黒子

御坂妹「白井黒子さんですね、了解しました」

打ち止め「それじゃ速攻でターゲットの部屋へ移動だー！ってミサカはミサカは意気揚々の手を掲げてみたり！」

御坂妹「部屋の前に到着しました。今から鍵を開けます、とミサカは宣言します」

打ち止め「鍵はどこから拝借したの？ってミサカはミサカは素朴な疑問をぶつけてみる」

御坂妹「こまけぇこたぁいいのです」

打ち止め「ご都合主義なんだね、ってミサカはミサカは察してみたり……」

カチリ

御坂妹「空きました。潜入します」

打ち止め「心臓バクバクだよー、ってミサカはミサカは報告してみたり」

黒子「Zzz……」

御坂妹「ターゲットを発見しました。寝相が良いとは言えませんね」

打ち止め「あ、隣のベッドでお姉さまが寝てる……」

打ち止め（お姉さまのパジャマ可愛いなあ……ってミサカはミサカは心中で呟いてみたり）

御坂妹「ターゲットはあくまで白井黒子さんです。さて手始めに>>13を仕掛けましょう、とミサカは安価を出します」

鼻つまみ

御坂妹「まあ最初からやりすぎるのも良くないので、ちょうど良いでしょう。では……」

打ち止め「待って、私がやりたい！ってミサカはミサカは挙手してみる！」

御坂妹「……わかりました、とミサカは譲歩します」

打ち止め「ありがとうお姉さま！それじゃ、いきまーす」

御坂妹「くれぐれも加減を忘れないで下さい、とミサカは」

打ち止め「えい」

ぎゅうううううううううううううううううう

御坂妹「」

黒子「は……んぐあ」

打ち止め「！」ｻｯ

黒子「ん……おねえさまぁ……むにゃ」

御坂妹「…………」

打ち止め「……セーフ！ってミサカはミサカは一安心」

御坂妹「上位個体、もう少し加減をするべきではないでしょうか、とミサカは提案します」

打ち止め「え？だって軽くやっても面白くないでしょ？」

御坂妹「それは……そうですが」

打ち止め「この調子でどんどんいってみよー！次の行動は>>20！ってミサカはミサカは安価を出してみる！」

持ち物検査

御坂妹「持ち物検査ですか」

打ち止め「机のところに鞄があったよ、ってミサカはミサカは鞄を差し出してみる」

御坂妹「手早いですね、上位個体。それでは早速チェックしてみましょう」

ガサゴソ

打ち止め「あ、これは風紀委員の腕章だよね？ってミサカはミサカは確認してみる」

御坂妹「そうですね。しかし、他に変わったものは……」

打ち止め「んん？よく見ると底が二重になってるよ！ってミサカはミサカは鋭い発見！」

御坂妹「本当ですね。この下には何が……」

パカッ

御坂妹「！！！」

打ち止め「なあにこれ？小さい警棒みたいな……」

御坂妹「見てはいけません、上位個体」

打ち止め「え？」

御坂妹「あなたにはまだ早い代物です。さあ、次の行動は>>25です」

打ち止め「ちょ、ちょっと待って。そんな不自然にはぐらかされたら……」

御坂妹「静かにしなさい」ｷﾞﾛﾘ

打ち止め「は、はい……」

打ち止め（こわい……。まあいいや、後でネットワーク使って調べよう、ってミサカはミサカは算段を立ててみる）

御坂妹（とんでもないものを発見してしまいました。上位個体の健全な教育の為、ネットワークには規制をかけておきましょう）

極めつけのバズーカ

打ち止め「うひゃー、ついに来た」

御坂妹「真打ですね」

打ち止め「でも、バズーカなんてないよ？ってミサカはミサカはちょっぴり焦ってみる」

御坂妹「仕方ないので、これを代用します」

打ち止め「そ、それは……」

御坂妹「愛用のガトリングガンです。さあ、上位個体は離れていて下さい、とミサカは注意を促します」

打ち止め「りょ、了解……ってミサカはミサカは怯えながら安全を確保してみる」

御坂妹（……彼女の枕元を狙うとしましょう）

ガシャン



御坂妹「では……いきます」



ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ！！！！！！！！！！！

惜しい人を亡くした……

黒子「はわぁあっ！！！？」

美琴「ひゃああっ！！！」

打ち止め（あ、お姉さまも起きちゃった）

黒子「な、ななな何事ですの！？」

御坂妹「おはようございます、白井黒子さん。とミサカは丁寧に挨拶をします」

黒子「お、お姉さま！？えっ……え！？」

打ち止め「おはようお姉さま！ってミサカはミサカは元気にご挨拶！」

美琴「え！？あ、アンタたちここで何やってんのよ！？ってか今の音は何！？」

御坂妹「私たちがしているのは寝起きドッキリで、先ほどの音は銃声です。とミサカは簡潔に説明します」

美琴「ね、寝起きドッキリって……！」

黒子「お、お姉さまが２人？それに、小さいお姉さま？は？え？く、黒子は夢を見ているのでしょうか？」

御坂妹「ターゲットはこの白井黒子さんだったのですが、思いがけずお姉さまを巻き込む形になってしまいました、とミサカは状況を説明します」

美琴「は、はぁ？もう色々と意味が」

御坂妹「事前調査の結果、ここに長居するのは危険ということが判明しているので、私たちはもういきます」

美琴「は？ちょ、待ちなさいよ！こんな意味わかんない状況作っといて」

御坂妹「いきましょう、上位個体。それではお姉さま、どうかご無事で」

打ち止め「ばいばいお姉さま～、ってミサカはミサカはお別れを言ってみる！」

御坂妹「では、失礼します」


ガシャアアアアン！


美琴「ちょっとおおお！なんで窓ぶち破ってくのよおおお！？」

黒子「お、お姉さま、今のは……？」

美琴「し、知らないわよ！」

美琴（な、何だったの？本気で意味分かんない。というか危険ってどういう）


ガチャ


寮監「い　ま　何　時　だ　と　思　っ　て　い　る　？」

美琴「」

黒子「」

打ち止め「映画のアクションシーンみたいだったね！ってミサカはミサカはテンション上がっちゃってる！」

御坂妹「そうですね」

御坂妹（ド派手にやりましたが、後の事はお姉さまたちに丸投げしましょう）

打ち止め「ところで、この企画はまだ続けるの？」

御坂妹「>>1が元気なので続けましょう、とミサカは判断を下します」

打ち止め「やったー！ってミサカはミサカは大喜び！」

御坂妹「では、次のターゲットは>>40で」

上条

御坂妹「上条当麻の部屋の前にやってきました」

打ち止め「あ、鍵が落ちてる」

御坂妹「これはラッキーですね。早速ですが解錠します」

打ち止め（ひどい自演……）


カチリ


御坂妹「では、潜入します」

御坂妹「さて、ターゲットを捕捉……おや？」

インデックス「Zzz……もうお腹いっぱいなんだよ……」

打ち止め「女の子だね」

御坂妹「おかしいですね。ターゲットは男性なのですが、なぜベッドにいないのでしょう」

打ち止め「部屋を間違えた？ってミサカはミサカは考えてみる」

御坂妹「いえ、スタッフは確かにこの家だと……」

打ち止め「捜索開始ーってミサカはミサカはまず行動！」

御坂妹「！　待って下さい、上位個体」

御坂妹「ターゲットを発見しました」

打ち止め「な、なんでお風呂で寝てるんだろう……？ってミサカはミサカは疑問に思ってみる」

御坂妹「まあ、男女が同じベッドというのは確かにマズイ気もしますが」

打ち止め「？　何がいけないの？」

御坂妹（しまった）

御坂妹「さて、早速ですが>>52をしましょう」

打ち止め「！　なんで誤魔かすの！？ってミサカはミサカは憤慨してみる！」

御坂妹「気にしてはいけません」

電撃

御坂妹「電撃ときましたか」

打ち止め「加減はするの？ってミサカはミサカは尋ねてみる」

御坂妹「難しい所ですね。では、>>57さんに決めてもらいましょう。パーセンテージでの回答をお願いします」

打ち止め「100％なら全力でやるの？」

御坂妹「はい。情けはかけません」

10%

なんか体がむずむずするくらい

御坂妹「10％とは良心的ですね」

打ち止め「具体的にはどのぐらいの強さなの？ってミサカはミサカは質問してみる」

御坂妹「この程度です」

ぱちっ

打ち止め「ふにゃっ！」

御坂妹「お静かに」

打ち止め「い、いきなりだからビックリするのは当然でしょ！？ってミサカはミサカは抗議してみる！」

御坂妹「ではいきます」

打ち止め「む、無視されるとちょっと傷付いちゃうかな～ってミサカはミサカは」

ぱちっ

打ち止め「！」

上条「……んむあ……」

御坂妹「……起きませんね、とミサカは確認をします。やはり刺激が弱すぎたのでしょうか」

打ち止め「じゃあ次は>>64なんてどう？ってミサカはミサカは提案してみる」

両手足縛ってバスタブに湯をはる

御坂妹「出ました鬼畜安価」

打ち止め「こ、これは流石に止めた方が……ってミサカはミサカは説得を試みてみたり」

御坂妹「安価は絶対です、とミサカは容赦なくターゲットの拘束に着手します」

打ち止め（下手すればこの人氏んじゃうよね……？ってミサカはミサカはものすごく不安になってみたり）

御坂妹「拘束完了。では、蛇口を捻ります」

打ち止め「あっ」

くいっ


じゃばばばばばばばばばばばばば……


御坂妹「…………」

打ち止め「…………」

上条「Zzz……」

御坂妹（水音では起きませんね……）

打ち止め（仰向けとは言っても、このままじゃすぐに顔が沈んじゃうよ……）


じゃばばばばばばばばばばばば……


打ち止め「あっ」

御坂妹（水が耳の高さに来ましたね……。さて、起きるでしょうか）

上条「ん……、あ？」

打ち止め「！」

御坂妹（流石に起きますか）

御坂妹「おはようございます、とミサカは声をかけます」

上条「！！！？　な、なんだぁ！？何やってんのお前！？」

御坂妹「寝起きドッキリです、とミサカは冷静に回答します」

上条「はぁ！？お、おまえ御坂妹だよな！？どうして――って何でオレ縛られてんの！？」

御坂妹「はい、私はシリアルナンバー10032号のミサカです。そして、あなたを拘束したのは私です、とミサカは簡潔に答えます」

上条「いやいや、上条さん全然意味がわかりませんよ！？とりあえずこれほどいてくれよ！」

御坂妹「どうしようかなあ」ﾆﾔﾆﾔ

上条「えええええ！？何ですかそのドSな笑顔！？ってかこれお湯も出てますよね！？このままだと上条さんは溺氏してしまいますよ！？」

御坂妹「さて、助けるか助けないか、>>さんが決めて下さい」

打ち止め（え？それを安価で決めちゃうの？ってミサカはミサカは戸惑ってみたり）

御坂妹「寝起きドッキリです、とミサカは冷静に回答します」

上条「はぁ！？お、おまえ御坂妹だよな！？どうして――って何でオレ縛られてんの！？」

御坂妹「はい、私はシリアルナンバー10032号のミサカです。そして、あなたを拘束したのは私です、とミサカは簡潔に答えます」

上条「いやいや、上条さん全然意味がわかりませんよ！？とりあえずこれほどいてくれよ！」

御坂妹「どうしようかなあ」ﾆﾔﾆﾔ

上条「えええええ！？何ですかそのドSな笑顔！？ってかこれお湯も出てますよね！？このままだと上条さんは溺氏してしまいますよ！？」

御坂妹「さて、助けるか助けないか、>>82さんが決めて下さい」

打ち止め（え？それを安価で決めちゃうの？ってミサカはミサカは戸惑ってみたり）

湯船に電流

>>82
鬼畜w

御坂妹（…………）

打ち止め（…………）

上条「ちょ、だんだんリアルに生命の危険を感じ始めているのですが！頼むから早くなんとかしてくれ！」

御坂妹「恨むなら」

上条「え？」

御坂妹「>>82を恨んで下さい」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

上条「ちょ！ままま待て！落ち着け！」

打ち止め「い、10032号、ちょっと冗談でも性質が悪いかもってミサカはミサカは制止してみる」

御坂妹「……上位個体」ｽﾞｲｯ

打ち止め「な、なあに？」






御坂妹「安　価　は　絶　対　で　す」

打ち止め「ひっ……！」

御坂妹「安価スレを舐めてはいけません。安価は絶対順守が鉄則なのです。よく覚えておいて下さい」

上条「おいいいいい！さっきから何意味不明なこと言ってんだよ！おかしくなっちまったの――」

上条（！！！）

上条（――そうか！これは魔術師の仕業だ！間違いない！御坂妹を操るなんて汚いマネを……！）

上条（くそっ！関係のないやつまで巻き込みやがって……！どうせまたくだらねえこと考えてるんだろ……！）

上条（――いいぜ魔術師！テメエのくだらねえ思惑に俺の大切な人たちを巻き込もうってんなら……まずは！）





上条「そ　の　ふ　ざ　け　た　幻　想　を　ぶ　ち　殺　す　！」





御坂妹「さようなら」

バチバチバチバチバチバチバチバチ！！！

上条「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!」

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


インデックス「ん……あれ、もうこんな時間……」

スタスタ

インデックス「とーまどうしたの？開けるよ？」

ガラッ

上条「」

インデックス「」

インデックス（お湯が並々張ってあるバスタブの中に、両手足を縛られたとーまが苦悶の表情を浮かべながら沈んでいるんだよ）


インデックス「…………」

インデックス「…………」

インデックス「…………」



インデックス「アーメン」

御坂妹「おかしいですね」

打ち止め「どうしたの？ってミサカはミサカは尋ねてみる」

御坂妹「本来ならばドッキリを仕掛けた人をどんどん仲間にしていく予定だったのですが、目論見が外れています」

打ち止め「成り行き上仕方ないよ。２人で頑張ろう！ってミサカはミサカは励ましてみる」

御坂妹「そうですね。しかし上位個体、私が言うのも妙ですが、氏人が出たというのにずいぶんと落ち着いていますね」

打ち止め「あはは、もう……腹をくくったから大丈夫だよ」

御坂妹（心なしか、上位個体の目が私たち量産型ミサカのそれに似てきていますが、気にしないようにしましょう
　　　　とミサカは心の中で現実逃避を決意します）

打ち止め「さて、次のターゲットはどうするの？」

御坂妹「>>105にしましょう、とミサカは提案します」

佐天

御坂妹「佐天涙子さんのお宅にやってきました、とミサカは侵入の件をカットします」

佐天「すー……すー……」

打ち止め「見たところ、ふつうの女の子だね、ってミサカはミサカは同意を求めてみる」

御坂妹「部屋に金属バットを飾る女子中学生は珍しいと思いますが、とミサカは意見を述べます」

佐天「んん……」

打ち止め「！」

御坂妹「……寝返りを打っただけのようですね。目を覚ます前に>>115を実行しましょう」

夢に影響が出る範囲で「無能力者」と耳元で囁き続ける

御坂妹「この方は無能力者なのでしょうか」

打ち止め「だとしたら相当悪質ないたずらだね、ってミサカはミサカは内心ワクワクしてみる」

御坂妹（この企画を通して、Sの才能が開花しましたね）

御坂妹「では上位個体、あなたはベッドの反対側へ」

打ち止め「うん、準備OKだよ」

御坂妹「……では」

無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者　　能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者　無能力者無能力者無能力者
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者　　　無能力者無能力者無能力者無能力者
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力

無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力
無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力者無能力

佐天「うぁ……や……いやぁぁぁぁぁ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

御坂妹「泣いています。これは効果有りと判断して良いのではないでしょうか」

佐天「うﾞううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ違う……違う……」

打ち止め「そうだね。それじゃ、追撃いこう！>>130ね！ってミサカはミサカは期待を込めて安価を出してみる！」

御坂妹（……上位個体の中でなにかが完全に壊れたようですね）

バットで殴打

御坂妹「やれやれ、また仲間をふやす機会を失いました」

打ち止め「……うーん、ちょっと可能性を作ってみようよ！ってミサカはミサカは提案してみる！」

御坂妹「？　どういうことでしょう？」

打ち止め「こういうことだよ！ってミサカはミサカは行動で示してみる！」

打ち止め「殴る回数>>143」

フルスイング１回でケリをつける

打ち止め「うーん、やさしい人もいたみたいだけど」

御坂妹「仕方ないですね、とミサカはゆらりとバットを構えます」

打ち止め「ちゃんと　ケ　リ　を　つ　け　て　ね」

御坂妹「……わかりました」

すっ……

佐天「……私だって……いつか……」

御坂妹「恨まないで下さい……ねッ！！！」



ガ　　ン　　ッ　　！

惜しい人を亡くした

御坂妹「さて、依然時刻は深夜です。上位個体、眠くありませんか？とミサカは優しい姉の一面を見せます」

打ち止め「全然だいじょうぶ！ってミサカはミサカは元気アピール！」

御坂妹「それでは、次のターゲットの元へ向かいましょう」

打ち止め「次こそは仲間にしたいね。みんなヤワすぎてつまんなーい」

御坂妹「期待しましょう。では、ねくすとたーげっといず>>390」

ねーちん

御坂妹「神裂火織さんなのですが」

打ち止め「何故か、とある建物の屋上で眠ってるよ」

御坂妹「偶然にも上条当麻の部屋をばっちり監視出来る位置ですね、とミサカは白々しく言い放ちます」

打ち止め「この人、相当疲れちゃってるのかな」

御坂妹「座ったまま、刀のような物を支えにして眠っていますね。いかにもうっかり寝てしまった感じがします」

打ち止め「眠りが浅いのか深いのか分からないね、ってミサカはミサカは心配してみる」

御坂妹「さて、どうでしょうね。それでは早速>>405でいってみましょう」

「上条当麻は年上好き……」と囁く

御坂妹「ふむ、中々興味深い内容です、とミサカは色々と悟ります」

打ち止め「……んー？イマイチ意味が分からないかも、ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

御坂妹(上位個体とはいえ、やはり子供な部分はあるのですね、とミサカは改めて思います)

御坂妹「それではいきましょう」

打ち止め「ここは10032号に任せるよ！」

御坂妹「了解しました。では、」

御坂妹「かみじょ」

神裂「」ﾋﾟｸｯ

御坂妹「！！？」

打ち止め「えっ」

御坂妹(なんだか嫌な予感しかしないのですが、とミサカは焦ります)



御坂妹「…………」













御坂妹「上条当麻は年上好き……」

打ち止め「なんで私に囁くのっ」

御坂妹「いえ、失礼しました」

御坂妹(予想以上の反応に少し怯んでしまいました、とミサカは気を取り直します)

御坂妹「それでは……」





御坂妹「上条当麻は年上好き……」




神裂「…………」

御坂妹(起きはしません……が)




神裂「…………」ﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔ

打ち止め(なにこれこわい)

御坂妹「人は、寝ながらこんな笑顔を浮かべられるのですね、とミサカは新しい発見に驚きます」

御坂妹(知らなかった方が良かったという気がしないでもありませんが)

神裂「……ｳﾍﾍ」ﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔ

打ち止め(な、なんだか見てはいけない物を見た気分……ってミサカはミサカは若干身を引いてみる)

御坂妹「睡眠中の自分というのは全く自覚出来ませんからね。他人と寝ることが少し怖くなりました」

打ち止め「……ミサカはミサカは何も言わずに同意してみる」

御坂妹「まぁ、こういった発見も寝起きドッキリの醍醐味ではないでしょうか」

打ち止め「そ、そうだね！それじゃあ気を取り直して次は>>425！ってミサカはミサカは安価を出してみる！」

堕天使コスにして上条さんの部屋の前に放置

御坂妹「中々ハードルが高いですね」

打ち止め「着替えさせるんだよね？衣装はどうするの？」

御坂妹「スタッフゥー」

スタッフ「はいよ」

御坂妹「どうも」

打ち止め「……細かいことは気にしないようにするね、ってミサカはミサカは決意してみる」

御坂妹「さて、これを着せなくてはいけないということは、必然的に服を脱がさなくてはなりませんね、とミサカは思案します」

打ち止め「あ……///」

御坂妹(上位個体には刺激が強いかもしれませんが、やむを得ませんね)

御坂妹「では、これより剥ぎ取り作業に入ります」ﾜｷﾜｷﾜｷﾜｷ

神裂「……ｴﾍｯ､ｴﾍｯ」ﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔ

御坂妹(改めて見ると、脱がす対象はＴシャツとジーパンぐらいですね)

打ち止め(今さらだけど、寒くないのかなこの人……)

御坂妹「敢えて下からいきましょう」

打ち止め「……///」

カチャカチャ

神裂「……ｴﾍ」ﾆﾔﾆﾔ

御坂妹(まだにやけています。本格的に怖くなってきました)

するするする……

打ち止め「はわぁ～///」

御坂妹(下は成功です。それにしても、セクシーな下着ですね。……参考にしましょう)

御坂妹(さて、問題は上ですが)

御坂妹「……スタッフゥー」

スタッフ「はいはい」

御坂妹「ハサミを」

スタッフ「ほいさ」

御坂妹「どうも」

打ち止め「えっ、切っちゃうの？ってミサカはミサカは尋ねてみたり」

御坂妹「はい、脱がすには少々邪魔なモノをお持ちのようなので」

打ち止め(……？)

御坂妹「いえ、嫉妬からくる当て付けなどではありません。決して」

打ち止め(ちょっと理解出来ないなぁ、ってミサカはミサカは不思議に思ってみたり)

御坂妹「さぁ、手早くいきましょう」


ジョキジョキジョキ……


御坂妹「…………」


はらり


御坂妹「……な」

打ち止め「ひゃっ！///」







御坂妹「ノーブラ……だと……」

神裂「…………」ﾆﾍﾗﾆﾍﾗ

御坂妹「…………」

神裂「ﾍﾍﾍ……」ﾎﾞｲﾝ

御坂妹(ちくしょう、なんだこの殺意は)

打ち止め「な、何いつまでも眺めてるのっ！ってミサカはミサカは赤面しながら叱ってみたりっ！」

御坂妹「オラオラオラオラオラ」

シュバババババ

打ち止め「な、何！？」

御坂妹「……ふん」ﾊﾟｯﾊﾟｯ

打ち止め「！！？」

打ち止め(着替え終わってる……、あの一瞬でどうやって……？)

御坂妹「捨ててきます」ﾋｮｲ

打ち止め「えっ！？あ、うん……」








ドサッ

御坂妹「……任務完了です」

神裂「……ｸﾞﾌﾌ」ﾆﾀﾆﾀﾆﾀﾆﾀﾆﾀ

【翌朝】

神裂「……はっ、私としたことが眠ってしまいました」

神裂(おや？ここは……？)

ガチャ

インデックス「……あ」

神裂「イ、インデックス……！」

インデックス「かおり……」

神裂「い、いえ、これは、その、上からの命令で、」

インデックス「ちょうど良かった。お葬式の準備を手伝って欲しいんだよ」

神裂「……え？」



それから神裂火織さんじゅうはっさいは、知識のないインデックスの代わりに(故)上条当麻さんのお葬式の準備に取り組みました。


あれよあれよと時は過ぎ、神裂火織さんじゅうはっさいは一度も着替える間もなくお葬式に参列しましたとさ。

めでたしめでたし。