うことになるとは……」
上条「ああ、あんときの俺らじゃ想像もつかなかったな」
黒子「…では、この方も拘束しますわね」
上条「ああ、頼む」
黒子「ええ、気を失ってるみたいですの」
上条「ふぅ…危なかったぜ」
黒子「まさか、あなたと協力して戦うことになるとは……」
上条「ああ、あんときの俺らじゃ想像もつかなかったな」
黒子「…では、この方も拘束しますわね」
上条「ああ、頼む」
274: 2010/04/05(月) 02:22:02.20 ID:rj7gXyU0
上条「あと一人だな」
プルルルル、プルルルル…
ピッ
上条「はい」
黄泉川『おう、上条か。外でもう一人も捕まえたじゃん』
上条「外で!?」
黄泉川『ああ、お前が解放した人質に紛れていたじゃん』
黄泉川『どうやら顔のパーツを少し移動することのできる能力の持ち主だったみたいで、すぐには気づかなかったけどな』
上条「そうだったんですか……」
上条「じゃあ、これで全員確保したってことですね」
黄泉川『ああ、お前らは人質を連れて戻って来い』
上条「わかりました」
プルルルル、プルルルル…
ピッ
上条「はい」
黄泉川『おう、上条か。外でもう一人も捕まえたじゃん』
上条「外で!?」
黄泉川『ああ、お前が解放した人質に紛れていたじゃん』
黄泉川『どうやら顔のパーツを少し移動することのできる能力の持ち主だったみたいで、すぐには気づかなかったけどな』
上条「そうだったんですか……」
上条「じゃあ、これで全員確保したってことですね」
黄泉川『ああ、お前らは人質を連れて戻って来い』
上条「わかりました」
276: 2010/04/05(月) 03:34:16.46 ID:rj7gXyU0
ピッ
黒子「どうしましたの?」
上条「ああ、最後の一人の犯人は顔のパーツを移動させて顔を変えることの出来る能力者だったらしい」
上条「どうやらそいつが俺の逃がした人質に紛れて逃げだそうとしていたらしい」
上条「つまり、俺が見逃していたわけだ」
黒子「そうでしたの」
上条「ああ。とりあえず、犯人は全員捕まえたことだし、残りの人質を連れて俺らも戻ろうぜ」
黒子「そうですわね」
黒子「どうしましたの?」
上条「ああ、最後の一人の犯人は顔のパーツを移動させて顔を変えることの出来る能力者だったらしい」
上条「どうやらそいつが俺の逃がした人質に紛れて逃げだそうとしていたらしい」
上条「つまり、俺が見逃していたわけだ」
黒子「そうでしたの」
上条「ああ。とりあえず、犯人は全員捕まえたことだし、残りの人質を連れて俺らも戻ろうぜ」
黒子「そうですわね」
277: 2010/04/05(月) 04:01:06.19 ID:rj7gXyU0
上条「残っていた人質も解放しました」
黄泉川「そうか、御苦労だったじゃん」
上条「じゃあ、俺は事務所に戻ります」
黒子「そうですわね。では、私も……」
ガシッ
黄泉川「今日は美味い酒飲みに行くって話だったじゃん」
上条「えっ!?」
黒子「えっ!?」
黄泉川「そうか、御苦労だったじゃん」
上条「じゃあ、俺は事務所に戻ります」
黒子「そうですわね。では、私も……」
ガシッ
黄泉川「今日は美味い酒飲みに行くって話だったじゃん」
上条「えっ!?」
黒子「えっ!?」
278: 2010/04/05(月) 04:07:21.67 ID:rj7gXyU0
黄泉川「今日は奢りだ!じゃんじゃん飲むじゃん!!」
黒子「は、はい……」
上条「不幸だ……」
小萌「あ、上条ちゃん!来てたんですね~!!」
上条「小萌先生!?」
黒子「は、はい……」
上条「不幸だ……」
小萌「あ、上条ちゃん!来てたんですね~!!」
上条「小萌先生!?」
279: 2010/04/05(月) 05:47:07.69 ID:rj7gXyU0
小萌「おじさん、手羽先一つ」
店主「はいよ」
上条「小萌先生、相変わらずお若いですね」
上条(というより昔より若返ってないか、この人)
小萌「いや~上条ちゃん、おだてても何もでませんよ~」
小萌「おじさん、レバ刺しです」
店主「はいよ」
上条「小萌先生、相変わらずお若いですね」
上条(というより昔より若返ってないか、この人)
小萌「いや~上条ちゃん、おだてても何もでませんよ~」
小萌「おじさん、レバ刺しです」
280: 2010/04/05(月) 06:05:20.19 ID:rj7gXyU0
黄泉川「ほら上条、酒足りてないんじゃねぇのか?」
小萌「そうですよ。もう大人なんだからどんどん飲まないと」
トクトク…
上条「はぁ…あの、嫁が待ってるので今日はそろそろ……」
黄泉川「何言ってんだ?今日はとことん付き合わせるじゃん」
小萌「上条ちゃんのあんな話やこんな話を聞かせてもらいますからね」
黒子「逃がしませんわよ」
上条「ちょっと勘弁…って白井まで出来上ってる!?」
黒子「心配なさらずに。お姉様には私からちゃんと連絡入れておきましたの」
黒子「今日はお姉様の元に無事帰れると思わないでくださいまし」
上条「うわぁぁああ!不幸だぁぁあああ!!」
4部完
小萌「そうですよ。もう大人なんだからどんどん飲まないと」
トクトク…
上条「はぁ…あの、嫁が待ってるので今日はそろそろ……」
黄泉川「何言ってんだ?今日はとことん付き合わせるじゃん」
小萌「上条ちゃんのあんな話やこんな話を聞かせてもらいますからね」
黒子「逃がしませんわよ」
上条「ちょっと勘弁…って白井まで出来上ってる!?」
黒子「心配なさらずに。お姉様には私からちゃんと連絡入れておきましたの」
黒子「今日はお姉様の元に無事帰れると思わないでくださいまし」
上条「うわぁぁああ!不幸だぁぁあああ!!」
4部完
286: 2010/04/05(月) 09:49:38.45 ID:rj7gXyU0
4部おまけ
青子「うぅ……」
麻美「どうしたの?」
青子「木山先生に保健のテストの解答が生々しいと怒られましたの……」
麻美「確かにそうね。アンタ、少しは自主規制しなさい」
青子「自主規制…具体的にどうすれば良いんですの?」
麻美「そうねぇ…例えば、単語の一部を○で隠すとか」
青子「わかりましたわ」
青子「ネコとア○ルが力を合わせて二人の幸せを~♪」
麻美「そこは隠すなぁぁあああ!!」
青子「因みに青子はネコもタチもどちらでもいけますわよ」
麻美「ネコってそっち!?そっちのネコだったの!?」
4部おまけ終
青子「うぅ……」
麻美「どうしたの?」
青子「木山先生に保健のテストの解答が生々しいと怒られましたの……」
麻美「確かにそうね。アンタ、少しは自主規制しなさい」
青子「自主規制…具体的にどうすれば良いんですの?」
麻美「そうねぇ…例えば、単語の一部を○で隠すとか」
青子「わかりましたわ」
青子「ネコとア○ルが力を合わせて二人の幸せを~♪」
麻美「そこは隠すなぁぁあああ!!」
青子「因みに青子はネコもタチもどちらでもいけますわよ」
麻美「ネコってそっち!?そっちのネコだったの!?」
4部おまけ終
302: 2010/04/05(月) 20:50:57.47 ID:rj7gXyU0
>>299-300
サンクス
4部書いててちょっと思ったんだが
台詞が解説っぽくなってる気がした
あと、展開が分かりづらいかな…と
サンクス
4部書いててちょっと思ったんだが
台詞が解説っぽくなってる気がした
あと、展開が分かりづらいかな…と
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