1: 2010/03/29(月) 02:04:57.27 ID:7LT7zy3X0
ハルヒ「こ、この箱の中に……」
ごくり
ハルヒ「……よし、あけよ」
バリバリッ
ハルヒ「!」
ハルヒ「……ほ」
ハルヒ「本物そっくり……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「やばいやばいなんか手が震えてきた」
ハルヒ「あー!あたし絶対普通じゃないわよ!」
ハルヒ「でも」
ハルヒ「……」
ごくり
ハルヒ「……よし、あけよ」
バリバリッ
ハルヒ「!」
ハルヒ「……ほ」
ハルヒ「本物そっくり……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「やばいやばいなんか手が震えてきた」
ハルヒ「あー!あたし絶対普通じゃないわよ!」
ハルヒ「でも」
ハルヒ「……」
4: 2010/03/29(月) 02:14:21.02 ID:7LT7zy3X0
ハルヒ「……」
つんつん
ハルヒ「わ、わ……思ったより肌の質感も本物っぽい……」
なでなで
ハルヒ「ど、どうみてもキョンじゃないの……」
ハルヒ「……」
わなわな
ハルヒ「はぁ……はぁ……」
がばっ
ハルヒ「きょん……んん……」
すりすり
ハルヒ「……むはー」
どきどき
つんつん
ハルヒ「わ、わ……思ったより肌の質感も本物っぽい……」
なでなで
ハルヒ「ど、どうみてもキョンじゃないの……」
ハルヒ「……」
わなわな
ハルヒ「はぁ……はぁ……」
がばっ
ハルヒ「きょん……んん……」
すりすり
ハルヒ「……むはー」
どきどき
6: 2010/03/29(月) 02:35:20.31 ID:7LT7zy3X0
ハルヒ「あー……夢みたい」
ハルヒ「……」
じー
ハルヒ「な、なんか人形ってわかってても恥ずかしくて顔見れない……」
ハルヒ「で、でも、こんなの本物のキョンにできないし」
ハルヒ「うっし」
ハルヒ「じっくりキョンの顔見たろ」
ハルヒ「……」
じー
ハルヒ「わ、睫毛長いんだな……」
じー
ハルヒ「か、顔近いな……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……ちゅっ」
ハルヒ「む、無意識のうちに……」
ハルヒ「……」
じー
ハルヒ「な、なんか人形ってわかってても恥ずかしくて顔見れない……」
ハルヒ「で、でも、こんなの本物のキョンにできないし」
ハルヒ「うっし」
ハルヒ「じっくりキョンの顔見たろ」
ハルヒ「……」
じー
ハルヒ「わ、睫毛長いんだな……」
じー
ハルヒ「か、顔近いな……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……ちゅっ」
ハルヒ「む、無意識のうちに……」
9: 2010/03/29(月) 02:43:01.54 ID:7LT7zy3X0
ハルヒ「唇やわらか……」
ハルヒ「んんっ……ちゅっ……」
ハルヒ「ふむっ……どうひよ……んちゅ……とまんなひ……」
ハルヒ「きょん……んむっ……」
どさっ
ハルヒ「キョン、押し倒しちゃった……んちゅ」
ハルヒ「んん……んちゅぅ……ふぅん」
ぎゅううう
ハルヒ「(きゅーって……きゅーってなるよぉ)」
ハルヒ「んんっ……ちゅっ……」
ハルヒ「ふむっ……どうひよ……んちゅ……とまんなひ……」
ハルヒ「きょん……んむっ……」
どさっ
ハルヒ「キョン、押し倒しちゃった……んちゅ」
ハルヒ「んん……んちゅぅ……ふぅん」
ぎゅううう
ハルヒ「(きゅーって……きゅーってなるよぉ)」
29: 2010/03/29(月) 03:33:28.82 ID:7LT7zy3X0
ハルヒ「おやすみ、きょん……ちゅっ」
ハルヒ「んちゅっ……んちゅぅ……」
~翌朝~
ハルヒ「結局朝までいちゃいちゃしちゃった……」
ハルヒ「むにゃ……」
すりすり
ハルヒ「zzz……」
ハルヒ「んちゅっ……んちゅぅ……」
~翌朝~
ハルヒ「結局朝までいちゃいちゃしちゃった……」
ハルヒ「むにゃ……」
すりすり
ハルヒ「zzz……」
36: 2010/03/29(月) 03:43:41.48 ID:7LT7zy3X0
~数日後~
キョン「あれ?」
谷口「どうしたんだよ」
キョン「俺のTシャツとYシャツが見当たらん」
谷口「はあ?もうすぐ次の授業始まっちまうぞ」
キョン「さっき水を飲みに行く前まであったんだが」
谷口「なんだそりゃ」
キョン「参ったな……ハルヒ、ここにあった俺の服、知らんか?」
ハルヒ「そんなもんあたしが知るわけないでしょ!」
キョン「やれやれ仕方ない、今日はこのままジャージで過ごすか」
ハルヒ「(やっちゃった……一線を越えてしまった……)」
キョン「あれ?」
谷口「どうしたんだよ」
キョン「俺のTシャツとYシャツが見当たらん」
谷口「はあ?もうすぐ次の授業始まっちまうぞ」
キョン「さっき水を飲みに行く前まであったんだが」
谷口「なんだそりゃ」
キョン「参ったな……ハルヒ、ここにあった俺の服、知らんか?」
ハルヒ「そんなもんあたしが知るわけないでしょ!」
キョン「やれやれ仕方ない、今日はこのままジャージで過ごすか」
ハルヒ「(やっちゃった……一線を越えてしまった……)」
43: 2010/03/29(月) 04:03:03.73 ID:7LT7zy3X0
~ハルヒ宅~
ハルヒ「んん」
くんくん
ハルヒ「……はにゃぁ」
すりすり
ハルヒ「これやばい……切なくなっちゃう……」
くんくん
ハルヒ「きょんのにおい……きょんのにおい……」
ハルヒ「んん」
くんくん
ハルヒ「……はにゃぁ」
すりすり
ハルヒ「これやばい……切なくなっちゃう……」
くんくん
ハルヒ「きょんのにおい……きょんのにおい……」
269: 2010/03/30(火) 15:37:47.38 ID:s+JXiSXn0
キョン「今日もハルヒは休みか」
国木田「最近ちょっと様子がおかしかったけど体調が悪かったのかな?」
谷口「おいおい、涼宮がおかしいのはいつもの事だろう?」
キョン「黙れ谷口」
谷口「お、怒るなよキョン。そんなに心配なら涼宮の家に行けば良いじゃねぇか」
キョン「あいにく俺はハルヒの家を知らん」
谷口「なら東中の奴に聞けば…」
キョン「じゃあ教えてくれ谷口。知ってるんだろう?」
谷口「わかったよ…ったく、付き合ってんなら普通家くらい知ってるだろうよ…」
キョン「と言うわけで今日はハルヒのとこに行くから」
長門「そう…気をつけて」
キョン「ん?何か言ったか?」
長門「なにも」
キョン「そうか」
長門「そう…」
国木田「最近ちょっと様子がおかしかったけど体調が悪かったのかな?」
谷口「おいおい、涼宮がおかしいのはいつもの事だろう?」
キョン「黙れ谷口」
谷口「お、怒るなよキョン。そんなに心配なら涼宮の家に行けば良いじゃねぇか」
キョン「あいにく俺はハルヒの家を知らん」
谷口「なら東中の奴に聞けば…」
キョン「じゃあ教えてくれ谷口。知ってるんだろう?」
谷口「わかったよ…ったく、付き合ってんなら普通家くらい知ってるだろうよ…」
キョン「と言うわけで今日はハルヒのとこに行くから」
長門「そう…気をつけて」
キョン「ん?何か言ったか?」
長門「なにも」
キョン「そうか」
長門「そう…」
270: 2010/03/30(火) 16:02:54.60 ID:s+JXiSXn0
キョン「ここがハルヒの家か…」
ピンポーン
『はい』
キョン「あ、ハルヒさんの同級生ですけど…」
『ちょっと待ってくださいね』
ガチャ
キョン「あ、こんにちは(おお…ハルヒそっくりだ)」
ハルヒ母「ごめんなさいね、体調悪くて出て来れないみたいだから」
キョン「そうですか…これ、休んでる間に配られたプリントです」
ハルヒ母「ありがとう。もしかして君がキョンくん?」
キョン「そうですけど?」
ハルヒ母「あの子こと、これからもよろしくお願いしますね」
キョン「は、はぁ…」
キョン「結局ハルヒには会えなかったな」
キョン「ま、明日くらいには元気になってるだろうさ」
ピンポーン
『はい』
キョン「あ、ハルヒさんの同級生ですけど…」
『ちょっと待ってくださいね』
ガチャ
キョン「あ、こんにちは(おお…ハルヒそっくりだ)」
ハルヒ母「ごめんなさいね、体調悪くて出て来れないみたいだから」
キョン「そうですか…これ、休んでる間に配られたプリントです」
ハルヒ母「ありがとう。もしかして君がキョンくん?」
キョン「そうですけど?」
ハルヒ母「あの子こと、これからもよろしくお願いしますね」
キョン「は、はぁ…」
キョン「結局ハルヒには会えなかったな」
キョン「ま、明日くらいには元気になってるだろうさ」
297: 2010/03/30(火) 23:31:03.18 ID:s+JXiSXn0
古泉「それで、今日も涼宮さんはお休みですか?」
キョン「ああ…おまえは何か知らんのか古泉」
古泉「いえ、全く。報告する事と言えば閉鎖空間は発生しておらず、涼宮さんは非常に安定してるって事くらいですか」
キョン「そうか」
みくる「どうしちゃったんでしょう涼宮さん…」
キョン「長門、お前は何か知らないか?」
長門「涼宮ハルヒが自宅を中心に障壁を張っているため確認できない」
キョン「ん?障壁?なんでそんなものをわざわざハルヒが?」
長門「分からない」
キョン「うーん…」
みくる「キョンくん、落ち込んでますね」ボソボソ
古泉「コレを気に二人の仲が進展するといいんですがね」ボソボソ
298: 2010/03/30(火) 23:32:31.95 ID:s+JXiSXn0
ハルヒ「はぁはぁ…やっぱり人形なんかじゃダメ…」
ハルヒ「自分から抱きつくんじゃなくて、抱きしめられたい…」
ハルヒ「でも…今のあたしをキョンが見たら絶対引くよね…」
ハルヒ「ねぇ、キョンはあたしの事…好き…?」
ハルヒ「はぁ…っん…はぁはぁ…」
ハルヒ「いいよぉ…キョンだいすきぃ…」
キョン「うーん…なんかこう、体がだるいな」
古泉「お疲れのようですね、僕がマッサージでもしましょうか?」
キョン「ありがたくお断りさせていただく」
古泉「んふ、残念です」
長門「…」
みくる「どうかしましたか、長門さん?」
長門「なんでもない」
キョン「すまん、今日はもう帰る」
古泉「では今日は解散しましょう」
ハルヒ「自分から抱きつくんじゃなくて、抱きしめられたい…」
ハルヒ「でも…今のあたしをキョンが見たら絶対引くよね…」
ハルヒ「ねぇ、キョンはあたしの事…好き…?」
ハルヒ「はぁ…っん…はぁはぁ…」
ハルヒ「いいよぉ…キョンだいすきぃ…」
キョン「うーん…なんかこう、体がだるいな」
古泉「お疲れのようですね、僕がマッサージでもしましょうか?」
キョン「ありがたくお断りさせていただく」
古泉「んふ、残念です」
長門「…」
みくる「どうかしましたか、長門さん?」
長門「なんでもない」
キョン「すまん、今日はもう帰る」
古泉「では今日は解散しましょう」
300: 2010/03/30(火) 23:33:58.70 ID:s+JXiSXn0
ハルヒ「キョン…おきて、キョン」
キョン「ん…ハルヒ…?」
ハルヒ「ああ、本当にキョンだ!」
キョン「一体なにがどうなって…」
ハルヒ「ねぇキョン、いつもみたいにぎゅ…ってして?」
キョン「いつもみたいに?何を言って」
ギュウ
キョン「!?」
ハルヒ「ふぅ…ん…気持ちいいよキョン」
キョン「(一体何がどうなってる?ここはどこだ?閉鎖空間か?)」
ハルヒ「次は…チューして?」
キョン「ああ(な!?何言ってんだ俺は!って、体が言う事聞かん)」
ハルヒ「はぅ…む…ちゅ…」
キョン「(な、なんて顔してんだハルヒの奴…いかん、頭を冷やせ俺!)」
ハルヒ「本当はね、人の目なんて気にしないでキョンと毎日こんな風にしたいんだよ?」
キョン「(コレは夢だ…じゃなきゃハルヒがこんな弱弱しくて守りたくなるような表情するはずが無い…)」
キョン「(これは夢だこれは夢だこれは夢だこれは夢だ)」
ハルヒ「キョン…大好き…」
ブツン
キョン「ん…ハルヒ…?」
ハルヒ「ああ、本当にキョンだ!」
キョン「一体なにがどうなって…」
ハルヒ「ねぇキョン、いつもみたいにぎゅ…ってして?」
キョン「いつもみたいに?何を言って」
ギュウ
キョン「!?」
ハルヒ「ふぅ…ん…気持ちいいよキョン」
キョン「(一体何がどうなってる?ここはどこだ?閉鎖空間か?)」
ハルヒ「次は…チューして?」
キョン「ああ(な!?何言ってんだ俺は!って、体が言う事聞かん)」
ハルヒ「はぅ…む…ちゅ…」
キョン「(な、なんて顔してんだハルヒの奴…いかん、頭を冷やせ俺!)」
ハルヒ「本当はね、人の目なんて気にしないでキョンと毎日こんな風にしたいんだよ?」
キョン「(コレは夢だ…じゃなきゃハルヒがこんな弱弱しくて守りたくなるような表情するはずが無い…)」
キョン「(これは夢だこれは夢だこれは夢だこれは夢だ)」
ハルヒ「キョン…大好き…」
ブツン
303: 2010/03/30(火) 23:40:01.92 ID:s+JXiSXn0
キョン「はは…本当に起きちまった…」
ガンッ!
キョン「くそ!なんだあれは!つーか今何時だよ!」
キョン「夢…じゃないな…感触が残ってる…」
キョン「いつかの閉鎖空間の時と同じ感覚だ」
キョン「ハルヒ…おまえ一体どうしちまったんだ?」
国木田「今日も涼宮さん休みみたいだよ?」
キョン「だろうな」
国木田「何か知ってるのかい?」
キョン「ちょっと風邪が長引いてるだけさ」
谷口「涼宮が風邪って…マジかよ」
キョン「谷口、ハルヒは言動は過激だが中身はいたって普通の…」
谷口「どうした?」
キョン「いや、なんでもない。あいつだって風邪くらいひくさ」
谷口「そうかい」
ガンッ!
キョン「くそ!なんだあれは!つーか今何時だよ!」
キョン「夢…じゃないな…感触が残ってる…」
キョン「いつかの閉鎖空間の時と同じ感覚だ」
キョン「ハルヒ…おまえ一体どうしちまったんだ?」
国木田「今日も涼宮さん休みみたいだよ?」
キョン「だろうな」
国木田「何か知ってるのかい?」
キョン「ちょっと風邪が長引いてるだけさ」
谷口「涼宮が風邪って…マジかよ」
キョン「谷口、ハルヒは言動は過激だが中身はいたって普通の…」
谷口「どうした?」
キョン「いや、なんでもない。あいつだって風邪くらいひくさ」
谷口「そうかい」
306: 2010/03/30(火) 23:52:40.87 ID:s+JXiSXn0
昼休み部室
キョン「よう、長門と古泉」
長門「…」
古泉「こんにちは」
キョン「俺が何を言おうとしてるかわかるだろ?」
古泉「なんのことでしょう?」
ガッ
キョン「ふざけるな!今日の早朝、閉鎖空間が発生したはずだ!」
古泉「ま、待ってください!それは本当ですか!」
キョン「まだとぼける気かこの…ってまただ…すまん古泉」
古泉「いえ、寝不足のようですが、どうかされたのですか?」
キョン「いや、ちょっと変な夢を見ただけだ…」
古泉「長門さん、何かご存知ですか?」
長門「閉鎖空間は発生していない。それ以上は今の私には分からない」
キョン「そうか…すまん二人とも」
古泉「よろしかったら詳しくお話をお聞かせ願います」
キョン「いや、体調不良に寝不足で頭が回らないだけだ…今日は早退する」
キョン「よう、長門と古泉」
長門「…」
古泉「こんにちは」
キョン「俺が何を言おうとしてるかわかるだろ?」
古泉「なんのことでしょう?」
ガッ
キョン「ふざけるな!今日の早朝、閉鎖空間が発生したはずだ!」
古泉「ま、待ってください!それは本当ですか!」
キョン「まだとぼける気かこの…ってまただ…すまん古泉」
古泉「いえ、寝不足のようですが、どうかされたのですか?」
キョン「いや、ちょっと変な夢を見ただけだ…」
古泉「長門さん、何かご存知ですか?」
長門「閉鎖空間は発生していない。それ以上は今の私には分からない」
キョン「そうか…すまん二人とも」
古泉「よろしかったら詳しくお話をお聞かせ願います」
キョン「いや、体調不良に寝不足で頭が回らないだけだ…今日は早退する」
309: 2010/03/31(水) 00:00:29.95 ID:IXYzy96p0
キョン「帰ってきたは良いが、本当に頭が回らないぞ…」
キョン「寝るか…」
ハルヒ「ご、ごめんね、今はジャージしかないの」
キョン「…?」
ハルヒ「出来たらアンタの服を持ってきてあげたいんだけど…」
ハルヒ「ズボンと下着なんて持ってこれるチャンスなんて無いし…」
キョン「(何を言ってるんだ…ハルヒは…)」
ハルヒ「キョンに直接こんなこと言ったら嫌われちゃうよね?」
キョン「(誰に話しかけてるんだ…)」
ハルヒ「ねぇ、キョンはどうしたら良いと思う?」
キョン「うわあぁ!」
ガバッ
キョン「またアレか…しかしなんでハルヒが俺に俺の話をしてるんだ?」
キョン「だいぶ頭は回るようになってきたな…ハルヒに会いに行ってみるか」
キョン「寝るか…」
ハルヒ「ご、ごめんね、今はジャージしかないの」
キョン「…?」
ハルヒ「出来たらアンタの服を持ってきてあげたいんだけど…」
ハルヒ「ズボンと下着なんて持ってこれるチャンスなんて無いし…」
キョン「(何を言ってるんだ…ハルヒは…)」
ハルヒ「キョンに直接こんなこと言ったら嫌われちゃうよね?」
キョン「(誰に話しかけてるんだ…)」
ハルヒ「ねぇ、キョンはどうしたら良いと思う?」
キョン「うわあぁ!」
ガバッ
キョン「またアレか…しかしなんでハルヒが俺に俺の話をしてるんだ?」
キョン「だいぶ頭は回るようになってきたな…ハルヒに会いに行ってみるか」
310: 2010/03/31(水) 00:08:30.10 ID:IXYzy96p0
キョン「随分寝たかと思ってたらほんの数十分なんだな」
キョン「さて、着替えて行くか」
キョン「またぼーっとしてきたな…あれ…なんでおれ服なんか持ってきてるんだ…」
キョン「まぁいいか」
ピンポーン
キョン「反応無しか…そりゃ昼間だしな」
『はい』
キョン「その声は…ハルヒか」
『キョン?ちょ、ちょっと待ってなさい』
ガチャ
ハルヒ「どうしたの?お見舞いなら結構よ」
キョン「いや、様子を見に…えらい軽装だな」
ハルヒ「別にあたしの勝手じゃない、ここじゃ何だから入りなさい」
キョン「良いのか?」
ハルヒ「アンタは病人に玄関先で長話させる気?」
キョン「さて、着替えて行くか」
キョン「またぼーっとしてきたな…あれ…なんでおれ服なんか持ってきてるんだ…」
キョン「まぁいいか」
ピンポーン
キョン「反応無しか…そりゃ昼間だしな」
『はい』
キョン「その声は…ハルヒか」
『キョン?ちょ、ちょっと待ってなさい』
ガチャ
ハルヒ「どうしたの?お見舞いなら結構よ」
キョン「いや、様子を見に…えらい軽装だな」
ハルヒ「別にあたしの勝手じゃない、ここじゃ何だから入りなさい」
キョン「良いのか?」
ハルヒ「アンタは病人に玄関先で長話させる気?」
312: 2010/03/31(水) 00:19:14.15 ID:IXYzy96p0
キョン「お邪魔します。りょ、両親は?」
ハルヒ「うち共働きだから、二人とも夜遅くまで帰ってこないわ」
キョン「そうか…しかし元気そうだなハルヒ」
ハルヒ「そう?」
キョン「ああ、病人らしくないな。なにかあったのか?」
ハルヒ「別に、ただの気まぐれよ。来週からちゃんと行くわよ」
キョン「そうか、なら安心だ」
ハルヒ「ところでキョン、アンタのそのバッグなに?」
キョン「ああ、これか…なんだっけか」
ハルヒ「キョン大丈夫?顔色悪いわよ?」
キョン「ああ、今日は体調悪くて早退したんだった…すまん帰るわ」
ハルヒ「ついて行けないけど気をつけてよ?」
キョン「大丈夫さ、じゃあ帰るな」
ハルヒ「うん…」
ハルヒ「うち共働きだから、二人とも夜遅くまで帰ってこないわ」
キョン「そうか…しかし元気そうだなハルヒ」
ハルヒ「そう?」
キョン「ああ、病人らしくないな。なにかあったのか?」
ハルヒ「別に、ただの気まぐれよ。来週からちゃんと行くわよ」
キョン「そうか、なら安心だ」
ハルヒ「ところでキョン、アンタのそのバッグなに?」
キョン「ああ、これか…なんだっけか」
ハルヒ「キョン大丈夫?顔色悪いわよ?」
キョン「ああ、今日は体調悪くて早退したんだった…すまん帰るわ」
ハルヒ「ついて行けないけど気をつけてよ?」
キョン「大丈夫さ、じゃあ帰るな」
ハルヒ「うん…」
313: 2010/03/31(水) 00:32:07.35 ID:IXYzy96p0
キョン「あれ…なんで俺外に…ダメだ…またクラクラしてきた…」
キョン「おかしいな…さっきまで…なんとも…なかっ…」
ドサ
ハルヒ「うふふふ…この格好、二人きりで市内探索に行った時のだね」
ハルヒ「まさかキョンから服を持ってきてくれるなんて思わなかったよ」
ハルヒ「だからね、あたしもその時の服装に着替えちゃった」
ハルヒ「それにキョンが似合うって言ってくれたポニーテールにもしたんだよ?」
ハルヒ「このまま後ろから抱きしめて…キョン」
ぎゅう
ハルヒ「うふふ…キョンの匂いがする…」
ブツン
キョン「うう…」
「お目覚めになられましたか?」
キョン「ここは…車…?」
「道端で倒れたの発見したんですよ。ちょっと焦りました」
キョン「ありがとうございます…森さん、新川さん」
キョン「おかしいな…さっきまで…なんとも…なかっ…」
ドサ
ハルヒ「うふふふ…この格好、二人きりで市内探索に行った時のだね」
ハルヒ「まさかキョンから服を持ってきてくれるなんて思わなかったよ」
ハルヒ「だからね、あたしもその時の服装に着替えちゃった」
ハルヒ「それにキョンが似合うって言ってくれたポニーテールにもしたんだよ?」
ハルヒ「このまま後ろから抱きしめて…キョン」
ぎゅう
ハルヒ「うふふ…キョンの匂いがする…」
ブツン
キョン「うう…」
「お目覚めになられましたか?」
キョン「ここは…車…?」
「道端で倒れたの発見したんですよ。ちょっと焦りました」
キョン「ありがとうございます…森さん、新川さん」
317: 2010/03/31(水) 01:12:59.60 ID:IXYzy96p0
森「しかしどうして道端で倒れてたのですか?」
キョン「急に頭がクラクラして…その前から体調は悪かったんですが」
新川「病院に向かったほうがよろしいですかな」
キョン「いえ、そこまで悪くないんで…ちょっと寝不足もあったんでそれが原因かと」
森「なんにせよ、無理をなさらないでください。貴方に何かあったら涼宮さんが悲しみますから」
キョン「はい…すみません」
森「そういえば涼宮さんのお宅に居たようですが、どうでしたか?」
キョン「別に変わったところはありませんでしたよ。気まぐれで休んだだけみたいです」
森「そうですか、それを聞いて安心しました」
新川「着きましたぞ」
キョン「ありがとうございます」
森「何かあれば古泉に連絡してください」
キョン「はい、本当に何から何まですみません」
キョン「急に頭がクラクラして…その前から体調は悪かったんですが」
新川「病院に向かったほうがよろしいですかな」
キョン「いえ、そこまで悪くないんで…ちょっと寝不足もあったんでそれが原因かと」
森「なんにせよ、無理をなさらないでください。貴方に何かあったら涼宮さんが悲しみますから」
キョン「はい…すみません」
森「そういえば涼宮さんのお宅に居たようですが、どうでしたか?」
キョン「別に変わったところはありませんでしたよ。気まぐれで休んだだけみたいです」
森「そうですか、それを聞いて安心しました」
新川「着きましたぞ」
キョン「ありがとうございます」
森「何かあれば古泉に連絡してください」
キョン「はい、本当に何から何まですみません」
318: 2010/03/31(水) 01:19:17.43 ID:IXYzy96p0
夜
ハルヒ「今日はちょっと寒いけど、こうするのも悪くないわね」
キョン「(な…!裸じゃねぇか!)」
ハルヒ「うふふ…キョン赤くなってる」
キョン「(いや、お前が言うな。というか恥ずかしくないのか)」
ハルヒ「もう、恥ずかしいに決まってるでしょ…でもキョンと二人きりだから」
キョン「(二人きりだとそんな顔するんだな…)」
ハルヒ「うん、もう少し自分に素直になろうって思って」
キョン「(ん?俺の声が聞こえてるのか?)」
ハルヒ「ねぇ…キョン…今日もしよ?」
キョン「(しよって、一体何を…)」
ブツン
キョン「悪夢だ…」
ハルヒ「今日はちょっと寒いけど、こうするのも悪くないわね」
キョン「(な…!裸じゃねぇか!)」
ハルヒ「うふふ…キョン赤くなってる」
キョン「(いや、お前が言うな。というか恥ずかしくないのか)」
ハルヒ「もう、恥ずかしいに決まってるでしょ…でもキョンと二人きりだから」
キョン「(二人きりだとそんな顔するんだな…)」
ハルヒ「うん、もう少し自分に素直になろうって思って」
キョン「(ん?俺の声が聞こえてるのか?)」
ハルヒ「ねぇ…キョン…今日もしよ?」
キョン「(しよって、一体何を…)」
ブツン
キョン「悪夢だ…」
320: 2010/03/31(水) 01:38:53.19 ID:IXYzy96p0
谷口「よぉキョン、今日もシケたツラしてんな」
国木田「おはよキョン。昨日は早退したけど大丈夫?」
キョン「…」
谷口「おい、マジで大丈夫か?昨日早退したし無理しないほうが良いんじゃねぇのか?」
キョン「そうだな…帰るわ」
国木田「うん、気をつけてね」
谷口「早く治せよ!」
国木田「おはよキョン。昨日は早退したけど大丈夫?」
キョン「…」
谷口「おい、マジで大丈夫か?昨日早退したし無理しないほうが良いんじゃねぇのか?」
キョン「そうだな…帰るわ」
国木田「うん、気をつけてね」
谷口「早く治せよ!」
321: 2010/03/31(水) 01:40:49.11 ID:IXYzy96p0
♪~♪~
キョン「古泉か…もしもし?」
古泉「今どちらに?」
キョン「家の前だが…」
古泉「ということは、やはり休まれるのですか」
キョン「…まるで俺が休む事を予測してたみたいだな」
古泉「森さんから貴方の事を聞いたので」
キョン「それで、電話してくるという事は何かあったんだろ?」
古泉「いえ、放課後にでも寄らせて頂きます。では」
キョン母「やっぱり辛い?」
キョン「ああ、悪いけど今日も休むよ」
キョン「…寝たらまたハルヒの所に行くのか?」
キョン「悪くないな、あんなハルヒなら…」
キョン「古泉か…もしもし?」
古泉「今どちらに?」
キョン「家の前だが…」
古泉「ということは、やはり休まれるのですか」
キョン「…まるで俺が休む事を予測してたみたいだな」
古泉「森さんから貴方の事を聞いたので」
キョン「それで、電話してくるという事は何かあったんだろ?」
古泉「いえ、放課後にでも寄らせて頂きます。では」
キョン母「やっぱり辛い?」
キョン「ああ、悪いけど今日も休むよ」
キョン「…寝たらまたハルヒの所に行くのか?」
キョン「悪くないな、あんなハルヒなら…」
325: 2010/03/31(水) 01:57:38.60 ID:IXYzy96p0
ハルヒ「ふぅ…興奮しすぎちゃった」
キョン「(下着姿に俺のYシャツだけ…なんて格好してるんだ)」
ハルヒ「ん?汗で服が濡れちゃったからキョンのシャツ着てるだけよ」
キョン「やっぱり俺の声が聞こえるのか」
ハルヒ「何言ってるのよ、聞こえないわけ無いじゃない」
キョン「えらい扇情的な格好してらっしゃるようだが…」
ハルヒ「キョンが身体中を触ったりキスしたりするから」
キョン「なん…だと…」
ハルヒ「でも嫌じゃないわよ?むしろ…もっとして欲しいというか…なんというか…」
モジモジ
キョン「なんだこのハルヒは…可愛い」
ハルヒ「え?今なんて…」
キョン「いや、可愛いなって…」
キョン「(下着姿に俺のYシャツだけ…なんて格好してるんだ)」
ハルヒ「ん?汗で服が濡れちゃったからキョンのシャツ着てるだけよ」
キョン「やっぱり俺の声が聞こえるのか」
ハルヒ「何言ってるのよ、聞こえないわけ無いじゃない」
キョン「えらい扇情的な格好してらっしゃるようだが…」
ハルヒ「キョンが身体中を触ったりキスしたりするから」
キョン「なん…だと…」
ハルヒ「でも嫌じゃないわよ?むしろ…もっとして欲しいというか…なんというか…」
モジモジ
キョン「なんだこのハルヒは…可愛い」
ハルヒ「え?今なんて…」
キョン「いや、可愛いなって…」
326: 2010/03/31(水) 02:08:10.67 ID:IXYzy96p0
ハルヒ「そ、そう…」
キョン「顔が真っ赤になっとる…それより、なんで俺はここに居るんだ?」
ハルヒ「なんでって、あたしがキョンのことが好きで、キョンがあたしのことを好きだからよ」
キョン「…?じゃあここはどこだ?」
ハルヒ「あたしの部屋よ…なんか変よキョン?どうしたの?」
キョン「変なのはハルヒ、お前の方だ。一体何がどうなってるんだ?俺はさっきまで自分の部屋で寝て…」
ハルヒ「…の」
キョン「え?」
ハルヒ「あたしのこと…嫌いになっちゃったの…嫌よ…そんなの嫌よ!」
キョン「へ?」
ハルヒ「どうして?あたしばかり気持ち良くなってるから?そうなの?ねぇ?」
キョン「お、落ち着けハルヒ…(ダメだ目が氏んでる…)」
ハルヒ「う、上手く出来るかわからないけどキョンも気持ちよくしてあげるね…」
ジー
キョン「おお、おい!ハルヒ!」
ハルヒ「ん…ふぅ…ちゅ…ちゅ…」
キョン「顔が真っ赤になっとる…それより、なんで俺はここに居るんだ?」
ハルヒ「なんでって、あたしがキョンのことが好きで、キョンがあたしのことを好きだからよ」
キョン「…?じゃあここはどこだ?」
ハルヒ「あたしの部屋よ…なんか変よキョン?どうしたの?」
キョン「変なのはハルヒ、お前の方だ。一体何がどうなってるんだ?俺はさっきまで自分の部屋で寝て…」
ハルヒ「…の」
キョン「え?」
ハルヒ「あたしのこと…嫌いになっちゃったの…嫌よ…そんなの嫌よ!」
キョン「へ?」
ハルヒ「どうして?あたしばかり気持ち良くなってるから?そうなの?ねぇ?」
キョン「お、落ち着けハルヒ…(ダメだ目が氏んでる…)」
ハルヒ「う、上手く出来るかわからないけどキョンも気持ちよくしてあげるね…」
ジー
キョン「おお、おい!ハルヒ!」
ハルヒ「ん…ふぅ…ちゅ…ちゅ…」
327: 2010/03/31(水) 02:31:47.06 ID:IXYzy96p0
キョン「や、やめろ…ハルヒ!」
ドンッ
ハルヒ「あう…はぁはぁ…なんで」
キョン「なんでって…」
ハルヒ「キョンがポニーテールにしろって言うならするよ…エOチな事だって…してもいいんだよ」
ハルヒ「だから…だから嫌いにならないで…ずっと一緒に居て」
キョン「…(ダメだ…今のハルヒは見ていられない)」
ハルヒ「あ…髪が短いから…ちゃんとしたポニーテールに出来ないから?」
キョン「ハル…!」
ハルヒ「キョン…ほら見て?伸びた…髪…ポニーテールできるよ…」
ブツン
ドンッ
ハルヒ「あう…はぁはぁ…なんで」
キョン「なんでって…」
ハルヒ「キョンがポニーテールにしろって言うならするよ…エOチな事だって…してもいいんだよ」
ハルヒ「だから…だから嫌いにならないで…ずっと一緒に居て」
キョン「…(ダメだ…今のハルヒは見ていられない)」
ハルヒ「あ…髪が短いから…ちゃんとしたポニーテールに出来ないから?」
キョン「ハル…!」
ハルヒ「キョン…ほら見て?伸びた…髪…ポニーテールできるよ…」
ブツン
329: 2010/03/31(水) 02:45:10.89 ID:IXYzy96p0
キョン「はぁはぁ…」
みくる「キョンくんだ、だいじょうぶですかぁ?」
古泉「かなりうなされてましたがそんなに体調が悪いのですか?」
キョン「朝比奈さんに古泉…長門まで」
長門「貴方の体調不良の原因が分かった」
キョン「ハルヒのせいだろ…」
長門「そう」
古泉「あの、僕にも分かるように説明願います」
長門「涼宮ハルヒの彼に対する感情が彼という有機生命体をもう一人生み出した」
331: 2010/03/31(水) 02:52:06.86 ID:IXYzy96p0
古泉「つまり彼がもう一人いると?」
長門「正確には器のみ。生み出された物は精神体の無い抜け殻のようなもの」
長門「涼宮ハルヒの行動が観察できなかったのは彼女が誰にも知られたくないから無意識に防御フィールドを展開させた」
長門「そして今の彼女の精神状態は…」
キョン「もういい止めてくれ」
長門「ダメ。このままでは貴方は涼宮ハルヒの作った器と完全に同化してしまう」
キョン「同化したらどうなる?」
長門「器と同化した貴方は何も変わらない。でも貴方という存在は人間で言う氏んだことになる」
キョン「ははは、ナイスジョークだ長門」
古泉「笑い事じゃありませんよ!」
キョン「じゃあどうする?ハルヒの部屋に乗り込んで器とやらを壊すか?」
古泉「それは…」
キョン「器を壊したらハルヒは発狂して世界を滅ぼすだろうな」
みくる「でもこのままじゃキョンくんが…」
キョン「じゃあどうするんです?俺は氏んでも器に移るだけですよ?結局俺任せなのは変わらない」
長門「貴方はどうしたい?」
長門「正確には器のみ。生み出された物は精神体の無い抜け殻のようなもの」
長門「涼宮ハルヒの行動が観察できなかったのは彼女が誰にも知られたくないから無意識に防御フィールドを展開させた」
長門「そして今の彼女の精神状態は…」
キョン「もういい止めてくれ」
長門「ダメ。このままでは貴方は涼宮ハルヒの作った器と完全に同化してしまう」
キョン「同化したらどうなる?」
長門「器と同化した貴方は何も変わらない。でも貴方という存在は人間で言う氏んだことになる」
キョン「ははは、ナイスジョークだ長門」
古泉「笑い事じゃありませんよ!」
キョン「じゃあどうする?ハルヒの部屋に乗り込んで器とやらを壊すか?」
古泉「それは…」
キョン「器を壊したらハルヒは発狂して世界を滅ぼすだろうな」
みくる「でもこのままじゃキョンくんが…」
キョン「じゃあどうするんです?俺は氏んでも器に移るだけですよ?結局俺任せなのは変わらない」
長門「貴方はどうしたい?」
336: 2010/03/31(水) 03:13:00.75 ID:IXYzy96p0
キョン「なんだって?」
長門「貴方はどうしたいのかと聞いている」
キョン「そうだな、とりあえず一人にしてくれ」
長門「わかった」
古泉「長門さん!」
長門「これ以上は彼が決める事。私達が介入すべき事ではない」
古泉「貴方を信じていますよ」
みくる「キョンくん…」
バタン
キョン「ははは…俺に対する感情か…」
キョン「どうして狂っちまうまで我慢するんだろうな…」
キョン「さて、ハルヒのところに行くか」
長門「貴方はどうしたいのかと聞いている」
キョン「そうだな、とりあえず一人にしてくれ」
長門「わかった」
古泉「長門さん!」
長門「これ以上は彼が決める事。私達が介入すべき事ではない」
古泉「貴方を信じていますよ」
みくる「キョンくん…」
バタン
キョン「ははは…俺に対する感情か…」
キョン「どうして狂っちまうまで我慢するんだろうな…」
キョン「さて、ハルヒのところに行くか」
338: 2010/03/31(水) 03:28:16.42 ID:IXYzy96p0
ハルヒ「キョン…キョン…キョン…キョン…キョン…」
キョン「(目の焦点が合ってない…流石にこれは怖いな)」
ハルヒ「好きだよキョン…大好き…だから…一緒に居て…」
キョン「(泣いてるハルヒなんて初めて見るな)」
ハルヒ「あたしの我侭に付き合ってくれて…本気で怒ってくれて…」
ハルヒ「嫌味を言いながらもいつもそばに居てくれて…」
キョン「あーもう、分かったから泣くな」
ぎゅう
ハルヒ「ふぇ?」
キョン「気付かない俺も俺だが、素直じゃないハルヒも悪いんだぞ」
ハルヒ「キョ…ン?」
キョン「(目の焦点が合ってない…流石にこれは怖いな)」
ハルヒ「好きだよキョン…大好き…だから…一緒に居て…」
キョン「(泣いてるハルヒなんて初めて見るな)」
ハルヒ「あたしの我侭に付き合ってくれて…本気で怒ってくれて…」
ハルヒ「嫌味を言いながらもいつもそばに居てくれて…」
キョン「あーもう、分かったから泣くな」
ぎゅう
ハルヒ「ふぇ?」
キョン「気付かない俺も俺だが、素直じゃないハルヒも悪いんだぞ」
ハルヒ「キョ…ン?」
339: 2010/03/31(水) 03:35:21.09 ID:IXYzy96p0
キョン「等身大フィギュアなんて無くたって学校に行けば会えるだろ」
キョン「土曜は市内探索で会えるし、日曜だって会おうと思えば会えるだろ」
ハルヒ「…うん」
キョン「ハルヒが学校休んで、本当に心配したんだぞ」
ハルヒ「…うん」
キョン「その…工口イ事は…もう少し互いの事を知った上でだな…」
ハルヒ「キョン」
キョン「ん?どうしt」
ハルヒ「ん…」
キョン「ん…ふぅ…不意打ちは止めてくれハルヒ」
ハルヒ「キョン…その…好き」
キョン「あ、ああ…」
ハルヒ「キョンは…?」
キョン「…好きだ」
ハルヒ「聞こえない」
キョン「好きだよハルヒ」
キョン「土曜は市内探索で会えるし、日曜だって会おうと思えば会えるだろ」
ハルヒ「…うん」
キョン「ハルヒが学校休んで、本当に心配したんだぞ」
ハルヒ「…うん」
キョン「その…工口イ事は…もう少し互いの事を知った上でだな…」
ハルヒ「キョン」
キョン「ん?どうしt」
ハルヒ「ん…」
キョン「ん…ふぅ…不意打ちは止めてくれハルヒ」
ハルヒ「キョン…その…好き」
キョン「あ、ああ…」
ハルヒ「キョンは…?」
キョン「…好きだ」
ハルヒ「聞こえない」
キョン「好きだよハルヒ」
340: 2010/03/31(水) 03:39:03.43 ID:IXYzy96p0
ハルヒ「あれ…眠くなってきちゃった…」
キョン「あんまり寝てなかったろ、今はゆっくり休め」
ハルヒ「でも…」
キョン「また学校で元気な姿を見せてくれよ」
ハルヒ「うん…約束よ…」
キョン「ああ、お休み…ハルヒ…」
ブツン
キョン「あんまり寝てなかったろ、今はゆっくり休め」
ハルヒ「でも…」
キョン「また学校で元気な姿を見せてくれよ」
ハルヒ「うん…約束よ…」
キョン「ああ、お休み…ハルヒ…」
ブツン
342: 2010/03/31(水) 03:51:02.90 ID:IXYzy96p0
キョン「う…おいマジかよ…朝じゃねぇか」
谷口「よぉキョン、今日はマシなツラしてんな」
キョン「朝から元気だなお前は」
国木田「それだけが谷口の取柄みたいなもんだからね」
谷口「ぐぬぬ…それよりキョン、体調は良くなったのか?」
キョン「ああ、おかげさまでな」
国木田「あれ?あそこに居るのって涼宮さんじゃない?」
谷口「んん?涼宮ってあんな髪長かったか?」
国木田「何言ってんの、入学式からずっとアレくらいだったじゃないか」
キョン「悪い、先に行くわ」
谷口「おうおう、朝から見せ付けてくれるねぇ」
国木田「谷口、オッサンみたいだよ」
谷口「よぉキョン、今日はマシなツラしてんな」
キョン「朝から元気だなお前は」
国木田「それだけが谷口の取柄みたいなもんだからね」
谷口「ぐぬぬ…それよりキョン、体調は良くなったのか?」
キョン「ああ、おかげさまでな」
国木田「あれ?あそこに居るのって涼宮さんじゃない?」
谷口「んん?涼宮ってあんな髪長かったか?」
国木田「何言ってんの、入学式からずっとアレくらいだったじゃないか」
キョン「悪い、先に行くわ」
谷口「おうおう、朝から見せ付けてくれるねぇ」
国木田「谷口、オッサンみたいだよ」
345: 2010/03/31(水) 04:01:05.44 ID:IXYzy96p0
キョン「よぉ、おはようハルヒ」
ハルヒ「…おはよう」
キョン「なに赤くなってんだ?」
ハルヒ「別に、まだ体調が完全に良くなってないだけよ!」
キョン「素直じゃないな」
ハルヒ「う…うるさいわね…」
キョン「ポニーテール似合ってるぞ」
ハルヒ「…!」
キョン「赤くなりすぎだろ…」
349: 2010/03/31(水) 04:07:06.45 ID:IXYzy96p0
部室
古泉「おはようございます。体調が回復してなによりです」
みくる「わあぁ、元気になったんですね涼宮さん!」
長門「よかった」
ハルヒ「心配かけてごめんね」
古泉「いやあ、良いものを見せてもらいましたよ」
キョン「いつもの倍以上のスマイルで近づくな気持ち悪い」
古泉「んふ、貴方が素直になってくれたおかげで僕のバイトも減りそうですよ」
キョン「残念そうだな、なんなら増やしてやっても構わんが?」
古泉「ははは…それは勘弁してください。これでも心から祝福してるつもりなんですよ」
キョン「何をだ」
古泉「僕に対して素直になってくれるのはまだまだ先のようですね…」
古泉「おはようございます。体調が回復してなによりです」
みくる「わあぁ、元気になったんですね涼宮さん!」
長門「よかった」
ハルヒ「心配かけてごめんね」
古泉「いやあ、良いものを見せてもらいましたよ」
キョン「いつもの倍以上のスマイルで近づくな気持ち悪い」
古泉「んふ、貴方が素直になってくれたおかげで僕のバイトも減りそうですよ」
キョン「残念そうだな、なんなら増やしてやっても構わんが?」
古泉「ははは…それは勘弁してください。これでも心から祝福してるつもりなんですよ」
キョン「何をだ」
古泉「僕に対して素直になってくれるのはまだまだ先のようですね…」
352: 2010/03/31(水) 04:15:36.36 ID:IXYzy96p0
みくる「二人とも、これからも仲良くしてくださいね」
ハルヒ「へ?」
キョン「え?」
みくる「ふぇ?二人とも正式に付き合うことになったんじゃないんですか!?」
キョン「えーとですね…」
ハルヒ「それは…その…」
長門「認めない。絶対に認めない」
古泉「ちょ、長門さん!?」
ハルヒ「ゆ、有希何を…」
長門「たとえ貴方達が相思相愛でも認めない。絶対認めない」
みくる「ふえぇ~長門さん、大事な事だから二回言ったんですね」
ハルヒ「あ、あたしもそんなの認めないわ!キョンは渡さないわよ!」
古泉「…」ガタガタ
キョン「すまん古泉、こればっかりは俺もどうしようもできん」
ハルヒ「へ?」
キョン「え?」
みくる「ふぇ?二人とも正式に付き合うことになったんじゃないんですか!?」
キョン「えーとですね…」
ハルヒ「それは…その…」
長門「認めない。絶対に認めない」
古泉「ちょ、長門さん!?」
ハルヒ「ゆ、有希何を…」
長門「たとえ貴方達が相思相愛でも認めない。絶対認めない」
みくる「ふえぇ~長門さん、大事な事だから二回言ったんですね」
ハルヒ「あ、あたしもそんなの認めないわ!キョンは渡さないわよ!」
古泉「…」ガタガタ
キョン「すまん古泉、こればっかりは俺もどうしようもできん」
356: 2010/03/31(水) 04:25:03.10 ID:IXYzy96p0
中庭
キョン「ハルヒの髪は伸びたままになってるんだが」
古泉「それは彼女がそう望んだからでしょう。貴方のためにポニーテールをしたいと」
キョン「それでハルヒの記憶についてはどうなんだ?」
古泉「今回の出来事を彼女がどう認識しているかは分かりません」
古泉「ですが、貴方の気持ちを知り、自分の気持ちを知ってもらえた。それだけで充分なようです」
キョン「じゃあ、ハルヒが自分の能力について自覚したわけではないんだな」
古泉「そうだと思ってます」
キョン「なら、別にいいさ」
古泉「ですが、お互いに大変なのはこれからです」
キョン「ああ、そうだな…とりあえず部室で睨み合ってる女子を宥めに行くか…」
古泉「ええ、生きて帰れるといいですね…」
キョン「ハルヒの髪は伸びたままになってるんだが」
古泉「それは彼女がそう望んだからでしょう。貴方のためにポニーテールをしたいと」
キョン「それでハルヒの記憶についてはどうなんだ?」
古泉「今回の出来事を彼女がどう認識しているかは分かりません」
古泉「ですが、貴方の気持ちを知り、自分の気持ちを知ってもらえた。それだけで充分なようです」
キョン「じゃあ、ハルヒが自分の能力について自覚したわけではないんだな」
古泉「そうだと思ってます」
キョン「なら、別にいいさ」
古泉「ですが、お互いに大変なのはこれからです」
キョン「ああ、そうだな…とりあえず部室で睨み合ってる女子を宥めに行くか…」
古泉「ええ、生きて帰れるといいですね…」
358: 2010/03/31(水) 04:37:19.87 ID:IXYzy96p0
さて、あれから古泉と俺は必氏に二人の超人を説得し事なきを得たが…
市内探索の日
ハルヒ「印無し」
長門「同じく」
キョン「」
古泉「僕と朝比奈さんは印ありですね」
みくる「じゃあ、先に行きますね」
ハルヒ「ちょっと有希、くっつきすぎよ」
長門「それは貴女の方」
キョン「ははは…これじゃ両手に花ってより両手に爆弾だな…」
という事でグダグダですが終わりです
バッドエンドを期待してた方々、工口を期待して待ってた方々申し訳ない
なんだかんだで最後まで付き合っていただいた皆様、ありがとうございました。
市内探索の日
ハルヒ「印無し」
長門「同じく」
キョン「」
古泉「僕と朝比奈さんは印ありですね」
みくる「じゃあ、先に行きますね」
ハルヒ「ちょっと有希、くっつきすぎよ」
長門「それは貴女の方」
キョン「ははは…これじゃ両手に花ってより両手に爆弾だな…」
という事でグダグダですが終わりです
バッドエンドを期待してた方々、工口を期待して待ってた方々申し訳ない
なんだかんだで最後まで付き合っていただいた皆様、ありがとうございました。
361: 2010/03/31(水) 04:51:14.22 ID:5ITp2KHT0
乙でした
362: 2010/03/31(水) 04:52:19.99 ID:Bb56ziOB0
おつかれ
バッドエンドを見たい気もしたけど
でも充分面白かった
バッドエンドを見たい気もしたけど
でも充分面白かった
363: 2010/03/31(水) 04:54:08.99 ID:Uds6bzA0P
おつ
350: 2010/03/31(水) 04:08:38.39 ID:Uds6bzA0P
オマケ
200: 2010/03/30(火) 00:17:18.15 ID:s+JXiSXn0
朝倉「ついに等身大長門さんフィギュアを注文してしまった…」
朝倉「こ、この箱の中に……」
ごくり
朝倉「……よし、あけよ」
バリバリッ
朝倉「!」
朝倉「……な」
朝倉「何やってるんですか喜緑さん…」
喜緑「いや、驚かそうと思って」
朝倉「…」
ガサガサ
喜緑「ちょ、ちょっと朝倉さん閉めな…」
保守
朝倉「こ、この箱の中に……」
ごくり
朝倉「……よし、あけよ」
バリバリッ
朝倉「!」
朝倉「……な」
朝倉「何やってるんですか喜緑さん…」
喜緑「いや、驚かそうと思って」
朝倉「…」
ガサガサ
喜緑「ちょ、ちょっと朝倉さん閉めな…」
保守
203: 2010/03/30(火) 00:33:41.74 ID:GlkfCt5S0
長門「ついに朝比奈みくる1/1フィギュアを注文してしまった…」
長門「こ、この箱の中に……」
ごくり
長門「……オープン」
バリバリッ
長門「……牛が!!」
ガスッゲシッ
長門「いい運動になった…」
…………………
長門「空しい…」
ガサガサ
長門「……はぁ……」
長門「こ、この箱の中に……」
ごくり
長門「……オープン」
バリバリッ
長門「……牛が!!」
ガスッゲシッ
長門「いい運動になった…」
…………………
長門「空しい…」
ガサガサ
長門「……はぁ……」
209: 2010/03/30(火) 01:41:48.93 ID:GlkfCt5S0
キョン「ついに等身大長門フィギュアを注文してしまった……」
キョン「こ、この箱の中に……」
キョン「……よし、開けるぞ」
長門「何をしている」
キョン「!」
キョン「おまえ…いつから…」
長門「さっきから居る」
キョン「なんで…」
長門「涼宮ハルヒの観測中に自分そっくりの人形を発見し追跡したらここに着いた」
キョン「だからって」
長門「そこですることはだいたい予想は出来たので人形より本物の方がいいだろうから上がらせてもらった」
キョン「は?」
長門「さぁ、好きにするといい」
キョン「カメラ止めろ」
この後のことは記録には残っていないため真相は保守
キョン「こ、この箱の中に……」
キョン「……よし、開けるぞ」
長門「何をしている」
キョン「!」
キョン「おまえ…いつから…」
長門「さっきから居る」
キョン「なんで…」
長門「涼宮ハルヒの観測中に自分そっくりの人形を発見し追跡したらここに着いた」
キョン「だからって」
長門「そこですることはだいたい予想は出来たので人形より本物の方がいいだろうから上がらせてもらった」
キョン「は?」
長門「さぁ、好きにするといい」
キョン「カメラ止めろ」
この後のことは記録には残っていないため真相は保守
224: 2010/03/30(火) 02:44:42.76 ID:GlkfCt5S0
朝倉「ついにキョン1/1フィギュアを注文してしまった…」
朝倉「……よし、あけよ」
バリバリッ
―――――――――――――――――――
朝倉「ていやーとー」
ガス ドコ ゲシャァァァン
朝倉「…」
朝倉「ちがうなー」
朝倉「…」
ガシャガシャ
朝倉「今度は古泉くんにしよ」
別人になっちゃった
朝倉「……よし、あけよ」
バリバリッ
―――――――――――――――――――
朝倉「ていやーとー」
ガス ドコ ゲシャァァァン
朝倉「…」
朝倉「ちがうなー」
朝倉「…」
ガシャガシャ
朝倉「今度は古泉くんにしよ」
別人になっちゃった
231: 2010/03/30(火) 04:08:58.41 ID:/WF3obX30
キョン「ついに等身大長門フィギュアを注文してしまった……」
キョン「こ、この箱の中に……」
ごくり
キョン「……よし、あけるぞ」
バリバリッ
キョン「!」
キョン「本物そっくりじゃないか……」
キョン「この陶器のような瞳、寡黙ながら全てを語りそうな唇……」
キョン「細身ながらも女性的な柔らかさを兼ね備えた体躯……」
キョン「俺は今からの一瞬一秒を永遠に忘れないぞ」
ごそごそ
キョン「下着は白か……わかってやがるな……」
キョン「くっ、双丘の頂点に位置するこの桃色が眩しすぎるぜ……」
キョン「で、ではいよいよ最後の門を……」
保守
キョン「こ、この箱の中に……」
ごくり
キョン「……よし、あけるぞ」
バリバリッ
キョン「!」
キョン「本物そっくりじゃないか……」
キョン「この陶器のような瞳、寡黙ながら全てを語りそうな唇……」
キョン「細身ながらも女性的な柔らかさを兼ね備えた体躯……」
キョン「俺は今からの一瞬一秒を永遠に忘れないぞ」
ごそごそ
キョン「下着は白か……わかってやがるな……」
キョン「くっ、双丘の頂点に位置するこの桃色が眩しすぎるぜ……」
キョン「で、ではいよいよ最後の門を……」
保守
241: 2010/03/30(火) 08:26:46.38 ID:Uvpb73o3O
岡部「とうとう等身大生徒フィギュアを揃えてしまった……」
岡部「こ、この中に……」
ごくり
岡部「……ハンドボール部に入部ししたい者はいるか!?」
岡部「よいしょっと」ガチャガチャガチャガチャ
数分後
岡部「!」
岡部「クラス全員入部希望だと……先生は嬉しいぞ!」
ゴソゴソ
岡部「駄目だ……もう理性が保てない……」
岡部「授業なんて止めだ!みんなでハンドボールやるぞ!」
ドカ!
隣人「うるせー!今何時だと思ってんだ馬鹿野郎!!」
岡部「すみませんでした!……」
岡部「こ、この中に……」
ごくり
岡部「……ハンドボール部に入部ししたい者はいるか!?」
岡部「よいしょっと」ガチャガチャガチャガチャ
数分後
岡部「!」
岡部「クラス全員入部希望だと……先生は嬉しいぞ!」
ゴソゴソ
岡部「駄目だ……もう理性が保てない……」
岡部「授業なんて止めだ!みんなでハンドボールやるぞ!」
ドカ!
隣人「うるせー!今何時だと思ってんだ馬鹿野郎!!」
岡部「すみませんでした!……」
249: 2010/03/30(火) 11:23:45.17 ID:ufxWkD+m0
古泉「ついに等身大涼宮さんフィギュアを入手してしまいました」
古泉「この箱の中に……」
ごくり
古泉「……開けてみましょうか」
バリバリッ
古泉「……」
古泉「何やってるんですか、森さん」
森さん「少し驚かそうと思ってね。どう? 驚いた?」
古泉「いえ、全く」
森さん「えー」シュン
誰得だこれ
256: 2010/03/30(火) 13:22:56.05 ID:QQLA0Faf0
鶴屋「ついに等身大みくるちゃんフィギュアを注文してしまったにょろ…」
鶴屋「こ、この箱の中に……」
ごくり
鶴屋「……よ~し、あけるぞー」
バリバリッ
鶴屋「!」
鶴屋「……本物そっくりにょろね~」
鶴屋「この怯えたような瞳、今にも泣きそうな声の聞こえてきそうな唇……」
鶴屋「この特盛りな胸……!!」
鶴屋「今からの一瞬一秒を永遠に忘れないにょろよ」
ごそごそ
鶴屋「下着はピンクか……わかってるじゃない……」
ガサガサ
鶴屋「…やっぱり反応がないと面白くないにょろ…」
保守
鶴屋「こ、この箱の中に……」
ごくり
鶴屋「……よ~し、あけるぞー」
バリバリッ
鶴屋「!」
鶴屋「……本物そっくりにょろね~」
鶴屋「この怯えたような瞳、今にも泣きそうな声の聞こえてきそうな唇……」
鶴屋「この特盛りな胸……!!」
鶴屋「今からの一瞬一秒を永遠に忘れないにょろよ」
ごそごそ
鶴屋「下着はピンクか……わかってるじゃない……」
ガサガサ
鶴屋「…やっぱり反応がないと面白くないにょろ…」
保守
264: 2010/03/30(火) 14:55:23.23 ID:QzgFdXfQ0
森さん「新川さん等身大フィギュア…この会社は一体どこを目指しているのでしょうか…」
森さん「買う私も私ですけど…」
ごくり
森さん「とりあえず開けてみますか」
バリバリ
森さん「あれ?新川さんじゃない…」
森さん「誰ですか、このハゲたおじいさんは…」
森さん「ん?カツラのオプションパーツが…かぶせてみますか…」
カポ
森さん「あ…新川さん…」
森さん「やっぱり…」
森さん「買う私も私ですけど…」
ごくり
森さん「とりあえず開けてみますか」
バリバリ
森さん「あれ?新川さんじゃない…」
森さん「誰ですか、このハゲたおじいさんは…」
森さん「ん?カツラのオプションパーツが…かぶせてみますか…」
カポ
森さん「あ…新川さん…」
森さん「やっぱり…」
265: 2010/03/30(火) 15:05:10.87 ID:QQLA0Faf0
ちゅるや「ついに等身大スモチフィギュアを注文してしまったにょろ…」
ちゅるや「こ、この箱の中に……」
ごくり
ちゅるや「……よ~し、あけるにょろ」
バリバリッ
ちゅるや「!」
ちゅるや「『※注意!食べられません』…」
にょろ~ん
ちゅるや「こ、この箱の中に……」
ごくり
ちゅるや「……よ~し、あけるにょろ」
バリバリッ
ちゅるや「!」
ちゅるや「『※注意!食べられません』…」
にょろ~ん
276: 2010/03/30(火) 17:39:21.55 ID:x9BGo8v10
橘「ついに等身大キョンさんさんフィギュアを入手しちゃったのです…」
橘「この箱の中に……」
ごくり
橘「……開けてみましょうか」
バリバリッ
橘「……本物そっくりなのです…」
橘「こちらについてください、キョンさん!」
橘「お前が言うなら仕方ないな、いっしょにいてやるよ」
橘「ほ、本当ですか!?」
橘「お前にお願いされたら断れないさ、佐々木には言うなよ」
橘「もちろんです!お願いします」
ガラッ
佐々木「何やってるの橘さん…?」
橘「ひゃあっ!」
橘「この箱の中に……」
ごくり
橘「……開けてみましょうか」
バリバリッ
橘「……本物そっくりなのです…」
橘「こちらについてください、キョンさん!」
橘「お前が言うなら仕方ないな、いっしょにいてやるよ」
橘「ほ、本当ですか!?」
橘「お前にお願いされたら断れないさ、佐々木には言うなよ」
橘「もちろんです!お願いします」
ガラッ
佐々木「何やってるの橘さん…?」
橘「ひゃあっ!」
391: 2010/03/31(水) 16:46:02.95 ID:ePq+XB7m0
おもしろかった
ほ
ほ
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