1: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/10/03(月) 01:44:35.95 ID:4JxqyjXjo
3: 2016/10/03(月) 01:51:19.45 ID:4JxqyjXjo
あらすじ
自称天才戦車兵・西住みほと、大洗女子学園普通科2年生・武部沙織のコンビが、超常現象や、奇怪な事件に隠されたトリックを解決していくミステリードラマ。
基本的には1エピソード2話構成となっている。例外的に第1シリーズの「母之泉」は3話、「千里眼の男」は1話、第2シリーズの「六つ墓村」、「100%当たる占い師」は2.5話(第3が2部構成)となっている。
ミステリー(謎解き)が基本ではあるが、コメディの要素もふんだんにちりばめられており、笑いを誘う人物設定や行動、セリフ回し、出演者に関するネタや横溝作品、裏番組をもじった地名や小道具(張り紙、看板、習字等)、漫画作品のパロディなど小ネタが多く、独特の演出と雰囲気が話題となりヒットする。しかし、何かとコメディ要素が目立ちがちであるがこはミステリードラマらしく、真相は無情でやるせない結末(逮捕前に犯人が氏亡するなど)により事件の幕は降りる。
なお、何かとセリフ(特にネタ台詞)やオチに妙な効果音がつくのが特徴。人間が引き起こす超常現象を解明していくというスタンスだが、超能力などを全否定していない話もある。
4: 2016/10/03(月) 01:56:17.82 ID:4JxqyjXjo
西住 みほ
演 - 渕上舞
自称売れっ子戦車兵だが、すぐクビになり、家賃も払えないほどの貧乏暮らし。インチキ超能力者を見ると黙っていられない性分で、西住流を使って数々のトリックを見破る。決め台詞は「お前のやったことは全てお見通しだ!」(エピソードによって様々なアレンジがある)である。
髪はオレンジミドルでセンター分け、いつも地味なセーターとロングスカートを着ているが、一度だけズボンを履いた回がある。戦車道としてはお団子結びでチャイナ服である。友達はペットのハムスターと亀しかいないらしい。しかし友達ながら名前は「亀1」「ハム2」など番号である。
寝相と寝言がひどく、幼少のころより笑うことが苦手で、「ウヒョヒョヒョ!」「エヘヘヘ!」といった妙な笑い方をする。掛け声や悲鳴は「うにゃー!」「にゃっ!」である。
貧Oがコンプレックス。
武部 沙織
演 - 茅野愛衣
県立大洗女子学園の生徒で、専門は恋愛学。自称天才恋愛学者で、どんな怪奇現象も恋愛で解明できる、といった持論がある。バストがデカいが気は小さく、怪奇現象を見るとすぐに気絶し、簡単なイケメンにはコロっと騙されてしまう。
著作本は「どんと来い!恋愛相談1 - 5」「なぜバストを尽くさないのか」「IQ200」(本人によると本当はIQ220らしい)。ウェーブヘアに、メガネ、長袖のワイシャツにベスト、スラックス姿である。
巨Oすぎる為に男性経験がないことがコンプレックス。
西住 しほ
演 - 野際陽子
みほの母。戦車兵。若いころは黒門島でシャーマンとして過ごしていたが、後に夫となる常夫が現れて彼とともに島を抜け出す。ちなみに夫とのプロポーズの会話はドイツ語であり、みほに「元黒森峰だからドイツ語?」とつっこまれた。
今は熊本県で戦車道道場を営み、子供たちに戦車道を教えながら暮らしている。決めセリフは「全部ごりっとお見通しだ!」と「戦車には不思議な力があります」。
みほとは対照に金儲けが得意である。彼女もみほと同じく笑うのが下手。
6: 2016/10/03(月) 02:01:38.62 ID:4JxqyjXjo
・・・・・・
~保健室~
みほ「う、やめ……ノンナさ…………もう、出ない…………」
みほ「そっちはちがう…………あ、うっ……」
みほ「…………ハッ!!」ガバッ
沙織「ぎゃっ!」ゴツン
みほ「いっつ…………! ッ、沙織さん!!」
沙織「いったぁ…………どうしたのみぽりん。廊下で倒れてたところを見つけたんだよ」
みほ「あ、そうだ……私、廊下で倒れて……」
沙織「なにかの病気?」
みほ「ううん、多分、貧血…………」
沙織「大丈夫?」
みほ「………………沙織さん」
沙織「ん?」
みほ「……いや。大丈夫。変な夢見ただけ」
沙織「メチャクチャ寝言言ってたよ」
みほ「……どんな?」
沙織「…………ははははは」
みほ「どんな!?」
8: 2016/10/03(月) 02:04:41.39 ID:4JxqyjXjo
みほ「そうそう、河嶋先輩だけどね。小山先輩と一緒に落とすことにしたよ」
沙織「小山先輩と?」
みほ「うん。私と先輩で河嶋先輩の前でイチャイチャして、引きずり込む」
沙織「……うまくいくの?」
みほ「大丈夫だよ。小山先輩が居れば河嶋先輩の心が開きやすいかなって思うし」
沙織「だといいけどねぇ……でもあの強気な先輩のメス顔…………うっへっへっへっへ……」
みほ「うひょひょひょひょ!」
9: 2016/10/03(月) 02:07:32.80 ID:4JxqyjXjo
・・・・・・
~昼休み~
みほ「じゃあ河嶋先輩の目の前でイチャイチャしましょう!」
柚子「うん! なんか会長はさっきから居ないみたいだから、今生徒会室には桃ちゃん1人だよ!」
みほ「なんというおあつらえ向きな……やはり神は私に勝てと言っている……勝利からは逃れられない」
柚子「食堂でご飯も買ったし、行こうか!」
みほ「あ、でも肝心のイチャイチャ内容を決めてない……」
柚子「うーん……どうする?」
みほ「なら>>11しましょう」
10: 2016/10/03(月) 02:13:24.85 ID:wLpZPQY/o
いつものようにディープキス→お姉ちゃんの2つのおっOいを堪能→ちょっと攻守逆転→最後にもう一度キス
12: 2016/10/03(月) 02:20:02.85 ID:4JxqyjXjo
みほ「いつもしてるみたいに……する?」
柚子「いいの? 恥ずかしくない?」
みほ「うん。お姉ちゃんと一緒だから……」
柚子「分かったわ! 食べ終わったらしましょうか!」
みほ「(よーしよしよし。これで先輩の2つの丘を開拓できる……まぁいつでもできるんだけど)」
柚子「あ、でも……」
みほ「?」
柚子「食べ終わったらその、お腹が……」
みほ「そんなこと気にしてるの?」
柚子「ちょ、ちょっとは気にするのよ!」
みほ「駄目だよ気にしたら! ムチムチっていうのは胸やお尻が大きかったりももが太かったりしてるほかにもお腹が重要なんだよお腹が! しかもそういう人ってちょっと前かがみになったらお腹の脂肪がスカートの上にちょっと乗ってね! 素晴らしいんだよ!! むしろムチムチと銘打ってるくせにスレンダーに巨Oくっつけたようなのはムチムチとは言わないんだよ! ただスタイルが良いって言うんだよ!!!!」
柚子「わ、分かった……分かったから落ち着いて……」カァァ
29: 2016/10/06(木) 00:14:56.40 ID:qjRYF3Dzo
・・・・・・
~生徒会室~
桃「ん? 柚子……と西住か」
柚子「あれ、桃ちゃん1人?」
みほ「さっきぶりです」
桃「会長がどこかに行ってしまってな。2人もここで昼を?」
柚子「うん。一緒していい?」
桃「ああ」
30: 2016/10/06(木) 00:15:22.55 ID:qjRYF3Dzo
柚子「じゃあそこのソファに座ろっか。桃ちゃんも来なよー」
桃「桃ちゃん言うな!」ストン
みほ「(でも座るんだ……)」
みほ「(さて、私と小山先輩が隣に座り、河嶋先輩は向かい。ここから……)」
みほ「それじゃ、いただきます」
桃「いただきます」
柚子「いただきまーす」
31: 2016/10/06(木) 00:15:53.43 ID:qjRYF3Dzo
桃「(2人は学食を持って来たのか……うーむ、私もそうすればよかったな。購買のパンだけだとやはり学食には見劣りする)」
桃「(そういえばさっきの……2人が手をつないでたり距離が妙に近かったのは……)」
桃「(いつの間に仲良くなったんだ?)」
みほ「はい、あーん」
柚子「あーん…………ふふっ、みほも」
みほ「むぐむぐ……美味しいね!」
桃「!?」
32: 2016/10/06(木) 00:16:19.36 ID:qjRYF3Dzo
桃「(え、今のは……お互いに『あーん』という食べさせ合いっこでは!?)」
桃「(見間違いか? いやいやいや、そんなハズ無い! だが何故にこの2人が? こういうのって恋人同士とかでやるものでは!?)」
桃「(い、いや落ち着け。私もたまに会長にあーんされることがある。仲のいい女子同士ならよくあることだ!!)」
桃「(……………………私から食べさせたことは無いが……)」
桃「(ふ、ふふ、この大洗の頭脳と呼ばれた私ともあろうものが情けない。2人がここまで仲がよくなっていたのは驚いたが、やっていることは普通だ普通)」
桃「(自他共に認めるクールキャラの私がここでうろたえては2人が変に思うだろう。ここはいつも通り、いつも通りクールに過ごすのだ)」
みほ「あ、ほっぺにご飯粒ついてる」
柚子「えーどこに?」
みほ「ここ」ペロッ
柚子「ひゃんっ、もうー!」フフ
桃「!!?!????」
33: 2016/10/06(木) 00:16:47.68 ID:qjRYF3Dzo
桃「(えええええええ!? いやいやいやいやいや! なんだそれ!! なんだそれ!?)」
桃「(ご飯粒がついてるからって普通口の横を舐めるか!?)」
桃「(西住め、年上に対して失礼すぎないか? いや、柚子も柚子だ。何故笑っていられる!?)」
桃「(まさか最近の女子の間だと普通なのか……? い、一応それに詳しそうな奴に聞いてみるか)」ポチポチ
もも:武部沙織。ひとつ聞きたい
さおり:珍しいですね。どうしました?
もも:最近の仲のいい女子は相手の口元についた食べ物を舐めとるのか?
さおり:いやそんなことはないですけど
桃「(だ、だよな……安心した。ん? いや安心できない! じゃあこの目の前の2人はなんだ!?)」
桃「(落ち着け、おおちちけつけおちつけつつけ。この片眼鏡をかけた時から、私は大洗の生徒会として簡単に動揺したり取り乱したり泣いたりしないと決めただろう! 長年守ってきたそれをこんなところで壊すな私!)」
34: 2016/10/06(木) 00:17:15.97 ID:qjRYF3Dzo
みほ「あっ」
柚子「ん? あ、これ食べたかった?」
みほ「いや……残ってたら一口もらおうかなって思ってたくらいで……」
柚子「じゃあまだ口の中に残ってるからあげるね」
みほ「ムグッ、ゴクン…………えへへ、美味しかった。ありがとう」
桃「ぴえっ!!??!??!??」チョロ……
柚子「ん…………あれ桃ちゃん、どうかしたの?」
桃「お、おおおおおおお前ら!!」
柚子「?」
桃「い…………い、いや、なんでもない……」
39: 2016/10/06(木) 01:06:59.65 ID:qjRYF3Dzo
桃「(ぴえええええええぇぇぇ……もう分からないよぅ……)」
桃「(2人ともおかしい!! 助けてください会長ぉぉ……!!)」
みほ「ごちそうさまでした」
柚子「ふぅ……お茶いれてくるね」
桃「(気付けばもう食べ終わっていた……私もいつのまにかパンを完食していたらしい。味をまったく覚えていないぞ!?)」
桃「お、おい西住……」
みほ「なんですか?」
桃「その、貴様と柚子は…………その、どういう?」
みほ「小山先輩と? 普通ですけど……」
桃「普通の関係で顔を舐めたり食べ物を口移しで食べさせるのか!!?」
みほ「はい。私達では普通です」
桃「えぇぇぇ……」
40: 2016/10/06(木) 01:07:26.22 ID:qjRYF3Dzo
柚子「お待たせ。何の話?」
みほ「河嶋先輩が、私達のしてることがどーたらって」ズズ
柚子「桃ちゃんが?」
桃「だっておかしいだろう! 女性同士で…………あ、あんなこと……それこそ付き合っていなければ………………ハッ! まさか2人とも、付き合っているのか!?」
みほ「違いますよ」
柚子「うん。私はただ付き合ってるとかじゃなくて、お姉ちゃんだもんね」
みほ「うんっ」
桃「…………ん?」
桃「よく聞こえなかった。もう1度言ってくれ」
柚子「だから、私はみほのお姉ちゃんなの」
桃「」フラッ
桃「ッ!! いかんいかん。あまりにぶっ飛んだ答えに意識を失うところだった」
柚子「変な桃ちゃん」クスクス
桃「変なのは貴様らだ!!」
41: 2016/10/06(木) 01:07:51.85 ID:qjRYF3Dzo
桃「大体、なんだお姉ちゃんって! 西住には既に姉がいるだろうが! 黒森峰に!!」
柚子「黒森峰……?」ギロッ
桃「ひぃっ!?」チョロ
みほ「まぁまぁ、落ち着いて」
柚子「ごめんなさい……あの学校を思うだけで憎くて憎くて……」
桃「黒森峰に親でも殺されたのか!?」
みほ「よしよーし」ナデナデ
柚子「ん……もう、これじゃ立場が逆だよぉ」
みほ「ふふふ、たまにはね」
柚子「みほ…………」
桃「」
42: 2016/10/06(木) 01:08:22.88 ID:qjRYF3Dzo
みほ「ふふ、お姉ちゃんのマシュマロ……」
柚子「ひあっ……あ、やめ……」
みほ「やめ?」
柚子「やめ、ないで……」
みほ「うん。やめられない」
柚子「みほ……みほっ、私の……」
みほ「(さーて河嶋先輩はー)」
桃「」
みほ「(口をパクパクしてこっちを凝視してる……)」
柚子「……♪」グイッ
みほ「きゃっ」ドサッ
柚子「このソファ大きいからこういうこともできるんだよ。たまには私から……」
みほ「うっ、ンンッ! ひあ……(小山先輩にマウントとられてキスされてる……)」
43: 2016/10/06(木) 01:08:48.95 ID:qjRYF3Dzo
桃「あ、ぁ……あ、あ……」
みほ「(河嶋先輩がドラゴンボールZのクリリンとか悟飯がよくやってた尺伸ばしみたいな声あげてる)」
みほ「お姉ちゃん、そろそろ……」
柚子「あっ、ごめん。そうだったね……じゃあ、最後に思い切り舌挿れて?」
みほ「うん。んっ……く」
柚子「ッ、っ……!」ビクビクッ
みほ「ふう…………さーて」ニヤッ
柚子「桃ちゃ~ん、どうしたの~?」ニヤッ
桃「ハッ! い、一瞬走馬燈が…………って、2人とも、正気なのか!!?」
みほ「何を言ってるんですか。私達は……正常ですよ」
44: 2016/10/06(木) 01:09:15.96 ID:qjRYF3Dzo
柚子「もしかして、桃ちゃんも混ざりたかった?」
桃「誰が!」
みほ「なんだ、それなら言ってくれればよかったのに」ズイッ
桃「ひっ、に、西住! テーブルの上に乗るのは行儀が悪いぞ!」
柚子「だっていちいち回り込んで桃ちゃんのところにいくの面倒だしぃ」ガシッ
桃「ひゃぁぁぁあっ!!? い、いつのまに!?」
みほ「河嶋先輩……私、先輩とも仲良くなりたいなぁ」
桃「や、やめろ西住! 私にその気は……!」
みほ「私、(今まで私に散々酷いこと言ったり無茶ぶりしてきたのに快楽堕ちして屈服した)可愛い先輩が見たいなぁって」
桃「い、いや……」
みほ「大丈夫ですよ
【ガルパン】みほ「隊長と副隊長ってもっと親密になるべきじゃありません?」
の世界ではとても仲良しになれたんだから、身を委ねてください」
45: 2016/10/06(木) 01:09:43.40 ID:qjRYF3Dzo
桃「(ッ、西住の唇が……私のに触れて…………ああ……初めてだったのに……)」
みほ「どうですか? 私のキス」
桃「へ、変なだけだ! それより離れ――」
柚子「だーめ。桃ちゃんはみほとちゃんと仲良くなるべきだよ」
桃「ゆ、柚子ちゃん!?」
みほ「ふふふ、そういうことだから、一緒にキモチヨクなりましょう」
桃「い、いや……西住、お願いだ……やめ……」
みほ「やめ、なーい!」
桃「んうっ!!?」
47: 2016/10/06(木) 01:12:17.42 ID:qjRYF3Dzo
柚子「…………ふぅ」
みほ「ふぅ」
桃「う…………あ……」
みほ「これで私達、仲良しですね」
桃「なか、よ、し……?」
みほ「今の先輩、とっても可愛いですよ」サワッ
桃「う、くっ……」ビクビクッ
みほ「あちゃ、責めすぎて触っただけで」
柚子「桃ちゃん敏感になっちゃったね」
みほ「私達の関係、他の人に言っちゃだめですよ。もちろん会長にも。そうすればまた気持ちよくしてあげますからね…………あ、そうだ」
桃「……?」
みほ「その首のチョーカー、そろそろ新しいのにしたくありませんか?」ニコニコ
48: 2016/10/06(木) 01:17:16.95 ID:qjRYF3Dzo
・・・・・・
~廊下~
みほ「(あの後河嶋先輩を小山先輩に預けて、私は授業に戻る)」
みほ「(昼休みが終わるところだというのに生徒たちはまだ廊下で談笑してたりする)」
「あ、あの!」
みほ「ん?」クルッ
廊下での遭遇イベント……直下
今まで落とした子(桃ちゃそ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)
コンマ一桁奇数→遭遇
コンマ一桁偶数→遭遇せず
50: 2016/10/06(木) 01:22:57.45 ID:qjRYF3Dzo
オレンジペコ「やっと会えた……」ハァッハァッ
みほ「ペコさん!?」
オレンジペコ「うう、このまま会えないかと思いました」ジワッ
みほ「どうしたの? ここ大洗だよ!?」
オレンジペコ「えっと、ダージリン様に『たまには会ってこい』と言われて」
みほ「ダージリンさんに?」
オレンジペコ「はい。その……実は、ダージリン様にバレてしまって」
みほ「えっ、バレたって……私達の事?」
オレンジペコ「この前みほさんが腰を痛めてた時に訪ねたとき、色々と……」
みほ「そっか……ダージリンさんには他言無用だって言っておかなきゃ」
オレンジペコ「あ、そこは私が言っておきました。静かに付き合いたいって」
みほ「ならいいかな……?」
52: 2016/10/06(木) 01:26:01.62 ID:qjRYF3Dzo
みほ「そっかぁ。じゃあ今からどこかに遊びに行こうか!」
オレンジペコ「ええっ!? いいですよ! 私は顔を見られたらよかったし、それにこれから午後の授業じゃ……」
みほ「私達の学年、午前までなんだ。だから午後は空いてるから、今から行こう!」
オレンジペコ「そういうことなら……」
みほ「(沙織さんに私は腰の痛みがぶり返して早退するって言っておくように頼んでおこう)」
みほ「どこに行きたい?」
オレンジペコ「では……その、お土産のお菓子と葉っぱがありますので、みほさんの家でいいですか?」
みほ「分かった。じゃあ行こうか」
「…………」ジー
53: 2016/10/06(木) 01:33:09.73 ID:qjRYF3Dzo
・・・・・・
~???~
『その後オレンジペコは西住みほと共に彼女の寮へ。部屋の中まで監視しますか?』
「いいえ、その必要は無いわ。ありがとう帰って来て」
「……もしもし、角谷さん?」
「ええ。あなたから電話があった時は何も思わなかったけれど」
杏『ゴメンネー興信所みたいなことさせて』
「これで2つですね」
杏『ほかに借りあったっけ?』
「前に駆けつけてあげたでしょう?」
54: 2016/10/06(木) 01:41:01.68 ID:qjRYF3Dzo
杏『小山とちょっと親しげだったのはいいけど、2人して河嶋に対する目がアレでねぇ……お宅の、GI6だっけ? それなら西住ちゃんのこと色々知れるかなって』
「私もこの前、ペコが嬉しそうに出かけたから色々聞いたら、なんと西住さんとお付き合いしてるんですって。それに明らかにみほさんに向ける視線がアレな人達がちらほら……誰までかは把握できなかったけれど」
杏『うーん、杞憂ならよかったんだけどね~』
「まぁ、彼女が何もしなければ、私達も何もしませんわ」
杏『えー仮に私が西住ちゃんに狙われたらどうするの』
「自分でどうにかしなさいな。そこまではこちらにも危険が及ぶのでお断りですわ」
杏『はいはーい。まぁ西住ちゃんのことだから、その辺の女の子を食い散らかしてとっかえひっかえなんて真似しないと思うけど』
「もしかしたら総受けになっているだけかも」
杏『だよね! オレンジペコちゃんとだけそういう関係で、小山とはもしかしたら単に仲がいいだけで、河嶋への視線も私の勘違いだったのかもしれないし』
「あの愛され属性のみほさんよ? きっと友達を作ろうとして、周りがグイグイいってるに違いないわ」
杏『今日は変な事聞いちゃったね。それじゃ!』
「ええ」ガチャッ
「……………………まぁ、あのみほさんがそんな……ね」
56: 2016/10/06(木) 01:45:43.97 ID:qjRYF3Dzo
・・・・・・
~翌日~
みほ「(昨日は楽しかったなー)」
みほ「(ペコさんとのお茶会に、そのあと濃厚な……ムフフ)」
『次のニュースです。黒森峰の学園艦にクジラが衝突した事故で、いまだに航行機能は直っていないらしく、生徒や住民の親族から不安の声が上がっています』
みほ「ひえ~転校してよかった」
57: 2016/10/06(木) 01:48:57.92 ID:qjRYF3Dzo
・・・・・・
~通学路~
みほ「やっほー沙織さん」
沙織「あ、みぽりん。先生が心配してたよ。着いたら謝っておいたら?」
みほ「そうだね。そうしとく」
麻子「おはよう」
沙織「おはよー……って、麻子!!? どうしたの!!? まだ遅刻の時間には早いよ!!」
麻子「今日は何故か不思議と目が覚めた。これはもう勝利確定だな」
みほ「あ、そうだ沙織さん」
沙織「なに?」
みほ「今日は>>59でいくから」
1.新しく落とす
2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)
60: 2016/10/06(木) 01:51:26.56 ID:1U7tsgZgo
1
61: 2016/10/06(木) 01:56:31.43 ID:qjRYF3Dzo
みほ「今日は新しく挑戦していくから」
沙織「あ、そうなんだ」
麻子「何に挑戦するんだ?」
みほ「うーん、麻子さんは早起きに挑戦中だよね?」
麻子「ああ。そしてチャレンジ成功した」
みほ「そんな感じの成功するようなことに挑戦したい!」
麻子「そうなのか」
みほ「例えば>>直下とか!」
1.自分に近いもの。例えば学内でできること
2.学外に行ってできること
62: 2016/10/06(木) 01:56:56.78 ID:Ril+uNyjO
2
63: 2016/10/06(木) 01:59:35.14 ID:qjRYF3Dzo
みほ「学外でできることがいいなって!」
麻子「学外か。交換留学的なものでもするのか?」
みほ「ああそれもいいけど、戦車道の練習に穴を開けるわけにはいかないし」
沙織「(戦車道にも穴はあるんだよね)」ゴクリ
みほ「(決めた。学外の生徒……>>66さんを落とそう)」
66: 2016/10/06(木) 02:04:29.62 ID:1U7tsgZgo
アッサム
69: 2016/10/06(木) 02:08:36.65 ID:qjRYF3Dzo
みほ「最近茶道にも興味があるから、機会があったら聖グロで教えてもらおうかな」
麻子「いいんじゃないか」
沙織「そういえばウチの選択必修にも茶道あったよね」
みほ「道と名のつくもの全部あったような……」
麻子「ん? 待て。茶道は抹茶だろう? 聖グロは紅茶な気が……」
みほ「あ。まぁお茶の道だし紅茶でも茶道だよきっと」
沙織「アバウトすぎない!?」
麻子「西住さんはどのお茶が好きなんだ?」
みほ「あんまりよく知らないけど、アッサムティーとかちょっと興味があるかも」
沙織「(あっ)」
麻子「アッサムティーか。ミルクを入れて飲むのが一般的だったような」
みほ「(アッサムさんにミルクを? ぬへへ)」
87: 2016/10/07(金) 19:46:09.62 ID:N4kkOEK7o
・・・・・・
~休み時間~
みほ「よく見ないと分からないけど、アッサムさんって結構小さいんだよ」
沙織「そうだっけ? 髪の毛の量多いし結構大きいと思ってた」
みほ「それにね、3年生にしてツルペタボディなんだよ」
沙織「……」
みほ「会長もそうだけどさ、年上にして私達より口Oボディってすごくない? この矛盾を楽しんでこそだよね」
沙織「あーそうだねー」
みほ「まぁ典子さん以外のバレー部からしたら私も年上で小さいって扱いなんだろうけど、それはまた年下にしておねプレイっていうのも味わえていいよね」
沙織「あーそうだねー」
88: 2016/10/07(金) 19:46:56.88 ID:N4kkOEK7o
沙織「そういえばみぽりん、今日落とすの?」
みほ「うん」
沙織「アッサムさんを?」
みほ「うん。むしろ今日がチャンスなんだ」
沙織「どういうこと?」
みほ「いい? アッサムさんを落とすには――」
89: 2016/10/07(金) 19:47:30.77 ID:N4kkOEK7o
・・・・・・
~放課後・グラウンドの物陰~
アッサム「(授業を真面目に受け、休み時間は友人……武部沙織と談笑。会話の内容までは分からなかったけれど、普通の生活……)」
アッサム「(ダージリンに帰ってこいとは言われたけど、昨日は西住みほの行動を調べる内に学園艦間の便を逃がしてしまった。ペコは最終便で帰ったみたいだけど)」
アッサム「(しかしそれほどまでに彼女の行動が謎……せめて今日の最終便までに彼女の正体を……!)」
「それでねー」
「西住殿は博識ですねぇ」
アッサム「(ッ、どうやら通るようね)」
90: 2016/10/07(金) 19:48:10.06 ID:N4kkOEK7o
みほ「……この辺でいいかな?」
優花里「体育倉庫ですか……」
みほ「ここなら誰にも見られないし、ね」
優花里「はい」モジモジ
アッサム「(2人で体育倉庫に? こんな時間に中に人が居るわけないし、周りには誰も通らない…………一体何を)」
アッサム「(怪しい……)」
アッサム「(それに西住みほと一緒に居たのは同じⅣ号の装填手、秋山優花里)」
アッサム「(普段から近しい仲のようね。さて、体育倉庫の中を……)」ササッ
91: 2016/10/07(金) 19:48:40.30 ID:N4kkOEK7o
みほ「んっ…………」チュッ
優花里「い、ん……あっ、西住殿……」
みほ「優花里さん、可愛いよ」
優花里「嬉しいです……」
アッサム「(…………キスしてる……それも濃厚な)」
アッサム「(なるほどね……こうして人目の無い場所で女子と逢引……)」
アッサム「(あの人、ペコというものがありながら……!)」
92: 2016/10/07(金) 19:49:07.45 ID:N4kkOEK7o
みほ「優花里さん、いつもよりドキドキしてる?」
優花里「そ、そりゃ……します……」
みほ「どうして?」
優花里「こんな、誰かに見られるかもしれない所で……」
みほ「ふふっ、見つかったらそれでいいじゃない。脱がすよ?」
優花里「は、はい……」
アッサム「(えええええぇ……本当に? その、するの? アレを? 女性同士で?)」
アッサム「(男女の営みの、アレを……女同士で…………なんて非生産的な……)」
アッサム「(まぁ男女のそういったものも私には分からないけど。あんなの、本当に効率的じゃないわ)」
93: 2016/10/07(金) 19:49:41.22 ID:N4kkOEK7o
アッサム「(一応証拠の写真を撮っておきましょう。これでダージリンへの報告に……)」スッ
アッサム「(ってここからじゃ物が邪魔で上手く撮れない! 仕方ないわね……もう少し中へ……)」
沙織「てぇぇーーーーい!」ガバッ
アッサム「ッ、なに!?」
沙織「いたぞおおおお! いたぞおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
アッサム「ちょ、あなた一体……!?」
優花里「他校のスパイを発見!」
みほ「よし! 皆で取り押さえるよ!」
94: 2016/10/07(金) 19:50:17.30 ID:N4kkOEK7o
沙織「暴れないでよこのスパイ!」
アッサム「放しなさいコラ! 放しなさいコラ!」ジタバタ
みほ「3人に勝てるわけないだろ!」
優花里「武部殿、引き続き足をおさえててください!」
沙織「了解!」
アッサム「なによあなた達!」
みほ「優花里さん、私が手をおさえてる内に拘束!」
優花里「よし、縛りますよ!」
95: 2016/10/07(金) 19:52:12.34 ID:N4kkOEK7o
・・・・・・
~数分後~
アッサム「うう……(手足を縛られて、マットに寝かされた)」ギシッ
優花里「野郎ッ! 仕留めたぞぉ……! 仕留めた! 完璧です、これで動けません!」
沙織「こんな時間だし、もう見回りの時間も過ぎちゃったから先生はおろか風紀委員もここに来ないしね~」
みほ「さて、聖グ口Oアーナのアッサムさん。お久しぶりです。あなたはまさに、飛んで火にいる夏の虫というわけだったんですよ」
アッサム「飛んで火に……ッ、まさか、私の尾行がバレて!?」
みほ「ペコさんがこっちに来た時に、ちょっとした視線を感じていました。友人やクラスメイトが私に送る視線と違う、私を監視するような視線を」
アッサム「(くっ……気配は完全に消していたハズなのに……! これが西住流……!)」
96: 2016/10/07(金) 19:53:00.29 ID:N4kkOEK7o
みほ「おかしいと思ったんですよ。ペコさんとはプラトニックなお付き合いをしているのに、なんであんないたずら手紙が生徒会に届いていたのか。昨日のペコさんの様子から、血文字で『信じていたのに』なんて手紙を出すような状態じゃないことは明らかだった」
アッサム「いたずら手紙……?」
~~~~~~
ダージリン『へぇ、ペコがみほさんと』
オレンジペコ『はわわわわ……あ、あの……他の人には秘密に……』
ダージリン『分かってるわよ。応援するわ。ねぇアッサム?』
アッサム『ええ。ペコの気持ちは尊重したいですし』
オレンジペコ『ありがとうございます……』
ダージリン『にしても、意外ねぇ……みほさんと』フフッ
アッサム『ダージリン?』
ダージリン『(最近面白いことが無かったし、ちょっとからかおうかしら)』
アッサム『ダージリン、変な事考えてませんよね?』ヒソヒソ
ダージリン『え!? ええもちろんよ! 別に遠回しにみほさんに届くように大洗の生徒会あたりにペコの名前を騙って不穏な手紙を出そうとか全然思ってないわ!』アタフタ
アッサム『……』
~~~~~~
97: 2016/10/07(金) 19:54:08.87 ID:N4kkOEK7o
アッサム「(………………どうしよう、メチャクチャ心当たりがある)」
アッサム「(も~~~~! ダージリンの悪い癖がこんなところで私に返ってくるなんて!)」
アッサム「(いや、その手紙をきっかけに角谷杏が西住みほに疑念を抱いて、こうして叩いたら埃が出たのだから……ダージリンが送ったそのいたずら手紙は西住みほの正体を暴く起点となった……)」
アッサム「(でもこうして私をピンチにしたのだからやっぱり落とし穴だわ!)」
みほ「そしてちょっと盗み見しやすい場所でコトに及べば、私を監視している人間は必ず私の手の届く範囲まで出て来てくれると思っていた。まさか本当に思い通りになるなんて」
アッサム「くっ……」
みほ「目的はなんですか? 聖グロの誰があんな手紙を書いて、何故私に送り付けてきたのか、あなたは知ってるんじゃないですか?」
アッサム「…………知りませんわ」
アッサム「(ダージリンが出来心でからかうために送ったなんて言えない……)」
みほ「へぇ…………」
98: 2016/10/07(金) 19:55:45.95 ID:N4kkOEK7o
アッサム「私はただ、大洗の中心であるあなたを調べて、いつかまた来るであろう次の大洗戦に備えていただけですわ」
みほ「なるほど……では、手紙のことは本当になにも知らないと?」
アッサム「ええ。というか、そんな手紙があなたのところに来ていたなんて知らなかったわ」
みほ「…………そうですか。じゃあ、ここは普通にスパイを捕まえたことにしましょう」
アッサム「捕虜の扱いは戦車道の規則に則ってもらいますわ」
みほ「捕虜の扱い? うーんなんでしたっけそれ」
沙織「さぁ?」
優花里「すみません、今調べられないので私にも分かりません」
99: 2016/10/07(金) 19:56:17.68 ID:N4kkOEK7o
アッサム「なっ、違反行為よ!」
みほ「知らなかったので、もし違反行為をしてしまったら後で謝りますね」ニコッ
みほ「さぁて、どんな『尋問』をしましょうか」ニコニコ
アッサム「……尋問と拷問を履き違えないでくださいまし」
みほ「うーん、私、尋問と拷問の違いがあんまり分かりませんねぇ」
みほ「(イヒヒヒヒ、尋問と称してキスの流れに持って行っちゃおう。>>101すればいいかな?)」
101: 2016/10/07(金) 19:59:04.26 ID:+XMqRgHIo
優しく抱き寄せる
102: 2016/10/07(金) 20:03:12.61 ID:N4kkOEK7o
みほ「さーて」ジリジリ
アッサム「うぅっ……」
沙織「やっちゃえみぽりん!」
優花里「一生残るトラウマにしてやりましょう!」
アッサム「…………」
みほ「おや、どうしたんですかそんなに力んで」
アッサム「私は聖グロの秘密諜報員として、あなた達の責め苦には屈しない! 絶対に!!」キリッ
みほ「それ、次の瞬間にんほおおって言ってるやつだからこれからは控えた方がいいですよ……」
103: 2016/10/07(金) 20:05:25.17 ID:N4kkOEK7o
みほ「では……」スッ
アッサム「…………!」プルプル
みほ「…………」ダキッ
アッサム「……………………え?」
みほ「脅かしてすみませんでした」ギュウウ
アッサム「え、何を……」
沙織「倒れてるアッサムさんにみぽりんが抱き着いてる」
優花里「これ、2人はいいでしょうけど西住殿がアッサム殿を抱き枕にしてるように見えて、なんというか……」
104: 2016/10/07(金) 20:12:15.98 ID:N4kkOEK7o
みほ「私達は別に、アッサムさんに酷いことをしようとしているわけではなくて、ただ聞きたいことがあるだけなんです」
アッサム「そう言って口を割らせようということでしょう。近いのでどいてもらえますか」
みほ「嫌です」
アッサム「それに、この体勢から酷いことをしないとも限らない! 縛られてるからって、さらにまた動きを封じるような真似をして!」
みほ「(なんでこんなくっ系なの……チッ、優しくして穏便に口を割らせてあわよくばキスする作戦が……! こうなったら)」
みほ「そんなにしてほしいなら、酷いことをしますが?」
アッサム「しても私は何も話すことはありません」
みほ「ふーん…………」
アッサム「…………」キッ
みほ「じゃあその真面目な顔から崩していきますか」
アッサム「え? ンムッ――!?」
105: 2016/10/07(金) 20:15:50.45 ID:N4kkOEK7o
みほ「…………」チュウウ
アッサム「い、やっ……」
みほ「逃げても無駄ですよ。ささやかな抵抗ほど私を興奮させます」
アッサム「んっ、んーっ!」ジタバタ
みほ「ふふふふふ、縛られた手足をジタバタさせても意味ないですって。随分焦ってますね」
沙織「うわぁ……なんか、密着した状態でジタバタしてるのって、なんか、すごく淫靡というか」
優花里「ですね」
沙織「ゆかりん今日は冷静だね」
優花里「さっき西住殿にキスしてもらえましたから、今幸せな気分なので何でも許せます」
106: 2016/10/07(金) 20:22:33.87 ID:N4kkOEK7o
アッサム「(いやっ、舌……私の唇に挿れようとしてる……!)」
みほ「むぅ、なかなかガードが堅いですね」
アッサム「あなたこそ、どう、して! こんな、女同士で……」
みほ「あれ、アッサムさんはこういうの嫌なタイプですか?」
アッサム「当たり前でしょう! キスなんて非生産的な……ましてや女性同士なんて」
みほ「そうですかそうですか。じゃあこれ以上キスされたくなければ質問に答えてください」
アッサム「…………っ、卑怯な……」
みほ「じゃああなたが私を監視していた、本当の理由を教えていただけますか?」
アッサム「ッ……!」
みほ「ただ大洗の偵察をするなら、私以外も色々調べないとすべては分からないハズ。なのにあなたは私だけをずっと監視していた……本当は戦車道のスパイ行為ではなく、他の理由があるのでは?」
みほ「(さて、鎌をかけてみたけど……)」
アッサム「(この人……どこまで知っているの……?)」
107: 2016/10/07(金) 20:31:58.92 ID:N4kkOEK7o
アッサム「(……いいえ、惑わされては駄目よアッサム。尋問が上手くいかなかったから鎌をかけてるのかも)」
みほ「(本当に大洗の偵察が目的だったのなら、それはそれでいい。偵察しようとしたお仕置きとして思う存分散らかせばいい)」
アッサム「(でも、話さないとまたあんなことをされる……)」
アッサム「わ……」
みほ「……」
アッサム「……私は大洗の偵察をしていただけ。それ以外の理由はありません」
みほ「ハァ……これでは本当なのか強情なのか、確かめる必要がありますね」
アッサム「ど、どうせそうするつもりだったのでしょう……すればいいわ……」
みほ「あれれー? さっきまで女性同士のキスなんて~とか言ってたのに」
アッサム「ええ。だから私はあなたにキスされようと、何も失うものは無い!」
みほ「(さっきまでイヤイヤ言ってたくせに。どうやら頭の中で自分を切り替えられる人のようだね……こういう手合いには、ややこしいことをするよりとことんその牙城を壊すのが最良の手段)」
108: 2016/10/07(金) 20:33:30.75 ID:N4kkOEK7o
みほ「沙織さん、優花里さん。ちょっと手伝ってもらっていい?」
沙織「なになにー?」
みほ「アッサムさんの両耳を責めて」
沙織「は?」
みほ「舐めたり噛んだりして」
アッサム「っ、何を……!」
優花里「了解です」
沙織「えええっ!? で、できるかな……」
みほ「アッサムさんの頭はおさえてるから、よろしくね」
109: 2016/10/07(金) 20:36:19.59 ID:N4kkOEK7o
みほ「耳は誰しもが弱点ですからねぇ……さぁて、思う存分壊れてくださいね」
アッサム「ひっ……!」
みほ「まず私が……んっ」
アッサム「く、うっ……ンッ……んうう!?」
アッサム「(し、舌が……挿って……!)」
みほ「……」
アッサム「(なに、これ……口を舌でかき回されて、頭……とけ、る)」
みほ「(2人とも、よろしく)」
優花里「失礼しますよ」
沙織「うう、えいっ」カプッ
アッサム「ッ、あっ、ああああああぁぁぁっぁぁぁぁっぁあっ!!!!」
110: 2016/10/07(金) 20:40:29.12 ID:N4kkOEK7o
みほ「(優花里さんが右耳を、沙織さんが左耳を責めてる。アッサムさん、すごい声)」
アッサム「やめ、てえぇぇ!!」
みほ「騒がしい口はまた塞いじゃいましょうねぇ」チュッ
アッサム「ンッ、ンーーーーーーーー!!」
みほ「2人とも、一旦いいですよ」
沙織「う、うんっ」
ゆかり「はい」
111: 2016/10/07(金) 20:43:41.23 ID:N4kkOEK7o
みほ「どうですかアッサムさん?」
アッサム「ぅ、あ、い、ひ……」ピクピク
みほ「っ」ゾクゾクッ
みほ「(河嶋先輩を責めてた小山先輩を参考にしてよかった……沙織さん達でもアッサムさんをこんな姿に)」
みほ「アッサムさん。今の、あと何回してほしいですか?」
アッサム「や、め……やめて……」
みほ「じゃあ、色々話してほしいですねぇ」
アッサム「ぅ、話す、ことは……」
みほ「…………2人とも、もう1回」チュッ
アッサム「ッ、嫌っ! やめ――ンッ、ム、んううううう!!」
113: 2016/10/07(金) 20:47:25.95 ID:N4kkOEK7o
・・・・・・
~数十分後~
アッサム「ァ…………ぃぁ……ひっ、ぁ……」
沙織「アッサムさんの耳ベチャベチャになっちゃったね。ふふ、可愛い顔だね!」
優花里「ですねぇ。今回ばかりは武部殿に同意です。が、なんというか……凌辱色が強いですね今回」
みほ「うーんこれだけ責めて何も出ないってことは……特に何もないのかなぁ」
沙織「そういえばアッサムさんにこんなことしちゃったけど、オレンジペコさんにバレないようにしないとね。一応あっちとはプラトニックだし」
みほ「だね。………………ん? ペコさん…………あ!」
沙織「どうしたの?」
みほ「アッサムさんは私とペコさんのこと知ってるのかな。ペコさんはダージリンさんにバレたとしか言ってないけど、この人にもバレてるのかも」
優花里「聞けばいいじゃないですか」
114: 2016/10/07(金) 20:53:36.08 ID:N4kkOEK7o
みほ「アッ、でも自分で暴露しちゃってた」
優花里「ま、まぁ一応、一応聞いてみれば……ほら、再確認的な意味で」
みほ「だ、だよね! 最近忘れっぽくて……」
みほ「アッサムさん」
アッサム「ヒッ! ぁ、は、話す、ことは、も、もう……」ガタガタ
みほ「あはは、それはもういいですよ。今度は個人的な質問です」
みほ「ペコさんはこの前私が腰を痛めた時のお見舞いの帰りにダージリンさんにバレたと言ってたんですけど、アッサムさんもその時に知ったんですか?」
アッサム「……」コクッ
みほ「ありがとうございます。ふぅん、そうですかぁ……」
みほ「(……考えられる可能性が増えた。アッサムさんが私とペコさんの仲を心配してた……とか? いや、それならこんな尋問をされる前に喋ってるハズ……)」
みほ「(…………なんか、空回りした気分)」ムム
115: 2016/10/07(金) 20:57:36.18 ID:N4kkOEK7o
みほ「(……………………そういえば、アッサムさんはペコさんで揺さぶったらどんな反応するんだろう)」ニタ
みほ「あーあ、アッサムさんは『話すことは無い』の一点張りだし、ここは他のルートから聖グロの目的を暴くしかないみたいですねぇ。例えばペコさんとか」
アッサム「ペ、コ……?」
みほ「ペコさんに今のをやったら、どんな声で鳴くんでしょうね」
アッサムは……>>直下
コンマ一桁奇数→特に反応を見せなかった
コンマ一桁偶数→ペコに酷いことをしないでと懇願してきた
116: 2016/10/07(金) 20:59:15.28 ID:tQvhSFvkO
あ
117: 2016/10/07(金) 21:07:24.63 ID:N4kkOEK7o
アッサム「ッ、ぺ、ペコにそんなこと!」
みほ「………………へぇ」ニタァ
アッサム「ッ!(しまった……!)」
みほ「聡いアッサムさんなら引っかからないと思ったんですが、身内には甘いんですね」
アッサム「くっ……!」
みほ「私はあなたに対する絶対的な手段を手に入れた」
アッサム「…………それで、どうする、気……」
みほ「まぁ、もうアッサムさんをスパイ云々で責めるのも飽き…………間違えた。理由が弱く…………また間違えた」
アッサム「……あなた、まさか最初から……」
みほ「あらら、バレちゃいましたか。そう。理由なんてどうでもいいんですよね。私はただ、あなたを落とせればいいだけでしたので」
124: 2016/10/07(金) 23:07:15.36 ID:N4kkOEK7o
アッサム「やはり……これが……」
みほ「ん?」
アッサム「……私は、あなたの手に落ちはしない」
みほ「ふぅん」
沙織「落ちはしない! キリッ! だってさ」ケラケラ
優花里「はははははははっ」
みほ「果たしてそうできますか?」
アッサム「ええ。>>直下」
コンマ一桁奇数→「そうやって他の子も手籠めにしてきたのでしょうが、そうはいかない!」
コンマ一桁偶数→「ペコと遊びで付き合っているような人に、心を開きはしない!」
125: 2016/10/07(金) 23:08:07.26 ID:W3MQ7nwN0
おかえり
127: 2016/10/07(金) 23:13:47.17 ID:N4kkOEK7o
アッサム「ペコと遊びで付き合っているような人に、心を開きはしない!」
みほ「…………ふ、ふふふふ、ふふふははははははは!!」グイッ
アッサム「ぐ……(顔が近く……!)」
みほ「ペコさんと遊び? 私はペコさんを愛していますよ。彼女は私に無い、無垢で純粋な心を持っている。それを大切にしないわけないじゃないですか」
アッサム「遊びじゃないと言うなら、私にこんなことをするのをやめなさい……」
みほ「ククク、その目……敵対を止めぬ瞳…………」
みほ「(ノンナさんの時も、パゾ美さんの時も、その目を向けてくるのが楽しくてしょうがなかった)」
みほ「(だけど今は、ノンナさんは完全に落ち、パゾ美さんももう少しで……ククッ)」
みほ「いつまでその目を保っていられるか、見ものですね」
アッサム「…………」キッ
みほ「ふっ」チュッ
アッサム「ンッ、……くっ………………」
130: 2016/10/07(金) 23:19:03.09 ID:N4kkOEK7o
みほ「今日はこの辺でやめておきましょう。そろそろ学園艦間便の最終時間に間に合わなくなってしまいますし」シュルッ
アッサム「(拘束が解かれた……)」
みほ「あ、電話番号とライソ交換しませんか? いつでも話しかけたいし、いつでも待っていますので」
アッサム「誰が……」
みほ「ペコさん」
アッサム「……傷つけないって、言った」
みほ「ええ。大切にしてます。彼女とのプラトニックな愛は私にとっても大切ですから。だけどアッサムさんのせいで、ペコさんを傷つけちゃうのかぁ残念だなぁ」
アッサム「…………分かり、ました」
みほ「今度はその小ぶりな身体も楽しませてくださいね」
アッサム「最ッ低……!」
アッサム「(戻ったらダージリンに報告しなければ……西住みほは危険。ペコにもなるべく別れるように……)」
みほ「あ、このことを他の誰かに話したら」チュッ
アッサム「んぅうう!?」
沙織「はいチーズ」パシャッ
みほ「プハッ……今沙織さんが撮った私とアッサムさんのキス写真をペコさんに送り付けます」
みほ「(写真の有用性はパゾ美さんで証明済み。これでアッサムさんも私のモノ)」
132: 2016/10/07(金) 23:23:00.24 ID:N4kkOEK7o
みほ「じゃあ定期船に乗るまで送りますよ」
アッサム「いりません……1人で、行きます」
みほ「それじゃあまた今度。楽しみましょうね」
アッサム「…………」
みほ「返事は?」
アッサム「…………はい……」
みほ「うん♪」
アッサム「……西住みほ、武部沙織、秋山優花里」
みほ「んー?」
アッサム「絶対、許さない……!」
みほ「ですって」
沙織・優花里「ははははは」
134: 2016/10/07(金) 23:28:51.05 ID:N4kkOEK7o
みほ「勘違いしてほしくないのが、私はアッサムさんを陥れて不幸にしようという気はありませんし、しません」
アッサム「今まさに、不幸のどん底ですよ……」
みほ「大丈夫。絶対アッサムさんも幸せにしてあげますよ」ニコッ
アッサム「……いい加減に、行っていいですか?」
みほ「はい。引き留めてすみませんでした」
沙織「みぽりん、結局アッサムさんは何か分かったのかな」
みほ「戦車道関連のことを私から……といっても、大洗は私だけのチームじゃないし……あんまり収穫は無かったんじゃない?」
優花里「まぁ隊長のことを知るのは重要なことではないでしょうか。『あの人の性格ならここでこうする』って感じの」
みほ「そっか!」
アッサム「(なんとか拷問に屈することなく、本当の目的は隠すことができた)」
アッサム「(ダージリンになんて言おう……とにかく、西住みほを止めるには、私が独自に動くしかない……)」
アッサム「(あの脳が蕩けてなにもかもがフワフワになる世界は、浸ってはいけない。浸ったら、絶対に戻れなくなるから……)」
135: 2016/10/07(金) 23:32:52.21 ID:N4kkOEK7o
・・・・・・
~帰り道~
沙織「……ねえみぽりん」
みほ「なぁに?」
沙織「なんというか、今日はみぽりんらしくなかったね」
みほ「え、そう?」
沙織「うん。いつだってみぽりんは自分1人でやってきて、3人で寄ってたかってなんてなかったじゃない」
みほ「あ、ああうん……たまには沙織さんと、優花里さんともって思ったんだけど、やっぱり違うかな」
優花里「我々はあくまで裏方ですからねぇ」
沙織「うんうん。これじゃまるでみぽりんが歩く道を私達が隣で歩いてるみたい」
みほ「だよね。よーっし! 次からはちゃんと1人で落とすぞー!!」
136: 2016/10/07(金) 23:35:16.43 ID:N4kkOEK7o
みほ「大洗ー! ファイ!」
沙織「オー!」
みほ「ファイ!」
優花里「オー!」
みほ「よっし! 切り替え完了!!」
優花里「って、騒がしくしたら誰か来ますよ?」
みほ「大丈夫大丈夫」
沙織「大丈夫じゃない気が……」
帰り道での遭遇イベント……直下
今まで落とした子(アッサム以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)
コンマ一桁奇数→遭遇
コンマ一桁偶数→遭遇せず
140: 2016/10/07(金) 23:37:11.97 ID:N4kkOEK7o
みほ「ほら、周りを見回してみなよ」
シーン……
みほ「ね? 私だって時と場所くらい選ぶし」
優花里「選ばないのは落とすときだけですね」
みほ「優花里さんうまい! 座布団一枚!」
沙織「なんかおやじくさいよ!?」
142: 2016/10/07(金) 23:41:11.34 ID:N4kkOEK7o
・・・・・・
~一週間後・朝~
みほ「んーよく寝た!」
みほ「(この一週間は完全に落としたと思われる人達のアフターケアに回った)」
みほ「(いくら私に落ちたからって放置はいけないもんね。電話したりデートしたりチョメチョメしたりして忙しかった)」
みほ「(とはいえ完全に落ちたのは数人だし、あまり苦ではなかったけれど……)」
みほ「もっともっと落としたら、暇とか無くなるのかな」
みほ「夜一緒に私と寝るのが当番制になったりして……なんてね。はは、ないない」
144: 2016/10/07(金) 23:44:12.60 ID:N4kkOEK7o
・・・・・・
~学校~
「授業じゃ! この問題が分かる奴はおるか? おらんのか?」
みほ「はいっ!」
「頭が高い!!」
みほ「学食美味しい」モグモグ
華「わかります」モグモグ
みほ「今日から戦車道の練習の記録をつけます!」
柚子「私が練習のまとめを作るので、見たい人は言ってくださいね」
145: 2016/10/07(金) 23:47:16.05 ID:N4kkOEK7o
華「みほさん、ここ数日とてもエネルギッシュですね」
みほ「そうかな?」
麻子「ああ。輝いてる。なにかいいことあったか?」
みほ「えへへ、まぁね」テヘ
優花里「西住殿が幸せそうにしているので私もいつもより練習に身が入りました!」
沙織「私も私も! みぽりんのパワーにあてられたのかなぁ。さっき無線機いじってたら宇宙からの信号受信した!」
華「まぁ! みほさんは周りの人をどんどん幸せにしていくのでしょうか」
麻子「ということは、西住さんと四六時中密着してたら宝くじが当たるのかも……そうすれば学校を卒業したあと寝て暮らせるな」
みほ「いや、そこは自立しよう……」
146: 2016/10/07(金) 23:49:12.11 ID:N4kkOEK7o
みほ「(可愛い皆と過ごしたからか、体に力がみなぎってる……この調子で……!)」
みほ「よーし沙織さん、優花里さん!」
沙織「なぁに?」
優花里「はいっ」
みほ「明日は土曜! 土曜は>>148!」
1.新しく落とす
2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)
148: 2016/10/07(金) 23:49:39.87 ID:ewCB36lUo
1
150: 2016/10/07(金) 23:54:17.62 ID:N4kkOEK7o
みほ「新しい子を落とす!」
沙織「ほぉ」
優花里「西住殿の毒牙の歴史が、また1ページ」
沙織「それで、今回はどこの子を?」
みほ「>>直下」
1.学内(戦車道受講者)
2.学外
151: 2016/10/07(金) 23:54:31.02 ID:eu/LIBSw0
1
153: 2016/10/07(金) 23:56:44.12 ID:N4kkOEK7o
みほ「学内かな」
優花里「その心は?」
みほ「なんとなく」
沙織「いいんじゃない。インスピレーションは大事だよ」
優花里「そのインスピレーションに導かれて、どうなりますか?」
みほ「うん。Drastic my soul あるがままこの心を導いて落とす子は、>>156」
156: 2016/10/07(金) 23:57:33.32 ID:ewCB36lUo
麻子さん
164: 2016/10/08(土) 00:02:26.38 ID:Vja2I6jmo
みほ「麻子さん」
沙織「へ?」
優花里「ほ?」
みほ「麻子さん」ズイッ
みほ「麻子さん」ズイッ
みほ「麻子さん」ズイッ
沙織「わ、分かったよ! もう分かったから!!」
優花里「ついにあんこうチームに……」
沙織「いやゆかりんもあんこうチームだからね」
167: 2016/10/08(土) 00:07:48.42 ID:Vja2I6jmo
優花里「まぁ、西住殿のことだから、いつか来るとは思っていましたよ」
みほ「ねぇ優花里さん、私何回も否定してるよね? 私は口Oコンじゃないって」
沙織「みぽりん」ポンポン
みほ「確かに麻子さんは同い年とは思えないほどぺったんで小さくてかわいらしくて強く抱きしめたら折れちゃいそうな儚さも持っていて、ヘアバンド可愛くて好みとしてはストライクだけど、違うよ」
みほ「私は別にとりわけ小さい子やおっOいが大きい人が好きなわけじゃないの。ただ好きになった人がたまたまそうだっただけなの」
沙織「みぽりん」ポンポン
優花里「ええまぁ、それはまぁ置いといて、意外でした」
みほ「私も意外。自分でなんで麻子さんなんだろうって。私と麻子さんの距離感、結構好きだったんだ。なんというか、敢えて少しだけ距離を置いてお互いを大切にする感じ。チームの絆の一つの完成系みたいな」
優花里「それを壊すと?」
みほ「できれば壊したくないよ。大切な仲間だから」ニコッ
169: 2016/10/08(土) 00:12:33.52 ID:Vja2I6jmo
みほ「というわけで、明日は麻子さんと過ごす!」
沙織「うーん、それはいいんだけど。私達のサポートは薄くなるかも」
みほ「なんで?」
沙織「麻子って勘が鋭いから、近くに私達が居たら早々に察知しそう」
優花里「ああー……なんか隙が無いですよね冷泉殿って」
みほ「フッ、勝手知ったるチームメイトってことだね」
みほ「明日の寄港で、麻子さんと陸に行く。その時が勝負!」
沙織「それに麻子と2人なら同じチーム同士で遊んでるってことで他の人もあんまり疑念を抱かないね」
みほ「というわけで、麻子さんにお誘いを送る!」
みほ:麻子さん
まこ:なんだ?
みほ:明日寄港したときに2人で遊びに行かない?
まこ:起きれない
みほ:お昼からでいいよ
まこ:ならよし
171: 2016/10/08(土) 00:16:00.93 ID:Vja2I6jmo
みほ「OKをいただきました」
沙織「麻子相手なら多分きれいなみぽりんだね。口Oだし」
優花里「ですね。口Oですし」
沙織「にしてもなんか変な感じ。長年連れ添った幼馴染みがみぽりんの手に落ちちゃうってのが」
みほ「ああー幼馴染みほどそういう色事の話って聞きたくないよね……」
優花里「ましてや現場など……では今回武部殿は待機で?」
沙織「うん。結果だけ聞くよ」
優花里「私も待機でいいですよね?」
みほ「うん。あ、沙織さん。麻子さんの好みとか教えて」
沙織「うんいいよー」
173: 2016/10/08(土) 00:20:30.80 ID:Vja2I6jmo
・・・・・・
~翌日・寄港地~
みほ「この街、なんて言うんだっけ……」
麻子「……私も名前忘れた。だが娯楽施設はなんでもあるそうな」
みほ「そっか。じゃあ行こうか!」
麻子「ああ。それにしても珍しい。西住さんが私だけを誘うとは」
みほ「たまには、ね」
麻子「まぁたまには沙織が居ないのも悪くないか」
みほ「沙織さんは保護者だもんね」
麻子「むむむ……ちが、うのか?」
みほ「違うって言おうよ……」
175: 2016/10/08(土) 00:23:09.30 ID:Vja2I6jmo
みほ「(麻子さんの私服かわいい)」ハァハァ
麻子「で、どうする?」
みほ「まずお昼を食べに行こう!」
麻子「りょ~か~い」
みほ「何か食べたいものとかある?」
麻子「うーむ……デザートが美味しいお店とか」
みほ「あ、じゃあスウィ~ツパラダイスに行こうか!」
麻子「おお……! 食べ物とかケーキとかが食べ放題の……この街にあるのか!?」キラキラ
みほ「うん。駅からちょっとしたところにあるみたい。行こうか」
麻子「行こう!」
176: 2016/10/08(土) 00:26:50.64 ID:Vja2I6jmo
・・・・・・
~店内~
みほ「見て見て麻子さん、パスタとかあるんだ」
麻子「ほう」モグモグ
みほ「ま、麻子さん……ご飯は?」
麻子「後で。今はケーキ達を」モグモグ
みほ「あはは……あ、そうだ。次どうしようか」
麻子「西住さんは行きたいところあるのか?」
みほ「うーん(一応この街のリサーチはしたけど)」
みほ「じゃあ>>178に行こうか」
178: 2016/10/08(土) 00:28:55.24 ID:kkLzCTaGO
サーカス
180: 2016/10/08(土) 00:34:12.38 ID:Vja2I6jmo
みほ「丁度今サーカスやってるらしいから、そこに行かない?」
麻子「サーカスか。初めて見るな」
みほ「3時からだから、時間に余裕もあるしゆっくり食べてから行こうか」
麻子「ああ。楽しみだ」
みほ「(このパスタ美味しい!)」モグモグ
麻子「パスタ美味しいのか?」
みほ「えっ、分かった?」
麻子「西住さんは分かりやすいから」
みほ「あはは、よく顔に書いてあるって言われるんだ」
182: 2016/10/08(土) 00:38:05.27 ID:Vja2I6jmo
・・・・・・
~サーカス~
みほ「へぇ、中はこんな感じなんだ」
麻子「どの席からも舞台が見られるな」
みほ「えーっと、演目は……位置エネルギー車、崖落とし、スイカバー、島がドンパチ、蒸気抜き……へぇー」
麻子「楽しみだ」
みほ「でも人が多いね……席まではぐれないように手を繋ごう」
麻子「えっ? あ、ああ。そうだな」
みほ「?」
183: 2016/10/08(土) 00:40:19.03 ID:Vja2I6jmo
みほ「ここが席かな。ふぅ」
麻子「なにか飲み物を買ってこよう」
みほ「いいの?」
麻子「席の位置は覚えた。なにがいい?」
みほ「じゃあ、サイダーで」
麻子「わかった」
みほ「(…………ん? なんかお昼ご飯の後から優しいようなよそよそしいような)」
185: 2016/10/08(土) 00:42:40.94 ID:Vja2I6jmo
http://www.youtube.com/watch?v=HLH0sQl-FYQ
みほ「始まった」
麻子「間に合ったか」
みほ「麻子さんおかえり」
麻子「ああ……」
みほ「……?」
麻子「あ、これ」
みほ「ああ飲み物! ありがとう麻子さん」ニコッ
麻子「ああ」
みほ「(な、なんかさっきまでと愛想が違う!! 何故……!? ケーキの前でしかデレないの!?)」
188: 2016/10/08(土) 00:46:53.19 ID:Vja2I6jmo
「この度はようこそおいでくださいました! どうぞ心ゆくまで楽しんでいってください!!」
\ワーーーーーーー!/
みほ「おおぉぉぉ……」
麻子「おお……」
「まず我らが団のエースが上からパラシュート無しで落ちてきます! ご心配なく! 彼は鍛えてますので飛行機から落ちてもビクともしません!」
麻子「ひえっ」
みほ「(すっげ)」
「次に、こちら! 上をご覧ください! 我らが団のエースが片腕でもう1人を支えています! あの手を離したら、支えられている方は落ちてしまいます!」
「うわああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ」
みほ「(落ちた)」
「なーんて!」シュタッ
麻子「おお! 着地した!」
189: 2016/10/08(土) 00:50:00.54 ID:Vja2I6jmo
「いよいよ最後の演目! 蒸気抜きです!!」
「これは、我らが団のエースが鉄パイプを投げ、あちらの方にいるもう1人に投げつけます! 見事当たったら皆さん、拍手をお願いします!」
「フンッ!」
「ぐう゛ぇ゛ぇ゛あ゛ぁ゛ぁ゛…………」ガクッ
\ワーーーーーーーーー! パチパチパチ/
「それでは、お楽しみいただけましたでしょうか! では、ゴキゲンヨウー!」
みほ「わぁっ……すごかったね麻子さん!」
麻子「ああ! ……あっ、そうだな」
みほ「麻子さん?」
190: 2016/10/08(土) 00:53:36.27 ID:Vja2I6jmo
・・・・・・
~夕方・港~
みほ「はー……楽しかった!」
麻子「そうだな……」
みほ「……麻子さん、もしかして楽しくなかった?」
麻子「え? いや、楽しかったぞ。ケーキ美味しかった」
みほ「その割には、サーカスに入ったところからずっとよそよそしいんだけど……」
麻子「っ、そんなことは………………いや、そうかもしれない」
みほ「どうしたの?」
麻子「……いや、沙織以外と出かけたの、すごく久しぶりだったから……何年振りだろうか」
みほ「……」
麻子「だから、なんというか……距離感が掴めなくて……ケーキを食べている時はそっちに夢中だったからよかったが、いざ一緒にどこかに行ったとき、そればかり考えてしまった」
みほ「麻子さん……」
192: 2016/10/08(土) 00:57:01.30 ID:Vja2I6jmo
麻子「私は沙織のようにそこまで明るくはない。だから西住さんは私と居て楽しかったのか……とか、ふと思ったりする」
みほ「すっごく楽しかったよ?」
麻子「なら嬉しい……」
みほ「……そっか。なるほど」
麻子「?」
みほ「麻子さんと私の距離感は、それなんだね」
麻子「……」
みほ「私も沙織さんが誘ってくれたから今でこそ友達がいるけど、元々友達を作るのってあんまり得意じゃないというか、臆病だったから」
麻子「……私もだ」
みほ「だからお互い、今の距離変えて関係を壊したくないからって、怖がって、だけど仲間として大切で」
麻子「私も、西住さんは大切な……友達、だ」
193: 2016/10/08(土) 01:01:44.09 ID:Vja2I6jmo
麻子「だがそれとは別に、私は……もっと怖いものがあるんだ」
みほ「もっと、怖いもの?」
麻子「いつか……私の前から、いなくなってしまうのではないか…………そう思うと……」
みほ「(あっ……)」
≪沙織『いい? 麻子は小さい頃に両親を亡くしていて、誰かがいなくなることを極端に嫌ってるの。小学生のころとかもクラスメイトが転校するだけで軽くへこんだりとかしてたし』≫
みほ「…………」
麻子「この前、サンダースとプラウダの砲手が練習を見に来ていた時、私、西住さんを……」
みほ「(ノンナさんを落とす過程のアレだね)」
麻子「嫌だった……私のせいで……また、私のせいで……大切な人がいなくなってしまう…………」
みほ「………………(なんだろう、普段ならこういう心の隙を突いてグッチャグチャにするのに……あんまりそういう気が起きない。麻子さんを安心させてあげたい)」
みほ「>>195」
195: 2016/10/08(土) 01:04:04.18 ID:8eGDjw/50
何も言わずにそっと抱きしめる
201: 2016/10/08(土) 01:09:36.01 ID:Vja2I6jmo
みほ「…………」スッ
麻子「っ……西住、さん?」
みほ「(駄目だ……あんこうチームには、情が移りすぎた)」
みほ「(え、優花里さん? ああ、優花里さんにはね、敢えてああしてたの。ああした方が優花里さん喜んでたの。ホントだよ? 実際落ちたでしょ?)」
みほ「……」ギュウウ
麻子「…………ぅ」
麻子「だめだ……服、汚してしまう」
みほ「……」ギュウウ
麻子「う、ぁう……うああああああぁぁぁ……!」
202: 2016/10/08(土) 01:14:49.70 ID:Vja2I6jmo
・・・・・・
麻子「……すまない」
みほ「落ち着いた?」ナデナデ
麻子「…………滅多にないんだが、夜になると稀にフラッシュバックがあるんだ。それがあると、いつも泣いてしまう。私の親が……それを、思い出して」
麻子「最近は、もしあの時……西住さんを、……だと、思うと……」
麻子「いつも1時間くらい泣いてた……なのに、今は10分くらいで泣き止んだ……安心する……」
みほ「麻子さん」
麻子「……?」
みほ「私は、いなくならないよ」
麻子「……分からない」
みほ「ううん。私はいなくならない。絶対に。私、みんなと出会って、戦車道をまたやって、またみんなと過ごして……変わったの。強くなれた」
麻子「……私も、強くなりたい…………」
みほ「なれるよ。だから、あの……麻子さん」
麻子「?」
みほ「…………」チュッ
203: 2016/10/08(土) 01:17:57.30 ID:Vja2I6jmo
麻子「っ……」
みほ「……抵抗しないんだ」
麻子「驚きはした。だけど、嫌じゃなかった」
みほ「嬉しい。もう1回、いい?」
麻子「…………」コクッ
みほ「じゃあ……」チュッ
みほ「(はぁ……華奢な体を抱きしめながらのチュ~は最高)」
麻子「ん…………ぁ……」
みほ「……」スッ
麻子「…………なんだろうな……安心する。キスなんて、恋愛感情を持ってないと、ダメなのに」
みほ「私は麻子さんが好きだよ。仲間としても……その……」
麻子「………………そうか。これが……そういうのか」
みほ「麻子さんも……同じように、思ってくれてるの?」
麻子「かも、しれない……」ニコッ
205: 2016/10/08(土) 01:22:20.50 ID:Vja2I6jmo
・・・・・・
~夜・みほの部屋~
みほ「はぁ……楽しかった」
みほ「でもなんだろう。ノンナさんを落としてるときに沙織さんに麻子さんのトラウマを聞いたときは『いつか落とすときが来たらそこ突いて依存させてやろ』って思ってたのに……できなかった。いや~私ってまだ思いやる心があったんだ」
みほ「……まぁ結果的に同じような感じになったけど」
みほ「あ、沙織さんに報告。と」
みほ「あと麻子さんにも今日は楽しかった。と」
みほ「今日は最高の1日だった。もうゴキゲン」
ピンポーン
夜のみほの部屋での遭遇イベント……直下
今まで落とした子(麻子さん以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)
コンマ一桁奇数→遭遇
コンマ一桁偶数→遭遇せず
206: 2016/10/08(土) 01:23:11.76 ID:kkLzCTaGO
ペコ
207: 2016/10/08(土) 01:24:48.45 ID:Vja2I6jmo
みほ「なんだろ、ゴキゲンな私の邪魔をする来訪者は……まぁゴキゲンだから許す!」
みほ「はーい!」ガチャッ
「あ、すみません部屋間違えました」
みほ「……」ドゴォッ
みほ「……」バタン
みほ「ん~ゴキゲン!」
208: 2016/10/08(土) 01:26:58.20 ID:Vja2I6jmo
みほ「明日は日曜日かぁ。ぐっすり休むか……いや、今の私は女の子達と過ごすことで充実される」
みほ「沙織さん達は今日休んだから明日引っ張りまわしても大丈夫かな」
みほ「早速誘ってみよう」
さおり:にしてもみぽりんと麻子がねぇ~しみじみだよ~
みほ:じゃあ明日はどうしようか
さおり:明日?
みほ:次の獲物だよ次の
さおり:あ、うん……>>210でいいんじゃない?
1.新しく落とす
2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)
210: 2016/10/08(土) 01:27:47.01 ID:qDNWnaBao
2 カヂューシャ隊長
213: 2016/10/08(土) 01:30:45.67 ID:Vja2I6jmo
さおり:カチューシャさんでいいんじゃない?
みほ:……ついにか
さおり:そうだよ
さおり:世の中ね、心洗われる景色ばかりじゃ飽きちゃうでしょ
みほ:そうだね
みほ「……」ポチポチ
みほ:ノンナさん
のんな:はい
みほ:明日、プラウダに行きますね。カチューシャさんを
のんな:分かりました。全ての手筈は整えます
みほ「ノリノリだ……この前夢で見たノンナさんはやっぱり夢でしかなかったんだ!」
229: 2016/10/10(月) 22:02:57.78 ID:UTQXzu0Jo
・・・・・・
~翌日・朝~
みほ「ほら沙織さん急いで。便に乗り遅れちゃうよ」
優花里「これを逃がしたらプラウダ行きはお昼過ぎです。着く時間を考えたらかなり遅くなっちゃいますよ」
沙織「待ってよー!」
みほ:今からプラウダ行きの学園艦間便に乗るので、お昼前には着きます
のんな:ヒューッ! ”待”ってたぜェ!! この”瞬間”をよォ!!
みほ:昨日寝てないんですか?
のんな:バレましたか
230: 2016/10/10(月) 22:09:56.68 ID:UTQXzu0Jo
・・・・・・
~お昼前・プラウダ学園艦~
沙織「お、今日はそんなに寒くないね」
優花里「まぁ気温10℃ですから寒いっちゃ寒いんですけど」
みほ「相変わらずシケ街並みだよね」
優花里「シーッ! どこで誰が聞き耳立ててるか分からないんですから下手な事言わない方がいいですよ!」
沙織「なにそれ」
優花里「噂によるとプラウダはスパイにとても厳しいらしく、部外者は疑わしきは罰するとか。今まで我々が安全に街を歩けていたのはカチューシャ殿の許しがあってこそなんですよ」
沙織「ほんとになにそれ……」
231: 2016/10/10(月) 22:11:25.04 ID:UTQXzu0Jo
みほ「じゃあ待ち合わせ場所に行こうか」
沙織「どこにしたの?」
みほ「喫茶『北極海』本店でね」
沙織「なるほど」
みほ「今日は中華の気分だからお昼ご飯はラーメンに餃子でいいかな」
優花里「あっ」
232: 2016/10/10(月) 22:13:53.39 ID:UTQXzu0Jo
・・・・・・
~喫茶北極海本店~
カランコローン
「いらっしゃいませ」
みほ「あそこの席で待ち合わせだったっけ」
沙織「ふぅ、4人掛けのテーブルだね」
「ご注文はお決まりですか?」
みほ「味噌ラーメンに餃子で」
「……え?」
みほ「ありますよね?」
「え、いや……ウチは喫茶店ですよ?」
みほ「えっ!? 無いんですか!?」
「無いよ」
みほ「なんて店だ……そんなんでよくこの店の看板出してますね」
「いやだからウチは喫茶店だって!」
233: 2016/10/10(月) 22:16:09.60 ID:UTQXzu0Jo
カランコローン
「いらっしゃ……ッ! ははーっ!!」
ノンナ「今日はお忍びです」
「はい! ノンナ副隊長に来ていただき、光栄の極みであります!!」
ノンナ「あそこの席に友人を待たせていますので」
「はい! ではあそこの近くには誰も座らせません!!」
ノンナ「ありがとうございます」
みほ「ノンナさんこんにちは」
沙織「こんにちはー」
優花里「なんかすごくウキウキした雰囲気が伝わってきます……」
ノンナ「こんにちは」
234: 2016/10/10(月) 22:19:59.85 ID:UTQXzu0Jo
ノンナ「さて、挨拶は済ませましたし、本題と行きましょう」
優花里「(碇司令ポーズだ……)」
みほ「ええ。カシューシャさんを……」フフ
沙織「口Oをメスにする……」フフ
ノンナ「会議を」フフ
優花里「(なんなんですかこの空気……)」
みほ「まずは場所から」
ノンナ「このプラウダで、唯一どこからも監視されていない場所……それは他ならぬカチューシャの自室です」
みほ「ふむ」
ノンナ「時間はいつでも構いません」
みほ「ではお昼ご飯を食べたら……善は急げですね」
優花里「これ悪ですよ」
235: 2016/10/10(月) 22:24:37.23 ID:UTQXzu0Jo
ノンナ「今日は西住さんがお昼に来ることを伝えましたので、恐らくカチューシャはお昼ご飯は食べていないでしょう」
沙織「どういうことですか?」
ノンナ「カチューシャは毎日のお昼寝を欠かしません。しかしそれはお昼ご飯を食べてお腹がいっぱいになってから。つまりご飯を食べなければそこまで眠くはならないということです」
みほ「ハラショー」
ノンナ「ではプランの詳細はどうしますか?」
沙織「カチューシャさんの部屋となるとやることは限られるけど、大丈夫だよねみぽりん」
みほ「うん。そうだなぁ……」
みほ「>>237とかどうかな」
237: 2016/10/10(月) 22:27:19.43 ID:ZsppTyZKo
いつぞやの媚薬を昼飯に混ぜて興奮させつつお昼寝
お昼寝中に二人でカチューシャの身体や唇を蹂躙
お昼寝中に二人でカチューシャの身体や唇を蹂躙
238: 2016/10/10(月) 22:36:48.34 ID:UTQXzu0Jo
みほ「これ、でどうでしょうか」コト
ノンナ「その液体は?」
みほ「これはとある場所で採取した木の実をすり潰し、エキスを塩と混ぜた簡単な即効性媚薬です」
ノンナ「ほう」
みほ「これをカチューシャさんのお昼ご飯に仕込んで、寝たところを2人で……」
ノンナ「寝たところを、ですか?」
みほ「既にカチューシャさんには1度、寝たところに私の『毒』を仕込みました。ここにまた、さらに毒を追加するんですよ」
優花里「毒ってなんですか?」
みほ「西住流接吻術はね、寝ている相手にすることでその人の身体にキスを覚えさせることができるの。その状態で起きてるときにキスされると、あっという間にトロンとしちゃうんだ」
ノンナ「なるほど……理解しました」
みほ「そう。私が作り上げたトランプタワー……今回はそれをもっと高く積み上げます。壊すのがもったいないほどに。それを壊すとき、どれだけの爆発があるのか……今は我慢ですよ」ニヤ
優花里「(ヒソカみたいなこと言ってる……)」
ノンナ「私は寝ているカチューシャであろうとその愛らしく可憐で小さな唇をモノにできればそれでいいですよ」
239: 2016/10/10(月) 22:46:08.99 ID:UTQXzu0Jo
みほ「ノンナさん燃えてますねぇ」
ノンナ「ええ。この日を心待ちにしていました。そのために日々の生活を敢えて地獄へと変えました……すぐそこにあるカチューシャの笑顔……言葉を発する唇、触れることはできたでしょう。しかしそれをしなかった……もどかしさで発狂しそうになった夜もありました……しかしその我慢も実を結び、今日という日を迎えられたことを私は心から幸せに思います」
沙織・優花里「(へ、変態だーッ!!)」
みほ「分かりますよその気持ち」ウンウン
ノンナ「やはり同志。あなたの内に潜む口Oコン魂は熱く燃えていますね」
みほ「そんなもん無いです」
ノンナ「ところで、武部さん達も共に?」
みほ「ああ2人は見てるだけだと思いますが……」
沙織「いや、私達は重要な仕事があると思うの」
優花里「え?」
沙織「カチューシャさんの周りには、ノンナさんの他にあと1人……厄介そうな人がいるでしょ?」
ノンナ「ああ……クラーラですね。彼女もまた、私と同類……ですがやりようはいくらでもあるでしょう」
みほ「ふふ、頼りになりますね。では行きましょうか……カチューシャさんのところへ」
240: 2016/10/10(月) 22:50:35.20 ID:UTQXzu0Jo
・・・・・・
~プラウダ高校・カチューシャの部屋~
カチューシャ「よく来たわねミホーシャ!」
みほ「しばらくです」
カチューシャ「もう! また来るって言っておきながらこのカチューシャをこんなに待たせて!」
みほ「すみません……色々あって」
カチューシャ「まぁいいわ。悪いけど今から食事だから、食べ終わってからお話しましょ」
ノンナ「食事をお持ちしました」
カチューシャ「今日はボルシチね!」
ノンナ「はい。(西住さんの媚薬を入れた)美味しいボルシチです」
カチューシャ「じゃあ、いただきまーす!」
241: 2016/10/10(月) 22:53:50.88 ID:UTQXzu0Jo
カチューシャ「それにしても、あなた達いつもミホーシャと一緒にいるわね」
みほ「2人はまたプラウダが見たいらしく、ついてきたんです」
カチューシャ「ふぅん。まぁこのカチューシャの偉大なプラウダに興味を持つのはいいことだわ! またクラーラに案内させるから前に見たところ以外にも沢山いいところを見つけていくことね!」
優花里「はい! ありがとうございます!」
沙織「今日はどこ見ようかな~」
カチューシャ「クラーラ、お願いね」
クラーラ「はい。お任せください」
ノンナ「頼みましたよ。ゆっくり、ゆっくり2人を案内してあげてください」
クラーラ「? は、はい。では行ってきます」
カチューシャ「にしても今日のボルシチも美味しいわね」モグモグ
みほ・ノンナ「……」ニヤッ
242: 2016/10/10(月) 22:58:48.08 ID:UTQXzu0Jo
カチューシャ「ご馳走様」ケプッ
ノンナ「では片付けてきます。お2人はゆるりと」
カチューシャ「お願いね。それでミホーシャ、今日はなんのお話する?」
みほ「今日は前に教えてもらったカチューシャさんの戦術のもっと深いところを」
カチューシャ「また戦車道ー? 他にカチューシャに聞きたいこととか無いの?」
みほ「あっ……じゃあ、趣味とか」
カチューシャ「趣味は粛清よ!」
みほ「へ、へー……」
カチューシャ「掃除をサボった生徒とかに罰を与えるの!」
みほ「(よかった普通の粛清だ)」
カチューシャ「まだまだ聞きたいことがあるんじゃないの?」
みほ「じゃあ>>244」
244: 2016/10/10(月) 23:01:45.36 ID:FqCCF/T8o
好みのタイプは?
247: 2016/10/10(月) 23:05:58.99 ID:UTQXzu0Jo
みほ「好みのタイプとか」
カチューシャ「タイプ? そうねぇ、やっぱりいつも乗ってるT-34もいいけどかーべーたんみたいに大きな戦車も――」
みほ「ああそうじゃなくて! 恋愛的な意味で、です!」
カチューシャ「れんあい?」
みほ「好きな人のことですよ」
カチューシャ「好きな人……? えっと、それ」
みほ「恋人にしたい人のことです」
カチューシャ「こいっ!? な、なに聞いてるのよ!?」
みほ「いやカチューシャさんが聞きたいことはって言ってきたから……」
カチューシャ「うぅ……そういう話?」
みほ「答えられないならいいんですけど。カチューシャさんが聞けって言ったことを答えられないなら」
カチューシャ「こっ答えられるわよ! 馬鹿にしないで!」
248: 2016/10/10(月) 23:08:50.14 ID:UTQXzu0Jo
みほ「じゃあどんなタイプが好きですか?」
カチューシャ「うう…………そうね……お髭が似合ってて」
みほ「え、ヒゲ?」
カチューシャ「ええ。だんでぃな人がいいわ!」
みほ「男の人ですか!?」
カチューシャ「えっ、違うの?」
みほ「あっ、えへへいやあカチューシャさんはそういう男の人が好みなんですね~」アタフタ
カチューシャ「でもそういう話、あんまり興味無いわ……」
みほ「多分これから出てきますよ。それで、女性だとどんな人がいいですか?」
カチューシャ「女性? なんで女を好きにならないといけないの?」
「ゴハァ!」
「うわあああ! 副隊長が倒れたぞ!!」
みほ「(部屋の外から悲鳴が聞こえる……)」
250: 2016/10/10(月) 23:10:36.04 ID:UTQXzu0Jo
カチューシャ「まぁあえて言うなら……」
みほ「え、無視ですか!?」
カチューシャ「何を?」
みほ「いや、悲鳴が……」
カチューシャ「プラウダで悲鳴を気にするようじゃやっていけないわよ」
みほ「(どうなってるんだ……どうなってるんだ!?)」
カチューシャ「>>252……かしらね……」ボソッ
252: 2016/10/10(月) 23:11:55.17 ID:RBi97BT8O
ノンナ
253: 2016/10/10(月) 23:15:17.51 ID:UTQXzu0Jo
カチューシャ「ノンナ……かしらね……」
みほ「ノンナさんが好きなんですか?」
カチューシャ「……ええ」
「ゴハァ!」
「うわあああ! 倒れた副隊長がまた血を!!」
「輸血袋持ってこい! ハイオクのだ!!」
みほ「やっぱりいつも一緒にいるからですか?」
カチューシャ「ええ……あっ、勘違いしないでよ! 好きっていってもそんななじゃないし、家族として!」
みほ「ふふ、お2人は見ていてとっても仲良しそうだから、いいことだと思いますよ」
カチューシャ「もう! からかわないでよ!」
254: 2016/10/10(月) 23:20:06.33 ID:UTQXzu0Jo
・・・・・・
~数分後~
みほ「へぇ、すごいですね!」
カチューシャ「それでね、敵戦車が燃えてね!」
みほ「ふふ」ニコニコ
カチューシャ「ん、ふわぁぁ…………うみゅ……ご飯食べた後は眠いわ……」
みほ「また一緒に寝ましょうか?」
カチューシャ「ホント!?」キラキラ
みほ「はい。ささ、ベッドへ」
カチューシャ「うん!」
255: 2016/10/10(月) 23:24:00.81 ID:UTQXzu0Jo
カチューシャ「さ、おいでミホーシャ!」
みほ「失礼しますね」
みほ「(幼女(年上)のお誘い! ルパンダイブするところを必氏に抑え、いざ!)」スス
カチューシャ「ふふ、ミホーシャのにおいー」
みほ「(この前よりデレデレのカチューシャさん……いい!!)」ハァハァ
カチューシャ「……ん、なんか変な感じ」
みほ「どうしました?」
カチューシャ「なんか熱いの……」
みほ「暖房のききすぎでしょうか。私はあまり感じませんけど」
カチューシャ「なんかね、おへそのちょっと下あたりがムズムズして、わかる?」
みほ「うーん……あんまり」
カチューシャ「うう……眠れるかしら」
みほ「眠れるまでナデナデしてあげますよ」ナデナデ
カチューシャ「うん」
カチューシャ「(でも、撫でられてる方が、もっと熱く……)」
256: 2016/10/10(月) 23:28:47.38 ID:UTQXzu0Jo
カチューシャ「ふあ……」ピクッ
みほ「どうしました? 顔がすごく赤いですけど……風邪とかはないですよね?」ピトッ
カチューシャ「ひえっ!?」
みほ「うーん、熱は無いみたいですけど」
カチューシャ「み、ミホーシャ! 近いわよ!」
みほ「あ、すみません。おでこ同士をくっつけた方が手っ取り早くて」サワッ
カチューシャ「ひあっ! い、今お尻触った?」
みほ「いえ?(大嘘)」
カチューシャ「(なんか、すごくドキドキしてる……なんで?)」
カチューシャ「うう……早く寝るわよ!」
みほ「はーい」
257: 2016/10/10(月) 23:31:58.05 ID:UTQXzu0Jo
・・・・・・
カチューシャ「スゥ……」Zzz
みほ「寝ましたね」
ノンナ「そのようですね」
みほ「いつの間に」
ノンナ「一応ドアの前にはずっといました」
みほ「(知ってたけど……声聞こえてきたし)」
ノンナ「カチューシャの眠りを妨げないために、物音と気配を消して部屋に出入りするのは必須スキルです」
みほ「へぇー……」
ノンナ「西住さん。このような舞台を作り上げてくれたのだから、先ほどのカチューシャとのイチャイチャは見逃して差し上げます」
みほ「もうノンナさん、どっちが上なのか忘れてません?」
ノンナ「っ……す、すみません」
みほ「でもいいですよ。ノンナさんもカチューシャさんも、私の可愛い――ですから」
258: 2016/10/10(月) 23:35:13.96 ID:UTQXzu0Jo
みほ「ほら、今日の初めてはノンナさんに譲ってあげますから、思う存分してあげてください」
ノンナ「………………!」ゴクリ
ノンナ「(夢にまで見た光景……カチューシャが……カチューシャが……)」
みほ「媚薬も効いてるみたいで、息が少し荒いですけど」
ノンナ「ああカチューシャ……暑いでしょう……上だけでも脱ぎましょうね……大丈夫……これは必要な処置ですから。安眠のためですから」ゴソゴソ
みほ「聞いてない……」
カチューシャ「ん……」ブルッ
ノンナ「ッ、私としたことが……どうやら寒がらせてしまったようです」
みほ「そりゃいきなり上剥いたらそうなりますよ……」
ノンナ「ここは私が責任を取ります! 温めてあげますね、カチューシャ……」
259: 2016/10/10(月) 23:39:55.39 ID:UTQXzu0Jo
ノンナ「………………」
みほ「……?」
ノンナ「…………ぅ、………………!」
みほ「どうしました? しないんですか?」
ノンナ「今、思い出していました。カチューシャと出会った日の事を……共に過ごした日々。楽しかった、辛かった、嬉しかった、悲しかった。そのすべての日々が愛おしく、今この瞬間を輝かせるために昇華していくのです」
みほ「(ノンナさん、そこらの未経験者よりこじらせてる……)」
ノンナ「…………で、では……」ゴクリ
カチューシャ「の、ん……な……」Zzz
ノンナ「カチューシャ…………っ!!」
みほ「(媚薬の効果が出てるみたい。カチューシャさんから発せられる声に艶めいたものが……)」
260: 2016/10/10(月) 23:44:53.03 ID:UTQXzu0Jo
カチューシャ「んっ、く……ぅ……」
ノンナ「うっ……カチューシャ……」
みほ「ノンナさん」
ノンナ「はい? ンムッ!?」
みほ「私がする舌の動き、覚えてください」
ノンナ「ン、ぁ……」
みほ「………………覚えました?」
ノンナ「は、い……」
みほ「じゃあそれをしてあげてください」
ノンナ「はい……」チュ
カチューシャ「ふぁ……っ」
262: 2016/10/10(月) 23:49:33.72 ID:UTQXzu0Jo
ノンナ「カチューシャの声が大きく……なにか来そうなんですか? ダヴァイですか? ダヴァイダヴァイしそうなんですか!?」
カチューシャ「ノン、ナ……」
ノンナ「私も、私も……もう…………っ」
みほ「はいそこまで」グイッ
ノンナ「ひあっ!?」ドサッ
みほ「私の番ですよ」
ノンナ「そんな! なんで……」
みほ「お預けにされたノンナさんを見るのもまた一興ですから」
264: 2016/10/10(月) 23:55:43.53 ID:UTQXzu0Jo
ノンナ「……」
みほ「そんな涙目で睨まれても怖くないですよ」チュッ
ノンナ「うう……」
みほ「さぁてカチューシャさん、また会ったときに沢山気持ちよくなれるように……いっぱいしてあげますよ」
カチューシャ「すぅ……」
みほ「ノンナさんとの絡みを見るのも楽しかったですけど、本当の目的はあなたですからね」チュッ
カチューシャ「っ、あ……」
みほ「(味の違いは分からないけど、カチューシャさんとノンナさんの唾液が混ざって、口の中、凄く……)」
みほ「(私の唾液もあげますよ。カチューシャさん)」
カチューシャ「ん、く……」
みほ「ごめんなさいね、達しそうな時に中断させてしまって。代わりにちゃんとしてあげますから」
カチューシャ「のん、な……」
みほ「ノンナさんとはまた後で楽しみましょうね」ニコッ
267: 2016/10/11(火) 00:07:23.02 ID:s+ZQIYkEo
・・・・・・
~夕方~
カチューシャ「…………ん」ムクッ
みほ「あ、おはようございます」
ノンナ「起きましたか」
カチューシャ「ミホーシャ……ノンナ…………ふわぁぁ」
みほ「ふふっ、カチューシャさんの寝顔、可愛かったですよ」
カチューシャ「っ、み、見てたの!?」
みほ「そりゃ否応にも目に入ってきますよ」
カチューシャ「むうう!」
ノンナ「カチューシャ、体が熱いのは治りましたか?」
カチューシャ「そういえば……うん、治ってるわ!」
ノンナ「それはよかったです」
カチューシャ「…………ん? でもなんでノンナが知ってるの?」
ノンナ「え? ああ………………秘密です」ニコッ
268: 2016/10/11(火) 00:09:35.72 ID:s+ZQIYkEo
・・・・・・
~夜・大洗学園艦~
みほ「帰ってきた!」
沙織「帰ってきたね!」
優花里「帰ってきましたね~」
みほ「どうだった? プラウダ観光」
優花里「前には見られなかったところもあって、とても楽しかったです!」
沙織「うんうん。って、私達本当にただ観光しただけになってる!」
みほ「あはは……まぁカチューシャさんの話はまた今度するよ」
優花里「ノンナ殿がガマンできていない光景が浮かぶのですが」
みほ「ああ間違ってはいない」
269: 2016/10/11(火) 00:13:36.81 ID:s+ZQIYkEo
沙織「じゃじゃーん、これプラウダ土産のクレムリンの壁風ストラップ! 誰にあげようかな」
みほ「麻子さんか華さんじゃないの?」
沙織「2人には違うの買ってあるし、華は食べ物あげた方が喜ぶでしょ」
優花里「私も一応2人にお土産買ってきましたよ。スイーツですが」
みほ「うう……私はお土産買えなかった」
沙織「仕方ないよ。時間ギリギリだったし」
みほ「だ、だよね?」
優花里「では私はこれで!」
沙織「私も帰るね。じゃあねみぽりん!」
みほ「うん。2人ともまた明日ー」
みほ「……ふぅ、部屋に到着。えっと鍵鍵っと……」ガサゴソ
夜のみほの部屋の前での遭遇イベント……直下
今まで落とした子(カヂウシャ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)
コンマ一桁奇数→遭遇
コンマ一桁偶数→遭遇せず
270: 2016/10/11(火) 00:13:57.44 ID:RSOrwMlU0
アッサム
285: 2016/10/12(水) 23:58:38.55 ID:ZzBK80s5o
みほ「あったあった」ガチャ
みほ「ふぅ、ただいまーと」
みほ「今日の大洗はプラウダに負けないくらい寒かったなぁ。もうすぐ12月だし、学園艦も寒い海域を通るのかな」
みほ「ま、冬は寒いものだよね」
みほ「12月…………クリスマスに年末年始……」
みほ「去年までは家でやってたなぁ。家族そろって……今年は……」
みほ「誰かと過ごすのかな」
286: 2016/10/12(水) 23:59:07.14 ID:ZzBK80s5o
・・・・・・
~翌日・昼・学校~
麻子「……」モグモグ
みほ「はい麻子さん。あーん」
麻子「……そういうのは誰もいない所でやってくれ」プイッ
みほ「おうう……」
優花里「あーん」
みほ「おいしい」モグモグ
優花里「!」ガーン
みほ「(麻子さんも見てる前でできるわけないでしょ!)」
沙織「実はね、今日は華にお土産あるよ!」
華「まぁ、なんでしょう?」
沙織「じゃじゃーん!! プラウダ限定、ポテトチップスいくら味!」
華「な、なんですかそれ……」
みほ「(プラウダって……)」
287: 2016/10/13(木) 00:00:31.91 ID:o0o+q+Ifo
華「食べたことないですし、興味が湧いてきました。ありがたくいただきますね。せっかくだし食後に皆で食べましょう」ニコニコ
沙織「しまった……帰りに渡せばよかった」
華「ふふふふふ」
みほ「(月曜から皆元気。元気一番だね)」
みほ「(私も昨日元気チャージしたし、これを発散しないと!)」
みほ「(決めた!! 私、>>289する!!)」
1.新しく落とす
2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)
290: 2016/10/13(木) 00:07:33.76 ID:bgtYrNg50
コテハンまた着けてしまった上に変換でなかった…優季ちゃんでお願いします
291: 2016/10/13(木) 00:12:20.39 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(落とした子と過ごそうっと! 次この携帯に連絡くれた人と過ごす!)」
ブーッ、ブーッ
みほ「(お、さっそくバイブレーション。誰かな~誰かな~)」
From:優季ちゃん
件名:今日の放課後
3回の〇〇教室に来てもらえませんか?
みほ「…………」
優花里「なんか西住殿の眉間に見たことの無いしわが!!」
華「どうしました? もしかしてサーフィンしてたらそういうサイトに引っかかったとか……」
みほ「い、いや大丈夫大丈夫」ハハハ
292: 2016/10/13(木) 00:16:24.99 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(優季ちゃんが言ってきた教室って、確か空き教室だよね……かなり目立たない)」
みほ「(もしかして学校でそういうことしちゃうの? 興奮しちゃうよ?)」
沙織「ねぇ、もしかして……」
みほ「うん。そのもしかして。見てみる?」スッ
沙織「ひえぇ」
優花里「ついに来ましたか」
沙織「行くの?」
みほ「行くよそりゃ。お仕置きだよ? 行くよ」
優花里「あっはい」
293: 2016/10/13(木) 00:19:38.15 ID:o0o+q+Ifo
・・・・・・
~夕方・空き教室~
みほ「(今日は戦車道の練習は無し。だから誘ったんだろうけど、緊張するなぁ)」ガラララ
みほ「(何か大切なことを忘れてる気がするけど、まいっか)」
優季「待ってましたよ~」ニコニコ
みほ「早いね。私帰りのホームルーム終わって楽しみすぎて飛んで来たんだけど」
優季「ウチのクラス、ホームルーム短い先生なのでぇ」
294: 2016/10/13(木) 00:23:28.76 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(私は口Oコンではない。だが、こんな妖艶な雰囲気を出す幼女には誰しもが魅了されるというもの)」
みほ「(考えてほしい。彼女が何かに跨っている様を。公園のバネ馬でも、屈強な男の人でも、学校の友達でも、なんでもいい。等しく工口い)」
みほ「(そんな優季ちゃんの犬になった私は非常にラッキーな存在であると同時に、優秀でなければならない)」
みほ「(優秀な犬である私はご主人様にがっつくということをしない。常に落ち着いて、命令を待つ)」
みほ「それで、今日はどんな!?!?????」
優季「そうですねぇ……せっかくの2人だけの逢瀬なんだかぁ、>>296でもしてもらいましょうか」
296: 2016/10/13(木) 00:25:16.18 ID:z4pRRfel0
ネットでお仕置きを中継
298: 2016/10/13(木) 00:32:37.09 ID:o0o+q+Ifo
優季「このビデオカメラの前で隊長を可愛くしちゃいますね」
みほ「ビデオ?」
優季「はい~! このビデオ、インターネットにつながってて、今絶賛中継中なんですよぉ」
みほ「え゛!?」
優季「今日はネットの向こうの皆の前で、隊長のあられもない姿を曝しちゃおうと思います」
みほ「え、ちょああ! 顔はやめて! 顔は映さないで!」
優季「どうしたんですかぁ?」
みほ「だ、だって……そんな、知らない人に見られるとか、ちょっと……」
優季「今更ですよぉ。大会終わってからテレビのインタビューにいっぱい答えてたでしょう?」
みほ「いやそれとは別だよ! と、とにかく止めて!」
優季「だ~め。あーあ……せっかく拒否権は無いって教えてあげたのに、また躾けなきゃいけないんですかぁ?」ジロッ
みほ「うっ……(良い、視線です)」
302: 2016/10/13(木) 00:37:53.08 ID:o0o+q+Ifo
みほ「わ、分かった……から、痛いこと、しないで?」
優季「ふふふ、いい子にしてればしませんよぉ」
優季「じゃあこのビデオは教卓に置いて、私達は目の前の机で……」ススッ
みほ「なっ! い、いきなり脱がすの!?」
優季「大丈夫ですよぉ。ブラまでは外しませんから」
みほ「い、いやこの季節に暖房もない部屋で上脱ぐのってかなり寒いんだけど……」
優季「そこもだいじょーぶっと!」ダキッ
みほ「ひあっ」
優季「こうすればいいでしょう?」
みほ「(ゆ、優季ちゃんの肌の感触が、背中に……って、肌? 優季ちゃんも上ブラだけ!? み、見たい! 首、もっと回らんかい!!)」
優季「うふふ、後ろから抱き着くのって恋人みたいですねぇ」
305: 2016/10/13(木) 00:42:22.30 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(ああああ……私の首が真後ろを向けたら……)」
優季「ささ、いつものアイマスクを」スッ
みほ「ん、うん……」
優季「これでカメラも気にならないでしょう?」パクッ
みほ「んひぃっ!?」
優季「ろぉれふかぁ?」ペロペロ
みほ「(な、ま、まさか……アッサムさんにした耳責めをここでされるなんてぇぇ! 世の中って物事返ってくるようにできてるね……)」
みほ「そ、それ、だめぇ……!」
優季「ん、ピチャ……あはは、西住隊長の耳、べちゃべちゃ」
みほ「やだぁ……」ゼェゼェ
306: 2016/10/13(木) 00:46:10.45 ID:o0o+q+Ifo
優季「じゃあ次は……あむっ」ガブリ
みほ「いったあああぁぁぁ!!(か、肩噛まれてる!? スアレスなの!?)」
優季「あふぁふぇないれ」
みほ「い、痛いよ! 痛いことしないって言ったのにぃぃ!」
優季「――ん、はぁっ…………痛くしてごめんなさい。でもこれでついたから」
みほ「なにがぁ……」ジンジン
優季「私の歯形♪」
みほ「っ……」ゾクリ
優季「あ、ちょっと血が滲んじゃってる……ごめんなさい……」ペロペロ
みほ「いっ……あ……」
優季「大丈夫ですかぁ?」
みほ「う、うん…………優季ちゃん、優しいね……」
優季「(飴と鞭ですよぉ)」
308: 2016/10/13(木) 00:49:32.07 ID:o0o+q+Ifo
優季「キスマークでもよかったんですけど、こっちの方が長く残るからぁ」
優季「次はどこにつけようかなぁ」
みほ「ひっ! あ……」
優季「……でもやめておきましょうか。怖がってる西住隊長はナデナデしてあげます」
みほ「あ、ふぅ……」
優季「じゃあ次は……」ムニッ
みほ「んっ……」
優季「結構大きいですよねぇ。隠れってやつですかぁ?」
みほ「そ、そんなの気にしたこと……っ」
優季「んー……(こうして責めるのもいいけど、もうひと押し足りないかなぁ?)」
優季「(そうだ、>>310してあげちゃおう)」
優季「(それをしてる時に…………ふふ)」
321: 2016/10/13(木) 01:16:09.55 ID:o0o+q+Ifo
優季「(そろそろ、かなぁ?)」
優季「隊長、私の事好きですかぁ?」
みほ「わふ」コクコク
優季「うふふ、普通に喋っていいですよぉ」
優季「じゃあずっと私のものですかぁ?」
みほ「うん……」カァァ
優季「わぁ嬉しい」ナデナデ
優季「じゃあ隊長、ずっと一緒にいましょうねぇ……ずっと、ずっと私のですよ?」
みほ「(私は優秀な犬であるから、ここで優季ちゃんに気の利いたことを言うのだ)」
327: 2016/10/13(木) 01:24:07.69 ID:o0o+q+Ifo
みほ「はぁい! 私はご主人様の、雌犬ですっ(ハートが出ない……)」
優季「そっかそっかぁ!」
優季「だってさ~梓ちゃん~♪」
みほ「えっ?」
みほ「(優季ちゃんが何を言ってるのか、分からなかった。いや理解しようとしなかった。理解してしまったら、私……)」
みほ「(だから、慌ててアイマスクを外した。これはおそらく脊髄反射的なものだろう)」
みほ「(すると、仰向けになって優季ちゃんに媚びまくる私を見下ろす梓ちゃんの姿があった……)」
みほ「…………(あ、今血の気が失せてる)」サーッ
梓「…………」
330: 2016/10/13(木) 01:29:04.47 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(ああああああああああああああ!!!!!!!)」
みほ「(しまったああああ!! 忘れてたああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!)」
みほ「(ああああああああ!! 見たくない見たくない! 梓ちゃんが今どんな顔してるのか見たくない!!!!)」
みほ「(目の前で恋人が自分の友人に雌犬ルックさせられてあんな言葉発してるのを見るとか10億人に1人の確率でしょ! え、もっと低い!?)」
みほ「(ああああああああああああああ!!!!!!!)」
梓「なん、で…………優季ちゃん……」
優季「なんで~? それはね~……」
優季「私の西住隊長につく悪い虫を追い払うためだよ~」
梓「………………」
優季「ごめんなさい西住隊長、ひとつだけ嘘ついてました~」
みほ「ぁ…………ぁ……」
優季「あのカメラ、ネット中継はしてないんです」
みほ「えっ……?」
優季「でもネットにつながるのは確かだからぁ、ずーーーーーっと、梓ちゃんの携帯に送ってたんですよぉ。この部屋に隊長が来た時からずっと」
332: 2016/10/13(木) 01:35:26.74 ID:o0o+q+Ifo
梓「…………急に優季ちゃんからメールがあったと思ったら、3階のこの教室のことが書いてあった……」
梓「続けて、そのカメラの映像が、私の携帯に……悪ふざけだと思ってた」
優季「あのカメラ高かったんだから、感謝してね~」
優季「あ、そうそう。隊長は私がちゃんと可愛がってあげるから、心配しないでね」
梓「…………」
優季「どうしたのぉ?」
梓「……分からない………………」
優季「分からないの? じゃあ分からせてあげる。西住隊長は自分から私のモノになるって言ったの」
梓「……そう」
梓は……>>334
1.優季につかみかかった
2.リードを切ってみほを捕まえた
334: 2016/10/13(木) 01:36:25.09 ID:NU1ORZEUo
2
336: 2016/10/13(木) 01:39:54.21 ID:o0o+q+Ifo
優季「だからぁ、どうする~? 泣いて逃げていいんだよ~?」
梓「……そうだね……じゃあ――」
梓「こうする」スッ
みほ「(ッ、ナイフ!?)」
優季「ッ!?」
梓「……!」ダッ
優季「あははは! 私を刺すの!?」
梓「刺さないよ」
優季「えっ?」
梓「ふんっ!」ブチッ
みほ「り、リードが……」
梓「隊長!」グイッ
みほ「うわあああ!?(す、すごい力……一気に引き寄せられた)」
優季「ッ! 返して!」
梓「何言ってるの!? 私が返してもらうの!!」
337: 2016/10/13(木) 01:48:16.06 ID:o0o+q+Ifo
梓「私ね、隊長に言ったんだ。『もし隊長が攫われたらなにがなんでも助けに行く』って」
みほ「(そんなことも言ってたね……)」
優季「助ける? 何言ってるの? 西住隊長は自分から私のものになったんだよぉ?」
梓「どうせ優季ちゃんから無理やりしたんでしょ」
優季「……だからなに? 現にこうして梓ちゃんにはできないことをやってるよ。羨ましい? 憧れの西住隊長のご主人様になったんだぁ」
梓「そう……ねぇ優季ちゃん、私怒ってるの」
優季「私もだよぉ? せっかく2人で楽しんでたんだから、梓ちゃんは黙って見てればいいのに」
梓「………………」
優季「………………」
340: 2016/10/13(木) 01:53:41.97 ID:o0o+q+Ifo
優季「ねぇ、返してよ。私の隊長」
梓「返さない。隊長は優季ちゃんのじゃないから」
優季「私のだよ」
梓「違うよ」
優季「現実を見ようよ。さっきまで隊長、何してたと思う? 私の犬になったんだよ。よだれ垂らして、私に甘えてきて、ああ、歯形も付けてあげたんだぁ。耳責めたらすごく可愛い声出してね、大事なところもグショグショになって――」
梓「……」
優季「痛くすると『痛い痛い』って鳴くんだよ。かわいそうだからやめてあげるんだけどね、それも――」
梓「ねぇ、優季ちゃん」
優季「なぁに?」
梓「私ね、他にも西住隊長に言ったの。『攫った奴をもう2度とそんなことができないようにして、の行いを後悔させる』って」
343: 2016/10/13(木) 02:00:07.23 ID:o0o+q+Ifo
優季「なぁに? やっぱりそのナイフで私を刺して手を出せなくするとかぁ?」
梓「そんなことしないよ。意味が無いもの。優季ちゃんしつこいから」ポイ
優季「しつこいのはそっちだよ。ねぇ、早く返して。私の隊長なの。私の犬なの。私のモノなの」
みほ「あ、あのー(そろそろこの格好寒いんですけど)」
梓「西住隊長、大丈夫。どうせ優季ちゃんに無理やりされて、脅されてしてたんですよね?」
みほ「えっ?」
梓「私の信じてる西住隊長は、私を裏切って他の人のところに行かないって、分かってますから」ニコッ
みほ「あ、えーと(最初は確かに無理やりされたけど……)」
優季「たぁいちょ~……そんな子の言うことなんて聞かなくていいですよぉ。隊長のご主人様は私だけ。私だけの隊長なんだから、そこの邪魔な人をどけて、早くまたなでなでしてあげますね~……だから…………早くどいてよぉ」
梓「…………」
優季「返してよぉ……返して!!」
梓「優季ちゃんには渡さない。隊長は、私の信じる隊長だから」
345: 2016/10/13(木) 02:06:34.08 ID:o0o+q+Ifo
優季「……!」ガシッ
梓「……!」ガシッ
優季「ほらぁ、どうしたのぉ? 私が憎いんでしょ、私を痛めつけたいんでしょ!?」
梓「うん。すっごく、痛めつけたい……!」
みほ「ま、待ってよ!!」
みほ「(幼女のキャットファイト、とっても良いと思うけど今は自分を捨てるとき! 同じチームで喧嘩なんて!!)」
梓「大丈夫です、みほさん」
優季「みほさん~? あはっはっははははは!! そっかぁみほさんかぁ!! じゃあ私もそう呼ぼうかなぁ~!」
梓「駄目だよ。みほさんの恋人は私だから!」
みほ「い、いや……やめてよ! 2人が……2人は友達でしょ……!」グス
梓「……」
優季「……」
直下コンマ一桁奇数→2人はしぶしぶ手を放した
直下コンマ一桁偶数→結局こうなるのね!(取っ組み合い)
直下コンマぞろ目 →危険を察した沙織が助けに来た
346: 2016/10/13(木) 02:07:47.07 ID:z4pRRfel0
破ァ!
349: 2016/10/13(木) 02:11:05.79 ID:o0o+q+Ifo
梓「………………」パッ
優季「………………」パッ
みほ「……」ホッ
梓「……行きましょう、みほさん」
優季「………………」
みほ「でも、優季ちゃん……」
優季「……行けばいいじゃないですか。私のにならない人」
みほ「……」ズキン
梓「みほさん」
優季「…………ぜっ……る……な、い……」
梓「?」
優季「絶対、許さ、な……い……!」グスッ
みほ「………………」
350: 2016/10/13(木) 02:14:42.06 ID:o0o+q+Ifo
梓「そう。別に許してもらわなくてもいいから(早くこの犬ルックの隊長と……)」
みほ「……ごめん、梓ちゃん」
梓「えっ?」
みほ「今日だけ、いい?」
梓「……嫌です。私からみほさんを取ろうとした」
みほ「私は梓ちゃんのなの?」
梓「そっ、それは……でも、私、みほさんの……恋人……」
みほ「泣いてる後輩を慰めるだけ。いい?」
梓「………………戻って来て、くれますか?」
みほ「うん」
梓「……分かりました」
352: 2016/10/13(木) 02:18:42.19 ID:o0o+q+Ifo
みほ「優季ちゃん」
優季「………………どっかいって……」グスッ
みほ「ううん、行かない」ギュ
優季「私のものにならない、誰かの……そんなの、嫌……離れて……もう、近付かないで……」
みほ「駄目だよ。元はと言えば優季ちゃんが私を押し倒したんだよ?」
優季「もう興味ないです……私、勝手ですから。人として駄目なんですよ。独占欲が強い癖に、犬1匹まともに自分の手の中に収められない」
みほ「私は、優季ちゃんが好きなの」
優季「今更ですよ。私は、もう……」
みほ「…………じゃあ、なんで抱き返してくるの?」
366: 2016/10/13(木) 20:01:06.08 ID:o0o+q+Ifo
優季「言いましたよ……勝手だって」
みほ「ふふ……」
みほ「(優季ちゃん、すっかり私に浸かっちゃって……『主の方が依存する』私が沙織さん達に言ったことは間違ってなかったね)」
みほ「ねぇ優季ちゃん」
優季「はい……」
みほ「服着ていい?」
優季「……だめです」
みほ「なんで?」
優季「…………」ガリッ
みほ「い…………っつ……!(首に噛みついてきた……しかも、今度は強い……)」
タラー……
優季「…………」ペロペロ
367: 2016/10/13(木) 20:03:53.82 ID:o0o+q+Ifo
みほ「ごめんね、私犬なのに、優季ちゃんにまた意見しちゃった」
優季「いえ……今のは、さっきの分」
優季「犬のくせに、他の人に」
優季「絶対許さない……梓ちゃん…………絶対、許さない……」
優季「私の犬なのに、取った……と、ったぁ……」
優季「私の取った……ぁ、っ……」
みほ「…………(独占欲が強い、かぁ……こうして見ると、玩具を取られた幼子のよう。可愛いなぁ。どっか行けと言いながら、私を放そうとしない)」
みほ「(……やっぱり、梓ちゃんには悪いけど、この子は惜しいよ)」
みほ「(それに私はこの2人じゃ済まないくらい沢山の子に手を出してる。こんないざこざ、いずれ来るとは思ってた。むしろ何で今まで無かったんだろうってくらい)」
みほ「(……ひとつだけ、すべてを繋ぎとめる方法がある。これくらい私に依存してる優季ちゃんなら絶対上手くいく)」
みほ「(………………私がやってること、優季ちゃんに教えるべきかな……)」
>>直下
1.優季ちゃんに全部教える
2.優季ちゃんに教えない
368: 2016/10/13(木) 20:08:26.77 ID:wIAHez5rO
1
371: 2016/10/13(木) 20:15:13.61 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(……よし………………私は、優季ちゃんに全部話す。私が皆に、何をしているか。どれだけの思いを踏みにじっているのか)」
みほ「(優花里さん以外にこのことを話すターゲットなんて優季ちゃんが初めてなんだから、思い通りに動いてよね)」
みほ「優季ちゃん、よく聞いて」
優季「……?」
みほ「――――――――――――――というわけなの」
優季「………………嘘」
みほ「嘘じゃないよ。沙織さんを読んで説明させてもいい」
みほ「(こちらのカードをすべて見せるということは、相手に信用を与える。隠し事が無いということだから)」
みほ「(この意味を優季ちゃんは……)」
グイッ
みほ「っ……!(残ったリードを引っ張って、優季ちゃんは私に顔をくっつきそうになるほど寄せて……>>直下)」
コンマ一桁奇数→ニッコリ笑っていた
コンマ一桁偶数→殺気を浴びせてきた
372: 2016/10/13(木) 20:15:47.84 ID:2xWj+uYd0
そい
376: 2016/10/13(木) 20:23:33.59 ID:o0o+q+Ifo
優季「ふざけないでください」ギロッ
みほ「ひっ……!」
優季「……」ガリッ
みほ「いったぁぁ……!! ま、また、首、にぃ……!」
優季「他の人も? 皆愛してる? 何言ってるんですかぁ?」
みほ「悪いことをしてるとは思ってる……だけど、最後には、絶対……」
優季「黙って」
みほ「っ……」
優季「じゃぁなに? 私だけじゃなくて、梓ちゃんの気持ちも、そうやって嘘ついて……」ガリッ
みほ「が、ああっ……! 痛い……! 二の腕痛い!!」
優季「もうやめてあげない……もう遠慮してあげない」ガリッ
みほ「ハァッ、ハァッ……う、ぎ……!」
優季「隊長の事、本当に好きだったのに……」
みほ「なら、好きで、いてよ……」
優季「もう無理ですよ。隊長は、も う、私の欲を満た すだけ の、奴 隷」
みほ「(なんだろ……優季ちゃんの声が……変な……)」
378: 2016/10/13(木) 20:28:34.81 ID:o0o+q+Ifo
優季「なら遠慮する必要ないですよね」
みほ「ぁ……歯形……たくさん…………」
優季「もういいや。こんな人、梓ちゃんにあげる。いや、みんなのでしたっけ?」
みほ「そんな……じゃあ、もう……」
優季「勘違いしないでください」
みほ「えっ……?」
優季「隊長はこれからも私のですよ。私の気の向いた時に私の気を晴らすだけの」
優季「これはその証。色んな人にこの血のにじんだ歯形を見られて、沢山困ってください」
みほ「っ、私をどうする気……」
優季「隊長が皆から嫌われれば、私だけのになりますよねぇ」
みほ「皆にバラすと?」
優季「いいえ。面倒なんでそんなことしません。誰があなたの為に労力を使わなければならないんですか?」
優季「梓ちゃんには私とは別れたとでも言っておいてください。もうあなたと私はそんな関係じゃないんだから」
みほ「でも今『私の』って……」
優季「ええ。私のです。あなたの体はね」
みほ「…………(なんか、とんでもないことになってる気がする……)」
381: 2016/10/13(木) 20:33:15.97 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(もう優季ちゃんからは、私を慈しむ様子を感じられない。本当に、私……)」
優季「……私もバカですよぉ……こんな人の事が好きで好きで、今でも……あなたから離れられない」
みほ「(犬じゃなくて奴隷……)」
優季「でも、不思議と今はあなたのことが全然好きじゃないんです。でも、もう私、あなたが居ないとダメみたい」
みほ「(恋愛感情とかそういうのは無く、ただただ、道具になっちゃったんだ……優季ちゃんを満たすための)」
優季「もう私に勝ってに近付かないでくださいね」
みほ「は、い……」
優季「でも私が来いと言ったら来てくださいね」
みほ「……」コクッ
優季「それじゃ、もう犬じゃないからこれらはいらないですね」ポイポイッ
優季「………………あ」
みほ「ん?」
優季「使ってなかったコッチの尻尾……せっかくだから使っておきましょうか。このまま捨てるのももったいないし」
みほ「え゛!? ちょ、ま……」
優季「…………暴れたらまた噛みますから」
みほ「アーーーーッ!!」
みほ「(でも優季ちゃんの冷ややかな視線、奴隷という立場、絶対逆らえない服従…………めっさ良い……)」
385: 2016/10/13(木) 20:38:33.23 ID:o0o+q+Ifo
・・・・・・
~夜・みほの部屋~
みほ「う…………ジンジンする……体の色んな所が」
みほ「歯形、こんなについてる……首、腕、お腹、足…………痛かったなぁ……」
みほ「幸い冬だから服とタイツとで隠せるけど、首は…………仕方ない。包帯巻いて寝違えたことにしよっと」グルグル
優季ちゃんの依存度が2→3になりました
遭遇イベント等で優季ちゃんに会うとみぽりんが優季ちゃんの発散道具にされます
386: 2016/10/13(木) 20:39:25.54 ID:o0o+q+Ifo
みほ「いやぁ優季ちゃんの目、なんか新しい扉が開きそうだったなぁ……なんというか、もっと踏んで! もっと罵って! 的な」
みほ「愛を感じないところがグッドだよね」
みほ「…………何言ってるんだろう……変態だよこれじゃ…………私変態じゃないのに」
ピンポーン
みほ「ううこんな時に……はーい。西住みほは居ますよー」ガチャッ
夜のみほの部屋での遭遇イベント……直下
今まで落とした子(ご主人様以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)
コンマ一桁奇数→遭遇
コンマ一桁偶数→遭遇せず
387: 2016/10/13(木) 20:40:01.79 ID:z4pRRfel0
アッサム
391: 2016/10/13(木) 20:46:40.20 ID:o0o+q+Ifo
アッサム「どうも」
みほ「アッサムさん? どうしたんですかこんな時間に、しかもここ大洗ですよ。帰る家を間違えたんですか?」
アッサム「ご挨拶ですわね……」
みほ「なんですか」
アッサム「いえ……その、これ。そこの薬局で買って来た軟膏なのだけど……」
みほ「えっ?」
アッサム「あの、確かに痛い目に合え合えとは思っていたけど、まさかあそこまでとは思わなかったので……」
みほ「見てたんですか!?」
アッサム「あなたの弱みを握ってやろうと調査してたら、あなたの入った教室から澤梓が出てくるのを見て、中を覗いたんだけど……まぁ、自業自得ね」
みほ「あはは……」
アッサム「会話の内容は聞こえなかったけど、どうせ痴情のもつれでしょう? ペコ以外にもあんなこと……」
みほ「(アッサムさん、私がペコさん以外にも手を出したって知っちゃったか……)」
392: 2016/10/13(木) 20:50:57.18 ID:o0o+q+Ifo
アッサム「ほら、服を脱いで。どうせ首に包帯巻いただけでしょう」
みほ「バレてるんですか」
アッサム「痕になると厄介よ」
みほ「あれ、私の味方をしてくれるんですか?」
アッサム「ペコに悲しんでもらいたくないだけよ。誰があなたなんか……」
みほ「ふぅん、そんな口きいちゃってぇ……今ここで押し倒してもいいんですよ?」
アッサム「できたら、ね」
みほ「(……まぁ確かにアッサムさんは中々の使い手。私一人では少し分が悪いかな?)」
アッサム「上から塗っていくわ。まず首」
みほ「は、はい」
アッサム「…………」
みほ「やっぱり私に惚れました?」
アッサム「いいえまったく。いつか私はペコをあなたの毒牙から解放してあなたを破滅させてやる……」
みほ「あはは」
みほ「(その後、アッサムさんは私の治療をして帰って行った)」
393: 2016/10/13(木) 20:52:27.70 ID:o0o+q+Ifo
・・・・・・
~翌日・朝~
みほ「……ん」ムクッ
みほ「…………9時半」
みほ「遅刻だ……」
みほ「まいっか。麻子さんとかがあんだけやってるのにまだ学校にいられるんだし……あ、でも戦車道で免除になっただけで留年スレスレだったんだっけ……でもまぁ1回くらい」
みほ「昨日は疲れちゃったから、そのせいで寝坊したのかな……」
みほ「……痕、まだ残ってる」
396: 2016/10/13(木) 20:55:34.31 ID:o0o+q+Ifo
・・・・・・
~喫茶北極海~
沙織『え、それで歯形が沢山ついちゃったの!?』
みほ「うん。まぁでも軟膏塗ったし数日後には治るよ」
沙織『そっかぁ……って、学校には来ないの?』
みほ「もういいかな~って」
沙織『ええぇぇぇ……もうお昼だけど来なよ~』
みほ「今日も戦車道の練習無いし、たまにはズル休みしたいよ」
沙織『誰かを落としに行ってるときの休みもズル休みだけど』
みほ「あ、料理来るから切るね」ピッ
「和牛サーロイン」
397: 2016/10/13(木) 20:59:06.97 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(お肉美味しい)」モグモグ
みほ「よし、ここは切り替えるために>>399しよう!!)」
1.新しく落とす
2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)
399: 2016/10/13(木) 20:59:40.13 ID:GgjuOEu1o
パゾ美
405: 2016/10/13(木) 21:04:58.97 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(パゾ美さんを完全に落とそう!)」
みほ「(しばらくだけど今頃きっと……ひひひ。荒んだ私の心を癒してくれる年上口Oの真面目ちゃん……ふひひひひひ)」
みほ「(さっそく呼び出そう!)」
みほ「(…………って、まだお昼だ。まぁ夕方に来るように伝えておこうかな)」ピッ
プルルルルル……
パゾ美『……もしもし』
みほ「あ、パゾ美さん、元気ですか?」
パゾ美『たった今元気じゃなくなった』
みほ「あははは、ところでパゾ美さん、今日放課後は空いてますか?」
パゾ美『………………空いてない。と言いたいけど今日風紀委員の仕事も無い』
みほ「じゃあ、私の部屋に遊びに来てくださいよ。大事な話もしましょう」
パゾ美『…………分かった』
406: 2016/10/13(木) 21:09:15.83 ID:o0o+q+Ifo
みほ「(まだパゾ美さんの写真は持ってるし、そろそろこの写真から解放してあげよう)」
みほ「(やっぱり不安があるお付き合いはいけないよね。イーブンがいいよイーブンが!)」
みほ「(イーブイもいい)」
みほ「(流石に服は脱げないからお肌とお肌のお付き合いはできないけど)」
みほ「すみません、ステーキもう2枚追加で!」
みほ「(そのために精をつけておこう!)」
407: 2016/10/13(木) 21:11:30.35 ID:o0o+q+Ifo
・・・・・・
パゾ美「…………」
そど子「どうしたのパゾ美、上の空よ」
パゾ美「あ、ごめん」
パゾ美「(…………楽しみ、なの?)」
パゾ美「(そ、そんなはずない……脅されてるだけなのに)」
パゾ美「(楽しみなわけ、ない……)」
そど子「もうパゾ美! 顔真っ赤にしてだらしない顔してどうしたのよ! 風紀委員がそんなんじゃ風紀にかかわるわよ!」
ゴモヨ「まぁまぁそど子」
パゾ美「(……だらしない、顔……?)」
436: 2016/11/05(土) 21:56:10.18 ID:ZtFY0Fwmo
・・・・・・
~みほの部屋~
みほ「ようこそ! 3年ではなく2年生。私と同じ学年である2年生のパゾ美さん!!」
パゾ美「何故2年生を強調……?」
みほ「ああ、ええ、まぁ色々あって」
パゾ美「……それで、何の用?」
みほ「気が早いですねぇ。会話には何重にもクッションを混ぜるものとどこかの紅茶頭さんも言ってましたよ」
437: 2016/11/05(土) 21:56:45.29 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「まぁ私達は聖グロ生徒じゃないからいいんですけど」コトッ
パゾ美「これは?」
みほ「写真のデータが入ったUSBです。これ以外はどの端末にも残していません」
パゾ美「っっ……!」
みほ「これを、お返しします」
パゾ美「……どうして?」
みほ「どうして? まぁ、もういいかなって思って」
パゾ美「もういい……って、どういうこと? ちゃんとした説明を聞きたいんだけど」
みほ「(ええええちゃんとした説明ってなに!?)」
みほ「……>>直下」
438: 2016/11/05(土) 22:05:32.58 ID:Lu6V59Leo
こんなことで好きな人の気を引こうとするなんて人間として恥ずかしいことをしてるってようやく気付けたの、ごめんなさい
439: 2016/11/05(土) 22:13:11.76 ID:ZtFY0Fwmo
パゾ美「(もういい……つまり、私はもう用済み)」
パゾ美「(このデータを手切れ金代わりに、もう金輪際呼ぶことは無いから許せとか、まさかそんなこと……)」ジワッ
みほ「私――」
パゾ美「あっ、待っ――
みほ「こんなことで好きな人の気を引こうとするなんて、人として恥ずかしいことをしてるってようやく気付けたんです」
パゾ美「もう終わりだなんて!」
みほ「え?」
パゾ美「え?」
440: 2016/11/05(土) 22:20:18.82 ID:ZtFY0Fwmo
パゾ美「え、あ、ま、まさか……」
みほ「今のって……」
パゾ美「ち、違う!!」カァァ
みほ「なにがですか!?」
パゾ美「その、別に私が実は楽しみにしてたとか、そういうのではなくて……って、なんで私の事を好きって!?」
みほ「え、ああ……その、私……パゾ美さんの事好きで」
パゾ美「でも磯辺さん……それに、どうせ他の人も……」
みほ「ええ。そうです!」
みほ「(適当に典子さんとは別れたとか言っておきゃいいかなと思ったけど、パゾ美さんがそう思ってるならそれを利用する!)」
みほ「私はパゾ美さん『も』好きなんです」
パゾ美「は、はぁ!?」
441: 2016/11/05(土) 22:28:29.87 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「典子さんも大好きです。パゾ美さんも同じくらい大好きです」
パゾ美「そ、それって二股!?」
みほ「いいえ、今のところ十股くらいですね」
パゾ美「十股!?!!?」
みほ「まぁ大半はパゾ美さんと同じ、そういうことをするお友達みたいなものです」
パゾ美「それって……恋人とかそういうのじゃなくて……」
みほ「ぶっちゃけて言うとまぁそういうことですね」
パゾ美「い、異常! 不純異性交遊なんてものじゃ……!!」
みほ「ええ異常です。しかし、私は不純なものでもケジメをつけたいんです」
みほ「パゾ美さんにはいろいろと酷いことをしてきましたから、謝罪の気持ちも籠ってますね。まぁ許してくれとは言いませんが」
みほ「見たところパゾ美さんは、私とそういうことをするのはまんざらではなく、終わりだと告げられたら縋りつくくらいには中毒になっている」
442: 2016/11/05(土) 22:32:41.43 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「だから本当のことを話してみたんですけど……今ここで私の頬を叩いて帰るのは自由ですよ?」
パゾ美「…………」プルプル
みほ「(分かってるんだけどね。パゾ美さんは風紀委員。賢い風紀委員。自分が風紀を破ることになることは許せない)」
みほ「(そこに風紀よりも大切なものが出来たら? それはどうなるのか……愚直な人なら天秤にかける。どちらかひとつを取るために)」
みほ「(けれどパゾ美さんは賢い。どちらも取る心構えくらい簡単にできるはず)」
パゾ美「……(私は、風紀委員…………)」
パゾ美「(散々私を辱めた人が、私に謝って、それでいてなお都合のいい関係を求めて来る? 冗談じゃない!)」
パゾ美「(風紀委員として、弱みが消えた今、西住さんを拘束して懲罰房に入れることもできる)」
パゾ美「(けど、それをしたらもう……アレを楽しめなく……なる……)」
443: 2016/11/05(土) 22:42:40.16 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「色々言ってはいますが、簡単に言えば……すべて水に流して新しくそういう関係になりませんか?」
パゾ美「……」
みほ「こちらはパゾ美さんとそういうことができて、パゾ美さんは私のキスで気持ちよくなれる。そういうことです」
パゾ美「それを、私が、風紀委員の私が認めると?」
みほ「認めますよ」チュッ
パゾ美「むぐっ!?(い、いつの間に……! だ、だめぇ……!)」
みほ「パぞ美さんがそんなに可愛い顔をするの、こういう時以外に見たことないですから」
パゾ美「いあああ……っ、ひうっ、くっ……」
みほ「これがなんの後ろめたさも無しに味わえるんですよ。答えはひとつだと思いますけどねぇ……」
みほ「風紀委員としてとかじゃなくて、何事も両立させましょうよぉ」
445: 2016/11/05(土) 22:46:57.98 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「パゾ美さんは私とこういうことをするとき、ちょっとだけ風紀委員じゃ無くなればいいんです。ちょっとだけ」
パゾ美「ちょ、っと……?」トロン
みほ「ええ。ちょっとだけ。ちょっとだけ今みたいによだれを垂らして、焦点の定まらない目をすればいいだけですよ。気持ちいいでしょう?」
パゾ美「……」コク
みほ「別に私の事を好きになる必要はないんです。私とするこのキスを好きになれば、無条件で気持ちよくなれるんですよ」
パゾ美「キモチヨク……」
みほ「ええ、気持ちよく」
パゾ美「それ、良い…………」
446: 2016/11/05(土) 22:57:09.13 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「んっ……こうして、舌を絡めると……どうでもよくなるでしょぉ」
パゾ美「(気持ちいい……どうでも、いい…………うん……どうでもいい……)」
みほ「ひひひ、何も言えないほどとは。ちょっと蕩けさせすぎちゃったかな?」
パゾ美「う、ぁ……」
みほ「これで完全に落ちたね。ふぅ、覇道の歴史にまた1ページ」
みほ「安心してくださいパゾ美さん。データをこのUSB以外残してないのは本当ですから。私のパゾ美さんを他の誰かに見せるなんてしませんよ」
みほ「それにキスの思い出なら、まだまだこれからも作れますからねぇ」ニヤッ
パゾ美の依存度が2→3になりました
みぽりんとのキスにすっかり夢中です。仮に他の子とイチャついてるのを見られても「彼女もまた被害者」と憐れんだ目で見るでしょう
もちろん誰かに言いふらしたり風紀委員として取り締まったりもしません
447: 2016/11/05(土) 22:58:31.75 ID:ZtFY0Fwmo
・・・・・・
~翌朝~
みほ「それじゃあ、また今度」チュッ
パゾ美「……うん」チュッ
みほ「気を付けていってらっしゃい」
パゾ美「今日は学校に来ること」
みほ「もう風紀委員モードなんですか?」
パゾ美「ええ」
みほ「ふふっ、分かりました」
448: 2016/11/05(土) 23:02:21.20 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「さて、テレビ見ながらご飯食べて着替えようっと」ピッ
『次のニュースです。サンダース大学付属高校映画部が公開した同人映画、プライベート・タカシが大ヒットしており、ケイ監督が緊急の記者会見を行いました。ケイ監督は戦車道の隊長も務めており――』
『次のニュースです。聖グ口Oアーナ女学院で、今年も流行格言大賞が決まった模様です。今年のもっとも流行した格言は――』
『次のニュースです。アンツィオの料理は美味しいです』
『次のニュースです。来週に迫ったクリスマスを前に、様々なところでクリスマス商戦が繰り広げられています』
みほ「クリスマス……!」
449: 2016/11/05(土) 23:07:16.01 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「…………よしっ」
みほ「今年のクリスマスは>>451と過ごそう!!」
年に1度の恋人イベント クリスマス安価で選ばれると、依存度が1上がります
依存度MAXの子が選ばれた場合、その子とのクリスマスを過ごします
451: 2016/11/05(土) 23:08:43.26 ID:quzuD65cO
優希ちゃん
454: 2016/11/05(土) 23:16:15.39 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「よーし優季ちゃんに性の6時間は私をずっといじめてくれるようにしてもらおうっと!」ウキウキ
みほ「嫌われてはいるけど、誘ったらなんやかんや来るよね?」ピッ
みほ:優季ちゃん、クリスマス予定ある?
ゆうき:画像ファイルを送信しました 【開く】
みほ「? 開こう」
みほ「…………優季ちゃんが中指立ててる自撮りが送られてきた……」
みほ:も、もしかして空いてない感じかな?
ゆうき:空いてますよ
みほ:空いてるんだ!? じゃあお誘いしてもいいかな?
ゆうき:梓ちゃんを誘ってあげてくださいよ
みほ:優季ちゃんがいいな
ゆうき:私は嫌です
みほ:そこをなんとか! クリスマスに踏んで蹴って縛って嬲って!
455: 2016/11/05(土) 23:22:36.31 ID:ZtFY0Fwmo
・・・・・・
~熊本・西住家~
まほ「お母様、今年のクリスマスや年末年始はみほは……」
しほ「今年あたりはもう向こうで過ごすのではないかと思っているわ」
まほ「大洗で?」
しほ「みほは大洗で沢山の友達に恵まれたわ。今まで家に縛っていたけれど、もういちいち帰ってこいなんて言えないわ」
まほ「今年は寂しいですね」フフッ
457: 2016/11/05(土) 23:25:03.90 ID:ZtFY0Fwmo
・・・・・・
みほ「へっくし!」ズルズル
みほ「誰かが私の噂かな?」
みほ「まぁいいや。とりあえず優季ちゃんとクリスマスに会う約束はとりつけたし、来週が楽しみだね!」
みほ「アッサムさんから貰った軟膏まだ残ってるし、痕がついても大丈夫!」
みほ「――っていう旨を沙織さんに教えたらこっぴどく怒られた」
みほ「そして優季ちゃんを誘うのに時間を忘れ、遅刻した」
458: 2016/11/05(土) 23:28:04.70 ID:ZtFY0Fwmo
・・・・・・
~夕方・放課後~
桃「よーし今日の練習はここまで! 分かってはいると思うが、来週から冬休みだ。夏休み中には練習も入れたが流石に年末年始に戦車道はやらん!」
柚子「桃ちゃんついに今年当てられなかったね」
杏「こっそり買ってた年末ジャンボも外したみたいだね」
沙織「戦車道無しかぁ」
優花里「でもガレージには出入り自由ですので、今までと変わらず戦車と触れ合うことができます!」
麻子「冬にガレージで寝たら凍えそうだが……」
459: 2016/11/05(土) 23:30:58.79 ID:ZtFY0Fwmo
みほ「じゃあ皆、帰ろうか」
沙織「うんうん。あっ、ちょっと教室に忘れ物しちゃったから待ってて!」
優花里「あ、私もです。なんか嫌な偶然ですね……」
華「待ってますよ~」
麻子「すぐ戻ってこい」
みほ「あはは……」
ピロリン
みほ「ん? メール……」
From:>>直下
件名:今から空いてますか
遅れてやってきた遭遇イベント……直下
今まで落とした子(パゾリーニ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)
コンマ一桁奇数→遭遇
コンマ一桁偶数→遭遇せず
460: 2016/11/05(土) 23:31:08.69 ID:wSz2Gyh/o
柚子
470: 2016/11/12(土) 21:31:28.66 ID:e6zAYGk1o
・・・・・・
~柚子の部屋~
柚子「いらっしゃい、ささ入って!」
みほ「お邪魔します」
柚子「紅茶がいい? それともコーヒー?」
みほ「柚子お姉ちゃんはどっちが好きなんだっけ?」
柚子「私? どっちもいいけど……今は紅茶飲もうかなって思ってたかな」
みほ「じゃあ私も紅茶で」
柚子「分かったわ。紅茶ね」
471: 2016/11/12(土) 21:34:20.91 ID:e6zAYGk1o
柚子「それで、最近はどうなの? 皆と仲良くなりたいっていうの」
みほ「順調だよ。色んな人と仲良くなれて嬉しいんだ」
柚子「そうなんだ。よかったね」ニコニコ
みほ「あと、こうしてお姉ちゃんと一緒にいられるのも嬉しい」
柚子「ふふ、ありがとう。はい紅茶。何も入れなくてよかったんだよね?」
みほ「うん! ありがとう」
柚子「いいえ――わっ!」
柚子ちゃんは……>>473
1.コケて紅茶をみほにかけてしまった
2.コケたがみほに受け止められた
473: 2016/11/12(土) 21:38:35.59 ID:Ib5hGX5Co
1
474: 2016/11/12(土) 21:40:19.66 ID:e6zAYGk1o
バシャッ
みほ「あっちちちちち!!」
柚子「ああああ! ご、ごめんね! すぐ拭くから!!」
みほ「ひいいいいぃぃ!」
柚子「とりあえず上脱いで!」
みほ「う、うん」ヌギヌギ
みほ「あっ、肌着まで濡れてる……」
475: 2016/11/12(土) 21:43:40.87 ID:e6zAYGk1o
柚子「じゃあそれも。濡れちゃった服は私が洗濯しておくから……」
みほ「うん……あ」
柚子「……どうしたの?」
みほ「(………………優季ちゃんにつけられた痕、まだ残ってる………………………………)」
柚子「みほ? どうしたの、早く脱いで」
みほ「あ、え、ああうん……」
柚子「……?」
476: 2016/11/12(土) 21:46:35.94 ID:e6zAYGk1o
みほ「(やばいやばいやばいやばい、消えかけとはいえ、これ見たらすぐバレるし、なにより体中についてるから隠しようがない!!)」
みほ「や、やっぱりいいよ! このままでも!」
柚子「何言ってるの! そのままじゃ汚いままだよ」グイッ
みほ「汚くてもいいから! このまま帰るよ!」
柚子「だーめ! 服を選択してお風呂に入らないと……」
みほ「い、いや肌見られるの恥ずかしいし……」
柚子「もう何度も見てるし今更恥ずかしいもなにもないでしょう!」ググググ
みほ「やっぱり今になって思うと恥ずかしいような気がしないでも!」ググググ
柚子「めっ!」バッ
みほ「あっ(お腹の当たり見られ――)」
柚子「……なにこれ」
477: 2016/11/12(土) 21:49:17.99 ID:e6zAYGk1o
みほ「あ、えーっと…………あはは」
柚子「これ、血が滲んでた痕じゃないの?」
みほ「ち、ちがうよ。タトゥーだよ」
柚子「こんなタトゥー無いよ! …………さては、誰かに?」
みほ「ッッッッ!」
柚子「…………誰にされたの?」
みほ「え、えーっと……」
478: 2016/11/12(土) 21:53:28.79 ID:e6zAYGk1o
柚子「まさか、同級生にイジメられて……」
みほ「ないない! 皆良い人だし!」
柚子「この学校じゃないってこと?」
みほ「そ、そうそう」
みほ「(って、誰かにこれを付けられたって認めちゃったよ!)」
みほ「(これじゃまっずい……もし本当のことを言って優季ちゃんがまずい立場になったら……)」
柚子「…………」ジー
みほ「こ、これは……>>480」
1.黒森峰の、あの、銀髪の人に……
2.黒森峰の、小梅さんに……
480: 2016/11/12(土) 21:57:30.83 ID:mEWzxl+H0
1
482: 2016/11/12(土) 22:03:05.86 ID:e6zAYGk1o
みほ「黒森峰の、あの、銀髪の人に……」
柚子「ッ、黒森峰の!?」
みほ「あの水銀灯みたいな、でもあの見た目でCV田中理恵じゃなくて、それはお姉ちゃんで……」
みほ「今副隊長やってるあの人に……この前偶然会って、嫌って言ったのに無理やりついていかされて……」ブワッ
『ウェッヘッヘ、おい西住ィ、お前大洗で隊長やってイキってるよなぁ?』
『テメェが黒森峰を去ってからずーっと、復讐を思い続けてきた。ようやくその日がやってきた。長かったぜ』
『まず平手打ちからいくかぁ!』
『どうした、痛くて声も出ねぇかぁ!? じゃあ次はこの洗濯ばさみで体中挟んでやるよ!』
『あひゃひゃひゃひゃ!! お前は一生黒森峰のオモチャなんだよ! その身に刻めや!』
みほ「って……」
柚子「」
484: 2016/11/12(土) 22:09:56.67 ID:e6zAYGk1o
みほ「挙句クリップで挟まれて! 体中に! 痕がぁぁぁ……」ポロポロ
柚子「な、なんてこと…………なんて……」ワナワナ
みほ「言い出せなくてごめんなさい……お姉ちゃ、う、ひっぐ、うわぁぁぁぁぁぁん!!」
柚子「ああっ……よしよし……辛かったね。怖かったね。大丈夫……今みほをいじめる人はここにはいないよ」ギュウウ
みほ「うううあぁっ、っく、ひっ、ぐ……」
柚子「許せない……みほを散々虐めてきて、やっと抜け出せたのに……また……!!」ギリッ
みほ「お姉ちゃぁん……」
柚子「……やっぱり、このままじゃ駄目だよ。もっとちゃんと、その人達を懲らしめないと」
みほ「あ、懲らしめるのは現副隊長の人にして。その人が首謀者だから。その人以外はほとんどやらされてたようなものだから」
柚子「黒森峰絶対許さない!」
みほ「(あっ聞いてないなこれ)」
柚子「次試合があったらボコボコにしようね! 再起不能になるくらい!!」
みほ「(戦車道でだよね!?)」
柚子ちゃんが黒森峰への憎しみを加速させました
この後お風呂に一緒に入ってにゃんにゃんしました
485: 2016/11/12(土) 22:11:20.42 ID:e6zAYGk1o
・・・・・・
~翌朝~
みほ「…………ん」ムクッ
みほ「あ、そうだ……(あの後結局先輩の部屋に泊まったんだった)」
柚子「おはようみほ。ご飯作ろうか?」
みほ「うん……お願い」フワァァ
柚子「パンでいいよね?」
みほ「うん」
486: 2016/11/12(土) 22:14:01.83 ID:e6zAYGk1o
みほ「……」モシャモシャ
柚子「はい、イチゴジャム」
みほ「ありがとう」ヌリヌリ
柚子「昨日はその……ごめんね、痛くなかった?」
みほ「ううん、いつもの小山先輩じゃなくて、柚子お姉ちゃんって感じがした」
柚子「そ、そう? えへへ、いつもはもっと冷静なのに……みほの体に新しい痕つけちゃった」
みほ「大事にするね……消えたらまた付けて」
柚子「う、うん……あ、食器片付けるね」カチャカチャ
487: 2016/11/12(土) 22:16:57.05 ID:e6zAYGk1o
みほ「(クリスマスまであと1週間……)」
みほ「(優季ちゃんはどういう風に接してくるんだろう)」
みほ「(とりあえず梓ちゃんにはよしよししておこうかな)」
みほ「(……………………1週間か……1人くらい他の子に手を出しても大丈夫だよね。時間的に余裕あるし)」
みほ「(とりあえずいつもみたいに>>489)」
1.新しく落とす
2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)
489: 2016/11/12(土) 22:17:47.63 ID:Ib5hGX5Co
2アッサム
490: 2016/11/12(土) 22:20:23.24 ID:e6zAYGk1o
みほ「(アッサムさんをさらに……ふふ)」
柚子「どうしたの? いいことあった?」
みほ「ちょっとね……ふふ」
柚子「もうすぐ冬休みだからって浮かれすぎないようにね」
みほ「大丈夫だよ。ありがとう」
491: 2016/11/12(土) 22:22:54.77 ID:e6zAYGk1o
・・・・・・
~学校~
沙織「いやー寒いねやっぱり」
華「急に申し訳程度の季節表現ですね」
沙織「どうしたのいきなりそんな辛辣な!?」
みほ「確かに寒いね……今は教室だからいいけど、外とかにずっといたら凍えそう」
沙織「学園艦なんだから、暖かい海域通ってくれればいいのに!」
華「今年はどこも寒いらしいですからね。オーストラリアにでも行かない限りこんな感じみたいですよ」
沙織「ええーっ! もっとらぶらぶ作戦みたいにサンタビキニできるような海域無いの!?」
492: 2016/11/12(土) 22:25:22.61 ID:e6zAYGk1o
みほ「ふわぁぁ……あ、そうだ。アッサムさんに電話してみようっと」
みほ「1週間以内に行動しなきゃ駄目だし、急いで接触接触」プルルルル
みほ「…………出ない」
ガチャ
みほ「出た」
アッサム『な、なんですの……』
みほ「いやーアッサムさんの声が聞きたくなって」
アッサム『私は聞きたくなかったですわ……』
みほ「時にアッサムさん、今どこにいますか?」
アッサム『今?』
みほ「はい。正直に答えてくださいね」
アッサム『今は>>494』
494: 2016/11/12(土) 22:29:19.44 ID:YCJ+ueB6o
お…大洗に
495: 2016/11/12(土) 22:33:48.64 ID:e6zAYGk1o
アッサム『お、大ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
みほ「え? 聞こえません」
アッサム『おおあらビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
ガタガタッ
沙織「うわっ! 今の風強っ! 教室の窓揺れたよ!!」
みほ「…………」
アッサム『ちょっと、聞いてますの? は、は、ハックシュッ……』
みほ「今もしかしてこの学園艦にいます?」
アッサム『だからさっきからそう言って……うう』ブルル
496: 2016/11/12(土) 22:38:55.89 ID:e6zAYGk1o
みほ「…………」
キーンコーンカーンコーン
華「あら、お昼休みがもう終わってしまいましたね」
沙織「5時間目はえーっと、数学だったね」
みほ「じゃ」スタスタ
沙織「ちょっとみぽりん!?」
華「保健室ですか?」
みほ「たった今お母さんが倒れたからお見舞いに行ってくる!」ダッ
沙織「絶対違うよね!?」
華「お大事にとお伝えください~」
497: 2016/11/12(土) 22:41:01.70 ID:e6zAYGk1o
・・・・・・
~みほの部屋前~
みほ「ふぅ……帰宅…………の前に」
みほ「アッサムさーん」
シーン
みほ「アッサムさーん、アッサムさーん! この前の下着の色は黒だったアッサムさーん!」
アッサム「ちょっと!!!!」
みほ「あ、出てきた」
アッサム「こんな誰かが聞いてるかもしれない外で何言ってますの!? しかもあの時の下着の色は黒じゃなくて赤………………って!! 違う!!!!」
みほ「ああ赤でしたっけ」
498: 2016/11/12(土) 22:47:14.78 ID:e6zAYGk1o
みほ「にしてもなんで大洗に? 戦車道はもう今学期はやりませんよ」
アッサム「そ、そう……」
みほ「?」
アッサム「(まさかこの人の弱みを握るために忍び込んでいたとは言えない……)」
みほ「あっ!」
アッサム「?」
みほ「まさか私のことを学校の外で窓からずっと見てたとか!」
アッサム「!」ドキッ
みほ「そして急に学校を飛び出した私を追ってきたから呼んだらすぐ出てきたとか!」
アッサム「!!」ドッキ
みほ「なーんて、はは」
アッサム「……」
みほ「アッサムさん?」
アッサム「お、おやりになるわね……」
みほ「本当だったんですか!?」
499: 2016/11/12(土) 22:50:55.62 ID:e6zAYGk1o
みほ「ま、まぁこんな寒い中立ち話もなんですし、どうぞ入ってください」ガチャッ
アッサム「……お邪魔しますわ」
みほ「狭い部屋ですが」
アッサム「そんなことはありませんわ。いつも片付いていていいお部屋かと」
みほ「いやぁ照れますね」
アッサム「そういえば、この前の軟膏は効きました?」
みほ「はい。もう消えかけですよ」
アッサム「そう」
みほ「それじゃあ紅茶はいつも飲みなれてるでしょうし……温かいレモネードとかどうでしょうか」
アッサム「あら、久しぶりに飲みますわ……お願いします」
500: 2016/11/12(土) 22:54:19.70 ID:e6zAYGk1o
みほ「じゃあちょっと待っててくださいね」ガチャガチャ
アッサム「(…………今日も弱みは見せず……かしら)」
アッサム「(表面上はああでも、あの顔の下には牙が……なんとしても、ペコへの酷いことだけは……)」
アッサム「(結局私が辱めを受けたあの時の事は、ダージリンに言えなかったし……)」
みほ「お待たせしました。温かいうちにどうぞ」コトッ
アッサム「どうも……」スンスン
みほ「何も変な薬とか入れてないですよ」
アッサム「どうかしら……」
みほ「なら私が先に飲みましょう」ズズ
みほ「はい」
アッサム「…………いただきますわ」
501: 2016/11/12(土) 22:57:51.32 ID:e6zAYGk1o
アッサム「ほっ……体が温まる……」
みほ「ふふふ」
アッサム「何笑ってますの」
みほ「いえいえ、何気ない仕草からやっぱりお嬢様学校なんだなーって」
アッサム「そうかしら? あまり言われたことは無いけれど……」
みほ「そりゃあそこは皆が皆お嬢様然としてるじゃないですか。外に出れば凄く優雅に見えますよ」
アッサム「素直に受け取っておきますわ」
みほ「(ああ……体冷えてるんだろうなぁ……ずっと外にいたんだろうなぁ……抱きしめてあげたいなぁ)」ウズウズ
みほ「(でも抱きしめるだけじゃ足りないよね。やっぱり体の中からも温めないと。それにこんなキリッとした顔があの時は……)」
みほ「(思い出したらやっぱり我慢できないよ……)」
みほ「(そうだ! 今日は>>直下しよう!)」
1.一気に責め立てる
2.じっくりねっとり責める
502: 2016/11/12(土) 23:00:12.99 ID:3QLNyEKlO
2
503: 2016/11/12(土) 23:06:48.25 ID:e6zAYGk1o
みほ「アッサムさん」ダキッ
アッサム「ひっ! う、後ろから抱き着かないでくださいます!?」
みほ「えー、いいじゃないですか。もう知らない仲じゃないんですし」
アッサム「それはあなた達が強引に……」
みほ「それに、アッサムさん凄く体が冷たいです」
アッサム「そりゃ、外にいれば……」
みほ「えいっ」
アッサム「ひゃああああ!!? い、いきなり手が!?」
みほ「やっぱり冷たいですね。お腹も脇もどこもかしこも」ペタペタ
504: 2016/11/12(土) 23:10:49.38 ID:e6zAYGk1o
アッサム「んっ、ひゃっ……くすぐったいですわ」
みほ「まぁまぁ。それより私の手あったかくないですか?」
アッサム「そりゃ、まぁ……」
みほ「(今はお腹を触りつつ、徐々に上に……)」
アッサム「(抵抗するだけ無駄ですわね)」ズズ
みほ「(その余裕そうな顔を……えいっ)」
アッサム「ン…………ちょっと、なんで胸、ッ……!」
みほ「ここも冷たいので」
アッサム「ちょ、やめ……また……」
みほ「部屋に入った時点でこうなることは分かってたんじゃないですか?」
アッサム「そりゃ、そう……っ、だけど……」
みほ「また耳、されたいですか?」
アッサム「ッ! やめて!」
505: 2016/11/12(土) 23:16:55.59 ID:e6zAYGk1o
みほ「寒いんですから、体温上げましょうか」ヌギヌギ
アッサム「え、なんで上を脱いで……」
みほ「肌と肌なら、とっても温かいですよ。アッサムさんも」
アッサム「い、嫌!」
みほ「ペコさん」
アッサム「くっ…………」
アッサム「(待ちなさいアッサム……これは作戦よ。恐らくこの人はなし崩し的に私を手籠めにしようとしている。ペコのためにも、私が落ちるわけにはいかない……)」
アッサム「(といっても、下手に断ったらペコが……)」
アッサム「………………」ヌギヌギ
みほ「綺麗な肌ですね」
アッサム「そういうあなたは、痕だらけ」
みほ「すみませんねぇ……近いうちに消えるので」
アッサム「……ほら、これで脱ぎましたわ」
みほ「え、まだ胸に1枚残ってるじゃないですか」
アッサム「ええっ!? こ、これも……?」
みほ「……」コクリ
アッサム「うう……(ごめんなさい、ペコ……)」
506: 2016/11/12(土) 23:19:48.43 ID:e6zAYGk1o
みほ「それじゃあ、ベッドに寝転んでください」
アッサム「…………」ゴロン
みほ「………………ふふっ、どんな気持ちですか?」
アッサム「最低……あと寒い」
みほ「そうですかそうですか。じゃあ温めてあげます」ダキッ
アッサム「ふわ……」
みほ「あったかいでしょう?」
アッサム「え、ええ……」
みほ「…………んっ」
アッサム「ひっ……う……」
みほ「あはは、ごめんなさい。抱き合うと先が擦れちゃいますね……」
アッサム「…………」
みほ「目をそらして無言になっても、こうしたらまた声出ちゃいますよね」
アッサム「っ……ぁ……」
507: 2016/11/12(土) 23:25:11.64 ID:e6zAYGk1o
アッサム「落ち着いて、抱き合えないんですの?」
みほ「ふふ、じゃあ落ち着いて……」チュッ
アッサム「っ……(また、された……)」
みほ「動かないから、口の中だけでも」
アッサム「また、私に……こんな、非生産的な……」
みほ「むっ、この行為が何も生まない無駄なことだと?」
アッサム「そう、よ……本来キスや性行為は男女が子をなすためにすること……それ以外の目的でしたり、ましてや同性同士で……」
みほ「アッサムさんのそういう考え方、好きですよ」
アッサム「え?」
みほ「そんな考え方を壊して塗り替えるの、すっごく楽しいですもの」ニタァ
508: 2016/11/12(土) 23:30:02.50 ID:e6zAYGk1o
アッサム「ッッ!!」ビクッ
みほ「チュ」
アッサム「ンッ、ンー!」ジタバタ
みほ「抵抗しても、意味ないですよ」
アッサム「(だ、だめっ! 壊される……これ以上されたら塗り替えられる!!)」
アッサム「(目の前のこの人が思ってるのは、ただ私とそういうことがしたいってだけじゃない……私の価値観――心を、塗り替え……)」
みほ「もっと温め合いましょう。沸騰して茹で上がっちゃうくらいに」チュッ
アッサム「(だって、……何も、考え……っ!)」
みほ「(気付いたみたい。だけどもう遅い……何度も私のキスを受ければ、もう後には戻れないですよ)」サワサワ
アッサム「ンッッ!!」ビクビクッ
みほ「あれ、耳を触っただけでこんな……」
509: 2016/11/12(土) 23:36:12.80 ID:e6zAYGk1o
みほ「また責めてあげましょうか」ペロッ
アッサム「っっ、ひああぁっ!」ジタバタ
みほ「暴れない暴れない」
アッサム「やめっ、お願い! それだけは……!」
みほ「いやです」ハムッ
アッサム「――――――――!!!!」
みほ「ありゃりゃ、シーツが……」
アッサム「お、ねがい! あっ、だ……っ、め! だめ!」
510: 2016/11/12(土) 23:41:49.07 ID:e6zAYGk1o
みほ「このまま続けたら帰れないくらいグシャグシャになっちゃう布があるので、こっちも脱がせますね」
みほ「あ、タイツは私が預かりますね。これで紅茶を淹れるので」
アッサム「ぁ……っ…………ぁ」
みほ「聞いてない……ってことは了承したってことですよね」
みほ「さて、とっても寒そうになったところで、また温めますね」チュッ
アッサム「っ、ふ、あ……んっ」
みほ「あれっ? 自分から吸いついてくるなんて」
アッサム「っっ!? ぁ……ち、が……」
みほ「大丈夫ですよ。自然な反応ですから」
アッサム「(だ、め…私、落ちちゃう…)」
511: 2016/11/12(土) 23:46:01.09 ID:e6zAYGk1o
みほ「アッサムさん、もしかしてまだ私に落ちないと思ってます?」
アッサム「落ち…………ない……」
みほ「それはもう無理ですよ」
みほ「だって、ペコさんを引き合いに出した時点でアッサムさんが逆らえないのは分かってましたし、あとはアッサムさんを壊すだけの簡単なことだったんですから」
アッサム「ぅぁ、いやぁ……」
みほ「(いやぁにしても良いツルペタ)」
みほ「ふふふふ、いやらしく舌なんか出して……まるで犬みたいですね」
みほ「(優季ちゃんの前でも私こんなだったのかな)」
アッサム「い、ぬ……」
みほ「そうだ、私のことご主人様って言ってみてください」
アッサム「…………」
みほ「……」カプッ
アッサム「いぎっ、あああああっ!!」
みほ「はーやーく」
512: 2016/11/12(土) 23:49:38.54 ID:e6zAYGk1o
アッサム「ご、ご……ご主人様………………」
みほ「なるほど」
アッサム「なに、が……なる、ほど……」
みほ「(優季ちゃんもこんな気分だったんだ)」
みほ「(クセになる)」
みほ「アッサムさんこんなに汗かいてますよ。もう寒くなさそうですね」
アッサム「……」コクッ
みほ「ならアッサムさんにとって良いことを教えてあげます」
アッサム「……?」
みほ「私はペコさんに酷いことをするつもりは毛頭ありませんよ。もしアッサムさんが何をしようと、ペコさんにだけはなにもしない予定でした」
アッサム「っ……」
みほ「これからもそうです。だから安心してください」
アッサム「………………」
みほ「でも、私とアッサムさんの間にペコさんは関係ないですよね」
アッサム「……………………」
みほ「アッサムさん、今……キス、してほしいですか?」
アッサム「…………………………」コクッ
513: 2016/11/12(土) 23:52:59.44 ID:e6zAYGk1o
・・・・・・
みほ「あ、残ったレモネードすっかり冷めてる」
アッサム「…………」
みほ「アッサムさん、シーツ被ってないで一緒にお風呂入りましょうよ」
アッサム「…………」
アッサム「(私、なんてことを……西住みほがペコのみならず他の女子とも関係を持ってるのを知っていて、こんな……溺れて……)」
アッサム「(ごめんなさい……ごめんなさいペコ…………私……)」
みほ「もう、すっかり無口になっちゃって」バッ
アッサム「ひあっ、さむ……」
みほ「シーツにくるまってるからですよ。なんならまた温めましょうか」
アッサム「も、もういい……ですわ」
アッサム「(この人とのキス……この人との温め合い……この人を…………好きに……)」
514: 2016/11/12(土) 23:54:13.33 ID:e6zAYGk1o
今日はここまで
明日のあんこう祭り行く人は楽しんできてください
だけど、忘れないで……世の中には、あんこう祭りに行けなくて泣いてる人が、いるって……こと、を……
【ガルパン】みほ「皆って結構チョロすぎない?」【後編】
明日のあんこう祭り行く人は楽しんできてください
だけど、忘れないで……世の中には、あんこう祭りに行けなくて泣いてる人が、いるって……こと、を……
【ガルパン】みほ「皆って結構チョロすぎない?」【後編】
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります