1: 2020/09/06(日) 00:23:00.03 ID:k3d2z3prO

7: 2020/09/06(日) 00:41:34.34 ID:mBhAL9hhO
前スレ1000コンマ73(特別自由行動権利(自由行動時に使用可能で2人目選択可能(※好感度が必ず2以上上がる(7以下のキャラのみ)イベント発生)+巻き戻り権利入手)
先に聞いておきます

巻き戻り権利を使って前スレ390に戻りますか?
現在と違う所:
00効果を苗木に付与により苗木、俺が殺さない限り不氏に
この状況下でも冷静な鋼メンタルにより絶望感0な為、霧切に一目置かれている
霧切の好感度が1上がった分、舞園の好感度が現在と比べて1低い状態


1戻る
2このまま進める


多数決下5まで

8: 2020/09/06(日) 00:42:48.45 ID:2tBxsS4hO
1

15: 2020/09/06(日) 00:47:51.93 ID:mBhAL9hhO
やり直し権利を消費して前スレ390からやり直します
俺個室

舞園「え…?」

苗木「俺君…」

俺「俺は舞園さんの事は絶対に外に出してあげると約束した」

俺「だから、こんな方法を使って…人を頃してでも舞園さんが外に出たいなら俺が犠牲になる」

俺「他の人を狙うのはやめてくれ」

舞園「な、何を言ってるんですか俺君…」

俺「だがここで人を頃し外へ出て、舞園さんの夢を続けた所で君は本当にそれで良いのか?」

舞園「ッ…」

俺「舞園さんの思い描くアイドルは、そんな人頃しのアイドルだったのか?」

舞園「私…は…」

俺「君がこの最悪の方法で納得できるなら、その包丁で今直ぐ俺を刺し頃したら良い」

舞園「う…」ブルブル...

包丁「」グッ

俺「でも俺は、舞園さんがそんな人じゃ無いって信じてるけどな」ニコッ

舞園「あっ…」スッ

包丁「」カランッ...

舞園「うっ…あぁぁぁぁっ…」スッ

俺「舞園さん…」ギュッ

舞園「ごめんなさい…。ごめんなさい…。私、こんな方法しか思い浮かばなくて…」ポロポロ

俺「…。」


1何か他にもここから脱出できる方法はある筈だよ。それを皆んなで探そう
2俺は彼女を支えてあげようと優しく抱きしめた(舞園好感度8に上昇)


多数決下5まで

17: 2020/09/06(日) 00:48:58.64 ID:YlmKkRkZO
2

21: 2020/09/06(日) 01:08:40.16 ID:mBhAL9hhO
俺個室

俺「舞園さん…。もういい…。もういいんだよ…」ギュウッ

舞園「あ…。俺君…」ギュウッ

俺(俺は彼女を支えてあげようと優しく抱きしめた)

俺「君は誰も傷付ける事なく止まれた。何も事件なんて起こらなかったんだ」

舞園「ですが、私…」グスッ

俺「言っただろ?何があっても、俺は君の味方だって…舞園さんがそれ程まで焦ってた事に直ぐに気付いてやれなかった俺が悪かったんだ」

舞園「違う!私が…」

俺「ならこの責任は俺が一緒に被るよ。だから今日ここで起きた事は2人の秘密だ」

舞園「どうして……」ポロッ

俺「え?」

舞園「どうして…俺君は、私に…そんなに優しいの…?」

俺「そんなの簡単じゃないか。俺は舞園さんが大事だからだよ」ギュウッ

舞園「あっ…」ギュウッ

舞園「うああぁぁぁん…」ポロポロ

苗木(これで一件落着かな…?)

俺「…。」ギュウッ

舞園「グスッ...うっ…うぅっ…」ギュウッ

苗木「…。」

苗木「えーと…何か僕、邪魔みたいだから先に帰るね?」

俺「あ、えっと。ありがとう苗木君」

苗木「ううん。僕も舞園さんを止められて良かったよ」

舞園「すみません。苗木君にも迷惑かけて…」グスッ

俺「こんな時間に起こして本当にごめん」

苗木「ううん。大丈夫だから…それじゃ2人ともおやすみ」スタスタ

俺「おやすみ」

舞園「おやすみなさい…」

扉「」バタンッ

22: 2020/09/06(日) 01:29:33.44 ID:mBhAL9hhO
俺個室

俺(苗木君が部屋に帰って、フと我に帰ったら俺ってば舞園さんを抱きしめてるじゃん!?)

舞園「…。」ギュウッ

俺「…。」ギュウッ

俺(あの超高校級のアイドルと抱きしめあってるとかこれヤバイんじゃ…?舞園さん、これスキャンダルだよスキャンダル!)

俺(…と言うかこんな時って、いつまで抱きしめてたら良いんだろう?)

舞園「ふふっ、ずっと抱きしめてくれてても良いんですよ?///」ニコッ

俺「えっ!?」ドキッ!

舞園「エスパーですから」

俺「あっ、えっ、えっと…///」

舞園「うふふ。冗談です。只の勘ですよ」

俺「少しは落ち着いた?」パッ

舞園「あっ…」

俺「えっ?」

舞園「あっ…いえ…。はい、お陰様で俺君の胸でいっぱい泣かせて頂いたので少し落ち着きました」

俺「うん。なら良かった」

舞園「本当にすみません…。私、ダメですね…。あんな映像なんかで弱って…」

俺「いや、悪いのはモノクマだから…。舞園さんがダメなんかじゃないよ」

舞園「…。」

舞園「俺君はこんな時でも冷静で…強くて、とっても優しいんですね」ニコッ

俺「そうかな…。自分じゃ分からないけど…」

俺「でも、もし舞園さんにこれからも辛い事や相談したい事があったら俺ならいつでも相談に乗るから。その時は遠慮無く言って欲しい」

舞園「…。」

俺「こんな時に一人で抱えたら悪い方向に行っちゃうしさ…」

俺「まぁ俺なんかが力になれるかは別だけど…はは…」

舞園「いいえ、そんな事ありませんよ」クスッ

俺「え?」

舞園「じゃあお言葉に甘えて…これからも偶に、俺君に甘えに来ても良いですか?///」

俺「う、うん。それは良いけど…」

舞園「やった。ありがとうございます」ニコッ

俺(本気か?これも冗談だよな…)

舞園「いいえ、本気ですよ?」

俺「えっ…」

舞園「うふふ。それじゃあ私もそろそろ部屋に戻りますね。また明日俺君…おやすみなさい」ニコッ

俺「う、うん」コクッ

扉「」バタンッ

俺(冗談…だよな?…いや、流石に超高校級のアイドルがまさかな…)


舞園の好感度が8に上がった

23: 2020/09/06(日) 01:31:18.16 ID:mBhAL9hhO
俺個室

ベッド「」

俺「ふぅ…」ボフッ

俺(とりあえず、舞園さんの殺人は未然に防げて良かった)

俺「もし今日の晩、舞園さんの部屋で普通に寝落ちしてたり、気付くのが後少し遅れてたらやばかったろうな…」

俺「ふぁ…」

時計「1時」カチッ

俺(もう1時か…。とりあえず今日は疲れたし、もうそろそろ寝るか…)

扉「」ガチャッガチャガチャッ

俺「…うん?」

俺(舞園さん?それとも苗木君か?…何か忘れ物でも…)スタスタ

俺「…誰?」

扉「」ガチャッ

桑田「あ…そ、その…///」

俺「え?桑田君?」

桑田「えっ…?は、はぁ!?何でお前が舞園ちゃんの部屋に居るんだ!?」

俺「うん?」

桑田「いや、だってここ舞園ちゃんの部屋だろ?」

プレート「マイゾノ サヤカ」

俺「ああ…」

俺(舞園さん、ネームプレート元に戻すの忘れて帰ったのか…)

桑田「何で舞園ちゃんの部屋にお前が…い、いったいどう言う関係なんだ!?」

俺(面倒な事になったな…)

俺(と言うか桑田君がこんな時間に部屋に来るなんて…もしかして舞園さんのターゲットは彼だったのか?…)

桑田「お、おい!?どう言う事だよ!?」

俺「え?あぁ…」


1舞園さんが怖がってたから、部屋の交換をしただけだよ
2俺と舞園さんはそう言う関係なんだ。今彼女と忙しいから分かったら帰ってくれ
3桑田君、舞園さんに命狙われてたんだよ…
4舞園さんって見かけによらずビXチなんだよ…


多数決下5まで

24: 2020/09/06(日) 01:35:23.90 ID:57ChLghDO
1

29: 2020/09/06(日) 01:42:58.75 ID:mBhAL9hhO
俺個室

俺「舞園さんが怖がってたから、部屋の交換をしただけだよ」

桑田「部屋の交換をしただぁ?」

俺「う、うん。最初は桑田君に頼もうとしたんじゃないかな?でも遅かったから俺に頼んで来たんだ」

桑田「はぁ、なんだ。そんな事だったのか…こんな時間まで起きて損したぜ」

俺(…いったい何だと思ってたんだ)

桑田「まぁいいや、解決したのならオレはもう部屋に戻るぜ。こんな時間まで起きて眠いからよ...ふぁ~ぁ…」スタスタ

俺「ああ、おやすみ」

扉「」バタンッ

俺「はぁ…。桑田君が単純で助かった…」

俺「俺も今度こそ寝るとしま」クルッ

ピンポンピンポン

俺「…うん?」

扉「」ガチャッ

桑田「ちょ、ちょっと待ってくれ!部屋の交換をしたって事は、お前…今日は普段舞園ちゃんが寝てるベッドで寝るのか!?」

俺「え?あぁ…。ま、まぁそう言う事になるかも…」

俺(本当は俺の部屋だから舞園さんが俺のベッド使ったのは一瞬になるけど…)

桑田「ちょ、ちょっと部屋の中見させて貰っても良いか?」

俺「えっ…」

桑田「頼む!!」

俺(…どうしようか)


1キモい、もう帰れ
2…まぁ見るだけなら、別に良いよ


多数決下5まで

31: 2020/09/06(日) 01:44:50.52 ID:kFfRFDOvO
1

34: 2020/09/06(日) 02:02:07.31 ID:mBhAL9hhO
俺個室

俺「キモい。もう帰れ」

扉「」バタンッ!!

扉の向こう『桑田「あぁっ!?お前一人だけでズルいぞ!」』

俺「……。」

俺(…どんだけ期待してきたんだ桑田君)

俺(確かにいきなりこんな意味不明な生活を強いられて、溜まってるのは分かるが…)

俺(実はさっき舞園さんとハグしたなんて知ったら桑田君倒れるんじゃないか?)スタスタ

俺「あ…」

棚の上「包丁「」」

俺(よく考えたら、舞園さんがさっき振り回してた厨房の包丁部屋に置きっぱなしだった)

俺「あぶねー…。彼を入れなくて…」

俺(包丁を厨房から持ち出した事を誰かにバレて変な目で見られたくないし、これは明日の内に誰にもバレずに返しとかないと…)

俺「とりあえずもう2時前か…。寝よう…」カチッ

ベッド「」ボフッ

俺(…今日はかなり疲れたな。色々と…)

俺(こんな時間まで起きてて、明日の朝食…寝坊しなきゃ良いな)

俺「ZZZ…」

35: 2020/09/06(日) 02:07:36.15 ID:mBhAL9hhO
翌朝
俺個室

俺「ZZZ……ZZZ…」

ビンポン!ピンポン!

俺「…んにゃ?うるさいな…何の音だ?」ムクリッ

ピンポン!ピンポン!!

俺「インターホン?誰…」スタスタ

扉「」ガチャッ

舞園「あっ…」

俺「ん?舞園さん?」

舞園「あぁ…良かった俺君!」ギュウッ

俺「わっ…ちょっ!?」ギュウッ

舞園「何とも無かったんですね!?」

俺「え、えと…。どう言う…」

俺(なんか舞園さん、もう普通に抱きつくじゃん…。何これ?夢?)

舞園「もう9時ですよ?皆んな既に食堂に集まってます」

俺「えっ…」クルッ

時計「9時」

俺「うわわ…」

俺(…ヤバイ。マジでめちゃくちゃ寝坊した)

舞園「私はいつもなら少し早目に食堂に集まる俺君が来ないから、もしかしてあの後何かあったのかと思って…」

俺「ご、ごめん!普通に寝坊した。顔洗って、歯磨いたら直ぐ行くよ」

舞園「はい。ではここで待ってますね」

俺(うっわー…。寝坊したなあ…)スタスタ

舞園「あ…」

俺「え?何?」

舞園「俺君、これ…」

棚の上「包丁「」」

舞園「昨晩私が使おうとした凶器ですよね…?これって…」

俺「あ、そうだ。昨晩はもう食堂がロックされてたから…今日食堂が解放されたら、食堂から人が少なくなったタイミングで密かに返そうと思って」

舞園「そうだったんですか…。こんな物持ち出してごめんなさい…」

俺「気にしなくて良いよ。今日中に密かに返しておけば、騒ぎになる事も無いだろうし」

舞園「あ、では朝食後食堂に残って人が少なくなるタイミングが来るまで様子を見る役は私に任せて下さい」

俺「え?いや、別にそんな…」

舞園「元はと言えば私の所為ですし…それに私は俺君の超高校級の助手ですから」 コクッ
 
俺「あ…そっか。そうだったな。じゃあお願いしても良い?」

舞園「はい。勿論です」ニコッ

俺(よし…舞園さん、いつもの調子に戻って来たな。良かった良かった)

舞園「私の事よりも、俺君も急がないと皆さんに怒られますよ?」

俺「あぁ、そうだった…ん?」

舞園「エスパーですから」 ニコニコ

俺「…。」

舞園「冗談ですよ。只の勘ですって!///ほら。急いで下さい」

37: 2020/09/06(日) 02:18:20.17 ID:hz1Z/dLBO
食堂

俺(あの後、一番最後に食堂に顔を出した俺はとりあえず非難された)

俺(…まぁ散々人を待たせたのだから仕方ないか)

俺(いつも最初に来てる規則正しい生活を送ってる朝日奈さん、大神さん、不二咲さん、石丸君なんてもう2時間近く待ってただろうしな…)

俺(そして皆んなで朝食を食べて、各々が食堂を出て行く)

舞園「あ、今日は食器の片付けは私がやりますから」

朝日奈「え?良いの舞園ちゃん?」

舞園「はい。昨日取り乱して皆さんに心配かけた分、今日は頑張ります」ニコッ

舞園「皆さんは先に自由にしてて下さい」


俺(そう言って舞園さんは食堂に残る大義名分を作って、約束通り食堂で様子見してくれた)

俺(未だ何人か食堂に居るが、人が少なくなったら包丁を返すタイミングを伝えに来てくれるだろう)

俺(その間、俺はどうするかな…)

俺(部屋にさっさと帰った十神君や葉隠君や山田君を除けば、寄宿舎側には未だ現在数人残ってるが…)

桑田「なぁ、オイ」ヒソヒホ

俺「え?ああ何?」

桑田「昨日舞園ちゃんが普段使ってる布団、どうだった?」

俺「……。」

俺(桑田君…。君さ、昨日俺が気付かなかければ舞園さんに殺されてた可能性大なんだぞって言ってやりたい…)

俺(全く彼は緊張感が無いと言うか、このコロシアイに未だピンと来てないと言うか…)

桑田「オイ、超高校級のアイドルの布団はどうだったのか感想を教えてくれよ」ニヤニヤ

俺「…。」


1とりあえず食堂に残って桑田と話す(好感度1)
2桑田は放置して食堂を出て学園側に向かい、桑田を撒く


多数決下5まで

39: 2020/09/06(日) 02:19:34.72 ID:bLIdqnw10
2

43: 2020/09/06(日) 02:35:18.85 ID:2mUnB4vu0
食堂

俺「桑田君…。昨日からキモいよ」ガタッ

桑田「は?」

俺「舞園さんの事が気になるなら、俺じゃなく本人に直接聞いてくれ」スタスタ

桑田「あっおい!」




学園側

俺「はぁ…流石にこっち側までは追って来なかったか…」

俺(桑田君、舞園さんの事好き過ぎるだろ…。それにしても舞園さんもどうして桑田君をターゲットにしたんだろうか…)

俺(とりあえず食堂側に戻ればまた桑田君と会うだろうし、少しこっち側で時間を潰すかな?)

俺(今学園側に居るのはこの5人か)

俺(後は先に自分の部屋に帰ったのかな?)

俺(他の人の部屋に行くと流石に舞園さんが見つけられないだろうから、そっちは諦めるしか無いな)

俺(さて、どうするか…)



1相変わらず購買部でガチャってる苗木と話す(好感度4)
2購買部の前に居る江ノ島と話す(好感度1)
3廊下に居る朝日奈と話す(好感度2)
4玄関ホールに居る大和田と話す(好感度1)
5体育館前のホールで何かを調べている霧切と話す(好感度2)
6特に誰かと話したい気分じゃないや。自分の部屋に戻って舞園さんを待っておくか


多数決下5まで

45: 2020/09/06(日) 02:35:39.12 ID:hgzTvARHO
2

47: 2020/09/06(日) 03:05:33.83 ID:C9vDYU06O
購買部前

俺(ん?アレは…)

江ノ島「…。」ジッ 
購買部「」

俺(江ノ島さん?購買部の中を覗きながら何やってるんだ?)

俺(気になるな…声を掛けてみるか)スタスタ

俺「江ノ島さん」

江ノ島「わっ!?な、何!?俺?ちょっと急にヤダ驚かせないでよ~」

俺「驚いたのはこっちだよ。購買部を覗いて何やってたの?」

江ノ島「え?別に何もして無いけど~?」

俺(…何もして無いけど、覗き込む事ある?)チラッ


購買部内

苗木『…。』ガチャガチャッ

モノモノマシーン「」ガチャッガコッ

苗木『あ、またダブりかぁ…』

48: 2020/09/06(日) 03:07:33.24 ID:C9vDYU06O
購買部前

俺「もしかして苗木君を見てた感じ?」

江ノ島「は、はぁ!?何言ってんのよ!苗木とか全然タイプじゃないし、いきなりやめてくんない?」

俺(…別に江ノ島さんのタイプの男とか、そんな話は聞いて無いんだが)

俺「じゃあ何で見てたんだ?」

江ノ島「ちょっとあのモノモノマシーンの中身が気になってさ」

俺「へぇ…江ノ島さんもガチャに興味あるんだ。意外だな…」

江ノ島「いや、ガチャって言うより中身の方がさ」

俺「中身?あぁ、可愛いキーホルダーとか出てくるの?」

江ノ島「ううん、レーションとか…」

俺「レーション!?」

江ノ島「うん。そうだけど…え?何かおかしい?」

俺「あ、いや…」

俺(…この人って超高校級のギャルなんだよな?今時のギャルってレーションとか好きなんだ…意外過ぎる)

俺「じゃあレーションが出たら江ノ島さんが欲しがってだって苗木君に伝えてあげようか?どうせ彼はレーションなんか要らないだろうし」

江ノ島「いや、いいっていいって!余計な事しなくて良いから」

俺「そっか…。あ、自分でメダル集めて引きたい感じ?」

江ノ島「そうそう。自分でね」

俺「分かった。じゃあ俺ももし今後モノクマメダル集めたら江ノ島さんにあげるよ」

江ノ島「マジで!?サンキュー!」

俺(江ノ島さんって、ちょっと変わってるギャルだよな…)

俺(いや逆に…だからこそ超高校級なのか?)

俺(とりあえず今日は二人きりで話してみて江ノ島さんの事を少しだけ知れた気がする)


江ノ島の好感度が2に上がった

49: 2020/09/06(日) 03:14:15.30 ID:C9vDYU06O
食堂前

俺(江ノ島さんと別れて15分程経った頃だろうか…)

俺(学園側からもう一度寄宿舎側に戻って来た俺は、食堂前で舞園さんを待っていた)

舞園「あ、俺君」スタスタ

俺「舞園さん」

舞園「分かりやすい場所で待っててくれたんですね。ありがとうございます」ニコッ

俺「今は食堂には?」ヒソヒソ

舞園「皆んな居なくなりましたよ。包丁を返すなら今がチャンスかもしれません」ヒソヒソ

俺「そうか。なら今の内にやり遂げよう」スタスタ

舞園「はい」スタスタ
 

俺部屋前

俺「じゃあ取って来るよ」スッ

舞園「分かりました。では私は部屋の前で待っておきますね」

扉「」ガチャッ

俺(よし、とりあえずこれを背中に忍ばせて…)

俺(こけたらザックリ行くから慎重に歩かないと…)スタスタ

俺「お待たせ。舞園さん」

舞園「いえ、大丈夫でした?」

俺「今は念の為に背中に隠してる。誰も居ない内にサッと返しちゃおう」ススス

舞園「はい。行きましょう」スタスタ

俺(その後、俺達は包丁を無事に厨房の包丁セットへと返して持ち出した事は誰にもバレずに済んだのだった)

50: 2020/09/06(日) 03:28:07.26 ID:C9vDYU06O
夜時間前
俺個室

俺「今日は包丁は無事に帰せたけど、後はこれか…」チラッ

金箔の模擬刀「」

俺(やっぱり勝手にショーケースからこんな目立つ物持ち出したら気付く人は居るだろうし、誰かが凶器を何処かへ持って行ったと不安になる人も居る筈だよな…)

俺「今は皆んなあんなビデオを見せられて疑心暗鬼になってる最中だし、変な疑いの芽は早目に摘む方が良いだろうな」

俺「その模擬刀も明日の内に返しちゃうか」

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン...

モニター「」ブウンッ

モノクマ『えー、間もなく夜時間となります。食堂にはロックがかかるので、お気をつけ下さい』

モノクマ『ではおやすみなさーい』


俺(…ここに閉じ込められて、今日で4日が経過した。謎のビデオを見せられて2日…)

俺(今のところ全く犠牲者は出ていない…。とりあえずこのまま誰も殺されたり頃したりする事無く、解放の日が来れば良いが…)

俺「ふあぁ…。昨日かなり遅かったから眠いな…」

俺「今日はもう何も起きないだろうし、早目に寝るか…」

俺「ZZZ…」

51: 2020/09/06(日) 03:46:42.54 ID:C9vDYU06O
食堂

俺「おはよう」スタスタ

朝日奈「おは~」

舞園「おはようございます俺君」

不二咲「おはよう俺君」

江ノ島「おはよう」スタスタ

苗木「おはよう江ノ島さん」

石丸「江ノ島君、珍しく今日は早いな。良い事だ」

江ノ島「フフン、今日は一段と化粧のノリが良くってさ」ガタッ

俺(最初はイザコザが耐えなかったが、俺達はだんだんこの生活に慣れつつあった)

俺(モノクマは卒業したくば殺せと言っていたが、何日経っても、動機を配っても誰も殺されたりしないので周りに対しての疑心の目も少しずつ薄れて来ていた)

俺(俺達の結束はかなり強い。何があろうと、もう誰も殺人まで起こす奴など無いと思っていた…)

俺(…しかし、それは突然起きた)



───1時間後

十神「チッ…霧切は未だこんのか」

腐川「しゅ…集団行動のできない女ね…」

桑田「そりゃおめーだろ」

石丸「彼女はいつも遅いが、今日はいつも以上に遅いな霧切君は」

葉隠「きっと暇過ぎて夜更かしでもしたんだべ」

山田「霧切殿の夜更かし?いったい何をなされてたんでしょうなぁ…ハァ…ハァ…」

俺(集合時間からもう1時間以上も経過してる…。霧切さんみたいな人も偶には寝坊するのか)

俺「はぁ…仕方ない。俺、部屋までお越しに行ってくるよ」ガタッ

大和田「おう、頼んだぞ俺」

舞園「あっ、なら私も一緒に行きますよ」ガタッ

俺「舞園さんも?そっかじゃあ行こうか」

舞園「はい」コクッ

52: 2020/09/06(日) 04:02:32.67 ID:2mUnB4vu0
霧切個室前

俺「…。」ピンポン

霧切個室扉「」シ-ン...

舞園「出て来ませんね…」

俺「これだけ鳴らしても出て来ないのはおかしくない?」スッ

舞園「ええ…。おかしいですね…」

俺「…ん?」

霧切個室扉「」ガチャッ

俺「あれ?中から鍵がかかって無い」

舞園「え?」

俺「まぁちょうど良いや。舞園さん中に入って霧切さん起こして来てくれない?俺が入ると流石にマズイだろうしさ…」

舞園「あ、はい。分かりました」ガチャッ

扉「」バタンッ 

俺(…もう出かけたのか?或いは……いや、無いよな)

扉「」ガチャッ

俺「あっ、どうだった?」

舞園「俺君。それが…霧切さん、部屋に居なくて…」

俺「えっ…」ドクンッ  

俺(…どうしてだろうか。最近は薄れていた恐怖や焦りと言った感情が一気に蘇って来た)

俺「舞園さんは一度食堂に戻って、皆んなに先に報告に言ってくれ」

舞園「え?俺君は…」

俺「俺は先に学園の方に彼女を探しに行ってくる!」タッタッタッ



学園側
体育館前ホール

俺(玄関ホール、教室、購買部…行き道で色んな部屋を見たが彼女の姿は無かった)

俺(後はこの体育館だけ…)ドクンッドクンッ...

俺(どうか俺の思い違いであってくれ…)スッ

扉「」ガチャッ  

俺「あ……」ドクンッ!!

俺「……霧切…さん?」タタッ

俺「…。」スッ


霧切「」


俺「なっ……!?」

俺「う、うわあぁぁぁぁっ!?!?」

俺(彼女は体育館の中央で…何者かに首を絞められ、殺されていた…)

74: 2020/09/06(日) 14:10:45.26 ID:HzoaEGttO
体育館

俺(…俺の悲鳴を聞き付けた他の生徒が体育館へと集まって来るのはそう時間がかからなかった)

舞園「俺君!?えっ…き、霧切さん!?う、嘘…」

石丸「どうした!?ん?うおわぁぁっ!?」

俺「…。」フルフル

俺「氏んでる…」

霧切「」

石丸「なっ…!?」

舞園「そんな!?」

モノクマ『ピンポンパンポーン。氏体が発見されました。全員、体育館に集まって下さい』

俺「モノ…。クマ…」

俺(…黒幕が彼女を頃したのか?いや、これまでの奴の言動を考えるとその可能性は極めて低い)

俺(恐らく、霧切さんを頃したのは……)グッ

舞園「何が始まるんです?…」

俺「分からない…。とりあえず皆んながここに集まるのを待とう…」

舞園「はい…」




──数分後

俺(全員が体育館へと集まり、霧切さんの氏体を見て俺達と同じような反応で驚愕する)

苗木「ッ…霧切さんはアイツに…モノクマに殺されたんだ!」

モノクマ「違うよ。僕はそんな事しないよ。それだけは信じて」 ピョ-ン!

俺「モノクマ…」

モノクマ「あのねえ、僕はこの学園生活の趣旨に反するような事は決してしません!」

モノクマ「僕ってクマ一番ルールには煩いってサファリパークでも有名だったんだから」

不二咲「じゃあ他に…。誰が…」

モノクマ「分かってる癖に。霧切響子を頃したのはオマエラの中の誰かじゃん!」

俺(ッ…!)

75: 2020/09/06(日) 14:13:02.35 ID:HzoaEGttO
体育館

モノクマ「オマエラの誰かが、卒業の為に霧切さんを頃しただけだよ。それがルールじゃん?悪い事じゃないよ」

不二咲「そんな…」

朝日奈「嘘だよ…」

俺「くっ…」 グッ

苗木「嘘に決まってる!!」

モノクマ「いいや、頃したのはオマエラの中の誰かだよ。それは当の本人が一番知ってる筈だけどね」

周りの生徒達「…。」ザワッ

俺(俺を省けば、この14人の中の誰かが霧切さんを……)

十神「俺達の中に犯人が居るのだとしたら、そいつは卒業できるんだな?」

モノクマ「うぷぷぷぷ…ぶヒャヒャヒャ。そんなの大甘だよ。デビル甘だよ!地獄甘だよ!」

モノクマ「寧ろ、本番はこれからじゃん?」

俺「本番だって?…」

舞園「未だ何かやらされるんですか?…」

モノクマ「ではここで、卒業に関する捕捉ルールの説明を開始します!」

セレス「自分が殺人をおかしたクロだと他の生徒に知られてはいけない。その辺を言っておられるのでしょう?」

俺(そうか。あの謎のままだった校則6…)

モノクマ「そう、他の生徒に知られないように殺さなければならないの」

セレス「完全犯罪を成立させろと言う事ですわね…」

モノクマ「それを査定する為に、殺人が起きた一定時間後に必ず"学級裁判"を開くこととします!」

苗木「学級裁判…?」

モノクマ「学級裁判では犯人、クロは誰かを議論して貰います」

モノクマ「そこでオマエラが導き出した答えが正解だった場合には秩序を乱したクロだけがお仕置きとなります」

モノクマ「但し、もし間違った場合は逆に残ったシロ全員がお仕置きされてしまいます」

周りの生徒達「…。」ザワ...

モノクマ「それが学級裁判のルールなのです」

山田「あのーお仕置きとは…」

モノクマ「あー、簡単に言えば処刑って所かな」

不二咲「え…処刑って…」ウルッ

モノクマ「処刑は処刑だよ。処刑。電気椅子でビリビリ、毒ガスでモクモク、竜巻で全身バラバラ…とかね」

周りの生徒達「…。」ザワ...

俺(もし間違えれば全員が殺されてしまう…。絶対に間違える訳にはいかない…)ゴクリッ

77: 2020/09/06(日) 14:18:31.48 ID:HzoaEGttO
体育館

江ノ島「ちょっと!アンタの言ってる事無茶苦茶じゃない!?何が学級裁判よ!」

俺(江ノ島さん…?)

モノクマ「んあ?」

江ノ島「アタシそんなのに参加なんて嫌だからね。何でアタシらが犯人当てなんかしなきゃなんねーんだよ!」

モノクマ「そんな身勝手な」

江ノ島「身勝手なのはそっちだろ?頃し合いなんて勝手にやって。アタシは関係無い!」

モノクマ「め、目の前の悪の迫力に…しょ、正直ブルってるぜ。だ、だけどなぁ僕は悪に屈するつもりは無い。最後まで戦うのがモノクマ流よ」シャキンッ

モノクマ「どうしても通りたければ僕を倒してからにしろ」タッタッタッ

江ノ島「フン」スッ

俺(ぁ…)


江ノ島コミュ回数(1回)
コンマ下二桁
81以上俺、頭が素早く回転してワンテンポ遅れてから江ノ島のしてしまった事に逸早く気付いた(選択肢へ)
80以下俺、呆気に取られたままモノクマと江ノ島の争いを見ていた。しかし…


安価下

78: 2020/09/06(日) 14:20:34.46 ID:3zDLK2I3O
はい

79: 2020/09/06(日) 14:25:08.18 ID:HzoaEGttO
コンマ46
体育館

ゲシッ
 
江ノ島脚「モノクマ「ギュムッ!」」

江ノ島「はい。これで満足?」

俺「え、江ノ島さん!?ダメだ!直ぐにその足を離すんだ!」

江ノ島「え?何で…」チラッ

モノクマ「学園長モノクマへの暴力は校則違反だと言ったよね?」プウ-ンプウ-ン

俺(俺が彼女に近付いて引き離すよりも、モノクマの校則違反者への対応は素早かった)

俺「あ───」

モノクマ「召喚魔法を発動する!助けてグングニールの槍!!」

ヒュ-ンヒュ-ンヒュ-ンドシュドシュドシュッ!

俺「ぁ……」ゾクッ

周りの生徒達「「「はっ…!?」」」ゾクッ

江ノ島「大量の槍」ドクドク…

江ノ島「あれ…?おかしくない…?何で…あたしが……」ドクドク...

江ノ島「はっ…」ドサッ

俺(…江ノ島さんは、最後に目を見開くと線が切れたかのようにそのまま崩れ落ちた)

86: 2020/09/06(日) 18:45:13.92 ID:Do4FdikDO
体育館

舞園「きゃあぁぁぁぁっ!?」

葉隠「うわぁぁぁぁっ!?」

腐川「血が…」ドサッ

不二咲「そ、そんな…」

苗木「あ…。ぁ……」

江ノ島「」ドクドク...

俺(目の前で見せしめかのように…。江ノ島さんまで殺された…。あいつに…)ゴクリッ

モノクマ「関係無い所ではできるだけ氏人は出さないようにと思ってたんだけど、見せしめは必要だったみたいだね」スタスタ

モノクマ「でもこれでオマエラも分かってくれただろ?僕は本気だよ」

モノクマ「と言う事で捜査を頑張って下さいね。では、後程学級裁判で会いましょう」ピョ-ン  

俺(やはり、やるしか無いのか…)

俺「ん?」チラッ

苗木「見せ…しめ…?」

舞園「そ、そんな事で…。こんな事…」

周りの生徒達「「……。」」

俺(俺は頭の切り替えは早かったが、皆んなは未だ固まっていた。この2人を除いて…)

十神「少なくとも江ノ島は犯人ではなかったと言う事だな」

セレス「では、捜査を始めましょう?こんな場所に固まっていても時間の無駄ですもの」

霧切「…。」

苗木「ちょっと待ってよ。そんな言い方…」

セレス「わたくしは忠告した筈ですよ?どんな者でも、適応力の無い者から氏んで行くのだと。自業自得ですわ」ニコッ

朝日奈「幾ら何でもあんまりじゃん!」

舞園「こんな事が起きてるのに…」

俺「……いや、江ノ島さんは可哀想だが…俺も二人の言う通りだと思う」

舞園「俺君…」

俺「モノクマの言っていた学級裁判って奴までの捜査ができる時間だって、どれくらい有るのか今の俺達には分からないんだ」

俺「江ノ島さんのように殺されたくなければ、俺達は霧切さんを頃した犯人を突き止めるしか無いんだ」

周りの生徒達「……。」

90: 2020/09/06(日) 20:15:04.62 ID:2mUnB4vu0
体育館

葉隠「うわっ、何だこれ?ページが増えてるぞ!?」

電子手帳「」

苗木「モノクマファイル?」カチッ

山田「これは!?霧切響子殿の氏因が克明に書かれていますぞ!」カチッ

俺「霧切響子の氏亡現場は体育館…。氏亡時刻は深夜1時…。首には絞められた後か…」

十神「氏因は絞殺と言う事か。コイツが殺されたのが深夜の1時と言う事は、この中の全員が容疑者だと言う事だな」

朝日奈「えっ?何で?」

セレス「夜時間の出歩きは禁止と言うルールがありましたから、わたくし達は皆んな自分の部屋に居た筈でしょう?」

俺「やろうと思えば、誰にでもできた…と言う事か…」

霧切「」

俺(やはりこの中の内の誰かが霧切さんを…)

周りの生徒達「…。」

十神「とにかくゲームを始めるぞ」スタスタ

セレス「ええ」スタスタ

俺(2人は霧切さんの氏体を調べて行かないのか?)

俺(なら俺が最初に捜査させて貰おう)スタスタ

91: 2020/09/06(日) 20:18:40.27 ID:2mUnB4vu0
体育館

霧切「」

俺(しかし捜査なんか初めてだからな…)

俺(どのようにやったら良いのかさっぱり分からん…)

俺(とりあえず裁判の時に使えそうな証拠を電子生徒手帳に記録しておけば良いのか?)

俺(…どの辺を調べたら良いんだろう)

舞園「俺君。私もお手伝いします」スタスタ

俺「舞園さん?…そりゃあ手伝ってくれるなら助かるけど…でも本当に良いの?」

舞園「はい。だって私は俺君の超高校級の助手ですから」ニコッ

俺「あ…」

舞園「一緒に捜査をして。私達で事件を解明しましょう」コクッ

俺「舞園さん…」

俺「うん。分かった…。ちゃんと事件を解明してやらないと霧切さんも浮かばれ無いだろうしな」

俺(舞園さんが手伝ってくれるなら、一人で捜査するより楽だろう)

俺(頑張って霧切さんを頃した犯人を見つけないと…)


捜査ルールを決めます
1制限時間内に選択肢の中から場所を選択して捜査をし証拠(弾丸)を集める(※選択肢を外すと弾丸が集まらず時間が経過する。全ての証拠を集めても学級裁判前に事件の解決はできない。成長要素が無い。同行キャラが居る場合はヒントをくれる)

2コンマ判定で一発勝負で証拠(弾丸)を集める(※超高コンマやゾロ目ボナ次第で学級裁判前に事件の全容が見える時がある。超低コンマで全然証拠が集まらない場合有り。成長要素有り。同行キャラが居る場合一緒に捜査でコンマ判定値+。偶にゾロ目ボナやもう一つ判定が現れて成功すると他キャラとのイベントが発生する時がある)


多数決下5まで(※証拠が完全に集まらなくても学級裁判中に仲間キャラが代わりに証拠を提示してくれる場合が有ります)

99: 2020/09/06(日) 20:37:47.15 ID:2mUnB4vu0
undefined

100: 2020/09/06(日) 20:39:17.59 ID:2mUnB4vu0
コンマ判定となります
体育館

俺「……。」

俺(とりあえず捜査前にもう一度モノクマファイルを確認しておこう)

モノクマファイル「」

「被害者は霧切響子。氏亡時刻は午前1時頃
氏体発見現場となったのは体育館
被害者の首には絞められたような跡が有った」


俺(この氏体の現場を克明に書いてあるモノクマファイルは証拠の一つになるな)

俺(しっかり記憶しておかないと…)スタスタ

>コトダマ「モノクマファイル」を入手した

舞園「あの…俺君。捜査ってどうするんですか?…私、こんな事初めてで…」スタスタ

俺「それは俺もだよ」

俺「でもとりあえず霧切さんの氏体を色々調べてみようと思う」

舞園「えっ!?さ、触るんですか!?」

俺「うん…そうしないと事件の真相に辿り着けないだろうし…」

舞園「…。」

俺「舞園さんは流石に無理なら氏体は俺が調べるけど…」

舞園「…いえ、大丈夫です」

俺「えっ?だ、大丈夫なの…?」

舞園「今の私は俺君の超高校級の助手なんです。そんな甘えた事言ってられません」キリッ  

俺「そ、そう…」

俺(…流石超高校級のアイドル。こんな時でもやる時はやるんだな)

舞園「はい。やる気なら負けませんよ」

俺「…。」

俺「…うん。そのエスパー能力が有れば100人力だ」

舞園「うふふ」ニコッ

101: 2020/09/06(日) 20:39:52.76 ID:2mUnB4vu0
体育館

舞園「では俺君。私は何処を調べれば良いですか?」

俺「え?」

舞園「助手の私に指示を下さい俺君」

俺「あ…えっと…」

俺(今回はお互い、捜査なんか初めてだし分からない事だらけだから、なるべく一緒に捜査した方が良いよな…?)

俺「とりあえず舞園さんは霧切さんの氏体の付近を調べてもらえる?」

舞園「霧切さんの周りですね。了解しました」スッ

俺(舞園さん、肝が座ってるな…)

俺(いや、俺も彼女に負けてられん。何か霧切さんの氏体から分かる事を集めないと)ジッ

霧切「」


捜査結果(ゾロ目、繰り上がり。舞園(好感度8)同行+20%)
コンマ下二桁
81以上謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
61~80舞園と協力し合ったお陰で十分に証拠を集め、犯人も絞れるまでに至っていた(弾丸5つ補充)
31~60冷静に氏体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸4つ補充)
11~30何とか時間までに氏体現場の証拠は集められた(弾丸3つ補充)
10以下捜査初心者俺&舞園、証拠っぽい奴だけメモしておいた(弾丸2つ補充)


安価下2(31以上で捜査能力、初心者から経験者(次回以降判定20%up)へと上昇)

103: 2020/09/06(日) 20:40:39.54 ID:ygPR5EZ+O

121: 2020/09/07(月) 05:18:45.95 ID:IDe7y5GjO
コンマ54
体育館

俺(モノクマファイルによると霧切さんは首に絞められたような跡があるって書いてあったけど…)

霧切首「」

俺(…長時間絞められた訳じゃなく、本当に一瞬だったのかな?何も跡が残って無いや)

俺(ロープか何かで絞められたら跡くらい残ると思うけど…とりあえずこれは記録しておこう)


>コトダマ「絞められた首」を入手した


舞園「辺りを探してみましたが、霧切さんの周りには凶器とかは何も落ちて無いみたいですね」

俺「うん。それに外傷も全く見当たらないんだ」

俺(つまりやはり彼女の氏因は首を絞められた事による窒息なのか…?)


>コトダマ「霧切の氏体状況」を入手した


俺「彼女の氏体から他の証拠になりそうな物は見当たらないな…」

舞園「少し別の場所を散策してみます?」

俺「そうしよう」スタスタ


体育館前ホール

俺「この部屋には何も無いかな?もう少し戻ってみようか」

舞園「あっ、ちょっと待って下さい俺君」

俺「うん?」

舞園「そこ、何か落ちてますよ」

ボールペン「」

俺「本当だ。ボールペン…?」スッ

俺「いったい誰のなんだろ…うん?」

舞園「どうしました?」

俺「…このボールペン、少し血が付いている」

舞園「え?…血ですか?」

俺「うん…」

舞園「霧切さんの氏体には外傷は一切見当たらなかったんですよね?」

俺「うん…とりあえずこれも記録しておこう」

俺(いったい誰のボールペンなんだ?)

>コトダマ「血の付いたボールペン」

俺「霧切さんの個室も念の為に捜査しておこう」スタスタ

舞園「はい」スタスタ

俺(しかし、霧切さんの個室では特にめぼしい証拠は見つけられなかった)


霧切個室

モニター「」パッ

舞園「あっ…」

俺「モノクマ…」

モノクマ『えー、僕も疲れたんでそろそろ始めちゃいましょうか。お待ちかねの学級裁判を』

俺&舞園「…。」ゴクリッ

モノクマ『ではでは、学校エリアの1階にある赤い扉にお入り下さい』

俺(そこそこ証拠は集められたがいよいよ始まるのか…。命懸けの学級裁判が)

122: 2020/09/07(月) 05:26:41.77 ID:IDe7y5GjO
学校裁判場

モノクマ「やあやあ、やっと来たね」

俺「ここが学級裁判場か…」 スタスタ

俺「うん?アレは…?」

霧切遺影「」
江ノ島遺影「」

モノクマ「氏んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?」

セレス「わたくし達は16人なのに、何故17人分の席があるのですか?」

モノクマ「深い意味は無いよ。最大17人収容可能な裁判場ってなだけ」

モノクマ「さてと、前置きはこの辺にして学級裁判を始めましょう」

石丸「よし!皆んなで目を閉じよう!犯人は挙手したまえ!」

大和田「アホか。挙げる訳ねえだろ」

苗木「…。」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それでは議論を開始して下さい」

俺(この裁判で間違えたら、俺含め皆んなが処刑されてしまう。だから犯人を間違える訳にはいかない…)グッ


>コトダマ「モノクマファイル」カチッ
>コトダマ「絞められた首」カチッ
>コトダマ「霧切の氏体状況」カチッ
>コトダマ「血の付いたボールペン」カチッ


俺(持っている証拠で俺達が知っている事、分かった事は積極的に口に出していかないとな)


学級裁判…開廷!!

123: 2020/09/07(月) 05:57:24.98 ID:3hYXDD830
学級裁判場

朝日奈「議論しろって言われても…」

山田「何から話した物か…」

俺「捜査の時に分かった事を皆んなで挙げて行ったら良いんじゃ無いかな?」

石丸「分かった事か…。ならば断言しよう、殺されたのは霧切響子君だ!」

舞園「流石にそれは皆んな分かります…」

十神「氏体の発見現場は体育館の中央だったな」

セレス「モノクマファイルによると、首には絞められた跡があったと書いていましたわね」

山田「首に絞められた跡ですかぁ…うぅ~ん…」

桑田「そもそも霧切は何で首を絞められたんだ?」

苗木「それが今回の凶器になったんだよね?でも…」

葉隠「分かった!」

桑田「え?マジ?」

俺(意外な所から発言が出てくるな。聞いてみよう)

葉隠「霧切っちは多分犯人にロープか何かで首を絞められたんだべ!」

朝日奈「じゃあ犯人は霧切ちゃんをロープで縛って頃したって訳?」

苗木「…。」

俺(…あれ?そうだったっけ?)


1コトダマ「絞められた首」を撃ち込む
2発言せず、このまま成り行きを見守る


安価下

124: 2020/09/07(月) 06:08:36.75 ID:jxtADuibo
1

127: 2020/09/07(月) 09:51:05.95 ID:IDe7y5GjO
学級裁判場

俺「待って葉隠君。今の発言はおかしいよ」

葉隠「うん?おかしいって何がおかしいんだべ?」

俺「モノクマファイルには霧切さんの首には絞められた跡があったって書いてあったけど、俺が捜査で確認した時は既に跡なんか残って無かったんだ」

俺「もしロープとかで首をキツく縛られてたら、跡がくっきり残ってる筈じゃないか?」

山田「うーむ、ではロープでは無いとすると何で彼女はいったいどのような方法で殺されたのでしょう?」

俺「多分、手で首を絞められて直ぐに殺されたんじゃないかな?」

俺「そうしたら首に跡が残るのも少しだけで、俺達が見つけた頃には消えてる筈だしさ」

セレス「そもそも、現在わたくし達の住んでいる場所にロープなんてありませんからね」

葉隠「ありま!そうだったべ!」

俺(これで霧切さんが殺された凶器は断定できたが…。そこからが難しいな…)

128: 2020/09/07(月) 09:51:33.35 ID:IDe7y5GjO
学級裁判場

桑田「犯人が素手で霧切を頃したのは分かったけどさ。いったい誰が犯人なんだよ!?他に手掛かりねえじゃん!」ガリガリ

苗木「じゃあもう一回事件を一から振り返ってみようよ」

桑田「振り返るだぁ?振り返った所で何も…」

舞園「いいえ、苗木君の言う通り振り返る事で何か新たな真実が見えてくるかもしれませんよ」

舞園「時間はあるんですから、諦めずに考えましょう」

桑田「ま、舞園ちゃんがそう言うなら振り返っても良いかなって…」

俺「はは…」

俺(…桑田君、可愛い子に乗せられやすい性格なんだな。野球選手らしいっちゃらしいけど)

舞園「モノクマファイルに書いてる通りなら霧切さんは深夜の1時頃に体育館に呼び出されて、首を絞められて殺害されたんですよね?」

山田「わかりましたぞ!その霧切響子殿を体育館へ呼び出した人物こそ犯人ですな!」

大和田「でもよ。どうやってアイツを体育館に呼び出したんだ?」

石丸「確かに、その時間は外出禁止となっている筈…彼女とてそう簡単にルールを破るとは思えん」

俺(本当にそうだっただろうか…?でも俺の現在持ってる証拠だとこれを否定する事はできない…)

朝日奈「それに普通、夜中の1時なら皆んなもう寝てるよね?」

俺(誰か他に証拠を持ってる人はいないのか?)キョロキョロ

苗木「…。」


苗木(好感度4)
コンマ下二桁
81以上俺覚醒(クライマックス推理へ)
61~80苗木「それは違うよ!」
60以下誰も発言せず(議論が良くない方向に)


安価下

129: 2020/09/07(月) 09:54:47.94 ID:t6ps8ZARO

130: 2020/09/07(月) 10:14:31.52 ID:IDe7y5GjO
コンマ94
学級裁判場

俺「はっ…!」ピキ-ン!

俺(証拠は無いが、この推理なら通る!)

俺「…霧切さんが深夜の1時頃なんかに体育館へ行った理由が分かった」

朝日奈「ええっ!?」

山田「なんですと!?」

俺「この4日間、共同生活をした皆んななら知ってると思うけど霧切さんはこの中の誰よりもこの学園の事を一人で捜査してたんだ」

俺「そんな霧切さんが。深夜の1時頃に皆んなと約束したルールを破ってまで体育館に向かった理由は一つ」

俺「恐らく彼女は、外に出る為の重要な手掛かりを見つけたんだ」

周りの生徒達「「えぇーっ!?」」

十神「待て、手掛かりを見つけたのは良いが何故霧切が深夜1時に部屋を出て体育館に向かった?」

十神「霧切が散々探して、漸く見つけたんだ。そんな時間に犯人からの呼び出しなど警戒して部屋を開けないと思うが?」

俺「いや、彼女を部屋から呼び出したのは恐らく犯人じゃない」

腐川「は、犯人じゃ無いって言うなら…いったい誰が霧切を呼び出したって言うのよ!?」

苗木「それって…もしかして共犯者?」

不二咲「え?今回の事件には共犯者がいるの?…」

大和田「そいつはいったい誰なんだ!?」

俺「…。」

俺(霧切さんを犯人以外で、部屋の外へ呼び出せる人物…。それは…)


1俺
2桑田君
3モノクマ

安価下

131: 2020/09/07(月) 10:17:27.71 ID:2Em5OES9O
1

135: 2020/09/07(月) 10:31:17.85 ID:3hYXDD830
学級裁判場

俺「そうだ。俺が彼女を呼び出したんだ」

周りの生徒達「「「ええーっ!?」」」

俺「俺と彼女はそこそこ親しかったからな。俺の呼び出しになら彼女も応じてくれる」

俺「しかしまさか…この俺に体育館で殺されてしまうなんて彼女も思っても無かったんだろう」

石丸「き、君がやったのか…」

大和田「テメェ!」

俺「…。」

俺「とまぁ、冗談はこのくらいで置いといて…」

朝日奈「何で頃したの俺!?」

俺「あ、いや…冗談で…」

苗木「俺君…」

舞園「そんな…嘘ですよね?…」

俺「ちょ、ちょっと待って…。これは冗談で…」

セレス「思わず口を滑らすなんて、とんだお馬鹿さんですわね」

桑田「アホアホアホーっ!」

十神「フン、つまらんゲームだったな」

俺「あ、あの…。皆んな…」

モノクマ「議論の結果が出たようですね。では皆さんお手元のスイッチでクロだと思う人を投票して下さい」

俺「エッ…」



スロット「」ガシャンッ
「俺俺俺」ブブ--!


桑田「あぽ…?」

モノクマ「残念!今回霧切響子さんを頃したのは俺君じゃありませんでした!」

十神「何だと!?」

苗木「そんな…!?」

石丸「何故だ!?さっき君は自分が犯人だと自白したではないか!」

俺「あ…いや、だからアレはただの冗談で…」

モノクマ「言い訳無用!間違えた皆さんにはお仕置きを受けて貰います!」

俺「」

俺(……お、俺のせいか?)

俺(いや、今回ばかりはどう考えても俺の所為か…)



GAME OVER



────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

137: 2020/09/07(月) 10:33:23.71 ID:3hYXDD830
口は災いの元END


1最初からやる
2チャプター1の好きな場所から再開する(>>15以降)


多数決下5まで

138: 2020/09/07(月) 10:33:43.97 ID:T+4MGt5NO
2

142: 2020/09/07(月) 10:36:45.20 ID:3hYXDD830
好きな場所からやり直します


ここから下で指定が2回被った場所からやり直し

143: 2020/09/07(月) 10:36:56.62 ID:T+4MGt5NO
29

145: 2020/09/07(月) 10:39:42.93 ID:3hYXDD830
>>29からやり直します
俺個室

俺「舞園さんが怖がってたから、部屋の交換をしただけだよ」

桑田「部屋の交換をしただぁ?」

俺「う、うん。最初は桑田君に頼もうとしたんじゃないかな?でも遅かったから俺に頼んで来たんだ」

桑田「はぁ、なんだ。そんな事だったのか…こんな時間まで起きて損したぜ」

俺(…いったい何だと思ってたんだ)

桑田「まぁいいや、解決したのならオレはもう部屋に戻るぜ。こんな時間まで起きて眠いからよ...ふぁ~ぁ…」スタスタ

俺「ああ、おやすみ」

扉「」バタンッ

俺「はぁ…。桑田君が単純で助かった…」

俺「俺も今度こそ寝るとしま」クルッ

ピンポンピンポン

俺「…うん?」

扉「」ガチャッ

桑田「ちょ、ちょっと待ってくれ!部屋の交換をしたって事は、お前…今日は普段舞園ちゃんが寝てるベッドで寝るのか!?」

俺「え?あぁ…。ま、まぁそう言う事になるかも…」

俺(本当は俺の部屋だから舞園さんが俺のベッド使ったのは一瞬になるけど…)

桑田「ちょ、ちょっと部屋の中見させて貰っても良いか?」

俺「えっ…」

桑田「頼む!!」

俺(…どうしようか)


1キモい、もう帰れ
2…まぁ見るだけなら、別に良いよ


多数決下3まで

148: 2020/09/07(月) 10:48:48.63 ID:Mwtdg8En0

149: 2020/09/07(月) 10:51:24.37 ID:3hYXDD830
同じなので前スレ427までカット
食堂

俺(あの後、一番最後に食堂に顔を出した俺はとりあえず非難された)

俺(…まぁ散々人を待たせたのだから仕方ないか)

俺(いつも最初に来てる規則正しい生活を送ってる朝日奈さん、大神さん、不二咲さん、石丸君なんてもう2時間近く待ってただろうしな…)

俺(そして皆んなで朝食を食べて、各々が食堂を出て行く)

舞園「あ、今日は食器の片付けは私がやりますから」

朝日奈「え?良いの舞園ちゃん?」

舞園「はい。昨日取り乱して皆さんに心配かけた分、今日は頑張ります」ニコッ

舞園「皆さんは先に自由にしてて下さい」


俺(そう言って舞園さんは食堂に残る大義名分を作って、約束通り食堂で様子見してくれた)

俺(未だ何人か食堂に居るが、人が少なくなったら包丁を返すタイミングを伝えに来てくれるだろう)

俺(その間、俺はどうするかな…)

俺(部屋にさっさと帰った十神君や桑田君等を除けば、寄宿舎側には未だ現在数人残ってるが…)



1やっぱり俺も食堂に残って舞園と話す(好感度8)
2石丸と話す(好感度2)
3不二咲と話す(好感度2)
4セレスと話す(好感度1)
5学園の方に行ってみよう


多数決下5まで

152: 2020/09/07(月) 10:54:48.58 ID:pLWP7oyEo
5

153: 2020/09/07(月) 10:57:26.10 ID:3hYXDD830
寄宿舎側

俺(ここに居る人達以外と話したいな…)

俺(学園側にも行ってみるか)スタスタ



学園側

俺「…相変わらず学園側は紫の蛍光が不気味な感じだな」スタスタ

俺(こっち側に居るのはこの5人か)

俺(後は先に自分の部屋に帰ったのかな?)

俺(他の人の部屋に行くと流石に舞園さんが見つけられないだろうから、そっちは諦めるしか無いな)

俺(さて、どうするか…)



1相変わらず購買部でガチャってる苗木と話す(好感度4)
2購買部の前に居る江ノ島と話す(好感度1)
3廊下に居る朝日奈と話す(好感度2)
4玄関ホールに居る大和田と話す(好感度1)
5体育館前のホールで何かを調べている霧切と話す(好感度2)
6寄宿舎側に戻る


多数決下5まで

157: 2020/09/07(月) 10:59:34.86 ID:T+4MGt5NO
5

159: 2020/09/07(月) 11:57:58.08 ID:3hYXDD830
体育館ホール前

俺(あれ?)

ショーケース「」
霧切「…。」

俺(霧切さんだ。こんな場所で何してるんだろう?)

俺「霧切さん」スタスタ

霧切「…。」チラッ

俺「何してるの?こんな所で」

霧切「俺君。ちょうど良かったわ」

俺「え?」

霧切「このショーケースを見て」

俺「ショーケース?」ジッ

ショーケース「」

俺(ショーケースの中には、この希望ヶ峰学園の学生が在学中に得た多数のトロフィーや賞状が置かれてるな)

俺「これがどうかしたの?」

霧切「気付かない?ある物が無くなってるのよ」

俺「ある物が無くなってる?」ジッ

ショーケース「」

俺(ショーケースなんてそんな今までじっくり眺めた事無かったからなぁ…)

俺(そんな風に言われても、前に金箔の模擬刀を部屋に持って行った時は、しっかり見てないから何があったとかは覚えてないんだよな…)

俺「…。」

俺(……ん?)

俺「霧切さん?えーと、その無くなってる物ってのはもしかして金色の…」

霧切「そう。よく覚えてたわね」

霧切「前にここにあった金箔の模擬刀が、いつの間にか無くなってるの」

俺「」

霧切「もしかして誰かが持ち出したのかしら?」

俺(…やっべえぇぇ!それ持ち出したのって俺じゃん!)

霧切「俺君、貴方何か知らないかしら?」

俺「え、えーと…」

俺(さて、どう答える…)


1…知らないかな
2実はそれ…。護身用の武器にしようと思って俺が…
3実はそれ…。部屋のインテリアにしようと思って俺が…
4苗木君に譲って貰った


多数決下5まで

162: 2020/09/07(月) 12:01:15.30 ID:ySIqjB330
2

163: 2020/09/07(月) 12:17:18.15 ID:3hYXDD830
体育館前ホール

俺「実はそれ、護身用の武器にしようと思って俺が部屋に運んだんだ…」

霧切「俺君が?」

俺「あ、ああ…。まぁ…。ちょっと柄の部分に触っただけで手に金箔がベッタリ着くから、触り心地は最悪だったけど…」

俺「でも無いよりマシかなって…」

霧切「ふぅん。そうだったの」

俺「すまない…。何も言わず急に模擬刀が無くなってたから不安にさせたよな?」

霧切「いいえ、逆ね」

俺「え?逆?」

霧切「俺君があの模擬刀を持ってるのなら逆に安心したわ」クルッ

俺「どうして?」

霧切「だって、貴方がその模擬刀で誰かを殺そうと考えてるのなら普通護身用の武器に自分が持って帰ったなんて私に言わないでしょう?」

俺「あ、確かに…」

霧切「外に出る為の手掛かり、そろそろ見つかると良いわね」スタスタ

俺「ああ…」コクッ

扉「」バタンッ

俺「霧切さんいつも1匹狼って感じだけど、俺は少しは信用されてるのかな?」



霧切の好感度が3に上がった

164: 2020/09/07(月) 12:19:29.31 ID:3hYXDD830
食堂前

俺(霧切さんと別れて20分程経った頃だろうか…)

俺(俺ももう一度食堂に戻って見張るのは不自然だと感じた俺は、食堂前で舞園さんを待っていた)

舞園「あ、俺君」スタスタ

俺「舞園さん」

舞園「分かりやすい場所で待っててくれたんですね。ありがとうございます」ニコッ

俺「今は食堂には?」ヒソヒソ

舞園「皆んな居なくなりましたよ。包丁を返すなら今がチャンスかもしれません」ヒソヒソ

俺「そうか。なら今の内にやり遂げよう」スタスタ

舞園「はい」スタスタ
 

俺部屋前

俺「じゃあ取って来るよ」スッ

舞園「はい。では私は部屋の前で待っておきますね」

扉「」ガチャッ


俺個室内

俺「…ん?」ピタッ

舞園「俺君?どうしたんです?」

俺「部屋が…。荒らされてる…」

舞園「えっ…?あっ…」

地面「ナイフのような傷痕」
壁「ナイフのような傷痕」

俺「……。」ドクンッドクンッ…

俺「あれ!?包丁が無くなってる!?」

棚の上「」

舞園「え?どうして…俺君?」

俺「いや、俺じゃない……俺が今朝部屋を出る頃は確かにここにあった…」

舞園「じゃあ誰か…入ったって事ですか?…」

俺「いや、もしくは未だ…」ゴクリッ

少し開いたままのシャワールーム「」

舞園「…!」ビクッ!

俺「舞園さん…。誰か助けを呼んできてくれ…」

舞園「は、はい!直ぐに呼んできます!」タッ

扉「」ガチャッ

俺「……。」ドキッドキッ...

俺(この部屋の争った痕跡…。亡くなった包丁…。そして…)

半開きのシャワールーム「」

俺「よし…」スッ

シャワールームの扉「」ガチャッ

俺「なっ…!?」ドキッ!!

俺(そこにあったのは、俺の目を疑うような物だった…)

葉隠「腹」ドクドク...

俺「は、葉隠…。君…」ゴクリッ

俺(腹部に包丁を刺され、目を見開いたまま絶命している葉隠君が俺の部屋のシャワールームにいた…)

165: 2020/09/07(月) 12:25:42.77 ID:3hYXDD830
同じなので前スレ476までカット
体育館

苗木「俺君。包丁って…」

俺「ああ、確かに昨晩は既に食堂がロックされてたから部屋に置きっぱなしだったんだ」

俺「だけど昨晩の舞園さんとの事を誰にも知られる事無く密かに厨房へ返すには、皆んなが居なくなったタイミングしか返せないと思って…」

舞園「だから今朝は一緒に食堂から皆さんが出て行くのを待ってたんです」

苗木「なるほど…。だから今日は舞園さんが後片付けをするって言い出したんだね」

舞園「はい…。ですがこんな事になってしまうなんて…。本当にごめんなさい俺君…」

俺「…いや、全てが終わった後に、迂闊に部屋に桑田君を入れた俺が悪かったよ」

苗木「あっ、そうだ」

舞園「どうしたんです?」

苗木「モノクマファイルによると、葉隠君の氏亡時刻は11時頃ってなってる」

苗木「と言う事は即氏じゃなければ、実際に葉隠君の殺害が行われたのは10時50分頃だよね?」

苗木「俺君はその時に誰かと居たとかアリバイを証明できたりする人は居ない?」

俺「…いいや、その方法も考えてみたけどダメだ。ちょうど俺が一人で食堂前でブラブラしてた時間だ」

苗木「そっか…。なら証明できないか…」

俺(やはり捜査して俺以外の真犯人を見つけるしかないか…)

俺「俺に他に聞きたい事は無い?苗木君、それに舞園さんも」

苗木「え?」

舞園「どう言う事ですか?」

俺「残念だけど、今一番怪しいクロは俺だ。そんな俺と居ると2人まで共犯を疑われて、裁判の時に証言が弱くなる可能性がある」

苗木「それはそうだけど…」

俺「だから今回は別々に捜査した方が良いと思うんだ」

舞園「俺君…」

舞園「…。」

166: 2020/09/07(月) 12:37:53.96 ID:3hYXDD830
体育館

俺「…俺は一人で捜査して真犯人を探してみるから、舞園さんは今から苗木君の超高校級の助手として協力して犯人を探してくれ」

舞園「嫌です!」

俺「え?…」

苗木「舞園さん…?」

舞園「私は俺君の超高校級の助手です。だから俺君がどんな状況に陥ろうと、俺君と共に真実を突き止めて俺君の無実を証明してみせます!」

俺「でも、それだと舞園さんまで…」

舞園「構いませんよ。俺君と一緒に疑われるくらい、それがどうしたと言うんです?」

俺「…。」

苗木「俺君、一緒に捜査してあげなよ。僕は僕で真実を追ってみるからさ」

俺「苗木君…」

舞園「皆さんに俺君は無実だと言う事を証明しましょう。力を合わせて」ギュッ

俺「あ…///」手「」ギユッ

俺「う、うん。じゃあ捜査の協力を頼めるかな。舞園さん」

舞園「はい。私は俺君の超高校級の助手ですから、当然です」ニコッ

俺(…正直、捜査とかやったこと無くて全く分からなかったから、彼女が一緒なら心強い)

舞園「流石に私もやった事ありませんから、一緒に探り探りしながらですけどね」

俺「うん…え?」

舞園「エスパーですから」

俺「…。」

舞園「うふふ。冗談ですよ、只の勘ですって///」

俺(いや、本当に心強いな…)

167: 2020/09/07(月) 12:45:13.85 ID:3hYXDD830
俺部屋前

舞園「俺君、私は何を手伝えば良いですか?」

俺「舞園さんは…そうだな」

俺「本当は一緒に捜査して欲しいけど、今回は俺が皆んなから限り無く怪しいクロだと思われてるから俺が有利になる証言とか俺では集められ無いと思うんだ」

俺「だから俺の代わりに舞園さんには、事件が起きた時の皆んなのアリバイや気になる事を聞き込みして欲しい」

俺「俺は事件の起きた俺の部屋を一人で調べてみるからさ」

舞園「皆んなの証言ですね。分かりました。やってみます、では後で合流しましょう」スタスタ

俺「うん。それじゃ」

俺(他の人の証言は舞園さんに任せれば良い。俺は俺で証拠を集めよう)

俺(とりあえず先にモノクマファイルを確認しよう…)スタスタ

「被害者は葉隠康比呂
氏亡時刻は午前11時頃
氏体発見現場となったのは寄宿舎エリアの俺の部屋

被害者はシャワールームで氏亡
腹部に刃物が刺さっている」

俺(この刃物は厨房の包丁だったな…)

俺「多分無いと思うが、これは裁判中に使うかもしれない。しっかり記憶しておこう」

>コトダマ「モノクマファイル」を入手しました

俺「よし、次はいよいよ俺の部屋か…」スッ

扉「」ガチャッ

168: 2020/09/07(月) 12:53:00.69 ID:3hYXDD830
俺部屋

大和田「きやがったな殺人鬼…」

大神「……。」

俺「…。」 スタスタ

俺(氏体現場の保存には大和田君と大神さんが見張っている。そして…)

霧切「…。」ススス

俺(霧切さんが何故か床を調べてる…)

俺(まぁ良い。俺も捜査を始めないと時間が勿体ないな)

俺(初めてだしどうすれば良いのか分からないが、とりあえずやれるだけやってみよう)スタスタ



捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
81以上何故か手慣れてた俺、時間までに隅々まで他の部屋まで十分に証拠を集めて犯人を2人に絞るまでに至っていた(弾丸5つ補充)
51~80冷静に氏体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸4つ補充)
31~50何とか時間までに氏体現場の証拠は集められた(弾丸3つ補充)
11~30捜査初心者俺、証拠っぽい奴だけメモしておいた(弾丸2つ補充)
10以下捜査下手俺、何も証拠は集められなかった…(弾丸1つのみ)


安価下


霧切(好感度3+直前イベント済み)
コンマ下二桁
31今一番クロだと怪しまれてる俺に、霧切から分からない事を質問された(弾丸更に入手イベント)
30以下特に無し

安価下2


舞園(好感度8)
コンマ下二桁
61以上山田の証言入手(弾丸2つ入手)
21~60桑田の証言入手(弾丸1つ入手)
20以下特にめぼしい情報無し


安価下3(合計弾丸4つ以上入手で俺捜査力、初心者から経験者(次回以降捜査コンマ15%up)に上昇。6つ入手で学級裁判前に事件の全容を知る)

169: 2020/09/07(月) 12:54:28.91 ID:4KknMh3oO

170: 2020/09/07(月) 12:55:37.05 ID:HAJ1hgkyO
こい

171: 2020/09/07(月) 12:57:04.51 ID:jxtADuibo
p

176: 2020/09/07(月) 14:00:17.23 ID:3hYXDD830
コンマ91(俺5弾)
コンマ05(霧切無し)
コンマ51(舞園1弾)
俺個室

俺(先ずは部屋の中から見て回るか)スタスタ

床や壁の傷「」

俺(この傷は恐らく刃物の傷だな。激しい争いがあったのが容易に想像がつく)

>コトダマ「争いの痕跡」を入手した

俺「…。」

金箔の模擬刀「」

俺(これは金が剥げて無いし、触られた可能性は薄いな)

霧切「…。」スタスタ

俺(霧切さんもう床の捜査は終わったのか?いったい床の何が気になったんだろう?)

俺「ん?これ…」

使用済みのコロコロクリーナー「」

俺(…俺、これを使って無いよな?もしかして犯人が使用したのか?)ジッ

床「」

俺(ならこのゴミは何処にあるんだろう?)スタスタ

ゴミ箱「」

俺「ここには無いか…。はっ!いや、もしかして…」ピキ-ン

俺(とりあえず後で調べるか)

>コトダマ「使用済みのコロコロクリーナー」を入手した

俺(部屋の調査はこんなもんか。次は葉隠君が殺されたシャワールームを調べよう)



シャワールーム

葉隠「」ドクドク...

俺(相変わらずグロいな…。だが弱音を吐いていられる状況じゃない。舞園さんも俺を信じて捜査してくれてるんだし調べないと…)スッ

葉隠腹「包丁「」」

俺(凶器となったのは、俺が部屋に置きっぱなしにしてた厨房の包丁で間違い無いだろうな…)

横の壁「葉隠の血痕「」」

俺(こんな所まで血痕が付いてる…。犯人はかなりの勢いで葉隠君を突き刺したのか…)

俺(犯人視点に立って考えよう。えーと犯人はこれをこっちから葉隠君のお腹目掛けて真っ直ぐに突いて、ドスン…と勢いよく刺し、壁に血が付着するくらい返り血がでて…)

俺「…ん?」

俺(…ならアレが無いな。とりあえずこれは記録しておこう)

>コトダマ「葉隠の血痕」を入手した

俺「気になる事ができたし、次はトラッシュルームに行ってみるか…」スタスタ

177: 2020/09/07(月) 14:13:25.72 ID:3hYXDD830
トラッシュルーム前

俺「閉まってる…」

鉄格子「」

俺(確かトラッシュルームって普段は鉄格子で入れなくて、山田君が掃除当番を自ら立候補したんだよな?)

俺「なら山田君に頼むしか無いのか」スタスタ



寄宿舎廊下

俺「山田君。君が掃除当番だったよな?ちょっとトラッシュルームの捜査をさせて欲しいんだけど…」

山田「なぬっ!?も…もしや君は何か証拠を隠蔽しようとしてるのではあるまいな!?」

俺「いや、そんな…」

山田「そうはさせませぬぞ!トラッシュルームに行きたければ拙者を倒してからにしろ!」ドンッ

俺「……。」

俺(弱ったな…。やはり今の俺が頼んでも開けてくれない…)

苗木「山田君、僕もちょっと調べてみたい事があるんだけど…」スタスタ

俺「苗木君?」

山田「苗木誠殿も?」

苗木「うん。もし俺君が何か企んでたとしても僕も見張ってたらそんな簡単に証拠は消滅させられ無いだろうし、良いかな?」

山田「フム…なら仕方ありませんが、焼却炉のスイッチは押させませんぞ」

苗木「ありがとう山田君」チラッ

俺「お…」

苗木「…。」コクッ

俺(苗木君、もしかして俺の捜査に協力してくれたのか?恩に着る)

俺(俺の予想が正しければここにも証拠がある筈だ)

178: 2020/09/07(月) 14:29:46.86 ID:3hYXDD830
トラッシュルーム内

苗木「へぇ、トラッシュルーム内ってこうなってたんだ…」

山田「掃除当番しか入れませんから苗木君が知らなくて当然ですな」

俺「…。」スタスタ

焼却炉「」

俺(この焼却炉にある可能性が高いな…)

俺「山田君。この焼却炉の中のゴミって開けて見たりする事ってできる?」

山田「残念ですが、それはできませんな。拙者はここの鉄格子の鍵しか渡されていないので、焼却炉を勝手に開けたりはできないのです」

俺「そっかぁ…。うーん…」

俺(弱ったな。それなら調べる方法が…)

苗木「あれ?山田君、入口の方に投棄漏れのゴミが落ちてるよ?」

山田「ななっ!?」

俺「ゴミ?」スタスタ

俺(あれ?コレはコロコロクリーナーのゴミか…?俺が探してた奴かどうかは分からないが…)

>コトダマ「トラッシュルームのゴミ」を入手した

俺(厨房の包丁、コロコロクリーナー、葉隠君の血痕…。そして俺の部屋を選んだ動機…)

俺(犯人は絞られて来た。桑田君か、それとも苗木君か…。ただ、未だ解けてない部分もある…。それを解明しないと決定はできないな…)

山田「ううむ…。ゴミを焼却炉へ棄てる時に漏れていたのでしょうか?では棄てておきましょう」

霧切「ちょっと待って。私にもそれを見せて貰える?」スタスタ

苗木「霧切さん?」 

山田「どうしたのです霧切殿?」

霧切「私もちょっと調べたい事があったのよ」スタスタ

俺「調べたい事って?」

霧切「私の事よりも俺君、舞園さんが部屋の貴方を探していたわよ?」

俺「あ、分かった。行ってみる」スタスタ

俺(舞園さん、何か手掛かりを見つけたのかな?)

180: 2020/09/07(月) 14:40:51.46 ID:3hYXDD830
学園側
廊下

俺「舞園さん、何か有用な手掛かりは得られた?」

舞園「はい。事件と関係あるか分かりませんが、桑田君からこう言った情報を得ました」

俺「桑田君から?」

舞園「ええ…─────」ヒソヒソ

俺「えっ…!?」

舞園「俺君の方は何か分かりましたか?」

俺「………。」ピキ-ン!

俺「そうか、そう言う事だったのか…。舞園さんのお陰で全ての線が一つに繋がった…」

俺「葉隠君を頃した犯人も、あの人しかいない…」

舞園「え?本当ですか!?」

俺「ああ」

モニター「」パッ

舞園「あっ」

俺「モノクマ…」

モノクマ『えー、僕も疲れたんでそろそろ始めちゃいましょうか』

モノクマ『お待ちかねの学級裁判を』

俺「…。」グッ

モノクマ『ではでは、学校エリアの1階にある赤い扉にお入り下さい』 プツンッ

舞園「いよいよ始まるんですね…。学級裁判が…」

俺「ああ…」

舞園「俺君、大丈夫ですか?」

俺「うん。大丈夫、謎は全て解けた。行こう」コクッ

181: 2020/09/07(月) 14:49:15.82 ID:3hYXDD830
学校裁判場

モノクマ「やあやあ、やっと来たね」

俺「ここが学級裁判場…」 スタスタ

霧切「ちょっと良い?アレってどう言う意味かしら?」

葉隠遺影「」
江ノ島遺影「」

モノクマ「氏んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?」

セレス「わたくし達は16人なのに、何故17人分の席があるのですか?」

モノクマ「深い意味は無いよ。最大17人収容可能な裁判場ってなだけ」

モノクマ「さてと、前置きはこの辺にして学級裁判を始めましょう」

石丸「よし!皆んなで目を閉じよう!犯人は挙手したまえ!」

大和田「アホか。挙げる訳ねえだろ」

苗木「…。」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それでは議論を開始して下さい」

桑田「議論しろっつっても、既に俺が犯人に決まってるしなあ」

腐川「ふ、ふん…。もう自首する覚悟はできたのかしら?…」

俺「…いや、俺は自首するつもりは無いよ。何故なら、俺は犯人じゃないから」

大和田「ンだと!?」

霧切(俺君、自信があるみたいね)

十神(フン、なかなか楽しめそうじゃないか)

俺「この事件の真犯人を、この学級裁判で明らかにしてみせる!」



学級裁判開廷!

182: 2020/09/07(月) 15:08:08.45 ID:3hYXDD830
学級裁判場

朝日奈「議論しろって言われても…」

山田「ううむ、何から話した物か…」

俺(事件の真相は分かったけど、一気に話しても皆んな混乱するだけだろう。最初は流れを見よう)

苗木「じゃあ先ずは一連の事件を振り返る所からやってみようよ」

石丸「よし…ならば僕から断言しよう。殺されたのは葉隠康比呂だ!」

舞園「それくらい皆んな分かります…」

十神「殺人が起きたのは俺の部屋だったな」

朝日奈「そのシャワールームだったよね?」

大和田「葉隠の腹部に刺さってたナイフがあいつを頃した凶器だったな」

苗木「それは違うよ。凶器はナイフじゃなくて厨房にあった包丁だった筈だよ」

大和田「ああ、確か桑田が言うには昨晩から俺の部屋の棚に厨房の包丁が1本置かれてたんだったか」

十神「何故厨房の包丁が部屋に置かれてたんだ俺?」

俺「あー、それは……えっと…」

俺(ヤバイ…。痛い所つかれた…)

舞園「…。」

腐川「ほ、ほら答えられない…。やっぱり俺が犯人じゃない…」

山田「俺殿は見かけによらず恐ろしい男だったんですなぁ…」

俺「それは…」

舞園「皆さん違います。あの包丁を俺君の部屋に持ち込んだのは彼ではありません。私です」

周りの生徒達「「ええっ!?」」

俺「えっ…ま、舞園さん!?」

苗木「あっ…」

舞園「昨日、あの動機の映像を見て怖くなった私が厨房から包丁を持ち出して護身用に部屋に持ち込んだんです」

俺「舞園さん。それはバラさないんじゃ…」

舞園「良いんです。私の代わりに、俺君が殺人の疑いの目で見られてる方が余程辛いですから」ニコッ

俺「あ…」

俺(強いな…。舞園さんは…)

桑田「ま、マジで?舞園ちゃんが…?嘘だろ…?」

十神「舞園が部屋に厨房の包丁を持ち込んだと言うのは分かった。だが何故その包丁が俺の部屋に置かれていた?」

舞園「俺君と部屋を交換して貰ったからです」

セレス「それは何の為にですか?」

舞園「…それは…私が卒業を考えたからです」

周りの生徒達「「ええっ!?」」

セレス「フッ…そうとしか考えられませんわね」

舞園「…。」

184: 2020/09/07(月) 15:25:55.12 ID:3hYXDD830
学級裁判場

朝日奈「ま、舞園ちゃん…それって本当なの?…」

舞園「…ええ、間違いありません」

不二咲「で、でもどうして舞園さんは俺君と部屋を交換したの?…」

十神「大方、舞園は俺と部屋を交換し殺人を敢行。その後、何食わぬ顔をして俺に罪を被せるつもりだったんだろう」

舞園「…。」

俺「…。」

十神「どうだ?何か違うなら反論してみろ」

舞園「…いいえ、十神君の言う通りです」

石丸「まさか昨晩の内に、そんな事があったとは…」

腐川「ま、まさかアンタが一番最初に犯行を考えてたなんて…顔に似合わず何て怖い女なの!?」

朝日奈「…いや、顔は今関係なくない?」

山田「こ、こんな可愛い子でも狂気に走るとは…やはり3次元は怖い所ですなぁ…」

舞園「…。」

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ皆んな!だけど、舞園さんは違うんだ!」

苗木「舞園さんは確かに一時はモノクマの所為で卒業を考えたけど、今は違うんだ!今は俺君に説得されて彼女は変わったんだ!」

舞園「苗木君…」

霧切「苗木君、墓穴を掘ったわね」

苗木「え?」

霧切「舞園さんは俺君に説得されてなんて一言も言って無かったわ」

苗木「あ…」

霧切「苗木君も一枚噛んでたのね」

苗木「う、うん…」

俺(…いや、何で苗木君がロンパされてるんだ)

桑田(…あれ?ちょっと待てよ?と言う事はオレ…舞園ちゃんに命を狙われてたって事?)

舞園「今まで隠していてごめんなさい…」

桑田(ま、マジかよ…あの女とんでもねぇ…)

190: 2020/09/07(月) 15:46:52.93 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

朝日奈「じゃあえーっと、整理すると俺の部屋に包丁があったけど、それを運んだのは俺じゃなくて舞園ちゃんで」

朝日奈「でも部屋の交換をしたから舞園ちゃんの部屋じゃなくて俺の部屋にあって、苗木も一枚噛んでて…」

朝日奈「うーん!ごちゃごちゃし過ぎ!頭こんがらがって来た!」

腐川「と、とにかく俺が犯人じゃなくてその女が犯人って事に変わっただけじゃない…」

俺「いいや、彼女は犯人じゃない」

腐川「な、なんで言い切れるのよ…まさかアンタ、そいつのナイト気取り?」

俺「だって考えてみてくれ。舞園さんは葉隠君が殺された時間、厨房で皆んなの朝食の洗い物をしてたんだ」

俺「それは未だ食堂に居た石丸君、不二咲さん、セレスさんの3人が知ってる筈だ」

石丸「うむ、確かに当時舞園君は厨房で洗い物をしていた」

不二咲「人数が多いから時間がかかってたよね…」

セレス「わたくしもミルクティーを挿れて貰いましたわ」

俺「だから舞園さん達4人は犯行当時のアリバイがあるから犯行は不可能なんだよ腐川さん」

腐川「うぐぐ…おのれナイトめ…」

俺(…さっきから気になってたが、ナイトってなんだ?)

舞園(俺君が私のナイト……///)ポッ

十神「いいや、未だ疑いが晴れた訳じゃないぞ?」

俺「え?」

十神「舞園、俺、苗木の3人が共犯の可能性だって残されている」

俺「…は?」

苗木「僕らが共犯だって!?」

十神「ああ、舞園が直接手を下さなくても俺か苗木のどちらかが葉隠を頃した可能性がある」

俺「そんなまさか」

十神「なら聞くが、お前達の犯行当時のアリバイを証明してくれる奴はいるか?」

俺「俺は一人でブラブラしてたから居ないけど…」

苗木「僕は江ノ島さんと居たけど…殺されちゃったから…」

十神「つまり、お前らには犯行は可能だったと言う訳だ」

191: 2020/09/07(月) 16:07:52.40 ID:3hYXDD830
学級裁判場

舞園「二人はやっていません!そんな事!」

十神「フン、二人にはアリバイが無いんだ。無いとは言い切れんだろう?」

舞園「それは…」

俺「そう言えば気になってたんだけど、モノクマ」

モノクマ「はいはい?」

俺「共犯者が居た場合、卒業できる人間はどうなるんだ?」

セレス「…。」

モノクマ「共犯者が居たとしても、卒業できる人間は実際手を下したクロ一人となります」

不二咲「でも…今回はそのルールを知らないだけだったとしたら?」

モノクマ「面倒臭いなもう。今回の事件に共犯者は居ません」

モノクマ「はっ!?言ってしまった」

俺(なるほど。共犯者が無しなら、やはりあの人しか犯人はいない)

桑田「舞園が犯人じゃねーとすると、じゃあやっぱおめーが犯人なんだな俺!?」

俺「え?俺?」

腐川「そうよ。あ、アンタが葉隠を…」

霧切「俺君以外にも、未だ犯行を行える人物がいるんじゃ無いかしら?」

桑田「えっ…?」

霧切「この中で俺君と苗木君以外の犯行当時のアリバイが無いのは、何人居るのかしら?」

十神「オレは教室に居る所をその気持ち悪い女に見られていたな」

腐川「ふへへ…///」

霧切「他には?」

朝日奈「わ、私も学園側に居たけど食堂に戻ったから大丈夫よね?」

霧切「朝日奈さんが学園側に居るのを見たと言う人は?」

俺「俺が見た」

大神「朝日奈は既に犯行時刻前には我と合流していた…」

石丸「僕はちょうど大和田君と口論になっていたな」

大和田「ああ、此奴がつまんねえ事言うもんだからよ」

霧切「なら現段階で犯行当時のアリバイが無いのは私、俺君、苗木君、桑田君、山田君の5人になるわね」

俺(…さらっと自分も入れたな今)

193: 2020/09/07(月) 16:17:29.38 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

セレス「少しずつ犯人は絞られて来ましたが、未だ特定できる迄には至りませんね」

桑田「つーかやっぱり俺が犯人じゃねーの?アリバイもねーみたいだしさ」

桑田「何より昨日の晩から部屋に厨房の包丁を置いてた。その部屋で事件が起きたのが決定的な証拠だろ」

舞園「だから俺君は…」

俺「…。」

腐川「ほら答えられ無いんじゃない。やっぱりアンタが犯人なのよ」

山田「そうやって議論を捻じ曲げ、一同を間違った方向へ誘導してるのか…」

山田「ぐぬぬ…恐ろしいスキルの持ち主よ…」

霧切「ちょっと良いかしら?」

十神「何だ?」

霧切「私は彼が犯人だとは思えないんだけど」

桑田「…あ?」

俺「霧切さん?」

霧切「確かに事件は彼の部屋で事件は起きた。だけど、彼の部屋にはあって当然の物が無かったのよ」

十神「あって当然の物だと!?」

霧切「ええ、それが私が彼を犯人だと思えない証拠の一つよ」

俺「それって…俺の髪の毛の事?」

桑田「そ、それがどうしたってんだよ!?」

霧切「仮に彼が犯人だとしたら、そんな事本当にするかしら?」

桑田「あ…」

霧切「まるで犯人が自分が部屋に訪れた痕跡を確実に消す為に掃除したみたいね」

桑田「…。」

197: 2020/09/07(月) 16:36:31.18 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

腐川「で、でも俺が犯人じゃ無いとしたら、いったい誰が犯人なのよ…」

桑田「そうだよ。他にいったい誰が…」

山田「もしやすると、こう思わせる事が俺殿の作戦と言う事が…」

セレス「わたくしも俺君が犯人では無いに1票を入れますわ」

苗木「セレスさんも?」

俺(ん?意外な所から援護が出たな)

セレス「ええ、わたくしはこの裁判が始まる前から俺君をクロだと思い観察していましたがどうやら本当に違うようです」

十神「その根拠は何だ?」

セレス「だって彼、舞園さんが自分の罪を認めた時以外は自分がクロ認定されても全く焦りませんもの」

俺(…セレスさん。意外によく見てるな)

セレス「もしこれで彼が犯人だと言うのなら、俺君の才能は超高校級の頃し屋ですわ」

俺(褒められてるのか貶されてるのか分からないけど…)

セレス「実は俺君は、既に犯人の目星が付いているのではないでしょうか?」

俺「…俺の推理だと、犯人は俺の部屋に包丁がある事を知っていた人間だと思う」

朝日奈「厨房の包丁が俺の部屋に置いてあるのを知ってた?」

俺「あた。そうじゃ無いと、そんなピンポイントで罪を丸ごと被せられそうな俺の部屋で事件を起こしたりしないと思うんだ」

苗木「事件当時、厨房の包丁が俺君の部屋に置いてあったのを知ってる人って…」

桑田「…え?」

俺「俺以外には舞園さんと、苗木君と…桑田君。君だったよな?」

桑田「あ?…」

199: 2020/09/07(月) 16:45:15.50 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

朝日奈「桑田も?」

桑田「あっ、アホ!オレは葉隠を頃してねーって!」

十神「俺が犯人だとすると不可解な行動を取ってるし、舞園にはアリバイがある。つまり苗木か桑田か、絞られたな」

苗木「ぼ、僕は頃してなんか無いよ…」

桑田「アホアホアホ!オレはやってねえ!葉隠を頃したのは苗木だ!」

腐川「苗木か桑田…いったいどっちなのよ~…」

苗木「僕は頃してなんか無いよ!」

桑田「アホアホアホ!オレも頃してなんかねーぞ!」

石丸「ムムムム…分からない…。さっぱり分からないぞ!」

大和田「いったいどっちがやったのかハッキリさせやがれ!」

苗木「だから僕は葉隠君を頃してなんか無いって!」

桑田「アホアホアホ!苗木の方に決まってるだろうがてめーらっ!」

十神「フン、これでは確かめようも無いな」

不二咲「ど、どうすれば良いのかな…」

セレス「うふふ。ではいっそ2分の1に賭けてみますか?」

朝日奈「い、命がかかってるんだよ!?そんな50%なんかに…」

山田「いや、セレス殿は超高校級のギャンブラーなのです。彼女の運に賭けてみる価値はありますぞ」

大神「なるほど…」

俺「待って、確かに苗木君と桑田君は俺の部屋に包丁が置いてあるのを知ってたけど、犯人は苗木君でも桑田君でも無いんだ」

苗木「え?…」

桑田「あぽ…?」

霧切「そうね。未だ分かって無い事があるわ」

腐川「わ、分かって無い事って、何よ!?」

俺「山田君、君も俺の部屋に包丁が置いてある事を知ってたよな?」

山田「…へ?」

202: 2020/09/07(月) 16:54:46.94 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

俺「朝食の帰り、桑田君は山田君と葉隠君にも話した筈だよ。俺の部屋には包丁が置いてあるから危ない。近付くな…と」

山田「えっ…えっと…」

桑田「そ、そうだ!?確かにあの時…」



山田『どうしたのですかな桑田殿?今日はいつに無く挙動不審ですな』スタスタ

桑田『…お前らもあいつ…俺には近づかねー方が良いぞ』スタスタ

葉隠『俺っちがどうしたんだべ?』

桑田『実は昨晩、偶々あいつの部屋に入った時に、あったんだよ人を頃す凶器が…』

山田『な、何とおっ!?』

桑田『厨房の包丁だ…。あいつ、卒業するつもりだぜ…』

葉隠『う、嘘だべ!?俺っち誰か頃すつもりなんか!?』

桑田『しーっ!声がでけーってお前!?』

石丸『そんな所で仲良くどうした3人共』

桑田『あ…いや、な、何でもねーよ…はは』



石丸「そうだ。確かあの時3人が一緒に居るのを僕も見かけたぞ」

山田「し、しかしそれでは拙者が犯人だと言い切れるのです!?」

霧切「だってその2人には処分できなくて、山田君になら処分できる物があるじゃない」

俺(霧切さんも分かってたのか。まぁ良い。これで間違い無い筈だ)

俺「山田君、葉隠君を刺した時に付着した返り血の付いた服は何処に処分したの?」

山田「なっ…そ、それは…」

俺「苗木君と桑田君は衣服に返り血が付着しても、隠す事ができない」

俺「でも掃除当番の山田君なら焼却炉の中に入れて処分できたよな?」

205: 2020/09/07(月) 17:07:29.28 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

大和田「山田…!テメェッ!?」

山田「ま、待って下され!これは俺君の陰謀ですぞ!?何より帰り血で判断するなら苗木殿のような黒いパーカーに着けば見分けがつかないではありませぬか!」

俺「確かにそうかもしれない…。でも証拠は未だあるんだ…」

山田「ぬがー!?違いますぞ!それは俺殿の単なるこじつけでござる!!拙者は葉隠康比呂殿を頃してなぞ──」

俺「ならあのトラッシュルームに落ちてあったゴミは?」

山田「あ…」

俺「…あれは葉隠君殺害後、証拠を全てトラッシュルームの焼却炉に入れて隠蔽しようと焦って落とした」

俺「俺の部屋のコロコロクリーナーのゴミじゃないの?…」

山田「そ、それは…。他の…」

苗木「山田君…」

俺「他の人は誰も…こんな時に自分の部屋の掃除をしようなんてコロコロクリーナーを使ってる人は居ないんだよ…」

山田「あ…あば…ば…」

霧切「事件後、焼却炉の中に熱も未だこもっていたわ」

桑田「うげっ…ま、マジかよ…。焼却炉の中にまで手を入れたのかよ…」

霧切「ええ」

大和田(こ、こいつ本当に女か…!?)

霧切「あれはいったい何を燃やしたのかしら山田君?」

山田「そ、それは…他の人が…」

俺「あの鉄格子は掃除当番しか開けられ無いよ。山田君…」

山田「ぬ、ぬぬぬぬぬ…」

206: 2020/09/07(月) 17:10:52.26 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

俺「山田君…。君が葉隠君を頃したんだな…」

山田「あ…ああぁぁぁっ…」

苗木「山田君…」

霧切「…。」

モノクマ「うぷぷぷぷ。どうやら裁判の答えが出たみたいですね」

俺「…。」

モノクマ「それではオマエラ。お待ちかねの投票タイムと行きましょうか。お手元のスイッチで投票を開始して下さい~」

モノクマ「投票の結果、その答えとなるのは誰か!?」


スロット「」ジャコッ
「山田山田山田」
「GUILTY」メダルジャラジャラジャラジャラ


俺(…こうして、俺の推理通り山田君がクロで決定した)


207: 2020/09/07(月) 17:12:23.48 ID:meHOXeBnO
学級裁判場

モノクマ「ひゃっほー!大正解!今回葉隠康比呂君を頃したのは、山田一二三君でした!」

苗木「ッ…」

朝日奈「山田…」

大和田「てめえ!?どうしてこんな事しやがった!?」

山田「せ…拙者だって、本当は頃したくなぞ…。ただ、俺殿の部屋に包丁の真偽を確認しに行ったら…」

山田「彼が後を着けていて…」


葉隠『や、山田っち!?な、なんでその包丁を…』

山田『い、いや!これは確かめようとしただけで…』 スッ

葉隠『は、早く皆んなに知らせねえと!?』

山田『なっ…!?や、辞めるんだ葉隠殿!?それをバラされればせ、拙者は…拙者は…!』ビュンッ

葉隠『うわっ!?や、やめろ山田っち!?わあぁぁぁっ!?』



山田「そして…そして……。うぅぅ…」ポロポロ..

俺「…。」ゴクリッ

俺(…これって半分、部屋に包丁を置きっぱなしにしてた俺のせいだ)

俺(やはりあんな危険な物が部屋にあるのに、迂闊に部屋を離れるんじゃ無かった…)

俺(朝食会が終わったら直ぐに部屋に戻るべきだった…)グッ...

208: 2020/09/07(月) 17:13:54.95 ID:3hYXDD830
学級裁判場

モノクマ「それでは秩序を乱した山田君にはお仕置きをします」

山田「えっ……ど、どうなるのです…」

俺「山田君…」

桑田「山田…」

舞園「山田君…」

山田「み、皆んな…何故そんな目で拙者を…」

モノクマ「超高校級の同人作家の山田君にはスペシャルなお仕置きを用意しました!」ポチッ

山田「えっ…スペシャルってなんぞ…」


GAME OVER
「ヤマダクンガクロニキマリマシタ
オシオキヲキイシシマス」


山田の居た場所「落とし穴「」」ガシャンッ

山田「えっ…ぬわあぁぁぁっ!?」ヒュ-ン...



町の中

山田「」ドスンッ

巨大モノクマ「ガオ--!!」ドガ-ンドガ-ン


俺(なんだ?特撮モノ…?)


「ぶー子あやうし!大怪獣襲来」

ぶー子「」ギュイ-ン

山田「!?」

巨大モノクマ「ガオ--!」
ぶー子「デュワッ!!」


俺(特撮らしく戦いだした巨大モノクマと謎のぶー子。だがダメージを受けてるのは真ん中にいる山田君だけ…)

俺「……!」

周りの生徒達「「!!!」」


巨大モノクマ「」ボオオッ!!
ぶー子「」ピカ-ン!!

山田「」バチバチバチッ...ドガ-ン!.


俺(…両者の必殺技らしき物を真ん中で食らった山田君は大爆発を起こして跡形も残らないくらい無惨に氏んでしまった)

209: 2020/09/07(月) 17:14:31.80 ID:3hYXDD830
処刑場

俺(山田君の処刑を見ていた皆んなはそのグロテスクで凄惨な光景に絶句し、恐怖し、泣いている人達も居た…)

苗木「くっ…」ブルブル

舞園「あっ…うぅっ…」ビクビク...

大和田「や、山田…」ゴクリッ

桑田「うっ…嘘だろ?…」チョロ...

不二咲「嫌だよ…こんなの…」ポロポロ



モノクマ「エクストリーム!やっぱり怪獣同士の戦いは熱かったねえ!」


俺「モノ…クマッ…」グッ

俺(数日間だけだったが、一緒に過ごした仲間が目の前でモノクマにより簡単に命を奪われ俺は怒っていた…)グッ

モノクマ「うんうん。分かるよ、俺君。絶望しているんだね、君の軽率な行動が葉隠君と山田君の命を奪う結果に繋がった事に」

俺「ッ…」グッ

苗木「全部お前のせいじゃ無いか!!」

霧切「今はやめておきなさい」

俺「霧切さん…」

霧切「彼等の仇を取りたいのならね」

俺「……。」

苗木「くっそおっ…」

俺(今の俺達はモノクマに逆らう事もできない…。ただ、無力だった…)

210: 2020/09/07(月) 17:27:01.47 ID:3hYXDD830
俺個室内

俺(俺達はその後、誰も言葉を発しないままそれぞれの部屋へと戻って行った)

ベッド「」ボフッ

俺「はぁ…」

俺(…部屋に戻ると、いつの間にか俺の部屋は争った痕跡は一つも無いくらいに綺麗にされていた)

俺「まるで…事件が何も起きなかったみたいだな…」

俺「……。」

俺(…本当にそうならどれだけ良かったか)

俺(でも葉隠君に江ノ島さんに山田君…。3人はもう氏んでしまった…)

俺(氏んだ人間は2度と戻って来る事も無いし、話す事もできない…)

俺「……。」スッ

俺手「」

俺「みんなで力を合わせてここから出よう…か…」

俺「…だがもう、争いは起きてしまったんだよな」

俺「……。」スッ


チャプター1END (俺活躍度100%)
俺の捜査能力が経験者に上昇した
好感度6以下の全員の好感度が1上がった

100%特典エピローグ選択可能
第一章エピローグ選択可能
1苗木(好感度4)
2霧切(好感度4)
3舞園(好感度8)
4十神(好感度2)
5桑田(好感度2)


多数決下5まで

213: 2020/09/07(月) 17:30:38.99 ID:QVLkv5cRO
3

215: 2020/09/07(月) 18:51:57.71 ID:3hYXDD830
俺個室

扉「」コンコンッ

俺「え?誰?…」スタスタ

扉「」ガチャッ

俺「あ…」

舞園「俺君」

俺「舞園さん?」

舞園「ふふっ、すみません。甘えに来ちゃいました」




ベッド

舞園「本当に何も無かったかのように、綺麗になってるんですね…」

俺「うん…。夢だったらどれだけ良かったか…」

舞園「もし私も、あの時俺君が止めてなかったら今頃山田君のように…」ゾクッ

俺「舞園さん…」

舞園「俺君様々ですね」

俺「…。」

俺「舞園さん、どうしてあの時学級裁判で秘密をバラしたんだい?」

舞園「え?」

俺「バラさなくても何とかなってたと思うんだけど…」

舞園「それは……許せなかったからです…」

俺「許せなかった?」

舞園「私の大事な俺君が、私の所為で責められるのが許せなかったんです…」

舞園「皆さんにじゃなく、自分自身の事が…」

俺「…。」

舞園「でも気にしないで下さい。私が勝手にやったことなので俺君が責任を感じる必要なんてありませんよ」ニコッ

俺「舞園さん」

舞園「はい?」


1氏んで行った皆んなの分まで、俺達は必ず生き延びよう。これからも協力して欲しい
2俺も舞園さんの事が大事なんだ


多数決下5まで

219: 2020/09/07(月) 18:56:14.99 ID:oBk3o4QEO
1

236: 2020/09/07(月) 19:24:32.83 ID:3hYXDD830
俺個室

俺「氏んで行った皆んなの分まで、俺達は必ず生き延びよう」

俺「葉隠君、江ノ島さん、山田君達の分まで…」

舞園「…はい」コクッ

俺「だから舞園さん。これからも協力して欲しい…いつか外に出られる日が来る日まで」

舞園「勿論ですよ。超高校級の助手として、これからも頑張りますね」ニコッ

俺(今回の裁判も舞園さんの力あってこそ乗り切れたんだ)

俺(これからも彼女が協力してくれれば、外へ出られる日も来る気がする)



第一章エピローグEND

239: 2020/09/07(月) 19:26:17.16 ID:3hYXDD830
チャプター1俺活躍度(100%)



1最初からやる
2プロローグ後(前スレ>>155)からやる
3次のチャプターへ進む


多数決下5まで

242: 2020/09/07(月) 19:27:03.41 ID:lHo0fKYKO
3

252: 2020/09/07(月) 19:31:24.85 ID:3hYXDD830
2章プロローグは同じなのでカット(前スレ655まで)
図書室

苗木「えっと…え!?希望ヶ峰学園は廃校になったって書いてある」

舞園「え…この学園、廃校になってたんですか…?」

苗木「うん。でも近い将来、重要な問題が解決され次第…活動を再開させるって…何これ?」

霧切「どうやらこの学園は、既に学校としての役割を終えているようね」

苗木「でも最初ここに来た時、全然そんな雰囲気はなかったけど…」

十神「黒幕はこの希望ヶ峰学園を乗っ取り、この妙な舞台を作り上げたと言う事か」

俺「…。」

俺(俺達がここに来る前から黒幕はこの学園を乗っ取っていた…。でも、今一番気になったのは…)

俺「霧切さん。重要な問題って何だと思う?」

霧切「さぁ…現段階じゃ分からないけど、これは重要な手掛かりとなる筈よ。黒幕の目的を探る為のね」

俺(今後重要な手掛かりになるのか…。一応覚えておこう)

十神「この手の低俗な小説は今まで読んだ事が無かったが、これからは参考になるな」スッ

山積みにされた推理小説「」トンッ

苗木「参考って…?」

俺「もしかして十神君…」

十神「こんな緊張感のあるゲームなどそう体験できる物じゃ無いんだ。やるからには楽しまんとな」

俺「誰かを頃して卒業する気なのか…?」

十神「無論だ。これはそう言うゲームだろう」

俺「…。」

苗木「その本に書かれてあるトリックを使うの…?」

十神「フン、参考にさせて貰うだけだ。やる時はオリジナルでやる」

俺「……。」


1ゲーム感覚で仲間を頃す気の十神を殴った
2俺は苦虫を噛み潰したような気持ちで十神を睨んだ


多数決下3まで

254: 2020/09/07(月) 19:31:45.52 ID:6i7EuEYX0

258: 2020/09/07(月) 19:33:33.75 ID:3hYXDD830
同じなので前スレ668までカット
図書室

朝日奈「あ、あのさ!折角行動範囲が広がったんだし、プールに行ってみない?」

朝日奈「泳げば気分も晴れるよ」

大神「うむ…。そうだな…」

セレス「行ってみましょうか」

朝日奈「ねぇねっ、不二咲ちゃんも」スタスタ

不二咲「えっ…えっ…?」

桑田(へぇ。女子達はプールか)チラッ

朝日奈胸「」ボインッ

桑田(うおっ…///)

桑田「う、うしっ!オレもちょっと久々に男子更衣室でトレーニングでもするかな」スタスタ

苗木(あれ?桑田君って確か練習した事も無いのに野球選手になったんじゃなかったっけ?)

朝日奈「霧切ちゃんはどうする?」

霧切「遠慮しておくわ。未だ調べたい事があるから」スタスタ

朝日奈「そっかぁ~…じゃあ舞園ちゃんは?」

舞園「私もお気持ちは嬉しいですが、未だ俺君とやる事があって…」

朝日奈「やる事?」

舞園「ええ。すみません」

俺(あ、もしかして捜査の助手の事かな…?)

俺「いいよ舞園さん。今日は皆んなとリフレッシュでもして来なよ」

舞園「え?でも…」

俺「舞園さんだってこの数日で色んな物を見て精神的に疲れてるんだし、リフレッシュは必要だって。行ってきなよ」

舞園「そうですか?…」

俺「うん」

舞園「あ、じゃあ俺君も皆んなと一緒に泳ぎません?」

俺「えっ!?俺も!?」

舞園「はい、勿論更衣室は別ですけどね」

朝日奈「俺も来る?いいよ~」

俺「う、うーん…苗木君は?」

苗木「いや、僕は良いよ。小腹が空いたからちょっと食堂に行ってくる」スタスタ

俺「そっかぁ…」

俺(なら男子俺一人かぁ…うーん…)


自由行動
1遠慮して苗木と食堂へ行く(苗木&大和田&石丸イベント)
2遠慮して霧切を追う(霧切イベント)
3遠慮して腐川を追う(腐川&十神イベント)
4じゃあ…俺も行くかあ!(舞園&セレス&朝日奈&不二咲&桑田イベント)
5やっぱり舞園さんと2人で話したい事があった(舞園イベント)


多数決下5まで

261: 2020/09/07(月) 19:34:28.28 ID:lHo0fKYKO
4

269: 2020/09/07(月) 19:43:16.05 ID:3hYXDD830
同じなので前スレ674までカット
男子更衣室内

俺(ここが男子更衣室か)

グラビアのポスター「」

俺「うわ、なんかいかにもって感じだな…」スタスタ

俺(そう言えば更衣室にはトレーニング器具もあるって話だったよな?)

俺「ついでに見てみるとするかな…ん?」

桑田「ぬおおおっ…お、重ぇぇっ!?」ググッ

ダンベル「」

俺「桑田君?」

桑田「おっ、おお。俺」スッ

ダンベル「」ゴトンッ

俺「何してるんだ?」

桑田「何って、見りゃわかんだろ?筋トレだ筋トレ」

俺「ふーん」

桑田「おめぇこそこんな所にどうしたんだよ。まさか女子の連中のプールを覗きに来たんじゃねーだろーな?」ニヤニヤ

俺「いや、俺も一緒に泳ごうって誘われたから女子の皆んなと来ただけだけど?」

桑田「えっ、あっ、ま、マジで!?」ポカ-ン...

俺「うん」

桑田(ま、マジかよこいつ…。男子一人で女子グループに堂々と混じるとかこいつには恥ずかしさって概念が無いのか…?)

桑田(オレは恥ずかしいから、筋トレして汗掻いたからプールに入ろうって大義名分を得て見学させてもらおうと思ってたのに…)

俺「トレーニング器具か…」

ダンベル「」
バーベル「」
マット「」

俺「…。」


1皆んな待ってるだろうし、桑田は放置して直ぐに着替えたらプールで皆んなと合流して遊ぼう
2皆んなには悪いが俺も桑田と一緒にトレーニングしてみる


多数決下3まで

272: 2020/09/07(月) 19:43:55.11 ID:0cy2kFQXO
1

274: 2020/09/07(月) 19:46:06.17 ID:3hYXDD830
男子更衣室

俺(まぁ皆んな待ってるだろうし、関係無い桑田君は放置でいっか)

俺「それじゃあ俺は行くよ。筋トレ頑張って」スタスタ

桑田「お、おう…」

桑田(ちくしょー!いっつも舞園と一緒に居るだけじゃ飽き足らず、遂に他の女にまで…)

桑田(やっぱアイツは男の敵だ!!)グイッ

ダンベル「」ググッ



プールサイド

俺(皆んな未だかな)ソワソワ

朝日奈「お待たせ~俺!」スタスタ

俺「お…」

舞園「ちょ、ちょっと恥ずかしいですね…///」スタスタ

セレス「皆さんはスタイルが良いので気にする事はありませんわ」

大神「うむ…」

俺「…。」ゴクリッ

俺(朝日奈さんは既にスクール水着から溢れそうなおっOいと、スラッとした脚が…)

俺(そして続いて舞園さんも朝日奈さん程では無いが、学制服からでは分からなかった胸の大きさとスタイルの良さ。そして何よりポニテがいつもと感じが違うくてギャップが…)

俺(大神さんはスクール水着越しからでも分かるバッキバキの腹筋と、盛り盛りの筋肉…。よくそんなサイズのスクール水着あったな…)

俺(そしてセレスさんは…)

俺「…あれ?セレスさん?水着は?」

セレス「わたくし、お顔が水に濡れるのが嫌いですので」

俺「そ、そう…」

俺(…なら何でプールに来たんだ)

俺(とにかく朝日奈さんと舞園さんの水着姿はあまり見過ぎ無い方が良さそうだ)

俺(…こんな時に、もし俺の下の棒が固くなってしまえばこの学園での俺の信用もガタ落ちする)

朝日奈「さっ、軽くストレッチしたら泳ごうよ!」

舞園「そうですね!」

大神「うむ…」

俺「よーし泳ごう!」

俺(いや、大丈夫だ。プールに入ってしまえば、直視せずに済む)

俺(皆んなと楽しむぞ!)


コンマ下二桁
91以上舞園イベント発生(舞園選択肢へ)
71~90朝日奈イベント発生(朝日奈更に好感度上昇チャンス)
51~70大神イベント発生(大神更に好感度上昇チャンス)
31~50セレスイベント発生(セレス更に好感度上昇チャンス)
30以下プールで皆んなと楽しく遊んだ(セレス、朝日奈、大神各好感度+1)

安価下2

276: 2020/09/07(月) 19:46:26.83 ID:82bX/ybsO

291: 2020/09/07(月) 20:51:39.88 ID:3hYXDD830
コンマ83
プール

俺「…。」プカァ-...

俺(こうしてプールで浮いてると、普段はコロシアイをしてるなんて忘れてくるな)

俺(はぁ…。このままずっと平穏だったら良いのに…)

「どおりゃあーっ!」ドオンッ

俺「ファッ!?」バシャ-ン!

俺(な、何!?何かが上に乗って来た感じがしたけど…)ブクブクブクブク...

俺「ブハァッ!」バシャッ
 
朝日奈「あははは、どう?びっくりした?」

俺「朝日奈さん…?」

朝日奈「折角プールに来たのに浮いてるだけじゃ勿体無いって!」

朝日奈「私なんて下の階に居る間、運動がしたくてしたくてウズウズしてて廊下を走ってたんだから!」

俺(…さすが体育会系)

俺「でも朝日奈さんって本当明るいよな」

朝日奈「あー、今バカにしたでしょ」

俺「してないって。寧ろ逆にいきなりこんな状況に陥ったのに、皆んな前向きなのな朝日奈さんのその明るさに救われてる部分の方が多いと思うぞ?」

朝日奈「え?そ、そうかな…へへー///」

俺「と言う事で俺はプカーっと浮いてるから」スィ-

朝日奈「だーめ!」ガシッ  

俺「ちょっ…!?///」ムニュッ
 
俺(あ、朝日奈さんの柔らかい部分が直接当たって…//)ムクッ

俺(い、いかんいかん!鎮まれ我が愚息よ!?学園生活が終わってしまう!?)

292: 2020/09/07(月) 20:53:43.50 ID:3hYXDD830
プール
飛び込み台上

俺「何でこんな時に連れて来られたの俺…」

朝日奈「気分が陰鬱な時は身体を動かすのが一番だよ!」スィ-

俺「俺はそんな体育会系のノリじゃ無いから…」

朝日奈「さあ競争するよ!」

俺「あのー、聞いてます?」

朝日奈「私、俺も体育会系の能力だと思うんだよね」

俺「そうかな…?自分ではそうは思わないけど…」

俺「と言うか水泳で朝日奈さんと競争とか勝てる訳無いじゃん…」

朝日奈「まぁまぁ、試しにやってみれば良いじゃん。ちょっとリフレッシュだと思ってさ」

俺「リフレッシュか…まぁ良いか。やるか!」

朝日奈「おっ、ノリが良いねえ。私、俺のそう言う所好きだよ」

俺「スタート20秒くらいハンデ付けてね」

朝日奈「…そう言う所は嫌いかな」

俺「じゃあよーいドン!」バシャアンッ!

朝日奈「あっちょっと!ズルイ!あーもう1、2、3…」



プール内

俺(追い付かれたら終わりだ!一気に引き離す!!)バシャバシャッ


コンマ下二桁
81以上実は中学の水泳大会で全国大会5位だった俺、朝日奈をかなり楽しませられた(朝日奈好感度+3、大神、セレス好感度+1)
31~80超高校級のスイマーの朝日奈には、凡人の俺など足元にも及ばなかったが朝日奈を楽しませられたようだ(朝日奈好感度+2、大神、セレス好感度+1)
30以下俺、無理した結果足を吊る(朝日奈、大神、セレス好感度+1のみ)


安価下

293: 2020/09/07(月) 20:54:12.11 ID:82bX/ybsO

294: 2020/09/07(月) 20:55:41.34 ID:3hYXDD830
コンマ11(ゾロ目再判定)

コンマ下二桁
71以上実は中学の水泳大会で全国大会5位だった俺、朝日奈をかなり楽しませられた(朝日奈好感度+3、大神、セレス好感度+1)
21~70超高校級のスイマーの朝日奈には、凡人の俺など足元にも及ばなかったが朝日奈を楽しませられたようだ(朝日奈好感度+2、大神、セレス好感度+1)
20以下俺、無理した結果足を吊る(朝日奈、大神、セレス好感度+1のみ)


安価下

295: 2020/09/07(月) 20:55:44.56 ID:6i7EuEYX0
ゾロ目だから再判定かな?

305: 2020/09/08(火) 01:37:11.83 ID:guywZ1R70
コンマ56
プール内

俺「はぁ…はぁ…はぁ…」

朝日奈「いやあ、最初は流石にちょっと20秒のハンデはマズイかなって思ったけど何とかなるもんだね」

俺(馬鹿な…。20秒ハンデと言うアドバンテージを貰っても余裕で負けるなんて…)

俺(これが超高校級のスイマーだ…)

朝日奈「でも俺も普通の人より泳げたんだね。見直したよ」

俺「はぁ…今さらっと実はカナヅチだと思ってたって言わなかった?」

朝日奈「あ、いやあ~あははは…」

俺「…。」

朝日奈「でもやっぱり誰かと競争は良いね!楽しかったよ」

俺「フッ、そっか」

俺(朝日奈さんが喜んでくれてるなら、まぁ何でもいっか)

朝日奈「次はどの勝負する?」

俺「…いや、流石に疲れたからちょっと休憩させて」

朝日奈「えー」

俺(朝日奈さん。体力オバケ過ぎるよ…)


朝日奈の好感度が5に上がった
大神の好感度が4に上がった
セレスの好感度が3に上がった

306: 2020/09/08(火) 01:39:02.56 ID:guywZ1R70
同じなので688までカット
体育館

モノクマ「アッヒャッヒャッヒャ」

モノクマ「タイムリミットは24時間。それまでにクロが出ない場合は、世間にこの恥ずかしい思い出をバラしちゃいまーす」

モノクマ「じゃ、バイなら」ヒュ-ン

桑田「あ…消えた」

朝日奈「でも流石にこれくらいで人を頃す人なんていないんじゃ無い?…」

大神「うむ…」

俺「…。」

俺「舞園さん、もしかして見せてくれたりする?」

舞園「だ、ダメですよ!?これだけは流石に俺君でも!?」アタフタ

俺「そっか…」

舞園「ごめんなさい…」

俺「ああ、いや…」

俺(そりゃそうだよな。知られたく無い事なんだから、他人に見せても大丈夫な人なんか居る訳無いか…)



俺個室

俺「…。」

俺(誰にも知られたく無い過去の秘密か…)スッ

「俺君は中学3年まで、いつか自分は異世界へと足を運ぶ事になると信じて、密かに自室で魔法や剣術の特訓をしていた」

俺(…確かにこんな黒歴史バラされたら恥ずかしいけど、バラされたくないからって殺人を犯す人なんて本当に居るのか?)

俺「でも舞園さんが桑田君を殺そうとしたのは動機を渡された当日だったよな…」

俺(…もしかしたら舞園さんの時みたいに、既に殺人を考えている人がいるかもしれない)

俺「今の内に気になる人の様子を見に行ってみるか」ストッ

俺(とりあえず様子を見に行くのは…)


1男子
2女子


多数決下3まで

311: 2020/09/08(火) 02:55:39.98 ID:guywZ1R70
俺個室

俺(男子は秘密なんてバラされても気にしない連中だろうから、やっぱ様子を見に行くなら女子だよな)

俺(でも誰の様子を見にいこうか?)


1舞園(好感度8)
2霧切(好感度4)
3セレス(好感度3)
4朝日奈(好感度5)
5不二咲(好感度3)
6大神(好感度4)
7腐川(好感度2)


多数決下5まで

315: 2020/09/08(火) 03:12:49.17 ID:E1s+eNPEo
2

325: 2020/09/08(火) 17:06:24.96 ID:BO8vfSBpO
霧切個室前

俺(霧切さんは仲間内でも冷静な部類だったよな…。この新たな動機について彼女がどう考えてるのか教えて貰えたりしないだろうか)スッ

インターホン「」ピンポン

俺(霧切さん部屋に居るかな?)

扉「」ガチャッ

俺(お、いた)

霧切「俺君?…何?」

俺「あ、いや…少し聞きたい事があって…」

霧切「…。」

俺(…この間は?)

霧切「どうぞ」

俺「あ…お邪魔します」

俺(部屋に入れてくれるのか)スタスタ



霧切個室

俺「…。」

俺(何か舞園さんの部屋に入った時とはまた違う緊張感があるな…)スタスタ

霧切「それで、私に聞きたい事って?」

俺「さっきモノクマに渡された紙の事なんだが…」

霧切「…アレがどうかしたの?」

俺「…霧切さんはあの紙が動機になって、また最初の時のような事件が起きると思う?」

霧切「…。」

霧切「逆に私も聞きたいのだけど、俺君はあの紙が動機になり得ると思って?」

俺「俺は流石にあの程度で動いたりする人は居ないと思ってるけど…」

霧切「そう…。私の考えは違う」

俺「え?」

霧切「人の感情はそう簡単に読み取れる物じゃ無いわ。知られたく無い過去を守る為に動く人がいたって不思議じゃない」

俺「…霧切さんもあの紙に書いてある事は誰にも知られたく無い?」

霧切「そうね」

俺「じゃあ例えば…俺のを見せるから、霧切さんのも見せて欲しいって言ったら?」

霧切「無理ね」

俺「…。」

霧切「俺君が信用できないからって訳じゃ無いのよ。でもあの紙に書いてあった事は誰にも知られたく無いの…」

俺「そっか…」

俺(霧切さんの事は、普段感情も全く表に出さないし、一匹狼だし、正直全く分からないけど彼女にも色々あるんだな…)

俺「…。」


1納得して引き下がる
2でもこの学園から出る為に協力はして欲しい
3この際だし、霧切さんの事をもっと知りたい

多数決下5まで

328: 2020/09/08(火) 17:21:55.80 ID:kpU3U5zyO
2

339: 2020/09/08(火) 18:51:11.51 ID:2nwpwN0lO
霧切個室前

俺(霧切さんは仲間内でも冷静な部類だったよな…。この新たな動機について彼女がどう考えてるのか教えて貰えたりしないだろうか)スッ

インターホン「」ピンポン

俺(霧切さん部屋に居るかな?)

扉「」ガチャッ

俺(お、いた)

霧切「俺君?…何?」

俺「あ、いや…少し聞きたい事があって…」

霧切「…。」

俺(…この間は?)

霧切「どうぞ」

俺「あ…お邪魔します」

俺(部屋に入れてくれるのか)スタスタ



霧切個室

俺「…。」

俺(何か舞園さんの部屋に入った時とはまた違う緊張感があるな…)スタスタ

霧切「それで、私に聞きたい事って?」

俺「さっきモノクマに渡された紙の事なんだが…」

霧切「…アレがどうかしたの?」

俺「…霧切さんはあの紙が動機になって、また最初の時のような事件が起きると思う?」

霧切「…。」

霧切「逆に私も聞きたいのだけど、俺君はあの紙が動機になり得ると思って?」

俺「俺は流石にあの程度で動いたりする人は居ないと思ってるけど…」

霧切「そう…。私の考えは違う」

俺「え?」

霧切「人の感情はそう簡単に読み取れる物じゃ無いわ。知られたく無い過去を守る為に動く人がいたって不思議じゃない」

俺「…霧切さんもあの紙に書いてある事は誰にも知られたく無い?」

霧切「そうね」

俺「じゃあ例えば…俺のを見せるから、霧切さんのも見せて欲しいって言ったら?」

霧切「無理ね」

俺「…。」

霧切「俺君が信用できないからって訳じゃ無いのよ。でもあの紙に書いてあった事は誰にも知られたく無いの…」

俺「そっか…」

俺(霧切さんの事は、普段感情も全く表に出さないし、一匹狼だし、正直全く分からないけど彼女にも色々あるんだな…)

俺「…。」


1納得して引き下がる
2でもこの学園から出る為に協力はして欲しい
3この際だし、霧切さんの事をもっと知りたい

多数決下5まで(単発無し。※以後24時まで多数決時は単発無しで進めます)

341: 2020/09/08(火) 18:51:22.86 ID:Av86R9GG0
1

358: 2020/09/08(火) 22:25:33.54 ID:e788MVnwO
霧切個室

俺「この際だし霧切さんの事をもっと教えてくれないか?」

霧切「何で?」

俺「えっ?」

俺(何で…?)

霧切「何で教えなくちゃならないの?」

俺「…。」

霧切「…。」

俺(…この子マジか。こんな返しされたの初めてで、戸惑ったわ)

霧切「雑談に付き合う気は無いわ。そんな必要は無い筈よ」

俺「いや、必要が有るとか無いとかそんなんじゃなくて…」

霧切「ああ…そう言う事ね」

俺「…どう言う事?」

霧切「俺君は仲間同士の絆を深め合えば、殺人は起こらないと考えてるのね」

俺「…。」


1俺の何を疑ってるのか知らないけど、仲間同士の絆は大事な物だよ霧切さん
2そんな事関係無く、ただ霧切さんと仲良くなりたいと思っただけだ


多数決下3まで(末尾Oのみ単発無し)

360: 2020/09/08(火) 22:31:49.30 ID:2pJSmLmAO
2

362: 2020/09/09(水) 00:03:56.03 ID:n9zVkInQO
霧切個室

俺「そんな事関係無く、ただ霧切さんと仲良くなりたいと思っただけだ」

霧切「…私と、仲良く?」

俺「それでもダメかな?」

霧切「…。」

俺「…。」

霧切「どうして?」

俺「え?」

霧切「どうして俺君は私と仲良くなりたいの?」

俺「それは…」

霧切「何か裏があるんじゃ無いの?例えば、私の情報を聞き出そうと企んでるとか…」

俺「そんな訳ない」

霧切「どうかしら?俺君って私と一緒で、才能が分からないのよね…」

俺「あ、ああ…。その辺の記憶が飛んでて…」

霧切「もしかして俺君、黒幕と何か繋がりがあるんじゃないの?」

霧切「こんな環境に陥ってもやけに落ち着いてるようだし…。実は頭のキレも良い…」

俺「…それを疑いだしたら霧切さんも同じだと思うんだけど」

霧切「そうね…。もし私が俺君の立場なら、私の事は一番怪しいと思うわ」

俺(自分で自分を疑うのかよ…)

俺「でも俺は霧切さんの事を信じてるよ」

霧切「え?…」

俺「だって」


1何が起きたとしても霧切さんは冷静だから。頼れる存在だって思ってる
2こんな可愛い子がもし敵だったら嫌だなあって思ってる


多数決下3まで

364: 2020/09/09(水) 00:05:36.79 ID:hsv/0BA+O
2

370: 2020/09/09(水) 00:28:00.60 ID:/SRaT5hN0
霧切個室

俺「だってこんな可愛い子がもし敵だったら嫌だなあ…って思ってるからさ」

霧切「…私が可愛いから敵じゃ嫌だ?」

俺「ん?あれ?何かおかしいな…これじゃ信用してる理由になって無いと言うか…」

霧切「…。」

霧切「…俺君、貴方。天然のたらしってよく言われない?」

俺「え?」

霧切「それに、そんな見た目で人を判断してるといつか騙されるわよ」

俺「うっ…」

霧切「フッ…でもまぁ、そこが貴方の良いところなのかもしれないけど」クスッ

俺「あっ、ほら。笑うと凄く可愛いじゃん霧切さん」

霧切「…!///」スッ

俺「冷静なのは分かるけどもうポーカーフェイスはやめて、これからはもっと笑って行った方が良いんじゃ無いかな?」

霧切「…。」

霧切「俺君」

俺「ん?」

霧切「もう帰りなさい」

俺「えっ…?」

霧切「沢山話しには付き合ってあげたでしょう。さよなら」

扉「」バタンッ


霧切個室前

俺「…。」

俺(…あ、あれ?なんか地雷踏んだのか俺?)



霧切個室

霧切「…。」

霧切「はぁ…。」ストッ

霧切「何か起きると頭の回転が速くなるのに、普段はあんななのね彼…」椅子ストッ

霧切「彼と居るとペースを崩されるわ…」

霧切「フッ…」クスッ


霧切の好感度が6に上がった

371: 2020/09/09(水) 00:33:47.21 ID:/SRaT5hN0
俺個室

俺(結局、追い返されたしまったから霧切さんの事はよく分からず仕舞いだったな…)

俺(まぁ彼女が事件を引き起こすようには見えなかったから、まぁいいか)

時計「」カチッ

俺「もう直ぐ夜時間だな…」

俺(昼間は霧切さんと話してたけど、未だギリギリ時間はある)

俺(夜時間に突入する前に他の人の様子も見に行ってみるか?)


特別自由行動権(前スレ1000ボナ)を使いますか?
1使用する
2未だ温存しておく


多数決下5まで

374: 2020/09/09(水) 00:44:11.87 ID:lG+fWwuhO
1

377: 2020/09/09(水) 01:02:59.48 ID:/SRaT5hN0
特別自由行動権利を使用します
俺個室

俺(いや、じっとなどしてられない)

俺(行くぞ!)

俺(しかし先ずは男子か女子…どっちを訪ねるべきか…)


1男子
2女子


多数決下5まで

379: 2020/09/09(水) 01:05:42.67 ID:hSIPnUzr0
1

386: 2020/09/09(水) 02:23:49.21 ID:/SRaT5hN0
俺個室

俺(さっきは女子の方行ったから、次は男子で良いか)

俺(しかし誰の所に行こう…)


1苗木(好感度5)
2石丸(好感度3)
3桑田(好感度2)
4大和田(好感度2)
5十神(好感度2)


多数決下3まで

389: 2020/09/09(水) 02:48:27.04 ID:k+3MTpKv0
1

391: 2020/09/09(水) 08:04:38.18 ID:6Xos2zPYO
苗木個室前

俺(霧切さんはあんな感じだったけど、苗木君ならどうだろう?)スッ

インターホン「」ピンポン

俺(前向きな彼が事件を起こすとは考えにくいけども…)

扉「」ガチャッ

苗木「はい?俺君?」

俺「苗木君。少し話があるんだ」




苗木個室内

苗木「俺君、僕に話って?」

俺「昼間モノクマに渡された知られたくない事が書かれた紙があっただろ?」

苗木「え?うん…それが?」

俺「苗木君はアレを知られたく無いから事件を起こす奴が居ると思うか?」

苗木「いや、流石に有り得ないよ。あの程度で人を頃したりなんか」

俺(苗木君のこの反応…。彼の書かれてた内容はショボい感じなのかな?)

苗木「俺君は起きると思ってるの?」

俺「いや、俺も思って無いが…」

苗木「だったら大丈夫だよ。僕等の仲間を信じようよ」

俺「……。」

苗木「皆んなもう分かってる筈だよ。あんな…学級裁判のような嫌な場所へは二度と行きたく無いって…」

俺(確かにそうだ…)

俺(葉隠君が氏んで…そして俺達の目の前で山田君が無惨に処刑されて…)ゴクリッ


1苗木君を信じるよ
2苗木君のと俺のを見せ合いできない?
3…今日は泊まって行っても良い?


多数決下3まで

393: 2020/09/09(水) 08:09:36.13 ID:y9S9UFEwO
2

402: 2020/09/09(水) 14:31:09.76 ID:FnVuPrMFO
苗木個室

俺「苗木君のと俺のを見せ合いできない?」

苗木「えっ?俺君と?」

俺「あ…嫌なら良いんだけど…」

苗木「…。」

俺(霧切さんにも断られたし、やっぱり難しいのか…?知られたく無い秘密を見せ合う事で結束は固くなると思ってたんだが…)

苗木「うん。いいよ」

俺「え!?いいの!?」

苗木「いいけど…笑わないでよ?」

俺「それはそっちこそ…」

苗木「じゃあせーので机の上に出して見せあおうよ」

俺「お、おう…」

俺(いざ他人に見せるとなると相手が苗木君でもかなり緊張するな…)

苗木「じゃあ、行くよ…」

俺「せーの!」

バンッ!

俺「…。」ジッ

苗木「…。」ジッ


「苗木くんは小学5ねんせいまでおねしょしていた」
「俺君は中学3年まで、いつか自分は異世界へと足を運ぶ事になると信じて、密かに自室で魔法や剣術の特訓をしていた」

俺「プッ…」

苗木「はは…」

俺「あっはははは。おねしょなんて苗木君は可愛いなぁ」ケラケラ

苗木「はははは。俺君こそ何これ?信じられないよ」クスクス

俺「はぁ…久しぶりに笑い疲れた…」

苗木「そうだね。笑わないって言ってたのにごめん」

俺「いや、お互い様だよ」

俺「しかしまさか、知られたく無い秘密ってこんな事だったんだな」

苗木「ほら、やっぱりモノクマの狙いはこんなくだらない事で僕等仲間同士で疑わせる事だったんだよ」

俺「なんだ。俺の考え過ぎだったんだな」

苗木「うん。多分ね」

俺「でもおねしょって苗木君が小学生の頃っていったいどんなだったの?良かったら聞かせてくれない?」

苗木「うん…ま、まぁ良いけどその代わり俺君の中学生の頃も話して貰うよ?」

俺「ん、まぁ苗木君になら良いかな」

苗木「そうだね。秘密を共有してモノクマの思い通りにならなかった同士だしね」

俺(結局、俺達はコロシアイをしている事は忘れその日は夜時間を過ぎても苗木君と雑談を楽しんだ)

俺(俺達は知られたく無い秘密を勇気を出し合い共有、その結果モノクマの思惑が分かった事により信頼感を感じるのだった)


苗木の好感度が7に上がった

403: 2020/09/09(水) 14:36:24.06 ID:FnVuPrMFO
俺(俺達は知られたく無い秘密を勇気を出し合い共有、その結果モノクマの思惑が分かった事により信頼感を感じるのだった)

俺(俺達は知られたく無い秘密を勇気を出し合い共有、その結果…今までモノクマの思い通りに踊らされて仲間内を疑いあってきた俺達は)

俺(今回ばかりはモノクマの思惑に乗らず逆に一泡吹かせられた感じがして信頼感を感じるのだった)

418: 2020/09/09(水) 17:56:47.40 ID:UaZMp4E4O
俺自室

俺(苗木君と盛り上がって、夜中まで話してた俺は次の日翌朝の朝食に遅れそうなくらい爆睡していた)

俺(しかし…楽しい時間は終わりを告げるかのようにいつもと違う様子のモノクマに叩き起こされた)

俺「ZZZ…」

モニター「」プツッ

モニター『』ズンチャズンチャッ♪

俺「う…ん?…」スッ

俺(…なんだ?今日はいつもの朝の合図を知らせる録音じゃなく、爆音だ…。なんだこれ?)

モノクマ『おはよう御座います。うぷぷぷぷ』

俺「なんだよ…。朝から…」

モノクマ『そんなにぐっすり眠っちゃってて。仲良しクラスメイトの誰かさんに何かあったみたいなのにさ』

俺「えっ…」ドキッ!

俺「……。」

俺「う、嘘だろ?あんな知られたくない事が書いてあった手紙くらいで…」

モノクマ『嘘だと思うなら自分の目で確かめてきなよ。それじゃ、ばいならっ』ブツンッ

俺(まさか…また起きてしまったのか…?)

俺(苗木君はあんな感じだったけど、やっぱり他の人は霧切さんの言ってた通り…)ゴクリッ

俺「と、とにかく状況を確認してみないと。食堂に行ってみるか」スタスタ

419: 2020/09/09(水) 18:00:00.00 ID:UaZMp4E4O
前回と同じなので明確な変化が出る前スレ823までカット
女子更衣室内

俺(俺達が不二咲さんの氏体を発見して、他の皆んながここに集まるまでそう時間はかからなかった)

俺(困惑と恐怖と、怒りの表情を露わにした皆んなは不二咲さんを取り囲む様にその場に立ち尽くしていた)

大和田「ふ…。不二咲…」

朝日奈「不二咲ちゃん…こんなのって…」グスッ

石丸「何故彼女が…」

腐川「ち…血がぁ……」ブルブル

舞園「こ、このままじゃ幾ら何でも可哀想過ぎます…。せめて不二咲さんを降ろしてあげませんか?…」

霧切「それは無理ね」

舞園「えっ…」

霧切「彼女の氏体を調べあげて、この事件の犯人を突き止めないと処刑されるのは私達なのよ」 クルッ

舞園「…。」

霧切「無闇に氏体を動かしてしまえば真実も見えて来なくなる」

俺「不二咲さん…」

不二咲「」ドクドク...

俺(…この中の誰よりも一番仲間同士の争いを嫌っていた不二咲さんがこんな目に遭うなんて)

俺(こんな事、許して良いのか…?)

俺「…。」グッ

舞園「俺君…」

俺「不二咲さん。君を頃した犯人は俺達が必ず見つけ出す…」

周りの生徒達「…。」

俺(そして、いつか必ず…俺達は黒幕に反撃してみせる)グッ



──捜査開始

420: 2020/09/09(水) 18:09:43.26 ID:UaZMp4E4O
女子更衣室

電子生徒手帳「」カチッ

俺(第二の事件が起きた事で、電子手帳に新たに記載されたモノクマファイルによると不二咲さんが殺されたのは深夜2時頃…)

俺(氏体発見現場は2階の女子更衣室…。氏因は鈍器による頭部の殴打で即氏だったのか…)

>コトダマ「モノクマファイル」を手に入れた

不二咲「」ドクドク

俺(前回の時と同じで、先ずは氏体現場となった不二咲さんの氏体周りから見るのが良さそうかな)

俺「…?」

「チミドロフィ-バ-」

俺(チミドロフィーバー…。なんだったっけな…)

俺(十神が何か知ってるみたいだったが…)

舞園「俺君、捜査開始ですか?」スタスタ

俺「ああ」

俺(まぁ良いか。先ずは前回と同じように舞園さんと協力して──)

十神「チミドロフィーバーか…フッ、俺!」

舞園「え?」クルッ

俺「うん?」クルッ

十神「特別にオレの捜査に協力させてやろう」

俺「……ん?」

俺(何だこいつ…いったいどう言う風の吹き回しだ?)

俺(…もしかして俺を試してるのか?)

十神「良い物を見せてやる。ついて来い」

俺「…。」


1十神の捜査とやらに協力してみる
2いや、俺はこっちで勝手にやるからそっちの捜査には協力しない


多数決下5まで

424: 2020/09/09(水) 18:29:20.01 ID:UaZMp4E4O
女子更衣室

俺「舞園さんごめん…。今回はちょっと十神の捜査とやらを見てくるよ」

舞園「そうですか…。分かりました、では私は私で捜査してみます」

舞園「学級裁判の時にまた会いましょう」

俺「ああ」コクッ

俺(図書室の方に向かったな。行ってみるか)タッタッタッ

舞園「…。」



書庫

扉「」ガチャッ

十神「ここだ」

俺「図書室の奥の部屋にいったい何があるんだ?」スタスタ

十神「ここには何故か世間には公表されていない警察の極秘資料が置いてあった」

俺「え?」

十神「あのチミドロフィーバーについての資料もある」

俺(あの謎の血文字の資料がここに?)スタスタ

十神「これだ」スッ

本「」パラ...

俺「ん?ジェノサイダー翔?」

十神「なんだ?知らんのか」

俺「いや、小耳に挟んだくらいしか…。確か、既に数百人以上殺害しておいて未だに捕まって無い凶悪な殺人鬼だったかな…」

俺「そのジェノサイダー翔が今回の事件に関係あると?」

十神「ああ、その資料をよく見てみろ。犯行の手口、そして壁に書かれた血文字」

十神「今回の事件と類似している」

俺(なるほど…。でもそれって俺達の中に殺人鬼が居るって事になるよな…)


>コトダマ「ジェノサイダー翔の事件」を入手した

十神の好感度が3に上がった


428: 2020/09/09(水) 19:43:22.58 ID:/SRaT5hN0
図書室

俺「…。」スタスタ

俺(十神の予想では、犯人はジェノサイダー翔だったな)

俺(壁に書かれた血文字、そしてハリツケ…確かにやり口は類似してるが…)

俺(と言うかもしジェノサイダー翔が犯人だとしたら俺達の中に殺人鬼が居るって事だけど、いったい誰なんだ…?)

俺「そんな人居るのか…?」

俺「うーん…」

俺「それに未だ何か引っかかる事があるんだよな…」

俺「念の為にもう一度事件現場に戻って、独自に捜査もしておくか」スタスタ



捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
66以上今回も頭が冴えていた俺、証拠を多数集め事件の真相に近付く(弾丸6つに)
36~65冷静に氏体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸5つに)
16~35何とか時間までに氏体現場の証拠は集められた(弾丸4つに)
15以下前回は頭が冴えていた俺だったが、今回は目ぼしい証拠をあまり見つからず(弾丸3つに)

安価下(コンマ66以上で俺捜査レベル経験者→探偵レベル(コンマ20上昇)にアップ)


セレス(好感度3)
コンマ下二桁
71以上セレスから有用な証言を貰った(弾丸1弾補充、セレス好感度4に上昇)
70以下セレスと会話せず

安価下2


桑田(好感度2)
コンマ下二桁
81以上桑田から事件解決に繋がりそうな証言を貰った(弾丸1弾補充。桑田好感度3に上昇)
80以下桑田と会話せず


安価下3(合計弾丸7つ以上で俺覚醒。今回の事件の全容を知る)


429: 2020/09/09(水) 19:43:56.49 ID:CnSGN1a/O
はい

430: 2020/09/09(水) 19:44:40.57 ID:DDpLOrmmO

431: 2020/09/09(水) 19:44:51.10 ID:6imSAwNao
ぬあ

433: 2020/09/09(水) 20:17:15.60 ID:/SRaT5hN0
コンマ49(俺弾丸5つ)
コンマ57(セレス会話なし)
コンマ10(桑田会話無し)
女子更衣室

俺(先ずは議論の一つになる不二咲さんを頃した凶器について調べないと)

俺「えーと…」カチッ

電子生徒手帳「モノクマファイル」ピカ-ン

俺(鈍器による頭部の殴打…。この辺りの鈍器と言えば…)

血の付着したダンベル「」

俺「これか…。うん、血痕も付いてるや…」スッ

>コトダマ「ダンベル」を入手した

俺(他に不二咲さんの氏体から分かる事無いかな…)ジッ

不二咲「」

俺「…。」

不二咲手「」

俺「ん?これは…」

俺(不二咲さんを吊るしている道具…これは延長コードか?)

俺(あれ?これって…?とりあえず記録しておこう)ピッ

>コトダマ「延長コード」を入手した

俺(とりあえず不二咲さんの氏体を見た感じ分かるのはこんなもんか…。次は部屋の中を見てみよう)キョロキョロ

俺「ん?これは…」

血の付いたポスター「」

俺(あれ?これ…。恐らく不二咲さんが殺害された時に飛び散った血痕があるけど…何かのグラビアのポスター?)

俺(これって男子更衣室にあった筈だよな…)スタスタ


男子更衣室

扉「」ガチャッ

俺「あっ、やっぱり…」

イケメン男子のユニットグループのポスター「」

俺(恐らくこれが元々女子更衣室に貼ってあったポスターだよな)

俺(何故か更衣室のポスターが入れ替わってる…。何故だ?)

俺「とりあえずこれも学級裁判で証拠になるかも…。記録しておくか」

>コトダマ「ポスターの入れ替わり」を入手した

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

俺「あ…」

モノクマ『そろそろいいよね?それじゃお待ちかねの学級裁判を始めるよ。1階の赤い扉の先にあるエレベーターを乗って来てね。待ってるよ~。うぷぷぷ」ブツンッ

俺「くっ…。もう時間切れか…」

俺「今回はあまり真相が見えなかった。事件を解くにはピースが後2つくらい足らない…」

俺(仕方ない…。こうなったら裁判の場で他の人に助けて貰おう。霧切さんとか…霧切さんとかに…)スタスタ

436: 2020/09/09(水) 23:10:51.81 ID:UaZMp4E4O
学級裁判場

モノクマ「さてと、ではいつも通り凶器の話から行ってみましょうか」

俺(…何でこいつが進行してるのか分からないが、気になった事は発言していこう)

>コトダマ「モノクマファイル」カチッ
>コトダマ「ダンベル」カチッ
>コトダマ「ジェノサイダー翔の事件」カチッ
>コトダマ「延長コード」カチッ
>コトダマ「更衣室のポスターの入れ替わり」カチッ


十神「モノクマファイルによると、被害者は鈍器のような物で殴られ、それが致命傷になったとあるな」

桑田「鈍器っつっても、そんなもん近くに落ちてたかぁ?」

俺(これの証拠なら持ってるな…よし!)

>コトダマ「ダンベル」ダァンッ!

俺「不二咲さんの近くにトレーニング用のダンベルが落ちてただろ?それが凶器になったんだと思う」

腐川「な、何で分かるのよ…」

俺「そのダンベルに血痕が付着してたんだ」

腐川「ひぃっ!?」

桑田「相変わらずよく見てんな…」

俺(いや、ちゃんと捜査すれば直ぐに分かる事だと思うけども…)

霧切「被害者の傷もダンベルの形と一致していたわ。凶器はダンベルで間違い無いでしょう」

朝日奈「き、傷痕を調べたの!?」

霧切「ええ」

桑田「ま、マジかよこいつ…。肝座り過ぎだろ…」

苗木「さ、流石霧切さん…」

舞園「苗木君、それ褒めてませんよね」

苗木「あっ、いや…!えっと…あはは…」

霧切「…どうでも良いわ。議論を続けましょう」

俺(先ずは順調な滑り出しだ。だが問題は

437: 2020/09/09(水) 23:24:41.63 ID:UaZMp4E4O
学級裁判場

セレス「では犯行現場は女子更衣室で間違い無いですわね」

俺「…。」

>コトダマ「更衣室のポスターの入れ替わり」カチッ


俺(いや、これは未だ出すべき発言じゃ無いな。もう少し議論の流れを見よう)

大和田「確か男子は女子更衣室に入れなかったよな?つー事は犯人は女子って事になるのか?」

霧切「…。」

桑田「確かに、女子が男子をやるのは反撃されるリスクがたけーだろーし、不二咲なら…朝日奈!まさかお前か!?」

朝日奈「はぁ!?な、何で私が!?」

桑田「いや、だってスイマーだし、よくプール更衣室使ってそうじゃん」

朝日奈「偏見やめろっての!私は不二咲ちゃんを頃してなんかないから!」

桑田「じゃあ…。舞園…まさかお前また!?」

舞園「ち、違いますよ!?私はもう人を頃して卒業を考えるのは辞めたんです!」

桑田「つっても、前科があるからなぁ~」

舞園「…。」

十神「フッ、安心しろ。既に犯人の目星は付いている」

朝日奈「嘘!?」

大和田「マジかよ!?」

舞園「いったい誰が犯人なんですか!?」

俺(十神…ここで自分の手札を切るのか?)

十神「間違い無い。不二咲千尋を頃した犯人はジェノサイダー翔だ!」ビシッ  

苗木「ジェノサイダー翔…?」

舞園「巷で噂の殺人鬼ですよ。何百人と言う人が犠牲になってるとか言う…」

苗木「ああ、聞いた事あるよ…。あれだけの人を頃しておいて未だ捕まって無いんだよね…」

桑田「つかジェノサイダー翔がこの中に居るだぁ?有り得ねーっつの」

朝日奈「そうだよ。根拠が無いじゃん!」

俺「…いや、確かに図書室の奥の書庫にあった警察のファイルには書いてたんだ」

朝日奈「俺も見たの?」

俺「うん…」

十神「ジェノサイダー翔の事件を纏めた警察の極秘資料に、事件の特徴が克明に記されていた」

十神「一つ目は現場に必ず血文字を残す」

桑田「不二咲の隣にあったチミドロフィーバーとか言う血文字か」

十神「重要なのはもう一つの世間には公表されていない極秘事項だ」

十神「被害者は必ずハリツケにされていると言う事だ」

俺「…。」

439: 2020/09/09(水) 23:28:09.17 ID:UaZMp4E4O
学級裁判場

十神「つまり、不二咲をハリツケにしたのは犯人が本物のジェノサイダーだと考えるのが自然だろう」

セレス「ではその殺人鬼がわたくし達の中に居て、十神君は既に目星が付いていると?」

十神「ああ…そいつは、腐川冬子!貴様だな」 ビシッ

俺「は?腐川さん!?」

腐川「ヒィィッ!?」

桑田「腐川!?いや、確かに一応女子だけどよ…」

朝日奈「ちょっと待ってよ!腐川ちゃんは血が苦手なんだよ!?」

朝日奈「血が苦手な殺人鬼とかあり得ないって!」

十神「ジェノサイダー翔はそいつであってそいつでない」

桑田「あ!?ナゾナゾ!?」

舞園「もしかして二重人格と言う事ですか?」

俺「確かに、あのファイルにもジェノサイダーは乖離性人格障害だって書いてたような…」

腐川「うぅ…黙っててくれるって言ったのに…」ガタガタ...

十神「後は本人から直接話を聞くとしよう」

俺(でも腐川さんは流石に違うだろ)

腐川「うぅぅ…ああぁぁぁっ!!」ドサッ

俺「ん?…え?だ、大丈夫?腐川さん」スッ

「おっとお坊や。私に触れたら頃しちゃうぜ?」

俺「え…」

ジェノサイダー「呼ばれて飛び出てジャジャジャーン!」バッ!

他の生徒達「「ええっ!?」」

ジェノサイダー「もしかしてバレちゃった系?まぁいっかしゃーないもんね」 ゲラゲラ

俺「……!?!?」

俺(あ、あの地味でボソボソと話してた腐川さんが…ハキハキと喋ってる…)

ジェノサイダー「そう!アタシが超高校級の殺人鬼、ジェノサイダー翔!」ビシッ

440: 2020/09/09(水) 23:34:14.70 ID:UaZMp4E4O
学級裁判場

石丸「ど、どうしたのだ腐川君!?」

腐川「あっヒャヒャヒャ!健全な達人は健全な魂と肉体に宿るの!」

桑田「いや、何言ってんだこいつ…。さっぱり意味が分かんねえ…」

大神「ここまで違う物か…。普段のあいつと…」

十神「これで分かった筈だ。その殺人鬼が不二咲を頃したんだ。動機もある」スチャッ

大神「動機だと…?」

十神「腐川冬子がジェノサイダー翔だと言う事は誰にも知られたく無い筈」

俺(そうか!これがモノクマに渡された、彼女の知られたく無い事だったのか…)

十神「どうだ?動機になり得る筈だ」

腐川「なるほどねぇ~。なるほどなるほどなるほど……でも残念でしたぁー!!あたしは犯人じゃ無いのでーす!」

俺「え?」

大和田「何?」

大神「誰が信じると思う…」

朝日奈「そ、そうだよ!殺人鬼の言葉なんて信じられないよ!」

苗木「そうかもしれない…そうかもしれないけど…」

俺「…。」

十神「フン!今回の殺人とお前の過去の殺人、完全に手口が一致している」

俺(不二咲さんの隣にあった壁の血文字…ハリツケ…。そして動機…)

>コトダマ「ジェノサイダー翔の事件」カチッ

俺(本当にあのファイルにあった過去の事件と一致してる…のか?)

不二咲手「延長コード」
過去の事件手「ハサミ」

俺(何かが違うような気がするが…)


1コトダマ「モノクマファイル」を発射する
2コトダマ「延長コード」を発射する
3いや、でも殺人鬼だしなあ…この人…。本当に犯人かも…


安価下

441: 2020/09/09(水) 23:35:27.23 ID:hSIPnUzr0

444: 2020/09/10(木) 00:07:34.30 ID:KDaULs+qO
学級裁判場

俺(はっ!そうだ!)

>コトダマ「延長コード」ダァンッ!

俺「…いや、それを決めるには未だおかしい点が残っている」

十神「何?何がおかしいんだ?」

ジェノサイダー「おやおやおや?分かんないの?ド雑魚がっ!」

十神「ざっ…!?」

ジェノサイダー「じゃあ教えてやんよ。一流の頃し方って奴をよ」

苗木「あっ、そうだ!確かに過去のジェノサイダー翔事件じゃ、被害者は確か皆んなハサミで殺されてたって昔テレビで見た気がする…」

ジェノサイダー「人気のラーメン店がスープや麺や具材に拘んのと同じなの」

俺「それだけじゃ無い。不二咲さんの氏体のハリツケの仕方かが過去のジェノサイダー翔事件とは明らかに違う」

十神「…。」

俺「不二咲さんは延長コードで手を縛られて吊るされてたけど、ジェノサイダー翔は鋭利なハサミで手首をぶっ刺して吊るしてた筈」

舞園「そんな所も違ってたんですね…」

俺「いや、過去のジェノサイダー翔事件の写真が予想以上にグロかったからよく覚えてるだけだよ…」

ジェノサイダー「正解!私はハリツケにも拘ってマイハサミを使ってんの。それにマイスプーン」

俺「それに過去の被害者は皆んな男性だった…。ジェノサイダー翔が女性に手を出した事例なんか一度も無かったんだ」

ジェノサイダー「大正解俺君!」

俺「はは…」

ジェノサイダー「私の事よく理解してるじゃない。その聡明さに免じて頃してあげようか?」ニヤッ

俺「…遠慮しときます」

445: 2020/09/10(木) 00:23:45.45 ID:KDaULs+qO
学級裁判場

ジェノサイダー「あたしが信念と情熱を注いで殺るのは萌える男子だけなのよ…あっ、恥ずかしい言っちゃった///」クネクネ

俺(…ん?その理論だと俺って萌える男子なのか?うわ、無いわ…)

十神「お前の趣味嗜好は分かった。だが、生き残る為なら話は別の筈だ」

ジェノサイダー「だあってろ負け犬がっ!!」

十神「負け…犬…!?」

ジェノサイダー「生き残るとか、そんなせっこい理由で頃しなんかしねーんだよ!」

ジェノサイダー「ジャジャジャジャーン!」ハサミシャキ-ン!

ジェノサイダー「使い慣れたハサミは絶対に外さねえんすけど」ゴゴゴ...

俺「いや、この人こわ…。俺の席変えて欲しいんですけど…」

モノクマ「大丈夫。心配しなくてもこの学級裁判中だけは君の命は守られてるよ。まぁ学級裁判中だけだけどね」

俺「…。」

大和田「だけどよっ!ハリツケはお前しかできねーだろ!?一般には知られてねーんだからよ!」

朝日奈「そうだよ!だから模倣犯の仕業じゃなくて本人の仕業ってなったんだし…」

俺(…いや、他に可能な人物は居る筈だ)

俺(この人なら…)


1霧切さん
2十神
3氏んだ筈の葉隠君


安価下







446: 2020/09/10(木) 00:25:54.05 ID:FDqRk7Wa0
2

447: 2020/09/10(木) 00:47:37.84 ID:KDaULs+qO
学級裁判場

俺「皆んな待ってくれ」

大和田「うん?」

朝日奈「何?」

俺「十神、お前だったらあの模倣も可能だったんじゃないか?」

周りの生徒達「「えぇっ!?」」ザワッ

十神「…。」

俺「何かおかしいと思ってたんだ。チミドロフィーバーって字を一目見て、ジェノサイダー翔の極秘資料ファイルへと真っ直ぐ向かった事や…」

俺「事件が女子更衣室で起きてるのを予め知ってたかのような初動の動きが…」

十神「…。」

俺「お前は本当は、ここに来る前からジェノサイダー翔事件の事も、女子更衣室に不二咲さんの氏体がある事も知ってたんじゃないか?」

苗木「確かにそうだ…。あの時、不二咲さんの氏体を探しに行った時十神君は迷う事すらしなかったんだ…」

桑田「じゃあ十神が不二咲を頃して何食わぬ顔で氏体のある女子更衣室に案内したって事か?」

舞園「十神君がジェノサイダー翔の模倣犯だった…?」

十神「…。」

セレス「貴方は、自分の罪をジェノサイダー翔に被せるつもりだったのですか?」

石丸「どうなんだ十神君!答えたまえ!!」ビシッ

俺(俺の推理により皆んなが一斉に十神を疑い出した中、彼は冷静なまま俺だけを見据えこう答えた)

十神「根拠を言ってみろ」

俺「う…」

俺(…まるで俺を挑発しているかのように、周りの言葉は一切耳に入らず俺だけを見て聞いて来た)

俺(そして俺は…)

>コトダマ「」

俺(弾が…。彼をロンパできる証拠が無い…)

十神「どうした?言えんのか?」

俺(だ、誰か!俺の代わりに証拠を…)キョロキョロ

俺(霧切さん!ヘルプ!)チラッ

霧切「…。」


霧切(好感度6)
コンマ下二桁
41以上霧切「根拠ならあるわ」
40以下霧切(俺君ならこれくらい簡単に反論できるでしょう)(議論が良くない方向に)


安価下

448: 2020/09/10(木) 00:49:14.20 ID:B6TgVr89O
はい

452: 2020/09/10(木) 00:57:08.79 ID:KDaULs+qO
コンマ20
学級裁判場

霧切「…。」

俺「…。」

俺(…は?)

霧切(前の裁判を一人で解決してみせた俺君ならこれくらい簡単に反論できるでしょう)

十神「まさか根拠も無いのに自分の推理を通そうとしたのか?」

俺「ッ…!!」グッ

舞園「俺君…」

俺(霧切さん!頼む!!俺マジで分からないんだって!!)

俺(霧切さんなら俺の持って無い証拠何か持ってるだろ!?助けて!?)

霧切「…。」

俺(皆んな氏んじゃうよ!?)


コンマ下二桁
41以上霧切(…まさか俺君、分かっていない?…仕方ないわね)
40以下霧切(俺君、早く証拠を提示しなさい)(十神がクロで投票に(GAMEOVER))


安価下

453: 2020/09/10(木) 00:58:08.26 ID:HCXf90eg0
はい

459: 2020/09/10(木) 01:11:46.35 ID:KDaULs+qO
コンマ26
学級裁判場

霧切「…。」

俺(霧切さーん!!早く早く!取り返しがつかなくなるって!)

霧切(俺君、早く証拠を提示しなさい。取り返しがつかなくなるわよ)

十神「フン、お前こそ、明確な証拠も持って無いのに人を犯人扱いするとは…」

俺「えっ…?」

十神「まるで犯人のようなムーブをしているぞ」

俺「いや、俺はそんな…」

十神「フン、馬脚を現したな。間違い無い、お前こそが犯人だな」

俺「はぁ!?模倣犯の犯人はお前だろ!?」

十神「なら証拠を提示してみろ」

俺「うっ…」

十神「やはりお前が犯人だ」

俺「お前が犯人だ!」

十神「いいやお前だ!良いか皆んな!こいつが犯人だぞ」

俺「違う!惑わされるな皆んな!彼こそが犯人だ!」

モノクマ「やれやれ。これ以上は進展が無さそうだからそろそろ投票タイムに移るとしますか」

霧切「ちょ、ちょっと待って!」

モノクマ「嫌です。待ちません。それではオマエラお手元のスイッチでクロだと思う人を投票して下さい」



スロット「」ジャコッ
「十神十神十神」ブブ-

モノクマ「残念!不二咲さんを頃したクロは十神君ではありませんでした!」

朝日奈「えっ!?嘘っ!?」

大神「ぬぅ…」

石丸「ば、馬鹿な…」

十神「馬鹿か貴様等!?何故この俺に投票した!?」

セレス「十神君では無かったのですか?」

苗木「俺君か十神君なら、てっきり十神君だと…」

十神「貴様等ーっ!」

モノクマ「では、間違えた皆さんにはお仕置きを受けて貰います!」

俺「…。」

俺(皆んな…。俺を信用してくれてたのにごめん…)


GAME OVER


────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

461: 2020/09/10(木) 01:15:18.21 ID:KDaULs+qO
GAME OVER


1最初から始める
2チャプター2の好きな場所から始める


多数決下5まで

464: 2020/09/10(木) 01:15:47.51 ID:A8YI127So
2

465: 2020/09/10(木) 01:31:59.36 ID:KDaULs+qO
チャプター2の好きな場所から再開します


指定が2回被った場所から再開

467: 2020/09/10(木) 01:32:12.14 ID:5w2UoUhAO
420

469: 2020/09/10(木) 01:47:17.15 ID:KDaULs+qO
420から再開します
女子更衣室

電子生徒手帳「」カチッ

俺(第二の事件が起きた事で、電子手帳に新たに記載されたモノクマファイルによると不二咲さんが殺されたのは深夜2時頃…)

俺(氏体発見現場は2階の女子更衣室…。氏因は鈍器による頭部の殴打で即氏だったのか…)

>コトダマ「モノクマファイル」を手に入れた

不二咲「」ドクドク

俺(前回の時と同じで、先ずは氏体現場となった不二咲さんの氏体周りから見るのが良さそうかな)

俺「…?」

「チミドロフィ-バ-」

俺(チミドロフィーバー…。なんだったっけな…)

俺(十神が何か知ってるみたいだったが…)

舞園「俺君、捜査開始ですか?」スタスタ

俺「ああ」

俺(まぁ良いか。先ずは前回と同じように舞園さんと協力して──)

十神「チミドロフィーバーか…フッ、俺!」

舞園「え?」クルッ

俺「うん?」クルッ

十神「特別にオレの捜査に協力させてやろう」

俺「……ん?」

俺(何だこいつ…いったいどう言う風の吹き回しだ?)

俺(…もしかして俺を試してるのか?)

十神「良い物を見せてやる。ついて来い」

俺「…。」


1十神の捜査とやらに協力してみる
2いや、俺はこっちで勝手にやるからそっちの捜査には協力しない


多数決下3まで

471: 2020/09/10(木) 01:53:24.16 ID:UgCpuY/A0
2

475: 2020/09/10(木) 07:27:49.72 ID:1tkgELPw0
女子更衣室

俺「いや、俺はこっちで勝手にやるからそっちの捜査には協力しない」

十神「なん…だと?」

俺「舞園さん。今回も協力して欲しいんだけど…」

舞園「あ、はい。それは構いませんけど…」

十神「…。」

十神「チッ…なら苗木で良い。ついてこい」スタスタ

苗木「えっ?あっ、ちょっと十神君?」スタスタ



舞園「えっと、本当に良かったんですか俺君?…」

俺「うん、別に良いさ。あの自信満々な態度嫌いだったし」

舞園「そうですか…。俺君が良いなら私は別に良いんですが…」

舞園「それで、今回は私はどうしましょう?」

俺「舞園さんは…」


舞園同行時の指示
1じゃあ舞園さんには証拠探しの手伝いをして欲しい(俺判定が20%upされる)
2証拠になりそうな物は俺が探すから、舞園さんは皆んなから手掛かりになりそうな証言を集めて欲しい(俺とは別に舞園コンマ判定も行い弾丸(証拠)を更に手に入れられる可能性がある)


多数決下3まで


十神の好感度が1に下がった


478: 2020/09/10(木) 07:36:33.42 ID:R3XjNlkGO
1

480: 2020/09/10(木) 07:48:51.45 ID:1tkgELPw0
女子更衣室

俺「それじゃあ舞園さんは今回は一緒に手掛かりになりそうな物を探して貰える?」

舞園「はい。分かりました」

俺(…と言っても、流石に不二咲さんの氏体を調べるのは俺がやるべきだよな)

俺「じゃあ俺は不二咲さんの氏体付近を調べるから、舞園さんは部屋の中を調べて欲しい」

俺「何か気になる事があったら報告してくれ」

舞園「了解です。では探してみますね」スタスタ

俺「ああ」

俺(不二咲さんの氏体で気になるのは、氏因以外に横に書かれた血文字だな…)

霧切「…。」サワサワ
不二咲「」ドクドク...

俺(…それにしても霧切さんはよくそんな普通に氏体に触れるな)

俺(捜査の邪魔になるから、そっちから話しかけて来ない限りは話しかけ無い方が良いか)



捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
66以上霧切の助言も有り、かなり事件の真相が見えてきた(弾丸6つ補充)
46~65舞園と協力し合い他の人の証言等時間までに十分に証拠を集めた(弾丸5つ補充)
16~45流石に2回目だったので冷静に氏体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸4つ補充)
15以下何とか時間までに氏体現場の証拠は集められた(弾丸3つ補充)


安価下(コンマ46以上で俺捜査レベル経験者→探偵レベル(コンマ20上昇)にアップ)

481: 2020/09/10(木) 07:52:34.09 ID:RGoswT4yO

484: 2020/09/10(木) 07:58:55.75 ID:1tkgELPw0
コンマ09
女子更衣室

俺(先ずはモノクマファイルだ。これを頭に入れておかないと)

コトダマ「モノクマファイル」を入手した

俺(不二咲さんの氏体の隣の壁にある血文字)

不二咲「」
「チミドロフィ-バ-」

俺(このチミドロフィーバー…。ダイイングメッセージでは無いよな?)

俺(と言うか何処かで聞いた事があるんだけど、思い出せないなぁ…)

俺(十神は知ってたみたいだが、今のところ俺には分からない。証拠だけ保存しておこう)

コトダマ「壁の血文字」を入手した

俺(犯人が不二咲さんを頃した凶器はこれか…。血痕がある)スッ

コトダマ「ダンベル」を入手した

俺(2回目だからもう少し分かると思ったけど、今のところ他に分かる事は無いな…)

俺「舞園さん、何か見つけた?」スタスタ

舞園「すみません。未だ特に何も…」フルフル

俺「そっか…」

俺(弱ったな…。前回と比べて頭が回らなさ過ぎる…)

俺(このままだと流石にヤバイかも…。他に特に集められる証拠無いかな…)


桑田(好感度2)
コンマ下二桁
81以上桑田の証言から更に驚愕の証拠を補充した(弾丸更に2つ補充)
80以下学級裁判開廷!(弾丸4つ足らずの状態)


安価下

485: 2020/09/10(木) 08:00:37.59 ID:UgCpuY/A0
これなら十神についていった方がよかったね

486: 2020/09/10(木) 08:02:52.67 ID:1tkgELPw0
コンマ59
学級裁判場

俺(あれから間もなく、予想通りモノクマの集合の合図がかかり俺達は再びこの場所へと集められた)

周りの生徒達「…。」

俺「…。」

俺(皆んなも分かってるんだ…。ここに来ると言う事は、事件を無事に解決したとしてもこの中の内の一人は殺されてしまうと言う事を…)

俺(だけどもし間違えれば俺達が殺されるんだ…。絶対に間違える訳にはいかない!)

モノクマ「さてと、ではいつも通り凶器の話から行ってみましょうか」

俺(…何でこいつが進行してるのか分からないが、気になった事は発言していこう)

>コトダマ「モノクマファイル」カチッ
>コトダマ「ダンベル」カチッ
>コトダマ「壁の血文字」カチッ


十神「モノクマファイルによると、被害者は鈍器のような物で殴られそれが致命傷になったとあるな」

桑田「鈍器っつっても、そんなもん近くに落ちてたかぁ?」

俺(これの証拠なら持ってるな)

>コトダマ「ダンベル」ダァンッ!

俺「不二咲さんの近くにトレーニング用のダンベルが落ちてただろ?それが凶器になったんだと思う」

十神「何故そう言い切れる?」

俺「そのダンベルに血痕が付着してたんだ」

十神「別の物で殴られた際に出血した血が付着したのかもしれんぞ?」

俺(…こいつ、やけに突っかかてくるな)

霧切「被害者の傷もダンベルの形と一致していたわ。凶器はダンベルで間違い無いでしょう」

朝日奈「き、傷痕を調べたの!?」

霧切「ええ」

桑田「ま、マジかよこいつ…。肝座り過ぎだろ…」

苗木「さ、流石霧切さん…」

舞園「苗木君、それ褒めてませんよね」

苗木「あっ、いや…!えっと…あはは…」

霧切「…どうでも良いわ。議論を続けましょう」

俺(霧切さんのフォローもあって、議論がスムーズに進んだな)

俺(このまま犯人まで上手く特定できれば良いが)

487: 2020/09/10(木) 08:06:20.64 ID:BTQz4LJrO
前スレ843までほぼ同じなのでカット
学級裁判場

石丸「ど、どうしたのだ腐川君!?」

腐川「あっヒャヒャヒャ!健全な達人は健全な魂と肉体に宿るの!」

桑田「いや、何言ってんだこいつ…。さっぱり意味が分かんねえ…」

大神「ここまで違う物か…。普段のあいつと…」

十神「これで分かった筈だ。その殺人鬼が不二咲を頃したんだ。動機もある」スチャッ

大神「動機だと…?」

十神「腐川冬子がジェノサイダー翔だと言う事は誰にも知られたく無い筈」

俺(そうか。これがモノクマに渡された、彼女の知られたく無い事だったのか…)

十神「どうだ?動機になり得る筈だ」

腐川「なるほどねぇ~。なるほどなるほどなるほど…でも残念でしたぁー!!あたしは犯人じゃ無いのでーす!」

俺「え?」

大和田「何?」

大神「誰が信じると思う…」

朝日奈「そ、そうだよ!殺人鬼の言葉なんて信じられないよ!」

苗木「そうかもしれない…そうかもしれないけど…」

俺「…。」

十神「フン!今回の殺人とお前の過去の殺人、完全に手口が一致している」

俺(不二咲さんの隣にあった壁の血文字…ハリツケ…。そして動機…)

>コトダマ「無し」

俺(俺はジェノサイダー翔の過去の手口とか確認できなかったから、その辺はどうか知らないが、確かに限りなく怪しい…)

俺(反論する人が現れ無かったら、犯人はこのまま彼女だと言う事になりそうだけど…)

俺(誰か反論する人は居ないのか?)


苗木(好感度7)
コンマ下二桁
31以上苗木「それは違うよ!」
30以下ジェノサイダー翔が事件の犯人だと言う方向で話が進む(桑田判定or苗木覚醒判定へ)


安価下

488: 2020/09/10(木) 08:07:34.63 ID:R3XjNlkGO

490: 2020/09/10(木) 08:21:30.29 ID:BTQz4LJrO
コンマ63
学級裁判場

苗木「それは違うよ!」

十神「何?何が違うんだ?」

俺(ん?違うのか?)

ジェノサイダー「おやおやおや?分かんないの?ド雑魚がっ!」

十神「ざっ…!?」

ジェノサイダー「じゃあ教えてやんよ。一流の頃し方って奴をよ」

苗木「そうなんだ。致命傷が違うんだよ。過去のジェノサイダー翔事件じゃ、被害者は皆んなハサミで殺されてたんだ」

俺(そうだったんだ。これは全く知らない事だったな…)

十神「フン…」

ジェノサイダー「人気のラーメン店がスープや麺や具材に拘んのと同じなの」

苗木「それと、不二咲さんは手をロープ状の物で縛られてよね?でも過去のジェノサイダー翔の事件で使われてた物は鋭利なハサミだったんだよ」

ジェノサイダー「正解ー!私はハリツケにも拘ってマイハサミを使ってんの。それにマイスプーン」

ジェノサイダー「それだけじゃ無いわよまーくん!」

苗木「まーくんって…」

ジェノサイダー「過去の私の被害者の法則!」ドンッ

苗木「過去の被害者の法則…?」

苗木「そうだ!被害者は皆んな男性ばっかりだったんだ」

ジェノサイダー「ビンゴ入りました~!そう、私が信念と情熱を持って殺るのは萌える男子だけなのよ」

ジェノサイダー「あっ、恥ずかしい!言っちゃった!///」クネクネ

俺(ジェノサイダーの事は全くわからなかったな…)

俺(と言うか苗木君とジェノサイダー翔…滅茶苦茶意外だけど相性良いな。議論がスラスラ進む…)





491: 2020/09/10(木) 08:31:11.53 ID:BTQz4LJrO
学級裁判場

十神「お前の趣味嗜好は分かった。だが、生き残る為なら話は別の筈だ」

ジェノサイダー「だあってろ負け犬がっ!!」

十神「負け…犬…!?」

ジェノサイダー「生き残るとか、そんなせっこい理由で頃しなんかしねーんだよ!」

ジェノサイダー「ジャジャジャジャーン!」ハサミシャキ-ン!

ジェノサイダー「使い慣れたハサミは絶対に外さねえんすけど」ゴゴゴ...

俺「いや、この人こわ…。俺の席変えて欲しいんですけど…」

モノクマ「大丈夫。心配しなくてもこの学級裁判中だけは君の命は守られてるよ。まぁ学級裁判中だけだけどね」

俺「…。」

大和田「だけどよっ!ハリツケはお前しかできねーだろ!?一般には知られてねーんだからよ!」

朝日奈「そうだよ!だから模倣犯の仕業じゃなくて本人の仕業ってなったんだし…」

苗木「…ちょっと待って。君なら可能だったんじゃ無いかな?十神君」

十神「…。」

周りの生徒達「「えぇっ!?」」ザワッ

俺(十神が模倣犯?)

苗木「僕と一緒に書庫の資料を見た時、言ったよね?」

十神『オレはこれと同じ物を、我が十神家の書斎で見た事がある』

苗木「君なら…ここに来る前まで犯行の手口を知っていてもおかしくない…」

桑田「マジかよ?じゃあ今回は十神がクロなのか?」

十神「…。」

セレス「貴方は、自分の罪をジェノサイダー翔に被せるつもりだったのですか?」

石丸「どうなんだ十神君!答えたまえ!!」ビシッ

十神「根拠を言ってみろ」メガネスチャッ

苗木「あっ…」

俺(あれ?苗木君、証拠を持って無いのかな?何とか助けてやりたいが、俺も弾が無い…)

俺(だけど霧切さんなら或いは…)チラッ


霧切(好感度6)
コンマ下二桁
41以上霧切「根拠ならあるわ」
40以下霧切「…。」(苗木覚醒判定へ)


安価下

493: 2020/09/10(木) 10:23:11.01 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

霧切「根拠ならあるわ」

十神「…。」

霧切「不二咲さんがハリツケにされていたロープ。あれはロープでは無く図書室の延長コードだった」

霧切「十神君には見覚えがある筈よ」

十神「なるほど。オレが女子更衣室で不二咲を頃し、その氏体を偽装した」

十神「そうする事でこの犯行を頭のおかしい殺人鬼の仕業だと見せかけた…という訳だな」

大和田「そ、そうじゃねえのかよ!?」

朝日奈「澄ました顔で言ってるけど、やっぱり十神が犯人じゃん!」

俺「……。」

俺(十神がクロと断定されかけてるのに、未だに冷静過ぎるのが引っかかるが、俺は他に証拠を持って無い…)

俺(この推理で合ってるのかな…。苗木君?)

苗木「……。」


苗木(好感度7)
コンマ下二桁
81以上苗木覚醒(事件の全容が明らかに)
31~80苗木「そう言えば…」
30以下苗木(他に証拠が無いな…)(苗木覚醒判定へ)


安価下

494: 2020/09/10(木) 10:26:36.20 ID:s8Z9bYh7O
どうなの

496: 2020/09/10(木) 10:40:48.83 ID:1tkgELPw0
コンマ20
学級裁判場

苗木(でも他に証拠が無いな…)

俺(あの様子だと苗木君も弾無しか…)

大和田「十神、テメェ…」

大神「……。」

石丸「反論は無いのか十神君!?」

十神「…。」

モノクマ「決まっちゃいそうかな?そろそろ投票に移っちゃう?」

苗木(何か見落として無いかな…)



コンマ下二桁
71以上苗木覚醒(苗木が事件の全容を明らかに。第2章終了)
70以下十神が犯人で投票へ(GAME OVER)


安価下

497: 2020/09/10(木) 10:42:18.29 ID:uAEcFMC4o

502: 2020/09/10(木) 10:53:55.29 ID:1tkgELPw0
コンマ29
学級裁判場

スロット「」ジャコッ
「十神十神十神」ブブ-

モノクマ「残念!不二咲さんを頃したクロは十神君ではありませんでした!」

俺「…あれ?」

朝日奈「えっ!?嘘っ!?」

大神「ぬぅ…」

石丸「ば、馬鹿な…」

十神「フン、今更分かったか。その通り。オレは犯人では無い」

十神「オレは犯人を動揺させ炙り出す為に、氏体に細工をしただけに過ぎん」

苗木「…。」

十神「しかしまさか、貴様等がここまで愚かな奴等だったとはな」

苗木「…十神君、せめてそれは投票前に言おうよ」

モノクマ「その通り。何故なら十神君も含めて皆んな、もうお仕置き確定だからね!」

十神「な、何!?馬鹿な…」

舞園「捜査前に氏体を動かすなって霧切さんが言ってた重要さ…今実感してますよ…」

十神「このオレが負けるなど…」

俺(はぁ…。コイツが余計な事して皆んなの捜査を撹乱したせいで…)


GAME OVER


────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

503: 2020/09/10(木) 10:54:44.78 ID:1tkgELPw0
GAME OVER


1最初から始める
2チャプター2の好きな場所から始める


多数決下5まで

505: 2020/09/10(木) 10:56:45.80 ID:UgCpuY/A0
2

510: 2020/09/10(木) 11:03:30.50 ID:1tkgELPw0
チャプター2の好きな場所から再開します


指定が2回被った場所から再開

511: 2020/09/10(木) 11:04:30.50 ID:T2PCiEHsO
420

513: 2020/09/10(木) 11:07:37.37 ID:1tkgELPw0
420から再開します
女子更衣室

電子生徒手帳「」カチッ

俺(第二の事件が起きた事で、電子手帳に新たに記載されたモノクマファイルによると不二咲さんが殺されたのは深夜2時頃…)

俺(氏体発見現場は2階の女子更衣室…。氏因は鈍器による頭部の殴打で即氏だったのか…)

>コトダマ「モノクマファイル」を手に入れた

不二咲「」ドクドク

俺(前回の時と同じで、先ずは氏体現場となった不二咲さんの氏体周りから見るのが良さそうかな)

俺「…?」

「チミドロフィ-バ-」

俺(チミドロフィーバー…。なんだったっけな…)

俺(十神が何か知ってるみたいだったが…)

舞園「俺君、捜査開始ですか?」スタスタ

俺「ああ」

俺(まぁ良いか。先ずは前回と同じように舞園さんと協力して──)

十神「チミドロフィーバーか…フッ、俺!」

舞園「え?」クルッ

俺「うん?」クルッ

十神「特別にオレの捜査に協力させてやろう」

俺「……ん?」

俺(何だこいつ…いったいどう言う風の吹き回しだ?)

俺(…もしかして俺を試してるのか?)

十神「良い物を見せてやる。ついて来い」

俺「…。」


1十神の捜査とやらに協力してみる
2いや、俺はこっちで勝手にやるからそっちの捜査には協力しない


多数決下3まで

514: 2020/09/10(木) 11:08:11.67 ID:UgCpuY/A0
1

516: 2020/09/10(木) 11:09:56.84 ID:1tkgELPw0
同じなので>>428までカット
図書室

俺「…。」スタスタ

俺(十神の予想では、犯人はジェノサイダー翔だったな)

俺(壁に書かれた血文字、そしてハリツケ…確かにやり口は類似してるが…)

俺(と言うかもしジェノサイダー翔が犯人だとしたら俺達の中に殺人鬼が居るって事だけど、いったい誰なんだ…?)

俺「そんな人居るのか…?」

俺「うーん…」

俺「それに未だ何か引っかかる事があるんだよな…」

俺「念の為にもう一度事件現場に戻って、独自に捜査もしておくか」スタスタ



捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
66以上今回も頭が冴えていた俺、証拠を多数集め事件の真相に近付く(弾丸6つに)
36~65冷静に氏体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸5つに)
16~35何とか時間までに氏体現場の証拠は集められた(弾丸4つに)
15以下前回は頭が冴えていた俺だったが、今回は目ぼしい証拠をあまり見つからず(弾丸3つに)

安価下(コンマ66以上で俺捜査レベル経験者→探偵レベル(コンマ20上昇)にアップ)


セレス(好感度3)
コンマ下二桁
71以上セレスから有用な証言を貰った(弾丸1弾補充、セレス好感度4に上昇)
70以下セレスと会話せず

安価下2


桑田(好感度2)
コンマ下二桁
81以上桑田から事件解決に繋がりそうな証言を貰った(弾丸1弾補充。桑田好感度3に上昇)
80以下桑田と会話せず


安価下3(合計弾丸7つ以上で俺覚醒。今回の事件の全容を知る)

517: 2020/09/10(木) 11:12:23.07 ID:4eshK5h9O
おまかせあれ

518: 2020/09/10(木) 11:13:21.07 ID:HRKAyURLO

519: 2020/09/10(木) 11:13:44.16 ID:UgCpuY/A0

523: 2020/09/10(木) 11:25:20.79 ID:1tkgELPw0
コンマ07(俺証拠3つ)
コンマ07(セレス無し)
コンマ16(桑田無し)
女子更衣室

女子更衣室

俺(先ずは議論の一つになる不二咲さんを頃した凶器について調べないと)

俺「えーと…」カチッ

電子生徒手帳「モノクマファイル」ピカ-ン

俺(鈍器による頭部の殴打…。この辺りの鈍器と言えば…)

血の付着したダンベル「」

俺「これか…。うん、血痕も付いてるや…」スッ

>コトダマ「ダンベル」を入手した

俺(他に不二咲さんの氏体から分かる事無いかな…)ジッ

不二咲「」

俺「…。」

俺(駄目だ…。全く見つからん…)



──その後も俺は証拠を探してみたが何も見つからなかった


キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

俺「あ…」

モノクマ『そろそろいいよね?それじゃお待ちかねの学級裁判を始めるよ。1階の赤い扉の先にあるエレベーターを乗って来てね。待ってるよ~。うぷぷぷ」ブツンッ

俺「くっ…。もう時間切れか…」

俺「頭が鈍ってんのかな…。今回は全く事件が見えなかった。事件を解くにはピースが後4つくらい足らない…」

俺(仕方ない…。こうなったら裁判の場で他の人に助けて貰おう。霧切さんとか…霧切さんとか、苗木君に…)スタスタ

525: 2020/09/10(木) 11:39:15.33 ID:1tkgELPw0
同じなので440までカット
学級裁判場

石丸「ど、どうしたのだ腐川君!?」

腐川「あっヒャヒャヒャ!健全な達人は健全な魂と肉体に宿るの!」

桑田「いや、何言ってんだこいつ…。さっぱり意味が分かんねえ…」

大神「ここまで違う物か…。普段のあいつと…」

十神「これで分かった筈だ。その殺人鬼が不二咲を頃したんだ。動機もある」スチャッ

大神「動機だと…?」

十神「腐川冬子がジェノサイダー翔だと言う事は誰にも知られたく無い筈」

俺(そうか!これがモノクマに渡された、彼女の知られたく無い事だったのか…)

十神「どうだ?動機になり得る筈だ」

腐川「なるほどねぇ~。なるほどなるほどなるほど……でも残念でしたぁー!!あたしは犯人じゃ無いのでーす!」

俺「え?」

大和田「何?」

大神「誰が信じると思う…」

朝日奈「そ、そうだよ!殺人鬼の言葉なんて信じられないよ!」

苗木「そうかもしれない…そうかもしれないけど…」

俺「…。」

十神「フン!今回の殺人とお前の過去の殺人、完全に手口が一致している」

俺(不二咲さんの隣にあった壁の血文字…ハリツケ…。そして動機…)

>コトダマ「ジェノサイダー翔の事件」カチッ

俺(本当にあのファイルにあった過去の事件と一致してる…のか?)

俺(何かが違うような気がするが…何が違うんだろう?…)



コンマ下二桁
71以上俺、弾無しだったが自力で過去の事件との違いを咄嗟に思い出す
41~70苗木「それは違うよ!」
40以下苗木覚醒(事件の全容が明らかに。第2章終了)


安価下

526: 2020/09/10(木) 11:39:48.66 ID:UgCpuY/A0

528: 2020/09/10(木) 11:50:05.45 ID:1tkgELPw0
コンマ66(繰り上がり)
学級裁判場

俺(はっ!そうだ!思い出した!)ピコ-ン!

俺「…いや、それを決めるには未だおかしい点が残っている」

十神「何?何がおかしいんだ?」

ジェノサイダー「おやおやおや?分かんないの?ド雑魚がっ!」

十神「ざっ…!?」

ジェノサイダー「じゃあ教えてやんよ。一流の頃し方って奴をよ」

俺「過去のジェノサイダー翔事件では凶器は皆んなハサミによる致命傷だったんだけど、今回はダンベルなんだ」

俺「ジェノサイダー翔が今まで引き起こした事件とは凶器が違う…」

ジェノサイダー「人気のラーメン店がスープや麺や具材に拘んのと同じなの」

俺「それにそれだけじゃ無い。不二咲さんの氏体のハリツケの仕方が過去のジェノサイダー翔事件とは明らかに違うんだ」

十神「…。」

俺「不二咲さんはロープで手を縛られて吊るされてたけど、ジェノサイダー翔は鋭利なハサミで手首をぶっ刺して吊るしてたよな?」

舞園「そんな所も違ってたんですね…」

俺「いや、過去のジェノサイダー翔事件の写真が予想以上にグロかったからよく覚えてるだけだよ…」

ジェノサイダー「正解!私はハリツケにも拘ってマイハサミを使ってんの。それにマイスプーン」

ジェノサイダー「それだけじゃないわよねえ坊や?」

俺「それだけじゃない…?」

俺「…。」

俺「あっ、そうか過去の被害者は皆んな男性だった…。ジェノサイダー翔が女性に手を出した事例なんか一度も無かったんだ」

ジェノサイダー「大正解俺君!」

俺「はは…」

ジェノサイダー「私の事よく理解してるじゃない。その聡明さに免じて頃してあげようか?」ニヤッ

俺「…遠慮しときます」

529: 2020/09/10(木) 11:51:50.55 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

ジェノサイダー「あたしが信念と情熱を注いで殺るのは萌える男子だけなのよ…あっ、恥ずかしい言っちゃった///」クネクネ

俺(…ん?その理論だと俺って萌える男子なのか?うわ、無いわ…)

十神「お前の趣味嗜好は分かった。だが、生き残る為なら話は別の筈だ」

ジェノサイダー「だあってろ負け犬がっ!!」

十神「負け…犬…!?」

ジェノサイダー「生き残るとか、そんなせっこい理由で頃しなんかしねーんだよ!」

ジェノサイダー「ジャジャジャジャーン!」ハサミシャキ-ン!

ジェノサイダー「使い慣れたハサミは絶対に外さねえんすけど」ゴゴゴ...

俺「いや、この人こわ…。俺の席変えて欲しいんですけど…」

モノクマ「大丈夫。心配しなくてもこの学級裁判中だけは君の命は守られてるよ。まぁ学級裁判中だけだけどね」

俺「…。」

大和田「だけどよっ!ハリツケはお前しかできねーだろ!?一般には知られてねーんだからよ!」

朝日奈「そうだよ!だから模倣犯の仕業じゃなくて本人の仕業ってなったんだし…」

俺(…いや、他に可能な人物は居る筈だ)

俺(この人なら…)

俺「なぁ、十神」

十神「…。」

530: 2020/09/10(木) 11:53:26.95 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

俺「十神、お前だったらあの模倣も可能だったんじゃないか?」

周りの生徒達「「えぇっ!?」」ザワッ

十神「…。」

俺「何かおかしいと思ってたんだ。チミドロフィーバーって字を一目見て、ジェノサイダー翔の極秘資料ファイルへと真っ直ぐ向かった事や…」

俺「事件が女子更衣室で起きてるのを予め知ってたかのような初動の動きが…」

十神「…。」

俺「お前は本当は、ここに来る前からジェノサイダー翔事件の事も、女子更衣室に不二咲さんの氏体がある事も知ってたんじゃないか?」

苗木「確かにそうだ…。あの時、不二咲さんの氏体を探しに行った時十神君は迷う事すらしなかったんだ…」

桑田「じゃあ十神が不二咲を頃して何食わぬ顔で氏体のある女子更衣室に案内したって事か?」

舞園「十神君がジェノサイダー翔の模倣犯だった…?」

十神「…。」

セレス「貴方は、自分の罪をジェノサイダー翔に被せるつもりだったのですか?」

石丸「どうなんだ十神君!答えたまえ!!」ビシッ

俺(俺の推理により皆んなが一斉に十神を疑い出した中、彼は冷静なまま俺だけを見据えこう答えた)

十神「根拠を言ってみろ」

俺「う…」

俺(…まるで俺を挑発しているかのように、周りの言葉は一切耳に入らず俺だけを見て聞いて来た)

俺(そして俺は…)

>コトダマ「」

俺(弾が…。彼をロンパできる証拠が無い…)

十神「どうした?言えんのか?」

俺(だ、誰か!俺の代わりに証拠を…)キョロキョロ

俺(霧切さん!ヘルプ!)チラッ

霧切「…。」


霧切(好感度6)
コンマ下二桁
41以上霧切「根拠ならあるわ」
40以下苗木覚醒(事件の全容が明らかに。第2章終了)


安価下

531: 2020/09/10(木) 11:53:47.49 ID:YhfhovdvO
エンジョイ!

533: 2020/09/10(木) 12:00:47.79 ID:1tkgELPw0
コンマ49
学級裁判場

霧切「根拠ならあるわ」

俺(おっ、俺の代わりに答えてくれた。さす切さん!)

十神「…。」

霧切「不二咲さんがハリツケにされていたロープ。あれはロープでは無く図書室の延長コードだった」

霧切「十神君には見覚えがある筈よ」

十神「なるほど。オレが女子更衣室で不二咲を頃し、その氏体を偽装した」

十神「そうする事でこの犯行を頭のおかしい殺人鬼の仕業だと見せかけた…という訳だな」

大和田「そ、そうじゃねえのかよ!?」

朝日奈「澄ました顔で言ってるけど、やっぱり十神が犯人じゃん!」

俺「……?」

俺(十神がクロと断定されかけてるのに、未だに冷静過ぎるのが引っかかるが…俺にはもう他に証拠は持って無い…)

俺(本当にこの推理で合ってるのかな…)

苗木「……。」


苗木(好感度7)
コンマ下二桁
31以上苗木「そう言えば…」
30以下苗木覚醒(事件の全容が明らかに。第2章終了)


安価下

534: 2020/09/10(木) 12:01:24.94 ID:UgCpuY/A0

537: 2020/09/10(木) 12:12:43.37 ID:1tkgELPw0
コンマ94
学級裁判場

苗木(本当に事件現場は女子更衣室だったのかな…)


大神『昨夜、我はトレーニング中にここにプロテインコーヒーを溢してしまったのだがそのシミが消えてるな』

血痕の着いたグラビアのポスター「」
男性アイドルのポスター「」


苗木「ひょっとしたら、犯人は僕達の推理を撹乱する為に部屋を入れ替えたんじゃないかな…」

舞園「えっ…」

俺「その根拠は?」

苗木「女子更衣室にはグラビアアイドルのポスター、男子更衣室には男性アイドルのポスターが貼ってあったんだ」

桑田「ん?男子に男…?普通逆だよな?」

苗木「そうなんだよ。きっと不二咲さんが殺されたのは、男子更衣室だったんだよ」

十神「何だと!?」

俺(…あれ?)

舞園「じゃあ不二咲さんはどうやって男子更衣室に入ったんですか?」

桑田「犯人に中に入れて貰おうとしたらガトリングガンで蜂の巣にされるしな…」

俺(不二咲さんが男子更衣室に入れたトリックか…)

俺「…。」


コンマ下二桁
71以上俺、自力で思い付く(活躍度上昇)
70以下霧切「答えは簡単よ」


安価下

538: 2020/09/10(木) 12:15:08.73 ID:YhfhovdvO
エンジョイ!

544: 2020/09/10(木) 12:45:51.40 ID:1tkgELPw0
コンマ73
学級裁判場

俺(不二咲さんが男子更衣室に入れる仕掛け…はっ!?)ピキ-ン

俺「そうだ。不二咲さんが男子だったとしたら…」

十神「不二咲が男子だと…?」

俺「ああ。そうとしか考えられない──」

朝日奈「そんな訳無いでしょ!可哀想だよ氏んだ不二咲さんが!」

苗木「俺君、それは幾ら何でも言い過ぎかな…」

舞園「俺君でも言っていい事と悪い事があります!」

大神「うむ…。まさかそのような考えを持っていたとは…」

俺「あ…いや、だってこれしか方法は見当たんなかっただけで…」

俺(……女子達からの非難が凄い)

桑田「いや、有り得るかもしれねえ…」ボソッ

俺「桑田君…?」

桑田「実はこの前、お前らがプールで遊んでる時トレーニングしてたオレは見たんだ…」



男子更衣室

俺『じゃあ皆んな待たせちゃ悪いから行くよ。桑田君はトレーニング頑張って』スタスタ

桑田『あ、ああ…』

桑田(くそッ!俺ばっか良い思い出しやがって…)バ-ベルギシッギシッ

桑田『ふぅ…。疲れた…。やっぱこんなんオレに合わねー!よっしゃ!もう少し汗掻いたら俺もプールに行くかな』ニヤニヤ

扉「」ガチャッ

桑田(ん?誰だ?やっぱ苗木も来たのか?それとも石丸辺りが…)チラッ

桑田『…は?ふ、不二咲!?』ドキッ!

不二咲『あっ…く、桑田君居たんだ!?ごめん!部屋を間違えちゃった!?///』

桑田『あ、ああ…』

扉『』

桑田『…マジか。あービックリした。不二咲って意外に天然なんだな』



桑田「って事があったんだよな…」

周りの生徒達「「えぇっ!?」」

俺(…マジかよ桑田君。その時点で普通気付くだろ)

桑田「今考えたら不二咲、あの時も男子更衣室に入れてたんだよな…。あれってひょっとすると…」

朝日奈「で、でも不二咲ちゃんは女の子でしょ!?」

舞園「そ、そうですよ…どこからどう見ても…」

霧切「いいえ。不二咲さんは男で間違い無いわ。氏体を調べている時にある物が付いてて分かったの」

周りの生徒達「「えぇぇっー!?」」ザワッ

十神「何だと!?」

俺(十神のこの反応…と言うか霧切さん隅々まで調べ過ぎだろ…)

554: 2020/09/10(木) 13:00:05.02 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

モノクマ「そう!不二咲千尋はなんと男の娘だよ!」

ジェノサイダー「うわっ!?なんと女装だったか!おのれ萌え上がる!殺っときゃ良かった…」

俺「はは…」

桑田「でも不二咲が男だったって分かっても、犯人は十神で良いんだよな?」

十神「…。」

桑田「男子は男子更衣室しか入れないとすると、犯人は男子で確定だろうし十神は男子で間違い無いだろうしさ…」

俺「…いや、それが十神が犯人の可能性は極めて低いと思う」

桑田「え?」

十神「…何故そう思う?」

俺「不二咲さ……不二咲君が男だって知ってたら今の反応は明らかにおかしい」

俺「十神が犯人なら不二咲君が男子と言う事も既に知ってた筈」

十神「…。」

俺「それに、仮にそれが演技だとしても未だ女子更衣室に入れた謎とかも解けてない」

俺「未だ彼が犯人だと断定せず、もう少し議論してみた方が良いと思う…」

十神「フッ…なるほどな」

十神「根拠が薄いのが少し気になるが…まぁ良い俺、ここまで辿り着けた事を合格にしといてやろう」

俺「…。」

十神「そいつの言う通りオレは犯人じゃない。女子更衣室で氏体を見つけたんで、あんな偽装をしてみたと言う訳だ」


十神の好感度が4に上がった

558: 2020/09/10(木) 13:21:36.44 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

大和田「て、テメェ…ふざけてんのか…」

十神「女子更衣室に入ったら氏体を見つけたんで、犯人を動揺させる為に偽装しただけだ」

石丸「し、信じられるか!?」

十神「信じたくなければそれで良い。皆んなで犯人を間違えるだけだ」

石丸「ッ…!」

十神「それが嫌ならオレの犯人探しに協力しろ」

大和田「このおっ!「「そうね」」

霧切「そうね。彼等の言う通りよ。とことん話し合いましょう」

十神「それでは、犯人当てゲームの再開と行こうか」

俺(犯人が白紙の状態にリセットされたか…)

俺(解けたのは十神の氏体の偽装だけだ…。これ以上俺は証拠を持ち合わせて無いが、なんとか皆んなで力を合わせて乗り切らないと…)




舞園「俺君の推理だと、犯人は男子と言う事だけが分かってるんですよね?」

俺「うん。男子更衣室で不二咲君を殺害して、俺達に犯人は女子だと思わせる為に女子更衣室に運んだんだと思う…」

俺「でも犯人は、どうやって女子更衣室に入れたのかが分からないんだ」

霧切「玄関ホールで、亡くなった3人の電子生徒手帳を見つけたわ」

俺「葉隠君、山田君、江ノ島さんの?」

セレス「それを使えば、男子の更衣室にも女子の更衣室にも入れると言う訳ですね」

霧切「ええ。山田君のは壊れていたけれど」

俺(…山田君はあんな事があったんだし当然か)

559: 2020/09/10(木) 13:38:17.02 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

朝日奈「待って待って。頭良い組で勝手に話進めてるけど、どう言う事?他人への電子生徒手帳の貸し出しは校則で禁止されてるんじゃなかったの?」

十神「校則で禁止されてるのは貸し出しが禁止なだけだ。借りるのは禁止じゃない」

モノクマ「その通りなのです」

桑田「そんな抜け道があったのか…」

霧切「江ノ島さんの電子生徒手帳を使えば、女子の。葉隠君の電子生徒手帳を使えば男子の…つまり両方を行き来できるわ」

朝日奈「じゃあ犯人は…やっぱ女子って可能性もある訳?」

俺「その可能性も一応残されてはいるけど、可能性は極めて低いと思う」

朝日奈「どうして?」

俺「なら部屋の交換をする意味が無いからだよ。ポスターを貼り替えたり、マットを移し替えたりするのは却って証拠を多く残す事になる」

俺「氏体の移動だってリスクが高いし、普通の犯人ならそんな事しないよ」

朝日奈「うーん…難し過ぎるよ…」

俺「そ、そうだな…」

霧切「他の手掛かりも探してみましょう」

俺(俺は誰の証言も集めて無いし、誰か他の手掛かりを知らないかな…)チラッ

舞園「…。」

苗木「…。」

霧切「…。」

俺(今回ばかりは皆んな知らないか…)

桑田「他に何か手掛かりある奴、誰もいねーの?」


セレス(好感度3)
コンマ下二桁
71以上セレス発言
70以下苗木覚醒(事件の全容が明らかに。第2章終了)


安価下

560: 2020/09/10(木) 13:39:16.94 ID:8PLVv6+s0
おわかりですか?

561: 2020/09/10(木) 14:00:01.23 ID:1tkgELPw0
コンマ94
学級裁判場

セレス「そう言えばわたくし、昨晩事件が起きる数時間前倉庫で不二咲君を見かけましたわ」

俺「事件の起きる数時間前に不二咲さんを見かけた…?」

十神「何故そんな時間に倉庫へ行っていたのだ?」

セレス「中々寝付けなかったので、倉庫に何か部屋で遊ぶ物でも有ればと思いまして」

セレス「そしたらちょうど不二咲さんがスポーツバッグにジャージなどを詰め込んでおられました」

桑田「スポーツバッグにジャージか…。でも犯行現場にも女子更衣室にも無かったよな?」

霧切「犯人が処分したと言う事ね。何か手掛かりは残っていたのかしら?」キョロキョロ

俺「…ん?」

俺(あの霧切さんが周りに意見を求めるなんて珍しいな…)



霧切好感度6
コンマ下二桁
41以上俺覚醒(俺事件の真相を明らかに。俺活躍度60%まで上昇
。霧切好感度7に上昇。第2章終了)
40以下苗木覚醒(苗木事件の真相を明らかに。第2章終了)


安価下

562: 2020/09/10(木) 14:00:34.87 ID:CrrY6xgZO
はい

581: 2020/09/10(木) 14:35:06.87 ID:1tkgELPw0
コンマ87
学級裁判場

大神「我の記憶によれば、倉庫のジャージには種類があった筈だ…」

朝日奈「確か色んな色があったよね?」

霧切「…。」チラッ

俺「…!」ハッ

俺(…今、明らかに一瞬俺に視線を合わせてきたよな?…もしかして犯人を議論で誘い出せって言ってるのか?)

俺(中々無茶な要求だけど、やってみるか)

俺「舞園さんは何色のジャージを持ってる?」

舞園「え?ど、どうしてそんな事突然聞くんですか?赤ですけど…///」

俺「舞園さんは赤か。じゃあ苗木君は?」

苗木「僕は白だけど…?俺君、それがどうしたの?」

俺「分からない?犯人は不二咲さんと一緒にジャージを選んだんだよ?」

苗木「あっ…そう言う事か!じゃあ不二咲さんと犯人は同じ色のジャージを持ってる可能性が高いって事か」

舞園「あぁ、そう言う事だったんですね!」

大和田「なら犯人は、あいつと同じ青いジャージを持ってる奴だって事だな」

霧切「…!」ハッ!

俺「…!」ハッ!

大和田「じゃあオレのは違うな。オレのは黒いジャージだ」

俺「…いや、今の発言はおかしいよ大和田君」

大和田「あ?何がおかしいんだよ」

俺「…。」

霧切「俺君も気付いたのね。今の不用意な発言を…」

大和田「ああ?…」

俺「大和田君、何故君は不二咲さんが青いジャージを持ってるって知ってたんだ?…」

大和田「…は?」

俺「不二咲さんが青いジャージを持ってたなんて、本当は誰も知らないんだよ…」

大和田「な…何言ってんだよ…。おめぇ…」

霧切「墓穴を掘ったわね大和田君」

十神「フン、何を言ってる。お前らがそう仕向けたんだろう?」

セレス「急に俺君が皆んなのジャージの色を聞き出したから、氏を直前にして頭がおかしくなったのかと思いましたが…」

俺「…。」

セレス「やはりブラフだったのですね」

俺(やっぱこの二人にはバレてたのか…)

霧切「ええ。60点くらいの出来だったけど、ちゃんと意図が伝わっていて良かったわ俺君」ニッ

俺(…なんか微妙な心境だけど、まぁ霧切さんの笑顔が見れたからいっか)


霧切の好感度が7に上がった

591: 2020/09/10(木) 15:05:23.48 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

俺「大和田君…。君が、不二咲さんを…」

周りの生徒達「…。」

大和田「ッ…」ギリッ

石丸「待て!兄弟がそんな事をする筈が無い!」ビシッ

俺「石丸君…」

石丸「どうしたんだ兄弟!?言ってやりたまえ!間違いだと!」グッ

大和田「……。」ガシッ

石丸「そうだ、間違いだ!間違いに決まっている!今の推理は何処かが決定的に違うんだ!」

石丸「全てお前らのでっちあげなんだ!!!」

俺「ならもう一度…最初からこの事件の真相を話すよ」

大和田「…!」

俺「夜時間の2時頃、不二咲君は倉庫でスポーツバッグと青いジャージを持って男子更衣室に向かったんだ」

俺「途中セレスさんに見られたりしたけど、不二咲君は中で待ち合わせてた人…。その人こそこの事件の犯人となる人と男子更衣室で合流…」

俺「そしてトレーニングルームのダンベルで不二咲さんを殺害した」

俺「その後。犯人を偽装する為にマットとポスターを女子更衣室の物と交換したんだ」

俺「女子更衣室に入るには、玄関ホールに落ちていた江ノ島さんの電子生徒手帳を使って…」

俺「そうやって不二咲君殺害を偽装したんだよな?犯人の大和田紋土君!」

大和田「……!!」

大和田「…ああ、そうだよ…。オレが…頃したんだよ…」

石丸「兄弟…。何を言ってるんだ…」

俺「…。」

大和田「モノクマ…始めてくれ…。投票って奴をよ…」

モノクマ「ラジャー!」

石丸「ダメだ!待ってくれっ!!」

モノクマ「嫌です。待ちません!」

モノクマ「オマエラ、お手元のスイッチで投票して下さい」

石丸「待てーっ!!」



スロット「」ジャコッ
「大和田大和田大和田」
「GUILTY」メダルジャラジャラジャラジャラ


俺(…こうして、俺の推理通り大和田君がクロで決定した)

592: 2020/09/10(木) 15:31:23.99 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

モノクマ「ヒャッホー!不二咲千尋君を頃したクロは大和田紋土君なのでした!」

モノクマ「ちなみに、投票結果は満場一致ではありませんでした」

モノクマ「石丸君、自分に入れるなんて…でも多数決に救われましたね」

周りの生徒達「…。」

俺(大和田君は自分に入れて、石丸君も自分に入れてたのか…)

俺(俺達は誰一人声をあげられなかった…。これから大和田大和田君に起きる事を知っていたから…)

石丸「信じない…。僕は信じないぞ……僕は…」

大和田「すまねぇ……」

石丸「何故謝る!?」ガシッ

石丸「何故だ何故だ何故だ何故だ何故なんだぁっ!?何故そんな事をしたんだぁ!?」ポロポロ

大和田「ッ…!」ググッ

モノクマ「では黙秘権を発動した大和田君の代わりに、僕が説明しましょう」

モノクマ「ある少年が居ました。少年の名前は不二咲千尋君。彼は幼い頃から自分の弱さに極度のコンプレックスを抱えていました」

モノクマ「男の癖に…。幼い頃からそんな言葉を言われ続けた彼は、その弱さを克服する事ができず」

モノクマ「逆にその弱さの中に自分自身を隠して行きました。それが女性になりきる事。それが彼の選択した逃げ道でした」

モノクマ「それは不二咲君にとって絶対に周りに知られたく無い秘密でした」

モノクマ「もしそれを知られれば、彼は今まで以上に周りから攻めたてられるに違いありません。彼は激しく絶望する筈」

俺(そうか…。あの時ばら撒いた動機は俺や苗木君じゃなく、最初から不二咲さんを動かす為に…)

モノクマ「ですが、彼はウザい事に自分の秘密を暴かれるのをキッカケに、変わろうとしやがったのです」

俺「え?…」

モノクマ「今こそ、今だからこそ本当の自分に生まれ変わるんだ…強くなるんだ!と…」

モノクマ「そしてその日から不二咲さんはトレーニングを始めようとしたのです」

モノクマ「そして、そのトレーニングの協力相手に選んだのは」

俺「あ…」

大和田「…。」

大和田「…そうさ。不二咲はオレに秘密を打ち明けたんま」

モノクマ「漢の約束に拘る暴走族野郎。更に漢臭い大和田君は不二咲君が憧れる強い男の象徴でもあります」

大和田「ッ……」ギリッ

593: 2020/09/10(木) 15:44:59.68 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

モノクマ「じゃあついでに教えといてあげるね。そんな大和田紋土君の知られたく無い過去は」

大和田「ッ!」

モノクマ「そいつはねー!自分のお兄さんを頃したんだよ!」

周りの生徒達「「ええ…」」ザワッ

大和田「…そもそもオレが暴走族に入ったキッカケは、日本最大のチームを作った兄貴だったんだ」

大和田「兄貴がナンバー1、オレがナンバー2…。兄貴が引退し、オレが二代目を引き継ぐ事になった時…カリスマ溢れる兄貴の偉大さはプレッシャーとしてオレにのしかかり俺を苦しめやがった…」

大和田「だから引退式の夜…オレは兄貴と勝負したんだ…」

大和田「レースの最中、勝負に焦ったオレは無謀な走りをして…。結果…」

大和田「オレは兄貴を氏なせる事になっちまった…」

大和田「オレは弱い!!」バシッ

大和田「オレの弱さが…真実を語らせ無かった…。だが不二咲は…」


不二咲『変わりたいんだ!自分の弱さを壊してさ!』


大和田「自分の真実と向き合って、それを乗り越えようと努力する強さ…オレはそいつに嫉妬したんだ…」

大和田「しかも只の嫉妬じゃねえ…ぶっ壊れた嫉妬だよ!」


大和田『て、テメェ…』

不二咲『うん?』

大和田『あ、ああそうだよ…。お、オレは強い…強い!強い!強い!強い!!誰よりもっ!誰よりもおっ!!』スッ

ダンベル「」ガシッ

大和田『兄貴よりもだーっ!!!』ブウンッ

ドガッ!!

594: 2020/09/10(木) 15:56:26.34 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

大和田「オレが頃した…頃したんだ…」

大和田「自分の弱さを、克服できないせいで…とんでも無い事をしちまった…」

大和田「うぅっ…うぅぅっ…」ブルブル

俺「……。」

霧切「でも氏んでしまった不二咲さんの電子生徒手帳を壊したのは、彼の秘密を守る為だったんでしょう」

大和田「あ…?」

俺(霧切さん…?)

霧切「玄関ホールにあった電子生徒手帳は山田君のじゃない。貴方のだったのよね?」

大和田「…。」

霧切「あのサウナ対決で、熱暴走で壊れてしまったのよ」

霧切「だから貴方は壊す方法を知っていた。不二咲さんの電子生徒手帳が見つから無かったのは、貴方が壊して捨てたからなのね」

大和田「くっ…うっ……」グッ

石丸「うぅっ…ぅっ…」ポロポロ

苗木「ッ……ぅっ…」

舞園「スンッ…」ポロポロ...

朝日奈「ヒック...うぅ…」ポロポロ...

俺「……。」

俺(今回の事件は、出会ってはいけない二人が偶然にも出会ってしまった事で起きた事件…言うなれば事故のような物…)

俺(皆んなが悲しさと、悔しさで泣いていた…)

596: 2020/09/10(木) 16:17:12.39 ID:1tkgELPw0
学級裁判場

モノクマ「うぷぶぷ。縁もたけなわな所で恐縮ですが、そろそろお仕置きタイムに行っちゃいましょうか」

石丸「…はっ!」

モノクマ「オマエラだけの絶望じゃ無いからね。これは全人類へのお仕置きで有り絶望でもあるんだよ」

俺「全人類へのお仕置き…?」

大神「どう言う意味だ…」

モノクマ「は?意味?一々意味に拘るなんて、意味不明なんだけど!」

十神「フン、どうでもいーじゃないか。結局最後に勝つのはオレなんだ」

モノクマ「うぷぷぷぷ。君とは気が合いそうな予感がするぞ?」

十神「言っておくがオレが勝ち抜けたその時は、オレがお前を頃す!」

十神「勝利を宿命付けられた十神の名にかけてだ!」

モノクマ「うぷぷぷぷかぁーこいいっ!まるで主人公キャラだね。只の雑魚キャラにしておくには勿体無いよ」

十神「雑魚キャラだと…」

俺(十神の一抜けも、モノクマの勝ち逃げも俺が許さない…。勝つのは俺達だ…)グッ

セレス「…。」

俺(ん?…)チラッ

セレス「…。」フッ

俺(なんだ?今セレスさんに見られた予感がしたが…気のせいか)

モノクマ「はいはい。そろそろ時間だよ~」

石丸「待て!」

モノクマ「今回は超高校級の暴走族である大和田紋土君の為に、スペシャルなお仕置きを用意しましたー!」

大和田「ッ…」

石丸「待てって言ってるじゃないかー!!」ポロポロ

大和田「すまねえな兄貴…。漢同士の約束…守れなかった…」ポロポロ

石丸「うわぁぁぁぁっ!!」ポロポロ


ボタン「」ポチッ


GAME OVER


オオンダくんがクロにきまりました
おしおきをかいしします

599: 2020/09/10(木) 16:31:08.27 ID:1tkgELPw0
お仕置き場


大和田「!?」カチッ
モノクマ「」ニヤニヤ
バイク「」


球形のカゴ「」
サーカスのような場所「」


俺(大和田君が連れて行かれたのはサーカスの場所ような物…)

俺(そこでモノクマの運転する後部座席に繋がれ…)



「猛多亜最苦婁弟酢華恵慈」


バイク「」ブウウンッ

球形の形のカゴ「バイク「」」ブウウンッ



俺(バイクに乗せられれ球形のケージの中に入れられ高速回転させられる大和田君…)



大和田「」目ぐるぐる
バイク「」ブウウンッ


俺(あんな風に回され続け、遠心力により身体に強烈なGがかかり続けた大和田君は…)

俺(身体の中の毛細血管の一部に大量の血が集中してしまい…)



球形のカゴ「」
バイク「」ガタッ.....ゴトンッ...


俺(バイクが止まった時には、大和田君の姿はそこには無く…)


何かの機械「」ピ-!パカッ


俺(大和田君は身体が溶けてバターにされてしまった…)

大和田バター「」ゴトッ

601: 2020/09/10(木) 16:44:29.62 ID:1tkgELPw0
お仕置き場

モノクマ「主よ、優しく笑え。そして貴方の魂に、安らぎをあれ」

ホットケーキ「」
大和田バター「」


石丸「うわぁぁぁぁっ!!」ポロポロ...

朝日奈「ヒック...グスッ..」ポロポロ

大神「ッ…」グッ

舞園「うぅっ…」ポロポロ

苗木「くっ…」ブルブル...

桑田「お、大和田……」チョロ...

十神「…。」

セレス「…。」

ジェノサイダー「…趣味の悪い」

霧切「…。」

俺「…。」

俺(葉隠君、江ノ島さん、山田君、不二咲君、大和田君…)

俺(これでもう5人目だ…。どんどん減って行く…)

石丸「うあああぁぁぁぁっ!!」ポロポロ

俺(ここでは人が簡単に氏んで行く…)

俺(こんな酷い事を早く終わらせる為にも、黒幕を倒さないと…。1日でも早く…)グッ

俺(俺は石丸君の泣き叫ぶ声を聞きながらそう胸に誓っていた…)



チャプター2終了(俺活躍率60%)
大神の好感度が上がった(好感度5)
桑田の好感度が上がった(好感度3)

602: 2020/09/10(木) 16:49:07.98 ID:1tkgELPw0
チャプター2俺活躍度(60%)



1最初からやる
22章の最初からやる(>>252から)
3次のチャプターへ進む


多数決下5まで(単発末尾Oのみ無し)

606: 2020/09/10(木) 16:52:17.09 ID:uIx1sVDXo
3

610: 2020/09/10(木) 17:30:56.42 ID:1tkgELPw0
第3章に移ります
俺個室
ベッド

俺(学級裁判を乗り越えた日は色んな感情が混ざり、非常に疲れてしまう)

俺(だから今日は部屋に帰ったら直ぐに休むつもりだったのだが……)

俺「う……皆ん…な…」


包丁が刺さった葉隠「」
串刺しの江ノ島「」
ハリツケにされた不二咲「」
爆発した山田「」
大和田バター「」


俺「……はっ!?」バサッ

俺「はぁ…。はぁ…。はぁ…。はぁ…」

俺「クソっ…。夢にまで出てくるようになっちまった…」

俺(ここに来てから、短時間で人の氏を見過ぎた…。その結果、皆んなの氏が脳裏に焼き付いてしまったのか…)

俺(比較的メンタルの強い俺でこんななら、皆んななら今頃どうなってるんだろう…)チラッ

時計「23時」

俺(未だ23時か…。今日、ちゃんと寝られるかな…)

部屋の扉「」ピンポンッ

俺「……ん?」

俺(こんな時間に誰だ…?少しだけ警戒して扉を開けよう)カチャリッ

扉「」ソッ...

俺「誰…?」

舞園「俺君…」グスッ

俺「ま、舞園さん?」ガチャッ 




舞園「すみません。こんな時間にお邪魔しちゃって…もう寝てましたか?…」

俺「あ、いや…。それがあんまり寝れなくて…」

舞園「やっぱり俺君もそうだったんですか…。私もです…」

舞園「部屋に戻っても、さっきのお仕置きの光景や皆んなが殺されてる時の映像がフラッシュバックして…」ガタガタ...

舞園「そしていつかきっと…自分の時が来るのだろうって考えたら怖くて…。ずっと泣いてたんです…」グスッ

俺「舞園さん…」

俺(だからやけに目の下が赤かったのか…)

611: 2020/09/10(木) 17:55:46.83 ID:1tkgELPw0
俺個室

俺「でももう大丈夫だよ。今残ってる人はもう誰も頃したりしない人ばかりだろうし…」

舞園「本当ですか?…でも、もしまた新たな動機が渡されたりしたら。また…」

俺「大丈夫だよ。万が一があっても、その時は必ず俺が舞園さんを守ってみせるから心配しないで」

舞園「…。」

俺(やっべ…またエスパーで読み取られたか?)

舞園「そうですね。私には俺君が居ますし、これからも俺君の助手として頑張らないといけませんから」ニコッ

俺「う、うん勿論。前に約束したように舞園さんの事は俺がいつか必ずこの学園から出してあげるから」

舞園「はい。期待してます」ニコッ

俺「あ…///」

俺(流石超高校級のアイドル…。笑顔が破壊力有り過ぎる…)

舞園「でも…。その…///」

俺「え?」

舞園「お、お願いがあるんですが…」

俺「部屋の交換ならもうしないよ?」

舞園「ち、違います!そうじゃなくて…今日は怖いので…その…俺君の部屋に泊まっても大丈夫ですか?///」モジッ

俺「え?…」

俺(舞園さんが俺の部屋に泊まる?舞園さんが俺の部屋に…)

舞園「はい。私が俺君の部屋に…///」

俺「ええええぇっ!?」

舞園「あ…い、嫌なら別に良いんですが…」

俺「い、嫌じゃ無い嫌じゃ無い!」

舞園「じゃあ…今日はこのベッドで寝かせて貰っても良いですか?」

俺「も、勿論!俺は今日は椅子に座って寝るから遠慮せず…」

舞園「あ…いえ、違います。俺君にも隣りで寝て欲しいんです…」

俺「エッ…」ドキッ!

612: 2020/09/10(木) 18:21:03.39 ID:1tkgELPw0
俺部屋
ベッド

舞園「それでは…おやすみなさい…///」クルッ

俺「お、おやすみ…///」クルッ

俺「ふぅ…」

俺(……少し動けば、背中と背中が当たる距離で超高校級のアイドルでもある舞園さんが寝てる)

俺(なんだこれ!?なんだこのボーナスイベント…。俺、何か舞園さんのフラグでも踏んでたか?)

舞園「あの…。俺君…」

俺「な、何…?」ゴクリッ

舞園「その…て、手を握って貰っても良いですか?///」

俺「えっ…!?」ドキンッ!!

俺「い、良いけど…」スッ

俺(もしやこれは夢?…)

俺手「ギュッ」舞園手

俺「ッ…///」ゴクリッ

俺(マズイ…。勃つな我が愚息…俺達はそんな関係じゃないんだから…///)フ-...フ-...

俺(もしここで何かあったら、全国の舞園さんファンに殺されるぞ…。抑えろ俺…)

「うっ…スンッ...うぅっ…」

俺(え…?)

舞園「…。」グスッ...

俺「……?」

俺(舞園さん…。泣いてるのか…?)

俺「あ…」

舞園手「」ガタガタ...

俺(舞園さん…)

舞園「うぅっ…ヒック...グスッ…」

俺「……。」

俺(…こう言う時、もし俺が彼女の恋人だとしたら安心させるまでギュッと抱きしめてやるのにな)

舞園「うっ…うぅっ…」ブルブル

俺(今の俺は、こうして彼女の手を強く繋いでやる事くらいしかできない…)ギュッ

613: 2020/09/10(木) 19:35:12.62 ID:MeFeN0kdO
─翌日
食堂

俺「…おはよう」スタスタ

舞園「おはようございます」スタスタ

苗木「あっ、2人ともおはよう」

俺(俺と舞園さんは揃って朝食に顔を出す事が多い。だから舞園さんが昨晩は俺の部屋に泊まった事は誰にもバレなかったみたいだ)

霧切「…クマが酷いわよ俺君。寝られなかったの?」

俺「あ、ああ…。まあ…」

苗木「昨日、不二咲さんと大和田君があんな目に遭ったからね…。仕方ないよ…僕もあまり寝られなかったし…」

俺「そうだな…」

俺(…寝られなかった原因は主に舞園さんが真後ろで手繋いで寝てたからだが)

俺「それにしても減ったな…」チラッ

俺(現在食堂に居るのは、俺、苗木君、舞園さん、霧切さん、大神さん、セレスさん、石丸君の7人だ)

俺「十神と腐川さんはいつも通り来ないから良いとして…朝日奈さんは?」

大神「朝日奈は腹痛で今日は朝食会を休むと言っていた…」

俺「そうなんだ…」

俺(病気とは無縁そうな朝日奈さんが珍しいな…)

俺「桑田君は?」

苗木「未だ部屋で寝てるんじゃないかな?桑田君、いつも遅いし」

俺「そっか…」チラッ

俺(こんな時、いつもの石丸君なら『えぇい!僕が叩き起こして来る!』って言ってるんだが…)

石丸「………。」

俺「い、石丸君…おはよう…」

石丸「……。」

俺「う…」

俺(…石丸君は昨日の一件以来全く口を開かない)

621: 2020/09/10(木) 20:09:40.90 ID:MeFeN0kdO
食堂

舞園「私達、いったいいつになったら出られるんでしょうか…」

舞園「もう本当に一生ここで暮して行くしか無いのかな…」

俺(…連続する仲間同士での殺人事件、そしてモノクマによる残虐な処刑により一番普通の女の子っぽい舞園さんは、恐らく一番精神を磨耗している)

俺(何とか俺が彼女を支えてやらないと…)

セレス「ここで仲良く暮らせばいいだけですわ」

俺「セレスさん…」

セレス「外の世界の事は忘れ、この生活を受け入れるのです。それが今のわたくし達の希望なのですから」

苗木「そんな…こんな所でずっと暮らせなんて…」

セレス「食料も衣料も満たされている不自由の無い生活…何処に不満があるのですか?」

セレス「逆にお聞きしますが、外の世界には他に何があると言うのです?」

苗木「それは…」

セレス「競争、差別、犠牲、暴力…社会が大きくなればなるほど歪みもまた大きくなる…それならば、いっそここの方が…」

俺「今まで賭け事をして生き残ってきた、超高校級のギャンブラーのセレスさんとは思えない発言だな」

セレス「わたくしはもうそう言った醜い争いに疲れ果てていたのです…。ですからこの学園は、殺人さえ起こらなければわたくしが求めていた場所に近しい場所とも思えますわ」

俺(…本気で言ってるのかな?セレスさんが普通の女の子になったらギャンブラーって肩書きが泣きそうだけど)

舞園「確かにセレスさんの言う通りかもしれません…」

俺「舞園さん…」

舞園「私ももういっそ、外の世界の事は忘れて皆んなと生きて行く事を考えた方が良いのかな…」

俺「……。」

周りの生徒達「…。」シ-ン...

623: 2020/09/10(木) 20:17:16.30 ID:MeFeN0kdO
食堂

俺(空気が重っ苦しいな…。何か話題を…あ、そうだ)

俺「そう言えば学級裁判を乗り越えたから次は3階が開放されてるかも」

大神「新たに行ける場所が増えている筈か…」

苗木「あ…そ、そうだね。朝食を取ったら皆んなで探索に行ってみようよ!」

俺「うん、じゃあ行ってみよう。舞園さんもセレスさんもそれでも良いよな?」

舞園&セレス「…。」

舞園「…はい。3階には何があるか楽しみですね」ニコッ

セレス「…ええ。きっと、この暮らしを更に豊かにしてくれる発見がわたくし達を待っている事でしょう…」クスッ

俺(2人の目的は俺達と何か違う気がするが、まぁ良いか。今は少しでも明るくなってくれたら…)

俺「えっと…石丸君は…」

石丸「……。」

俺「お、俺達3階に行っておくから…」

俺(はぁ…。徹夜で頭がクラクラするのに皆んな鬱入りだしてて頭がクラクラする…)

俺(こんな時、朝日奈さんとか桑田君が居ればな…)

「た、助けてくれ!?」タッタッタッ

俺「…は?」

俺(俺が桑田君の事を想像したらちょうど桑田君は食堂に逃げるように入ってきた)

桑田「はぁ…はぁ…はぁ…」ゼ-ゼ-

苗木「桑田君?」

大神「…桑田?何があった?」スクッ

桑田「さ、殺人鬼がオレを斬るって追っ掛けてきやがって…」

俺「殺人鬼?」

ジェノサイダー「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」バッ
 
俺「うわ…。出た…」

苗木「腐川さん…じゃなくてジェノサイダー翔?…」

626: 2020/09/10(木) 20:57:09.82 ID:1tkgELPw0
食堂

桑田「コイツがオレの事を殺そうとしやがったんだ!」

大神「それは誠か?ジェノサイダー翔よ…」ゴゴゴ...

ジェノサイダー「ちっげーよ。私はお前みたいな萌えない男子は狙わねーっつーの」

桑田「だけどおめーハサミ持って追いかけ回して来たじゃねーか!」

ジェノサイダー「違う違う。私はその野球選手に全く似合わない髪をチョキチョキーっとマルコメ君にしてやろうと思っただけだって。ギャハハハハハ」

桑田「おいコラ!誰がマルコメ君だ!?」

ジェノサイダー「だってお前の頭、野球するにはモジャモジャで気色わりーじゃん?」

桑田「ざけんな!オレはもう野球なんて二度とやらねーから、この髪型でいーんだよ」

ジェノサイダー「ああん?」

桑田「もうそんな努力と根性で練習とか今時流行んねーんだって」

舞園「…。」

桑田「オレの夢は野球選手じゃなくて、将来はミュージシャンになって美容室のお姉さんと夜の千本ノックすんだからよ!」

俺「…桑田君、朝から元気だな」

苗木「はは…げ、元気なのは良い事じゃ無いかな…」

俺(そりゃ確かにこっちと比べたら…)

石丸「……。」

俺(朝からこれだけ騒いでるのに、未だに一言も話さないな…)

ジェノサイダー「やっぱコイツ殺っといた方がよくね?」

セレス「そうですわね。わたくし達の貞操を守る為にも桑田君は虚勢なさった方が良いのかもしれません」

桑田「おいコラ!オレの生き甲斐を奪うな!?」

大神「…何にしても先ずは食事にするぞ。腹が減っては何も出来ぬからな」

桑田「あ?これからどっか行く気だった?」

俺「一応朝食を取ったら3階の探索予定だよ」

桑田「あーならオレも行く行く」

桑田「何か面白そーなもんも見つかるかもしれねーしな」

俺(めちゃくちゃチャラいな桑田君…。アホだけど明るいのが居るのは今の俺達には良い事なのかもしれないけど…)

633: 2020/09/10(木) 22:02:45.43 ID:MeFeN0kdO
物理室

俺(新たに解放された3階にあったのは教室の他にビリヤードなどを置いた娯楽室、美術室、そして物理室があった)

俺(娯楽室ではセレスさんが喜んでたな。流石ギャンブラー)

俺(美術室は誰か使うかな…。使いそうな山田君はもう氏んだし…)

俺(そしてここ、物理室には…)

空気清浄機「」

舞園「モノクマさんが言うには、これ空気清浄機らしいですけど…」

俺「俺達が生きていくのに必須な物だから壊さないように…。とか言ってたな…」

霧切「…どう言う事か分かる?俺君」

俺「さぁ…。確かに空気は清浄の方が良いとは思うけど、そんなに必須な装置なのか…」

扉「」ガラッ

苗木「あ、皆んな。ここに居たんだ」スタスタ

舞園「苗木君?」

苗木「実はさっき美術準備室で写真を見付けたんだけど、直ぐモノクマに取り上げられちゃって…」

俺「その写真には何が写ってたんだ?」

苗木「それがさ…氏んだ大和田君と、不二咲さんと…後、桑田君の3人が窓のある校舎で笑顔で写ってたんだ」

舞園「え?でもその3人ってこの学園に来て初めて出会ったんですよね?」

苗木「うん。その筈なんだけど…桑田君に聞いても記憶に無いって言われて…」

舞園「じゃあその写真はなんなんでしょう…?捏造とかでしょうか…?」

俺(この学園には窓が無いし、その他にはその3人が他の学園で撮った可能性が考えられるけど、本人の記憶に無いのが意味が分からないな…)

霧切「…。」

苗木「そっちは何か見つけた?」

舞園「ええ。このブー子と書かれたデジタルカメラを見つけました」スッ

苗木「デジタルカメラ?」

霧切「報告会は食堂に戻ってからにしましょう」スタスタ

苗木「あ、霧切さん?」

俺「仕方ない。俺達も一度食堂に戻ろうか」スタスタ

舞園「そうですね…」スタスタ

635: 2020/09/10(木) 22:30:42.53 ID:MeFeN0kdO
食堂

俺(食堂に戻ると、そこには朝日奈さんが居た)

桑田「あれ?朝日奈?おめー腹がいてーんじゃ無かったのか?」

朝日奈「う、うん…。そうだったんだけど…ドーナツ食べたら治っちゃった」ニコッ

桑田「なんじゃそりゃ!?」

大神「大事にならなくて良かった…」

朝日奈「えへへー」

苗木「ま、まぁ良かったじゃないか。ちょうどこれから3階の報告会をする所だったんだ。朝日奈さんも混ざりなよ」

朝日奈「うん」



──数十分後

俺「じゃあ新たに見つかった物を纏めると、3階の娯楽室、美術室、物理室…」

霧切「物理室の巨大な空気清浄機…」

苗木「僕が見た大和田君、不二咲さん、それに桑田君の写ってた謎の写真…」

舞園「このブー子と書かれたデジタルカメラと…」

朝日奈「それと新たに解放された1階の保健室だね」

桑田「大和田と不二咲と写真なんて撮った覚えねーけどなぁ」

大神「なら苗木が見た物はいったい何なのだ…?」

桑田「さぁな。モノクマがオレ達を騙す為にワザと捏造して置いったんじゃね?オレを黒幕の仲間だと思わせる作戦だったとかさ」

霧切「…。」

俺(桑田君が黒幕の仲間?いや、普通ならもっと頭良い人を選ぶと思うけど…)

セレス「…。」

舞園手「デジタルカメラ」


セレスコミュ回数1回
コンマ下二桁
91以上俺「そうだ。そのカメラで皆んなで記念写真撮ろう!」
90以下セレス「舞園さん。そのカメラはわたくしが預からせて頂いても宜しいでしょうか?」


安価下

636: 2020/09/10(木) 22:34:24.62 ID:KDSMDzLO0
オラァ!!!

641: 2020/09/10(木) 22:46:13.08 ID:MeFeN0kdO
コンマ62
食堂

セレス「舞園さん。そのカメラはわたくしが預からせて頂いても宜しいでしょうか?」

舞園「あ、はい。良いですよ…でもこれ、5回までしか撮る事不可能みたいですので…」スッ

セレス「ありがとうございます。何かのお役に立てますわ」

俺(…この状況でカメラが役に立つ事なんてあるのかな?)

セレス「皆さんもカメラを使いたい時はわたくしに言って下さいな」ニコッ

周りの生徒「…。」

俺(まぁ居ないだろうな…)

石丸「……。」

俺「えーと…石丸君がこんな状態だからとりあえず俺が取り仕切るけど、報告会は以上で…」

朝日奈「あっ、ちょっと待って俺!」

俺「え?」

朝日奈「未だ言って無い事があって…」



──数分後
脱衣所

俺(俺達は朝日奈さんが脱衣所で不二咲さんの幽霊を見たと言うので念の為確認しに来ていた。動かない石丸君以外のメンバーで)

大神「…ここか。昨晩夜時間の内に朝日奈が見た生首と言うのは」

朝日奈「う、うん…。ここに不二咲ちゃんの生首がね…」

桑田「いや、マジ…?幽霊とかマジで勘弁して欲しいんだけど…」

桑田(もうチビりたくねーよ…)

舞園「ほ、本当に居るんですかね…」

俺「確かにこの学園だと幽霊が出てもおかしく無いけど…あれ?ロッカーがここだけ半開きだ」キイッ

俺「うん?」

苗木「ノートパソコン?」

ノートパソコン「」


642: 2020/09/10(木) 23:06:55.75 ID:MeFeN0kdO
脱衣所

苗木「これ、図書室にあったノートパソコンだよね?何でこんな所に…」

霧切「気付かないの?この脱衣所と他の部屋との違いが」

苗木「え…?」

俺「ここには監視カメラが無いんだ。だからここに隠してあったんだと思う」

霧切「そう。ここは黒幕の目に届かない所よ」スッ

ノートパソコン「」ピコンッ

不二咲『あ…おはよう。ご主人たま』

桑田「どひゃあぁぁっ!?で、でやがった!?」

大神「…落ちつけ。よく見ろ」

桑田「あん?…」チラッ

俺(ノートパソコンの中には確かに、不二咲さんが居た)

俺「これ何て書いてあるんだろ?アルター…エゴ?…」

霧切「フッ…流石の俺君も知らないのね」ニヤッ

俺「……。」

俺(…俺が知らないだけで何でドヤ顔してんだ霧切さん)

霧切「これは人工知能プログラムアルターエゴ。噂には聞いてたけど、見るのは初めてだわ」

苗木「人工知能プログラム?」

霧切「簡単に言えば機械が一人手に学習して行く機能の事よ」

俺「それが何でここに…って答えは簡単か…」

アルターエゴ『あれ?ご主人たまは?』

俺「あ…」

霧切「…。」カタカタ

「あなたは何者?」

アルターエゴ『あ、はじめまして。僕はアルターエゴ。学習型人工知能プログラムだよ』

朝日奈「口調も音声もまるっきり!」

大神「不二咲千尋だな…」

霧切「超高校級のプログラマーだった彼が、パソコンを修理し人工知能を構築したのでしょうね」

舞園「凄い…」

霧切「…。」カタカタ

「あなたはここで何をしているの?」

アルターエゴ『あっ、このパソコンにあるファイルの解析だよ』

苗木「ファイルの解析?」

アルターエゴ『びーっくりするくらい厳重にロックがかかってるんだ」

646: 2020/09/10(木) 23:22:33.04 ID:MeFeN0kdO
脱衣所

霧切「厳重なロック…」

俺「そんなに厳重って事はもしかすると黒幕の企みも分かるかもしれないのか」

霧切「それだけじゃないわ。脱出の鍵も見つかるかもしれない」

朝日奈「おおー!?」

桑田「マジで!?」

苗木「凄い進展だよ!」

大神「これを黒幕よりも先に見つけた朝日奈のお手柄だな」

朝日奈「えへへーっ」

アルターエゴ『ねぇ、さっきからご主人たまの姿が見えないけど…』

苗木「あ…」

俺「彼は…。もう…」

霧切「…。」カタカタ

「不二咲君は大和田君に殺されたわ」

アルターエゴ『あっ…そっか…。覚悟はしてたよ…。ご主人たまがこの状況下で生き残れる確率は極めて低いって…』

舞園「なんだかちょっとプログラムと分かってても可哀想ですね…」

苗木「うん…」

セレス「気持ちなんてありませんわ。所詮、ただのプログラムなのですから」

舞園「ですが…」

霧切「…。」カタカタ

「引き続き解析をお願い」

俺(霧切さんはそう打ち込むと俺の方を振り向いた)

霧切「今日はこのくらいにしておきましょう。幾ら監視カメラが無いと言え、この人数でこの場に居れば黒幕に感付かれるわ」

俺(確かにこの人数が一斉に脱衣所に行くのはおかしいか…)

俺(このアルターエゴは俺達に与えられた唯一の突破口になる可能性があるんだし大事にしないと…)

俺「皆んな、一度廊下に戻ろう」

647: 2020/09/10(木) 23:43:13.18 ID:MeFeN0kdO
廊下

朝日奈「凄くない?なんだかんだで私ってお手柄じゃない!?」

俺(あのパソコンを発見した朝日奈はさんはもう腹を壊したのは何処へやら、もう喜びの笑顔を見せている…だが)

モノクマ「タッタラタタッター!朝日奈の活躍により、彼女のレベルが上がった」

俺「も、モノクマ…」

俺(案の定、俺達が一斉に監視カメラから消えたらもう確認しに来やがった…)

モノクマ「あれ?どうしたの俺君?僕が来たらダメだった?」

俺「い、いや…そ、そんな事無いけど?」

苗木(俺君…。それじゃバレバレだよ…)

モノクマ「オマエラ、随分上機嫌じゃん。何かいい事でもあったん?」

苗木「べ、別に何でも…無い…!」

俺(…苗木君。嘘が絶望的に下手過ぎる…それじゃ何かあるって言ってるようなもんだ)

モノクマ「内緒話?卑怯だぞ、独占取材を要求する!」

桑田「取材拒否だ!」

朝日奈「だいたい、アンタには関係無いでしょ!?」

モノクマ「関係って、あの関係?」

朝日奈「何の関係よ!?」

モノクマ「いやらしい。関係だって///」

朝日奈「あんたが先に言ったんじゃん!」

俺(マズイぞ…このままじゃモノクマにアルターエゴの事が見つかる…。どうにかしないと…)

セレス「わたくし達は、久しぶりに大きなお風呂で羽を伸ばそうと相談していただけですわ…」

俺(…ん?)

モノクマ「は?」

セレス「ですが困った事に大浴場は男女別に別れていて、どちらが先に入るかじゃんけんになって…」

舞園「はい。そこで朝日奈さんが勝って、私達が先に入る事になったので喜んでいたんです」ニコッ

朝日奈「そ、そうそう!そうなんだって!と言う訳だからほらほら男子は食堂にでも戻ってて!」

朝日奈「私達はこれからゆーっくりお風呂に入るんだから!」

舞園「はい。では皆さん行きましょう」スタスタ

霧切「…ええ」スタスタ

俺(俺達男子が作った失態をセレスさんの機転、舞園さんのエスパー、朝日奈さんの強引な流れで女子にカバーして貰った…)

俺(ふぅ…。危ない所だった…)

648: 2020/09/10(木) 23:53:30.26 ID:MeFeN0kdO
廊下

俺(これ以上女子に男子の失態をカバーされる訳にはいかない。俺達もしっかり演技しないと…)

俺「はぁ…桑田君がじゃんけんで負けるから…」クルッ

桑田「はぁ!?俺の所為!?」クルッ

苗木「ま、まぁまぁ…僕等は食堂に戻ろうか…」クルッ

モノクマ「ちょーっと待った!!」

俺「な、何だよ…」

モノクマ「…おかしくない?それって絶対におかしいよね?」

苗木「お、おかしいって何が…?」ゴクリッ

モノクマ「だってさ、これって覗きのチャンスじゃん!そんな大チャンス逃そうっての!?」

桑田「た、確かに…」ゴクリッ

俺「は?…」

苗木「一理ある…」ゴクリッ  

俺「苗木君まで…」

モノクマ「素直に僕の言う事を聞いてた方が良いと思うよ。超高校級の美女達を覗くチャンスなんだ。こんなロマン、二度と訪れないかもしれないよ?」ニヤニヤ

俺(確かに俺も男だ…。覗きたい気持ちは大いにあるが……が、だな…)

苗木「俺君!行こうよ!」コクッ

桑田「俺!行くぜ!」ハナヂドバドバ  

俺(二人が俺を期待を込めた目で見てくる…)

俺「ッ……」


1よし、男のロマンを求めて行くか!
2…ごめん。俺部屋に帰るわ


多数決下5まで

649: 2020/09/10(木) 23:53:54.22 ID:HCXf90eg0

653: 2020/09/11(金) 00:14:33.01 ID:6B3ppNohO
廊下

俺「よし、男のロマンを求めて行くか!」スタスタ

桑田「しゃあっ!」スタスタ

苗木「流石俺君!」スタスタ

モノクマ「気を付けて行ってらっしゃーい」

俺(俺達男子勢はモノクマに見送られて再び脱衣所へと向かった)



脱衣所

俺「嘘だったとは言え、本当に入ったんだ…」ドキッドキッ...

苗木「う、うん…。中は防音になってるみたいだから話し声は聞こえないけど…」ドキッドキッ

桑田「こ、この奥にロマンが…」フラフラ

俺「ま、待て待て!」ガシッ

桑田「うおっ!?」ガシッ

俺「桑田君がドアを開く係りをやったら失敗する未来しか見えない…」

俺「ここは超幸運の苗木君に頼もう」コクッ

苗木「え?ぼ、僕で本当に良いの?」

俺「大丈夫。苗木君ならやれる」

桑田「頼むぞ苗木!オレ達の命運はお前にかかってんだ!」

苗木「う、うん…分かった…。やってみる…」ゴクリッ

浴槽扉「」スッ

苗木「ッ…」スス

俺(苗木君は絶妙な力加減で、超高校級の泥棒の如く扉を少しずつ開けて行く…)

俺(よし、そろそろ見れそうだ…///)ドキッドキッ...

苗木(この中にロマンが…///)ドキッドキッ

桑田(う、うひょーっ!///)ドキッドキッ

浴槽扉「」


霧切好感度7(コンマゾロ目、覗き中に苗木が脚を滑らせ…)
コンマ下二桁
71以上俺達は男のロマンをやり遂げた(苗木好感度8に上昇。桑田好感度4に上昇)
70以下確かに男のロマンを見た…。が俺は偶然なのかこちらを見ていた霧切さんと目が合った気がしてゾッとした…(苗木好感度8に上昇。桑田好感度4に上昇。夜時間霧切イベントへ)


安価下

654: 2020/09/11(金) 00:15:51.39 ID:wwsmx2ea0
こい

659: 2020/09/11(金) 00:33:48.58 ID:6B3ppNohO
コンマ39
脱衣所

俺(俺達は確かに漢のロマンを見た)

俺(おっ…おぉっ…///)

舞園「」クスクス

朝日奈「」シャ-

大神「」ゴシゴシ 

セレス「」カポ-ン...

俺(超高校級のアイドルでもある舞園さんの最早人形のような芸術的な身体…くっ、タオルが邪魔だな…)ジッ

俺(普段着からでも分かるくらいの朝日奈さんのおっOい…す、すげぇ…)ジッ

俺(大神さん…。本当に女性だったんだな…)ジッ

俺(セレスさん。浴槽に入ってるとゴス口リ服脱ぐと普通に女の子なんだな。可愛いじゃん)ジッ

俺(そして霧切さんは…)

霧切「」

俺(霧切さんもタオルが邪魔だが、タオル越しからでも尻がヤバイ…そして美脚…)

俺(前も!前も見せてく……れ?)

霧切「…。」ジッ

俺(あ…あれ……こっちを見て…?…いや、うん。いやぁ、まさかな…)スッ



食堂

俺「…。」

苗木「す、凄かったね…///」

桑田「いやあこの学園に入れて今初めて感謝したかもしれん///」

苗木「俺君も良い物見れたでしょ?」ニコニコ

俺「あ、う、うん…」

桑田「なんだよ。もっと喜べよ」ニコニコ

俺「二人は何か違和感感じなかった?」

苗木「え?違和感?」

桑田「誰にもバレずに達成できたよなぁ苗木?」

苗木「うん。何かあったの俺君?」

俺「あ…いや、俺の勘違いなら良いんだ。うん…良い物見れた」

俺(二人は気付いて無いのか…?それともまさか、俺だけ…)ゾクッ!

俺(いやいやいや…そんな事ナイナイ)


苗木の好感度が8に上がった
桑田の好感度が4に上がった

663: 2020/09/11(金) 05:02:37.34 ID:6B3ppNohO
食堂

俺(俺達が漢のロマンを見た後、女子はゾロゾロと帰って来た)

朝日奈「ふー、いいお湯だった」スタスタ

セレス「久々に大きなお風呂で羽を伸ばすのも、やはり気持ちが良い物ですわね」スタスタ

舞園「偶にはこうしてお風呂の日を作りましょうか」スタスタ

霧切「ええ、いいわね…」スタスタ

大神「本来であればお風呂上がりのプロテインコーヒーでも楽しみたい所なのだが…」スタスタ

モノクマ「残念ですが、そんな時間はありませーん」

大神「だと思っていた…」

モノクマ「ほにょ?」

舞園「やはり来ましたね…」

セレス「お風呂で話していたのです。そろそろ貴方が何か仕掛けて来る頃ではと…」

霧切「性格の悪い貴方が、私達の楽しそうな姿を見て放っておく訳無いものね…」

俺(女子達の口撃により、モノクマはボロカスに言われている)

モノクマ「な、何だか酷い言われよう…うるうるうる…皆んな冷たいっス!」

モノクマ「折角プレゼントを持ってきてあげたのに…」

苗木「…プレゼント!?」

俺「まさか新たな…」

モノクマ「おやおやおや気になっちゃう?なら体育館に行けば良いよ。そこにプレゼントを置いといたからさ」

モノクマ「迷わず行けよ。行けば分かるさ」ヒョイッ

桑田「プレゼントって何だ?」

霧切「どうやらまた始める気なんだわ。例の動機とか言う…」

朝日奈「また?やだよ…もう行きたく無いよ…」

舞園「私もです…」

俺(新たな動機と聞いて皆んな一様に重い空気に包まれたが、励ましたのは意外にも霧切さんだった)

霧切「大丈夫。私達にはアルターエゴがある。きっと彼が手掛かりを見つけてくれる…」

霧切「だから今は耐えましょう…。何があっても…」

俺(霧切さんの希望はアルターエゴにあるみたいだな…)

俺「行かずに罰を食らう訳にもいかない…。とりあえず向かってみよう…」

石丸「……。」スタスタ

俺「…。」

俺(石丸君、このままだと危ないな…)スタスタ

664: 2020/09/11(金) 05:23:50.09 ID:6B3ppNohO
体育館

俺(俺達がゾロゾロと体育館に向かうと、そこには十神と腐川さんが既に居た)

十神「まさかお前らに待たされるとはな…。銃器の使用が認められていれば迷わず撃っていた所だ」

苗木「二人とももう来てたんだ…」

セレス「殺人鬼はどうしましたか?」

腐川「な、何見てんのよ…」

十神「…くしゃみをしたら元に戻った」

桑田「何そのあるあるな設定…」

腐川「ほ、ほっときなさいよ…」

モノクマ「全員集まったみたいだね」

十神「次は何を企んでるんだ?」

モノクマ「うぷぷぷぷ。今回はこれでーす!」

俺(次の動機……)ゴクリッ

俺「え?」

降って来る大量の札束「」ドサドサドサドサッ

俺「お金?…」

モノクマ「今まではオマエラを追い詰める北風ぴゅーぴゅーな動機ばっかりだったけど、偶には暖かい太陽も必要だと思って今回は趣向を変えてみました」

積み上げられた大量の札束「」

モノクマ「百億円~」

俺「百億!?」

モノクマ「もし卒業生が出た場合、これをプレゼントしまーす!!」

モノクマ「どう?百億だよ百億。もううっはうはだよね」

霧切「お金…確かに動機としては定番ね…。ミステリーの世界でも、現実世界でも…」

朝日奈「でも幾らお金を渡されたからって人を頃したりしないよ!」

大神「人の命は金では買えぬ!!」

苗木「お前が何を言おうと、僕らはもう頃し合ったりしない!」

モノクマ「お決まりの強がりはもう聞き飽きたよ。では清く正しい学級生活をお送り下さい。あー楽しみ」ヒョイッ

俺「ッ…」

665: 2020/09/11(金) 05:45:34.29 ID:6B3ppNohO
体育館

俺(モノクマだけが消え、台の上には百億だけが取り残されている…)

十神「フン、少な過ぎるな…」

俺(確かに巨大財閥の御曹司の十神からしたら安過ぎる額かもしれない…)

俺(そもそも、ここに居る人達は全員自力で100億くらい稼げそうな才能ある人ばかりだけど…)

腐川「だ、誰かお金に困ってんじゃないの…?」

舞園「わ、私は困ってなんかいません…」

俺(…そりゃそうだ。舞園さんは超高校級のアイドルなんだし金に困る訳が無い)

セレス「わたくしもギャンブルで10億以上稼いだ身ですから。生活には不自由ありませんわ」

俺(セレスさんもさらっと自分の才能を垣間見せる)

桑田「100億欲しー!」

俺「」ズルッ

俺「桑田君…」

腐川「ほ、ほら見なさい…やっぱり居るんじゃ無いの…」

桑田「あ、アホ!!だからってオレが人を頃したりするかよ!?」

桑田「だいたい100億なんて、オレがミュージシャンになりゃ一瞬で稼げるに決まってらぁ!」

俺(桑田君…。世の中を舐め過ぎだ…)

桑田「つーかそう言う腐川こそ金とは縁が無さそうじゃん」

腐川「ば、馬鹿にするんじゃ無いわよ…私は必要最低限有れば十分なのよ…」

大神「…よせ、金で仲間を疑うなど醜い事この上無い」

セレス「外の世界への欲望。そんな物を抱くから黒幕に付け込まれるのです」

セレス「そんな物は直ぐに捨てて、この中で仲良く暮らして行けば良いだけですわ」

俺「……。」

俺(セレスさんの言う通り本当に皆んながそう考えていたら、確かに殺人は起きなかった筈…)

俺(でも俺達は知ってる…。既に2回の事件が過去に起きてしまっている…)

俺(皆んなの腹の内側まで読む事なんて到底できないのを俺達は既に体験させられてしまっている…)

俺(今回も何が起きるか分からない…。今度こそ何か事件が起きてしまう前に止められたら良いが…)グッ

666: 2020/09/11(金) 05:57:40.91 ID:6B3ppNohO
俺個室

俺(夜時間となったので、俺達は一旦解散して各自自分の部屋へと帰って行った)

ベッド「」

俺「……。」ゴロン...

俺(百億で人を殺そうなんて人、本当に居るのか分からないけど…)

俺「…いや、気を抜いてはダメだ。前回も前々回もそう考えてたが事件は起きた」

俺「今回もきっと何かある筈…。そう思って行動した方が良いな…」

俺(そうと決まれば夜時間にはなったけど、このままここでぼぅっとはしてられない)

俺「また誰かクロになる可能性がありそうな人に目星を付けて、事件が起きる前に話しに行かないと…」シュタッ

俺(俺ってばすっかり夜時間出歩き禁止のルール違反者だな)

インターホン「」ピンポンッ

俺「…え?」

俺(行こうと思ってたら、逆に誰か来た…?)

俺(もしかしてまた舞園さんか?)スタスタ

扉「」ガチャッ

俺「はい」

霧切「…。」

俺「…あれ?霧切さん?」

俺(舞園さんかと思ってたら意外な人物が来たな…)

霧切「俺君。ちょっと良いかしら?」

俺「あ、うん…どうぞ…」

667: 2020/09/11(金) 06:16:41.47 ID:6B3ppNohO
俺個室

俺「霧切さん…こんな時間に話しって?」

霧切「昼間の事よ」

俺「…昼間?」

俺(なんかあったっけ?…)

霧切「単刀直入に言うわ。俺君、覗いてたでしょ」

俺「覗いた?いったい何の事を…」

霧切「とぼける気かしら?私達がお風呂に入っている時…」

俺「……。」

俺「あ…」

俺(そ、そうだった…。新たな動機が発表されたり色々あったから頭から飛んでたけど…)

俺(俺、男のロマンを求めて女子の入ってる大浴場を皆んなで覗いたんだった…)

霧切「…やっぱり覗いていたのね」

俺「」血の気サ-...

俺(ぐああぁぁぁっ…霧切さんと目が合ったと思ったが、やはりバレていたのか!!??)

霧切「覗いていたのは俺君だけ?それともあの場に居た男子3人かしら?」

俺(あ、俺しかバレて無いんだ…)

俺(でもあの戦場で共同戦線を張った戦友達を売る訳には行かない…)グッ

俺「いや、お…俺が…一人で女子のお風呂を覗きたくて覗きました…」

霧切「ふぅん…。俺君が…」

俺「…。」

俺(これじゃまるで取り調べか何かじゃないか…。何だこれ…)

霧切「じゃあちなみに聞いておくけど、俺君はあの場で何を見たのかしら?」

俺「それは…」


1そりゃあ超高校級のアイドルの舞園さんをガン見してた
2朝日奈さんのおっOいしか目に入って無い
3セレスさんが可愛いと思って見てた
4色々見たような気もするけど、俺の脳内には霧切さんの可愛い尻と脚しか脳に記憶されて無い!
5全員の裸を堪能させて貰ったな…。アレは良い物だった…


多数決下5まで

673: 2020/09/11(金) 07:15:05.04 ID:xrQBvbqrO
1

674: 2020/09/11(金) 08:06:46.90 ID:GvRl/S7E0
なんで低コンマでイベントが…と思っていたがこれ罠じゃね?
たぶん霧切より高感度の高いキャラが居ないときは>>653のコンマ表が反転していたんじゃないかね

ここの正解は4でそれを選ばないと手袋の話が進まない
ただしそれを選ぶと他のキャラとの関係(今回は舞園)がギスギスし始める

予想が外れてくれるといいのだが

678: 2020/09/11(金) 10:52:44.30 ID:6B3ppNohO
俺個室

俺「そりゃあ超高校級のアイドルの舞園さんの裸体をガン見してた」フンスッ

霧切「…。」

俺「普段から舞園さんとはよく一緒に居るけど、服を着てない舞さんさんを見た時はそれはそれはもう……はっ!?」

霧切「……。」

俺(い、言ってしまった……。馬鹿なのか俺…)

霧切「どうぞ続けて」

俺「い、いや……その…舞園さんの事を集中して見てたってのは本当だけど…」

霧切「…そう」スクッ

俺「霧切さん…?」

霧切「何?」

俺「あ、いや…。覗かれて怒ったり告げ口したりしないの?」

霧切「して何の意味があるの?」

俺「それは……無いけど…」

霧切「俺君が見たのは舞園さんなんでしょう?なら私が彼女に黙っておけば問題にもならない」

俺「それはそうだけど……」

霧切「逆に俺君は舞園さんに見られてたって私の口から伝えて欲しいの?」

俺「そ、それは違う!俺はそんな変態的な趣味を持ってはいない!」

霧切「ならそれでいいじゃない」

俺「…いや、霧切さんは怒ったりしないのかなって。本当に俺が舞園さんだけを見てたなんて信じられるのか?」

霧切「…。」

霧切「俺君。今は新たな動機が発表されたばかりで私達が衝突している暇は無いの」

霧切「私が言わなくても貴方にはその理由が分かるでしょう?」

俺「……新たな事件が、もう目前に迫っている可能性があるから」

霧切「そう…。こんな時に私が俺君と衝突しても何の意味も無い。寧ろ黒幕や犯人に良い餌を与えてしまうだけ」

俺「…。」

霧切「俺君。前々回の事件も、前回の事件も貴方の力があってこそ乗り越えられたの」

霧切「だからこそ今は皆んな貴方に信頼を寄せているわ。その積み上げてきた信頼を簡単に壊さないようにする事ね」スタスタ

扉「」バタンッ

俺「…。」

俺「霧切さん…。君の言いたい事は何となく分かったけど、俺には未だ疑問が残ってるよ…」

俺(…怒らないのなら、どうしてこんな時間に俺を訪ねて来たんだ)

俺「はぁ…。何か他の人と話したい気分じゃ無くなったな…」

俺「今日はもう寝よう」スタスタ

ベッド「」ボフッ


霧切の好感度が6に下がった

705: 2020/09/11(金) 12:27:45.80 ID:XsEMd6vE0
食堂

俺(翌朝、いつもの朝食会に集まったのは俺、舞園さん、苗木君、霧切さん、セレスさん、朝日奈さん、大神さん、桑田君の8人だけだった)

俺「石丸君、遂にこなくなったな…」

舞園「石丸君、昨日の時点でかなり参ってましたからね…」

桑田「放っとけば良いんじゃね?何日かしたら忘れて元通りになるだろ」

苗木「どうかな…。石丸君、真面目だから…」

俺「桑田君くらい軽ければ彼も立ち直るの早いんだろうけどな…」

桑田「あ?それってオレを馬鹿にしてんのか?」

セレス「切り替えが早いのも桑田君の才能だと俺君はおっしゃっているのです」

桑田「あ、マジ?なはは、よく見てるな俺」

俺「はは…」

俺(単純過ぎる…)

朝日奈「石丸もドーナツ食べたら元気にならないかな」

苗木「それは朝日奈さんだけだと思うな…」

俺(こっちも単純過ぎる…)

俺「とにかく未だ何も事件が起きて無いと良いが…」

俺(そんなこんなで朝食会は十神、腐川さん、石丸君の3人抜きで済ませて俺は部屋へ引き上げた)

707: 2020/09/11(金) 12:38:41.03 ID:XsEMd6vE0
俺個室

俺「動機が発表されてから間もないんだ」

俺「部屋で寝てる場合じゃないな…。昨日の夜は霧切さんの件で萎えて寝てしまったし、今日こそ動かないと…」

俺「誰かと話しに行くかな…」

インターホン「」ピンポ-ン

俺「ん?誰だ?」スタスタ

俺(今度こそ舞園さんかな?)ガチャッ

石丸「……。」

俺「い、石丸君!?」



俺「ど、どうしたんだ?…」

石丸「……。」

俺「えっと…」

俺(大和田君が氏んでから全然寝てないのかな?顔が凄い干からびてる…)

俺(このまま放っておいたら、誰も彼に手を出さなくても勝手に一人で氏にそうな気がする……)

石丸「………。」

俺「……。」

俺(…ここで突然変顔してみたらウケるかな?)

俺「あ、あのさ」

石丸「……本当か?」

俺「え?」

石丸「不二咲君と会えるって……」

俺「不二咲君?…あ、もしかしてアルターエゴの事かな?」

俺「誰から聞いたんだ?」

石丸「生きて…いたんだな…?」

俺「いや、そうじゃ無いんだが…」

石丸「会わせてくれ……彼と…。話が…したいんだ…」

俺「石丸君…」

石丸「……。」

俺(彼を放っておいたらこのまま氏んでしまいそうだが……)

俺(だが俺もそんな暇がある訳じゃないしな…)


1それでも見過ごす事はできない。アルターエゴの所に案内してあげよう
2不二咲君は氏んだんだ…。もう話せないよ…


多数決下5まで

708: 2020/09/11(金) 12:39:53.80 ID:83XCmNriO
あえて2

720: 2020/09/11(金) 13:13:23.90 ID:XsEMd6vE0
俺個室

俺「石丸君…よく聞いてくれ」

石丸「……。」

俺「不二咲君は氏んだんだ…。大和田君に殺されて、もうここには居ないんだ…」

石丸「…!!」

俺(アルターエゴはあくまでアルターエゴであって…不二咲君じゃないんだ…)

俺「だからもう…彼とは話せないよ… 」

石丸「う…う…あああぁぁぁっ!!」ポロポロ

俺「石丸君!?」スッ

俺「!?」ハッ!

石丸「ああぁぁぁっ…」

俺「石丸君…。君は…」

俺(涙を流したいのに、流す涙の水分ももう無いくらいに…)

俺「石丸君、今すぐ食堂に行って何でも良いから水分を補給した方が良い。そうしないと君は…」

石丸「あぁぁぁっ!!」ダッ

俺「あっ…」

扉「」バタンッ

俺(石丸君は叫びながら俺の部屋を出て行ってしまった…)

俺(食堂でも部屋のシャワーでも何でも良いからちゃんと水分を補給しといてくれたら良いな…)

俺「とりあえず石丸君が来て時間を食ったが、皆んな新たに解放された3階に居るのかな?行ってみるか…」スタスタ


自由行動
1娯楽室(セレス&朝日奈&大神)
2物理室(霧切)
3美術室(舞園&桑田)
42階更衣室(十神&腐川)
52階トイレ(苗木)


多数決下3まで

722: 2020/09/11(金) 13:14:47.36 ID:vCQERAVyO
3

727: 2020/09/11(金) 13:33:05.50 ID:zXU9OyxwO
美術室

扉「」ガチャッ

俺(美術室には誰か居るかな?)スタスタ

俺「あれ?舞園さん?」

舞園「あっ、俺君」

俺「珍しいな舞園さんが美術なんて…」

舞園「ふふっ、そうですか?」

俺「うん。何か歌って踊ってるイメージが強かったから…」

舞園「うふふ。何ですかそれ?確かに歌ったり踊ったりするのは好きですが、私だって学生なんですから他の事だってしますよ」ニコッ

俺(そっか…。うん、そうだよな。舞園さんも学生なんだよな)

舞園「はい。それも俺君と同級生の」

俺「え?」

舞園「エスパーですから」

俺「あぁ…はは。舞園さんには敵わないな…」

舞園「うふふ」ニコッ

俺(本当、びっくりするくらい可愛いよな…)ドキドキ

俺「それで今は絵を描こうとしてたんだ?」

舞園「はい。絵でも描いてたら気も紛れるかと思って」

俺「そっか」


1邪魔しちゃ悪いから俺はそっちの準備室の部屋に居るよ(桑田会話)
2じゃあ俺も一緒に描いても良いかな?


多数決下3まで

729: 2020/09/11(金) 13:39:59.24 ID:vCQERAVyO
2

732: 2020/09/11(金) 14:17:51.38 ID:XsEMd6vE0
美術室

俺「じゃあ俺も一緒に描いても良いかな?」

舞園「あ…俺君も描きます?別に構いませんけど…」

俺「じゃあ描こうかな」スッ

舞園「出来上がったら見せて下さいね」ニコッ

俺「いや…それはちょっと自信が無いかな。はは…」

俺(よし、描くか…。何を描くかな…)

俺(まぁ思い付く物を描いてみるか)



─────
───
──

数時間後

舞園「…。」カキカキ

俺「…。」カキカキ

舞園「…。」チラッ

俺「…。」カキカキ

舞園「あ、あの…俺君」

俺「え?」

舞園「その…で、できました?///」

俺「いや、未だだけど…?」

舞園「そうですか…」

俺「うん。もう少しかかるかも」カキカキ

舞園「こうして静かに絵を描いてると、まるで私達は普通の学生でコロシアイなんかしてるって忘れちゃいますね」

俺「ああ…。平和だな…」カキカキ

舞園「こうして俺君と静かに暮らせるなら、ここから出られなくても良いかなって思うんです」

俺「そっか…」カキカキ

舞園「ふふっ///」

俺「うん?」ピタッ!

俺(…あれ?今…?いや、いつもの冗談かな?)

舞園「冗談じゃ無かったら、どうします?///」

俺(ナチュラルに考えてる事を読まれたな…)

俺「…。」


1…もし外の世界に出ても、これからも仲良くして欲しいな
2確かにここに居れば舞園さんと結婚できる可能性があるなら、それもアリかななんて
3舞園さん多分かなり疲れてるんだよ…。今日の夜は何も考えずぐっすり寝た方が良い


多数決下5まで

734: 2020/09/11(金) 14:19:48.03 ID:vCQERAVyO
2

737: 2020/09/11(金) 14:34:20.04 ID:XsEMd6vE0
美術室

俺「確かにここに居れば舞園さんと結婚できる可能性があるなら、それもアリかななんて…」

舞園「ふふっ、本当ですか?俺君もそう思います?」

俺「そりゃあまぁ舞園さんのような可愛くて優しい子と結婚できるのなら、皆んな大喜びでするよ」

舞園「俺君は?」

俺「俺も男だし例外じゃない」

舞園「うふふ。嬉しいです///」ニコッ

俺「あ、あはは…///」

舞園「今の言葉、嘘じゃありませんよね?」

俺「嘘なんかじゃないよ。本心だよ」

舞園「じゃ。じゃあ…もし本当に一生ここで暮らす事になったら…その時は俺君。私と結婚して下さいね?///」

俺「お、俺で良かったら…勿論…///」

舞園「うふふ。やった///」

俺(…舞園さんは、確かに少し恥ずかそうに顔を赤らめながら笑っていた)

俺「はは…」

俺「…。」

俺(でも彼女と捜索のコンビを組んで付き合いの長い俺には、何となく彼女の変化に気付いていた)

俺(俺が舞園さんの言葉を借りてエスパー風に言うとしたら…)


舞園「俺君が優しい人で良かった」ニコッ


俺(彼女は確かに今喜んで見せてはいるが、それは本心で喜んでる訳じゃ無い…。俺には今の彼女がそんな風に笑っているように見えていた)

740: 2020/09/11(金) 14:58:59.23 ID:XsEMd6vE0
夜時間
俺個室

ベッド「」ボフッ

俺(結局、今日は何も事件が起きる事なく夜時間になったな…)

俺「今までは

俺(もしかすると今回ばかりは本当に事件は起きる事無く乗り切れるんだろうか…)

俺(確かに今残ってる人って、セレスさんの言葉を借りて言うならここに適応してるばかりで皆んな平和な連中だからな…)

俺(そろそろ事件も起きなくなる…。そんな時期が来ても良いのかも…)

俺「…。」チラッ

「0時」

俺「考え事してたらもう0時か…。今日はもうそろそろ寝るかな…」スタスタ

俺(それは部屋の電気を切りにドアに近付いた時だった)

俺「あれ?何かドアに挟まってる…?」スッ

俺「何だこれ?こんなもん自分で挟んだ記憶……ん?」


「抜け道らしき穴を見つけた。外が見える。ここから出られるかも…。モノクマに勘付かれるとマズイから皆んなに内緒で深夜1時に娯楽室に集合」


俺「な…なんだこれ!?」

俺(汚い筆跡だけど、男子が書いたのか?それとも……)

俺(モノクマに勘付かれるとマズイと言うのはアルターエゴの時と同じパターンだよな…)

俺(でももしこれを書いた人が霧切さんなら夜中でも遠慮無くインターホンを鳴らす筈。霧切さんはそう言う人だ…)

俺(なら誰が抜け道を…)

俺(もう一つ考えられる可能性としては…。もしかしてこれ…罠か?…)

俺(なら卒業を狙ってる犯人に狙われてるのはもしかして…)

俺「俺…か?…」ドクンッ  

俺「……。」ドクンッドクンッ  

俺(…罠か真実か確かめる必要が有るが、もし真実ならこんな時間に誰かを誘うのはリスクが高過ぎる)チラッ  

監視カメラ「」

俺(それにこんな時間に来る来訪者、怪し過ぎて却って他の人を不安にさせるだけだ…)

俺「…やはり俺一人で確かめにいくしかない」クシャッ

俺(念の為に護身用の武器も持って行くか…?)チラッ

金箔の模擬刀「」キラ-ン


1護身用の武器を持って娯楽室に向かう
2いや、仲間を信じよう。何も所持せずに向かう


多数決下5まで

741: 2020/09/11(金) 15:00:28.95 ID:vCQERAVyO
1

749: 2020/09/11(金) 15:49:43.94 ID:XsEMd6vE0
2階階段

俺「…。」ストッストッ

俺右手「」金箔の模擬刀

俺(…俺は念の為に金箔の模擬刀と、ポケットに何本かドライヤーを仕込み警戒して娯楽室へ向かっていた)

俺「……。」ドクンッドクンッ

俺(娯楽室は確か階段を上がった直ぐだったな…)ドクンッドクンッ

娯楽室「」

俺「……。」キョロキョロ

俺(警戒を怠るな…。もしこれが罠なら勝負は一瞬で決まる…)スッ

ドア「」スッ


娯楽室

扉「」ソッ...

俺「……。」ドクンッドクンッ...

俺(警戒…。最大限に警戒しろ…)キョロキョロ

俺右手「金箔の模擬刀「」」グッ

俺「ハァ…ハァ…」スッ

証明スイッチ「」カチッ

証明「」パッ

俺「ふぅ…ふぅ……」キョロキョロ...

娯楽室内「」

俺(…誰も…居ない)

俺(やはり罠…だったのか?…)ドクンッドクンッ

俺(部屋の中に誰かが隠れている様子も無い…)キョロキョロ

俺(…あの紙の事は明日朝食会で皆んなに報告しよう)

俺(そしてここに長居するのはヤバ過ぎる…。とりあえず帰り道も警戒しながら帰るか)ススッ...


───数十分後
俺部屋

扉「」ガチャッ

俺「ふーっ!!帰還した…。何も起きなかったな…」スッ

金箔の模擬刀「」ゴトッ
ドライバー数本「」ゴトッ

ベッド「」ドサッ
 
俺「はぁ……。結局俺が殺られる事は無かったが、これはマズイな…」

俺(折角アルターエゴと言う鍵が見つかったのに、俺達の中に百億に目が眩んで殺害を計画した裏切り者が居る事は確定した…)

俺(明日は絶対に信じられる舞園さん、苗木君辺りと話して直ぐに対策を練らないと…)

763: 2020/09/11(金) 16:37:13.29 ID:XsEMd6vE0
食堂

朝日奈「えええーっ!?深夜に誰かに狙われた!?」

俺「ああ…。これを見てくれ」スッ

昨晩の紙「」

苗木「俺君、誰かに娯楽室に呼び出されたの?」

俺「そうなんだけど…。最大限に警戒して行ったら娯楽室には誰も居なかったんだ…」

大神「やはり罠だったと言う事か…」

セレス「良かったですわね」

苗木「え?」

セレス「恐らく俺君が武装して無ければ今頃俺君は犯人に殺されていましたわ」

俺「やっぱり誰かが俺を狙ってたと言う事かな…」

セレス「間違い無いでしょう」

霧切「…。」

苗木「いったい誰が俺君を狙ったんだろ…」

俺「と言うか俺、何か他人に恨まれる事したっけな…」

霧切「俺君を頃して卒業を狙っていたその犯人は頭が良いわね」

俺「何故?」

霧切「前にも言ったでしょう?貴方は前々回と前回の学級裁判を、犯人の特定まで導いた立役者」

霧切「逆に言えば俺君さえ頃してしまえば、残りのメンバーが学級裁判で真実まで辿り着ける可能性はかなり減ると思う」

霧切「仮に私が犯人ならそうするわ」

俺「……。」

朝日奈「じゃ、じゃあもしかして…霧切ちゃんが俺を狙ったって事?…」

俺「いや、仮に霧切さんが犯人だとしたらそうやって自分の手を明かす訳無いから彼女は違うと思う…」

霧切「フッ…よく分かってるわね」

俺「……。」

俺(皮肉ったつもりなんだけど、何故勝ち誇った顔してんだ霧切さん…)

霧切「何にせよこれからは自分の気をつける事ね」

俺「分かってるよ…。と言うか今日は皆んな遅いな…」

俺(今食堂に居るのは俺、苗木君、霧切さん、セレスさん、朝日奈さん、大神さんの6人だけだ)

769: 2020/09/11(金) 17:00:55.68 ID:XsEMd6vE0
食堂

俺「……。」

時計「8時」カチッ

俺「遅過ぎる…」

朝日奈「いっつも寝坊してる桑田や来なくなった石丸、十神、腐川ちゃんはともかく、舞園ちゃんが遅いのは何で!?」ガタッ

朝日奈「舞園ちゃん、弱ってても毎日朝食会には出てたのに…」

苗木「舞園さん…。俺君、舞園さんには会ってないの?…」

俺「いや…。今日は会って無い…」フルフル

俺(…時間が経つ度に段々と心臓の音が早くなって行く)ドクンッドクンッ...

大神「もしや、何かあったのやもしれぬな…」

セレス「探しに行った方が良いかもしれませんわね」

俺「…うん。行こう」コクッ

霧切「とは言え俺君を狙った犯人がこの中にも居る可能性が未だ残されてる」

朝日奈「そんな、私達が頃し合うなんて有り得ないよ!」

俺「…いや、無いとは言い切れない」

朝日奈「俺…」

霧切「ちょうど6人居るし、なるべく二人で行動した方が良いわね」

俺「じゃあ朝日奈さんと大神さんは1階を、俺と霧切さんは2階を、苗木君とセレスさんは3階を頼む!」

朝日奈「分かった!」タッタッタッ

大神「うむ…」タッタッタッ

苗木「行こうセレスさん!」タッタッタッ

セレス「はい。何かあったら直ぐに連絡を」タッタッタッ

霧切「私達も行きましょう」タッタッタッ

俺「ああ…」タッタッタッ

俺(舞園さん…。無事で居てくれ…)タッタッタッ



2階
廊下

霧切「私はプールの方を見てみるわ。俺君は図書室の方を探してみて」スタスタ

俺「了解」スタスタ

十神「何があった?」

ジェノサイダー「何なに?イベント発生?」ヒョコッ

俺「ああ、十神。腐川さ…ジェノサイダー翔。舞園さんが行方不明なんだ」

十神「…何?舞園が?」

俺「皆んなで手分けして探してるんだが──」

「俺君。こっちよ。直ぐに来て」

俺「え?霧切さん?」タッタッタッ

俺(プールの方でいったい何が…)タッタッタッ

775: 2020/09/11(金) 17:12:55.87 ID:XsEMd6vE0
更衣室前

俺「霧切さん!」タッタッタッ

霧切「男子更衣室の方よ」ガチャッ

俺(男子更衣室?…何故霧切さんが入れるんだ?)タッタッタッ

俺(はっ…!ま、まさか…)ガチャッ



男子更衣室

俺「なっ…!?」

モニター「」ピンポンパンポ-ン

俺「あ……ぁっ…」

モノクマ『氏体が発見されました。一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます』

俺(男子更衣室の中には……腹から大量の血を流し、マットの上にうつ伏せに倒れていた…)

俺「い、石丸…。君…」ゴクリッ


石丸「」ドクドク...
包丁「」
 
霧切「…。」

俺「石丸君…。まさか、そんな…」

俺(舞園さんかと思っていたら、何故彼がここで…)ゴクリッ

十神「何があった?」スッ

十神「むっ…」

モノクマ『ピンポンパンポ-ン!氏体が発見されました。一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます』

十神「石丸が殺されたか」スタスタ

俺「そんな…。何故…」

霧切「包丁が落ちてるわ。恐らくこれが凶器になったんでしょう」スッ

俺(何でだ?何でここで彼が…)

780: 2020/09/11(金) 17:32:15.75 ID:XsEMd6vE0
男子更衣室内

石丸「」血溜まり

霧切「…。」キョロキョロ

十神「フム…」

俺(まさか俺じゃなく彼が殺されるなんて…)ゴクリッ

俺「とにかく、捜査を始める前に一旦皆んなを呼んでこないと…」スッ

ジェノサイダー「その前にもっと凄い事が起きてるみたいよ俺ちゃん」ヒョイッ

俺「う、うわっ!?ジェノサイダー翔!?」

霧切「…凄い事って?」スクッ

十神「他に何が起きている?さっさと案内しろ」スクッ

ジェノサイダー翔「うふふふ覚悟しておいてねぇ~」



3階
物理室

ジェノサイダー翔「こっちよ~ん」タタタッ

俺(…俺達はジェノサイダー翔に案内されて物理室にやってきた)スタスタ

俺「物理準備室?…そこで何が…」

俺「ん?」

扉「」

俺(扉が開いていて中からすすり泣く声や、苗木君の叫び声が聞こえる…)

俺(ま、まさか…そんな…う、嘘…だよな…)スタスタ

扉「」スッ

俺「あ……え?ああ?…ぁっ…?」

苗木「クソオッ!クソオォッ!!」ドンッドンッ

俺(苗木君は、地面に何度も手を打ち付けて泣いていた…)

朝日奈「うっ…うぅぅっ…嘘だよ…こんなの…」ポロポロ

俺(1階から合流したのだろう朝日奈さんは啜り泣いていた…)

大神「…。」

セレス「…。」

俺(大神さんとセレスさんは呆然と立ち尽くしていた…)

霧切「…!」ハッ!

十神「二人目か…」

俺(そして、そんな4人の先にあったのは… 背中から血を流して氏んでいた…)

俺「あ…あぁ…」


舞園「」ドクドク...


俺「う、うあぁぁぁぁっ!?!?」ドサッ 

俺(血溜まりの真ん中には犯人により殺された…舞園さんの姿があった…)

791: 2020/09/11(金) 18:44:35.37 ID:XsEMd6vE0
物理準備室

俺「う、嘘だろ。舞園さん…」フラッ...

俺「舞園さん!?」タッ

舞園「」ドクドク...

セレス「残念ですが…」フルフル

大神「氏体発見アナウンスがあった…。舞園は間違い無く氏んでいる…」

俺「嘘だ…。何故こんな事が…」

舞園『俺君が優しい人で良かった』ニコッ

俺「くっ…うぅっ…。どうして弱っていた彼女が…殺されなきゃならないんだ…」ポロポロ...

俺「犯人は俺を狙ってたんじゃないのか…」ポロポロ...

朝日奈「俺…うくっ……」ポロポロ..

桑田「あっ、お、お前らこんな場所に居たのか!?さっきのアナウンスってさ…」スタスタ

桑田「うおわっ!?舞園!?」ビクッ!

セレス「桑田君。今まで何処に居たのですか?」

桑田「え?いやあ…昨日夜更かししたからさ。ちょっと爆睡しちゃって…」

セレス「こんな時に呑気な物ですわね」

桑田「はは…。わりぃ…」

俺「舞園さん…くっ…」ポロポロ

霧切「…泣いている暇は無いわよ俺君」

俺「ッ…」ポロポロ...

霧切「二人も殺されたのだから、直ぐに捜査を始めないと…貴方にはこんな所で泣いている時間は無い筈よ」

俺「……。」

苗木「二人って…?」ポロポロ...

十神「なんだ?モノクマアナウンスを聞いて無かったのか?男子更衣室で石丸も氏んでいた」

苗木「なっ…!?」

朝日奈「そんな!?」ポロポロ

桑田「は?ま、舞園だけじゃねーの?…」

十神「嘘だと思うなら今直ぐ男子更衣室へ行って確認してこい」

俺(舞園さん…)スタスタ

朝日奈「俺…?」



舞園『じゃあ私は今日から俺君の超高校級の助手になっちゃいます』

舞園『エスパーですから…冗談です。只の勘ですって///』

舞園『こうして俺君と静かに暮らせるなら、ここから出られなくても良いかなって思うんです』


俺(彼女は弱っていたのに…。俺がもっと支えてやれてたら…)ゴシゴシ...

俺「…舞園さん、君を頃した犯人は俺が必ず見つけてやる」グッ

舞園「」ドクドク...

俺「この事件は…絶対に俺が解決してみせる!」


───捜査開始

797: 2020/09/11(金) 19:35:40.40 ID:XsEMd6vE0
物理準備室

俺(先ずは石丸君のモノクマファイルから見てみよう)カチッ

「被害者は石丸清多夏
氏体発見現場は2階男子更衣室
致命傷となったのはお腹の刺し傷と思われる」

俺(石丸君のモノクマファイルはこれだけか…)


>コトダマ「石丸のモノクマファイル」を入手した


俺(ここから遠いけど、後で直接男子更衣室の調査に行くしか無いな…)

俺(次は舞園さんの方か…)スッ

「被害者は舞園さやか
氏体発見現場は物理準備室
致命傷となったのは背中の刺し傷と思われる
その他、頭部に鈍器のような物で殴られたような跡がある」



>コトダマ「舞園のモノクマファイル」を入手した

俺(…殴られた跡?)

俺「こっちも詳しく調べる必要があるな…」チラッ

舞園「」

俺「…。」

コンマ下二桁
捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸9つ補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
66以上仇を取ろうと頭が冴えていた俺、証拠を多数集め事件の真相に近付く(弾丸6つに)
36~65冷静に2つの氏体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸5つに)
16~35何とか時間までに氏体現場の証拠は集められた(弾丸4つに)
15以下前回から頭が冴えない俺、仇を取ろうと決めていたが今回も目ぼしい証拠をあまり見つからず(弾丸3つに)


安価下2


俺「…。」

舞園『超高校級の助手として頑張りますね!一緒に事件を解き明かしましょう!』

俺「ッ…」グッ

俺(舞園さん…。君が居なくても、俺は君の分まで頑張るよ…)

俺(今回は誰の力も借りず、全て俺一人で証拠をかき集めてみせる…。だから、俺に力を貸してくれ)グッ


俺覚醒判定
コンマ下二桁
41以上俺覚醒(弾更に3つ補充。俺捜査能力経験者から探偵に(コンマ上昇値+20)
40以下覚醒せず

安価下3(上下の合計弾丸8つ以上で俺、名探偵に(コンマ上昇値+30上昇)

799: 2020/09/11(金) 19:36:17.16 ID:wwsmx2ea0

800: 2020/09/11(金) 19:37:25.45 ID:iCa8v1F5O
任せろ!

826: 2020/09/11(金) 20:29:45.82 ID:hclmh56mO
コンマ16(4つ補充に)
コンマ35(俺覚醒、更に4つ補充)
物理準備室

俺(先ずは舞園さんの頭部の傷痕から…。倒れてる状態はうつ伏せだし、ちょうど調べさせて貰おう…)スッ

舞園頭「赤い場所」

俺(本当だ…。何かで殴られた跡がある。いったい何で殴られたんだろう…)


>コトダマ「舞園の頭部の傷痕」を手に入れた


俺「他に何か証拠には…ん?」キョロキョロ

舞園右手の先「」

俺(なんだこれ…?右手の人差し指の先…。血が変な形をしてる…血文字?もしかして舞園さんのダイイングメッセージって奴か?)

俺(数字の羅列?11037って……)

俺「……。」ハッ!

俺(あぁ、そう言う事か。なるほど…。11037か…)


>コトダマ「舞園のダイイングメッセージの謎」を手に入れた


俺「舞園さんの氏体で気になるのはとりあえずこの程度か…」

俺(時間も余裕が無い。次は石丸君の氏体を見に行こう…)スタスタ


男子更衣室

石丸「」
包丁「」

俺(石丸君と舞園さんを殺害した凶器はこれか…。確か舞園さんも一時期使おうとしてたな…)


>コトダマ「厨房の包丁」を手に入れた


俺(駄目だ。これだけじゃ全然事件が見えてこないな…思い出せ俺…)

俺(舞園さんの仇を取るためにも、必ず記憶にもヒントが残されている筈だ…)グッ

俺「あっ…!」

>コトダマ「事件発覚前の記憶」を手に入れた

俺「それにもう一つ気になる事がある…」

>コトダマ「事件発覚時の記憶」を手に入れた

俺「…。」

俺(…なるほど。…犯人迄は分からなかったが、少しだけ見えてきた)

モニター「」プチッ

モノクマ『えー、僕もこっちの部屋でずっと一人で暇なんでそろそろ始めちゃいましょうか。学級裁判を。オマエラ、1階の赤い扉から──』

俺「…。」

俺(…証拠はある程度揃った。後は学級裁判で皆んなの証言をヒントに犯人を引き摺り出す)

834: 2020/09/11(金) 20:42:53.84 ID:XsEMd6vE0
エレベーター内

エレベーター「」ウイ-ン...

苗木「舞園さん…」

朝日奈「舞園ちゃん…石丸…」

桑田「チッ…。誰が2人を頃したんだ…」

セレス「学級裁判で明らかにすれば良いだけですわ」

大神「そうだな…」

十神「フン…」

ジェノサイダー「捜査とかわっかんねーからお前らしっかりやれよ!」

俺「…。」

俺(このエレベーターに乗る人達も…。随分減ったな…)

霧切「証拠は集められた?」

俺「ああ…」

霧切「そう…。この裁判は貴方の力で解くべきよ。舞園さんと一番仲の良かった貴方が…」

俺「分かってる…」グッ

エレベーター「」ガシャンッ

扉「」ウイ-ン

周りの生徒達「…。」ゾロゾロ...

俺(間違えはしない…。必ず犯人まで辿り付いてやる)スタスタ



学級裁判開廷!

836: 2020/09/11(金) 21:09:45.56 ID:XsEMd6vE0
学級裁判場

モノクマ「では、学級裁判を開始します。舞園さんと石丸君を頃し、百億円を手に入れようとしたしたクロはいったい誰なんだ!?」

霧切「先ずはこの中には未だ知らない人も居るでしょうから、事件当時の振り返りからしましょう」

セレス「今朝食堂に顔を出していたメンバーはわたくしの他に俺君、苗木君、朝日奈さん、大神さん、霧切さんの6人でしたわね」

苗木「十神君と腐川さんはいつも通り来ないだろうし、石丸君も昨日から一言も話さない状態だったから今日は来ないかと思ってたんだ」

朝日奈「そんで俺が昨晩狙われてたって皆んなに紙切れを出したんだよね」

十神「なんだそれは?初耳だぞ?」

桑田「オレも知らねー」

俺「昨日の深夜、こんな紙がドアの下に挟まってて深夜1時に娯楽室に来いって呼び出されたんだ」

俺「けど流石に罠だと思った俺は警戒しながら一応時間通り娯楽室へ向かったんだ。すると娯楽室には誰も居らず襲われる事も無かった」

大神「筆跡からして、書いたのは男のようだが…」

桑田「じゃあ犯人は男子なのか?」

俺「筆跡は確かに男子っぽいけど、これくらい雑に書けば誰でも書ける」

俺「これだけで未だ犯人が男子だって断定するには早いと思う」

桑田「お、おう…。おめぇがそう言うならそうなんだろうな…」

霧切「とにかく、私達は俺君の持っている紙について話し合っていたのだけどそこである事に気付いたの」

桑田「ある事?」

苗木「いつまで経っても舞園さんが食堂に現れなかったんだ…」

大神「だが舞園が朝食会を休むなど考えられなかったから、皆で2人1組に分かれて探しに行ったのだ…」

俺「朝日奈さんと大神さんは1階、俺と霧切さんは2階、苗木君とセレスさんは3階にそれぞれ分かれて」

俺「それで俺と霧切さんは石丸君の氏体を」

苗木「僕等は物理室の一番奥の準備室で舞園さんの氏体を見つけたんだ」

桑田「そんな事があったのか…。爆睡してたぜオレ…」

838: 2020/09/11(金) 22:31:25.91 ID:XsEMd6vE0
学級裁判場

俺「…。」

俺(…今軽く振り返っても、何か気になる所を見つけたが…まぁそれは後でで良いか)

十神「お前らが何をしていたかは分かった。そろそろ本題に移るぞ」

十神「先ず今回の殺人、過去に例を見ない2人以上の殺害と言う
事だが…」

セレス「モノクマファイルには2人の致命傷は両者とも刺殺による物と書かれていますわね」

十神「だが石丸の氏体の方には凶器が落ちていたが、舞園の氏体の方には凶器は落ちていなかったな」

朝日奈「もしかして犯人が隠しちゃったとか?」

俺(ん?今の発言は…)

桑田「いや、隠すって何処にだよ…」

朝日奈「うーん…自分の部屋とか?…」

俺「…。」


1コトダマ「厨房の包丁」を撃つ
2コトダマ「舞園の頭部の傷痕」を撃つ
3コトダマ「石丸のモノクマファイル」を撃つ


安価下

839: 2020/09/11(金) 22:35:19.29 ID:zbBuYbkHO
2

840: 2020/09/11(金) 22:43:39.47 ID:XsEMd6vE0
学級裁判場

俺「ちょっと待って朝日奈さん」

朝日奈「え?」

俺「舞園さんは頭を殴られて殺されたんだと思う」

朝日奈「え、えーっと…今は無くなった凶器の話をしてるんだよね?…」

俺「あ…」

セレス「それにモノクマファイルにも致命傷は背中の刺し傷だと書いておりますわ」

俺「う…。そ、そうだった…」

俺「い、今の発言は冗談で次はちゃんとした事を言うから…」

朝日奈「もう、しっかりしてよね」

俺(マズイ…。次は間違えられないぞ…)


1コトダマ「厨房の包丁」を撃つ
2コトダマ「事件前の記憶」を撃つ
3コトダマ「石丸のモノクマファイル」を撃つ


安価下

841: 2020/09/11(金) 22:46:33.86 ID:dNt6C+B1O
3
すまん二回間違えるとどうなるのか見てみたい

852: 2020/09/11(金) 22:54:25.30 ID:XsEMd6vE0
学級裁判場

俺「凶器なら石丸君のモノクマファイルを見てくれ!」

朝日奈「石丸の?これがどうかしたの?」

俺「あ…。いや…」

俺(…違う。何を言ってるんだ俺は。石丸君のモノクマファイルを見ても凶器は特定できない)

セレス「先程から議論を捻じ曲げようと、怪しいですわね俺君」

俺「あ、いや…」

桑田「分かった!さてはおめーが犯人なんだな!」

俺「ち、違う…。俺は…」

俺(しかし、連続して議論を捻じ曲げようとした俺の主張がその後覆る事も無く…)





スロット「」ジャコッ
「俺俺俺」ブブ-

モノクマ「残念!犯人は俺君ではありませんでした!」

十神「何だと!?」

俺「うぐっ…」

俺(俺の誤った推理が議論を破綻させてしまった…)

俺(皆んなすまない…。俺のせいだ…)ガッ


GAME OVER



────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

857: 2020/09/11(金) 22:59:26.30 ID:XsEMd6vE0
GAME OVER


1最初から始める
2チャプター3の好きな場所から始める


多数決下5まで

859: 2020/09/11(金) 23:00:18.65 ID:ezTpkn6LO
2

884: 2020/09/11(金) 23:11:30.04 ID:XsEMd6vE0
好きな場所からやり直します


指定が2回被った場所から再開します

886: 2020/09/11(金) 23:11:43.47 ID:v5IS6tcnO
838

894: 2020/09/11(金) 23:19:29.82 ID:XsEMd6vE0
838からやり直します
学級裁判場

俺「…。」

俺(…今軽く振り返っても、何か気になる所を見つけたが…まぁそれは後でで良いか)

十神「お前らが何をしていたかは分かった。そろそろ本題に移るぞ」

十神「先ず今回の殺人、過去に例を見ない2人以上の殺害と言う
事だが…」

セレス「モノクマファイルには2人の致命傷は両者とも刺殺による物と書かれていますわね」

十神「だが石丸の氏体の方には凶器が落ちていたが、舞園の氏体の方には凶器は落ちていなかったな」

朝日奈「もしかして犯人が隠しちゃったとか?」

俺(ん?今の発言は…)

桑田「いや、隠すって何処にだよ…」

朝日奈「うーん…自分の部屋とか?…」

俺「…。」


1コトダマ「厨房の包丁」を撃つ
2コトダマ「舞園の頭部の傷痕」を撃つ
3コトダマ「石丸のモノクマファイル」を撃つ


安価下

895: 2020/09/11(金) 23:19:41.58 ID:GTTQyK+U0

896: 2020/09/11(金) 23:41:03.67 ID:XsEMd6vE0
学級裁判場

俺「いや、違うんだ朝日奈さん」>「厨房の包丁」ダァンッ!

朝日奈「え?違う?」

俺「厨房から持ち出された包丁はあの一本だった」

俺「だから多分犯人は舞園さんを頃したのも石丸君を頃したのも同じ包丁を使ったんだ」

霧切「舞園さんの刺し傷も石丸君の所に落ちてあった包丁と大きさが一致していたわ。凶器はあの包丁で間違い無いでしょうね」

朝日奈「じゃあ犯人は舞園ちゃんを頃して、次に男子更衣室で石丸を頃してその包丁をそこに捨てたって事かな…」

俺「…。」

俺(この謎を解くには何かピースが足らないんだよな…。何かが…)

朝日奈「俺?」

俺「あ、いや…。何でもない…」フルフル

桑田「2人を頃した凶器が厨房の包丁っつーのは分かったけどさ、他に何か手掛かり無い訳?」

俺「…。」

霧切「…。」

十神「…。」

桑田「…あり?いつもの3人が静かじゃん。どう言う事?」

十神「黙れ」

桑田「あ?」

セレス「その3人が悩む程、今回の事件は手強いと言う事ですわね」

大神「犯人は殺人の時に何かミスをして無いのか?」

十神「今回の事件は今までの事件と比べて証拠の少なさが段違いだ。この犯行の為にかなりの計画を練って来ている」

俺「…。」

俺(確かに裁判で発言ばっかりしてる俺が一番最初に狙われたしな…)

霧切「そもそも今回の事件は、両方同時に見るよりも一つずつ解決して行った方が良いのかもしれないわ」

苗木「一つずつ?」

俺(両方同時に見るよりも一つずつか…)

十神「なら先ずは、石丸の方から推理して行くぞ」

901: 2020/09/12(土) 00:03:15.76 ID:9//77kNc0
学級裁判場

苗木「モノクマファイルだと、石丸君はお腹を刺されたのが致命傷になったんだよね」電子生徒手帳「」ピッ

大神「そしてその石丸の腹を刺した凶器は、近くに落ちていた厨房の包丁だったな」

朝日奈「でも男子更衣室って、電子生徒手帳が無いと入れ無いじゃん?」

朝日奈「犯行が男子更衣室で起きたって事はさ…」

桑田「じゃあやっぱ犯人は男…?」

十神「前の学級裁判の事をもう忘れたのか?玄関ホールにある氏んだ人間の電子生徒手帳を使えば、男女両方に入る事は理論上可能だ」

モノクマ「更衣室での着替えは、これからは覗きに要注意だねぇ~うぷぷぷぷ」

朝日奈「ちょ、ちょっと!もっとセキュリティ強化してよ!?」

モノクマ「まぁ二度と覗きなんかしたくない人間も居るだろうけどねぇ」

朝日奈「え?え?どう言う事?」

俺「……。」

苗木(え?誰だろう?)

桑田(オレはもっかいしたいぐらいなんだが?)

俺(…いや、今は事件に集中しろ)フルフル

俺「石丸君は厨房の包丁で腹を刺され、うつ伏せで倒れていた」>石丸のモノクマファイル

俺「…。」

俺(あれ?待てよ…。確か事件発覚時は…)



男子更衣室

俺『なっ…!?』

モニター『』ピンポンパンポ-ン

俺『あ……ぁっ…』

モノクマ『氏体が発見されました。一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます』

俺『い、石丸…。君…』ゴクリッ



俺(あの時、氏体発見現場に居たのは霧切さんと俺だけ…?なのにそれはおかしく無いか?…)

セレス「石丸君の事件からは何も見えて来なさそうですわね」

俺「…。」


1コトダマ「石丸のモノクマファイル」を撃つ
2コトダマ「事件発覚時の記憶」を撃つ
3コトダマ「厨房の包丁」を撃つ

安価下

902: 2020/09/12(土) 00:05:21.06 ID:ESK45fEcO
2

905: 2020/09/12(土) 00:27:43.58 ID:9//77kNc0
学級裁判場

俺「待ってセレスさん…」>コトダマ「事件発覚時の記憶」ダァンッ!

セレス「どうなされました?」

俺「石丸君の事件で一つ気になる所があるんだ」

セレス「気になる所?」

霧切「俺君も気付いたのね。石丸君の事件の謎に」

桑田「謎って何だよ?オレ達にも分かりやすく教えろ!」

俺「ああ…。石丸君の事件の第一発見者は霧切さんだったんだ」

俺「そして二番目に霧切さんに呼ばれた俺…。何故かそこでモノクマの氏体発見アナウンスが鳴ったんだ…」

俺「…これって変じゃないか?モノクマの氏体発見アナウンスはいつもなら3人が発見したら鳴るのに」

セレス「わたくし達が舞園さんを発見したのと入れ違いになったのでは?」

俺「いや、それは有り得ないんだ。だって舞園さんが氏んでたのは3階の一番奥の部屋の物理準備室だったから」

俺「2階に到着した段階で俺達は別々に別れて捜索をし始めて、直ぐに石丸君の氏体を発見をした俺達より、1階組の朝日奈さんと大神さんが合流した3階での氏体発見アナウンスが早かったなんてどう考えてもおかしい…」

セレス「モノクマが横着したのでは?」

モノクマ「嫌だなあ!僕はそんな横着なんてしないよ!ちゃんと3人目が発見した段階で鳴らしてるんだから」

十神「なら遅れて石丸の氏体発見現場に到着したアナウンスは実は3階の舞園の氏体発見アナウンスだったと言う事か」

俺「そうなんだ…。石丸君の氏体だけ、何故か俺と霧切さんの2人でアナウンスが流れた」

俺「つまり、石丸君の氏体発見者は俺や霧切さんよりも更に早い第一発見者がいたんだ」

霧切「私が2つの事件は両方同時に考えるよりも別に考えた方が良いと言った意味はそこにあるわ」

朝日奈「じゃ、じゃあ誰が石丸の氏体を見たって言うの?…」

俺「この事件の犯人しか居ない…」

906: 2020/09/12(土) 00:44:30.45 ID:9//77kNc0
学級裁判場

苗木「え?でも待って俺君。犯人が犯行時に見た現場の氏体は氏体発見アナウンスにカウントされないんだよね?」

俺「ああ。だからつまり、犯人が石丸君を男子更衣室で発見した時には既に彼は氏んでたんだ…」

朝日奈「ええっ!?」

桑田「じゃ、じゃあ犯人じゃねーとすると石丸はいったい誰にやられたんだ…?」

霧切「…。」

霧切「貴方に一つ聞きたいのだけど」

モノクマ「はい?なんですか?」

霧切「例えば二つ同時に事件が起きて、2人同時にクロが出た場合はどうなるのかしら?」

モノクマ「勿論、その場合は先に頃した方だけが卒業だよ」

霧切「じゃあ仮に、今追加したそのルールを犯人達が知らなかったら?」

モノクマ「あーもう。霧切さんはネチネチネチネチ細かい事を鬱陶しいなぁ」

モノクマ「心配しなくても今回のクロは1人だから関係無いよ!はっ…また言ってしまった…」

霧切「フッ…その回答が分かれば十分。ならば石丸君の氏体発見アナウンスの謎で考えられる可能性は3つね」

桑田「2つ?」

霧切「俺君、貴方にも分かるわね?」

俺「一つはクロに殺された舞園さんが、殺される前に石丸君を頃したか…。そして考えられるもう一つは…」

俺「……。」

俺「自殺……」

朝日奈「ひぇっ!?」

桑田「う、嘘だろ…」

苗木「石丸君…」

ジェノサイダー「あー、もうなんか今にもって感じで氏にかけだったもんな!言ってくれれば私がチャチャっと殺ってやったのに!」

俺「……。」

俺「ッ…」グッ

909: 2020/09/12(土) 01:00:25.48 ID:9//77kNc0
学級裁判場

セレス「ですが、未だ舞園さんが頃した可能性も残っていますわ?」

霧切「いいえ。仮に石丸君を頃したのが舞園さんだとするなら、わざわざ3階の物理準備室へと行く理由が無いわ」

大神「確か2階の男子更衣室は不二咲が大和田に殺害された現場だったな…」

苗木「じゃあ石丸君は、自分も不二咲君に氏んで詫びようとして…」ブルブル...

俺「……。」

俺(…誰も知らないみたいだが、石丸君は氏ぬ1日前俺の部屋に訪ねて来たんだ)

俺(あの時、俺がアルターエゴを見せていれば、もしかしたらこんな結果には…)グッ

十神「石丸の事件は凡そ推理はできた。次は舞園の事件を見て行くぞ」

セレス「舞園さんの遺体にはモノクマファイルによると、致命傷は背中の刺し傷らしいですが…他に鈍器による頭部の殴打もあったみたいですわね」

俺(確かに舞園さんの頭には致命傷の他に殴られて赤くなってる場所があった…)

>コトダマ「」

俺(だが何で殴られたのか俺には証明できる証拠が無い…)

俺(誰か俺の代わりに証拠持って無いかな…)


苗木(好感度8)
コンマ下二桁
21以上苗木「舞園さんが鈍器のような物で頭部を殴られたのって…」
20以下苗木(分からない…)(霧切判定へ)


安価下

910: 2020/09/12(土) 01:01:00.27 ID:zL5HahTDo

913: 2020/09/12(土) 01:19:02.33 ID:zDXAx0eLO
コンマ27
学級裁判場

苗木「舞園さんが鈍器のような物で頭部を殴られたのって…」

苗木「美術室の倉庫にあったハンマーじゃないかな?」

俺「美術室のハンマー?」

苗木「うん。事件前は確かに揃ってあったのに、今朝の事件後にはハンマーが一本だけなくなってたんだ」

大神「犯人が持ち出したと言う事か…」

朝日奈「でも何で舞園ちゃんの頭を殴る訳?致命傷は背中の刺し傷だったよね?」

俺「それは…」

>コトダマ「」

俺(やべ…。また証拠が無い…)

俺(だ、誰か~…)

霧切「…。」


霧切(好感度6)
コンマ下二桁
41以上霧切「その理由はこれでしょうね」
40以下霧切「…。」(俺判定へ)


安価下

914: 2020/09/12(土) 01:22:28.91 ID:0kN0eH6FO
はい

915: 2020/09/12(土) 01:46:33.96 ID:9//77kNc0
コンマ91
学級裁判場

霧切「その理由はこれでしょうね」スッ

俺「あ…」

苗木「俺君を呼び出した時と同じ紙…」


「抜け道らしき穴を見つけた。外が見える。ここから出られるかも…。モノクマに勘付かれるとマズイから皆んなに内緒で深夜3時に物理準備室に集合」


霧切「舞園さんの部屋で見つけたの」

苗木「舞園さんの部屋で?」

霧切「ええ、彼女も俺君と同じ紙を貰ってターゲットの1人たなされたのよ」

朝日奈「あれ?待って!俺の時と時間も場所も違う!」

俺「本当だ」ガサッ

俺「俺の奴には深夜1時に娯楽室に集合って書いてあったのに、舞園さんのにはその2時間後の物理準備室だって書いてある…」

霧切「恐らく犯人は俺君を殺せなかった保険を舞園さんにかけていたのよ」

俺「保険…?」

霧切「俺君を殺れればその時はそれで良しだけど、貴方はいざと言う時は頭がキレる。もし罠だと見抜かれた場合、頃す事は容易ではなくなる」

苗木「確かに俺君は罠だって直ぐに気付いて、警戒しながら娯楽室に向かったんだよね…」

俺「…。」

霧切「そこで犯人は警戒しながらやってきた俺君頃しを諦め、直ぐに舞園さんをターゲットに変えた」

苗木「だから俺君は娯楽室で誰も合わずに部屋まで無事に戻ったのか…」

霧切「ええ…。そして一方の舞園さんはメンタル面で一番弱っていた。この学園からの抜け道なんて言葉を聞けば必ず食いつく筈」

霧切「だけど犯人は2時間前に俺君頃しを失敗しているからこそ、念の為に舞園さんの事は静かに頃す必要があった」

十神「なるほど…。直接包丁で刺せばたちまち大声をあげられるに決まっている」

十神「それでノコノコやって来た舞園に対して、ハンマーを使い一撃で気絶させた後に背中から刺し頃したと言う訳か」

霧切「舞園さんの頭の傷は恐らくそう言う事でしょうね」

俺「……。」

俺(…今の推理だと俺が犯人に呼び出されて、警戒して行ったばかりに犯人のターゲットは舞園さんに変わった)

俺(また……俺の所為じゃないか…)グッ

920: 2020/09/12(土) 02:14:42.23 ID:9//77kNc0
学級裁判場

苗木「今のが舞園さんと石丸君の一連の犯行の謎か…」

桑田「舞園の犯行方法は分かったけどさ、そろそろ犯人は誰かわかんねーの?」

セレス「あら、犯人なら氏んだ舞園さんが教えてくれているではありませんか?」ニコッ

桑田「え?何で氏んだ舞園が教えてくれんだよ?」

苗木「舞園さんの右の指先に血文字が書かれてたんだ…」

朝日奈「え!?そんなのあったの!?」

苗木「うん…。11037って書いてあったんだ…」

大神「ダイイングメッセージか…」

桑田「ダイ…なんつった?…てか11037って?何の数字?」

俺「……。」

セレス「ではひっくり返して読んでみて下さいな」

朝日奈「ひっくり返す?」

桑田「えーと…」

苗木「11037を180度ひっくり返すと…LEONってなるんだ…」

桑田「は…?」

苗木「これって…君の名前だよね?桑田怜恩君…」

桑田「あ……」

大神「桑田…怜恩…」

桑田「ま、待て待て待て!!オレは舞園を頃してなんかねーぞ!?」

苗木「でもこれ…」

桑田「アホ!!オレはやってねーって!!な、なあ俺!コイツらになんとか言ってやってくれよ…何か証拠持ってんだろ?…」

俺「……。」>コトダマ「舞園のダイイングメッセージの謎」カチリッ

俺(そのダイイングメッセージなら確かに俺も見た…。そして苗木君と同じ結論に達した…)

俺「…。」

桑田「な、なぁ…おい…」キョロキョロ

朝日奈「桑田…アンタ…」

大神「ば、馬鹿言うんじゃねえ!オレは…」

セレス「桑田君が今日の朝かなり寝坊して来たのは、夜中俺君や舞園さんを狙っていたからじゃありませんの?」

桑田「アホ!オレが犯人だぁ!?んな訳あるか!」

俺(確かに舞園さんのあのダイイングメッセージは桑田君だと言っていた…)

俺(だが、さっきまでの反応を見れば俺には彼が犯人だとは思えない…)

桑田「アホアホアホアホ!!お前ら皆んな一緒に氏にてぇのか!?」

俺(いや、ちょっと犯人っぽいな…。とりあえず考えろ…。何か…何か手掛かりが…)

コンマ下二桁
61以上俺「はっ…!そうか!」(俺活躍度更に上昇)
41~60霧切「未だ議論する余地は残っているわ」
40以下俺(桑田君が犯人で間違いない…)(GAMEOVER)


安価下

921: 2020/09/12(土) 02:17:00.22 ID:+00AATp00
ここでコンマか

922: 2020/09/12(土) 02:18:32.67 ID:zDXAx0eLO
コンマ22

ゾロ目再判定
コンマ下二桁
51以上俺「はっ…!そうか!」(俺活躍度更に上昇)
31~50霧切「未だ議論する余地は残っているわ」
30以下俺(桑田君が犯人で間違いない…)(GAMEOVER)


安価下

923: 2020/09/12(土) 02:19:20.30 ID:8gomV2sQO
頼む

925: 2020/09/12(土) 02:24:40.34 ID:9//77kNc0
コンマ30
学級裁判場

ルーレット「」ドゥルルルル...

「桑田桑田桑田」

「×ブッブ--!」

モノクマ「残念!桑田君はクロではありません」

周りの生徒達「「えっ…!?」」

桑田「アホーっ!だからオレじゃねーって!!」

朝日奈「な、何で…?」

苗木「えっ…?」

十神「ば、馬鹿な…」

俺「ッ…」

俺(どう考えても彼が犯人としか思えなかったのに、まさか未だ謎があったのか…)

俺(くっ…すまない舞園さん……俺の負けだ…)



GAME OVER



────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

927: 2020/09/12(土) 02:25:36.57 ID:zDXAx0eLO
GAME OVER


1最初から始める
2チャプター3の好きな場所から始める


多数決下3まで

929: 2020/09/12(土) 02:25:52.61 ID:9EzRbuup0
2

931: 2020/09/12(土) 02:26:43.39 ID:9//77kNc0
好きな場所からやり直します


指定が2回被った場所から再開します

932: 2020/09/12(土) 02:26:54.23 ID:9EzRbuup0
635

934: 2020/09/12(土) 02:28:06.99 ID:9//77kNc0
635からやり直します
食堂

俺(食堂に戻ると、そこには朝日奈さんが居た)

桑田「あれ?朝日奈?おめー腹がいてーんじゃ無かったのか?」

朝日奈「う、うん…。そうだったんだけど…ドーナツ食べたら治っちゃった」ニコッ

桑田「なんじゃそりゃ!?」

大神「大事にならなくて良かった…」

朝日奈「えへへー」

苗木「ま、まぁ良かったじゃないか。ちょうどこれから3階の報告会をする所だったんだ。朝日奈さんも混ざりなよ」

朝日奈「うん」



──数十分後

俺「じゃあ新たに見つかった物を纏めると、3階の娯楽室、美術室、物理室…」

霧切「物理室の巨大な空気清浄機…」

苗木「僕が見た大和田君、不二咲さん、それに桑田君の写ってた謎の写真…」

舞園「このブー子と書かれたデジタルカメラと…」

朝日奈「それと新たに解放された1階の保健室だね」

桑田「大和田と不二咲と写真なんて撮った覚えねーけどなぁ」

大神「なら苗木が見た物はいったい何なのだ…?」

桑田「さぁな。モノクマがオレ達を騙す為にワザと捏造して置いったんじゃね?オレを黒幕の仲間だと思わせる作戦だったとかさ」

霧切「…。」

俺(桑田君が黒幕の仲間?いや、普通ならもっと頭良い人を選ぶと思うけど…)

セレス「…。」

舞園手「デジタルカメラ」


セレスコミュ回数1回
コンマ下二桁
91以上俺「そうだ。そのカメラで皆んなで記念写真撮ろう!」
90以下セレス「舞園さん。そのカメラはわたくしが預からせて頂いても宜しいでしょうか?」


安価下

935: 2020/09/12(土) 02:28:54.87 ID:HZUTU6zYO
無理

936: 2020/09/12(土) 02:31:41.56 ID:9//77kNc0
コンマ87(同じなので648までカット)
廊下

俺(これ以上女子に男子の失態をカバーされる訳にはいかない。俺達もしっかり演技しないと…)

俺「はぁ…桑田君がじゃんけんで負けるから…」クルッ

桑田「はぁ!?俺の所為!?」クルッ

苗木「ま、まぁまぁ…僕等は食堂に戻ろうか…」クルッ

モノクマ「ちょーっと待った!!」

俺「な、何だよ…」

モノクマ「…おかしくない?それって絶対におかしいよね?」

苗木「お、おかしいって何が…?」ゴクリッ

モノクマ「だってさ、これって覗きのチャンスじゃん!そんな大チャンス逃そうっての!?」

桑田「た、確かに…」ゴクリッ

俺「は?…」

苗木「一理ある…」ゴクリッ  

俺「苗木君まで…」

モノクマ「素直に僕の言う事を聞いてた方が良いと思うよ。超高校級の美女達を覗くチャンスなんだ。こんなロマン、二度と訪れないかもしれないよ?」ニヤニヤ

俺(確かに俺も男だ…。覗きたい気持ちは大いにあるが……が、だな…)

苗木「俺君!行こうよ!」コクッ

桑田「俺!行くぜ!」ハナヂドバドバ  

俺(二人が俺を期待を込めた目で見てくる…)

俺「ッ……」


1よし、男のロマンを求めて行くか!
2…ごめん。俺部屋に帰るわ


多数決下3まで

939: 2020/09/12(土) 02:32:21.81 ID:HZUTU6zYO
2

942: 2020/09/12(土) 02:38:40.03 ID:9//77kNc0
廊下

俺「ごめん…俺部屋に帰るわ…」

モノクマ「あれあれ?」

苗木「う、嘘だよね俺君?」

桑田「…は?ノリ悪いぞ」

俺「いや、だって何か悪いし……」

俺(女子は身を犠牲にして俺達の尻拭いをしてくれたのに、こんな事してもさ…)

苗木「…そっか。俺君がそう言うなら僕達もやめとこっか」

桑田「ざっけんなよお前!?」

俺「……すまない。なんか萎えたわ」スタスタ

モノクマ「まさか俺君、インPだったなんて…これは新発見だね。うぷぷぷぷ」ニヤニヤ

俺(そうして、俺は1人先に自分の部屋へと戻って行った)





苗木の好感度が5に下がった
桑田の好感度が2に下がった

943: 2020/09/12(土) 02:40:16.55 ID:Rbwm74pcO
どっち選んでもダメだな…

945: 2020/09/12(土) 02:44:51.02 ID:YGT5qZXFO
1章と2章で自由行動苗木選んでた分無になって草
この足の引っ張りあいたまらんな

950: 2020/09/12(土) 02:53:29.48 ID:jzxpRwglO
同じなので変化がある場所までカット
俺個室

俺(夜時間となったので、俺達は一旦解散して各自自分の部屋へと帰って行った)

ベッド「」

俺「……。」ゴロン...

俺(百億で人を殺そうなんて人、本当に居るのか分からないけど…)

俺「…いや、気を抜いてはダメだ。前回も前々回もそう考えてたが事件は起きた」

俺「今回もきっと何かある筈…。そう思って行動した方が良いな…」

俺(そうと決まれば夜時間にはなったけど、このままここでぼぅっとはしてられない)

俺「また誰かクロになる可能性がありそうな人に目星を付けて、事件が起きる前に話しに行かないと…」シュタッ

俺(俺ってばすっかり夜時間出歩き禁止のルール違反者だな)

俺(さて、誰の所に行くか…)

俺(と言っても本来は出歩き禁止の時間だ。ルールを破っても怒られ無い場所に行かないと…)


1苗木(好感度5)
2舞園(好感度8)
3霧切(好感度7)
4朝日奈(好感度6)
5大神(好感度5)
6桑田(好感度2)
7セレス(好感度3)
8石丸(好感度3)


多数決下3まで

953: 2020/09/12(土) 02:54:30.31 ID:IMiOzhPh0
8

957: 2020/09/12(土) 03:03:16.25 ID:9//77kNc0
寄宿舎
廊下

俺(事件とは関係無しに、昼間あんなだった石丸君が心配だな…)

俺(石丸君の所に行ってみるか…)スタスタ

石丸個室「」

俺(よし…)スッ

インターホン「」ピンポンッ

俺「………。」

俺「……。」

俺「……。」

俺(…あれ?)

扉「」スッ

俺「あ……」

石丸「……。」

俺「ああ、ごめんね。こんな夜時間に…」

石丸「……。」

俺(普段の石丸君なら厳しく咎めるだろうに、こんな時間に俺が訪ねても微動だにしないな…)

俺「昼間あんな状態だったし大丈夫かなって思って…」

石丸「……。」

俺「つ、辛いのは分かるけどちゃんと水分は摂りなよ?」

石丸「……。」

扉「」バタンッ

俺「あ…」

俺「はぁ……。部屋に帰るか…」

俺(とりあえず今の彼は、この中で一番百億とは無縁の存在だと言う事だけ分かったな…)

958: 2020/09/12(土) 03:03:56.80 ID:+00AATp00
(あかん)

959: 2020/09/12(土) 03:06:16.82 ID:40h5B67TO

これ自殺は防げないな

968: 2020/09/12(土) 08:48:06.90 ID:9//77kNc0
同じなので707までカット
俺個室

俺「動機が発表されてから間もないんだ」

俺「部屋で寝てる場合じゃないな…。昨日の夜は霧切さんの件で萎えて寝てしまったし、今日こそ動かないと…」

俺「誰かと話しに行くかな…」

インターホン「」ピンポ-ン

俺「ん?誰だ?」スタスタ

俺(今度こそ舞園さんかな?)ガチャッ

石丸「……。」

俺「い、石丸君!?」



俺「ど、どうしたんだ?…」

石丸「……。」

俺「えっと…」

俺(大和田君が氏んでから全然寝てないのかな?顔が凄い干からびてる…)

俺(このまま放っておいたら、誰も彼に手を出さなくても勝手に一人で氏にそうな気がする……)

石丸「………。」

俺「……。」

俺(…ここで突然変顔してみたらウケるかな?)

俺「あ、あのさ」

石丸「……本当か?」

俺「え?」

石丸「不二咲君と会えるって……」

俺「不二咲君?…あ、もしかしてアルターエゴの事かな?」

俺「誰から聞いたんだ?」

石丸「生きて…いたんだな…?」

俺「いや、そうじゃ無いんだが…」

石丸「会わせてくれ……彼と…。話が…したいんだ…」

俺「石丸君…」

石丸「……。」

俺(彼を放っておいたらこのまま氏んでしまいそうだが……)

俺(だが俺もそんな暇がある訳じゃないしな…)


1それでも見過ごす事はできない。アルターエゴの所に案内してあげよう
2不二咲君は氏んだんだ…。もう話せないよ…


多数決下3まで

970: 2020/09/12(土) 08:49:33.09 ID:mjXV9O80o
1

975: 2020/09/12(土) 09:33:45.81 ID:9//77kNc0
脱衣所

ノートパソコン「」カチッ

アルターエゴ「あっ、来てくれたんだね」

石丸「生きて…いたんだな…」

俺(放っておけなかった俺は石丸君をアルターエゴのある脱衣所まで案内してあげた)

石丸「君は…兄弟を恨んでいるか?…」ポロポロ

俺「……。」

俺(代わりに石丸君が言ってる言語を入力してやるか…)カタカタ

アルターエゴ「ん?」

石丸「兄弟を止められ無かった僕を…恨んでいるか?…」ポロポロ...

俺(兄弟を止められ無かった石丸君を恨んでいるか?…)カタカタ

アルターエゴ「あっ…そっか…。石丸君は責任を感じているんだね…」ヒュ-ン

俺(すると不二咲君の顔をしたアルターエゴは引っ込み…)

アルターエゴ「お前は…その責任の重さに潰れちまったんじゃねーだろーな?」

石丸「はっ!?大和田君!?」

俺(次に出て来たのは大和田君の顔をしたアルターエゴだった)

俺「全員分あるのか…。ボイス提供した記憶は無いけど…」

アルターエゴ「男の重さってのはよ、その男が背負ってる重さなんだぜ。分かるだろ兄弟?」

石丸「あ…あぁ…」ポロポロ...

アルターエゴ「おめぇなら分かる筈だぞ」

俺(…俺には何の話かさっぱり分からん)

アルターエゴ「まぁ立ち止まるのは仕方ねぇ、精々時間かけて後悔しやがれってんだ」

アルターエゴ「そしたらいつの間にか歩き出している。人間ってのはそれくらい適当にできてるんだ…」

俺(そう伝えると大和田君の顔をしたアルターエゴは消えて行った)

石丸「くっ…うぅっ…」ポロポロ

アルターエゴ「ご主人たまが入力した大和田君のデータを元に、僕なりにシミュレーションしてみたんだ」

石丸「染み…こんだぜ…」

俺「うん?」

石丸「今の言葉が…僕の中にぃ…」

石丸「うおおおおっ!!」ゴオッ

俺「わっ…い、石丸君?どったの?…」

石丸「オレはもう、石丸じゃねえ!!オレだ!オレなんだあぁぁぁっ!」バサッスタスタ

俺「……。」

俺(なんだったんだいったい…。まぁ元気になってくれたならそれで良いか…)


石丸の好感度が4に上がった

976: 2020/09/12(土) 09:37:17.68 ID:9//77kNc0
夜時間
俺個室

ベッド「」ボフッ

俺(結局、今日は何も事件が起きる事なく夜時間になったな…)

俺「今までは動機が発表されたら、大抵次の日には事件が起きてたから不思議な感じだな…」

俺(もしかすると今回ばかりは本当に事件は起きる事無く乗り切れるんだろうか…)

俺(確かに今残ってる人って、セレスさんの言葉を借りて言うならここに適応してるばかりで皆んな平和な連中だからな…)

俺(そろそろ事件も起きなくなる…。そんな時期が来ても良いのかも…)

俺「…。」チラッ

「0時」

俺「考え事してたらもう0時か…。今日はもうそろそろ寝るかな…」スタスタ

俺(それは部屋の電気を切りにドアに近付いた時だった)

俺「あれ?何かドアに挟まってる…?」スッ

俺「何だこれ?こんなもん自分で挟んだ記憶……ん?」


「抜け道らしき穴を見つけた。外が見える。ここから出られるかも…。モノクマに勘付かれるとマズイから皆んなに内緒で深夜1時に娯楽室に集合」


俺「な…なんだこれ!?」

俺(汚い筆跡だけど、男子が書いたのか?それとも……)

俺(モノクマに勘付かれるとマズイと言うのはアルターエゴの時と同じパターンだよな…)

俺(でももしこれを書いた人が霧切さんなら夜中でも遠慮無くインターホンを鳴らす筈。霧切さんはそう言う人だ…)

俺(なら誰が抜け道を…)

俺(もう一つ考えられる可能性としては…。もしかしてこれ…罠か?…)

俺(なら卒業を狙ってる犯人に狙われてるのはもしかして…)

俺「俺…か?…」ドクンッ  

俺「……。」ドクンッドクンッ  

俺(…罠か真実か確かめる必要が有るが、もし真実ならこんな時間に誰かを誘うのはリスクが高過ぎる)チラッ  

監視カメラ「」

俺(それにこんな時間に来る来訪者、怪し過ぎて却って他の人を不安にさせるだけだ…)

俺「…やはり俺一人で確かめにいくしかない」クシャッ

俺(念の為に護身用の武器も持って行くか…?)チラッ

金箔の模擬刀「」キラ-ン


1護身用の武器を持って娯楽室に向かう
2いや、仲間を信じよう。何も所持せずに向かう


多数決下3まで

978: 2020/09/12(土) 09:41:43.79 ID:Ucp3OzyOO
2

980: 2020/09/12(土) 10:23:10.33 ID:Xng/MwCqO
俺個室

俺(…いや、仲間を信じよう。今の皆んなはそんな犯罪に走るような人間じゃ無い筈)

俺(皆んなを纏める役の俺が率先して武器を手にし、仲間に対して疑いの目を向ける訳にはいかない)

俺「よし、このまま行こう」コクッ



娯楽室

扉「」ガチャッ

俺「……。」ドキッドキッ...

俺(娯楽室に到着したが…)スタスタ

俺「だ、誰か居ないのか?」スッ

俺(…まさか、やはり罠だったのか?)

俺「…。」スッ

照明スイッチ「」

俺(───と、俺がとりあえず照明を付けようと手を伸ばした瞬間だった)

ブウンッ

俺「…え?」クルッ

ドガッ!!

俺(謎の音に反応し、振り向いた俺の額に何かが当たった)

俺「な……に…?……」フラッ

俺「」ドサッ


コンマ下二桁
71以上俺、額から出血する程の怪我をしたが未だ生きていた
70以下俺即氏(GAME OVER)


安価下

981: 2020/09/12(土) 10:24:23.63 ID:IxJlyA6n0
ガンバれ

999: 2020/09/12(土) 13:58:48.91 ID:UaokJf7fO
続きは次スレで


【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part3


>>1000の
コンマ下二桁
71以上特別自由行動権利+巻き戻り権利
31~70巻き戻り権利
30以下何も無し

1000: 2020/09/12(土) 13:59:55.78 ID:+gqDx5fIO
次スレもエンジョイ!

引用: 【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part2