1: 2017/10/10(火) 21:43:42.99 ID:CuOuTikxO
花陽「今日は楽しかったね?」
凛「うん。楽しかったにゃ~」
ワイワイ ガヤガヤ
女子高生A「サイン貰っちゃった~。凄い綺麗だったよね」
女子高生B「うん。スクールアイドルかぁ。同じ女子高生とは思えないよね?」
女子高生C「今勢いが凄いもんね」
凛「スクールアイドルだって?誰かな?知ってる人かな?」
花陽「わ、私もサイン貰わなくっちゃ」
凛「え~、かよちんもスクールアイドルなのにサイン貰うの?」
花陽「だ、だって…」
凛「ま、いっか。取り敢えずいくにゃ~」
凛「うん。楽しかったにゃ~」
ワイワイ ガヤガヤ
女子高生A「サイン貰っちゃった~。凄い綺麗だったよね」
女子高生B「うん。スクールアイドルかぁ。同じ女子高生とは思えないよね?」
女子高生C「今勢いが凄いもんね」
凛「スクールアイドルだって?誰かな?知ってる人かな?」
花陽「わ、私もサイン貰わなくっちゃ」
凛「え~、かよちんもスクールアイドルなのにサイン貰うの?」
花陽「だ、だって…」
凛「ま、いっか。取り敢えずいくにゃ~」
4: 2017/10/10(火) 21:53:03.35 ID:CuOuTikxO
凛「あの~」
花陽「私達もサインを頂いてもよろしいですか?」
絵里「はい?」
凛「あっ」
花陽「あっ」
絵里「あっ」
凛「…」
花陽「…」
絵里「…」
凛「えっと…星空凛って言います。こっちは小泉花陽ちゃん。かよちんでお願いします」
絵里「お、オッケー…星空凛さんと小泉花陽さんね?色紙…あるかしら?」
凛「あっ、はい」
花陽「え?待って、待って?絵里ちゃんだよ?凛ちゃん、絵里ちゃんだよ?」
凛「へ、へぇ~」
花陽「え?なんで知らないフリをするの?」
凛「かよちん、取り敢えずサイン貰ってからにしよう?」
花陽「どうして?絵里ちゃんもどうして知らないフリをするの?」
絵里「えっと…」
凛「あの、取り敢えずサイン貰っていいですか?」
絵里「あっ、はい。えっと…」キュッキュッキュッ
花陽「ええ?サイン書いてるの?」
絵里「はい…どうぞ…」
花陽「私達もサインを頂いてもよろしいですか?」
絵里「はい?」
凛「あっ」
花陽「あっ」
絵里「あっ」
凛「…」
花陽「…」
絵里「…」
凛「えっと…星空凛って言います。こっちは小泉花陽ちゃん。かよちんでお願いします」
絵里「お、オッケー…星空凛さんと小泉花陽さんね?色紙…あるかしら?」
凛「あっ、はい」
花陽「え?待って、待って?絵里ちゃんだよ?凛ちゃん、絵里ちゃんだよ?」
凛「へ、へぇ~」
花陽「え?なんで知らないフリをするの?」
凛「かよちん、取り敢えずサイン貰ってからにしよう?」
花陽「どうして?絵里ちゃんもどうして知らないフリをするの?」
絵里「えっと…」
凛「あの、取り敢えずサイン貰っていいですか?」
絵里「あっ、はい。えっと…」キュッキュッキュッ
花陽「ええ?サイン書いてるの?」
絵里「はい…どうぞ…」
5: 2017/10/10(火) 22:20:35.23 ID:CuOuTikxO
花陽「小泉花陽さんへ。絢瀬絵里って…だよね?そうなるよね?一瞬絵里ちゃんのそっくりさんなのかなって納得しようとしちゃったよ」
絵里「えっと…」
花陽「どうして?どうして二人は他人のふりしちゃったの?」
絵里「あの…」
花陽「絵里ちゃんだもんね?μ’sの絵里ちゃんだもんね?」
絵里「え、ええ」
花陽「私だよ?μ’sの小泉花陽だよ?」
凛「かよちん…かよちん…それは、まあ…」
花陽「え?どういう事なの?」
凛「かよちん、取り敢えず…取り敢えず…ね?」
花陽「取り敢えず?」
凛「うん。取り敢えず…あの、ありがとうございました」
絵里「い、いいえ」
絵里「えっと…」
花陽「どうして?どうして二人は他人のふりしちゃったの?」
絵里「あの…」
花陽「絵里ちゃんだもんね?μ’sの絵里ちゃんだもんね?」
絵里「え、ええ」
花陽「私だよ?μ’sの小泉花陽だよ?」
凛「かよちん…かよちん…それは、まあ…」
花陽「え?どういう事なの?」
凛「かよちん、取り敢えず…取り敢えず…ね?」
花陽「取り敢えず?」
凛「うん。取り敢えず…あの、ありがとうございました」
絵里「い、いいえ」
6: 2017/10/10(火) 22:32:33.73 ID:CuOuTikxO
花陽「え?他人のふりを貫くの?」
凛「うん。なんかその方がいいかなって?ね?」
絵里「そ、そうね」
花陽「そんな事ないよ。絵里ちゃんは普通にファンサービスしてただけだよ?気まずくもなんにもなかったよ?」
凛「そうかな?」
花陽「そうだよ。それに他人のふりなんて寂しいよ」
絵里「そうよね…ごめんなさい。なんとなく気恥ずかしくって…そうよね。他人のふりなんて酷いわよね」
凛「かよちん…ごめんね?」
花陽「ううん。もう、大丈夫だよ」
絵里「そう。所でそのサイン…どうする?」
花陽「記念に貰っておきます」
絵里「え?本当に?」
花陽「うん」
にこ「あの…サインをして貰ってもいいですか?」
花陽「え?あっ!」
絵里「あっ!」
凛「ああ!」
にこ「え?」
花陽「………お名前は?」
凛「うん。なんかその方がいいかなって?ね?」
絵里「そ、そうね」
花陽「そんな事ないよ。絵里ちゃんは普通にファンサービスしてただけだよ?気まずくもなんにもなかったよ?」
凛「そうかな?」
花陽「そうだよ。それに他人のふりなんて寂しいよ」
絵里「そうよね…ごめんなさい。なんとなく気恥ずかしくって…そうよね。他人のふりなんて酷いわよね」
凛「かよちん…ごめんね?」
花陽「ううん。もう、大丈夫だよ」
絵里「そう。所でそのサイン…どうする?」
花陽「記念に貰っておきます」
絵里「え?本当に?」
花陽「うん」
にこ「あの…サインをして貰ってもいいですか?」
花陽「え?あっ!」
絵里「あっ!」
凛「ああ!」
にこ「え?」
花陽「………お名前は?」
8: 2017/10/10(火) 22:50:26.46 ID:CuOuTikxO
「お説教」
9: 2017/10/10(火) 22:54:29.42 ID:CuOuTikxO
凛「ハラショー!」
穂乃果「あははは。凛ちゃんそっくり~」
凛「意味わかんない」クルクル
穂乃果「あははは、言う言う。真姫ちゃん言うよね。仕草も完璧」
凛「じゃあね、これは?皆んなのハート撃ち抜くぞ!ラブアローシュート」
穂乃果「あははは。そっくり。海未ちゃんそっくりだよ。あははは、あ~面白い」
凛「じゃあ、次はね」
ガチャ
穂乃果「あははは。凛ちゃんそっくり~」
凛「意味わかんない」クルクル
穂乃果「あははは、言う言う。真姫ちゃん言うよね。仕草も完璧」
凛「じゃあね、これは?皆んなのハート撃ち抜くぞ!ラブアローシュート」
穂乃果「あははは。そっくり。海未ちゃんそっくりだよ。あははは、あ~面白い」
凛「じゃあ、次はね」
ガチャ
10: 2017/10/10(火) 22:59:01.99 ID:CuOuTikxO
海未「ごきげんよう」
穂乃果「あっ、海未ちゃん。遅かったね?ことりちゃんは?」
海未「遅かったね?」
穂乃果「え?」
海未「ことりは今生徒会室で一人で仕事をしてくれています」
穂乃果「あっ…」
凛「なんか不穏な空気にゃ…」
海未「やっぱり…忘れていたのですね?」
穂乃果「え?い、いやぁ…」
海未「あなた…この間も忘れていましたよね?」
穂乃果「そ、その…つい…」
穂乃果「あっ、海未ちゃん。遅かったね?ことりちゃんは?」
海未「遅かったね?」
穂乃果「え?」
海未「ことりは今生徒会室で一人で仕事をしてくれています」
穂乃果「あっ…」
凛「なんか不穏な空気にゃ…」
海未「やっぱり…忘れていたのですね?」
穂乃果「え?い、いやぁ…」
海未「あなた…この間も忘れていましたよね?」
穂乃果「そ、その…つい…」
11: 2017/10/10(火) 23:05:19.67 ID:CuOuTikxO
海未「たるんでいます。だいたい、あなたは…ガミガミ」
穂乃果「くっ…」
海未「聞いていますか?」
穂乃果「くふっ…ふふっ」
海未「今、笑いました?」
穂乃果「え?い、いや。違いうよ。気のせいです」
海未「…そうですか」
穂乃果「はい…くふっ…ふふふ」
海未「今完全に私を見て笑いましたよね?」
穂乃果「そ、その…」
海未「何ですか?人が真剣に話しているなに?私がそんなにおかしいですか?」
穂乃果「うん」
海未「え?」
穂乃果「あっ、違う。違うの。えっと…モノマネが…」
凛「あーお腹すいたにゃー」
海未「な、何ですか?急に大きな声を出して」
穂乃果「くっ…」
海未「聞いていますか?」
穂乃果「くふっ…ふふっ」
海未「今、笑いました?」
穂乃果「え?い、いや。違いうよ。気のせいです」
海未「…そうですか」
穂乃果「はい…くふっ…ふふふ」
海未「今完全に私を見て笑いましたよね?」
穂乃果「そ、その…」
海未「何ですか?人が真剣に話しているなに?私がそんなにおかしいですか?」
穂乃果「うん」
海未「え?」
穂乃果「あっ、違う。違うの。えっと…モノマネが…」
凛「あーお腹すいたにゃー」
海未「な、何ですか?急に大きな声を出して」
15: 2017/10/11(水) 23:30:11.96 ID:Jm3zFmQUO
凛「あっ、ごめんね?お腹空きすぎちゃって思わず大きな声出し過ぎちゃったにゃ」
海未「そうですか」
凛「ねえ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「な、何?」
海未「?」
凛「何で凛まで巻き込もうとしたの?」
穂乃果「え?してないよ?」
凛「したよ。モノマネの事を言おうとしたにゃ」
穂乃果「だって、その事言わなきゃ穂乃果が笑った理由を説明出来ないじゃん。穂乃果がふざけてると思われちゃうじゃん」
凛「モノマネの事を言ったら凛まで怒られちゃうにゃ」
穂乃果「いいじゃん。どうせ怒られるなら二人で怒られようよ。二人で怒られれば気持ち的にいくらか楽だよ」
凛「やだよ。凛は怒られたくないもん」
穂乃果「そんな事言ったって凛ちゃんがあんなモノマネするからいけないんじゃん。穂乃果は今、海未ちゃんの顔を見ると凛ちゃんのモノマネを思い出して笑っちゃうもん」
凛「そんなの笑わない様に努力してよ」
穂乃果「無理だよ」
海未「そうですか」
凛「ねえ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「な、何?」
海未「?」
凛「何で凛まで巻き込もうとしたの?」
穂乃果「え?してないよ?」
凛「したよ。モノマネの事を言おうとしたにゃ」
穂乃果「だって、その事言わなきゃ穂乃果が笑った理由を説明出来ないじゃん。穂乃果がふざけてると思われちゃうじゃん」
凛「モノマネの事を言ったら凛まで怒られちゃうにゃ」
穂乃果「いいじゃん。どうせ怒られるなら二人で怒られようよ。二人で怒られれば気持ち的にいくらか楽だよ」
凛「やだよ。凛は怒られたくないもん」
穂乃果「そんな事言ったって凛ちゃんがあんなモノマネするからいけないんじゃん。穂乃果は今、海未ちゃんの顔を見ると凛ちゃんのモノマネを思い出して笑っちゃうもん」
凛「そんなの笑わない様に努力してよ」
穂乃果「無理だよ」
16: 2017/10/12(木) 23:42:26.55 ID:mqW2mTsrO
凛「無理じゃないにゃ。やれば出来るにゃ」
穂乃果「だって、あれだよ。笑ったらいけない状況だと思うと余計笑っちゃうんだよ」
凛「でも、凛は怒られたくないにゃ」
穂乃果「じゃあ、穂乃果はなんて説明すればいいの?仮にもお説教中なんだよ?このまま言ったら海未ちゃん激おこだよ?」
凛「そもそも穂乃果ちゃんが生徒会サボるからいけないんだよ」
穂乃果「いや、凛ちゃんがモノマネをしたからいけないんだよ。時系列的にも凛ちゃんが先にモノマネしてその後お説教だからね?先にモノマネした凛ちゃんが責任とってよ」
凛「時系列なんか持ち出すんだったら穂乃果ちゃんがサボった方が先にゃ」
穂乃果「いや…時系列はやっぱり関係ない」
凛「ズルイにゃ。そんなのズルイにゃ」
海未「先程から二人でコソコソとなんなのですか?まだ、話は途中なんですよ?」
穂乃果「だって、あれだよ。笑ったらいけない状況だと思うと余計笑っちゃうんだよ」
凛「でも、凛は怒られたくないにゃ」
穂乃果「じゃあ、穂乃果はなんて説明すればいいの?仮にもお説教中なんだよ?このまま言ったら海未ちゃん激おこだよ?」
凛「そもそも穂乃果ちゃんが生徒会サボるからいけないんだよ」
穂乃果「いや、凛ちゃんがモノマネをしたからいけないんだよ。時系列的にも凛ちゃんが先にモノマネしてその後お説教だからね?先にモノマネした凛ちゃんが責任とってよ」
凛「時系列なんか持ち出すんだったら穂乃果ちゃんがサボった方が先にゃ」
穂乃果「いや…時系列はやっぱり関係ない」
凛「ズルイにゃ。そんなのズルイにゃ」
海未「先程から二人でコソコソとなんなのですか?まだ、話は途中なんですよ?」
17: 2017/10/13(金) 20:57:02.54 ID:1rmQcY5uO
穂乃果「あの…くふっ…ふふふ」
海未「あっ、また笑ったじゃないですか。なんなのですか?私は怒っているのですよ?」
穂乃果「いや…ふふっ」
海未「なんですか?私はそんなにおかしいですか?」
穂乃果「違う、違うん…あははは」
海未「なっ…やっぱり私の顔を見て笑っているではないですか…流石の私でも傷つきます」
穂乃果「大丈夫だよ。海未ちゃんは何もおかしくないって。今日も可愛いから…だい…ふっ…ふふ…じょうぶ!」
海未「そういいながら笑っているじゃないですか」
穂乃果「だって…あははは」
海未「くっ…やめて下さい」
穂乃果「ご、ごめ…あははは」
海未「おかしい所があるなら言って下さい。友達でしょう?」
穂乃果「いや…違う…あはは」
海未「え?」
穂乃果「しっ…親友…だよ…あははは」
海未「だったらなおさら言って下さい」
穂乃果「いや…それは無理…あははは…ダメだ…あははは…ツボに…もう…凛ちゃん…言ってよ」
海未「あっ、また笑ったじゃないですか。なんなのですか?私は怒っているのですよ?」
穂乃果「いや…ふふっ」
海未「なんですか?私はそんなにおかしいですか?」
穂乃果「違う、違うん…あははは」
海未「なっ…やっぱり私の顔を見て笑っているではないですか…流石の私でも傷つきます」
穂乃果「大丈夫だよ。海未ちゃんは何もおかしくないって。今日も可愛いから…だい…ふっ…ふふ…じょうぶ!」
海未「そういいながら笑っているじゃないですか」
穂乃果「だって…あははは」
海未「くっ…やめて下さい」
穂乃果「ご、ごめ…あははは」
海未「おかしい所があるなら言って下さい。友達でしょう?」
穂乃果「いや…違う…あはは」
海未「え?」
穂乃果「しっ…親友…だよ…あははは」
海未「だったらなおさら言って下さい」
穂乃果「いや…それは無理…あははは…ダメだ…あははは…ツボに…もう…凛ちゃん…言ってよ」
18: 2017/10/13(金) 21:02:48.90 ID:1rmQcY5uO
凛「え?何を?」
穂乃果「え?…しらばっくれるの?」
凛「穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「いや、凛ちゃん…もう、無理だから…穂乃果もう無理だから…お願いだから…」
凛「凛何も知らないよ?」
穂乃果「ずるいよ、凛ちゃん。認めようよ」
凛「認められないにゃ」
穂乃果「えーー」
海未「ふっ、ふふっ」
穂乃果「え?海未ちゃん?」
海未「それは絵里のマネですか?」
凛「……うん。そだよ」
海未「ふふふっ、な、なんですか。ふふふっ」
穂乃果「………あははは」
凛「凛も取り敢えず笑っておこう。あははは」
穂乃果「え?…しらばっくれるの?」
凛「穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「いや、凛ちゃん…もう、無理だから…穂乃果もう無理だから…お願いだから…」
凛「凛何も知らないよ?」
穂乃果「ずるいよ、凛ちゃん。認めようよ」
凛「認められないにゃ」
穂乃果「えーー」
海未「ふっ、ふふっ」
穂乃果「え?海未ちゃん?」
海未「それは絵里のマネですか?」
凛「……うん。そだよ」
海未「ふふふっ、な、なんですか。ふふふっ」
穂乃果「………あははは」
凛「凛も取り敢えず笑っておこう。あははは」
20: 2017/10/13(金) 21:34:40.16 ID:1rmQcY5uO
にこ「………」カタカタ
真姫「ねえ、にこちゃん?さっきから何やってるの?」
にこ「んー?」
花陽「何かネットで調べてるの?」
にこ「まあね。授業で宿題が出てね」
真姫「何?答えを検索してるの?それって…」
にこ「歴史の宿題だからいいのよ」
真姫「ふ~ん。歴史の宿題なんかあるのね」
花陽「小学生の時とかやったよね?グループで調べたり」
真姫「そうね」
にこ「あんたはいいわよね」
真姫「何が?」
にこ「どうせ歴史も得意なんでしょ?にこみたいに必氏になって調べなくってもいいんだから」
真姫「そんな事ないわよ。私だって小学生の頃は図書館に行って伝記とか資料集を読んで調べたわよ」
にこ「小学生の頃のあんたと比べられても…」
真姫「それに、今はネットでサクッと調べられるんだし楽でいいじゃない。どうせ、ヤホーに書いてある事をそのまま写すだけなんでしょ?」
花陽「小学生の頃も既にネットで調べられた様な…」
真姫「ねえ、にこちゃん?さっきから何やってるの?」
にこ「んー?」
花陽「何かネットで調べてるの?」
にこ「まあね。授業で宿題が出てね」
真姫「何?答えを検索してるの?それって…」
にこ「歴史の宿題だからいいのよ」
真姫「ふ~ん。歴史の宿題なんかあるのね」
花陽「小学生の時とかやったよね?グループで調べたり」
真姫「そうね」
にこ「あんたはいいわよね」
真姫「何が?」
にこ「どうせ歴史も得意なんでしょ?にこみたいに必氏になって調べなくってもいいんだから」
真姫「そんな事ないわよ。私だって小学生の頃は図書館に行って伝記とか資料集を読んで調べたわよ」
にこ「小学生の頃のあんたと比べられても…」
真姫「それに、今はネットでサクッと調べられるんだし楽でいいじゃない。どうせ、ヤホーに書いてある事をそのまま写すだけなんでしょ?」
花陽「小学生の頃も既にネットで調べられた様な…」
21: 2017/10/13(金) 22:11:01.78 ID:1rmQcY5uO
にこ「そ、そんな事ないわよ」
真姫「へ~…どうかしら…」
にこ「なっ、なによ」
真姫「やっぱり、ヤホーで調べた事を丸写しじゃない」
にこ「勝手にみないでよ」
真姫「提出するのに見られて困る様じゃダメね」
にこ「別に真姫には関係ないじゃない」
真姫「まあね。にこちゃんが困るだけだし」
にこ「…って言うかさ」
真姫「何?手伝わないわよ?宿題なんて自分でやらないと意味ないんだから」
花陽「凛ちゃんの宿題は手伝ってた様な…」
真姫「あれは手伝ってたんじゃないわよ。教えてあげてただけよ」
にこ「違うわよ。そんな事じゃないわよ」
真姫「へ~…どうかしら…」
にこ「なっ、なによ」
真姫「やっぱり、ヤホーで調べた事を丸写しじゃない」
にこ「勝手にみないでよ」
真姫「提出するのに見られて困る様じゃダメね」
にこ「別に真姫には関係ないじゃない」
真姫「まあね。にこちゃんが困るだけだし」
にこ「…って言うかさ」
真姫「何?手伝わないわよ?宿題なんて自分でやらないと意味ないんだから」
花陽「凛ちゃんの宿題は手伝ってた様な…」
真姫「あれは手伝ってたんじゃないわよ。教えてあげてただけよ」
にこ「違うわよ。そんな事じゃないわよ」
22: 2017/10/13(金) 22:22:06.05 ID:1rmQcY5uO
真姫「じゃあ、何よ?」
にこ「ヤホーって何よ?」
真姫「は?」
にこ「だからヤホーって何?」
真姫「にこちゃんが今まさに使ってるじゃない。検索サイトヤホー」
にこ「いや、ヤフ…」
花陽「に、にこちゃーん?」
にこ「な、なによ?」
花陽「にこちゃん。あの、ダメだよ」
にこ「なんでよ」
花陽「ダメだよ。それを言うのは重罪だよ。ね?さりげなく。やるなら、さりげなくだよ」
にこ「分かったわよ」
真姫「何をコソコソと話してるの?」
花陽「な、何でもありません」
真姫「そう。まあ、いいわ」
にこ「ヤホーって何よ?」
真姫「は?」
にこ「だからヤホーって何?」
真姫「にこちゃんが今まさに使ってるじゃない。検索サイトヤホー」
にこ「いや、ヤフ…」
花陽「に、にこちゃーん?」
にこ「な、なによ?」
花陽「にこちゃん。あの、ダメだよ」
にこ「なんでよ」
花陽「ダメだよ。それを言うのは重罪だよ。ね?さりげなく。やるなら、さりげなくだよ」
にこ「分かったわよ」
真姫「何をコソコソと話してるの?」
花陽「な、何でもありません」
真姫「そう。まあ、いいわ」
23: 2017/10/13(金) 23:30:13.79 ID:1rmQcY5uO
真姫「そう言えば今ので思い出したんだけど」
花陽「何?」
真姫「こないだことりが言ってたやつ。ヤホーで検索したら一発で出てきたわよ」
花陽「へ、へえ。ヤフーで検索したら一発だっんだ。流石ヤフーだね!ヤフー様々だね!」
にこ「どこがさりげなくよ」
真姫「花陽…」
花陽「へ?」
真姫「ヤフーじゃなくってヤホーでしょ?」
花陽「え、ええと」
真姫「ふふっ、花陽も割とおっちょこちょいなんだから。他で間違える前で良かったわ」
花陽「そ、そうだね。ありがとう」
真姫「ふふふ」
花陽「ど、どうしよう。にこちゃん?」
にこ「いや、もう正直に言えばいいじゃない。真姫が言った様に同じ事を真姫に言ってあげればいいじゃない」
花陽「で、でも真姫ちゃんが恥ずかしい思いしちゃうかもしれないよ」
にこ「だから、気にし過ぎなんだって。別にそんな事を気にする人なんていないわよ」
花陽「そうかな?」
花陽「何?」
真姫「こないだことりが言ってたやつ。ヤホーで検索したら一発で出てきたわよ」
花陽「へ、へえ。ヤフーで検索したら一発だっんだ。流石ヤフーだね!ヤフー様々だね!」
にこ「どこがさりげなくよ」
真姫「花陽…」
花陽「へ?」
真姫「ヤフーじゃなくってヤホーでしょ?」
花陽「え、ええと」
真姫「ふふっ、花陽も割とおっちょこちょいなんだから。他で間違える前で良かったわ」
花陽「そ、そうだね。ありがとう」
真姫「ふふふ」
花陽「ど、どうしよう。にこちゃん?」
にこ「いや、もう正直に言えばいいじゃない。真姫が言った様に同じ事を真姫に言ってあげればいいじゃない」
花陽「で、でも真姫ちゃんが恥ずかしい思いしちゃうかもしれないよ」
にこ「だから、気にし過ぎなんだって。別にそんな事を気にする人なんていないわよ」
花陽「そうかな?」
24: 2017/10/13(金) 23:36:20.74 ID:1rmQcY5uO
にこ「そうよ。真姫?」
真姫「何?」
にこ「ヤホーじゃなくてヤフーよ?」
真姫「え?」
にこ「だから…ヤホーなんてサイトはないわよ?あれはヤフーって読むのよ?」
真姫「いやいや、にこちゃんまで。あれはヤホーでしょ?まったく…にこちゃんってネットに詳しいのかなって内心思ってたんだけど意外としらないのね」
にこ「はあ?だから、あんたが間違えてるのよ」
花陽「に、にこちゃん」
真姫「そんな訳ないわよ。今までだってずっとヤホーで通じてたし」
にこ「それは何となく相手が察してくれてたのよ。だったら調べてみればいいじゃない。ヤフーで!」
真姫「何?」
にこ「ヤホーじゃなくてヤフーよ?」
真姫「え?」
にこ「だから…ヤホーなんてサイトはないわよ?あれはヤフーって読むのよ?」
真姫「いやいや、にこちゃんまで。あれはヤホーでしょ?まったく…にこちゃんってネットに詳しいのかなって内心思ってたんだけど意外としらないのね」
にこ「はあ?だから、あんたが間違えてるのよ」
花陽「に、にこちゃん」
真姫「そんな訳ないわよ。今までだってずっとヤホーで通じてたし」
にこ「それは何となく相手が察してくれてたのよ。だったら調べてみればいいじゃない。ヤフーで!」
27: 2017/10/14(土) 14:06:31.11 ID:mTqg092KO
真姫「そんなの、いいわよ。面倒くさいし」
にこ「サクッと調べられるんでしょ?そんなに面倒くさいないじゃない」
真姫「分かりきってる事をいちいち調べるのが面倒なのよ」
にこ「あんた、実は自分が間違えてのが明らかになるのが怖いんでしょ?」
真姫「怖くなんかないわよ」
にこ「じゃあ、調べればいいじゃない」
真姫「だから…」
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「何よ?」
花陽「ね?」
真姫「何?何がね、なの?」
にこ「もう、いいわよ。にこが調べるから」
花陽「にこちゃん。やっぱりやめよう?やっぱりやめようよ。世の中明らかにしない方がいい事だってあるよ」
にこ「いや、真姫の為にも教えといた方がいいのよ。私が調べるから」
にこ「サクッと調べられるんでしょ?そんなに面倒くさいないじゃない」
真姫「分かりきってる事をいちいち調べるのが面倒なのよ」
にこ「あんた、実は自分が間違えてのが明らかになるのが怖いんでしょ?」
真姫「怖くなんかないわよ」
にこ「じゃあ、調べればいいじゃない」
真姫「だから…」
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「何よ?」
花陽「ね?」
真姫「何?何がね、なの?」
にこ「もう、いいわよ。にこが調べるから」
花陽「にこちゃん。やっぱりやめよう?やっぱりやめようよ。世の中明らかにしない方がいい事だってあるよ」
にこ「いや、真姫の為にも教えといた方がいいのよ。私が調べるから」
28: 2017/10/14(土) 21:46:30.18 ID:mTqg092KO
花陽「に、にこちゃん…」
にこ「ほら、見なさい」
真姫「え?」
にこ「ヤフーでしょ?」
真姫「…ちゃんと調べた?」
にこ「調べたわよ。あんたの大好きなヤホーで調べたのよ」
花陽「ヤホー?」
にこ「そこはいいのよ」
真姫「そんな…ヤフーだったなんて…」
にこ「たくっ…だから言ったじゃない。良かったわね、私と花陽にしか聞かれ」
にこ「ほら、見なさい」
真姫「え?」
にこ「ヤフーでしょ?」
真姫「…ちゃんと調べた?」
にこ「調べたわよ。あんたの大好きなヤホーで調べたのよ」
花陽「ヤホー?」
にこ「そこはいいのよ」
真姫「そんな…ヤフーだったなんて…」
にこ「たくっ…だから言ったじゃない。良かったわね、私と花陽にしか聞かれ」
30: 2017/10/14(土) 22:35:45.16 ID:mTqg092KO
花陽「やめて、にこちゃん。もうやめてあげて」
にこ「え?」
真姫「花陽?」
花陽「これ以上はやめて。真姫ちゃんが可哀想だよ」
真姫「いや、大丈…」
花陽「真姫ちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだよ?」
真姫「あのね」
にこ「恥ずかしがり屋はあんたでしょ…」
花陽「これ以上言ったら真姫ちゃん恥ずかしくなって落ち込んじゃうよ」
にこ「だから…」
花陽「あんな間違え方しちゃったんだよ?にこちゃん、もう言わないであげて」
真姫「…」かぁぁぁぁ
にこ「あのね…花陽が騒ぐから余計恥ずかしい感じになってるんじゃない」
花陽「え?ええ?そうだったの」
真姫「いや…大丈夫…」
花陽「ごめん。ごめんね、真姫ちゃん。本当にごめんね」
真姫「もう大丈夫だから」
花陽「ごめんなさい。本当にごめんなさい」
真姫「いや、だから…」
にこ「なんなのよ、あんたは…」
にこ「え?」
真姫「花陽?」
花陽「これ以上はやめて。真姫ちゃんが可哀想だよ」
真姫「いや、大丈…」
花陽「真姫ちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだよ?」
真姫「あのね」
にこ「恥ずかしがり屋はあんたでしょ…」
花陽「これ以上言ったら真姫ちゃん恥ずかしくなって落ち込んじゃうよ」
にこ「だから…」
花陽「あんな間違え方しちゃったんだよ?にこちゃん、もう言わないであげて」
真姫「…」かぁぁぁぁ
にこ「あのね…花陽が騒ぐから余計恥ずかしい感じになってるんじゃない」
花陽「え?ええ?そうだったの」
真姫「いや…大丈夫…」
花陽「ごめん。ごめんね、真姫ちゃん。本当にごめんね」
真姫「もう大丈夫だから」
花陽「ごめんなさい。本当にごめんなさい」
真姫「いや、だから…」
にこ「なんなのよ、あんたは…」
31: 2017/10/14(土) 22:36:21.66 ID:mTqg092KO
「譲り合い精神」
32: 2017/10/14(土) 23:05:43.39 ID:mTqg092KO
譲り合いの精神。それはお互いの気持ちを尊重する事を美徳とする日本人の精神性である。
海未「あれ?そのケーキどうしたのですか?」
穂乃果「ことりちゃんが持ってきてくれたの。理事長からだって」モグモグ
絵里「へぇ…あら?もう一個しかないじゃない」
穂乃果「あれぇ?誰か多く食べたのかな?」
海未「穂乃果が食べたんじゃないのですか?」
穂乃果「食べてないよ。まだ、一個目だよ」
絵里「じゃあ、元々8個しか入ってなかったのかしら?」
穂乃果「え?穂乃果だけが疑われるの?」
海未「μ’sの仲間を疑えと言うのですか?」
穂乃果「穂乃果の事は疑ったじゃん」
海未「………。まあ、いいです」
穂乃果「え?スルーなの?」
海未「あれ?そのケーキどうしたのですか?」
穂乃果「ことりちゃんが持ってきてくれたの。理事長からだって」モグモグ
絵里「へぇ…あら?もう一個しかないじゃない」
穂乃果「あれぇ?誰か多く食べたのかな?」
海未「穂乃果が食べたんじゃないのですか?」
穂乃果「食べてないよ。まだ、一個目だよ」
絵里「じゃあ、元々8個しか入ってなかったのかしら?」
穂乃果「え?穂乃果だけが疑われるの?」
海未「μ’sの仲間を疑えと言うのですか?」
穂乃果「穂乃果の事は疑ったじゃん」
海未「………。まあ、いいです」
穂乃果「え?スルーなの?」
33: 2017/10/14(土) 23:18:31.82 ID:mTqg092KO
海未「絵里、食べて下さい」
絵里「え?私はいいわよ。海未だって食べたいでしょ?海未が食べて」
海未「いえ、絵里が食べて下さい。チョコレートケーキですよ?チョコレート好きでしょう?」
絵里「私はいいの。ね?ほら、私は最年長だしケーキくらい我慢するわ」
海未「μ’sは先輩禁止ですよ?それに今ケーキくらい我慢すると言いましたよね?私は本当に大丈夫なんで我慢するくらいなら食べて下さい。理事長だってことりだってその方が嬉しいはずです」
絵里「でも…」
穂乃果「じゃあ、穂乃果が食べようか?」
海未「あなたは我慢しなさい」
穂乃果「ええ…」
絵里「でも、やっぱり海未が食べなさい。あなただって本当はケーキ好きでしょう?」
海未「いえ、絵里が…」
絵里「え?私はいいわよ。海未だって食べたいでしょ?海未が食べて」
海未「いえ、絵里が食べて下さい。チョコレートケーキですよ?チョコレート好きでしょう?」
絵里「私はいいの。ね?ほら、私は最年長だしケーキくらい我慢するわ」
海未「μ’sは先輩禁止ですよ?それに今ケーキくらい我慢すると言いましたよね?私は本当に大丈夫なんで我慢するくらいなら食べて下さい。理事長だってことりだってその方が嬉しいはずです」
絵里「でも…」
穂乃果「じゃあ、穂乃果が食べようか?」
海未「あなたは我慢しなさい」
穂乃果「ええ…」
絵里「でも、やっぱり海未が食べなさい。あなただって本当はケーキ好きでしょう?」
海未「いえ、絵里が…」
34: 2017/10/14(土) 23:24:06.45 ID:mTqg092KO
絵里「…」
海未「…」
絵里「海未?食べなさい」
海未「いいえ、絵里が食べるべきです」
絵里「どうしてそんなに頑ななの?あなたの悪い所よ?」
海未「あなたこそ。チョコレートケーキ大好きなんでしょ?私は大丈夫だと言ってるんですから食べればいいじゃないですか」
穂乃果「じゃあ、穂乃果が」
海未「だから、あなたはダメだと言ってるでしょ」
絵里「そうよ。太るわよ?」
穂乃果「穂乃果が食べるのが一番幸せな解決方法だと思うんだけど」
海未「…」
絵里「海未?食べなさい」
海未「いいえ、絵里が食べるべきです」
絵里「どうしてそんなに頑ななの?あなたの悪い所よ?」
海未「あなたこそ。チョコレートケーキ大好きなんでしょ?私は大丈夫だと言ってるんですから食べればいいじゃないですか」
穂乃果「じゃあ、穂乃果が」
海未「だから、あなたはダメだと言ってるでしょ」
絵里「そうよ。太るわよ?」
穂乃果「穂乃果が食べるのが一番幸せな解決方法だと思うんだけど」
35: 2017/10/14(土) 23:34:24.93 ID:mTqg092KO
海未「それは屁理屈です」
絵里「またダイエットしたいの?」
穂乃果「あ~…はい。すいません」
海未「そういえば、絵里。こないだ美味しい紅茶を頂いたんです」
絵里「へえ…そうなの?」
海未「ええ。絵里は紅茶大好きですよね?是非、絵里に飲んで頂いたいのですが…」
絵里「そうなの。じゃあ、頂こうかしら」
海未「では、今用意します。ケーキと一緒に召し上がって下さい」
絵里「…ケーキはあなたが食べなさいよ」
海未「いえ…この紅茶はケーキとよく合うんです。ケーキと一緒に味わうべき紅茶なんです。ですから、ケーキも絵里が食べて下さい」
絵里「またダイエットしたいの?」
穂乃果「あ~…はい。すいません」
海未「そういえば、絵里。こないだ美味しい紅茶を頂いたんです」
絵里「へえ…そうなの?」
海未「ええ。絵里は紅茶大好きですよね?是非、絵里に飲んで頂いたいのですが…」
絵里「そうなの。じゃあ、頂こうかしら」
海未「では、今用意します。ケーキと一緒に召し上がって下さい」
絵里「…ケーキはあなたが食べなさいよ」
海未「いえ…この紅茶はケーキとよく合うんです。ケーキと一緒に味わうべき紅茶なんです。ですから、ケーキも絵里が食べて下さい」
36: 2017/10/14(土) 23:42:27.93 ID:mTqg092KO
穂乃果「え?穂乃果も飲みたい」
海未「ダメです」
穂乃果「え?紅茶も?紅茶もダメなの?」
海未「穂乃果は後でにして下さい」
絵里「いいじゃない。私はまた今度でいいから穂乃果に飲ませてあげて?」
穂乃果「え?本当に?」
海未「…仕方ありませんね」
穂乃果「やった!ラッキー!思わぬ収穫だね。これぞ棚からぼた餅ってやつ?穂乃果、和菓子屋の娘だからかな?まあ、手に入れたのは紅茶だから洋だけどね!」
海未「…」
穂乃果「ねえ?じゃあさ、紅茶にはケーキがよく合うんだよね?ケーキも…」
海未「ダメです」
海未「ダメです」
穂乃果「え?紅茶も?紅茶もダメなの?」
海未「穂乃果は後でにして下さい」
絵里「いいじゃない。私はまた今度でいいから穂乃果に飲ませてあげて?」
穂乃果「え?本当に?」
海未「…仕方ありませんね」
穂乃果「やった!ラッキー!思わぬ収穫だね。これぞ棚からぼた餅ってやつ?穂乃果、和菓子屋の娘だからかな?まあ、手に入れたのは紅茶だから洋だけどね!」
海未「…」
穂乃果「ねえ?じゃあさ、紅茶にはケーキがよく合うんだよね?ケーキも…」
海未「ダメです」
37: 2017/10/14(土) 23:50:37.59 ID:mTqg092KO
穂乃果「ダメなの?それでもダメなの?」
絵里「海未?ケーキはあなたが食べるべきよ?」
海未「何故です?私は大丈夫だと…」
絵里「あなた最近部活終わった後も生徒会室で作業してるでしょ?あれって凄く集中しなきゃいけないのよね?私も経験あるからわかるわ」
海未「はあ…それが?」
絵里「頭を使うでしょ?糖分は必須よね?だから、あなたがケーキを食べるべきよ」
穂乃果「あっ!穂乃果も残ってやってるよ!確かに頭を使うよね!って事でさ」
絵里「穂乃果はカ口リーオーバーよ」
穂乃果「えー」
海未「大丈夫ですよ。生徒会室には実は飴がいくつか蓄えてあるのです。疲れはそれでカバーできる様にしてますから」
絵里「そう」
穂乃果「もう、二人とも譲る事を譲ればいいのに…それか穂乃果に譲ればいいのに」
絵里「海未?ケーキはあなたが食べるべきよ?」
海未「何故です?私は大丈夫だと…」
絵里「あなた最近部活終わった後も生徒会室で作業してるでしょ?あれって凄く集中しなきゃいけないのよね?私も経験あるからわかるわ」
海未「はあ…それが?」
絵里「頭を使うでしょ?糖分は必須よね?だから、あなたがケーキを食べるべきよ」
穂乃果「あっ!穂乃果も残ってやってるよ!確かに頭を使うよね!って事でさ」
絵里「穂乃果はカ口リーオーバーよ」
穂乃果「えー」
海未「大丈夫ですよ。生徒会室には実は飴がいくつか蓄えてあるのです。疲れはそれでカバーできる様にしてますから」
絵里「そう」
穂乃果「もう、二人とも譲る事を譲ればいいのに…それか穂乃果に譲ればいいのに」
38: 2017/10/14(土) 23:57:01.60 ID:mTqg092KO
海未「絵里が…」
絵里「海未が…」
ガチャ
希(犯人)「何してるん?」
穂乃果「あっ!希ちゃん!」
海未「絵里が…」
絵里「海未が…」
穂乃果「いや、ケーキがね」
希(犯人)「あ~ことりちゃんがくれたヤツね?足りないの?」
穂乃果「なんかね~。希ちゃんは食べたんでしょ?人数分入ってなかった?」
希(犯人)「あ~………どうやったかな?ウチは凛ちゃん(犯人)と食べたけど気づかなかったなぁ」
穂乃果「へ~そうなんだ」
希(犯人)「そうなんよ」
絵里「海未が…」
ガチャ
希(犯人)「何してるん?」
穂乃果「あっ!希ちゃん!」
海未「絵里が…」
絵里「海未が…」
穂乃果「いや、ケーキがね」
希(犯人)「あ~ことりちゃんがくれたヤツね?足りないの?」
穂乃果「なんかね~。希ちゃんは食べたんでしょ?人数分入ってなかった?」
希(犯人)「あ~………どうやったかな?ウチは凛ちゃん(犯人)と食べたけど気づかなかったなぁ」
穂乃果「へ~そうなんだ」
希(犯人)「そうなんよ」
39: 2017/10/15(日) 00:04:36.04 ID:cAZB9rKvO
希(犯人)「で?あの二人が取り合ってるの?」
穂乃果「逆だよ。譲り合ってるの」
希(犯人)「なるほど。そっちか」
海未「絵里が食べて下さい」
絵里「いやよ。あなたが食べるべきよ」
希(犯人)「半分こにすればええやん」
海未「え?」
絵里「希?」
希(犯人)「半分こして二人で食べればいいやん」
絵里「確かに…」
海未「目から鱗とはこの事です」
希(犯人)「思いつきそうなもんやけどな…」
海未「私、紅茶を入れてきますね?」
絵里「ええ。じゃあ、私はケーキを半分に切ってくるわ」
穂乃果「逆だよ。譲り合ってるの」
希(犯人)「なるほど。そっちか」
海未「絵里が食べて下さい」
絵里「いやよ。あなたが食べるべきよ」
希(犯人)「半分こにすればええやん」
海未「え?」
絵里「希?」
希(犯人)「半分こして二人で食べればいいやん」
絵里「確かに…」
海未「目から鱗とはこの事です」
希(犯人)「思いつきそうなもんやけどな…」
海未「私、紅茶を入れてきますね?」
絵里「ええ。じゃあ、私はケーキを半分に切ってくるわ」
41: 2017/10/15(日) 19:54:55.29 ID:P+g3CIUy0
「モデル」
42: 2017/10/15(日) 20:01:53.13 ID:cAZB9rKvO
梨子「…」カキカキ
ダイヤ「もういいですか?」
梨子「もうちょっとです」
ダイヤ「そうですか…」
梨子「…」
ダイヤ「ふぅ…ジッとしてると言うのも疲れますわね」
ガチャ
果南「お疲れ~」
梨子「…」カキカキ
ダイヤ「果南さん」
果南「ありゃ?何してるの?」
梨子「秋なんで…ダイヤさんをモデルに絵を描いているんです」
果南「へぇ~芸術の秋ってやつ?」
梨子「はい」
果南「そっか。私は秋って言ったらスポーツだなぁ。ね、ダイヤ?」
ダイヤ「果南さんはそうでしょうね」
ダイヤ「もういいですか?」
梨子「もうちょっとです」
ダイヤ「そうですか…」
梨子「…」
ダイヤ「ふぅ…ジッとしてると言うのも疲れますわね」
ガチャ
果南「お疲れ~」
梨子「…」カキカキ
ダイヤ「果南さん」
果南「ありゃ?何してるの?」
梨子「秋なんで…ダイヤさんをモデルに絵を描いているんです」
果南「へぇ~芸術の秋ってやつ?」
梨子「はい」
果南「そっか。私は秋って言ったらスポーツだなぁ。ね、ダイヤ?」
ダイヤ「果南さんはそうでしょうね」
43: 2017/10/15(日) 20:08:10.72 ID:cAZB9rKvO
梨子「出来た!」
果南「へぇ~」
ダイヤ「私ももう動いていいですか?」
梨子「はい。ありがとうございました。お陰で良い作品が描けました」
果南「どれどれ………わぉ、確かに凄い」
ダイヤ「じゃあ、私も………え?」
梨子「どうですか?」
果南「え?…あ~…うん。良いと思うよ」
梨子「本当?」
果南「う、うん」
ダイヤ「あの…」
梨子「はい?」
ダイヤ「私ってこんなですか?」
果南「へぇ~」
ダイヤ「私ももう動いていいですか?」
梨子「はい。ありがとうございました。お陰で良い作品が描けました」
果南「どれどれ………わぉ、確かに凄い」
ダイヤ「じゃあ、私も………え?」
梨子「どうですか?」
果南「え?…あ~…うん。良いと思うよ」
梨子「本当?」
果南「う、うん」
ダイヤ「あの…」
梨子「はい?」
ダイヤ「私ってこんなですか?」
44: 2017/10/15(日) 20:16:14.07 ID:cAZB9rKvO
梨子「え?どう言う事ですか?」
ダイヤ「いえ…これ…私ですよね?」
梨子「はい。そうですけど?」
ダイヤ「そうですか………。私ってこんなですか?私ってこんな感じなのですか?果南さん?」
果南「え?…えっと…」
ダイヤ「似てない…似てないですわよね?」
果南「あ~…うん。そうだね」
梨子「え?似てないですか?結構自信あったんだけど…」
果南「いや…うん。上手だと思うよ?うん、上手上手!」
ダイヤ「え?って事はやっぱり私って…」
果南「いやいや…あれでしょ?梨子ちゃんってアレだよね?ピカソ的な画風とか?」
梨子「いいえ?違いますけど」
果南「あっ…そうなんだ」
梨子「え?それって、私の絵が下手って…」
果南「ううん。そんな事はないよ」
ダイヤ「いえ…これ…私ですよね?」
梨子「はい。そうですけど?」
ダイヤ「そうですか………。私ってこんなですか?私ってこんな感じなのですか?果南さん?」
果南「え?…えっと…」
ダイヤ「似てない…似てないですわよね?」
果南「あ~…うん。そうだね」
梨子「え?似てないですか?結構自信あったんだけど…」
果南「いや…うん。上手だと思うよ?うん、上手上手!」
ダイヤ「え?って事はやっぱり私って…」
果南「いやいや…あれでしょ?梨子ちゃんってアレだよね?ピカソ的な画風とか?」
梨子「いいえ?違いますけど」
果南「あっ…そうなんだ」
梨子「え?それって、私の絵が下手って…」
果南「ううん。そんな事はないよ」
45: 2017/10/15(日) 20:24:43.87 ID:cAZB9rKvO
ダイヤ「じゃあ…」
果南「大丈夫だってば。ダイヤは心配性だなぁ」
ダイヤ「いや、心配にもなりますわ。その絵の通りだとしたら心配になるでしょう?」
果南「安心しなって。絵の通りじゃないからさ」
梨子「え?そっくりに描けてないですか?」
果南「え?そっくり、そっくり。そっくりだよ。もう、本物のダイヤがいるのかと思っちゃったよ」
ダイヤ「やっぱりそっくりなんじゃないですか」
果南「いやぁ…そうじゃなくってさ…あれだよ」
ダイヤ「どれですか」
果南「普段鏡で見てる自分と周りから見てる自分は違うって言うでしょ?」
ダイヤ「って事は…」
果南「いや…違うなぁ。これだとフォローになってないなぁ」
果南「大丈夫だってば。ダイヤは心配性だなぁ」
ダイヤ「いや、心配にもなりますわ。その絵の通りだとしたら心配になるでしょう?」
果南「安心しなって。絵の通りじゃないからさ」
梨子「え?そっくりに描けてないですか?」
果南「え?そっくり、そっくり。そっくりだよ。もう、本物のダイヤがいるのかと思っちゃったよ」
ダイヤ「やっぱりそっくりなんじゃないですか」
果南「いやぁ…そうじゃなくってさ…あれだよ」
ダイヤ「どれですか」
果南「普段鏡で見てる自分と周りから見てる自分は違うって言うでしょ?」
ダイヤ「って事は…」
果南「いや…違うなぁ。これだとフォローになってないなぁ」
46: 2017/10/15(日) 20:57:56.59 ID:cAZB9rKvO
ダイヤ「結局のところどうなんですの?」
果南「う~ん…」
梨子「……」
果南「まあ、人それぞれって事で」
ダイヤ「え?」
梨子「どう言う事ですか?」
果南「人それぞれって事でさ!ね?」
梨子「いやいや、全然分からないですけど」
ダイヤ「どう言う事なんです?」
果南「うん。人それぞれって事で。私はもう行くからさ。屋上で待ってるよ」
ガチャ
梨子「ですって……」
ダイヤ「ええ」
果南「う~ん…」
梨子「……」
果南「まあ、人それぞれって事で」
ダイヤ「え?」
梨子「どう言う事ですか?」
果南「人それぞれって事でさ!ね?」
梨子「いやいや、全然分からないですけど」
ダイヤ「どう言う事なんです?」
果南「うん。人それぞれって事で。私はもう行くからさ。屋上で待ってるよ」
ガチャ
梨子「ですって……」
ダイヤ「ええ」
47: 2017/10/15(日) 20:58:31.00 ID:cAZB9rKvO
「ババ抜き」
48: 2017/10/15(日) 21:06:40.06 ID:cAZB9rKvO
海未「次こそ勝ちます」
ことり「えー、まだやるのぉ」
海未「勝つまでやります」
ことり「えーん。穂乃果ちゃん」
希(まだやるんや…。勝つまでって…どこのガキ大将や。今日はここに泊まるつもりなんかな?)
海未「では、私から引きます」
シュッ
海未「Qがいきなり揃いました」
希(そらそうやろ。二人なんやから…そう言う発言は穂乃果ちゃんや凛ちゃんの専売特許やろ)
ことり「じゃあ、次は私が…えいっ」
シュッ
ことり「…はい。揃いました」
海未「なかなかやりますね」
希(だいたいババ抜きって二人でやるもんやないやろ。気づかないのかなる)
ことり「えー、まだやるのぉ」
海未「勝つまでやります」
ことり「えーん。穂乃果ちゃん」
希(まだやるんや…。勝つまでって…どこのガキ大将や。今日はここに泊まるつもりなんかな?)
海未「では、私から引きます」
シュッ
海未「Qがいきなり揃いました」
希(そらそうやろ。二人なんやから…そう言う発言は穂乃果ちゃんや凛ちゃんの専売特許やろ)
ことり「じゃあ、次は私が…えいっ」
シュッ
ことり「…はい。揃いました」
海未「なかなかやりますね」
希(だいたいババ抜きって二人でやるもんやないやろ。気づかないのかなる)
49: 2017/10/15(日) 21:09:01.98 ID:cAZB9rKvO
海未「では…」
シュッ
ことり「えいっ」
シュッ
海未「…」
シュッ
ことり「えいっ」
シュッ
希(これ絶対楽しくないやろ…。カード引いて捨てる作業をしてるだけやん。駆け引きも何もないやん)
シュッ
ことり「えいっ」
シュッ
海未「…」
シュッ
ことり「えいっ」
シュッ
希(これ絶対楽しくないやろ…。カード引いて捨てる作業をしてるだけやん。駆け引きも何もないやん)
50: 2017/10/15(日) 21:17:06.24 ID:cAZB9rKvO
海未「これです」
シュッ
ことり「えいっ」
海未「今度は…これを…」
シュッ
ことり「えいっ」
希(ことりちゃん、さっきからえいっしか言ってないやん)
海未「均衡して来ましたね」
希(最初から均衡してるけどな…。海未ちゃんの頭の中どうなってるんやろう。最初の頃はあんな事言ってなかったのに)
海未「ふふふっ。さあ、残るはジョーカーを合わせて3枚ですね」
ことり「こっちかな~」
海未「くっ」ぐぬぬ
ことり「こっちは」
海未「ほっ」
ことり「こっちは…」
海未「なっ」
希(実はことりちゃん楽しんでるやろ。海未ちゃんの表情がコロコロ変わるのを見て楽しんでるやろ)
ことり「ごめん」
海未「なぁぁぁ」
希(そして絶対に負けてあげないと…)
シュッ
ことり「えいっ」
海未「今度は…これを…」
シュッ
ことり「えいっ」
希(ことりちゃん、さっきからえいっしか言ってないやん)
海未「均衡して来ましたね」
希(最初から均衡してるけどな…。海未ちゃんの頭の中どうなってるんやろう。最初の頃はあんな事言ってなかったのに)
海未「ふふふっ。さあ、残るはジョーカーを合わせて3枚ですね」
ことり「こっちかな~」
海未「くっ」ぐぬぬ
ことり「こっちは」
海未「ほっ」
ことり「こっちは…」
海未「なっ」
希(実はことりちゃん楽しんでるやろ。海未ちゃんの表情がコロコロ変わるのを見て楽しんでるやろ)
ことり「ごめん」
海未「なぁぁぁ」
希(そして絶対に負けてあげないと…)
51: 2017/10/15(日) 21:17:41.78 ID:cAZB9rKvO
「ラーメン屋」
52: 2017/10/15(日) 21:24:15.93 ID:cAZB9rKvO
絵里「さあ、ここよ」
凛「こんな所にラーメン屋さんがあったんだね」
絵里「ええ。凛がラーメンを好きって花陽から聞いて連れて来てあげたいなって思ってたのよ」
凛「そうだったんだ」
花陽「うん。でも、絵里先輩が一緒にラーメン屋さんに行こうって言うから私ちょっと…びっくりしちゃった」
絵里「そう?」
花陽「はい。絵里先輩って…その…あんまりラーメンを頬張ってる姿がイメージ出来ないって言うか…」
凛「あ~絵里先輩ってなんか…えっと…オフィスレディぽい感じがするもんね?」
絵里「え?OL?」
花陽「キャリアウーマンだと思います…多分…」
凛「そうそう。それにゃ。なんか毎日キャビアとか食べてそうにゃ」
絵里「それってどう言うイメージよ…私に対してもキャリアウーマンに対しても…」
凛「こんな所にラーメン屋さんがあったんだね」
絵里「ええ。凛がラーメンを好きって花陽から聞いて連れて来てあげたいなって思ってたのよ」
凛「そうだったんだ」
花陽「うん。でも、絵里先輩が一緒にラーメン屋さんに行こうって言うから私ちょっと…びっくりしちゃった」
絵里「そう?」
花陽「はい。絵里先輩って…その…あんまりラーメンを頬張ってる姿がイメージ出来ないって言うか…」
凛「あ~絵里先輩ってなんか…えっと…オフィスレディぽい感じがするもんね?」
絵里「え?OL?」
花陽「キャリアウーマンだと思います…多分…」
凛「そうそう。それにゃ。なんか毎日キャビアとか食べてそうにゃ」
絵里「それってどう言うイメージよ…私に対してもキャリアウーマンに対しても…」
54: 2017/10/15(日) 21:27:19.64 ID:cAZB9rKvO
凛「まあ、いいや。早速行くにゃ~」
店員「いらっしゃい」
凛「わぁ。良い匂いがするにゃ~」
花陽「お腹が空いてきちゃいましたぁ」
絵里「ここはね、塩ラーメンが凄く美味しいのよ!」
凛「へ~そうなんだぁ」
絵里「ええ。とっても美味しいんだから」
凛「あ~そんな話しを聞いたら凛もお腹が空いて来ちゃうよ」
絵里「じゃあ、頼みましょうか」
店員「いらっしゃい」
凛「わぁ。良い匂いがするにゃ~」
花陽「お腹が空いてきちゃいましたぁ」
絵里「ここはね、塩ラーメンが凄く美味しいのよ!」
凛「へ~そうなんだぁ」
絵里「ええ。とっても美味しいんだから」
凛「あ~そんな話しを聞いたら凛もお腹が空いて来ちゃうよ」
絵里「じゃあ、頼みましょうか」
55: 2017/10/15(日) 21:32:57.37 ID:cAZB9rKvO
店員「なんにしましょう?」
凛「凛は…味噌ラーメン!あっ、チャーシューもトッピングお願いします」
絵里「え?」
花陽「あっ…私は塩ラーメン…とご飯を…」
凛「かよちんご飯も食べるんだ」
花陽「う、うん」
絵里「私も塩ラーメンをお願いします」
店員「はい。味噌チャーシュートッピング一丁、塩二丁。それからご飯も」
凛「凛は…味噌ラーメン!あっ、チャーシューもトッピングお願いします」
絵里「え?」
花陽「あっ…私は塩ラーメン…とご飯を…」
凛「かよちんご飯も食べるんだ」
花陽「う、うん」
絵里「私も塩ラーメンをお願いします」
店員「はい。味噌チャーシュートッピング一丁、塩二丁。それからご飯も」
56: 2017/10/15(日) 21:36:40.37 ID:cAZB9rKvO
凛「うわぁ~楽しみにゃ~」
絵里「あの…凛?」
凛「はい?」
絵里「えっと…味噌ラーメンにしたの?」
凛「うん。凛、味噌ラーメンが食べたいなぁって」
絵里「そうなんだ」
凛「うん、そうだよ」
絵里「ふ~ん」
凛「ん?」
絵里「あの…ここは塩ラーメンが美味しいって…」
凛「うん。絵里先輩は塩ラーメンだもんね」
絵里「え、ええ」
絵里「あの…凛?」
凛「はい?」
絵里「えっと…味噌ラーメンにしたの?」
凛「うん。凛、味噌ラーメンが食べたいなぁって」
絵里「そうなんだ」
凛「うん、そうだよ」
絵里「ふ~ん」
凛「ん?」
絵里「あの…ここは塩ラーメンが美味しいって…」
凛「うん。絵里先輩は塩ラーメンだもんね」
絵里「え、ええ」
57: 2017/10/15(日) 21:41:33.81 ID:cAZB9rKvO
凛「かよちんも塩ラーメンだったよね?」
花陽「う、うん」
絵里「あの…私は…凛にもここの塩ラーメンを食べて欲しくって…」
凛「え?そうなんですか?凛、気付かなくって…」
絵里「だ、大丈夫よ」
凛「本当ですか?」
絵里「ええ…よく見たらここのオススメ味噌ラーメンって書いてあるし…知らなかったわ」
凛「…」
花陽「…」
絵里「あっ、私御手洗い行ってくるわ」
花陽「はい」
凛「ごゆっくり」
絵里「え?」
凛「あっ、間違えました」
花陽「う、うん」
絵里「あの…私は…凛にもここの塩ラーメンを食べて欲しくって…」
凛「え?そうなんですか?凛、気付かなくって…」
絵里「だ、大丈夫よ」
凛「本当ですか?」
絵里「ええ…よく見たらここのオススメ味噌ラーメンって書いてあるし…知らなかったわ」
凛「…」
花陽「…」
絵里「あっ、私御手洗い行ってくるわ」
花陽「はい」
凛「ごゆっくり」
絵里「え?」
凛「あっ、間違えました」
58: 2017/10/15(日) 21:46:06.30 ID:cAZB9rKvO
凛「かよちん、どうしよう?」
花陽「え?」
凛「絵里先輩、凛に塩ラーメン食べて欲しかったんだって」
花陽「う、うん。そうだね…」
凛「凛気づかなかったよ」
花陽「そ、そうなんだ」
凛「どうしよう?絵里先輩落ち込んでるかな?」
花陽「だ、大丈夫じゃないかな?」
凛「でも、心なしか落ち込んでる様に見えたにゃ」
花陽「大丈夫だよ。そんな事ないよ」
凛「でも…凛が塩ラーメンを頼んでれば…」
絵里「お待たせ」
花陽「あっ、絵里先輩」
花陽「え?」
凛「絵里先輩、凛に塩ラーメン食べて欲しかったんだって」
花陽「う、うん。そうだね…」
凛「凛気づかなかったよ」
花陽「そ、そうなんだ」
凛「どうしよう?絵里先輩落ち込んでるかな?」
花陽「だ、大丈夫じゃないかな?」
凛「でも、心なしか落ち込んでる様に見えたにゃ」
花陽「大丈夫だよ。そんな事ないよ」
凛「でも…凛が塩ラーメンを頼んでれば…」
絵里「お待たせ」
花陽「あっ、絵里先輩」
59: 2017/10/15(日) 21:56:04.93 ID:cAZB9rKvO
凛「絵里先輩ごめんなさい」
絵里「え?何が?」
凛「凛、絵里先輩が塩ラーメン食べたいのに味噌ラーメン食べちゃってごめんなさい」
絵里「な、何?どう言う事?」
花陽「凛ちゃん、焦って言ってることが意味わからなくなっちゃってるよ?」
凛「絵里先輩が塩ラーメンが美味しいって教えてくれたのに味噌ラーメンを頼んじゃったので」
絵里「そんな事…バカね…気にする事ないのよ?本当の事言うと塩ラーメンでも味噌ラーメンでもなんだっていいんだから。あなた達と一緒に食事に行きたかっただけなんだから」
花陽「絵里先輩…」
凛「絵里先輩…」
絵里「ふふっ、あなた達と早く仲良くなりたいなって」
凛「絵里せんぱーい。一生ついて行きます」
絵里「もう、大袈裟よ」
店員「味噌ラーメンのお客様?」
凛「あっ、味噌ラーメン来たにゃ~」
絵里「切り替え早いわね…」
絵里「え?何が?」
凛「凛、絵里先輩が塩ラーメン食べたいのに味噌ラーメン食べちゃってごめんなさい」
絵里「な、何?どう言う事?」
花陽「凛ちゃん、焦って言ってることが意味わからなくなっちゃってるよ?」
凛「絵里先輩が塩ラーメンが美味しいって教えてくれたのに味噌ラーメンを頼んじゃったので」
絵里「そんな事…バカね…気にする事ないのよ?本当の事言うと塩ラーメンでも味噌ラーメンでもなんだっていいんだから。あなた達と一緒に食事に行きたかっただけなんだから」
花陽「絵里先輩…」
凛「絵里先輩…」
絵里「ふふっ、あなた達と早く仲良くなりたいなって」
凛「絵里せんぱーい。一生ついて行きます」
絵里「もう、大袈裟よ」
店員「味噌ラーメンのお客様?」
凛「あっ、味噌ラーメン来たにゃ~」
絵里「切り替え早いわね…」
60: 2017/10/15(日) 21:58:13.57 ID:cAZB9rKvO
「クッキング」
61: 2017/10/15(日) 22:04:05.07 ID:cAZB9rKvO
海未「ことうみクッキング~」
ことり「イェーイ。ゲストの穂乃果ちゃんでーす」
穂乃果「イェーイ。ゲストって言うと何回かやってるみたいだね」
海未「そうですね」
穂乃果「で、今日は何を作るのかな?」
海未「今日は餃子を作ります」
穂乃果「おぉ!海未ちゃんの得意料理だね」
ことり「私はあんまり作った事ないなぁ」
海未「ことりはどっちかと言うとお菓子やケーキを作るのが得意ですものね」
ことり「うん」
ことり「イェーイ。ゲストの穂乃果ちゃんでーす」
穂乃果「イェーイ。ゲストって言うと何回かやってるみたいだね」
海未「そうですね」
穂乃果「で、今日は何を作るのかな?」
海未「今日は餃子を作ります」
穂乃果「おぉ!海未ちゃんの得意料理だね」
ことり「私はあんまり作った事ないなぁ」
海未「ことりはどっちかと言うとお菓子やケーキを作るのが得意ですものね」
ことり「うん」
62: 2017/10/15(日) 22:10:14.79 ID:cAZB9rKvO
海未「では、先ずは材料から。ひき肉、キャベツ、ニラ………それからニンニク…」
ことり「え?」
海未「なんですか?」
ことり「ニンニク入れるの?」
海未「餃子ですから」
ことり「ニンニク無しには出来ないの?」
海未「出来ますけど…今回はニンニクを入れますよ」
ことり「私…」
穂乃果「あっ、そっか」
海未「知ってます。ことりはニンニクが苦手なんですよね?でも、大丈夫です。この餃子はニンニクが苦手な人でも食べれますから」
ことり「そうなんだ」
海未「はい」
ことり「分かりました」
海未「流石はことり」
ことり「そう言えば、今日の乾杯はコーラでいいよね?」
海未「いや…急になんです?私が炭酸飲めないの知ってますよね?」
ことり「え?」
海未「なんですか?」
ことり「ニンニク入れるの?」
海未「餃子ですから」
ことり「ニンニク無しには出来ないの?」
海未「出来ますけど…今回はニンニクを入れますよ」
ことり「私…」
穂乃果「あっ、そっか」
海未「知ってます。ことりはニンニクが苦手なんですよね?でも、大丈夫です。この餃子はニンニクが苦手な人でも食べれますから」
ことり「そうなんだ」
海未「はい」
ことり「分かりました」
海未「流石はことり」
ことり「そう言えば、今日の乾杯はコーラでいいよね?」
海未「いや…急になんです?私が炭酸飲めないの知ってますよね?」
63: 2017/10/15(日) 22:19:04.51 ID:cAZB9rKvO
ことり「でも…海未ちゃんも私がニンニク食べれないの知ってるよね?」
海未「ですから…大丈夫ですから」
ことり「じゃあ、コーラも大丈夫だよ。いつかは炭酸抜けるから」
海未「いつかは抜けるでしょうね。いつかは…」
穂乃果「炭酸が抜けたコーラって絶対に不味いよね」
ことり「海未ちゃん。ニンニクはやめようよ。あとニラもやめよう?」
海未「しかし…レシピもそうなっていますし」
ことり「大丈夫だとおもうけどなぁ。それに私達一応スクールアイドルなんだよ?」
海未「それは…ですけど…やはりこの餃子はニンニクが肝で」
ことり「じゃあ、乾杯はコーラでやります」
海未「しかし…」
穂乃果「餃子なんだから両方作ればいいのに……」
ことり「じゃあ、ババ抜きで決めようよ」
海未「なるほど。いいでしょう。部室に希が居たはずです」
穂乃果「あっ、ニンニク抜きで決定だね。希ちゃんが持ってるのはタロットカードだよ」
海未「ですから…大丈夫ですから」
ことり「じゃあ、コーラも大丈夫だよ。いつかは炭酸抜けるから」
海未「いつかは抜けるでしょうね。いつかは…」
穂乃果「炭酸が抜けたコーラって絶対に不味いよね」
ことり「海未ちゃん。ニンニクはやめようよ。あとニラもやめよう?」
海未「しかし…レシピもそうなっていますし」
ことり「大丈夫だとおもうけどなぁ。それに私達一応スクールアイドルなんだよ?」
海未「それは…ですけど…やはりこの餃子はニンニクが肝で」
ことり「じゃあ、乾杯はコーラでやります」
海未「しかし…」
穂乃果「餃子なんだから両方作ればいいのに……」
ことり「じゃあ、ババ抜きで決めようよ」
海未「なるほど。いいでしょう。部室に希が居たはずです」
穂乃果「あっ、ニンニク抜きで決定だね。希ちゃんが持ってるのはタロットカードだよ」
64: 2017/10/15(日) 22:19:31.00 ID:cAZB9rKvO
完
65: 2017/10/15(日) 22:37:48.31 ID:mmxcQO94O
おつおつ
どれも面白かった
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