1: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/07/18(月) 23:28:41.07 ID:nTwQl5quo

4: 2016/07/18(月) 23:41:26.65 ID:nTwQl5quo

主人公:西住みほ(口リコンではない)
パートナー:武部沙織
サブパートナー:秋山優花里


今まで落とした子


・依存度1
アリサ、阪口桂利奈、オレンジペコ、カチューシャ、ノンナ

・依存度2
丸山紗希、磯辺典子、金春希美(パゾ美)

・依存度3(MAX)
秋山優花里、小山柚子

 
 漏れは無いな!

7: 2016/07/18(月) 23:46:37.99 ID:nTwQl5quo

 簡単なあらすじ

日本を二分する西住流と島田流の陣営は互いに軍を形成し、
もはや開戦の理由など誰もわからなくなった全国規模の戦車道を100年間継続していた。
その“全国大会”の末期、黒森峰の一生徒だった主人公「西住みほ」は、
味方の戦車を川に落とすするという不可解な作戦に参加させられる。
作戦中、みほは「素体」と呼ばれる黒森峰最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、
町から町へ、艦から艦へと幾多の「学園」を放浪する。
その逃走と戦いの中で、陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生に関わる更なる謎の核心に迫っていく。

8: 2016/07/18(月) 23:49:09.46 ID:nTwQl5quo

みほ「もしもし紗希ちゃん、どうしたの?」

紗希「………………」

みほ「紗希ちゃん? 無言電話は怖いよ」

紗希「……今夜、そっち………………行っていい?」

みほ「え、私の部屋に?」

紗希「…………」

みほ「(電話越しに頷いてる感じがした)」

みほ「いいよ。30分後からならいつでも」

紗希「ありがと……」


みほ「紗希ちゃんからだった。特に問題無いから2人は寝ちゃって」

沙織「睡眠不足はお肌の大敵だもんね! 明日も麻子を起こさなきゃだし、じゃあねみぽりん!」

優花里「それでは明日も邁進しましょう! おやすみなさいませ!!」

9: 2016/07/18(月) 23:52:21.61 ID:nTwQl5quo

・・・・・・

~みほの部屋~


みほ「ふぅ、やっと帰ってきたっと」ガチャッ

みほ「あれ、鍵が開いてる」キィィ


 キャラ名を記載してください

 直下コンマ一桁奇数→(キャラ名)が部屋の中にいた
 直下コンマ一桁偶数→うっかりみぽりん鍵をかけ忘れていた

10: 2016/07/18(月) 23:53:16.08 ID:nxE/1zEmo
紗希

12: 2016/07/18(月) 23:56:08.57 ID:nTwQl5quo

みほ「あ、もしかして鍵かけ忘れてた!?」

みほ「はぁ……泥棒とかには入られてないよね?」スタスタ

みほ「……………………うん、出た時と変わったところは無し。よかったぁここで誰かいたら紗希ちゃんにまた勘違いさせられるところだった」

みほ「っと、人が来るわけだしちょっとは片付けないと」ゴソゴソ


 ピンポーン


みほ「時間ピッタリ。はーい」ガチャッ

紗希「…………」

みほ「こんばんは。珍しいねこんな時間に」

紗希「…………」ダキッ

みほ「わっ、どうしたの?」

13: 2016/07/18(月) 23:59:03.90 ID:nTwQl5quo

みほ「(なんかこれと同じ構図が小山先輩ともあったなぁ……その時私は紗希ちゃん側だったけど)」

みほ「もしかして家族と喧嘩して家を飛び出したとか?」

紗希「……」フルフル

みほ「じゃあ、誰かにいじめられてるとか!?」

紗希「……」フルフル

みほ「うーん、じゃあどうしたの?」

紗希「………………会いたく、なっただけ……」カァァ

みほ「え?」

紗希「…………迷惑……帰る……」

みほ「そんなことないよ! ただ突然でビックリしちゃっただけだから! ほら上がって」

紗希「……」コクッ

14: 2016/07/19(火) 00:02:17.25 ID:7+8fl1cJo

みほ「はい、コーヒーしか無かった……」コトッ

紗希「……」ズズッ

みほ「それにしても不思議だね。こんな夜遅くに紗希ちゃんと一緒にいるなんて」

紗希「…………恋人、みたい?」

みほ「うん。恋人というより、同棲?」

紗希「!」

みほ「(目に見えて機嫌を良くしてる……)」

紗希「…………」アタフタ

みほ「(携帯で何かを調べている)」

紗希「き、今日は帰りたくないのー……」

みほ「(棒読みだ!)」

15: 2016/07/19(火) 00:07:15.03 ID:7+8fl1cJo

紗希「なんか酔っちゃったみたいー」チラチラ

みほ「(なんか気を遣うような視線……さては紗希ちゃん、携帯でそういう類を調べていたのかな)」

みほ「いやそもそもコーヒーで酔わないでしょ」

紗希「!」

みほ「(そうだった! という顔をされた)」

みほ「えーっと、もしよかったら家に泊まっていく?」

紗希「っ」コクコク

紗希「…………」ポチポチフムフム

紗希「変な事する気でしょー」

みほ「またそうやって調べて……」

16: 2016/07/19(火) 00:13:31.22 ID:7+8fl1cJo

みほ「それに変な事って、どんなことかな?」ズイッ

紗希「っ、…………」

みほ「目をそらさない」

紗希「ぅ……」

みほ「本当はただ会いたいんじゃなくて、最初からそういうことがしたくて来たんじゃないの?」

紗希「っ、ち、ち……」

みほ「ち……? 違う?」

紗希「……………………そう……」カァァ

みほ「紗希ちゃんは素直だね」ナデナデ

紗希「…………」プシュー

みほ「それじゃあお風呂入ろっか」

紗希「!?」

みほ「イヤ?」

紗希「…………入る」

17: 2016/07/19(火) 00:15:39.67 ID:7+8fl1cJo

・・・・・・

~???~


みほ「………………ん? ここは……」

みほ「そういえば紗希ちゃんとお風呂に入って、寝る前にしっぽりムフフして……そのまま寝ちゃったんだっけ……」

みほ「私の部屋……じゃない? ここは……」


 キャプテンバッドエンド設定

 >>直下
 1.修羅場
 2.監禁

 >>↓2
 1.病んだ
 2.刺された

18: 2016/07/19(火) 00:17:21.39 ID:0LfAyE9io
1

19: 2016/07/19(火) 00:17:25.63 ID:t9bAerHCo
1

20: 2016/07/19(火) 00:24:40.15 ID:7+8fl1cJo

典子「みほ」

みほ「わっ!? ってなんだ典子さんかぁ。どうしたの?」

典子「どうしたのって、戦車道の練習も終わったし一緒に帰ろうと思って」

みほ「あ、そうなんだ。じゃあ帰ろっか」

桂利奈「西住隊長! またキスしてあんこうファイブの力を分けてください!」

みほ「は!?」

典子「え?」

紗希「……今日も、一緒に……寝る」

典子「……」

みほ「ええっ!?」

パゾ美「西住さん、もう許して……キスでも、なんでもするから……もう酷いことしないで……」

みほ「ちょ、なにを」

優花里「西住殿ー! 今日もターゲットにした女子を落としてキスして骨抜きにしてメロメロにして依存させて弄びましょうー!」

みほ「優花里ィィィィィィ!!」

21: 2016/07/19(火) 00:28:07.92 ID:7+8fl1cJo

典子「……みほ、言ったよね…………誰のところにもいかないって」

みほ「い、いや……こ、これは……違うの!」

典子「なにが違うの?」

みほ「…………えーっと、のどごしとか」

典子「…………」

みほ「さ、沙織さん助けて!」

沙織「え!? なに聞こえない! 鼓膜が破れてて聞こえなーい!」

みほ「絆創膏貼ってやるから治せ!!!!」

22: 2016/07/19(火) 00:31:23.53 ID:7+8fl1cJo

典子「ふ、ふふ……そっか…………みほ、嘘ついてたんだ」

みほ「の、典子さん……」

典子「なら仕方ないよね……じゃあ」

典子「他の人はぜーんぶ無くして、私とみほしか居なくしちゃえばいいよね」

典子「待ってて。今すぐ……ね」

みほ「なにを、する気なの……?」

典子「ふふ、ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ…………………………」

みほ「ま、待って典子さん! 待って!」

23: 2016/07/19(火) 00:35:13.90 ID:7+8fl1cJo

・・・・・・


みほ「待って!」ガバッ

みほ「!? …………………………」ゼェゼェ

みほ「こ、ここ…………私の部屋?」

みほ「………………………………」キョロキョロ

みほ「ゆ、夢………………かぁ……」ホッ

みほ「(夢にしては生々しかったなぁ……これからはちょっと立ち回りに気を付けないと)」

みほ「あれ、そういえば紗希ちゃん……」

紗希「……?」トコトコ

みほ「あ、先に起きてたんだ」

紗希「……寝言」

みほ「え?」

紗希「>>直下って」


 コンマ一桁奇数→典子さん
 コンマ一桁偶数→のどごし

24: 2016/07/19(火) 00:36:14.33 ID:eHb9U5+Qo

26: 2016/07/19(火) 00:37:56.37 ID:7+8fl1cJo

紗希「典子さん……って」

みほ「えっ!? そ、そんなこと言ってたの!?」

紗希「…………」ジー

みほ「え、あ、えーっと……」

紗希「………………」

みほ「の、典子さんって、誰だろうね」

紗希「アヒルさんのキャプテン」

みほ「うぐっ」

紗希「…………………………」

みほ「あ、実はね、えっと」

紗希「……………………………………」グスッ

みほ「あー! 別にそんなんじゃないよ!」

27: 2016/07/19(火) 00:43:09.27 ID:7+8fl1cJo

みほ「えっと、確かに仲良くなって名前呼びはするけど、紗希ちゃんが今思ったようなことはないよ!」

紗希「…………本当……? 捨てない?」

みほ「大丈夫。紗希ちゃんはずっと私のもの」ギュウウ

紗希「……うん………………」

みほ「(なんか、紗希ちゃんは『捨てられる』という言葉とかに反応する節がある)」

みほ「捨てないよ。紗希ちゃん」

紗希「…………好き…………」

みほ「うん。大好き」

みほ「(捨てるとかそういう単語に気をつけなきゃね)」

28: 2016/07/19(火) 00:47:12.37 ID:7+8fl1cJo

・・・・・・

~登校中~


沙織「おはようみぽりん!」

優花里「おはようございます西住殿ー!」

華「おはようございます」

みほ「おはよう! あれ、麻子さん?」

沙織「今日はおぶってきたの」

麻子「済まない……」

29: 2016/07/19(火) 00:50:11.68 ID:7+8fl1cJo

みほ「あ、そうだ麻子さん」

麻子「ん……?」

みほ「麻子さん、スイーツ好きだったよね?」

麻子「まぁ3度の飯よりという言葉くらいは使っておこう」

沙織「好きなんじゃん」

みほ「じゃあ、ひとつのケーキを食べたらさ、次のケーキを頼むとするじゃない。その時ケーキは同じのを頼む? 違うのを頼む?」

麻子「うーん………………」

沙織「(あ、これもしかして)」

優花里「(これもしかして)」

麻子「気分にもよるが、最近は>>」


 1.同じの
 2.違うの

31: 2016/07/19(火) 00:51:08.40 ID:t9bAerHCo
1

32: 2016/07/19(火) 00:53:41.77 ID:7+8fl1cJo

麻子「最近は同じものを頼む傾向にある、かもしれない」

みほ「なるほど~ありがとね麻子さん」

麻子「うむ……それじゃあ着いたら起こしてくれ」Zzz

沙織「あ、ちょっと麻子!」

華「ちなみに私は同じのを頼みつつ新しいのを頼みます」

優花里「五十鈴殿はそうでしょうね」

みほ「(既に食べた子を…………なら、>>かな)」

35: 2016/07/19(火) 00:54:38.03 ID:y91XcCiko
パゾ美

43: 2016/07/23(土) 20:15:39.58 ID:mpHF21Uko

・・・・・・

~空き教室~


パゾ美「それで……なに? 話って」

みほ「あれあれれ、パゾ美さん忘れたんですか? これ」ピラッ

パゾ美「なっ、なにそれ!?」

みほ「パゾ美さんのカバンからおタバコが飛び出してる写真です(優花里さんが撮ってくれてた)」

パゾ美「どうやって…………まさか、いや、そんな……私にそんなことをする理由がない……」

みほ「理由? ああ、私が沙織さんとかと一緒になってパゾ美さんを陥れようとする理由ですか?」

パゾ美「えっ……!?」

みほ「自分の予感が当たったって顔ですね。まぁあれだけ分かりやすく事が運んだなら、聡明な風紀委員さんなら分かるだろうとは思っていました」

44: 2016/07/23(土) 20:16:11.89 ID:mpHF21Uko

みほ「教えてあげます。私はパゾ美さんを自分のものにしたい。ただそれだけですよ」

パゾ美「は、はぁ!?」

みほ「それに風紀委員の人は外見も好きなんですよ。ちっちゃくて可愛くて」

みほ「ウサギさんチームの子達は子供子供しててまた可愛いんですけど、風紀委員の人達の子供が頑張ってる感もすごく好きなんですよ。パゾ美さんはダウナーな感じがとてもよいですよね。ああほんと落としたい」

パゾ美「(なんか頭が痛くなってきた……)」

みほ「というわけで、パゾ美さんには落ちてもらいます」

パゾ美「いや、それを聞かされて落ちるわけないでしょ……遅刻したくないからそろそろ行ってもいい?」

みほ「それじゃこの写真はばら撒きましょう」

パゾ美「うっ……」

みほ「仕組まれたものとはいえ、こういった物的証拠が学校中にばら撒かれたらパゾ美さんはもちろん、風紀委員全体の印象に響きますよねぇ」

パゾ美「……………………なに、すればいいの……」

みほ「よろしい」ニコッ

46: 2016/07/23(土) 20:20:13.21 ID:mpHF21Uko

・・・・・・

~教室前廊下~


沙織「予鈴まであと10分くらいだね」

優花里「そうですね。イチジク」

沙織「く、クビンカ」

優花里「むっ、そういった単語は私のなのですが」

沙織「ふふふん」

優花里「か、彼氏」

沙織「何のつもりの当て擦りッ!」


 しりとりに夢中になる2人 そこにたまたま誰かが……>>直下

 コンマ一桁奇数→通りかかる
 コンマ一桁偶数→通りかからない

47: 2016/07/23(土) 20:21:58.99 ID:YhfwYJLko
パンツァーフォー

49: 2016/07/23(土) 20:31:37.55 ID:mpHF21Uko

 「でねー!」「あはは!」「間に合ったー!」


優花里「予鈴近いからか、ここを通る生徒が増えましたね」

沙織「まぁ外から教室内は見えないし、こんな空き教室に用がある人もいないでしょ」

優花里「ですね。あれ、向こうからやってくる人……」

沙織「あ、>>50(落とし済み)じゃん」

50: 2016/07/23(土) 20:32:12.03 ID:qnZ52XuCO
キャプテン

51: 2016/07/23(土) 20:35:41.37 ID:mpHF21Uko

典子「あ、おはようございまーす!」タッタッタ

優花里「キャプテン殿、おはようございます」

典子「いやー朝練してたら遅刻しそうになって」ハハ

沙織「廊下走ったら風紀委員に怒られるよ……」

典子「大丈夫大丈夫!」

優花里「(なんかこういう通常モードのキャプテン殿を久々に見た気がします)」

52: 2016/07/23(土) 20:39:40.18 ID:mpHF21Uko

優花里「って、予鈴まであと5分くらいですよ! 急がなくていいんですか?」

典子「そうだった……! また遅刻したら朝練が禁止に……!」

沙織「そんな常習犯なの!?」


 ガタンッ!


沙織・優花里「ッ!?」バッ

典子「ん? 今この教室から音が……確かここ、空き教室のはず」

沙織「え、そ、そうなの!? こ、こわーい! 早く行こう!」

優花里「そ、そうですね! 得体のしれない音のせいで我々が遅刻したら元も子もありません!」


 典子は……>>直下

 コンマ一桁奇数→素直に従った
 コンマ一桁偶数→音が気になった

53: 2016/07/23(土) 20:40:02.99 ID:N+qusR/co
ヘイ

54: 2016/07/23(土) 20:42:57.83 ID:mpHF21Uko
 さっきから99たくさん出てこれが数値系スレだったらよかったと思わんでもない


典子「まぁ確かに」

沙織「でしょ! それじゃあ教室へ行きましょー!」

優花里「(西住殿、人払いの任務は達成したのであとは自分で何とかしてくださいよー……)」

沙織「あ、予鈴まであと3分だ」

典子「まっずーーーーい!!」ダッ

「こらそこ! 廊下は走らない!! 粛清するぞ!!」

55: 2016/07/23(土) 20:45:12.77 ID:mpHF21Uko

・・・・・・


パゾ美「んっ、ンーー!」

みほ「ごめんなさい。つい押し倒しちゃいました」

みほ「いてて、机に脚をぶつけちゃいましたけど、パゾ美さんは大丈夫でした?」

パゾ美「大丈夫、だったから……もう、これ……やめ…………」

みほ「やめませーん」ジュルッ

パゾ美「ひうっ、くっ……やぁ…………」

みほ「抵抗するんですか?」

パゾ美「ッ、しま、せん……」

みほ「ふふふふふふっ…………」

56: 2016/07/23(土) 20:48:32.46 ID:mpHF21Uko

みほ「ふぅ、堪能堪能。予鈴まであと1分てところですかね」

パゾ美「い、行かなきゃ……」

みほ「ですね。私も遅刻は嫌ですし」

パゾ美「…………」ガクガク

みほ「あれ、腰でも抜けました?」ツンツン

パゾ美「ひゃっ、あぁ、っ……!」ビクッ

みほ「可愛いリアクションですねぇ……」

みほ「それじゃ歩くのもままならないでしょうし、肩貸しますよ」

パゾ美「いらない……っ、1人で、行く! あと、写真は……」

みほ「大丈夫です。またお願いしますね♪」

パゾ美「っ……」ガララララ

57: 2016/07/23(土) 20:49:59.70 ID:mpHF21Uko

パゾ美「(うう……上手く歩けない……)」

パゾ美「(でももうすぐ、教室……)」

パゾ美「(はぁ……風紀委員なのに、遅刻しそうになるなんて)」

パゾ美「(いっそ遅刻してもっとアレを……)」

パゾ美「ッ!?」ブンブン

パゾ美「………………ばからしい……」

58: 2016/07/23(土) 20:53:02.33 ID:mpHF21Uko

「それじゃ次の問題を……西住さん」

みほ「はい! 3xです!」

「違います」

沙織「なんかみぽりん調子いいね」

みほ「朝から良い思いできたからかな」

華「良い思いとは?」

みほ「ああ、小さい子を」

沙織「みぽりん!」

華「?」

みほ「…………た、助けたらお礼を言われて、なんか嬉しくて」

華「まぁ! 優しいのですね」

59: 2016/07/23(土) 21:00:21.16 ID:mpHF21Uko

・・・・・・

~放課後・グラウンド~


みほ「んん~パンツァーフォォ~」

優花里「テストも終わって、戦車道の練習も復活でありますね!」

沙織「来年に向けて頑張るーって言っても来年ってなんか想像できないね」

優花里「来年はカメさんが卒業ですし、レオポンさんの内3人もいなくなってしまいます……あと風紀委員の方々も」

みほ「で、次どうしよっか」

沙織「ナチュラルに来るね」

みほ「はいはい練習始まっちゃうし決めよう決めよう」

沙織「せめて練習終わってからとかじゃないの!?」

みほ「ターゲット決めた方がやる気が出るから。というわけで>>直下」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

60: 2016/07/23(土) 21:01:20.12 ID:N89GeNZ/o
2ノンナ

62: 2016/07/23(土) 21:08:53.13 ID:mpHF21Uko

みほ「ノンナさんをいじめ…………一緒に過ごすのが思いのほか楽しかったからまたノンナさんのところに行こうかな」

沙織「今いじめって言ったよね!?」

みほ「言ってないよ。ほら華さんと麻子さんも来たし」

麻子「眠い……が、頑張ろう」

華「今日も頑張りましょう」

みほ「うん。それじゃあ、あんこうチーム乗車ァ!!」

63: 2016/07/23(土) 21:16:10.70 ID:mpHF21Uko

華「今日は射撃精度を高めるための練習でしたっけ」

優花里「アンツィオ戦の前にもやっていたような的当てですね。ウサギさんチームは伸びしろありますし、他の方々も皆さんセンスありますから伸ばすのはいいことかと」

沙織「射撃と言えばノンナさんだね」

華「私はナオミさんのイメージが強いです」

麻子「実はプラウダだとあのロシア人も砲手ができたりする」

沙織「え、そうなの?」

麻子「前にロシア語で『私が撃ちます』と言っていたのを盗み聞きしたことがある」

優花里「ロシア語分かるんですか……」

麻子「前のエキシビションの後、お風呂でなんか言ってたのが気になってな。調べた」

みほ「そうだ!!」

華「きゃっ」カチッ


 ダァン!!


桃「ぎゃあああああああああああああああ!!? お、おい私は生身だ!! 撃つな撃たないでくれぇぇ!!」

華「あ、前を歩いていた河嶋先輩を撃ちそうになってしまいました」

64: 2016/07/23(土) 21:18:03.78 ID:mpHF21Uko

華「みほさんが急に大声を出すから……」

優花里「すみませんまさか撃つとは思わなくて装填もしてありました」

みほ「大丈夫大丈夫。一言謝れば許してくれるよ」

みほ「それより、どうせ射撃訓練をするなら教官が居た方がよくない?」

華「まぁそうですね」

みほ「じゃあ呼ぼう!」

沙織「え?」

65: 2016/07/23(土) 21:21:13.47 ID:mpHF21Uko

・・・・・・

~練習後~


杏「実は今日西住ちゃんから提案があって、今度の金曜日の放課後にウチにプラウダとサンダースから砲撃の教官がやってくることになった!」

あや「プラウダとサンダースって」

あゆみ「ノンナさんとナオミさん!?」

左衛門佐「学ぶことは多そうだ」

みほ「(ククク、こういう理由なら向こうもNOとは言えない。そして、ナオミさんもいるからノンナさんがちょっといなくなったところで練習に支障は無い!!)」

みほ「(完璧すぎて言葉も無い)」

66: 2016/07/23(土) 21:25:29.57 ID:mpHF21Uko

・・・・・・

~木曜日~


杏「西住ちゃん、両校からOKのお返事貰ったよん」

みほ「ありがとうございます」

杏「最近西住ちゃんもアグレッシブで頼りがいがあるねぇ」

みほ「いえそんな」

杏「なんかご褒美あげようか?」

みほ「なんでもいいんですか?」

柚子「会長、この資料に目を通しておいてください」

杏「おっけー……あ、西住ちゃん。ご褒美は干し芋でいいよね!」

みほ「……………………はい」


 生徒会からの帰りの遭遇イベント……直下
 今まで落とした子誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)
 ノンナの途中ですが、忘れてたからここでやります

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

67: 2016/07/23(土) 21:26:33.92 ID:l2qCkFjHo

73: 2016/07/23(土) 21:37:00.87 ID:mpHF21Uko

 コンマ偶数→遭遇せず


みほ「あれ? なんか携帯にメッセージ」


 From:小山先輩
 件名:もしかして

 会長と仲良くなりたいの?


みほ「ああ……あの年上口リはいいものだ……」

みほ「って、小山先輩にそんな文は送れないから……」

みほ「『今でも仲がいいつもりですよ(笑)』っと」

みほ「気が向いたら会長もアリかもね」

74: 2016/07/23(土) 21:39:47.72 ID:mpHF21Uko

みほ「ん? 返信が」


 From:小山先輩
 件名:やっぱり

 みほっておっOい好きだもんね


みほ「……………………」


 To:小山先輩
 件名:無し

 いやおっOいが好きなわけじゃなくておっOいっていうのはおっOい


みほ「ハッ! 私は何を……」

みほ「っていうか、先輩軽く会長をバカにしてる気が」

みほ「…………帰って寝よう」

75: 2016/07/23(土) 21:42:16.52 ID:mpHF21Uko

・・・・・・

~金曜日~


会長「というわけで今日はよろしく!」

ノンナ「よろしくお願いします」

ナオミ「よろしく」

桃「どちらも1人で来たのか?」

ノンナ「はい。カチューシャはクラーラに預けてきました」

桃「保育園か!!」

ナオミ「私も1人。隊長やアリサも来たがってたけど色々忙しいみたいでね」

柚子「2人ともありがとうございます」

76: 2016/07/23(土) 21:45:19.81 ID:mpHF21Uko

華「今日はよろしくお願いします」

あや「なんかナオミさんの方が優しく教えてくれそう……」

あゆみ「そうかな? ノンナさんは的確そう」

左衛門佐「どちらも月刊戦車道に特集を組まれるほどの砲手だから、そういった心配はいらんだろう」

ホシノ「レオポンの砲撃は当てないと勿体ないし、ここは学んでおこうか」


みほ「お2人とも、今日はありがとうございます」

ノンナ「ッ、いえ……」プイ

みほ「(あ、根に持たれてる)」

ナオミ「あ、そうそう」ヒソヒソ

みほ「?」

ナオミ「アリサが寂しがってるから、たまにはメールとか電話じゃなくて直接会ってあげた方がいいよ」ヒソヒソ

みほ「ふふっ、ありがとうございます」

77: 2016/07/23(土) 21:48:32.56 ID:mpHF21Uko

ノンナ「それでは私達でそれぞれの車輌を回り、砲撃の指導をしていきます」

ナオミ「質問とかあったら何でも言ってね」

優季「好きなタイプとかありますか~?」

ノンナ「カチューシャです」

ナオミ「可愛い女の子なら誰でも。例えば君のようなね」キラン

優季「キャー!」

桃「さっさと始めろ!!」


みほ「(さて、ノンナさんをどうイジメ……じゃない。どうイチャつこうかな)」

みほ「(練習中にセクハラもよし、抜け出してムフフもよし……うーん迷う)」


 練習中のイベント……>>79

92: 2016/08/04(木) 22:40:10.97 ID:ZUHdMQVTo

みほ「(うーん、適当にセクハラしてもノンナさんの心の壁は破れなさそうだなぁ……)」

みほ「(西住流接吻術は受けたから次キスすれば普通に体は落ちるんだけど、それだと面白くないよね)」

みほ「(ここはノンナさんの好感度を稼ごう)」


みほ「それじゃあまずノンナさんとナオミさんの興味のあるチームからお願いします」

ノンナ「はい」

ナオミ「OK」

93: 2016/08/04(木) 22:40:57.70 ID:ZUHdMQVTo

ノンナ「では、まずあなた方」

梓「わ、私達ですか!?」

ノンナ「ええ。ちいさ…………この前のエキシビションでご迷惑をおかけしたので」

梓「そんな! あの時は私達調子に乗ってて……あそこでやられていたからこそ私達、自分なりの戦い方を見つけられたんです!」

あや「お、お手柔らかに~」

あゆみ「優しく教えてください!」

ナオミ「アメリカ戦車が取られた……じゃあそこの」

カエサル「私達か?」

ナオミ「たまには固定砲塔も、ね」

左衛門佐「よろしくお頼み申す!」


華「私達は待機ですね」

みほ「うん」チョンチョン

沙織・優花里「?」

みほ「(集合)」クイッ

94: 2016/08/04(木) 22:41:33.34 ID:ZUHdMQVTo

沙織「急に親指で『ツラ貸せや』的なポーズしたときは何事かと思ったよ」

優花里「ノンナ殿をどうするか決めたんですか?」

みほ「うん。今のままだと強姦もいいところだから好感度を稼ごうと思うの」

優花里「むしろ無理やりじゃなかった方が珍しいと思うんですけど」

みほ「優花里さん明日からオープントップに乗ってね。家にあるマルダー対戦車自走砲貸してあげるから」

優花里「すみませんすみませんすみませんすみませんすみません」

沙織「それで、どうやってノンナさんの好感度を上げるかって?」

みほ「そうなの! 流石沙織さん話が早い」

沙織「伊達にみぽりんの狂気を見てないからね」

95: 2016/08/04(木) 22:42:09.89 ID:ZUHdMQVTo

優花里「好感度ですか……贈り物とかどうですか? シミュレーションゲームだと戦争してる相手でも贈り物しまくれば好感度上がって同盟組めますし」

みほ「いや人間はシミュゲーのシステムじゃないから無理でしょ」

沙織「みぽりん、その言葉は紗希ちゃんを落とそうとした時のみぽりんに言ってあげたいよ」

優花里「私は西住殿になら何をされても好感度が上がりますが……」

沙織「それはゆかりんがみぽりんのこと好きだからでしょ? 嫌いな相手にされて嬉しいことって……土下座くらい?」

優花里「嫌いな相手にされて嬉しいこと……というか、嫌いな人なら何をされても嫌ですよ」

みほ「だよね……だから私からアクションが起こせないの」

優花里「では、好感度が上がらざるを得ない状況を作ってみてはどうでしょうか」

みほ「どういうこと?」

優花里「ほら、つり橋効果ってやつですよ」

沙織「窮地に立たされると一緒にいる人を好きになっちゃうアレだね!」

優花里「例えば……練習中に何かしらの事故が起きて、それに巻き込まれそうになったノンナ殿を西住殿が救うんです」

みほ「それすっごくいいね! でも事故なんてそうそう起こらないし……」

優花里「起こせばいいんですよ」

みほ「今日の優花里さんめちゃくちゃ冴えてるね」

96: 2016/08/04(木) 22:42:39.11 ID:ZUHdMQVTo

優花里「戦車道は安全に配慮されているとはいえ、それを扱うのは年端も行かぬ人間です。ちょっとした事故ならありえますよ」

沙織「ええぇー戦車道って安全じゃないの!?」

みほ「初めて麻子さんがⅣ号に乗ってくれたとき、麻子さんが気付かなかったらミンチだったよ? それくらいの危険はあるよ」

沙織「うわぁ……」

みほ「じゃあ適当にⅣ号でノンナさんを轢きかけようか。そこを私が華麗に助ける」

優花里「冷泉殿のミスに仕立て上げるんですね」

みほ「それは流石に麻子さんがとばっちりだから、私が安全確認を怠ったことにするよ」

優花里「しかし他の人々の目もありますが」

みほ「そこはⅣ号だけ他の戦車と離せばいいよ。あと前向きに突っ込むのは流石に麻子さんも見えてるだろうからバックしたところに……って感じでいくよ」

97: 2016/08/04(木) 22:43:07.29 ID:ZUHdMQVTo

・・・・・・

~数十分後~


ノンナ「ふぅ、次は……」

華「あ、すみませーんこちらお願いしますー」

ノンナ「あれはⅣ号……どうしてあんなに遠くに?」スタスタスタ

みほ「(よし、あとは麻子さんに後退を促すだけ)」

みほ「(いつも通り皆無線は繋がってるし、ボソッと言うだけでも麻子さんは指示に従ってくれるはず)」

みほ「あ、ノンナさん、ちょっといいですか? Ⅳ号の後部にあるこの部分が……」

みほ「(とりあえず私以外がノンナさんを助ける可能性を排除するために、私とノンナさんだけでⅣ号の後ろにつく!)」

ノンナ「っ……どうしました?」

みほ「(壁を感じる。まぁいいけど)」ニヤッ

ノンナ「(この人は……どの顔で私に…………)」

98: 2016/08/04(木) 22:43:34.49 ID:ZUHdMQVTo

みほ「ここが……なんかおかしくて」

ノンナ「残念ながら、私はドイツ戦車にはそれほど明るくありません」

みほ「え、ここですよ。戦車乗りなら誰でも――」

ノンナ「どうせ、誰も見ていないからと私にこの前のようなことをさせるつもりでしょう」

みほ「え? この前?」

ノンナ「ッしらばっくれると……!?」

みほ「ああ、この前のですね。ノンナさんが気持ちよさそうにしていた」

ノンナ「違います。そもそも、私はあのような愛の無い行為は……」

みほ「愛は、ありますよ」

ノンナ「どうだか……」

99: 2016/08/04(木) 22:44:12.71 ID:ZUHdMQVTo

みほ「どうしたら信じてもらえますか?」

ノンナ「まずカチューシャから手を引いてくだされば考えます」

みほ「駄目です。2人とも私のです」

ノンナ「そんなことばかり言っているから信じられないんですよ。ついこの間まではカチューシャのよき友達として信頼していたのですが……」

みほ「それよりノンナさん、見てください! 四葉のクローバーですよ!」

ノンナ「人の話を聞いてください! ……どれですか?」

みほ「(かかった!)」

みほ「これです! これ!」

ノンナ「摘んでカチューシャにプレゼントしましょう」ガサゴソ

100: 2016/08/04(木) 22:44:39.45 ID:ZUHdMQVTo

みほ「麻子さん、後退」ボソッ

麻子『え、いいのか? 2人ともすぐ後ろにいるんじゃ……』

みほ「ちょっとしたバックのテストだから、5mくらい後退して」ヒソヒソ

麻子『分かった』


 ガチャッ、グォォォオオ!!


ノンナ「ッ!?」

みほ「ッ、ノンナさん危ない!!」バッ


 みほは……>>直下

 コンマ一桁奇数→華麗にノンナを助けた
 コンマ一桁偶数→逆にノンナに助けられた

102: 2016/08/04(木) 22:52:09.25 ID:ZUHdMQVTo

みほ「(Ⅳ号がノンナさんに殺到ッ! アブナイッッ!)」

みほ「(ノンナさんの胴体を腕で輪を作るようにして捕まえるッ!)」

みほ「(ついでに双丘の感触を堪能ッッ!!)」サワサワ

みほ「(そして掴んだまま一気にその場から跳び退きⅣ号を回避ッッ!!)」

みほ「(着地点ではノンナさんを押し倒す体勢ィィッ!)」

ノンナ「うっ……うぅぅ……」

みほ「ノンナさん、大丈夫ですか!?」

ノンナ「は、はい…………どこも、打っては……」

みほ「よかったぁ……」ホッ

ノンナ「…………」

みほ「どうしました?」

ノンナ「いえ……あなたがこんなことをしてくるとは思わなかったので……」

みほ「(ッ、『こんなこと』!? ま、まさか私の作戦がバレ――)」

ノンナ「助けていただき、あ、その……ありがとうございます……」

みほ「(あ、こんなことってつまり助けられるとは思ってなかったってことね……)」

103: 2016/08/04(木) 22:57:15.63 ID:ZUHdMQVTo

みほ「いえ……私のノンナさんにもしものことがあったらって思ったら……体が勝手に」

ノンナ「っ、勝手に所有物にしないでいただけますか?」

みほ「え、違うの?」

ノンナ「違います」

みほ「これでも?」チュッ

ノンナ「ッ! ちょ、んうっ……!」

ノンナ「(しまった……押し倒される体勢で、抵抗ができない……!)」ジタバタ

みほ「(すぐに皆戦車から出てくるだろうから、短い間だけど、その分楽しむとしようかな)」

ノンナ「(は、早く……Ⅳ号から、人、出て、来て…………じゃないと、私……)」トロン

みほ「プハッ……そろそろ皆出てくるかな?」

104: 2016/08/04(木) 23:01:30.34 ID:ZUHdMQVTo

沙織「わーみぽりんだいじょうぶー」

優花里「にしずみどのがーのんなどのがーたいへんでありますー」

みほ「(2人のあの棒読みはなんなの……)」

華「どうやらうっかり轢かれかけたらしいですね」

麻子「だ、大丈夫か!?」バッ

みほ「麻子さん、ごめんね……私が安全確認ちゃんとしなかったからノンナさんに迷惑かけちゃった……」

麻子「そんなことない、私のせいだ……私が……」ガタガタ

みほ「麻子さん?」

沙織「み、みぽりん! 麻子は事故で両親を亡くしてるから……」ヒソヒソ

みほ「あっ、そういうシチュエーションになるとトラウマが……?」ヒソヒソ

沙織「うん……私もすっかり忘れてた。ごめん、麻子には後で私からアフターケアしておくから」ヒソヒソ

みほ「お願い……」ヒソヒソ

105: 2016/08/04(木) 23:04:25.56 ID:ZUHdMQVTo

優花里「それより、お2人ともお怪我は?」

ノンナ「ッ(か、顔隠さないと……)」バッ

沙織「ノンナさん、もしかして、顔に!?」

ノンナ「い、いえ……西住さんに助けられたので、無傷です」

みほ「(ノンナさん、トロ顔見せたくないからって可愛い真似するなぁ)」

ノンナ「それよりも……少し、失礼します」スクッ

みほ「大丈夫ノンナさん? 足、よろけてるけど」

ノンナ「こっこれは……問題ありません。しばし、お待ちを……」スタスタ

沙織「校舎の方に行っちゃったね。トイレかな?」

華「そういう言い方よくないですよ」

みほ「……」ニヤッ

106: 2016/08/04(木) 23:05:38.14 ID:ZUHdMQVTo

・・・・・・


ノンナ「(まずい、まずいまずいまずい……)」

ノンナ「(このままでは、私は塗り替えられてしまう……!)」

ノンナ「(もし次同じようにされたら……きっと、堕ちてしまう……)」

ノンナ「(それだけは、いけない……それだけは……!!)」

ノンナ「………………」

107: 2016/08/04(木) 23:06:55.42 ID:ZUHdMQVTo

・・・・・・

~夕方~


桃「よーし! 今日はここまで!! 各々何かしら掴んだものがあるだろう。それを伸ばし、武器とするように!」

「「「「「はーい!!」」」」」

桃「本日は改めて礼を言う」

ノンナ「いえ」

ナオミ「いつでも歓迎するよ」

みほ「(ノンナさんもう元に戻っちゃった)」

108: 2016/08/04(木) 23:08:29.76 ID:ZUHdMQVTo

みほ「お2人とも、ありがとうございます」

ノンナ「………………いえ……」

ナオミ「またね」

みほ「アリサさんによろしく伝えてください」

ナオミ「うん。そうしとく」フフ

桃「帰りは私が送っていく。貴様らは解散!」

109: 2016/08/04(木) 23:11:49.69 ID:ZUHdMQVTo


・・・・・・


沙織「んー終わった終わった」

麻子「……」

沙織「もう麻子、いつまでも気にしないの! みぽりんだってノンナさんだって大丈夫って言ってたじゃん!」

麻子「ああ……」

沙織「もう…………みぽりんごめん、私麻子と先に帰るね」

みほ「私達も行こうか?」

沙織「大丈夫。麻子は私にまかしといて! それじゃ!」

110: 2016/08/04(木) 23:13:26.65 ID:ZUHdMQVTo

優花里「行っちゃいましたね」

華「それでは私も今日は失礼します。今日は母から荷物が送られてくるので早めに帰らないと」

みほ「あ、うん。また明日ね華さん」

優花里「お疲れ様です!」

華「はい。2人もお疲れ様です」スタスタスタ

優花里「どうします西住殿、今日のところは我々も解散としますか」

みほ「そうだね」


 デーレーデーレーデッデデデッ


みほ「あ、電話だ。もしもし?」


 練習帰りの遭遇イベント……直下
 今まで落とした子誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

112: 2016/08/04(木) 23:20:41.16 ID:ZUHdMQVTo

パゾ美『もしもし』

みほ「あれパゾ美さんどうしたの?」

パゾ美『委員会で今日練習に参加できなかったから……どんな感じだったかなって思って』

みほ「そど子さんに聞けばいいじゃない」

パゾ美『そ、それは……別に、声が聴きたいとかじゃないから。それじゃ』ピッ

みほ「あれ、切れちゃった……うーん、休んだ生徒のために議事録というか、今日の練習まとめとかを作ってみるのもいいかなぁ」

優花里「に、西住殿が真面目に戦車道を……!」

みほ「私隊長だし」

113: 2016/08/04(木) 23:22:50.71 ID:ZUHdMQVTo

みほ「大人しく帰ろうか。沙織さんもいないし」

優花里「むっ……西住殿は武部殿がいるかいないかで行動を決めるんですか?」

みほ「沙織さんはパートナーだから」

優花里「そういう関係でしたっけ!?」

みほ「ああ、共犯者って意味でね」

優花里「そうでしたね……」

優花里「(武部殿、なんやかんやと西住殿のオンリーワンになってて羨ましいです)」

みほ「まあ優花里さんも同じだけどね」ナデナデ

優花里「そうですよね!」パァァ

優花里「(いやー2人で西住殿のオンリーワンであります!)」

114: 2016/08/04(木) 23:27:39.25 ID:ZUHdMQVTo

・・・・・・

~翌朝~


みほ「ん…………痛っ」ズキッ

みほ「こ、腰が…………」

みほ「あれ、立てない…………!?」

みほ「あれれっ…………!? ふぎっ」ズキッ

みほ「いたた! ま、まさか昨日、ノンナさんを助けた時に腰を痛めた!?」

みほ「だから昨日の帰り道妙に体が重かったんだ……!」

みほ「不覚……っ、西住流ともあろう私が、こんな無様……!」

みほ「………………とりあえず沙織さんに電話しよう」

115: 2016/08/04(木) 23:30:48.02 ID:ZUHdMQVTo

沙織『ええっ!? 大丈夫?』

みほ「明日には…………とは言えないかもしれないけど、今日はちょっと動けなさそう」

沙織『じゃあゆかりんには私が……』

みほ「あ、私から言っておくよ。確か今日は戦車道の練習も無かったしタイミングいいっちゃいいのかな?」

沙織『腰痛に良いも悪いもないよぉ……麻子にはどう言おうかなぁ』

みほ「あんまり心配させないようにお願いね」

沙織『分かってるって。それじゃあね!』ピッ

みほ「ふう…………さて、優花里さんにも知らせ――」


 ドドドドドドドド!


優花里「西住殿、大丈夫ですか!?」バァン

みほ「えええぇぇ……」

116: 2016/08/04(木) 23:34:26.12 ID:ZUHdMQVTo

みほ「なんで私が腰痛めたこと知ってるの?」

優花里「勿論この部屋にも盗聴器を仕掛けてあるからです」

みほ「全部とっぱらって」

優花里「でも取り除いたらここでコトに及んだ時に録音できませんよ?」

みほ「うぐっ……じゃ、じゃあせめてプライバシーは守らせて」

優花里「はい~極力努力します~~」ニヘラ

みほ「(あ、これ改善されないやつだ)」

優花里「というわけで看病します!」

みほ「駄目だよ! 優花里さんは学校に行って!」

優花里「えっ、何故ですか……私じゃだめですか?」ウル

みほ「あ、いや違うの。優花里さんは私に付き合ってるせいで中間テストも赤点取っちゃったじゃない……だから、これ以上優花里さんに学業面で迷惑はかけられないよ」

優花里「西住殿……」

みほ「ね?」

優花里「……分かりました。では学校に行ってきます」

みほ「ありがとう」

優花里「何かあったらいつでも言ってください! 飛んできますから!」

117: 2016/08/04(木) 23:37:06.03 ID:ZUHdMQVTo

・・・・・・

~午前~


みほ「ちゃんとした理由で学校休むの久しぶりだなぁ~」

みほ「あ、この番組この時間にやってたんだ。子供の頃見たことあったけど、時間とか気にしてなかったし」

みほ「懐かしい! こんなだったなぁ」


 ピンポーン


みほ「え、誰? 配達?」

みほ「う、ふぐぐ……!」ヨロヨロ

みほ「あ、歩けない…………い、いや……気合で…………どうにもなら、ない!」

みほ「ぐおおおおぉぉぉおおお…………這って行くしか……」ズリズリ


 ガチャッ


みほ「か、鍵……開けましたー……って、>>119」ゼェゼェ


 今まで落としたキャラ内で

119: 2016/08/04(木) 23:44:39.82 ID:EHqwnQ04O
柚子

120: 2016/08/04(木) 23:48:56.16 ID:ZUHdMQVTo

柚子「ぜぇ、ぜぇ……」

みほ「小山先輩……?」

柚子「っ、みほ!」ダキッ

みほ「あ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」ズキズキズキ

柚子「あ、ごめんなさい……」

みほ「な、なんでここに?」

柚子「みほが腰痛で休みって聞いて」

みほ「沙織さんに?」

柚子「ううん、出欠リストを見てきたの。生徒会ってそういうのも見れるから」

みほ「(生徒会って……)」

みほ「って、学校は!?」

柚子「急病ってことにして早退してきたわ!」

みほ「駄目だよ!!」

121: 2016/08/04(木) 23:51:19.43 ID:ZUHdMQVTo

柚子「その調子だとひとりじゃご飯も作れなさそう……よかった、一応体にいい感じの食材買って来たから、ご飯作ってあげるね!」

みほ「あ、ありがとうございます」

柚子「むー……みほ、2人の時は?」

みほ「あっそうだったね……ありがとう、柚子お姉ちゃん」

柚子「うん!」

みほ「(まぁ、厚意を無駄にするのはアレだもんね)」

柚子「今から作るから、お昼ご飯には間に合うと思うよ」

みほ「何作ってくれるんだろう……楽しみ!」

柚子「ふふっ、待っててね」

122: 2016/08/04(木) 23:53:30.63 ID:ZUHdMQVTo

・・・・・・

~昼~


柚子「…………うん、もうすぐ出来上がるかな」

みほ「このにおい……いいにおい…………食欲が……」

柚子「学校はそろそろ昼休みだね」

みほ「ですね。なんか不思議な気分」

柚子「本来なら学校にいなきゃいけない時間だものね」アハハ


 ピンポーン


みほ「ん?」

柚子「私が出るね。みほはそこにいて」

みほ「…………」ダラダラ

柚子「はーい」ガチャッ

>>124「あっ」


 今日はここまで間が空いてしまったことはホントウニスマナイトオモッテイル

124: 2016/08/04(木) 23:56:56.14 ID:UKsR2dmhO
ペコ

133: 2016/08/08(月) 23:50:49.29 ID:M3osw1dBo

柚子「あれ?」

オレンジペコ「え、えっと……?」

オレンジペコ「ま、間違えました。じゃあ西住さんのお部屋は……」

みほ「ペコさん?」

オレンジペコ「西住さん!」

柚子「確かグ口リアーナの……」

オレンジペコ「オレンジペコです。大洗の小山柚子さんですよね?」

柚子「はい。覚えていてくれているんですか?」

オレンジペコ「大洗はライバルですから、一応戦車道の生徒のことは」

134: 2016/08/08(月) 23:51:23.04 ID:M3osw1dBo

みほ「それよりペコさん、どうしてここに?」

オレンジペコ「う…………じ、実は今日、ウチの学校は創立記念日で休みなんです」

みほ「ほえー」

オレンジペコ「だからせっかくなので、大洗に…………西住さんに会いに来ようと」

柚子「ん?」

みほ「(あっ)」

135: 2016/08/08(月) 23:51:53.69 ID:M3osw1dBo

みほ「う、嬉しいな! でも今、私動けなくて……」

オレンジペコ「えっ、なにかあったんですか!?」

柚子「まぁまぁ。立ち話もなんだし、入りますか? 今お昼ご飯作っているので、もしよければオレンジペコさんも」

みほ「うん、そうしたらいいと思う」

オレンジペコ「わ、分かりました……?」

みほ「(だ、大丈夫……小山先輩は私が誰かと仲良くするのを応援すると言ってくれた……それに姉代わりとしてのポジションだから、ペコさんが恋人だと口を滑らそうと変な状況に陥ることは無いハズ……!)」

136: 2016/08/08(月) 23:52:48.90 ID:M3osw1dBo

オレンジペコ「そうだったんですか……練習で腰を痛めて……」

みほ「はい……だから学校にも行けずにこうして休んでます」

みほ「(オレンジペコさんの私服……ふひひ……)」

オレンジペコ「知っていれば湿布とか持って来たんですけど……」

みほ「あはは、昨日痛めたことだし仕方ないですよ。こっちこそ今日来るって知ってたら昨日無理はしなかったのに」

オレンジペコ「う……い、色々な雑誌を読んだところ、恋人は相手を驚かせるのが大切って書いてあったので」

みほ「(沙織さんが言ってた『サプライズ』ってやつかな?)」

オレンジペコ「嫌、でした?」

みほ「全然! 嬉しかったです」ニコッ

オレンジペコ「本当!? よかったぁ」ホッ

137: 2016/08/08(月) 23:53:57.06 ID:M3osw1dBo

柚子「はい、できましたっと」ゴトッ

みほ「も、モツ鍋……!?」

オレンジペコ「お昼から豪勢ですね」

柚子「みほの体のためだから、オレンジペコさんもどうぞ食べて!」

オレンジペコ「はい! いただきます」

みほ「いただきます」

オレンジペコ「こんな美味しそうなご飯を食べられるだけで大洗に来てよかったです……!」

みほ・柚子「(聖グロの食生活って一体……)」

138: 2016/08/08(月) 23:54:54.40 ID:M3osw1dBo

オレンジペコ「…………! 美味しい!!」

柚子「よかったぁ」

みほ「確かに美味しい!」

柚子「うふふ、みほに美味しいって言ってもらえると嬉しいなぁ」

オレンジペコ「……?」

みほ「いっつつ……」

オレンジペコ「あ、大丈夫ですか?」

みほ「うん、美味しくて思わず体を動かしちゃった」

柚子「無理は駄目よ?」

みほ「(はー平和……この平和……)」

139: 2016/08/08(月) 23:55:35.82 ID:M3osw1dBo

オレンジペコ「西住さんは本当に皆さんから好かれているんですね」

みほ「えっ?」

オレンジペコ「だって、小山さんからも『みほ』って親しげに」

みほ「あ、あはは! ま、まぁね(ファーストネームで呼ばれるのは落とした子からだけど……)」

オレンジペコ「なのに私は名字で……」ボソッ

柚子「?」

みほ「ぺ、ペコさんも私のこと名前で呼べばいいじゃないですか!」アセアセ

オレンジペコ「えっ、い、いいんですか?」

みほ「うんうん!」

140: 2016/08/08(月) 23:56:03.93 ID:M3osw1dBo

オレンジペコ「じゃ……じゃあ…………み、みほ、さん?」

みほ「うん!」

柚子「ふふ、2人とも仲がいいわね」

みほ「うん、私、ペコさんと仲良しになりたいから!」

オレンジペコ「仲良しというか……恋人ですけど」モジモジ

柚子「えっ?」

みほ「(くっ、いつか言うとは思っていた! だけど小山先輩なら…………)」

141: 2016/08/08(月) 23:56:59.55 ID:M3osw1dBo

柚子「みほの恋人?」

オレンジペコ「は、はいっ……みほさんから、その、告白されて」

柚子「ふぅん……」

みほ「えへへ、そう、なんだ(頼む、頼む頼む!!)」

柚子「>>直下」

 
 柚子ちゃんは依存度3なのでかなり好意的に捉えてくれるはずです

 コンマ00~89→仲良くなれてよかったね!
 コンマ90~99→でも、ふさわしいのかな?

142: 2016/08/08(月) 23:59:25.24 ID:jLYzB48do
そい

143: 2016/08/09(火) 00:04:36.18 ID:187qt+Tro

柚子「ふふ、そっか。仲良くなれてよかったわね、みほ」ナデナデ

オレンジペコ「!?」

みほ「は、はは……ありがと」

オレンジペコ「な、ななな……なんで頭を!?」

みほ「小山先輩は、その……ちょっと特別で」

オレンジペコ「特別……!? ま、まさか…………ふたまた……」

みほ「違いますよ!!」

柚子「そうそう。私はみほのお姉ちゃん代わりですから」

オレンジペコ「お姉ちゃん代わり?」

柚子「みほは本当はお姉ちゃんに甘えたいんだけど、あの黒森峰……チッ、あの学校には戻れないから、こうして私が甘えさせてるんです」

オレンジペコ「え、ええぇぇー……」

144: 2016/08/09(火) 00:06:52.80 ID:187qt+Tro

柚子「でも大丈夫。別にオレンジペコさんから取ったりはしないから」

オレンジペコ「えっ、わ、私は別に!」

みほ「ペコさんはペコさんだから、私の恋人」ニコッ

オレンジペコ「は、はい……」カァァ

みほ「(はは、すっごいプラトニック。ここにドロドロは存在しない……)」


 ピンポーン


みほ「ん?」

145: 2016/08/09(火) 00:09:20.19 ID:187qt+Tro

柚子「あら、また誰か……」

オレンジペコ「なにかの配達でしょうか?」

みほ「…………」ダラダラ

みほ「(い、いけない…………腰だけじゃなくて、胃まで痛くなってきた…………)」

オレンジペコ「みほさん大丈夫ですか? お腹を押さえてる……」

柚子「もしかして、私の作った料理があたった!?」

みほ「い、いや……大丈夫、大丈夫ですから…………」


 ピンポーン


柚子「とりあえず私出るね」スタスタ

オレンジペコ「はいお水」

みほ「う、うん……」ゴクゴク

柚子「はーい、って、>>147さん?」

146: 2016/08/09(火) 00:18:38.10 ID:Hht3RlN3O
キャプテン

149: 2016/08/09(火) 00:30:17.00 ID:187qt+Tro

柚子「プラウダ高校のノンナさんじゃないですか」

ノンナ「Здравствуйте」

みほ「はぁぁぁぁ!?」ガタッ

みほ「うっ、こ、腰が!」

オレンジペコ「みほさん!」サスサス

柚子「どうしたんですか? 昨日帰ったのでは……」

ノンナ「ええ、確かに昨日帰りましたが……」チラッ

みほ「うごごご……」ズキズキ

ノンナ「助けられて礼もせずとはプラウダの名折れ、とカチューシャ隊長に言われたので」

柚子「そうだったんですか」

ノンナ「(……本当はそんなこと言われてないんですが)」


・・・・・・

~プラウダ~


カチューシャ「ノンナー! ノンナはどこー!?」

クラーラ「今日はお休みするらしいですよ」

カチューシャ「ソンナー!」


・・・・・・

151: 2016/08/09(火) 00:39:49.14 ID:187qt+Tro

ノンナ「それで、お礼の品を西住さんに渡しに来たのですが……なにかありましたか?」

柚子「それが……昨日の練習中に腰を痛めてしまったようで」

ノンナ「ッ…………!」

みほ「き、気にしないでください! 私は元気……っつぁーぁぁぁぁ……」

ノンナ「…………気に、します……」

柚子「え?」

ノンナ「おそらくそれは、私が原因ですから」

オレンジペコ「ノンナさんが?」

ノンナ「…………」

柚子「と、とりあえずあがりますか?」

ノンナ「……では、そうさせていただきます」

152: 2016/08/09(火) 00:45:37.78 ID:187qt+Tro

 表記忘れがありましたが現在のノンナの依存度は2です


みほ「す、すみませんさっきまでご飯食べてたから、におうでしょしばらくコンビニにでも行ってていいですよ」

ノンナ「気にしません」

みほ「(テーブルの対面にノンナさん。そして……)」

ノンナ「……それよりも、何故あなた方2人は西住さんの両脇に?」

オレンジペコ「えっ、あ、そ、そういうことです」カァァ

ノンナ「どういうことです…………ッ、まさか……」ギロッ

みほ「(ぐおおお……!! ま、まずい!)」

みほ「(腰の状態が万全ならここで2人の肩に腕を回して『俺の女だ』的な宣言できたけど、この状態……逃げられない…………非常にマズい……!)」

153: 2016/08/09(火) 00:51:54.12 ID:187qt+Tro

みほ「(非常にまずい非常にまずい)」

みほ「あ、小山先輩……お、お茶をお出しして…………冷蔵庫にあるから……」

柚子「え、あ、はい」スクッ

みほ「(とりあえず2人きりになろう……)」

柚子「あれ、冷蔵庫からっぽだけど」

みほ「あっ! 買い置きが無かった……! 今から買ってくる、っつっ……!」

柚子「私が買ってくるよ。お茶でいいかな?」

みほ「ペコさんも行ってもらっていい? 1人だとなんかパシリみたいで……」

オレンジペコ「分かりました。帰ったら褒めてくれます?」

みほ「うん」ニコッ

オレンジペコ「はい! 行きましょう小山さん」

154: 2016/08/09(火) 00:54:37.89 ID:187qt+Tro

 ガチャ、バタン


みほ「………………」

ノンナ「………………」

みほ「先に言っておきますけど、これは別に昨日のアレが原因じゃ――」

ノンナ「西住さんはただの練習で腰を痛める程ヤワではないでしょう。嘘を言わずとも、大丈夫です」

みほ「……でも」

ノンナ「私が罪悪感を抱かないよう、気を遣ってくれているのですか?」

みほ「…………」

ノンナ「お優しいのですね。そこだけは」

みほ「ぐ……」

ノンナ「あの2人、友達というには随分距離が近かったようですが……?」

155: 2016/08/09(火) 00:58:28.25 ID:187qt+Tro

みほ「…………はは、ノンナさんに隠す必要も無いか」

ノンナ「やはり……! あなたは私とカチューシャにそういうことをしておきながら……!!」

みほ「ペコさんは恋人、小山先輩は姉代わり……そうやって私は2人を落としてきましたよ」

ノンナ「あなたの目的はなんですか! この前は私とカチューシャを、一緒に………………と!」

みほ「あれは嘘じゃないですよ。ノンナさんとカチューシャさん、それにあの2人……私はすべてを手に入れる」

ノンナ「………………そうですか、ようやく分かりました。あなたが何をしたいのかが」

みほ「どうしますか? 止めますか? ここで」

ノンナ「……いえ、そんなことを言いに来たのではありません。私はあなたに謝りに来ました。まずは昨日、私を助けてくださった際にそのような怪我をして……本当に、すみません……ありがとうございます」ペコッ

みほ「(別に自業自得というか、まぁいいか……そこまでバラさなくても)」

156: 2016/08/09(火) 01:02:44.31 ID:187qt+Tro

ノンナ「あなたが今言ったことは、私には理解できません。しかし……あなたが優しい人だと、私にも分かります……カチューシャが気に入ってるくらいですから」

みほ「…………」

ノンナ「………………」

みほ「……今の私は抵抗ができません。ノンナさんが私にこれからは誰にも手を出すなと脅せば、私はなす術がないでしょう」

ノンナ「ええ、そうですね……」

みほ「さぁ、どうしますか?」

ノンナ「西住さん」

みほ「?」


 ドサッ


みほ「っ……」

ノンナ「………………」チュッ

157: 2016/08/09(火) 01:04:38.91 ID:187qt+Tro

みほ「っ、ノンナ、さん?」

ノンナ「はぁっ、はぁっ…………やはり、これ……っ」

ノンナ「これ、でないと…………!」

みほ「あの」

ノンナ「黙っていてください」

みほ「…………」

ノンナ「今は、私のされるがままにしてください」

みほ「押し倒してこんなこと、強姦と変わりませんよ?」

ノンナ「よく言う……私に同じことをしたくせに」

みほ「ははは」

158: 2016/08/09(火) 01:06:51.04 ID:187qt+Tro

みほ「(ククッ、なぁんだ……やっぱりノンナさんも落ちてるじゃない)」

みほ「(この調子でカチューシャさんも……ククク)」

ノンナ「(私は……何をやっているのでしょう…………)」

ノンナ「(しかし、これを……っ、体が、求めてしまう……!)」


 その時……>>直下

 コンマ一桁奇数→2人が帰ってきた
 コンマ一桁偶数→ドアチャイムが鳴った

159: 2016/08/09(火) 01:09:49.90 ID:vaGgs6Q/0
素麺

161: 2016/08/09(火) 01:12:25.38 ID:187qt+Tro

ノンナ「ハァ、ハァッ……!」

みほ「ノンナさん、それじゃあ足りないでしょう? 私がもっと――」


 ピンポーン


みほ「ッ!?」

ノンナ「っ、人……?」

みほ「(おかしい、2人が帰ってきたならチャイムを鳴らさず鍵を開けて入ってくるはず……)」

みほ「……中断、ですね。ノンナさん、悪いですが開けて出てもらえます?」

ノンナ「えっ、でも……」シュン

みほ「お願いします」

ノンナ「…………はい……」

162: 2016/08/09(火) 01:14:10.75 ID:187qt+Tro

ノンナ「(私は、どうかしていた…………)」

ノンナ「(こんな、はしたない……)」

ノンナ「はい」ガチャッ

「あ、すみません熊本から宅配便です。西住さんのお宅でよろしいでしょうか」

ノンナ「はい」

「ではここにハンコをお願いします」

ノンナ「えっと……」

みほ「あ、下駄箱の上の小箱に」

ノンナ「これですか、では」ポン

「ありがとうございまーす!」

みほ「(ふぅ……よかった……誰でもなかった)」

163: 2016/08/09(火) 01:17:32.34 ID:187qt+Tro

柚子「ただいまーって、誰か来ていたの?」

みほ「配達だった」

オレンジペコ「そうだったんですか。あ、ノンナさん座ってください」

ノンナ「は、はい……」

ノンナ「(しまった……疼きが……止まらない……)」

オレンジペコ「せっかくなので私が紅茶を淹れさせていただきます。ポットお借りしますね」

柚子「聖グロの人が淹れてくれたお茶を飲むなんて初めてかも」

ノンナ「私は何度かあります」

柚子「そうなんですか?」

ノンナ「ええ。プラウダとグ口リアーナは隊長間の交流が盛んですから」

オレンジペコ「コンビニの茶葉というのがアレですが、どうぞ」コトッ

164: 2016/08/09(火) 01:20:35.60 ID:187qt+Tro

柚子「美味しい! 淹れ方でこんなに違うんだ……」

オレンジペコ「基本は簡単なんですよ」

ノンナ「やはり美味しいですね」

みほ「うん、美味しい!」

ノンナ「そうだ、お礼の品として持って来たものですが……これ、皆さんでいただきませんか?」

みほ「これは?」

ノンナ「プラウダまんじゅうです」

みほ「(何故まんじゅう……)」

オレンジペコ「あ、ならこれも…………よいしょ、お土産に持って来た銘菓グ口リアーナ煎餅です」

みほ「(何故どちらも和風!?)」

柚子「これじゃあ緑茶の方が合うかも」アハハ

オレンジペコ「ですね」ハハ

ノンナ「ふふ……」

165: 2016/08/09(火) 01:23:03.17 ID:187qt+Tro

・・・・・・

~夕方~


柚子「あ、もうこんな時間」

オレンジペコ「えっ、いけない! 帰りの便が……」

ノンナ「私もですね……」

みほ「3人とも、来てくれてありがとうございます……えへへ、お見舞いなんてされたの久しぶりだったから」

オレンジペコ「私でよければ、いつでも駆けつけます! みほさんのためなら……」

柚子「私もだよ!」

みほ「ありがとうっ……」

ノンナ「………………それでは、失礼します。お大事に」

柚子「じゃあね、お大事に」

オレンジペコ「では!」

みほ「うん。見送れなくてごめんね」


 ガチャッ、バタン

166: 2016/08/09(火) 01:24:59.38 ID:187qt+Tro

みほ「ふぅ…………色々危なかったぁ」

みほ「モツ鍋がきいてるのか、全然お腹空いてないや。今日は大人しく寝よう」


 ピンポーン


みほ「ん? 鍵空いてまーす」

沙織「あ、みぽりん大丈夫?」ガチャッ

優花里「どうやら安静にしていたようですね」

華「みほさん、お見舞いに来ましたよ」

麻子「大丈夫か」

みほ「皆……」ウルッ

みほ「(戦友ってのはいいもんだよなぁ……)」

167: 2016/08/09(火) 01:26:38.48 ID:187qt+Tro

・・・・・・

~翌日~


みほ「………………んーよく寝た」

みほ「よい、しょ…………うっ」

みほ「まだ痛みはあるけど…………流石に、学校に行かないと、ね……」ヨロッ

みほ「ん? 待てよ……?」

みほ「今私は学校を休む大義名分がある。となると休み中に何をしようと私の自由」

みほ「そして、歩けないほどではなくなった…………」

みほ「つまり、堂々と行動ができる!」

169: 2016/08/09(火) 01:28:46.31 ID:187qt+Tro

みほ「あ、でも他の皆は学校かぁ…………」

みほ「うーん、どうしようかなぁ」

みほ「休み時間とかにどこかに行って……ふふ」

みほ「私の野望は、この程度では抑えきれないからね」

みほ「でも沙織さんと優花里さんをこれ以上サボらせられないし……たまには私1人でちょっとやってみよう」

 
 >>直下

 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

170: 2016/08/09(火) 01:29:24.38 ID:6D5kBkgVo
1

171: 2016/08/09(火) 01:35:39.36 ID:187qt+Tro

みほ「新しく落とそう、私という鎖をもっともっと広げなきゃ」スクッ

みほ「っ、いったぁぁ!!」

みほ「…………まず病院に行こう………………」


医者「打撲ですね。骨に異常はありませんので安静にしてください」

みほ「コルセットと強力な湿布ください」

医者「いや安静に」

みほ「そうそう、家が火事になると大変なんですよ。煙を吸って氏んじゃう場合もありますし、まず空気が230℃まで熱くなっていき、髪の毛が燃えて爪が溶けていくんです」

医者「…………コルセットと湿布を処方しましょう」

172: 2016/08/09(火) 01:37:49.35 ID:187qt+Tro

みほ「…………ちょっと腰に違和感」スタスタ

みほ「でも痛みがすごく和らいだ……やっぱりお医者さんってすごいなぁ」

みほ「昨日は外に出られないくらい痛かったけど、今は普通に歩いてても大丈夫」

みほ「よし、この調子で!」


 >>直下

 1.学内(戦車道受講者)
 2.学外

173: 2016/08/09(火) 01:38:33.41 ID:eI4X66EYo
2

174: 2016/08/09(火) 01:45:30.85 ID:187qt+Tro

みほ「学外のオトモダチを増やそう!」

みほ「あーでも艦間便を使うとどこかでバレて停学処分とかになりそう……」

みほ「そうだ、いつもの運び屋さんに」ピポパ

『ただいま面倒な事態に直面中。用があればピーという発信音の後に』

みほ「出ない……?」

みほ「…………じゃあ、あんまり使いたくなかったけど……」ピポパ


 プルルルル、ガチャ


『おんやぁ? みのさんじゃないですか!』

みほ「みほです。それより、連れてって欲しいところがあるんですけど」

『なんなりとぉ! いやー移動手段に俺を使うのは正解だ! 目的地までの移動時間は正直面倒です、その行程この俺なら破壊的なまでに短縮できるぅぅぅ!!』

みほ「それで、連れて行ってほしいのが……」

みほ「(今回は……>>176さんを落とそう)」ニヤッ

176: 2016/08/09(火) 01:48:44.18 ID:6D5kBkgVo
アキ

178: 2016/08/09(火) 01:53:31.74 ID:187qt+Tro

みほ「(継続高校の、あの小さい子…………あの子いいよねぇ)」

みほ「(ん? でも小さい子って2人居たような…………あ、えーっと、赤いのじゃない方、そう、そうアキ!!)」

みほ「(あのミッコちゃんっていうのも元気で可愛いけどアキちゃんも受け可愛いというか…………絡み無いけど……)」

『それでみのさん、どうします?』

みほ「みほです。そうですね……継続高校に」

『りょうかぁぁぁぁぁい!!』


 ブォォォォォォン!! キキィィイィィィィィィッ!!


みほ「うわっ!」

「乗ってくださいみのさん」

みほ「みほです」

179: 2016/08/09(火) 01:55:38.82 ID:187qt+Tro

・・・・・・

~継続高校~


 キキイイイイイイイイイィィィィィィッッ!!


「ああ……1時間23分40秒…………また世界を縮めてしまった……」

みほ「痛いんですよ! こっちは腰痛めてるんです! 分かりますか!!?」

継続生徒「あ、あの……誰ですか?」

みほ「ああすみません。継続高校のアキさんに用があって来たんですけど」

継続生徒「アキちゃんに? 確か今アキちゃんは隊長とミッコ共々……遭難してた気が……」

みほ「え?」

180: 2016/08/09(火) 02:00:17.97 ID:187qt+Tro

・・・・・・

~無人島~


ミカ「………………それでは聞いてください、海雪」

ミッコ「ミカー、動物達に音楽を聞いてもらってその代金に食い物って意味あるの?」

ミカ「昨日はそれで果物を沢山もらったよ」

アキ「え、じゃあなんで昨日の晩飯……」

ミカ「でもその果物はすぐに無くなってしまったんだ。私も知らない内に、私の胃の中に吶喊って」

アキ「またー!? もう!!」

ミッコ「…………ん? なにあれ」


 ブォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


「俺はこう思うんですよ、運転するなら助手席に女性を乗せるべきだと! 密閉された空間物理的に近づく距離美しく流れるBGM、体だけでなく二人の心の距離まで縮まっていくナイスなドライブ! 早く目的地に行きたいでもずっとこうしていたいこの甘美なる矛盾、簡単には答えは出てこない!  しかしそれにうもれていたいと思う自分がいるのもまた事実!  しかも行き先が無人島だなんてまるで俺達はアダムとイヴ、ロミオとジュリエット、美女と野獣うううぅぅぅうううーーーーーーーーーー!!」

みほ「いだだだだ! だからもっと優しく運転!!」

181: 2016/08/09(火) 02:03:34.10 ID:187qt+Tro

 キキイイイイイイイイイィィィィィィッッ!!


みほ「うっ、はぁ……」ゲッソリ

「それじゃあ俺はこれで!」

みほ「帰りは別の人を使おう…………」

ミカ「おや、君は……」

アキ「大洗の!」

ミッコ「隊長じゃん!」

みほ「ふ、ふふふふふ……」

みほ「(継続の生徒さんから場所を聞いておいてよかった……でも助けに行く船を出す余裕がないって、どれだけ貧乏なの……)」

みほ「(しかしおあつらえ向きに獲物も目の前! これで、また……口リを……)」

みほ「あ、違う」

アキ「え?」

みほ「私、口リコンじゃ……ないし……」ドサッ

ミッコ「今なんて言ったんだろ?」

ミカ「さぁ……聞こえなかったね」

アキ「そんなこと言ってる場合じゃないよ! 倒れちゃったし早く看病!」

182: 2016/08/09(火) 02:04:55.50 ID:187qt+Tro

・・・・・・


 ~♪


みほ「(…………ん、なんだろう……遠くから、綺麗な音色……)」

みほ「(あれ、私何してたんだっけ)」

みほ「ん…………」

>>直下「気が付いた?」


 1.ミカ
 2.アキ
 3.ミッコ

 今日はここまで

183: 2016/08/09(火) 02:06:29.55 ID:eI4X66EYo
2

197: 2016/08/16(火) 23:15:39.50 ID:mavO7z+lo

・・・・・・


アキ「気が付いた? 大洗の隊長さんだよね?」

みほ「ここは……」

アキ「ここは………………どこだろう……無人島」

みほ「(ああ思い出した。継続高校に殴り込んだら居ないと言われ、無人島の座標を教えてもらって送ってもらったんだった)」

アキ「なんか変な人が運転する変な車に乗って来てたけど……」

みほ「(しかもアキちゃんに膝枕してもらってる!! ああ! いい! いい!! ユートピア!!)」

198: 2016/08/16(火) 23:20:37.90 ID:mavO7z+lo

アキ「急に倒れるからビックリしたよ」アハハ

みほ「あの、ありがとうございます……」

アキ「いいよ。あ、ミッコが今なにか食べられそうなもの獲って来てくれてるからもうちょっとしたらご飯にしよう」

ミカ「焼肉が食べたいね」

アキ「そんなもん無いよ!!」

みほ「ミカさん、あの距離で聞こえてるんですか?」

アキ「ミカは耳がいいから」

199: 2016/08/16(火) 23:22:54.63 ID:mavO7z+lo

アキ「それより……えーっと大洗の隊長さん」

みほ「西住みほです」

アキ「じゃあ西住さん」

みほ「みほです」

アキ「え?」

みほ「みほです」

アキ「う、じゃあみほさん?」

みほ「なんでしょうアキさん」

アキ「あれ、名前知ってるの?」

みほ「助けてくれた人達ですから、名前くらい覚えてます」

アキ「あはは……逆に私達が覚えてなくてごめんね。ってそれより! なんでここに来たの? もしかして、私達を助けに!?」

ミカ「やっとこの文化からかけ離れた生活も終わりかい」

みほ「(あ、そう思われてる? どうしよう……適当にでっちあげてもいいけど、なんでここに来たか、かぁ)」

みほ「>>200」

200: 2016/08/16(火) 23:25:10.72 ID:7ZmJRfLwo
継続の戦術を学びに

203: 2016/08/16(火) 23:32:57.50 ID:mavO7z+lo

みほ「継続高校のドクトリンを学びに来ました」

アキ「へ?」

ミカ「助けに来たんじゃ……ないのかい?」

みほ「あ、伝言があったんだった。助けの船を出すお金がないからもうしばらく待ってほしいそうです」

ミカ「……」

アキ「もうだめだぁ! 装備も無しにこんな場所で冬は越せない!」

ミカ「せせせせめて冬までには助けに来てほしいね」

204: 2016/08/16(火) 23:38:56.83 ID:mavO7z+lo

ミッコ「おーい! 木の実とイノシシ狩って来たぞー!」

アキ「ミッコ、それ……ご馳走じゃない!」

ミカ「今日はイノシシのステーキかい?」

ミッコ「そうしようそうしよう! あ、目が覚めたんだ。よかったね、今日は高級ディナーだ!」

みほ「(懐かしいなぁ無人島生活。私も西住の修行だなんだとかで夏休みお姉ちゃんとやらされたっけ)」

ミカ「それで、ウチの戦術……ドクトリンを学びたいって?」

みほ「はい!」

ミカ「いいけど……来年もまた継続は出場する。大洗とはライバルになるというのに、簡単に教えられると?」

みほ「カチューシャさんは教えてくれましたけど」

ミカ「教えよう。一から十まで覚えてもらうよ」

アキ「ミカ!」

みほ「(ちょろいなこの人)」

207: 2016/08/16(火) 23:48:29.66 ID:mavO7z+lo

ミカ「まず、試合前に相手の作戦会議に手先を忍ばせる。そして作戦を聞きだす」

ミカ「次に試合地の細い道を割り出し、そこに相手を誘い込んで前後に蓋をして奇襲さ」

ミカ「あとは装備とか備品とかをいただいて退散ってところかな」

みほ「(うわぁ…………)」

ミカ「お役に立てたかな? プラウダよりは強いと思っているんだけど」

みほ「は、はいとてもすごいとおもいます」

ミカ「なんなら一曲聞くかい? ジャンルは、ラテン農民のラップだ」

みほ「かまいませんよ」

ミカ「もう少し聞きたそうな顔をしてもいいんじゃないかい?」

208: 2016/08/16(火) 23:57:07.66 ID:mavO7z+lo

ミカ「ブンツビズッビ、ブンツビズッビ、アオアオアオアオ、ハッハッハッ」

アキ「今火がついたから、石が焼けたらお肉焼くね」

ミッコ「アキは少ない素材から美味しく作ってくれるからいいよねぇ~!」

アキ「この島、何故か奇跡的に胡椒が採れるのがありがたいよね!」

ミッコ「塩もアキのお手製なんだ」

みほ「へ、へぇ~(この人達、ここに住めるじゃん……いや住んでるんだ)」


 食事中のアキとみほのイベント……>>210

209: 2016/08/17(水) 00:01:54.82 ID:juE/YYNAO
みぽりんが火傷してアキが手当て

213: 2016/08/17(水) 00:17:01.08 ID:o1sjXK9Qo

ミカ「ゲリラ、スリラ、連れてってマニラ、口当たりいいのはバニラ~」ズンチズンチ

アキ「さ、出来たよ! ミカも変な事してないで手伝ってよ!」

ミカ「おーイエイエイエイエふざけんじゃないよ」

みほ「あ、あはは……」

ミッコ「はい」

みほ「葉っぱ?」

ミッコ「お皿代わり。お肉熱いだろうから端っこ持ちな」

みほ「はい」

アキ「じゃあみほさんから。はい」

みほ「ぶ、分厚い……!」

アキ「イノシシ1頭を4人で食べきるからね、どんどん焼くよ!」

みほ「(え、あのデカいのを4人で?)」

214: 2016/08/17(水) 00:19:56.68 ID:o1sjXK9Qo

ミカ「これを使うといいよ。私が木を削って研磨して作ったフォークさ」

みほ「(ここで店を開けばいいんじゃないかな……)」

みほ「じゃあ、いただきます!」

ミッコ「いっただっきーまーす!」

ミカ「アキも手を一旦止めるといい」

アキ「そう? じゃあ私もいただきます!」

みほ「……お、美味しい……!」

ミッコ「塩コショウの味が絶妙!」

ミカ「今日はタンパク質の日だね」

215: 2016/08/17(水) 00:24:51.59 ID:o1sjXK9Qo

ミカ「私達が何を食べてるかよくわからない人はドラえもんのび太の日本誕生に出てきた宴のシーンの野牛の蒸し焼きを思い出すといいよ。え、新版? 見たこと無いなぁ」

アキ「ミカ、誰に話してるの?」

ミッコ「おかわり!」

アキ「はいはいー」

みほ「私も」

アキ「たくさん焼いてるからいつでも言って!」

みほ「はい! じゃあこれを……」

アキ「あ、それは鉄板代わりの石!」

みほ「えっ? あっつ!」ジュッ

アキ「大丈夫!?」

ミッコ「あーあ」

ミカ「確か私達の船の中に医療キットがあったハズだよ」

アキ「みほさん来て! 2人はそのまま焼いて食べてて。味付けはもうしてあるからあとは焼くだけだよ」

ミッコ「はーい!」

216: 2016/08/17(水) 00:30:27.61 ID:o1sjXK9Qo

・・・・・・

~運搬船~


みほ「あの、これは? BT積んでるし」

アキ「私達の船。試合後にはこれに乗って帰ろうとしたら遭難しちゃってね……確かミカが大学選抜から貰って来た医療キットがここに……」ガサゴソ

みほ「…………」ムラッ

アキ「あれーこっちかな?」

みほ「(可愛いお尻がフリフリ……)」ムラムラ

アキ「ごめん、もうちょっと待って」

みほ「もう待てない!」

アキ「え? うわっ!」

217: 2016/08/17(水) 00:37:44.13 ID:o1sjXK9Qo

みほ「(なんだろう、こうして抵抗できない体格差で組み伏せるの久々な気がする……興奮する)」

アキ「あの、みほさん……? どうしたの?」

みほ「ハァ……ハァ……」

アキ「早く冷やして薬塗らないとだから、起きられる?」

みほ「無理……」

アキ「じゃあ私がここからどくから、薬見つけないと――」


 ダキッ


みほ「…………」

アキ「っ!?」

219: 2016/08/17(水) 00:41:02.30 ID:o1sjXK9Qo

みほ「こうして2人きりになれるなんて、無人島っていいもんですねぇ。しかもミカさんとミッコさんも食べるのに夢中で私達のことなんか気にしてない」

アキ「何を言って……?」

みほ「私がここに来た本当の理由……」ボソッ

アキ「ひうっ(み、耳元で……くすぐったい……!)」

みほ「それは、欲しかったから」

みほ「ア キ ち ゃ ん が」

アキ「え――ンムッ!?」

みほ「…………」チュウウ

アキ「ン、ンー!」ジタバタ

みほ「(抵抗できないよね。させないもの)」

220: 2016/08/17(水) 00:51:38.29 ID:o1sjXK9Qo

みほ「ごめんね、ご飯中に。私の味、あんまりしないでしょ」

アキ「(な、なに……? 今、私の喉を、なにか……)」

アキ「ぁ、ひ……」トロン

みほ「効いてきたみたいだね、ミッコさんの取って来てくれた木の実」

アキ「みっこ……?」

みほ「ミッコさんの持って来た奴の中に、塩化ナトリウムと合わせるとちょっとした即効性媚薬になる木の実があってね、作り置きしてた塩と合わせて、出来上がり」

みほ「あとはそれを私が口の中に含んで、アキちゃんの喉奥に流し込むだけ」

みほ「私もちょっと飲んだから、楽しもう……ね♪」

221: 2016/08/17(水) 00:55:13.21 ID:o1sjXK9Qo

ミッコ「2人とも遅いねー」

ミカ「そうだね。でもいいじゃないか」

ミッコ「なんで?」

ミカ「お肉が2人で食べ放題だ」

ミッコ「やったぁ!」

ミカ「さぁどんどん焼こう!」

224: 2016/08/17(水) 00:57:54.64 ID:o1sjXK9Qo

みほ「チュッ、ッ」

アキ「あぁ…」トロン

みほ「はぁっ、体が熱いね……! アキちゃんもそうでしょ?」

アキ「あつ、いぃ……ぬぐぅ……」

みほ「脱がせてあげるね。熱いなら、仕方ないもんね」

アキ「うん……」

みほ「ふふふふっ、もっと欲しい? これ」

アキ「ほしいっ、欲しい!」

みほ「じゃあ飲ませてあげる」チュッ

アキ「……ンク、ンク…………プハッ、んっ……!」

みほ「私も飲んじゃおっ」

みほ「くひっ、また、ビクッって……!」

225: 2016/08/17(水) 01:05:29.74 ID:o1sjXK9Qo

・・・・・・

~数十分後~


みほ「はぁっ、はぁっ、はぁっ…………う、やりすぎた……?」

アキ「ぁ…………」ボー


 ベチャァ


みほ「ああー……ちょっとやりすぎたみたい……」

アキ「も…………っと……」

みほ「ごめんねアキちゃん。でもそうやって乱れた記憶は消えないから……またこうしてあげる日を待っててね」ニコッ

226: 2016/08/17(水) 01:10:05.76 ID:o1sjXK9Qo

みほ「とりあえず色々拭かなきゃ……あ、大洗で1800円というお買い求めしやすい値段で売ってる継続高校マフラータオルがこんなところに」

みほ「アキちゃん、拭くからスカートちょっと失礼するね」

アキ「ん?」

みほ「下から上に沿って拭いていくからね」

アキ「ん……」スゥ

みほ「寝ちゃった?」

アキ「…………」Zzz

みほ「この木の実に依存性や後遺症は無いから、安心して寝ていいよ」ナデナデ

みほ「さて、とりあえずミカさん達のところに戻ろうかな」

227: 2016/08/17(水) 01:14:23.35 ID:o1sjXK9Qo

・・・・・・


みほ「すみませーん、遅くなって…………」

ミカ「ジャンルは、ラテン農民のラップだ! 分かるかい?」

動物達「ウホ! ウッキー! ブルルル! ピーピー!(待ってました!)」

ミッコ「あ、おかえり。美味しそうなお肉のにおいに皆釣られちゃったみたい」

みほ「うわぁ……」

ミッコ「あれ、アキどうしたの?」

みほ「疲れてたみたいで、寝ちゃいました」

アキ「すぅ……」

ミッコ「もう仕方ないなぁアキは。今日はミカのライブが終わってから寝ようか」

みほ「私は帰りますね。明日も学校だし(休むけど)」

ミッコ「学校かぁ……久々に行きたいよ……」

みほ「いつか助けが来ますよ!」

ミッコ「というか私達も連れてって…………って、駄目だ。戦車と船をこのままにしたら誰かが取っていっちゃう!」

みほ「そんなことは無いと思うけど……」

228: 2016/08/17(水) 01:22:21.34 ID:o1sjXK9Qo

みほ「あ、もしもし、もう帰りたいんで来てください」

『よろしいでしょおおおおおおおおおぉぉぉ!!』

ミカ「おや、帰るのかい?」

みほ「はい。色々教えてくださりありがとうございました」

ミカ「いいさ。君も私達に伝言を届けてきてくれたことだしね」

ミッコ「アキ、起きなよ。帰っちゃうってさ」

アキ「ん…………」

ミッコ「こんなに起きないアキも珍しいな」

みほ「よっぽど疲れていたんじゃないですか?」

229: 2016/08/17(水) 01:24:19.71 ID:o1sjXK9Qo

 ザァァァァァァァァァ、ドッパァッ!!


ミッコ「うわっ、さっきの変な車! だけどあんなに速いなら……」

「お待たせしました、みのさん」

みほ「みほです。それにしても遅かったですね」

「なっ、俺が遅い……? 俺がスロウリィ……!?」

みほ「はい」

「くっ……ならいいでしょう、世界最速でみのさんを学園艦に送りましょう」

みほ「みほです。安全運転で頼みますよ。私腰痛めてるんですから」

ミカ「それじゃあね」

ミッコ「バイバーイ、また来てね!」

みほ「はーい!」

230: 2016/08/17(水) 01:27:14.26 ID:o1sjXK9Qo

・・・・・・

~大洗学園艦~


「それじゃあ、俺はこれで!」ブォォォォン

みほ「ふぅ、よかった。ちゃんと安全運転だったから腰も大丈夫っと」

みほ「心残りは明日起きた時のアキちゃんの反応が見られないことかな……絶対良い顔するハズなんだよねぇ……」ニタァ

みほ「さて帰ろうっと。こんな時間に制服で歩いてたら誰かに誘拐されちゃう」


 帰りの遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(アキ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

232: 2016/08/17(水) 01:28:53.54 ID:7PqG6qUao
パゾ美

233: 2016/08/17(水) 01:32:56.50 ID:o1sjXK9Qo
 キャラ名だったので安価下で>>232のコンマを適用します……


みほ「ッ!」キュピーン

みほ「このエンジン音……くろがね四起だと!」バッ


 ブロロロロ……


みほ「こんな時間まで風紀委員が見回っているんだ……危ないところだった」コソコソ

みほ「腰痛で休んでるのに出歩いてちゃ臓器を売られてもおかしくないものね」

234: 2016/08/17(水) 01:34:34.23 ID:o1sjXK9Qo

・・・・・・

~翌日・無人島~


ミカ「Zzz」

ミッコ「Zzz」

アキ「Zzz………………ん……あれ……」

アキ「私、昨日…………」

<<みほ『気持ちいい?』>>

アキ「ッッ!!」バッ

アキ「あ……」ネチャ

アキ「………………!」プルプル

235: 2016/08/17(水) 01:37:18.64 ID:o1sjXK9Qo

・・・・・・

~みほの部屋~


みほ「ん~~よく寝た。今日も学校に連絡入れて休もうっと」

みほ「あ、沙織さんには昨日のキメセ…………ゴホン! 睦み合いの様子を撮った映像をっと」

みほ「……でもよく考えたらこれ私も結構恥ずかしいけど……まいっか。沙織さんだし」


 今日はここまで

250: 2016/08/18(木) 00:46:10.49 ID:ssPMD2CBo

みほ「また小山先輩とかがお見舞いに来たらどうしよう……家にいないと不自然だよね?」

みほ「いや、鍵かけてさえいればたとえ反応が無くても寝てましたでごまかせるよね」

みほ「さーちゃっちゃか家を出よう!」


 >>直下

 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

251: 2016/08/18(木) 00:46:49.70 ID:Q4ccHgwno
丸山ちゃん

252: 2016/08/18(木) 00:54:17.49 ID:ssPMD2CBo

みほ「紗希ちゃんをそろそろ完全に落とそうかなぁ。弱点は分かってるし、完全に依存させちゃおっと」ニコニコ

みほ「でも学校を休んでるわけだし、下手に皆の前に出るわけには……」

みほ「まあ別に最終的には2人きりになるわけだから、途中に誰かに見つからなければいいだけなんだけど」

みほ「ここはタイミングが重要かなぁ」


 紗希ちゃんを……>>直下

 1.学校に居るときに
 2.放課後に

253: 2016/08/18(木) 00:54:38.52 ID:E2TxChcK0
2

254: 2016/08/18(木) 01:00:29.01 ID:ssPMD2CBo

みほ「私の優花里さんに勝るとも劣らない潜入スキルなら学校に忍び込んで背徳的なアレでもよかったけど、本調子じゃないしここは手堅く放課後に紗希ちゃんが1人になったところにしよう」

みほ「とりあえず連絡だけしてっと」ポチポチ


 みほ:沙希ちゃん、今日の放課後会いたいんだけど……いいかな?

 さき:うん

 みほ:どこで会おうか

 さき:腰痛いって聞いた

 みほ:まぁね(笑) でもちょっとは動けるから

 さき:無理させられない。家に行く

 みほ:いいの? ありがとう!

 さき:(∵)ノ


みほ「なにこの顔文字……」

255: 2016/08/18(木) 01:07:42.22 ID:ssPMD2CBo

みほ「よーし、どうやって完オチさせようかな」

みほ「ここに無人島から持って帰ってきた即効性の媚薬になる木の実はあるし、アキちゃんみたいにキメセ……コホン」

みほ「いやいやいや、紗希ちゃんはもう私に捨てられたくないという依存が完成しつつあるからそれはやめとこう」

みほ「あ、ヒルナノデスやってる」

みほ「あははは! この芸人久々に見たー!」

みほ「お昼ご飯食べてから色々考えよう」

257: 2016/08/18(木) 01:11:55.62 ID:ssPMD2CBo

・・・・・・

~放課後~


みほ「インスタント味噌汁美味しい」


 ピンポーン


みほ「あれ、誰だろ?」

みほ「…………………………って、もうこんな時間!?」

みほ「休日にだらけてたら時間を忘れちゃうね……」

みほ「ああどうしよう……とりあえず作戦は決まった……紗希ちゃんは捨てられたくないという気持ちがあるから、逆に愛情に溺れさせよう」

みほ「なにより小さい子をいじめるなんてとんでもない」

258: 2016/08/18(木) 01:14:29.34 ID:ssPMD2CBo

 ガチャッ


紗希「…………」

みほ「いらっしゃい。入って」ニコッ

紗希「……」コクッ

みほ「紅茶でいい? (ペコさんが買ってきた)茶葉余ってて」

紗希「……」コクッ

みほ「私が淹れるから、ちょっとその辺で寛いでて」

259: 2016/08/18(木) 01:17:20.26 ID:ssPMD2CBo

みほ「エイサイハラマスコイ~」コポポポポ

みほ「お待たせ。はい」コトッ

紗希「……」ズズッ

みほ「コンビニの茶葉だけど、最近美味しい淹れ方を覚えたの。どうかな?」

紗希「……」ニコッ

みほ「よかったぁ」

260: 2016/08/18(木) 01:20:05.68 ID:ssPMD2CBo

紗希「………………」

みほ「え、今日は驚いたって?」

紗希「……」コクッ

みほ「うん……私から会いたいって言ったの……久々だったからかな。最近寂しい思いさせてたし」

紗希「……」フルフル

みほ「ふふ、紗希ちゃんは優しいね」ダキッ

紗希「……」ムギュ

みほ「(もう急に抱き着いても驚くことなく抱き返してくるようになった。こりゃもう疑いようもなく落ちてるんだけど、もっと! もっと!)」

261: 2016/08/18(木) 01:21:56.18 ID:ssPMD2CBo

みほ「そうだ、紗希ちゃんにお願いがあるんだけど」

紗希「……」コクッ

みほ「あはは、まだ言ってないよっと」ヌギッ

紗希「!?」

みほ「腰の湿布を貼り換えてほしいの」

紗希「……」フゥ

みほ「どうしたの?」

紗希「……」フルフル

みほ「じゃあ、よろしくね」


 みほと紗希の甘い時間のイベント……>>263

263: 2016/08/18(木) 01:31:55.12 ID:M9G+kUetO
湿布を貼ると丸山ちゃんがそのまま胸を触ってくる

264: 2016/08/18(木) 01:37:25.98 ID:ssPMD2CBo

みほ「同じ場所に貼ってくれればいいからね」

紗希「……」コクッ

みほ「(貼りやすいようにベッドにうつ伏せになろう)」ゴロン

みほ「(上を脱いでブラだけでベッドに寝るとなんか、それっぽいシーンでドキドキする)」

紗希「…………」

みほ「ん、優しく剥がしてね」

紗希「……」コクッ

265: 2016/08/18(木) 01:39:21.88 ID:ssPMD2CBo

紗希「…………」ペタッ

みほ「(替えの湿布が貼られた)」

みほ「ありがとね。じゃあ夜ご飯でも買ってこようか――」

紗希「…………っ」ダキッ

みほ「きゃっ」ドサッ

みほ「(起きようとしたら紗希ちゃんが上からのしかかるように抱き着いてきた!?)」

みほ「さ、紗希ちゃん?」

紗希「…………!」ハァハァ

みほ「んっ! ひゃっ……!」

みほ「(え、今……ブラの上から胸を…………!?)」

266: 2016/08/18(木) 01:41:57.81 ID:ssPMD2CBo

みほ「どうしちゃったの紗希ちゃん、もしかしてブラ見て興奮しちゃった?」

紗希「っ……」

みほ「(え、図星?)」

紗希「……!」モミッ

みほ「ひゃっ……」

紗希「……………………大きい……」

みほ「そんな、無いよ……普通……」

紗希「…………」モミモミモミモミ

みほ「(クッ、紗希ちゃんの手が……意外と…………)」

みほ「(声が、出る……!)」

267: 2016/08/18(木) 01:46:41.21 ID:ssPMD2CBo

紗希「……(かわいい)」モミモミ

みほ「ん、くぅ……」

みほ「(腰に無理させられないから、紗希ちゃんのされるがままに……)」

みほ「(いや駄目! それは、駄目……! 攻めは私なんだって、そう決めたから!)」

紗希「…………」グリッ

みほ「んうううっ!?」

みほ「(え、今……先端、つねられ……!?)」

紗希「…………」ハァハァ

みほ「(ま、まずい…………完全に紗希ちゃんのペース……! 口リっ娘にいいようにされるとか! あれ、そう考えると悪くない……)」

みほ「(いやいやいやいやいや、なんとかイニシアチブを!)」


 みほは……>>直下

 コンマ一桁奇数→腰に負担をかけずに紗希を押し倒すことに成功
 コンマ一桁偶数→勝てなかったよ……

268: 2016/08/18(木) 01:47:44.38 ID:DtpSAClO0
パンツアホー

270: 2016/08/18(木) 01:55:17.30 ID:ssPMD2CBo

紗希「…………」コリッ、モミ

みほ「だ、だめぇっ……!」

みほ「(まずい、このままでは……本当に、されるがまま……達して……)」

紗希「…………みほ」

みほ「っっ!!?」ビクビクッ

みほ「み、耳は……らめ……」

紗希「……」モミモミモミモミ

みほ「……っ!」

271: 2016/08/18(木) 01:57:00.58 ID:ssPMD2CBo

みほ「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」ビクビクッ

紗希「…………んっ」スリスリ

みほ「(なんかヌルヌルしたのが……腿に…………)」

紗希「…………っっ」

みほ「(……たまには、されるのもいいかも……)」


  ▼みぽりん は さそいうけ を おぼえた !

272: 2016/08/18(木) 02:02:47.19 ID:ssPMD2CBo

紗希「…………っ、っ……」スリスリ

紗希「っ!」ビクッ

みほ「紗希ちゃん」

紗希「ぁ……!」

みほ「(後ろを向くと申し訳なさそうな顔……ふふふふふふふかわいい)」

みほ「人にそういうことして、自分も達しちゃったんだ」

紗希「……!」カァァ

みほ「えいっ」

紗希「っ」ドサッ

みほ「(力の抜けた紗希ちゃんを押し倒し返すのにそんなに労することはなかった)」

273: 2016/08/18(木) 02:05:12.10 ID:ssPMD2CBo

紗希「…………して……」

みほ「ん?」

紗希「今度は…………して……」

みほ「ふふっ、いいよ」チュッ

紗希「ん……」チュッチュッ

みほ「紗希ちゃんが誰のものか、ちゃーんと分からせてあげるから」

紗希「…………でも……」

みほ「でも?」

紗希「可愛かった……」

みほ「うっ」ドキッ

みほ「(いけないいけない、また攻守が入れ替わるところだった)」

みほ「紗希ちゃんの方が可愛いよ」

紗希「ん、っ……!」

みほ「ずっと私のものだよ、紗希ちゃん」

紗希「うん…………ずっと…………もので、いる……」

275: 2016/08/18(木) 02:08:42.93 ID:ssPMD2CBo

みほ「これから先も、絶対離さないからね」

紗希「捨てない……?」

みほ「捨てない。ずっと私のもの」

紗希「…………」ダキッ

みほ「ふふっ、だから今は……」

紗希「……うん」

みほ「ふふふふふふっ」

276: 2016/08/18(木) 02:10:13.10 ID:ssPMD2CBo

・・・・・・

~夜~


みほ「………………ん……?」パチッ

紗希「……スゥ…………」Zzz

みほ「あ、そっか……あの後…………2人で寝ちゃったんだ」

みほ「………………シーツかえなきゃ……あと夜ご飯も買ってこよう。コンビニ弁当でいいかな」

紗希「…………ん……………………み、ほ……」

みほ「ちょっと待っててね。紗希ちゃん」ナデナデ

277: 2016/08/18(木) 02:13:42.65 ID:ssPMD2CBo

みほ「今日はコンビニに長居しないようにしなきゃ」ゴソゴソ

みほ「よし! 着替えたしいざ表に!」

みほ「ってあれ、誰かから着信があったんだ」

みほ「誰からだろう……って、>>279から10件くらい来てる…………!?」

279: 2016/08/18(木) 02:20:36.13 ID:w64JjyjYO
アリサ

280: 2016/08/18(木) 02:24:53.25 ID:ssPMD2CBo

みほ「アリサさんから10件くらい来てる…………」

みほ「そういえばアリサさん、学外で最初に落としたのにまーーーーーーーーーーったく構ってあげてなかったね」

みほ「まぁ定期的に電話とかはしてあげてたけど」

みほ「とりあえずコンビニ行く道中で電話してあげよう」


 ガチャッ、バタン

281: 2016/08/18(木) 02:28:10.88 ID:ssPMD2CBo

・・・・・・

~外~


みほ「もしもし、アリサさん?」

アリサ『あ、みほ!』

みほ「(恋人にしたからアリサさんは私をファーストネームで呼んでくれる)』

アリサ『いつになったら会えるのよ! って聞こうとして全然電話に出ないから流石に拗ねるわよ……』

みほ「ごめんなさい、なんだかんだ忙しくて」

アリサ『まぁいいわよ。急に何回もかけてごめんね。その……声、聞きたかったから……』

みほ「へー、アリサさんのことだから盗聴でいつも聞いてると思ってたけど」

アリサ『会ってないのにどうやって仕掛けろっていうのよ!』

282: 2016/08/18(木) 02:31:14.00 ID:ssPMD2CBo

みほ「(あれ? でも私、アリサさんを落とした時『タカシの代わりに私で埋める』的なことを言ってたような……よく思い出せない)」

みほ「じゃあ、今度会いましょう」

アリサ『……今度っていつよ』

みほ「近いうちに(安価に選ばれたら)」

アリサ『分かったわ。ねぇ』

みほ「ん?」

アリサ『…………やっぱりなんでもないわ。それじゃ……』

みほ「おやすみなさい」

283: 2016/08/18(木) 02:34:56.55 ID:ssPMD2CBo

・・・・・・


 ガチャッ、バタン


みほ「ただいまー」

紗希「……」

みほ「あれ、起きてたの?」

紗希「…………」グスッ

みほ「あ、あれ?」

紗希「…………」ダキッ

みほ「ご、ごめんね。黙って出ちゃって。ご飯買いに行ってたの」

紗希「…………うん」

みほ「大丈夫。紗希ちゃんを置いて遠くに行くなんて、絶対に無いから。さ、ご飯にしよっ」

紗希「……」コクッ

みほ「(その後、紗希ちゃんは私の家に泊まっていった)」


 丸山紗希の依存度が2→3になりました!
 仮に誰かと一緒にいるところを見られても言い訳をすれば紗希ちゃんは簡単に信じてくれるでしょう
 今日はここまで

303: 2016/08/24(水) 21:25:20.32 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・

~???~


みほ「ん…………ここは……」ムクッ

沙織「みぽりん、起きた? 早く移動するよ!」

みほ「え、沙織さん? どうしたの、ライフルなんて持って……」

沙織「これが無いと氏んじゃうよ! みぽりんも構えて!」

みほ「一体何が――」


 ダダダダダダ! ダァン!

304: 2016/08/24(水) 21:25:56.91 ID:K8v7bw0ko

沙織「くっ、ここも気付かれた……」ダダダダダ

みほ「沙織さん、どういうこと!?」

沙織「いいから早く逃げなきゃ、あの人達が――きゃぁっ!」ドサッ

みほ「さ、沙織さんーー!!?」

沙織「う……撃たれちゃった…………ごめんね、みぽりん……守って、あげられなくて…………」ガクッ

みほ「沙織さん、沙織さん!」ユサユサ

沙織「」

みほ「う、う、うああああぁぁぁぁぁっ!!」

みほ「誰が、誰がこんなことを!」

優花里「私ですよ」

305: 2016/08/24(水) 21:26:25.89 ID:K8v7bw0ko

みほ「優花里さん……?」

ノンナ「手こずらせてくれましたね」

柚子「でもこれで邪魔者は消えたよ」

紗希「…………」(無言の発砲)

沙織「」

桂利奈「いや、もう氏んでるって」

オレンジペコ「でもまぁこれで……」

アリサ「残るは……」

カチューシャ「ミホーシャだけね」

みほ「な、皆さん……なんで、そんなもの持って……」

典子「これはみほを捕まえるのに必要だったから」

パゾ美「じゃあさっそく運ぼうか」

「まずなにする?」

「逃げられないように手足を切っちゃおうよ」

「あ、切った手足欲しい」

「私も私も」

みほ「あ、ああ、あっ、あ………………!!」

306: 2016/08/24(水) 21:26:56.00 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・

~みほの部屋~


みほ「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ガバッ

紗希「……?」ビクッ

みほ「…………………………っ!」ゼェゼェ

みほ「ゆ、夢…………はぁ」

紗希「……」

みほ「ありがとう紗希ちゃん。大丈夫だよ」

紗希「……」

みほ「(この前の典子さんの夢の時といい、紗希ちゃんと寝ると悪夢にうなされるのかな……)」

308: 2016/08/24(水) 21:30:35.92 ID:K8v7bw0ko

紗希「…………」

みほ「え、私の腰? うーん……」

みほ「(どうしよう、登校できることにしてもいいけど……せっかく堂々と休めるんだから休みたいという思いは拭えない)」

みほ「(ただ登校しないと学校に行ってる時に行動することになるから、沙織さんと優花里さんの協力は得られない)」

みほ「(どうしよう)」


 今日は学校に……>>直下

 1.駄目よ、7時半に全校朝会があるの、休めないわ!
 2.今日は休め

309: 2016/08/24(水) 21:31:09.49 ID:T3sRL249o
2

310: 2016/08/24(水) 21:36:58.47 ID:K8v7bw0ko

みほ「行きたいけど……この腰じゃ戦車道どころか登下校すらままならないから……」

紗希「……」

みほ「うん、だから戦車道の練習の指揮はいつも通り河嶋先輩に」

紗希「……」ズーン

みほ「近いうちに復帰するから!」

紗希「……約束」

みほ「うん!」

311: 2016/08/24(水) 21:39:21.89 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・


みほ「紗希ちゃんは学校へ行き、この部屋は私1人…………」

みほ「そして私は登校しなくていい…………ふひ、ひひひひひひひ」

みほ「あー楽しい!」


 ピンポーン


みほ「あれ、また来客?」


 遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(紗希以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

312: 2016/08/24(水) 21:39:51.86 ID:BzWU279co
沙織

314: 2016/08/24(水) 21:43:04.17 ID:K8v7bw0ko


 ガチャッ


「あ、西住さんでよろしいですね。あんこう運輸です」

みほ「沙織さんは落ちてないよ」

「え?」

みほ「あ、いえいえ。ハンコここですよね」ポン

「どうもです」

みほ「あ、熊本からだ。なにかな」ガサゴソ

みほ「うまかっちゃんだ……」

317: 2016/08/24(水) 21:46:59.92 ID:K8v7bw0ko

みほ「うまかっちゃんおいしい」ズルズル

みほ「さーてお昼の番組始まっちゃうとつい見ちゃって出かける機会を失うからとっとと出かけよう」

みほ「それにまた誰か来たらこんどこそ逃げられないような気がするし」

みほ「今日は>>直下」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

318: 2016/08/24(水) 21:47:11.45 ID:RNU7b2S10
うまかっちゃんってなんだよって思ったらインスタント麺か

323: 2016/08/24(水) 21:50:46.52 ID:K8v7bw0ko

みほ「今日は典子さんとラブラブしよう。なんやかんや私のこと好きだけど他の子との場面に遭遇したら不安定になっちゃうし」

みほ「別に私に都合のいい女の子にするとかそういうんじゃなくて、私のことを心から好きになっちゃうと自然と私に都合がよくなっちゃうというかなんというか」

みほ「まぁ例外もいるけど」

みほ「よーし典子さんには…………>>直下だね」


 1.学校に居るときに
 2.放課後に

324: 2016/08/24(水) 21:51:08.65 ID:T3sRL249o
2

325: 2016/08/24(水) 21:55:22.47 ID:K8v7bw0ko

みほ「放課後に会おうっと」ピッピッ


 みほ:典子さん、今日の放課後、会いたいな

 のりこ:分かった!

 みほ:ありがとう!

 のりこ:腰大丈夫? 今日も休んでるみたいだけど

 みほ:うん、まぁ近いうちに登校するよ

 のりこ:それならいいけど……心配

 みほ:ありがとう。大好きだよ典子さん


みほ「よーしお誘い完了」

326: 2016/08/24(水) 22:00:15.63 ID:K8v7bw0ko

みほ「じゃあ放課後まで暇だしゲームでもして遊んでよっと」


≪Its_me:noooooooooooob≫

≪BOCO_NSZM:lol≫

≪Its_me:plz uninstall≫

≪BOCO_NSZM:lol≫

≪Its_me:お前のことだよクソⅣ号≫

≪BOCO_NSZM:lol≫


みほ「なんだこの人突っかかって来て。倒しちゃお」

327: 2016/08/24(水) 22:02:09.40 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・

~夕方~


みほ「来いよIts_me、戦車なんて捨ててかかってこい!」

≪Its_me:テメェを頃してやる!≫


 ピ口リン


みほ「あ、典子さんからだ。ゲームやめよっと」ピッ


 のりこ:今学校終わったよ

 みほ:じゃあどこで会おうか

 のりこ:>>329

328: 2016/08/24(水) 22:04:14.31 ID:64XXQne40
ホテル街のある飲食店

330: 2016/08/24(水) 22:11:17.63 ID:K8v7bw0ko

 のりこ:え、じゃあ…………ていうか歩けるの?

 みほ:ちょっとだけならね

 のりこ:学校来なよ!?

 みほ:歩けるからって学校に行けるとは限らないんだよ

 のりこ:そ、そう……?

 のりこ:じゃあ○○のレストランで

 みほ:わかった。お店の前で待ち合わせでいいよね


みほ「○○のレストランって、大洗学園艦唯一のホテル街があるオトナな地区のレストランだよね?」

みほ「まいっか」

333: 2016/08/24(水) 22:15:29.16 ID:K8v7bw0ko

 
 ピ口リン


みほ「ん?」


 さおり:みぽりん腰だいじょーぶ?

 みほ:今から典子さんと会う

 さおり:えっ、歩けるの?

 みほ:うん

 さおり:なんだ歩けるなら言ってよ~! 仲間でしょ!?

 みほ:ありがとう沙織さん。こんな私のことを仲間なんて言ってくれて……思えば今年の春、友達が出来ずにわたわたしてた私に声をかけてくれたのは沙織さんだったね。あの時私、すごく嬉しかったんだ。あれから色んなものに誘ってくれたり、アイス奢ってくれたり、カツ奢ってくれたり、パスタ奢ってくれたり、沙織さんがいなかったら私、普通の女子高生になれなかった。

 さおり:また明日

334: 2016/08/24(水) 22:17:57.45 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・

~夜・レストラン前~


みほ「すっかり夜だ……待たせちゃったかな。なにせ走れないから時間がかかるし」スタスタ

典子「あ、みほ」

みほ「お待たせ~! ごめんね待たせちゃって」

典子「ううん、1回家に帰ったからそんな待ってない」

みほ「……?」

典子「な、なに?」

みほ「>>直下」


 1.お化粧してるの?
 2.私服初めて見たかも。かわいいね

335: 2016/08/24(水) 22:18:01.97 ID:LCmgX3wL0
あれこれみぽりん本当は沙織さん落としたいのか…?

338: 2016/08/24(水) 22:23:22.66 ID:K8v7bw0ko

みほ「薄くお化粧してるの?」

典子「ふぇえええっ!?」

みほ「あ、やっぱり。すっぴんの典子さんも健康的で可愛かったけど、ちょっと艶っぽい典子さんも可愛いね」ニコッ

典子「は、はええあああ……へ、変じゃない?」

みほ「変じゃないよ?」

典子「その……化粧とか初めてで……お母さんに『夜出かけるならお化粧ね』って聞かなくて……」

みほ「そっかぁ……(まるで男の人とデートするメスの顔――)」

典子「え?」

みほ「いやいやいやいや! なんでもない! じゃあ入ろうか」

典子「うん」

みほ「(典子さんみたいな小っちゃい子がお化粧というのは意外ではあるが悪くはない。男の娘に女装させているような感覚である。私はまたひとつ新たな境地を発見した気分になった)」

340: 2016/08/24(水) 22:24:33.64 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・


「お決まりですか?」

みほ「仔牛の煮込み」

典子「重いね……」

みほ「今日あんまり食べてないから」

典子「じゃあ私は……ペパロニのピッツァで」

みほ「そっちも重いじゃん!」

「かしこまりました」

341: 2016/08/24(水) 22:27:41.98 ID:K8v7bw0ko

「お待たせしました」

みほ「氏ぬほど食べたかったんだ!」モグモグ

典子「激ウマだでぇ」モグモグ

みほ「あ、典子さん。食べるときにそんなに唇を食べ物に付けたら……」

典子「え? あ! く、口紅が……」

みほ「難しいよね」アハハ

典子「うう……」

みほ「化粧品は持って来た?」

典子「うん……」

みほ「じゃあ後でつけなおしてあげるよ」

典子「あ、ありがと」

342: 2016/08/24(水) 22:30:57.09 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・

~化粧室~


みほ「口紅ってやり慣れてないとつい塗り過ぎちゃうからね。リップクリームと違ってデリケートだよ」

典子「みほ、詳しいんだ」

みほ「一応そういう家に生まれてたから」ハハ

典子「……そっか」

みほ「どうしたの?」

典子「いや、みほはお嬢様だけど……私……」

みほ「なに言ってるの。ほとんど破門されたようなもんだからお嬢様じゃないし。私が好きなのは典子さんだから」

典子「…………」カァァ

343: 2016/08/24(水) 22:35:25.35 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・

~外~


みほ「んー美味しかったね!」

典子「うん! でも、ご飯代……」

みほ「大丈夫大丈夫。仕送りあるし、他に使い道も無いから」

典子「ありがとう…………その、みほ」

みほ「なぁに?」

典子「ここからみほの家に帰るのってさ、大丈夫なの?」

みほ「なにが?」

典子「いや、腰痛いだろうし……」

みほ「…………ふぅん」ニヤ

344: 2016/08/24(水) 22:40:08.32 ID:K8v7bw0ko

みほ「そうだね、ちょっと辛いかな……」

典子「じゃ、じゃあ……さ」

みほ「うん」

典子「あっちに、泊まれるところがあるんだって」

みほ「(はぁ……初々しい誘い方)」

みほ「そっか、じゃあ行こうか!」

典子「う、うん」

345: 2016/08/24(水) 22:45:35.05 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・

~HOTEL『ぎしぎしあんあんこう踊り』~


みほ「ちなみに、ラOホテルには男同士では入れないけど、女同士では入れるんだって。今もそうなのかは知らないけど」

みほ「というかそもそも同性同士の性行為は異性同士と違って場が汚れることが多々あるから大抵のホテルは同性自体お断り。だけど女子同士なら女子会という名目で例外的にOKというのが『女同士では入れる』の始まり」

典子「誰に喋ってるの?」

みほ「ううん。にしても広いね。テレビもあるしお風呂もジャグジーだったしなんかトイレのスペースもメチャクチャあるし」

346: 2016/08/24(水) 22:48:31.32 ID:K8v7bw0ko

みほ「それじゃあお風呂に入ろうか」

典子「先いいよ」

みほ「え、何言ってるの?」

典子「え?」

みほ「一緒に入るに決まってるじゃん」

典子「ええっ、でも……!」

みほ「大丈夫」

典子「なにが?」

みほ「カットするから」

347: 2016/08/24(水) 22:50:41.99 ID:K8v7bw0ko

・・・・・・


みほ「…………」

典子「……なんでベッドひとつしかないんだろうね」

みほ「え、誘ったのに知らないの?」

典子「ッ、誘ったってなに!?」

みほ「気付かないとでも思った?」

典子「ぐ、うわああぁぁぁぁ!! 帰る!」

みほ「ちょ、待っ!」ズキン

みほ「いったぁぁぁぁぁ!!」

典子「みほ!? 大丈夫?」

みほ「うん、まぁ……痛いけど」

典子「そうだった……腰痛めてたんだった」

みほ「典子さん、最初からこうしたくてあのレストランに誘ったんじゃ」

典子「っ、そうだよ! でも、改めて言われると恥ずかしい……」

348: 2016/08/24(水) 22:53:22.87 ID:K8v7bw0ko

みほ「(あれか……晩御飯の後にホテルに誘うという様式美は知ってるけどその後を知らない感じかぁ)」

典子「わ、私は一緒に寝られたらいいと……」

みほ「……まぁ、そうだよね」

みほ「それじゃあ、一緒に寝ようよ」

典子「うん」


 一緒に寝るときのイベント……>>350

349: 2016/08/24(水) 22:57:46.79 ID:ziM1H3Glo
典子が発情する

363: 2016/08/26(金) 23:09:49.27 ID:yE63Mokao

みほ「それじゃあ電気消そうか。あ、なんか色んなモードがあるんだって! 星空モードってなんだろう」パチ

典子「おお……なんかキレイ」

みほ「今日はこれで寝ようか」

典子「うん。おやすみ」

みほ「おやすみ」

典子「あ、みほ」

みほ「なに?」

典子「…………ううん、なんでもない」

みほ「そう? じゃあ、おやすみなさい」

典子「………………」

364: 2016/08/26(金) 23:10:36.72 ID:yE63Mokao

みほ「(ふぅ……今日も可愛い子とたくさんラブラブ作戦成功)」

みほ「(でも学校とか行かずに家でぐーたらしてたらなんか、体力を使い切ってないっていうのかな? 寝られない)」

典子「…………みほ」

みほ「(……?)」

典子「寝た?」

みほ「…………あ――」

典子「ありがとう、みほ」ギュッ

みほ「っ」

みほ「(抱きついてきた……)」

365: 2016/08/26(金) 23:11:34.08 ID:yE63Mokao

典子「寝てる、よね……?」

みほ「スゥ……」

典子「………………」

典子「……今まで、バレーとか戦車道とか……そういうのばっかりだったから」

典子「誰かに好きって言ってもらえてるのも、初めてで……」

典子「最初は怖かった。みほの目の中に、底なしの何かを感じた」

典子「でも、愛してくれるって……自分だけを見てくれるんだって思うと……可愛いなって」

典子「必氏になるみほ、可愛かった」

みほ「(の、典子さん……人が寝てると思って言いたい放題! 結構恥ずかしい!!)」

366: 2016/08/26(金) 23:12:06.15 ID:yE63Mokao

典子「…………んっ……」チュッ

みほ「……(唇に……)」

典子「みほが寝ちゃってっていうのは、前にもあったよね……確か家に呼んで勉強会した時。あの時とはもう、お互いの気持ちが違うけど」

典子「ずっと好き……みほが他の誰かのことを好きになっちゃっても……」

典子「そうなったら、努力して、またみほに……んっ」スリスリ

みほ「(なんかこのままだと典子さん、寝ている私を……)」


 みほは……>>直下

 1.起きて攻める  
 2.このまま典子にされるがまま

367: 2016/08/26(金) 23:13:46.19 ID:BwjN6Eubo
1

368: 2016/08/26(金) 23:18:27.88 ID:yE63Mokao

典子「みほっ……みほ……っ、ずっと、一緒に――」

みほ「そうだね」

典子「いて……ッッ!!?!?!?」

みほ「可愛かったよ。典子さん」ギュッ

典子「あ、ア…………ぁ…………ぁぁぁぁ……」カァァァ

みほ「大丈夫。私は典子さんだけ。1人だけを愛するよ」

典子「み、ほ…………」

369: 2016/08/26(金) 23:21:29.35 ID:yE63Mokao

みほ「だから典子さん……」ガバッ

典子「ひゃっ……」

みほ「一生私のモノになってね」チュッ

典子「んっ…………ひう……!」

みほ「布団の中、さっきからずっと典子さんの匂いでいっぱいだね……」

典子「だ、って……みほと、一緒に居て…………我慢、できない……」

みほ「いいよ。我慢しなくて」チュルッ

典子「んっ!? な、なんで今日……こんな、気持ち……い……」

みほ「典子さんが私だけを見て、私が典子さんだけを見てるからだよ。愛してる」

典子「うんっ……うん! 愛してる……」

370: 2016/08/26(金) 23:22:49.26 ID:yE63Mokao

・・・・・・

~数時間後~


みほ「…………」スッ

典子「……ん」チュパ

みほ「ふふっ、指なんて咥えても意味ないよ?」

典子「みほの……一部だもん…………」

みほ「ここも?」

典子「うん」

みほ「ふふ、可愛いなぁ」

371: 2016/08/26(金) 23:25:54.68 ID:yE63Mokao

みほ「汗沢山かいちゃったね」

典子「らって……みほ、キスだけ…………他、何もしてくれない……」

みほ「だから興奮だけ高まって汗をいっぱいかいたの?」

典子「わかんないけど……こんなに、切ない……」

みほ「キスだけでも全部見ることができる。それは典子さんがよく分かってるでしょ」

典子「…………うん………………みほの、全部……えへへ……」

みほ「それじゃあお風呂に行こうか。入り直して、寝直そう」

典子「……うん。みほ」

みほ「ん?」

典子「その、腰が治ったら…………その……」

みほ「ふふっ……治ったらまた聞かせてね」チュッ

典子「う、うん……愛してる」

みほ「愛してるよ、典子さん」

372: 2016/08/26(金) 23:29:02.24 ID:yE63Mokao

・・・・・・

~翌朝~


みほ「ん、ん……」パチッ

みほ「この気だるさ、大洗に来てからこの目覚めが増えたなぁ……」ムクッ

典子「スゥ……スゥ……」Zzz

みほ「おはよう典子さん」

典子「ん…………みほ………………」Zzz

みほ「夢の中でも一緒かぁ。幸せそうだね典子さん」

みほ「私も私の幸せを……」


 磯辺典子の依存度が2→3になりました!
 みほにすっかりメロメロですが他の人と過ごしているのを見たら……? ですが危険は減りました!

373: 2016/08/26(金) 23:31:56.35 ID:yE63Mokao

典子「じゃあ、ね……本当に1人で大丈夫?」

みほ「大丈夫だよ。結構痛みは引いたし、それに私を家に送ってたら朝練に遅刻しちゃうでしょ」

典子「みほのためなら……」

みほ「だーめ。私のことを好きなように、典子さんはバレーのことも大好きなハズだよ」

典子「…………うん、分かった。ごめんね変な事言って」

みほ「ううん。頑張って」

典子「うん!」タッタッタ


 ホテル街での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(キャプテン以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

374: 2016/08/26(金) 23:33:07.77 ID:5eqa9COho
パゾ美

375: 2016/08/26(金) 23:37:52.21 ID:yE63Mokao

みほ「さーて帰ろうっと」スタスタ

パゾ美「西住、さん?」

みほ「え?」

みほ「………………え!?」

パゾ美「こんな時間にこんな場所で……なんで、バレー部の磯辺さんと……?」

みほ「え、ああ、あはは……これはその」

みほ「(ぎゃああああああああああ!! よりにもよって風紀委員に朝帰りの別れシーンを見られるなんてええぇぇぇぇえ!!)」

パゾ美「…………もしかして、2人でこの辺りの……」

みほ「ええっ!? あー……さぁ!? 吸い込んでくれい!?」ワタワタ

376: 2016/08/26(金) 23:40:52.62 ID:yE63Mokao

みほ「(ど、どうする…………ここで口を封じ…………いやいやいや、風紀委員の網は私の思う以上にしっかりしたつくりのハズ……)」

みほ「(いや、待て待て待て待て……パゾ美さんは今驚いた様子で私を見ている……色々脅して無理やり迫ったとはいえ、パゾ美さんの中ではまだ私は『真面目な隊長』なのだろうけど)」

みほ「(その真面目な隊長がこれまたバレー一辺倒の真面目な磯辺さんとホテルから出てきたところを見つかる! んんーー! おかわり!)」

みほ「(って違う!! いや、落ち着け…………まだ報告はされていない………………)」

パゾ美「…………西住さん」

みほ「>>直下!!」

377: 2016/08/26(金) 23:45:43.29 ID:Av2kR/OB0
力任せに人気のないところに連れ込んで問答無用でキスして黙らせて蕩けさせて忘れさせる

378: 2016/08/26(金) 23:52:25.09 ID:yE63Mokao

みほ「こうなれば、パゾ美さんには犠牲になってもらうしかないね」

パゾ美「えっ?」

みほ「本当はこういう手は使いたくなかったんだけど……」ガシッ

パゾ美「ッ、え、何をすムグッ!?」

みほ「(とりあえず路地裏に連れ込んで……!)」

パゾ美「ンーー!」ズルズル

379: 2016/08/26(金) 23:55:53.13 ID:yE63Mokao

・・・・・・

~路地裏~


みほ「(そんなわけで今私は人気の少ない路地裏でパゾ美さんを壁ドンしている)」

パゾ美「は、放して……」

みほ「いいえ。パゾ美さんは風紀委員……今報告されて私の行動に制限がつくのは厳しいから」

パゾ美「当たり前……! 動けないという理由で学校を休んでいるのに、夜遅くまで外出……しかも、生徒と…………不純な……」

みほ「不純異性交遊?」

パゾ美「いや、ここは不純同性交遊? まぁいいや、とにかく報告させてもら――」

みほ「それが駄目なんですよ」

380: 2016/08/27(土) 00:06:40.93 ID:IM/HUgWEo

みほ「パゾ美さん、取引しましょう」

パゾ美「…………なんの……?」

みほ「パゾ美さんを今まで脅していた写真…………それをすべて。ネガやデータのすべてを手放します。パゾ美さんにあげます」

パゾ美「えっ……?」

みほ「だからここを見逃してください」

パゾ美「っ、風紀委員が…………取引に応じるわけ……」

みほ「なら無理矢理にでも応じてもらいます!」

パゾ美「んっ!? ん、ムッ……ンッ!」

みほ「(なんだかんだあったけど帰り際にパゾ美さんに迫れるのは運が良いと言えるのかな)」

381: 2016/08/27(土) 00:09:40.58 ID:IM/HUgWEo

パゾ美「だ、め……! 私、は……! 風紀委員…………!!」

みほ「そんなプライドなんてここで何になるんですか? ここにいるのは私とあなた。ただの1人の人間同士ですよ」

みほ「楽になってくださいパゾ美さん」

パゾ美「そんなっ……こと、言って…………っ、磯辺さん……にも……!」

みほ「典子さんは私の恋人ですよ」

パゾ美「ッ!?」

みほ「典子さんに確認してもいいですよ。私達は愛し合っているんです」

パゾ美「…………じゃ、あ……」

みほ「ん?」

パゾ美「私は……ただ、遊び……だった…………と?」

みほ「ええそうですよ。それでも良かったでしょう? 知ってますよ。この前の空き教室でもパゾ美さんは気持ちよさそうにしていた」

パゾ美「最低…………っ」

みほ「ええそうです最低です。しかしその言葉で私は止まらない」

382: 2016/08/27(土) 00:13:53.68 ID:IM/HUgWEo

みほ「んっ、チュッ」

パゾ美「ん…………!」

みほ「ふぅ…………むしろ喜ぶべきです。これであなたを縛るものは無くなる。私はあなたに手を出す材料を失う」

パゾ美「………………」トロン

みほ「このキスは今回でおしまい。お互い自由の身。さぁどうですか?」

パゾ美「ぁ…………」


 ピー! ピー!


『こちらHQ、パゾ美へ。そちらの位置が先ほどから動いていないようだが、このままでは時間内に巡回コースを回ることができなくなる。何かトラブルが?』

みほ「ッ……!(クッ、やはりというか流石というか)」

パゾ美「………………>>直下」


 コンマ一桁奇数→問題なし
 コンマ一桁偶数→実は……

383: 2016/08/27(土) 00:16:32.75 ID:WY2gzfcyo
奇数

386: 2016/08/27(土) 00:21:40.53 ID:IM/HUgWEo

パゾ美「………………すみません。少し我が校の生徒と思わしき人影を見つけて探していたのですが、どうやら勘違いだったようで」

『そうか……HQ了解。巡回に戻れ』

パゾ美「はい」

みほ「……!」

パゾ美「…………あなた、こそ…………このことは……他言無用」

みほ「ありがとうパゾ美さん!」

パゾ美「………………(なんで、私……嘘、ついて……)」

パゾ美「(ここで折れなければ、もっと……キスされたのに……)」

387: 2016/08/27(土) 00:23:33.56 ID:IM/HUgWEo

・・・・・・

~みほの部屋~


みほ「はぁ…………朝から心臓が止まるかと思った……」

みほ「………………学校行こう」

みほ「結構痛みも引いてきたし」

みほ「いっつつ…………と、その前に行動予定は……>>直下」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

388: 2016/08/27(土) 00:24:07.73 ID:/q/HiRNTo

390: 2016/08/27(土) 00:26:21.03 ID:IM/HUgWEo

・・・・・・

~登校中~


みほ「おはよう沙織さん、優花里さん!」

沙織「みぽりん! 大丈夫なの?」

みほ「うん。大丈夫」

優花里「でしょうね。西住殿のマイクから沢山色々聞こえましたから」

みほ「やっぱり聞いてたんだ……」

優花里「ずるいであります! 西住殿、そろそろ私へのケアが無いと反逆しますよ!」

みほ「よしよーし」

優花里「ゴロゴロ」

みほ「今日は新しい子を落とそう」ルンルン

沙織「唐突だね!?」

391: 2016/08/27(土) 00:28:48.02 ID:IM/HUgWEo

沙織「あ、そうそう…………実はみぽりんに知らせたいことがあるんだ。多分みぽりんについて……」

みほ「なに?」

沙織「実は、みぽりんのことを好きな子がいるらしいの……しかも、戦車女子!」

優花里「ああ、いましたね」

沙織「なんだゆかりんも知ってたの?」

優花里「そりゃあ私は西住殿に寄り付く悪い虫を駆逐……じゃなかった。多少のチェックをしてますから」

みほ「それで、誰なの? 私のことを好きな人って……」

沙織「実は>>直下なんだよ!!」


 1.学内(戦車道受講者)
 2.学外

392: 2016/08/27(土) 00:29:34.23 ID:A/F9rkEW0
私(沙織)

396: 2016/08/27(土) 00:32:18.00 ID:IM/HUgWEo
 
 沙織さんは選べません(エンディングは考えてたりするけど)


沙織「私なんだよ!」

みほ「ありがとう沙織さん、こんな私のことを好きなんて言ってくれて……思えば今年の春、友達が出来ずにわたわたしてた私に声をかけてくれたのは沙織さんだったね。あの時私、すごく嬉しかったんだ。あれから色んなものに誘ってくれたり、アイス奢ってくれたり、カツ奢ってくれたり、パスタ奢ってくれたり、沙織さんがいなかったら私、普通の女子高生になれなかった」

沙織「ああごめんなさいごめんなさい!! 本当のことを言います!!」

みほ「はい」

沙織「学内の子なんだって」

優花里「ああ私の情報と一致しますね」

みほ「それで、誰!?」

沙織「>>398」

398: 2016/08/27(土) 00:32:47.21 ID:WY2gzfcyo
宇津木優季


401: 2016/08/27(土) 00:34:59.05 ID:IM/HUgWEo

沙織「ウサギさんチームの優季ちゃんだって」

みほ「よろしい。実に。実ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーにGOODであると感情をあらわにする」

優花里「西住殿…………」

沙織「もう慣れたよ」

みほ「ハッ! い、いやさ。こんな私のことを好きなんて言ってくれる人はその、ね。ありがたいじゃない。それが大きかろうが小さかろうがね、とってもありがたいの。すっごく答えてあげたい」

沙織「遅刻するよ?」

みほ「行きます」

415: 2016/08/31(水) 22:39:09.31 ID:0hSipEcto

優花里「さらに! 私の情報網を駆使して宇津木優季という人間を調べ上げました!」

みほ「優花里さん、私が狙ってる子に対してはそんなに調べないくせにこういう時だけメチャクチャ張り切るよね」

沙織「仕方ないよ」

優花里「というわけで、今回はどうやって後輩を振るかという話ですね! まず西住殿が――」

みほ「優花里さん!」

優花里「はい?」

みほ「とりあえず私、優季ちゃんのものになるね」

優花里「へ?」

416: 2016/08/31(水) 22:39:37.32 ID:0hSipEcto

優花里「にににににに西住殿ののののねなえあなんあな何故!?」アワアワ

みほ「そりゃ獲物が向こうからやって来るなら、ね。余興だよ」

沙織「てことは、みぽりん後輩に手籠めにされちゃうの!?」キャー

みほ「ああそうなるね……うんうんそれもいいねへへへへへへははははは」

「見てあれ、戦車道の隊長さんでしょ?」

「なにが悲しくてあんなにだらしない笑い顔……」

「何度も廃校を背負わされて辛かったんでしょうね。薬にはしるのも無理はないわ」

「いや、あれは口リコンの顔だ間違いない」

みほ「うるせぇ黙れ! ブッ頃すぞ!」

417: 2016/08/31(水) 22:41:05.41 ID:0hSipEcto

沙織「でも何で急に私とかゆかりんが優季ちゃんのことを知ったんだろうね。みぽりんが好きって知ったの最近だし」

優花里「そういえば西住殿が学校を何日も休み始めた時に急に情報が入ってきましたね」

みほ「…………なるほどね。じゃあ優季ちゃんは早ければ今日にもアクションを仕掛けてくる」

沙織「そうなの?」

みほ「うん。私の勘」

優花里「でも大丈夫なのですか?」

みほ「なにが?」

優花里「……彼女の中学時代の同級生に色々聞き込んだところ、とんでもない情報を入手しまして」

沙織「なにそれ私しらない」

優花里「武部殿とは情報収集能力に差がありますからね」フフン

沙織「むー……」

優花里「なんでも彼女は、好きな相手を>>419するらしいんです」

419: 2016/08/31(水) 22:44:17.80 ID:isSiLD26o
拘束&目隠しで責め立てる

421: 2016/08/31(水) 22:52:59.34 ID:0hSipEcto

優花里「なんでも好きな相手を拘束して目隠しして、一方的に責め立てる……とか」

沙織「なんか優季ちゃんがボンテージ着てるの想像しちゃった。しかも似合ってた」

みほ「………………悪くないね。よし、行こうか」

優花里「えっ!? 敢えて氏地に!?」

みほ「いい? 人が他人に気を緩める瞬間……その中でも支配している瞬間というのはね、実は支配している側の心の方が突いたら崩れたりするのがいいんだよ」

沙織「どういうこと?」

みほ「奴隷を飼っているご主人様の方が奴隷に依存することもあるってこと」

優花里「ありえるんですか?」

みほ「あるあるきっとある」

422: 2016/08/31(水) 23:00:05.11 ID:0hSipEcto

みほ「さて、それで……だよ」

沙織「なぁに?」

みほ「今回はおそらく私はどこかに監禁されるかも」

優花里「でしょうね」

沙織「どうする? ゆかりん発信機付けとく?」

優花里「念のため。ひん剥かれるかも知れないからこれを飲み込んでください。明日には便として出るハズですので」

みほ「…………」

優花里「日にかざしても意味ないですよ。大丈夫です信用してください」

みほ「じゃあ」ゴクン

423: 2016/08/31(水) 23:03:03.96 ID:0hSipEcto

・・・・・・

~教室~


「こうして日本は鎖国を解きました。ここで活躍したのが~」

みほ「………………」カキカキ

沙織「…………(まさか急に攫われるなんて無いよね?)」

華「(お腹が空きましたね)」

沙織「(コイツ脳内に直接……!)」

424: 2016/08/31(水) 23:05:18.29 ID:0hSipEcto

・・・・・・

~放課後~


沙織「みぽりん、何もなかったね」

みほ「特に視線も感じなかった…………まぁ他のはあるけど」

沙織「え?」

典子「み、みほ。今日登校できてたんだ…………そ、その。今日も頑張ろう」デレデレ

みほ「うん!」

パゾ美「………………」ジー

みほ「……」ニヤッ

沙織「(一体何が……)」

425: 2016/08/31(水) 23:08:00.94 ID:0hSipEcto

桃「これより練習を始めるー!!」

みほ「あんこうチーム乗車ァ! もたもたすんな保育園じゃねーぞ!」

華「サーイエッサー!」

みほ「……沙織さん、優花里さん」

沙織「なに?」

優花里「はい?」

みほ「ウサギさんチームには丁度完オチした紗希ちゃんがいるわけじゃない。もしもの時の為に協力してもらおうと思うんだけどどうしよう」

優花里「うーん……まぁ味方は多いに越したことは無いとは思いますが」

みほ「沙織さんは?」

沙織「>>直下」


 1.協力してもらおう
 2.やめとこう

426: 2016/08/31(水) 23:08:32.20 ID:8UG7x1BQo
2

427: 2016/08/31(水) 23:12:52.95 ID:0hSipEcto

沙織「やめといたら? いくら最後に納得するといっても紗希ちゃんだってみぽりんが他の女の子に一時的にでも奪われるのはいい気分じゃないし、知らせない方が」

みほ「そっか。分かったよ」

優花里「素直ですね」

みほ「沙織さんの言うことだしね。私より恋愛に詳しいんだから間違いないでしょ」

沙織「そ、そう言われると私の発言が後に原因になったりするからやめて!」


みほ「それじゃあ今日の模擬戦はウサギさんチームを狙います!」

麻子「M3を追いかければいいのか?」

みほ「会敵したらね」

華「ダージリンさんから聞いたんですけど、ディナーは追い詰めたウサギが美味しいそうです」

沙織「それことわざ的なやつだから!」

428: 2016/08/31(水) 23:17:55.90 ID:0hSipEcto

・・・・・・


みほ「2時にカメさんチーム! 無視して進軍!」

優花里「まぁどうせ当たりませんし」

みほ「7時にⅢ突、カメさんと当たらせて!」

麻子「西住さん、ウサギさん見つけた、距離30m」

みほ「丸焦げにしてやれ」

華「はい」

429: 2016/08/31(水) 23:24:28.63 ID:0hSipEcto

・・・・・・

~練習後~


桃「えー、今日は、ここまでとします……解散……」

沙織「なんであんなテンション……」

優花里「Ⅲ突にまったく当てられなさ過ぎて会長になんか言われたそうです」


梓「うう……やっぱりⅣ号強かった」

あや「砲の数では勝ってるのに」

桂利奈「当たらないし当ててくるしで……」

あゆみ「すごいよね」

優季「…………ねぇ皆、私が西住隊長に強さの秘訣聞いてこようか~?」

梓「えっ!?」

430: 2016/08/31(水) 23:26:02.34 ID:0hSipEcto

優季「私通信手だけど、たまには皆の役にも立ちたいな~って」

紗希「……」

あや「優季ちゃんすっごいやる気だね」

優季「うん~」

梓「なら車長の私も!」

あゆみ「あれ、梓はこの後お母さんにすぐ帰るよう言われてるんでしょ?」

梓「ッ、そうだった……今日はそうだった……」

桂利奈「私アニメ見るから、優季ちゃん頑張って!」

梓「強さの秘訣より夕方アニメなの!?」

優季「それじゃあ行ってくるね~」ニヤッ

431: 2016/08/31(水) 23:27:19.90 ID:0hSipEcto

みほ「それじゃあ、作戦通り私は1人で帰るから」

沙織「大丈夫、ゆかりんと一緒にちゃんと見てるよ!」

優花里「お任せください」


みほ「それじゃあねみんな」

沙織「ばいばいみぽりん」

華「お疲れ様です」

麻子「お疲れ」

優花里「また明日!」

432: 2016/08/31(水) 23:29:34.56 ID:0hSipEcto

・・・・・・

~帰り道~


みほ「(なるべく話しかけやすいように携帯でも見ながら歩いて…………)」

優季「西住隊長~」タッタッタ

みほ「(やっぱり今日来たね)」

みほ「あれ、宇津木さん?」

優季「今日はお疲れ様でした~今からちょっと時間いいですか~?」

みほ「うん。別にいいけど……」

優季「じゃあ少し>>434に行きましょうよ~」

433: 2016/08/31(水) 23:30:39.38 ID:KbanL6Ajo
私の部屋

435: 2016/08/31(水) 23:38:49.12 ID:0hSipEcto

優季「立ち話もなんですし、少し私の家に寄っていきませんか~?」ニコニコ

みほ「いいの? ならお邪魔しようかな」

優季「多分今お父さんとお母さんどっちも仕事だから、ご飯は振る舞えないですけど」

みほ「大丈夫大丈夫。コンビニで買えばいいんだよ」

優季「隊長、コンビニ好きですね」

みほ「大好きだよ。コンビニエンス、つまり便利なものを好きじゃない人はいないよ!!」

優季「(先輩の琴線がよくわからない……)」

436: 2016/08/31(水) 23:43:30.55 ID:0hSipEcto

 調べて気付いたけど大洗の子達って皆結構寮住まいなのね……補完しておいてください


・・・・・・

~宇津木家~


優季「ここ」

みほ「はえーここが」

優季「飲み物持ってくるので、その辺で寛いでてくださいね~」

みほ「あ、うん。ソファに座らせてもらうね」

438: 2016/08/31(水) 23:48:08.16 ID:0hSipEcto

みほ「(片付いた部屋の中に女の子らしい家具や小物が…………女子高生らしい……!)」

みほ「(さて、どうせ飲み物に睡眠薬か痺れ薬でも盛ってるんだろうけど……どっちだろう)」

みほ「(まぁ優季ちゃんの入れてくれたものなら何でも飲むけど)」

みほ「(あ、このクッションすごくいいにおいする)」

みほ「(すっごいいいにおい)」

みほ「(…………あ、薬のこと考えるの忘れてた。まぁいいか。どうせどちらにしろ、私にはあんまり効かないし)」

優季「お待たせしました~」


 優季が盛っていたのは……>>440

 1.睡眠薬
 2.痺れ薬

 どちらか片方

440: 2016/08/31(水) 23:49:41.57 ID:RgY0odLco
2

441: 2016/08/31(水) 23:55:55.04 ID:0hSipEcto

みほ「いただきます」ゴクゴクゴクゴク

優季「喉乾いてたんですか?」

みほ「うん。はしたないけど、誰も見てないし」エヘヘ

優季「そうなんですかぁ。私も気にしませんよ」ニヤ

みほ「ありがとう! ………………ん」

優季「それで、今日は聞きたい事があってですね」

みほ「う、ん…………聞きたい、こと…………って」ドサッ

優季「わぁ意外と早く効いた」

みほ「あれ………………動けない…………?」

442: 2016/09/01(木) 00:00:56.87 ID:/YfZMACVo

みほ「な、なにを……!?」

優季「ん? いえいえ、西住隊長っていっつも頑張ってくれてましたし~」

優季「私からなにか疲れをとるのにいい方法が無いかな~って思いまして」

みほ「手とか、足……動かない、んだけ、ど……」ガクガク

優季「痺れ薬ですから動きませんよ~」

みほ「う……」

優季「いつもは眠らせてからするんですけど、私、西住隊長のこと好きですからぁ~意識があったまましてあげたいなぁ~って」

443: 2016/09/01(木) 00:07:30.94 ID:/YfZMACVo

優季「とりあえずベッドに運びますね」

みほ「う……」

優季「あ、床は掃除してありますからね~」ズルズル

みほ「(なんか肩持たれて引きずられてる……)」

優季「よいしょっと」

みほ「…………宇津木さん……」

優季「ん~! そんな目で見ないでくださいよ~興奮してきちゃう」

優季「そんな人だったのという目、嘘だよねって目……どれも好きで好きでたまらない」

みほ「(いかん、変態だ)」

みほ「(うーん…………このままされるがままかぁ)」

みほ「(興奮してきた)」

445: 2016/09/01(木) 00:15:07.01 ID:/YfZMACVo

優季「さーて、とりあえず手足をそれぞれベッドのパイプにくくりつけちゃいますね」

みほ「…………うっ」

優季「痛いですか? 血は止まらないようにしてるけど痕残っちゃいますねぇ……でもこれも私のモノって意味が残るから……それでいいんですよぉ」

みほ「(目隠しもされた……これで優季ちゃんのあのまきいづみ時空に似た声に集中せざるを得なくなる……!)」

優季「西住隊長のこと、ずっと私のモノにしたいって思ってたんです」ペロッ

みほ「っ」

優季「あれぇ、首筋舐めて声出ない人初めて。マグロですかぁ?」

みほ「失礼な……我慢しただけ……ひっ!?」

優季「安心した」ペロペロ

446: 2016/09/01(木) 00:22:45.12 ID:/YfZMACVo

優季「ふふふふ……西住隊長の汗美味しい」

みほ「き、汚いよ……?」

優季「大丈夫。よくある『汚いところなんて無い』ってやつですよ~」

みほ「(この感じ……完全に何人かオトした手練れ……!)」

みほ「(声が出るところを的確に突いてくる…………)」

みほ「ひうっ…………っ、あっ……」

447: 2016/09/01(木) 00:28:47.93 ID:/YfZMACVo

優季「あぁぁぁぁ可愛い……ねぇ隊長、私のモノになりましょうよぉ」

みほ「っ、耳元…………で、囁かれる、と……っ……!」

優季「なってくれたら、もっとすごいことしてあげられますよぉ~」

みほ「なる!」

優季「ありがとうございま~す」チュッ

みほ「ッ」

優季「チュッ……」

みほ「ん………………」

449: 2016/09/01(木) 00:33:01.26 ID:/YfZMACVo

優季「私のモノになりますね~?」

みほ「なります!」

優季「ずっと私の?」

みほ「ずっと宇津木さんの!」

優季「じゃあ私のことはそんな他人みたいに呼ばないでくださいよ~」

みほ「優季ちゃん?」

優季「よくできました」ニコッ

優季「じゃあ~誓ってください。私のモノだって」

みほ「>>直下」

450: 2016/09/01(木) 00:37:07.59 ID:WnAG+Ydio
わん

452: 2016/09/01(木) 00:42:28.48 ID:/YfZMACVo

みほ「わ……」

優季「んー?」

みほ「わんっ」

優季「ふふふふふふふふふふ」ニコッ

みほ「わんわんっ!」

優季「よしよーし」ナデナデ

みほ「えへへ……」

453: 2016/09/01(木) 00:44:45.31 ID:/YfZMACVo

・・・・・・

~帰り道~


みほ「………………」スタスタスタ

沙織「みぽりん!」

みほ「ああそういえば監視してたんだっけ」

沙織「その、どうだった?」

みほ「すごかった」

沙織「マジ?」

みほ「うん。たまには支配されるのもいいね」

454: 2016/09/01(木) 00:49:01.59 ID:/YfZMACVo

優花里「それはよかったですね……」フラフラ

沙織「って、違う違う! みぽりんがあんなんだったからゆかりんが憤氏しちゃったよ!」

優花里「氏んでませんよ! ただ憤りとされるがままの西住殿の可愛さで血が足りないだけです」

みほ「レバーでも食べなよ」

優花里「それより西住殿! 本当に愛玩奴隷になってずっと服従して可愛がって貰うことを誓ったんですか!?」

みほ「ああ幼女のペットって良い響きだよね…………」

沙織「みぽりん欲望が出てるよ」

457: 2016/09/01(木) 00:53:42.85 ID:/YfZMACVo

みほ「まぁ流石に私が1人に浸るわけにはいかないからね……そこそこに抑えておくよ」

沙織「大丈夫なの?」

みほ「うん。それに……そこから逆転して犬にするのもよくない?」ニタ

優花里「私、ノンナ殿とかパゾ美殿とかがさっきの西住殿を見たらどんな反応するか逆に楽しみですよ」

沙織「私はみぽりんのお母さんやお姉ちゃんに見てもらいたいよ」

みほ「生き恥みたいに言うのやめようよ。すごいんだってあの声と喋り方で耳元でね、催眠音声よりすごいんだよ。だって実際に色々してきて」ペラペラ

480: 2016/09/14(水) 21:28:59.22 ID:e1YmHnT9o

優花里「それにしても私達、こんな夜に出歩いて不良グループみたいですね」ハハ

沙織「華じゃないんだから喜ばないよそんなんで」

みほ「私は喜んでるよ」

沙織「そうなの!?」

みほ「家に居た頃は門限とか厳しかったから、夜に出歩いてる時点でもう新鮮なんだ」

優花里「そうなんですか」

みほ「最近は夜の方が活動してる感じがして楽しい」

沙織「お家にチクッていい?」

みほ「口を縫い合わされたくなければ余計な真似はしないことだよ」

481: 2016/09/14(水) 21:32:33.65 ID:e1YmHnT9o

みほ「それにこの学園艦に変質者なんて居ないし、夜出歩いても平気でしょ」

沙織「変質者なら私と一緒に歩いてるんだけど……」

みほ「優花里さん、馬鹿にされてるよ」

優花里「ええっ!? あ、え、ああ……そうですか」

みほ「ん?」

沙織「どしたの?」

みほ「今あそこで何か動いたような……」


 夜道での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(サキュバスちゃん以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

482: 2016/09/14(水) 21:34:04.92 ID:QXEJ0dCDo
柚子

483: 2016/09/14(水) 21:39:08.34 ID:e1YmHnT9o

みほ「…………?」

優花里「どうしました?」

みほ「いや、小山先輩みたいな影があったような気がして」

優花里「西住殿、忘れかけの設定ではありますが彼女の発信機は家を示してます」

みほ「そっかぁ」

沙織「そろそろ帰るね。遅くまで起きてると悪のあんこう怪人に食べられちゃうよ」

みほ「なにそれ?」

沙織「オレンジ色の髪をした痴女が女の子を食べちゃうって怪談。を、広めようかな、って…………うん、やめとく」

みほ「うん」

484: 2016/09/14(水) 21:43:26.37 ID:e1YmHnT9o

・・・・・・

~翌朝~


みほ「ん~~! いい朝!!」

『次のニュースです。黒森峰学園艦内でワニと連呼する女生徒が話題になり、学園艦内に本当にワニが潜んでいるのではと住民は恐怖に慄いています』

みほ「ひえ~転校してよかった」


 プルルルル……


みほ「ん?」

沙織『あ、みぽりん……ゴホッゴホッ』

みほ「沙織さん、風邪?」

沙織『うん……だから今日学校休むね。それに手伝えない……』

みほ「…………じゃあ、お見舞いに行くね」

485: 2016/09/14(水) 21:48:14.27 ID:e1YmHnT9o

・・・・・・

~通学路~


優花里「じゃあ放課後に武部殿のお見舞いですね」

みほ「いや。昼休みに行く」

優花里「ええええ!?」

みほ「考えてもみなよ。沙織さんが風邪を引いたってなったらあんこうチームの皆でお見舞いに行くのは当たり前じゃない? それになんか沙織さんに懐いてるうさぎさんチームの6人も来るかもしれない」

みほ「そこで色々するのは、ねぇ……」

優花里「え、もしかして西住殿……寝込んでる武部殿に!?」

みほ「いやいやいや。寝込んでる沙織さんの前でイロイロ」

優花里「へ?」

みほ「沙織さんが見てるのにこんなに乱れて、いやらしい子だね! って感じで」

優花里「そ、そうですか。私は遠慮しておきます」

みほ「えー」

優花里「どうせなら2人きりのときに……モニョモニョ」

486: 2016/09/14(水) 21:50:35.70 ID:e1YmHnT9o

みほ「というわけで、沙織さんには悪いけど舞台装置になってもらう!」

優花里「すっごいですね」

みほ「じゃあ優花里さん。良い案ある?」

優花里「丸投げですか!? うーん………………とりあえず対象を決めないことには」

みほ「それは決めてあるの」

優花里「誰ですか?」

みほ「まず>>488でね」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

488: 2016/09/14(水) 21:51:27.28 ID:QXEJ0dCDo
2 ノンナ

489: 2016/09/14(水) 21:57:42.84 ID:e1YmHnT9o

みほ「ノンナさんと」

優花里「へ…………………………?」

みほ「どうしたの?」

優花里「い、いえ……しかし、プラウダ高校の人間をお昼休みにここに呼ぶのは……」

みほ「優花里さんなら知ってるでしょ。プラウダはカチューシャさんがお昼寝してる限り昼休みだと」

優花里「まぁそれは知ってますが」

みほ「だから夕方くらいまでノンナさんを借りても誰も怒らないよ」

優花里「なるほど! って違います! どうやって連れてくるんですか!?」

みほ「そりゃいつものタクシーで」

490: 2016/09/14(水) 22:00:58.22 ID:e1YmHnT9o

・・・・・・

~プラウダ高校・お昼寝部屋~


カチューシャ「んんんん…………ノンナ……もう眠い」

ノンナ「はいカチューシャ。今日もゆっくりお昼寝しましょうね」

カチューシャ「…………たまにはミホーシャともがいいなぁ」

ノンナ「西住さんはここにはいません。ですからまたノンナで……」

カチューシャ「うん。ノンナも安心するから……む、にゅ…………………………」Zzz

ノンナ「(ああカチューシャ……あの女狐に毒されて……待っていてください。私が彼女に打ち勝って、再び平穏を取り戻してみせます……)」

ノンナ「………………んぅっ……!?」

ノンナ「(なっ、い、今の…………西住さんの………………アレを、思い出したら……っ!)モゾッ

491: 2016/09/14(水) 22:06:37.06 ID:e1YmHnT9o

クラーラ「ノンナ様、黒いスーツを着た男の人が訪ねてきました」

ノンナ「男の人?」

クラーラ「ここまでお通ししましたが……」

「アンタが荷物か。それじゃあ、大洗に行くぞ」

ノンナ「ッ、な、何故大洗に…………」

「理由は聞くな」

ノンナ「(大洗に呼び出しだなんて……まるで、あの人の…………ッ!!)」

ノンナ「まさか、にしず」

「ルール2、依頼者の名前は聞かない。俺もお前も。ついてきてくれるな」」

ノンナ「…………分かりました」

クラーラ「ノンナ様?」

ノンナ「クラーラ、カチューシャの世話を頼みます。もし起きたら、しばらく出かけていると言ってください」

クラーラー「了解しましたノンナ様。カチューシャ様のあれやこれやはお任せください」ジュルリ

492: 2016/09/14(水) 22:11:11.77 ID:e1YmHnT9o

・・・・・・

~お昼・大洗学園艦~


「着いたぞ。また帰りに迎えに来る」

ノンナ「(まさかハリアーで送迎とは…………)」

みほ「あ、ノンナさーんこっちこっち」

ノンナ「っ……こんにちは」

みほ「手土産とかあります?」

ノンナ「急な呼び出しで乱暴に連れてきたにも関わらず、手土産まで要求するほど礼儀知らずとは思いませんでした」

みほ「あはははは、冗談ですよ冗談。実は今日沙織さんが風邪を引いちゃって、お見舞いに行くからノンナさんと行きたいなって」

ノンナ「武部さんが? というか、友人の病床をデートコースにしないでください」

みほ「あれ、デートだと思ったんですか?」

ノンナ「ち、違います……!」

494: 2016/09/14(水) 22:13:56.26 ID:e1YmHnT9o

ノンナ「しかし、そういう事情でしたら連絡をくれればお見舞いの品くらい用意したものを……」

みほ「えへへ、ノンナさんに1秒でも早く会いたくて」ギュッ

ノンナ「ッ!? さ、触らな…………」

みほ「あれ、触っていいんですか?」ニギニギ

ノンナ「………………い、え……好きにしてください」

ノンナ「(ここで抵抗したり逃げ出したりしても、どんな手を使ってでもこの人は私を追い詰めに来る…………私を、自分のものにしようと……)」

みほ「というわけで、沙織さんの家にパンツァーフォー!」

495: 2016/09/14(水) 22:21:00.73 ID:e1YmHnT9o

・・・・・・

~沙織の部屋~


ノンナ「寮住まいなんですね」

みほ「私も最近まで実家住まいだと思ってたんだけどね……公式プロフィールで寮住まいらしいの」

ノンナ「公式プロフィール?」

みほ「さ、入りましょう」


 ピンポーン

 ガチャッ


沙織「はーい……」ゴホゴホ

みほ「来たよー」

沙織「う、うん……ありがと。ノンナさんも」ニコッ

ノンナ「見舞いの品も無く、申し訳ありません」

沙織「ううん! 他校の人が部屋に来たのって初めてだし!」

496: 2016/09/14(水) 22:23:19.15 ID:e1YmHnT9o

沙織「ささ、入って入って!」

みほ「沙織さんは横になってて。リンゴ持って来たから! お茶入れて剥くね」

沙織「うん……ごめんね世話かけちゃって」

みほ「いいのいいの! 私が来たかったんだから。ノンナさん、はい」

ノンナ「………………何故私にリンゴを差し出すのですか?」

みほ「ノンナさん切るの得意そうですし」

ノンナ「…………………………………………」ジトー

498: 2016/09/14(水) 22:28:56.22 ID:e1YmHnT9o

みほ「はい」コトッ

沙織「ありがと。ンクッ、ンクッ、プハ……っ」

みほ「どう? 楽になった?」

沙織「うん! 冷たいお茶が体の中から楽にしてくれる感じ」

みほ「じゃあまた、グイッと」

沙織「ンクッ、ンクッ、ンクッ」

みほ「ああ沙織さん、端から垂れてるよ」フキフキ

沙織「ああごめん……」

ノンナ「リンゴ切りましたよ」

みほ「じゃあ横になって。リンゴくらい寝てても食べられるでしょ」

沙織「うん。よいしょ……」

みほ「はい氷枕」

沙織「ありがと」

499: 2016/09/14(水) 22:32:37.01 ID:e1YmHnT9o

みほ「はい、あーん」

沙織「あーん……ムグムグ」

みほ「どう?」

沙織「美味しいよ。風邪の時ってあんまり味分からないんだけど、甘いのはすごく分かる」

みほ「そっか。ならよかった」

ノンナ「…………こうして見ていると」

みほ・沙織「ん?」

ノンナ「お2人とも、息ピッタリでまるで夫婦みたいですね」

沙織「え!? いやないないない!」

みほ「ははは」

ノンナ「私は、お2人の睦み合いを見るために来たのでしょうか?」ジトー

みほ「そんなことないよ。ノンナさんも、はいアーン」

ノンナ「不要です」

みほ「アーン!!」

ノンナ「ムグッ!? む…………」モグモグ

500: 2016/09/14(水) 22:35:19.74 ID:e1YmHnT9o

みほ「美味しい?」

ノンナ「そりゃ、まぁ」

みほ「よかったよかった」

沙織「あはは……(みぽりんに今回の作戦は聞いてるけど、そろそろかな?)」

みほ「(そろそろだね。沙織さんの前でノンナさんに……>>502)」


 1.キスしてそれから……
 2.今までのノンナにしてきたことを沙織の前で暴露

502: 2016/09/14(水) 22:38:28.43 ID:E+DP4tw9o
1

503: 2016/09/14(水) 22:44:05.76 ID:e1YmHnT9o

みほ「(そろそろいつものアレやっちゃいますか)」チラッ

沙織「(みぽりんからの目くばせ! ええっと、この後私の目の前でノンナさんと…………)」カァァ

ノンナ「ん、武部さん。また顔が赤く……熱が上がっているのかも」

沙織「あ、そうかな……?」

ノンナ「おしぼりを変えてきます」

沙織「あ、ありがと……」

みほ「…………………………沙織さん、この後>>直下」


 1.寝たフリをしてね
 2.ちゃんと起きててね

504: 2016/09/14(水) 22:44:37.65 ID:H+ksoba10

505: 2016/09/14(水) 22:50:08.04 ID:e1YmHnT9o

みほ「ちゃんと起きててね。今回は沙織さんに見られてるというプランで行くから」

沙織「その、あの、私が寝てる隙に~的なんじゃないんだ」

みほ「今回は見られてのだから。沙織さんがガン見することが重要だよ。それに後学にするために私のこんなのに付き合ってくれてるんでしょ?」

沙織「う、うん……分かった」


ノンナ「どうしました?」

みほ「いいえいいえ。あ、そうそうノンナさん」

ノンナ「はい?」

みほ「ちょっと両腕塞ぎますね」シュッ

506: 2016/09/14(水) 22:53:40.27 ID:e1YmHnT9o

ノンナ「ッ、しま――」

みほ「不意打ちなら正面からでもノンナさんを組み敷ける! 両腕を縛り、動けなくすることもできる!!」

ノンナ「に、西住さん……! やはり、こういうことが目的で!」

みほ「こういうこと?」

ノンナ「ええそうです! あなたが私に今まで……!」

ノンナ「(ッ、マズい……今は武部さんも居る…………きっと彼女は私達のことを何も知らない…………とすると……」

沙織「み、みぽりん何してるの!?(って言っておけばいいんだよね)」

みほ「沙織さんは見ててね。これからノンナさんが可愛くなるから」

507: 2016/09/14(水) 23:01:10.36 ID:e1YmHnT9o

ノンナ「なっ……! だ、駄目です! そんな……見られ……」

みほ「じゃあ、見られてなければいいんだ」

ノンナ「そういうわけでは!」

みほ「ノンナさん。私からの急な呼び出し、断ろうと思えば断れましたよね?」

ノンナ「既に使いを出しておいて、断りづらくしたくせに……」

みほ「それに、んっ……」

ノンナ「ふっ、ぐっ……!…」

みほ「ククク、キスしたらこうして舌を自分から絡めてくるくせに?」

ノンナ「ぁ…………ぁ、ち、ちが……」

508: 2016/09/14(水) 23:08:32.35 ID:e1YmHnT9o

みほ「期待してたんでしょう? こうされるって」

ノンナ「くっ、あっ…………ちが、違います……違い、ま……!」

みほ「それに沙織さんに見られてるってのに、いやしく私の舌に吸い付いてきて。そんなに欲しかったんですか?」

ノンナ「ッ、や、やめ……! 見ないでください!」

沙織「わぁ…………」ジー

みほ「沙織さんはまだ見たいようですね。ノンナさんが、私のモノになっちゃう姿」

ノンナ「ひっ……! ぁ、んっ……うっ」

みほ「(いつだって心を攻めるのは楽しいなぁ……自分がされるのもいいけど、こうして他人を自分の好き勝手にメチャクチャにできるのってやっぱり最高だね)」

509: 2016/09/14(水) 23:14:49.99 ID:e1YmHnT9o

みほ「暑いですよね? 涼しくしてあげます」プチプチ

ノンナ「っ、やめっ! こんなの、本当に!」

みほ「黙ってて」チュッ

ノンナ「んっ…」

みほ「ノンナさん、気持ちいいでしょう? キスすると心も体も一つになる感覚で、他のことなんてどうでもよくなる」

ノンナ「う、あ…………」トロン

みほ「それに、どうせいつかカチューシャさんと一緒に可愛がってあげるんですから……見られるのにも慣れておかないと」

ノンナ「見ら、れ……?」

みほ「ほら、沙織さんがカチューシャさんだったら……」

ノンナ「ぁ…………あっ、ああ……っ! み、見ないで! 見ないでくださいカチューシャ!」

みほ「駄目ですよ。全部見られちゃってます。ノンナさんのこのだらしない顔も、唾液がたくさん落ちてベチョベチョに濡れちゃった胸も、ココも」

ノンナ「ひうっ……!?」

みほ「あははは、床に小さな水溜まりみたいなのが!」

ノンナ「い、いや……カチューシャ…………許してください……この人の、が、いけないん……です……っ、この人が、私を、こんなにするからぁっ!」

510: 2016/09/14(水) 23:18:01.90 ID:e1YmHnT9o

沙織「(え、ノンナさん……すっごく蕩けてるけど……もしかして私をカチューシャさんだと思ってるの!?)」

みほ「……」スッ

沙織「え?(みぽりんがノンナさんを責める手を、私に……なにこれ、紙切れ?)」

 ≪「変態」って言って≫

沙織「(えええええええ!!?)」

みほ「ほら、今のノンナさんをカチューシャさんが見てたら、きっとこう言っちゃいますよ」チラッチラッ

ノンナ「カチュ、シャ……言う……?」

みほ「(言って! 言って!!)」

沙織「(ううううううう…………)」

沙織「へ、変態!」

ノンナ「ッッ!! か、カチューシャ、ちがっ、私!」

みほ「変態、ですよね」チュッ

ノンナ「んううっ……! は、ひ…………」クタッ

511: 2016/09/14(水) 23:21:14.19 ID:e1YmHnT9o

みほ「ノンナさんは人に見られながらされて悦んじゃう変態ですよね」

ノンナ「は、い……へんらい、わたし……んっ、チュッ…………チュ……」

沙織「(キャーーーーーーーーーーー!!)」カァァ

みほ「じゃあ変態のノンナさん、今度はカチューシャさんと一緒に……いっぱいしましょうね」

ノンナ「しますっ……いっぱい…………う……」

みほ「……………………あ、気を失っちゃった」

沙織「み、みぽりん…………」

みほ「ありがとう沙織さん。おかげですっごくすっごくすっごくすっごーーーーーく楽しかった!!」

沙織「みぽりん、すごく……なんというか、輝いてるね……」

みほ「そりゃあね。ブリザードなんて二つ名まで付けられちゃった氷を溶かしちゃったんだから」

512: 2016/09/14(水) 23:24:14.36 ID:e1YmHnT9o

沙織「途中ノンナさんが私をカチューシャさんと思い込むのはどうかと思うけど……」

みほ「ああアレね、ちょっとした催眠? みたいなやつ」

沙織「みぽりんそんな妖術まで身に着けたの!?」

みほ「昨日の優季ちゃんの喋り方を参考にしてみたの。本気で覚えようと思えば覚えられるんだけど、でも催眠ってやっぱり私のやり方じゃ合わないかも。今回は特別だね」

みほ「人は何もかもがどうでもよくなった時に自分が今本当に求めている物を求めるの。だから、私はノンナさんのガードを溶かして、本当に求めている物を与えただけ」

沙織「求めている物?」

みほ「だって、もう2回も私に襲われたんだよ? 求めないわけがないもの」ニヤッ

みほ「私から与えられる快楽に、堕ちるしかないんだよ」

514: 2016/09/14(水) 23:28:45.31 ID:e1YmHnT9o

・・・・・・

~夕方~


ノンナ「ん…………あ、私は……」パチッ

みほ「あ、目が覚めました?」

ノンナ「西住さん……………………っっ!!」バッ

みほ「ノンナさんのでベチョベチョになった床は拭いておきましたよ。制服もよだれが垂れた場所はちゃんと然る処置をしました」

ノンナ「そ、そういう、ことでは……」ワナワナ

みほ「なんですか? そんな怖い目をして。今にも私をくびり殺そうとしてるみたいで」

ノンナ「そうしてしまいたい……あんな、あ、あんな……!」

みほ「ふふっ……はい、来てください。ギュッってしてあげます」ポンポン

ノンナ「え…………あ……」フラフラ

みほ「ほら、逆らえない」

ノンナ「私に、何を……」ギュウウウ

みほ「何もしていません。ただ、ノンナさんが求めているんですよ。もうノンナさんは私から離れられない。さ、また会う時は……一緒にカチューシャさんを落としましょうね」ニコッ

515: 2016/09/14(水) 23:30:26.56 ID:e1YmHnT9o

・・・・・・


沙織「あ、あはは……ノンナさん、大丈夫?」

ノンナ「ッッ~~~~!!」カァァァ

ノンナ「も、申し訳ありません!! 病気の武部さんの前で、あんな…………申し訳ありません!」

沙織「いいっていいって! 気にしてないから」

ノンナ「しかし…………」


「ここだっけ」

「そうそう。ここ」


みほ・沙織・ノンナ「ッッ!!」


 ピンポーン

516: 2016/09/14(水) 23:33:37.38 ID:e1YmHnT9o

沙織「あわわわわわわわわ、どどどどどうしよう!」

みほ「なに慌ててるの沙織さん!」

ノンナ「そういうあなたも!」

みほ「(しまった……昼休み中に終わらせるつもりがつい楽しみすぎた!)」

みほ「と、とりあえずノンナさんはそこのクローゼットに隠れて、沙織さんは誰が来たか見て!!」

ノンナ「はい!」

沙織「うん!」


沙織「誰だろう……声的に、まぁ分かるけど……」


 さおりの部屋に……>>直下

 コンマ一桁奇数→あんこうチームが来た
 コンマ一桁偶数→ウサギさんチームが来た
 ゾロ目→どっちも来た

517: 2016/09/14(水) 23:35:09.82 ID:QXEJ0dCDo
ゾロ目

518: 2016/09/14(水) 23:38:59.89 ID:e1YmHnT9o

あや「沙織センパーイ」

桂利奈「お見舞いに来ましたー!」

あゆみ「紗希も一緒ですよー!」

梓「ちょっと、廊下で大声出しちゃ駄目だって!」

優季「生きてますか~?」


みほ「(クッソオオ……! なんであんこうチームじゃない! 友情無いのか!?)」

沙織「どうしようみぽりん……」

みほ「…………居留守決め込もう。沙織さん、音を立てないで」

沙織「うん! 頑張る!!」

みほ「言ったそばから大声出すな!!!!!!!!!!!」

沙織「みぽりんこそ!!!!!!!!!!!!!!」

520: 2016/09/14(水) 23:42:43.54 ID:e1YmHnT9o

あゆみ「あ、なんか中から先輩の声聞こえたよ」

優季「なんか西住隊長の声も聞こえた~」

梓「えっ、隊長も!?」アセアセ

あや「いやいやなんで身だしなみチェックするの」

桂利奈「センパーーーーーーーーイ!!」


 ガチャッ


沙織「あ、あはははは…………げ、元気だね皆」

紗希「……」b

521: 2016/09/14(水) 23:45:04.62 ID:e1YmHnT9o

沙織「とりあえず上がってよ。狭い部屋だけど」

梓「お、お邪魔します!」


あや「やっぱり寮って大体どれも同じな部屋だね」

優季「あ、西住隊長こんにちは~」ニヤニヤ

紗希「……」テレッ

桂利奈「こんにちは!」

みほ「うん。こんにちは(なんでお前達なんだ……なんで総士、違う違う。なんであんこうチームじゃない!)」

522: 2016/09/14(水) 23:48:39.09 ID:e1YmHnT9o

優季「隊長もお見舞いですか?」サワサワ

みほ「ひっ!? お、お尻触って!?」

紗希「……」チョップ

優季「あいたっ、もう紗希ちゃんひどい~」

みほ「(マズい……ウサギさんチームが一堂に会して私と会うと、こういうピンチが訪れるんだ!!)」

みほ「(よし、逃げよう。もうノンナさんとか置いていこう!)」ガタッ

梓「西住隊長、帰っちゃうんですか?」

みほ「うん。私はもうリンゴとか渡したし、そろそろお暇――んはぁっ!!」

沙織「みぽりんどうしたの!?」

ノンナ「(私を置いて逃げることは許しませんよ……!!)」ゴゴゴゴゴゴ

みほ「(ノンナさんの眼力に射抜かれて動けない……! こ、これがブリザード!!)」

523: 2016/09/14(水) 23:50:47.80 ID:e1YmHnT9o

みほ「あはは、長く座ってて足が痺れちゃったみたい。もうちょっと居ようかなー」

優季「じゃあ私隊長の隣に~」

紗希「……」ササッ

梓「あっ、2人が瞬時に両隣に!」

みほ「(ぎゃあああああああああああああ!! 両手に花じゃない!! こんなん両手に爆弾抱えて地雷原に突っ込むようなものなんじゃ!!)」

ノンナ「(…………プフッ)」

みほ「(クローゼットの中から私を嘲笑う気配が……)」

ノンナ「(いい気味です。そのまま破滅してしまいなさい)」

みほ「(クッソオオオオ……! もしバレたら巻き込んでやる!!)」

524: 2016/09/14(水) 23:54:27.49 ID:e1YmHnT9o

みほ「(だけどこの危機的状況にも光明はある……ウサギさんチーム全員が居るということ! 仮に優季ちゃんや紗希ちゃんが何かを感じ取ってもすぐには言いださないハズ!)」

みほ「(後はノンナさんをどうするか…………)」

紗希「……………………いる」

みほ「え!!!!!!!!?!???!??」

ノンナ「(ッ、この人……ずっとクローゼットを見つめている……馬鹿な、この私がバレるようなこと……)」

沙織「(みぽりん……短い間だったけど、楽しかったよ……)」

優季「さ、紗希ちゃん……もしかして……それ…………」

桂利奈「ゆ…………幽霊?」

あや「ひいいいいいいい!!?」

梓「ちょ、ちょっと皆怖いこと言わないで!」

525: 2016/09/14(水) 23:57:04.87 ID:e1YmHnT9o

紗希「……」フルフル

あゆみ「幽霊じゃないって?」

紗希「……」コクッ

梓「人が入ってるって……それはそれでかなり怖いんだけど……!」

桂利奈「先輩! ストーカー被害じゃないですか!? 不法侵入ですよ不法侵入!」

みほ「………………」

沙織「………………(みぽりん)」チラッ

みほ「(まっずい…………氏ぬ。吐きそう…………)」

みほ「(ああ…………神よ…………誰か、助けて………………)」


 混乱を極めた沙織の部屋に……>>直下

 コンマ一桁奇数→あんこうチームがやってくる
 コンマ一桁偶数→「開けてみよう!」という声が響く

526: 2016/09/14(水) 23:57:53.79 ID:QXEJ0dCDo
それ

527: 2016/09/14(水) 23:58:44.54 ID:e1YmHnT9o
今日はここまで みぽりん、九氏に一生を得る
そして誤爆はよくない。氏にたくなる

528: 2016/09/14(水) 23:59:06.48 ID:fg/5Ns7Io
チッ…(やったねーみぽりん!)

529: 2016/09/14(水) 23:59:08.77 ID:iYxOnckZ0

引用: 【ガルパン安価】みほ「皆って結構チョロいよね」